JP2020022128A - 端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電池を適切に配置することにより、大型化が抑制された端末装置を提供することを目的とする。【解決手段】端末装置は、基部と、前記基部に対して第1方向に延在するように、前記基部に設けられ、内部に空間を有する主部と、周囲の物体を検出する検出部と、前記検出部と電気的に接続される蓄電部と、を備え、前記蓄電部は、前記主部の前記空間において、前記第1方向と平行に延び前記基部の中心を通る中心軸線上に配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置に関する。
従来、ランドセルに取り付けられた端末装置によって、登下校時等における児童の安全監視する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2006−285749号公報
ここで、端末装置に備えられる蓄電池は、大容量の電力が蓄電可能であることが好ましい。ただし、大容量の電力が蓄電可能な蓄電池は大型化する場合があり、蓄電池の配置によっては、端末装置が大型化する場合があった。しかしながら、従来の技術では、端末装置の蓄電池を適切に配置し、大型化を抑制するという点で改善の余地がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって蓄電池を適切に配置することにより、大型化が抑制された端末装置を提供することを目的とする。
(1):この発明の一態様に係る端末装置は、基部と、前記基部に対して第1方向に延在するように、前記基部に設けられ、内部に空間を有する主部と、周囲の物体を検出する検出部と、前記検出部と電気的に接続される蓄電部と、を備え、前記蓄電部は、前記基部に設けられ、前記主部の空間に収容されるものである。
(2):上記(1)の態様において、前記検出部は、前記主部の内周と、前記蓄電部の外周との間隙に配置されるものである。
(3):上記(2)の態様において、前記検出部は、複数の検出ユニットを含み、
前記複数の検出部は、前記中心軸線回りの周方向において、略均等の角度間隔となるように配置されるものである。
(4):上記(3)の態様において、前記複数の検出ユニットは、前記角度間隔の角度よりも広い検出角度を有するものである。
(5):上記(2)〜(4)の態様において、前記検出部が設けられる基板を有し、前記基板は、前記蓄電部の外周側と、前記検出部の内周側との間隙に配置されるものである。
(6):上記(5)の態様において、前記蓄電部および前記基板は、それぞれの前記第1方向の端部が前記第1方向と平行な方向で略同一位置となるよう形成されるものである。
(7):上記(1)〜(6)の態様において、前記主部は、前記第1方向に複数の部材に区分され、前記部材は、環状に形成されるものである。
(8):上記(7)の態様において、前記複数の部材のうち、前記検出部の検出位置の外面に配置される部材は、他の部材よりも電磁波の透過性が高く形成されるものである。
(9):上記(8)の態様において、前記検出部の検出位置の外面に配置される部材は、前記他の部材よりも電磁波の透過性が高い材料によって形成されるものである。
(10):上記(7)〜(9)の態様において、前記部材は、無端環状に形成されるものである。
(11):上記(1)〜(10)の態様において、前記基部は、前記第1方向の外面に、前記蓄電部を収容する凹部を有するものである。
(12):上記(11)の態様において、前記基部は、前記第1方向の内面に、前記凹部に対応する凸部を有するものである。
(13):上記(12)の態様において、前記基部は、前記第1方向とは反対の第2方向の外縁の端部が、前記凸部の前記第2方向の端部よりも前記第2方向に突出するように形成されるものである。
(14):上記(12)又は(13)の態様において、前記基部と着脱可能に設けられる台座を更に備え、前記台座は、前記凸部を収容する台座凹部を有するものである。
(15):上記(14)の態様において、前記凸部および前記台座凹部の少なくともいずれか一方は、前記第1方向と平行な軸線周りの前記基部と前記台座との相対回転を抑制する回り止め部を有するものである。
(16):上記(15)の態様において、前記回り止め部は、前記凸部に形成され前記台座凹部に係合する回り止め凸部を有し、前記凹部には、前記回り止め凸部に対応する窪みが形成され、前記窪みには、前記蓄電部の電極に接続される導電体が配置されるものである。
(17):上記(16)の態様において、端末装置は、前記基部と着脱可能に設けられる台座を更に備えるものである。
(18):上記(17)の態様において、前記基部と、前記台座とのうち、少なくとも一方は着磁された磁性体を有し、前記磁性体は、前記基部と前記台座とを磁力によって引き寄せ合うよう配置されるものである。
(19):上記(18)の態様において、前記磁性体には、永久磁石が含まれる。
(20):上記(17)〜(19)の態様において、前記基部は、前記台座に着座したときに通電する電気回路を有するものである。
(21):上記(17)〜(19)の態様において、前記基部は、前記台座に着座したときに、機構的に作動する電気回路切替器を有するものである。
(22):上記(1)〜(21)の態様において、端末装置は、移動体に設置されるものである。
(23):上記(1)〜(22)の態様において、前記主部の外面には、生物又はキャラクターの意匠が施されるものである。
(24):この発明の一態様に係る端末装置は、基部と、前記基部に対して第1方向に延在するように、前記基部に設けられ、内部に空間を有する主部と、周囲に対し報知する報知部と、前記報知部と電気的に接続される蓄電部と、を備え、前記蓄電部は、前記基部に設けられ、前記主部の空間に収容される。
上述した(1)〜(24)によれば、蓄電池を適切に配置することにより、大型化が抑制された端末装置を提供することができる。
第1実施形態に係る情報通信システムの構成例を示す図である。 第1実施形態に係る情報通信システムの利用シーン例を示す図である。 第1実施形態に係る第1携帯端末の構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る第2携帯端末の構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る第1携帯端末位置情報をデータセンターが第2携帯端末へ送信する処理手順例のフローチャートである。 第1実施形態に係る第2携帯端末の表示部上に表示される第1携帯端末位置情報の例を示す図である。 第1実施形態に係るデータセンターが危険通知を第2携帯端末と第3携帯端末へ送信する処理手順例のフローチャートである。 第1実施形態に係る第1携帯端末が危険情報を受信した際の処理手順例のフローチャートである。 第1実施形態に係る第2携帯端末が危険情報を受信した際の処理手順例のフローチャートである。 第1実施形態に係る第2携帯端末の表示部上に表示される警告画像を含む第1携帯端末位置情報の例を示す図である。 第2実施形態に係る情報通信システムの主な動作例を示す図である。 第2実施形態に係る情報通信システムの構成例を示す図である。 第2実施形態に係る所定位置、所定動作およびスコアの例を示す図である。 本実施形態に係るデータセンターが行う処理手順例のフローチャートである。 第2実施形態に係る第2携帯端末が行う処理手順例のフローチャートである。 第2実施形態に係る第2携帯端末の表示部上に表示されるスコアを含む情報の画像例である。 第2実施形態に係る所定位置における一時停止の動作分析方法の処理手順例のフローチャートである。 第2実施形態に係る所定位置における左右確認の動作分析方法の処理手順例のフローチャートである。 第2実施形態に係る所定位置における手挙げ動作の動作分析方法の処理手順例のフローチャートである。 第3実施形態に係る第1携帯端末の取り付け位置の一例を示す図である。 第3実施形態に係る第1携帯端末の構成の一例を示す図である。 第3実施形態に係る第1携帯端末の主部内部の構成の一例を示す図である。 第3実施形態に係る第1携帯端末の上面図である。 第3実施形態に係る第1携帯端末の底面図である。 図24のA−A’断面図である。 第3実施形態に係る台座の構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
<情報通信システム1の構成例>
図1は、本実施形態に係る情報通信システム1の構成例を示す図である。図1に示すように、情報通信システム1は、第1携帯端末2(第1端末)、第2携帯端末3(第2端末)、データセンター4(センター)、およびサーバ5を備えている。第1携帯端末2、第2携帯端末3、データセンター4、およびサーバ5それぞれは、ネットワーク6を介して接続されている。
ネットワーク6は、例えば移動体通信網である。移動体通信網は、例えば第4世代移動体通信網、第5世代移動体通信網等である。なお、ネットワーク6は、基地局等を含む。
