JP2020018382A - レーザ投影器具及びガイド器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 骨切ブロックなどの器具の位置を確認し設置する手術操作において斜め方向から目視したとしても正確に骨切ブロックの設置位置を確かめることができ、手術野を妨げることがない骨切りブロックの設置位置確認ないしガイド手段を提供する。【解決手段】 レーザ投影器具100は、その挿入片126が脛骨近位端BTEに固定されている骨切ブロック10のスリット12に、段差128が当接するまで行われる。レーザ装置150のスイッチ152をONとすると、十字状のレーザ光LCRが、患者の左足の第二中足と脛に投影される。これらを参照することで、術者は、骨切ブロック10が当初の計画通りに脛骨近位端BTEに取り付けられていることを知ることができる。また、レーザ光であるため、位置確認器具の形態によって術野を遮る恐れもない。【選択図】図1

Description

本発明は、手術用のレーザ投影器具及びガイド器具に関し、例えば、人工関節設置手術において人工関節コンポーネント(部品)を挿入ないし設置する際に使用する骨切ブロックの設置に好適なレーザ投影器具及びガイド器具の改良に関するものである。
例えば、人工関節手術においては、コンポーネントの適切な挿入ないし設置は、人工関節に加わる応力を適切に骨に伝達させるために重要である。骨を正確に骨切りし、正確な場所(位置・角度)にコンポーネントを挿入・設置することで、良好な荷重分散が得られるとともに、コンポーネントの摩耗や緩みの発生が軽減され、人工関節の取り換え時期を遅くして長寿命化を図ることが可能となり、最終的にQOL(quality of life)の向上につながるようになる。
すなわち、人工関節コンポーネントを適切なアライメント位置へ挿入・設置することは、患者個々の骨に対して許容する至適サイズのコンポーネントを適合させ、安定化を図り、術後成績を左右する因子となるため、人工関節手術の要点の1つである。例えば、人工膝関節置換術の場合を例に挙げると、
a,大腿骨遠位端の切除,
b,脛骨近位端の切除,
c,大腿骨コンポーネント及び脛骨ベースプレートの設置,
という手順で行なわれる。最も重要な前記cにおける大腿骨コンポーネント及び脛骨ベースプレートの設置固定を行う上で、前記aの大腿骨遠位端の切除や、前記bの脛骨近位端の切除を適切に行う必要がある。
これらの操作は、術前計画に基づいて行うが、実際の手術において参考にできるのは、術野で直視できる皮膚切開部から展開された一部分の骨である。しかし、肥満のために術部の展開が限られる症例も多い。また、骨形態に変形が著しい場合には、通常の解剖学的構造とかけ離れていることから、術者(医師)が判断を誤り、術前計画とは異なる位置や異なる方向での大腿骨遠位端等の切除を行なってしまう恐れがある。
現在、コンピュータ技術によって精密な術前計画を手術中に誘導するナビゲーション装置が開発されているが、一般的には普及しておらず、術者の経験や勘を頼りに設置位置決めや設置方向のアライメントを行っているのが実情であり、術前計画を正確に再現できる、より簡便で操作のしやすい手法や器具が求められている。
例えば、下記特許文献1には、低侵襲で施術を正確に実施するとともに、手術時間の短縮が可能な、汎用性の高い安価な整形外科手術用器械が開示されている。これによれば、
a,患者個々の下肢全長をCT装置あるいはMRI装置で撮影し、この画像データから三次元的な骨モデルをコンピュータ上で作成し、人工膝関節置換術における三次元的な術前計画を行なう。
b,次に、前記術前計画に基づく三次元データにより、大腿骨モデルと、この大腿骨モデルに組み合わせる中間モデルとしての大腿骨顆間部モデルを併せてラピットプロトタイピング技術で作製する。この大腿骨顆間部モデルは、大腿骨モデルの顆間部の形状に適合するよう造作されている。
c,大腿骨設置ガイド器械を、上記大腿骨顆間モデルを介して大腿骨モデルに組み付け、手術前シミュレーションを行う。
d,次に、実際の手術時においては、大腿骨顆間部モデルと大腿骨設置ガイド器械を組み合わせた状態で使用し、術前のシミュレーションを反映した最も適合性の良い至摘位置となるように、大腿骨顆間部モデル及び大腿骨設置ガイド器械を患者の大腿骨関節部に密着させる。
