JP2020026100A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オンデマンド印刷を行う場合であっても、高精細で高品質な画像をメディアに対して適切に印刷することができる印刷装置を提供する。【解決手段】メディア1を支持するプラテン22と、メディア1に対向して設けられ、駆動素子44の駆動により電荷調整剤を含むインクをメディア1へ向けて吐出することで、正極及び負極のいずれか一方の極性となる荷電インク液滴をメディア1に着弾させるインクジェットヘッド32と、プラテン22及びメディア1の少なくとも一方を、正極及び負極のいずれか他方の極性となるように付与する電圧印加部33と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、インクを吐出する印刷装置に関するものである。
印刷対象となるメディアに対して印刷を行う印刷装置として、例えばヘッドからメディアに液滴を噴射するインクジェット型の印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような印刷装置は、例えばメディアを載置可能な載置台と、当該載置台上を主走査方向に往復移動させつつメディアの表面に向けて液滴を噴射するヘッドとを備えている。
特開2015−13455号公報
ここで、ヘッドとしては、ピエゾ素子等の駆動素子を用いたインクジェットヘッドがある。このようなインクジェットヘッドを用いて、メディアに高精細な画像を印刷する場合、インクジェットヘッドから吐出するインク液滴のサイズを小さくする必要がある。しかしながら、インク液滴のサイズを小さくすると、インクジェットヘッドから吐出されたインク液滴は、空気抵抗の影響により急速に速度が低下することから、メディアへのインク液滴の着弾に乱れが生じてしまう。また、インク液滴の着弾の乱れを軽減すべく、インクジェットヘッドとメディアとのギャップを狭くすると、インクジェットヘッドとメディアとの擦れが発生し易いものとなる。このため、オンデマンド印刷を行うインクジェットプリンタに必要なギャップを確保することが難しいものとなり、インクジェットプリンタにより印刷される画像の高精細化を図ることが困難であった。
また、印刷に使用されるインクとして、蒸発乾燥型インク及びUV瞬間乾燥型インク等の乾燥を要するインクを用いる場合、インクの乾燥加熱時において、インクに含まれる顔料等の色材及び樹脂等の分散剤が、インク液滴の周辺に流動してしまうことで、コーヒーステイン現象等のインクの濃淡が発生する場合がある。この場合、コーヒーステイン現象の発生を抑制するために、インクジェットヘッドに対向して設けられるプリントヒーターにより、メディアを高温加熱してインクを迅速に乾燥させることが考えられるが、プリントヒーターの温度を高くすると、インクジェットヘッドが加熱されることにより、インクがノズルに固着して、ノズル詰まりが発生する可能性がある。
さらに、メディアとして、インクに対して非浸透性となる金属、樹脂等の非浸透性メディアが用いられる場合、非浸透性メディアにインクが付着すると、インクと非浸透性メディアとの隙間に空気が入り、インクと非浸透性メディアとの密着性が低下する可能性がある。また、メディアとして、インクに対して浸透性を有する布帛、紙等の浸透性メディアが用いられる場合、インクが浸透性メディアの表面上に留まってしまい、浸透性メディアの内部へインクが浸透しない可能性がある。このような場合、メディアからインクが剥がれ落ち易くなってしまう。
そこで、本発明は、オンデマンド印刷を行う場合であっても、高精細で高品質な画像をメディアに対して適切に印刷することができる印刷装置を提供することを課題とする。
本発明の印刷装置は、メディアに対向して設けられ、電荷調整剤を含むインクを、荷電インク液滴として前記メディアへ向けて吐出して前記メディアに着弾させる吐出ヘッドと、前記メディアを、前記荷電インク液滴の極性に対して異極となるように、極性を付与する極性付与部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、吐出ヘッドから吐出された荷電インク液滴は、引力となるクーロン力によってメディアに引き寄せられることから、空気抵抗に抗してメディアへ向かって飛行することができる。このため、荷電インク液滴の速度の低下を抑制できることから、メディアへの荷電インク液滴の着弾の乱れを抑制でき、吐出ヘッドとメディアとの間のギャップを狭めることなく、オンデマンド印刷に必要なギャップを確保することが可能となる。よって、オンデマンド印刷であっても、印刷される画像の高精細化を図ることができる。また、メディアに着弾した荷電インク液滴は、引力となるクーロン力によってメディア側に引き込まれることから、荷電インク液滴のメディアへの定着性が向上する。このため、インクの加熱乾燥時において、インクに含まれる色材等の流動を抑制することができ、例えば、コーヒーステイン現象等の濃淡の発生を抑制することができる。よって、乾燥を要するインクであっても、印刷される画像を高品質なものとすることができる。なお、インクは、予め有極性を有するものであってもよいし、吐出時に帯電させてもよい。また、メディアに着弾した荷電インク液滴を、引力となるクーロン力によってメディア側に引き込むことで、メディアとインクとの密着性を向上させることができる。つまり、メディアが極性を付与可能な非浸透性メディアである場合、メディアとインクとの隙間から空気を排除することで、メディアとインクとの密着性を向上させることができる。
また、前記極性付与部は、前記荷電インク液滴が着弾する前の前記メディアに対向して設けられ、前記荷電インク液滴と異極に前記メディアを帯電させる第1の帯電器を有することが好ましい。
この構成によれば、吐出ヘッドから吐出された荷電インク液滴を、荷電インク液滴と異極となるメディアにクーロン力により引き寄せることができるため、メディアとインクとの密着性を向上させることができる。
