JP2020024092A - 測位方法、測位端末および測位システム - Google Patents

測位方法、測位端末および測位システム Download PDF

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Abstract

【課題】RTK法による干渉測位を、移動体の測位に適用する際に、干渉測位の速度または精度を向上させること。【解決手段】プロセッサ301は、複数の衛星から選択された複数の特定の衛星から送信される測位信号に含まれる情報および前記悪影響衛星情報に基づいて測位演算を行い、測位演算によって算出された測位解について品質チェックを行う。プロセッサ301は、複数の特定の衛星から送信される情報に基づいて測位演算を行った結果、十分な測位品質が得られなかった場合(AR値が閾値未満の場合)、悪影響衛星から送信された情報を除外して、再度、測位演算および品質チェックを行う。【選択図】図3

Description

本発明は、測位衛星(以下、測位に利用できる人工衛星を総称して「衛星」とする)からの信号を利用して干渉測位を行う測位方法、測位端末および測位システムに関する。
従来、静止状態の対象物を高精度に測量するために、RTK(Real Time Kinematic)法による干渉測位が利用されている。このRTK法による干渉測位を、移動体の測位に適用することにより、移動体の高精度な測位を実現することが期待されている。
特許文献1には、衛星からの信号を利用する干渉測位における整数アンビギュイティの決定までの時間を短縮することが可能な測位端末が開示されている。
特開平10−253734号公報
本開示の一態様は、干渉測位の速度または精度を向上させる測位方法、測位端末および測位システムを開示する。
本開示の一態様に係る測位方法は、測位端末が情報配信端末と通信を行って、測位対象となる移動体の座標を決定する測位方法であって、前記情報配信端末が、測位解の品質に悪影響を及ぼす悪影響衛星を示す悪影響衛星情報を前記測位端末に配信し、前記測位端末が、複数の衛星から送信される情報および前記悪影響衛星情報に基づいて測位演算を行い、前記測位演算によって算出された測位解および前記測位解の品質に基づいて前記移動体の座標を決定する。
本開示の一態様に係る測位端末は、複数の衛星から送信される測位信号を受信する受信部と、情報配信端末と通信を行い、前記情報配信端末から、測位解の品質に悪影響を及ぼす悪影響衛星を示す悪影響衛星情報を受信する通信部と、前記測位信号に含まれる情報に基づいて測位演算を行うことで、移動体の座標を決定するプロセッサと、を具備し、前記プロセッサは、複数の衛星から送信される情報および前記悪影響衛星情報に基づいて測位演算を行い、前記測位演算によって算出された測位解および前記測位解の品質に基づいて前記移動体の座標を決定する。
本開示の一態様に係る測位システムは、前記情報配信端末が、測位解の品質に悪影響を及ぼす悪影響衛星を示す悪影響衛星情報を配信する測位端末と、複数の衛星から送信される情報および前記悪影響衛星情報に基づいて測位演算を行い、前記測位演算によって算出された測位解および前記測位解の品質に基づいて前記移動体の座標を決定する測位端末と、を具備する。
本開示の一態様によれば、干渉測位の速度または精度を向上させることができる。
本発明の一実施の形態に係る測位システムの構成を示す図 本発明の一実施の形態に係る基準局データ配信サーバの構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る測位端末の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る測位処理を示すフロー図 本発明の一実施の形態に係る測位処理を示すフロー図 本発明の一実施の形態に係る測位処理を示すフロー図
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
<測位システムの構成>
まず、本発明の一実施の形態に係る測位システム1の構成について図1を用いて説明する。図1に示すように、測位システム1は、基準局データ配信サーバ(情報配信端末)10と、複数の測位端末(測位端末)20と、から構成される。基準局データ配信サーバ10は、複数の測位端末20それぞれと無線接続し、各測位端末20とデータの送受信を行う。測位端末20は、座標を求める対象である移動体(例えば車両など)に設置される。
