JP2020020709A - センサシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の傾きを検出するための新たな構成を提供する。【解決手段】発光素子41は、路面Gに向けて検出光L1を出射する。受光素子42は、路面Gからの反射光L2に基づく受光信号S1を出力する。プロセッサ20は、受光信号S1に基づいて路面Gに対する車両100の傾きを検出する。【選択図】図3

Description

本発明は、車両に搭載されるセンサシステムに関する。
特許文献1は、車高センサを開示している。車高センサは、例えば車両の前輪と後輪の少なくとも一方の緩衝機構に取り付けられる。例えば、前輪側の車高センサにより検出された車高と後輪側の車高センサにより検出された車高の差に基づいて、車両の傾き(ピッチ角)が検出されうる。
特許文献2は、車両の傾きを検出するために、上記のような車高センサに代えて加速度センサを用いる構成を開示している。
特開2011−079393号公報 特開2018−047911号公報
本発明は、車両の傾きを検出するための新たな構成を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための一態様は、車両に搭載されるセンサシステムであって、
路面に向けて検出光を出射する発光素子と、
前記路面からの反射光に基づく信号を出力する受光素子と、
前記信号に基づいて前記路面に対する前記車両の傾きを検出するプロセッサと、
を備えている。
上記の構成によれば、発光素子から路面へ向けて出射された検出光と受光素子に入射した路面からの反射光を用いて算出される路面までの距離に基づいて、路面の形状が検出される。そして、検出された路面の形状に基づいて車両の傾きが検出される。したがって、車高センサや加速度センサを用いることなく車両の傾きを検出可能な構成を提供できる。
上記のセンサシステムは、以下のように構成されうる。
前記車両の外部に照明光を照射するランプユニットを備えており、
前記プロセッサは、検出された前記傾きに基づいて前記照明光の配光状態を制御する。
このような構成によれば、検出された車両の傾きに基づいて、適切な配光状態を提供できる。
上記のセンサシステムは、以下のように構成されうる。
前記車両の外部に照明光を照射するランプユニットを備えており、
前記プロセッサは、前記信号に基づいて前記路面の表面状態を検出し、当該表面状態に基づいて前記照明光の配光状態を制御する。
このような構成によれば、検出された路面の表面状態に基づいて、適切な配光状態を提供できる。
上記のセンサシステムは、以下のように構成されうる。
前記検出光の通過を許容する透光カバーと、
前記発光素子と前記透光カバーの間に配置されて前記検出光の進行方向を変化させる光制御面と、
を備えており、
前記プロセッサは、前記信号に基づいて前記透光カバー上の障害物を検出し、前記検出光が前記障害物を避けて進行するように前記光制御面の状態を変化させる。
このような構成によれば、検出光の進路を遮る障害物が透光カバー上に存在しても、車両の傾き検出能力の低下を抑制できる。
上記のセンサシステムは、以下のように構成されうる。
前記発光素子と前記受光素子は、LiDARセンサユニット、TOFカメラユニット、赤外線距離センサユニットのいずれかの一部である。
特にLiDARセンサユニットやTOFカメラユニットは、運転支援のために車両の外部の情報を検出するセンサユニットとして使用されうる。このようなセンサユニットの検出光を路面の形状を検出するために使用することにより、専用の車高センサや加速度センサを装備する必要がなくなり、部品点数の増加やコストの上昇を抑制できる。
本明細書において、「センサユニット」とは、所望の情報検出機能を備えつつ、それ自身が単体で流通可能な部品の構成単位を意味する。
本明細書において、「ランプユニット」とは、所望の照明機能を備えつつ、それ自身が単体で流通可能な部品の構成単位を意味する。
本明細書において、「光制御面」とは、光の屈折、反射、回折、および散乱を意図的に生じさせることによって光の進行方向を変化させる面を意味する。例えばランプ装置における透光カバーを灯具から出射された光が通過する際にも、厳密には当該透光カバーの表面で僅かな光の屈折や反射が生じている。しかしながら、単に光を通過させることを意図しているこのような部材の表面は、上記の「光制御面」とは区別される。
本明細書において「運転支援」とは、運転操作(ハンドル操作、加速、減速)、走行環境の監視、および運転操作のバックアップの少なくとも一つを少なくとも部分的に行なう制御処理を意味する。すなわち、衝突被害軽減ブレーキ機能やレーンキープアシスト機能のような部分的な運転支援から完全自動運転動作までを含む意味である。