本発明の他の印刷装置は、メディアが載置される載置部と、前記メディアに対向して設けられ、電荷調整剤を含むインクを、荷電インク液滴として前記メディアへ向けて吐出して前記メディアに着弾させる吐出ヘッドと、前記載置部を、前記荷電インク液滴の極性に対して異極となるように、極性を付与する極性付与部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、吐出ヘッドから吐出された荷電インク液滴は、引力となるクーロン力によって載置部に引き寄せられることから、空気抵抗に抗して載置部に載置されたメディアへ向かって飛行することができる。このため、荷電インク液滴の速度の低下を抑制できることから、メディアへの荷電インク液滴の着弾の乱れを抑制でき、吐出ヘッドとメディアとの間のギャップを狭めることなく、オンデマンド印刷に必要なギャップを確保することが可能となる。よって、オンデマンド印刷であっても、印刷される画像の高精細化を図ることができる。また、メディアに着弾した荷電インク液滴は、引力となるクーロン力によってメディア側に引き込まれることから、荷電インク液滴のメディアへの定着性が向上する。このため、インクの加熱乾燥時において、インクに含まれる色材等の流動を抑制することができ、例えば、コーヒーステイン現象等の濃淡の発生を抑制することができる。よって、乾燥を要するインクであっても、印刷される画像を高品質なものとすることができる。なお、インクは、予め有極性を有するものであってもよいし、吐出時に帯電させてもよい。また、メディアに着弾した荷電インク液滴を、引力となるクーロン力によってメディア側に引き込むことで、メディアとインクとの密着性を向上させることができる。つまり、メディアが極性を付与可能な非浸透性メディアである場合、メディアとインクとの隙間から空気を排除することで、メディアとインクとの密着性を向上させることができる。また、メディアが、極性を付与することが難しい浸透性メディアである場合であっても、クーロン力によってメディアの内部にインクを引き込むことで、インクをメディアの内部に浸透させることができるため、メディアとインクとの密着性を向上させることができる。
また、前記極性付与部は、前記吐出ヘッドに設けられる導電性部位と、導電性となる前記載置部との間に電圧を印加して、前記吐出ヘッドと前記載置部との間に電界を形成することにより、前記メディアと前記荷電インク液滴との当接力を増加させる電圧印加部を有することが好ましい。
この構成によれば、電圧印加部は、吐出ヘッドから吐出されたインク液滴を、吐出ヘッドの導電性部位において一方の極性に帯電させて、荷電インク液滴とすることができる。また、電圧印加部は、載置部を、他方の極性に帯電させることで、吐出ヘッドと載置部との間に電界を形成し、これにより、荷電インク液滴をクーロン力により、載置部側へ引き寄せることができる。
本発明の他の印刷装置は、メディアに対向して設けられ、電荷調整剤を含むインクを、荷電インク液滴として前記メディアへ向けて吐出して前記メディアに着弾させる吐出ヘッドと、前記吐出ヘッド側を、前記荷電インク液滴の極性と同極となるように、極性を付与する極性付与部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、吐出ヘッドから吐出された荷電インク液滴は、斥力となるクーロン力によって吐出ヘッド側と反発することで、空気抵抗に抗してメディアへ向かって飛行することができる。このため、荷電インク液滴の速度の低下を抑制できることから、メディアへの荷電インク液滴の着弾の乱れを抑制でき、吐出ヘッドとメディアとの間のギャップを狭めることなく、オンデマンド印刷に必要なギャップを確保することが可能となる。よって、オンデマンド印刷であっても、印刷される画像の高精細化を図ることができる。また、メディアに着弾した荷電インク液滴は、斥力となるクーロン力によって吐出ヘッド側と反発することから、荷電インク液滴がメディアへ押し付けられることで、荷電インク液滴のメディアへの定着性が向上する。このため、インクの加熱乾燥時において、インクに含まれる色材等の流動を抑制することができ、例えば、コーヒーステイン現象等の濃淡の発生を抑制することができる。よって、乾燥を要するインクであっても、印刷される画像を高品質なものとすることができる。なお、インクは、予め有極性を有するものであってもよいし、吐出時に帯電させてもよい。また、メディアに着弾した荷電インク液滴を、斥力となるクーロン力によって吐出ヘッド側と反発することで、荷電インク液滴がメディアへ押し付けられることで、メディアとインクとの密着性を向上させることができる。つまり、メディアが非浸透性メディアである場合、メディアとインクとの隙間から空気を排除することで、メディアとインクとの密着性を向上させることができる。また、メディアが浸透性メディアである場合であっても、斥力となるクーロン力によって荷電インク液滴がメディアへ押し付けられることで、インクをメディアの内部に浸透させることができるため、メディアとインクとの密着性を向上させることができる。
また、前記極性付与部は、前記荷電インク液滴が着弾した前記メディアに対向して設けられ、前記荷電インク液滴と同極に帯電する第2の帯電器を有することが好ましい。
この構成によれば、メディアに着弾した荷電インク液滴を、荷電インク液滴と同極に帯電する第2の帯電器により反発させて、斥力となるクーロン力により、荷電インク液滴をメディアに押し付けることができるため、メディアとインクとの密着性を向上させることができる。
また、前記帯電器は、コロナ放電によりイオンを発生させるシールド型コロナイオン帯電器であることが好ましい。
この構成によれば、シールド型コロナイオン帯電器を用いることで、均一な電位でメディアを帯電させることができる。
また、印刷後の前記荷電インク液滴及び前記メディアを除電する除電部を、さらに備えることが好ましい。
この構成によれば、印刷後のメディアの帯電状態を解除することができ、後処理工程における帯電による影響を排除することができる。
図1は、実施形態1に係る印刷装置に用いられるインクに関する説明図である。 図2は、実施形態1に係る印刷装置を示す模式図である。 図3は、実施形態1の印刷装置におけるインクジェットヘッド周辺を示す模式図である。 図4は、実施形態1の印刷装置におけるインクジェットヘッドの一例を示す模式図である。 図5は、実施形態1の印刷装置におけるインクジェットヘッド周辺を模式的に示す平面図である。 図6は、実施形態2に係る印刷装置を示す模式図である。 図7は、実施形態3に係る印刷装置を示す模式図である。 図8は、実施形態4に係る印刷装置を示す模式図である。 図9は、実施形態4の印刷装置におけるインクジェットヘッド周辺を模式的に示す平面図である。 図10は、実施形態5に係る印刷装置を示す模式図である。 図11は、実施形態5に係る電着塗装を用いた印刷方法に関する説明図である。 図12は、実施形態6に係る電着塗装を用いた印刷方法に関する説明図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
[実施形態1]