測位システム1は、測位端末20の位置を計測し、測位端末20の地球上の座標を求める。座標は、例えば、緯度・経度・高度の三次元座標が一般的であるが、緯度・経度などの二次元座標であってもよい。
基準局データ配信サーバ10は、複数の固定基準局(図示せず)から、GNSS(Global Navigation Satellite System)の衛星(図示せず)からの測位信号に基づいて生成された測位データを受信する。なお、GNSSとは、GPS(Global Positioning System)、GLONASS、Galileo等の民間航空航法に使用可能な性能(精度・信頼性)を持つ衛星航法システムの総称である。測位信号には、GPS衛星から送信されるL1信号(1575.42MHz)、L2信号(1227.60MHz)等がある。
そして、基準局データ配信サーバ10は、各固定基準局の測位データに基づいて、GNSSの衛星からの測位信号に含まれる誤差を補正することにより補正測位データを作成し、該補正測位データに基づいて、測位端末20の近傍の仮想基準点(VRS:Virtual Reference Station)の位置情報を作成し、仮想基準点の位置情報を示すVRSデータを測位端末20に送信する。
また、基準局データ配信サーバ10は、RTK演算における測位品質に悪影響を及ぼす衛星(以下、「悪影響衛星」という)を示す悪影響衛星情報を何れかの測位端末20から受信した場合、該測位端末20の位置情報に基づいて該測位端末20を含む所定の範囲を特定し、所定の範囲内に存在する他の測位端末20に悪影響衛星情報を転送する。所定の範囲とは、例えば、悪影響衛星情報を通知した測位端末20の位置を中心とした半径Xkmの範囲である。なお、悪影響衛星情報は、該悪影響衛星情報を通知した測位端末20の位置情報を含んでいても良い。
測位端末20は、GNSSの衛星から受信した測位信号に基づいて測位端末20の測位データ(以下、「測位端末測位データ」という)を生成する。測位端末20は、基準局データ配信サーバ10から受信したVRSデータ及び測位端末測位データ等を用いてRTK法による干渉測位処理を行い、移動体の座標を出力する。なお、測位端末20には、測位用の専用端末、測位機能を有するパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット、測位サービスを行うサーバ等が含まれる。
測位端末20は、悪影響衛星を特定した場合、基準局データ配信サーバ10に悪影響衛星情報を送信する。また、測位端末20は、基準局データ配信サーバ10から悪影響衛星情報を受信した場合、悪影響衛星の測位データを除外してRTK演算を行う。
<基準局データ配信サーバの構成>
次に、本実施の形態に係る基準局データ配信サーバ10の構成について図2を用いて説明する。図2に示すように、基準局データ配信サーバ10は、プロセッサ201と、記憶部202と、入力部203と、出力部204と、通信部205と、受信部206と、バス210と、を有している。
プロセッサ201は、バス210を介して基準局データ配信サーバ10の他の要素を制御する。特に、プロセッサ201は、各固定基準局の測位データに基づいて、GNSSの衛星からの測位信号に含まれる誤差を補正することにより補正測位データを作成し、該補正測位データに基づいて仮想基準点の位置情報を作成する。プロセッサ201として、例えば、汎用CPU(Central Processing Unit)が用いられる。また、プロセッサ201は、所定のプログラムを実行することにより、仮想基準点の位置情報を作成し、VRSデータを生成する。
記憶部202は、他の要素から様々な情報を取得し、一時的あるいは恒久的にその情報を保持する。記憶部202は、いわゆる一次記憶装置と二次記憶装置の総称である。記憶部202は、物理的に複数配置されても良い。記憶部202として、例えば、DRAM(Direct Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)が用いられる。
