JP5835465B2 - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
クラウドサービスの進展に伴い、その基盤となる情報処理システムであるデータセンタで消費される電力が今後大きく増加すると見込まれており、データセンタの省電力化が検討されている。
データセンタの消費電力には、サーバ、ネットワーク装置、ストレージ装置等の情報技術(Information Technology:IT)機器が消費する電力と、IT機器の冷却等のための空調機器が消費する電力とが含まれる。このうち、空調機器の消費電力は、総消費電力の大きな割合を占めている。したがって、データセンタの省電力化のためには、IT機器自身の消費電力の削減だけではなく、大きな割合を占めている空調機器の消費電力の削減も検討されている。
大型のデータセンタは、堅牢な建物内に設けられ、停電に対応した給電システム、高度なセキュリティシステム等の設備を有するとともに、IT機器の動作環境に配慮した高効率の空調機器を採用することが多い。
一方、近年では、短納期で設置することが可能で、設備拡張性が高く、初期投資も低いコンテナデータセンタが注目され、その運用が始まっている。このようなコンテナデータセンタでは、IT機器の冷却のために外気を利用することで、空調機器の消費電力を削減することが可能である。
データセンタにおいて、空冷のためのコールドアイル又はラック内の通風路を省くことで、サーバを高密度に集積可能にする技術も知られている。
データセンタにおいて、電子機器から排気された排熱風が電子機器に吸気されるまでの流路の近傍に、空調機によって送風された冷却風を供給する供給口を設けることで、冷却風の風量を抑制する技術も知られている。
データセンタにおいて、IT機器を収容する収容室内の空気を冷却して床下に供給し、その空気を収容室内に流通させるグリルを設けることで、冷却効率を向上させる技術も知られている。
特開2011−191974号公報 特開2011−190967号公報 特開2011−59741号公報
上述した従来のデータセンタには、以下のような問題がある。
コンテナデータセンタの空調機器には、IT機器の動作によって暖められた排気を冷却する冷却装置と、冷却された空気をIT機器室内に送るための空調ファンと、サーバ筐体内に設けられ部品を冷却する内蔵ファンとが含まれる。冷却装置は、サーバを収納するラックの周囲に設置されたセンサから得られる温度及び湿度等の環境情報に基づいて、設定温度の冷気を送り出す。そして、サーバは、内蔵ファンを動作させて、Central Processing Unit (CPU)等の部品の冷却に必要な風量を確保する。
サーバの内蔵ファンの消費電力は、サーバ全体の消費電力のうち20〜40%程度の割合を占めている場合があり、データセンタ内のサーバの数が増加するとともに増大する。データセンタ内のサーバの数が増加すると、それらの動作によって発生する排気の温度も上昇するため、排気を冷却する冷却装置及び空調ファンの消費電力も増大すると考えられる。
なお、かかる問題は、コンテナデータセンタに限らず、大型のデータセンタのように、空調機器を有する他の情報処理システムにおいても生ずるものである。
1つの側面において、本発明は、空調機器を有する情報処理システムの消費電力の増大を抑止することを目的とする。
1つの案では、情報処理装置は、格納部及び制御部を含む。格納部は、相関情報を格納する。相関情報は、情報処理システムに含まれる処理部の温度変化に対する、処理部の第1の消費電力と情報処理システムに含まれる空調機器の第2の消費電力との総和である第3の消費電力の変化を示す情報である。制御部は、格納部に格納された相関情報を参照して、第3の消費電力が相対的に低い消費電力を示す際の処理部の温度に基づいて、処理部の温度の目標値を求め、その目標値に基づいて空調機器を制御する制御信号を出力する。
実施形態における情報処理装置によれば、空調機器を有する情報処理システムの消費電力の増大を抑止することができる。
情報処理装置の構成図である。 第1の空調機器制御処理のフローチャートである。 情報処理システムの構成図である。 ラックの構成図である。 情報処理システムを含むサービス運用形態を示す図である。 サーバの構成図である。 CPU温度とファンユニットの消費電力との関係を示す図である。 CPU温度とCPUの消費電力との関係を示す図である。 CPU温度と総消費電力との関係を示す図である。 第2の空調機器制御処理のフローチャートである。 第1のファン回転数制御処理のフローチャートである。 第1のファン回転数制御処理におけるCPU温度の変化を示す図である。 第2のファン回転数制御処理のフローチャートである。 第2のファン回転数制御処理におけるCPU温度の変化を示す図である。 ファン配置情報を示す図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