第1携帯端末2は、見守り対象である例えば子供が携帯する端末である。第1携帯端末2は、通信機能を備えるロボットである。第1携帯端末2は、位置情報、同一グループ歩行者情報、周辺歩行者情報および車両情報のうちの少なくとも1つを、ネットワーク6を介してデータセンター4へ送信する。第1携帯端末2は、データセンター4が送信した交通情報、メッセージおよび緊急情報のうちの少なくとも1つを、ネットワーク6を介して受信する。なお、第1携帯端末2の構成については後述する。同一グループ歩行者情報とは、一緒に登校または下校している同一グループ歩行者を示す同一グループ歩行者情報である。周辺歩行者情報とは、児童の周辺を歩いている歩行者を示す情報である。車両情報とは、歩行している道路の車両情報である。
第2携帯端末3は、見守り対象である児童の保護者が所持する端末である。第2携帯端末3は、例えばスマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ等である。第2携帯端末3は、データセンター4が送信した第1携帯端末2の位置に関する第1携帯端末位置情報を、ネットワーク6を介して受信する。なお、第1携帯端末位置情報は画像情報である。なお、第2携帯端末3の構成については後述する。
データセンター4は、通信部41、制御部42、モデル記憶部43、および記憶部44を備えている。
通信部41は、第1携帯端末2からネットワーク6を介して受信した位置情報、同一グループ歩行者情報、周辺歩行者情報および車両情報を制御部42に出力する。通信部41は、サーバ5からネットワーク6を介して受信した災害情報や不審者情報や緊急情報を制御部42に出力する。通信部41は、制御部42が出力する危険通知を、ネットワーク6を介して第1携帯端末2へ送信する。通信部41は、制御部42が出力する交通情報またはメッセージあるいは緊急情報を、ネットワーク6を介して第1携帯端末2へ送信する。通信部41は、制御部42が出力する第1携帯端末位置情報または緊急通知あるいは音声メッセージを、ネットワーク6を介して第2携帯端末3へ送信する。また、通信部41は、第1携帯端末2から受信した加速度センサ28の検出値を受信し、受信した検出値を制御部42に出力する。なお、加速度センサ28の検出値を用いる例は、第2実施形態で説明する。
制御部42は、第1携帯端末2から受信した位置情報を記憶部44に格納する。制御部42は、サーバ5から受信した不審者情報を記憶部44に記憶させる。なお、不審者情報には、不審者が現れた位置情報や現れた時刻等が含まれている。
制御部42は、記憶部44が格納する位置情報と地図情報に基づいて、第1携帯端末2を所持する児童の移動軌跡を生成する。制御部42は、地図情報に生成した移動軌跡を合わせた情報を第1携帯端末位置情報として生成する。制御部42は、生成した第1携帯端末位置情報を通信部41に出力する。
制御部42は、第1携帯端末2から受信した位置情報と車両情報と、サーバ5から受信した緊急情報と災害情報と不審者情報と、モデル記憶部43が記憶するモデル情報と、記憶部44が記憶する地図情報と位置情報とに基づいて危険箇所を設定し、設定した危険箇所を示す情報を記憶部44に記憶させる。なお、危険箇所とは、災害が発生した箇所、交通事故が多い箇所、不審者が現れた箇所等である。制御部42は、記憶部44が記憶する地図情報と危険箇所を示す情報と、受信した位置情報に基づいて危険通知を生成し、生成した危険通知を通信部41に出力する。
制御部42は、第1携帯端末2から受信した位置情報と車両情報と、サーバ5から受信した緊急情報と、モデル記憶部43が記憶するモデル情報と、記憶部44が記憶する地図情報と位置情報とに基づいて、交通情報、メッセージおよび緊急情報のうち少なくとも1つを生成する。なお、メッセージは音声信号であり、テキスト情報を言語モデルや辞書を用いて周知の手法で音声信号に変換したものである。制御部42は、生成した交通情報、メッセージおよび緊急情報を通信部41に出力する。制御部42は、生成したメッセージを音声メッセージとし、緊急情報を緊急通知として通信部41に出力する。
また、制御部42は、携帯端末の電話番号または識別情報に基づいて、児童が所持する第1携帯端末2と、保護者が所持する第2携帯端末3とを関連付けて記憶部44に記憶させる。これにより、データセンター4は、複数の親子の携帯端末の組に対して処理を行うことができる。
モデル記憶部43は、モデル情報として、統計地域交通モデル、交通予測モデル等を記憶している。
統計地域交通モデルとは、統計的に地域における交通状態等を示すものであり、移動体端末等から地図情報や交通情報に関するデータをデータセンター4が取得し、各地域における交通情報等を統計的に示したモデルである。
交通予測モデルとは、過去に蓄積した各地域における交通状況から将来に渡る該当地域における交通量等を予測するものであり、前記統計地域交通モデルからのデータに基づいて決定してもよい。例えば、第1携帯端末2を所持する児童の登下校のルートにおける、登下校時の交通量もモデルである。
記憶部44は、地図情報を記憶する。なお、地図情報には、例えば自宅から学校までの通学路を含む地図、児童が寄り道するお店(例えばスーパー、本屋、文房具屋等)の位置情報、帰宅前に行く塾等の位置情報を含む。また、地図情報には、歩道や道路の経路ネットワーク(岐点、枝)等の情報が含まれている。また、記憶部44は、第1携帯端末2の位置情報を格納する。記憶部44は、危険箇所を示す情報と、不審者情報を記憶する。記憶部44は、危険情報を生成する際に使用される所定値を記憶する。
サーバ5は、例えば学校や、区役所等に設置されている。サーバ5は、地震や台風等の自然災害に関する災害情報と、不審者情報等を、ネットワーク6を介してデータセンター4へ送信する。なお、データセンター4は、これらの情報を、サーバ5との通信によって取得するようにしてもよい。
次に、情報通信システム1の利用シーン例を説明する。
図2は、本実施形態に係る情報通信システム1の利用シーン例を示す図である。図2に示すように、第1携帯端末2は、例えば形状がマスコット型のロボットであり、例えばランドセルの肩ひも等に取り付けられて用いられる。後述するように、第1携帯端末2は、マイクロフォン、撮像部、スピーカ、GPS(Global Positioning System;衛星測位システム)の衛星(不図示)から測位情報を受信する受信部等を備えている。第1携帯端末2は、第1携帯端末2を所持する児童が発話した音声を取得して送信したり、撮像部が撮影した画像をデータセンター4へ送信したりする。また、第1携帯端末2は、データセンター4が送信した情報やメッセージを受信して再生、報知する。ランドセルは、「携行物」、「肩掛け鞄」、及び「背負い鞄」の一例である。
データセンター4は、第1携帯端末2から受信した情報、サーバ5から受信した情報に基づいて生成した交通情報やメッセージや緊急情報を第1携帯端末2へ送信する。また、データセンター4は、第1携帯端末2から受信した情報、サーバ5から受信した情報に基づいて生成した第1携帯端末位置情報や緊急通知や音声メッセージを第2携帯端末3へ送信する。なお、データセンター4は、例えば登下校時に他の児童が他の第1携帯端末2を所持している場合、これらの複数の第1携帯端末2が捉えたリアルタイム情報(現在位置、同一グループ歩行者情報、周辺歩行者情報、車両情報等)を相互に利用して第2情報または第4情報を生成するようにしてもよい。
第2携帯端末3は、第1携帯端末2を所持する児童が歩いているルートを含む地図情報等を含む第1携帯端末位置情報をデータセンター4から受信し、受信した第1携帯端末位置情報を状況情報として表示する。また、第2携帯端末3は、データセンター4が送信した緊急通知や音声メッセージを受信し、受信した緊急通知や音声メッセージを表示または再生する。なお、第2携帯端末3に表示される画像については後述する。
サーバ5は、例えば防災行政無線による放送内容を、ネットワーク6を介してデータセンター4へ送信する。
なお、図2に示した利用シーンは一例であり、これに限らない。
<第1携帯端末2の構成例>
次に、第1携帯端末2の構成例を説明する。
図3は、本実施形態に係る第1携帯端末2の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、第1携帯端末2は、通信部21、撮像部22、マイクロフォン23、GPS24(位置検出部)、バイブレータ25、スピーカ26、表示部27、加速度センサ28、および制御部29を備える。なお、第1携帯端末2は、操作部を備えていてもよい。
通信部21は、制御部29が出力する情報(位置情報、同一グループ歩行者情報、周辺歩行者情報、車両情報)を、ネットワーク6を介してデータセンター4へ送信する。通信部21は、データセンター4が送信した情報(交通情報、メッセージ、緊急情報)を受信し、受信した情報(交通情報、メッセージ、緊急情報)を制御部29に出力する。通信部21は、データセンター4が送信した危険情報を受信し、受信した危険情報を制御部29に出力する。
撮像部22は、撮影した画像を制御部29に出力する。なお、画像は静止画であっても動画であってもよい。
