JPWO2019044104A1 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】物理空間におけるより自由度の高いユーザインタラクションの枠組みを提供する。【解決手段】第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、前記通知情報の物理空間における出力場所、及び前記通知情報を出力する条件である通知条件を含む設定情報を設定する設定部と、前記設定部により設定された前記設定情報に基づいて、前記通知条件が満たされた場合に、前記出力場所に前記通知情報を出力するよう出力装置を制御する出力制御部と、を備える情報処理装置。【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、スマートフォン及びタブレット端末等の、ユーザインタラクションが可能な端末装置が広く普及している。また、ユーザインタフェースも多様になってきており、例えば、タッチパネル、ジェスチャ入力装置及び音声入力装置が広く普及している。そして、このような多様な端末装置又はユーザインタフェースを用いた、新たなユーザインタラクションを実現する技術が提案されている。
例えば、下記特許文献1では、部屋の天井に取り付けたプロジェクタと照明のスイッチとを連動させることで、ユーザが家に帰って電気をつけた瞬間に足元にメッセージを表示させる技術が開示されている。
特開2014−21428号公報
しかし、上記特許文献1に記載の技術では、情報の通知方法が限定的であった。例えば、情報が表示されるトリガは照明のスイッチを操作することに限定されており、情報の表示場所はユーザの足元に限定されている。ユーザの利便性を考慮すると、より自由度の高いユーザインタラクションが実現されることが望ましい。
そこで、本開示では、物理空間におけるより自由度の高いユーザインタラクションの枠組みを提供する。
本開示によれば、第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、前記通知情報の物理空間における出力場所、及び前記通知情報を出力する条件である通知条件を含む設定情報を設定する設定部と、前記設定部により設定された前記設定情報に基づいて、前記通知条件が満たされた場合に、前記出力場所に前記通知情報を出力するよう出力装置を制御する出力制御部と、を備える情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、前記通知情報の物理空間における出力場所、及び前記通知情報を出力する条件である通知条件を含む設定情報を設定することと、設定された前記設定情報に基づいて、前記通知条件が満たされた場合に、前記出力場所に前記通知情報を出力するよう出力装置を制御することと、を含む情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、コンピュータを、第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、前記通知情報の物理空間における出力場所、及び前記通知情報を出力する条件である通知条件を含む設定情報を設定する設定部と、前記設定部により設定された前記設定情報に基づいて、前記通知条件が満たされた場合に、前記出力場所に前記通知情報を出力するよう出力装置を制御する出力制御部と、として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、物理空間におけるより自由度の高いユーザインタラクションの枠組みが提供される。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報処理システムにより提供されるUIの一例を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理システムにより提供されるUIの一例を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理システムにより提供されるUIの一例を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理システムにより提供されるUIの遷移の一例を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理システムにより提供されるUIの一例を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理システムにより実行される設定情報の設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理システムにより提供されるUIの一例を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理システムにより実行される通知情報の出力処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.情報処理システムの概要
2.構成例
3.技術的特徴
3.1.各種情報の内容
3.2.設定情報の設定処理
3.3.通知情報の出力処理
4.適用例
5.ハードウェア構成例
6.まとめ
<<1.情報処理システムの概要>>
図1を参照して、本開示の一実施形態に係る情報処理システムの構成について説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図1を参照すると、本開示の一実施形態に係る情報処理システム100は、入力部110と、出力部160を含む。入力部110及び出力部160は、物理空間30に設置される。
物理空間30は、ユーザ(11、12)が内部で動作することが可能な物理的な空間である。物理空間30は、屋内等の閉鎖された空間であってもよいし、屋外等の開放された空間であってもよい。本明細書では、物理空間とは、住宅内の部屋、玄関、廊下又はキッチン等の生活空間であるものとする。
出力部160は、各種の情報を物理空間30の任意の面にマッピングして表示することにより、当該情報をユーザに対して視覚的に通知する装置である。出力部160としては、例えばプロジェクタが用いられる。図1に示す例では、出力部160は、物理空間30の上方に、例えば天井から吊り下げられた状態で配置され、壁31に画面21を投影する。
入力部110は、物理空間30の情報及びユーザの情報を入力する装置である。図1に示す例では、入力部110は、物理空間30の上方に、例えば天井から吊り下げられた状態で設けられる。入力部110は、物理空間30を撮像対象とする撮像装置であってもよい。また、入力部110としては、例えば1つのレンズで撮像するカメラ、又は2つのレンズで撮像して奥行き方向の情報を取得することが可能なステレオカメラ等が用いられ得る。
情報処理システム100は、撮像装置により撮像された撮像画像を解析することで、物理空間30の内部の情報を取得することができる。物理空間30の内部の情報とは、物理空間30内の壁、床及び家具等の実物体の形状及び配置、並びにユーザに関する情報等である。とりわけ、入力部110としてステレオカメラが用いられる場合、情報処理システム100は、撮像画像を解析することで、入力部110からの距離のマップ(即ち、深度情報)を取得することができる。そして、情報処理システム100は、当該深度情報に基づいて、例えば実物体の深度情報とユーザの手の深度情報とを比較することにより、実物体へのユーザの手の接触若しくは近接、及び実物体からの手の離脱を検出することが可能となる。
本実施形態では、入力部110による撮像画像に基づいて、画面21への操作体(例えば、ユーザの手)の位置が検出され、検出された操作体の位置に基づいて各種の情報が入力される。つまり、ユーザは、画面21上で操作体を動かすことにより、各種の操作入力を行うことができる。例えば、画面21に対するユーザの手の接触等が検出されることにより、画面21に対する操作入力が行われることになる。なお、以下の説明では、一例として、操作体としてユーザの手が用いられる場合について説明するが、本実施形態はかかる例に限定されず、操作体としてはスタイラス等の各種の操作部材が用いられてもよい。
ここで、本実施形態はかかる例に限定されず、他の方法によりユーザの操作入力が実行されてもよい。例えば、入力部110として壁31にタッチパネルが設けられてもよく、ユーザの操作入力は、当該タッチパネルに対するユーザの指等の接触によって検出されてもよい。また、画面への操作だけでなく、音声入力等が用いられてもよい。
情報処理システム100は、物理空間30の任意の場所を出力場所として情報を出力することができる。例えば、情報処理システム100は、壁31だけでなく、壁32、壁33、又は床34に画面21を投影することができる。例えば、出力部160としていわゆるムービングプロジェクタが用いられる場合、情報処理システム100は、ムービングプロジェクタの投影方向を変更することで、かかる出力場所の制御を実現する。他にも、出力部160として固定型のプロジェクタが用いられる場合、情報処理システム100は、壁31、壁32、壁33又は床34の各々に投影可能な4つのプロジェクタのうち1つを選択することで、かかる出力場所の制御を実現してもよい。入力部110に関しても同様にすることで、情報処理システム100は、任意の場所の情報を入力することができる。これにより、情報処理システム100は、物理空間30の任意の場所に情報を出力することが可能であるし、任意の場所に出力された画面に対するユーザ入力を検出することも可能である。
