JP2020021387A - メモリシステム - Google Patents

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祐義 伊藤
岡固 典和
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典和 岡固
信太 和夫
Kazuo Shinoda
和夫 信太
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【課題】メモリシステムの内部で生成される電圧の不具合が発生した場合に当該不具合の影響を抑制することができるメモリシステムを提供する。【解決手段】フラッシュメモリと、前記フラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラと、外部電源から供給される電力の電圧を所定の電圧に変換する電圧変換を行い、当該電圧変換後の電力を前記メモリコントローラに供給する電圧変換回路と、前記電圧変換回路から前記メモリコントローラに供給される電力の電圧が所定の電圧範囲から外れている場合に、非活性化信号を前記メモリコントローラに出力する強制停止回路と、を備え、前記メモリコントローラは、活性状態または非活性状態の指示を受ける入力端子を有し、前記入力端子に前記非活性化信号が入力された場合、非活性状態になる、メモリシステム。【選択図】図1

Description

本発明は、メモリシステムに関する。
フラッシュメモリに関する技術についての研究や開発が行われている。
フラッシュメモリを使用してデータを記憶するメモリシステムが知られている。このようなメモリシステムは、外部電源から供給される電圧を各種の動作電圧に変換する複数の電圧変換回路を備える。これらの動作電圧は、メモリコントローラおよびフラッシュメモリのそれぞれに供給される。
近年では、このようなメモリシステムを小型化するために、フラッシュメモリを制御するメモリコントローラのチップと当該フラッシュメモリのチップを1つのパッケージに組み込んだIC(Integrated Circuit)パッケージが開発されている。
ここで、このようなICパッケージに外部から電圧を供給する場合、ユーザ(人)にとって、当該電圧を外部から供給させるための作業が必要になる。このため、このようなICパッケージでは、メモリコントローラとフラッシュメモリとこれらに所定電圧の電力を供給する電圧変換回路が、1つのICパッケージの中に組み込まれていることが多い。
このようなメモリシステムでは、内蔵されている電圧変換回路の不具合により、フラッシュメモリに対するデータの書き込みあるいは読み出しに失敗する場合があった。
例えば、メモリコントローラのプロセッサーに供給されるコア電圧(例えば、+2.5ボルト[V]の電圧)は、仕様上、所定の電圧範囲(例えば、+2.5V±10%)に収まる電圧値である必要がある。
しかしながら、EOS(Electrical Over Stress)あるいはESD(Electro Static Discharge)等により、電圧変換回路で使用されている電源ICに異常等が発生した場合、電圧変換回路からは正常なコア電圧が供給されないことがある。
また、コア電圧の電圧値が所定の電圧範囲よりも高い電圧値である場合であっても、プロセッサーは、見かけ上、動作してしまう場合がある。このような状態でメモリコントローラが動作し続けると、不具合が発生してしまう可能性が高い。
また、所定の電圧が供給されていない状態でメモリシステムが動作してしまうと、フラッシュメモリに対するデータの書き込みあるいは読み出しが正常に行われていなくてもユーザがそれに気付かない場合があった。
この場合、例えば、メモリシステムの信頼性を確保することが困難となり、また、不具合品が流出してしまう恐れもあった。
このような問題を解決するため、メモリコントローラとフラッシュメモリと電圧変換回路とが組み込まれたICパッケージでは、電圧変換回路の出力電圧を監視するための電圧モニターピンが設けられている場合があった。このようなICパッケージでは、当該電圧モニターピンを介して当該ICパッケージに組み込まれている電圧変換回路の出力電圧を監視することができる。
しかしながら、このような監視を行うためには、ICパッケージの外部に電圧を測定する回路を設ける必要がある。
電圧を監視する回路の従来技術としては、特許文献1に、端子の電圧があらかじめ決められた上限値および下限値の間にあるか否かを判定する回路が開示されている(特許文献1参照。)。
特開2008−304393号公報
しかしながら、フラッシュメモリを使用するメモリシステムでは、当該メモリシステムの内部で生成される電圧が所定の電圧範囲から外れている場合に、それに対処する技術の具体化が不十分であった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、メモリシステムの内部で生成される電圧が所定の電圧範囲から外れた場合、つまり、メモリシステムに組み込まれている電圧変換回路に不具合が発生した場合に、当該不具合の影響を抑制することができるメモリシステムを提供することを課題とする。
