JP2009040152A - 電源パックのダクト構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダクトの接続時の制約を低減するとともに、その接続時の作業性を向上させる電源パックのダクト構造、を提供する。
【解決手段】バッテリパックのダクト構造は、ハイブリッド自動車に搭載されるバッテリパック15と、バッテリパック15に冷却風を供給するブロア26と、バッテリパック15とブロア26との間を中継し、冷却風が流通するダクト51とを備える。ダクト51は、バッテリパック15およびブロア26に対して同一方向から接続される。
【選択図】図2

Description

この発明は、一般的には、電源パックのダクト構造に関し、より特定的には、車両に搭載される電源パックのダクト構造に関する。
従来の電源パックのダクト構造に関して、たとえば、特開2001−167805号公報には、電池収容ケース内に収容された組電池の各電池モジュールを冷却する冷却風を、車外から車室内に切り換えて排気する際に、騒音の発生を低減することを目的とした車載機器の排気装置が開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示された排気装置は、第1排気ダクトを含む。第1排気ダクトは、電池収容ケースからほぼ水平に延出し、その一方の端部が電池収容ケースに接続され、他方の端部が排気ファンに接続されている。
また、実開昭60−161771号公報には、冷却槽の大型化を抑制することを目的とした配管継手が開示されている(特許文献2)。特許文献2では、スペースが狭小な装置、たとえばヘリウム冷凍装置の保冷層内での配管構造について説明されている。
また、特開2000−82502号公報には、複数の単電池を集積して組電池を構成したときの各単電池の温度を均等化することを目的とした集積電池の温度管理装置が開示されている(特許文献3)。特許文献3では、電動機と内燃機関とを駆動源として併用するハイブリッド自動車の電池電源の構造について説明されている。
特開2001−167805号公報 実開昭60−161771号公報 特開2000−82502号公報
近年ますます高まりつつある省エネ・環境問題を背景に、ハイブリッド自動車(Hybrid
Vehicle)や電気自動車(Electric Vehicle)が大きく注目されている。たとえば、ハイブリッド自動車は、エンジンを駆動することによって動力を得るとともに、バッテリからの直流電圧をインバータによって交流電圧に変換し、その変換された交流電圧によりモータを回転させることによって動力を得る。このような構成を備えるハイブリッド自動車には、バッテリパックおよびブロアが搭載される。バッテリパックは、バッテリを収容する。ブロアは、充放電に伴い発熱するバッテリを冷却するため、バッテリパックに冷却風を供給する。このバッテリパックとブロアとの間は、冷却風の流通を可能とするためダクトにより接続される。
しかしながら、バッテリパックやブロアは、車両上の限られた空間に設置される。特にハイブリッド自動車の場合、従来のエンジンに加えてバッテリが搭載されるため、許容されるスペースが非常に狭い。このため、ダクトをバッテリパックおよびブロアに接続する際に制約が生じたり、接続時の作業性が損なわれたりするおそれがある。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、ダクトの接続時の制約を低減するとともに、その接続時の作業性を向上させる電源パックのダクト構造を提供することである。
この発明に従った電源パックのダクト構造は、車両に搭載される電源パックと、電源パ
ックに冷却風を供給するブロアと、電源パックとブロアとの間を中継し、冷却風が流通するダクトとを備える。ダクトは、電源パックおよびブロアに対して同一方向から接続される。
このように構成された電源パックのダクト構造によれば、ダクトを一方向から移動させつつ電源パックおよびブロアに対して接続することが可能となる。これにより、ダクトの接続時の制約を低減するとともに、ダクトの接続時の作業性を向上させることができる。