実施形態1に係る印刷装置は、インクジェット方式によりメディアに画像を印刷する装置である。メディアとしては、例えば、インクに対して非浸透性となる金属、樹脂等を用いた非浸透性メディア、またはインクに対して浸透性を有する布帛、紙等を用いた浸透性メディアが適用可能であり、画像形成が可能なメディアであれば、いずれの材料を適用することが可能である。また、メディアは、画像が形成される被形成面を有しており、この被形成面は、形状として、凹凸面、平坦面、または曲面であってもよく、画像形成が可能な形状であれば、いずれの形状に適用することが可能である。次に、図1を参照して、印刷装置において使用されるインクについて説明する。
図1は、実施形態1に係る印刷装置に用いられるインクに関する説明図である。インクIは、例えば、ソルベントインク、水性インクまたはラテックスインク等の蒸発乾燥型インク、UV瞬間乾燥インク(UV吸収剤を含むインク)を適用可能である。また、インクは、例えば、水性UV硬化インク、ソルベント希釈UV硬化(SUV)インク、または低粘度UV硬化インクを適用可能である。
図1に示すように、インクIは、電荷調整剤を含むインクIとなっている。具体的に、インクIは、溶媒5と、電荷調整剤6と、バインダー樹脂7と、顔料等の色材8と、を少なくとも含有しており、インクの態様に応じて、適宜パラフィン9を含有させている。インクは、種々の態様となるインクがあり、一例として、不定形色樹脂分散インクIa、球形色材含有樹脂分散インクIb−1,Ib−2、色材と樹脂の各々を分散したインクIc−1,Ic−2がある。不定形色樹脂分散インクIaは、電荷調整剤、パラフィン及び色材をバインダー樹脂で結合した不定形な粒子を、溶媒に混ぜ合わせたものである。球形色材含有樹脂分散インクIb−1は、電荷調整剤、パラフィン及び色材をバインダー樹脂で結合したものを、高分子カプセルの被膜により球形にして、溶媒に混ぜ合わせたものである。球形色材含有樹脂分散インクIb−1は、電荷調整剤、パラフィン及び色材をバインダー樹脂で結合した球形の粒子を、溶媒に混ぜ合わせたものである。インクIc−1は、電荷調整剤及びバインダー樹脂からなる球形樹脂粒子と色材とを、溶媒に分散させて混ぜ合わせたものである。インクIc−2は、電荷調整剤及びバインダー樹脂からなる不定形の粒子と色材とを、溶媒に分散させて混ぜ合わせたものである。
次に、図2から図5を参照して、印刷装置10について説明する。図2は、実施形態1に係る印刷装置を示す模式図である。図3は、実施形態1の印刷装置におけるインクジェットヘッド周辺を示す模式図である。図4は、実施形態1の印刷装置におけるインクジェットヘッドの一例を示す模式図である。図5は、実施形態1の印刷装置におけるインクジェットヘッド周辺を模式的に示す平面図である。なお、実施形態1の印刷装置10において、インクは、例えば、UV瞬間乾燥インクが用いられている。UV瞬間乾燥インクは、UV吸収剤を含み、紫外線が照射されることで、UV吸収剤が発熱し、これにより、インクに含まれる溶媒が揮発することで乾燥する。
図2及び図3に示すように、印刷装置10は、布または紙等の表面に微小な凹凸が形成されるメディア1(浸透性メディア)を搬送方向(X方向)に搬送し、搬送するメディア1に対して、インクジェットヘッドからインクを吐出して、メディア1に画像を形成している。なお、実施形態1では、被形成面に微小な凹凸が形成されるメディア1に適用して説明するが、被形成面が平滑なメディア1に適用してもよく、特に限定されない。また、図2では、簡単な説明のために、メディア1に対して施される各種処理を、搬送方向に亘って順次行われるように図示しているが、インクジェットヘッドは、搬送方向に直交する走査方向(Y方向)に移動しており、各種処理は、走査方向に亘っても行われるため、図2に示す構成に限らない。
印刷装置10は、図2に示すように、搬送部11と、印刷部12と、除電部13とを備えている。印刷装置10は、搬送部11によりメディア1を搬送しながら、印刷部12によりメディア1に印刷を行い、印刷後のメディア1に対して除電部13により除電を行っている。
搬送部11は、搬送ローラ21と、プラテン22とを有している。搬送ローラ21は、搬送方向においてプラテン22の下流側に設けられており、プラテン22上のメディア1を搬送方向に牽引する駆動ローラとなっている。プラテン22は、印刷部12に対向して設けられ、メディア1が載置される載置部として機能しており、メディア1に接触する面が平坦面となっている。このため、メディア1は、プラテン22上において、印刷部12による処理が行われる。プラテン22は、金属等の導電性を有する材料により形成されており、後述する電圧印加部33に接続されている。
印刷部12は、メディア1を挟んで、プラテン22の反対側に、プラテン22に対向して設けられている。印刷部12は、キャリッジ30と、ベース31と、インクジェットヘッド32と、電圧印加部(極性付与部)33と、帯電器(第2の帯電器)34、紫外線照射部35と、プラテンヒータ36と、アフターヒータ37と、を有している。印刷部12は、メディア1の搬送方向をX方向とすると、プラテン22の平坦面内において、X方向に直交するY方向を走査方向として、インクジェットヘッド32を走査させている。
図5に示すように、キャリッジ30は、Y方向に延在して設けられ、インクジェットヘッド32がY方向に移動するように案内している。ベース31は、キャリッジ30上に設けられ、図示しない駆動源によりY方向に移動可能となっている。インクジェットヘッド32は、ベース31上に設けられ、図1に示すインクをメディア1へ向かって吐出することで、正極及び負極のいずれか一方の極性(実施形態1では、正極)となる荷電インク液滴をメディア1に着弾させる。インクジェットヘッド32は、使用するカラーの種類に応じて複数設けられ、例えば、CMYKの4色分のインクジェットヘッド32が、Y方向に並べて設けられている。また、インクジェットヘッド32として、クリア色のインクジェットヘッド32が設けられ、クリア色のインクジェットヘッド32は、CMYKの4色分のインクジェットヘッド32に対してX方向に並べて設けられている。
帯電器34は、ベース31上に設けられ、メディア1上に吐出された荷電インク液滴と同極(正極)に帯電している。帯電器34は、例えば、シールド型コロナイオン帯電器であり、コロナ放電により放電電極から両極のイオン電荷を放出し、シールド型の接地電極から荷電インク液滴と異極(負極)のイオン電荷を回収することで、荷電インク液滴と同極(正極)のイオン電荷を、メディア1へ向かって放出している。