本発明の一態様は、フラッシュメモリと、前記フラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラと、外部電源から供給される電力の電圧を所定の電圧に変換する電圧変換を行い、当該電圧変換後の電力を前記メモリコントローラに供給する電圧変換回路と、前記電圧変換回路から前記メモリコントローラに供給される電力の電圧が所定の電圧範囲から外れている場合に、非活性化信号を前記メモリコントローラに出力する強制停止回路と、を備え、前記メモリコントローラは、活性状態または非活性状態の指示を受ける入力端子を有し、前記入力端子に前記非活性化信号が入力された場合、非活性状態になる、メモリシステムである。
本発明によれば、メモリシステムの内部で生成される電圧の不具合が発生した場合に当該不具合の影響を抑制することができる。
実施形態に係るメモリシステムの構成の一例を示す図である。 強制停止回路の回路構成の一例を示す図である。 実施形態の変形例1に係る強制停止回路の一例を示す図である。 実施形態の変形例2に係る強制停止回路の一例を示す図である。 実施形態の変形例3に係るメモリシステムの構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<メモリシステムの構成>
図1は、実施形態に係るメモリシステム1の構成の一例を示す図である。
なお、本実施形態および変形例では、各種の電圧の値を例示するが、それぞれの電圧の値は本実施形態および変形例の値に限定されず、他の値が用いられてもよい。
また、本実施形態および変形例で示される回路構成は一例であり、当該回路構成以外の回路構成が用いられてもよい。
メモリシステム1は、3つの電圧変換回路11A、11B、11Cと、メモリコントローラ12と、フラッシュメモリ13と、強制停止回路14を備える。
本実施形態では、電圧変換回路11A、11B、11Cと、メモリコントローラ12と、フラッシュメモリ13と、強制停止回路14が1つのICパッケージに組み込まれている場合を示す。なお、他の例として、電圧変換回路11A、11B、11Cと、メモリコントローラ12と、フラッシュメモリ13と、強制停止回路14のうちの少なくとも一部が同一のICパッケージに組み込まれていない構成であってもよい。
メモリシステム1は、ホストシステム(図示せず)とコマンドやデータ等の授受を行えるように接続されており、当該ホストシステムから与えられるコマンド等にしたがって、当該ホストシステムから与えられるデータをフラッシュメモリ13に書き込む処理、あるいは、フラッシュメモリ13からデータを読み出す処理を行う。
また、メモリシステム1は、外部電源2と接続されている。外部電源2は、例えば、メモリシステム1が接続されるホストシステムに備えられてもよい。なお、他の例として、外部電源2は、当該ホストシステム以外のところに備えられてもよい。
外部電源2は、例えば、+3.3Vの電圧を有する電力を供給する電源である。
外部電源2から供給される電力は、それぞれの電圧変換回路11A、11B、11C、メモリコントローラ12、フラッシュメモリ13及び強制停止回路14に供給される。
電圧変換回路11Aは、外部電源2から供給される電力の電圧を変換して、電圧変換後の電力をメモリコントローラ12に供給する。例えば、電圧変換回路11Aにおいて、変換前の電圧は+3.3Vであり、変換後の電圧は+2.5Vである。
また、電圧変換回路11Aからメモリコントローラ12に供給される電力の一部が強制停止回路14に入力される構成となっている。
電圧変換回路11Bは、外部電源2から供給される電力の電圧を変換して、電圧変換後の電力をメモリコントローラ12に供給する。例えば、電圧変換回路11Bにおいて、変換前の電圧は+3.3Vであり、変換後の電圧は+1.2Vである。
電圧変換回路11Cは、外部電源2から供給される電力の電圧を変換して、電圧変換後の電力をメモリコントローラ12およびフラッシュメモリ13に供給する。例えば、電圧変換回路11Cにおいて、変換前の電圧は+3.3Vであり、変換後の電圧は+1.8Vである。
メモリコントローラ12は、外部電源2と電圧変換回路11A、11B、11Cから供給される電力により動作し、例えば、フラッシュメモリ13に対するアクセスを制御する。
また、メモリコントローラ12は、活性状態または非活性状態の指示を受け付ける入力端子121を有する。そして、メモリコントローラ12は、入力端子121に活性化信号が入力された場合、活性状態になる。また、メモリコントローラ12は、入力端子121に非活性化信号が入力された場合、非活性状態になる。
ここで、活性状態は、メモリコントローラ12が外部から入力されたコマンド等に応じた処理を行うことが可能な状態であり、非活性状態は、メモリコントローラ12が外部から入力されたコマンド等に応じた処理を行うことができない状態である。例えば、活性状態は、メモリコントローラ12のリセット端子にリセット信号が入力されていない状態のことであり、非活性状態は、メモリコントローラ12のリセット端子にリセット信号が入力されて、メモリコントローラ12が動作することができない状態である。本実施形態では、入力端子121は、リセット信号が入力されるリセット端子である。
なお、本実施形態では、メモリコントローラ12に対するリセット信号あるいはリセット解除信号(リセット信号が入力されていない状態)によってメモリコントローラ12の活性状態と非活性状態を制御する構成を示すが、他の例として、イネーブル信号などによってメモリコントローラ12の活性状態と非活性状態を制御する構成が用いられてもよい。例えば、メモリコントローラ12のイネーブル端子にイネーブル信号が入力されたときにメモリコントローラ12が活性状態になる。