下記特許文献2には、膝関節を切除して人工関節コンポーネントを装着したときに的確なアライメントを再建する膝関節の切除補助具が開示されており、大腿骨顆部の骨軸方向中心部に設けた穿孔にその一端を挿入するアライメントバー,このアライメントバーの他端を支持する大腿骨顆部前後の切除面を決定するためのガイド本体,このガイド本体に形成した鋸身又は切除補助鋼線を案内するための案内用スリット,前記ガイド本体にその一端を支持させ他端を大腿骨骨幹部遠位端の骨前面と当接させるデプスゲージ,を備えており、
a,前記アライメントバーの他端は支持部材を介して前記ガイド本体に支持され、
b,この支持部材はこのアライメントバーを横切る平面上を移動できるようにこのガイド本体に支持され、
c,前記デプスゲージ他端の当接面は、大腿骨の内外側面方向に平坦状に延び、これにより大腿骨遠位端の骨表面と実質的に線接触して前記ガイド本体の回旋を大腿骨前面の方向とほぼ平行に保つ、
ように構成されている。
特開2011-172920号公報 特開平11-113940号公報
ところで、アライメントを行うために、前記特許文献1では髄内アライメントロッドや髄外アライメントロッドを使用しており、前記特許文献2ではアライメントバーを使用しているが、これらの長い棒状の器具で骨切ブロックの設置位置をチェックするためには、骨切りブロックに対して正確に正面あるいは側面から目視して位置確認のための特徴的な骨参照部分や皮膚上の特徴的な骨隆起部分(解剖学的な参照点)との一致を確認する必要があり、正面からではなく誤って斜め方向から見てチェックすると、設置位置や角度の判断を間違える問題がある。斜め方向から目視したとしても正確に骨切ブロックの設置位置を確かめることができる簡便な方法があれば、術者としては安心して手術を行うことができ、好都合である。
加えて、実際の手術時においては、それら長い棒状のアライメントロッド等が邪魔になることから、骨切ブロックなどの位置決めを行った後は、それらアライメントロッドやアライメントバーを取り外してしまう。従って、取り外した後は、アライメントの状態を確認することはできないが、手術を妨げないアライメントの確認のための器具があれば、器具を取り外す必要もなく、手術の進行には好都合である。
本発明は、以上のような点に着目したもので、その目的は、斜め方向から目視したとしても正確に骨切ブロックの設置位置を確かめることができる手段を提供することである。他の目的は、骨切ブロックなどの器具を、手術を妨げることがなく設置する手段を提供することである。
本発明のレーザ投影器具は、人工関節を設置するために脛骨近位端を切断する骨切ブロックの設置位置をチェックするためのレーザ投影器具であって、前記骨切ブロックの設置位置をチェックするためのレーザ光を患者の足に投影するレーザ装置,このレーザ装置を回動自在に保持するとともに、前記骨切ブロックの切断用スリットに挿入して固定する支持具,を備えたことを特徴とする。
主要な形態の一つによれば、前記支持具は、前記骨切ブロックの切断用スリットに挿入される挿入片を備えており、該挿入片にバネ手段が形成されていることを特徴とする。他の形態としては、前記支持具は、前記切断用スリットに対する前記挿入片の挿入方向に直交する方向を軸として回動可能に、前記レーザ装置を保持する鋏部を備えていることを特徴とする。
本発明のガイド器具は、人工関節を設置するための骨切ブロックを脛骨近位端に設置する際に、骨切ブロックの位置決めを行うガイド器具であって、脛骨高原上から足の側面方向に延設された第1のガイド部,脛骨高原上から足の前面方向に延設された第2のガイド部,前記第1及び第2のガイド部の一方の端部にそれぞれ設けられた第1及び第2のレーザ投影器具,前記第2のガイド部に設けられており、前後及び上下方向にスライド可能なスライド手段,を備えており、前記第1のレーザ投影器具は、前記足の側面にレーザ光を投影し、前記第2のレーザ投影器具は、前記足の前面にレーザ光を投影し、前記骨切ブロックは、前記スライド手段に着脱可能に取り付けられており、前記第1及び第2のレーザ投影器具によるレーザ光の投影を参照して、前記骨切ブロックの位置決めを行うことを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記脛骨高原上における前記第1及び第2のガイド部の間に、第1のガイド部に対して第2のガイド部を揺動する揺動機構を設け、脚の内外反の状態に応じて、前記揺動機構により、第2のガイド部を揺動することを特徴とする。