JP2020024617A - サーバ更新方法、サーバ更新装置及びサーバ設備 - Google Patents

サーバ更新方法、サーバ更新装置及びサーバ設備 Download PDF

Info

Publication number
JP2020024617A
JP2020024617A JP2018149376A JP2018149376A JP2020024617A JP 2020024617 A JP2020024617 A JP 2020024617A JP 2018149376 A JP2018149376 A JP 2018149376A JP 2018149376 A JP2018149376 A JP 2018149376A JP 2020024617 A JP2020024617 A JP 2020024617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
temporary
existing
updated
instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018149376A
Other languages
English (en)
Inventor
元明 山崎
Motoaki Yamazaki
元明 山崎
一徳 笠井
Kazunori Kasai
一徳 笠井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP2018149376A priority Critical patent/JP2020024617A/ja
Publication of JP2020024617A publication Critical patent/JP2020024617A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Retry When Errors Occur (AREA)

Abstract

【課題】データセンタ等の複数のサーバを設置する所定の区域内に余分なスペースを必要とせず、付帯設備を整備する作業や空調設備の性能を検証する作業を軽減することができるサーバ更新方法を提供する。【解決手段】サーバ更新方法は、サーバルーム内に設置された複数の既設サーバのうち、新設サーバに更新する更新対象の既設サーバ12aによる情報処理を一時的に代替する可搬型の仮設サーバ設備2をサーバルーム外に設置する工程と、仮設サーバ設備の稼働を開始する工程と、仮設サーバ設備の稼働を開始した後、更新対象の既設サーバを撤去し、更新対象の既設サーバを撤去した位置に新設サーバ12bを設置する工程と、新設サーバの稼働を開始する工程と、新設サーバの稼働を開始した後、仮設サーバ設備の稼働を停止し、仮設サーバ設備を撤去する工程と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、データセンタ等の所定の区域内に設置された複数の既設サーバのうち、更新対象の既設サーバを新設サーバに更新する際のサーバ更新方法、サーバ更新装置及びサーバ設備に関する。
データセンタでは、複数のサーバが、所定の区域内に設置されたラックに収容された状態で稼働している。このようなデータセンタにおいて、各サーバは、老朽化や性能向上等の観点から、例えば、3年〜5年程度の更新期間毎に新しいサーバに更新される。
例えば、特許文献1には、複数のコンピュータが配置されるデータセンタにおいて、コンピュータ室を管理年度毎に複数のエリアに区分し、さらにエリア内を耐用年数毎に複数のゾーンに区分するコンピュータ室の設置機器管理方法が開示されている。
特開2012−128740号公報
しかし、特許文献1に開示されたコンピュータ室の設置機器管理方法では、管理年度毎に区分したエリア、及び、耐用年数毎に区分したゾーンでコンピュータの配置を管理するため、進行中の管理年度にコンピュータを設置する第3のエリアや、進行中の管理年度の翌年以降の管理年度にコンピュータを設置する第4のエリアなど、将来的にコンピュータを設置するエリアのためにスペースを余分に確保する必要がある、という問題点があった。
また、特許文献1に開示されたコンピュータ室の設置機器管理方法では、耐用年数を過ぎたコンピュータが撤去されたり、新しいコンピュータが設置されたりする度に、コンピュータ室内におけるコンピュータの配置が変わるため、ネットワーク装置、電源装置、センサ装置等の付帯設備を整備する作業が発生する、という問題点があった。さらに、コンピュータの配置が変わる結果、コンピュータ室内における空調環境も変わるため、空調設備を再設定する必要があるのか、空調設備を増強する必要があるのかといった空調設備の性能を検証する作業が発生する、という問題点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、データセンタ等の複数のサーバを設置する所定の区域内に余分なスペースを必要とせず、付帯設備を整備する作業や空調設備の性能を検証する作業を軽減することができるサーバ更新方法、サーバ更新装置及びサーバ設備を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するものであって、本発明の一実施形態に係るサーバ更新方法は、
所定の区域内に設置された複数の既設サーバのうち、新設サーバに更新する更新対象の既設サーバによる情報処理を一時的に代替する可搬型の仮設サーバを前記区域外に設置する工程と、
前記区域外に設置された前記仮設サーバの稼働を開始する工程と、
前記仮設サーバの稼働を開始した後、前記更新対象の既設サーバを撤去し、前記更新対象の既設サーバを撤去した位置に前記新設サーバを設置する工程と、
前記更新対象の既設サーバを撤去した位置に設置された前記新設サーバの稼働を開始する工程と、