データセンタにおける個々のサーバの消費電力を削減するには、内蔵ファンを持たないサーバであるファンレスサーバを採用することが有効である。ファンレスサーバを採用することで、内蔵ファンが消費する電力を削減することができる。ファンレスサーバを採用した場合、サーバ内のCPU、メモリ等の部品を冷却するために、冷却装置により冷却された空気を空調ファンによりIT機器室内に送ることが考えられ、空調ファンの風量を適切に制御することが求められる。
図1は、データセンタ等の情報処理システムにおいて使用される情報処理装置(コンピュータ)の構成例を示している。図1の情報処理装置101は、格納部111及び制御部112を含む。格納部111は、相関情報121を格納する。相関情報121は、情報処理システムに含まれるCPUの温度変化に対する、CPUの第1の消費電力と情報処理システムに含まれる空調機器の第2の消費電力との総和である第3の消費電力の変化を示す情報である。
制御部112は、格納部111に格納された相関情報121を参照して、第3の消費電力が相対的に低い消費電力を示す際のCPUの温度に基づいて、CPUの温度の目標値を求め、その目標値に基づいて空調機器を制御する制御信号を出力する。
図2は、図1の情報処理装置101による空調機器制御処理の例を示すフローチャートである。制御部112は、相関情報121を参照して、第3の消費電力が相対的に低い消費電力を示す際のCPU温度に基づいてCPU温度の目標値を求め(ステップ201)、その目標値に基づいて空調機器を制御する制御信号を出力する(ステップ202)。
このような空調機器制御処理によれば、空調機器を有する情報処理システムの消費電力の増大を抑止することができる。
図3は、データセンタ等の情報処理システムの構成例を示している。図3の情報処理システム301は、例えば、コンテナデータセンタであり、IT機器室311及び空調室312を含む。
IT機器室311には、仕切り板321、配電盤322、排気口323、及びラック324−1〜ラック324−3が設けられている。各ラック324−i(i=1,2,3)は、サーバ、ネットワーク装置、ストレージ装置等の1台以上のIT機器を収納する。IT機器室311は、仕切り板321により、IT機器からの排熱が放出されるホットアイル313と、空調室312からの冷気が流入するコールドアイル314とに仕切られている。
一方、空調室312には、ダンパ331、ファンユニット332−1〜ファンユニット332−3、吸気口333、冷却装置334−1、冷却装置334−2、空調制御装置335、及びセンサ336が設けられている。各ファンユニット332−i(i=1,2,3)には、1つ以上のファンが含まれている。
空調室312の吸気口333及びIT機器室311の排気口323には、ガラリが取り付けられている。情報処理システムの外部の空気である外気は、吸気口333から空調室312へ取り入れられ、ファンユニット332−1〜ファンユニット332−3によりIT機器室311へ送られる。ファンユニット332−1〜ファンユニット332−3は、IT機器室311内のラック324−1〜ラック324−3とそれぞれ対向する位置に存在し、コールドアイル314を介してそれらのラックの前面に送風する。
ラック324−1〜ラック324−3内のIT機器からの排熱で暖められた空気は、それらのラックの背面からホットアイル313へ放出され、排気口323を通って情報処理システム301の外へ排出される。
センサ336は、外気の温度(気温)及び湿度を測定するためのセンサであり、冷却装置334−1及び冷却装置334−2は、空調室312内に取り入れられた外気を冷却及び加湿する機能を有する。IT機器が動作する温度及び湿度には、それぞれ上限値及び下限値が決められている。温度範囲は、例えば、10℃〜35℃であり、湿度範囲は、例えば、10%〜80%である。
そこで、センサ336により測定された外気の温度が上限値より高い場合、冷却装置334−1及び冷却装置334−2により外気を冷却してから、IT機器室311へ送ることができる。また、センサ336により測定された外気の湿度が下限値より低い場合、冷却装置334−1及び冷却装置334−2により外気を加湿してから、IT機器室311へ送ることができる。冷却装置334−1及び冷却装置334−2としては、例えば、気化式冷却装置が用いられる。
一方、センサ336により測定された外気の温度が下限値より低い場合は、IT機器室311内の暖気をダンパ331を介して空調室312へ取り入れ、空調室312へ取り入れられた外気と暖気を混合してから、IT機器室311へ送ることができる。
