JP2020026123A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体が液体導出口から容器内に垂れたり、液体収容体の破損によって液体が漏れたりした場合、その液体を想定通りに誘導し、その液体によって液体収容体の導出部などが汚れてしまうことを抑制できる容器を備える液体噴射装置を提供する。【解決手段】液体噴射装置11は、液体を導出する導出口34を有する液体収容体20が着脱可能に載置される容器13と、容器13が着脱可能に装着される装着部14と、容器13に載置された液体収容体20から供給される液体を噴射可能な液体噴射ヘッド38と、を備え、容器13が装着部14に装着された状態において、容器13は、液体収容体20の導出部61の鉛直下方となる位置に、導出口34、または液体収容部60から垂れた液体を容器13の外部へ誘導する第1誘導部78を備える。【選択図】図8
Description
本発明は、液体を収容する液体収容体が載置される容器が装着され、液体収容体から供給された液体を噴射する例えばインクジェットプリンターのような液体噴射装置に関する。
従来、特許文献1に記載されるように、液体収容体が着脱可能に収容される容器、及びその容器を装着する印刷装置が知られていた。
しかしながら、特許文献1に記載の容器では、液体(例えば、インク)が液体導出口から容器内に垂れたり液体収容体の破損によって液体が漏れた場合、その液体が想定外の箇所から外部に漏れたり、その液体によって液体収容体の導出部などが汚れてしまうという課題があった。
本願の液体噴射装置は、液体を導出可能な導出部を有する液体収容体が着脱可能に載置される容器と、前記容器が着脱可能に装着される装着部と、前記容器に載置された前記液体収容体から供給される前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を備え、前記容器が前記装着部に装着された状態において、前記容器は、載置された前記液体収容体の前記導出部の鉛直下方となる位置に、前記導出部から垂れた前記液体を前記容器の外部へ誘導する第1誘導部を備えることを特徴とする。
上記液体噴射装置において、前記第1誘導部は、前記容器の内部に設けられた溝であることが好ましい。
上記液体噴射装置において、前記容器は、前記液体収容体を着脱する際に前記導出部に設けられた被案内部を案内する案内部を有し、前記第1誘導部は前記案内部を避けて設けられることが好ましい。
上記液体噴射装置において、前記装着部に装着された状態の前記容器の底部に貫通部が設けられ、前記貫通部は前記容器の内部と外部とを連通すると共に前記第1誘導部の一部と接し、前記装着部は、前記貫通部の鉛直下方となる位置に液体受容部を有することが好ましい。
上記液体噴射装置において、前記第1誘導部は、前記容器が前記装着部に装着された状態を上方から平面視した場合に、前記導出部と重なる領域内に設けられることが好ましい。
上記液体噴射装置において、前記導出部は、前記液体を導出する導出口を有し、前記第1誘導部は、前記容器が前記装着部に装着された状態を上方から平面視した場合に、前記導出口を囲む位置に設けられることが好ましい。
上記液体噴射装置において、前記液体の付着を検知する検知部と、前記液体受容部で受けた前記液体を前記検知部に誘導する第2誘導部と、を更に備えることが好ましい。
以下、液体噴射装置の実施形態について、図を参照して説明する。液体噴射装置は、例えば、用紙などの媒体に液体の一例であるインクを噴射することによって記録(印刷)を行うインクジェット式のプリンターである。
図1は、本実施形態の液体噴射装置11の内部構造を模式的に示す正面図である。
なお、図1を含めて以降の各図面は、XYZ座標系を用いて示している。X方向は、液体噴射ヘッド38の走査方向であり、液体噴射装置11の幅方向(以下、幅方向Xとも言う)となる。Y方向は、液体噴射装置11の奥行き方向(以下、奥行き方向Yとも言う)であり、装着体21が着脱される方向となる。Z方向は、重力方向、鉛直方向であり液体噴射装置11の高さ方向(以下、高さ方向Zとも言う)となる。
なお、図1を含めて以降の各図面は、XYZ座標系を用いて示している。X方向は、液体噴射ヘッド38の走査方向であり、液体噴射装置11の幅方向(以下、幅方向Xとも言う)となる。Y方向は、液体噴射装置11の奥行き方向(以下、奥行き方向Yとも言う)であり、装着体21が着脱される方向となる。Z方向は、重力方向、鉛直方向であり液体噴射装置11の高さ方向(以下、高さ方向Zとも言う)となる。
また、装置正面側を+Y方向とし、装置背面側を−Y方向とする。また、液体噴射装置11を正面側から見た場合、装置左側を+X方向、装置右側を−X方向とする。また、装置上側(上方、上部、上面等を含む)を+Z方向、装置下側(下方、下部、下面、底部等を含む)を−Z方向とする。