前記新設サーバの稼働を開始した後、前記仮設サーバの稼働を停止し、前記仮設サーバを撤去する工程と、を含む、
ことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係るサーバ更新方法は、
所定の区域内に設置された複数の既設サーバのうち、新設サーバに更新する更新対象の既設サーバを受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにより受け付けられた前記更新対象の既設サーバによる情報処理を一時的に代替する可搬型の仮設サーバを前記区域外に設置し、前記仮設サーバの稼働を開始することを指示する第1の指示情報を出力する第1の指示出力ステップと、
前記第1の指示出力ステップにより前記第1の指示情報が出力されたとき、前記仮設サーバの稼働が開始されたか否かを検出する第1の検出ステップと、
前記第1の検出ステップにより前記仮設サーバの稼働が検出されたとき、前記受付ステップにより受け付けられた前記更新対象の既設サーバを撤去するとともに、前記更新対象の既設サーバを撤去した位置に前記新設サーバを設置し、前記新設サーバの稼働を開始することを指示する第2の指示情報を出力する第2の指示出力ステップと、
前記第2の指示出力ステップにより前記第2の指示情報が出力されたとき、前記新設サーバの稼働が開始されたか否かを検出する第2の検出ステップと、
前記第2の検出ステップにより前記新設サーバの稼働が検出されたとき、前記仮設サーバの稼働を停止し、前記仮設サーバを撤去することを指示する第3の指示情報を出力する第3の指示出力ステップと、を含む、
ことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係るサーバ更新方法は、
可搬型の仮設サーバは、
車両に搭載されて運搬され、
前記既設サーバによる情報処理を一時的に代替して、前記情報処理を行う情報処理部と、
前記情報処理部を冷却する液浸冷却部と、を備える、
ことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係るサーバ更新装置は、
所定の区域内に設置された複数の既設サーバのうち、新設サーバに更新する更新対象の既設サーバを受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けられた前記更新対象の既設サーバによる情報処理を一時的に代替する可搬型の仮設サーバを前記区域外に設置し、前記仮設サーバの稼働を開始することを指示する第1の指示情報を出力する第1の指示出力手段と、
前記第1の指示出力手段により前記第1の指示情報が出力されたとき、前記仮設サーバの稼働が開始されたか否かを検出する第1の検出手段と、
前記第1の検出手段により前記仮設サーバの稼働が検出されたとき、前記受付手段により受け付けられた前記更新対象の既設サーバを撤去するとともに、前記更新対象の既設サーバを撤去した位置に前記新設サーバを設置し、前記新設サーバの稼働を開始することを指示する第2の指示情報を出力する第2の指示出力手段と、
前記第2の指示出力手段により前記第2の指示情報が出力されたとき、前記新設サーバの稼働が開始されたか否かを検出する第2の検出手段と、
前記第2の検出手段により前記新設サーバの稼働が検出されたとき、前記仮設サーバの稼働を停止し、前記仮設サーバを撤去することを指示する第3の指示情報を出力する第3の指示出力手段と、を備える、
ことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係るサーバ設備は、
車両に搭載される可搬型のサーバ設備であって、
情報処理を行う情報処理部と、
冷却液で満たされた液浸槽に前記情報処理部を浸すことで前記情報処理部を冷却する液浸冷却部と、を備える、
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るサーバ更新方法、サーバ更新装置及びサーバ設備によれば、所定の区域内に設置された複数の既設サーバのうち、更新対象の既設サーバによる情報処理を一時的に代替する可搬型の仮設サーバを区域外に設置した後、更新対象の既設サーバを撤去した位置に新設サーバを設置し、新設サーバの稼働を開始した後、仮設サーバを撤去するものである。そのため、更新対象の既設サーバによる情報処理を一時的に代替する仮設サーバは、区域外に設置されるので、区域内にサーバを更新するために余分なスペースを必要としない。また、新設サーバは、更新対象の既設サーバを撤去した位置に設置されるので、新設サーバでは、既設サーバで使用されていた付帯設備を使用することができるため、付帯設備を整備する作業を軽減することができる。さらに、新設サーバは、更新対象の既設サーバを撤去した位置に設置されるので、サーバの更新前後で空調環境が大きく変わらないため、空調設備の性能を検証する作業を軽減することができる。
本発明の実施形態に係るデータセンタ1を示す全体構成図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る仮設サーバ設備2に搭載可能な一般的な液浸冷却装置13を示す概略構成図、(b)は、本発明の実施形態に係る仮設サーバ設備2を示す概略構成図である。 本発明の実施形態に係るデータセンタ管理装置6を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るデータセンタ1において、データセンタ管理装置6が実行するサーバ更新方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るデータセンタ1におけるサーバ更新方法を実行する際のサーバの状態を示し、(a)は、更新対象の既設サーバ12aを受け付けた状態、(b)は、仮設サーバ設備2がサーバルーム10外に設置された状態、(c)は、仮設サーバ設備2の稼働が開始された状態を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るデータセンタ1におけるサーバ更新方法を実行する際のサーバの状態を示し、(a)は、更新対象の既設サーバ12aが撤去された状態、(b)は、新設サーバ12bが設置された状態、(c)は、新設サーバ12bの稼働が開始され、仮設サーバ設備2が撤去された状態(サーバ更新後の状態)を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデータセンタ1を示す全体構成図である。