JP2020021535A - アクチュエータユニットおよび安全スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】アクチュエータユニットにおいて、スライドベースが誤ってスイッチ側に移動した場合でも、アクチュエータがスイッチに作用して誤動作を起こすのを確実に防止する。【解決手段】アクチュエータユニット2において、固定ベース2Aと、アクチュエータ20を有し、固定ベース2Aに前後方向スライド可能に設けられたスライドベース2Bと、アクチュエータ20の前方を遮蔽する遮蔽位置およびアクチュエータ20の前方から退避した退避位置をとり得る回動可能な遮蔽部24aとを設ける。【選択図】 図6

Description

本発明は、スイッチの出力状態を切り替えるためのアクチュエータユニットに関し、詳細には、その構造の改良に関する。
工作機械や産業用ロボットなどの産業用機械が設置された危険区域の出入り口には、扉の開閉状態に応じてオン/オフする安全スイッチが設けられている。
たとえば、特開2007−227158号公報の図2ないし図4に記載の安全スイッチ(10)は、出入口の支柱(P)に設けられ、操作部(22)を含むドアスイッチ(20)およびスライドキー機構(K)を有するドアスイッチユニット(11)と、開閉扉(D)に設けられたスライドベース(25)にスライド自在に支持され、スライドキー機構(K)に挿入可能なスライダー嵌合部(37)、および操作部(22)に挿入可能なアクチュエータ(33)を有するスライダー(26)を備えたスライダーユニット(12)とから構成されている(同公報の段落[0051]および[0052]参照)。
スライドキー機構(K)は錠前(16)を有し、錠前(16)は、スライダー嵌合部(37)のスライドキー機構(K)への挿入を阻止するスライドロック(17)を回転可能に保持している。錠前(16)に鍵(18)を挿入して回転させることでスライドロック(17)が回転するようになっており、これにより、スライドロック(17)の下端の干渉用突起部(17A)が、スライダー嵌合部(37)のスライドキー機構(K)への挿入を阻止する位置と、スライダー嵌合部(37)のスライドキー機構(K)への挿入を許容する位置とをとり得るようになっている(同公報の段落[0053]および図2、図5、図8〜図11参照)。
上記公報に記載の安全スイッチ(10)において、作業ロボット(R)の動作時に作業者が開閉扉(D)を閉める際には、錠前(16)に鍵(18)を挿入してスライドロック(17)を回転させ、スライドロック(17)の干渉用突起部(17A)を、スライダー嵌合部(37)のスライドキー機構(K)への挿入を許容する位置に移動させる。この状態からハンドル(30)を握って開閉扉(D)を閉塞方向に移動させると、スライダー嵌合部(37)がスライドキー機構(K)に挿入されるとともに、アクチュエータ(33)が操作部(22)に挿入されてドアスイッチ(20)内部の接点が切り替わり、これにより、作業領域(S)内の作業ロボット(R)が運転可能な状態になる(同公報の段落[0064]〜[0066]および図1、図3、図4、図11参照)。
また、作業ロボット(R)のメンテナンス時に作業者が開閉扉(D)を開ける際には、作業ロボット(R)への電源供給を遮断してから、ハンドル(30)を握って開閉扉(D)を開放方向に移動させると、スライダー嵌合部(37)がスライドキー機構(K)から抜き出されるとともに、アクチュエータ(33)が操作部(22)から抜き出される。この状態から、錠前(16)に鍵(18)を挿入してスライドロック(17)を回転させ、スライドロック(17)の干渉用突起部(17A)を、スライダー嵌合部(37)のスライドキー機構(K)への挿入を阻止する位置に移動させる。この状態では、開閉扉(D)を閉めようとしても、スライダー嵌合部(37)が、スライドキー機構(K)内部に配置されたスライドロック(17)の干渉用突起部(17A)と干渉することにより、スライダー嵌合部(37)がスライドキー機構(K)に挿入されるのが阻止される(同公報の段落[0068]〜[0069]および図9参照)。
このため、開閉扉(D)の開放時に作業領域(S)内に作業者が取り残されている状態で開閉扉(D)が誤って閉められようとした場合でも、スライダー嵌合部(37)をスライドキー機構(K)に挿入できないので、アクチュエータ(33)が操作部(22)に挿入されず、その結果、ドアスイッチ(20)内部の接点が切り替わることもなく、作業ロボット(R)が運転可能な状態になるのが回避される(同公報の段落[0070]参照)。