フラッシュメモリ13は、外部電源2と電圧変換回路11Cから供給される電力により動作し、メモリコントローラ12によって制御されて、データを記憶する。フラッシュメモリ13は、様々な種類のフラッシュメモリであってもよい。例えば、フラッシュメモリ13が備える各セルは、SLC(Single Level Cell)であってもよく、MLC(Multi Level Cell)であってもよく、あるいは、TLC(Triple Level Cell)であってもよい。また、フラッシュメモリ13は、NAND型のフラッシュメモリであってもよく、NOR型のフラッシュメモリであってもよい。
強制停止回路14は、外部電源2から供給される電力により動作する。
本実施形態では、強制停止回路14は、電圧変換回路11Aから供給される電力の電圧を監視する。強制停止回路14は、電圧変換回路11Aからメモリコントローラ12に供給される電力の電圧を検出し、検出された電圧(説明の便宜上、検出電圧ともいう。)が所定の範囲から外れている場合に、非活性化信号(リセット信号)をメモリコントローラ12に出力する。
ここで、所定の電圧範囲は、メモリコントローラ12が正常に動作することができる電圧範囲に基づいて設定され、電圧変換回路11Aが正常に動作している場合に電圧変換回路11Aからメモリコントローラ12に供給される電圧の電圧範囲に対応する。本実施形態では、電圧変換回路11Aからメモリコントローラ12に供給される電力の電圧範囲はメモリコントローラ12の動作保証電圧に基づいて、例えば、2.25Vから2.75までの電圧範囲(+2.5Vを基準として上下10%の範囲)に設定される。
なお、所定の電圧範囲としては、他の範囲が用いられてもよい。
以上のように、メモリシステム1では、電圧変換回路11Aから供給される電圧が所定の電圧範囲から外れている場合に、強制停止回路14が非活性化信号をメモリコントローラ12に出力する。
これにより、メモリシステム1では、電圧変換回路11Aに生じた不具合などによって電圧変換回路11Aから供給される電力の電圧が所定の範囲から外れた場合に、メモリコントローラ12の動作を停止させることで、当該不具合の影響を抑制することができる。
<強制停止回路の回路構成>
図2は、強制停止回路14の回路構成の一例を示す図である。
強制停止回路14は、第1回路15と、第2回路16と、第3回路17を備える。
第1回路15は、電圧変換回路11Aからメモリコントローラ12に供給される電力の電圧(検出電圧)が所定の電圧範囲にあるか否かを判定する。そして、第1回路15は、当該検出電圧が所定の電圧範囲にある場合にはハイレベルの信号を第3回路17に出力し、当該検出電圧が所定の電圧範囲にない場合にはローレベルの信号を第3回路17に出力する。
第2回路16は、外部電源2から供給される電力の電圧(説明の便宜上、電源電圧ともいう。)が所定の電圧(例えば、2.7V)以上になったことを検出する回路である。本実施形態では、第2回路16は、電源電圧が2.7V未満のときにローレベルの信号を出力し、電源電圧が2.7V以上のときにハイレベルの信号を出力する。
第3回路17は、第1回路15から出力される信号と、第2回路16から出力される出力との論理積を行う回路であり、論理積の結果に応じたレベルの信号をメモリコントローラ12の入力端子121に出力する。
第1回路15は、コンパレータ151と、コンパレータ152と、4つの抵抗R11〜R14と、コンデンサC11を備える。
コンパレータ151は、オープンコレクタ出力方式のコンパレータである。コンパレータ151は、端子151Pと、端子151Nと、端子151+と、端子151−と、端子151Oを有する。
端子151Pは、正の電源端子であり、本実施形態では、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)が印加されている。
端子151Nは、負の電源端子であり、本実施形態では、グラウンドに接続されている。
端子151+は、非反転入力端子であり、3つの抵抗R11〜R13に応じた電圧(分圧)が印加されている。
端子151−は、反転入力端子であり、電圧変換回路11Aから供給される電力の電圧が印加されている。
端子151Oは、出力端子であり、端子151−に印加される電圧が端子151+に印加される電圧以下である場合にハイレベルの信号を出力し、端子151−に印加される電圧が端子151+に印加される電圧よりも高い場合にローレベルの信号を出力する。
コンパレータ152は、オープンコレクタ出力方式のコンパレータである。コンパレータ152は、端子152Pと、端子152Nと、端子152+と、端子152−と、端子152Oを有する。
端子152Pは、正の電源端子であり、本実施形態では、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)が印加されている。本実施形態では、2つのコンパレータ151、152に供給される当該電圧は共通となっている。
端子152Nは、負の電源端子であり、本実施形態では、グラウンドに接続されている。
端子152+は、非反転入力端子であり、電圧変換回路11Aから供給される電力の電圧が印加されている。
端子152−は、反転入力端子であり、3つの抵抗R11〜R13に応じた電圧(分圧)が印加されている。
