JP2020027159A - 地図表示システム、地図表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】新施設を効果的に利用者に認識させることができる可能性を高める技術の提供。【解決手段】地図情報に含まれない新施設を示す新施設情報を取得する新施設情報取得部と、前記地図情報に基づいて表示部に地図を表示させ、前記新施設の強調表示回数が閾値未満の場合は前記地図上において前記新施設を強調表示し、前記強調表示回数が前記閾値以上の場合は前記地図上において前記新施設を強調表示しない地図表示部と、を備える地図表示システムを構成する。【選択図】図1
Description
本発明は、地図表示システム、地図表示プログラムに関する。
従来、ナビゲーションシステムの地図表示において、新しい施設を一定期間だけ強調表示することが知られている(例えば特許文献1)。
しかし、一定期間内に新施設の周辺を頻繁に走行すると、当該新施設が毎回強調表示されることとなり、利用者が煩わしく感じる可能性がある。また、一定期間内に新施設の周辺を一度も走行しなければ、一定期間後に走行しても新施設は強調表示されないため、利用者が新施設の存在に気付かない可能性がある。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、新施設を効果的に利用者に認識させることができる可能性を高める技術の提供を目的とする。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、新施設を効果的に利用者に認識させることができる可能性を高める技術の提供を目的とする。
上記の目的を達成するため、地図表示システムは、地図情報に含まれない新施設を示す新施設情報を取得する新施設情報取得部と、地図情報に基づいて表示部に地図を表示させ、新施設の強調表示回数が閾値未満の場合は地図上において新施設を強調表示し、強調表示回数が閾値以上の場合は地図上において新施設を強調表示しない地図表示部と、を備える。
さらに、上記の目的を達成するため、地図表示プログラムは、コンピュータを、地図情報に含まれない新施設を示す新施設情報を取得する新施設情報取得部、地図情報に基づいて表示部に地図を表示させ、新施設の強調表示回数が閾値未満の場合は地図上において新施設を強調表示し、強調表示回数が閾値以上の場合は地図上において新施設を強調表示しない地図表示部、として機能させる。
すなわち、地図表示システム、地図プログラムでは、新施設の強調表示回数をカウントし、新施設の強調表示回数が閾値未満の場合に新施設を強調表示し、強調表示回数が閾値以上の場合は強調表示しない。従って、閾値より多く強調表示されることがないため、利用者が頻繁に同じ新施設の強調表示を目にすることによって煩わしく感じる可能性を低減できる。また、新施設が出現してからある程度の期間が過ぎていたとしても、強調表示回数が閾値未満であれば新施設が強調表示されるため、利用者が新施設の存在に気付かない可能性を低減できる。従って本構成によれば、新施設を効果的に利用者に認識させることができる可能性を高めることができる。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)ナビゲーションシステムの構成:
(2)地図表示処理:
(3)他の実施形態:
(1)ナビゲーションシステムの構成:
(2)地図表示処理:
(3)他の実施形態:
(1)ナビゲーションシステムの構成:
図1は、本発明の一実施形態である地図表示システムとして機能するナビゲーションシステム10の構成を示すブロック図である。ナビゲーションシステム10は、CPU、RAM、ROM等を備える制御部20を備えており、制御部20は、当該ROMや記録媒体30に記録された所望のプログラムを実行することができる。本実施形態においては、このプログラムの一つとして地図表示プログラム21を実行可能である。当該地図表示プログラム21は、道路や道路周辺の地物等の施設を含む地図を表示させる機能を制御部20に実現させることができる。
図1は、本発明の一実施形態である地図表示システムとして機能するナビゲーションシステム10の構成を示すブロック図である。ナビゲーションシステム10は、CPU、RAM、ROM等を備える制御部20を備えており、制御部20は、当該ROMや記録媒体30に記録された所望のプログラムを実行することができる。本実施形態においては、このプログラムの一つとして地図表示プログラム21を実行可能である。当該地図表示プログラム21は、道路や道路周辺の地物等の施設を含む地図を表示させる機能を制御部20に実現させることができる。
記録媒体30には地図情報30aが予め記録されている。地図情報30aは、車両が走行する道路上に設定されたノードの位置等を示すノードデータ、ノード間の道路の形状を特定するための形状補間点の位置等を示す形状補間点データ、ノード同士の連結を示すリンクデータ、建築物や店舗等の地物を示す施設データ等を含んでいる。本実施形態においては、建築物や店舗等の地物を施設と呼ぶ。施設データには、位置、形状、名称、ジャンル、住所、電話番号等が含まれる。また、本実施形態においては、施設をユニークに特定するための施設IDが各施設に対応づけられている。