データセンタ1は、建物の所定の区域内であるサーバルーム10内に設置された複数のラック11と、複数のラック11に収容された複数の既設サーバ12と、装置間を相互に通信可能に接続するネットワーク装置3と、サーバルーム10及び既設サーバ12の空調を行う空調装置4と、サーバルーム10の環境として、例えば、温度、湿度等を検出する環境検出装置5と、既設サーバ12、ネットワーク装置3及び空調装置4等の動作を制御するデータセンタ管理装置(サーバ更新装置)6と、データセンタ1の管理者が使用する管理者端末7と、各装置に電力を供給する配電盤、電源ケーブル、電源タップ等の電源装置(不図示)とを備える。
また、データセンタ1は、サーバルーム10外に設置されて、既設サーバ12による情報処理を一時的に代替する可搬型の仮設サーバ設備2がネットワーク装置3を介して接続可能に構成されている。
複数のラック11は、例えば、ラック11の列が互いに平行となるように整列されて配置されている。複数のラック11の各々は、既設サーバ12を収容する収納部として構成されている。なお、図1では、複数のラック11が、1列当たり12台として、3列に平行に並べられたものであるが、ラック11の配置や台数は任意に変更してもよい。また、ラック11に収容する電子機器としては、既設サーバ12の他に、例えば、ネットワーク装置3や、複数の記憶装置を搭載可能なストレージ装置等でもよい。
複数の既設サーバ12の各々は、データセンタ管理装置6や外部装置からネットワーク装置3を介して受信したコマンドに応じて、各種の情報処理を行う。なお、複数の既設サーバ12が、1つの仮想サーバを構成してもよいし、1つの既設サーバ12が、複数の仮想サーバを構成してもよい。
既設サーバ12は、老朽化や性能向上等の観点から、稼働を開始してから、例えば、3年〜5年程度の更新期間が経過すると、ラック11から撤去され、その撤去されたラック11の空きスペースに新設サーバが設置される。
ネットワーク装置3は、ルータ、スイッチングハブ、通信ケーブル等により構成されており、データセンタ1が備える各装置の間を通信可能に接続するとともに、データセンタ1が備える各装置と外部装置との間を通信可能に接続する。また、ネットワーク装置3は、所定の区域外であるサーバルーム10外に設置された可搬型の仮設サーバ設備2を接続するネットワーク接続部30を備える。なお、通信の形態は、有線でも無線でもよいし、また、専用回線でもインターネット回線でもよい。
空調装置4は、サーバルーム10の各所に設置されており、データセンタ管理装置6からネットワーク装置3を介して受信したコマンドに応じて、起動、停止又は温度、風力、風向等の調節を行うことで、サーバルーム10及び既設サーバ12の空調制御を行う。
環境検出装置5は、サーバルーム10の各所に設置されており、例えば、温度センサ、湿度センサ、赤外線カメラ等により構成されている。なお、環境検出装置5は、ラック11に設置されていてもよい。
管理者端末7は、例えば、データセンタ1の管理室に設置された汎用のコンピュータ等の情報処理装置や、管理者が携帯可能なタブレット、スマートフォン等の携帯端末機器により構成されている。管理者端末7は、入力画面を介して管理者から各種の入力を受け付けるととともに、表示画面を介して管理者に各種の情報を提示する。
なお、図1では、データセンタ管理装置6及び管理者端末7は、サーバルーム10外に設置されているが、サーバルーム10内に設置されていてもよい。図1では、データセンタ管理装置6及び管理者端末7は、それぞれ1つであるが、それぞれ複数であってもよく、例えば、複数のデータセンタ管理装置6に、既設サーバ12、ネットワーク装置3及び空調装置4の動作をそれぞれ制御する機能を分散させてもよい。図1では、空調装置4、環境検出装置5及び管理者端末7は、ネットワーク装置3に接続されているが、ネットワーク装置3に接続せずに、ネットワーク装置3とは別の通信路によりデータセンタ管理装置6に接続されていてもよい。
図2(a)は、本発明の実施形態に係る仮設サーバ設備2に搭載可能な一般的な液浸冷却装置13を示す概略構成図である。ここでは、液浸冷却装置13は、液浸用サーバ120を冷却するものとして説明する。液浸冷却装置13は、液浸用サーバ120を冷却する冷却液130で満たされた液浸槽131と、第1の循環流路132を介して液浸槽131との間で冷却液130が循環される熱交換器133と、第2の循環流路134を介して熱交換器133との間で冷媒135が循環されるチラー136とを備える。
また、液浸冷却装置13は、第1の循環流路132に、冷却液130を循環する第1の循環ポンプ137を備えるとともに、第2の循環流路134に、冷媒135を循環する第2の循環ポンプ138を備える。
冷却液130は、絶縁性の液体であり、例えば、フッ素系不活性液を用いる。液浸槽131は、複数の液浸用サーバ120を冷却液130に浸した状態で液浸用サーバ120を着脱可能に支持する。チラー136は、コンプレッサ、膨張弁、凝縮器等の冷凍サイクル(不図示)を備える。