他の形態の一つは、前記第1及び第2のガイド部が、人体の機能軸を中心として直交する方向に延設された状態となるように、前記第1のガイド部に対する前記第2のガイド部の位置を固定するロック機構を設けたことを特徴とする。更に他の形態として、前記第1及び第2のレーザ投影器具として、上述したレーザ投影器具を使用することを特徴とする。
他のガイド器具の発明は、人工関節を設置するための骨切ブロックを大腿骨遠位端に設置する際に、骨切ブロックの位置決めを行うガイド器具であって、患者の骨盤に皮膚上から設置するとともに、大腿骨の骨頭中心を通る機能軸の方向を示す骨盤アタッチメント,前記骨盤アタッチメントによって示される機能軸を利用して、大腿骨遠位端における切断位置を示す大腿骨遠位端アタッチメント,を備えており、患者の左又は右の上前腸骨棘と膝関節部の顆間窩を結ぶレーザ光を第1のレーザ装置で投影し、前記上前腸骨棘に対応する左又は右の大腿骨の骨頭中心を通るレーザ光を第2のレーザ装置で投影することによって、前記大腿骨遠位端アタッチメントの位置決めを行うことを特徴とする。
前記いずれかの発明の他の形態としては、前記レーザ装置が、十字状のレーザ光を出力することを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明によれば、ロッドやワイヤーの代わりにレーザ光を利用することとしたので、骨切ブロックの設置位置を、確認の対象となる骨や皮膚上の部位をレーザー光の照射によって参照することによって、たとえ斜め方向から目視したとしても正確に確認することができる。また、アライメントロッドのように長い棒状の形態ではないことから、手術野を器具で妨げることなく、骨切ブロックなどの器具の位置を確認したり設置を行うことができる。
本発明の実施例1のガイド器具を示す図である。 前記実施例1におけるレーザ光の投影の様子を示す図である。 本発明の実施例2のガイド器具を示す斜視図である。 前記実施例2の中心部分を拡大して示す斜視図である。 前記図3を矢印F5方向から見た裏面側を示す斜視図である。 前記実施例2を分解して示す斜視図である。 前記実施例2におけるレーザ光の投影の様子を示す図である。 本発明の実施例3を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1及び図2を参照しながら、骨切ブロックの設置位置をチェックする実施例について説明する。例えば、人工膝関節置換術において脛骨ベースプレートを設置するために脛骨近位端を切断する場合が該当する。図1には、その様子が示されており、脛骨BTの近位端BPTには、術前計画に基づいて骨切ブロック10が取り付けられている。取り付け方法は、例えば、前記特許文献1に記載されている背景技術や、特願2017-234825号に開示された手段を適用して行うことができる。骨切ブロック10には、脛骨近位端BTEを切断するのこぎりを挿入・ガイドするためのスリット12が設けられている。
一方、本実施例のレーザ投影器具100は、支持具102と、レーザ装置150によって構成されている。これらのうち、支持具102は、U字状の鋏部110を中心に構成されており、この鋏部110の先端開口側には、回動腕112が回動可能に挟持されている。すなわち、鋏部110と回動腕112を軸114が貫通しており、この軸114を中心として回動腕112が回動可能となっている。軸114は、止板116などによって鋏部110に固定されている。この回動腕112の先端には、円筒状の保持部120が設けられており、この保持部120に後述するレーザ装置150が固定されている。前記鋏部110の側面には、同図(C)に示すように、回動腕112の傾きないし角度を示す目盛り160が設けられており、これを参照することで、回動腕112に取り付けられているレーザ装置150の傾きを設定することができるようになっている。