しかしながら、上記従来の安全スイッチにおいては、開閉扉(D)が開放状態のときスライダー(26)はスライドベース(25)に対してスライド自在になっており、そのため、スライドロック(17)の干渉用突起部(17A)がスライダー嵌合部(37)のスライドキー機構(K)への挿入を阻止する位置に配置されている状態で、作業者の不注意により、また作業者等の人の体がハンドル(30)に当たることにより、あるいは屋外からの風の影響等により、開閉扉(D)が誤って閉められたとき、スライダー(26)がスライド移動することによって、スライダー嵌合部(37)がスライドキー機構(K)内部の干渉用突起部(17A)と衝突し、その結果、部品が損傷したり破損したりする恐れがある。このとき、損傷や破損の程度によっては、アクチュエータ(33)が操作部(22)に挿入されて、ドアスイッチ(20)が誤動作を起こすリスクもある。さらに、移動するアクチュエータ(33)が作業者等の人の体に衝突して人体に危険が及ぶ恐れもある。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、スライドベースが誤ってスイッチ側に移動した場合でも、アクチュエータがスイッチに作用して誤動作を起こすのを確実に防止できるアクチュエータユニットを提供することにある。
本発明は、スイッチの出力状態を切り替えるためのアクチュエータユニットである。本アクチュエータユニットは、固定ベースと、スイッチに作用するアクチュエータを有し、固定ベースに前後方向スライド可能に設けられたスライドベースと、アクチュエータに作用することによって、アクチュエータのスイッチに対する作用を阻止するためのアクチュエータ作用阻止手段とを備えている。
本発明によれば、スライドベースを前方にスライドさせてスイッチ側に移動させると、アクチュエータがスイッチに作用してスイッチの出力状態が切り替わる。また、スライドベースを後方にスライドさせてスイッチから離れる側に移動させ、アクチュエータ作用阻止手段をアクチュエータに作用させる。これにより、この状態からスライドベースが誤ってスイッチ側に移動することでアクチュエータがスイッチに接近した場合でも、アクチュエータがスイッチに作用するのを阻止でき、スイッチが誤動作を起こすのを確実に防止できる。
本発明においては、アクチュエータ作用阻止手段が、アクチュエータの前方を遮蔽する遮蔽位置と、アクチュエータの前方から退避した退避位置とをとり得る移動可能な遮蔽部を有している。
本発明においては、アクチュエータ作用阻止手段がアクチュエータを変位させる変位機構を有している。
本発明においては、変位機構が回転可能な回転ベースを有しており、アクチュエータが回転ベースに設けられている。
本発明においては、アクチュエータ作用阻止手段がスライドベースまたは固定ベースに設けられている。
本発明による安全スイッチは、上述のアクチュエータユニットを備えている。
以上のように、本発明に係るアクチュエータユニットによれば、アクチュエータ作用阻止手段がアクチュエータに作用することにより、スライドベースが誤ってスイッチ側に移動してアクチュエータがスイッチに接近した場合でも、アクチュエータがスイッチに作用するのを阻止でき、その結果、スイッチが誤動作を起こすのを確実に防止できる。
本発明の第1の実施例によるアクチュエータユニットを備えた安全スイッチの正面概略図であって、扉閉塞時にアクチュエータがスイッチ本体に接近した接近位置に移動してスイッチ本体に挿入された状態を示している。 図1のII-II線断面図である。 前記安全スイッチ(図1)において、扉開放時にアクチュエータがスイッチ本体から離れた離反位置に移動してアクチュエータがスイッチ本体から抜かれた状態を示している。 前記接近位置(図1)に配置された前記アクチュエータユニットの正面概略図であって、前記アクチュエータユニットの遮蔽部材がアクチュエータの前方から退避した退避位置に配置された状態を示している。 前記離反位置(図3)に配置された前記アクチュエータユニットの正面概略図であって、前記アクチュエータユニットの遮蔽部材がアクチュエータの前方から退避した退避位置に配置された状態を示している。 前記離反位置(図3)において、前記アクチュエータユニットの遮蔽部材がアクチュエータの前方を遮蔽する遮蔽位置に配置された状態を示している。 本発明の第2の実施例によるアクチュエータユニットの正面概略図であって、扉閉塞時にアクチュエータがスイッチ本体に接近した接近位置に配置された状態を示しており、前記第1の実施例の図4に相当している。 本発明の第2の実施例によるアクチュエータユニットの正面概略図であって、扉開放時にアクチュエータがスイッチ本体から離れた離反位置に配置された状態を示しており、前記第1の実施例の図5に相当している。 前記離反位置(図8)において、前記アクチュエータユニットの回転ベースが回転してアクチュエータの向きが変位した状態を示している。 本発明の第1の変形例の一例を示しており、前記第1の実施例の図6に相当している。 本発明の第1の変形例の他の一例を示しており、前記第1の実施例の図6に相当している。 本発明の第2の変形例の一例を示しており、前記第1の実施例の図6に相当している。 本発明の第2の変形例の他の例を示しており、前記第1の実施例の図6に相当している。 本発明の第2の変形例のさらに他の例を示しており、前記第1の実施例の図6に相当している。 本発明の第3の変形例を示しており、前記第2の実施例の図9に相当している。 本発明の第4の変形例を示しており、前記第2の実施例の図9に相当している。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
