JP2020021498A - 情報転送情報処理装置、情報転送情報処理装置を用いた方法、プログラム、及び情報転送システム - Google Patents

情報転送情報処理装置、情報転送情報処理装置を用いた方法、プログラム、及び情報転送システム Download PDF

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Abstract

【課題】端末を通じて特定の情報処理装置に入力された情報をそれ以外の情報処理装置に転送する情報転送情報処理装置、情報転送情報処理装置を用いた方法、プログラム、及び情報転送システムを提供する。【解決手段】ユーザより情報の入力を受け付けるWebサーバ1から受信したユーザ入力情報を、ユーザより情報の入力を受け付けるWebサーバ4に転送する情報転送サーバ3であって、情報転送サーバ3は、入力パターン情報記憶手段に記憶されている、Webサーバ4の入力パターンを参照して、前記ユーザ入力情報をWebサーバ4に入力する情報処理装置制御手段を有する構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、端末を通じて特定の情報処理装置に入力された情報をそれ以外の情報処理装置に転送する情報転送情報処理装置、情報転送情報処理装置を用いた方法、プログラム、及び情報転送システムに関するものである。
ユーザは、自身のスマートフォンやパソコン等の端末を通じて、アンケートに回答する際や、商品・サービスを購入する場合等には、所望のウェブサイト上に表示された入力フォームに従って、アンケートの回答や個人情報等の情報を入力する。そして入力された情報は、所定のサーバ等の情報処理装置に記憶・蓄積される。
特開2017−126867号公報
例えば、特許文献1では、以下に示すように、利用者が通信端末を通じて入力された情報(すなわち個人情報データ)が、データ管理サーバのデータ記憶部に保存される構成が開示されている。
詳しくは、通信端末の利用者は、図示しない入力手段(例えば、キーボード)等を用いて、入力フォームの各入力フィールドに情報を入力する。入力された情報は、通信端末の内部メモリに保存されると共に、入力フォームに表示される。そして、この入力作業が終了すると、送信ボタンをクリックする。これにより、これら入力フィールドに入力された情報(すなわち個人情報データ)が、ウェブサーバに送られる。
そして、内部メモリに保存された個人情報データが、以下のようにして暗号化され、データ管理サーバへ送られる。
データ管理サーバの通信部は、受信した暗号化データ及びデータIDを、制御部に送る。この制御部は、この暗号化データを、このデータIDに関連付けて、データ記憶部に保存する。
このように、端末を通じて入力された情報が、所定のサーバ等の情報処理装置に記憶・蓄積される構成において、所定の情報処理装置に記憶・蓄積されている情報を、他の情報処理装置に転送・記憶させることは、各情報処理装置によって、端末に入力フォームを表示させ、ユーザから入力された情報を記憶・蓄積させるプログラムが異なる場合が多く、難しい。
あるいは、所定の情報処理装置に記憶・蓄積されている情報を、他の情報処理装置に転送・記憶させるには、所定の情報処理装置に係るプログラムの機能を、情報転送先の情報処理装置にも共有させるため、API(=Application Programming Interface)を用意する必要がある。しかしながら、APIを用意するには、そのための時間や費用がかかる。
そこで、本発明は、上述の課題を解決するため、端末を通じて特定の情報処理装置に入力された情報をそれ以外の情報処理装置に転送する情報転送情報処理装置、情報転送情報処理装置を用いた方法、プログラム、及び情報転送システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、
ユーザより情報の入力を受け付ける情報受付情報処理装置から受信したユーザ入力情報を、ユーザより情報の入力を受け付ける転送先情報処理装置に転送する情報転送情報処理装置であって、
当該情報転送情報処理装置は、入力パターン情報記憶手段に記憶されている、前記転送先情報処理装置の入力パターンを参照して、前記ユーザ入力情報を前記転送先情報処理装置に入力する情報処理装置制御手段を有する、情報転送情報処理装置とした。
また、請求項2の発明は、
ユーザより情報の入力を受け付ける情報受付情報処理装置から受信したユーザ入力情報を、ユーザより情報の入力を受け付ける転送先情報処理装置に転送する情報転送情報処理装置を用いた方法であって、
当該情報転送情報処理装置は、入力パターン情報記憶手段に記憶されている、前記転送先情報処理装置の入力パターンを参照して、前記ユーザ入力情報を前記転送先情報処理装置に入力するステップを有する、方法とした。
また、請求項3の発明は、
ユーザより情報の入力を受け付ける情報受付情報処理装置から受信したユーザ入力情報を、ユーザより情報の入力を受け付ける転送先情報処理装置に転送する情報転送情報処理装置に手順を実行させるプログラムであって、
当該情報転送情報処理装置に、入力パターン情報記憶手段に記憶されている、前記転送先情報処理装置の入力パターンを参照して、前記ユーザ入力情報を前記転送先情報処理装置に入力する情報処理装置制御手段として機能させる、プログラムとした。
また、請求項4の発明は、
ユーザより情報の入力を受け付ける情報受付情報処理装置と、ユーザより情報の入力を受け付ける転送先情報処理装置と、前記情報受付情報処理装置から受信したユーザ入力情報を、前記転送先情報処理装置に転送する情報転送情報処理装置とを有する情報転送システムであって、
前記情報転送情報処理装置は、入力パターン情報記憶手段に記憶されている、前記転送先情報処理装置の入力パターンを参照して、前記情報受付情報処理装置から受信した前記ユーザ入力情報を前記転送先情報処理装置に入力する、情報転送システムとした。
本発明によれば、転送先の情報処理装置の入力パターンに関わらず、ユーザによって入力されたユーザ入力情報を、転送先の情報処理装置に転送・記憶させることができる。更に、APIを開発する手間や費用を省くことができる。
本発明の実施の形態例1の情報転送システムの概略構成図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムのWebサーバの全体的な構成を例示的に示す概念図である。 (a)〜(d)はいずれも、本発明の実施の形態例1の情報転送システムの端末に表示された、アンケート表示制御情報を例示的に示した図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムのDBサーバの全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムのDBサーバのHDのアンケート表示制御情報記憶領域内のアンケート内容の構造を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムのDBサーバのHDのユーザ入力情報記憶領域の構造を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムの情報転送サーバの全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムの情報転送サーバのHDのWebサーバ情報記憶領域の構造を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムの転送先のWebサーバの入力フォームを例示的に示した図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムの転送先のWebサーバの入力フォームを例示的に示した図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムの端末の全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムの処理の流れを示す流れ図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムの処理の流れを示す流れ図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムの処理の流れを示す流れ図である。 本発明の実施の形態例1の情報転送システムの処理の流れを示す流れ図である。 本発明の他の実施の形態例の情報転送システムの端末に表示された、アンケート表示制御情報の相槌を例示的に示す図である。 (a)〜(d)はいずれも、本発明の実施の形態例2の情報転送システムの端末に表示された、入力要求項目表示制御情報を例示的に示した図である。 (a)〜(c)はいずれも、本発明の実施の形態例2の情報転送システムの転送先のWebサーバの入力フォームを例示的に示した図である。
(実施の形態例1)