マイクロフォン23は、収音した音声信号を制御部29に出力する。なお、マイクロフォン23は、複数のマイクロフォンによって構成されるマイクロフォンアレイであってもよい。
GPS24は、GPSの衛星から測位情報を受信する受信部である。GPS24は、受信した測位情報を制御部29に出力する。なお、第1携帯端末2は、例えば基地局との通信に基づいて現在位置を示す情報を取得するようにしてもよい。
バイブレータ25は、振動子であり、制御部29が出力する報知情報に応じて振動を発生させる。
スピーカ26は、制御部29が出力する音声信号を再生する。
表示部27は、制御部29が出力する報知情報に応じて報知する。表示部27は、例えば3色のLED(発光ダイオード)である。なお、表示部27は、例えば、液晶表示装置、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置、電子インク表示装置等であってもよい。
加速度センサ28は、第1携帯端末2のXYZ軸の3方向の加速度を検出し、検出した検出結果を制御部29に出力する。
制御部29は、撮像部22が出力する画像を取得する。制御部29は、マイクロフォン23が出力する音声信号を取得する。制御部29は、GPS24が出力する測位情報を取得する。制御部29は、通信部21が出力する危険情報を取得する。制御部29は、GPS24から取得した測位情報に基づく位置情報を通信部21に出力する。制御部29は、例えば撮像部22から取得した画像から周知の画像認識手法を用いて人が含まれているか否かを判別する。制御部29は、画像に人が含まれている場合、その画像を同一グループ歩行者情報または周辺歩行者情報とし、同一グループ歩行者情報または周辺歩行者情報を通信部21に出力する。なお、制御部29は、例えば、画像に含まれている人の大きさが閾値未満の場合に周辺歩行者と判別し、閾値以上の場合に同一グループ歩行者と判別する。また、制御部29は、画像から周知の画像認識手法を用いて車両が含まれているか否かを判別する。制御部29は、画像に車両が含まれている場合、その画像を車両情報とし、車両情報を通信部21に出力する。
制御部29は、通信部21が出力する情報(交通情報、メッセージ、緊急情報)を取得する。制御部29は、情報(交通情報、メッセージ、緊急情報)が音声信号の場合、音声信号をスピーカ26に出力する。制御部29は、情報(交通情報、メッセージ、緊急情報)が音声信号ではない場合、情報(交通情報、メッセージ、緊急情報)を表示部27とバイブレータ25の少なくとも1つに出力する。なお、制御部29は、情報(交通情報、メッセージ、緊急情報)を表示部27に出力する場合、例えば情報に応じて発光させる色または点滅状態等を制御する。また、制御部29は、情報(交通情報、メッセージ、緊急情報)をバイブレータ25に出力する場合、例えば情報に応じて振動間隔または振動の強さを制御する。
制御部29は、危険情報に基づいて、音声メッセージを生成し、生成した音声メッセージをスピーカ26に出力する。または、制御部29は、危険情報に基づいて報知情報を生成し、生成した報知情報をバイブレータ25に出力する。
制御部29は、加速度センサ28が出力する検出値を取得し、取得した検出値を通信部21によって、データセンター4へする。
加速度センサ28は、第1携帯端末2にかかる加速度を検出し、検出した検出値を制御部29に出力する。
<第2携帯端末3の構成例>
次に、第2携帯端末3の構成例を説明する。
図4は、本実施形態に係る第2携帯端末3の構成例を示すブロック図である。図4に示すように、第2携帯端末3は、通信部31、マイクロフォン32、操作部33、表示部34、スピーカ35、制御部36、およびバイブレータ37を備える。
通信部31は、データセンター4が送信した第1携帯端末位置情報を受信し、受信した第1携帯端末位置情報を制御部36に出力する。通信部31は、データセンター4が送信した緊急通知または音声メッセージを受信し、受信した緊急通知または音声メッセージを制御部36に出力する。
マイクロフォン32は、収音した音声信号を制御部36に出力する。なお、マイクロフォン32は、複数のマイクロフォンによって構成されるマイクロフォンアレイであってもよい。
操作部33は、例えば表示部34上に設けられたタッチパネルセンサである。操作部33は、利用者が操作した操作結果を制御部36に出力する。
表示部34は、制御部36が出力する第1携帯端末位置情報を表示する。表示部34は、例えば、液晶表示装置、有機EL表示装置、電子インク表示装置等である。
スピーカ35は、制御部36が出力する音声信号を再生する。
バイブレータ37は、振動子であり、制御部36が出力する報知情報に応じて振動を発生させる。
制御部36は、通信部31が出力する第1携帯端末位置情報を取得する。制御部36は、通信部31が出力する緊急通知または音声メッセージを取得する。制御部36は、取得した第1携帯端末位置情報を表示部34に出力する。制御部36は、緊急通知が画像情報の場合、緊急情報を表示部34に出力する。制御部36は、取得した音声メッセージをスピーカ35に出力する。制御部36は、通信部31が出力する危険情報を取得する。制御部36は、危険情報に基づいて、音声メッセージを生成し、生成した音声メッセージをスピーカ35に出力する。または、制御部36は、危険情報に基づいて報知情報を生成し、生成した報知情報をバイブレータ37に出力する。
<第1携帯端末位置情報の送信手順>
次に、第1携帯端末位置情報をデータセンター4が第2携帯端末3へ送信する処理手順例を説明する。
図5は、本実施形態に係る第1携帯端末位置情報をデータセンター4が第2携帯端末3へ送信する処理手順例のフローチャートである。
(ステップS11)制御部42は、第1携帯端末2から位置情報を、ネットワーク6を介して通信部41によって受信する。なお、位置情報には、受信した時刻情報が含まれている。
(ステップS12)制御部42は、受信した位置情報を記憶部44に格納する。
(ステップS13)制御部42は、記憶部が記憶する位置情報と地図情報を用いて、第1携帯端末位置情報を生成する。なお、制御部42は、位置情報に含まれる時刻情報を時系列順に繋いで、第1携帯端末2を所持する児童の移動軌跡を生成する。続けて、制御部42は、第1携帯端末位置情報を、ネットワーク6を介して通信部41によって第2携帯端末3へ送信する。
なお、データセンター4は、図5に示した処理を、例えば、第1携帯端末位置情報の送信をリクエストする指示を保護者が第2携帯端末3の操作部33を操作して、その操作結果を制御部36が通信部31によってデータセンター4へ送信したときに行う。または、データセンター4は、例えば保護者が第2携帯端末3の操作部33を操作して設定した登校時間と下校時間を第2携帯端末3がデータセンター4へ送信されている場合、登校時間と下校時間に図5に示した処理を行うようにしてもよい。
ここで、第2携帯端末3の表示部34上に表示される第1携帯端末位置情報の例を説明する。図6は、本実施形態に係る第2携帯端末3の表示部34上に表示される第1携帯端末位置情報の例を示す図である。
なお、図6は、下校時の第1携帯端末位置情報の例である。符号g11は、第1携帯端末2を所持する児童の移動軌跡を表している。また、符号g12は、第1携帯端末2を所持する児童の現在位置を示している。
<危険通知の送信手順>
次に、データセンター4が危険通知を第1携帯端末2と第2携帯端末3へ送信する処理手順例を説明する。
図7は、本実施形態に係るデータセンター4が危険通知を第1携帯端末2と第2携帯端末3へ送信する処理手順例のフローチャートである。
(ステップS21)データセンター4の制御部42は、サーバ5にアクセスする。
(ステップS22)制御部42は、サーバ5から危険箇所を示す情報と、不審者情報を通信部41によって取得する。続けて、制御部42は、取得した危険箇所を示す情報と、不審者情報を記憶部44に記憶させる。なお、危険箇所は、例えば不審者情報が得られた位置(緯度経度)を含む所定の範囲、または、不審者情報が得られた番地等の範囲を含む。なお、範囲は、制御部42が設定するようにしてもよい。
(ステップS23)制御部42は、第1携帯端末2から位置情報を取得する。なお、位置情報は、データセンター4からのリクエストに基づいて、第1携帯端末2が送信するようにしてもよく、第1携帯端末2が所定の周期で送信するようにしてもよい。続けて、制御部42は、取得した位置情報を記憶部44に記憶させる。
(ステップS24)制御部42は、記憶部44が記憶する地図情報と危険箇所を示す情報と位置情報とに基づいて、危険箇所と現在の児童の位置の距離を算出することで測定する。
(ステップS25)制御部42は、算出した距離が記憶部44が記憶する所定値未満であるか否かを判定する。制御部42は、距離が所定値未満であると判定した場合(ステップS25;YES)、ステップS26の処理に進める。制御部42は、距離が所定値以上であると判定した場合(ステップS25;NO)、ステップS21の処理に戻す。
(ステップS26)制御部42は、危険情報を生成する。続けて、制御部42は、生成した危険情報を通信部41によって、第2携帯端末3へ送信することで危険を通知する。なお、制御部42は、危険情報が報知音の場合、第1携帯端末2が危険箇所に近づくにつれて、報知音を大きくする。