<第1の実施例>
図1ないし図6は、本発明の第1の実施例によるアクチュエータユニットを示している。図1、図3はアクチュエータユニットを備えた安全スイッチの正面概略図、図4ないし図6はアクチュエータユニットの正面概略図、図2は図1のII-II線断面図である。説明の便宜上、図2を除く各図において、図左右方向を前後方向、図上下方向を上下方向と呼称することにする。
図1および図3に示すように、安全スイッチ1は、工作機械や産業用ロボットなどの産業用機械が設置された危険区域の出入り口において、可動扉Dに配置されるアクチュエータユニット2と、壁(または固定扉)Wに配置されるスイッチ本体3とを備えており、アクチュエータユニット2に設けられたアクチュエータ20が前後方向に移動してスイッチ本体3の開孔(図示せず)に対して抜き差しされることにより、スイッチ本体3の内部の接点が切り替わり、スイッチ本体3の出力状態が切り替わるようになっている。なお、ここで、「出力状態」と表現したのは、有接点出力のみならず、トランジスタ出力のような無接点出力も含める趣旨である。
アクチュエータユニット2は、図2に示すように、可動扉Dの表面Daに固定される固定ベース2Aと、固定ベース2Aに前後方向スライド自在に設けられたスライドベース2Bとを有している。固定ベース2Aは、可動扉Dの表面Daの上に配置され、表面Daにねじ止め固定される下板2Aと、下板2Aの上に固定されるとともに、逆T字状の溝2Aaを有する上板2Aとから構成されている。溝2Aaは、上板2Aを前後方向(つまり図2紙面垂直方向)に挿通しており、固定ベース2Aの前端2Afおよび後端2Arに開口している(図1、図3参照)。
スライドベース2Bは、図2に示すように、固定ベース2Aの溝2Aaと相補的な形状を有しかつ溝2Aaにスライド自在に係合する基部2Baを有している。基部2Baには、ハンドル21の下部が固定されている。ハンドル21は、前後方向(図2紙面垂直方向)に延びるコ字状の部材であって、作業者の手指が挿入される開口部21aを有している。この構成により、作業者がハンドル21を把持して前後方向に力を加えることにより、可動扉Dが開閉し、またスライドベース2Bが固定ベース2Aに対して前後方向にスライド移動するようになっている。
アクチュエータ20は、図1および図3に示すように、スライドベース2Bの下部に取り付けられている。スライドベース2Bの移動により、アクチュエータ20は、スイッチ本体3に接近してその先端がスイッチ本体3の内部に挿入される接近位置(図1)と、スイッチ本体3から離れた離反位置(図3)とをとり得るようになっている。可動扉Dの閉塞時には、アクチュエータ20は接近位置に配置されており、可動扉Dの開放時には、アクチュエータ20は離反位置に配置されている。
スライドベース2B上においてハンドル21の前方には、錠前22が取り付けられている(図2を除く各図参照)。錠前22には、キー22aが抜き差しされるようになっている(各図においては、キー22aが挿入された状態が示されている)。錠前22の外周には、リング状部24が嵌合しており、リング状部24は、キー22aを回動操作することにより、錠前22の回りを錠前22の外周面に沿って周方向に回動するようになっている。リング状部24には、長手方向に直線状に延びる遮蔽部(アクチュエータ作用阻止手段)24aが一体に設けられている。
遮蔽部24aは、キー22aの回動操作によるリング状部24の回動により、その先端がアクチュエータ20の前方を遮蔽する遮蔽位置(図6)と、アクチュエータ20の前方から退避した退避位置(図1、図3ないし図5)とをとり得る。キー22aは、遮蔽位置においてのみ、錠前22から抜き取ることができるようになっている。また、遮蔽部24aの先端には屈曲部24aが形成されている。この例では、図6に示す遮蔽位置において、屈曲部24aがアクチュエータ20の前方を遮蔽している。なお、この屈曲部24aは省略することも可能である。
スライドベース2Bの前端2Bfは、接近位置においては、固定ベース2Aの前端2Afと略面一に配置され(図1参照)、離反位置においては、固定ベース2Aの前端2Afよりも後方に移動している(図3参照)。また、スライドベース2Bの後端2Brは、接近位置においては、固定ベース2Aの後端2Arよりもかなり前方に配置され(図1参照)、離反位置においては、固定ベース2Aの後端2Arの若干前方に配置されている(図3参照)。固定ベース2A上において後端2Arの若干前方には、固定ベース2Aから突出する上下一対のブロック26が設けられており、これらのブロック26は、スライドベース2Bが後方にスライド移動する際のストッパとして機能している。