上述した鋏部110の底部には、固定腕122が延長形成されている。固定腕122は、長手方向に沿ってスリット124が形成されており、先端に幅広の挿入片126が形成されている。スリット124は、図1(B)に示す状態においてレーザ光が固定腕122を通過させるために設けられている。上述したレーザ装置150を回動させる軸114は、前記スリット124に対する前記挿入片126の挿入方向に直交する方向となっている。
挿入片126は、中央部分が切り開かれて、外片126Aと内片126Bとによって構成されており、内片126Bが、多少であるが、同図(C)に示すように、固定腕122と挿入片126の接続部分の段差128側に曲げられており、これが骨切ブロック10のスリット12に挿入されたときに、板バネとして作用するようになっている。
前記レーザ装置150は、円筒状に形成されており、同じく円筒状の保持部120によって保持されている。レーザ装置150の一端にはスイッチ152が設けられており、内部にはレーザ発振器や駆動用電池(図示せず)が収納されている。また、レーザ装置150の他端の出力窓154からは、十字状のレーザ光が照射ないし投影されるようになっている(図3参照)。
次に、本実施例の動作について説明する。レーザ投影器具100は、その挿入片126が脛骨近位端BTEに固定されている骨切ブロック10のスリット12に挿入される。挿入は、挿入片126の段差128がスリット12に当接するまで行われる。このとき、挿入片126の外片126Aと内片126Bとがスリット12の内側に当たるようになり、板バネとして作用する。次に、レーザ装置150のスイッチ152をONとすると、出力窓154からレーザ光が骨切ブロック10に対して三次元的に垂直/水平の十字横断面方向に出力されるようになる。
図2(A)にはその様子が示されており、十字状のレーザ光LCRが、術者が骨切アライメントを確認するための指標となる患者の左足の第二中足骨SMB上に投影されている。骨切ブロック10は、CT(Computed Tomography)やMRI(Magnetic Resonance Imaging)などで得た情報を基に、術前計画によって脛骨近位端BTEにおける固定位置が決められるが、骨切ブロック10の位置と、それに対するレーザ投影器具100の設置方向や形状寸法を考慮すると、レーザ装置150によるレーザ光LCRの十字の中心が丁度患者の左足の足関節中央を投影し、かつ、第二中足骨SMB上に投影されるように、レーザ装置150の傾き(U字状の鋏部110に対する腕112の傾き)を調整することができる。
このようにして、レーザ投影器具100を骨切ブロック10に取り付けて、レーザ装置150の傾き設定を行い、レーザ光LCRを投影すると、骨切ブロック10が当初の計画通りに脛骨近位端BTEに取り付けられているときは、レーザ装置150のレーザ光LCRは、図2(B)に示すように、患者の左足の第二中足骨SMBの体表に投影されることになる。更に、レーザ光は、術者が骨切アライメントを確認するための指標となる脛骨陵の体表である脛にも、投影線LAとして投影される。これらにより、術者は、骨切ブロック10が当初の計画通りに脛骨近位端BTEに取り付けられていることをチェックすることができる。
以上のように、本実施例によれば、レーザ光を利用することとしたので、斜め方向から目視したとしても投影線LAを視認することができ、骨切ブロックの設置位置を確かめることができる。また、アライメントロッドのように長い器具を用いる形態でないため、他の器具の装着など手術の妨げとならずに骨切ブロックのの取付位置をチェックし、アライメントの確認を行うことができる。
次に、図3〜図7を参照しながら、本発明の実施例2について説明する。上述した実施例は、脛骨近位端側を切断する骨切ブロック10のアライメント状態をチェックないし確認するためにレーザ装置150を使用した例であるが、本実施例は、骨切ブロック10の取り付けに、レーザ装置を使用する例である。
図3には全体の構成が示されており、図4には図3の右上方から見下ろした中心部分が拡大して示されている。また、図3の矢印F5方向から見上げた様子が図5に示されている。図6には、各部を分解した状態が示されている。これらの図において、ガイド器具200は、下脚の内側にレーザ光を投影する内側ガイド部300と、下脚の前側にレーザ光を投影する前側ガイド部400とが直交しており、図示する直交座標系(X,Y,Z)のX方向,Y方向に延設されている。X方向は矢状面に垂直の方向であり、Y方向は前額面に垂直の方向であり、Z方向は横断面に垂直の方向であって人体の機能軸を示す方向である。