また好ましくは、車両は、電源パックおよびブロアが設置され、荷物が積み込まれる空間であるラゲージルームを含む。ダクトは、ラゲージルームを区画形成する壁面に隣り合って配置される。ダクトは、ダクトを基準に壁面が位置する側とは異なる側から接続される。このように構成された電源パックのダクト構造によれば、ラゲージルームの壁面の影響を受けることなく、ダクトを電源パックおよびブロアに対して容易に接続することができる。
また好ましくは、ダクトは、筒状に延在し、冷却風が流通する空間を規定する周壁を含む。ダクトには、周壁が部分的に切り欠かれ、電源パックおよびブロアに対して差し込まれる差し込み部が形成される。このように構成された電源パックのダクト構造によれば、電源パックおよびブロアに対して同一方向から接続されるダクトを、簡易な構成で得ることができる。
以上説明したように、この発明に従えば、ダクトの接続時の制約を低減するとともに、その接続時の作業性を向上させる電源パックのダクト構造を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1におけるバッテリパックのダクト構造が適用されたハイブリッド自動車を示す斜視図である。図中には、ハイブリッド自動車のラゲージルーム周辺が、リヤシートが省略された状態で示されている。
図1を参照して、ハイブリッド自動車は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、車両駆動用のモータとを動力源とする。
ハイブリッド自動車には、車両室内42およびラゲージルーム44が形成されている。車両室内42は、乗員が搭乗する空間である。ラゲージルーム44は、主に荷物を積むための空間である。ラゲージルーム44は、車両後部に形成されている。車両室内42とラゲージルーム44との間は、パーティションパネル31により区画されている。
ハイブリッド自動車は、バッテリパック15を含む。バッテリパック15は、ラゲージルーム44に設置されている。バッテリパック15は、ラゲージルーム44の床面上に設置されている。ラゲージルーム44には、図示しないデッキボードが設けられている。デッキボードの上に荷物が載置され、その下にバッテリパック15と、後述のブロア26、吸気ダクト23および排気ダクト25とが配置される。
バッテリパック15は、バッテリ20およびバッテリケース21を含む。バッテリ20は、ハイブリッド自動車の走行用である。すなわち、バッテリ20は、ハイブリッド自動
車に搭載された車両駆動用のモータに電力供給する。バッテリ20は、充放電可能な2次電池であれば特に限定されず、たとえば、ニッケル水素電池であってもよいし、リチウムイオン電池であってもよい。バッテリ20は、バッテリケース21に収容されている。バッテリケース21は、筐体形状を有する。バッテリケース21は、略直方体形状を有する。バッテリケース21は、ハイブリッド自動車を平面的に見た場合に、車両幅方向に延在する長辺と、車両前後方向に延在する短辺とを含む。
本実施の形態におけるハイブリッド自動車においては、車両駆動用のモータを駆動する際、バッテリ20から放電された直流電流がインバータによって交流電流に変換され、モータに供給される。モータをジェネレータとして機能させ、エネルギ回生を行なう際には、モータが発電した交流電流がインバータによって直流電流に変換され、バッテリ20に充電される。
バッテリパック15には、充放電に伴って発熱するバッテリ20を冷却するため、冷却機構が設けられている。その構造について説明すると、ハイブリッド自動車は、吸気ダクト23を含む。吸気ダクト23は、車両室内42と、ラゲージルーム44に設置されたバッテリパック15との間で延びる。吸気ダクト23は、パーティションパネル31を貫通する。吸気ダクト23は、図示しないリヤシートの下を配索されている。吸気ダクト23は、吸気口24を含む。吸気口24は、車両室内42で開口する。吸気口24は、リヤシートの足元の空間で開口する。リヤシートの足元の空間は、直射日光の影響を受け難く、一般的に温度が低いため、バッテリ20に低温の空気を冷却風として導入することができる。