スライドベース2Bの前部は、図1、図3ないし図5に示すように、前後方向に延びる閂部材23を有している。一方、壁Wにおいてスイッチ本体3の上方には、閂部材23を抜き差し可能に受け入れる閂受け部30が設けられている。閂受け部30には、閂部材23が挿通する貫通孔30aが形成されている。閂部材23は、アクチュエータ20の接近位置においては、閂受け部30の貫通孔30aを挿通しており(図1参照)、アクチュエータ20の離反位置においては、閂受け部30から離れている(図3参照)。また、閂部材23の先端には、たとえば南京錠(図示せず)をかけるためのパドロックホール23aが形成されている。
次に、本実施例の作用効果について説明する。
可動扉Dの閉塞状態(図1)においては、上述したように、可動扉D側のアクチュエータユニット2のスライドベース2Bが固定ベース2Aに対して前方(同図左方)にスライド移動しており、閂部材23が閂受け部30に挿入されるとともに、アクチュエータ20が壁W側のスイッチ本体3に接近した接近位置に配置され、スイッチ本体3の開孔(図示せず)を通ってその内部に挿入されている。この挿入の際には、遮蔽部24aは先端の屈曲部24aがアクチュエータ20の前方から退避した退避位置におかれているので、アクチュエータ20のスイッチ本体3への挿入は円滑に行われる。
この状態から、可動扉Dを開放するには、作業者がハンドル21の上部を把持して、ハンドル21を後方(図1右方)に移動させる。このとき、ハンドル21の下部はスライドベース2Bに固定されているので、スライドベース2Bのスライド移動によりハンドル21はスムーズに後方に移動する。スライドベース2Bのスライド移動にともなって、閂部材23が閂受け部30から抜かれるとともに、アクチュエータ20がスイッチ本体3から抜かれる。そして、スライドベース2Bの後端2Brが固定ベース2Aの各ブロック26に当接してスライドベース2Bが停止したとき(図3参照)、アクチュエータ20がスイッチ本体3から離れた離反位置に配置される(図5参照)。
この離反位置において、キー22aを操作することにより、図6に示すように、遮蔽部24aを錠前22の回りにその外周面に沿って下方に角度α回転させる。これにより、遮蔽部24aの先端の屈曲部24aが、アクチュエータ20の前方を遮蔽する遮蔽位置に配置される。
この状態から、可動扉Dが誤って閉められることにより、スライドベース2Bがスイッチ本体3の側に移動してアクチュエータ20が接近位置に向かって移動した場合でも、アクチュエータ20の前方は遮蔽部24aの屈曲部24aで常時遮蔽されているので、アクチュエータ20がスイッチ本体3の開孔に誤って挿入されることはない。これにより、スイッチ本体3の内部の接点が切り替わってスイッチ本体3の出力状態が切り替わることはなく、スイッチ本体3が誤動作を起こすのを確実に防止できる。
したがって、遮蔽部24aを遮蔽位置に配置した後、作業者が危険区域内に入る際には、キー22aを錠前22から抜き取って危険区域内に持ち込むようにすれば、他の作業者が不注意で可動扉Dを閉めた場合でも、キー22aによる操作が行われない限り、遮蔽部24aの屈曲部24aがアクチュエータ20の前方を遮蔽した状態が維持されるので、スイッチ本体3の出力状態が切り替わることはなく、危険区域内の作業者の安全を確保できる。
次に、可動扉Dを閉塞する際には、遮蔽部24aが遮蔽位置に配置された状態(図6)からキー22aを操作することにより、遮蔽部24aを錠前22の回りにその外周面に沿って上方に角度α回転させる。これにより、遮蔽部24aは先端の屈曲部24aがアクチュエータ20の前方から退避した退避位置におかれる(図5参照)。
この状態から、作業者がハンドル21の上部を把持して、ハンドル21を前方(図5左方)に移動させると、スライドベース2Bが前方にスライド移動して、アクチュエータ20および閂部材23がスイッチ本体3の側に突出する(図4参照)。そして、可動扉Dが閉塞してアクチュエータ20が壁W側のスイッチ本体3に接近した接近位置に配置されると、閂部材23が閂受け部30に挿入されるとともに、アクチュエータ20がスイッチ本体3の開孔に挿入されてスイッチ本体3の内部の接点が切り替わり、スイッチ本体3の出力状態が切り替わる。
このような本実施例によれば、キー22aの操作により遮蔽部24aがアクチュエータ20に作用することによって、アクチュエータ20の前方が遮蔽されるので、スライドベース2Bが誤ってスイッチ本体3の側に移動してアクチュエータ20がスイッチ本体3に接近した場合でも、アクチュエータ20がスイッチ本体3の開孔に挿入される(すなわち、スイッチ本体3に作用する)のを阻止でき、その結果、スイッチ本体3が誤動作を起こすのを確実に防止できる。また、可動扉Dが誤って閉められた際には、アクチュエータ20の先端が遮蔽部24aの屈曲部24aで覆われているので、アクチュエータ20の先端が人に直接当たるのを回避でき、安全性を向上できる。
<第2の実施例>
