JP2020023252A - 操作装置および移動体 - Google Patents

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Abstract

【課題】修理や交換を容易に実施することができる操作装置を提供する。【解決手段】操作装置1は、ハンドル101に取り付けられるベース部材10と、ベース部材10に取り付けられるカバー部材20と、ベース部材10とカバー部材20との間に設けられる圧力検知部材30とを備える。カバー部材20は、ベース部材10および圧力検知部材30を覆う被覆部21と、被覆部21から外方に向けて延伸された袖部22とを有する。被覆部21は、作業者によって袖部22が押圧された際、圧力検知部材30を押圧する構成とされている。圧力検知部材30は、押圧された力の大きさを検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、被装着体に対して装着される操作装置、およびそれを備えた移動体に関する。
従来、荷物などの搬送には、ユーザが押して移動させる台車等が用いられているが、積載量の増加に対応するため、近年では、モータといった駆動部を設けることが提案されている。そして、駆動部への指示を伝えるため、台車等の手押し移動体には、操作装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−121820号公報
特許文献1に記載の操作装置は、手押し移動体のハンドル部に設けられた固定部材(ハンドルパイプ)と、内側に固定部材が挿入された筒状のグリップ部とを備える。グリップ部は、固定部材に対して変位可能に設けられ、変位検出部によって、固定部材のグリップ部に対する変位を検出する。また、グリップ部は、固定部材に連結される第一支持部と、固定部材の中心軸に沿って第一支持部から離間した位置に設けられた第二支持部とを備えている。上述した操作装置では、ハンドル部自体が操作装置の一部とされており、ハンドル部から操作装置を容易に着脱できる構成とはされておらず、操作装置の修理や交換を容易に実施できないという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、修理や交換を容易に実施することができる操作装置、および操作装置を備えた移動体を提供することを目的とする。
本発明に係る操作装置は、被装着体に対して装着される操作装置であって、被装着体に取り付けられるベース部材と、前記ベース部材に取り付けられるカバー部材と、前記ベース部材と前記カバー部材との間に設けられる圧力検知部材とを備え、前記カバー部材は、前記ベース部材および前記圧力検知部材を覆う被覆部と、前記被覆部から外方に向けて延伸された袖部とを有し、前記被覆部は、作業者によって前記袖部が押圧された際、前記圧力検知部材を押圧する構成とされ、前記圧力検知部材は、押圧された力の大きさを検出することを特徴とする。
本発明に係る操作装置では、前記ベース部材は、締結部材で固定して、被装着体の一部を挟持する構造としてもよい。
本発明に係る操作装置では、前記ベース部材は、2つのベース部品で構成され、前記2つのベース部品は、互いの間に前記被装着体の一部を挟みこんだ状態で、前記締結部材に締結されて、前記被装着体の一部を挟持する構成としてもよい。
本発明に係る操作装置では、前記ベース部材と前記被覆部との間には、前記圧力検知部材に面して隙間が設けられ、前記カバー部材は、前記ベース部材に対し、前記圧力検知部材を押圧する方向に揺動自在に係止されている構成としてもよい。
本発明に係る操作装置では、前記カバー部材は、弾性を有する材料で形成されている構成としてもよい。
本発明に係る操作装置では、前記袖部は、被装着体の外周を覆う筒状に形成されている構成としてもよい。
本発明に係る操作装置では、前記被装着体は、棒状の形状とされ、前記袖部は、前記被装着体を中心軸として、該被装着体の外周を覆う構成としてもよい。
本発明に係る操作装置では、前記被装着体と前記袖部との間には、隙間が設けられ、前記カバー部材は、前記被装着体に対して前記圧力検知部材を押圧する方向に揺動自在に係止されている構成としてもよい。
本発明に係る操作装置では、前記袖部は、作業者によって一定以上の力で押圧された際、揺動して前記被装着体に当接する構成としてもよい。
本発明に係る操作装置では、前記カバー部材は、前記袖部が延伸された方向に平行な平面で分割された2つのカバー部品で構成されており、前記2つのカバー部品は、互いの間に前記ベース部材を挟みこんだ状態で被せられて、前記ベース部材に取り付けられる構成としてもよい。