以上、本実施形態に係る情報処理システム100の構成について説明した。
図1に示したユーザ11は、情報の通知元となるユーザであり、ユーザ12は、情報の通知先となるユーザである。ユーザ11及び12は、情報処理システム100を介してコミュニケーションをとることができる。例えば、ユーザ11は、情報処理システム100により表示された設定画面に対して各種情報を入力することで、ユーザ12へ通知したい通知情報、当該通知情報の通知条件、及び当該通知情報の出力場所を含む設定情報を、情報処理システム100に設定する。なお、設定画面とは、設定情報を設定し又は確認するための画面である。その後、情報処理システム100は、設定された通知条件が満たされたタイミングで、設定された出力場所に、設定された通知情報を出力する。通知情報としては、例えばテキスト、画像又は音声等の任意の形式の情報が設定可能である。通知条件としては、例えば物理空間におけるユーザ12の位置又は動作等に関する任意の条件が設定可能である。出力場所としては、例えば壁31、32、33及び床34のうち任意の場所を設定可能である。そのため、例えば、ユーザ12が物理空間30に入室したタイミングで、壁31に、テキストメッセージを含む画面が出力される、といった自由度の高いユーザインタラクションが実現される。
近年では、テキスト又は音声を用いたコミュニケーションが、スマートフォン等の端末装置を用いて盛んに行われている。しかし、このようなコミュニケーション方法には、相手から情報が来たことに瞬時に気付きにくい、適したタイミングで情報を得られない、及び端末装置を携行する負担がかかる、といった欠点がある。この点、情報処理システム100により提供される物理空間を用いたコミュニケーション方法は、これらの欠点を解消可能である。なぜならば、物理空間に情報が出力されるので、ユーザは端末装置を携行せずに済み、且つ瞬時に情報に気付くことができる。また、自由に通知条件が設定可能であるので、ユーザは、適したタイミングで情報を得ることができる。
ここで、物理空間を用いてコミュニケーションをとるという概念自体は、上記特許文献1に開示されているとも言える。しかし、かかる文献に開示された技術では、場所が玄関に限定されている、通知条件が照明スイッチの操作に限定されている、通知情報が画像に限定されている等、多々の限定があった。
この点、情報処理システム100により提供される物理空間を用いたコミュニケーションは、これらの限定を緩和することが可能である。なぜならば、通知情報、通知条件、及び出力場所を自由に設定可能なためである。例えば、情報処理システム100は、任意のタイミングで、物理空間の任意の場所を出力場所として、任意の通知情報を出力することができる。また、情報処理システム100は、スマートフォン又はタブレット等が有するGPS機能だけでは検出することが困難な、物理空間における細かい動きをトリガとした通知情報の出力が可能である。
<<2.構成例>>
図2は、本実施形態に係る情報処理システム100の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理システム100は、入力部110、取得部120、設定部130、記憶部140、出力制御部150及び出力部160を含む。なお、情報処理システム100は、1つの装置として実現されてもよいし、複数の装置として実現されてもよい。
(1)入力部110
入力部110は、ユーザ又は物理空間の情報を入力する機能を有する。入力部110は、多様な装置により実現され得る。
例えば、入力部110は、撮像装置を含み得る。撮像装置は、レンズ系、駆動系、及び撮像素子を有し、画像(静止画像又は動画像)を撮像する。
例えば、入力部110は、深度センサを含み得る。深度センサは、赤外線測距装置、超音波測距装置、ToF方式(Time of Flight)の測距装置、LiDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)又はステレオカメラ等の深度情報を取得する装置である。
例えば、入力部110は、収音装置(マイクロフォン)を含み得る。収音装置は、周囲の音を収音し、アンプおよびADC(Analog Digital Converter)を介してデジタル信号に変換した音声データを出力する装置である。
例えば、入力部110は、慣性センサを含み得る。慣性センサは、加速度又は角速度等の慣性情報を検出する装置である。慣性センサは、例えばユーザに装着される。
例えば、入力部110は、生体センサとして実現され得る。生体センサは、ユーザの心拍又は体温等の生体情報を検出する装置である。生体センサは、例えばユーザに装着される。
例えば、入力部110は、環境センサを含み得る。環境センサは、物理空間の明度、気温、湿度、又は気圧等の環境情報を検出する装置である。
例えば、入力部110は、物理的なユーザとの接触に基づいて情報を入力する装置を含み得る。そのような装置としては、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ及びレバー等が挙げられる。これらの装置は、スマートフォン、タブレット端末又はPC(Personal Computer)等の端末装置に搭載され得る。
例えば、入力部110は、無線通信装置として実現され得る。無線通信装置は、無線LAN(Local Area Network)、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、又はNFC(Near Field Communication)等の無線通信規格に準拠し、他の装置と通信可能である。例えば、無線通信装置は、RFID(Radio Frequency Identifier)タグ等の無線方式の識別タグを読み取る。
入力部110は、取得部120による制御に基づいて情報を入力する。例えば、取得部120は、撮像装置のズーム率及び撮像方向を制御することができる。
なお、入力部110は、これらのうち一つ又は複数の入力装置を組み合わせ含んでも良いし、同一種類の入力装置を複数含んでも良い。
(2)取得部120
取得部120は、入力部110により入力された入力情報から、物理空間内の情報を取得する機能を有する。図2に示すように、取得部120は、空間情報取得部121及びユーザ情報取得部122を含む。空間情報取得部121は、物理空間の情報(以下、空間情報とも称する)を取得する機能を有する。ユーザ情報取得部122は、ユーザの情報(以下、ユーザ情報とも称する)を取得する機能を有する。取得部120により取得される各種情報の詳細については、後に説明する。取得部120は、取得した空間情報及びユーザ情報を、設定部130、記憶部140及び出力制御部150の各々に出力する。
(3)設定部130
設定部130は、取得部120により取得された空間情報及びユーザ情報に基づいて、設定情報を設定する機能を有する。設定情報は、第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、当該通知情報の物理空間における出力場所、及び当該通知情報を出力する条件である通知条件を含む。設定部130により設定される設定情報の詳細及び設定処理の詳細については、後に説明する。設定部130は、設定した設定情報を記憶部140に出力する。
(4)記憶部140
記憶部140は、情報処理システム100の動作のための情報を一時的に又は恒久的に記憶する機能を有する。記憶部140は、設定部130により設定された設定情報を記憶する。記憶部140は、取得部120により取得されたユーザ情報及び空間情報を記憶する。記憶部140は、これらの情報を記憶するためのDB(Data Base)を構築する。
(5)出力制御部150
出力制御部150は、取得部120により取得された空間情報及びユーザ情報、並びに記憶部140から出力された設定情報に基づいて、出力部160を制御して情報を出力させる機能を有する。具体的には、出力制御部150は、設定部130により設定された設定情報に基づいて、当該設定情報において設定された通知条件が満たされた場合に、設定された出力場所に、設定された通知情報を出力するよう出力部160を制御する。出力制御部150による出力処理の詳細については、後に説明する。
(6)出力部160
出力部160は、ユーザに対して情報を出力する装置である。出力部160は、多様な装置により実現され得る。
出力部160は、視覚的な情報を出力する、表示装置を含み得る。出力部160は、視覚的な情報を、実物体の表面にマッピングして出力する。そのような出力部160としては、投影装置(即ち、プロジェクタ)が挙げられる。プロジェクタは、例えば固定型の広角プロジェクタであってもよいし、Pan/Tilt駆動型等の投影方向を変更可能な可動部を備えるいわゆるムービングプロジェクタであってもよい。他にも、視覚的な情報を実物体の表面にマッピングして出力可能な出力部160としては、透過型ディスプレイを有するHMD(Head Mounted Display)等の装置も挙げられる。透過型ディスプレイを有する装置では、実物体の表面にAR(Augmented Reality)オブジェクトが重畳して表示される。本実施形態では、視覚的な情報を出力する出力部160は、プロジェクタであるものとして説明する。