図1に示すように、液体噴射装置11は、略直方体状の外装体12を備える。外装体12には、底部から上部に向かって順に、容器13が着脱可能に装着される装着部14と、印刷用紙などの媒体Sを収容可能な媒体収容部(カセット)16と、媒体Sに液体を噴射する記録部25と、が配置されている。記録部25に付設された搬送経路部材24は、媒体収容部16に収容された媒体Sを1枚ずつ取り出して搬送し、媒体支持部36の上に配置する。
記録部25は、ノズル37から液体を噴射可能とする液体噴射ヘッド38と、液体噴射ヘッド38を保持するキャリッジ39と、を備えている。外装体12の内側には、幅方向に沿って延びるガイド軸40が架設されている。記録部25の動作は、制御部29によって制御されている。キャリッジ39は、液体噴射装置11の幅方向と一致する走査方向に沿って往復移動する。液体噴射ヘッド38は、キャリッジ39と共に移動し、装着部14を介して供給される液体を噴射して媒体支持部36に配置された媒体Sに印刷する。
装着部14には、少なくとも1つの容器13が着脱可能に装着されている。図1に示す例では、4つの装着体21が装着されている。装着体21は、例えば、容器13と、容器13に載置された袋状の液体収容体20と、を備えている。各々の液体収容体20には、印刷用の液体が充填されている。液体の一例は、例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー等のインクである。
容器13は、液体収容体20が載置された状態で装着部14に着脱可能な容器である。容器13は、液体収容体20を交換して繰り返し使用できる。
容器13は、液体収容体20が載置された状態で装着部14に着脱可能な容器である。容器13は、液体収容体20を交換して繰り返し使用できる。
各々の装着体21は、対応する接続ユニット33に接続されている。より詳しくは、各々の液体収容体20に設けられた導出口34に接続ユニット33の接続部32が挿入されている。各々の接続ユニット33(図2参照)は、供給流路27を介して液体噴射ヘッド38に接続されている。
供給流路27は、接続ユニット33から液体噴射ヘッド38へ液体を供給するための流路であり、色毎に少なくとも1つ設けられている。供給流路27は、例えば、上流側流路41と、下流側流路42と、上流側流路41及び下流側流路42を接続する接続流路43と、を有している。
図2は、装着部14の内部構造を示す斜視図である。
図2に示すように、装着部14は、装着体21を収容する空間を区画する有底箱状の枠体31を有している。枠体31は、例えば、底壁51と、底壁51から起立した周壁52と、を含んでいる。周壁52の装置正面側(+Y方向)には、装着体21を交換等するための挿入口19が形成されている。挿入口19は、回動可能な前蓋15に覆われている。
図2に示すように、装着部14は、装着体21を収容する空間を区画する有底箱状の枠体31を有している。枠体31は、例えば、底壁51と、底壁51から起立した周壁52と、を含んでいる。周壁52の装置正面側(+Y方向)には、装着体21を交換等するための挿入口19が形成されている。挿入口19は、回動可能な前蓋15に覆われている。
挿入口19の装置背面側(−Y方向)には、板金等から形成された支持部材30が設けられている。支持部材30には、前述の接続ユニット33が支持され且つ固定されている。
また、装着部14は、装着体21を係止可能に構成された係止部50をさらに備えている。係止部50は、支持部材30又はその近傍に設けられている。
枠体31には、挿入口19から係止部50及び支持部材30に向かって延びる移動路35が設けられている。移動路35は、装着体21の着脱時の移動を案内する。図2に示す例では、枠体31の底壁51に凹状の移動路35が設けられている。なお、移動路35は、凸状であってもよいし、底壁51ではなく周壁52等に配置されてもよい。
前述の装着体21は、挿入口19を通じて装着部14に挿入され、移動路35に沿ってスライドし、対応する接続ユニット33に接続される。これにより、装着体21が装着部14に装着される。装着体21が装着部14に装着されると、装着体21が有する導出口34(図4参照)と接続ユニット33の接続部32(図3参照)とが接続され、この接続部32を通じて装着体21に収容された液体を液体噴射装置11に供給可能な状態になる。
図3は、接続ユニット33の近傍を拡大して示す斜視図である。また、図4は、装着部14に装着される装着体21を示す斜視図である。
図3に示すように、支持部材30には、誤挿入防止用のブロック58が設けられている。ブロック58は、接続ユニット33毎に異なる凹凸形状を有している。係止部50が装着体21を係止した状態において、ブロック58は、図4に示す対応する容器13の識別部54と嵌合する。