一実施形態に係る左前センサ装置の構成を模式的に示している。 図1の左前センサ装置の車両における位置を示している。 図1の左前センサ装置を含むセンサシステムの構成を示している。 図3のセンサシステムの動作の一例を示している。 図3のセンサシステムの動作の別例を示している。 図1の左前センサ装置の構成の別例を示している。
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例について以下詳細に説明する。以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
添付の図面において、矢印Fは、図示された構造の前方向を示している。矢印Bは、図示された構造の後方向を示している。矢印Lは、図示された構造の左方向を示している。矢印Rは、図示された構造の右方向を示している。以降の説明に用いる「左」および「右」は、運転席から見た左右の方向を示している。
図1は、一実施形態に係る左前センサ装置10の構成を示している。左前センサ装置10は、図2に示される車両100の左前部LFに配置される。左前部LFは、車両100の左右方向における中央よりも左側、かつ車両100の前後方向における中央よりも前側に位置する領域である。
図1に示されるように、左前センサ装置10は、ハウジング11と透光カバー12を備えている。ハウジング11は、透光カバー12とともに収容室13を区画している。透光カバー12は、車両100の外面の一部を形成している。
左前センサ装置10は、LiDAR(Light Detection and Ranging)センサユニット14を備えている。LiDARセンサユニット14は、収容室13内に配置されている。
図3の(A)に示されるように、LiDARセンサユニット14は、発光素子41と受光素子42を備えている。透光カバー12は、発光素子41と受光素子42を覆うように配置されている。
発光素子41は、車両100の外部へ向けて検出光L1を出射するように構成されている。検出光L1としては、例えば波長905nmの赤外光が使用されうる。発光素子41としては、レーザダイオードや発光ダイオードなどの半導体発光素子が使用されうる。
LiDARセンサユニット14は、検出光L1を所望の方向へ照射するための不図示の光学系を適宜に備えうる。LiDARセンサユニット14は、検出光L1の照射方向を変更して検出領域内を走査するための不図示の走査機構を備えうる。
受光素子42は、入射した光量に応じた受光信号S1を出力するように構成されている。受光素子42としては、フォトダイオード、フォトトランジスタ、フォトレジスタなどが使用されうる。LiDARセンサユニット14は、受光信号S1を増幅するための不図示の増幅回路を備えうる。
発光素子41、受光素子42、および透光カバー12は、センサシステム1を構成している。センサシステム1は、さらにプロセッサ20を備えている。プロセッサ20は、所望のタイミングで発光素子41に検出光L1を出射させる制御信号S0を出力する。プロセッサ20は、受光素子42から出力された受光信号S1を受信する。
プロセッサ20は、反射光L2に対応する受光信号S1に基づいて車両100の外部の情報を検出する。例えば、プロセッサ20は、ある方向へ検出光L1を出射したタイミングから反射光L2を検出するまでの時間に基づいて、反射光L2に関連付けられた物体までの距離を取得できる。また、そのような距離データを検出位置と関連付けて集積することにより、反射光L2に関連付けられた物体の形状に係る情報を取得できる。
図3の(B)は、この原理に基づく車両100の傾きを検出の仕方を説明するための図である。発光素子41は、路面Gへ向けて検出光L1を出射する。受光素子42は、路面Gからの反射光L2に基づく受光信号S1を出力する。プロセッサ20は、受光信号S1に基づいて路面Gまでの距離を算出する。
前述の走査機構により検出光L1が路面Gを走査され、少なくとも三つの点について距離が算出されることにより、路面Gの形状が把握されうる。図3の(B)に示される例においては、水平な路面Gに対して照射された検出光L1aに基づいて点P1までの距離が算出され、検出光L1bに基づいて点P2までの距離が算出され、検出光L1cに基づいて点P3までの距離が算出される。
二点鎖線Gaは、車両100が前傾している場合における路面の位置を示している。この場合、路面Gに対して車両100が水平である場合よりも、点P1、P2、およびP3までの各距離が短くなる。検出光L1a、L1b、およびL1cの各照射方向が既知であれば、路面Gに対して車両100が水平であるときの点P1、P2、およびP3までの各距離との差異に基づいて、車両100の路面に対する傾きを検出できる。