出力部160は、聴覚的な情報を出力する、音声出力装置を含み得る。そのような出力部160としては、スピーカ、指向性スピーカ、イヤホン、及びヘッドホン等が挙げられる。
出力部160は、触覚的な情報を出力する、触覚出力装置を含み得る。触覚的な情報とは、例えば、振動、力覚、温度又は電気刺激等である。触覚的な情報を出力する出力部160としては、モータ、アクチュエータ、及び熱源等が挙げられる。
出力部160は、嗅覚的な情報を出力する装置を含み得る。嗅覚的な情報とは、例えば香りである。嗅覚的な情報を出力する出力部160としては、例えばアロマディフューザ等が挙げられる。
出力部160は、出力制御部150による制御に基づいて情報を出力する。例えば、出力部160は、出力制御部150による制御に基づいて、ムービングプロジェクタの投影方向を変更したり、指向性スピーカの指向性を変更したりすることができる。
なお、出力部160は、これらのうち一つ又は複数の出力装置を組み合わせ含んでも良いし、同一種類の出力装置を複数含んでも良い。
とりわけ、本実施形態では、同一種類の複数の出力装置が、設置場所又は出力方向を互いに異ならせて、物理空間内に設置されることが望ましい。これにより、物理空間内の任意の場所を出力場所として通知情報を出力することが可能となるためである。
<<3.技術的特徴>>
以下、情報処理システム100の技術的特徴について詳細に説明する。
<3.1.各種情報の内容>
(1)空間情報
空間情報取得部121は、入力部110により入力された情報に基づいて、空間情報を取得する。以下、空間情報について説明する。
空間情報は、物理空間内の実物体の種類及び配置を示す情報を含み得る。また、空間情報は、実物体の識別情報を含み得る。例えば、空間情報取得部121は、撮像画像を画像認識することにより、これらの情報を取得する。他にも、空間情報取得部121は、物理空間内の実物体に付されたRFIDタグの読み取り結果に基づいて、これらの情報を取得してもよい。また、空間情報取得部121は、ユーザ入力に基づいて、これらの情報を取得してもよい。なお、物理空間内の実物体としては、壁、床及び家具等が挙げられる。
空間情報は、空間の形状を示す三次元情報を含み得る。空間の形状を示す三次元情報は、物理空間内の実物体により規定される空間の形状を示す情報である。例えば、空間情報取得部121は、深度情報に基づいて、空間の形状を示す三次元情報を取得する。物理空間内の実物体の種類及び配置を示す情報、並びに実物体の識別情報が取得可能である場合には、空間情報取得部121は、かかる情報を加味して、空間の形状を示す三次元情報を取得してもよい。
空間情報は、空間を形成する面(例えば、壁、床、及び家具等の実物体の表面)の材質、色、又はテクスチャ等の情報を含み得る。例えば、空間情報取得部121は、撮像画像を画像認識することにより、これらの情報を取得する。物理空間内の実物体の種類及び配置を示す情報、並びに実物体の識別情報が取得可能である場合には、空間情報取得部121は、かかる情報を加味して、これらの情報を取得してもよい。
空間情報は、物理空間の明るさ、温度及び湿度等の、物理空間内の状態に関する情報も含み得る。例えば、空間情報取得部121は、環境情報に基づいて、これらの情報を取得する。
空間情報は、上記説明した情報の少なくともいずれかを含む。
(2)ユーザ情報
ユーザ情報取得部122は、入力部110により入力された情報に基づいて、ユーザ情報を取得する。以下、ユーザ情報について説明する。
ユーザ情報は、物理空間内にユーザが存在するか否か、物理空間内に存在するユーザの人数、及び個々のユーザの識別情報を含み得る。例えば、ユーザ情報取得部122は、撮像画像に含まれるユーザの顔部分を画像認識することで、これらの情報を取得する。
ユーザ情報は、ユーザの属性情報を含み得る。属性情報とは、年齢、性別、仕事、家族構成、又は友人関係等の、ユーザの属性を示す情報である。例えば、ユーザ情報取得部122は、撮像画像に基づいて、又は属性情報を記憶したデータベースにユーザの識別情報を用いて問い合わせることで、ユーザの属性情報を取得する。
ユーザ情報は、ユーザの位置を示す情報を含み得る。例えば、ユーザ情報取得部122は、撮像画像及び深度情報に基づいて、ユーザの位置を示す情報を取得する。
ユーザ情報は、ユーザの姿勢を示す情報を含み得る。例えば、ユーザ情報取得部122は、撮像画像、深度情報及び慣性情報に基づいて、ユーザの姿勢を示す情報を取得する。ユーザの姿勢とは、立ち止まっている、立っている、座っている又は寝転がっている等の身体全体の姿勢を指していてもよいし、顔、胴体、手、足又は指等の身体の部分的な姿勢を指していてもよい。
ユーザ情報は、ユーザの動作を示す情報を含み得る。例えば、ユーザ情報取得部122は、撮像装置又は撮像装置とマーカーとを用いる光学式、ユーザに装着された慣性センサを用いる慣性センサ式、又は深度情報を用いる方式等の任意の方式でユーザの動作を認識することにより、ユーザの動作を示す情報を取得する。ユーザの動作とは、移動等の身体全体を用いる動作を指していてもよいし、手によるジェスチャ等の身体を部分的に用いる動作を指していてもよい。また、ユーザ情報として、図1を参照して上記説明したような、物理空間の任意の面にマッピングして表示された画面へのユーザ入力も、ユーザの動作を示す情報として取得される。
ユーザ情報は、ユーザが音声入力した情報を含み得る。例えば、ユーザ情報取得部122は、ユーザの話声を音声認識することにより、かかる情報を取得し得る。
ユーザ情報は、上記説明した情報の少なくともいずれかを含む。
(3)設定情報
設定部130は、第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、当該通知情報の物理空間における出力場所、及び当該通知情報を出力する条件である通知条件を含む設定情報を設定する機能を有する。以下、設定情報について詳しく説明する。
・通知情報
通知情報は、出力部160により出力可能な、任意の形式の情報を含む。
通知情報は、視覚的な情報を含み得る。視覚的な情報としては、テキスト及び画像(静止画像/動画像)等が挙げられる。
通知情報は、聴覚的な情報を含み得る。聴覚的な情報としては、音声が挙げられる。
他にも、通知情報は、振動、力覚、温度又は電気刺激等の触覚的な情報、又は香り等の嗅覚的な情報を含み得る。
通知情報は、複数種類の情報を組み合わせて含んでいてもよい。例えば、通知情報は、テキストと画像と音声との組み合わせを含んでいてもよい。
・出力場所
出力場所は、物理空間における絶対的な場所として、又は第2のユーザを基準とする相対的な場所として設定される。
物理空間における絶対的な場所は、例えば、特定の壁面又は特定の家具の表面等である。設定部130は、物理空間の三次元情報における特定の場所に対応する座標を指定することにより、物理空間における絶対的な場所を出力場所として設定する。
第2のユーザを基準とする相対的な場所は、例えば、第2のユーザの視線の先の面、第2のユーザの移動経路上の床、又は第2のユーザの体表面等である。設定部130は、第2のユーザの位置及び/又は姿勢を基準とする相対座標を指定することにより、第2のユーザを基準とする相対的な場所を出力場所として設定する。この場合、物理空間における第2のユーザの位置、姿勢又は動作に関わらず、第2のユーザが気付きやすい場所に通知情報を出力させることが可能となる。
・通知条件
通知条件は、第2のユーザを特定する情報を含み、物理空間における第2のユーザの位置、姿勢若しくは動作、物理空間の状態、又は時間の少なくともいずれかに関する条件を含む。
第2のユーザを特定する情報とは、通知情報の通知先となるユーザを特定するための情報である。そのような情報としては、ユーザの識別情報が挙げられる。この場合、識別情報により特定されるユーザを、静的に第2のユーザとすることができる。他にも、第2のユーザを特定する情報は、ユーザの属性又は状態を特定する情報であってもよい。この場合、物理空間にいるユーザのうち、例えば男性である又は疲れた様子である等の任意のユーザを、動的に第2にユーザとすることができる。また、第2のユーザを特定する情報として、全ユーザを特定する情報が設定されてもよい。この場合、不特定のユーザを通知情報の通知先にすることができる。
物理空間における第2のユーザの位置、姿勢又は動作に関する通知条件とは、第2のユーザが、物理空間の所定の位置にいること、所定の姿勢になること、又は所定の動作を行うこと等である。本条件により、例えば廊下若しくは玄関といった特定の場所を通過したタイミング、靴を履くために屈んだタイミング、又は特定の実物体を触ったタイミング等の任意のタイミングで、通知情報が通知されるようになる。
物理空間の状態に関する通知条件とは、物理空間の温度、明度又は物理空間内の実物体の配置等の状態が所定の状態になることである。本条件により、例えば物理空間の温度が著しく低くなった場合、又は物理空間の明かりが消えた場合等の任意のタイミングで、通知情報が通知されるようになる。
時間に関する通知条件とは、時刻が所定の時刻になること、所定の時間が経過したこと等である。本条件により、例えば起床時刻になった場合等の任意のタイミングで、通知情報が通知されるようになる。
これらの条件は、組み合わせて設定されてもよい。例えば、第2のユーザの位置と時間とを組み合わせることで、第2のユーザが特定の実物体を触ってから所定時間経過後に通知情報が通知されるよう、通知条件を設定することが可能となる。