図3に示すように、支持部材30には、誤挿入防止用のブロック58が設けられている。ブロック58は、接続ユニット33毎に異なる凹凸形状を有している。係止部50が装着体21を係止した状態において、ブロック58は、図4に示す対応する容器13の識別部54と嵌合する。
ここで、装着体21の構成を概略説明する。
図4に示すように、装着体21は、液体収容体20と、液体収容体20を載置する容器13とを備えている。容器13は、略直方体状で箱状に形成されている。液体収容体20は、導出口34を挟む幅方向に、回路基板64と、誤挿入防止用の識別部54と、を有し、容器13は、液体収容体20の導出口34を挟む幅方向の両側に一対の位置決め穴(第1位置決め穴55、第2位置決め穴56)を有している。
図4に示すように、装着体21は、液体収容体20と、液体収容体20を載置する容器13とを備えている。容器13は、略直方体状で箱状に形成されている。液体収容体20は、導出口34を挟む幅方向に、回路基板64と、誤挿入防止用の識別部54と、を有し、容器13は、液体収容体20の導出口34を挟む幅方向の両側に一対の位置決め穴(第1位置決め穴55、第2位置決め穴56)を有している。
図3に戻り、接続ユニット33は、前述の接続部32に加えて、接続部32の周囲に設けられた基板接続部68、一対の規制部59a,59b等を備えている。接続部32の一例は中空の針であり、液体収容体20の導出口34に挿入される。基板接続部68は、フラットケーブル等の電気回線57を介して制御部29と接続されている。係止部50が装着体21を係止した状態において、基板接続部68は、図4に示す装着体21の回路基板64に電気的に接続される。
一対の規制部59a,59bは、例えば、接続部32を挟んで配置され、互いに平行をなして装置正面側(+Y方向)に突出する棒状の突部に形成されている。規制部59a,59bは、例えば、奥行き方向Yにおいて、接続部32よりも長く形成されている。装着体21が収容空間に挿入されて接続ユニット33に近づくと、まず、規制部59a,59bの先端が、図4に示す装着体21の第1位置決め穴55、第2位置決め穴56に入る態様で係合し、装着体21の幅方向への移動を規制する。
規制部59a,59bが図4に示す第1位置決め穴55、第2位置決め穴56に係合した後、さらに装着体21が奧に進むと、装着体21の導出口34が接続部32に接続される。また、装着体21が装着する方向となる奥行き方向Y(−Y方向)に進むと、回路基板64が基板接続部68と電気的に接続され、制御部29の制御信号が回路基板64に送信される。
装着体21の導出口34が接続部32に対して液体を供給可能な状態に接続され、回路基板64が基板接続部68と接触して電気的に接続されたときに、装着体21の接続ユニット33に対する接続が完了する。なお、装着体21を間違った位置に装着しようとした場合、図4に示す識別部54がブロック58と嵌合できないため、装着体21はそれ以上奧に進むことができず、誤装着が防止される。
装着部14に設けられた係止部50は、例えば、装置正面側(+Y方向)に突出するアーム50aと、アーム50aの先端に設けられたロック50bと、を備えている。ロック50bは、例えば、容器13の底面に設けられた溝と係合する突起状に形成されている。
また、接続ユニット33を着脱する際や装着体21を挿抜する際に、接続部32から液体が垂れることがある。そのため、接続部32の鉛直下方に接続部32から垂れた液体を受けるための液体受容部69を付設する。また、液体受容部69で受けた液体は、さらに鉛直下方に付設した液体受容部70に誘導される。そして、液体受容部70が受けた液体は−Y方向へと流動し、接続ユニット33の背面側へと導かれる。
図4に示すように、回路基板64は、液体収容体20の種類や液体の収容量等の情報を記憶する記憶部を含んでいる。回路基板64には、接続ユニット33の基板接続部68に電気的に接続される接続端子53が設けられている。識別部54は、対応する誤挿入防止用のブロック58と嵌合する形状の凹凸を有している。第1位置決め穴55、第2位置決め穴56は、対応する接続ユニット33の規制部59と嵌合する。詳細には、第1位置決め穴55は規制部59aと嵌合し、第2位置決め穴56は規制部59bと嵌合する。
図5は、装着部14を示す背面側断面図である。
装着部14は2階建て構造として構成されている。装着部14の背面側には減圧ポンプ75などの活電部が設置されているため、2階の部分に設置される液体受容部70から鉛直下方に液体を流動させることはできない。従って、液体受容部70に誘導された液体は、さらに第2誘導部74に誘導される。