端子152Oは、出力端子であり、端子152+に印加される電圧が端子152−に印加される電圧以上である場合にハイレベルの信号を出力し、端子152+に印加される電圧が端子152−に印加される電圧よりも低い場合にローレベルの信号を出力する。
ここで、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)の電圧源(入力端)とコンパレータ151の端子151+との間に抵抗R11が接続されている。また、コンパレータ151の端子151+とコンパレータ152の端子152−との間に抵抗R12が接続されている。また、コンパレータ152の端子152−とグラウンドとの間に抵抗R13が接続されている。これにより、本実施形態では、コンパレータ151の端子151+に所定の上限値(+2.75V)の電圧が印加される構成となっており、コンパレータ152の端子152−に所定の下限値(+2.25V)の電圧が印加される構成となっている。このような上限値および下限値は、例えば、3つの抵抗R11〜R13の抵抗値を調整することで実現される。
また、コンデンサC11の一端はコンパレータ151の端子151Pおよびコンパレータ152の端子152Pに接続されており、コンデンサC11の他端はグラウンドに接続されている。
また、抵抗R14の一端は、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)の電圧源(入力端)に接続されており、抵抗R14の他端は2つのコンパレータ151、152の出力の端子151O、152Oに接続されている。ここで、コンパレータ151、152はオープンコレクタ出力方式であるため、ワイヤードORが構成されている。
従って、2つのコンパレータ151、152の出力の端子151O、152Oから出力される2つの出力信号が共にハイレベルのときだけ、第3回路17の端子171Aにハイレベルの信号が入力される。
このような回路構成により、第1回路15では、電圧変換回路11Aからメモリコントローラ12に供給される電力の電圧が所定の電圧範囲の上限値よりも高い場合、コンパレータ151の端子151Oから出力される出力信号はローレベルになり、電圧変換回路11Aからメモリコントローラ12に供給される電力の電圧が所定の電圧範囲の下限値より低い場合、コンパレータ152の端子152Oから出力される出力信号はローレベルになる。そして、第1回路15は、コンパレータ151の端子151Oとコンパレータ152の端子152Oのいずれかの出力信号がローレベルになるときに第3回路17にローレベルの信号を出力する。つまり、メモリコントローラ12に供給される電力の電圧が所定の電圧範囲から外れた場合、第1回路15は第3回路17にローレベルの信号を出力する。
また、第1回路15では、電圧変換回路11Aからメモリコントローラ12に供給される電力の電圧が所定の電圧範囲の上限値と下限値との間にある場合、第3回路17にハイレベルの信号を出力する。
第2回路16は、電圧検出回路161と、抵抗R21と、2つのコンデンサC21〜C22を備える。
電圧検出回路161は、端子161Dと、端子161Sと、端子161Oと、端子161Cを備える。
端子161Dは、正の電源端子であり、本実施形態では、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)が印加されている。
端子161Sは、負の電源端子であり、グラウンドに接地されている。
端子161Oは、出力端子であり、信号を第3回路17に出力する。
端子161Cは、外部容量端子であり、コンデンサC22の一方の端子に接続されている。このコンデンサC22の他方の端子はグラウンドに接続されている。
ここで、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)の電圧源(入力端)は電圧検出回路161の端子161Dに接続され、電圧検出回路161の端子161Dと端子161Sとの間にコンデンサC21が接続されている。
また、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)の電圧源(入力端)と電圧検出回路161の端子161Oとの間に、抵抗R21が接続されている。
このような回路構成により、電圧検出回路161は、端子161Dに印加される電圧と端子161Sに印加される電圧との差が、あらかじめ設定された電圧(閾値)以上である場合に、設定された遅延時間が経過した後に第3回路17にハイレベルの信号を出力する。なお、遅延時間はコンデンサC22の静電容量に応じて決まる。
また、電圧検出回路161は、端子161Dに印加される電圧と端子161Sに印加される電圧との差が、あらかじめ設定された電圧(閾値)未満である場合には、ローレベルの信号を端子161Oから第3回路17に出力する。
なお、本実施形態では、当該あらかじめ設定された電圧(閾値)は、+2.7Vである。
第3回路17は、AND回路171と、コンデンサC31を備える。
AND回路171は、端子171Aと、端子171Bと、端子171Pと、端子171Nと、端子171Oを備える。
端子171Aは、AND回路171が有する2つの入力端子のうちの一方であり、第1回路15から出力される信号を入力する。
端子171Bは、AND回路171が有する2つの入力端子のうちの他方であり、第2回路16から出力される信号を入力する。