ハイブリッド自動車は、排気ダクト25を含む。排気ダクト25は、バッテリパック15と、ラゲージルーム44のトリム(内装)およびボディ間の空間との間で延びる。排気ダクト25は、ラゲージルーム44内に配索されている。排気ダクト25は、排気口61および62を含む。排気口61は、ラゲージルーム44内で開口する。排気口62は、ラゲージルーム44のトリムおよびボディ間の空間で開口する。
ハイブリッド自動車は、ブロア26を含む。ブロア26は、排気ダクト25の経路上に配置されている。ブロア26は、吸気ダクト23および排気ダクト25にバッテリ20を冷却するための冷却風を流通させる。ブロア26は、ラゲージルーム44に設置されている。ブロア26は、ラゲージルーム44の床面上に設置されている。ブロア26は、バッテリパック15とは別体に設けられている。ブロア26は、回転ファンの中央部から回転軸方向に吸気して、回転軸の半径方向に冷却風を排出する電動のシロッコファンである。ブロア26は、バッテリパック15から冷却風を吸引する引き込み型のファンである。
ブロア26は、たとえばホイルハウスに固定されてもよい。ホイルハウスは、後輪と、後輪に接続され、車体を支持するサスペンションとを収容する車両ボディである。ホイルハウスは、ラゲージルーム44を区画形成する壁面を構成する。ブロア26の種類は、シロッコファンに限られず、たとえば、クロスフロー型のファンやプロペラファンであってもよい。
ブロア26を駆動させると、車両室内42の空気が吸気口24を通じて吸気ダクト23に取り込まれる。空気は、吸気ダクト23を通り、冷却風としてバッテリパック15に導入される。バッテリ20の冷却によって温度上昇した冷却風は、排気ダクト25を通り、その一部が排気口61を通じてラゲージルーム44に排出され、残りが排気口62およびベントグリル63を通じて車外に排出される。
図2は、図1中の排気ダクトの組み立て工程を示す図である。図2中には、ラゲージル
ーム44内の平面図が示されている。図1および図2を参照して、排気ダクト25は、ダクト51を含む。ダクト51は、バッテリパック15とブロア26との間を中継する。ダクト51は、バッテリパック15からブロア26に向けて冷却風を流通させる。ダクト51は、ラゲージルーム44内でバッテリパック15およびブロア26によって支持されている。
ラゲージルーム44は、壁面としての側面44dを含む。ダクト51は、側面44dに隣り合って設けられている。ブロア26は、側面44dに隣り合って設けられている。車両幅方向において、側面44dとバッテリパック15との間にダクト51およびブロア26が配置されている。ダクト51は、側面44dと、ラゲージルーム44の床面と、バッテリパック15と、図示しないデッキボードとに囲まれた空間に配置されている。
ダクト51は、一方端51pおよび他方端51qを含む。ダクト51は、一方端51pと他方端51qとの間で筒状に延びる。一方端51pおよび他方端51qは、それぞれ、バッテリパック15およびブロア26に対して接続される。バッテリパック15およびブロア26は、それぞれ接続部22および接続部27を含む。接続部22および27は、冷却風が流通する筒形状を有する。一方端51pおよび他方端51qは、所定の嵌め代を有した状態で、それぞれ接続部22および接続部27に嵌合されている。
ダクト51は、バッテリパック15およびブロア26に対して同一方向から接続されている。本実施の形態では、ダクト51が、バッテリパック15およびブロア26に対して車両前方から車両後方に向かう一方向(図2中の矢印101に示す方向)から接続されている。ダクト51は、ダクト51を基準にして側面44dが位置する側とは異なる側から接続されている。ダクト51の接続方向は、一方端51pおよび他方端51qにおいてダクト51が延びる方向と一致する。一方端51pおよび他方端51qは、車両後方に向けて開口する。ダクト51は、一方端51pと他方端51qとの間でU字状に曲がって延びている。
図3は、比較のためのバッテリパックのダクト構造を示す平面図である。図3を参照して、本比較例では、ダクト151が、バッテリパック15およびブロア26に対して互いに異なる方向から接続される。すなわち、ダクト151は、バッテリパック15に対しては車両幅方向から接続され、ブロア26に対しては車両前後方向から接続されている。