装着部14は2階建て構造として構成されている。装着部14の背面側には減圧ポンプ75などの活電部が設置されているため、2階の部分に設置される液体受容部70から鉛直下方に液体を流動させることはできない。従って、液体受容部70に誘導された液体は、さらに第2誘導部74に誘導される。
図6は、第2誘導部74とその近傍の部品を示した拡大斜視図である。
第2誘導部74は雨樋形状をしている。液体受容部70内に垂れた液体は第2誘導部74に誘導され、第2誘導部74上に付設された吸収材81aと吸収材81bとに吸収された後、+X方向または−X方向に移動する。そして、第2誘導部斜面82aおよび第2誘導部斜面82bに到達すると斜面に沿って1階の底蓋76へと液体が誘導される。
第2誘導部74は雨樋形状をしている。液体受容部70内に垂れた液体は第2誘導部74に誘導され、第2誘導部74上に付設された吸収材81aと吸収材81bとに吸収された後、+X方向または−X方向に移動する。そして、第2誘導部斜面82aおよび第2誘導部斜面82bに到達すると斜面に沿って1階の底蓋76へと液体が誘導される。
また、1階で漏れた液体は液体受容部70に誘導された後、鉛直下方の底蓋76内へと誘導される。底蓋76は、本実施形態での4つ全ての液体収容部60(図7参照)に収容されている液体を貯留できる体積を有するため、液体収容部60から液体が漏れた場合でも、液体噴射装置11から外部に液体が漏れ出すことを防止することができる。
図5および図6に示す例では、さらに、液体が漏れていることを検知するための検知部77を第2誘導部74上と1階とに付設している。2階の液体受容部70から第2誘導部74に誘導された液体は、第2誘導部74上の検知部77または1階の検知部77で検知される。また、1階の液体受容部70から底蓋76へと誘導された液体は、1階の検知部77にて検知される。なお、検知部77で液体の漏れが検知された場合、液体噴射装置11を統括制御する制御部29は、液体噴射装置11の動作を停止させ、操作パネル(図示省略)等に、液体が漏れている旨の表示を行わせることで、ユーザーに知らせる。そして、制御部29は電源をOFFする。なお、再度ONした場合に、液体の漏れが検知された場合、制御部29は、液体噴射装置11を動作させない。
ここで、検知部77の構成と動作について概略説明する。検知部77はセンサー基板(図示省略)で構成されており、基板上には電極が備わっている。検知部77まで誘導されてきた液体が電極をまたがって付着したときに電極間に電位差が生じ、閾値を超えたところで液体が付着していると判断し、液体漏れを検知する。
図7は、装着体21を構成する液体収容体20と容器13とを示す斜視図である。なお、図7では、後述する容器13に形成される第1誘導部78の図示を省略している。
図7に示すように、容器13の先端部(−Y方向の端部)には、液体収容体20の挿入部80と係合する切欠き部65aが形成されている。さらに、切欠き部65aの幅方向の両側には、第1穴55aと第2穴56aが形成されており、液体収容体20の先端部(−Y方向の端部)には、第1穴55bと第2穴56bが形成されている。そして、液体収容体20が容器13に載置されると、第1穴55aと第1穴55b、および第2穴56aと第2穴56bと、がそれぞれ奥行方向に並び、第1穴55a,55bにより第1位置決め穴55が構成され、第2穴56a,56bにより第2位置決め穴56が構成される。
図7に示すように、容器13の先端部(−Y方向の端部)には、液体収容体20の挿入部80と係合する切欠き部65aが形成されている。さらに、切欠き部65aの幅方向の両側には、第1穴55aと第2穴56aが形成されており、液体収容体20の先端部(−Y方向の端部)には、第1穴55bと第2穴56bが形成されている。そして、液体収容体20が容器13に載置されると、第1穴55aと第1穴55b、および第2穴56aと第2穴56bと、がそれぞれ奥行方向に並び、第1穴55a,55bにより第1位置決め穴55が構成され、第2穴56a,56bにより第2位置決め穴56が構成される。
ここで、液体収容体20は、液体を収容可能な液体収容部60と、液体収容部60の液体を液体噴射装置11に供給するための導出口34を有して液体を導出可能とする導出部61と、導出部61に設けられる取っ手部62と、を備えている。取っ手部62は、導出部61とは別部材で構成され、導出部61に対して移動可能である。具体的には、取っ手部62は、導出部61に設けられた回動軸63を中心として回動することにより移動可能である。
容器13は、先端部分に、液体収容体20の導出部61が係合可能な係合受部65を有する。液体収容体20の導出部61は、接続端子53、凹部53a、案内凹部53g、識別部54、第1穴55b及び第2穴56bを含む。また、容器13の係合受部65は、第1穴55a及び第2穴56aを含む。導出部61は、係合受部65に係合したときに、容器13の先端部に位置する。