端子171Pは、正の電源端子であり、本実施形態では、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)が印加されている。
端子171Nは、負の電源端子であり、本実施形態では、グラウンドに接続されている。
端子171Oは、出力端子であり、信号をメモリコントローラ12の入力端子121に出力する。
ここで、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)の電圧源(入力端)とグラウンドとの間にコンデンサC31が接続されている。
AND回路171は、第1回路15から出力される信号のレベルと、第2回路16から出力される信号のレベルとの両方がハイレベルである場合、端子171Oからハイレベルの信号をメモリコントローラ12の入力端子121に出力する。ここで、ハイレベルの信号は活性化信号に対応し、メモリコントローラ12は、入力端子121に活性化信号が入力された場合、活性状態になる。
一方、AND回路171は、第1回路15から出力される信号のレベルと、第2回路16から出力される信号のレベルとのいずれか一方または両方がローレベルである場合、端子171Oからローレベルの信号をメモリコントローラ12の入力端子121に出力する。ここで、ローレベルの信号はリセット信号(非活性化信号)に対応し、メモリコントローラ12は、入力端子121にリセット信号(非活性化信号)が入力された場合、非活性状態になる。
このように、強制停止回路14は、電圧変換回路11Aからメモリコントローラ12に供給される電力の電圧が所定の電圧範囲から外れている場合に、リセット信号(非活性化信号)をメモリコントローラ12の入力端子121に出力する。そして、メモリコントローラ12は、入力端子121にリセット信号(非活性化信号)が入力された場合、非活性状態になる。これにより、メモリシステム1では、当該メモリシステム1の内部で生成される電圧(本実施形態では、電圧変換回路11Aから供給される電力の電圧)の不具合が発生した場合に当該不具合の影響を抑制することができる。
例えば、メモリシステム1では、簡易かつ安価な強制停止回路14によって電圧変換回路11Aからの電圧に生じた不具合を検出して、メモリコントローラ12の動作を停止させることができる。これにより、ユーザは、電圧変換回路11Aから供給される電圧が不良なモジュールを簡易な検査によって取り除くことができる。また、不具合が発生した場合にメモリコントローラ12の動作が停止されるため、未然にその不具合を発見することが容易になり、ホストシステムの側でフラッシュメモリ13へのデータの書き込み等が失敗したことを見逃す可能性を抑制することができる。
また、強制停止回路14は、メモリシステム1の内部で起きている異常な動作電圧の供給を、外部からのモニターなしで検出することが可能であり、フェールセーフなメモリシステム1を実現することができる。
本実施形態に係るメモリシステム1により得られる効果は、例えば、メモリシステム1の出荷前に発揮することができ、また、メモリシステム1の出荷後に発揮することも可能である。
ここで、本実施形態では、図2に示されるように、強制停止回路14は、第1回路15と第2回路16と第3回路17を備えるが、他の例として、強制停止回路14は、第1回路15を備え、第2回路16および第3回路17を備えない構成が用いられてもよい。このような構成では、強制停止回路14は、第1回路15から出力される信号をメモリコントローラ12の入力端子121に出力する。このような構成では、第1回路15の出力端がメモリコントローラ12の入力端子121と接続される。
なお、強制停止回路14は、例えば、第1回路15と第2回路16と第3回路17といった本実施形態で示された回路以外の回路を備えてもよい。
また、メモリシステム1は、例えば、フラッシュメモリ13と、電圧変換回路11Aと、強制停止回路14が1つのICパッケージに収納される構成であってもよい。
また、メモリシステム1は、フラッシュメモリ13と、電圧変換回路11Aと、強制停止回路14のうちの一部または全部が互いに異なるICパッケージに収納される構成であってもよい。
また、メモリシステム1は、フラッシュメモリ13と、電圧変換回路11Aと、強制停止回路14と、メモリコントローラ12が1つのICパッケージに収納される構成であってもよい。
また、メモリシステム1は、フラッシュメモリ13と、電圧変換回路11Aと、強制停止回路14と、メモリコントローラ12のうちの一部または全部が互いに異なるICパッケージに収納される構成であってもよい。
ここで、本実施形態では、3つの電圧変換回路11A、11B、11Cのうちの一部である1つの電圧変換回路11Aについて強制停止回路14により電圧を監視する構成を示した。他の構成例として、強制停止回路14により電圧が監視されない他の電圧変換回路11B、11Cのうちの1以上についてはメモリシステム1の内部に備えられずに外部に備えられてもよい。さらに、他の構成例として、外部からメモリシステム1に電圧(本例では、例えば、+1.2Vの電圧、+1.8Vの電圧)が入力される場合には、外部の電源回路は、必ずしも電圧変換回路でなくてもよく、他の回路であってもよい。
また、本実施形態では、メモリコントローラ12のリセット信号等を受け付ける入力端子121への信号のレベルを強制停止回路14により制御する構成を示したが、他の例として、イネーブル信号を受け付ける入力端子(説明の便宜上、イネーブル入力端子という。)への信号のレベルを強制停止回路14により制御する構成が用いられてもよい。このような構成では、メモリコントローラ12は、例えば、ハイレベルの信号がイネーブル入力端子に入力されると活性状態となり、ローレベルの信号がイネーブル入力端子に入力されると非活性状態となる。