(ステップS27)制御部42は、生成した危険情報を通信部41によって、第1携帯端末2へ送信することで危険を通知する。なお、制御部42は、危険情報が報知音の場合、第1携帯端末2が危険箇所に近づくにつれて、報知音を大きくする。
なお、上述した例では、データセンター4が、サーバ5から危険箇所を示す情報を取得する例を説明したが、これに限らない。危険箇所は、例えば保護者が第2携帯端末3の操作部33を操作して設定し、設定された情報をデータセンター4の制御部42が取得するようにしてもよい。
<危険通知の受信処理>
次に、児童が所持する第1携帯端末2が危険情報を受信した際の処理手順例を説明する。
図8は、本実施形態に係る第1携帯端末2が危険情報を受信した際の処理手順例のフローチャートである。
(ステップS31)第1携帯端末2の制御部29は、データセンター4が送信した危険情報を通信部21によって受信する。
(ステップS32)制御部29は、危険情報に基づいて危険を知らせる音声メッセージを生成して、生成した音声メッセージをスピーカ26から再生させる。または、制御部29は、危険情報に基づいて例えばブザー音を生成し、生成したブザー音をスピーカ26から再生させる。なお、スピーカ26がブザーである場合、制御部29は、危険情報に基づいて所定の電圧をスピーカ26に出力する。これにより、危険情報に基づく音声出力が行われる。なお、制御部29は、危険箇所と現在の位置との距離が短くなるほど、音量を大きくする。
(ステップS33)制御部29は、スピーカ26からの音声出力が禁止されたバイブレータモードであるか否かを判別する。なお、制御部29は、バイブレータモードの設定を、例えば、第1携帯端末2が備える操作部(不図示)が操作された結果も基づき設定するか、第2携帯端末3からの指示に応じて設定する。制御部29は、バイブレータモードであると判別した場合(ステップS33;YES)、ステップS34の処理に進め、バイブレータモードではない判別した場合(ステップS33;NO)、ステップS31の処理に戻す。なお、制御部29は、バイブレータモードの場合、ステップS32の処理を行わないか、または、ステップS32の処理の代わりに表示部27を点滅等させるようにしてもよい。
(ステップS34)制御部29は、危険情報に基づいてバイブレータ25を駆動する。なお、制御部29は、危険箇所と現在の位置との距離が短くなるほど、バイブレータ25の振動の振幅を大きくするか振動の間隔を短くするようにしてもよい。
次に、保護者が所持する第2携帯端末3が危険情報を受信した際の処理手順例を説明する。
図9は、本実施形態に係る第2携帯端末3が危険情報を受信した際の処理手順例のフローチャートである。
(ステップS41)第2携帯端末3の制御部36は、データセンター4が送信した危険情報を通信部31によって受信する。
(ステップS42)制御部36は、危険情報に基づいて危険を知らせる音声メッセージを生成して、生成した音声メッセージをスピーカ35から再生させる。または、制御部36は、危険情報に基づいて例えばブザー音を生成し、生成したブザー音をスピーカ35から再生させる。なお、スピーカ35がブザーである場合、制御部36は、危険情報に基づいて所定の電圧をスピーカ35に出力する。これにより、危険情報に基づく音声出力が行われる。なお、制御部36は、危険箇所と現在の位置との距離が短くなるほど、音量を大きくする。
(ステップS43)制御部36は、バイブレータモードであるか否かを判別する。なお、制御部36は、バイブレータモードの設定を、第2携帯端末3の操作部33が操作された結果に応じて設定する。制御部36は、バイブレータモードであると判別した場合(ステップS43;YES)、ステップS44の処理に進め、バイブレータモードではない判別した場合(ステップS43;NO)、ステップS45の処理に進める。なお、制御部36は、バイブレータモードの場合、ステップS42の処理を行わないか、または、ステップS42の処理の代わりに表示部34を点滅等させるようにしてもよい。
(ステップS44)制御部36は、危険情報に基づいてバイブレータ37を駆動する。なお、制御部36は、危険箇所と現在の位置との距離が短くなるほど、バイブレータ37の振動の振幅を大きくするか振動の間隔を短くするようにしてもよい。
(ステップS45)制御部36は、保護者が操作部33を操作した結果に基づいて、第1携帯端末位置情報の送信リクエストを通信部31によって、データセンター4へ送信する。データセンター4の制御部42は、受信した送信リクエストに基づいて、通信部41によって第1携帯端末位置情報に危険を知らせる警告画像を付与して第2携帯端末3へ送信する。続けて、制御部36は、データセンター4が送信した第1携帯端末位置情報を通信部31によって受信する。続けて、制御部36は、受信した第1携帯端末位置情報を表示部34上に表示させる。
ここで、第2携帯端末3の表示部34上に表示される第1携帯端末位置情報の例を説明する。図10は、本実施形態に係る第2携帯端末3の表示部34上に表示される警告画像を含む第1携帯端末位置情報の例を示す図である。
図10において、符号g11と符号g12は図6と同様である。また、符号g21は、危険箇所を示す画像である。符号g22は、警告画像である。
図10に示す例では、児童が所持する第1携帯端末2の現在位置が、危険箇所内であるため、警告画像「危険箇所にいます。ご注意ください!」が、第1携帯端末位置情報に重ねられて(または合成されて)表示される。なお、警告画像は、制御部36が、受信した警告情報に基づいて生成してもよい。
なお、第1携帯端末2の制御部29は、撮像部22が撮影した画像を同一グループ歩行者情報または周辺歩行者情報あるいは車両情報として、通信部21によってデータセンター4へ送信するようにしてもよい。
またデータセンター4の制御部42は、例えばサーバ5から受信した情報に基づいて、交通量が多い箇所に第1携帯端末2の所持者が近づいたとき交通情報を通信部41によって第1携帯端末2に送信するようにしてもよい。なお、交通情報は音声信号であってもよい。第1携帯端末2の制御部29は、受信した交通情報を再生する。これにより、第1携帯端末2を所持する児童は、交通量が多い箇所に近づいたことを知ることができる。
また、データセンター4の制御部42は、例えばサーバ5から受信した情報に基づいて緊急情報を第1携帯端末2と第2携帯端末3へ送信するようにしてもよい。ここで緊急情報とは、例えば災害や事故が発生した場合に、避難を呼びかける情報である。
以上のように、本実施形態では、子供(児童)が所持または鞄等に取り付けた第1携帯端末2で取得した位置情報を、データセンター4に集約して、保護者が所持する第2携帯端末3へ送信するようにした。また、本実施形態では、不審者情報を、行政や学校のサーバ5からデータセンター4へ集約する。データセンター4は、不審者情報を取得した際、第1携帯端末2の現在位置と危険箇所との距離が所定値未満の場合に、第1携帯端末2を所持する児童と、第2携帯端末3を所持する保護者に危険情報を送信するようにした。
これにより、本実施形態によれば、第1携帯端末2の所持者が危険箇所に近づいているときに、第1携帯端末2の所持者(児童)または第2携帯端末3の所持者(保護者)に対して危険通知を行うことができる。
また、本実施形態では、第1携帯端末2が危険箇所に近づくにつれて、警報音等を大きくするようにした。
これにより、本実施形態によれば、より一層、第1携帯端末2の所持者が危険箇所に近づいていることを通知することができる。
また、本実施形態では、第2携帯端末3は、第1携帯端末2の移動軌跡を取得するようにした。
これにより、本実施形態によれば、第1携帯端末2の所持者の移動軌跡(例えば、学校から自宅までの帰宅経路)を第2携帯端末3の所持者が把握することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、第2携帯端末3が、第1携帯端末2の移動軌跡を取得する例や、第1携帯端末2の所持者が危険箇所に近づいたときに第1携帯端末2の所持者(児童)または第2携帯端末3の所持者(保護者)に対して危険通知を行う例等を説明した。
本実施形態では、データセンター4が、第1携帯端末2から受信した情報に基づいて、通学経路等の所定位置において行うべき所定動作が行われた否かを判別して、判別した結果を第2携帯端末3へ送信する例を説明する。
まず、本実施形態の情報通信システム1Aの主な動作例を説明する。
図11は、本実施形態に係る情報通信システム1Aの主な動作例を示す図である。
符号g100は、帰宅した際の第1携帯端末2と児童との対話例を示す図である。符号g100が示す図において、符号g101が児童の発話であり、符号g102が第1携帯端末2の発話である。
符号g110は、帰宅した際の児童と保護者との対話例を示す図である。符号g110が示す図において、符号g111が保護者の発話であり、符号g112が児童の発話であり、符号g113が第1携帯端末2の発話である。