このように、第1のユーザは、第2のユーザに通知情報が通知されるタイミングを、高い自由度で設定することができる。
典型的には、第1のユーザと第2のユーザとは異なる人物である。この場合、異なるユーザ間で、コミュニケーションをとることが可能となる。例えば、第1のユーザと第2のユーザとの関係性としては、親と子、兄と弟、又は友達同士といった関係性が想定される。また、第1のユーザ及び第2のユーザは、それぞれ1人であってもよいし、それぞれ複数人であってもよいし、いずれか一方が1人で他方が複数人であってもよい。
第1のユーザと第2のユーザとは同一人物であってもよい。この場合、ユーザは、自分自身に情報を通知するよう設定することが可能である。自分自身へ通知される情報としては、翌日の予定、アラーム時刻の設定、出かける前の忘れ物チェックリスト等が挙げられる。ユーザは、従来は手帳又はスマートフォン等の端末装置で管理されていたこれらの情報を、手帳を開いたり端末装置を操作したりせずとも、認識することが可能となる。よって、ユーザは、情報の確認漏れを防ぐことが可能となる。また、ユーザは、手書きでメモを残したり端末装置に録音したりする手間を削減することができる。
<3.2.設定情報の設定処理>
以下では、設定情報の設定処理について詳しく説明する。
・第1のユーザによる設定
設定情報は、第1のユーザにより設定されてもよい。
例えば、取得部120は、設定画面へのユーザ入力に基づいて設定情報を設定する。
設定画面は、物理空間の任意の面にマッピングして表示されてもよい。例えば、設定部130は、プロジェクタにより物理空間に投影された設定画面に対する第1のユーザの動作に基づいて、設定情報を設定する。以下、図3及び図4を参照して、その一例を説明する。
図3及び図4は、本実施形態に係る情報処理システム100により提供されるUI(User Interface)の一例を説明するための図である。図3及び図4に示した物理空間40には、壁41に囲まれており、内部にテーブル42、4脚の椅子43、ローボード45及びローボード45上のテレビ受像機(以下、TVとも称する)46が配置されている。図3に示した例では、壁41に、設定画面22がマッピングして表示(例えば、投影)されている。第1のユーザ11は、設定画面22をタッチすることで、設定情報を入力する。図4に示した例では、テーブル42の天面42aに、設定画面23がマッピングして表示(例えば、投影)されている。第1のユーザ11は、設定画面23をタッチすることで、設定情報を入力する。図3及び図4を参照して説明した例では、第1のユーザ11は、物理空間40にマッピングして表示された画面に指で情報を入力することで、設定情報を設定可能である。そのため、第1のユーザ11は、スマートフォン等の端末装置に専用のアプリケーションをインストールしたり、操作したりする手間を省略することができる。
ここで、かかる設定画面は、第1のユーザのユーザ情報に基づいて表示が開始される。例えば、第1のユーザが指を指した方向にある実物体、タッチした実物体、又は音声で指定した実物体にマッピングして、設定画面が表示される。ここで、第1のユーザの動作が設定画面の表示を意図した動作なのか否かを判定するために、所定の条件が設定されてもよい。所定の条件としては、例えば数秒間同じ場所をタッチし続ける、特定の合言葉を発話する、といったことが挙げられる。このような条件により、意図せず設定画面が表示されることを防止することができる。
設定画面は、スマートフォン等の端末装置に表示されてもよい。この場合、設定部130は、端末装置に表示された設定画面への第1のユーザの入力に基づいて、設定情報を設定する。この場合、第1のユーザは、遠隔地から設定情報を設定することができる。
なお、設定部130は、設定画面への入力以外にも、物理空間における第1のユーザによる音声入力に基づいて、設定情報を設定してもよい。
−出力場所の設定
設定部130は、物理空間において第1のユーザが指定した場所を出力場所として、設定情報を設定してもよい。例えば、物理空間において第1のユーザが指を指した方向にある実物体、タッチした実物体、又は音声で指定した実物体を出力場所とする設定情報が設定される。これにより、第1のユーザは、直観的に出力場所を設定することができる。
設定部130は、物理空間の俯瞰図を含む設定画面において第1のユーザが指定した場所を出力場所として、設定情報を設定してもよい。設定部130は、物理空間内の実物体の種類及び配置を示す情報、及び物理空間の三次元情報等の空間情報に基づいて、物理空間の俯瞰図を含む設定画面を生成する。俯瞰図は、典型的には間取り図である。設定部130は、かかる設定画面において第1のユーザが指定した場所を、出力場所とする設定情報を設定する。これにより、第1のユーザは、物理空間を俯瞰しながら出力場所を設定することができる。
物理空間の俯瞰図を含む設定画面は、端末装置により表示されてもよい。その場合、当該端末装置への第1のユーザの入力に基づいて、出力場所が設定される。詳しくは、設定部130は、俯瞰図において第1のユーザが指定した場所に対応する物理空間における場所を出力場所として、設定情報を設定する。第1のユーザは、遠隔地から物理空間を俯瞰しながら出力場所を設定することができる。以下、一例として、端末装置を用いて出力場所を設定するUIについて、図5を参照して説明する。
図5は、本実施形態に係る情報処理システム100により提供されるUIの一例を説明するための図である。図5に示すように、スマートフォン200のディスプレイ210に、物理空間40の俯瞰図を含む設定画面50が表示されている。設定画面50は、壁51、テーブル52、テーブル52の周囲に配置された4脚の椅子53、キャビネット54、ローボード55、ローボード55上に配置されたTV56、及びソファー57が配置された俯瞰図を含む。当該俯瞰図は、図3及び図4に示した物理空間40の俯瞰図である。詳しくは、壁41は壁51に対応し、テーブル42はテーブル52に対応し、椅子43は椅子53に対応し、ローボード45はローボード55に対応し、TV46はTV56に対応する。ユーザは、設定画面50において出力場所を指定することができる。図5に示した例では、テーブル52の天面が、出力場所として指定されており、出力場所が指定されたことを示す情報58が表示されている。この場合、図3及び図4に示したテーブル42の天面42aに、通知情報が表示されることとなる。
−通知情報及び通知条件の設定
設定部130は、第1のユーザの指示に基づいて通知情報及び通知条件を設定する。例えば、設定部130は、通知情報及び通知条件を設定するための設定画面を表示し、かかる設定画面へのユーザ操作に基づいて、通知情報及び通知条件を設定する。以下、図6を参照して、通知情報及び通知条件を設定するための設定画面の一例を説明する。
図6は、本実施形態に係る情報処理システム100により提供されるUIの遷移の一例を説明するための図である。図6に示すように、まず、情報の種類を入力するための設定画面60が表示される。設定画面60において第1のユーザがテキストを選択した場合、テキストを入力するための設定画面61が表示される。設定画面61では、テキスト入力が可能であると共に、テキストと共に表示される画像も設定可能である。一方で、設定画面60において第1のユーザが音声メモを選択した場合、音声を入力するための設定画面62が表示される。設定画面62が表示されている間に第1のユーザが音声を発すると、かかる音声が通知情報として設定される。設定画面62では、音声の入力が可能であると共に、音声の出力と共に表示される画像も設定可能である。設定画面61又は設定画面62における設定が完了すると、表示タイミング(即ち、通知条件)を設定するための設定画面63が表示される。かかる設定画面63において、第1のユーザは、通知条件を設定する。
ここで、通知条件の判定対象の場所は、上記説明した出力場所と同様の方法で設定されてもよい。通知条件の判定対象の場所とは、通知条件が満たされるか否かの判定対象となる場所である。例えば、第2のユーザが特定の場所に移動することが通知条件である場合には、かかる特定の場所が通知条件の判定対象の場所である。なお、出力場所、通知条件の判定対象の場所、及び設定画面が表示される場所は、異なっていてもよいし、2以上の場所が同一であってもよい。
例えば、設定部130は、物理空間において第1のユーザが指定した場所を通知条件の判定対象の場所として、設定情報を設定してもよい。また、設定部130は、物理空間の俯瞰図を含む設定画面において第1のユーザが指定した場所を通知条件の判定対象の場所として、設定情報を設定してもよい。
−設定済みの設定情報を示す情報の出力
出力制御部150は、設定済みの設定情報を示す情報を出力するよう出力部160を制御してもよい。具体的には、出力制御部150は、設定済みの設定情報に含まれる、通知情報、出力場所又は通知条件の少なくともいずれかを示す情報を出力するよう出力部160を制御する。これにより、第1のユーザは、どのような設定情報を設定したかを確認することが可能である。また、第2のユーザは、どのような通知情報の通知を、どの場所で、どのような条件で受けることができるかを認識し、能動的に通知条件を満たす行動をとることが可能である。
設定済みの設定情報を示す情報は、当該設定情報において設定された出力場所にマッピングして表示されてもよい。これにより、ユーザは、物理空間のどの場所において通知情報が出力されるかを直観的に認識することが可能である。