以下、本発明の実施の形態例1を図に基づいて説明する。図1は実施の形態例1の情報転送システムAの概略構成図である。
<情報転送システムAの構成>
情報転送システムAは、主としてWebサーバ1(情報受付情報処理装置の一例)と、DBサーバ2と、情報転送サーバ3(情報転送情報処理装置の一例)と、Webサーバ4(転送先情報処理装置の一例)と、DBサーバ5と、端末6と、オペレータ用端末9とから構成され、Webサーバ1と情報転送サーバ3とWebサーバ4と端末6とオペレータ用端末9は、インターネット等のネットワーク7を通じて通信可能に接続されている。また、Webサーバ1とDBサーバ2、Webサーバ1と情報転送サーバ3、Webサーバ4とDBサーバ5は、LAN等のネットワーク8を通じて通信可能に接続されている。
なお、図1では端末6は2台示されているが、この構成に限定されるわけではなく、端末6の数は1以上であれば良い。また、図1では、Webサーバ1とDBサーバ2の組み合わせと、Webサーバ4とDBサーバ5の組み合わせが2組ずつ示されているが、この構成に限定されるものではない。図1のように、Webサーバ1とDBサーバ2の各組み合わせに対応して、同数のWebサーバ4とDBサーバ5の組み合わせを設ける構成としても良いし、Webサーバ4とDBサーバ5の組み合わせの数よりも、Webサーバ1とDBサーバ2の組み合わせの数が多い、又は少ない構成としても良い。更に、Webサーバ1とDBサーバ2、Webサーバ1と情報転送サーバ3、Webサーバ4とDBサーバ5が、LAN等のネットワーク8ではなく、インターネット等のネットワーク7を通じて通信可能に接続されている構成としても良い。
<Webサーバ1の構成>
Webサーバ1は、ネットワーク7を通じて接続された各端末6にアンケート表示制御情報を出力し、各端末6から受信したアンケートの回答に係るユーザ入力情報を、DBサーバ2に出力等する情報処理装置である。Webサーバ1は、図2に示すように、CPU11、RAM12、ROM13、HD14、ディスプレイ15、入力手段16、計時手段17、インタフェイス18、これらの機器を接続するバス19を有している。
CPU(=Central Processing Unit)11は、HD14等に記憶されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し様々な機能を実現する。また、RAM12にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に記憶させる。
特に、CPU11は、端末6からアンケート表示制御情報の送信の要求を受け付けると、ネットワーク8を通じて接続されたDBサーバ2にアンケート表示制御情報の送信要求を出力する。また、CPU11は、DBサーバ2からアンケート表示制御情報を受信すると、当該アンケート表示制御情報を、HD14内のアンケート表示制御情報記憶領域141から呼び出したアンケート表示制御情報と共に、端末6に対し出力する。
また、CPU11が、端末6に対しアンケート表示制御情報を出力するタイミングは、アンケートの回答者等のユーザとあたかも会話しているように適時に出力する。以下、アンケート表示制御情報のうち、アンケート内容を示す文を適時に出力する場合について詳しく説明する。なお、以下に示す図3では、CPU11が出力したアンケート内容を示す文を、端末6の表示手段62上に表示した状態を示している。
例えば、CPU11は、図3(a)に示すように、アンケートの前文1「こんにちは、きょうへいです。(省略)お礼をいたします。」を端末6に出力し、待機する。そして、CPU11は、計時手段17を参照して所定の時間(ex.2秒)が経過したことを認識すると、図3(b)に示すように、アンケートの前文2「・・・じゃあ、早速いろいろ聞かせてもらいますね。」を端末6に出力する。更に、CPU11は、計時手段17を参照して所定の時間(ex.2秒)が経過したことを認識すると、図3(c)に示すように、アンケートの入力要求項目1「普段はどちらのトイレを使用しますか?」及び当該アンケート項目に対応するユーザ入力情報の選択肢群(a)男性、b)女性)を端末6に出力する。
そして、CPU11は、端末6からアンケートの回答者等のユーザによって選択されたユーザ入力情報(ここでは例えば、「a)男性の選択肢」)を受信すると、当該ユーザ入力情報をDBサーバ2に出力する。また、CPU11は、当該ユーザ入力情報を受信すると、アンケートの次の入力要求項目である項目2「歳はいくつですか?ぼくは29歳(独身)です。」及び当該アンケート項目に対応するユーザ入力情報の選択肢群(a)10代、b)20代、c)30代、d)40代、e)50代、f)60代以上)を端末6に出力し、待機する。そして、CPU11は、端末6からアンケートの回答者等のユーザによって選択されたユーザ入力情報(ここでは例えば、「c)30代」の選択肢)を受信すると、当該ユーザ入力情報をDBサーバ2に出力する。また、CPU11は、DBサーバ2から相槌2のc)の「食べ盛りですね」を受信すると、図3(d)に示すように、端末6に出力する。そして、CPU11は、計時手段17を参照して所定の時間(ex.2秒)が経過したことを認識すると、アンケートの次の入力要求項目である項目3「職業について教えて下さい。」及び当該アンケート項目に対応するユーザ入力情報の選択肢群(a)学生、b)会社員、c)公務員、d)主婦、e)その他)を端末6に出力し、待機する。そして、CPU11は、端末6からアンケートの回答者等のユーザによって選択されたユーザ入力情報(ここでは例えば、「c)公務員」の選択肢)を受信すると、当該ユーザ入力情報をDBサーバ2に出力する。また、CPU11は、DBサーバ2から相槌3のc)の「安定していますね」を受信すると、端末6に出力する。そして、CPU11は、計時手段17を参照して所定の時間(ex.2秒)が経過したことを認識すると、アンケートの次の入力要求項目である項目4「一番好きな料理を教えて下さい」及び当該アンケート項目に対応する回答欄を示すテキストボックス(テキストデータを入力可能)を端末6に出力し、待機する。そして、CPU11は、端末6からアンケートの回答者等のユーザによって入力されたユーザ入力情報(ここでは例えば、「カレーライス」である旨のテキストデータ)を受信すると、当該ユーザ入力情報をDBサーバ2に出力する。また、CPU11は、ユーザ入力情報を受信すると、アンケートの結語「ご協力どうもありがとうございました。」を端末6に出力する。
なお、端末6に出力する相槌は、アンケートの回答者等のユーザによって選択された回答の選択肢(ユーザ入力情報の一例)に対応して、DBサーバ2のアンケート表示制御情報記憶領域241に記憶されている相槌を出力する(図5参照)。図3(d)では、アンケートの回答者等のユーザによって、回答2の選択肢としてc)の「30代」が選択されたため、アンケート表示制御情報記憶領域241に対応して記憶されている相槌2としてc)の「食べ盛りですね」が出力された例を示している。
また、上述したように、アンケートの回答者等のユーザによって選択された回答の選択肢を受信した際に、当該回答の選択肢に対応して、DBサーバ2のアンケート表示制御情報記憶領域241に相槌が記憶されている場合には、CPU11は、当該対応する相槌を端末6に出力し、その後、アンケートの次の項目等を出力する。一方、アンケートの回答者等のユーザによって選択された回答の選択肢を受信した際に、当該回答の選択肢に対応して相槌が記憶されていない場合には、アンケートの次の項目等を出力する。
このように、アンケートの回答者等のユーザとあたかも会話しているようなタイミングでアンケート表示制御情報を出力する構成とし、また、アンケートの回答者等のユーザによって選択された回答の選択肢を受信すると、当該回答の選択肢に対応する相槌を出力する構成とすることによって、アンケートの回答者等のユーザは実際に人と会話しているように感じ、端末6という機械に入力するというストレスをあまり感じることなく、テンポ良くアンケートに回答することができる。
また、CPU11は、端末6からのアクセスを初めて認識した場合(=それまで、当該端末6からWebサーバ1に対してアクセスがなかった)、当該端末6を識別する端末識別情報を作成し、作成した端末識別情報を端末6に出力する。なお、端末6は、受け取った端末識別情報をHD等の記憶手段64に記憶し(図11参照)、以降のWebサーバ1に対する要求に含める。
また、CPU11は、端末6から端末識別情報と共に、アンケートの回答者等のユーザによって入力されたアンケートの回答に係るユーザ入力情報を受信すると、当該端末識別情報と当該ユーザ入力情報を、DBサーバ2に出力する。また、CPU11は、当該アンケートの最後の項目に係るユーザ入力情報が、端末識別情報と共に、DBサーバ2に出力されたのを認識すると、当該端末識別情報と同一の端末識別情報に関連付けて記憶されているユーザ入力情報を、これらのユーザ入力情報に夫々関連付けられている項目識別情報と共に、DBサーバ2のユーザ入力情報記憶領域242から呼び出す。そして、CPU11は、呼び出したこれらの情報と、サーバ識別情報記憶領域142から呼び出したサーバ識別情報を、情報転送サーバ3に出力する。