なお、ローレベルとハイレベルのそれぞれによって実現される動作は、例えば、逆になるように構成されてもよく、つまり、本実施形態におけるローレベルの代わりにハイレベルが用いられ、本実施形態におけるハイレベルの代わりにローレベルが用いられる構成とされてもよい。
<実施形態の変形例1>
実施形態の変形例1では、説明の便宜上、実施形態と同様な構成部に同じ符号を付してあり、実施形態と同様な部分について詳しい説明を省略する。なお、メモリシステム1については、内部の回路構成が異なるが、説明の便宜上から、メモリシステム1と示して説明する。
実施形態では、電圧変換回路11Aからの電圧を監視する構成を示したが、実施形態の変形例1では、3つの電圧変換回路11A〜11Cのそれぞれからの電圧を監視する構成例を示す。
図3は、実施形態の変形例1に係る強制停止回路14Aの一例を示す図である。
実施形態の変形例1では、強制停止回路14Aは、電圧変換回路11Aからの電圧を監視する第1回路15Aと、電圧変換回路11Bからの電圧を監視する第1回路15Bと、電圧変換回路11Cからの電圧を監視する第1回路15Cと、第2回路16と、第3回路17Xを備える。
実施形態の変形例1では、メモリシステム1は、複数の電圧変換回路11A〜11Cとともに、複数の電圧変換回路11A〜11Cのそれぞれに対する強制停止回路14Aを備える。なお、実施形態の変形例1では、複数の電圧変換回路11A〜11Cのそれぞれに対する強制停止回路14Aにおいて、複数の電圧変換回路11A〜11Cについて共通化できる回路部分については共通化している。
第1回路15Aの回路構成は、図2に示される第1回路15と同様な回路構成である。第1回路15Aのコンパレータ151およびコンパレータ152のそれぞれには、電圧変換回路11Aからメモリコントローラ12に供給される電力の電圧が供給される。第1回路15Aから出力される信号は、第3回路17Xに入力される。
また、第1回路15Aでは、抵抗R11、抵抗R12および抵抗R13のそれぞれの抵抗値が調整されており、端子151+に入力される電圧が所定の第1電圧範囲の上限値(+2.75V)と一致させられているとともに、端子152−に入力される電圧が所定の第1電圧範囲の下限値(+2.25V)と一致させられている。所定の第1電圧範囲は、+2.5Vを基準として上下10%の範囲となっている。 なお、所定の第1電圧範囲は、他の範囲であってもよい。
そして、第1回路15Aでは、電圧変換回路11Aからメモリコントローラ12に供給される電力の電圧が所定の第1電圧範囲にある場合にはハイレベルの信号を第3回路17Xに出力し、当該電圧が当該第1電圧範囲から外れている場合にはローレベルの信号を第3回路17Xに出力する。
第1回路15Bの回路構成は、電圧変換回路11Aの代わりに電圧変換回路11Bからの電圧を監視するように調整されている点を除いて、第1回路15Aと同様な回路構成である。すなわち、第1回路15Bでは、所定の第1電圧範囲の代わりに所定の第2電圧範囲が用いられており、所定の第2電圧範囲は+1.2Vを基準として上下10%の範囲となっている。
なお、所定の第2電圧範囲は、他の範囲であってもよい。
第1回路15Cの回路構成は、電圧変換回路11Aの代わりに電圧変換回路11Cからの電圧を監視するように調整されている点を除いて、第1回路15Aと同様な回路構成である。すなわち、第1回路15Cでは、所定の第1電圧範囲の代わりに所定の第3電圧範囲が用いられており、所定の第3電圧範囲は+1.8Vを基準として上下10%の範囲となっている。
なお、所定の第3電圧範囲は、他の範囲であってもよい。
ここで、実施形態の変形例1では、電圧変換回路11Bから供給される電力の電圧が第1回路15Bに入力される構成となっている。
また、実施形態の変形例1では、電圧変換回路11Cから供給される電力の電圧が第1回路15Cに入力される構成となっている。
また、第2回路16については、実施形態と同様である。
第3回路17Xは、実施形態におけるAND回路171に代えて、4つの入力端子を有するAND回路171Xを備える。
AND回路171Xは、第1回路15Aから出力される信号のレベルと、第1回路15Bから出力される信号のレベルと、第1回路15Cから出力される信号のレベルと、第2回路16から出力される信号のレベルとの全部がハイレベルである場合に、ハイレベルの信号をメモリコントローラ12の入力端子121に出力する。当該信号は活性化信号となる。
一方、AND回路171Xは、第1回路15Aから出力される信号のレベルと、第1回路15Bから出力される信号のレベルと、第1回路15Cから出力される信号のレベルと、第2回路16から出力される信号のレベルのうちの少なくとも1つがローレベルである場合には、ローレベルの信号をメモリコントローラ12の入力端子121に出力する。当該信号は非活性化信号となる。