符号g120は、第2携帯端末3に表示される画像例を示す図である。表示される画像は、データセンター4から受信した画像である。符号g121は、データセンター4から受信した画像である。画像g121は、スコアの画像g122、児童の移動軌跡の画像g122、確認箇所での動作確認結果の画像g123とg124が含まれている。
<情報通信システム1Aの構成>
次に、情報通信システム1Aの構成例を説明する。
図12は、本実施形態に係る情報通信システム1Aの構成例を示す図である。図12に示すように、情報通信システム1Aは、第1携帯端末2、第2携帯端末3、データセンター4A(センター)、およびサーバ5を備えている。第1携帯端末2、第2携帯端末3、データセンター4A、およびサーバ5それぞれは、ネットワーク6を介して接続されている。なお、情報通信システム1と同様の動作を行う機能部については、同じ符号を用いて説明を省略する。図12に示すように、情報通信システム1と情報通信システム1Aとの差異は、データセンター4Aである。
図12に示すように、データセンター4Aは、通信部41、制御部42A、モデル記憶部43、記憶部44A、音声認識モデル記憶部45、音声認識部46、およびシナリオ記憶部47を備えている。
音声認識モデル記憶部45は、例えば音響モデル、言語モデル、単語辞書等を記憶している。音響モデルとは、音の特徴量に基づくモデルであり、言語モデルとは、単語とその並び方の情報のモデルである。また、単語辞書とは、多数の語彙による辞書であり、例えば大語彙単語辞書である。
音声認識部46は、制御部42Aが出力する音声信号に対して発話区間の音声信号を検出する。発話区間の検出は、例えば所定のしきい値以上の音声信号を発話区間として検出する。なお、音声認識部46は、発話区間の検出を周知の他の手法を用いて行ってもよい。音声認識部46は、検出した発話区間の音声信号に対して、音声認識モデル記憶部45を参照して、周知の手法を用いて音声認識を行う。なお、音声認識部46は、例えば特開2015−64554号公報に開示されている手法等を用いて音声認識を行う。音声認識部46は、認識した認識結果に対して音声認識モデル記憶部45を参照してテキストに変換する。音声認識部46は、テキスト情報に対して音声認識モデル記憶部45を参照して形態素解析と係り受け解析を行う。係り受け解析には、例えば、Shift−reduce法や全域木の手法やチャンク同定の段階適用手法においてSVM(Support Vector Machines)を用いる。音声認識部46は、解析結果を制御部42Aに出力する。
シナリオ記憶部47は、第1携帯端末2が用いられる環境で行われる対話を、例えばテキスト形式で記憶する。
制御部42Aは、制御部42が行う処理に加えて以下の処理を行う。
制御部42Aは、第1携帯端末2から通信部41が受信した画像、第1携帯端末2から通信部41が受信した加速度センサ28の検出値を受信する。制御部42Aは、設定されている位置で所定動作が行われてか否かを、受信した画像と加速度センサ28の検出値の少なくとも1つに基づいて判別する。制御部42Aは、判別した結果に基づいて、例えば帰宅時のスコアを求める。制御部42Aは、求めたスコアを記憶部44Aに記憶させる。制御部42Aは、児童の移動軌跡の画像に、スコアの画像、判別した結果を示す画像を含めた画像を生成する。制御部42Aは、第2携帯端末3からスコア送信のリクエストを受信した場合、生成した画像を第2携帯端末3へ送信する。なお、所定動作が行われてか否かの判別方法、スコアの求め方については後述する。
また、制御部42Aは、音声認識部46が出力する解析結果を取得する。制御部42Aは、解析結果に基づいて、シナリオ記憶部47を参照して第1携帯端末2から受信した音声信号に対する返答を選択する。制御部42Aは、選択した応答を例えばフォルマント合成の手法等によって音声信号に変換し、変換した音声信号を通信部41によって第1携帯端末2へ送信する。
記憶部44Aは、記憶部44が記憶する情報に加えて、所定位置を示す情報(緯度経度、地点名)に所定動作とスコアを関連付けて記憶する。また、記憶部44Aは、例えば帰宅時におけるスコアの合計を記憶する。また、記憶部44は、所定動作が行われたか否かを判別する際に用いる閾値を記憶する。さらに、記憶部44Aは、画像検出に用いられる顔部のモデル画像、腕部のモデル画像を記憶する。
なお、保護者は、第2携帯端末3の操作部33を操作して、通学経路を予め設定するようにしてもよい。この場合、第2携帯端末3の制御部36は、通学経路を示す情報を、通信部31によってデータセンター4Aへ送信するようにしてもよい。また、保護者は、第2携帯端末3の操作部33を操作して、所定動作を行うべき所定位置を設定するようにしてもよい。この場合、第2携帯端末3の制御部36は、所定位置を示す情報を、通信部31によってデータセンター4Aへ送信するようにしてもよい。また、保護者は、第2携帯端末3の操作部33を操作して、所定動作を設定するようにしてもよい。この場合、第2携帯端末3の制御部36は、所定位置で行う所定動作を示す情報を、通信部31によってデータセンター4Aへ送信するようにしてもよい。
なお、データセンター4Aは、例えばサーバ5から危険箇所を取得し、取得した危険箇所を所定位置に設定するようにしてもよい。そして、所定位置の種類に応じて、所定動作を設定するようにしてもよい。
次に、所定位置、所定動作およびスコアの例を説明する。
図13は、本実施形態に係る所定位置、所定動作およびスコアの例を示す図である。
なお、図13に示す例は、帰宅経路(帰宅路)における所定位置、所定動作およびスコアの一部であり、スコアの合計が帰宅経路において100点になるように設定されている。
図13に示す例では、所定箇所は、A交差点と、B交差点と、C交差点である。所定動作は、例えばA交差点において、一時停止と左右確認である。また、スコアは、例えばA交差点において、一時停止が10、左右確認が10である。
制御部42Aは、A交差点において、一時停止の動作が行われていた場合にスコア10、行われていなかった場合にスコア0とする。そして、学校から自宅までにおけるスコアの合計を求め、求めたスコアの合計を記憶部44Aに記憶させる。なお、制御部42Aは、100点から、行われなかった所定動作のスコアを減算して合計のスコアを求めるようにしてもよい。
次に、データセンター4Aが行う処理手順例を説明する。
図14は、本実施形態に係るデータセンター4Aが行う処理手順例のフローチャートである。なお、図14に示す例は、制御部42Aが、画像に基づいて所定動作が行われたか否かを判別する例である。
(ステップS51)データセンター4Aの制御部42Aは、第1携帯端末2が送信した位置情報を受信する。
(ステップS52)制御部42Aは、第1携帯端末2が送信した画像を受信する。なお、第1携帯端末2は、所定周期毎に位置情報と画像をデータセンター4Aへ送信する。
(ステップS53)制御部42Aは、位置が所定箇所の場合、受信した画像に基づいて、所定動作が行われたか否かを判別することで動作分析を行う。
(ステップS54)制御部42Aは、動作分析した結果と記憶部44Aが記憶する情報に基づいて、スコアリング処理を行う。なお、スコアリング処理とは、例えば、加点、減点処理である。
(ステップS55)制御部42Aは、第2携帯端末3からスコア送信のリクエストを受信したか否かを判別する。制御部42Aは、第2携帯端末3からリクエストを受信したと判別した場合(ステップS55;YES)、ステップS56の処理に進め、第2携帯端末3からリクエストを受信していないと判別した場合(ステップS55;NO)、ステップS51の処理に戻す。
(ステップS56)制御部42Aは、児童の移動軌跡の画像に、スコアの画像、判別した結果を示す画像を含めた画像を生成する。続けて、制御部42Aは、生成した画像を第2携帯端末3へ送信する。
なお、図14に示した例では、データセンター4Aは、第2携帯端末3からリクエストを受信したと判別した場合にスコアを含む情報を送信する例を説明したが、これに限らない。データセンター4Aは、例えば保護者によって設定された時刻、所定の周期毎にスコアを含む情報を送信するようにしてもよい。
次に、第2携帯端末3が行う処理手順例を説明する。
図15は、本実施形態に係る第2携帯端末3が行う処理手順例のフローチャートである。
(ステップS61)第2携帯端末3の制御部36は、データセンター4Aが送信したスコアを含む情報を受信する。
(ステップS62)制御部36は、受信したスコアを含む情報を表示部34上に表示させる。
なお、図15に示した処理は、第2携帯端末3からリクエストを送信したとき、保護者によって設定された時刻、所定の周期毎に行うようにしてもよい。
図16は、本実施形態に係る第2携帯端末3の表示部34上に表示されるスコアを含む情報の画像例である。
画像g200は、表示部34上に表示される画像である。
符号g201は、学校を示している。符号g202は、自宅を示している。
符号g203は、児童の移動軌跡を示す画像である。
符号g211、g212およびg213は、所定箇所を示している。
符号g221は、符号g211における所定動作の判別結果を表している。なお、○印は、所定動作を行ったことを表している。