本実施形態において、地図情報30aはナビゲーションシステム10の運用過程で更新され得る。すなわち、新しい施設が現れた場合、新施設を示す新施設情報に基づいて地図情報30aの施設データが更新される。本実施形態において、新施設情報には、施設ID、位置、形状、名称、ジャンル、住所、電話番号等が含まれる。
さらに、記録媒体30には、運用過程で施設ID情報30bが記録される。施設ID情報30bは、新施設の施設IDおよび強調表示回数を含んでいる。施設IDは、地図情報30aの施設データに記録される施設の施設IDと対応する。すなわち、上述のように、新施設情報によって地図情報30aが更新された場合、新施設の施設IDが新施設情報から抽出され、施設ID情報30bとして記録媒体30に記録される。またこの際、施設IDに対応付けて、当該新施設の強調表示回数が0に初期化されて施設ID情報30bとして記録媒体30に記録される。
また本実施形態において、車両の走行過程で、車両の走行履歴情報30cが順次記録されていく。本実施形態において走行履歴情報30cは、車両の走行履歴を示す情報である。走行履歴情報30cは、一定間隔毎の車両の位置と、各位置に車両が存在した時刻とを含む。走行履歴情報30cに基づいて制御部20は、車両が過去に通行した道路区間の通行頻度を特定可能である。本実施形態においては、単位時間当たりの通行回数を通行頻度として扱う。
ナビゲーションシステム10が利用される車両は、GNSS受信部41と車速センサ42とジャイロセンサ43と通信部44とユーザI/F部45とを備えている。GNSS受信部41は、Global Navigation Satellite Systemの信号を受信する装置であり、航法衛星からの電波を受信し、図示しないインタフェースを介して車両の現在位置を算出するための信号を出力する。制御部20は、この信号を取得して車両の現在位置を取得する。車速センサ42は、車両が備える車輪の回転速度に対応した信号を出力する。制御部20は、図示しないインタフェースを介してこの信号を取得し、車速を取得する。ジャイロセンサ43は、車両の水平面内の旋回についての角加速度を検出し、車両の向きに対応した信号を出力する。制御部20は、この信号を取得して車両の進行方向を取得する。車速センサ42およびジャイロセンサ43等は、車両の走行軌跡を特定するために利用され、本実施形態においては、車両の出発地と走行軌跡とに基づいて現在位置が特定され、当該出発地と走行軌跡とに基づいて特定された車両の現在位置がGNSS受信部41の出力信号に基づいて補正される。
通信部44は、ナビゲーションシステム10の外部に存在する新施設情報管理システム50と無線によって通信を行うための回路を備えている。新施設情報管理システム50は、ナビゲーションシステム10の地図情報30aのバージョン管理を行うシステムである。新施設情報管理システム50は、新施設が新たに登録された場合、新施設を示す新施設情報を生成し、ナビゲーションシステム10の要求に応じてナビゲーションシステム10に対して送信する。制御部20は、通信部44を介して新施設情報管理システム50から新施設情報を取得し、地図情報30aへのマージと施設ID情報30bの記録を行う。
ユーザI/F部45は、利用者の指示を入力し、また利用者に各種の情報を提供するためのインタフェース部である。本実施形態においてユーザI/F部45は、図示しないタッチパネルディスプレイからなる入力部を兼ねた表示部やスピーカー等の出力音の出力部を備えている。
本実施形態における地図表示プログラム21は、地図表示を行う機能を制御部20に実現させるため、新施設情報取得部21aと地図表示部21bとを備えている。新施設情報取得部21aは、地図情報30aに含まれない新施設を示す新施設情報を取得する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。すなわち、制御部20は、予め決められたトリガに応じて通信部44を介して新施設情報管理システム50に対して、新施設情報が新たに生成されたか否かを問い合わせる。地図情報30aにマージされていない新施設情報が存在する場合、新施設情報管理システム50は制御部20の問い合わせに対する返答としてマージされていない施設を示す情報(新施設情報)を送信する。
新施設情報管理システム50から新施設情報を取得すると、制御部20は地図情報30aの施設データを更新する。すなわち制御部20は、地図情報30aの施設データに、新施設情報に基づいて新施設のデータを追加する。あるいは制御部20は、新施設情報に基づいて地図情報30aの施設データの一部を変更する。なお、例えば閉鎖された施設を示す閉鎖施設情報が新施設情報とともに送信される場合、閉鎖施設情報に基づいて地図情報30aの施設データにおける閉鎖施設が削除される。
さらに、制御部20は、新施設情報から施設IDを抽出し、施設ID情報30bとして記録媒体30に記録する。また、制御部20は、施設IDに対応付けて強調表示回数「0」を記録する。強調表示回数は、新施設を強調表示した回数であり、新施設毎にカウントされ回数が保持される。