具体的に、帯電器34は、シールドケース61と、放電電極62と、メッシュ電極63とを含んで構成されている。放電電極62は、例えば、ひも状のワイヤであり、シールドケース61とメッシュ電極63とにより区画された内部空間に配置されている。そして、放電電極62には、電圧が印加されることで、コロナ放電により放電電極62からイオンが発生する。実施形態1において、放電電極62に印加される電圧は、交流電圧であることから、放電電極62からは、正および負のイオンが放出される。メッシュ電極63は、プラテン22上のメディア1に対向して設けられている。メッシュ電極63とプラテンとの間には、電圧が印加される。メッシュ電極63とプラテンとの間に印加される電圧は、直流電圧であり、メッシュ電極63が正側に接続されることから、帯電器34からメディア1へ向けて正のイオン電荷が放出される。このとき、メッシュ電極63に印加される電圧によってメディア1の帯電電圧が規制される。
この帯電器34は、図5に示すように、CMYK用の帯電器34と、クリア用の帯電器34とがX方向に並べて設けられている。また、帯電器34は、インクジェットヘッド32に対してY方向に隣接して設けられている。
紫外線照射部35は、ベース31上に設けられ、メディア1上に吐出された荷電インク液滴へ向かって紫外線を照射する。荷電インク液滴は、紫外線が照射されると、インクに含まれるUV吸収剤が発熱することで乾燥する。紫外線照射部35は、CMYK用の紫外線照射部35と、クリア用の紫外線照射部35とがX方向に並べて設けられている。また、紫外線照射部35は、帯電器34に対してY方向に隣接して設けられると共に、帯電器34を挟んでインクジェットヘッド32の反対側に設けられている。
ここで、印刷部12は、ベース31がY方向の一方側から他方側へ向かう片方向の移動時において印刷を行っており、インクジェットヘッド32は、Y方向の先行する先行側に設けられ、紫外線照射部35は、Y方向の後行する後行側に設けられ、帯電器34は、インクジェットヘッド32と紫外線照射部35との間に設けられる。
電圧印加部33は、図3に示すように、インクジェットヘッド32とプラテン22との間に電圧を印加して、電界を形成している。電圧印加部33は、一方がインクジェットヘッド32の導電性部位に接続され、その他方が導電性材料からなるプラテン22に接続されている。電圧印加部33は、インクジェットヘッド32が正極となり、プラテン22が負極となるように電界を形成する。電圧印加部33は、インクジェットヘッド32を正極に帯電させることで、インクジェットヘッド32から吐出したインクを、正極の荷電インク液滴とする。このとき、荷電インク液滴は、少なくともメディア1側の一部が正極となっていればよい。つまり、荷電インク液滴は、全部が正極となっていてもよいし、メディア1側の一部が正極となり、ヘッド側の一部が負極となっていてもよい。
プラテンヒータ36は、プラテン22を加熱しており、プラテン22を加熱することで、プラテン22上において搬送されるメディア1を加熱する。アフターヒータ37は、メディア1の搬送方向において、プラテンヒータ36の下流側に設けられ、プラテンヒータ36により加熱されたメディア1を後加熱する。
除電部13は、印刷後の帯電するメディア1を、メディア1の帯電電圧と逆極性のコロナイオンを引き出して、メディア1を除電している。除電部13は、搬送ローラ21に対向して設けられる除電ローラ38と、除電ローラ38の下流側に設けられる除電器39とを有している。除電ローラ38は、印刷後のメディア1に転接しており、アース接続されている。除電器39は、内部にコロナ放電電極を有するものとなっており、帯電器34とほぼ同様の構成となっている。除電器39は、例えば、シールド型コロナイオン除電器であり、コロナ放電により放電電極から両極のイオン電荷を放出し、シールド型の接地電極からメディア1の除電に不要なイオン電荷を回収することで、メディア1と異極(負極)のイオン電荷を、メディア1へ向かって放出することで、メディア1を除電している。
次に、図4を参照して、インクジェットヘッド32について説明する。インクジェットヘッド32は、吐出されるインクを、正極の荷電インク液滴とすべく、電圧印加部33によって、その一部が正極に帯電されている。図4では、インクジェットヘッド32の態様として、例えば、4つのインクジェットヘッド32a,32b,32c,32dを例示している。先ずは、インクジェットヘッド32の構成について説明する。
インクジェットヘッド32は、ヘッド本体41と、圧力室42と、ノズル43と、複数の駆動素子44とを有している。
ヘッド本体41は、長方体となる箱状に形成される。なお、ヘッド本体41の形状はこれに限らない。ヘッド本体41は、プラテン22及びメディア1に対向する面が、ノズル43が設けられる吐出面46となっており、吐出面46は、平坦面となっている。
圧力室42は、ヘッド本体41の内部に形成された空間であり、インクで満たされている。ノズル43は、インクを吐出するための孔であり、ヘッド本体41の吐出面46に貫通形成されている。圧力室42とノズル43とは互いに連通している。このため、ノズル43は、圧力室42に満たされたインクの一部を吐出する。
複数の駆動素子44は、圧力室42の一部を形成する。駆動素子44は、例えば、ピエゾ素子等の圧電素子であり、駆動電圧Vaが印加されることにより変形することで圧力室42内のインクの圧力を変動させる。駆動素子44は、変形することによって圧力室42の内部のインクの圧力を上下させ、ノズル43から荷電インク液滴を吐出させる。なお、駆動素子44は図4に示されるものに限らず、従来のピエゾ方式に分類される全ての駆動方法に適用可能である。例えば、駆動素子44は、圧力室42を形成するダイアフラム膜に積層形成されたものでも良い。また、サーマルジェットやバブルジェット(登録商標)と称されるサーマル方式のものでもよい。
このようなインクジェットヘッド32は、駆動素子に駆動電圧が印加されることで、圧力室内の内部の圧力を変動させることにより、ノズル43から荷電インク液滴を吐出させる。
ここで、図4のインクジェットヘッド32aには、ノズル43が設けられる吐出面46に、ノズル表面プレート51が設けられている。ノズル表面プレート51は、導電性材料を用いて形成された平板状の部材であり、ノズル43と対応する位置に貫通孔が形成され、吐出面46に接合されている。また、インクジェットヘッド32aには、圧力室42の内部に、帯電部材52が設けられている。帯電部材52は、導電性材料を用いて形成された部材であり、ヘッド本体41の内壁に接合されている。
そして、インクジェットヘッド32aにおいて、ノズル表面プレート51と帯電部材52との間には、パルス帯電電圧Vbが印加される。また、インクジェットヘッド32aにおいて、ノズル表面プレート51及び帯電部材52と、プラテン22との間には、加速電圧Vcが印加される。このため、インクジェットヘッド32aは、インクの吐出時において、インクを正極に帯電させ、正極に帯電させた荷電インク液滴を吐出する。また、正極に帯電した荷電インク液滴は、クーロン力によって負極となるプラテン22に引き寄せられて飛行する。
