JP2020021233A - 情報管理装置及び行動活性化システム - Google Patents

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里恵 清水
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Abstract

【課題】ユーザがどのように貢献しているのかをグループの他のメンバーに端的に周知し、各ユーザの行動へのモチベーションをより向上させ得る技術を提供すること。【解決手段】情報管理装置は、ユーザグループに所属する各ユーザのユーザ行動データに基づいて、複数の評価軸それぞれについて各ユーザをランキングするランク決定部と、そのランキングに応じた評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成してユーザに付与し、前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを出力する称号生成部と、称号が付与されたユーザとその付与された称号とを表示する表示部と、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報管理装置及び行動活性化システムに関する。
例えば、特許文献1は、ユーザの行動データとグループ全体の行動データを集めた情報とを取得し、ユーザ毎のシンボルの種類や大きさを変えてグループへの貢献度を可視化することにより、ユーザの行動へのモチベーションを高めさせる技術を提案している。
特開2011−81540号公報
上記特許文献1では、貢献度の可視化の方法として、絵や図のようなシンボルを提示しているため、一見して、そのユーザがどういう方法で、どの程度貢献しているのかを把握することが難しい。そのため、ユーザの行動へのモチベーション向上を図るという点では、未だ不十分であった。
本発明は、上記の事情に着目してなされたものであり、その目的は、ユーザがどのように貢献しているのかをグループの他のメンバーに端的に周知することができ、以て、各ユーザの行動へのモチベーションをさらに高められる情報管理装置及び行動活性化システムを提供することである。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
本開示の一態様では、情報管理装置は、ユーザグループに所属する各ユーザが行った行動を表す行動情報と、前記行動情報に係わる時間情報とを含む、ユーザ行動データを、前記各ユーザが備えるユーザ端末から収集するユーザ行動データ収集部と、前記ユーザ行動データに基づいて、複数の評価軸それぞれについて前記ユーザグループの各ユーザをランキングするランク決定部と、前記複数の評価軸それぞれについてのランキングに応じた、前記評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成し、前記ランキングに応じた前記称号を対応するユーザに付与し、前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを出力する称号生成部と、前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを表示する表示部と、を具備する。
上記の構成の情報管理装置によれば、ユーザグループへの貢献度の可視化の方法として、複数の評価軸それぞれについて言語を用いた称号を生成し付与するので、この称号により、ユーザがどのように貢献しているのかをグループの他のメンバーに端的に周知することができ、以て、各ユーザの行動へのモチベーションをさらに高められる。特に、様々な評価軸によって評価することで、貢献度が認められる可能性が大きくなり、従来の一つの評価軸だけでは貢献度が認められないユーザであっても貢献度が可視化されるため、モチベーション向上に繋がる。更に、該ユーザの称号が周知されることにより、他のユーザは競争心が高められ、グループ全体の行動が活性化される。
なお、上記一態様において、前記複数の評価軸は、それぞれ、前記行動情報に基づく行動パターンに応じて設定されることができる。
当該構成によれば、行動パターンによってユーザをグルーピングすることで、容易にグループ内での各ユーザのランキングが決定でき、行動パターンとランキングに応じて、ユーザに称号を付与することが可能となる。
また、上記一態様において、前記評価軸は、前記行動情報に基づく行動期間または行動量または運動量に関する目標についての評価軸を含み、前記称号生成部は、前記行動期間又は行動量又は運動量に関する目標についての評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成することができる。
当該構成によれば、行動期間または行動量または運動量に関する目標についての評価軸を有することで、ユーザに称号が付与される可能性を高くすることができる。例えば、他の評価軸では評価されないが、掃除などの行動や水泳などの運動の量が最も多いユーザに対して、「掃除王」や「水泳王」などの言語を用いた称号を付与することができる。
また、上記一態様において、前記評価軸は、前記行動情報に基づく食事制限または食事制限と運動量とのバランスについての評価軸を含み、前記称号生成部は、前記食事制限または前記食事制限と運動量とのバランスについての評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成することができる。
当該構成によれば、食事制限または食事制限と運動量とのバランスについての評価軸を有することで、ユーザに称号が付与される可能性を高くすることができる。例えば、他の評価軸では評価されないが、摂取塩分量などの食事制限が最も守られたユーザに「減塩王」などの言語を用いた称号を付与したり、消費カロリーと摂取カロリーの比などの食事制限と運動量とのバランスが最も良いユーザに、「バランス王」などの言語を用いた称号を付与したりすることができる。
また、上記一態様において、前記評価軸は、前記行動情報に基づく運動量と天候または気温との関係についての評価軸を含み、前記称号生成部は、前記運動量と天候または気温との関係についての評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成することができる。
当該構成によれば、運動量と天候または気温との関係についての評価軸を有することで、ユーザに称号が付与される可能性を高くすることができる。例えば、他の評価軸では評価されないが、運動量と天候または気温との関係で最も厳しい条件において最も多くの運動を行ったユーザに対して、「雪中運動王」や「極寒運動王」などの言語を用いた称号を付与することができる。
また、上記一態様において、前記評価軸は、前記行動情報に基づく行動場所についての評価軸を含み、前記称号生成部は、前記行動場所についての評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成することができる。
当該構成によれば、行動場所についての評価軸を有することで、ユーザに称号が付与される可能性を高くすることができる。例えば、運動の総量の評価軸では評価されないが、階段昇降に限定した運動量が最も多いユーザに対して、「階段王」などの言語を用いた称号を付与することができる。
また、上記一態様において、前記評価軸は、前記行動情報に基づく行動時刻または行動時間についての評価軸を含み、前記称号生成部は、前記行動時刻または行動時間についての評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成することができる。
当該構成によれば、行動時刻または行動時間に関する目標についての評価軸を有することで、ユーザに称号が付与される可能性を高くすることができる。例えば、運動の総量の評価軸では評価されないが、早朝に限定した運動量が最も多いユーザに対して「早起き王」、1回の運動時間が最も長いユーザに対して「持久王」、などの言語を用いた称号を付与することができる。
また、上記一態様において、前記評価軸は、前記行動情報に基づく生体情報の測定回数または測定時刻についての評価軸を含み、前記称号生成部は、前記生体情報の測定回数または測定時刻についての評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成することができる。
当該構成によれば、生体情報の測定回数または測定時刻についての評価軸を有することで、ユーザに称号が付与される可能性を高くすることができる。例えば、他の評価軸では評価されないが、1日当たりの血圧測定回数が最も多い、或いは血圧測定時刻が最もぶれないユーザに対して、「測定回数王」や「几帳面王」などの言語を用いた称号を付与することができる。
また、上記一態様において、情報管理装置は、前記ユーザグループの前記複数のユーザの内、少なくとも前記称号が付与されたユーザの前記ユーザ端末に前記称号を送信することで、前記称号が送信された前記ユーザ端末に前記称号を提示させる称号提示部を更に具備することができる。
当該構成によれば、少なくとも称号が付与されたユーザのユーザ端末に、付与された称号が提示されるようにしているので、称号が付与されたユーザは、自身にどのような称号が付されたのかを知ることができ、行動へのモチベーションをさらに高められる。
また、上記一態様において、情報管理装置は、前記複数の評価軸それぞれについて、当該評価軸に関連する、前記言語を用いた複数の称号を予め記憶する称号データベースを更に具備し、前記称号生成部は、前記称号データベースに記憶された前記称号を、前記ランキングに応じて選択することができる。
当該構成によれば、各評価軸に対する称号をデータベース化しておくことで、容易に称号を生成することができる。
また、上記一態様において、情報管理装置は、前記ユーザ行動データ収集部によって収集した前記ユーザ行動データに基づいて、評価軸と、当該評価軸に関連する、言語を用いた複数の称号とを生成する評価軸生成部を更に具備するようにしても良い。
当該構成によれば、ランク決定部でのランク決定のための評価軸と、称号生成部でのランキングに応じた称号生成のための称号とを生成することができる。