まず、内側ガイド部300は、前側ガイド部400と交わる中心側から延設されたL字腕310を中心に構成されている。このL字腕310の前記中心側には、固定板312が設けられており、反対の先端側には、結合部314が設けられている。これらのうち、固定板312には、揺動機構320を介して、上述した前側ガイド部400が取り付けられている。一方、結合部314には、上述した実施例1のレーザ投影器具100と同様の構成のレーザ投影器具100Aが設けられており、支持具102Aを介してレーザ装置150Aが取り付けられている。
次に、前側ガイド部400は、内側ガイド部300と交わる中心側から延設されたガイドレール410を中心に構成されている。このガイドレール410の前記中心側には、固定板412が設けられており、反対の先端側には、結合部414が設けられている。これらのうち、固定板412は、上述した揺動機構320に固定されており、結合部414には、上述した実施例1のレーザ投影器具100と同様の構成のレーザ投影器具100Bが設けられており、支持具102Bを介してレーザ装置150Bが取り付けられている。
更に詳述すると、前記揺動機構320は、前記固定板312上に固定されているボール322に対して、自在に揺動可能な揺動体324が設けられており、この揺動体324から左右方向に延設された腕326A,326Bには、調整ネジ328A,328Bがそれぞれ螺合するようになっている。また、揺動体324から前方に延設された腕326Cには、調整ネジ328Cがそれぞれ螺合するようになっている(図4参照)。これら調整ネジ328A,328B,328Cの先端は、いずれも固定板312に当接している。このため、調整ネジ328A,328B,328Cを回転することで、揺動体324の腕326A,326B,326Cとの固定板312との間隔が変化し、揺動体324が固定板312に対して揺動するようになっている。
更に、前側ガイド部400の固定板412の前後には、ロックピン330,332が設けられている。ロックピン330は、ガイドレール410のスリット端から、前記揺動機構320の揺動体324を貫通して、更に内側ガイド部300の固定板312を貫通している。また、ロックピン332は、前側ガイド部400の固定板412の後ろ側から、内側ガイド部300の固定板312を貫通している。これらのロックピン330,332を挿入することで、内側ガイド部300と、前側ガイド部400とが、平行となるように設定されている。
次に、上述した固定板312の裏面側には、位置決め用の突起340が設けられている。この突起340は、ガイド器具200の全体を脛骨高原BTP上に設置する際の位置決めに使用される。また、内側ガイド部300のL字腕310の固定板312側には、ピン穴342,344が設けられており、それぞれピンが挿通できるようになっている。一例として、図3,図6にピン342Pを示している。また、固定板312には、上述したガイドレール410の延設方向と反対側の方向の延長部313に、ピン穴346,348がもうけられており、それぞれピンが挿通できるようになっている。一例として、図3にピン346Pを示している。その他、必要に応じて、適宜位置にピン穴が設けられている。図3,図5には、固定板312の裏面に設けられたピン穴350,352と、ピン350Pが示されている。
次に、前記揺動体324には、上述した前側ガイド部400のガイドレール410の固定板412が固定されている。このため、揺動体324が揺動すると、前側ガイド部400の全体が揺動するようになる。すなわち、前側ガイド部400は、揺動機構320により、内側ガイド部300に対して揺動可能となっており、調整ネジ328A,328B,328Cを回転することで、揺動の調整を行うことができるようになっている。上述したように、ロックピン330,332を挿通した状態で、内側ガイド部300と、前側ガイド部400とは平行となるが、この状態でロックピン330,332を外して調整ネジ328A,328Bを回転すると、内外反方向における前側ガイド部400の傾き(図6矢印FB方向)を調整することができ、調整ネジ328Cを回転すると、前後傾斜方向における前側ガイド部400の傾き(図6矢印FC方向)を調整することができるようになっている。