図4のインクジェットヘッド32bは、ヘッド本体41の吐出面46を構成する部位が導電性部位41aとなっている。また、インクジェットヘッド32bには、圧力室42の内部に、帯電部材55が設けられている。帯電部材55は、導電性材料を用いて形成された部材であり、ヘッド本体41の内壁に接合されると共に、ヘッド本体41の導電性部位41aに接合されている。
そして、インクジェットヘッド32bにおいて、ヘッド本体41の導電性部位41aと、プラテン22との間には、加速電圧Vcが印加される。このため、インクジェットヘッド32bは、インクの吐出時において、インクを正極に帯電させ、正極に帯電させた荷電インク液滴を吐出する。また、正極に帯電した荷電インク液滴は、クーロン力によって負極となるプラテン22に引き寄せられて飛行する。
図4のインクジェットヘッド32cは、インクジェットヘッド32bの構成に加え、ヘッド本体41の吐出面46に対向する位置に導電性プレート57が設けられている。導電性プレート57は、吐出面46に対して隙間を空けて設けられ、ノズル43と対応する位置に貫通孔が形成されている。
そして、インクジェットヘッド32cにおいて、導電性プレート57と導電性部位41aとの間には、パルス帯電電圧Vbが印加される。また、インクジェットヘッド32aにおいて、導電性プレート57及び導電性部位41aと、プラテン22との間には、加速電圧Vcが印加される。このため、インクジェットヘッド32aは、インクの吐出時において、インクを正極に帯電させ、正極に帯電させた荷電インク液滴を吐出する。また、正極に帯電した荷電インク液滴は、クーロン力によって負極となるプラテン22に引き寄せられて飛行する。
図4のインクジェットヘッド32dは、インクジェットヘッド32aの駆動素子44を、インクを帯電させる帯電部材として機能させ、帯電部材52を省いた構成となっている。
そして、インクジェットヘッド32dにおいて、駆動素子44には、駆動電圧Vaが印加されることで、駆動電圧Vaがパルス帯電電圧Vbとして機能する。つまり、駆動素子44に印加される駆動電圧Vaは、パルス帯電電圧Vbを兼ねている。また、インクジェットヘッド32dにおいて、ノズル表面プレート51及び駆動素子44と、プラテン22との間には、加速電圧Vcが印加される。このため、インクジェットヘッド32dは、インクの吐出時において、インクを正極に帯電させ、正極に帯電させた荷電インク液滴を吐出する。また、正極に帯電した荷電インク液滴は、クーロン力によって負極となるプラテン22に引き寄せられて飛行する。
再び、図3を参照して、印刷装置10によるメディア1の印刷に関する処理について説明する。搬送部11により搬送方向に搬送されるメディア1が、印刷部12のインクジェットヘッド32と対向する位置に移動すると、印刷装置10は、UV瞬間乾燥インクを用いて、インクジェットヘッド32をY方向に走査して、メディア1に対してCMYK色の荷電インク液滴を吐出して、メディア1に画像を描画する。このとき、印刷装置10は、電圧印加部33によりインクを正極に帯電させると共に、電圧印加部33によりインクジェットヘッド32とプラテン22との間に電界を形成することで、クーロン力により荷電インク液滴をプラテン22へ引き寄せる。また、印刷装置10は、インクジェットヘッド32に後行する紫外線照射部35により、メディア1上に着弾した荷電インク液滴に紫外線を照射することで、荷電インク液滴を加熱する。また、印刷装置10は、プラテンヒータ36によっても、荷電インク液滴を加熱する。これにより、メディア1上に着弾したCMYK色の荷電インク液滴は、加熱されることで溶媒が揮発して乾燥する。
続いて、印刷装置10は、インクジェットヘッド32をY方向に走査して、メディア1に対してクリア色の荷電インク液滴を吐出して、メディア1にクリア層を形成する。このときも、印刷装置10は、電圧印加部33によりインクを正極に帯電させると共に、電圧印加部33によりインクジェットヘッド32とプラテン22との間に電界を形成することで、クーロン力により荷電インク液滴をプラテン22へ引き寄せる。また、印刷装置10は、インクジェットヘッド32に後行する帯電器34が、メディア1上に着弾した荷電インク液滴に対向することで、クーロン力により荷電インク液滴をプラテン22へ押し込む。また、印刷装置10は、帯電器34に後行する紫外線照射部35により、メディア1上に着弾した荷電インク液滴に紫外線を照射することで、荷電インク液滴を加熱する。また、印刷装置10は、アフターヒータ37によっても、荷電インク液滴を加熱する。これにより、メディア1上に着弾したクリア色の荷電インク液滴は、加熱されることで溶媒が揮発して乾燥する。
以上のように、実施形態1によれば、駆動素子44によってインクジェットヘッド32から吐出された荷電インク液滴は、クーロン力によってメディア1に引き寄せられることから、空気抵抗に抗してメディア1へ向かって飛行することができる。このため、荷電インク液滴の速度の低下を抑制できることから、メディア1への荷電インク液滴の着弾の乱れを抑制でき、インクジェットヘッド32とメディア1との間のギャップを狭めることなく、オンデマンド印刷に必要なギャップを確保することが可能となる。よって、オンデマンド印刷であっても、印刷される画像の高精細化を図ることができる。また、メディア1に着弾した荷電インク液滴は、クーロン力によってメディア1側に引き込まれることから、荷電インク液滴のメディア1への定着性が向上する。このため、インクの加熱乾燥時において、インクに含まれる色材等の流動を抑制することができ、例えば、コーヒーステイン現象等の濃淡の発生を抑制することができる。よって、乾燥を要するインクであっても、印刷される画像を高品質なものとすることができる。
また、実施形態1によれば、電圧印加部33は、インクジェットヘッド32から吐出されたインク液滴を、インクジェットヘッド32側において一方の極性に帯電させて、荷電インク液滴とすることができる。また、電圧印加部33は、プラテン22を、他方の極性に帯電させることで、インクジェットヘッド32とプラテン22との間に電界を形成し、これにより、荷電インク液滴をクーロン力により、プラテン22側へ引き寄せることができる。
また、実施形態1によれば、メディア1に着弾したクリア色の荷電インク液滴が、帯電器34に反発することで、荷電インク液滴がメディア1に押し付けられるため、荷電インク液滴のメディア1への定着性をより向上させることができる。
なお、実施形態1では、インクジェットヘッド32側(荷電インク液滴)を正極とし、プラテン22を負極としたが、正極と負極とを反対にしてもよい。
また、実施形態1では、プラテン22を負極に帯電させたが、メディア1が導電性部材である場合、メディア1を負極に帯電させてもよい。
