JP2020026130A - 紙片収納体 - Google Patents

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【課題】本発明は、他の道具を用いることなく、紙片収納体の2枚のシートを開放状態とし、書類等の紙片を挿入することを容易とすることを目的とする。【解決手段】可撓性の第1シートと、前記第1シートと略同形の第2シートを有するクリアホルダなどの紙片収納体であって、第1シートにシート保持部と係止部を有し、シート保持部は、係止部に係止されることにより、第1シートを開いた状態で保持するものであることを特徴とする紙片収納体。【選択図】 図4

Description

本発明は、可撓性で略矩形の4辺を有する第1シートと、前記第1シートと略同形の対応する4辺を有する第2シートを有する紙片収納体であって、二つのシートの間に書類等の複数の紙片等の挟み込みの操作を容易とする紙片収納体に関する。
片麻痺は、一側性にみられる上下肢の運動麻痺であって、筋力低下にとどまる場合もあるが、しびれ、無感覚など、自分で動かすことができなくなってしまう。したがって、日常生活で、手で操作する行為は、片手で行うこととなる。
従来、片麻痺の人の日常生活を補助する道具は、種々検討されインスリン注入補助具なども検討されている(例えば、特許文献1)。
一方、書類などの紙片を挿入して収納し、あるいは、携帯して使用するプラスチック製のシート(多くは収納した紙片が視認できる透明または半透明)を2枚重ね、隣合う2つの辺が開放状態であるもの(いわゆるクリアホルダ)が、市販されている。クリアホルダは、対象とする紙片より僅かに大きくされている(通常、JIS規格サイズのA4、B5などの書類を挟み込む対象とした寸法を有している。(特許文献2)
特開2007−14615 特開2018−58335
従来、片麻痺の人が、書類などの紙片を綴じ込む等を行う際、前記紙片がバラバラになってしまい、前記紙片を揃えて押さえながら、ステープラを操作することは、容易でなく、別の錘を用いて押さえなければならなかった。その場合でも、紙片の端を揃えて綴じることは、困難であった。
また、手先が器用に使えず、また力も弱い幼児、児童なども、紙片の端を揃えて綴じることが容易ではなかった。
本発明は、他の道具を用いることなく、紙片収納体の2枚のシートを開放状態とし、書類等の紙片を挿入することを容易とすることを目的とする。
このような目的は、下記(5)〜(8)の本発明により、達成される。
(1) 可撓性で略矩形の4辺を有する第1シートと、前記第1シートと略同形の対応する4辺を有する第2シートを有し、前記第1シートと前記第2シートとは対応する第1辺が折曲により形成され、あるいは接合により形成されており、前記第1辺と隣接する対応する第2辺同士が接合されてなる紙片収納体であって、前記第1シートおよび前記第2シートは、前記第1辺から5mmを越え5cm以内に、紙片面が露出する対応する欠損部を有し、前記欠損部は、前記第1辺の端部に設けられているか、前記第1辺の中心から等距離の2点を含む2カ所に設けられているか、または前記第1の辺の中心を中心として幅8cmから15cmにわたって設けられていることを特徴とする紙片収納体。
(2) 前記欠損部が、前記第1シートおよび前記第2シートに設けられた穴であるか、または、前記第1シートおよび前記第2シートの前記第1辺に設けられた切欠きであることを特徴とする前記(1)に記載の紙片収納体。
(3) 前記第1シートにおいて、前記第1辺と前記第1辺に対向する第3辺との距離について3等分したときの中央領域であって、前記第2辺と前記第2辺と対向する第4辺との距離について2等分したときの前記第4辺の側の領域に細長い切断部あるいは開口部からなるシート保持部を有し、前記第3辺に、前記シート保持部に係止する係止部を有することを特徴とする前記(1)または(2)に記載の紙片収納体。
(4) 前記シート保持部は、前記第4の辺に対して右回り0度から70度の角度で傾斜したものであることを特徴とする前記(3)に記載の紙片収納体。