本発明に係る操作装置では、前記2つのカバー部品は、互いの端部同士を連結する連結部が設けられ、前記ベース部材を挟みこんだ状態で開閉動作する構造としてもよい。
本発明に係る操作装置では、前記2つのカバー部品は、前記連結部と反対側の端部に結合部が設けられ、前記2つのカバー部品を閉じた際、前記結合部を結合することで前記ベース部材に取り付けられる構成としてもよい。
本発明に係る移動体は、本発明に係る操作装置を備えた移動体であって、駆動力を生じさせる駆動部を備え、前記駆動部は、前記圧力検知部材で検知した圧力に応じて、駆動力を変動させることを特徴とする。
本発明によると、被装着体に対して操作装置が装着されているので、故障や破損などが生じた場合、修理や交換を容易に実施することができる。また、被装着体に対して操作装置が独立しているので、取付箇所をユーザが自由に選択でき、様々な形態の被装着体に適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る操作装置を示す概略側面図である。 図1に示す操作装置の概略断面図である。 図1に示す操作装置のベース部材の側から見た状態を示す概略正面図である。 組み合わせた状態のベース部材を示す概略側面図である。 図4に示すベース部材のうち、1つのベース部品を示す概略側面図である。 図5に示す1つのベース部品を示す概略正面図である。 圧力検知部材の概略構造を示す断面図である。 カバー部材を示す概略側面図である。 操作装置の装着手順を示す説明図(その1)である。 操作装置の装着手順を示す説明図(その2)である。 カバー部材が揺動した状態の操作装置を示す概略断面図である。 本発明の第1実施形態に係る操作装置を備えた台車を示す正面図である。 図12Aに示す台車の側面図である。 本発明の第2実施形態に係る操作装置を示す概略正面図である。 本発明の第3実施形態に係る操作装置を示す概略断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る操作装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る操作装置を示す概略側面図であって、図2は、図1に示す操作装置の概略断面図であって、図3は、図1に示す操作装置のベース部材の側から見た状態を示す概略正面図である。
本発明の第1実施形態に係る操作装置1は、後述する台車100(図12Aおよび図12B参照)のハンドル101(被装着体の一例)に装着される。具体的に、操作装置1は、ハンドル101に取り付けられるベース部材10と、ベース部材10に取り付けられるカバー部材20と、ベース部材10とカバー部材20との間に設けられる圧力検知部材30とを備える。図1ないし図3は、ベース部材10およびカバー部材20を組み合わせて、ハンドル101に取り付けた状態を示している。
ハンドル101は、棒状とされ、所定の方向へ長く延伸されている。なお、以下では説明のため、ハンドル101が延伸されている方向を延伸方向L(図1では、上下方向)と呼ぶことがある。図1では、ハンドル101のうち、一部であって、操作装置1が取り付けられている部分を示している。
ベース部材10は、略円筒状とされ、延伸方向Lで対向する上面と下面とが開口している。カバー部材20は、筒状とされ、延伸方向Lで対向する上面と下面とが開口している。つまり、ハンドル101は、ベース部材10およびカバー部材20の内側に設けられた空洞に挿通された状態となっている。圧力検知部材30は、2つ設けられ、それぞれベース部材10の外側の側面に取り付けられている。2つの圧力検知部材30は、ハンドル101を中心にして、互いに対向する位置に配置されている。なお、以下では説明のため、2つの圧力検知部材30が対向している方向を対向方向Dと呼ぶことがある。
カバー部材20は、ベース部材10および圧力検知部材30を覆う被覆部21と、被覆部21から外方に向けて延伸された袖部22とを有している。被覆部21は、ベース部材10より一回り大きい筒状に形成され、ベース部材10と被覆部21との間には、圧力検知部材30を押圧するように隙間が設けられている。
後述する図7に示すように、圧力検知部材30は、感圧センサ32および圧力調整ゴム33を備えている。そして、カバー部材20は、外力が加わることによってベース部材10に対して動き、押圧した圧力調整ゴム33を弾性変形させる。そして、感圧センサ32は、弾性変形した圧力調整ゴム33を介して、外力の大きさに応じた圧力を検出する構成とされている。