地図表示部21bは、地図情報30aに基づいて表示部に地図を表示させ、新施設の強調表示回数が閾値未満の場合に地図上において新施設を強調表示し、強調表示回数が閾値以上の場合には新施設を強調表示しない機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。制御部20は、記録媒体30に記録された地図情報30aを参照し、表示対象領域(本実施形態においては、車両の現在地を含む領域)の地図の画像をRAMに描画する。この状態で、制御部20が、ユーザI/F部45の表示部に対して当該画像を示すデータおよび制御信号を出力すると、表示部には、表示対象領域の地図が表示される。本実施形態において、地図を構成する各施設のデフォルトの表現態様は予め決められている。例えば、施設のジャンルや店舗の種類毎に予め用意されたアイコンで地図を示す画像が描画される。
一方、地図に新施設が含まれる場合、当該新施設の強調表示回数が閾値未満であれば、制御部20は、当該新施設の表示態様をデフォルトの態様ではなく強調された態様にする。当該施設の強調表示回数が閾値に達していれば、制御部20は、それ以上当該新施設を強調表示しない(デフォルトの表示態様で表示する)。新施設を強調表示するための態様は、例えば、施設のアイコンをデフォルトの大きさよりも大きく表示したり、アイコンを点滅表示したり、新施設の形状(敷地や建物の形状)を示す図形の色を目立つ色で表示したり、新施設であることを示す文言等が記入された吹き出しを表示する等のように予め決められている。本実施形態においては、新施設の建物の形状を示す図形の輪郭線の色をデフォルトの色よりも目立つ色でかつ太くし、新施設であることを示す文言が記入された吹き出しを当該図形に付す構成を採用する。
制御部20は、施設ID情報30bに記述された施設IDの施設が表示対象領域に含まれるか否かを地図情報30aが示す各施設の位置に基づいて判定する。そして、施設ID情報30bに記述された施設IDの新施設が表示対象領域に含まれ、かつ、当該新施設の強調表示回数が閾値未満の場合、制御部20は、当該新施設を予め決められた強調表示の態様で強調した画像をRAMに描画する。この状態で制御部20が、RAMに描画された画像を表示するための制御信号をユーザI/F部45の表示部に対して出力すると、表示部においては、新施設が強調表示された地図が表示される。
本実施形態においては、車両の移動に伴って表示された現在地を含む地図上に新施設が位置する場合に、当該新施設の強調表示回数がカウントアップされる。すなわち、制御部20は、車両の移動に伴って車両の現在地を含む地図の表示対象領域が変化する際に、強調表示対象の新施設が地図の表示対象領域内となってから表示対象領域外となるまでを1回として強調表示回数をカウントアップする。強調表示対象の新施設は、表示対象領域となってから表示対象領域外となるまで、強調表示される。また本実施形態においては、車両の移動に伴わずに地図の表示対象領域が変化する場合(例えば利用者の操作に応じて変化する場合等)は、表示対象領域に含まれる新施設の強調表示回数をカウントアップしない。
仮に、車両の移動を伴わずに変化した表示対象領域に新施設が含まれる場合にも強調表示回数をカウントアップする構成の場合、実際に車両が新施設のそばを閾値回数通行するよりも先に強調表示回数が閾値に達する可能性がある。その場合、実際に車両が新施設のそばを通行する際に新施設が強調表示されないため、新施設の位置が利用者に認識されづらい(新施設に立ち寄りにくい)という問題が生じる。本実施形態のように、車両の移動に伴って表示された現在地を含む地図上に強調表示対象の新施設が位置する場合に強調表示回数をカウントアップし、現在地を含まない地図上に新施設が位置する場合にはカウントアップしないことにより、上述の問題を回避可能である。なお、車両の現在地を含まない地図上に強調表示回数が閾値未満の新施設が位置する場合、当該新施設は強調表示されてもよいし、されなくてもよい(ただし、強調表示されたとしても上述のように本実施形態においては例外的に強調表示回数をカウントアップしない)。
以上の構成によれば、地図が表示される際、地図上に位置する新施設の強調表示回数が閾値未満であれば地図上で新施設が強調表示される。また、新施設の強調表示回数が閾値に達して以降は地図上に新施設が位置したとしても新施設は強調表示されない。従って、閾値より多く強調表示されることがないため、利用者が頻繁に同じ新施設の強調表示を目にすることによって煩わしく感じる可能性を低減できる。また、新施設が出現してからある程度の期間が過ぎていたとしても強調表示回数がまだ閾値未満であれば、新施設が強調表示されるため、利用者が新施設の存在に気付かない可能性を低減できる。従って本構成によれば、新施設を効果的に利用者に認識させることができる可能性を高めることができる。
なお、強調表示回数と比較する閾値は、新施設毎に可変となりうる。本実施形態においては、新施設の付近を通行する通行頻度に応じて、当該新施設の強調表示回数の閾値が設定される。すなわち、通行頻度が第1頻度である範囲に新施設が位置する場合は、通行頻度が第1頻度より小さい第2頻度である範囲に新施設が位置する場合と比較すると、閾値が大きい値に設定される。なお本実施形態においては、通行頻度が第1頻度である範囲は、表示頻度が第1頻度である範囲と言い換えることができる。また、通行頻度が第2頻度である範囲は、表示頻度が第2頻度である範囲と言い換えることができる。