この場合、情報管理装置は、前記複数の評価軸それぞれについて、当該評価軸に関連する、前記言語を用いた複数の称号を予め記憶する称号データベースと、称号として使用可能な多数のキーワードを記憶したキーワードデータベースと、を更に具備し、前記評価軸生成部は、前記ユーザ行動データ収集部によって収集した前記ユーザ行動データが同様のパターンを持つユーザを一つのグループにグルーピングし、当該グループに関する評価軸を生成し、前記キーワードデータベースから、前記生成した評価軸に適合するキーワードを取得して、前記取得したキーワードを称号として、前記生成した評価軸と共に前記称号データベースに追加記憶することができる。
当該構成によれば、ユーザ行動データに基づいて評価軸を生成し、その生成した評価軸に適合する称号をキーワードデータベースから取得することによって、新たな評価軸と称号とを称号データベースに追加することができる。よって、ユーザに何らかの称号が付与される可能性を高くすることができる。
あるいは、情報管理装置は、前記複数の評価軸それぞれについて、当該評価軸に関連する、前記言語を用いた複数の称号を予め記憶する称号データベースと、管理画面を表示する管理用表示部と、管理者の入力を受け付ける入力部と、を更に具備し、前記評価軸生成部は、前記ユーザ行動データ収集部によって収集した前記ユーザ行動データが同様のパターンを持つユーザを一つのグループにグルーピングし、当該グループに関する評価軸を生成し、前記生成した評価軸と前記グルーピングした前記ユーザ行動データのパターンとを前記管理用表示部の前記管理画面に表示させ、前記入力部を介して入力された、前記生成した評価軸についての複数の称号を、前記生成した評価軸と共に前記称号データベースに追加記憶するようにしても良い。
当該構成によれば、ユーザ行動データに基づいて評価軸を生成し、その生成した評価軸に対応する称号の入力を受け付けることによって、新たな評価軸と称号とを称号データベースに追加することができる。よって、ユーザに何らかの称号が付与される可能性を高くすることができる。
また、上記一態様において、前記ランク決定部は、前記複数の評価軸ごとに、期間または量に関する目標を満たしたか否かを判定し、前記目標を満たした評価軸が有れば、当該評価軸について前記ユーザグループの各ユーザをランキングすることができるようにしても良い。
当該構成によれば、一つの評価軸に対して設定した目標が達成される毎に、他の評価軸に対する目標達成の途中であっても、目標達成された評価軸についての貢献度を示す称号が提示されることで、称号が付与されなかったユーザに対し、他の評価軸への貢献度をアップして称号を得ようとするモチベーションを与えることができる。
本開示の別の態様では、情報管理装置は、ユーザグループに所属する複数のユーザそれぞれが備え、各ユーザが行った行動を表す行動情報と、前記行動情報に係わる時間情報とを含む、ユーザ行動データを送信する、複数のユーザ端末と、前記複数のユーザ端末それぞれから送信された前記ユーザ行動データを収集するユーザ行動データ収集部と、前記収集した前記複数のユーザの前記ユーザ行動データに基づいて、複数の評価軸それぞれについて前記ユーザグループの各ユーザをランキングするランク決定部と、前記複数の評価軸それぞれについてのランキングに応じた、前記評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成し、前記ランキングに応じた前記称号を対応するユーザに付与し、前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを出力する称号生成部と、前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを表示する表示部と、を具備する。
当該構成によれば、ユーザグループへの貢献度の可視化の方法として、複数の評価軸それぞれについて言語を用いた称号を生成し付与するので、この称号により、ユーザがどのように貢献しているのかをグループの他のメンバーに端的に周知することができ、以て、各ユーザの行動へのモチベーションをさらに高められる。特に、様々な評価軸によって評価することで、貢献度が認められる可能性が大きくなり、従来の一つの評価軸だけでは貢献度が認められないユーザであっても貢献度が可視化されるため、モチベーション向上に繋がる。更に、該ユーザの称号が周知されることにより、他のユーザは競争心が高められ、グループ全体の行動が活性化される。
本発明によれば、ユーザがどのように貢献しているのかをグループの他のメンバーに端的に周知することができ、以て、各ユーザの行動へのモチベーションをさらに高めることができる。
図1は、実施形態に係る行動活性化システムの構成の一例を模式的に例示するブロック図である。 図2は、第1実施形態に係る行動活性化システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 図3は、行動データデータベースにおける各ユーザのユーザ行動データの記憶内容の一例を示す図である。 図4は、称号データベースの記憶内容の一例を示す図である。 図5は、キーワードデータベースの記憶内容の一例を示す図である。 図6は、情報管理装置におけるグループイベント開催中の処理手順の一例を例示するフローチャートである。 図7は、図6中の目標達成判定処理の一例を例示するフローチャートである。 図8は、図6中の新規評価軸生成処理の一例を例示するフローチャートである。 図9は、図6中の称号付与処理の一例を例示するフローチャートである。 図10は、第2実施形態における新規評価軸生成処理手順の一例を例示するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
[適用例]
まず、図1を参照して、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、実施形態に係る行動活性化システムの構成の一例を模式的に例示する。
[適用例の構成]
図1の例では、行動活性化システムは、情報管理装置10と、該情報管理装置10にそれぞれ接続された複数のユーザ端末20とを含む。情報管理装置10と各ユーザ端末20は、直接接続されても良いし、LAN(Local Area Network)やインターネットなどの図示しないネットワークを介して接続されも良い。また、接続は、有線接続、無線接続の何れであっても構わない。
ユーザ端末20は、一般的なスマートホン(スマホ)やタブレット型端末のようなスマートデバイスであって良い。ユーザ端末20は、この行動活性化システムが提供するイベントに関するユーザグループに所属するユーザそれぞれが所持するものである。ユーザ端末20は、ユーザが行った行動を表す行動情報と、その行動情報に係わる時間情報とを含む、ユーザ行動データを、情報管理装置10に送信することができる。行動情報は、ユーザ端末20自体が備えるセンサによって測定した情報であっても良いし、ユーザ端末20とは別体の測定装置によって測定した情報を通信によって又はユーザの手入力によって取得したものであっても良い。時間情報は、行動情報の収集時にユーザ端末20または測定装置が備える時計により計時されて、ユーザ端末20または測定装置において行動情報に埋め込まれるまたは紐付けられることができる。時間情報は、開始時刻と終了時刻または開始時刻から終了時刻までの継続時間を示すことができる。また、ユーザが行った行動が生体情報の測定である場合には、時間情報は測定した時間を示すことができる。
情報管理装置10は、管理者が管理するサーバ装置やパーソナルコンピュータであることができる。情報管理装置10は、特に図示はしないが、例えば、制御部と、この制御部に接続された記憶部と、ユーザ端末20とのデータ授受のための通信インタフェースと、を有することができる。通信インタフェースによる通信は、特定の通信方式に限定されるものではない。
制御部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などのプロセッサと、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリと、を含むことができる。ROMは、例えば、プロセッサが実行するプログラムを記憶する。
記憶部は、例えば、制御部のプロセッサにより実行されるプログラム、プログラムを実行するために必要な設定データ、及び各種データベースを記憶することができる。制御部のプロセッサにより実行されるプログラムは、例えば、ユーザ行動データ収集部11、ランク決定部12、称号生成部13、称号提示部14、及び評価軸生成部15の動作を行うための行動活性化プログラムを含むことができる。プログラムを実行するために必要な設定データは、例えば、ユーザ端末20のアクセスアドレス、などを含むことができる。データベースは、例えば、称号データベース16及びキーワードデータベース17を含む。称号データベース16は、例えば、複数の評価軸それぞれについて、当該評価軸に関連する、言語を用いた複数の称号を予め記憶している。キーワードデータベース17は、例えば、称号として使用可能な多数のキーワードを記憶している。なお、記憶部は、上記したようなプログラム、設定データ、及びデータベースの全てを記憶することは必須ではなく、例えば、行動活性化プログラムの一部又は全部は、制御部のRAMに記憶していても良い。また、記憶部は、上記した以外のプログラム、設定データ、及びデータベースを記憶していても良い。
記憶部が備える記憶媒体は、コンピュータや機械などが記録されたプログラムなどの情報を読み取り可能なように、当該プログラムなどの情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的又は化学的作用によって蓄積する媒体であれば、どのようなものであっても良い。例えば、記憶部が備える記憶媒体は、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable, Programmable Read-Only Memory)などを使用することができる。なお、この記憶部についても、制御部のプロセッサがワークメモリとして使用するようにしても良い。
