JP2020021535A - アクチュエータユニットおよび安全スイッチ - Google Patents
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Abstract
Description
<第1の実施例>
図1ないし図6は、本発明の第1の実施例によるアクチュエータユニットを示している。図1、図3はアクチュエータユニットを備えた安全スイッチの正面概略図、図4ないし図6はアクチュエータユニットの正面概略図、図2は図1のII-II線断面図である。説明の便宜上、図2を除く各図において、図左右方向を前後方向、図上下方向を上下方向と呼称することにする。
可動扉Dの閉塞状態(図1)においては、上述したように、可動扉D側のアクチュエータユニット2のスライドベース2Bが固定ベース2Aに対して前方(同図左方)にスライド移動しており、閂部材23が閂受け部30に挿入されるとともに、アクチュエータ20が壁W側のスイッチ本体3に接近した接近位置に配置され、スイッチ本体3の開孔(図示せず)を通ってその内部に挿入されている。この挿入の際には、遮蔽部24aは先端の屈曲部24a1がアクチュエータ20の前方から退避した退避位置におかれているので、アクチュエータ20のスイッチ本体3への挿入は円滑に行われる。
図7ないし図9は、本発明の第2の実施例によるアクチュエータユニットを示しており、これらの図はいずれもアクチュエータユニットの正面概略図である。各図中、前記第1の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。また、前記第1の実施例と同様に、各図左右方向を前後方向と呼称し、各図上下方向を上下方向と呼称することにする。
可動扉の閉塞状態においては、前記第1の実施例と同様に、アクチュエータユニット2のスライドベース2Bが固定ベース2Aに対して前方にスライド移動しており(図7参照)、アクチュエータ20がスイッチ本体に接近した接近位置に配置されてスイッチ本体の内部に挿入されている。この挿入の際には、アクチュエータ20は前後方向に配向した向きにおかれているので、アクチュエータ20のスイッチ本体への挿入は円滑に行われる。
前記第1の実施例では、遮蔽部24aが遮蔽位置および退避位置間で角度α(<90°)回動する、つまり遮蔽部24aの回動角(揺動角)が鋭角の場合を例にとって説明したが、遮蔽部24aの回動角は、リング状部24の取付位置、遮蔽部24aの長さ、アクチュエータ20の長さ等に応じて適宜設定される。したがって、遮蔽部24aの回動角は鋭角でなくてもよい。
前記第1の実施例では、遮蔽部24aがスライドベース2Bに設けられるとともに、上下方向の面内(つまり鉛直面内)で回動するように設けられた例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。遮蔽部24aは固定ベース2Aに設けられていてもよい。また、遮蔽部24aは、水平面内で回動するように設けられていてもよい。さらに、遮蔽部24aは、回動のような円運動に限らず、直線運動するものでもよい。
図11に示す例では、遮蔽部24aが固定ベース2Aに設けられていて、同図実線に示す遮蔽位置と、同図一点鎖線に示す退避位置との間でキー22aの操作により回動(揺動)可能になっている。この例では、遮蔽部24aの回動角(揺動角)γは鋭角になっている。なお、この場合には、スライドベース2Bが前方にスライド移動する際の妨げにならないように、遮蔽部24aが少なくとも退避位置に配置されている際には、遮蔽部24aおよび錠前22の通過を許容する溝をスライドベース2Bに設ける等の工夫が必要である。
前記第2の実施例では、アクチュエータ20が鉛直面内で回動して向きを変えることにより変位する例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。本発明においては、アクチュエータ20が水平面内で向きを変えるようにしてもよい。
図14に示す例では、アクチュエータ20がスライドベース2Bの下部に設けられていて、同図一点鎖線に示すように前方に配向した向きと、同図実線に示すように後方に配向した向きとの間でキー22aの操作により紙面垂直方向の面内(つまり水平面内)で回動するようになっている。この場合のアクチュエータ20の回動角は180°である。
前記第2の実施例では、アクチュエータ20が回動中心の回りを回動して向きを変えることにより変位する例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。本発明においては、アクチュエータ20がスライドして位置を変えることにより変位するようにしてもよい。
図15に示す例では、アクチュエータ20が、キー22aの操作により、同図一点鎖線に示すように下方に移動してスイッチ本体の開孔と対向する下方位置と、同図実線に示すように上方に移動した上方位置との間でスライドするようになっている。すなわち、この場合には、アクチュエータ20は、スライド移動の前後で向きが変わらず前後方向に沿って配向したままであるが、スライド移動によってその位置が変位している。
前記第2の実施例では、第2のスライドベース2B2が回動中心の回りを90°回動可能に設けられていることにより、回転ベースとしての第2のスライドベース2B2が90°の範囲で双方向に回転可能な回動ベースとして機能している例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。