図7ないし図9は、本発明の第2の実施例によるアクチュエータユニットを示しており、これらの図はいずれもアクチュエータユニットの正面概略図である。各図中、前記第1の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。また、前記第1の実施例と同様に、各図左右方向を前後方向と呼称し、各図上下方向を上下方向と呼称することにする。
本実施例においても、前記第1の実施例と同様に、アクチュエータ20は、スライドベース2Bの下部に取り付けられており、スライドベース2Bの移動により、アクチュエータ20は、スイッチ本体に接近してその先端がスイッチ本体の開孔を通って内部に挿入される接近位置(図7)と、スイッチ本体3から離れた離反位置(図8、図9)とをとり得るようになっている。
本実施例においては、接近位置においてアクチュエータ20がスイッチ本体に作用するのを阻止するアクチュエータ作用阻止手段が、前記第1の実施例のものと異なっている。スライドベース2Bは、固定ベース2A上を前後方向スライド自在な第1のスライドベース2Bと、第1のスライドベース2Bの前端側に配置され、第1のスライドベース2Bに回転自在に支持された第2のスライドベース(変位機構/回転ベース)2Bとから構成されている。第2のスライドベース2Bは、錠前22に挿入されたキー22aを操作することにより、上下方向の平面内(つまり鉛直面内)で90°回動可能になっている。これにより、第2のスライドベース2Bの下部に固定されたアクチュエータ20は、前後方向に配向した向き(図7、図8)と、上下方向に配向した向き(図9)とをとり得る。
次に、本実施例の作用効果について説明する。
可動扉の閉塞状態においては、前記第1の実施例と同様に、アクチュエータユニット2のスライドベース2Bが固定ベース2Aに対して前方にスライド移動しており(図7参照)、アクチュエータ20がスイッチ本体に接近した接近位置に配置されてスイッチ本体の内部に挿入されている。この挿入の際には、アクチュエータ20は前後方向に配向した向きにおかれているので、アクチュエータ20のスイッチ本体への挿入は円滑に行われる。
この状態から可動扉を開放する際には、作業者がハンドル21の上部を把持して、ハンドル21を後方(図7右方)に移動させることで、スライドベース2Bを固定ベース2Aに対して後方にスライド移動させ(図8参照)、アクチュエータ20をスイッチ本体から離れた離反位置に移動させる。
この離反位置において、キー22aを操作することにより、図9に示すように、第2のスライドベース2Bを上下方向の平面内(つまり鉛直面内)で上方に90°回転させ、アクチュエータ20を上下方向に配向した向きに配置させる。
この状態から、可動扉が誤って閉められることにより、スライドベース2Bがスイッチ本体側に移動してアクチュエータ20が接近位置に向かって移動した場合でも、アクチュエータ20はスイッチ本体3の開孔から外れた位置に配置されかつ当該開孔に挿入可能な向きと直交する向きに配置されているので、アクチュエータ20がスイッチ本体3の開孔に誤って挿入されることはない。これにより、スイッチ本体3の内部の接点が切り替わってスイッチ本体3の出力状態が切り替わることはなく、スイッチ本体3が誤動作を起こすのを確実に防止できる。
したがって、アクチュエータ20を上下方向に配向した向きに配置した後、作業者が危険区域内に入る際には、キー22aを錠前22から抜き取って危険区域内に持ち込むようにすれば、他の作業者が不注意で可動扉を閉めた場合でも、キー22aによる操作が行われない限り、アクチュエータ20が上下方向に配向した向きが維持されるので、アクチュエータ20がスイッチ本体に挿入されてスイッチ本体の出力状態が切り替わることはなく、危険区域内の作業者の安全を確保できる。
次に、可動扉を閉塞する際には、アクチュエータ20が上下方向に配向した向きに配置された状態(図9)からキー22aを操作することにより、第2のスライドベース2Bを上下方向の平面内(つまり鉛直面内)で下方に90°回転させる。これにより、アクチュエータ20は前後方向に配向した向きに配置される(図8参照)。
この状態から、作業者がハンドル21の上部を把持して、ハンドル21を前方(図8左方)に移動させると、スライドベース2Bが前方にスライド移動して、アクチュエータ20および閂部材23がスイッチ本体の側に突出する(図7参照)。そして、可動扉が閉塞してアクチュエータ20が壁側のスイッチ本体に接近した接近位置に配置されると、閂部材23が閂受け部に挿入されるとともに、アクチュエータ20がスイッチ本体の開孔に挿入されてスイッチ本体の内部の接点が切り替わり、スイッチ本体の出力状態が切り替わる。
このような本実施例によれば、キー22aの操作により第2のスライドベース2Bがアクチュエータ20に作用することによって、アクチュエータ20の向きが変位してアクチュエータ20が上下方向に配向した向きに配置されるので、スライドベース2Bが誤ってスイッチ本体の側に移動してアクチュエータ20がスイッチ本体に接近した場合でも、アクチュエータ20がスイッチ本体の開孔に挿入される(すなわち、スイッチ本体に作用する)のを阻止でき、その結果、スイッチ本体が誤動作を起こすのを確実に防止できる。また、可動扉が誤って閉められた際には、アクチュエータ20が上下方向に配向した向きを維持しているので、アクチュエータ20の先端が人に直接当たるのを回避でき、安全性を向上できる。
