JP2020019452A - 電動車両 - Google Patents

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JP2020019452A
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大樹 西海
Daiki Nishiumi
大樹 西海
政典 宮川
Masanori Miyagawa
政典 宮川
知輝 道井
Tomoaki Michii
知輝 道井
克也 佐々木
Katsuya Sasaki
克也 佐々木
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Abstract

【課題】ケース内部への水の浸入を抑制することができる電動車両を提供すること。【解決手段】電動車両1は、電動モータ11と、電動モータ11の駆動力を後輪車軸40aに伝達する機構とがケース10aに収容されたトランスアクスル10が、車両後部に配置され、気体燃料を貯蔵するための第二、第三水素タンク4,5が、車両前後方向においてトランスアクスル10の前側および後側の少なくとも一側に、各々の長手方向が車幅方向となるように配置され、第二、第三水素タンク4,5は、車両上下方向においてトランスアクスル10よりも上側に配置され、かつ、トランスアクスル10および第二、第三水素タンク4,5は、車両上下方向と車両前後方向とにおいて、それぞれ重なるように配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、電動車両に関する。
電動モータと、当該電動モータの駆動力を後輪車軸に伝達する機構とがケースに収容された駆動装置が、車両後部に配置された電動車両が知られている(例えば特許文献1参照)。上記特許文献1には、気体燃料を貯蔵するためのタンクが、車両前後方向において駆動装置の前側および後側に、かつ各々の長手方向が車幅方向となるように配置された構成が開示されている。
特開2018−069957号公報
従来の電動車両では、例えば浸水路を前進走行および後進走行する際に、跳ね上がった水が駆動装置のケース上部にまで至り、ケース上部に設けられたブリーザからケース内部に水が浸入するおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ケース内部への水の浸入を抑制することができる電動車両を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電動車両は、電動モータと、前記電動モータの駆動力を後輪車軸に伝達する機構とがケースに収容された駆動装置が、車両後部に配置され、気体燃料を貯蔵するためのタンクが、車両前後方向において前記駆動装置の前側および後側の少なくとも一側に、かつ各々の長手方向が車幅方向となるように配置された電動車両であって、前記タンクは、車両上下方向において前記駆動装置よりも上側に配置され、かつ、前記駆動装置および前記タンクは、前記車両上下方向と前記車両前後方向とにおいて、それぞれ重なるように配置されていることを特徴とする。
これにより、本発明に係る電動車両は、例えば浸水路を前進走行または後進走行する際に跳ね上がった水が駆動装置のケース上部に至る途中で、その水の進路をタンクによって塞ぐことができる。
本発明に係る電動車両によれば、浸水路を前進走行または後進走行する際に跳ね上がった水の進路をタンクによって塞ぐことができるため、ケース上部に設けられたブリーザからケース内部に水が浸入することを抑制することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る電動車両を模式的に示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る電動車両のトランスアクスルの概略構成を説明するスケルトン図である。 図3は、本発明の実施形態に係る電動車両において、第二水素タンクとトランスアクスルとの位置関係を示す図である。 図4は、図3のA部を拡大したものを模式的に示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る電動車両において、第三水素タンクとトランスアクスルとの位置関係を示す図である。 図6は、図5のD部を拡大したものを模式的に示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る電動車両において、第二水素タンクおよび第三水素タンクと、トランスアクスルとの位置関係を示す図である。
本発明の実施形態に係る電動車両について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施形態に係る電動車両1は、後輪駆動の燃料電池車両であり、図1に示すように、車両前部に配置される燃料電池スタック2と、第一〜第三水素タンク(タンク)3,4,5と、車両後部に配置されるトランスアクスル(駆動装置)10と、従動輪としての前輪30と、駆動輪としての後輪40と、を備えている。