このような場合に、バッテリパック15およびブロア26をラゲージルーム44の床面に設置した後、ダクト151をバッテリパック15およびブロア26に接続しようとすると、両者に対するダクト151の接続方向が異なるため、接続作業が難しくなる。このため、組み立て工程の順序を入れ替えるなどの制約が生じる。また、ダクト151とバッテリパック15およびブロア26との間の嵌め代を小さくした場合、接続作業は容易となるが、接続の信頼性が低下するという問題が生じる。
図2を参照して、これに対して、本実施の形態では、ダクト51を車両前方から車両後方に向けて移動させつつバッテリパック15およびブロア26に対して同時に接続することができる。このため、ダクト51の接続時の作業性を向上させることができ、さらにダクト51とバッテリパック15およびブロア26との嵌め代を十分に確保することもできる。また、本実施の形態では、側面41dが位置する側とは異なる側からダクト51が接続されるため、側面41dの存在に拘らず、ダクト51の接続作業を容易に行なうことができる。
この発明の実施の形態1におけるバッテリパックのダクト構造は、車両としてのハイブリッド自動車に搭載される電源パックとしてのバッテリパック15と、バッテリパック1
5に冷却風を供給するブロア26と、バッテリパック15とブロア26との間を中継し、冷却風が流通するダクト51とを備える。ダクト51は、バッテリパック15およびブロア26に対して同一方向から接続される。
このように構成された、この発明の実施の形態1におけるバッテリパックのダクト構造によれば、ダクト51の接続時に生じる制約を低減しつつ、その接続時の作業性を向上させることができる。本実施の形態では、バッテリパック15およびブロア26が、ラゲージルーム44内の非常に狭い空間に配置される。このため、バッテリパック15およびブロア26間を中継するダクト51の接続作業も、その狭い空間で行なう必要が生じる。このため、接続時の作業を容易とする効果が奏される本発明を、特に有効に利用することができる。
なお、本実施の形態では、本発明を排気ダクト25の一部をなすダクト51に適用した場合について説明したが、これに限らず、吸気ダクト23に適用することもできる。この場合、吸気ダクト23の経路上にバッテリパック15に向けて冷却風を供給する押し込み型のブロアが設けられ、バッテリパック15とそのブロアとの間を中継するダクトに本発明が適用される。また、ラゲージルームに限られず、たとえばシート下やコンソールボックス内に配置されるダクトに本発明が適用されてもよい。
また、本実施の形態では、内燃機関とバッテリとを動力源とするハイブリッド自動車に本発明を適用したが、これに限定されず、燃料電池とバッテリとを動力源とする燃料電池ハイブリッド自動車(FCHV:Fuel Cell Hybrid Vehicle)、または電気自動車(EV:Electric Vehicle)に本発明を適用することもできる。本実施の形態におけるハイブリッド自動車では、燃費最適動作点で内燃機関を駆動するのに対して、燃料電池ハイブリッド自動車では、発電効率最適動作点で燃料電池を駆動する。また、バッテリの使用に関しては、両方のハイブリッド自動車で基本的に変わらない。
また、化学変化等により自ら電気を創り出すバッテリ20を、外部からの供給により電気を蓄えるキャパシタ等の蓄電装置に置き換えても良い。
キャパシタは、活性炭と電解液との界面に発生する電気2重層を動作原理とした電気2重層キャパシタのことである。固体として活性炭、液体として電解液(奇硫酸水溶液)を用いて、これらを接触させるとその界面にプラス、マイナスの電極が極めて短い距離を隔てて相対的に分布する。イオン性溶液中に一対の電極を浸して電気分解が起こらない程度に電圧を負荷させると、それぞれの電極の表面にイオンが吸着され、プラスとマイナスの電気が蓄えられる(充電)。外部に電気を放出すると、正負のイオンが電極から離れて中和状態に戻る(放電)。
(実施の形態2)