図2は、破線で囲まれる領域A1内に存在する道路の通行頻度例を示す模式図である。なお同図において、Aは自宅、Bは平日出勤する勤務先、Cは主に週末利用する商業施設を想定している。制御部20は、走行履歴情報30cを参照し、過去の任意期間(例えば車両購入時から現在まで)に通行した道路区間を特定する。制御部20は、特定された各道路区間の当該任意期間の通行回数と、当該任意期間の長さとから各道路区間の通行頻度を取得する。
図2において、領域A1内に示す実線は道路を示している。道路区間を示す実線の太さは3種類ある。最も太い実線で示される道路区間はナビゲーションシステム10を搭載した車両の通行頻度が第1閾値頻度より大きい道路区間であることを示している。2番目に太い実線で示される道路区間は車両の通行頻度が第1閾値頻度以下でかつ第2閾値頻度(<第1閾値頻度)より大きい道路区間を示している。最も細い実線で示される道路区間は車両の通行頻度が第2閾値頻度以下である道路区間を示している。
制御部20は、通行頻度が第1閾値頻度より大きい道路区間について、当該道路区間を含む既定幅の範囲(第1範囲)を設定する。既定幅は例えば、当該道路区間の走行に伴って車両の現在地を含む地図が表示される場合に、ユーザI/F部45の表示部に表示される可能性が高い範囲を想定してよい。例えば、当該道路区間を走行する際にナビゲーションシステム10において最も高頻度に選択されていた設定であって地図の表示対象領域に関連する設定に基づいて範囲が設定されてよい。地図の表示対象領域に関連する設定としては例えば、地図の縮尺や、ノースアップ/ヘディングアップ等を想定してよい。図2に示す濃い灰色(明度の低い灰色)の領域は、第1範囲を示している。
また制御部20は、通行頻度が第2閾値頻度より大きくかつ第1閾値頻度以下である道路区間について、当該道路区間を含む既定幅の範囲(第2範囲)を設定する。なお、第2範囲が第1範囲と一部重複する場合、重複部は第1範囲として扱われる。図2に示す薄い灰色(明度の高い灰色)の領域は第2範囲を示している。領域A1内の無着色の領域は、第1範囲でも第2範囲でもない範囲(第3範囲)を示している。第3範囲には、通行頻度が第2閾値頻度以下の道路区間を含む既定幅の範囲が含まれる。
すなわち、第1範囲は表示頻度が第1閾値頻度より大きい範囲に相当する。同様に、第2範囲は表示頻度が第2閾値頻度より大きくかつ第1閾値頻度以下である範囲に相当し、第3範囲は表示頻度が第2閾値頻度以下である範囲に相当する。
図2において、D、E、Fは新施設を示している。新施設Dは第1範囲に位置する。新施設Eは第2範囲に位置する。新施設Fは第3範囲に位置する。新施設D、E、Fの強調表示回数の閾値をそれぞれ順にTD、TE、TFとすると、制御部20は、TD>TE>TFとなるように値を設定する。具体的には、第1範囲(濃い灰色)は平日の5日間の自宅A〜勤務先Bの往復時にユーザI/F部45の表示部に表示されることが想定されるため、TDには例えば10回(期間にして1週間程度に相当)が設定されてよい。第2範囲(薄い灰色)は週末のいずれか1日における自宅A〜商業施設Cの往復時に表示部に表示されることが想定されるため、TEには例えば4回(期間にして2週間程度に相当)が設定されてよい。第3範囲(無着色)は、自宅Aからの遠近に関わらず普段ほとんど通行しない道路を通行する際に表示部に表示されることが想定されるため、TFには例えば2回が設定されてよい。
仮に、新施設Dの強調表示回数の閾値と新施設Fの強調表示回数の閾値とが同じであれば、新施設Fは強調表示回数が閾値回数に達するのに要する期間は新施設Dについて強調表示回数が閾値回数に達するのに要する期間よりも長期化する可能性が高い。その場合、新施設としての鮮度が失われた時期にも新施設Fが繰り返し強調表示されることとなる。本実施形態のように、新施設の周辺の通行頻度が第2頻度である場合は、周辺の通行頻度が第1頻度(>第2頻度)である場合より、当該新施設の強調表示回数の閾値を小さく設定することにより、このような現象を抑制できる。
(2)地図表示処理:
次に、地図表示処理について詳細に説明する。図3は、地図表示処理のフローチャートである。地図表示処理は、ナビゲーションシステム10において地図表示が要求される場合に既定周期ごとに繰り返し実行される。なお、本実施形態においては、新施設情報管理システム50への問い合わせや新施設情報の取得処理は、地図表示処理とは別に実施される。すなわち、制御部20は、新施設情報取得部21aの機能により、予め決められたトリガに応じて通信部44を介して新施設情報管理システム50に対して、新施設情報が新たに生成されたか否かを問い合わせる。地図情報30aにマージされていない新施設情報が存在する場合、制御部20は、地図情報30aにマージされていない新施設情報を取得し、地図情報30aへのマージと施設ID情報30bの更新を行う。