燃料電池スタック2は、ダッシュパネル(図示省略)によって車室と区画される、車両
前部に設けられた収容室内に収容されている。燃料電池スタック2は、第一〜第三水素タンク3,4,5から供給される水素と空気中の酸素との化学反応を利用して、電動車両1を駆動させる電気エネルギーを発生させる発電装置であり、固体高分子電解質膜の両面に水素極触媒および酸素極触媒をそれぞれ塗布した電極複合体をセパレーターで挟んだセルを、複数積層することによって形成されている。
燃料電池スタック2は、DC/DCコンバータ(図示省略)およびインバータ(図示省略)を介して、後記する電動モータ11に電気的に接続されている。これにより、燃料電池スタック2からの電圧が、DC/DCコンバータによって昇圧された後、DC/DCコンバータからの直流電流がインバータによって交流電流に変換されて電動モータ11へ供給されるようになっている。
第一水素タンク3は、車両の中央部において、長手方向が車両前後方向となるように配置されている。また、第二水素タンク4は、車両の前側において、長手方向が車幅方向となるように配置されている。また、第三水素タンク5は、車両の後側において、長手方向が車幅方向となるように配置されている。これら第一〜第三水素タンク3,4,5は、互いに配管(図示省略)で接続されており、その内部に充填された水素を、燃料電池スタック2に供給するように構成されている。
トランスアクスル10は、図2に示すように、駆動源としての電動モータ11と、第一減速ギヤ対19,21と、第二減速ギヤ対22,26と、差動歯車装置25と、を有しており、これらを一つのケース(トランスアクスルケース)10aに収容して一体化したものである。このトランスアクスル10は、図1に示すように、後輪車軸40aを跨ぐように車両後部に配置されており、電動モータ11で発生した駆動力を、第一減速ギヤ対19,21、第二減速ギヤ対22,26および差動歯車装置25を介して後輪車軸40aに伝達するように構成されている。また、ケース10a上部には、大気と繋がる通気部であるブリーザ6が設けられている。
電動モータ11は、ロータ軸12と、当該ロータ軸12の外周を囲むようにケース10aに固定されたステータ13と、を有している。ロータ軸12は、その両端に装着された一対の軸受14,15を介してケース10aに回転可能に支持されている。このロータ軸12と接続された出力軸16は、その両端に装着された一対の軸受17,18を介してケース10aに回転可能に支持されており、ロータ軸12と一体となって回転する。
第一減速ギヤ対19,21は、出力軸16の一端部(電動モータ11と反対側の端部)に設けられた小径のカウンタドライブギヤ19と、出力軸16と平行なカウンタ軸20の一端部(電動モータ11と反対側の端部)に設けられ、当該カウンタドライブギヤ19と噛み合う大径のカウンタドリブンギヤ21と、で構成されている。なお、カウンタ軸20は、その両端に装着された一対の軸受23,24を介してケース10aに回転可能に支持されている。
第二減速ギヤ対22,26は、カウンタ軸20の他端部(電動モータ11側の端部)に設けられた小径のファイナルドライブギヤ22と、デファレンシャルケース25aの外周部に一体的に固定され、当該ファイナルドライブギヤ22と噛み合う大径のファイナルドリブンギヤ26と、で構成されている。デファレンシャルケース25aおよびこれに一体的に固定されたファイナルドリブンギヤ26は、デファレンシャルケース25aの軸方向両端部に装着された一対の軸受27,28を介してケース10aに回転可能に支持されている。
差動歯車装置25は、デファレンシャルケース25aと、当該デファレンシャルケース25a内に収容された所謂傘歯車式の差動機構25bと、を有していて、回転速度差を許容しつつ一対の後輪車軸40aに駆動力を伝達するように構成されている。
ここで、前記したように、従来の電動車両では、例えば浸水路を前進走行および後進走行する際に、跳ね上がった水が駆動装置のケース上部にまで至り、ケース上部に設けられたブリーザからケース内部に水が浸入するおそれがあった。また、ケース内部に水が浸入すると、ケース内部の潤滑油と混ざるため、潤滑油の潤滑性能が低下する可能性もあった。そこで、本実施形態に係る電動車両1では、浸水路走行時にトランスアクスル10内に水が浸入することがないように、第二、第三水素タンク4,5とトランスアクスル10との位置関係に工夫を加えた。以下、第二、第三水素タンク4,5とトランスアクスル10との位置関係の例について、図3〜図7を参照しながら説明する。