さらに、液体収容体20の導出部61には、Z方向に貫通形成された略丸穴状の被案内部72が複数(本実施形態では2つ)設けられている。また、容器13の係合受部65には、底板67からZ方向に突出する略円柱形状の突起状の複数(本実施形態では2つ)の案内部73が設けられている。容器13の案内部73と液体収容体20の被案内部72は、規制部72a,73aと曲面部72b,73bとを有している。なお、容器13に液体収容体20を載置する場合、液体収容体20の被案内部72を容器13の案内部73に位置させて−Z方向に移動させることにより係合させることで載置する。
図8は、第1誘導部78、液体受容部70を含む要部を平面から見た斜視図である。なお、液体受容部70等は透視図として図示している。
図8に示すように、容器13の先端部には、導出部61に設けられた導出口34から漏れた液体や、液体収容部60から漏れた液体を液体受容部70まで誘導する第1誘導部78を有する。
図8に示すように、容器13の先端部には、導出部61に設けられた導出口34から漏れた液体や、液体収容部60から漏れた液体を液体受容部70まで誘導する第1誘導部78を有する。
第1誘導部78は、容器13の内部となる底板67の底面に形成され、底面から一段下がった溝状に連なって形成されている。第1誘導部78は案内部73の根本部分を避けるように設ける(領域Aで示す)ことが好ましい。また、第1誘導部78の一部は第1穴55a、第2穴56aの鉛直真下に位置する。ここで、第1穴55aの鉛直真下に位置する第1誘導部78の領域を領域Bで示している。また、第2穴56aの鉛直真下に位置する第1誘導部78の領域を領域Cで示している。図8に示す例では、第1誘導部78の領域B、領域Cは、第1穴55a、第2穴56aの鉛直真下から容器13先端部の内壁に沿ってそれぞれ幅方向へと拡がるように配置されている。
さらに、第1誘導部78は、領域Dで示すように容器13の先端部に貫通部となる切欠き部65aを囲むように設けられている。なお、切欠き部65aは、容器13の底部となる底板67に設けられ、容器13の内部と外部とを連通している。第1誘導部78は、領域Aと領域Dとをつなぐ、領域Eを備えている。第1誘導部78の一部は切欠き部65aに接する。この切欠き部65aに接している部位を誘導部出口79と呼称する。誘導部出口79は、本実施形態では、領域Cと領域Dとが交差する部分で、領域Cを延長した部分に形成されている。
また、図8に示す例では、第1誘導部78の誘導部出口79は、第1誘導部78に溜まった液体が下方に流動しやすいように、下方向に傾斜する斜面を有して形成されている。そして、第1誘導部78の溝に、液体収容体20から垂れた液体を受けることによって誘導部出口79に液体が誘導され、誘導部出口79の鉛直下方に設置される液体受容部70に液体が落下する。
図9は、容器13に液体収容体20が装着された状態を示す要部の平面図であり、容器13の先端部を拡大した図である。
図9に示すように、第1誘導部78の全ての領域A〜Eは、液体収容体20が容器13に装着された状態を上方から平面視した場合に、導出部61と重なる領域に配置されている。また、図9に示すように、第1誘導部78は、液体収容体20が容器13に装着された状態を上方から平面視した場合に、導出口34を囲む位置に設けられる。
図9に示すように、第1誘導部78の全ての領域A〜Eは、液体収容体20が容器13に装着された状態を上方から平面視した場合に、導出部61と重なる領域に配置されている。また、図9に示すように、第1誘導部78は、液体収容体20が容器13に装着された状態を上方から平面視した場合に、導出口34を囲む位置に設けられる。
以上、本実施形態に係る液体噴射装置11によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)装着体21が装着部14に装着された状態において、容器13は載置された液体収容体20の導出部61の鉛直下方となる位置に第1誘導部78を備えることで、液体収容部60または導出部61から液体が漏れた場合に、第1誘導部78で漏れた液体を受けて流動させ、容器13の外部に誘導させることができる。従って、液体収容部60または導出部61から漏れた液体が容器13の想定外の箇所から外部に漏れることを抑制することができる。
(2)容器13の内部に設けられた液体を誘導するための第1誘導部78を溝とすることで、液体収容部60または導出部61から漏れた液体を溝で受けることができる。なお、漏れた液体を溝で受けることにより、確実に誘導することができる。従って、容器13内で漏れた液体が想定外の箇所から外部に漏れることを抑制することができると共に、液体収容体20に液体が付着することを抑制することができる。