(5) 可撓性で略矩形の4辺を有する第1シートと、前記第1シートと略同形の対応する4辺を有する第2シートを有し、前記第1シートと前記第2シートとは対応する第1辺が折曲して形成され、あるいは接合により形成されており、前記第1辺と隣接する対応する第2辺同士が接合されてなる紙片収納体であって、前記第1シートにおいて、前記第1辺と前記第1辺に対向する第3辺との距離について3等分したときの中央領域であって、前記第2辺と前記第2辺と対向する第4辺との距離について2等分したときの前記第4辺の側の領域に、細長い切断部あるいは開口部からなるシート保持部を有し、前記第3辺に、前記シート保持部に係止する係止部を有することを特徴とする紙片収納体。
(6) 前記シート保持部は、前記第4辺に対して右回り0度から70度の角度で傾斜したものであることを特徴とする前記(5)に記載の紙片収納体。
(7) 前記第1シートおよび前記第2シートは、前記第1辺から5mmを越え5cm以内に、紙片面が露出する対応する欠損部を有し、前記欠損部は、前記第1辺の端部に設けられているか、前記第1辺の中点から等距離の2点を含む2カ所に設けられているか、または前記第1辺の中点を中心として幅8cmから15cmにわたって設けられていることを特徴とする前記(5)または(6)に記載の紙片収納体。
(8) 前記欠損部が、前記第1シートおよび前記第2シートに設けられた穴であるか、または、前記第1シートおよび前記第2シートの前記第1の辺に設けられた切欠きであることを特徴とする前記(7)に記載の紙片収納体。
前記(1)〜(4)、(7)、(8)の本発明は、前記構成により、紙片を挿入する際、書類等の紙片の綴じようとする端を前記第1辺側に容易に配置し、書類等の紙片の最前面である最初の紙片の表面と最後面である最後の紙片の裏面をクリアホルダ等の紙片収納体から露出させることができ、片麻痺の症状を有する人や幼児・児童であっても、書類等の複数の紙片等を容易に揃えることができ、紙片を押さえていなくても、ステープラによる綴じ込みや、打ち抜き器により穴開けなどの操作を容易とする紙片収納体を提供することができる。
また、前記(2)、(8)の本発明は、書類等の紙片を一層容易に揃えることができ、書類等の紙片の前記表裏面の露出が一層容易になり、また、ステープラや打ち抜き器の紙片への接近及び位置決めを、一層容易となる。
また、前記(3)、(4)、(5)、(6)の本発明は、さらに、他の道具を用いることなく、紙片収納体の2枚のシートを開放状態とすることができるので、書類等の紙片を挿入することが一層容易とすることができる。
本発明の紙片収納体の第1実施形態を示す平面図である。 第1実施形態における第1シートと第2シートの間に紙片を挿入した状態を示す平面図である。 第1実施形態における紙片挿入体に紙片を挿入した後、ステープラにて紙片を綴じた後の状態を示す平面図および、紙片挿入体から取り出した綴じられた書類を示す平面図である。 第1実施形態におけるシート保持部に係止部を係止した状態を示す平面図である。 本発明の紙片収納体の第2実施形態を示す平面図である。
本発明は、前記のとおりの特徴を有するものであるが、以下、本発明の紙片収納体を添付図面に示すクリアホルダの実施例を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示すクリアホルダ1の平面図である。図2は、第1実施形態における第1シート6と第2シート7の間に紙片(書類)30を挿入した状態を示す平面図である。図1に示すクリアホルダ1と共通する部分については、同じ符号を付している。
クリアホルダ1は、JIS規格A4の書類を収納するのに適した寸法を有し、JIS規格A4寸法よりも長辺で13mm長く、短辺で9mm長く設定されている。そして、可撓性で略矩形の4辺を有する第1シート6と第1シート6と略同形の対応する4辺を有する第2シート7を有する。第1シート6と第2シート7は、1枚のシートを二つに折りにされたものである。前記第1シート6と前記第2シート7は、別のシートを重ね合わせ、対応する一つの辺を融着、接着、物理的な係合などにより接合され、クリアホルダ1の第1辺2としてもよい。
前記第1辺2と隣り合う2辺の一方の辺である第1シート6と第2シート7のそれぞれの第2辺3は、融着により互いに接合されてなるシート接合部8を有する。シート接合部8は、融着の他、接着、物理的な係合などにより互いに接合されてもよい。シート接合部8は、前記第1シート6と前記第2シート7の端面であってもよいし、前記端面近傍のシート面部であってもよく、前記第1シート6と前記第2シート7のそれぞれの第2辺3が閉鎖状態となればよい。