次に、地図表示処理について詳細に説明する。図3は、地図表示処理のフローチャートである。地図表示処理は、ナビゲーションシステム10において地図表示が要求される場合に既定周期ごとに繰り返し実行される。なお、本実施形態においては、新施設情報管理システム50への問い合わせや新施設情報の取得処理は、地図表示処理とは別に実施される。すなわち、制御部20は、新施設情報取得部21aの機能により、予め決められたトリガに応じて通信部44を介して新施設情報管理システム50に対して、新施設情報が新たに生成されたか否かを問い合わせる。地図情報30aにマージされていない新施設情報が存在する場合、制御部20は、地図情報30aにマージされていない新施設情報を取得し、地図情報30aへのマージと施設ID情報30bの更新を行う。
なお、制御部20は、走行履歴情報30cの記録処理を地図表示処理と並行して行う。また、制御部20は、新施設ごとの強調表示回数のカウントアップ処理を地図表示処理と並行して行う。強調表示回数のカウントアップ処理は、本実施形態においては、車両の移動に伴って車両の現在地を含む地図の表示対象領域が変化する際に、強調表示対象の新施設が地図の表示対象領域内となってから表示対象領域外となるまでを1回として強調表示回数をカウントアップする処理である。
地図表示処理においては、地図の表示対象領域が車両の現在地に応じて特定される。すなわち、制御部20は、GNSS受信部41,車速センサ42,ジャイロセンサ43の出力信号に基づいて車両の現在地を取得する。そして、制御部20は、車両の現在地が表示部の特定の位置に配置されるように、表示部における地図の表示対象領域を車両の現在地に応じて変化させる。
地図表示処理が開始されると、制御部20は、地図を描画する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、地図表示部21bの機能により、地図情報30aを参照し、表示対象領域に含まれる道路や施設等の位置を特定し、道路や施設を示す画像を含む地図の画像をRAMに描画する。なお、地図情報30aに新施設情報がマージ後であって、表示対象領域に新施設が含まれる場合、ステップS100では新施設は既存の施設と同様に一旦デフォルトの表示態様で描画される。
次に、制御部20は、地図表示部21bの機能により、施設ID情報30bを参照する(ステップS105)。すなわち、制御部20は、初期の地図情報30aに含まれていなかった施設の施設IDを示す情報を取得し、新施設として配信された施設を特定する。次に、制御部20は、地図表示部21bの機能により、地図内に新施設が存在するか否かを判定する(ステップS110)。すなわち、制御部20は、ステップS100で描画された地図の表示対象領域を特定し、地図情報30aを参照して当該表示対象領域内に存在する施設の施設IDを特定する。そして、当該表示対象領域内に存在する施設の施設IDとステップS105で取得された施設IDとが一致する場合、制御部20は、地図内に新施設が存在すると判定する。
ステップS110において、地図内に新施設が存在すると判定されない場合、制御部20はステップS150の処理を実行する。ステップS110において、地図内に新施設が存在すると判定される場合、制御部20は、地図表示部21bの機能により、新施設を取得する(ステップS115)。すなわち、制御部20は、ステップS110において地図内に存在すると判定された新施設を強調表示され得る新施設としてその施設IDを取得する。
次に、制御部20は、地図表示部21bの機能により、表示中の地図に含まれる道路区間の通行頻度に応じて第1〜第3範囲を設定する(ステップS120)。すなわち制御部20は、ステップS100で描画される地図の表示対象領域に含まれる道路区間の通行頻度を走行履歴情報30cに基づいて取得する。制御部20は、道路区間の通行頻度に応じて、地図の表示対象領域において上述の第1〜第3範囲を設定する。
次に、制御部20は、地図表示部21bの機能により、新施設が位置する範囲に応じた閾値を取得する(ステップS125)。すなわち、制御部20は、ステップS115で取得された新施設のうち、ステップS125〜S145のループ処理でまだ処理済みとなっていない新施設を処理対象とみなす。そして、制御部20は、地図情報30aの施設データを参照し、当該処理対象の新施設の施設IDに基づいて当該新施設の位置を特定し、当該新施設がステップS120で設定された第1〜第3範囲のいずれに位置するかを特定する。制御部20は、新施設が位置する範囲(第1〜第3範囲のいずれか)に応じた閾値を取得する。第1〜第3の範囲ごとに、新施設が位置する場合の当該新施設の強調表示回数の閾値が予め決められており、ステップS125では制御部20は範囲に応じた閾値を取得する。
次に、制御部20は、地図表示部21bの機能により、強調表示回数を取得する(ステップS130)。すなわち制御部20は、処理対象の新施設の強調表示回数を、当該新施設の施設IDをキーとして施設ID情報30bを参照し、取得する。
次に、制御部20は、地図表示部21bの機能により、強調表示回数が閾値未満であるか否かを判定する(ステップS135)。すなわち、制御部20は、処理対象の新施設の施設IDに対応づけて記録されている強調表示回数とステップS125で取得した閾値とを比較し、強調表示回数が閾値未満であるか否かを判定する。