空調制御装置335は、ダンパ331、ファンユニット332−1〜ファンユニット332−3、冷却装置334−1、冷却装置334−2、及びセンサ336等の空調機器を制御する装置である。空調制御装置335としては、例えば、プログラマブルコントローラが用いられる。
また、配電盤322内には、情報処理システム301内の各種装置へ電力を供給するためのブレーカが設けられている。各種装置には、IT機器、ダンパ331、ファンユニット332−1〜ファンユニット332−3、冷却装置334−1、冷却装置334−2、センサ336、及び不図示の照明機器等が含まれる。
なお、ラック324及びファンユニット332の数は、3台に限定されるものではなく、1以上の整数であればよく、冷却装置334の数も、2台に限定されるものではなく、1以上の整数であればよい。
図4は、図3のラック324の構成例を示している。図4の例では、各ラック324−iが1U〜42Uの42段分のIT機器を収納可能であり、1U〜41Uにはファンレスサーバが収納されており、42Uにはスイッチ装置が収納されている。ただし、各ラックの段数は42段に限定されるものではなく、1以上の整数であればよく、それぞれの段には他のIT機器を収納することもできる。例えば、ファンレスサーバの代わりに、内蔵ファンを有するサーバを収納してもよい。
図5は、図3の情報処理システム301を含むサービス運用形態を示している。クライアント501は、インターネット等の通信ネットワーク502を介して、情報処理システム301のサーバ511−1〜サーバ511−N(Nは1以上の整数)へ処理要求を送信する。各サーバ511−j(j=1,2,...,N)は、図3のラック324−1〜ラック324−3のいずれかに収納されたサーバである。サーバ511−jは、クライアント501からの処理要求に応じて情報処理を行い、その結果を通信ネットワーク502を介してクライアント501へ返信する。
サーバ511−1〜サーバ511−N及び空調制御装置335は、Local Area Network(LAN)等の通信ネットワーク521を介して、互いに通信することができる。サーバ511−1〜サーバ511−Nのうち1台のサーバは、空調機器制御処理を行う図1の情報処理装置101として動作する。以下では、便宜上、サーバ511−1が情報処理装置101として動作するものとする。
配電盤322内のブレーカには、電力計512が設けられる。電力計512は、情報処理システム301の総消費電力を測定し、その測定値を空調制御装置335へ通知する。複数の配電系統に応じて複数のブレーカが設けられている場合は、ブレーカ毎に1個の電力計512が設けられ、それぞれの電力計512がそれぞれの配電系統の消費電力を空調制御装置335へ通知する。
センサ336は、外気の温度及び湿度を測定して、その測定値を空調制御装置335へ通知する。空調制御装置335は、通知された外気の温度及び湿度に基づいて、ダンパ331、ファンユニット332−1〜ファンユニット332−3、冷却装置334−1、及び冷却装置334−2を制御することができる。
さらに、空調制御装置335は、測定された外気の温度、測定された消費電力等の情報をサーバ511−1へ通知し、サーバ511−2〜サーバ511−Nは、CPU温度、CPU負荷等の情報をサーバ511−1へ通知する。
サーバ511−1は、通知された情報に基づき空調機器制御処理を行って、CPU温度の目標値を求め、その目標値に基づいて空調機器を制御する制御信号を、空調制御装置335へ送信する。そして、空調制御装置335は、受信した制御信号に従って、ダンパ331、ファンユニット332−1〜ファンユニット332−3、冷却装置334−1、及び冷却装置334−2を制御する。
図6は、図5のサーバ511の構成例を示している。図6のサーバ511は、CPU601(プロセッサ)、メモリ602、Read Only Memory(ROM)603、外部記憶装置604、Baseboard Management Controller(BMC)605、ネットワーク接続装置606、及び媒体駆動装置607を含む。これらはバス608により互いに接続されている。
CPU601には、CPU温度を測定する温度センサが内蔵されている。メモリ602は、例えば、Random Access Memory(RAM)等の半導体メモリであり、ROM603は、処理に用いられるプログラムを格納するメモリである。
サーバ511−1内のCPU601は、メモリ602を利用してプログラムを実行することにより、図1の制御部112として動作し空調機器制御処理を行う。メモリ602は、図1の格納部111としても使用できる。
また、CPU601は、管理プログラムを実行することでCPU負荷の情報を取得することができる。CPU負荷の情報としては、例えば、CPU使用率が用いられる。サーバ511−2〜サーバ511−N内のCPU601は、取得したCPU負荷の情報をネットワーク接続装置606を介してサーバ511−1へ通知する。