また、CPU11は、端末6から、ユーザ入力情報の送信を要求する旨の送信要求を、当該端末6を識別する端末識別情報と共に受信すると、当該送信要求及び端末識別情報をDBサーバ2に出力する。また、CPU11は、DBサーバ2から、ユーザ入力情報を受信すると、当該ユーザ入力情報の送信を要求した端末6に出力する。
RAM(=Random Access Memory)12は各種データ、プログラム等を一時的に記憶するためのものであり、CPU11の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ROM(=Read Only Memory)13は、内部に基本I/Oプログラム等のプログラム、基本処理において使用する各種データ等を記憶する。
HD(=ハードディスク)14は補助記憶装置であり、大容量メモリとして機能する。HD14には、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等を記憶する。
また、HD14内には、アンケート表示制御情報記憶領域141及びサーバ識別情報記憶領域142が設けられている。
<アンケート表示制御情報記憶領域141の構成>
アンケート表示制御情報記憶領域141には、アンケートの表示制御を行うためのアンケート表示制御情報が記憶されている。アンケート表示制御情報には、例えば、HTML(=Hyper Text Markup Language)等の構造化言語により記述されたアンケートの要素や構造を指定する情報が含まれる。
また、アンケート表示制御情報の中には、アンケートのレイアウトを規定するレイアウト情報や、端末6にスクリプト処理を実行させるためのスクリプト情報が含まれていても良い。レイアウト情報は、例えばCSS(=Cascading Style Sheets)等のスタイルシートにより表現される。更に、スクリプト情報は、例えばJavaScript(登録商標)等のスクリプト言語により記述される。
<サーバ識別情報記憶領域142の構成>
サーバ識別情報記憶領域142には、転送先のWebサーバ4を識別するサーバ識別情報が記憶されている。即ち、Webサーバ1、DBサーバ2、情報転送サーバ3を操作・管理するオペレータ等は、端末6を通じて当該Webサーバ1に入力されたユーザ入力情報を転送する、転送先のWebサーバ4を識別するサーバ識別情報を、サーバ識別情報記憶領域142に予め記憶させておく。
ディスプレイ15は、表示手段としての役割を果たし、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRT、プラズマディスプレイであり、入力手段16から入力されたコマンドや、それに対するWebサーバ1の応答出力等を表示するものである。
入力手段16は、例えば、キーボードやポインティングデバイス(マウス等)、タッチパネルである。オペレータ等は入力手段16を用いて、Webサーバ1に対して、Webサーバ1を制御する命令等を入力指示する。
計時手段17は、例えば、時間を計時可能なタイマである。
18はインタフェイスであり、このインタフェイス18を介してWebサーバ1は、DBサーバ2や各端末6や情報転送サーバ3やオペレータ用端末9等の他の装置との情報や命令のやり取りを行う。バス19は、Webサーバ1内のデータの流れを司るものである。
尚、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
<DBサーバ2の構成>
DBサーバ2は、ネットワーク8を通じて接続されたWebサーバ1からの要求に応じて、記憶されている情報を呼び出して出力し、またWebサーバ1から受信したユーザ入力情報を、端末6の端末識別情報に関連付けて記憶等する、情報処理装置である。DBサーバ2は、図4に示すように、CPU21、RAM12、ROM13、HD24、ディスプレイ15、入力手段16、インタフェイス18、これらの機器を接続するバス19を有している。
CPU(=Central Processing Unit)21は、HD24等に記憶されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し様々な機能を実現する。また、RAM12にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に記憶させる。
特に、CPU21は、ネットワーク8を通じて接続されたWebサーバ1からアンケート表示制御情報の送信の要求を受け付けると、HD24内のアンケート表示制御情報記憶領域241に記憶されているアンケート表示制御情報を呼び出して、Webサーバ1に出力する。
また、CPU21は、Webサーバ1からアンケートの回答者等のユーザによって選択された回答の選択肢(ユーザ入力情報の一例)を受信すると、HD24内のアンケート表示制御情報記憶領域241に、当該選択肢に対応して記憶されている相槌を呼び出して、Webサーバ1に出力する。
また、CPU21は、Webサーバ1から、ユーザ入力情報を、端末6の端末識別情報と共に受信すると、ユーザ入力情報記憶領域242に、受信した端末識別情報と同一の識別情報と、ユーザに入力を要求した項目に係る項目識別情報に関連付けて記憶させる。
また、CPU21は、Webサーバ1から、ユーザ入力情報の送信を要求する旨の送信要求を、端末6を識別する端末識別情報と共に受信すると、ユーザ入力情報記憶領域242内を検索し、受信した端末識別情報と同一の端末識別情報に関連付けて記憶されているユーザ入力情報を呼び出して、Webサーバ1に出力する。
HD(=ハードディスク)24は補助記憶装置であり、大容量メモリとして機能する。HD24には、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等を記憶する。
また、HD24内には、アンケート表示制御情報記憶領域241と、ユーザ入力情報記憶領域242が設けられている。
<アンケート表示制御情報記憶領域241の構成>
アンケート表示制御情報記憶領域241には、アンケートの表示制御を行うためのアンケート表示制御情報が記憶されている。アンケート表示制御情報には、例えば、HTML(=Hyper Text Markup Language)等の構造化言語により記述されたアンケート内容に関する情報が含まれる。
ここで、アンケート内容に関する情報は、アンケート内容を示す文や、アンケート内容を示す文と共に表示させる画像や動画等である。アンケートの内容を示す文は、図5に示すように、例えば、アンケートの前文(ex.アンケートの目的、アンケートに答えて欲しい旨のお願い、アンケートに答えた場合のお礼、等のアンケートの導入部)や、アンケートの入力要求項目(=質問)や、アンケートの回答に係る選択肢群や、入力されたアンケート回答に対する相槌(=合いの手)や、アンケートの結語(ex.回答に対するお礼)が含まれる。
また、相槌は、回答の選択肢(ユーザ入力情報の一例)に対応して記憶されている。例えば、回答2の選択肢a)「10代」には、相槌2のa)の「育ち盛りですね」が対応して記憶され、回答3の選択肢c)「公務員」には、相槌3のc)の「安定していますね。」が対応して記憶されている。そのため、CPU21は、アンケートの回答者等のユーザによって選択された、回答の選択肢に応じて、対応して記憶されている相槌を呼び出して出力することができる。
<ユーザ入力情報記憶領域242の構成>
ユーザ入力情報記憶領域242には、図6に示すように、端末6の端末識別情報及びユーザに入力を要求した項目に係る項目識別情報に関連付けて、アンケートの回答者等のユーザによって入力されたユーザ入力情報を記憶する。例えば、端末識別情報「nvb3456」及び項目識別情報「年齢」に関連付けて、ユーザ入力情報「c)30代」を記憶する。そのため、CPU21は、端末識別情報に基づいて、当該端末識別情報に関連付けて記憶されているユーザ入力情報を呼び出して出力することができる。
<情報転送サーバ3の構成>
情報転送サーバ3は、ネットワーク8を通じて接続されたWebサーバ1から受信したアンケートの回答を、特定された転送先のWebサーバ4に転送する情報処理装置である。情報転送サーバ3は、図7に示すように、CPU31(情報処理装置制御手段の一例)、RAM12、ROM13、HD34、ディスプレイ15、入力手段16、計時手段17、インタフェイス18、これらの機器を接続するバス19を有している。
CPU(=Central Processing Unit)31は、HD34等に記憶されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し様々な機能を実現する。また、RAM12にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に記憶させる。