ステップS135において、強調表示回数が閾値未満であると判定された場合、制御部20は、地図表示部21bの機能により、新施設を強調表示態様で描画する(ステップS140)。すなわち、制御部20は、処理対象の新施設に対応づけられた施設IDをキーにして地図情報30aを参照し、当該施設IDが対応づけられた施設を特定する。施設の種類毎の強調表示の態様は予め決められている。そこで、制御部20は、地図情報30aを参照し、施設IDに基づいて新施設の位置を特定し、当該位置の施設を予め決められた強調態様で強調した画像をRAMに描画する。
一方、ステップS135において、強調表示回数が閾値未満であると判定されない場合(すなわち既に強調表示回数が閾値に達している場合)、制御部20は、ステップS140をスキップする。次に、制御部20は、地図表示部21bの機能により、地図内に存在する全ての新施設を処理対象としたループ処理が終了したか否かを判定し(ステップS145)、ステップS145において、全ての新施設を処理対象としたループ処理が終了したと判定されるまでステップS125以降の処理を繰り返す。
ステップS145において地図内に存在する全ての新施設が処理済みであると判定されると、制御部20は地図表示部21bの機能により、描画内容を表示させる(ステップS150)。すなわち、制御部20は、ユーザI/F部45に制御信号を出力し、RAMの描画内容をユーザI/F部45の表示部に表示させる。この結果、ユーザI/F部45の表示部には、表示対象領域の地図が表示される。すなわち、ステップS140が実行された場合は、強調表示された新施設を含む地図が表示され、ステップS110において地図内に新施設が存在しないと判定された場合は、地図内の施設がデフォルトの表示態様で表示されることとなる。
図4Aおよび図4Bは、以上の処理によって、ユーザI/F部45の表示部に表示される地図の例を示している。図4Aの地図には、強調表示回数が閾値を超えていない新施設が含まれている。新施設の建物の形状を示す図形の輪郭線Db1は、既存の施設の建物の形状を示す図形の輪郭線(例えばXb1)よりも太く、かつ目立つ色で表示される。また、新施設の建物の形状を示す図形に、吹き出しが一部重ねて表示される。吹き出しの内部には、新施設であることを表す「New!」の文字と、施設名(施設D)が表示される。施設Dの強調表示回数が閾値に達している場合、図4Bに示すように、施設Dは既存の施設と同様にデフォルトの表示態様で表示される。
(3)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、新施設の強調表示回数が閾値未満の場合は地図上において新施設を強調表示し、強調表示回数が閾値を超えた場合は新施設を強調表示しない限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、ナビゲーションシステム10とともに移動する移動体は任意であり、車両であっても良いし、歩行者であっても良く、種々の例が想定される。また、地図表示システムは、車両等に搭載された装置であっても良いし、可搬型の端末によって実現される装置であっても良いし、複数の装置(例えば、クライアントとサーバ)によって実現されるシステムであっても良い。
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、新施設の強調表示回数が閾値未満の場合は地図上において新施設を強調表示し、強調表示回数が閾値を超えた場合は新施設を強調表示しない限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、ナビゲーションシステム10とともに移動する移動体は任意であり、車両であっても良いし、歩行者であっても良く、種々の例が想定される。また、地図表示システムは、車両等に搭載された装置であっても良いし、可搬型の端末によって実現される装置であっても良いし、複数の装置(例えば、クライアントとサーバ)によって実現されるシステムであっても良い。
さらに、地図表示システムを構成する新施設情報取得部21a、地図表示部21bの少なくとも一部が複数の装置に分かれて存在していても良い。むろん、上述の実施形態の一部の構成が省略されてもよいし、処理の順序が変動または省略されてもよい。
新施設情報取得部は、地図情報に含まれない新施設を示す新施設情報を取得することができればよい。すなわち、新施設情報取得部は、通信や記録媒体からの読み込み等によって既存の地図情報において施設として記録されていない施設である新施設を示す新施設情報を取得することができればよい。新施設情報の管理態様は、種々の態様を想定可能であり、地図情報に組み込まれてもよいし、地図情報と新施設情報とが別個に管理されてもよいし、新施設情報の一部が地図情報に組み込まれ、一部が地図情報と別個に管理されてもよい。施設は地図上に表示し得る任意の地物であり、種類は限定されない。このような施設としては、例えば、新たに建築された建築物、新規開店の店舗、新たに開通する道路等が挙げられる。新施設が道路である場合、地図情報のノードデータや形状補間点データ、リンクデータが更新され、道路ネットワークの変化を含めた状態で新施設を示す情報が追加される。