二点鎖線Gbは、車両100が後傾している場合における路面の位置を示している。この場合、路面Gに対して車両100が水平である場合よりも、点P1、P2、およびP3(不図示)までの各距離が長くなる。同様にして、路面Gに対して車両100が水平であるときの点P1、P2、およびP3までの各距離との差異に基づいて、車両100の路面に対する傾きを検出できる。
すなわち、本実施形態においては、発光素子41から路面Gへ向けて出射された検出光L1と受光素子42に入射した路面Gからの反射光L2を用いて算出される路面Gまでの距離に基づいて、路面Gの形状が検出される。そして、検出された路面Gの形状に基づいて車両100の傾きが検出される。したがって、車高センサや加速度センサを用いることなく車両100の傾きを検出可能な構成を提供できる。
本実施形態においては、LiDARセンサユニット14の発光素子41と受光素子42を用いて車両100の傾きが検出されている。LiDARセンサユニット14は、運転支援技術の実現のために車両の外部の情報を検出するセンサユニットとして使用されうる。このようなセンサユニットの検出光を路面の形状を検出するために使用することにより、専用の車高センサや加速度センサを装備する必要がなくなり、部品点数の増加やコストの上昇を抑制できる。
図3の(A)に示されるように、センサシステム1は、ランプユニット30を備えうる。ランプユニット30は、車両100の外方へ照明光を照射する装置である。例えば、図1に示されるように、ランプユニット30は、収容室13内に収容されうる。ランプユニット30としては、前照灯ユニット、車幅灯ユニット、方向指示灯ユニット、霧灯ユニットなどが例示されうる。
この場合、プロセッサ20は、検出された車両100の傾きに基づいて、ランプユニット30から出射される照明光の配光状態を制御するように構成されうる。
図4の(A)は、車両100の姿勢が路面Gに対して水平である場合における照明光L3を示している。図4の(B)は、車両100が路面Gに対して後傾している状態を示している。すなわち、図3の(B)において二点鎖線Gbで示される路面に対する車両100の姿勢に対応した状態が示されている。
図4の(B)においてプロセッサ20が何らの制御も行なわない場合、照明光L3は、二点鎖線で示される状態となる。すなわち、照明光L3は、車両100の姿勢が路面Gに対して水平である場合よりも遠方まで到達する。このような照明光L3は、前方車両の運転者に不慮のグレアを与えるおそれがある。そこで、プロセッサ20は、前述のように車両100の後傾姿勢が検出されると、照明光L3の配光が実線で示される状態となるようにランプユニット30の制御を行なう。例えば、より近くの領域まで照明がなされるように、照明光L3の配光状態が変更される。配光状態の変更は、周知の手法を用いて適宜になされうる。
図示を省略するが、車両100が路面Gに対して前傾している場合、照明光L3は、車両100の姿勢が路面Gに対して水平である場合よりも近くまでしか到達しない。このような照明光L3は、遠方を十分に照明できないおそれがある。そこで、プロセッサ20は、前述のように車両100の前傾姿勢が検出されると、例えばより遠くの領域まで照明がなされるように、照明光L3の配光状態が変更される。配光状態の変更は、周知の手法を用いて適宜になされうる。
このような構成によれば、前述のように検出された車両100の傾きに基づいて、適切な配光状態を提供できる。
LiDARセンサユニット14は、検出光L1と反射光L2の波形の相違に基づいて、反射光L2に関連付けられた物体の材質などの属性に係る情報を取得できる。例えば、図3の(B)に示されるように、点P2における路面Gに水溜りWが存在する場合、点P2からの反射光L2の波形は、乾燥状態にある点P1または点P3からの反射光L2の波形と異なる。
プロセッサ20は、受光素子42から出力された受光信号S1に基づいて路面Gの表面状態を検出し、検出された表面状態に基づいてランプユニット30から出射される照明光の配光状態を制御するように構成されうる。
図5の(A)は、状態が一様である路面Gに対する照明光L3を示している。図5の(B)は、路面Gの一部に水溜りWが存在する場合を示している。水溜りWによって反射された照明光L3は、車両100の運転者や前方車両の運転者に不慮のグレアを与えるおそれがある。そこで、プロセッサ20は、例えば路面G上に水溜りWが検出されると、水溜りWを含む領域を照明する照明光L3の光量を低下させるようにランプユニット30の制御を行なう。光量の変更は、周知の手法を用いて適宜になされうる。