次に、上述した前側ガイド部400には、上述した骨切ブロック10を、前後方向及び上下方向にスライド可能に支持するブロック支持部420が設けられている。詳述すると、前側ガイド部400のガイドレール410には、前後スライダ422がスライド可能に設けられており、ネジ424を締めることで、前後方向の位置が固定されるようになっている。前後スライダ422には、上下レール426が設けられており、この上下レール426に、上下スライダ428がスライド可能に設けられている。その上下方向の位置は、ネジ430を締めることで固定されるようになっている。そして、この上下スライダ428に、骨切ブロック10が着脱可能に取り付けられている。すなわち、骨切ブロック10は、上下レール426に沿って上下方向に移動可能となっており、ガイドレール410に沿って前後方向に移動可能となっている。上下レール426には目盛り426Mが設けられており、骨切ブロック10の上下方向の位置を設定できるようになっている。
上述したレーザ投影器具100A,100Bのうち、レーザ投影器具100Aのレーザ装置150Aは、患者の足の内側側面にレーザ光を投影するためのものである。一方、レーザ投影器具100Bのレーザ装置150Bは、患者の足の正面側である脛及び第二中足に投影するためのものである。
次に、本実施例の作用を説明すると、患者の脛骨BTの近位端BTE付近の骨形状は、予め、CTやMRIなどの画像を解析することで得ることができ、術者は、術前計画において、最終的に骨切ブロック10の位置を決定し、ピンで固定する。以下、順に説明する。
(1)最初に、骨切ブロック10を、図7に点線で示す脛骨BTから離れた位置としておくとともに、揺動機構320の調整ネジ328A,328B,328Cを緩め、揺動体324,すなわち、前側ガイド部400が内側ガイド部300に対して揺動可能な状態とするとともに、ロックピン330,332を挿入し、内側ガイド部300に対して前側ガイド部400をロックする。これにより、内側ガイド部300と、前側ガイド部400とが、平行かつ直交するようになる。
(2)この状態で、内側ガイド部300及び前側ガイド部400を、脛骨高原BTP上に設置する。すなわち、内側ガイド部300の固定板312の裏面側に設けた位置決め用の突起340を、脛骨高原BTP上に当接させる。いずれの位置とするかは、術者が術前計画で決めるが、例えば、脛骨の回旋中心に位置するように、後十字靭帯付着部の中心に向けて、突起340を当接させる。図7には、その様子が示されている。なお、骨切ブロック10は、同図に点線で示す脛骨BTから離れた位置となっている。骨切ブロック10の高さ位置は、予め術前計画で決められており、その位置となるように、上下レール426の目盛り426Mを参照しながら、ネジ430によって調整し、固定されている。
(3)次に、内側ガイド部300のレーザ装置150Aによって十字レーザ光を足の内側側面に投影し、レーザ光が足関節内側の果部に至るまで当たるように、内側ガイド部300の全体を回動させる。これにより、図6に矢印FAで示すレーザ装置150Aの回旋方向の位置が決められる。すると、上述したように、内側ガイド部300と、前側ガイド部400とは、平行かつ直交するように設定されるので、前側ガイド部400は、脛骨の正面側に位置するようになる。このときの前側ガイド部400のレーザ装置150Bからの十字レーザ光は、上述した図2に示すように、その十字の中心が患者の足(図示の例では左足)の足関節中央を投影し、かつ、第二中足骨SMB上に投影されるようになる。
(4)この状態で、術者は、ピン342P,346P,350Pを打ち込み、ガイド器具200を仮固定する。そして、ネジ424によって骨切ブロック10をガイドレール410に沿って脛骨方向に移動する。これにより、骨切ブロック10は、脛骨粗面に当接するようになる。骨切ブロック10の高さは、術前計画によって予め設定されて上下レール426の該当する位置に固定されているので、この状態で骨切ブロック10を脛骨粗面に対して固定することで、良好に位置決めを行うことができる。