つまり、被覆部21の内側面は、ベース部材10に対して動いたカバー部材20が、圧力調整ゴム33を介して感圧センサ32を押圧することができるように、圧力検知部材30への対向方向Dで遊び(隙間)が設けられている。なお、ベース部材10と被覆部21とでは、圧力検知部材30を押圧するために必要な程度に隙間が設けられていればよく、上述したカバー部材20の動きを妨げない程度で、ベース部材10の外側面と被覆部21の内側面とが接する部分があってもよい。
袖部22は、ハンドル101の外周を覆う筒状に形成され、被覆部21との繋ぎ目において、ベース部材10の外側面より径が小さく、延伸された側の端部に向かうに従って、徐々に径が大きくなる。径を大きくした袖部22の端部は、操作装置1を操作する際、作業者が把持するのに適した部分とされている。なお、袖部22の形状はこれに限定されず、ハンドル101と袖部22との間に、隙間が設けられていればよい。
ベース部材10、カバー部材20、および圧力検知部材30について、図面を参照して、それぞれの部材をさらに詳細に説明し、その後、各部材を組み合わせた操作装置1を説明する。
図4は、組み合わせた状態のベース部材を示す概略側面図であって、図5は、図4に示すベース部材のうち、1つのベース部品を示す概略側面図であり、図6は、図5に示す1つのベース部品を示す概略正面図である。
本実施の形態において、ベース部材10は、略同じ形状とされた2つのベース部品(第1ベース部品10aおよび第2ベース部品10b)で構成され(例えば、図3参照)、延伸方向Lに平行な平面で分割されている。圧力検知部材30は、第1ベース部品10aと第2ベース部品10bとの境界部に設けられている。
第1ベース部品10aおよび第2ベース部品10bは、互いの間にハンドル101の一部を挟み込む構造とされている。具体的に、第1ベース部品10aおよび第2ベース部品10bは、それぞれ断面が半円弧状とされており、ベース部材10の内側面となる面が凹んでいる。そして、第1ベース部品10aおよび第2ベース部品10bの凹部同士を組み合わせることで、円筒状の空洞が形成される。第1ベース部品10aと第2ベース部品10bとが接する部分には、両者を貫通する締結穴11が設けられており、締結穴11に挿通した締結部材12によって、ベース部材10が固定される。
図7は、圧力検知部材の概略構造を示す断面図である。
圧力検知部材30は、ケース31、感圧センサ32、押圧部34、圧力調整ゴム33、および栓35で構成されている。
ケース31は、各部材を収容する空洞を内部に備え、一部が開口している。押圧部34は、一部がケース31の開口から外部に突出しており、他の部分がケース31に収容されている。感圧センサ32は、薄いフィルム状のセンサであって、アクティブエリアに加わった圧力を検知する。感圧センサ32のアクティブエリアは、押圧部34に対向する位置に設けられている。圧力調整ゴム33は、押圧部34と感圧センサ32との間に設けられ、押圧部34から感圧センサ32に伝わる圧力を調整する。栓35は、スペーサであって、ケース31の空洞のうち、感圧センサ32、押圧部34、および圧力調整ゴム33以外の部分を占めており、各部材の動きを抑えている。
圧力検知部材30は、図1に示すように、ベース部材10に取り付けた際、押圧部34が外側に面するように設けられている。上述したように、感圧センサ32をケース31に収容する構造としているので、取り扱いやすくなり、感圧センサ32に直に外力が加わることを避けられる。
図8は、カバー部材を示す概略側面図である。
本実施の形態において、カバー部材20は、略同じ形状とされた2つのカバー部品(第1カバー部品20aおよび第2カバー部品20b)で構成されている。カバー部材20は、延伸方向Lに平行な平面で分割されており、本実施の形態において、ベース部材10を分割する平面と、カバー部材20を分割する平面とが、略一致する。従って、第1カバー部品20aおよび第2カバー部品20bは、それぞれ被覆部21および袖部22の一部を有しており、両者を組み合わせることで、筒状の被覆部21および袖部22が構成される。図3に示すように、第1カバー部品20aは、第1ベース部品10aと面する側に設けられ、第2カバー部品20bは、第2ベース部品10bと面する側に設けられている。なお、第1カバー部品20aと第2カバー部品20bとは、略同じ構造とされているので、互いの位置を入れ替えてもよい。
第1カバー部品20aおよび第2カバー部品20bは、互いの端部同士を連結する連結部23が設けられている。連結部23は、被覆部21における第1カバー部品20aと第2カバー部品20bとの境界部に設けられ、例えば、ヒンジ構造とされており、軸を支点にして回転し、開閉動作する構造とされている。