また、情報管理装置10は、更に、管理者へのユーザインタフェースとして、管理画面を表示する管理者用の表示部18と、管理者の入力を受け付ける入力部19と、を含むことができる。表示部18は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示装置を含む。入力部19は、例えば、表示装置の表示画面上に配置されたタッチパネルや、キーボード、マウスなどのポインティングデバイス、などを含む。また、表示部18は、管理者へのユーザインタフェースではなく、複数のユーザが情報を閲覧可能とするための、任意の場所に設置された大型表示装置を含むことができる。或いは、複数のユーザが情報を閲覧するための表示部18は、物理的な表示装置として構成するのではなく、ユーザ端末20から任意に閲覧可能なWebページのような形態としても良い。
ユーザ行動データ収集部11は、例えば、通信インタフェースを介して、ユーザ端末20それぞれから送信されたユーザ行動データを収集する。収集したユーザ行動データは、記憶部に記憶されることができる。
ランク決定部12は、例えば、ユーザ行動データ収集部11によって収集して記憶部に記憶した複数のユーザのユーザ行動データに基づいて、複数の評価軸それぞれについてユーザグループの各ユーザをランキングする。
称号生成部13は、例えば、ランク決定部12によって決定した複数の評価軸それぞれについてのランキングに応じた、評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成し、ランキングに応じた各称号を対応するユーザに付与し、それら称号が付与されたユーザとその付与された称号とを出力する。
この称号生成部13によって出力された称号が付与されたユーザとその付与された称号とは、例えば、複数のユーザが情報を閲覧するための表示部18に表示されることができる。
或いは、称号提示部14は、例えば、ユーザグループの複数のユーザの内の、少なくとも称号が付与されたユーザのユーザ端末20に、称号生成部13によって出力された称号が付与されたユーザとその付与された称号とを、通信インタフェースを介して送信することができる。これにより、その称号が送信されたユーザ端末20に、当該ユーザに付与された言語を用いた称号を提示させることができる。
評価軸生成部15は、例えば、ユーザ行動データ収集部11によって収集したユーザ行動データに基づいて、評価軸と、当該評価軸に関連する、言語を用いた複数の称号とを新規に生成する。
[適用例の動作]
次に、行動活性化システムの動作の一例について説明する。
ユーザグループに所属する何れかのユーザのユーザ端末20からユーザ行動データが送信されると、ユーザ行動データ収集部11は、例えば、通信インタフェースを介して、それを取得して、記憶部に記憶していく。ランク決定部12は、例えば、一定時間毎に、記憶部に記憶されている複数のユーザのユーザ行動データに基づいて、ユーザグループの行動が一定の期間または量に達したか否かを判定する。例えば、ランク決定部12は、複数の評価軸ごとに、期間または量に関する目標を満たしたか否かを判定する。なお、複数の評価軸は、例えば、行動情報に基づく行動パターンに応じて設定されている。例えば、複数の評価軸は、行動期間または行動量または運動量に関する目標についての評価軸、食事制限または食事制限と運動量とのバランスについての評価軸、運動量と天候または気温との関係についての評価軸、行動場所についての評価軸、行動時刻または行動時間についての評価軸、生体情報の測定回数または測定時刻についての評価軸、などを含むことができる。例えば、ランク決定部12は、期間または量に関する目標を満たした評価軸が有ると判定したならば、その評価軸について、記憶部に記憶している各ユーザのユーザ行動データに基づいて、ユーザグループの各ユーザをランキングする。
称号生成部13は、例えば、ランク決定部12によって決定した評価軸についてのランキングに応じた、当該評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成し、ランキングに応じた称号を対応するユーザに付与し、前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを出力する。例えば、称号生成部13は、例えば記憶部に設けられた、複数の評価軸それぞれについて、当該評価軸に関連する、言語を用いた複数の称号を予め記憶している称号データベース16から、ランキングに応じた称号を選択することで、ランキングされたユーザに付与するべき称号を生成することができる。この称号生成部13によって称号が付与されたユーザとその付与された称号とは、複数のユーザが情報を閲覧するための表示部18に表示されることができる。また、称号提示部14は、例えば、ユーザグループの複数のユーザの内、少なくとも称号生成部13によって称号が付与されたユーザのユーザ端末20に、通信インタフェースを介して付与された称号を送信する。これにより、その称号が送信されたユーザ端末20に、当該ユーザの言語を用いた称号を提示させることができる。ユーザは、複数のユーザが情報を閲覧するための表示部18または自身のユーザ端末20、或いは他のユーザのユーザ端末20に表示された、この言語を用いた称号により、自身がどういう方法で、どの程度貢献しているのかを把握することが可能となる。なお、称号が付与されたユーザに対してのみ称号を提示するだけで無く、他のユーザのユーザ端末に、どのユーザがどのような称号を付与されたのかを提示するようにしても良い。この場合、称号提示部14は、称号と共に、当該称号を付与されたユーザを特定するためのユーザ特定情報も、各ユーザのユーザ端末20に送信する。
なお、ランク決定部12は、複数の評価軸それぞれについてランクを決定するので、称号生成部13は、一人のユーザに対して、複数の評価軸に関連する複数の、言語を用いた称号を付与し得る。よって、称号提示部14は、一回の称号提示において、一人のユーザに対して言語を用いた複数の称号を提示する場合があり得る。
また、評価軸生成部15は、例えば、ユーザ行動データ収集部11によって収集したユーザ行動データに基づいて、評価軸と、当該評価軸に関連する、言語を用いた複数の称号とを生成する。例えば、評価軸生成部15は、ユーザ行動データ収集部11によって収集して記憶部に記憶したユーザ行動データが同様のパターンを持つユーザを一つのグループにグルーピングして、当該グループに関する評価軸を生成することができる。そして、評価軸生成部15は、例えば、言語を用いた称号として使用可能な多数のキーワードを記憶している、記憶部に設けられたキーワードデータベース17を参照して、この生成した評価軸に適合するキーワードを取得して、その取得したキーワードを言語を用いた称号とすることができる。あるいは、評価軸生成部15は、例えば、生成した評価軸とグルーピングしたユーザ行動データのパターンとを管理者用の表示部18の管理画面に表示させ、入力部19を介して管理者から、その生成した評価軸についての言語を用いた複数の称号を入力させるようにすることができる。評価軸生成部15は、例えば、こうして生成した言語を用いた称号を、生成した評価軸と共に称号データベース16に追加記憶することができる。
[適用例の効果]
以上のように、適用例に係る行動活性化システムによれば、ユーザグループへの貢献度の可視化の方法として、称号生成部13によって、複数の評価軸それぞれについて言語を用いた称号を生成し付与し、複数のユーザが情報を閲覧するための表示部18に表示、或いは称号提示部14によってユーザ端末20に提示させるので、この言語を用いた称号により、ユーザがどのように貢献しているのかをグループの他のメンバーに端的に周知することができる。よって、ユーザがどういう方法で、どの程度貢献しているのかを把握できることで、各ユーザの行動へのモチベーションをさらに高められる。特に、ランク決定部12により、様々な評価軸によって評価することで、貢献度が認められる可能性が大きくなり、従来の一つの評価軸だけでは貢献度が認められないユーザであっても貢献度が可視化されるため、モチベーション向上に繋がる。更に、表示部18または称号提示部14によるユーザ端末20での言語を用いた称号の提示により、該ユーザの称号が周知されることにより、他のユーザは競争心が高められ、グループ全体の行動が活性化されるようになる。
<1> 第1実施形態
以下に、第1実施形態について説明する。
<1−1>構成
図2を用いて、第1実施形態に係る行動活性化システムの構成例について説明する。第1実施形態に係る行動活性化システムは、上記適用例で説明した情報管理装置10に対応する情報管理装置100と、上記適用例で説明した複数のユーザ端末20に対応する複数のユーザ端末200と、を含む。図2は、第1実施形態に係る行動活性化システムの全体構成の一例を示すブロック図である。本実施形態では、情報管理装置100と複数のユーザ端末200とは、LANやインターネットなどのネットワークNETを介して接続されている。
ユーザ端末200は、本実施形態に係る行動活性化システムが提供するグループイベントに関するユーザグループに所属するユーザそれぞれが所持するものであり、通信ネットワークNETへの接続機能を備えた一般的なスマートデバイスであって良い。各ユーザ端末200は、図2の例では、制御部210と、この制御部210に接続された記憶部220、測定部230、通信インタフェース240、近距離通信インタフェース250、及び入出力インタフェース260を備えている。入出力インタフェース260には、例えば、ユーザインタフェースとしての表示デバイス270及び操作部材280が接続されている。なお、図2では、通信インタフェース、近距離通信インタフェース及び入出力インタフェースをそれぞれ、「通信I/F」、「近距離通信I/F」及び「入出力I/F」と記載している。
制御部210は、図示はしないが、例えば、CPUやMPUなどのプロセッサと、RAMやROMなどのメモリと、を含むことができる。ROMは、例えば、プロセッサが実行するプログラムを記憶する。RAMは、例えば、プロセッサがワークメモリとして使用するメモリである。
記憶部220は、Webブラウザや各種のアプリケーションプログラム(スマホアプリ)を記憶することができる。プロセッサが、ROM又は記憶部220に記憶されたプログラムを実行することによって、制御部210は、様々な動作を行うことができる。例えば、制御部210は、スマホアプリやWebブラウザなどにより、情報管理装置10にアクセスすることができる。