特に、CPU31は、ユーザ入力情報、当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報及び転送先のWebサーバ4を識別するサーバ識別情報をWebサーバ1から受信すると、Webサーバ4への転送処理を開始する。以下、転送処理について詳しく説明する。
CPU31は、ユーザ入力情報、当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報及び転送先のWebサーバ4を識別するサーバ識別情報をWebサーバ1から受信すると、HD34のWebサーバ情報記憶領域342(後述)を参照して、受信したユーザ入力情報を転送する転送先のWebサーバ4を特定する。また、特定されたWebサーバ4に係るサーバ識別情報に対応して記憶されている入力パターンを特定する。具体的には例えば、図8に示すように、受信したユーザ入力情報に係るサーバ識別情報が「Web001」の場合、CPU31は、Webサーバ情報記憶領域342を参照して、入力パターンを「1」に特定する。また、図8に示すように、受信したユーザ入力情報に係るサーバ識別情報が「Web002」の場合には、CPU31は、Webサーバ情報記憶領域342を参照して、入力パターンを「2」に特定する。
また、CPU31は、Webブラウザ記憶領域341に記憶されているWebブラウザを立ち上げ、Webブラウザを通じて、特定された転送先のWebサーバ4に係る入力フォームを動作させ、入力パターン情報記憶領域343(後述)を参照して、受信したユーザ入力情報を、特定した入力パターンに基づいて、入力する。即ち、CPU31は、転送先のWebサーバ4の入力フォームに適合するように、入力パターン情報記憶領域343を参照して、受信したユーザ入力情報を(必要であれば、データ形式を変換した上で)、特定した入力パターンに基づいて、入力する。
次に、特定された転送先の、サーバ識別情報が「Web001」に係るWebサーバ4に係る入力フォーム(入力パターン1)が、図9に示すような構成の場合を例として、具体的に説明する。
CPU31は、受信した「男性」である旨のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「性別」に基づいて、「性別」に係る入力要求項目に対する回答として、「男性」である旨のラジオボタンを選択する。そして、CPU31は、受信した「30代」である旨のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「年齢」に基づいて、「年齢」に係る入力要求項目に対する回答として、「30代」である旨のラジオボタンを選択する。次に、CPU31は、受信した「公務員」である旨のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「職業」に基づいて、「職業」に係る入力要求項目に対する回答として、「公務員」である旨のラジオボタンを選択する。そして、CPU31は、受信した「カレーライス」である旨のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「一番好きな料理」に基づいて、「一番好きな料理」に係る入力要求項目に対する回答として、「カレーライス」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。次に、アイコン「内容の確認へ」をクリックする。そして、アイコン「送信」(図示省略)をクリックする。
次に、特定された転送先の、サーバ識別情報が「Web002」に係るWebサーバ4に係る入力フォーム(入力パターン2)が、図10に示すような構成の場合を例として、具体的に説明する。
CPU31は、受信した「男性」である旨のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「性別」に基づいて、「性別」に係る入力要求項目に対する回答として、「男性」である旨のラジオボタンを選択する。そして、CPU31は、受信した「30代」である旨のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「年齢」に基づいて、「年齢」に係る入力要求項目に対する回答として、「30代」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。次に、CPU31は、受信した「公務員」である旨のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「職業」に基づいて、「職業」に係る入力要求項目に対する回答として、「公務員」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。そして、CPU31は、受信した「カレーライス」である旨のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「一番好きな料理」に基づいて、「一番好きな料理」に係る入力要求項目に対する回答として、「カレーライス」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。次に、アイコン「内容の確認へ」をクリックする。そして、アイコン「送信」(図示省略)をクリックする。以上が転送処理についてである。
なお、Webサーバ4に係る入力フォームに含まれる各入力要求項目には、項目識別情報が関連付けられている。そのため、CPU31は、Webサーバ4に係る入力フォームに含まれる各入力要求項目の項目識別情報を参照し、当該項目識別情報と一致する項目識別情報が関連付けられたユーザ入力情報を、当該入力要求項目に対する回答として入力する。
このように、情報転送サーバ3が、特定された転送先のWebサーバ4に係る入力フォームを動作させ、Webサーバ1から受信したユーザ入力情報を、特定した入力パターンに基づいて入力することで、端末6から直接Webサーバ4にアクセスした場合と同様に、Webサーバ4にユーザ入力情報を入力させることができる。
HD34には、図7に示すように、Webブラウザが格納されたWebブラウザ記憶領域341と、Webサーバ情報記憶領域342と、入力パターン情報記憶領域343が設けられている。
Webサーバ情報記憶領域342には、図8に示すように、各Webサーバ4のサーバ識別情報と入力パターンが対応して記憶されている。従って、CPU31は、サーバ識別情報に基づいて、当該サーバ識別情報と対応する入力パターンを特定することができる。
入力パターン情報記憶領域343には、各入力パターンが記憶されている。例えば、入力パターン1では、「性別を問う質問」、「年齢を問う質問」及び「職業を問う質問」については、「ラジオボタンの選択」によって入力するように記憶されている。また、「一番好きな料理を問う質問」については、「テキストデータの入力」によって入力するように記憶されている。
また、入力パターン2では、「性別を問う質問」については、「ラジオボタンの選択」によって入力するように記憶されている。また、「年齢を問う質問」、「職業を問う質問」及び「一番好きな料理を問う質問」については、「テキストデータの入力」によって入力するように記憶されている。
なお、本実施の形態例1では、情報転送サーバ3のCPU31は、ユーザ入力情報をWebサーバ1から受信すると、転送先のWebサーバ4に係る入力パターンに基づいて、当該ユーザ入力情報を当該Webサーバ4に入力する構成を示した。この場合に、情報転送サーバ3のCPU31が、Webサーバ4にユーザ入力情報の入力を試みた結果、Webサーバ4から当該ユーザ入力情報の入力を受け付けることができない旨のエラー情報を受信すると、所定の時間経過後に、再度入力を試みる構成としても良い。
また、本実施の形態例1では、本実施の形態例1に係るプログラム及び関連データを直接RAM12等にロードして実行させる例を示しているが、これ以外にも、本実施の形態例1に係るプログラムを動作させる度に、既にプログラムがインストールされているHD14やHD24やHD34からRAM12等にロードするようにしてもよい。また、本実施の形態例1に係るプログラムをROM13等に記憶しておき、これをメモリマップの一部をなすように構成し、直接CPU11やCPU21やCPU31で実行することも可能である。