また、実施形態1では、電圧印加部33により、インクジェットヘッド32とプラテン22との間に電圧を印加することで、荷電インク液滴をメディア1に引き寄せたが、電圧印加部33に代えて、プラテン22を荷電インク液滴に対して異極に、つまり、プラテン22を負極に帯電させる帯電器を適用してもよい。
[実施形態2]
次に、図6を参照して、実施形態2に係る印刷装置80について説明する。なお、実施形態2では、重複した記載を避けるべく、実施形態1と異なる部分について説明し、実施形態1と同様の構成である部分については、同じ符号を付して説明する。図6は、実施形態2に係る印刷装置を示す模式図である。
実施形態2の印刷装置80では、CMYK色の荷電インク液滴の吐出後に、インクジェットヘッド32に後行する帯電器(極性付与部)34が、メディア1上に着弾した荷電インク液滴に対向することで、クーロン力により荷電インク液滴をプラテン22へ押し込んでいる。
具体的に、実施形態2の印刷装置80では、被形成面が平坦面となるメディア1に対して、インクジェットヘッド32から荷電インク液滴を吐出して、メディア1に画像を形成している。なお、実施形態2の印刷装置80の構成は、実施形態1と同様の構成において下記する印刷処理を実行可能であることから、説明を省略する。
図6を参照して、印刷装置80によるメディア1の印刷に関する処理について説明する。搬送部11により搬送方向に搬送されるメディア1が、印刷部12のインクジェットヘッド32と対向する位置に移動すると、印刷装置80は、UV瞬間乾燥インクを用いて、インクジェットヘッド32をY方向に走査して、メディア1に対してCMYK色の荷電インク液滴を吐出し、メディア1に画像を描画する。このとき、印刷装置80は、電圧印加部33によりインクを正極に帯電させると共に、電圧印加部33によりインクジェットヘッド32とプラテン22との間に電界を形成することで、クーロン力により荷電インク液滴をプラテン22へ引き寄せる。この後、印刷装置80は、インクジェットヘッド32に後行する帯電器34が、メディア1上に着弾した荷電インク液滴に対向することで、クーロン力により荷電インク液滴をメディア1側(プラテン22側)へ押し込む。そして、印刷装置80は、帯電器34に後行する紫外線照射部35により、メディア1上に着弾した荷電インク液滴に紫外線を照射することで、荷電インク液滴を加熱する。また、印刷装置80は、プラテンヒータ36によっても、荷電インク液滴を加熱する。これにより、メディア1上に着弾したCMYK色の荷電インク液滴は、加熱されることで溶媒が揮発して乾燥する。そして、印刷装置80は、印刷後のメディア1に対して、除電器39による除電を行う。
なお、実施形態2では、メディア1に対するクリア層の形成を省略したが、実施形態1と同様に行ってもよく、特に限定されない。
また、実施形態2の印刷装置80では、実施形態1の除電部13を、除電ローラ38を省いて、除電器39のみの構成としている。
以上のように、実施形態2によれば、メディア1に着弾したCMYK色の荷電インク液滴が、帯電器34に反発することで、荷電インク液滴がメディア1に押し付けられるため、荷電インク液滴のメディア1への定着性をより向上させることができる。
なお、実施形態2では、帯電器34に対して、荷電インク液滴を反発させることで、荷電インク液滴をメディア1に押し付けたが、電圧印加部33に代えて、吐出された荷電インク液滴に対して、インクジェットヘッド32が同極となるように電圧を印加する電圧印加部を適用してもよい。この場合、電圧印加部により、インクジェットヘッド32に対して荷電インク液滴を反発させることで、荷電インク液滴をメディア1に十分に押し付けが可能である場合には、帯電器34を省いてもよい。
[実施形態3]
次に、図7を参照して、実施形態3に係る印刷装置90について説明する。なお、実施形態3でも、重複した記載を避けるべく、実施形態1及び2と異なる部分について説明し、実施形態1及び2と同様の構成である部分については、同じ符号を付して説明する。図7は、実施形態3に係る印刷装置を示す模式図である。
実施形態3の印刷装置90では、インクジェットヘッド32によるメディア1の印刷前に、荷電インク液滴と異極にメディア1を帯電させる帯電器(第1の帯電器)91をさらに備えている。なお、実施形態3において、メディア1は、絶縁体となる非浸透性メディアが適用される。
具体的に、実施形態3の印刷装置90では、被形成面が平坦面となる絶縁体のメディア1に対して、メディア1の表面を負極に帯電させた後、インクジェットヘッド32から正極の荷電インク液滴を吐出することで、クーロン力により荷電インク液滴をメディア1へ引き寄せている。
実施形態3の印刷装置90は、実施形態1の印刷装置10に、帯電器(第1の帯電器)91をさらに備えたものとなっている。帯電器91は、メディア1の搬送方向において、インクジェットヘッド32の上流側に設けられている。つまり、帯電器91は、インクジェットヘッド32とは別体となっている。また、帯電器91は、実施形態1の帯電器34と極性が異極となるほぼ同様の構成となっている。すなわち、帯電器91は、例えば、シールド型コロナイオン帯電器であり、コロナ放電により放電電極から両極のイオン電荷を放出し、シールド型の接地電極から荷電インク液滴と同極(正極)のイオン電荷を回収することで、荷電インク液滴と異極(負極)のイオン電荷を、メディア1へ向かって放出している。
図7を参照して、印刷装置90によるメディア1の印刷に関する処理について説明する。搬送部11により搬送方向に搬送されるメディア1が、帯電器91と対向する位置に移動すると、印刷装置90は、帯電器91によりメディア1の表面を負極に帯電させる。この後、印刷装置90は、メディア1を印刷部12のインクジェットヘッド32と対向する位置に移動させる。印刷装置90は、UV瞬間乾燥インクを用いて、インクジェットヘッド32をY方向に走査して、メディア1に対してCMYK色の荷電インク液滴を吐出し、メディア1に画像を描画する。このとき、印刷装置90は、メディア1が負極に帯電しており、また、電圧印加部33によりインクを正極に帯電させると共に、電圧印加部33によりインクジェットヘッド32とプラテン22との間に電界を形成することで、クーロン力により荷電インク液滴をプラテン22へ引き寄せる。この後、印刷装置90は、インクジェットヘッド32に後行する紫外線照射部35により、メディア1上に着弾した荷電インク液滴に紫外線を照射することで、荷電インク液滴を加熱する。また、印刷装置90は、プラテンヒータ36によっても、荷電インク液滴を加熱する。これにより、メディア1上に着弾したCMYK色の荷電インク液滴は、加熱されることで溶媒が揮発して乾燥する。そして、印刷装置90は、印刷後のメディア1に対して、除電器39による除電を行う。