設定済みの設定情報を示す情報は、俯瞰図を含む設定画面に含まれて表示されてもよい。例えば、当該俯瞰図を含む設定画面では、設定済みの設定情報を示す情報が、設定された出力場所に対応する場所に配置される。このUI例を、図7を参照して説明する。
図7は、本実施形態に係る情報処理システム100により提供されるUIの一例を説明するための図である。図7に示すように、スマートフォン200のディスプレイ210に、物理空間40の俯瞰図を含む設定画面50が表示されている。ユーザは、設定画面50において設定情報を設定することができる。設定画面50には、設定済みの設定情報を示す標識59A〜59Cが配置されている。標識59Aに含まれる音符の記号は、通知情報が音声を含むことを示しており、標識59Aがテーブル52に対応付けて配置されていることは、物理空間内のテーブルが出力場所として設定されていることを示している。標識59Bに含まれる音符の記号は、通知情報が音声を含むことを示しており、標識59Bがキャビネット54に対応付けて配置されていることは、物理空間内のキャビネットが出力場所として設定されていることを示している。標識59Cに含まれる文書の記号は、通知情報がテキストを含むことを示しており、標識59Cがソファー57に対応付けて配置されていることは、物理空間内のソファーが出力場所として設定されていることを示している。このような設定画面により、ユーザは、どのような設定情報がどの場所を出力場所として設定されているかを、一目で確認することが可能である。このことは、多数の設定情報が設定された場合に、ユーザの利便性を特に向上させる。
なお、上記では、出力場所に関して説明したが、通知条件の判定対象の場所に関しても同様のUIが提供され得る。即ち、設定済みの設定情報を示す情報は、当該設定情報において設定された通知条件の判定対象の場所にマッピングして表示されてもよい。これにより、ユーザは、物理空間のどの場所において通知条件が判定されるかを直観的に認識することが可能である。また、俯瞰図を含む設定画面では、設定済みの設定情報において設定された通知情報を示す情報が、設定された通知条件の判定対象の場所に対応する場所に配置されてもよい。このような設定画面により、ユーザは、物理空間のどの場所において通知条件が判定されるかを、一目で確認することが可能である。
・自動的な設定
設定部130は、第1のユーザによる入力を経ずに設定情報を設定してもよい。例えば、設定部130は、通知情報、通知条件又は出力場所の少なくともいずれかを、第1のユーザによる入力を経ずに設定してもよい。
設定部130は、出力場所に対応する通知情報を含む設定情報を設定してもよい。例えば、設定部130は、玄関を出力場所とする通知情報として天気又は道路情報を設定し、リビングルームを出力場所とする通知情報として地震速報を設定し、玄関に続く廊下を出力場所とする通知情報としてキッチンの火を消すよう促す情報を設定する。これにより、第1のユーザにかかる設定情報の設定負荷が軽減される。
・処理の流れ
続いて、図8を参照して、設定情報の設定処理の流れの一例を説明する。
図8は、本実施形態に係る情報処理システム100により実行される設定情報の設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、まず、取得部120は、空間情報及びユーザ情報を取得する(ステップS102)。詳しくは、空間情報取得部121は、入力部110により入力された入力情報に基づいて、空間情報を取得する。また、ユーザ情報取得部122は、入力部110により入力された入力情報に基づいて、第1のユーザのユーザ情報を取得する。これらの情報は、記憶部140に記憶される。
次いで、設定部130は、ユーザ入力に基づいて設定情報を設定する(ステップS104)。例えば、設定部130は、物理空間の任意の面にマッピングして表示された設定画面、又は端末装置に表示された設定画面へのユーザ入力に基づいて、設定情報を設定する。
次に、設定部130は、設定情報の設定が完了したか否かを判定する(ステップS106)。完了していないと判定された場合(ステップS106/NO)、処理は再度ステップS102に戻る。完了したと判定された場合(ステップS106/YES)、記憶部140は、設定情報をDBに記憶する(ステップS108)。
以上説明した処理により、記憶部140に記憶される空間情報、ユーザ情報及び設定情報は、最新のものに更新される。
<3.3.通知情報の出力処理>
以下では、通知情報の出力処理について詳しく説明する。
出力制御部150は、設定部130により設定された設定情報に基づいて、当該設定情報において設定された通知条件が満たされた場合に、設定された出力場所に、設定された通知情報を出力するよう出力部160を制御する。詳しくは、まず、出力制御部150は、記憶部140を参照して、ひとつ以上の設定済みの設定情報を読み出し、その各々について通知条件が満たされるか否かを判定する。出力制御部150は、通知条件が満たされるか否かを、第2のユーザのユーザ情報又は空間情報の少なくともいずれかに基づいて判定する。そして、出力制御部150は、通知条件が満たされる場合に、通知条件を満たした設定情報において設定された出力場所に、設定された通知情報を出力するよう、出力部160を制御する。その一例を、図9を参照して説明する。
図9は、本実施形態に係る情報処理システム100により提供されるUIの一例を説明するための図である。図9に示した物理空間40は、図3〜図5を参照して説明した物理空間40と同一である。例えば、第1のユーザ11は、第2のユーザ12が物理空間40のテーブル42の近くに移動してきたタイミングで壁41に通知情報が出力されるよう、設定情報を設定したものとする。この場合、図9に示すように、第2のユーザ12が物理空間40のテーブル42の近くに移動してきたタイミングで、設定された通知情報を含む画面24が壁41に表示される。
出力場所の制御は、例えば設置場所又は出力方向の異なる複数の出力装置のうち、通知情報を出力させる出力装置を選択することにより、実現され得る。例えば、出力場所の制御は、投影方向の異なる複数の固定型のプロジェクタのうち、通知情報を出力させるプロジェクタを選択することにより、実現される。
出力場所の制御は、出力場所を変更するよう出力装置を制御することにより、実現され得る。例えば、視覚的な情報に関する出力場所の制御は、例えばムービングプロジェクタを駆動させて投影方向を変更させることにより実現され得る。聴覚的な情報に関する出力場所の制御は、例えば指向性スピーカの指向性を変更する、超音波スピーカを用いる、又は波面合成の技術を用いることにより実現され得る。
・通知情報の内容の変更
出力制御部150は、第2のユーザのユーザ情報又は空間情報の少なくともいずれかに基づいて、通知情報の内容を変更してもよい。出力制御部150は、ユーザの属性又は状態に応じて通知情報の内容を変更し得る。例えば、出力制御部150は、第2のユーザが外国人である場合には通知情報に含まれるテキストを第2のユーザの母国語に翻訳し、第2のユーザが子供である場合には通知情報に含まれるテキストを子供にも理解可能な内容に変更する。また、出力制御部150は、通知情報がマッピングして表示される実物体に応じて通知情報の内容を変更し得る。例えば、出力制御部150は、通知情報がマッピングして表示される領域が小さく、十分な表示面積が確保できない場合には、通知情報を簡略化する。このような通知情報の内容の変更により、第2のユーザは、より快適に通知情報を認識することが可能となる。
出力制御部150は、通知情報の内容を出力時点の情報に更新してもよい。例えば、出力制御部150は、Web等にアクセスして、通知情報の内容を最新の情報に更新する。これにより、天気又は道路情報等の時間に応じて変化する情報について、最新の情報を第2のユーザに提供することが可能となる。
・出力モーダルの選択
出力制御部150は、第2のユーザのユーザ情報又は空間情報の少なくともいずれかに基づいて、通知情報を出力させる出力装置の種類を選択してもよい。例えば、出力制御部150は、第2のユーザが大人である場合には、通知情報に含まれるテキストを文字列として出力すべく、出力装置として表示装置を選択する。一方で、出力制御部150は、第2のユーザが子供である場合には、通知情報に含まれるテキストを音声として出力すべく、出力装置として音声出力装置を選択する。また、例えば、出力制御部150は、物理空間における騒音レベルが高く音声の聞き取りが困難な場合には、通知情報に含まれる音声をテキストに変換して文字列として出力すべく、出力装置として表示装置を選択する。一方で、出力制御部150は、物理空間における騒音レベルが低い場合には、通知情報に含まれる音声をそのまま出力すべく、出力装置として音声出力装置を選択する。このような出力装置の選択により、第2のユーザは、より快適に通知情報を認識することが可能となる。
・通知前の確認
出力制御部150は、通知条件が満たされた場合であって、通知情報の出力に第2のユーザが同意した場合に、通知情報を出力するよう出力部160を制御してもよい。例えば、出力制御部150は、通知条件が満たされた場合に、通知情報の出力に同意するか否かを問う画面又は音声ガイダンスを出力するよう出力部160を制御する。出力制御部150は、同意が得られた場合に通知情報を出力させ、同意が得られなかった場合は通知情報を出力させない。これにより、第2のユーザは、能動的に且つ選択的に通知情報の通知を受けることが可能となる。