符号g222は、符号g212における所定動作の判別結果を表している。
符号g223は、符号g213における所定動作の判別結果を表している。なお、×印は、所定動作を行っていないことを表している。
符号g230は、合計スコアを表す画像である。
なお、図16において、所定動作を行った場合の符号g221、g222を例えば青色で表示し、所定動作を行っていない場合の符号g223を例えば赤色で表示させるようにしてもよい。このような画像は、データセンター4Aの制御部42Aが生成する。
次に、所定位置における一時停止の動作分析方法の例を説明する。
図17は、本実施形態に係る所定位置における一時停止の動作分析方法の処理手順例のフローチャートである。なお、制御部42Aは、Tを0の初期化した後に以下の処理を開始する。また、制御部42Aは、以下の処理を所定位置で行う。
(ステップS71)データセンター4Aの制御部42Aは、第1携帯端末2から位置情報を受信する。続けて、制御部42Aは、受信した位置情報を受信した時刻情報に関連付けて記憶部44に記憶させる。
(ステップS72)制御部42Aは、記憶部44Aに記憶させた前回の位置(現在時刻に最も近い時刻の位置情報)と、受信した位置情報とを比較し、前回と同じ位置であるか否かを判別する。制御部42Aは、前回と同じ位置であると判別した場合(ステップS72;YES)、ステップS73の処理に進め、前回と同じ位置ではないと判別した場合(ステップS72;NO)、ステップS74の処理に進める。
(ステップS73)制御部42Aは、Tに1を加算し、ステップS75の処理に進める。
(ステップS74)制御部42Aは、Tに0を代入し、ステップS71の処理に戻す。
(ステップS75)制御部42Aは、Tが所定動作が行われたか否かを判別する際に用いられる閾値より大きいか否かを判別する。制御部42Aは、Tが閾値より大きいと判別した場合(ステップS75;YES)、ステップS76の処理に進め、Tが閾値以下であると判別した場合(ステップS75;NO)、ステップS71の処理に戻す。
(ステップS76)制御部42Aは、第1携帯端末2を所持する児童が所定位置で一時停止したと判別する。
なお、制御部42Aは、一時停止の動作分析を、第1携帯端末2の加速度センサ28の検出値に基づいて行うようにしてもよい。
この場合、ステップS71において、制御部42Aは加速度センサ28の検出値を受信する。そして、ステップS72において、制御部42Aは前回の検出値と今回の検出値との差が0を含む所定範囲内の場合に同じ位置であると判別するようにしてもよい。
なお、制御部42Aは、児童が所定の動作を行ったか否かを画像および加速度センサ28の検出値の少なくとも1つに基づいて検出するようにしてもよい。
次に、所定位置における左右確認の動作分析方法の例を説明する。
図18は、本実施形態に係る所定位置における左右確認の動作分析方法の処理手順例のフローチャートである。なお、制御部42Aは、以下の処理を所定位置で行う。
(ステップS81)データセンター4Aの制御部42Aは、第1携帯端末2から画像を受信する。
(ステップS82)制御部42Aは、受信した画像から周知の手法によって第1携帯端末2の所持者の顔部を検出する。続けて、制御部42Aは、検出した顔部の画像を取得した時刻情報に関連付けて記憶部44Aに記憶させる。
(ステップS83)制御部42Aは、記憶部44Aに記憶させた顔部の画像に基づいて、取得した顔部の画像と、前回の顔部の画像とを比較する。続けて、制御部42Aは、比較した結果、顔部が左右に動いているか否かを判別する。制御部42Aは、顔部が左右に動いていると判別した場合(ステップS83;YES)、ステップS84の処理に進め、顔部が左右に動いていないと判別した場合(ステップS83;NO)、ステップS85の処理に進める。
(ステップS84)制御部42Aは、第1携帯端末2の所持者が左右確認を行った(左右確認OK)と判別する。
(ステップS85)制御部42Aは、第1携帯端末2の所持者が左右確認を行っていない(左右確認NG)と判別する。
なお、左右確認の処理においても、制御部42Aは、加速度センサ28の検出値に基づいて、検出値の左右方向の値が所定値以上変化している場合に顔部が左右に動いたか否かを判別するようにしてもよい。
なお、制御部42Aは、児童が所定の動作を行ったか否かを画像および加速度センサ28の検出値の少なくとも1つに基づいて検出するようにしてもよい。
次に、所定位置における手挙げ動作の動作分析方法の例を説明する。
図19は、本実施形態に係る所定位置における手挙げ動作の動作分析方法の処理手順例のフローチャートである。なお、制御部42Aは、以下の処理を所定位置で行う。
(ステップS91)データセンター4Aの制御部42Aは、第1携帯端末2から画像を受信する。
(ステップS92)制御部42Aは、受信した画像から周知の手法によって第1携帯端末2の所持者の胸部を検出する。続けて、制御部42Aは、検出した胸部の画像を取得した時刻情報に関連付けて記憶部44Aに記憶させる。
(ステップS93)制御部42Aは、腕部を検出できたか否かにより、腕が挙がっているか否かを判別する。制御部42Aは、腕が挙がっていると判別した場合(ステップS93;YES)、ステップS94の処理に進め、腕が挙がっていない(腕を検出できない)と判別した場合(ステップS93;NO)、ステップS95の処理に進める。
(ステップS94)制御部42Aは、第1携帯端末2の所持者が手挙げ動作を行った(手挙げOK)と判別する。
(ステップS95)制御部42Aは、第1携帯端末2の所持者が手挙げ動作を行っていない(手挙げNG)と判別する。
以上のように、本実施形態では、通学路において、例えば交通安全上、必要な行動を行ったか否かを判定してスコアで提示するようにした。これにより、第1携帯端末2の所持する児童は、あきず、楽しみながらスコアを上げようとする。このため、本実施形態によれば、第1携帯端末2の所持する児童に対して、継続的に交通安全教育に行うことができる。また、本実施形態では、第1携帯端末2の所持する児童の行動やスコアを保護者が所持する第2携帯端末3へ送信したので、保護者が子供のスキルを見える化できる。本実施形態によれば、保護者と児童とが、第2携帯端末3上に表示される情報を見ながら、コミュニケーションすることで、保護者と児童とのコミュニケーションを増やし、さらなる安全意識向上も同時にはかれる。
<第1の変形例>
ここで、第1携帯端末2であるキャラクタロボットと、第1携帯端末2の所持者である児童とのコミュニケーションの例を図11の符号g100が示す図を参照して説明する。
児童は、例えば帰宅したとき、「ただいま!」と発話する。
第1携帯端末2の制御部29は、マイクロフォン23が収音したこの音声信号を通信部21によってデータセンター4Aへ送信する。データセンター4Aの音声認識部46は、受信した音声信号に対して音声認識処理を行う。制御部42Aが音声認識処理された結果に基づいて返答の音声信号を生成して通信部41によって、生成した音声信号を第1携帯端末2へ送信する。この結果、第1携帯端末2の制御部29は、データセンター4Aから受信した「おかえりなさい!」を再生することで発話する。
続けて、児童が「今日の点数は?」と発話した音声信号をデータセンター4Aが受信し、制御部42Aは音声認識された結果に基づいてシナリオ記憶部47と記憶部44が記憶する情報に基づいて、返答である「90点」の音声信号を生成する。制御部42Aは返答である音声信号を通信部41によって第1携帯端末2へ送信する。この結果、第1携帯端末2の制御部29は、データセンター4Aから受信した「90点」を発話する。
このように第1変形例では、第1携帯端末2が収音した音声信号をデータセンター4Aへ送信し、データセンター4Aが受信した音声信号の応答を第1携帯端末2へ送信するようにした。これにより、第1変形例によれば、第1携帯端末2を所持する児童と、第1携帯端末2との間でコミュニケーションを行うことができ、第1携帯端末2の所持する児童に対して、継続的に交通安全教育に行うことができる。
なお、データセンター4Aが第1携帯端末2へ送信する音声信号は、スコアが例えば70以上の場合に「よくがんばったね!」、スコアが例えば50以下の場合に「一時停止しなかったね。明日は一時停止しようね。」等であってもよい。
<第2の変形例>
ここで、保護者と児童とキャラクタロボットとのコミュニケーションの例を図11の符号g110が示す図を参照して説明する。
この例の場合、保護者と児童は、第2携帯端末3に表示された画像を見ながら交通安全ポイント確認を行うため会話を行う。
この例でも、第1携帯端末2または第2携帯端末3は、収音した音声信号をデータセンター4Aへ送信する。データセンター4Aは、音声認識した結果に基づいてアドバイスの音声信号を第1携帯端末2へ送信する。この結果、第1携帯端末2は、アドバイスの音声信号「一時停止はOKだから手挙げだけね!」を再生する。
なお、データセンター4Aは、このようなアドバイスの音声信号を第2携帯端末3へも送信するようにしてもよい。