このような構成によれば、前述のように検出された路面Gの表面状態に基づいて、適切な配光状態を提供できる。
図6は、別構成例に係る左前センサ装置10Aの一部を示している。左前センサ装置10Aは、第一固定ミラー51と第二固定ミラー52を備えている。第一固定ミラー51と第二固定ミラー52は、光制御面の一例である。
部材16は、収容室13内に配置されている他の構造物を示している。構造物としては、他のセンサユニット、ランプユニット、エクステンション(加飾部品)などが例示されうる。破線L1dは、部材16が不在である場合においてLiDARセンサユニット14から出射される検出光の進行経路を示している。すなわち、LiDARセンサユニット14は、部材16が不在であれば物体T1を検出可能である。
第一固定ミラー51と第二固定ミラー52は、検出光L1が部材16を迂回して物体T1を検出可能な光路を進むように配置されている。これにより、部材16の存在によってLiDARセンサユニット14の検出範囲が制限される事態を回避できる。換言すると、収容室13におけるLiDARセンサユニット14のレイアウト自由度が向上する。
所望の光路を実現できるのであれば、第一固定ミラー51と第二固定ミラー52は、適宜の光学部材で置き換えられうる。そのような光学部材としては、レンズやプリズムなどが例示されうる。光制御面を構成する光学部材は、透光カバー12の一部に形成されてもよい。
左前センサ装置10Aは、可動調光ミラー53を備えうる。可動調光ミラー53は、入射した光の少なくとも大半を通過させる透明状態と入射した光の少なくとも大半を反射する反射状態との間で透過率を変更可能な光学素子である。可動調光ミラー53は、ガスクロミック方式で動作してもよいし、エレクトロクロミック方式で動作してもよい。可動調光ミラー53は、プロセッサ20によって姿勢を変更されうる。姿勢が変更されることによって、反射状態における反射角度が変化する。可動調光ミラー53は、光制御面の一例である。
破線L1eは、可動調光ミラー53が透明状態である場合においてLiDARセンサユニット14から出射される検出光の進行経路を示している。すなわち、LiDARセンサユニット14は、可動調光ミラー53が透明状態であれば物体T2を検出可能である。
透光カバー12の表面には汚れDが付着しうる。破線L1fは、汚れDが不在である場合においてLiDARセンサユニット14から出射される検出光の進行経路を示している。すなわち、LiDARセンサユニット14は、汚れDが不在であれば物体T3を検出可能である。汚れDは、障害物の一例である。障害物の他の例としては、透光カバー12の表面に形成された傷が挙げられる。
汚れDは反射光を生じるので、プロセッサ20は、当該反射光に対応する受光信号S1に基づいて、透光カバー12上の汚れDの存在と位置を検出できる。この場合、プロセッサ20は、可動調光ミラー53を反射状態にした上で、検出光L1が汚れDを避けて進行するように可動調光ミラー53の反射角度を変化させる。これにより、汚れDが存在するにもかかわらず、LiDARセンサユニット14による物体T3の検出が可能とされる。
なお、可動調光ミラー53は、反射のみが可能な可動ミラーで置き換えられうる。この場合、調光ミラーが用いられる場合よりも検出可能範囲は幾らか制限されるものの、可動ミラーの姿勢が変更可能な範囲内で汚れDを避けるように検出光L1の進行方向を変更できる。検出光L1の進行方向を変更可能であれば、可動プリズムや可動レンズなどの光学部材を用いてもよい。
上記のような構成によれば、検出光L1の進路を遮る障害物が透光カバー12上に存在しても、車両100の傾き検出能力の低下を抑制できる。
上記のようなプロセッサ20の機能は、メモリと協働して動作する汎用マイクロプロセッサにより実現されてもよいし、マイクロコントローラ、FPGA、ASICなどの専用集積回路によって実現されてもよい。
プロセッサ20は、車両における任意の位置に配置されうる。プロセッサ20は、車両における中央制御処理を担うメインECUの一部として提供されてもよいし、メインECUとLiDARセンサユニット14の間に介在するサブECUの一部として提供されてもよい。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本発明の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。
図2に示される車両100の右前部RFには、図1に示される左前センサ装置10または図6に示される左前センサ装置10Aと左右対称の構成を有する右前センサ装置が搭載されうる。右前部RFは、車両100の左右方向における中央よりも右側、かつ車両100の前後方向における中央よりも前側に位置する領域である。