・フィードバック
出力制御部150は、出力された通知情報に対する第2のユーザの反応を示す情報を第1のユーザに対して出力するよう出力部160を制御してもよい。第2のユーザの反応を示す情報とは、情報の通知を受けたか否か、及び通知された情報に対する返事等である。設定部130は、第2のユーザの反応示す情報を第1のユーザに対する通知情報として、設定情報を設定してもよい。これにより、第1のユーザが物理空間に戻ってきたタイミング等で、第2のユーザの反応を示す情報が第1のユーザに出力される。これにより、第1のユーザから第2のユーザへの一方向のコミュニケーションだけでなく、双方向のコミュニケーションが実現される。
・その他
記憶部140は、通知情報の出力が済んだ設定情報に関しては、削除してもよいし、残してもよい。また、記憶部140は、通知情報の出力回数が所定の閾値に到達した場合に設定情報を削除してもよいし、所定期間が経過した場合に設定情報を削除してもよい。
・処理の流れ
続いて、図10を参照して、通知情報の出力処理の流れの一例を説明する。
図10は、本実施形態に係る情報処理システム100により実行される通知情報の出力処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、取得部120は、空間情報及びユーザ情報を取得する(ステップS202)。詳しくは、空間情報取得部121は、入力部110により入力された入力情報に基づいて、空間情報を取得する。また、ユーザ情報取得部122は、入力部110により入力された入力情報に基づいて、第2のユーザのユーザ情報を取得する。これらの情報は、記憶部140に記憶される。
次いで、出力制御部150は、通知条件が満たされる設定情報があるか否かを判定する(ステップS204)。詳しくは、出力制御部150、記憶部140に記憶されたひとつ以上の設定情報を読み出し、その各々について通知条件が満たされるか否かを、空間情報又はユーザ情報の少なくともいずれかに基づいて判定する。通知条件が満たされる設定情報がないと判定された場合(ステップS204/NO)、処理は再度ステップS202に戻る。
一方で、通知条件が満たされる設定情報があると判定された場合(ステップS204/YES)、出力制御部150は、通知条件が満たされた設定情報に基づき、設定された出力場所で、設定された通知情報を出力する(ステップS206)。その際、出力制御部150は、通知情報の内容の変更、出力モーダルの選択、及び/又は通知前の確認等を実行してもよい。また、通知情報の出力後、出力制御部150は、第1のユーザへのフィードバックを行ってもよい。
次に、記憶部140は、設定情報のDBを更新する(ステップS208)。例えば、記憶部140は、通知情報の出力が済んだ設定情報を削除する。
<<4.適用例>>
以下では、情報処理システム100の適用例を説明する。
(1)日常生活の利便性を向上させる適用例
例えば、情報処理システム100は、第2のユーザがソファーに座ったタイミングで「ゴミを捨ててきて」という音声を再生する。このように、第1のユーザは、日常生活の中で第2のユーザに実行して欲しい行動を促すことができる。また、情報処理システム100は、玄関といった、外出時に必ず立ち止まる場所に第2のユーザが移動したタイミングで、ドア部分等の気づきやすい場所に、外出時の持ち物リスト等を表示する。これにより、忘れ物が防止される。
(2)危険な行動を防ぐ適用例
例えば、情報処理システム100は、キッチン等の子供が近寄ると危ない場所の近くに子供が近づいたタイミングで、近づいてはいけないことを音声又はテキストで出力する。これにより、子供を別の方向へ誘導して、危険から守ることができる。また、情報処理システム100は、高いところに置かれた花瓶又は植物といった落下の危険性のある実物体にユーザが近づいた又は手を伸ばそうとしたタイミングで、警告を出力する。これにより、不特定のユーザを危険から守ることができる。
(3)情報の確認漏れの防止
例えば、情報処理システム100は、翌日の予定、アラーム時刻の設定、出かける前の忘れ物チェックリスト等を、第2のユーザが寝室のベッドに寝転んだタイミング又はリビングのソファーに座ったタイミングで表示する。これにより、従来は手帳又はスマートフォン等の端末装置で管理されていた情報を、第2のユーザは、手帳を開いたり端末装置を操作したりせずとも、認識することが可能となる。よって、第2のユーザは、情報の確認漏れを防ぐことが可能となる。
<<5.ハードウェア構成例>>
最後に、図11を参照して、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図11は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、図11に示す情報処理装置900は、例えば、図2にそれぞれ示した情報処理システム100を実現し得る。本実施形態に係る情報処理システム100による情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明するハードウェアとの協働により実現される。
図11に示すように、情報処理装置900は、CPU(Central Processing Unit)901、ROM(Read Only Memory)902、RAM(Random Access Memory)903及びホストバス904aを備える。また、情報処理装置900は、ブリッジ904、外部バス904b、インタフェース905、入力装置906、出力装置907、ストレージ装置908、ドライブ909、接続ポート911及び通信装置913を備える。情報処理装置900は、CPU901に代えて、又はこれとともに、電気回路、DSP若しくはASIC等の処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置900内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。CPU901は、例えば、図2に示す取得部120、設定部130及び出力制御部150を形成し得る。
CPU901、ROM902及びRAM903は、CPUバスなどを含むホストバス904aにより相互に接続されている。ホストバス904aは、ブリッジ904を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス904bに接続されている。なお、必ずしもホストバス904a、ブリッジ904および外部バス904bを分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置906は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチ及びレバー等、ユーザによって情報が入力される装置によって実現される。また、入力装置906は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理装置900の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器であってもよい。さらに、入力装置906は、例えば、上記の入力手段を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路などを含んでいてもよい。情報処理装置900のユーザは、この入力装置906を操作することにより、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
他にも、入力装置906は、ユーザに関する情報を検知する装置により形成され得る。例えば、入力装置906は、画像センサ(例えば、カメラ)、深度センサ(例えば、ステレオカメラ)、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、光センサ、音センサ、測距センサ、力センサ等の各種のセンサを含み得る。また、入力装置906は、情報処理装置900の姿勢、移動速度等、情報処理装置900自身の状態に関する情報や、情報処理装置900の周辺の明るさや騒音等、情報処理装置900の周辺環境に関する情報を取得してもよい。また、入力装置906は、GNSS(Global Navigation Satellite System)衛星からのGNSS信号(例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号)を受信して装置の緯度、経度及び高度を含む位置情報を測定するGNSSモジュールを含んでもよい。また、位置情報に関しては、入力装置906は、Wi−Fi(登録商標)、携帯電話・PHS・スマートフォン等との送受信、または近距離通信等により位置を検知するものであってもよい。入力装置906は、例えば、図2に示す入力部110を形成し得る。