入力部203は、外部からの情報を受け付ける。入力部203が受け付ける外部からの情報には、基準局データ配信サーバ10の操作者からの入力に関する情報などが含まれる。一例としてキーボード等の入力インターフェースを用いることで入力部203を構成することができる。
出力部204は、外部へ情報を提示する。出力部204が提示する情報には、測位に関する情報などが含まれる。一例としてディスプレイ等の既存の出力インターフェースを用いることで出力部204を構成することができる。
通信部205は、通信路を介して外部の機器と通信を行う。通信部205が通信する対象(通信対象)の機器には、測位端末20が含まれる。一例として無線LAN通信網、3G通信網など既存の通信網と通信可能な通信インターフェースを用いることで通信部205を構成することができる。
受信部206は、複数の固定基準局から測位データを受信し、バス210を介して測位データをプロセッサ201に出力する。
なお、上記の基準局データ配信サーバ10の構成は一例である。基準局データ配信サーバ10の各構成要素の一部を統合して構成することもできる。基準局データ配信サーバ10の各構成要素の一部を複数の要素に分割して構成することもできる。基準局データ配信サーバ10の各構成要素の一部を省略することもできる。基準局データ配信サーバ10に他の要素を付加して構成することもできる。また、本開示の基準局データ配信サーバ10は国等の自治体が設置した基準局を含む。
<測位端末の構成>
次に、本実施の形態に係る測位端末20の構成について図3を用いて説明する。図3に示すように、測位端末20は、プロセッサ301と、記憶部302と、入力部303と、出力部304と、通信部305と、受信部306と、バス310と、を備えている。
プロセッサ301は、バス310を介して測位端末20の他の要素を制御する。プロセッサ301として、例えば、汎用CPUが用いられる。また、プロセッサ301は、所定のプログラムを実行することにより、測位信号に基づいて測位端末測位データを生成する。また、本実施の形態では、プロセッサ301が、移動体の座標を出力する機能を備えている。
記憶部302は、他の要素から様々な情報を取得し、一時的あるいは恒久的にその情報を保持する。記憶部302は、いわゆる一次記憶装置と二次記憶装置の総称である。記憶部302は、物理的に複数配置されても良い。記憶部302として、例えば、DRAM、HDD、SSDが用いられる。
入力部303は、外部からの情報を受け付ける。入力部303が受け付ける外部からの情報には、測位端末20の操作者からの入力に関する情報などが含まれる。一例としてキーボード等の入力インターフェースを用いることで入力部303を構成することができる。
出力部304は、外部へ情報を提示する。出力部304が提示する情報には、測位に関する情報などが含まれる。一例としてディスプレイ等の既存の出力インターフェースを用いることで出力部304を構成することができる。
通信部305は、通信路を介して外部の機器と通信を行う。通信部305が通信する対象(通信対象)の機器には、基準局データ配信サーバ10が含まれる。一例として無線LAN通信網、3G通信網など既存の通信網と通信可能な通信インターフェースを用いることで通信部305を構成することができる。
受信部306は、衛星からの測位信号を受信し、バス310を介して測位信号をプロセッサ301に出力する。
なお、上記の測位端末20の構成は一例である。測位端末20の各構成要素の一部を統合して構成することもできる。測位端末20の各構成要素の一部を複数の要素に分割して構成することもできる。測位端末20の各構成要素の一部を省略することもできる。測位端末20に他の要素を付加して構成することもできる。
以上に挙げられた測位端末20の構成は一例である。測位端末20の各構成要素の一部を統合して構成することもできる。測位端末20の各構成要素の一部を複数の要素に分割して構成することもできる。測位端末20の各構成要素の一部を省略することもできる。測位端末20に他の要素を付加して構成することもできる。
<測位データ>
次に、測位データについて説明する。本実施の形態において測位データには擬似距離情報、搬送波位相情報およびドップラー周波数情報が含まれる。