(3)容器13は、液体収容体20を着脱する際に液体収容体20の導出部61に設けられた被案内部72を案内する突起状の案内部73を有しており、漏れた液体の誘導のための第1誘導部78(領域A)は案内部73を避けて配置される。このため、第1誘導部78(領域A)に誘導された液体が容器13の案内部73と導出部61の被案内部72との間の隙間を伝わって液体収容体20の上部にまで達することを抑制することができる。
(4)容器13の先端部には導出部61の挿入部80が嵌合するための切欠き部65aが設けられ、切欠き部65aは容器13の内部と外部とを連通すると共に第1誘導部78の一部となる誘導部出口79と接している。さらに、装着部14は、切欠き部65aの鉛直下方となる位置に液体受容部70を有しているため、導出部61または液体収容部60から垂れた液体は、液体受容部70に誘導されることにより、液体噴射装置11の内部で拡がることを抑制することができる。
(5)第1誘導部78は、液体収容体20が容器13に装着された状態を上方から平面視した場合に、導出部61と重なる領域内に設けられているため、導出部61の導出口34から垂れた液体が導出部61以外の範囲にまで付着することを抑制することができる。
(6)第1誘導部78は、液体収容体20が容器13に装着された状態を上方から平面視した場合に、導出部61の導出口34を囲む位置に設けられているため、導出部61の導出口34から垂れた液体が導出部61以外の範囲にまで付着することを抑制することができる。
(7)液体が漏れていることを検知する検知部77と、液体受容部70で受けた液体を検知部77に誘導する第2誘導部74と、を備えることによって、検知部77に到達する量の液体漏れがあった場合に検知することができる。
上記実施形態は、以下に示す変形例のように変更してもよい。また、上記実施形態に含まれる構成と下記変形例に含まれる構成とを任意に組み合わせてもよいし、下記変形例に含まれる構成同士を任意に組み合わせてもよい。なお、以下の説明において、既出の構成要素と同様の機能を有するものには同じ符号を付して、重複する説明を省略する。
(変形例1)
容器13に設けられる液体を誘導するための第1誘導部78はリブ形状であってもよく、リブ形状の根本部分の毛細管力により漏れた液体を誘導することができる。
容器13に設けられる液体を誘導するための第1誘導部78はリブ形状であってもよく、リブ形状の根本部分の毛細管力により漏れた液体を誘導することができる。
(変形例2)
容器13に設けられる液体誘導のための第1誘導部78の溝の幅は、上記実施形態のように一定でもよいし、切欠き部65aと接する位置に向かって幅が徐々に狭くなるようにしてもよい。
容器13に設けられる液体誘導のための第1誘導部78の溝の幅は、上記実施形態のように一定でもよいし、切欠き部65aと接する位置に向かって幅が徐々に狭くなるようにしてもよい。
(変形例3)
容器13に設けられる液体誘導のための第1誘導部78の溝の底面は、切欠き部65aと接する位置に向かって下方に傾斜していてもよい。
容器13に設けられる液体誘導のための第1誘導部78の溝の底面は、切欠き部65aと接する位置に向かって下方に傾斜していてもよい。
(変形例4)
第1誘導部78が切欠き部65aと接する誘導部出口79は1カ所でもよいし、複数カ所でもよい。
以上のような変形例を実施した場合にも本実施形態と同様の効果を得られる。
第1誘導部78が切欠き部65aと接する誘導部出口79は1カ所でもよいし、複数カ所でもよい。
以上のような変形例を実施した場合にも本実施形態と同様の効果を得られる。
以下に、上記実施形態から導き出される内容を記載する。
液体噴射装置は、液体を導出可能な導出部を有する液体収容体が着脱可能に載置される容器と、容器が着脱可能に装着される装着部と、容器に載置された液体収容体から供給される液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を備え、容器が装着部に装着された状態において、容器は、載置された液体収容体の導出部の鉛直下方となる位置に、導出部から垂れた液体を容器の外部へ誘導する第1誘導部を備えることを特徴とする。
この構成によれば、液体収容部または導出部から液体が漏れた場合に、載置された液体収容体の導出部の鉛直下方となる位置に備える第1誘導部で、漏れた液体を受けて流動させ、液体を容器の外部へ誘導することができるため、液体収容部または導出部から漏れた液体が容器の想定外の箇所から外部に漏れることを抑制することができる。
上記、液体噴射装置において、第1誘導部は、容器の内部に設けられた溝であることが好ましい。