このように、実施形態の変形例1に係る強制停止回路14Aは、電圧変換回路11Aからメモリコントローラ12に供給される電力の電圧が所定の第1電圧範囲から外れていることと、電圧変換回路11Bからメモリコントローラ12に供給される電力の電圧が所定の第2電圧範囲から外れていることと、電圧変換回路11Cからメモリコントローラ12等に供給される電力の電圧が所定の第3電圧範囲から外れていること、第2回路16からローレベルの信号が出力されること、のうちの少なくとも1つが発生した場合に、非活性化信号(リセット信号)をメモリコントローラ12に出力する。
これにより、メモリシステム1は、複数の電圧変換回路11A、11B、11Cを備える場合において、これら複数の電圧変換回路11A、11B、11Cからの電圧の異常を検出して、メモリコントローラ12の動作を停止させることができる。
したがって、メモリシステム1では、実施形態と同様な効果を得ることができる。
ここで、図3の例では、複数の第1回路15A、15B、15Cからの出力電圧とともに第2回路16からの出力電圧を第3回路17Xに入力する構成を示したが、他の例として、強制停止回路14Aが、第2回路16を備えずに、複数の第1回路15A、15B、15Cからの出力電圧を第3回路17Xに入力する構成が用いられてもよい。
また、図3の例では、3つの電圧変換回路11A、11B、11Cについて電圧を監視する構成を示したが、他の例として、3つの電圧変換回路11A、11B、11Cのうちの任意の2つについて電圧を監視する構成が用いられてもよく、つまり、複数の電圧変換回路11A、11B、11Cのうちの一部について電圧を監視する構成が用いられてもよい。
<実施形態の変形例2>
実施形態の変形例2では、説明の便宜上、実施形態と同様な構成部に同じ符号を付してあり、実施形態と同様な部分について詳しい説明を省略する。なお、メモリシステム1については、内部の回路構成が異なるが、説明の便宜上から、メモリシステム1と示して説明する。
実施形態と比べて、実施形態の変形例2では、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)が過電圧となってしまう場合に対処する構成例を示す。
図4は、実施形態の変形例2に係る強制停止回路14Bの一例を示す図である。
実施形態の変形例2に係る強制停止回路14Bでは、図2に示される強制停止回路14の第1回路15と比べて、さらに、第1回路15Zにおいて、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)の電圧源(入力端)とグラウンド(接地端)との間にツェナーダイオードD11が接続されている。
これにより、メモリシステム1において、強制停止回路14Bでは、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)が上昇した場合に、その電圧をツェナーダイオードD11のツェナー電圧以下に制限することができ、その結果、過電圧保護を実現することができる。
ここで、実施形態の変形例2では、コンパレータ151、152の電源電圧に関してツェナーダイオードD11を備える構成を示したが、他の例として、ツェナーダイオードD11に代えて、シャントレギュレータなどのように基準電圧を発生させるICを備える構成が用いられてもよい。例えば、シャントレギュレータからの基準電圧をコンパレータ151の端子151+に入力する構成、あるいは、シャントレギュレータからの基準電圧をコンパレータ152の端子152−に入力する構成が用いられてもよい。
<実施形態の変形例3>
実施形態の変形例3では、説明の便宜上、実施形態と同様な構成部に同じ符号を付してあり、実施形態と同様な部分について詳しい説明を省略する。なお、メモリシステム1については、内部の回路構成が異なるが、説明の便宜上から、メモリシステム1と示して説明する。
実施形態と比べて、実施形態の変形例3では、強制停止回路14の部分が別のICパッケージとして構成されている場合を示す。
図5は、実施形態の変形例3に係るメモリシステム1の構成の一例を示す図である。
実施形態の変形例3では、メモリシステム1が備える強制停止回路14は、電圧変換回路11A、11B、11Cとメモリコントローラ12とフラッシュメモリ13が備えられたICパッケージとは異なるICパッケージに備えられている。
具体的には、図5に示されるように、実施形態の変形例3に係るメモリシステム1は、第1ICパッケージ1Aと、第2ICパッケージ1Bを備える。
第1ICパッケージ1Aは、3つの電圧変換回路11A、11B、11Cと、メモリコントローラ12と、フラッシュメモリ13を備える。
第2ICパッケージは、強制停止回路14を備える。
このように、実施形態の変形例3に係るメモリシステム1では、強制停止回路14が、電圧変換回路11A、11B、11Cとメモリコントローラ12とフラッシュメモリ13が備えられたICパッケージとは異なるICパッケージに備えられる場合においても、実施形態と同様な効果を得ることができる。
なお、実施形態のように、メモリシステム1の全体が1つのICパッケージに含められる場合には、当該ICパッケージの内部において、当該ICパッケージの内部で生成される電圧の異常を検出して対処することができる。
<実施形態の変形例4>
実施形態の変形例4では、説明の便宜上、実施形態と同様な構成部に同じ符号を付してあり、実施形態と同様な部分について詳しい説明を省略する。なお、メモリシステム1については、内部の回路構成が異なるが、説明の便宜上から、メモリシステム1と示して説明する。