例えば浸水路を前進走行する際の水の浸入を抑制するには、第二水素タンク4とトランスアクスル10とを、図3のように配置する。同図における電動車両1は、第二水素タンク4が、車両上下方向においてトランスアクスル10よりも上側に配置され、かつ、トランスアクスル10および第二水素タンク4が、車両上下方向と車両前後方向とにおいて、それぞれ重なるように配置されている。具体的には図4のBに示すように、トランスアクスル10のケース10aの上面101よりも第二水素タンク4の下面41が下に位置しており、かつ、同図のCに示すように、トランスアクスル10のケース10aの前面102よりも第二水素タンク4の後面42が後ろに位置している。
これにより、例えば浸水路を前進走行する際に、図3の(1)に示すように、車両の床下から水が浸入し、第二水素タンク4やトランスアクスル10が配置されるラゲッジルーム(図示省略)下のスペースに水が跳ね上がってきたとしても、同図の(2)に示すように、跳ね上がってくる水の経路上に第二水素タンク4が配置されているため、水の進路を塞ぐことができる。
また、例えば浸水路を後進走行する際の水の浸入を抑制するには、第三水素タンク5とトランスアクスル10とを、図5のように配置する。同図における電動車両1は、第三水素タンク5が、車両上下方向においてトランスアクスル10よりも上側に配置され、かつ、トランスアクスル10および第三水素タンク5が、車両上下方向と車両前後方向とにおいて、それぞれ重なるように配置されている。具体的には図6のEに示すように、トランスアクスル10のケース10aの上面101よりも第三水素タンク5の下面51が下に位置しており、かつ、図6のFに示すように、トランスアクスル10のケース10aの後面103よりも第三水素タンク5の前面52が前に位置している。
これにより、図3の場合と同様に、車両の床下から水が浸入し、第三水素タンク5やトランスアクスル10が配置されるラゲッジルーム(図示省略)下のスペースに水が跳ね上がってきたとしても、跳ね上がってくる水の経路上に第三水素タンク5が配置されているため、水の進路を塞ぐことができる。
なお、図3〜図6では、第二、第三水素タンク4,5のいずれか一方とトランスアクスル10との位置関係に着目したが、例えば図7に示すように、第二、第三水素タンク4,5の両方を、車両上下方向においてトランスアクスル10よりも上側に配置し、かつ、トランスアクスル10および第二、第三水素タンク4,5を、車両上下方向と車両前後方向とにおいて、それぞれ重なるように配置してもよい。これにより、車両前方と車両後方の双方からの水の浸入を同時に抑制することができる。
以上説明したような本実施形態に係る電動車両1によれば、例えば浸水路を前進走行または後進走行する際に跳ね上がった水がトランスアクスル10のケース10a上部に至る途中で、その水の進路を第二、第三水素タンク4,5によって塞ぐことができる。従って、ケース10a上部に設けられたブリーザ6からケース10a内部に水が浸入することを抑制することができる。また、ケース10a内部の潤滑油に水が混ざることによる潤滑性能の低下についても抑制することができる。
以上、本発明に係る電動車両について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
1 電動車両
2 燃料電池スタック
3 第一水素タンク(タンク)
4 第二水素タンク(タンク)
5 第三水素タンク(タンク)
6 ブリーザ
10 トランスアクスル(駆動装置)
10a ケース(トランスアクスルケース)
11 電動モータ
12 ロータ軸
13 ステータ
14,15,17,18,23,24,27,28 軸受
16 出力軸
19 カウンタドライブギヤ(第一減速ギヤ対)
20 カウンタ軸
21 カウンタドリブンギヤ(第一減速ギヤ対)
22 ファイナルドライブギヤ(第二減速ギヤ対)
25 差動歯車装置
25a デファレンシャルケース
25b 差動機構
26 ファイナルドリブンギヤ(第二減速ギヤ対)
30 前輪
40 後輪
40a 後輪車軸

Claims (1)

  1. 電動モータと、前記電動モータの駆動力を後輪車軸に伝達する機構とがケースに収容された駆動装置が、車両後部に配置され、気体燃料を貯蔵するためのタンクが、車両前後方向において前記駆動装置の前側および後側の少なくとも一側に、かつ各々の長手方向が車幅方向となるように配置された電動車両であって、
    前記タンクは、車両上下方向において前記駆動装置よりも上側に配置され、かつ、前記駆動装置および前記タンクは、前記車両上下方向と前記車両前後方向とにおいて、それぞれ重なるように配置されていることを特徴とする電動車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021157519A1 (ja) 2020-02-07 2021-08-12 カシオ計算機株式会社 予測ゴールタイム表示装置、予測ゴールタイム表示制御方法、プログラム、及び、予測ゴールタイム表示システム

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