測定部230は、記憶部220に記憶された測定プログラムを実行するプロセッサと協働して、例えば、ユーザの各種生体情報を測定することができる。例えば、測定部230は、一般にスマートデバイスが備えるカメラとLEDフラッシュライトを光電脈波計(PPG(Photo Plethysmography)センサ)として利用して、脈拍数を測定することができる。また、圧力センサを加えることで、血圧測定を行い得るスマートデバイスも知られている。さらに、測定部230は、プロセッサと協働して、例えば、ユーザが行った行動を表す活動情報を測定することができる。例えば、測定部230は、一般にスマートデバイスが備える加速度計、ジャイロセンサ、GPS受信機などを利用して、歩数や活動の種類、消費カロリーなどを測定することができる。また、カメラで撮像した食事内容から摂取カロリーや塩分量などを推測することができる。この測定部230の測定結果は、プロセッサの制御の下、その測定時間と共に記憶部220に記憶されることができる。
通信インタフェース240は、通信ネットワークNETに接続するためのものであり、例えば、Wi−Fi(登録商標)モジュールを含むことができる。
近距離通信インタフェース250は、他の機器との間で近距離無線通信するためのものであり、例えば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線データ通信規格を採用したBLE通信モジュールを有することができるが、これに限定されない。近距離通信インタフェース250により接続される機器は、計測装置300を含む。
計測装置300は、活動量計などの活動情報計測装置と、血圧計、体重計、体温計などの生体情報計測装置と、を含むことができる。活動量計は、ユーザの消費カロリーを計測するだけではなく、GPS受信機、気圧センサ、高度センサなど様々なセンサを利用して、そのカロリーがどのような活動で消費されたのかを判別することができる。例えば、活動の種類として、ウォーキング、ジョギング、階段昇降、サイクリング、水泳、テニス、などの歩行や運動に関する種類に加えて、掃除や料理などの家事の種類なども判別可能に構成された活動量計も知られている。また、活動量計は、ユーザの睡眠状態を検出する機能を備え、入眠時刻や起床時刻だけでなく、睡眠の深さなども測定できるようになっている。計測装置300が時計を有して、活動情報や生体情報を含む行動情報の時間情報を取得できる場合には、計測装置300は、行動情報にその時間情報を埋め込むか、時間情報を行動情報に紐付けて、ユーザ端末200に送信することができる。
近距離通信インタフェース250は、制御部210のプロセッサの制御の下、計測装置300から送信されてきた、ユーザの行動情報及びその時間情報を受信して、記憶部220に記憶させる。計時機能を持たない計測装置300からの行動情報については、ユーザ端末200が備える図示しない時計によって計時される受信時刻が、行動情報の時間情報として記憶部220に記憶されることができる。
なお、計測装置300とユーザ端末200とは、近距離通信インタフェース250を介さないで、有線接続されても良い。
入出力インタフェース260は、例えば、制御部210のプロセッサからの表示データを表示デバイス270に出力することができる。また、入出力インタフェース260は、例えば、操作部材280の操作信号をプロセッサに入力することができる。表示デバイス270は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの任意の表示機器であって良い。操作部材280は、例えば、表示デバイス270の表示画面上に配置されたタッチパネルや、キーボード、マウスなどのポインティングデバイス、など任意の入力機器であって良い。
なお、近距離通信インタフェース250を介して計測装置300から活動情報や生体情報を含む行動情報を受信した際、プロセッサの制御の下、入出力インタフェース260を介して表示デバイス270に表示するようにしても良い。そして、ユーザが操作部材280の操作により任意に指定した時間情報を、入出力インタフェース260を介してプロセッサに入力することで、プロセッサは、その入力された時間情報を、計測装置300から行動情報の時間情報として記憶部220に記憶させることができる。また、計測装置300としての活動量計が活動の種類を細かく判別できない場合、近距離通信インタフェース250を介して計測装置300から受信した行動情報を入出力インタフェース260を介して表示デバイス270に表示し、操作部材280の操作によりユーザが行動情報の種類を任意に指定できるようになっていても良い。
制御部210は、記憶部220に記憶した行動情報及び時間情報を、ユーザ行動データとして、通信インタフェース240により通信ネットワークNETを介して情報管理装置100に送信することができる。
また、情報管理装置100は、図2の例では、制御部110と、この制御部110に接続された記憶部120、通信インタフェース130、及び入出力インタフェース140を備えている。入出力インタフェース140には、例えば、ユーザインタフェースとしての表示デバイス151,152及び操作部材160が接続されている。なお、図2では、通信インタフェース及び入出力インタフェースをそれぞれ、「通信I/F」及び「入出力I/F」と記載している。
制御部110は、例えば、CPU111、RAM112、ROM113などを含み、情報処理に応じて情報管理装置100の各構成要素の制御を行う。CPU111の代わりに、MPUなどの他のプロセッサであっても良い。ROM113は、例えば、CPU111が実行するオペレーティングシステムや他のプログラム(例えば、行動活性化プログラム)を記憶する。RAM112は、例えば、CPU111がワークメモリとして使用するメモリである。
CPU111が必要なプログラムを実行することによって、上記適用例で説明したようなユーザ行動データ収集部11、ランク決定部12、称号生成部13、称号提示部14、及び評価軸生成部15の処理を実行して良い。当該プログラムは、例えば、ROM113ではなく、記憶部120に記憶されていても良い。CPU111が必要なプログラムを実行する際は、例えば、ROM113及び/又は記憶部120に記憶された対象となるプログラムをRAM112に展開する。そして、CPU111は、例えば、RAM112に展開された当該プログラムを解釈及び実行して、各構成要素を制御する。
記憶部120は、例えば、制御部110により実行されるプログラム、プログラムを実行するために必要な設定データ、各種のデータベース、などを記憶することができる。記憶部120が備える記憶媒体は、コンピュータや機械などが記録されたプログラムなどの情報を読み取り可能なように、当該プログラムなどの情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的又は化学的作用によって蓄積する媒体であれば、どのようなものであっても良い。例えば、記憶部120が備える記憶媒体は、例えば、EEPROMなどを使用することができる。なお、この記憶部120についても、CPU111がワークメモリとして使用するようにしても良い。
記憶部120が記憶するプログラムは、例えば、本実施形態に係る行動活性化システムが提供するグループイベントに参加するユーザの行動を活性化させるための行動活性化プログラムを含むことができる。プログラムを実行するために必要な設定データは、例えば、ユーザグループに所属する各ユーザの年齢、性別、住所、ユーザ端末200のアドレス情報、などを含むユーザ情報や、グループイベント開催中の天気や気温などの環境データ、などを含むことができる。記憶部120が記憶するデータベースは、行動データデータベース121、称号データベース122及びキーワードデータベース123、などを含むことができる。なお、図2の例では、行動データデータベース、称号データベース及びキーワードデータベースをそれぞれ、「行動データDB」、「称号DB」、及び「キーワードDB」と記載している。
通信インタフェース130は、制御部110の制御の下、通信ネットワークNETを介して、ユーザ端末200との間でデータ通信を行う。通信プロトコルは、通信ネットワークNETで規定されたプロトコルを使用する。具体的にはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet protocol)やUDP/IP(User Datagram Protocol/Internet protocol)等が使用され得る。各ユーザ端末200からは、当該ユーザ端末200の記憶部220に記憶されている生体情報及び活動情報の少なくとも一方を含む行動情報と、その行動情報に係わる時間情報とを含む、ユーザ行動データが送信されてくる。通信インタフェース130は、制御部110の制御の下、各ユーザ端末200からのユーザ行動データを受信して、記憶部120に記憶する。また、通信インタフェース130は、制御部110の制御の下、情報管理装置100が生成した言語を用いた称号を、その称号が付与されたユーザのユーザ端末200に送信する。
入出力インタフェース140は、例えば、制御部110のCPU111からの表示データを表示デバイス151,152に出力することができる。また、入出力インタフェース140は、例えば、操作部材160の操作信号をCPU111に入力することができる。表示デバイス151,152は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの任意の表示装置であって良い。ここで、表示デバイス151は、任意の場所に設置される。表示デバイス151は、複数有っても良い。表示デバイス151は、複数のユーザが同時にその表示内容を確認できるような大型の表示画面を備えることが望ましい。或いは、表示デバイス151は、物理的な表示装置として構成するのではなく、ユーザ端末200から任意に閲覧可能なWebページのような形態として構成しても良い。表示デバイス152は、情報管理装置100の管理者のためのユーザインタフェースであり、情報管理装置100の動作管理のための各種の情報を管理画面に表示する。操作部材160は、例えば、管理者用の表示デバイス152の表示画面上に配置されたタッチパネルや、キーボード、マウスなどのポインティングデバイス、など任意の入力機器であって良い。