外部記憶装置604は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。この外部記憶装置604には、ハードディスクドライブも含まれる。サーバ511は、外部記憶装置604にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ602にロードして使用することができる。
BMC605は、サーバ511内のハードウェアの動作を監視する監視装置であり、CPU601内の温度センサからCPU温度の情報を取得する。サーバ511−1内のBMC605は、取得したCPU温度の情報をCPU601へ転送する。一方、サーバ511−2〜サーバ511−N内のBMC605は、取得したCPU温度の情報をネットワーク接続装置606を介してサーバ511−1へ通知する。サーバ511−1は、通知されたCPU温度がCPU601の温度の目標値に近づくように、空調機器を制御する。
ネットワーク接続装置606は、通信ネットワーク502及び通信ネットワーク521に接続され、通信に伴うデータ変換を行う通信インタフェースである。サーバ511は、プログラム及びデータを外部の装置からネットワーク接続装置606を介して受け取り、それらをメモリ602にロードして使用することもできる。
媒体駆動装置607は、可搬型記録媒体611を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬型記録媒体611は、メモリデバイス、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等である。この可搬型記録媒体611には、Compact Disk Read Only Memory (CD−ROM)、Digital Versatile Disk(DVD)、フラッシュメモリ、Universal Serial Bus(USB)メモリ等も含まれる。ユーザ又はオペレータは、この可搬型記録媒体611にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ602にロードして使用することができる。
このように、処理に用いられるプログラム及びデータを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体には、メモリ602、ROM603、外部記憶装置604、及び可搬型記録媒体611のような、物理的な(非一時的な)記録媒体が含まれる。
なお、サーバ511が図6のすべての構成要素を含む必要はなく、用途や条件に応じて一部の構成要素を省略することも可能である。例えば、サーバ511が可搬型記録媒体611にアクセスしない場合は、媒体駆動装置607を省略してもよい。また、サーバ511内に含まれるCPU601、メモリ602等の数は1個に限定されるものではなく、1以上の整数であればよい。
次に、図7から図9までを参照しながら、図1の相関情報121の求め方について説明する。
図7は、サーバ511内のCPU601の動作時における温度と、ファンユニット332の消費電力との関係を示している。ファンユニット332に含まれるファンの回転数を下げると、ファンユニット332の消費電力は減少するが、CPU601の温度は上昇する。
図8は、サーバ511内のCPU601の動作時における温度と、そのCPU601の消費電力との関係を示している。CPU601の温度が上昇すると、CPU601内でのリーク電流が増加するため、同じCPU負荷で動作していても、その消費電力は増加する。
このように、情報処理システム301の消費電力を削減するためにファンの回転数を下げると、CPU601の温度が上昇してその消費電力が増加し、情報処理システム301の消費電力が増加に転じる、という因果関係があることが分かる。
図9は、サーバ511内のCPU601の動作時における温度と、そのCPU601の消費電力及びファンユニット332の消費電力を含む総消費電力との関係を示している。ファンユニット332の消費電力を削減することで総消費電力が減少すると、CPU601の温度が上昇する。このため、リーク電流の増加に伴ってCPU601の消費電力が増加し、ある温度T1において総消費電力が増加に転じるものと推定される。その温度T1における総消費電力P1は、総消費電力の極小値に該当する。
そこで、情報処理システム301の総消費電力と各サーバ511内の各CPU601の温度とを監視することで、図9に示すような、各CPU601の温度変化に対する総消費電力の変化を求め、その変化を相関情報121として用いることができる。