左前センサ装置10または左前センサ装置10Aの構成は、左後センサ装置にも適用可能である。左後センサ装置は、図2に示される車両100の左後部LBに搭載される。左後部LBは、車両100の左右方向における中央よりも左側、かつ車両100の前後方向における中央よりも後側に位置する領域である。左後センサ装置の基本的な構成は、左前センサ装置10と前後対称でありうる。
左前センサ装置10または左前センサ装置10Aの構成は、右後センサ装置にも適用可能である。右後センサ装置は、図2に示される車両100の右後部RBに搭載される。右後部RBは、車両100の左右方向における中央よりも右側、かつ車両100の前後方向における中央よりも後側に位置する領域である。右後センサ装置の基本的な構成は、上述の左後センサ装置と左右対称でありうる。
上記の実施形態においては、車両100の前後方向における傾き(ピッチ角)が検出されている。しかしながら、LiDARセンサユニット14から出射される検出光L1の走査方向を適宜に設定することによって、車両100の上下方向における傾き(ロール角)が検出されうる。この場合、プロセッサ20は、検出されたロール角に応じて、車両100の左右方向における中央よりも左側に配置されたランプユニットによる配光状態と、車両100の左右方向における中央よりも右側に配置されたランプユニットによる配光状態を相違させうる。
LiDARセンサユニット14は、TOFカメラユニットで置き換えられうる。TOFカメラユニットは、発光素子と受光素子を備えている。発光素子から出射された検出光は、路面によって反射され、反射光として受光素子に入射する。発光素子より検出光が出射されてから反射光が受光素子に入射するまでの時間に基づいて、路面までの距離が算出される。検出光を二次元的に走査しつつ、カメラにより取得された二次元画像の各画素に算出された距離情報を関連付けることによって、路面の形状に係る情報を取得できる。
LiDARセンサユニット14は、赤外線距離センサユニットで置き換えられうる。赤外線距離センサユニットは、発光素子と受光素子を備えている。発光素子は、少なくとも三本の検出光(図3の(B)における検出光L1a、L1b、L1cに相当)を出射可能に構成される。発光素子から出射された検出光は、路面によって反射され、反射光として受光素子に入射する。発光素子より検出光が出射されてから反射光が受光素子に入射するまでの時間に基づいて、路面までの距離が算出される。少なくとも三本の検出光を用いることによって、路面の形状に係る情報を取得できる。
1:センサシステム、12:透光カバー、14:LiDARセンサユニット、41:発光素子、42:受光素子、53:可動調光ミラー、20:プロセッサ、30:ランプユニット、100:車両、D:汚れ、G:路面、L1:検出光、L2:反射光、L3:照明光、W:水溜り

Claims (5)

  1. 車両に搭載されるセンサシステムであって、
    路面に向けて検出光を出射する発光素子と、
    前記路面からの反射光に基づく信号を出力する受光素子と、
    前記信号に基づいて前記路面に対する前記車両の傾きを検出するプロセッサと、
    を備えている、
    センサシステム。
  2. 前記車両の外部に照明光を照射するランプユニットを備えており、
    前記プロセッサは、検出された前記傾きに基づいて前記照明光の配光状態を制御する、
    請求項1に記載のセンサシステム。
  3. 前記車両の外部に照明光を照射するランプユニットを備えており、
    前記プロセッサは、前記信号に基づいて前記路面の表面状態を検出し、当該表面状態に基づいて前記照明光の配光状態を制御する、
    請求項1に記載のセンサシステム。
  4. 前記検出光の通過を許容する透光カバーと、
    前記発光素子と前記透光カバーの間に配置されて前記検出光の進行方向を変化させる光制御面と、
    を備えており、
    前記プロセッサは、前記信号に基づいて前記透光カバー上の障害物を検出し、前記検出光が前記障害物を避けて進行するように前記光制御面の状態を変化させる、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のセンサシステム。
  5. 前記発光素子と前記受光素子は、LiDARセンサユニット、TOFカメラユニット、赤外線距離センサユニットのいずれかの一部である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のセンサシステム。
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