記憶部120に設けられた行動データデータベース121は、各ユーザ端末200から送信されてきた各ユーザのユーザ行動データを記憶する。図3は、行動データデータベース121における各ユーザのユーザ行動データの記憶内容の一例を示す図であり、ユーザグループに所属する複数のユーザそれぞれについて、図3のようにユーザ行動データが記憶される。図3に示す例では、行動データデータベース121は、各ユーザに一意に割り当てられた識別番号であるユーザIDに対応させて、日付毎に、行動情報である活動情報及び生体情報を記憶すると共に、各行動情報に係わる時間情報を記憶する。活動情報は、運動情報、摂取情報、睡眠情報、などを含む。運動情報は、ユーザが行った運動の種類毎に、消費カロリー、時間情報、歩数などを含むことができる。図3では、消費カロリーを「cal」と記載し、時間情報を「時間」と記載している。運動の種類としては、ウォーキング、階段昇降、サイクリング、水泳、などの一般的な運動だけでなく、掃除などの体を動かす家事も含む。図3では、階段昇降を「階段」と記載し、サイクリングを「CYC」と記載している。摂取情報は、ユーザの朝食、昼食、夕食の食事毎に、時間情報、摂取カロリー、摂取塩分量、摂取糖分量、などを含むことができる。図3では、時間情報、摂取カロリー、摂取塩分量、摂取糖分量をそれぞれ、「時間」、「cal」、「塩分」、「糖分」と記載している。摂取情報は、3食の食事以外の間食についても同様に記憶することができる。睡眠情報は、睡眠毎に、起床時刻と入眠時刻とを含む。本実施形態では、日付毎に1日のユーザ行動データを行動データデータベース121に記憶させているため、昼寝など1日に複数回睡眠を取る場合や夜間に目が覚めた場合なども想定して、複数回分の睡眠情報を記憶できるようにしている。また、夜に入眠して翌日の朝に起床する一般的な生活を考慮して、起床時刻、入眠時刻の順に記憶しており、睡眠時間の算出を行う場合には、起床時刻の一つ前の入眠時刻との差分により算出することとなる。この一つ前の入眠時刻は、前日である場合が存在する。また、生体情報は、血圧情報、体重情報、体温情報、などを含む。これら生体情報は、それぞれ、測定または計測した値と時刻を示す時間情報とを含む。
記憶部120に設けられた称号データベース122は、複数の評価軸それぞれについて、当該評価軸に関連する、言語を用いた複数の称号を予め記憶している。図4は、称号データベース122の記憶内容の一例を示す図である。図4に示す例では、称号データベース122は、評価軸毎に、目標とランキングに応じた言語を用いた称号を記憶している。評価軸は、「ウォーキング」などの運動量についての評価軸や「摂取塩分量」などの食事制限についての評価軸に加えて、「消費カロリー/摂取カロリー」などの食事制限と運動量のバランスについての評価軸を含むことができる。また、評価軸は、「血圧計測回数」などの測定回数についての評価軸や「血圧毎朝計測」などの測定時刻についての評価軸を含むことができる。目標については、評価軸「消費カロリー」のように、一つの評価軸に対して複数設定することも可能であるし、評価軸「摂取塩分量」のように目標を持たない評価軸もあり得る。ランキングに応じた称号については、評価軸「ウォーキング」のようにランキング第4位まで称号が存在するものも有れば、評価軸「摂取塩分量」のようにランキング第1位にしか称号が存在しないものもあり得る。このような評価軸、目標及び称号の関係が、本実施形態に係る行動活性化システムが提供するグループイベントの開始時までに情報管理装置100の管理者によって決定されて、操作部材160から入力されて、記憶部120に設けられた称号データベース122に登録されることができる。また、管理者が図示しない情報処理装置によって称号データベース122に登録するべきデータを作成し、通信ネットワークNETを介して情報管理装置100に送信することで、それが称号データベース122に登録されるようにしても良い。
記憶部120に設けられたキーワードデータベース123は、言語を用いた称号として使用可能な多数のキーワードを記憶している。図5は、キーワードデータベース123の記憶内容の一例を示す図である。図5に示す例では、キーワードデータベース123は、情報管理装置100の管理者が収集した多数のキーワードを、任意にグループに分けして、記憶させたものである。このキーワードデータベース123は、グループイベントの開始前だけでなく、グループイベントが終了するまでの間、任意にキーワードの追加が可能となっている。その追加手法は、称号データベース122の登録データと同様に、操作部材160からの入力であっても良いし、通信ネットワークNETを介した別の情報処理装置からの通信によるものであっても良い。
<1−2>動作
次に、図6を用いて、第1実施形態に係る行動活性化システムの動作例について説明する。図6は、情報管理装置100におけるグループイベント開催中の処理手順の一例を例示するフローチャートである。
<1−2−1>ユーザ行動データ収集動作
[ステップS11]
情報管理装置100のCPU111は、先ず、通信インタフェース130によりネットワークNETを介して何れかのユーザ端末20からユーザ行動データを受信したか否かを判断する。何れかのユーザ端末20からユーザ行動データを受信したと判断した場合(ステップS11、YES)、CPU111は、処理をステップS12に進める。何れかのユーザ端末20からユーザ行動データを受信していないと判断した場合(ステップS11、NO)、CPU111は、処理をステップS13に進める。
[ステップS12]
上記ステップS11において何れかのユーザ端末20からユーザ行動データを受信したと判断した場合(ステップS11、YES)、CPU111は、その受信したユーザ行動データを行動データデータベース121に登録する。その後、CPU111は、処理をステップS13に進める。
[ステップS13]
上記ステップS11において何れかのユーザ端末20からユーザ行動データを受信していないと判断した場合(ステップS11、NO)、或いは、上記ステップS12の行動データデータベース121への登録処理の終了後、CPU111は、予め決められた更新時間になったか否かを判断する。例えば、CPU111は、1日1回、午前1時などの更新時間に、後述するような称号付与動作及び/または新規評価軸生成動作を実行する。そのため、このステップS13において、その動作を行うための時間になったか否かを判断している。更新時間になったと判断した場合(ステップS13、YES)、CPU111は、処理をステップS14に進める。更新時間になっていないと判断した場合(ステップS13、NO)、CPU111は、処理を上記ステップS11に戻す。
<1−2−2>目標達成判定動作
[ステップS14]
上記ステップS13において更新時間になったと判断した場合(ステップS13、YES)、CPU111は、行動データデータベース121及び称号データベース122を参照して、各評価軸についての目標達成状況を判定する目標達成判定処理を実行する。図7は、この目標達成判定処理の一例を例示するフローチャートである。
[ステップS141]
目標達成判定処理においては、CPU111は、まず、称号データベース122に設定されている目標を一つ選択する。
[ステップS142]
次に、CPU111は、その選択した目標が期間目標であるか否かを判断する。期間目標ではないと判断した場合(ステップS142、NO)、CPU111は、処理をステップS143に進める。期間目標であると判断した場合(ステップS142、YES)、CPU111は、処理をステップS144に進める。
[ステップS143]
上記ステップS142において期間目標でないと判断した場合(ステップS142、NO)、CPU111は、選択した目標に応じて、行動データデータベース121に記憶されている各ユーザのユーザ行動データを読み出して集計する。その集計した結果は、RAM112または記憶部120に記憶される。その後、CPU111は、処理をステップS144に進める。
[ステップS144]
上記ステップS142において期間目標であると判断した場合(ステップS142、YES)、或いは、上記ステップS143のユーザ行動データの集計処理の終了後、CPU111は、目標が達成されているか否かを判断する。選択した目標が期間目標であれば、CPU111は、例えば、情報管理装置100が備える図示しない時計から取得される現在日時を期間目標と比較することで、目標が達成されているか否かを判断する。現在日時は、通信インタフェース130により通信ネットワークNETを介して時刻サーバから取得しても良い。また、選択した目標が期間目標では無い、つまり数量目標である場合には、CPU111は、例えば、RAM112または記憶部120に記憶した各ユーザのユーザ行動データの集計結果を期間目標と比較することで、目標が達成されているか否かを判断する。目標が達成されていると判断した場合(ステップS144、YES)、CPU111は、処理をステップS145に進める。目標が達成されていないと判断した場合(ステップS144、NO)、CPU111は、処理をステップS146に進める。
[ステップS145]
上記ステップS144において目標が達成されていると判断した場合(ステップS145、YES)、CPU111は、達成された目標に対応する評価軸と共に目標達成判定の判定結果を、RAM112または記憶部120に記憶する。その後、CPU111は、処理をステップS147に進める。なお、RAM112または記憶部120に記憶する代わりに、称号データベース122における該当評価軸に対して、目標達成フラグを設定するものとしても良い。このとき、評価軸「消費カロリー」のように複数の目標が設定されている場合には、それぞれの目標について目標達成フラグを設定する。
[ステップS146]
上記ステップS144において目標が達成されていないと判断した場合(ステップS145、NO)、CPU111は、達成された目標に対応する評価軸と共に目標未達判定の判定結果を、RAM112または記憶部120に記憶する。その後、CPU111は、処理をステップS147に進める。なお、上記ステップS144において目標が達成されていないと判断した場合(ステップS145、NO)、このステップS146の処理は行わずに、直ちにステップS147に処理を進めても構わない。
[ステップS147]
