JP2020017427A - 車両用照明装置、および車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用照明装置への通電が停止された場合であっても、車両用照明装置の存在を容易に認識することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。【解決手段】実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;前記基板の上に設けられた少なくとも1つの発光素子と;前記基板の上に設けられ、前記発光素子を囲む枠部と;前記枠部に囲まれた領域に設けられ、前記発光素子を覆う封止部と;前記枠部の内面、前記枠部の頂部、前記枠部の外面、前記枠部に囲まれた領域に露出する前記基板の表面、および、前記枠部の外側の前記基板の表面の少なくともいずれかに設けられ、蓄光材料を含む蓄光部と;を具備している。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、車両用照明装置、および車両用灯具に関する。
ソケットと、ソケットの一方の端部側に設けられ、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を有する発光モジュールと、を備えた車両用照明装置がある。
ここで、車両用照明装置が設けられた車両の外部にいる者(例えば、歩行者や他の車両の運転者など)は、車両用照明装置から照射された光により、車両の存在を認識することができる。
ところが、バッテリーの不具合や電気回路の不具合などにより通電が停止された場合には、車両用照明装置から光が照射されなくなるので、車両の存在が認識しづらくなる。そのため、夜間やトンネル内などの薄暗い環境においては、衝突などが発生するおそれがある。また、駐車をする場合にも、車両用照明装置への通電が停止される。そのため、夜間に駐車を行う場合や、薄暗い環境に駐車を行う場合にも衝突などが発生するおそれがある。
そこで、車両用照明装置が取り付けられる車両用灯具に蓄光部を設ける技術が提案されている。蓄光部が設けられていれば、車両用照明装置への通電が停止された場合であっても、蓄光部からの光により、車両の存在を認識することができる。しかしながら、車両用灯具に蓄光部を設けると、燐光輝度が低くなったり、残光時間が短くなったりするおそれがある。そのため、車両用照明装置(車両)の存在を認識するのが困難となる場合がある。
そこで、車両用照明装置への通電が停止された場合であっても、車両用照明装置の存在を容易に認識することができる技術の開発が望まれていた。
特開2007−149435号公報 特開2013−40558号公報
本発明が解決しようとする課題は、車両用照明装置への通電が停止された場合であっても、車両用照明装置の存在を容易に認識することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;前記基板の上に設けられた少なくとも1つの発光素子と;前記基板の上に設けられ、前記発光素子を囲む枠部と;前記枠部に囲まれた領域に設けられ、前記発光素子を覆う封止部と;前記枠部の内面、前記枠部の頂部、前記枠部の外面、前記枠部に囲まれた領域に露出する前記基板の表面、および、前記枠部の外側の前記基板の表面の少なくともいずれかに設けられ、蓄光材料を含む蓄光部と;を具備している。
本発明の実施形態によれば、車両用照明装置への通電が停止された場合であっても、車両用照明装置の存在を容易に認識することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することができる。
本実施の形態に係る車両用照明装置を例示するための模式斜視図である。 図1における車両用照明装置のA−A線断面図である。 蓄光部を例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係る蓄光部、および蓄光材料を含む枠部を例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係る蓄光部を例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係る枠部を例示するための模式断面図である。 車両用灯具を例示するための模式部分断面図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(車両用照明装置)
本実施の形態に係る車両用照明装置1は、例えば、自動車や鉄道車両などに設けることができる。自動車に設けられる車両用照明装置1としては、例えば、フロントコンビネーションライト(例えば、デイライトランニングランプ(DRL;Daylight Running Lamp)、ポジションランプ、ターンシグナルランプなどが適宜組み合わされたもの)や、リアコンビネーションライト(例えば、ストップランプ、テールランプ、ターンシグナルランプ、バックランプ、フォグランプなどが適宜組み合わされたもの)などに用いられるものを例示することができる。ただし、車両用照明装置1の用途は、これらに限定されるわけではない。
図1は、本実施の形態に係る車両用照明装置1を例示するための模式斜視図である。
図2は、図1における車両用照明装置1のA−A線断面図である。
図1、図2に示すように、車両用照明装置1には、ソケット10、発光モジュール20、給電部30、および伝熱部40が設けられている。