図4は、この発明の実施の形態2におけるバッテリパックのダクト構造を示す平面図である。図5は、図4中の2点鎖線Vで囲まれた部位の中継ダクトの組み立て工程を示す斜視図である。本実施の形態におけるバッテリパックのダクト構造は、実施の形態1におけるバッテリパックのダクト構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図4および図5を参照して、本実施の形態では、図2中のダクト51に換えてダクト71が設けられている。ダクト71は、周壁73を含む。周壁73は、冷却風が流れる空間を規定するように筒状に延在する。ダクト71は、一方端71pおよび他方端71qを含む。一方端71pおよび他方端71qは、筒状に延びる周壁73の両端に配置されている。一方端71pおよび他方端71qは、閉塞されている。
ダクト71には、差し込み部72が形成されている。差し込み部72は、周壁73が部分的に切り欠かれることにより形成されている。差し込み部72は、一方端71pに隣り合って形成されている。接続部22は、周壁83を含む。周壁83は、冷却風が流れる空間を規定するように筒状に延在する。接続部22には、スリット81gおよび81hが形成されている。スリット81gおよび81hは、周壁83が部分的に切り欠かれることにより形成されている。
差し込み部72が接続部22に差し込まれることにより、ダクト71がバッテリパック15に対して接続されている。より具体的には、差し込み部72は、差し込み片72gおよび72hを含む。差し込み片72gおよび差し込み片72hが、それぞれスリット81gおよびスリット81hに差し込まれている。接続部22には、バッテリパック15とダクト71との間で冷却風の流通を可能とする通気口84が形成されている。ダクト71は、同様の構造によりブロア26に対して接続されている。このような構成により、本実施の形態では、ダクト71が、バッテリパック15およびブロア26に対して上方から下方に向かう一方向から接続されている。ダクト71は、一方端71pと他方端71qとの間でL字状に曲がって形成されている。
このように構成された、この発明の実施の形態2におけるバッテリパックのダクト構造によれば、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を得ることができる。加えて、本実施の形態では、ダクト71を差し込み構造とすることによって、バッテリパック15およびブロア26に対して同一方向から接続するダクト71を簡易な構成とできる。これにより、ダクト71の製造コストを削減するとともに、ダクト71により円滑に冷却風を流すことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1におけるバッテリパックのダクト構造が適用されたハイブリッド自動車を示す斜視図である。 図1中の排気ダクトの組み立て工程を示す図である。 比較のためのバッテリパックのダクト構造を示す平面図である。 この発明の実施の形態2におけるバッテリパックのダクト構造を示す平面図である。 図4中の2点鎖線Vで囲まれた部位の中継ダクトの組み立て工程を示す斜視図である。
符号の説明
15 バッテリパック、26 ブロア、44 ラゲージルーム、44d 側面、51,71 ダクト、72 差し込み部、73 周壁。

Claims (3)

  1. 車両に搭載される電源パックと、
    前記電源パックに冷却風を供給するブロアと、
    前記電源パックと前記ブロアとの間を中継し、冷却風が流通するダクトとを備え、
    前記ダクトは、前記電源パックおよび前記ブロアに対して同一方向から接続される、電源パックのダクト構造。
  2. 前記車両は、前記電源パックおよび前記ブロアが設置され、荷物が積み込まれる空間であるラゲージルームを含み、
    前記ダクトは、前記ラゲージルームを区画形成する壁面に隣り合って配置され、
    前記ダクトは、前記ダクトを基準に前記壁面が位置する側とは異なる側から接続される、請求項1に記載の電源パックのダクト構造。
  3. 前記ダクトは、筒状に延在し、冷却風が流通する空間を規定する周壁を含み、
    前記ダクトには、前記周壁が部分的に切り欠かれ、前記電源パックおよび前記ブロアに対して差し込まれる差し込み部が形成される、請求項1または2に記載の電源パックのダクト構造。
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