以上、本発明に好適な実施例について説明したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、本発明には種々の変形例が含まれる。以下に変形例のいくつかの例を挙げておく。
〔第1の変形例〕
前記第1の実施例では、遮蔽部24aが遮蔽位置および退避位置間で角度α(<90°)回動する、つまり遮蔽部24aの回動角(揺動角)が鋭角の場合を例にとって説明したが、遮蔽部24aの回動角は、リング状部24の取付位置、遮蔽部24aの長さ、アクチュエータ20の長さ等に応じて適宜設定される。したがって、遮蔽部24aの回動角は鋭角でなくてもよい。
図10は、遮蔽部24aの回動角βが180°よりも大きい場合の一例を示している。同図において、前記第1の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。図10に示す例では、遮蔽部24aの退避位置(同図一点鎖線)が前記第1の実施例の場合と異なっており、前記第1の実施例の退避位置(図5)よりもさらに180°回転した位置が退避位置になっている。すなわち、前記第1の実施例では、遮蔽部24aは前後方向に沿って配設されるとともに先端が前方を向いているのに対し、この第1の変形例では、遮蔽部24aは同様に前後方向に沿って配設されているものの先端が後方を向いている。なお、図示していないが、ハンドル21には、遮蔽部24aの退避位置への移動を許容する切欠きが形成されている。
前記第1の実施例では、退避位置の遮蔽部24aが閂部材23とオーバラップしているため(図1、図3ないし図5参照)、アクチュエータ20の接近位置において閂部材23が閂受け部30に挿入される際には(図1参照)、遮蔽部24aが閂受け部30と干渉しないように遮蔽部24aの位置を調整する必要があるが、この第1の変形例では、退避位置の遮蔽部24aは閂部材23とオーバラップしていないので、このような調整が不要になる。
図10Aは、遮蔽部24aの回動角βが180°よりも大きい場合の他の例を示している。同図において、前記第1の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。図10Aに示す例では、遮蔽部24aの退避位置(同図一点鎖線)が、図10の例と同様に、前記第1の実施例の退避位置(図5)よりもさらに180°回転した位置に配置されているが、ハンドル21の取付位置が、図10の例よりもさらに後方に配置されている。この場合には、ハンドル21に遮蔽部24aの退避位置への移動を許容する切欠きを形成する必要がない。
〔第2の変形例〕
前記第1の実施例では、遮蔽部24aがスライドベース2Bに設けられるとともに、上下方向の面内(つまり鉛直面内)で回動するように設けられた例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。遮蔽部24aは固定ベース2Aに設けられていてもよい。また、遮蔽部24aは、水平面内で回動するように設けられていてもよい。さらに、遮蔽部24aは、回動のような円運動に限らず、直線運動するものでもよい。
図11ないし図13は、本発明の第2の変形例を示している。これらの図において、前記第1の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。
図11に示す例では、遮蔽部24aが固定ベース2Aに設けられていて、同図実線に示す遮蔽位置と、同図一点鎖線に示す退避位置との間でキー22aの操作により回動(揺動)可能になっている。この例では、遮蔽部24aの回動角(揺動角)γは鋭角になっている。なお、この場合には、スライドベース2Bが前方にスライド移動する際の妨げにならないように、遮蔽部24aが少なくとも退避位置に配置されている際には、遮蔽部24aおよび錠前22の通過を許容する溝をスライドベース2Bに設ける等の工夫が必要である。
図12に示す例では、遮蔽部24aがスライドベース2Bに設けられるとともに、キー22aの操作により同図紙面垂直面内(つまり水平面内)で回動するように設けられており、同図実線に示す遮蔽位置と、同図一点鎖線に示す退避位置とをとり得る。この場合の遮蔽部24aの回動角は180°である。また、図12に示すような遮蔽部24aを含む機構は、固定ベース2Aに設けることも可能である。
図13に示す例では、遮蔽部24aがスライドベース2Bに設けられるとともに、キー22aの操作により上下方向の面内(つまり鉛直面内)で上下方向にスライド(つまり直線運動)するように設けられており、同図実線に示す遮蔽位置と、同図一点鎖線に示す退避位置とをとり得る。