CPU111は、称号データベース122に、未だ目標達成の判定を行っていない他の目標が残っているか否かを判断する。他目標が有ると判断した場合(ステップS147、YES)、CPU111は、処理を上記ステップS141に戻す。これに対して、他目標が無いと判断した場合(ステップS147、NO)、CPU111は、処理をステップS15に進める。
[ステップS15]
CPU111は、上記ステップS14での目標達成判定処理において、RAM112または記憶部120に記憶された目標達成判定の判定結果により、目標を達成した評価軸が有るか否かを判断する。目標を達成した評価軸が有ると判断した場合(ステップS15、YES)、CPU111は、処理をステップS24に進める。これに対して、目標を達成した評価軸が無いと判断した場合(ステップS15、NO)、CPU111は、処理をステップS16に進める。
<1−2−3>新規評価軸生成動作
[ステップS16]
上記ステップS15において目標を達成した評価軸が無いと判断した場合(ステップS15、NO)、CPU111は、行動データデータベース121から一人のユーザの複数日に亘るユーザ行動データを全て読み出す。
[ステップS17]
CPU111は、この読み出した全ユーザ行動データをパターン化する。すなわち、当該ユーザの行動パターンを特定する。
[ステップS18]
CPU111は、上記ステップS18でパターン化したユーザの行動パターンが、称号データベース122に設定された評価軸に対応しないパターンを含むか否かを判断する。例えば、自宅階段の昇降を繰り返すことでカロリー消費を図っているとか、特に洋食メニューの時に摂取塩分量を抑えているとか、そのユーザに固有の行動パターンが存在するか否かを判断する。評価軸に無いパターンを含むと判断した場合(ステップS18、YES)、CPU111は、処理をステップS19に進める。評価軸に無いパターンを含まない判断した場合(ステップS18、NO)、CPU111は、処理をステップS20に進める。
[ステップS19]
上記ステップS18において評価軸に無いパターンを含むと判断した場合(ステップS18、YES)、CPU111は、その行動パターンをRAM112または記憶部120に一時的に保存する。その後、CPU111は、処理をステップS20に進める。
[ステップS20]
CPU111は、行動データデータベース121に記憶されたユーザの全てに対するユーザ行動データのパターン化が終了したか否かを判断する。全ユーザに対するパターン化が終了していないと判断した場合(ステップS20、NO)、CPU111は、処理を上記ステップS16に戻す。全ユーザに対するパターン化が終了したと判断した場合(ステップS20、YES)、CPU111は、処理をステップS2に進める。
[ステップS21]
CPU111は、RAM112または記憶部120に一時的に保存した各ユーザ固有のパターン同士のマッチングを取ることで、ユーザのグループ化を行う。グループ化の結果は、RAM112または記憶部120に記憶する。
[ステップS22]
CPU111は、RAM112または記憶部120に記憶したグループ化の結果により、何らかのグループができたか否かを判断する。つまり、パターンマッチングにより、類似の行動パターンを持つユーザが複数存在すれば、グループができ上がる。称号を付与するには複数ユーザのランク付けが必要であるので、複数ユーザを含むグループが無ければならない。グループができたと判断した場合(ステップS22、YES)、CPU111は、処理をステップS23に進める。グループができないと判断した場合(ステップS22、NO)、CPU111は、処理を上記ステップS11に戻す。
[ステップS23]
上記ステップS22においてグループができたと判断した場合(ステップS22、YES)、CPU111は、評価軸を新規に生成する新規評価軸生成処理を実行する。図8は、この新規評価軸生成処理の一例を例示するフローチャートである。
[ステップS231]
新規評価軸生成処理においては、CPU111は、RAM112または記憶部120に記憶したグループ化の結果より、グループを一つ選択する。
[ステップS232]
CPU111は、その選択したグループのユーザ行動データのパターンに基づいて、評価軸を生成する。例えば、自宅階段の昇降を繰り返すことでカロリー消費を図っているユーザのグループであれば、評価軸「自宅階段昇降」を生成する。例えば、食事が洋食メニューの時に摂取塩分量を抑えているユーザのグループであれば、評価軸「洋食減塩量」を生成する。
[ステップS233]
CPU111は、キーワードデータベース123から、この生成した評価軸に対応するキーワードを複数取得する。例えば、評価軸「自宅階段昇降」であれば、「自宅」、「階段」、「昇降」などの行動に関するキーワードと、グループの人数の多寡や性別、年齢に応じて「クイーン」や「プリンセス」など順位に関するキーワードとを取得する。例えば、評価軸「洋食減塩量」であれば、「洋食」、「減塩量」などの行動に関するキーワードと、グループの人数の多寡や性別、年齢に応じて「横綱」や「大関」など順位に関するキーワードとを取得する。順位に関するキーワードは、称号データベース122に既に用いられているものを選択しないようにしても良いし、逆に、積極的に選択するようにしても良い。
[ステップS234]
CPU111は、取得したキーワードを言語を用いた称号として、生成した評価軸と共に、称号データベース122へ追加登録する。例えば、評価軸「自宅階段昇降」であれば、「自宅階段昇降クイーン」、「自宅階段昇降プリンセス」などを言語を用いた称号として、評価軸「自宅階段昇降」と共に称号データベース122へ追加登録する。例えば、評価軸「洋食減塩量」であれば、「洋食減塩量の横綱」や「洋食減塩量の大関」などを言語を用いた称号として、評価軸「洋食減塩量」と共に称号データベース122へ追加登録する。
[ステップS235]
CPU111は、RAM112または記憶部120に記憶したグループ化の結果に、未だ言語を用いた称号を決定していない他のグループが残っているか否かを判断する。他グループが有ると判断した場合(ステップS235、YES)、CPU111は、処理を上記ステップS231に戻す。これに対して、他グループが無いと判断した場合(ステップS235、NO)、CPU111は、処理を上記ステップS11に戻す。
<1−2−4>称号付与動作
[ステップS24]
上記ステップS15において目標を達成した評価軸が有ると判断した場合(ステップS15、YES)、CPU111は、ユーザに対して言語を用いた称号を付与する称号付与処理を実行する。図9は、この称号付与処理の一例を例示するフローチャートである。
[ステップS241]
称号付与処理においては、CPU111は、まず、RAM112または記憶部120に記憶された目標達成判定の判定結果により、期間目標が達成されたか否かを判断する。期間目標が達成されたのではないと判断した場合(ステップS241、NO)、CPU111は、処理をステップS242に進める。期間目標が達成されたと判断した場合(ステップS241、YES)、CPU111は、処理をステップS246に進める。
[ステップS242]
上記ステップS241において期間目標が達成されたのではないと判断した場合(ステップS241、NO)、CPU111は、目標が達成された評価軸に対応するユーザ行動データについて、行動データデータベース121に記憶されている各ユーザのユーザ行動データに基づいて、各ユーザをランキングする、つまり順位を決定する。CPU111は、決定した順位に該当するユーザのユーザIDをRAM112または記憶部120に記憶する。
[ステップS243]
CPU111は、称号データベース122を参照して、RAM112または記憶部120に記憶した各ユーザIDのユーザに対し、それぞれ付与するべき言語を用いた称号を生成し、その生成した称号をユーザに付与するために、RAM112または記憶部120に記憶した各ユーザIDに対応付けて称号を記憶させる。
[ステップS244]
CPU111は、RAM112または記憶部120に記憶されている言語を用いた称号が付与された各ユーザIDに対応する各ユーザの所属や氏名などのユーザ特定情報を、記憶部120に設定データとして記憶しているユーザ情報から特定し、称号が付与されたユーザのユーザ特定情報とその称号とを、入出力インタフェース140を介して表示デバイス151に出力する。よって、表示デバイス151は、この称号が付与されたユーザとその称号を表示する。このようにして、称号が付与された及び称号が付与されていない複数のユーザに、誰にどのような称号が付与されたかが提示されることができる。
[ステップS245]
CPU111は、RAM112または記憶部120に記憶した各ユーザのユーザIDに対応するユーザ端末200を、記憶部120に設定データとして記憶しているユーザ情報から特定する。そして、CPU111は、RAM112または記憶部120に当該ユーザIDに対応付けて記憶されている言語を用いた称号を、そのユーザ端末200へ通信インタフェース130により通信ネットワークNETを介して送信する。このとき、他のユーザのユーザ端末200へも、どのような言語を用いた称号が、あるユーザに対して付与されたという情報を送信するようにしても良い。この他のユーザに送信される情報は、更に、誰に付与されたかを示す情報を含んでも良い。
[ステップS246]
その後、CPU111は、達成済みの目標を、称号データベース122から削除する。例えば、評価軸「消費カロリー」の目標のように、量的な目標として中間目標も含めて複数の目標が設定される場合が有る。達成済みの目標を消去することで、何度も達成済み目標に対して称号が付与されないようにしている。その後、CPU111は、処理をステップS25に進める。
[ステップS247]
一方、上記ステップS241において期間目標が達成されたと判断した場合(ステップS241、YES)、CPU111は、全評価軸についての言語を用いた称号を付与するために、まず、称号データベース122から評価軸を一つ選択する。
[ステップS248]
CPU111は、選択した評価軸に対応するユーザ行動データについて、行動データデータベース121に記憶されている各ユーザのユーザ行動データに基づいて、各ユーザをランキングする、つまり順位を決定する。
[ステップS249]
CPU111は、称号データベース122を参照して、当該評価軸に対して称号が設定されている順位のユーザに対して、そのランキングに応じた、言語を用いた称号を生成する。
[ステップS2410]