液浸用サーバ120が稼働することにより発生した熱は、液浸槽131内の冷却液130に移動する。そして、液浸用サーバ120の熱が移動し、昇温した冷却液130は、第1の循環ポンプ137により第1の循環流路132を介して熱交換器133に送られると、冷却液130の熱を熱交換器133により冷媒135に移動させることで、冷却液130を降温させた後、冷却液130は液浸槽131に戻される。また、冷却液130の熱が移動し、昇温した冷媒135は、第2の循環ポンプ138により第2の循環流路134を介してチラー136に送られると、冷媒135の熱をチラー136により外気に放熱させることで冷媒135を降温させた後、冷媒135は熱交換器133に戻される。このようにして、液浸冷却装置13は、冷却液130で満たされた液浸槽131に液浸用サーバ120を浸すことで液浸用サーバ120を冷却する。
図2(b)は、本発明の実施形態に係る可搬型の仮設サーバ設備2を示す概略構成図である。可搬型の仮設サーバ設備2は、車両20の車体21に搭載されており、車両20によって移動可能な設備である。
可搬型の仮設サーバ設備2は、既設サーバ12による情報処理を一時的に代替して、その情報処理を行う情報処理部である仮設サーバ22と、仮設サーバ22を冷却する液浸冷却部23とを備える。仮設サーバ22及び液浸冷却部23の動作に必要な電源は、車両20から供給されるようにしてもよいし、外部電源から供給されるようにしてもよい。
液浸冷却部23は、液浸冷却装置13と同様の構成を備え、冷却液230で満たされた液浸槽231に仮設サーバ22を浸すことで仮設サーバ22を冷却する。すなわち、液浸冷却部23は、車両20の車体21に固定され、仮設サーバ22を冷却する冷却液230で満たされた液浸槽231と、第1の循環流路232を介して液浸槽231との間で冷却液230が循環される熱交換器233と、第2の循環流路234を介して熱交換器233との間で冷媒235が循環されるチラー236とを備える。
また、液浸冷却部23は、第1の循環流路232に、冷却液230を循環する第1の循環ポンプ237を備えるとともに、第2の循環流路234に、冷媒235を循環する第2の循環ポンプ238を備える。なお、液浸冷却部23のその他の点は、液浸冷却装置13と同様であるため、説明を省略する。
図3は、本発明の実施形態に係るデータセンタ管理装置6を示すブロック図である。データセンタ管理装置6は、例えば、汎用のコンピュータ等の情報処理装置により構成されている。
データセンタ管理装置6は、キーボード、タッチパネル等により構成される入力部60と、HDD、メモリ等により構成される記憶部61と、CPU等のプロセッサにより構成される制御部62と、ディスプレイ、スピーカ等により構成される出力部63と、ネットワーク装置3との通信インターフェースである通信部64とを備える。
記憶部61には、ネットワーク装置3、空調装置4、環境検出装置5及び電源装置等によりサーバルーム10を管理するために必要な各種設定であるサーバルーム設定情報610と、複数の既設サーバ12を管理するために必要な各種設定であるサーバ設定情報611と、既設サーバ12の更新方法を実行するためのサーバ更新プログラム612とが記憶されている。
サーバルーム設定情報610には、例えば、ネットワーク装置3のネットワークに関する設定情報、空調装置4の空調能力や配置に関する設定情報、環境検出装置5のセンサの種類や配置に関する設定情報、及び、電源装置の電源容量や配置に関する設定情報等が記憶されている。
サーバ設定情報611には、既設サーバ12毎に、例えば、サーバ名、既設サーバ12が提供するサービス、既設サーバ12へのアクセス権、既設サーバ12の稼働開始日時、既設サーバ12の稼働累積時間等の既設サーバ12に関する設定情報が記憶されている。
制御部62は、環境検出装置5により検出されたサーバルーム10の環境、並びに、記憶部61に記憶されたサーバルーム設定情報610、及び、サーバ設定情報611に応じて、既設サーバ12、ネットワーク装置3及び空調装置4に各種コマンドを送信することで、既設サーバ12、ネットワーク装置3及び空調装置4の動作を制御する。
また、制御部62は、記憶部61に記憶されたサーバ更新プログラム612を実行することにより、受付手段620、第1の指示出力手段621、第1の検出手段622、第2の指示出力手段623、第2の検出手段624、及び、第3の指示出力手段625として機能する。
受付手段620は、サーバルーム10内に設置された複数の既設サーバ12のうち、新設サーバに更新する更新対象の既設サーバ12を受け付ける。受付手段620は、例えば、管理者が、入力部60又は管理者端末7を介して更新対象の既設サーバ12を入力することにより、更新対象の既設サーバ12を受け付けてもよいし、サーバ設定情報611として、既設サーバ12の稼働を開始した稼働開始日時を記憶し、稼働開始日時から現在日時までの経過期間が既設サーバ12の更新期間を超えることを検出することにより、更新対象の既設サーバ12を受け付けてもよい。
第1の指示出力手段621は、受付手段620により受け付けられた更新対象の既設サーバ12による情報処理を一時的に代替する可搬型の仮設サーバ設備2を、所定の区域外であるサーバルーム10外に設置し、仮設サーバ設備2の稼働を開始することを指示する第1の指示情報を出力する。第1の指示出力手段621は、例えば、第1の指示情報を出力部63に出力してもよいし、第1の指示情報を通信部64に出力することにより、ネットワーク装置3を介して管理者端末7に送信してもよい。
第1の検出手段622は、第1の指示出力手段621により第1の指示情報が出力されたとき、仮設サーバ設備2の稼働が開始されたか否かを検出する。第1の検出手段622は、例えば、仮設サーバ設備2により送信された稼働開始情報をネットワーク装置3を介して受信することにより、仮設サーバ設備2の稼働を検出してもよいし、管理者が管理者端末7を操作することで管理者端末7により送信された稼働開始情報をネットワーク装置3を介して受信することにより、仮設サーバ設備2の稼働を検出してもよい。