この場合、相関情報121において、総消費電力が相対的に低い消費電力を示す際のCPU601の温度に基づいて、CPU601の温度の目標値を求めることができる。そして、その目標値を用いてファンの回転数を制御することで、情報処理システム301の消費電力の増大が抑止される。例えば、情報処理システム301の総消費電力の極小値P1に対応する温度T1を、CPU601の温度の目標値として用いることができる。
図10は、サーバ511−1内の制御部112により行われる空調機器制御処理の例を示すフローチャートである。制御部112は、まず、サーバ511−1のCPU温度及びCPU負荷の情報と、サーバ511−2〜サーバ511−Nから通知されるCPU温度及びCPU負荷の情報と、空調制御装置335から通知される情報とを、日時毎に対応付けて蓄積する(ステップ1001)。空調制御装置335から通知される情報には、電力計512により測定された配電系統毎の消費電力の測定値と、センサ336により測定された外気の温度の測定値とが含まれる。
次に、制御部112は、外気の温度及びCPU負荷の数値範囲毎に、対応する配電系統毎の消費電力とCPU温度を分類し、各数値範囲に分類された消費電力とCPU温度を用いて相関情報121を求める(ステップ1002)。そして、制御部112は、外気の温度及びCPU負荷の複数の数値範囲に対応する複数の相関情報121を、格納部111に格納する。
相関情報121の求め方としては、例えば、以下のような方法が考えられる。
(1)配電系統毎の消費電力の総和を総消費電力として求める。そして、日時毎の総消費電力と各CPU601のCPU温度とを対応付けることで、情報処理システム301の総消費電力とCPU温度との関係を示す相関情報121を、CPU601毎に求める。
(2)配電系統毎の消費電力の総和を総消費電力として求め、各サーバ511内の複数のCPU601についてCPU温度の平均値を求める。そして、日時毎の総消費電力とCPU温度の平均値とを対応付けることで、情報処理システム301の総消費電力とCPU温度との関係を示す相関情報121を、サーバ511毎に求める。
(3)配電系統毎の消費電力の総和を総消費電力として求め、情報処理システム301内の複数のCPU601についてCPU温度の平均値を求める。そして、日時毎の総消費電力とCPU温度の平均値とを対応付けることで、情報処理システム301の総消費電力と全CPU601のCPU温度の平均値との関係を示す相関情報121を求める。
次に、制御部112は、現在の外気の温度及びCPU負荷の値が属する数値範囲に対応する相関情報121に基づいて、総消費電力の極小値に対応するCPU温度を求め、そのCPU温度を目標値に決定する(ステップ1003)。
相関情報121をCPU601毎に求めた場合は、各CPU601の相関情報121における総消費電力の極小値に対応するCPU温度が、そのCPU601のCPU温度の目標値に決定される。また、相関情報121をサーバ511毎に求めた場合は、各サーバ511の相関情報121における総消費電力の極小値に対応するCPU温度が、そのサーバ511のCPU温度の目標値に決定される。
そして、制御部112は、決定した目標値に基づいてファンユニット332に含まれるファンの回転数を制御する(ステップ1004)。
なお、外気の温度が一定範囲内である環境に情報処理システム301が設置されている場合は、外気の温度の数値範囲毎に相関情報121を求める必要はない。したがって、センサ336により測定された外気の温度を空調制御装置335からサーバ511−1へ通知する必要はなくなる。この場合、ステップ1003では現在のCPU負荷に対応する相関情報121が用いられる。
また、CPU負荷が一定範囲内に収まっている場合は、CPU負荷の数値範囲毎に相関情報121を求める必要はない。したがって、サーバ511−1がCPU負荷を取得したり、サーバ511−2〜サーバ511−Nからサーバ511−1へCPU負荷を通知したりする必要はなくなる。この場合、ステップ1003では現在の外気の温度に対応する相関情報121が用いられる。
さらに、相関情報121をシミュレーションにより求める場合は、必ずしも実際の総消費電力及びCPU温度を蓄積する必要はない。したがって、電力計512により測定された配電系統毎の消費電力を空調制御装置335からサーバ511−1へ通知する必要はなくなる。また、サーバ511−1がCPU温度を取得したり、サーバ511−2〜サーバ511−Nからサーバ511−1へCPU温度を通知したりする必要もなくなる。
図11は、図10のステップ1004におけるファン回転数制御処理の例を示すフローチャートである。制御部112は、まず、ファンの回転数を最小値に制御する制御信号を空調制御装置335へ送信し(ステップ1101)、所定時間毎にCPU温度と目標値を比較する(ステップ1102)。