CPU111は、この生成した言語を用いた称号が付与されるユーザのユーザIDに対応付けて、その称号を、RAM112または記憶部120に記憶する。既に当該ユーザIDに対して何等かの称号が記憶されている場合には、生成した称号を追加記憶する。つまり、一人のユーザに対して、言語を用いた複数の称号が付与されることができる。
[ステップS2411]
CPU111は、称号データベース122に記憶されている評価軸の全てについて処理が終了したか否かを判断する。全ての評価軸に対する処理が終了していないと判断した場合(ステップS2411、NO)、CPU111は、処理を上記ステップS247に戻す。これに対して、全ての評価軸に対する処理が終了したと判断した場合(ステップS2411、YES)、CPU111は、処理をステップS2412に進める。
[ステップS2412]
CPU111は、RAM112または記憶部120に記憶されている言語を用いた称号が付与された各ユーザIDに対応する各ユーザの所属や氏名などのユーザ特定情報を、記憶部120に設定データとして記憶しているユーザ情報から特定し、称号が付与されたユーザのユーザ特定情報とその称号とを、入出力インタフェース140を介して表示デバイス151に出力する。よって、表示デバイス151は、この称号が付与されたユーザとその称号を表示する。このようにして、称号が付与された及び称号が付与されていない複数のユーザに、誰にどのような称号が付与されたかが提示されることができる。
[ステップS2413]
CPU111は、RAM112または記憶部120に記憶した各ユーザのユーザIDに対応するユーザ端末200を、記憶部120に設定データとして記憶しているユーザ情報から特定する。そして、CPU111は、RAM112または記憶部120に当該ユーザIDに対応付けて記憶されている言語を用いた称号を、そのユーザ端末200へ通信インタフェース130により通信ネットワークNETを介して送信する。このとき、他のユーザのユーザ端末200へも、どのような言語を用いた称号が、あるユーザに対して付与されたという情報を送信するようにしても良い。この他のユーザに送信される情報は、更に、誰に付与されたかを示す情報を含んでも良い。その後、CPU111は、処理をステップS25に進める。
[ステップS25]
CPU111は、称号データベース122に設定された目標期間が終了したか否か、または、称号データベース122に設定された全ての目標量が達成されたか否かを判断する。目標期間が終了していない、または、全ての目標量が達成されていないと判断した場合(ステップS25、NO)、CPU111は、処理を上記ステップS16に進める。つまり、上記ステップS15で達成したと判断されたのが中間目標であった場合、上記ステップS245で目標が更新されて、図6のフローチャートに示す処理が継続されることになる。これに対して、目標期間が終了した、または、全ての目標量が達成されたと判断した場合(ステップS25、YES)、CPU111は、このグループイベントが終了したとして、このフローチャートに示す処理を終了する。
<1−3>効果
上述した第1実施形態によれば、ユーザグループへの貢献度の可視化の方法として、複数の評価軸それぞれについて言語を用いた称号を生成し付与し、表示デバイス151に表示し、またユーザ端末200に提示させるので、この言語を用いた称号により、ユーザがどのように貢献しているのかをグループの他のメンバーに端的に周知することができる。よって、ユーザがどういう方法で、どの程度貢献しているのかを把握できることで、各ユーザの行動へのモチベーションをさらに高められる。特に、様々な評価軸によって評価することで、貢献度が認められる可能性が大きくなり、従来の一つの評価軸だけでは貢献度が認められないユーザであっても貢献度が可視化されるため、モチベーション向上に繋がる。更に、表示デバイス151またはユーザ端末200での言語を用いた称号の提示により、該ユーザの称号が周知されることにより、他のユーザは競争心が高められ、グループ全体の行動が活性化されるようになる。
また、第1実施形態によれば、各評価軸に対する称号を称号データベース122としてデータベース化しているので、この称号データベース122に記憶された称号をランキングに応じて選択するだけで、容易に称号を生成することができる。
また、第1実施形態によれば、各ユーザから収集したユーザ行動データに基づいて、新たな評価軸と、当該評価軸に関連する、言語を用いた複数の称号とを生成することができる。
この場合、第1実施形態によれば、各ユーザから収集したユーザ行動データに基づいて評価軸を生成し、その生成した評価軸に適合する称号をキーワードデータベース123から取得することによって、新たな評価軸と称号とを称号データベース122に追加することができる。よって、ユーザに何らかの称号が付与される可能性を高くすることができる。
また、第1実施形態によれば、一人のユーザに対して、複数の評価軸に関連する複数の称号を付与し得るので、複数の称号が与えられることで達成欲が満たされることで、ユーザの行動のモチベーションを更に高めることが可能になる。
また、第1実施形態によれば、評価軸ごとに、期間または量に関する目標を満たしたか否かを判定し、目標を満たした評価軸が有れば、当該評価軸についてユーザグループの各ユーザをランキングするので、一つの評価軸に対して設定した目標が達成される毎に、他の評価軸に対する目標達成の途中であっても、目標達成された評価軸についての貢献度を示す称号を提示することができる。よって、称号が付与されなかったユーザに対し、他の評価軸への貢献度をアップして称号を得ようとするモチベーションを与えることができる。
また、第1実施形態によれば、複数の評価軸は、それぞれ、ユーザグループに所属する各ユーザが行った行動情報に基づく行動パターンに応じて設定されるので、行動パターンによってユーザをグルーピングすることで、容易にグループ内での各ユーザのランキングが決定でき、行動パターンとランキングに応じて、ユーザに称号を付与することが可能となる。
また、第1実施形態によれば、例えば、行動期間または行動量または運動量に関する目標についての評価軸、食事制限または食事制限と運動量とのバランスについての評価軸、運動量と天候または気温との関係についての評価軸、行動場所についての評価軸、行動時刻または行動時間についての評価軸、生体情報の測定回数または測定時刻についての評価軸、などの複数の評価軸を有することで、一つの評価軸では称号が付与されないユーザであっても称号が付与される可能性を高くすることができる。
なお、新規評価軸の生成に関しては、キーワードデータベース123を管理者が準備しておく代わりに、ユーザ行動データの大量のパターンと言語を用いた称号とを機械学習しておくことで、グループイベント開催中に各ユーザから収集するユーザ行動データから、評価軸と言語を用いた称号とを自動的に生成できるようにしても良い。
<2>第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。
<2−1>構成及び<2−2>動作
本第2実施形態に係る行動活性化システムの基本的な構成及び基本的な動作は、上述した第1実施形態に係る行動活性化システムと同様である。従って、上述した第1実施形態で説明した事項及び上述した第1実施形態から容易に類推可能な事項についての説明は省略する。
図10は、第2実施形態における情報管理装置100での新規評価軸生成処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。図8と同様の処理については同じ参照符号を付す。
[ステップS231]〜[ステップS232]
上記第1実施形態と同様に、CPU111は、RAM112または記憶部120に記憶したグループ化の結果よりグループを一つ選択し、その選択したグループのユーザ行動データのパターンに基づいて、評価軸を生成する。
[ステップS236]
CPU111は、入出力インタフェース140を介して管理者用の表示デバイス152に、この生成した評価軸と、その基となったユーザ行動データのパターンとを表示させる。
[ステップS237]
このパターンと評価軸とを確認した管理者は、適切な言語を用いた称号を操作部材160により入力するので、それが入出力インタフェース140を介してCPU111に入力される。
[ステップS238]
CPU111は、入力された言語を用いた称号を、生成した評価軸と共に、称号データベース122へ追加登録する。
[ステップS235]
CPU111は、RAM112または記憶部120に記憶したグループ化の結果に、未だ言語を用いた称号を決定していない他のグループが残っているか否かを判断する。他グループが有ると判断した場合(ステップS235、YES)、CPU111は、処理を上記ステップS231に戻す。これに対して、他グループが無いと判断した場合(ステップS235、NO)、CPU111は、処理を上記ステップS11に戻す。
<2−3>効果
上述した第2実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果に加えて、以下のような効果を奏する。
すなわち、この第2実施形態では、ユーザ行動データに基づいて評価軸を生成して管理者用の表示デバイス152に表示し、管理者から操作部材160による評価軸に対応する言語を用いた称号の入力を受け付けることによって、新たな評価軸と称号とを称号データベース122に追加することができる。よって、ユーザに何らかの称号が付与される可能性を高くすることができる。また、管理者が相応しい称号を入力するので、不適切な称号が付与される恐れを無くすことができる。
この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せても良い。
例えば、フローチャートを参照して説明した処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されて良い。また、説明した処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
また、上記実施形態では、ユーザ行動データが生体情報と行動情報の両方を含む例を説明したが、ユーザ行動データは生体情報と行動情報の少なくとも一方であって良い。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られるものではない。