前記第1および第2の実施例では、アクチュエータ20がスイッチ本体3に挿入されてスイッチ本体の内部の部品に機械的に接触することでスイッチ本体の内部の接点が切り替わるようにした例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。
前記第1の実施例では、キー22aの操作で遮蔽部24aを回動させることにより、遮蔽部24aをアクチュエータ20に対して遮蔽位置または退避位置に移動させるようにした例を示し、前記第2の実施例では、キー22aの操作によりアクチュエータ20の向きを変位させるようにした例を示したが、本発明の適用は、キー22aのようなメカニカルキーを用いたものには限定されない。
前記第1および第2の実施例において、スライドベース2Bが接近位置(図1)から離反位置(図3)に移動した際にスライドベース2Bが固定ベース2Aに対して自動的にロックされるようなオートロック機構を設けるようにしてもよい。
前記第1および第2の実施例では、本発明による安全スイッチ1が、可動扉Dと壁(または固定扉)Wとの組合せに適用された例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。本発明は、可動扉同士の組合せにも適用可能であり、またスライド扉に限らず、回動扉にも適用可能である。
前記各実施例および前記各変形例では、本発明によるアクチュエータユニットが安全スイッチに適用された例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。本発明は、安全スイッチの他にリミットスイッチ等のスイッチにも適用可能である。
2: アクチュエータユニット
2A: 固定ベース
2B: スライドベース
20: アクチュエータ
22: 錠前
22a: キー
24a: 遮蔽部(アクチュエータ作用阻止手段)
2B2: 第2のスライドベース(回転ベース/変位機構/アクチュエータ作用阻止手段)
3: スイッチ本体(スイッチ)
Claims (6)
- スイッチの出力状態を切り替えるためのアクチュエータユニットであって、
固定ベースと、
前記スイッチに作用するアクチュエータを有し、前記固定ベースに前後方向スライド可能に設けられたスライドベースと、
前記アクチュエータに作用することによって、前記アクチュエータの前記スイッチに対する作用を阻止するためのアクチュエータ作用阻止手段と、
を備えたアクチュエータユニット。 - 請求項1において、
前記アクチュエータ作用阻止手段が、前記アクチュエータの前方を遮蔽する遮蔽位置と、前記アクチュエータの前方から退避した退避位置とをとり得る移動可能な遮蔽部を有している、
ことを特徴とするアクチュエータユニット。 - 請求項1において、
前記アクチュエータ作用阻止手段が前記アクチュエータを変位させる変位機構を有している、
ことを特徴とするアクチュエータユニット。 - 請求項3において、
前記変位機構が回転可能な回転ベースを有しており、前記アクチュエータが前記回転ベースに設けられている、
ことを特徴とするアクチュエータユニット。 - 請求項1において、
前記アクチュエータ作用阻止手段が、前記スライドベースまたは前記固定ベースに設けられている、
ことを特徴とするアクチュエータユニット。 - 請求項1に記載のアクチュエータユニットを備えた安全スイッチ。
Priority Applications (1)
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JP2018142161A JP6811001B2 (ja) | 2018-07-30 | 2018-07-30 | アクチュエータユニットおよび安全スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018142161A JP6811001B2 (ja) | 2018-07-30 | 2018-07-30 | アクチュエータユニットおよび安全スイッチ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020021535A true JP2020021535A (ja) | 2020-02-06 |
JP6811001B2 JP6811001B2 (ja) | 2021-01-13 |
Family
ID=69589902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018142161A Active JP6811001B2 (ja) | 2018-07-30 | 2018-07-30 | アクチュエータユニットおよび安全スイッチ |
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---|---|---|---|---|
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2018
- 2018-07-30 JP JP2018142161A patent/JP6811001B2/ja active Active
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