擬似距離情報とは、衛星と自局(測位端末20)との距離に関する情報である。プロセッサ(プロセッサ301)は、測位信号を解析することにより衛星と自局との距離を算出することができる。具体的には、プロセッサは、まず、(1)測位信号が搬送したコードのパターンと自局が生成したコードのパターンとの位相差、および、(2)測位信号に含まれるメッセージ(NAVDATA)に含まれる衛星の信号生成時刻と自局の信号受信時刻、の2つの情報に基づいて測位信号の到達時間を求める。そして、プロセッサは、当該到達時間に光速を乗ずることにより衛星と自局との距離を求める。この距離には衛星のクロックと自局のクロックとの相違等に起因する誤差が含まれる。
搬送波位相情報とは、自局が受信した測位信号の位相である。測位信号は所定の正弦波である。プロセッサは、受信した測位信号を解析することにより測位信号の位相を算出することができる。
ドップラー周波数情報とは、衛星と自局との相対的な速度に関する情報である。プロセッサは、測位信号を解析することによりドップラー周波数情報を生成することができる。
以上のようにして、測位端末20のプロセッサ301によって、それぞれ測位データが生成される。
<RTK演算>
RTK演算について説明する。RTK演算は干渉測位の一つであるRTK法を実行する演算である。
RTK法とは、衛星が送信する測位信号の搬送波位相積算値を用いて所定の地点の測位を行うものである。搬送波位相積算値とは、衛星から所定の地点までの(1)測位信号の波の数と(2)位相との和である。搬送波位相積算値が求まれば、測位信号の周波数(および波長)が既知であるので、衛星から所定の地点までの距離を求めることができる。測位信号の波の数は未知数であるので整数値バイアスと呼ばれる。
RTK法を実行するにあたって重要なことはノイズの除去と、整数値バイアスの推定である。
RTK法では、二重差と呼ばれる差を演算することにより、ノイズの除去を行うことができる。二重差とは2つの衛星に対する1つの受信機の搬送波位相積算値の差(一重差)を2つの受信機(本実施の形態においては基準局データ配信サーバ10と測位端末20)の間でそれぞれ算出した値の差である。本実施の形態においてはRTK法を用いた測位のために4つ以上の衛星を使用する。従って、4つ以上の衛星の組み合わせの数だけ二重差を演算することになる。この演算では、VRSデータおよび測位端末測位データが用いられる。
RTK法では、整数値バイアスの推定を様々な方法で行うことができる。例えば、(1)最小二乗法によるフロート解の推定、および、(2)フロート解に基づくフィックス解の検定という手順を実行することにより整数値バイアスの推定を行うことができる。
最小二乗法によるフロート解の推定は、時間単位毎に生成した二重差の組み合わせを用いて連立方程式を作成し、作成した連立方程式を最小二乗法によって解くことにより実行される。連立方程式はエポックと呼ばれる時間単位毎に生成される。この演算では、VRSデータおよび測位端末測位データの既知の座標が用いられる。このようにして求められた整数値バイアスの推定値をフロート解(推測解)と呼ぶ。
以上のようにして求められたフロート解は実数であるのに対して、整数値バイアスの真の値は整数である。よって、フロート解を丸めることにより整数値にする作業が必要になる。しかし、フロート解を丸める組み合わせには複数通りの候補が考えられる。従って、候補の中から正しい整数値を検定する必要がある。検定によって整数値バイアスとしてある程度確からしいとされた解をフィックス解(精密測位解)と呼ぶ。本実施の形態ではRTK演算によって得られるAR(Ambiguity Ratio)値を用いて品質チェックを行い、品質チェックの結果に基づいて正しい整数値を検定する。なお、整数値の候補の絞込みを効率化するためにVRSデータが用いられる。
<測位処理のフロー>
次に、本実施の形態に係る測位処理のフローについて図4を用いて説明する。なお、本実施の形態では、測位端末20が測位処理を行う例を説明する。ただし、本開示の測位処理は、測位端末20によって行われるものに限定されず、例えば、測位システム1の内部に追加された汎用コンピュータによって実行されても良い。また、測位処理を開始するタイミングについては特に限定は無い。例えば、測位端末20の電源が投入された際に、測位処理を開始しても良い。また、測位端末20の入力部303によって測位処理を開始するコマンドが入力された際に、測位処理を開始しても良い。