図11ないし図13のいずれの例においても、遮蔽位置に配置された遮蔽部24aは、その先端の屈曲部24aがアクチュエータ20の前方を遮蔽しているので、前記第1の実施例と同様の効果を奏する。
〔第3の変形例〕
前記第2の実施例では、アクチュエータ20が鉛直面内で回動して向きを変えることにより変位する例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。本発明においては、アクチュエータ20が水平面内で向きを変えるようにしてもよい。
図14は、本発明の第3の変形例を示している。同図において、前記第2の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。
図14に示す例では、アクチュエータ20がスライドベース2Bの下部に設けられていて、同図一点鎖線に示すように前方に配向した向きと、同図実線に示すように後方に配向した向きとの間でキー22aの操作により紙面垂直方向の面内(つまり水平面内)で回動するようになっている。この場合のアクチュエータ20の回動角は180°である。
この第3の変形例においても、前記第2の実施例と同様にキー22aの操作によりアクチュエータ20に作用することによって、アクチュエータ20が前後方向に沿って後方に配向した向きに変位するので、スライドベース2Bが誤ってスイッチ本体の側に移動してアクチュエータ20がスイッチ本体に接近した場合でも、アクチュエータ20がスイッチ本体の開孔に挿入される(すなわち、スイッチ本体に作用する)のを阻止でき、その結果、スイッチ本体が誤動作を起こすのを確実に防止できる。また、可動扉が誤って閉められた際には、アクチュエータ20が前後方向に沿って後方に配向した向きを維持しているので、アクチュエータ20の先端が人に直接当たるのを回避でき、安全性を向上できる。
〔第4の変形例〕
前記第2の実施例では、アクチュエータ20が回動中心の回りを回動して向きを変えることにより変位する例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。本発明においては、アクチュエータ20がスライドして位置を変えることにより変位するようにしてもよい。
図15は、本発明の第4の変形例を示している。同図において、前記第1の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。
図15に示す例では、アクチュエータ20が、キー22aの操作により、同図一点鎖線に示すように下方に移動してスイッチ本体の開孔と対向する下方位置と、同図実線に示すように上方に移動した上方位置との間でスライドするようになっている。すなわち、この場合には、アクチュエータ20は、スライド移動の前後で向きが変わらず前後方向に沿って配向したままであるが、スライド移動によってその位置が変位している。
この第4の変形例においても、前記第2の実施例と同様にキー22aの操作によりアクチュエータ20に作用することによって、アクチュエータ20が前後方向に沿って配向した向きを維持しつつ上方にスライド移動するので、スライドベース2Bが誤ってスイッチ本体の側に移動してアクチュエータ20がスイッチ本体に接近した場合でも、アクチュエータ20がスイッチ本体の開孔に挿入されるのを阻止でき、その結果、スイッチ本体が誤動作を起こすのを確実に防止できる。
〔第5の変形例〕
前記第2の実施例では、第2のスライドベース2Bが回動中心の回りを90°回動可能に設けられていることにより、回転ベースとしての第2のスライドベース2Bが90°の範囲で双方向に回転可能な回動ベースとして機能している例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。
第2のスライドベース2Bは一方向にのみ回転するように設けられたものでもよく、また、90°よりも大きな角度で双方向に回転するように設けられたものでもよい。これらの場合には、アクチュエータ20の向きを変える際には、任意の所望の位置に配置することが可能である。
〔第6の変形例〕
前記第1および第2の実施例では、アクチュエータ20がスイッチ本体3に挿入されてスイッチ本体の内部の部品に機械的に接触することでスイッチ本体の内部の接点が切り替わるようにした例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。
本発明は、アクチュエータ20がスイッチ本体3の内部の部品に機械的に接触して作用する接触安全スイッチのみならず、たとえば、アクチュエータ20に磁石や光源、RFID(Radio Frequency Identification)を取り付けることで磁気や光、無線通信によりスイッチ本体3の内部の接点に対して非接触で作用する非接触安全スイッチにも同様に適用できる。
〔第7の変形例〕
前記第1の実施例では、キー22aの操作で遮蔽部24aを回動させることにより、遮蔽部24aをアクチュエータ20に対して遮蔽位置または退避位置に移動させるようにした例を示し、前記第2の実施例では、キー22aの操作によりアクチュエータ20の向きを変位させるようにした例を示したが、本発明の適用は、キー22aのようなメカニカルキーを用いたものには限定されない。