図示を省略するが、実施形態では、2つのコンパレータ151、152と3つの抵抗R11、R12、R13の両方に、共通の電圧源からの電圧が印加されるが、実施形態の変形例4では、2つのコンパレータ151、152と3つの抵抗R11、R12、R13のそれぞれに、別の電圧源からの電圧が印加される。
実施形態の変形例4では、2つのコンパレータ151、152については、外部電源2から供給される電力の電圧(+3.3V)の電圧源(入力端)が使用されている。
また、実施形態の変形例4では、3つの抵抗R11、R12、R13については、当該電圧源とは別に備えられた電圧源から供給される電圧(説明の便宜上、リファレンス電圧という。)が供給される。実施形態の変形例4では、リファレンス電圧は、+3.3Vに設定される。
実施形態の変形例4では、例えば、リファレンス電圧を分圧することにより、コンパレータ151、152における電圧の閾値を分圧抵抗によって設定する構成が用いられてもよい。
以上のように、実施形態に係るメモリシステム(本実施形態では、メモリシステム1)は、フラッシュメモリ(本実施形態では、フラッシュメモリ13)と、フラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラ(本実施形態では、メモリコントローラ12)と、外部電源(本実施形態では、外部電源2)から供給される電力の電圧を所定の電圧に変換する電圧変換を行い、当該電圧変換後の電力をメモリコントローラに供給する電圧変換回路(本実施形態では、電圧変換回路11A)と、電圧変換回路からメモリコントローラに供給される電力の電圧が所定の電圧範囲から外れている場合に、非活性化信号(リセット信号)をメモリコントローラに供給する強制停止回路(本実施形態では、強制停止回路14)と、を備え、メモリコントローラは、活性状態または非活性状態の指示を受ける入力端子(本実施形態では、入力端子121)を有し、入力端子に非活性化信号(リセット信号)が入力された場合、非活性状態になる。
これにより、メモリシステムでは、当該メモリシステムの内部で生成される電圧の不具合が発生した場合に当該不具合の影響を抑制することができる。例えば、メモリシステムでは、当該メモリシステムの内部で生成される電圧が所定の電圧範囲から外れた場合、つまり、メモリシステムに組み込まれている電圧変換回路に不具合が発生した場合に、当該不具合の影響を抑制することができる。
また、メモリシステムは、電圧変換回路を、複数備え、複数の電圧変換回路(本実施形態および変形例1では、電圧変換回路11A、11B、11C)のうち、少なくとも1つの電圧変換回路から供給される電力の電圧が所定の電圧範囲から外れている場合に、非活性化信号をメモリコントローラに供給する、構成が用いられてもよい。
これにより、メモリシステムでは、複数の電圧変換回路が備えられる構成において、電圧の不具合が発生した場合に当該不具合の影響を抑制することができる。
また、メモリシステムでは、フラッシュメモリと、電圧変換回路と、強制停止回路とが1つのICパッケージに収納された、構成が用いられてもよい。
これにより、コンパクトなメモリシステムを実現することができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
1…メモリシステム、1A…第1ICパッケージ、1B…第2ICパッケージ、2…外部電源、11A、11B、11C…電圧変換回路、12…メモリコントローラ、13…フラッシュメモリ、14、14A、14B…強制停止回路、15、15A、15B、15C、15Z…第1回路、16…第2回路、17、17X…第3回路、121…入力端子、151、152…コンパレータ、151P、151N、151O、151+、151−、152P、152N、152O、152+、152−、161D、161S、161O、161C、171A、171B、171P、171N、171O…端子、161…電圧検出回路、171、171X…AND回路、C11、C21〜C22、C31…コンデンサ、D11…ツェナーダイオード、R11〜R14、R21…抵抗

Claims (3)

  1. フラッシュメモリと、
    前記フラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラと、
    外部電源から供給される電力の電圧を所定の電圧に変換する電圧変換を行い、当該電圧変換後の電力を前記メモリコントローラに供給する電圧変換回路と、
    前記電圧変換回路から前記メモリコントローラに供給される電力の電圧が所定の電圧範囲から外れている場合に、非活性化信号を前記メモリコントローラに出力する強制停止回路と、
    を備え、
    前記メモリコントローラは、活性状態または非活性状態の指示を受ける入力端子を有し、前記入力端子に前記非活性化信号が入力された場合、非活性状態になる、
    メモリシステム。
  2. 前記電圧変換回路を、複数備え、
    複数の前記電圧変換回路のうち、少なくとも1つの前記電圧変換回路から供給される電力の電圧が所定の電圧範囲から外れている場合に、前記強制停止回路が前記非活性化信号を前記メモリコントローラに出力する、
    請求項1に記載のメモリシステム。
  3. 前記フラッシュメモリと、メモリコントローラと、前記電圧変換回路と、前記強制停止回路とが1つのパッケージに収納された、
    請求項1または請求項2に記載のメモリシステム。
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