まず、ST501において、プロセッサ301が、記憶部302の記憶内部をクリアする。
次に、ST502において、受信部306が、受信可能な全ての衛星のそれぞれから測位信号を受信する。また、ST503において、通信部305が基準局データ配信サーバ10からVRSデータを受信する。
次に、ST504において、プロセッサ301が、受信部306が受信した測位信号から衛星毎にSNR(Signal Noise Ratio)および仰角を取得する。
次に、ST505において、プロセッサ301が、SNRが第1閾値以上であり、かつ仰角が第2閾値以上の衛星を選択し、選択した衛星の測位信号を用いて測位端末測位データを生成する。
次に、ST506において、プロセッサ301が、VRSデータおよび測位端末測位データを用いて、RTK演算を実行する。
次に、ST507において、プロセッサ301が、ST506のRTK演算によって得られたAR値を確認する。
そして、ST508において、プロセッサ301が、十分な測位品質が得られたか否かの品質チェックを、AR値を確認することにより行う。
AR値が閾値(例えば、3.0)以上の場合(ST508:YES)、ST509において、出力部304が、そのRTK演算の測位解をフィックス解、即ち、精密測位解として出力する。この精密測位解は、測位端末20が設置されている移動体の現在の座標を表すものである。
一方、AR値が閾値未満の場合(ST508:NO)、フローは、ST510に進む。
ST510において、通信部305が、基準局データ配信サーバ10から悪影響衛星情報を受信する。なお、本実施の形態では、悪影響衛星情報を受信するタイミングに制限は無く、通信部305が基準局データ配信サーバ10との通信において、悪影響衛星情報を常時受信しても良い。
なお、他の測位端末20から基準局データ配信サーバ10に悪影響衛星情報が送信されておらず、ST510において、通信部305が、基準局データ配信サーバ10から悪影響衛星情報を受信できなかった場合、ST511からST514までのステップは省略され、フローはST515に進む。
ST511において、プロセッサ301が、悪影響衛星以外の衛星の測位信号を用いて測位端末測位データを生成する。
次に、ST512において、プロセッサ301が、VRSデータおよびST511で生成された測位端末測位データを用いて、RTK演算を実行する。
次に、ST513において、プロセッサ301が、ST512のRTK演算によって得られたAR値を確認する。
そして、ST514において、プロセッサ301が、ST513で確認されたAR値を用いて、十分な測位品質が得られたか否か(AR値が閾値以上か否か)の品質チェックを行う。
AR値が閾値以上の場合(ST514:YES)、ST509において、出力部304が、その測位解をフィックス解、即ち、精密測位解として出力する。
一方、AR値が閾値未満の場合(ST514:NO)、ST515において、プロセッサ301が、記憶部302に記憶された悪影響衛星の数と、予め設定された最大除去衛星数との比較を行う。
悪影響衛星の数が最大除去衛星数未満の場合(ST515:YES)、フローはST517に進む。
一方、悪影響衛星の数が最大除去衛星数に達した場合(ST515:NO)、ST516において、出力部304が、記憶部302に記憶された中で最も高いAR値のRTK演算の測位解をフロート解、即ち、推測解として出力する。
ST517において、プロセッサ301が、ST505で選択した衛星の中から悪影響衛星以外のいずれか1つの衛星を除外対象として選択する。
そして、ST518において、プロセッサ301が、悪影響衛星および除外対象の衛星以外の衛星の測位信号を用いて測位端末測位データを生成する。
次に、ST519において、プロセッサ301が、VRSデータおよびST518で生成された測位端末測位データを用いて、RTK演算を実行する。
次に、ST520において、プロセッサ301が、ST519のRTK演算によって得られたAR値を確認する。
その後、プロセッサ301は、除外対象の衛星を変更しながら、ST510からST513までのステップを繰り返す(ST521:NO)。