なお、実施形態3でも、メディア1に対するクリア層の形成を省略したが、実施形態1と同様に行ってもよく、特に限定されない。また、実施形態3において、実施形態2のように、荷電インク液滴の着弾後に、帯電器34を対向させることで、クーロン力により荷電インク液滴をメディア1側(プラテン22側)へ押し込んでもよい。
以上のように、実施形態3によれば、帯電器91によりメディア1を負極に帯電させることで、正極となる荷電インク液滴をメディア1により引き寄せることができるため、荷電インク液滴のメディア1への定着性をより向上させることができる。
なお、実施形態3では、帯電器91により、メディア1を荷電インク液滴に対して異極に、つまり、メディア1を負極に帯電させたが、帯電器91に代えて、メディア1とプラテン22との間に電圧を印加することで、荷電インク液滴をメディア1に引き寄せる電圧印加部を適用してもよい。
[実施形態4]
次に、図8及び図9を参照して、実施形態4に係る印刷装置100について説明する。なお、実施形態4でも、重複した記載を避けるべく、実施形態1から3と異なる部分について説明し、実施形態1から3と同様の構成である部分については、同じ符号を付して説明する。図8は、実施形態4に係る印刷装置を示す模式図である。図9は、実施形態4の印刷装置におけるインクジェットヘッド周辺を模式的に示す平面図である。
実施形態4の印刷装置100は、インクとして、UV瞬間乾燥インクに代えて、SUVインクを用いた構成となっている。実施形態4の印刷装置100では、CMYK色の荷電インク液滴の吐出後に、インクジェットヘッド32に後行する帯電器34が、メディア1上に着弾した荷電インク液滴に対向することで、クーロン力により荷電インク液滴をプラテン22へ押し込んでいる。ここで、実施形態4の印刷装置100では、プラテンヒータ36及びアフターヒータ37により荷電インク液滴を加熱乾燥していることから、印刷部12の紫外線照射部35は省いた構成となっている。
具体的に、図9に示すように、実施形態4の印刷装置100において、キャリッジ30上に設けられるベース31には、インクジェットヘッド32と帯電器34とが設けられる一方で、紫外線照射部35が省かれている。
図8を参照して、印刷装置100によるメディア1の印刷に関する処理について説明する。搬送部11により搬送方向に搬送されるメディア1が、印刷部12のインクジェットヘッド32と対向する位置に移動すると、印刷装置100は、SUVインクを用いて、インクジェットヘッド32をY方向に走査して、メディア1に対してCMYK色の荷電インク液滴を吐出し、メディア1に画像を描画する。このとき、印刷装置100は、電圧印加部33によりインクを正極に帯電させると共に、電圧印加部33によりインクジェットヘッド32とプラテン22との間に電界を形成することで、クーロン力により荷電インク液滴をプラテン22へ引き寄せる。この後、印刷装置100は、インクジェットヘッド32に後行する帯電器34が、メディア1上に着弾した荷電インク液滴に対向することで、クーロン力により荷電インク液滴をメディア1側(プラテン22側)へ押し込む。そして、印刷装置100は、プラテンヒータ36及びアフターヒータ37によって、荷電インク液滴を加熱する。これにより、メディア1上に着弾したCMYK色の荷電インク液滴は、加熱されることで溶媒が揮発して乾燥する。そして、印刷装置100は、印刷後のメディア1に対して、除電器39による除電を行う。
以上のように、実施形態4によれば、SUVインクを用いる場合であっても、メディア1に着弾したCMYK色の荷電インク液滴が、帯電器34に反発することで、荷電インク液滴がメディア1に押し付けられるため、荷電インク液滴のメディア1への定着性をより向上させることができる。
なお、実施形態2から4において、電圧印加部33を設けることで、インクジェットヘッド32から吐出された荷電インク液滴を、インクジェットヘッド32側において一方の極性に帯電させ、プラテン22を他方の極性に帯電させた。しかしながら、メディア1への荷電インクの定着性を高めるだけであれば、印刷装置80,90,100は、電圧印加部33の構成を省いてもよい。この場合、インクは、予め正極または負極に帯電させたインクであってもよいし、吐出時に正極または負極に帯電させてもよい。
[実施形態5]
次に、図10及び図11を参照して、実施形態5に係る印刷装置110について説明する。図10は、実施形態5に係る印刷装置を示す模式図である。図11は、実施形態5に係る電着塗装を用いた印刷方法に関する説明図である。
実施形態5の印刷装置110は、メディア1をインクIに浸漬させて、メディア1を電着塗装している。図10に示すように、印刷装置110は、インク槽111と、インク槽111の内部に設けられる電極112と、メディア1と電極112との間に電圧を印加する電圧印加部113とを含んで構成されている。メディア1は、導電性の材料であり、金属材料等が適用される。
インク槽111は、インクIを貯める槽であり、インクIとしては、後述するマスク120を除去するマスク除去溶剤に不溶となるインクである。また、インクIは、実施形態1と同様に、電荷調整剤を含むインクとなっている。そして、このインク槽111にメディア1が浸漬される。
電極112は、インク槽111の内部に配置されると共に、インクIに浸漬されるメディア1に対向して配置される。電極112は、例えば、棒状の電極棒として形成されていてもよいし、メディア1が平板形状である場合には、メディア1との間で平行な電界を形成すべく、平板形状の電極として形成されていてもよい。電極112は、正極または負極に帯電しており、インクIの極性と同じ極性に帯電している。
電圧印加部113は、所定の電圧Vcを印加することで、メディア1をインクIと異なる極性に帯電させると共に、電極112をインクIと同じ極性に帯電させることで、メディア1と電極112との間に電界を形成する。例えば、インクIがカチオン(+)インクである場合、電圧印加部113は、メディア1を負極とし、電極112を正極とする。
この印刷装置110を用いてメディア1を印刷する場合、メディア1をインクIが溜められたインク槽111内に浸漬させる。そして、電圧印加部113により電圧Vcを印加することで、メディア1をインクIと異なる極性に帯電させると共に、電極112をインクIと同じ極性に帯電させる。すると、インクIがメディア1に電着することで、メディア1は、インクIにより電着塗装される。