また、本実施の形態例1では、説明の便宜のため、Webサーバ1やDBサーバ2や情報転送サーバ3を1つの装置で実現した構成について述べているが、複数の装置にリソースを分散した構成によって実現してもよい。例えば、記憶や演算のリソースを複数の装置に分散した形に構成してもよい。或いは、Webサーバ1やDBサーバ2や情報転送サーバ3上で仮想的に実現される構成要素毎にリソースを分散し、並列処理を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態例1では、1台の情報転送サーバ3を用いる構成で説明したが、これは説明の便宜のためであって、限定されるものではなく、複数の情報転送サーバ3を用いる構成としても良い。例えば、1グループにつき4台で、2グループの、即ち8台の情報転送サーバ3を用いる。そして、一方のグループの4台が情報転送サーバ3として、上記の処理を続けていると、同時に行っている処理の量が過大になり、RAM12の容量が不足してしまう。そこで、RAM12の残りの容量が所定の値になると、自動的に電源がOFFになり、他方のグループの4台に切り替わる構成としても良い。このように、一方のグループの情報転送サーバ3と他方のグループの情報転送サーバ3とを交互に使用する構成とすることによって、情報転送サーバ3のRAM12の容量が不足して、動作・応答しなくなるという事態を避けることができ、情報転送サーバ3及び情報転送システムA全体の信頼性を高めることができる。
更に、本実施の形態例1では、説明の便宜のため、Webサーバ1やDBサーバ2や情報転送サーバ3を、ハードウェアによって夫々1台のサーバとして動作する物理サーバで実現した構成について述べるが、ソフトウェアによって夫々1台のサーバとして動作するように物理サーバ上に構成された仮想サーバとして実現した構成であっても良い。
また、本実施の形態例1では、説明の便宜のため、Webサーバ1やDBサーバ2や情報転送サーバ3を夫々独立したサーバで実現した構成について述べるが、Webサーバ1とDBサーバ2と情報転送サーバ3の有する全ての構成を、1つのサーバで実現した構成としても良いし、これら3つのサーバのうちのいずれか2つのサーバの有する全ての構成を、1つのサーバで実現した構成としても良い。
<Webサーバ4及びDBサーバ5の構成>
Webサーバ4は、ネットワーク7を通じて接続された情報転送サーバ3や各端末6にアンケート表示制御情報を出力し、情報転送サーバ3や各端末6から受信したユーザ入力情報を、DBサーバ5に出力等する情報処理装置である。
DBサーバ5は、ネットワーク8を通じて接続されたWebサーバ4からの要求に応じて、記憶されているアンケート表示制御情報やユーザ入力情報等を呼び出して出力し、またWebサーバ4から受信したユーザ入力情報を記憶等する、情報処理装置である。
つまり、Webサーバ4は、ネットワーク7を通じて接続された情報転送サーバ3や各端末6に、DBサーバ5と協働してアンケート表示制御情報を出力する。また、情報転送サーバ3や各端末6から受信したユーザ入力情報は、Webサーバ4を経由して、DBサーバ5に記憶される。
<端末6の構成>
端末6は、ネットワーク7を通じて、Webサーバ1やWebサーバ4に接続可能な情報処理装置であって、例えば、デスクトップ型やノート型やタブレット型のPC(=Personal Computer)、スマートフォンである。
端末6は、図11に示すように、CPU等の制御手段61と、液晶ディスプレイ等の表示手段62と、キーボード、あるいはタッチパネル等の入力手段63と、プログラムであるWebブラウザが格納された、HD、あるいはフラッシュメモリ等の記憶手段64を少なくとも有している。
制御手段61は、入力手段63を通じて、アンケートの回答者等のユーザからWebサーバ1に接続する旨の操作を受け付けると、Webブラウザを用いて、ネットワーク7を通じてWebサーバ1にアクセスし、アンケート表示制御情報の送信を要求する。
また、制御手段61は、Webサーバ1から自身を識別する端末識別情報を受信すると、Webブラウザを用いて、記憶手段64に記憶させる。更に、制御手段61は、Webサーバ1からアンケート表示制御情報を受信すると、Webブラウザを用いて解析し、アンケート内容等を表示手段62上に表示させる。
また、制御手段61は、入力手段63を通じて、アンケートの回答者等のユーザからアンケートの回答に係るユーザ入力情報の入力操作を受け付けると、入力されたユーザ入力情報を、Webブラウザを用いて、表示手段62上に表示させる。また、入力されたユーザ入力情報を、Webブラウザを用いて、記憶手段64から呼び出した端末識別情報と共に、ネットワーク7を通じてWebサーバ1に出力する。
また、制御手段61は、Webブラウザの表示画面上のバック(=戻る)ボタンをクリックする、リロード(=再読み込み)ボタンをクリックする等、入力手段63を通じて、アンケートの回答者等のユーザから、アンケートの内容に関する情報と入力済みのユーザ入力情報を、再表示をする旨の操作を受け付けると、Webブラウザを用いて、Webサーバ1に対して、アンケート表示制御情報とユーザ入力情報の送信要求を、記憶手段64から呼び出した端末識別情報と共に出力する。制御手段61は、Webサーバ1からアンケート表示制御情報とユーザ入力情報を受信すると、Webブラウザを用いて解析し、表示手段62上に表示させる。
<オペレータ用端末9の構成>
オペレータ用端末9は、ネットワーク7を通じて、Webサーバ1、DBサーバ2、情報転送サーバ3に接続可能な情報処理装置であって、例えば、デスクトップ型やノート型やタブレット型のPC(=Personal Computer)である。
また、オペレータ用端末9は、Webサーバ1、DBサーバ2、情報転送サーバ3を遠隔で制御可能に構成されている。そのため、オペレータ等は、オペレータ用端末9を操作することによって、Webサーバ1、DBサーバ2、情報転送サーバを制御することができる。
従って例えば、転送先のWebサーバ4からの「半角で入力すべきところ、全角で入力されておりました」旨の入力エラー通知を、オペレータが情報転送サーバ3を通じてオペレータ用端末9で受け取った場合、当該オペレータは、オペレータ用端末9を操作することによって、Webサーバ1、DBサーバ2、情報転送サーバを制御し、入力エラーに係るユーザ入力情報を、半角で再度入力する。
このように、転送先のWebサーバ4からの入力エラー通知に応じて、オペレータ等が、オペレータ用端末9を操作して再度入力することによって、Webサーバ4に対する入力の精度を更に高めることができ、便宜である。
<情報転送システムAの処理の流れ>
次に、情報転送システムAの処理の流れを、図12〜図15を用いて説明する。なお、各端末6、各Webサーバ1、各DBサーバ2は、夫々独立して処理を実行する。図12に示すように、端末6は、入力手段63を通じて、アンケートの回答者等のユーザからWebサーバ1に接続する旨の操作を受け付けると(ステップS1201)、ネットワーク7を通じてWebサーバ1にアクセスし、アンケート表示制御情報の送信を要求する(ステップS1202)。
Webサーバ1は、端末6からのアクセスを初めて認識した場合、当該端末6を識別する端末識別情報を作成し、作成した端末識別情報を端末6に出力する(ステップS1203)。端末6は、Webサーバ1から自身を識別する端末識別情報を受信すると、記憶手段64に記憶する(ステップS1204)。
Webサーバ1は、アンケート表示制御情報の送信要求を受信すると、ネットワーク8を通じて接続されたDBサーバ2にアンケート表示制御情報の送信要求を出力する(ステップS1205)。DBサーバ2は、Webサーバ1からアンケート表示制御情報の送信要求を受け付けると、HD24内のアンケート表示制御情報記憶領域241に記憶されているアンケート表示制御情報を呼び出して、Webサーバ1に出力する(ステップS1206)。Webサーバ1は、DBサーバ2からアンケート表示制御情報を受信すると、当該アンケート表示制御情報を、HD14内のアンケート表示制御情報記憶領域141から呼び出したアンケート表示制御情報と共に、端末6に対し出力する(ステップS1207)。なお、上述したように、Webサーバ1は、アンケートの回答者等のユーザとあたかも会話しているようなタイミングでアンケート表示制御情報を適時に出力する。端末6は、アンケート表示制御情報を受信するとWebブラウザを用いて解析し、アンケート内容等を表示手段62上に表示する(ステップS1208)。
なお、図12では、Webサーバ1が端末識別情報を出力した後に、アンケート表示制御情報を出力する構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、説明の便宜上のものである。そのため例えば、アンケート表示制御情報を出力した後に、端末識別情報を出力する構成としても良く、端末識別情報と共にアンケート表示制御情報を出力する構成としても良い。