出力装置907は、取得した情報をユーザに対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置で形成される。このような装置として、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置、レーザープロジェクタ、LEDプロジェクタ及びランプ等の表示装置や、スピーカ及びヘッドホン等の音声出力装置や、プリンタ装置等がある。出力装置907は、例えば、情報処理装置900が行った各種処理により得られた結果を出力する。具体的には、表示装置は、情報処理装置900が行った各種処理により得られた結果を、テキスト、イメージ、表、グラフ等、様々な形式で視覚的に表示する。他方、音声出力装置は、再生された音声データや音響データ等からなるオーディオ信号をアナログ信号に変換して聴覚的に出力する。出力装置907は、例えば、図2に示す出力部160を形成し得る。
ストレージ装置908は、情報処理装置900の記憶部の一例として形成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置908は、例えば、HDD等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス又は光磁気記憶デバイス等により実現される。ストレージ装置908は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。このストレージ装置908は、CPU901が実行するプログラムや各種データ及び外部から取得した各種のデータ等を格納する。ストレージ装置908は、例えば、図2に示す記憶部140を形成し得る。
ドライブ909は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理装置900に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ909は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体に記録されている情報を読み出して、RAM903に出力する。また、ドライブ909は、リムーバブル記憶媒体に情報を書き込むこともできる。
接続ポート911は、外部機器と接続されるインタフェースであって、例えばUSB(Universal Serial Bus)などによりデータ伝送可能な外部機器との接続口である。
通信装置913は、例えば、ネットワーク920に接続するための通信デバイス等で形成された通信インタフェースである。通信装置913は、例えば、有線若しくは無線LAN(Local Area Network)、LTE(Long Term Evolution)、Bluetooth(登録商標)又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード等である。また、通信装置913は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ又は各種通信用のモデム等であってもよい。この通信装置913は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、例えばTCP/IP等の所定のプロトコルに則して信号等を送受信することができる。通信装置913は、例えば、図2に示す入力部110を形成し得る。本実施形態では、通信装置913は、物理空間内の実物体に付された、RFIDタグ等の無線方式の識別タグを読み取る。
なお、ネットワーク920は、ネットワーク920に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、ネットワーク920は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、ネットワーク920は、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
以上、本実施形態に係る情報処理装置900の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて実現されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより実現されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
なお、上述のような本実施形態に係る情報処理装置900の各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作製し、PC等に実装することが可能である。また、このようなコンピュータプログラムが格納された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信されてもよい。
<<6.まとめ>>
以上、図1〜図11を参照して、本開示の一実施形態について詳細に説明した。上記説明したように、本実施形態に係る情報処理システム100は、まず、第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、通知情報の物理空間における出力場所、及び通知情報を出力する条件である通知条件を含む設定情報を設定する。次いで、本実施形態に係る情報処理システム100は、設定された設定情報に基づいて、設定された通知条件が満たされた場合に設定された出力場所に設定された通知情報を出力する。例えば、第1のユーザは、第2のユーザの生活シーンにおける任意のタイミングで任意の場所に任意の情報を出力するよう設定することができ、第2のユーザは、第1のユーザにより設定されたタイミング及び場所で情報を受け取ることができる。このように、自由度の高い、物理空間を用いたコミュニケーション方法が実現される。自由度の高いコミュニケーション方法により、ユーザ間のコミュニケーションがより促進され、さらには誘発させることができる。また、情報処理システム100は、異なるユーザ間でのコミュニケーションに限定されず、同一のユーザ間での時間差のコミュニケーションも実現可能である。このようにして、情報処理システム100とユーザとの自由度の高いインタラクションが実現される。
通知情報が、物理空間において出力されるので、第2のユーザは、端末装置を操作する等の作業をすることなく、通知情報を容易に確認することができる。このため、第2のユーザの利便性が向上する。また、第1のユーザは、伝えたい情報を、伝えたいタイミングを逃すことなく第2のユーザに伝えることが可能である。さらに、コミュニケーションのために端末装置を操作する必要が無いので、デバイス依存性がない。そのため、ユーザ間で情報をシームレスに共有することができる。
通知情報は、設定されてから出力されるまでの間に時間差があってもよい。そのため、第1のユーザと第2のユーザとは、異なるタイムラインを共有することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書において説明した各装置は、単独の装置として実現されてもよく、一部または全部が別々の装置として実現されても良い。例えば、図2に示した情報処理システム100は、単独の装置として実現されてもよし、複数の装置群として実現されてもよい。例えば、物理空間に設置された入力部110及び出力部160とネットワーク等を介して接続されるサーバ装置に、取得部120、設定部130、記憶部140及び出力制御部150が含まれてもよい。
また、本明細書においてフローチャートを用いて説明した処理は、必ずしも図示された順序で実行されなくてもよい。いくつかの処理ステップは、並列的に実行されてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、前記通知情報の物理空間における出力場所、及び前記通知情報を出力する条件である通知条件を含む設定情報を設定する設定部と、
前記設定部により設定された前記設定情報に基づいて、前記通知条件が満たされた場合に、前記出力場所に前記通知情報を出力するよう出力装置を制御する出力制御部と、
を備える情報処理装置。
(2)
前記出力制御部は、前記第2のユーザの情報又は前記物理空間の情報の少なくともいずれかに基づいて、前記通知情報を出力させる前記出力装置の種類を選択する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記出力制御部は、前記第2のユーザの情報又は前記物理空間の情報の少なくともいずれかに基づいて、前記通知情報の内容を変更する、前記(1)又は(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記出力制御部は、前記通知情報の内容を出力時点の情報に更新する、前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(5)
前記出力制御部は、設定済みの前記設定情報を示す情報を、前記設定情報において設定された前記出力場所に出力するよう前記出力装置を制御する、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(6)
前記出力制御部は、前記通知情報の出力に前記第2のユーザが同意した場合に前記通知情報を出力するよう前記出力装置を制御する、前記(1)〜(5)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(7)
前記出力制御部は、出力された前記通知情報に対する前記第2のユーザの反応を示す情報を前記第1のユーザに対して出力するよう前記出力装置を制御する、前記(1)〜(6)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(8)