また、第1カバー部品20aおよび第2カバー部品20bは、連結部23と反対側の端部に結合部24が設けられている。本実施の形態において、結合部24は、第1カバー部品20a(特に、被覆部21)に設けられた第1係止爪24aと、第2カバー部品20b(特に、被覆部21)に設けられた第2係止爪24bとであって、第1係止爪24aと第2係止爪24bとをかみ合わせて係止することで、第1カバー部品20aおよび第2カバー部品20bを結合する。なお、結合部24は、これに限定されず、ネジやピンなどを用いた構造としてもよい。また、結合部24は、袖部22にも設けられていてもよく、複数箇所に設けた結合部24によって、カバー部材20を確実に結合することができる。
上述した図面では省略しているが、ベース部材10およびカバー部材20では、適宜突起、凹部、および穴などを設けてもよく、圧力検知部材30に接続した配線を引き出せるようにしてもよい。さらに、突起や凹部などで、ベース部材10とカバー部材20とが引っ掛かる構造としてもよく、カバー部材20がベース部材10から必要以上に離れないようにしてもよい。
次に、操作装置1をハンドル101に装着する手順について、図9および図10を参照して説明する。
図9は、操作装置の装着手順を示す説明図(その1)である。
図9は、図1と略同じ視点から見た状態を示しており、ハンドル101には、ベース部材10のうち、第1ベース部品10aだけが取り付けられている。つまり、第1ベース部品10aは、ハンドル101の一部に覆いかかっており、ハンドル101のうち、第2ベース部品10bに面する部分が露出している。図9では、圧力検知部材30が第1ベース部品10aに固定された状態を示しているが、圧力検知部材30は、後から取り付ける第2ベース部品10bに固定されていてもよい。また、図9に示す状態では、開いたカバー部材20(特に、第1カバー部品20a)によって、第1ベース部品10aを覆っているが、第2ベース部品10bを取り付けた後に、カバー部材20の取り付けを行ってもよい。
図10は、操作装置の装着手順を示す説明図(その2)である。
図10は、図9に対し、ハンドル101に第2ベース部品10bを取り付けた状態を示している。具体的に、第2ベース部品10bは、第1ベース部品10aとの間に、ハンドル101を挟み込むようにして、ハンドル101の一部に覆いかかっている。そして、締結部材12によって、第1ベース部品10aと第2ベース部品10bとを固定することで、ベース部材10がハンドル101を挟持する。
このように、ベース部材10は、ハンドル101を挟持して締め付けているので、ハンドル101のサイズに応じて、ベース部材10の締め付けの程度を調整できる。また、締め付ける力が不足するような場合は、ベース部材10でハンドル101を挟持する際に、ゴムや樹脂を材質とするスペーサを、ベース部材10とハンドル101との間に挟んで、締め付ける力を強化するように調整してもよい。そのため、ハンドル101のサイズが変わっても、同じ操作装置1を適用することができる。また、この構成では、簡素な構造としつつ、位置の調整などを容易に行うことができ、様々なハンドル101に対応させることができる。
図10に示す状態から、カバー部材20を閉じて結合部24を結合することで、図1に示す状態になり、ハンドル101に対して、操作装置1が装着される。さらに、操作装置1には、ボタンや表示部などを備えたコンソール(図示しない)が装着されてもよい。
次に、作業者によって操作された際の操作装置1の動きについて、図11を参照して説明する。
図11は、カバー部材が揺動した状態の操作装置を示す概略断面図である。
図11は、図2に示す状態に対し、対向方向D(図11では、矢符Aの方向)へ押圧された操作装置1を示している。カバー部材20は、ベース部材10に対して対向方向Dに揺動自在に係止されており、作業者によって矢符Aの方向へ押圧されることで、被覆部21がベース部材10および圧力検知部材30に押し付けられる。圧力検知部材30は、被覆部21を介して押圧された力の大きさを検出して、外部へ出力する。圧力検知部材30からの出力結果に基づいて、後述する台車100への指示が行われる。
図11に示すように、カバー部材20が押圧された際、袖部22も対向方向Dに揺動する。この際、強い力で押圧されて袖部22の変位が大きくなると、袖部22がハンドル101に当接し、袖部22に加わった力がハンドル101に受け止められる。これによって、限界以上の力を加えられた袖部22が変形して破損することを防止でき、操作装置1を頑丈な構造とすることができる。
図12Aは、本発明の第1実施形態に係る操作装置を備えた台車を示す正面図であって、図12Bは、図12Aに示す台車の側面図である。