そして、全てのパターンについて(ST505で選択した衛星の悪影響衛星以外の全てについて、それぞれを除外対象として)上記のST517からST520までのステップを実施した後(ST521:YES)、ST522において、プロセッサ301は、最も高いAR値が得られたRTK演算の時に除外した衛星を悪影響衛星と判定し、そのRTK演算の測位解およびAR値と、悪影響衛星の番号を記憶部302に記憶させる。
そして、ST523において、プロセッサ301が、ST522の最も高いAR値を用いて、十分な測位品質が得られたか否か(AR値が閾値以上か否か)の品質チェックを行う。
最も高いAR値が閾値以上の場合(ST523:YES)、ST524において、通信部305が、基準局データ配信サーバ10に悪影響衛星情報を送信する。
そして、ST509において、出力部304が、そのRTK演算の測位解をフィックス解、即ち、精密測位解として出力する。
一方、最も高いAR値が閾値未満の場合(ST523:NO)、フローはST515に戻る。
なお、上記の処理フローでは、ST517において、1つの衛星を除外対象として選択する場合について説明したが、本実施の形態では、ST517において、複数の衛星を除外対象として選択しても良い。
また、上記の処理フローでは、ST516において、最も高いAR値が得られたRTK演算の時に除外した衛星を悪影響衛星と判定する場合について説明したが、本実施の形態では、ST516において、基準値よりも高いAR値が得られたRTK演算の時に除外した衛星を悪影響衛星と判定しても良い。
<効果>
このように、本実施の形態では、基準局データ配信サーバ10が、何れかの測位端末20から悪影響衛星情報を受信した場合、他の測位端末20に複数の衛星から送信される情報および悪影響衛星情報を転送する。そして、各測位端末20は、複数の衛星から送信される情報および悪影響衛星情報に基づいて測位演算を行う。具体的には、各測位端末20が、複数の特定の衛星から送信される情報に基づいて測位演算を行った結果、十分な測位品質が得られなかった場合(AR値が閾値未満の場合)、悪影響衛星から送信された情報を除外して、再度、測位演算および品質チェックを行う。
これにより、悪影響衛星を効果的に排除して、測位演算および品質チェックを行うことができるので、干渉測位の速度または精度を向上させることができる。
また、各測位端末20は、測位演算において悪影響衛星を判定し、悪影響衛星情報を基準局データ配信サーバ10に通知する。これにより、各測位端末20は、悪影響衛星を容易に知ることができる。
また、本実施の形態では、基準局データ配信サーバ10が、悪影響衛星情報を通知した測位端末20を含む所定の範囲内に存在する他の測位端末20に悪影響衛星情報を配信する。これにより、悪影響衛星が共通する可能性が高い測位端末20にのみ悪影響衛星情報を通知することができる。
また、本実施の形態では、悪影響衛星情報が、当該悪影響衛星情報を通知した測位端末20の位置情報を含むようにする。これにより、測位端末20が、通知された悪影響衛星情報の悪影響衛星が自局のものと共通するか否かを判定できるので、悪影響衛星を効果的に排除することができる。
また、本実施の形態では、基準局データ配信サーバ10が、複数の固定基準局のそれぞれにおいて複数の衛星から送信される情報に基づいて生成された測位データを用いて測位端末20の近傍の仮想基準点の位置情報を作成し、悪影響衛星情報に加えて、仮想基準点の位置情報を示すデータを測位端末20に送信する。これにより、基準局データ配信サーバ10と測位端末20との間の通信を効率化することができる。
また、本実施の形態では、基準局データ配信サーバ10が、測位端末20から悪影響衛星情報を受信する毎に、悪影響衛星を更新し、更新後の悪影響衛星を示す悪影響衛星情報を生成して測位端末20に送信する。これにより、測位端末20は、最新の悪影響衛星情報に基づいて測位演算および品質チェックを行うことができるので、干渉測位の精度をさらに向上させることができる。
なお、本発明は、部材の種類、配置、個数等は前述の実施の形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