この構成によれば、液体収容部または導出部から漏れた液体を溝である第1誘導部で受けることができる。なお、垂れた液体を溝で受けることにより、確実に誘導することができる。従って、容器内で漏れた液体が想定外の箇所から外部に漏れることを抑制できると共に液体収容体に液体が付着することを抑制することができる。
この構成によれば、液体収容部または導出部から漏れた液体を溝である第1誘導部で受けることができる。なお、垂れた液体を溝で受けることにより、確実に誘導することができる。従って、容器内で漏れた液体が想定外の箇所から外部に漏れることを抑制できると共に液体収容体に液体が付着することを抑制することができる。
上記、液体噴射装置において、容器は、液体収容体を着脱する際に導出部に設けられた被案内部を案内する案内部を有し、第1誘導部は案内部を避けて設けられることが好ましい。
この構成によれば、第1誘導部は案内部を避けて設けられることにより、垂れた液体が容器の案内部と導出部の被案内部との間の隙間を伝わって液体収容体の上部にまで達することを抑制することができる。
この構成によれば、第1誘導部は案内部を避けて設けられることにより、垂れた液体が容器の案内部と導出部の被案内部との間の隙間を伝わって液体収容体の上部にまで達することを抑制することができる。
上記、液体噴射装置において、装着部に装着された状態の容器の底部に貫通部が設けられ、貫通部は容器の内部と外部とを連通すると共に第1誘導部の一部と接し、装着部は、貫通部の鉛直下方となる位置に液体受容部を有することが好ましい。
この構成によれば、装着部は、貫通部の鉛直下方となる位置に液体受容部を有しているため、導出部または液体収容部から垂れた液体は、液体受容部に誘導されることにより、液体噴射装置の内部で拡がることを抑制することができる。
この構成によれば、装着部は、貫通部の鉛直下方となる位置に液体受容部を有しているため、導出部または液体収容部から垂れた液体は、液体受容部に誘導されることにより、液体噴射装置の内部で拡がることを抑制することができる。
上記、液体噴射装置において、第1誘導部は、容器が装着部に装着された状態を上方から平面視した場合に、導出部と重なる領域内に設けられることが好ましい。
この構成によれば、導出部の導出口から垂れた液体が導出部以外の範囲にまで付着することを抑制することができる。
この構成によれば、導出部の導出口から垂れた液体が導出部以外の範囲にまで付着することを抑制することができる。
上記、液体噴射装置において、導出部は、液体を導出する導出口を有し、第1誘導部は、容器が装着部に装着された状態を上方から平面視した場合に、導出口を囲む位置に設けられることが好ましい。
この構成によれば、導出口から垂れた液体が導出口以外の範囲にまで付着することを抑制することができる。
この構成によれば、導出口から垂れた液体が導出口以外の範囲にまで付着することを抑制することができる。
上記、液体噴射装置は、液体の付着を検知する検知部と、液体受容部で受けた液体を検知部に誘導する第2誘導部と、を更に備えることが好ましい。
この構成によれば、第2誘導部により、液体受容部で受けた液体を検知部に誘導し、液体を検知部で検知する。これにより、検知部に到達する量の液体漏れがあった場合に検知することができる。
この構成によれば、第2誘導部により、液体受容部で受けた液体を検知部に誘導し、液体を検知部で検知する。これにより、検知部に到達する量の液体漏れがあった場合に検知することができる。
11…液体噴射装置、12…外装体、13…容器、14…装着部、15…前蓋、16…媒体収容部、19…挿入口、20…液体収容体、21…装着体、24…搬送経路部材、25…記録部、27…供給経路、29…制御部、30…支持部材、31…枠体、32…接続部、33…接続ユニット、34…導出口、35…移動路、36…媒体支持部、37…ノズル、38…液体噴射ヘッド、39…キャリッジ、40…ガイド軸、41…上流側流路、42…下流側流路、43…接続流路、50…係止部、50a…アーム、50b…ロック、51…底壁、52…周壁、53…接続端子、53a…凹部、53g…案内凹部、54…識別部、55…第1位置決め穴、55a…第1穴、55b…第1穴、56…第2位置決め穴、56a…第2穴、56b…第2穴、57…電気回線、58…ブロック、59…規制部、59a…規制部、59b…規制部、60…液体収容部、61…導出部、62…取っ手部、63…回動軸、64…回路基板、65…係合受部、65a…切欠き部、67…底板、68…基板接続部、69…液体受容部、70…液体受容部、72…被案内部、72a…規制部、72b…曲面部、73…案内部、73a…規制部、73b…曲面部、74…第2誘導部、75…減圧ポンプ、76…底蓋、77…検知部、78…第1誘導部、79…誘導部出口、80…挿入部、81a…吸収材、81b…吸収材、82a…第2誘導部斜面、82b…第2誘導部斜面、S…媒体。