台車100(移動体の一例)は、積載台104、車輪102、ハンドル101、および駆動部103で構成されている。具体的に、積載台104は、平板状とされ、搬送する荷物などが積載される。車輪102は、積載台104の下部に取り付けられ、路面に接地している。ハンドル101は、積載台104の両端部(図12Aでは、左端部と右端部)から上方へ延伸された柱状の部分と、2つの柱状の部分の上端を連結するように横方向へ延びた部分とを有している。駆動部103は、積載台104に取り付けられたモータ等であって、生じさせた駆動力によって車輪102を駆動させる。操作装置1は、ハンドル101のうち、左右の柱状の部分にそれぞれ取り付けられている。なお、駆動部103が駆動させる車輪102は、台車100に設けた車輪102のうちの一部であってもよく、車輪102の数や位置に応じて適宜調整すればよい。
作業者は、操作装置1の袖部22を把持して、台車100を移動させる。具体的に、作業者が操作装置1に矢符F1の方向で力を加えると、台車100は、矢符F1に対して、同じ向きとされた矢符S1の方向へ移動する。また、矢符F1と反対向きとされた矢符F2の方向で、操作装置1に力が加わると、台車100は、矢符F2に対して、同じ向きとされた矢符S2の方向へ移動する。さらに、操作装置1では、圧力検知部材30で検知した力の大きさに応じて、駆動力を変動し、台車100を移動させる速度を加減する。
図12Aでは、車輪102を備えた台車100を示したが、本発明はこれに限定されず、操作装置1からの指示を受けて移動する移動体であればよく、移動体を移動させる機構を適宜変更してもよい。
上述したように、ハンドル101に対して操作装置1が装着されているので、故障や破損などが生じた場合、修理や交換を容易に実施することができる。また、ハンドル101に対して操作装置1が独立しているので、取付箇所を作業者が自由に選択でき、様々な形態のハンドル101に適用することができる。
また、カバー部材20を揺動させることで、圧力検知部材30を押圧する力を容易に変動させ、作業者による操作を検出できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る操作装置1について、図面を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については同じ符号を付し、その説明を省略する。
図13は、本発明の第2実施形態に係る操作装置を示す概略正面図である。
第2実施形態では、第1実施形態に対し、ベース部材10の構造が異なっている。具体的に、ベース部材10は、第1実施形態での第1ベース部品10aおよび第2ベース部品10bとは異なる形状とされた、1つの第3ベース部品10cで構成されている。第3ベース部品10cは、第1ベース部品10aおよび第2ベース部品10bを略一体とした構造であって、筒状とされた側壁の一部を切り欠いて切欠き部13が設けられており、一部が欠けた円環状の断面となっている。第3ベース部品10cをハンドル101に取り付ける際には、切欠き部13を通じて、ハンドル101を第3ベース部品10cの内側に押し込めばよい。本実施の形態では、切欠き部13が設けられている側を締結部材12で固定する構造とされている。また、本実施の形態では、弾性変形する材料でベース部材10を形成するのが好ましい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る操作装置1について、図面を参照して説明する。なお、第1実施形態および第2実施形態と同様の機能を有する構成要素については同じ符号を付し、その説明を省略する。
図14は、本発明の第3実施形態に係る操作装置を示す概略断面図である。
第3実施形態では、第1実施形態に対し、被覆部21の内側面とベース部材10の外側面とが接している点で異なる。つまり、本実施の形態では、ベース部材10と被覆部21との間に隙間が設けられておらず、圧力検知部材30も被覆部21に接している。本実施の形態では、弾性変形する材料でカバー部材20を形成するのが好ましい。カバー部材20は、袖部22などが押圧されると、自身の弾性によって、押圧された力が圧力検知部材30に伝わる。操作装置1では、被覆部21から延伸された袖部22を、作業者が把持するのに適した部分としている。圧力検知部材30に対して、延伸方向Lで離間した袖部22では、加えられた力が弱くても、てこの原理により、圧力検知部材30には充分な力が伝わるので、操作装置1での操作を簡便に行うことができる。
なお、今回開示した実施の形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
1 操作装置
10 ベース部材
10a 第1ベース部品