第2の指示出力手段623は、第1の検出手段622により仮設サーバ設備2の稼働が検出されたとき、受付手段620により受け付けられた更新対象の既設サーバ12を撤去するとともに、更新対象の既設サーバ12を撤去した位置に新設サーバを設置し、新設サーバの稼働を開始することを指示する第2の指示情報を出力する。第2の指示出力手段623は、例えば、第2の指示情報を出力部63に出力してもよいし、第2の指示情報を通信部64に出力することにより、ネットワーク装置3を介して管理者端末7に送信してもよい。
第2の検出手段624は、第2の指示出力手段623により第2の指示情報が出力されたとき、新設サーバの稼働が開始されたか否かを検出する。第2の検出手段624は、例えば、新設サーバにより送信された稼働開始情報をネットワーク装置3を介して受信することにより、新設サーバの稼働を検出してもよいし、管理者が管理者端末7を操作することで管理者端末7により送信された稼働開始情報をネットワーク装置3を介して受信することにより、新設サーバの稼働を検出してもよい。
第3の指示出力手段625は、第2の検出手段624により新設サーバの稼働が検出されたとき、仮設サーバ設備2の稼働を停止し、仮設サーバ設備2を撤去することを指示する第3の指示情報を出力する。第3の指示出力手段625は、例えば、第3の指示情報を出力部63に出力してもよいし、第3の指示情報を通信部64に出力することにより、ネットワーク装置3を介して管理者端末7に送信してもよい。
次に、更新対象の既設サーバを新設サーバに更新する際のサーバ更新方法について説明する。
図4は、本発明の実施形態に係るデータセンタ1において、データセンタ管理装置6が実行するサーバ更新方法を示すフローチャートである。図5は、本発明の実施形態に係るデータセンタ1におけるサーバ更新方法を実行する際のサーバの状態を示し、(a)は、更新対象の既設サーバ12aを受け付けた状態、(b)は、仮設サーバ設備2がサーバルーム10外に設置された状態、(c)は、仮設サーバ設備2の稼働が開始された状態を示す説明図である。図6は、本発明の実施形態に係るデータセンタ1におけるサーバ更新方法を実行する際のサーバの状態を示し、(a)は、更新対象の既設サーバ12aが撤去された状態、(b)は、新設サーバ12bが設置された状態、(c)は、新設サーバ12bの稼働が開始され、仮設サーバ設備2が撤去された状態(サーバ更新後の状態)を示す説明図である。
まず、データセンタ1のサーバルーム10内には、複数の既設サーバ12が、図5(a)に示すように、複数のラック11に設置された状態で稼働している。このとき、データセンタ管理装置6は、環境検出装置5により検出されたサーバルーム10の環境、並びに、記憶部61に記憶されたサーバルーム設定情報610、及び、サーバ設定情報611に応じて、既設サーバ12、液浸冷却装置13、ネットワーク装置3及び空調装置4に各種コマンドを送信することで、既設サーバ12、液浸冷却装置13、ネットワーク装置3及び空調装置4の動作を制御している。
そして、データセンタ1の管理者が、複数の既設サーバ12のうち、新設サーバに更新する更新対象の既設サーバ12aを、データセンタ管理装置6の入力部60又は管理者端末7を介して入力すると(ステップS100)、データセンタ管理装置6の受付手段620が、その入力された更新対象の既設サーバ12aを受け付ける(ステップS200)。ここでは、データセンタ管理装置6の受付手段620が、図5(a)に示すように、4つの既設サーバ12を、更新対象の既設サーバ12aとして受け付けたものとする。
次に、データセンタ管理装置6の第1の指示出力手段621は、受付手段620により受け付けられた更新対象の既設サーバ12aによる情報処理を一時的に代替する可搬型の仮設サーバ設備2をサーバルーム10外に設置し、仮設サーバ設備2の稼働を開始することを指示する第1の指示情報を出力する(ステップS201)。ここでは、第1の指示出力手段621は、第1の指示情報を通信部64に出力することにより、第1の指示情報をネットワーク装置3を介して管理者端末7に送信するものとして説明すると、管理者端末7は、第1の指示情報を受信すると、その第1の指示情報を、例えば、表示画面等により管理者に提示する(ステップS110)。
そして、管理者は、管理者端末7により提示された第1の指示情報を確認すると、可搬型の仮設サーバ設備2を車両20として走行させることにより、図5(b)に示すように、データセンタ1が設けられた建物の付近、例えば、建物に隣接する駐車場や建物の地下にある駐車場等のサーバルーム10外に仮設サーバ設備2を設置する(ステップS111)。なお、仮設サーバ設備2は、仮設サーバ22が液浸槽231に設置された状態にて走行してもよいし、仮設サーバ22が液浸槽231に設置されていない状態にて走行してもよい。
次に、管理者は、図5(c)に示すように、仮設サーバ設備2をネットワーク接続部30を介してネットワーク装置3に接続するとともに、可搬型の仮設サーバ設備2の稼働を開始する(ステップS112)。このとき、仮設サーバ設備2では、仮設サーバ22が、受付手段620により受け付けられた既設サーバ12aによる情報処理を一時的に代替する仮設サーバ22として稼働するとともに、液浸冷却部23が、冷却液230を循環することで、液浸槽231に収容された仮設サーバ22を冷却する。なお、仮設サーバ設備2は、仮設サーバ22の稼働が開始される前に、液浸冷却部23により仮設サーバ22を冷却する動作を開始するようにしてもよい。また、仮設サーバ設備2は、車両10が駐車された場所において、車両20に搭載された状態で稼働するようにしてもよいし、車体11から取り外されて、仮設サーバ設備2のみが敷地に設置された状態で稼働するようにしてもよい。