次に、図11及び図12を参照して、印刷装置110を用いた電着塗装によるメディア1の印刷方法について説明する。図11及び図12に示す印刷方法は、異なる色のインクIを複数用いて、メディア1に対し多色の電着塗装を行っている。また、図11及び図12に示す印刷方法では、マスク用インクを用いて、メディア1に所定のマスク120を印刷することで、メディア1に対してマスキングを行っている。マスク用インクは、マスク除去溶剤に可溶となるインクであり、例えば、アルカリ溶液に可溶するUV硬化インク等が用いられる。
図11に示す印刷方法では、先ず、1色のインクIを用いて、印刷装置110によりメディア1に対して電着塗装を行う(ステップS11)。ステップS11の後、インクジェットプリンタ等の印刷装置を用いて、電着塗装されたメディア1に対してマスク120を形成する(ステップS12)。メディア1に形成されたマスク120は、後工程となる電着塗装において塗装が施されないように、マスク120で覆われた領域を保護している。続いて、ステップS11とは異なる色の1色のインクIを用いて、印刷装置110により、マスク120が形成されたメディア1に対して電着塗装を行う(ステップS13)。この後、マスク除去溶剤を用いてメディア1に形成されたマスク120を除去する(ステップS14)。これにより、メディア1は、マスク120により覆われた領域においてステップS11で用いたインクIの色となり、マスク120により覆われた領域以外の領域においてステップS13で用いたインクIの色となる。つまり、メディア1は、2色の電着塗装が施されたものとなる。
図12に示す印刷方法では、先ず、電着塗装前のメディア1に対してマスク120を形成する(ステップS21)。メディア1に形成されたマスク120は、後工程となる電着塗装において塗装が施されないように、マスク120で覆われた領域を保護している。次に、1色のインクIを用いて、印刷装置110により、マスク120が形成されたメディア1に対して電着塗装を行う(ステップS22)。この後、マスク除去溶剤を用いてメディア1に形成されたマスク120を除去する(ステップS23)。続いて、ステップS22とは異なる色の1色のインクIを用いて、印刷装置110によりメディア1に対して電着塗装を行う(ステップS24)。これにより、メディア1は、マスク120により覆われた領域においてステップS24で用いたインクIの色となり、マスク120により覆われた領域以外の領域においてステップS22及びステップS24で用いた2色のインクIを重ね合わせた色となる。つまり、メディア1は、2色の電着塗装が施されたものとなる。
図12に示す印刷方法では、例えば、ステップS22において用いるインクIの色をシアンとし、ステップS24において用いるインクIの色をイエローとする。この場合、メディア1は、マスク120により覆われた領域の色がイエローとなり、マスク120により覆われた領域以外の領域の色がシアンとイエローとを重ね合わせたグリーンとなる。
なお、図11及び図12に示す印刷方法において、用いる色は特に限定されず、メディア1に対して多色の電着塗装を行うことが可能であれば、いずれの色のインクIを用いてもよい。
1 メディア
5 溶媒
6 電荷調整剤
7 バインダー樹脂
8 色材
9 パラフィン
10 印刷装置
11 搬送部
12 印刷部
13 除電部
21 搬送ローラ
22 プラテン
30 キャリッジ
31 ベース
32 インクジェットヘッド
33 電圧印加部
34 帯電器
35 紫外線照射部
36 プラテンヒータ
37 アフターヒータ
38 除電ローラ
39 除電器
41 ヘッド本体
41a 導電性部位
42 圧力室
43 ノズル
44 駆動素子
46 吐出面
51 ノズル表面プレート
52 帯電部材
55 帯電部材
57 導電性プレート
61 シールドケース
62 放電電極
63 メッシュ電極
80 印刷装置(実施形態2)
90 印刷装置(実施形態3)
91 帯電器
100 印刷装置(実施形態4)
110 印刷装置(実施形態5)
111 インク槽
112 電極
113 電圧印加部
120 マスク
I インク
Va 駆動電圧
Vb パルス帯電電圧
Vc 加速電圧

Claims (8)

  1. メディアに対向して設けられ、電荷調整剤を含むインクを、荷電インク液滴として前記メディアへ向けて吐出して前記メディアに着弾させる吐出ヘッドと、
    前記メディアを、前記荷電インク液滴の極性に対して異極となるように、極性を付与する極性付与部と、を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記極性付与部は、
    前記荷電インク液滴が着弾する前の前記メディアに対向して設けられ、前記荷電インク液滴と異極に前記メディアを帯電させる第1の帯電器を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. メディアが載置される載置部と、
    前記メディアに対向して設けられ、電荷調整剤を含むインクを、荷電インク液滴として前記メディアへ向けて吐出して前記メディアに着弾させる吐出ヘッドと、
    前記載置部を、前記荷電インク液滴の極性に対して異極となるように、極性を付与する極性付与部と、を備えることを特徴とする印刷装置。
  4. 前記極性付与部は、
    前記吐出ヘッドに設けられる導電性部位と、導電性となる前記載置部との間に電圧を印加して、前記吐出ヘッドと前記載置部との間に電界を形成することにより、前記メディアと前記荷電インク液滴との当接力を増加させる電圧印加部を有することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. メディアに対向して設けられ、電荷調整剤を含むインクを、荷電インク液滴として前記メディアへ向けて吐出して前記メディアに着弾させる吐出ヘッドと、
    前記吐出ヘッド側を、前記荷電インク液滴の極性と同極となるように、極性を付与する極性付与部と、を備えることを特徴とする印刷装置。
  6. 前記極性付与部は、
    前記荷電インク液滴が着弾した前記メディアに対向して設けられ、前記荷電インク液滴と同極に帯電する第2の帯電器を有することを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 前記帯電器は、コロナ放電によりイオンを発生させるシールド型コロナイオン帯電器であることを特徴とする請求項2または6に記載の印刷装置。
  8. 印刷後の前記荷電インク液滴及び前記メディアを除電する除電部を、さらに備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の印刷装置。
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