次に、図13に示すように、端末6は、入力手段63を通じて、アンケートの回答者等のユーザからアンケートの回答に係るユーザ入力情報の入力操作を受け付けると(ステップS1301)、記憶手段64から呼び出した端末識別情報、ユーザ入力情報を、Webサーバ1に出力する(ステップS1302)。Webサーバ1は、端末6から端末識別情報、アンケートの回答者等のユーザによって入力されたユーザ入力情報を受信すると、端末識別情報とユーザ入力情報をDBサーバ2に出力する(ステップS1303)。DBサーバ2は、Webサーバ1から端末識別情報と共に、ユーザ入力情報を受信すると、ユーザ入力情報記憶領域242に、受信した端末識別情報と同一の端末識別情報と、項目識別情報に関連付けて記憶させる(ステップS1304)。以降、端末6が、アンケートの回答者等のユーザからユーザ入力情報の入力操作を受け付けると、ステップS1301〜ステップS1304を繰り返す。
Webサーバ1は、アンケートの最後の項目に係るユーザ入力情報が、端末識別情報と共に、DBサーバ2に出力されたのを認識すると、当該端末識別情報と同一の端末識別情報に関連付けて記憶されているユーザ入力情報を、これらのユーザ入力情報に夫々関連付けられている項目識別情報と共に、DBサーバ2のユーザ入力情報記憶領域242から呼び出す。そして、Webサーバ1は、呼び出したこれらの情報と、サーバ識別情報記憶領域142から呼び出したサーバ識別情報を、情報転送サーバ3に出力する(S1305)。
情報転送サーバ3は、ユーザ入力情報、当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報及び転送先のWebサーバ4を識別するサーバ識別情報をWebサーバ1から受信すると、Webサーバ4への転送処理を開始する(ステップS1306)。なお、情報転送サーバ3は、各Webサーバ4に対して、夫々独立して処理を実行する。
転送処理について、詳しくは、情報転送サーバ3は、ユーザ入力情報、当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報及び転送先のWebサーバ4を識別するサーバ識別情報をWebサーバ1から受信すると、HD34のWebサーバ情報記憶領域342を参照して、受信したユーザ入力情報を転送する転送先のWebサーバ4を特定する。また、特定されたWebサーバ4に係るサーバ識別情報に対応して記憶されている入力パターンを特定する。また、情報転送サーバ3は、Webブラウザ記憶領域341に記憶されているWebブラウザを立ち上げ、Webブラウザを通じて、特定された転送先のWebサーバ4に係る入力フォームを動作させ、入力パターン情報記憶領域343を参照して、受信したユーザ入力情報を、特定した入力パターンに基づいて、入力する。
Webサーバ4は、情報転送サーバ3を通じて入力されたユーザ入力情報を、DBサーバ5に出力する。DBサーバ5は、Webサーバ4から受信したユーザ入力情報を記憶する。
ところで、端末6が、入力手段63を通じて、アンケートの回答者等のユーザから受け付けたアンケートの回答に係るユーザ入力情報が、アンケートの回答者等のユーザによって選択された回答の選択肢であり、DBサーバ2のHD24内のアンケート表示制御情報記憶領域241に、当該回答の選択肢に対応して相槌が記憶されている場合には、当該回答の選択肢は、ユーザ入力情報記憶領域242に、端末識別情報に関連付けて記憶されると共に、当該回答の選択肢に対応する相槌が端末6に対し、出力される。以下、図14を用いて、詳しく説明する。
端末6は、入力手段63を通じて、アンケートの回答者等のユーザからアンケートの回答の選択肢の入力操作を受け付けると(ステップS1401)、記憶手段64から呼び出した端末識別情報、入力された回答の選択肢を、Webサーバ1に出力する(ステップS1402)。Webサーバ1は、当該回答の選択肢、端末6の端末識別情報を受信すると、当該回答の選択肢と、端末識別情報をDBサーバ2に出力する(ステップS1403)。DBサーバ2は、当該回答の選択肢と端末6の端末識別情報を受信すると、当該回答の選択肢を、ユーザ入力情報記憶領域242に、受信した端末識別情報と同一の端末識別情報と、項目識別情報に関連付けて記憶させる(ステップS1404)。また、DBサーバ2は、HD24内のアンケート表示制御情報記憶領域241に、当該回答の選択肢に対応して記憶されている相槌を呼び出して、Webサーバ1に出力する(ステップS1405)。また、Webサーバ1は、DBサーバ2から相槌を受信すると、端末6に対し出力する(ステップS1406)。端末6は、相槌を受信すると、Webブラウザを用いて解析し、表示手段62上に表示する(ステップS1407)。以降、端末6が、アンケートの回答者等のユーザからユーザ入力情報の入力操作を受け付けると、ステップS1401〜ステップS1407を繰り返す。
Webサーバ1は、アンケートの最後の項目に係るユーザ入力情報が、端末識別情報と共に、DBサーバ2に出力されたのを認識すると、当該端末識別情報と同一の端末識別情報に関連付けて記憶されているユーザ入力情報を、これらのユーザ入力情報に夫々関連付けられている項目識別情報と共に、DBサーバ2のユーザ入力情報記憶領域242から呼び出す。そして、Webサーバ1は、呼び出したこれらの情報と、サーバ識別情報記憶領域142から呼び出したサーバ識別情報を、情報転送サーバ3に出力する(ステップS1408)。
情報転送サーバ3は、ユーザ入力情報、当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報及び転送先のWebサーバ4を識別するサーバ識別情報をWebサーバ1から受信すると、Webサーバ4への転送処理を開始する(ステップS1409)。
なお、図14では、回答の選択肢を記憶した後に、対応する相槌を出力する構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、説明の便宜上のものである。そのため例えば、相槌を出力した後に、回答の選択肢を記憶する構成としても良く、相槌を出力すると共に回答の選択肢を記憶する構成としても良い。
なお、図13のステップS1301〜ステップS1304の途中で、あるいは、図14のステップS1401〜ステップS1407の途中で、図15に示すように、端末6が、入力手段63を通じて、アンケートの回答者等のユーザから、アンケートの内容に関する情報と入力済みのユーザ入力情報を、再表示をする旨の操作を受け付けると(ステップS1501)、Webブラウザを用いて、Webサーバ1に対して、アンケート表示制御情報及びユーザ入力情報の送信要求を、記憶手段64から呼び出した端末識別情報と共に出力する(ステップS1502)。Webサーバ1は、アンケート表示制御情報及びユーザ入力情報の送信要求と端末識別情報を受信すると、アンケート表示制御情報及びユーザ入力情報の送信要求と端末識別情報をDBサーバ2に出力する(ステップS1503)。DBサーバ2は、Webサーバ1からアンケート表示制御情報及びユーザ入力情報の送信要求と端末識別情報を受け付けると、HD24内のアンケート表示制御情報記憶領域241に記憶されているアンケート表示制御情報を呼び出すと共に、ユーザ入力情報記憶領域242内を検索し、受信した端末識別情報と同一の端末識別情報に関連付けて記憶されているユーザ入力情報を呼び出して、Webサーバ1に出力する(ステップS1504)。Webサーバ1は、DBサーバ2からアンケート表示制御情報等を受信すると、当該アンケート表示制御情報等を、HD14内のアンケート表示制御情報記憶領域141から呼び出したアンケート表示制御情報と共に、端末6に対し出力する(ステップS1505)。端末6は、Webサーバ1からアンケート表示制御情報やユーザ入力情報を受信すると、Webブラウザを用いて解析し、アンケート内容等を表示手段62上に表示する(ステップS1506)。そして、図13のステップS1301、あるいは図14のステップS1401に戻る。
このように、アンケートの回答者等のユーザとあたかも会話しているようなタイミングでアンケート内容等が端末6上に表示され、また、アンケートの回答者等のユーザによって入力されたアンケートの回答に対し、相槌が端末6上に表示される構成であるため、アンケートの回答者等のユーザは実際に人と会話しているように感じ、端末6という機械に入力するというストレスをあまり感じずに、テンポ良くアンケートに回答することができる。
また、ユーザ入力情報が上書きされるたびに、DBサーバ2が端末6の端末識別情報と関連付けて、更新して記憶する構成であるため、アンケートの回答者等のユーザが、Webブラウザ上のバック(=戻る)ボタンをクリックした場合や、リロード(=再読み込み)ボタンをクリックした場合等に、アンケートの内容に関する情報や、アンケートの回答者等のユーザが入力済みの回答を、端末6上に表示させることができ、便宜である。
<変形例>
なお、本実施の形態例1では、DBサーバ2のユーザ入力情報記憶領域242に、端末6の端末識別情報に関連付けて、アンケートの回答者等のユーザによって入力されたユーザ入力情報を記憶する構成を示した。この構成を発展させ、アンケートの回答募集を停止する等、所定の期間が経過した場合には、記憶しているユーザ入力情報をコピーして、他のサーバに送信する。そして、DBサーバ2は、ユーザ入力情報記憶領域242に記憶されているユーザ入力情報から、端末6の端末識別情報を削除する構成としても良い。このような構成にすれば、DBサーバ2では、記憶しているユーザ入力情報について機密性を保ちながら、消失・破損等させることなく保存しなければならないという要請から開放される一方、ユーザ入力情報を他の用途に利用できるようになるため、便宜である。