次に、第1の検出手段622は、仮設サーバ設備2の稼働を検出すると(ステップS210)、第2の指示出力手段623は、受付手段620により受け付けられた更新対象の既設サーバ12aを撤去し、更新対象の既設サーバ12aを撤去した位置に新設サーバ12bを設置し、新設サーバ12bの稼働を開始することを指示する第2の指示情報を出力部63に出力する(ステップS211)。ここでは、第2の指示出力手段623は、第2の指示情報を通信部64に出力することにより、第2の指示情報をネットワーク装置3を介して管理者端末7に送信するものとして説明すると、管理者端末7は、第2の指示情報を受信すると、その第2の指示情報を、例えば、表示画面等により管理者に提示する(ステップS120)。
そして、管理者は、管理者端末7により提示された第2の指示情報を確認すると、図6(a)に示すように、ラック11aに設置された更新対象の既設サーバ12aを撤去する(ステップS121)。
次に、管理者は、図6(b)に示すように、更新対象の既設サーバ12aが撤去されたラック11aに新設サーバ12bを設置する(ステップS122)。
そして、管理者は、新設サーバ12bをネットワーク装置3に接続するとともに、新設サーバ12bの稼働を開始する(ステップS123)。このとき、新設サーバ12bは、更新対象の既設サーバ12aが撤去されたラック11に設置されるため、更新対象の既設サーバ12aで使用されていた液浸冷却装置13、ネットワーク装置3、環境検出装置5及び電源装置等を使用することで、新設サーバ12bの稼働を開始する。
次に、第2の検出手段624は、新設サーバ12bの稼働を検出すると(ステップS220)、第3の指示出力手段625は、仮設サーバ設備2の稼働を停止し、仮設サーバ設備2を撤去することを指示する第3の指示情報を出力部63に出力する(ステップS221)。ここでは、第3の指示出力手段625は、第3の指示情報を通信部64に出力することにより、第3の指示情報をネットワーク装置3を介して管理者端末7に送信するものとして説明すると、管理者端末7は、第3の指示情報を受信すると、第3の指示情報を、例えば、表示画面等により管理者に提示する(ステップS130)。
そして、管理者は、管理者端末7により提示された第3の指示情報を確認すると、図6(c)に示すように、仮設サーバ設備2の稼働を停止し、仮設サーバ設備2を撤去する(ステップS131)。
以上のようにして、データセンタ1において、可搬型の仮設サーバ設備2を用いることで更新対象の既設サーバ12aを新設サーバ12bに更新する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、仮設サーバ22の冷却方式として、液浸冷却装置13及び液浸冷却部23による液浸冷却方式を用いたものとして説明したが、例えば、空冷方式や水冷方式等を用いてもよい。
また、上記実施形態では、可搬型の仮設サーバ設備2は、車両20として、トラックに搭載したものとして説明したが、仮設サーバ設備2は、可搬型であればよく、例えば、無人搬送車、運搬台車等に搭載してもよい。
また、上記実施形態では、サーバ更新プログラム612は、記憶部61に記憶されたものとして説明したが、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。また、サーバ更新プログラム612は、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供されてもよい。
以上のように、本発明の実施形態に係るサーバ更新方法及びデータセンタ管理装置6は、サーバルーム10内に設置された複数の既設サーバ12のうち、更新対象の既設サーバ12aによる情報処理を一時的に代替する可搬型の仮設サーバ設備2をサーバルーム10外に設置した後、更新対象の既設サーバ12aを撤去した位置に新設サーバ12bを設置し、新設サーバ12bの稼働を開始した後、仮設サーバ設備2を撤去するものである。
そのため、更新対象の既設サーバ12aによる情報処理を一時的に代替する仮設サーバ設備2は、サーバルーム10外に設置されるので、サーバルーム10内にサーバを更新するために余分なスペースを必要としない。また、新設サーバ12bは、更新対象の既設サーバ12aを撤去した位置に設置されるので、新設サーバ12bでは、既設サーバ12aで使用されていた付帯設備として、液浸冷却装置13、ネットワーク装置3、環境検出装置5及び電源装置等を使用することができるため、付帯設備を整備する作業を軽減することができる。さらに、新設サーバ12bは、更新対象の既設サーバ12aを撤去した位置に設置されるので、サーバの更新前後で空調環境が大きく変わらないため、空調装置4の性能を検証する作業を軽減することができる。
また、本発明の実施形態に係るサーバ更新方法及びデータセンタ管理装置6は、既設サーバ12a、仮設サーバ設備2及び新設サーバ12bの稼働状態の検出結果に応じて、第1乃至第3の指示情報を出力するので、管理者が、仮設サーバ設備2を用いて更新対象の既設サーバ12aを新設サーバ12bに更新する作業を円滑に行うことができる。
また、本発明の実施形態に係る仮設サーバ設備2は、冷却装置として構成が簡易でコンパクトであるという特徴を有する液浸冷却部23を車両20に搭載し、液浸冷却部23により仮設サーバ22を冷却するので、仮設サーバ設備2を安定的に動作させるとともに、仮設サーバ設備2の可搬性を向上させることができる。
1…データセンタ、2…仮設サーバ設備(サーバ設備)、
3…ネットワーク装置、4…空調設備、5…環境検出装置、
6…データセンタ管理装置(サーバ更新装置)、7…管理者端末、
10…サーバルーム(所定の区域)、11、11a…ラック、
12、12a…既設サーバ、12b…新設サーバ、13…液浸冷却装置、
20…車両、21…車体、22…仮設サーバ(情報処理部)、
23…液浸冷却部、30…ネットワーク接続部、
60…入力部、61…記憶部、62…制御部、
63…出力部、64…通信部、120…液浸用サーバ
130…冷却液、131…液浸槽、132…第1の循環流路、
133…熱交換器、134…第2の循環流路、135…冷媒、