前記第1シート6および前記第2シート7の前記第1辺2と対向してなる第3辺4、並びに前記第1シートおよび前記第2シートの前記第2辺3と対向してなる第4辺5は、互いに接合されておらず、前記第1シート6と前記第2シート7の間に書類を挟み込むことができる。
前記クリアホルダ1は、通常、書類を挟み込んで使用するので、その大きさは、JIS規格A列やB列の大きさを有する書類より、各辺において5〜15mm大きい。最も多く用いられているのは、JISA4サイズ、JISB5サイズの書類を挟み込んで収納するタイプである。
また、前記クリアホルダ1の前記第1シートは、可撓性を有すればよく、透明でも不透明でも良いが、透明あるいは半透明であれば、収納された書類が視認できるので、好ましい。また、書類の周縁部が視認できれば、書類の位置が確認できるので、書類の周縁部が確認できる位置が透明または半透明であってもよい。前記第1シートの厚さは、書類が収納できれば、薄いほど良いが、取り扱いを容易とする程度の強度が必要である。シートの素材にもよるが、0.05〜0.5mmが好ましい。シートの素材は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、あるいは、それらにエラストマが配合されたものが好ましい。
前記第2シート7は、可撓性を有していても、有していなくてもよく、また、不透明でもよい。その素材は、前記第1シート6と同一でもよく、異なっていてもよい。同一であれば、製造が容易となり、好ましい。また、前記第2シート7が、硬質の素材であれば、前記強度を得るために、厚さを薄くすることができ、その結果、クリアホルダ1全体の厚さを薄くすることができるので、好ましい。
前記クリアホルダ1の第1辺2から5mmを越え5cm以内には、前記第1シート6および前記第2シート7を貫通する欠損部(11,12,13)を有する。欠損部11は、第1辺2から20mm、第4辺5から20mmを中心とした半径15mmの円形状に、前記第1シート6および前記第2シート7を貫通している。また、欠損部(12、13)は、前記第1辺2の中点を中心として前記第4辺5側および前記第2辺3側へそれぞれ5cm、前記第1辺から20mm離れた地点を中心として、長辺(前記第1辺2と平行な方向)30mm、短辺(前記第1辺2と直角の方向)15mmの長方形形状に、前記第1シート6および前記第2シート7を貫通している。欠損部(11,12,13)は、1カ所でも複数箇所でもよい。好ましくは、前記第1辺の端部近傍(欠損部11)に設けることが好ましい。第1辺の端部近傍に欠損部があれば、書類の角をステープラなどで綴じることができる。また、前記第1辺2の中心から等距離の2点を含む2カ所に設けられている(欠損部12、13)か、または前記第1辺の中心を中心として幅8cmから15cmにわたって設けられている(図示せず)ことが好ましい。上記の配置であれば、書類を中心から2カ所で綴じることができ、あるいは書類の中心から2カ所にバインダなどに保存するための穴を開けることができる。
本発明の欠損部は、前記クリアホルダ1の第1辺2から5mmを越え5cm以内で、前記第1シート6および前記第2シート7を貫通していればよく、欠損部(11,12,13)の如く、第1辺2が保持され、周縁がシートにより囲まれた穴形状だけでなく、第1辺2が切り欠かれ、欠損部が開放した状態の全体として切欠きを形成するものでもよい。
前記欠損部は、前記クリアホルダ1の第1辺2から5mmを越え5cm以内であるので、少なくとも前記第1辺2から5mmを越え5cm以内に、クリアホルダ1に挟み込んだ書類が露出し、書類をクリアホルダ1の第1辺2まで挟み込むことで、ステープラ等による綴じ込みのための綴じ代や打ち抜き器による打ち抜きのための打ち抜き代を確保することができる。
欠損部の形状は、円形、楕円形、長方形、正方形など、ステープラや打ち抜き器の使用に適した形状とすることができる。