このように第2変形例では、第1携帯端末2または第2携帯端末3が収音した音声信号をデータセンター4Aへ送信し、データセンター4Aが受信した音声信号の応答を第1携帯端末2へ送信するようにした。これにより、第2変形例によれば、保護者と児童と第1携帯端末2であるキャラクタロボットとの間でコミュニケーションを行うことができ、第1携帯端末2の所持する児童に対して、継続的に交通安全教育に行うことができる。
なお、第1実施形態、第2実施形態では、第1携帯端末2を児童が所持する例を説明したが、第1携帯端末2を例えば高齢者が所持するようにしてもよい。
[第3実施形態]
第3実施形態では、第1携帯端末2の形状の詳細について説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図20は、第3実施形態に係る第1携帯端末2の取り付け位置の一例を示す図である。第1携帯端末2を保持する児童のランドセルBGには、第1携帯端末2の台座MTがベルトBDによって取り付けられる。台座MTが取り付けられる位置は、例えば、ランドセルBGの肩掛けベルト(より好ましくは、児童の肩の近傍)の位置である。第1携帯端末2は、台座MT上に設置される。第1携帯端末2と、台座MTとは、着脱可能である。第1携帯端末2は、例えば、充電時等に台座MTから外され、使用時に台座MTに装着される。台座MTの詳細については、後述する。
図21は、第3実施形態に係る第1携帯端末2の構成の一例を示す図である。第1携帯端末2は、基部BPと、主部CVと、検出部SPと、蓄電池BTとを備える。基部BPは、例えば、円筒形状を有する。主部CVは、例えば、円筒と半球とを組み合わせた形状を有する。検出部SPは、撮影部22を備え、第1携帯端末2の周囲の物体を検出する。検出部SPと蓄電池BTとは、電気的に接続される。検出部SPは、蓄電池BTに蓄電された電力によって動作する。検出部SPと蓄電池BTとは、基部BPの外面に取り付けられる。主部CVは、内部に空間を有し、検出部SPと蓄電池BTとは、主部CVの空間内に収容される。第1携帯端末2には、例えば、児童に好まれる生物やキャラクターの意匠が施される。図21に示される一例では、第1携帯端末2の上部には、クマの耳が形成される。
なお、上述では、検出部SPが撮影部22を備える場合について説明したが、これに限られない。検出部SPは、撮影部22に代えて(或いは、加えて)レーダー、ライダー、或いは赤外線センサによって、児童の周囲環境を検出してもよい。
以降の説明において、第1携帯端末2の方向について直交座標系を用いて説明する場合がある。以下、+X方向、−X方向、+Y方向、−Y方向、+Z方向及び−Z方向について定義する。図21に示すように、+X方向、−X方向、+Y方向及び−Y方向は、基部BPの取付面(検出部SPと蓄電池BTとが取り付けられる面)に沿う方向である。+X方向は、クマの右耳から左耳に向かう方向である。−X方向は、クマの左耳から右耳に向かう方向である。−X方向は、+X方向とは反対方向である。+X方向と−X方向とを互いに区別しない場合は、「X方向」と称する。+Y方向及び−Y方向は、X方向とは異なる(例えば略直交する)方向である。+Y方向は、+X方向に沿って図21における上側とする。−Y方向は、+Y方向とは反対方向である。+Y方向と−Y方向とを互いに区別しない場合は、「Y方向」と称する。+Z方向及び−Z方向は、X方向及びY方向とは異なる(例えば略直交する)方向である。+Z方向は、基部BPの取付面の法線となる方向である。―Z方向は、+Z方向とは反対方向である。+Z方向と−Z方向とを互いに区別しない場合は、「Z方向」と称する。+Z方向は、「第1方向」の一例である。−Z方向は、「第2方向」の一例である。
主部CVは、Z方向に複数の部材ptによって構成される。図21に示される一例では、主部CVは、部材pt1〜pt3の3つの部材によって構成される。部材pt1〜pt3は、+Z方向から見て順に、部材pt1〜pt3の順に配置される。部材pt1は、半球状に形成される。部材pt2〜pt3は、いずれも無端環状に形成される(つまり、両端が開口した円筒形状を有する)。部材pt1〜pt3は、互いに略同径に形成され、同軸配置されている。部材pt3は、基部BPに接して取り付けられる。部材pt1〜pt3のうち、部材pt1〜pt2は、主部CVに収容される検出部SPや蓄電池BTを外部から遮蔽する。これにより、第1携帯端末2の意匠性を保つことができる。また、部材pt1〜pt3のうち、部材pt3の位置は、後述する撮影部22の位置と合致するため、部材pt1〜pt2よりも電磁波の透過性が高く形成される。透過性が高い形成とは、例えば、薄い形成、或いは撮影部22が撮像可能にスリットを設けた形成である。これにより、撮影部22の撮像を主部CVが遮蔽することを抑制することができる。なお、部材pt3は、電磁波の透過性が高く形成される構成に代えて、(或いは、加えて)電磁波の透過性が高い材料によって形成されてもよい。電磁波の透過性が高い材料とは、例えば、透明、又は透明に近い材料である。
図22は、第3実施形態に係る第1携帯端末2の主部CV内部の構成の一例を示す図である。図22に示されるとおり、本実施形態の蓄電池BTは、円筒形状に形成され、円筒の底面が基部BPに接して取り付けられる。基部BPは、+Z方向の外面(つまり、取付面)に、後述する凹部DP1(不図示)を有し、蓄電池BTは、凹部DP1に収容される。また、蓄電池BTは、基部BPの中心軸AX上に配置されている。中心軸AXは、基部BPの中心を通る軸であって、Z方向と平行な軸である。基部BPの中心は、例えば−Z方向から見た基部BPの外形形状の重心である。本実施形態では、蓄電池BTは、蓄電池BTの長辺方向の中心軸が中心軸AXと合致するように基部BPに取り付けられる。なお、蓄電池BTの少なくとも一部は、中心軸AXと重なる位置に配置されることが好ましい。
また、図22に示される通り、本実施形態の検出部SPは、複数(図示では3つ)の検出ユニットSUT1〜SUT3を備える。以降の説明において、検出ユニットSUT1〜SUT3は、いずれも同様の構成を有する。以下、代表して検出ユニットSUT1の構成について説明する。検出ユニットSUT1は、基板SSと、撮影部22のレンズLSと、撮影部22を制御する複数の集積回路Cとを備える。基板SSは、長方形の板状であり、レンズLSと集積回路Cとは、基板SSの表面上に実装される。上述したように取り付けられることにより、基板SSは、中心軸AXの径方向において蓄電池BTの外側と、撮影部22の内側との間隙に配置される。これにより、基板SSは、撮影部22の撮像を遮蔽しないため、撮影部22の画角に応じて小さく形成される必要がない。換言すると、基板SSは、撮影部22の外側に配置される場合と比して大きく形成することができる。
検出ユニットSUT1〜SUT3のそれぞれの基板SSは、長辺がY方向であり、且つ短辺がX方向に沿う向きに基部BP上に取り付けられる。このとき、基板SSは、中心軸AXの径方向において、裏面が内側であり、表面が外側の向きに取り付けられる。ここで、蓄電池BTと基板SSとは、高さが略同一(つまり、+Z方向の端部が中心軸AXの径方向で略同一の位置)になるように形成される。これにより、第1携帯端末2は、蓄電池BT、或いは基板SSのZ方向の長さに合わせて主部CVを形成することができるため、どちらかの長さに合わせて主部CVが大型化することを抑制することができる。
また、検出ユニットSUT1〜SUT3の各基板SSは、中心軸AXの周方向において、略均等の角度間隔となるように設けられる。角度間隔の詳細について、図23を用いて説明する。図23は、第3実施形態に係る第1携帯端末2の上面図である。図23に示される通り、XY平面において、検出ユニットSUT1〜SUT3の各基板SSの裏面と中心軸AXとを結ぶ垂線同士のなす角度が、120[度]になるように設けられる。また、基板SSの表面上に実装されるレンズLSは、−Z方向の端部(つまり、基部BP)に近い位置に設けられる。上述したように取り付けられることにより、検出部SPは、中心軸AXの径方向において、蓄電池BTの外側と、かつ主部CVの内側との間隙に配置され、蓄電池BTと主部CVとの隙間を有効に活用することができる。
ここで、図23に示すように検出ユニットSUT1〜STU3が基部BPに取り付けられる場合、撮影部22の検出角度(つまり、画角)は、各基板SSの角度間隔よりも広い角度であることが好ましい。撮影部22の画角が角度間隔よりも広い角度である場合、検出ユニットSUT1〜SUT3の各撮像領域は、左右方向の端部が、隣接する検出ユニットSUTの撮像領域の端部と重畳する。これにより、第1携帯端末2は、撮像領域が重畳している場合、撮像領域が重畳していない場合と比してより精度高く周囲を検出することができる。
図24は、第3実施形態に係る第1携帯端末2の底面図である。基部BPには、台座MTに着座した際に通電される電極(図示する正電極PGp1、及び負電極Pgn1)が設けられる。正電極PGp1と負電極Pgn1との詳細については、後述する。