(付記1)
ユーザグループに所属する各ユーザが行った行動を表す行動情報と、前記行動情報に係わる時間情報とを含む、ユーザ行動データを、前記各ユーザが備える複数のユーザ端末(20)から収集するユーザ行動データ収集部(11)と、
前記ユーザ行動データに基づいて、複数の評価軸それぞれについて前記ユーザグループの各ユーザをランキングするランク決定部(12)と、
前記複数の評価軸それぞれについてのランキングに応じた、前記評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成し、前記ランキングに応じた前記称号を対応するユーザに付与し、前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを出力する称号生成部(13)と、
前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを表示する表示部(18)と、
を具備する、情報管理装置。
(付記2)
プロセッサ(111)及びメモリ(112,120)を有する情報管理装置(100)が実行する行動活性化方法であって、
前記プロセッサにより、ユーザグループに所属する各ユーザが行った行動を表す行動情報と、前記行動情報に係わる時間情報とを含む、ユーザ行動データを、前記各ユーザが備えるユーザ端末から収集する過程(S12)と、
前記プロセッサにより、前記ユーザ行動データに基づいて、複数の評価軸それぞれについて前記ユーザグループの各ユーザをランキングする過程(S242;S248)と、
前記プロセッサにより、前記複数の評価軸それぞれについてのランキングに応じた、前記評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成し、前記ランキングに応じた前記称号を対応するユーザに付与する過程(S243;S249)と、
前記プロセッサにより、前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを表示させる過程(S244;S2412)と、
を備える行動活性化方法。
(付記3)
請求項1に記載の情報管理装置(10)が具備する前記ユーザ行動データ収集部(11)、前記ランク決定部(12)、及び前記称号生成部(13)としてプロセッサを機能させる行動活性化プログラム。
10…情報管理装置
11…ユーザ行動データ収集部
12…ランク決定部
13…称号生成部
14…称号提示部
15…評価軸生成部
16,122…称号データベース
17,123…キーワードデータベース
18…表示部
19…入力部
20…ユーザ端末
100…情報管理装置
110,210…制御部
111…CPU
112…RAM
113…ROM
120,220…記憶部
121…行動データデータベース
130,240…通信インタフェース
140,260…入出力インタフェース
151,152,270…表示デバイス
160,280…操作部材
200…ユーザ端末
230…測定部
250…近距離通信インタフェース
300…計測装置

Claims (15)

  1. ユーザグループに所属する各ユーザが行った行動を表す行動情報と、前記行動情報に係わる時間情報とを含む、ユーザ行動データを、前記各ユーザが備えるユーザ端末から収集するユーザ行動データ収集部と、
    前記ユーザ行動データに基づいて、複数の評価軸それぞれについて前記ユーザグループの各ユーザをランキングするランク決定部と、
    前記複数の評価軸それぞれについてのランキングに応じた、前記評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成し、前記ランキングに応じた前記称号を対応するユーザに付与し、前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを出力する称号生成部と、
    前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを表示する表示部と、
    を具備する、情報管理装置。
  2. 前記複数の評価軸は、それぞれ、前記行動情報に基づく行動パターンに応じて設定される、請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記評価軸は、前記行動情報に基づく行動期間または行動量または運動量に関する目標についての評価軸を含み、
    前記称号生成部は、前記行動期間又は行動量又は運動量に関する目標についての評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成する、請求項1に記載の情報管理装置。
  4. 前記評価軸は、前記行動情報に基づく食事制限または食事制限と運動量とのバランスについての評価軸を含み、
    前記称号生成部は、前記食事制限または前記食事制限と運動量とのバランスについての評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成する、請求項1に記載の情報管理装置。
  5. 前記評価軸は、前記行動情報に基づく運動量と天候または気温との関係についての評価軸を含み、
    前記称号生成部は、前記運動量と天候または気温との関係についての評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成する、請求項1に記載の情報管理装置。
  6. 前記評価軸は、前記行動情報に基づく行動場所についての評価軸を含み、
    前記称号生成部は、前記行動場所についての評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成する、請求項1に記載の情報管理装置。
  7. 前記評価軸は、前記行動情報に基づく行動時刻または行動時間についての評価軸を含み、
    前記称号生成部は、前記行動時刻または行動時間についての評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成する、請求項1に記載の情報管理装置。
  8. 前記評価軸は、前記行動情報に基づく生体情報の測定回数または測定時刻についての評価軸を含み、
    前記称号生成部は、前記生体情報の測定回数または測定時刻についての評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成する、請求項1に記載の情報管理装置。
  9. 前記ユーザグループの前記複数のユーザの内、少なくとも前記称号が付与されたユーザの前記ユーザ端末に前記称号を送信することで、前記称号が送信された前記ユーザ端末に前記称号を提示させる称号提示部を更に具備する、請求項1に記載の情報管理装置。
  10. 前記複数の評価軸それぞれについて、当該評価軸に関連する、前記言語を用いた複数の称号を予め記憶する称号データベースを更に具備し、
    前記称号生成部は、前記称号データベースに記憶された前記称号を、前記ランキングに応じて選択する、請求項1に記載の情報管理装置。
  11. 前記ユーザ行動データ収集部によって収集した前記ユーザ行動データに基づいて、評価軸と、当該評価軸に関連する、言語を用いた複数の称号とを生成する評価軸生成部を更に具備する、請求項1に記載の情報管理装置。
  12. 前記複数の評価軸それぞれについて、当該評価軸に関連する、前記言語を用いた複数の称号を予め記憶する称号データベースと、
    称号として使用可能な多数のキーワードを記憶したキーワードデータベースと、
    を更に具備し、
    前記評価軸生成部は、
    前記ユーザ行動データ収集部によって収集した前記ユーザ行動データが同様のパターンを持つユーザを一つのグループにグルーピングし、当該グループに関する評価軸を生成し、
    前記キーワードデータベースから、前記生成した評価軸に適合するキーワードを取得して、前記取得したキーワードを称号として、前記生成した評価軸と共に前記称号データベースに追加記憶する、請求項11に記載の情報管理装置。
  13. 前記複数の評価軸それぞれについて、当該評価軸に関連する、前記言語を用いた複数の称号を予め記憶する称号データベースと、
    管理画面を表示する管理用表示部と、
    管理者の入力を受け付ける入力部と、
    を更に具備し、
    前記評価軸生成部は、
    前記ユーザ行動データ収集部によって収集した前記ユーザ行動データが同様のパターンを持つユーザを一つのグループにグルーピングし、当該グループに関する評価軸を生成し、
    前記生成した評価軸と前記グルーピングした前記ユーザ行動データのパターンとを前記管理用表示部の前記管理画面に表示させ、
    前記入力部を介して入力された、前記生成した評価軸についての複数の称号を、前記生成した評価軸と共に前記称号データベースに追加記憶する、請求項11に記載の情報管理装置。
  14. 前記ランク決定部は、前記複数の評価軸ごとに、期間または量に関する目標を満たしたか否かを判定し、前記目標を満たした評価軸が有れば、当該評価軸について前記ユーザグループの各ユーザをランキングする、請求項1に記載の情報管理装置。
  15. ユーザグループに所属する複数のユーザそれぞれが備え、各ユーザが行った行動を表す行動情報と、前記行動情報に係わる時間情報とを含む、ユーザ行動データを送信する、複数のユーザ端末と、
    前記複数のユーザ端末それぞれから送信された前記ユーザ行動データを収集するユーザ行動データ収集部と、
    前記収集した前記複数のユーザの前記ユーザ行動データに基づいて、複数の評価軸それぞれについて前記ユーザグループの各ユーザをランキングするランク決定部と、
    前記複数の評価軸それぞれについてのランキングに応じた、前記評価軸に関連する、言語を用いた称号を生成し、前記ランキングに応じた前記称号を対応するユーザに付与し、前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを出力する称号生成部と、
    前記称号が付与されたユーザとその付与された称号とを表示する表示部と、
    を具備する、行動活性化システム。
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