新施設情報には、新施設の利用開始日が含まれてもよい。利用開始日に基づいてナビゲーションシステムへの送信タイミングが決定されてもよい。例えば、利用開始日の既定日数前にナビゲーションシステムへの送信が解禁されてもよいし、利用開始日当日に送信が解禁されてもよい。
新施設情報を取得するタイミングは、種々想定しうる。例えば、ナビゲーションシステムの起動のタイミングであってもよいし、利用者が新施設情報の問い合わせを明示的に指示したタイミングであってもよい。ナビゲーションシステムが作動中に、自動的に定期的に問い合わせが実施されてもよい。
なお、施設ID情報30bにおいて、各新施設については、施設ID、強調表示回数に加えて、強調表示回数の閾値も記録されてよい。その場合、新施設情報管理システム50から新施設情報を取得して施設ID情報30bに新施設についての情報を追加する際に、種々の条件に応じて閾値が設定されてよい。
地図表示部は、地図情報に基づいて表示部に地図を表示させ、新施設の強調表示回数が閾値未満の場合に地図上の新施設を強調表示し、強調表示回数が閾値に達すると地図上の新施設を強調表示しないようにすることができればよい。すなわち、地図表示部は、記録媒体に記録された地図情報を参照し、任意の領域の地図を任意の縮尺で表示部に表示することができる。地図表示部は、このような地図の表示において、地図上の新施設の強調表示回数が閾値未満の場合に当該新施設を強調表示し、強調表示回数が閾値に達している場合は当該新施設を強調表示しない。
強調表示は、新施設と既存の施設とを区別できるような表示態様であれば良く、例えば、地図上で施設を示す画像の線の種類や色、大きさ、図形の形状等を新施設と他の施設とで変化させる構成例が挙げられる。むろん、新施設と既存の施設とで種類や大きさ等が異なる事によって表示態様が異なっていてもよい。
地図の表示対象領域は、車両の現在地を含む領域であってもよいし、利用者が指定した領域であってもよい。
地図の表示対象領域は、車両の現在地を含む領域であってもよいし、利用者が指定した領域であってもよい。
通行頻度が第1頻度である範囲に新施設が位置する場合は、通行頻度が第1頻度より小さい第2頻度である範囲に新施設が位置する場合と比較すると、閾値が大きい構成であってもよい。例えば図5に示すように、自宅A(自宅以外の車両の保管場所であってもよい)を中心として第1距離を半径とする領域を第1範囲とし、自宅Aから第2距離を半径とする領域から第1領域を除いた領域を第2範囲とし、第2範囲の外側を第3範囲としてもよい。また、通行頻度は、第1範囲、第2範囲、第3範囲の順に大きいとしてもよい。その場合に、第1範囲に位置する施設についての強調表示回数の閾値は、第2範囲に位置する施設についての強調表示回数の閾値より大きく設定されてよい。また、第2範囲に位置する施設についての強調表示回数の閾値は、第3範囲に位置する施設についての強調表示回数の閾値より大きく設定されてよい。なお、第1範囲や第2範囲は、行政区画で規定される領域であってもよい(例:第1範囲…名古屋市内、第2範囲…愛知県内(名古屋市を除く)、第3範囲…愛知県外等)。また、通行頻度の分類数は3個より少なくても良いし、3個より多くても良い。
さらに、新施設の規模が第1規模である場合は、第1規模より小さい第2規模である場合と比較すると、閾値が大きい構成であってもよい。規模は、新施設の敷地の面積、建物の高さ、階数、延べ床面積等で分類されてもよい。あるいは、施設ジャンルで分類されてもよい(例えばショッピングモールは、コーヒーショップより規模が大きい)。この構成によれば、第1規模の新施設は、第2規模の新施設より多く強調表示させることができる。
さらに、新施設の注目度が第1注目度である場合は、第1注目度より小さい第2注目度である場合と比較すると、閾値が大きい構成であってもよい。注目度は、例えば新施設のWebサイトの閲覧数や、SNSやニュースサイトやブログ等において「いいね!」ボタンを押したユーザ数、新施設のニュースを取り上げたメディア数等に基づいて取得されてよい。例えば、新施設情報管理システムが新施設情報をナビゲーションシステムに配信する際に、そのタイミングでの新施設ごとの注目度も合わせて配信する。ナビゲーションシステム側は、例えば、第1注目度の新施設の強調表示回数の閾値に第1注目度に応じた回数を加算してもよいし、第2注目度の新施設の強調表示回数の閾値には何も加算しないようにしてもよい。このようにすることで、第1注目度の新施設は第2注目度の新施設より多く強調表示させることができる。
さらに、目的地の種別に応じて閾値が異なる構成であってもよい。目的地は、利用者が手動運転する際の経路誘導のために設定されたものであってもよいし、自動運転のために設定されたものであってもよい。目的地の種別(属性)が、目的地に至るまでに寄り道する可能性が低い勤務先である場合と、目的地に至るまでに寄り道する可能性が低くないレジャー施設である場合について説明する。目的地が勤務先である場合であって、勤務先に向けて走行中に表示部に表示される地図上に新施設が位置する場合、当該新施設の強調表示回数の閾値をデフォルト値T1から例えば1減算する。また、目的地がレジャー施設である場合であって、レジャー施設に向けて走行中に表示部に表示される地図上に新施設が位置する場合、当該新施設の強調表示回数の閾値は例えばデフォルト値T1のまま据え置く。このようにすることで、勤務先までの経路を走行中の場合は、レジャー施設までの経路を走行中の場合よりも、道中に位置する新施設が強調表示される回数を少なくすることができる。