キー22aの代わりに着脱可能なプラグを用いたり、遮蔽部24aの移動やアクチュエータ20の変位のための駆動機構を設けるとともに、RFIDカードのような非接触カード、または磁気/光等を利用した非接触キーを用いて当該駆動機構を駆動することにより、遮蔽部24aを移動し、またアクチュエータ20を変位させるようにしてもよい。
〔第8の変形例〕
前記第1および第2の実施例において、スライドベース2Bが接近位置(図1)から離反位置(図3)に移動した際にスライドベース2Bが固定ベース2Aに対して自動的にロックされるようなオートロック機構を設けるようにしてもよい。
このようなオートロック機構としては、たとえば、固定ベース2A側に向かってばねにより付勢されたロックピンをスライドベース2Bに設けるとともに、離反位置においてロックピンの先端が係脱自在に係合し得るピン穴を固定ベース2Aに形成するようにすればよい。
このような構成によれば、スライドベース2Bが接近位置からスライド移動して離反位置に移動すると、スライドベース2B側のロックピンが固定ベース2A側のピン穴に係合するので、スライドベース2Bが固定ベース2Aに対して自動的にロックできるようになになる。
また、スライドベース2Bを固定ベース2Aに対してスライド移動させる際には、ロックピンの先端がピン穴から抜ける方向にロックピンを引っ張ることでロックピンによるロック状態を解除すればよい。
〔第9の変形例〕
前記第1および第2の実施例では、本発明による安全スイッチ1が、可動扉Dと壁(または固定扉)Wとの組合せに適用された例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。本発明は、可動扉同士の組合せにも適用可能であり、またスライド扉に限らず、回動扉にも適用可能である。
〔他の適用例〕
前記各実施例および前記各変形例では、本発明によるアクチュエータユニットが安全スイッチに適用された例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。本発明は、安全スイッチの他にリミットスイッチ等のスイッチにも適用可能である。
本発明は、アクチュエータユニットに好適であり、とくに、スライドベースが誤ってスイッチ側に移動した場合でもアクチュエータがスイッチに作用して誤動作を起こすのを確実に防止できるようにするための構造に適している。
1: 安全スイッチ

2: アクチュエータユニット
2A: 固定ベース
2B: スライドベース
20: アクチュエータ
22: 錠前
22a: キー
24a: 遮蔽部(アクチュエータ作用阻止手段)
2B: 第2のスライドベース(回転ベース/変位機構/アクチュエータ作用阻止手段)

3: スイッチ本体(スイッチ)
特開2007−227158号公報(段落[0051]〜[0053]、[0064]〜[0066]、[0068]〜[0070]、図2〜図5、図8〜図11参照)

Claims (6)

  1. スイッチの出力状態を切り替えるためのアクチュエータユニットであって、
    固定ベースと、
    前記スイッチに作用するアクチュエータを有し、前記固定ベースに前後方向スライド可能に設けられたスライドベースと、
    前記アクチュエータに作用することによって、前記アクチュエータの前記スイッチに対する作用を阻止するためのアクチュエータ作用阻止手段と、
    を備えたアクチュエータユニット。
  2. 請求項1において、
    前記アクチュエータ作用阻止手段が、前記アクチュエータの前方を遮蔽する遮蔽位置と、前記アクチュエータの前方から退避した退避位置とをとり得る移動可能な遮蔽部を有している、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  3. 請求項1において、
    前記アクチュエータ作用阻止手段が前記アクチュエータを変位させる変位機構を有している、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  4. 請求項3において、
    前記変位機構が回転可能な回転ベースを有しており、前記アクチュエータが前記回転ベースに設けられている、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  5. 請求項1において、
    前記アクチュエータ作用阻止手段が、前記スライドベースまたは前記固定ベースに設けられている、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  6. 請求項1に記載のアクチュエータユニットを備えた安全スイッチ。
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