また、本実施の形態例1では、Webサーバ1は、受信したアンケートの回答の選択肢について、DBサーバ2のアンケート表示制御情報記憶領域241内に、対応する相槌が記憶されている場合には、当該相槌を、端末6に対し出力し、相槌を出力するタイミングは、アンケートの回答者等のユーザとあたかも会話しているように適時に出力する構成を示した。そして、本実施の形態例1では、ユーザと「きょうへい」という人間が1対1で会話する構成を示した。しかし、この構成に限定されるものではなく、図16に示すように、あたかもグループチャットのように、ユーザと複数の人間が会話しているように随時相槌を出力する構成としても良い。図16に示す例では、ユーザからの回答に対し、「きょうへい」と「きよし」という2名が相槌を打つ構成である。
また、本実施の形態例1では、DBサーバ2が、アンケートの回答の各選択肢に対応させて相槌を記憶し、Webサーバ1が、端末6からアンケートの回答の選択肢を受信すると、当該回答の選択肢に対応する相槌を出力する構成を示した。しかし、この構成に限定されるものではなく、DBサーバ2が、キーワードに対応させて相槌を記憶し、Webサーバ1が、端末6からアンケートの回答に含まれる特定のキーワードを受信すると、当該キーワードに対応する相槌を出力する構成としても良い。
(実施の形態例2)
上述した実施の形態例1では、アンケートに対し情報転送システムを適用した例を示したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、例えば、EC(=Electronic Commerce、電子商取引)サイトを通じて、商品やサービスの購入を申し込む際に、ユーザに必要な情報を入力させる入力フォームに対して、本発明を適用することも可能である。また例えば、eラーニングを受講した際に、ユーザに問題演習の回答を入力させる入力フォームに対して、本発明を適用することも可能である。つまり、本発明は、ユーザに入力を要求する項目を端末6上に表示し、ユーザに情報を入力させるものであれば、適用可能である。
また、上述した実施の形態例1では、アンケートの回答者等のユーザとあたかも会話しているようなタイミングでアンケート内容等が端末6上に表示され、また、アンケートの回答者等のユーザによって入力されたアンケートの回答に対し、相槌が端末6上に表示される構成を示した。しかし、本発明はこの構成に限定されるものではなく、アンケートの回答者等のユーザによって入力されたアンケートの回答に対して、相槌は表示されないが、アンケートの回答者等のユーザとあたかも会話しているようなタイミングでアンケート内容等が端末6上に表示される構成としても良い。
以下、本実施の形態例2では、ECサイトを通じて、商品やサービスの購入を申し込む際に、購入者等のユーザに必要な情報を入力させる入力フォームに対して本発明を適用し、相槌は表示されないが、商品の購入者等のユーザとあたかも会話しているようなタイミングで、商品等の購入に必要な情報を入力させるための入力要求項目等が端末6上に表示される構成について、例示的に説明する。なおここでは、上述した実施の形態例1及び変形例で示した構成と異なる構成についてのみ説明し、同様の構成については、説明を省略する。
Webサーバ1のCPU11が、端末6に対し、商品等の購入に必要な情報を入力させるための入力要求項目表示制御情報を出力するタイミングは、購入者等のユーザとあたかも会話しているように適時に、入力要求項目表示制御情報を出力する。例えば、CPU11は、図17(a)に示すように、前文1「ようこそ。それではこれから、お客様に商品をお届けするための情報について、順にご入力をお願い致します。」を端末6に出力し、待機する。そして、CPU11は、計時手段17を参照して所定の時間(ex.2秒)が経過したことを認識すると、図17(b)に示すように、入力要求項目1「苗字と名前を教えて下さい」、苗字と名前に分かれた入力欄、及びアイコン「OK」を端末6に出力する。図17(c)に示すように、CPU11は、ユーザによる苗字・名前(ユーザ入力情報の一例)の入力を認識し、アイコン「OK」がクリックされた旨の命令を受信すると、入力要求項目2「苗字と名前のフリガナを教えて下さい」、苗字と名前に分かれた入力欄、及びアイコン「OK」を端末6に出力する。図17(d)に示すように、CPU11は、ユーザによる苗字及び名前のフリガナ(ユーザ入力情報の一例)の入力を認識し、アイコン「OK」がクリックされた旨の命令を受信すると、入力要求項目3「住所を教えて下さい」、住所用の入力欄、及びアイコン「OK」を端末6に出力する。以降、CPU11は、「連絡先電話番号」、「連絡先メールアドレス」、「お支払方法(クレジットカード払い、銀行振り込み、コンビニ払い)」、「クレジットカード番号(クレジットカード払いの場合)」、「セキュリティコード(=クレジットカード裏面の署名欄に記載された3桁の番号、クレジットカード払いの場合)」、「クレジットカードの有効期限(クレジットカード払いの場合)」等の各入力要求項目について、同様の流れを繰り返す。なお、「連絡先電話番号」〜「クレジットカードの有効期限」は、全て「ユーザ入力情報」の一例である。そして最後に、CPU11は、ユーザによる「クレジットカードの有効期限」の入力を認識し、アイコン「OK」がクリックされた旨の命令を受信すると、結語1「ありがとうございました」を端末6に出力する。
上述したように、Webサーバ1のCPU11は、購入者等のユーザによって入力されたユーザ入力情報を受信すると、次の入力要求項目等を出力する。
また、CPU11は、端末6から端末識別情報と共に、商品の購入者等のユーザによって入力された、最後の入力要求項目に係るユーザ入力情報が、端末識別情報と共に、DBサーバ2に出力されたのを認識すると、当該端末識別情報と同一の端末識別情報に関連付けて記憶されているユーザ入力情報を、これらのユーザ入力情報に夫々関連付けられている項目識別情報と共に、DBサーバ2のユーザ入力情報記憶領域242から呼び出す。そして、CPU11は、呼び出したこれらの情報と、サーバ識別情報記憶領域142から呼び出したサーバ識別情報を、情報転送サーバ3に出力する。
情報転送サーバ3のCPU31は、ユーザ入力情報、当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報及び転送先のWebサーバ4を識別するサーバ識別情報をWebサーバ1から受信すると、Webサーバ4への転送処理を開始する。
転送処理について、詳しくは、CPU31は、ユーザ入力情報、当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報及び転送先のWebサーバ4を識別するサーバ識別情報をWebサーバ1から受信すると、HD34のWebサーバ情報記憶領域342を参照して、受信したユーザ入力情報を転送する転送先のWebサーバ4を特定する。また、特定されたWebサーバ4に係るサーバ識別情報に対応して記憶されている入力パターンを特定する。
また、CPU31は、Webブラウザ記憶領域341に記憶されているWebブラウザを立ち上げ、Webブラウザを通じて、特定された転送先のWebサーバ4に係る入力フォームを動作させ、入力パターン情報記憶領域343を参照して、受信したユーザ入力情報を、特定した入力パターンに基づいて、入力する。即ち、CPU31は、転送先のWebサーバ4の入力フォームに適合するように、入力パターン情報記憶領域343を参照して、受信したユーザ入力情報を(必要であれば、データ形式を変換した上で)、特定した入力パターンに基づいて、入力する。
以下、特定された転送先のWebサーバ4に係る入力フォームが、図18に示すような構成の場合を例として、具体的に説明する。