上記の構成により、使用者は、本発明のクリアホルダ1を机上に配置し、片手でクリアホルダ1の第1シートと第2シートの間に隙間を作り、書類を差し込んだ後、クリアホルダ1の所定の位置まで書類を移動させることができる。書類を所定の位置に配置した後、机の端部から欠損部をはみ出させることにより、ステープラにより書類を表裏から挟み込むことができるので、片手で容易に書類を揃えて綴じることができる。
また、書類が挿入されたクリアホルダ1を打ち抜き器にそのまま配置し、打ち抜き器を片手で操作することで、容易に揃えた状態の書類に穴を開けることができる。
さらに、幼児や児童などの、ステープラや打ち抜き器の操作に不慣れな、あるいは力の弱い人でも、書類を揃えた状態で綴じ込んだり、穴を開けたりすることができる。
図3は、第1実施形態のクリアホルダ1に紙片30を挿入した後、ステープラにて紙片30を綴じた後の状態を示す平面図および、クリアホルダ1から取り出した綴じられた書類(紙片)30を示す平面図である。
図4は、第1実施形態におけるシート保持部に係止部を係止した状態を示す平面図である。
図3には、書類30の欠損部(11,12,13)に露出した部分に、ステープラにて打ち込まれたステープル針40が示されている。書類30は、書類が複数枚であってもクリアホルダ1により揃えられているので、使用者は、ステープラを欠損部(11,12,13)に合わせて操作するだけで、端部が揃えられた状態で書類を綴じることができる。紙片の打ち抜き器を用いて穴開けする場合も、書類30が挟み込まれたクリアホルダ1を打ち抜き器に合わせて操作するだけで、穴の開いた揃えられた書類を作ることができる。
本発明は、シート保持部22と係止部21を設けることができる。前記シート保持部22は、前記第1シート6において、前記第1辺2と前記3辺4との距離について3等分したときの中央領域(図4における点線Mと点線Lの間の領域)であって、前記第2辺3と前記第4辺5との距離について2等分したときの前記第4辺5の側の領域(図4において、点線Nよりも上の領域)に、前記第4辺に対して右回りに60度傾斜した細長い開口部からなる。前記シート保持部22は、細長い開口部に限らず、第1シート6に形成された切断部であってもよい。また、前記右回り角度は、0度から70度が好ましい。0度から70度であれば、係止部21を設計するのが容易である。前記シート保持部22の傾斜は、前記シート保持部22の前記第4辺に対する最短点と最長点を結んだ直線の傾斜とする(図1、点線Kの傾斜)。
また、前記係止部21は、前記第1シート6の前記第3辺4に形成され、前記シート保持部22に係止するものである。前記係止部21は、前記第3辺4の第4辺5側9分の1の部分に設けられ、前記第3辺4に対して右回り140度に形成された幅3mm、中心長さ12mmの切欠きである。前記係止部21は、前記第3辺4の第4辺5側5分の1以内の部分に形成されてなることが好ましい。また、前記係止部21は前記第3辺に形成された切欠きであって、前記第3辺に対して右回り120度から170度の間で形成されていることが好ましい。この範囲であれば、係止部21を設計することが容易である。
また、係止部21周辺に別部材を貼付するなどして、剛性を高くすることにより、係止機能を向上させることができる。
図4に示すように、前記シート保持部22と前記係止部21は、シート保持部22に係止部21が係止することによって、第1シート6の開放辺である第3辺4と第4辺5で、クリアホルダ1を開いた状態に保持するものである。
本発明のシート保持部および係止部を有することにより、使用者は、まず、係止部をシール保持部へ係止することにより、第1シートを開いた状態に保持させておき、次に、書類を第1シートと第2シートの間へ挿入し、挟み込むことが、片手で容易に行うことができる。次に、係止部をシート保持部から解除し、挟み込んだ書類をクリアホルダの所定のところまでしっかり挿入することも、片手で行うことができる。さらに、書類が挿入されたクリアホルダを、机などの端に、はみ出させて配置することで、ステープラで書類を表裏両面から挟むことができるので、片手しか使えなくても、書類の綴じ込みを容易に行うことができる。
また、本発明のシート保持部および係止部を有するクリアホルダなどの紙片収納体は、欠損部を有さないものであっても、片麻痺を有する人が、クリアホルダの本来の用途で使用する場合であっても、クリアホルダに書類を挟み込む作業が特段に容易とすることができる。