(5)ところで、膝関節については、いわゆる内反(X脚),外反(O脚)といった下肢形態があり、これらに該当するときは、骨切ブロック10の設置角度を変更する必要がある。このような内外反があるときは、前側ガイド部400のレーザ装置150Bからの十字レーザ光が、患者の第二中足骨上に投影されなくなる。この場合、術者は、ロックピン330,332を外し、前側ガイド部400が内側ガイド部300に対して揺動可能とする。そして、調整ネジ328A,328B,328Cで、前側ガイド部400の内外反及び前後傾斜方向の角度を調整し、前側ガイド部400のレーザ装置150Bからの十字レーザ光が、患者の足関節中心に投影されるようにする。術者は、この状態で、骨切ブロック10を脛骨粗面に固定する。
(6)骨切ブロック10を固定した後は、ガイド器具200を外し、骨切ブロック10のスリット12からのこぎりを挿入して、脛骨近位端BTEの切断を行う。その際に、上述した実施例1の手法を適用して、骨切ブロック10の固定位置のチェックを行うようにしてよい。
以上のように、本実施例によれば、レーザ光を利用することとしたので、従来のアライメントロッドなどによる手法と比較して、斜め方向から目視したとしても正確に骨切ブロックの設置位置を確かめることができる。また、アライメントロッドのように長い器具の形態でないため、他の器具の装着の妨げとならずに骨切ブロックの位置決めや設置を行うことができる。
次に、図8を参照しながら、本発明の実施例3について説明する。本実施例は、特開2015-192873号公報に開示された「関節置換術用手術具」に本発明を適用した例である。同図に示すように、骨盤アタッチメント500には、ロッド支持リングの代わりに、レーザ装置520Aが設けられており、ロッド受けの代わりにレーザ装置520Bが設けられている。そして、これらレーザ装置520A,520Bから大腿骨遠位端アタッチメント510に対して投影されるレーザ光が、中心指示ロッド及び接続ロッドに相当する。
レーザ装置520Aから投影されるレーザ光は大腿骨の骨頭中心上を通過し、レーザ装置520Bから投影されるレーザ光は大腿骨の解剖軸に対応している。これら2つのレーザ光が、術前計画で決めた角度となるように調整することで、骨切ガイドの切断面が、膝関節の回転中心となる側副靭帯の付着部を結ぶ軸に対して平行あるいは3次元手術計画の角度となるとともに、体重が大腿骨骨頭中心,膝関節中心,足関節中心を通過する機能軸に対して垂直となるように調整される。本実施例によっても、ロッドの代わりにレーザ光を使用していることから、上述した実施例と同様に、術者による骨切ブロックの設置作業を良好に行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した各器具の形状や構造は一例であり、同様の作用を奏するように適宜変更してよい。
(2)前記実施例2では、足の内側側面にレーザ光を投影したが、外側側面に投影するようにしてもよい。
(3)前記実施例2において、脚に内外反等の解剖学的な骨変形がないときは、上述した揺動機構は必ずしも必要ではない。
(4)前記実施例2では、前記実施例1で示したレーザ投影器具を使用したが、同様の機能を有するレーザ投影器具であれば、他の構成のものを使用してよい。また、実施例2では、レーザ投影器具を着脱自在としたが、これも一例であり、着脱できない構成とすることを妨げるものではない。
本発明によれば、ロッドやワイヤーの代わりにレーザ光を利用することとしたので、斜め方向から目視したとしても正確に骨切ブロックの設置位置を確かめることができる。また手術を妨げることなく、骨切ブロックなどの器具の位置を確認したり設置を行うことができ、関節置換術などに好適である。
10:骨切ブロック
12:スリット
100,100A,100B:レーザ投影器具
102,102A,102B:支持具
110:鋏部
112:回動腕
114:軸
116:止板
120:保持部
122:固定腕
124:スリット
126:挿入片
126A:外片
126B:内片
128:段差
150,150A,150B:レーザ装置
152:スイッチ
154:出力窓
160:目盛り
200:ガイド器具
300:内側ガイド部
310:L字腕
312:固定板
313:延長部
314:結合部
320:揺動機構