上記の実施の形態では、測位演算の一例としてRTK演算を行う場合について説明したが、本発明はこれに限られずRTK演算以外の測位演算を行っても良い。
また、上記の各実施の形態では、品質チェックを行うための品質値としてAR値を用いる場合について説明したが、本発明はこれに限られず他の品質値を用いても良い。
また、上記の実施の形態では、基準局データ配信サーバ10が、1つの測位端末20から悪影響衛星情報を受信した場合に所定の範囲内に存在する他の測位端末20に該悪影響衛星情報を転送する場合について説明したが、本発明はこれに限られず、基準局データ配信サーバ10が、一定数以上の測位端末20において悪影響衛星と判定した衛星を示す悪影響衛星情報を生成して測位端末20に送信しても良い。あるいは、基準局データ配信サーバ10が、測位端末20から悪影響衛星情報を受信する度に、悪影響衛星を更新し、更新後の悪影響衛星を示す悪影響衛星情報を生成して測位端末20に送信しても良い。
また、上記の実施の形態では、基準局データ配信サーバ10が、悪影響衛星情報に加えてVSRデータを測位端末20に送信し、測位端末20がVSRデータ、測位端末測位データおよび悪影響衛星情報に基づいて測位演算を行う場合について説明したが、本発明はこれに限られず、基準局データ配信サーバ10が悪影響衛星情報のみを測位端末20に送信し、測位端末20が、固定基準局において複数の衛星から送信される情報に基づいて生成された測位データを受信し、該固定基準局の測位データ、測位端末測位データおよび悪影響衛星情報に基づいて測位演算を行っても良い。
本発明は、衛星からの信号を利用して干渉測位を行う測位方法および測位端末に用いるに好適である。
1 測位システム
10 基準局データ配信サーバ
20 測位端末
201 プロセッサ
202 記憶部
203 入力部
204 出力部
205 通信部
206 受信部
210 バス
301 プロセッサ
302 記憶部
303 入力部
304 出力部
305 通信部
306 受信部
310 バス

Claims (17)

  1. 測位端末が情報配信端末と通信を行って、測位対象となる移動体の座標を決定する測位方法であって、
    前記情報配信端末が、測位解の品質に悪影響を及ぼす悪影響衛星を示す悪影響衛星情報を前記測位端末に配信し、
    前記測位端末が、
    複数の衛星から送信される情報および前記悪影響衛星情報に基づいて測位演算を行い、前記測位演算によって算出された測位解および前記測位解の品質に基づいて前記移動体の座標を決定する、
    測位方法。
  2. 前記測位端末が、
    前記複数の衛星から送信される情報に基づいて前記測位演算を行い、
    前記測位演算によって算出された測位解について品質チェックを行い、
    前記測位解の品質が所定の基準値を満たす場合には、前記測位解を前記移動体の座標として決定し、
    前記測位解の品質が前記所定の基準値を満たさない場合には、前記悪影響衛星情報に示された悪影響衛星から送信される情報を除外して2回目の前記測位演算を行う、
    請求項1に記載の測位方法。
  3. 前記測位端末が、
    前記2回目の測位演算によって算出された第2測位解について品質チェックを行い、
    前記第2測位解の品質が所定の基準値を満たす場合には、前記第2測位解を前記移動体の座標として決定し、
    前記第2測位解の品質が前記所定の基準値を満たさない場合には、前記2回目の測位演算において前記悪影響衛星を判定し、前記悪影響衛星情報を前記情報配信端末に通知する、
    請求項2に記載の測位方法。
  4. 前記情報配信端末が、前記悪影響衛星情報を通知した測位端末を含む所定の範囲内に存在する他の測位端末に前記悪影響衛星情報を配信する、
    請求項1に記載の測位方法。
  5. 前記悪影響衛星情報は、当該悪影響衛星情報を通知した測位端末の位置情報を含む、
    請求項1に記載の測位方法。
  6. 前記情報配信端末が、複数の固定基準局のそれぞれにおいて複数の衛星から送信される情報に基づいて生成された測位データを用いて前記測位端末の近傍の仮想基準点の位置情報を作成し、前記悪影響衛星情報に加えて、前記仮想基準点の位置情報を示すデータを前記測位端末に送信する、
    請求項1に記載の測位方法。