10b 第2ベース部品
10c 第3ベース部品
11 締結穴
12 締結部材
13 切欠き部
20 カバー部材
20a 第1カバー部品
20b 第2カバー部品
21 被覆部
22 袖部
23 連結部
24 結合部
30 圧力検知部材
100 台車(移動体の一例)
101 ハンドル(被装着体の一例)
102 車輪
103 駆動部
104 積載台
D 対向方向
L 延伸方向

Claims (13)

  1. 被装着体に対して装着される操作装置であって、
    被装着体に取り付けられるベース部材と、
    前記ベース部材に取り付けられるカバー部材と、
    前記ベース部材と前記カバー部材との間に設けられる圧力検知部材とを備え、
    前記カバー部材は、前記ベース部材および前記圧力検知部材を覆う被覆部と、前記被覆部から外方に向けて延伸された袖部とを有し、
    前記被覆部は、作業者によって前記袖部が押圧された際、前記圧力検知部材を押圧する構成とされ、
    前記圧力検知部材は、押圧された力の大きさを検出すること
    を特徴とする操作装置。
  2. 請求項1に記載の操作装置であって、
    前記ベース部材は、締結部材で固定して、被装着体の一部を挟持する構造であること
    を特徴とする操作装置。
  3. 請求項2に記載の操作装置であって、
    前記ベース部材は、2つのベース部品で構成され、
    前記2つのベース部品は、互いの間に前記被装着体の一部を挟みこんだ状態で、前記締結部材に締結されて、前記被装着体の一部を挟持すること
    を特徴とする操作装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の操作装置であって、
    前記ベース部材と前記被覆部との間には、前記圧力検知部材に面して隙間が設けられ、
    前記カバー部材は、前記ベース部材に対し、前記圧力検知部材を押圧する方向に揺動自在に係止されていること
    を特徴とする操作装置。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の操作装置であって、
    前記カバー部材は、弾性を有する材料で形成されていること
    を特徴とする操作装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載の操作装置であって、
    前記袖部は、被装着体の外周を覆う筒状に形成されていること
    を特徴とする操作装置。
  7. 請求項6に記載の操作装置であって、
    前記被装着体は、棒状の形状とされ、
    前記袖部は、前記被装着体を中心軸として、該被装着体の外周を覆うこと
    を特徴とする操作装置。
  8. 請求項7に記載の操作装置であって、
    前記被装着体と前記袖部との間には、隙間が設けられ、
    前記カバー部材は、前記被装着体に対して前記圧力検知部材を押圧する方向に揺動自在に係止されていること
    を特徴とする操作装置。
  9. 請求項8に記載の操作装置であって、
    前記袖部は、作業者によって一定以上の力で押圧された際、揺動して前記被装着体に当接すること
    を特徴とする操作装置。
  10. 請求項6から請求項9までのいずれか1つに記載の操作装置であって、
    前記カバー部材は、前記袖部が延伸された方向に平行な平面で分割された2つのカバー部品で構成されており、
    前記2つのカバー部品は、互いの間に前記ベース部材を挟みこんだ状態で被せられて、前記ベース部材に取り付けられること
    を特徴とする操作装置。
  11. 請求項10に記載の操作装置であって、
    前記2つのカバー部品は、互いの端部同士を連結する連結部が設けられ、前記ベース部材を挟みこんだ状態で開閉動作する構造とされていること
    を特徴とする操作装置。
  12. 請求項11に記載の操作装置であって、
    前記2つのカバー部品は、前記連結部と反対側の端部に結合部が設けられ、前記2つのカバー部品を閉じた際、前記結合部を結合することで前記ベース部材に取り付けられること
    を特徴とする操作装置。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか1つに記載の操作装置を備えた移動体であって、
    駆動力を生じさせる駆動部を備え、
    前記駆動部は、前記圧力検知部材で検知した圧力に応じて、駆動力を変動させること
    を特徴とする移動体。
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