情報処理システム301内で最もCPU負荷が高いCPU601を優先して冷却するために、ステップ1102では、例えば、現在のCPU負荷が最も高いCPU601のCPU温度が目標値と比較される。このとき、相関情報121をCPU601毎に求めた場合は、CPU負荷が最も高いCPU601の目標値が比較に用いられ、相関情報121をサーバ511毎に求めた場合は、CPU負荷が最も高いCPU601を含むサーバ511の目標値が比較に用いられる。また、相関情報121を情報処理システム301内の全CPU601について求めた場合は、全CPU601についての目標値が比較に用いられる。
なお、現在のCPU負荷が最も高いCPU601の代わりに、現在のCPU温度が最も高いCPU601のCPU温度を目標値と比較してもよい。
CPU温度が目標値より高い場合(ステップ1102,YES)、制御部112は、CPU601を冷却するために、ファンの回転数を所定値だけ上げる制御信号を空調制御装置335へ送信する(ステップ1103)。そして、制御部112は、ファンの回転数が最大値に達したか否かをチェックする(ステップ1104)。ファンの回転数が最大値に達していない場合(ステップ1104,NO)、制御部112は、ステップ1102以降の処理を繰り返す。
一方、CPU温度が目標値以下の場合(ステップ1102,NO)、制御部112は、消費電力を削減するために、ファンの回転数を所定値だけ下げる制御信号を空調制御装置335へ送信する(ステップ1108)。そして、制御部112は、ステップ1102以降の処理を繰り返す。ステップ1103におけるファンの回転数の増加幅を、ステップ1108におけるファンの回転数の減少幅より大きく設定することで、CPU601を早く冷却することができる。
ファンの回転数が最大値に達した場合(ステップ1104,YES)、制御部112は、一定時間待ってから(ステップ1105)、CPU温度と目標値を比較する(ステップ1106)。そして、CPU温度が目標値以下の場合(ステップ1106,NO)、制御部112は、ステップ1102以降の処理を繰り返す。
一方、CPU温度が目標値より高い場合(ステップ1102,YES)、制御部112は、目標値より高いCPU温度になっているCPU601に対するスロットリングを行う(ステップ1107)。そして、制御部112は、ステップ1102以降の処理を繰り返す。
ステップ1107におけるCPU601のスロットリングでは、その動作周波数が制限される。これにより、CPU601の動作温度が低下することが期待できる。その後、CPU温度が目標値以下になった場合(ステップ1102,NO)、制御部112は、ステップ1108において、ファンの回転数を下げるとともにスロットリングを解除する。
図12は、このようなファン回転数制御処理におけるCPU温度の変化を示している。空調制御装置335がPulse Width Modulation(PWM)制御によりファンの回転数を制御する場合、空調制御装置335は、PWM信号をファンユニット332へ出力する。この場合、制御部112は、ファンの回転数を制御する制御信号として、PWM信号のディーティ比を指定する制御信号を出力する。
図12の例では、CPU温度の目標値は70℃であり、ステップ1103におけるファンの回転数の増加幅を指定するディーティ比の増加幅は20%であり、ステップ1108におけるファンの回転数の減少幅を指定するディーティ比の減少幅は10%である。折れ線1201は、ディーティ比の時間変化を表し、折れ線1202は、CPU温度の時間変化を表す。
制御部112は、まず、ファンの回転数の最小値を指定するディーティ比0%の制御信号を空調制御装置335へ送信して、ファンユニット332の消費電力が最小になるように制御する。時刻t1においてCPU温度が70℃を超えると、それ以降、所定時間毎にディーティ比を20%ずつ増加させる。そして、ディーティ比がファンの回転数の最大値を指定する100%に達すると、時刻t2まで一定時間待つ。時刻t2においてCPU温度が70℃以下になると、それ以降、所定時間毎にディーティ比を10%ずつ減少させる。
なお、ディーティ比の増加幅及び減少幅は、外気の温度又はCPU負荷の少なくとも一方に基づいて変更することができる。外気の温度が高いほど、CPU601の冷却に時間がかかるため、ディーティ比の増加幅及び減少幅を大きい値に変更することが望ましい。同様に、CPU負荷が高いほど、CPU601の冷却に時間がかかるため、ディーティ比の増加幅及び減少幅を大きい値に変更することが望ましい。
このようなファン回転数制御処理によれば、CPU温度が常に目標値に近づくようにファンの回転数が制御され、ファンユニット332の消費電力の増大が抑止される。