  7. 前記情報配信端末が、前記測位端末から前記悪影響衛星情報を受信する毎に、悪影響衛星を更新し、更新後の悪影響衛星を示す悪影響衛星情報を生成して前記測位端末に送信する、
    請求項1に記載の測位方法。
  8. 測位対象となる移動体の座標を決定する測位端末と通信を行う情報配信端末の配信方法であって、
    測位解の品質に悪影響を及ぼす悪影響衛星を示す悪影響衛星情報を前記測位端末から受信し、
    前記悪影響衛星情報を通知した測位端末を含む所定の範囲内に存在する他の測位端末に前記悪影響衛星情報を配信する、
    配信方法。
  9. 情報配信端末と通信を行って、測位対象となる移動体の座標を決定する測位端末の測位方法であって、
    前記情報配信端末から、測位解の品質に悪影響を及ぼす悪影響衛星を示す悪影響衛星情報を受信し、
    複数の衛星から送信される情報および前記悪影響衛星情報に基づいて測位演算を行い、
    前記測位演算によって算出された測位解および前記測位解の品質に基づいて前記移動体の座標を決定する、
    測位方法。
  10. 複数の衛星から送信される測位信号を受信する受信部と、
    情報配信端末と通信を行い、前記情報配信端末から、測位解の品質に悪影響を及ぼす悪影響衛星を示す悪影響衛星情報を受信する通信部と、
    前記測位信号に含まれる情報に基づいて測位演算を行うことで、移動体の座標を決定するプロセッサと、
    を具備し、
    前記プロセッサは、
    複数の衛星から送信される情報および前記悪影響衛星情報に基づいて測位演算を行い、
    前記測位演算によって算出された測位解および前記測位解の品質に基づいて前記移動体の座標を決定する、
    測位端末。
  11. 前記情報配信端末が、測位解の品質に悪影響を及ぼす悪影響衛星を示す悪影響衛星情報を配信する測位端末と、
    複数の衛星から送信される情報および前記悪影響衛星情報に基づいて測位演算を行い、前記測位演算によって算出された測位解および前記測位解の品質に基づいて前記移動体の座標を決定する測位端末と、
    を具備する測位システム。
  12. 前記測位端末が、
    前記複数の衛星から送信される情報に基づいて前記測位演算を行い、
    前記測位演算によって算出された測位解について品質チェックを行い、
    前記測位解の品質が所定の基準値を満たす場合には、前記測位解を前記移動体の座標として決定し、
    前記測位解の品質が前記所定の基準値を満たさない場合には、前記悪影響衛星情報に示された悪影響衛星から送信される情報を除外して2回目の前記測位演算を行う、
    請求項11に記載の測位システム。
  13. 前記測位端末が、
    前記2回目の測位演算によって算出された第2測位解について品質チェックを行い、
    前記第2測位解の品質が所定の基準値を満たす場合には、前記第2測位解を前記移動体の座標として決定し、
    前記第2測位解の品質が前記所定の基準値を満たさない場合には、前記2回目の測位演算において前記悪影響衛星を判定し、前記悪影響衛星情報を前記情報配信端末に通知する、
    請求項12に記載の測位システム。
  14. 前記情報配信端末が、前記悪影響衛星情報を通知した測位端末を含む所定の範囲内に存在する他の測位端末に前記悪影響衛星情報を配信する、
    請求項11に記載の測位システム。
  15. 前記悪影響衛星情報は、当該悪影響衛星情報を通知した測位端末の位置情報を含む、
    請求項11に記載の測位システム。
  16. 前記情報配信端末が、複数の固定基準局のそれぞれにおいて複数の衛星から送信される情報に基づいて生成された測位データを用いて前記測位端末の近傍の仮想基準点の位置情報を作成し、前記悪影響衛星情報に加えて、前記仮想基準点の位置情報を示すデータを前記測位端末に送信する、
    請求項11に記載の測位システム。
  17. 前記情報配信端末が、前記測位端末から前記悪影響衛星情報を受信する毎に、悪影響衛星を更新し、更新後の悪影響衛星を示す悪影響衛星情報を生成して前記測位端末に送信する、
    請求項11に記載の測位システム。
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