基部BPは、Z方向の内面(つまり、取付面の裏面)に、凸部CX1を有する。凸部は、凹部DP1の形状に合わせて−Z方向に突出する円柱状に形成されている。凸部は、中心軸AXを中心軸として延びている。また、基部BPは、外縁部RMが−Z方向において、凸部CX1よりも突出するように形成される。したがって、基部BPは、取付面の裏面に、凸部CX1の周囲に凹部DP2を有する。これにより、基部BPの駄肉を除去し、第1携帯端末2を軽量化することができる。凸部CX1は、回り止め部(回り止め凸部)PJを有する。回り止め部PJは、台座MTに取り付けられた際、第1携帯端末2と台座MTとが中心軸AX回りに相対回転することを抑制する。図24に示される通り、凸部CX1は、+Y方向に凸部CX1から突出した半円形状を有する。回り止め部PJは、後述する台座凹部DP3に、中心軸AX回りの周方向で係合する。
なお、回り止め部PJの形状は、第1携帯端末2と台座MTとが相対回転することを抑止可能な形状であれば、凸部CX1から外側に張り出す形状ではなく、凸部CX1の内側に凹む形状等、任意の形状をとることができる。
基部BPは、電気回路切替器(図示する電気回路切替器LT1〜LT2)が。電気回路切替器LT1〜LT2は、中心軸AXの径方向に関する外縁部RMの内側から外側に貫通する穴部に挿入され、第1携帯端末2が台座MTに着座したときに、外縁部RMの内側から外側に押圧されることで穴部内を摺動して移動し、スイッチとして動作する。
図25は、図24のA−A’断面図である。図25に示される通り、基部BPの取付面には、凸部CX1に対応する形状の凹部DP1が形成される。凹部DP1のうち、凸部CX1における回り止め部PJを除く部分の形状に対応する円筒形状は、蓄電池BTの径方向の形状と合致する。凹部DP1の取付面上には、蓄電池BTに接続される電極PGが設けられる。電極PGに接続される導線CBは、凹部DP1のうち、回り止め部PJに対応する窪みdtに配線される。
図26は、第3実施形態に係る台座MTの構成の一例を示す図である。台座MTには、第1携帯端末2が台座MTに着座した際、凸部CX1が入り込む台座凹部DP3が形成されている。台座MTには、第1携帯端末2が台座MTに着座した際、凸部CX1と対応する位置に磁性体MGが設けられる。磁性体MGは、例えば、永久磁石である。磁性体MGは、第1携帯端末2が台座MTに着座した際に、基部BPを台座MTに引き寄せる。また、台座MTには、第1携帯端末2が台座MTに着座した際、正電極PGp1の位置に対応する位置に正電極PGp2が設けられ、負電極Pgn1の位置に対応する位置に負電極Pgn2が設けられる。第1携帯端末2は、台座MTに着座することに伴い電気回路切替器LT1〜LT2が動作した場合、蓄電池BTの充電制御回路を制御することにより、正電極PGp2と、負電極Pgn2とを介して供給される電力を蓄電池BTに蓄電させる。
なお、磁性体MGは、台座MTに設けられていてもよく、第1携帯端末2の凸部CX1に設けられていてもよく、台座MTと第1携帯端末2との双方に設けられていてもよい。
なお、本発明におけるデータセンター4(または4A)の機能の全てまたは一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりデータセンター4(または4A)が行う処理の全てまたは一部を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形および置換を加えることができる。
1,1A…情報通信システム、2…第1携帯端末、3…第2携帯端末、4,4A…データセンター、5…サーバ、6…ネットワーク、21…通信部、22…撮像部、23…マイクロフォン、24…GPS、25…バイブレータ、26…スピーカ、27…表示部、28…加速度センサ、29…制御部、31…通信部、32…マイクロフォン、33…操作部、34…表示部、35…スピーカ、36…制御部、41…通信部、42,42A…制御部、43…モデル記憶部、44,44A…記憶部、45…音声認識モデル記憶部、46…音声認識部、47…シナリオ記憶部

Claims (24)

  1. 基部と、
    前記基部に対して第1方向に延在するように、前記基部に設けられ、内部に空間を有する主部と、
    周囲の物体を検出する検出部と、
    前記検出部と電気的に接続される蓄電部と、を備え、
    前記蓄電部は、前記主部の前記空間において、前記第1方向と平行に延び前記基部の中心を通る中心軸線上に配置される、
    端末装置。
  2. 前記検出部は、前記主部の内周と、前記蓄電部の外周との間隙に配置される、
    請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記検出部は、複数の検出ユニットを含み、
    前記複数の検出部は、前記中心軸線回りの周方向において、略均等の角度間隔となるように配置される、
    請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記複数の検出ユニットは、前記角度間隔の角度よりも広い検出角度を有する、
    請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記検出部が設けられる基板を有し、
    前記基板は、前記蓄電部の外周側と、前記検出部の内周側との間隙に配置される、
    請求項2から請求項4のうちいずれか一項に記載の端末装置。
  6. 前記蓄電部および前記基板は、それぞれの前記第1方向の端部が前記第1方向と平行な方向で略同一位置となるよう形成される、
    請求項5に記載の端末装置。
  7. 前記主部は、前記第1方向に複数の部材に区分され、
    前記部材は、環状に形成される、
    請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の端末装置。
  8. 前記複数の部材のうち、前記検出部の検出位置の外面に配置される部材は、他の部材よりも電磁波の透過性が高く形成される、
    請求項7に記載の端末装置。
  9. 前記検出部の検出位置の外面に配置される部材は、前記他の部材よりも電磁波の透過性が高い材料によって形成される、
    請求項8に記載の端末装置。
  10. 前記部材は、無端環状に形成される
    請求項7から請求項9のうちいずれか一項に記載の端末装置。
  11. 前記基部は、前記第1方向の外面に、前記蓄電部を収容する凹部を有する、
    請求項1から請求項10のうちいずれか一項に記載の端末装置。
  12. 前記基部は、前記第1方向の内面に、前記凹部に対応する凸部を有する、
    請求項11に記載の端末装置。
  13. 前記基部は、前記第1方向とは反対の第2方向の外縁の端部が、前記凸部の前記第2方向の端部よりも前記第2方向に突出するように形成される、
    請求項12に記載の端末装置。
  14. 前記基部と着脱可能に設けられる台座を更に備え、
    前記台座は、前記凸部を収容する台座凹部を有する、
    請求項12又は請求項13に記載の端末装置。
  15. 前記凸部および前記台座凹部の少なくともいずれか一方は、前記第1方向と平行な軸線周りの前記基部と前記台座との相対回転を抑制する回り止め部を有する、
    請求項14に記載の端末装置。
  16. 前記回り止め部は、前記凸部に形成され前記台座凹部に係合する回り止め凸部を有し、
    前記凹部には、前記回り止め凸部に対応する窪みが形成され、
    前記窪みには、前記蓄電部の電極に接続される導電体が配置される、
    請求項15に記載の端末装置。
  17. 前記基部と着脱可能に設けられる台座を更に備える、
    請求項1から請求項16のうちいずれか一項に記載の端末装置。
  18. 前記基部と、前記台座とのうち、少なくとも一方は着磁された磁性体を有し、
    前記磁性体は、前記基部と前記台座とを磁力によって引き寄せ合うよう配置される、
    請求項17に記載の端末装置。
  19. 前記磁性体は、永久磁石である、
    請求項18に記載の端末装置。
  20. 前記基部は、前記台座に着座したときに通電する電気回路を有する、
    請求項17から請求項19のうちいずれか一項に記載の端末装置。
  21. 前記基部は、前記台座に着座したときに、機構的に作動する電気回路切替器を有する、
    請求項17から請求項19のうちいずれか一項に記載の端末装置。
  22. 移動体に設置される
    請求項1から請求項21のうちいずれか一項に記載の端末装置。
  23. 前記主部の外面には、生物又はキャラクターの意匠が施される、
    請求項1から請求項22のうちいずれか一項に記載の端末装置。
  24. 基部と、
    前記基部に対して第1方向に延在するように、前記基部に設けられ、内部に空間を有する主部と、
    周囲に対し報知する報知部と、
    前記報知部と電気的に接続される蓄電部と、を備え、
    前記蓄電部は、前記基部に設けられ、前記主部の空間に収容される、
    端末装置。
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