さらに、一般道路を走行中の場合は、高速道路を走行中の場合よりも閾値が大きい構成であってもよい。高速道路を走行中は、一般道路を走行中の場合よりも、一般道路沿いの新施設に寄り道しにくい。従って高速道路走行中に、一般道路沿いの新施設(寄り道しにくい)が繰り返し強調表示されると利用者が煩わしく感じる可能性がある。そのため、高速道路を走行中に表示部に表示される地図上に、一般道路沿いの新施設が位置する場合、当該新施設の強調表示回数の閾値をデフォルト値T1から例えば1減算する。また、一般道路を走行中に表示部に表示される地図上に、一般道路沿いの新施設が位置する場合、当該新施設の強調表示回数の閾値を例えばデフォルト値T1のまま据え置く。このようにすることで、高速道路を走行中の場合は、一般道路を走行中の場合よりも、道中に位置する一般道路沿いの新施設が強調表示される回数を少なくすることができる。
さらに、本発明のように、新施設の強調表示回数が閾値未満の場合は地図上において新施設を強調表示し、強調表示回数が閾値を超えた場合は新施設を強調表示しない手法は、地図表示方法や、コンピュータに実行させる地図表示プログラムとしても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、システムを制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのプログラムの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし半導体メモリであってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…ナビゲーションシステム、20…制御部、21…地図表示プログラム、21a…新施設情報取得部、21b…地図表示部、30…記録媒体、30a…地図情報、30b…施設ID情報、30c…走行履歴情報、41…GNSS受信部、42…車速センサ、43…ジャイロセンサ、44…通信部、45…ユーザI/F部、50…新施設情報管理システム
Claims (8)
- 地図情報に含まれない新施設を示す新施設情報を取得する新施設情報取得部と、
前記地図情報に基づいて表示部に地図を表示させ、前記新施設の強調表示回数が閾値未満の場合は前記地図上において前記新施設を強調表示し、前記強調表示回数が前記閾値以上の場合は前記地図上において前記新施設を強調表示しない地図表示部と、
を備える地図表示システム。 - 通行頻度が第1頻度である範囲に前記新施設が位置する場合は、通行頻度が前記第1頻度より小さい第2頻度である範囲に前記新施設が位置する場合と比較すると、前記閾値が大きい、
請求項1に記載の地図表示システム。 - 前記新施設の規模が第1規模である場合は、前記第1規模より小さい第2規模である場合と比較すると、前記閾値が大きい、
請求項1または請求項2に記載の地図表示システム。 - 前記新施設の注目度が第1注目度である場合は、前記第1注目度より小さい第2注目度である場合と比較すると、前記閾値が大きい、
請求項1〜請求項3のいずれかに記載の地図表示システム。 - 目的地の種別に応じて前記閾値が異なる、
請求項1〜請求項4のいずれかに記載の地図表示システム。 - 一般道路を走行中の場合は、高速道路を走行中の場合よりも前記閾値が大きい、
請求項1〜請求項5のいずれかに記載の地図表示システム。 - 移動に伴って表示された現在地を含む前記地図上に前記新施設が位置する場合に、当該新施設の前記強調表示回数がカウントアップされる、
請求項1〜請求項6のいずれかに記載の地図表示システム。 - コンピュータを、
地図情報に含まれない新施設を示す新施設情報を取得する新施設情報取得部、
前記地図情報に基づいて表示部に地図を表示させ、前記新施設の強調表示回数が閾値未満の場合は前記地図上において前記新施設を強調表示し、前記強調表示回数が前記閾値以上の場合は前記地図上において前記新施設を強調表示しない地図表示部、
として機能させる地図表示プログラム。
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2018
- 2018-08-10 JP JP2018151267A patent/JP2020027159A/ja active Pending
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JP2022133941A (ja) * | 2021-03-02 | 2022-09-14 | 株式会社デジタルアドバンテージ | ナビ支援プログラム、ナビ支援装置、ナビ支援方法、及びシステム |
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