136…チラー、137…第1の循環ポンプ、138…第2の循環ポンプ、
230…冷却液、231…液浸槽、232…第1の循環流路、
233…熱交換器、234…第2の循環流路、235…冷媒、
236…チラー、237…第1の循環ポンプ、238…第2の循環ポンプ、
610…サーバルーム設定情報、611…サーバ設定情報、
612…サーバ更新プログラム、
620…受付手段、621…第1の指示出力手段、
622…第1の検出手段、623…第2の指示出力手段、
624…第2の検出手段、625…第3の指示出力手段

Claims (5)

  1. 所定の区域内に設置された複数の既設サーバのうち、新設サーバに更新する更新対象の既設サーバによる情報処理を一時的に代替する可搬型の仮設サーバを前記区域外に設置する工程と、
    前記区域外に設置された前記仮設サーバの稼働を開始する工程と、
    前記仮設サーバの稼働を開始した後、前記更新対象の既設サーバを撤去し、前記更新対象の既設サーバを撤去した位置に前記新設サーバを設置する工程と、
    前記更新対象の既設サーバを撤去した位置に設置された前記新設サーバの稼働を開始する工程と、
    前記新設サーバの稼働を開始した後、前記仮設サーバの稼働を停止し、前記仮設サーバを撤去する工程と、を含む、
    ことを特徴とするサーバ更新方法。
  2. 情報処理装置が実行するサーバ更新方法であって、
    所定の区域内に設置された複数の既設サーバのうち、新設サーバに更新する更新対象の既設サーバを受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより受け付けられた前記更新対象の既設サーバによる情報処理を一時的に代替する可搬型の仮設サーバを前記区域外に設置し、前記仮設サーバの稼働を開始することを指示する第1の指示情報を出力する第1の指示出力ステップと、
    前記第1の指示出力ステップにより前記第1の指示情報が出力されたとき、前記仮設サーバの稼働が開始されたか否かを検出する第1の検出ステップと、
    前記第1の検出ステップにより前記仮設サーバの稼働が検出されたとき、前記受付ステップにより受け付けられた前記更新対象の既設サーバを撤去するとともに、前記更新対象の既設サーバを撤去した位置に前記新設サーバを設置し、前記新設サーバの稼働を開始することを指示する第2の指示情報を出力する第2の指示出力ステップと、
    前記第2の指示出力ステップにより前記第2の指示情報が出力されたとき、前記新設サーバの稼働が開始されたか否かを検出する第2の検出ステップと、
    前記第2の検出ステップにより前記新設サーバの稼働が検出されたとき、前記仮設サーバの稼働を停止し、前記仮設サーバを撤去することを指示する第3の指示情報を出力する第3の指示出力ステップと、を含む、
    ことを特徴とするサーバ更新方法。
  3. 前記仮設サーバは、
    車両に搭載されるとともに、
    前記既設サーバによる情報処理を一時的に代替して、前記情報処理を行う情報処理部と、
    冷却液で満たされた液浸槽に前記情報処理部を浸すことで前記情報処理部を冷却する液浸冷却部と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサーバ更新方法。
  4. 所定の区域内に設置された複数の既設サーバのうち、新設サーバに更新する更新対象の既設サーバを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた前記更新対象の既設サーバによる情報処理を一時的に代替する可搬型の仮設サーバを前記区域外に設置し、前記仮設サーバの稼働を開始することを指示する第1の指示情報を出力する第1の指示出力手段と、
    前記第1の指示出力手段により前記第1の指示情報が出力されたとき、前記仮設サーバの稼働が開始されたか否かを検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段により前記仮設サーバの稼働が検出されたとき、前記受付手段により受け付けられた前記更新対象の既設サーバを撤去するとともに、前記更新対象の既設サーバを撤去した位置に前記新設サーバを設置し、前記新設サーバの稼働を開始することを指示する第2の指示情報を出力する第2の指示出力手段と、
    前記第2の指示出力手段により前記第2の指示情報が出力されたとき、前記新設サーバの稼働が開始されたか否かを検出する第2の検出手段と、
    前記第2の検出手段により前記新設サーバの稼働が検出されたとき、前記仮設サーバの稼働を停止し、前記仮設サーバを撤去することを指示する第3の指示情報を出力する第3の指示出力手段と、を備える、
    ことを特徴とするサーバ更新装置。
  5. 車両に搭載される可搬型のサーバ設備であって、
    情報処理を行う情報処理部と、
    冷却液で満たされた液浸槽に前記情報処理部を浸すことで前記情報処理部を冷却する液浸冷却部と、を備える、
    ことを特徴とするサーバ設備。
JP2018149376A 2018-08-08 2018-08-08 サーバ更新方法、サーバ更新装置及びサーバ設備 Pending JP2020024617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018149376A JP2020024617A (ja) 2018-08-08 2018-08-08 サーバ更新方法、サーバ更新装置及びサーバ設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018149376A JP2020024617A (ja) 2018-08-08 2018-08-08 サーバ更新方法、サーバ更新装置及びサーバ設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020024617A true JP2020024617A (ja) 2020-02-13