(第2実施形態)
図5を用いて、本発明の紙片収納体のクリアホルダの第2実施形態について説明する。本実施形態に係るクリアホルダ100は、前述の第1実施形態と基本的な構成は同一であるが、特に、欠損部(111,112、113)の構成において相違点を有する。
本実施形態の特徴的な構成は、前記欠損部(111、112、113)が、前記第1シートおよび前記第2シートの前記第1辺に設けられた切欠きとなっていることである。
第1シート106と第2シート107は、1枚のシートを二つ折りにされ形成されている。クリアホルダ100の第1シート106と第2シート107において、第1辺102には、第4辺105側端部に欠損部101として、半径3cmの円弧状の周縁形状を有する切欠きが形成されている。さらに、欠損部(112、113)として、第1シート106と第2シート107において、前記第1辺102の中点から、前記第4辺105側および前記第2辺3側へそれぞれ35mmから65mmまで、前記第1辺102から40mmの領域を切り取った切欠きが形成されている。
前記切欠きは、前記第1シート106および前記第2シート107の、前記第1辺102から5mmを越え5cm以内に、書類などの紙片の表裏、すなわち最表面の紙片の表面および最後面の紙片の裏面を露出させるものであり、前記第1辺の中点を中心として幅8cmから15cmの長さにわたって設けられていてもよい。
上記切欠きは、紙片を挿入する際、第1実施形態の欠損部(11,12,13)の前記第1辺側の前記第1シート6および前記第2シート7の断端と挿入された紙片の端面が干渉する可能性がなく、綴じようとする紙片の端を前記第1辺側に容易に配置することができる。また、ステープラや打ち抜き器の紙片への接近及び位置決め容易となる。
以上説明した通り、本発明によれば、片麻痺の症状を有する人や幼児・児童であっても、書類等の複数の紙片等を容易に揃えることができ、紙片を押さえていなくても、ステープラによる綴じ込みや、打ち抜き器により穴開けなどの操作を容易とする紙片収納体を提供することができる。
また、紙片を挿入する際、紙片の綴じようとする端を前記第1辺側に容易に配置することができ、また、ステープラや打ち抜き器の紙片への接近及び位置決め一層容易となる。
また、他の道具を用いることなく、紙片収納体の2枚のシートを開放状態とすることができるので、書類等の紙片を挿入することが一層容易とすることができる。
なお、本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能である。
1、 101 クリアホルダ
2、102 第1辺
3 第2辺
4 第3辺
5、105 第4辺
6、106 第1シート
7、107 第2シート
8 シート接合部
11、12、13、111、112、113 欠損部
21 係止部
22 シート保持部
30 紙片(書類)
40 ステープル針
(6) 前記シート保持部は、細長い切断部および細長い開口部のいずれか一つであり、前記第4辺に対する最短点と最長点を結んだ直線の傾斜が、前記第4辺に対して右回り0度から70度の角度で傾斜したものであることを特徴とする前記(5)に記載の紙片収納体。

Claims (2)

  1. 可撓性で略矩形の4辺を有する第1シートと、前記第1シートと略同形の対応する4辺を有する第2シートを有し、前記第1シートと前記第2シートとは対応する第1辺が折曲して形成され、あるいは接合により形成されており、前記第1辺と隣接する対応する第2辺同士が接合されてなる紙片収納体であって、前記第1シートにおいて、前記第1辺と前記第1辺に対向する第3辺との距離について3等分したときの中央領域であって、前記第2辺と前記第2辺と対向する第4辺との距離について2等分したときの前記第4辺の側の領域に、細長い切断部あるいは開口部からなるシート保持部を有し、前記第3辺に、前記シート保持部に係止する係止部を有することを特徴とする紙片収納体。
  2. 前記シート保持部は、前記第4辺に対して右回り0度から70度の角度で傾斜したものであることを特徴とする請求項1に記載の紙片収納体。
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