前記設定部は、前記物理空間における前記第1のユーザの動作に基づいて、前記設定情報を設定する、前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(9)
前記設定部は、前記物理空間において前記第1のユーザが指定した場所を、前記出力場所又は前記通知条件の判定対象の場所として、前記設定情報を設定する、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
前記設定部は、前記出力場所に対応する前記通知情報を含む前記設定情報を設定する、前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(11)
前記設定部は、前記物理空間の俯瞰図を含む画面において前記第1のユーザが指定した場所を、前記出力場所又は前記通知条件の判定対象の場所として、前記設定情報を設定する、前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(12)
前記俯瞰図を含む画面では、設定済みの前記設定情報を示す情報が、設定された前記出力場所に対応する場所に配置される、前記(11)に記載の情報処理装置。
(13)
前記俯瞰図を含む画面は、端末装置により表示され、前記端末装置への第1のユーザの入力に基づいて前記設定情報が設定される、前記(11)又は(12)に記載の情報処理装置。
(14)
前記出力場所は、前記第2のユーザを基準とする相対的な場所である、前記(1)〜(13)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(15)
前記通知条件は、前記第2のユーザを特定する情報を含み、前記物理空間における前記第2のユーザの位置若しくは動作、前記物理空間の状態、又は時間の少なくともいずれかに関する条件を含む、前記(1)〜(14)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(16)
前記第1のユーザと前記第2のユーザとは同一人物である、前記(1)〜(15)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(17)
前記出力装置は、投影装置を含み、
前記設定部は、前記投影装置により前記物理空間に投影された画面に対する前記第1のユーザの動作に基づいて、前記設定情報を設定する、前記(1)〜(16)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(18)
第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、前記通知情報の物理空間における出力場所、及び前記通知情報を出力する条件である通知条件を含む設定情報を設定することと、
設定された前記設定情報に基づいて、前記通知条件が満たされた場合に、前記出力場所に前記通知情報を出力するよう出力装置を制御することと、
を含む情報処理方法。
(19)
コンピュータを、
第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、前記通知情報の物理空間における出力場所、及び前記通知情報を出力する条件である通知条件を含む設定情報を設定する設定部と、
前記設定部により設定された前記設定情報に基づいて、前記通知条件が満たされた場合に、前記出力場所に前記通知情報を出力するよう出力装置を制御する出力制御部と、
として機能させるためのプログラム。
11 ユーザ、第1のユーザ
12 ユーザ、第2のユーザ
30 物理空間
40 物理空間
100 情報処理システム
110 入力部
120 取得部
121 空間情報取得部
122 ユーザ情報取得部
130 設定部
140 記憶部
150 出力制御部
160 出力部

Claims (19)

  1. 第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、前記通知情報の物理空間における出力場所、及び前記通知情報を出力する条件である通知条件を含む設定情報を設定する設定部と、
    前記設定部により設定された前記設定情報に基づいて、前記通知条件が満たされた場合に、前記出力場所に前記通知情報を出力するよう出力装置を制御する出力制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記出力制御部は、前記第2のユーザの情報又は前記物理空間の情報の少なくともいずれかに基づいて、前記通知情報を出力させる前記出力装置の種類を選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出力制御部は、前記第2のユーザの情報又は前記物理空間の情報の少なくともいずれかに基づいて、前記通知情報の内容を変更する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記出力制御部は、前記通知情報の内容を出力時点の情報に更新する、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記出力制御部は、設定済みの前記設定情報を示す情報を、前記設定情報において設定された前記出力場所に出力するよう前記出力装置を制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記出力制御部は、前記通知情報の出力に前記第2のユーザが同意した場合に前記通知情報を出力するよう前記出力装置を制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記出力制御部は、出力された前記通知情報に対する前記第2のユーザの反応を示す情報を前記第1のユーザに対して出力するよう前記出力装置を制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記設定部は、前記物理空間における前記第1のユーザの動作に基づいて、前記設定情報を設定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記設定部は、前記物理空間において前記第1のユーザが指定した場所を、前記出力場所又は前記通知条件の判定対象の場所として、前記設定情報を設定する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記設定部は、前記出力場所に対応する前記通知情報を含む前記設定情報を設定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記設定部は、前記物理空間の俯瞰図を含む画面において前記第1のユーザが指定した場所を、前記出力場所又は前記通知条件の判定対象の場所として、前記設定情報を設定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記俯瞰図を含む画面では、設定済みの前記設定情報を示す情報が、設定された前記出力場所に対応する場所に配置される、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記俯瞰図を含む画面は、端末装置により表示され、前記端末装置への前記第1のユーザの入力に基づいて前記設定情報が設定される、請求項11に記載の情報処理装置。
  14. 前記出力場所は、前記第2のユーザを基準とする相対的な場所である、請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記通知条件は、前記第2のユーザを特定する情報を含み、前記物理空間における前記第2のユーザの位置若しくは動作、前記物理空間の状態、又は時間の少なくともいずれかに関する条件を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 前記第1のユーザと前記第2のユーザとは同一人物である、請求項1に記載の情報処理装置。
  17. 前記出力装置は、投影装置を含み、
    前記設定部は、前記投影装置により前記物理空間に投影された画面に対する前記第1のユーザの動作に基づいて、前記設定情報を設定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  18. 第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、前記通知情報の物理空間における出力場所、及び前記通知情報を出力する条件である通知条件を含む設定情報を設定することと、
    設定された前記設定情報に基づいて、前記通知条件が満たされた場合に、前記出力場所に前記通知情報を出力するよう出力装置を制御することと、
    を含む情報処理方法。
  19. コンピュータを、
    第1のユーザから第2のユーザへの通知情報、前記通知情報の物理空間における出力場所、及び前記通知情報を出力する条件である通知条件を含む設定情報を設定する設定部と、
    前記設定部により設定された前記設定情報に基づいて、前記通知条件が満たされた場合に、前記出力場所に前記通知情報を出力するよう出力装置を制御する出力制御部と、
    として機能させるためのプログラム。
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