Family

ID=69618711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018149376A Pending JP2020024617A (ja) 2018-08-08 2018-08-08 サーバ更新方法、サーバ更新装置及びサーバ設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020024617A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002057691A (ja) * 2000-08-08 2002-02-22 Ntt Me Corp サーバ支援システム及び方法
JP2015007901A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 株式会社ゲットワークス バックアップ方法およびサーバ内蔵コンテナ
WO2017085772A1 (ja) * 2015-11-16 2017-05-26 株式会社ExaScaler 液浸冷却用電子機器、及びそれを用いた冷却システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002057691A (ja) * 2000-08-08 2002-02-22 Ntt Me Corp サーバ支援システム及び方法
JP2015007901A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 株式会社ゲットワークス バックアップ方法およびサーバ内蔵コンテナ
WO2017085772A1 (ja) * 2015-11-16 2017-05-26 株式会社ExaScaler 液浸冷却用電子機器、及びそれを用いた冷却システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9756766B2 (en) System and method for air-cooling hard drives in liquid-cooled server rack
KR101668884B1 (ko) 데이터 센터내 컴퓨터들의 랙에서 하나 또는 그 이상의 컴퓨터들을 개별적으로 냉각하는 방법
CN102012272B (zh) 温度预测装置和方法
JP4685105B2 (ja) 再循環指標に基づくcracユニット制御
US8634962B2 (en) Method and apparatus for efficiently coordinating data center cooling units
US8626346B2 (en) Dynamically adjustable floor tile for a data center
JP6295867B2 (ja) 空調制御システム及び空調制御方法
US20110235272A1 (en) Electronic component having a movable louver
JP5525465B2 (ja) 空調機運転制御装置および方法
JP5835465B2 (ja) 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP5800023B2 (ja) 冷却システム、冷却方法、および、冷却制御プログラム
US8412960B2 (en) Recording-medium storing power consumption reduction support program, information processing device, and power consumption reduction support method
SG180139A1 (en) Air conditioner and air conditioning system
US20120272075A1 (en) Energy-efficient server location determination
EP2506112A2 (en) Air volume control device and air volume control method
WO2017215407A1 (zh) 空调器压缩机电加热控制方法及装置
US20180070479A1 (en) Reversible fan direction control responsive to device enclosure orientation
US20150253794A1 (en) System and Method for Server Rack and Data Center Cooling
JP2013200690A (ja) 処理システム、機器管理装置、及びプログラム
JP2017174065A (ja) サーバ装置、サーバ制御方法、プログラム
US8727227B2 (en) Optimizing fluid flow distribution in a structure
JP2020024617A (ja) サーバ更新方法、サーバ更新装置及びサーバ設備
JP2011220586A (ja) サーバ室用空調システム
WO2013070243A1 (en) Managing airflow provisioning
EP3318810B1 (en) Outdoor unit setting system, outdoor unit setting method, and outdoor unit

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230111