CPU31は、図18(a)に示すように、受信した「山田」のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「苗字」に基づいて、「苗字」に係る入力要求項目に対する回答として、「山田」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。また、受信した「一郎」のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「名前」に基づいて、「名前」に係る入力要求項目に対する回答として、「一郎」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。そして、受信した「ヤマダ」のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「苗字のフリガナ」に基づいて、「苗字のフリガナ」に係る入力要求項目に対する回答として、「ヤマダ」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。また、受信した「イチロウ」のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「名前のフリガナ」に基づいて、「名前のフリガナ」に係る入力要求項目に対する回答として、「イチロウ」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。次に、CPU31は、受信した「東京都新宿下落合11−2−1」のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「住所」に基づいて、「住所」に係る入力要求項目に対する回答として、「東京都新宿下落合11−2−1」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。そして、CPU31は、受信した「03−1234−5678」のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「連絡先電話番号」に基づいて、「連絡先電話番号」に係る入力要求項目に対する回答として、「03−1234−5678」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。
次に、CPU31は、図18(b)に示すように、受信した「i.yamada@tmail.com」のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「連絡先メールアドレス」に基づいて、「連絡先メールアドレス」に係る入力要求項目に対する回答として、「i.yamada@tmail.com」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。そして、CPU31は、受信した「クレジットカード払い」である旨のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「お支払方法」に基づいて、「お支払い方法」に係る入力要求項目に対する回答として、「クレジットカード払い」である旨のラジオボタンを選択する。次に、CPU31は、受信した「1234−5678−1234−5678」のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「クレジットカード番号」に基づいて、「クレジットカード番号」に係る入力要求項目に対する回答として、「1234−5678−1234−5678」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。そして、CPU31は、受信した「111」のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「セキュリティコード」に基づいて、「セキュリティコード」に係る入力要求項目に対する回答として、「111」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。
次に、CPU31は、図18(c)に示すように、受信した「25/12/2020」のユーザ入力情報及び当該ユーザ入力情報に関連付けられている項目識別情報「クレジットカードの有効期限」に基づいて、「クレジットカードの有効期限」に係る入力要求項目に対する回答として、「25/12/2020」である旨のテキストデータをテキストボックス内に入力する。そして、アイコン「内容の確認へ」をクリックする。次に、アイコン「送信」(図示省略)をクリックする。
このように、情報転送サーバ3が、特定された転送先のWebサーバ4に係る入力フォームを動作させ、Webサーバ1から受信したユーザ入力情報を、特定した入力パターンに基づいて入力することで、端末6から直接Webサーバ4にアクセスした場合と同様に、Webサーバ4を通じてDBサーバ5に入力情報を入力させることができる。
なお、本実施の形態例1及び2では、ユーザから情報の入力を受け付けるユーザインタフェイスとして、プルダウンメニュー、ラジオボタン、テキストボックスを用いる構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、ユーザインタフェイスとして、カレンダー、ポップアップメニュー、チェックボックスを用いる構成としても良い。
<変形例>
ところで、上述した実施の形態例1及び2や、変形例で示された本発明では、ユーザによって、端末6を通じて入力されたアンケートの回答や商品等の購入の際に入力させたユーザ入力情報は、Webサーバ1、情報転送サーバ3を経由して、転送先であるWebサーバ4に入力される。
そして、実施の形態例2で示したように、商品やサービスの購入を申し込む際に、購入者等のユーザに必要な情報を入力させる入力フォームに対して本発明を適用する場合に、購入者等のユーザに入力させたユーザ入力情報の中に、クレジットカードに関連する情報(クレジットカード番号、セキュリティコード、クレジットカードの有効期限等)が含まれている場合がある。このクレジットカードに関連する情報は、個人情報・機密情報であって、取引の当事者以外の第三者には知られるべきではない。
そこで、このクレジットカードに関連する情報について、DBサーバ2が受信すると、ユーザ入力情報記憶領域242内に暗号化して記憶する。そして、情報転送サーバ3に出力する際に、Webサーバ1は、トークン(=暗号鍵、一度しか使用できないパスワード)を用いて、当該情報を復号化する。このような構成としても良い。このような構成とすれば、クレジットカードに関連する情報の機密性が保持され、便宜である。
A:情報転送システム、
1:Webサーバ、
11:CPU、12:RAM、13:ROM、14:HD、141:アンケート表示制御情報記憶領域、142:サーバ識別情報記憶領域、15:ディスプレイ、16:入力手段、17:計時手段、18:インタフェイス、19:バス、
2:DBサーバ、
21:CPU、24:HD、241:アンケート表示制御情報記憶領域、242:ユーザ入力情報記憶領域、
3:情報転送サーバ、
31:CPU、34:HD、341:Webブラウザ記憶領域、342:Webサーバ情報記憶領域、343:入力パターン情報記憶領域、
4:Webサーバ、
5:DBサーバ、
6:端末、
61:制御手段、62:表示手段、63:入力手段、64:記憶手段、
7:ネットワーク、
8:ネットワーク、
9:オペレータ用端末

Claims (4)

  1. ユーザより情報の入力を受け付ける情報受付情報処理装置から受信したユーザ入力情報を、ユーザより情報の入力を受け付ける転送先情報処理装置に転送する情報転送情報処理装置であって、
    当該情報転送情報処理装置は、入力パターン情報記憶手段に記憶されている、前記転送先情報処理装置の入力パターンを参照して、前記ユーザ入力情報を前記転送先情報処理装置に入力する情報処理装置制御手段を有することを特徴とする、情報転送情報処理装置。
  2. ユーザより情報の入力を受け付ける情報受付情報処理装置から受信したユーザ入力情報を、ユーザより情報の入力を受け付ける転送先情報処理装置に転送する情報転送情報処理装置を用いた方法であって、
    当該情報転送情報処理装置は、入力パターン情報記憶手段に記憶されている、前記転送先情報処理装置の入力パターンを参照して、前記ユーザ入力情報を前記転送先情報処理装置に入力するステップを有することを特徴とする、方法。
  3. ユーザより情報の入力を受け付ける情報受付情報処理装置から受信したユーザ入力情報を、ユーザより情報の入力を受け付ける転送先情報処理装置に転送する情報転送情報処理装置に手順を実行させるプログラムであって、
    当該情報転送情報処理装置に、入力パターン情報記憶手段に記憶されている、前記転送先情報処理装置の入力パターンを参照して、前記ユーザ入力情報を前記転送先情報処理装置に入力する情報処理装置制御手段として機能させることを特徴とする、プログラム。
  4. ユーザより情報の入力を受け付ける情報受付情報処理装置と、ユーザより情報の入力を受け付ける転送先情報処理装置と、前記情報受付情報処理装置から受信したユーザ入力情報を、前記転送先情報処理装置に転送する情報転送情報処理装置とを有する情報転送システムであって、
    前記情報転送情報処理装置は、入力パターン情報記憶手段に記憶されている、前記転送先情報処理装置の入力パターンを参照して、前記情報受付情報処理装置から受信した前記ユーザ入力情報を前記転送先情報処理装置に入力することを特徴とする、情報転送システム。



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