Claims (7)
- 液体を導出可能な導出部を有する液体収容体が着脱可能に載置される容器と、
前記容器が着脱可能に装着される装着部と、
前記容器に載置された前記液体収容体から供給される前記液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、を備え、
前記容器が前記装着部に装着された状態において、前記容器は、載置された前記液体収容体の前記導出部の鉛直下方となる位置に、前記導出部から垂れた前記液体を前記容器の外部へ誘導する第1誘導部を備えることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置であって、
前記第1誘導部は、前記容器の内部に設けられた溝であることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置であって、
前記容器は、前記液体収容体を着脱する際に前記導出部に設けられた被案内部を案内する案内部を有し、前記第1誘導部は前記案内部を避けて設けられることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
前記装着部に装着された状態の前記容器の底部に貫通部が設けられ、前記貫通部は前記容器の内部と外部とを連通すると共に前記第1誘導部の一部と接し、
前記装着部は、前記貫通部の鉛直下方となる位置に液体受容部を有することを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
前記第1誘導部は、前記容器が前記装着部に装着された状態を上方から平面視した場合に、前記導出部と重なる領域内に設けられることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
前記導出部は、前記液体を導出する導出口を有し、
前記第1誘導部は、前記容器が前記装着部に装着された状態を上方から平面視した場合に、前記導出口を囲む位置に設けられることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項4〜請求項6のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
前記液体の付着を検知する検知部と、前記液体受容部で受けた前記液体を前記検知部に誘導する第2誘導部と、を更に備えたことを特徴とする液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018153757A JP2020026123A (ja) | 2018-08-18 | 2018-08-18 | 液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018153757A JP2020026123A (ja) | 2018-08-18 | 2018-08-18 | 液体噴射装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020026123A true JP2020026123A (ja) | 2020-02-20 |
Family
ID=69620951
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JP2018153757A Pending JP2020026123A (ja) | 2018-08-18 | 2018-08-18 | 液体噴射装置 |
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JP (1) | JP2020026123A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021166937A1 (ja) | 2020-02-19 | 2021-08-26 | 日東電工株式会社 | ホットメルト型粘着剤組成物および粘着シート |
-
2018
- 2018-08-18 JP JP2018153757A patent/JP2020026123A/ja active Pending
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WO2021166937A1 (ja) | 2020-02-19 | 2021-08-26 | 日東電工株式会社 | ホットメルト型粘着剤組成物および粘着シート |
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