322:ボール
324:揺動体
326A,326B,326C:腕
328A,328B,328C:調整ネジ
330,332:ロックピン
340:突起
342,344,346,348,350,352:ピン穴
342P,346P,350P:ピン
400:前側ガイド部
410:ガイドレール
412:固定板
414:結合部
420:ブロック支持部
422:前後スライダ
424:ネジ
426:上下レール
426M:目盛り
428:上下スライダ
430:ネジ
500:骨盤アタッチメント
510:大腿骨遠位端アタッチメント
520A,520B:レーザ装置
BT:脛骨
BTE:脛骨近位端
BTP:脛骨高原
LA:投影線
LCR:レーザ光
SMB:第二中足骨

Claims (8)

  1. 人工関節を設置するために脛骨近位端を切断する骨切ブロックの設置位置をチェックするためのレーザ投影器具であって、
    前記骨切ブロックの設置位置をチェックするためのレーザ光を患者の足に投影するレーザ装置,
    このレーザ装置を回動自在に保持するとともに、前記骨切ブロックの切断用スリットに挿入して固定する支持具,
    を備えたことを特徴とするレーザ投影器具。
  2. 前記支持具は、前記骨切ブロックの切断用スリットに挿入される挿入片を備えており、該挿入片にバネ手段が形成されていることを特徴とする請求項1記載のレーザ投影器具。
  3. 前記支持具は、前記切断用スリットに対する前記挿入片の挿入方向に直交する方向を軸として回動可能に、前記レーザ装置を保持する鋏部を備えていることを特徴とする請求項2記載のレーザ投影器具。
  4. 人工関節を設置するための骨切ブロックを脛骨近位端に設置する際に、骨切ブロックの位置決めを行うガイド器具であって、
    脛骨高原上から足の側面方向に延設された第1のガイド部,
    脛骨高原上から足の前面方向に延設された第2のガイド部,
    前記第1及び第2のガイド部の一方の端部にそれぞれ設けられた第1及び第2のレーザ投影器具,
    前記第2のガイド部に設けられており、前後及び上下方向にスライド可能なスライド手段,
    を備えており、
    前記第1のレーザ投影器具は、前記足の側面にレーザ光を投影し、
    前記第2のレーザ投影器具は、前記足の前面にレーザ光を投影し、
    前記骨切ブロックは、前記スライド手段に着脱可能に取り付けられており、
    前記第1及び第2のレーザ投影器具によるレーザ光の投影を参照して、前記骨切ブロックの位置決めを行うことを特徴とするガイド器具。
  5. 前記脛骨高原上における前記第1及び第2のガイド部の間に、第1のガイド部に対して第2のガイド部を揺動する揺動機構を設け、脚の内外反の状態に応じて、前記揺動機構により、第2のガイド部を揺動することを特徴とする請求項4記載のガイド器具。
  6. 前記第1及び第2のガイド部が、人体の機能軸を中心として直交する方向に延設された状態となるように、前記第1のガイド部に対する前記第2のガイド部の位置を固定するロック機構を設けたことを特徴とする請求項5記載のガイド器具。
  7. 前記第1及び第2のレーザ投影器具として、請求項1〜3のいずれか一項に記載のレーザ投影器具を使用することを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載のガイド器具。
  8. 人工関節を設置するための骨切ブロックを大腿骨遠位端に設置する際に、骨切ブロックの位置決めを行うガイド器具であって、
    患者の骨盤に皮膚上から設置するとともに、大腿骨の骨頭中心を通る機能軸の方向を示す骨盤アタッチメント,
    前記骨盤アタッチメントによって示される機能軸を利用して、大腿骨遠位端における切断位置を示す大腿骨遠位端アタッチメント,
    を備えており、
    患者の左又は右の上前腸骨棘と膝関節部の顆間窩を結ぶレーザ光を第1のレーザ装置で投影し、前記上前腸骨棘に対応する左又は右の大腿骨の骨頭中心を通るレーザ光を第2のレーザ装置で投影することによって、前記大腿骨遠位端アタッチメントの位置決めを行うことを特徴とするガイド器具。
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