図13は、図10のステップ1004におけるファン回転数制御処理の別の例を示すフローチャートである。制御部112は、まず、CPU温度を目標値に近づけるためのProportional-Integral-Differential(PID)制御を行い、ファンの回転数を指定する制御信号を空調制御装置335へ送信する(ステップ1301)。ステップ1301では、図11の場合と同様に、現在のCPU負荷又はCPU温度が最も高いCPU601が温度制御の対象として選択される。
次に、制御部112は、ファンの回転数が最大値に達したか否かをチェックする(ステップ1302)。ファンの回転数が最大値に達していない場合(ステップ1302,NO)、制御部112は、ステップ1301以降の処理を繰り返す。
一方、ファンの回転数が最大値に達した場合(ステップ1302,YES)、制御部112は、CPU温度と目標値を比較する(ステップ1303)。そして、CPU温度が目標値以下の場合(ステップ1303,NO)、制御部112は、ステップ1301以降の処理を繰り返す。
一方、CPU温度が目標値より高い場合(ステップ1303,YES)、制御部112は、目標値より高いCPU温度になっているCPU601に対するスロットリングを行う(ステップ1304)。そして、制御部112は、ステップ1301以降の処理を繰り返す。その後、ステップ1301においてCPU温度が目標値以下になった場合、制御部112は、ファンの回転数を再設定するとともにスロットリングを解除する。
図14は、このようなファン回転数制御処理におけるCPU温度の変化を示している。図14の例では、CPU温度の目標値は70℃であり、折れ線1401は、ディーティ比の時間変化を表し、折れ線1402は、CPU温度の時間変化を表す。
制御部112は、まず、ディーティ比0%の制御信号を空調制御装置335へ送信して、ファンユニット332の消費電力が最小になるように制御する。その後、CPU温度が上昇するとともにディーティ比を増加させ、CPU温度が低下し始めるとディーティ比を減少させる。
このようなファン回転数制御処理によれば、CPU温度が常に目標値に近づくようにファンの回転数が制御され、ファンユニット332の消費電力の増大が抑止される。
図10、図11、及び図13に示した各フローチャートは一例に過ぎず、情報処理システム301の構成や条件に応じて一部の処理を省略又は変更してもよい。例えば、図11のファン回転数制御処理において、ファンの回転数が最大値に達する可能性が低い場合は、ステップ1104〜ステップ1107の処理を省略することができる。同様に、図13のファン回転数制御処理において、ファンの回転数が最大値に達する可能性が低い場合は、ステップ1302〜ステップ1304の処理を省略することができる。
また、図10のステップ1004において、ファンユニット332のファンの回転数を制御する代わりに、ダンパ331、冷却装置334−1、又は冷却装置334−2の動作を制御しても構わない。
ところで、図10のステップ1004において、ファンユニット332−1〜ファンユニット332−3のファンの回転数を同じ値に制御する必要はなく、現在のCPU負荷又はCPU温度が最も高いCPU601を選択的に冷却することができればよい。そこで、冷却したいCPU601を含むラック324に対向する位置に存在するファンユニット332のファンの回転数を上げて、それ以外のファンユニット332のファンの回転数は変更しない制御を行うことが考えられる。
図15は、このようなファン回転数制御処理に用いられるファン配置情報の例を示している。図15のファン配置情報は、ファンユニットID1501、ラックID1502、ラック内位置1503、及び装置ID1504の各項目を含み、格納部111に格納される。
ファンユニットID1501は、ファンユニット332の識別情報を表す。F1〜F3は、それぞれファンユニット332−1〜ファンユニット332−3の識別情報である。ラックID1502は、ラック324の識別情報を表す。R1〜R3は、それぞれラック324−1〜ラック324−3の識別情報である。F1〜F3をそれぞれR1〜R3と対応付けておくことで、ファンユニット332−1〜ファンユニット332−3がそれぞれラック324−1〜ラック324−3と対向する位置に設置されていることが分かる。
ラック内位置1503は、図4の各ラック324−i内の1U〜42Uの各段を表し、装置ID1504は、1U〜42Uの各段に収納された装置の識別情報を表す。SV1〜SV123は、サーバ511の識別情報であり、SW1〜SW3は、スイッチ装置の識別情報である。
格納部111には、各サーバ511の識別情報と、そのサーバ511に含まれるCPU601の識別情報の対応関係を示す構成情報も格納されている。この構成情報とファン配置情報は、複数のCPU601の位置と複数のファンの位置との関係を示す位置情報としての役割を果たす。制御部112は、構成情報及びファン配置情報に基づいて、冷却したいCPU601を含むラック324に対向する位置に存在するファンユニット332を特定することができる。
この場合、図11のステップ1101、ステップ1103、ステップ1108、及び図13のステップ1301において、制御部112は、温度制御の対象となるCPU601に対応するファンユニット332を特定する。そして、制御部112は、特定したファンユニット332のファンの回転数を制御する制御信号を空調制御装置335へ送信する。
例えば、ラック324−1に含まれるCPU601のCPU温度が目標値を超え、ラック324−2及びラック324−3に含まれるCPU601のCPU温度が目標値以下の場合、ファンユニット332−1のファンの回転数のみを上げる制御が行われる。
このようなファン回転数制御処理によれば、温度制御の対象となるCPU601を含まないラック324に対応するファンユニット332の消費電力が増大しないため、無駄な消費電力の増大を回避できる。
なお、ファンユニット332が複数のファンを含む場合、各ファンの位置とラック内位置の対応関係を含むファン配置情報を用いて、ファン毎に回転数を制御してもよい。
開示の実施形態とその利点について詳しく説明したが、当業者は、特許請求の範囲に明確に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更、追加、省略をすることができるであろう。

Claims (6)

  1. 情報処理システムに含まれる処理部の温度変化に対する、前記処理部の第1の消費電力と前記情報処理システムに含まれる空調機器の第2の消費電力との総和である第3の消費電力の変化を示す相関情報を格納する格納部と、
    前記第3の消費電力の測定値と前記処理部の温度の測定値とを用いて前記相関情報を求め、求めた前記相関情報を前記格納部に格納し、前記格納部に格納された前記相関情報を参照して、前記第3の消費電力が相対的に低い消費電力を示す際の前記処理部の温度に基づいて、前記処理部の温度の目標値を求め、前記目標値に基づいて前記空調機器を制御する制御信号を出力する制御部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記第3の消費電力を削減するような前記処理部の温度を前記目標値として求め、前記処理部の温度が前記目標値に近づくように前記空調機器を制御する前記制御信号を出力することを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記空調機器に含まれるファンの回転数を制御する前記制御信号を出力することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記格納部は、前記処理部を含む複数の処理部の位置と前記空調機器に含まれる複数のファンの位置との関係を示す位置情報をさらに格納し、前記制御部は、前記位置情報に基づいて、前記相関情報に含まれる前記処理部の位置に対応する位置にあるファンの回転数を制御する前記制御信号を出力することを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  5. 情報処理システムに含まれる処理部の温度変化に対する、前記処理部の第1の消費電力と前記情報処理システムに含まれる空調機器の第2の消費電力との総和である第3の消費電力の測定値と、前記処理部の温度の測定値とを用いて、前記第3の消費電力の変化を示す相関情報を求め、
    求めた前記相関情報を格納部に格納し、
    前記相関情報を参照して、前記第3の消費電力が相対的に低い消費電力を示す際の前記処理部の温度に基づいて、前記処理部の温度の目標値を求め、
    前記目標値に基づいて前記空調機器を制御する
    ことを特徴とする制御方法。
  6. コンピュータのためのプログラムであって、
    前記コンピュータは、情報処理システムに含まれる処理部の温度変化に対する、前記処理部の第1の消費電力と前記情報処理システムに含まれる空調機器の第2の消費電力との総和である第3の消費電力の測定値と、前記処理部の温度の測定値とを用いて、前記第3の消費電力の変化を示す相関情報を求め、求めた前記相関情報を格納部に格納し、
    前記プログラムは、
    前記相関情報を参照して、前記第3の消費電力が相対的に低い消費電力を示す際の前記処理部の温度に基づいて、前記処理部の温度の目標値を求め、
    前記目標値に基づいて前記空調機器を制御する制御信号を出力する
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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