ソケット10は、装着部11、バヨネット12、フランジ13、および放熱フィン14を有する。
装着部11は、フランジ13の、放熱フィン14が設けられる側とは反対側の面に設けられている。装着部11の外形形状は、柱状とすることができる。装着部11の外形形状は、例えば、円柱状である。装着部11は、フランジ13側とは反対側の端面に開口する凹部11aを有する。凹部11aの底面11a1には発光モジュール20が設けられる。 装着部11には、少なくとも1つのスリット11bを設けることができる。スリット11bの内部には、基板21の角部が設けられる。装着部11の周方向におけるスリット11bの寸法(幅寸法)は、基板21の角部の寸法よりも僅かに大きくなっている。そのため、スリット11bの内部に基板21の角部を挿入することで、基板21の位置決めができるようになっている。
また、スリット11bを設けるようにすれば、基板21の平面形状を大きくすることができる。そのため、基板21上に実装する素子の数を増加させることができる。あるいは、装着部11の外形寸法を小さくすることができるので、装着部11の小型化、ひいては車両用照明装置1の小型化を図ることができる。
バヨネット12は、装着部11の外側面に設けられている。バヨネット12は、車両用照明装置1の外側に向けて突出している。バヨネット12は、フランジ13と対峙している。バヨネット12は、複数設けられている。バヨネット12は、車両用照明装置1を車両用灯具100の筐体101に装着する際に用いられる。バヨネット12は、ツイストロックに用いられるものである。
フランジ13は、板状を呈している。フランジ13は、例えば、円板状を呈したものとすることができる。フランジ13の外側面は、バヨネット12の外側面よりも車両用照明装置1の外方に位置している。
放熱フィン14は、フランジ13の装着部11側とは反対側に設けられている。放熱フィン14は、少なくとも1つ設けることができる。図1、図2に例示をしたソケット10には複数の放熱フィンが設けられている。複数の放熱フィン14は、所定の方向に並べて設けることができる。放熱フィン14は、板状を呈したものとすることができる。
また、ソケット10には、コネクタ105を挿入する孔10bが設けられている。孔10bには、シール部材105aを有するコネクタ105が挿入される。そのため、孔10bの断面形状は、シール部材105aを有するコネクタ105の断面形状に適合したものとなっている。
発光モジュール20において発生した熱は、主に、装着部11およびフランジ13を介して放熱フィン14に伝わる。放熱フィン14に伝わった熱は、主に、放熱フィン14から外部に放出される。そのため、ソケット10は、熱伝導率の高い材料から形成するのが好ましい。例えば、ソケット10は、アルミニウム合金などの金属から形成することができる。
また、近年においては、ソケット10は、発光モジュール20において発生した熱を効率よく放熱することができ、且つ、軽量であることが望まれている。そのため、装着部11、バヨネット12、フランジ13、および放熱フィン14は、高熱伝導性樹脂から形成することが好ましい。高熱伝導性樹脂は、例えば、樹脂と無機材料からなるフィラーを含む。高熱伝導性樹脂は、例えば、PET(Polyethylene terephthalate)やナイロン等の樹脂に、炭素や酸化アルミニウムなどからなるフィラーを混合させたものである。
高熱伝導性樹脂を含み、装着部11、バヨネット12、フランジ13、および放熱フィン14が一体に成形されたソケット10とすれば、発光モジュール20において発生した熱を効率よく放熱することができる。また、ソケット10の重量を軽くすることができる。
また、装着部11、バヨネット12、フランジ13、および放熱フィン14は、インサート成形法などを用いて、給電部30と一体成形することもできる。
給電部30は、給電端子31および絶縁部32を有する。
給電端子31は、棒状体とすることができる。給電端子31は、凹部11aの底面11a1から突出している。給電端子31は、複数設けられている。複数の給電端子31は、所定の方向に並べて設けることができる。複数の給電端子31は、絶縁部32の内部に設けられている。絶縁部32は、給電端子31とソケット10との間に設けられている。複数の給電端子31は、絶縁部32の内部を延び、絶縁部32の発光モジュール20側の端面、および絶縁部32の放熱フィン14側の端面から突出している。複数の給電端子31の発光モジュール20側の端部は、基板21に設けられた配線パターン21aと電気的および機械的に接続されている。すなわち、給電端子31の一方の端部は、配線パターン21aと半田付けされている。複数の給電端子31の放熱フィン14側の端部は、孔10bの内部に露出している。孔10bの内部に露出する複数の給電端子31には、コネクタ105が嵌め合わされる。給電端子31は、導電性を有する。給電端子31は、例えば、銅合金などの金属から形成することができる。なお、給電端子31の数、形状、配置、材料などは例示をしたものに限定されるわけではなく、適宜変更することができる。
前述したように、ソケット10は熱伝導率の高い材料から形成することが好ましい。ところが、熱伝導率の高い材料は導電性を有している場合がある。例えば、アルミニウム合金などの金属や、炭素からなるフィラーを含む高熱伝導性樹脂などは、導電性を有している。そのため、絶縁部32は、給電端子31と、導電性を有するソケット10との間を絶縁するために設けられている。また、絶縁部32は、複数の給電端子31を保持する機能をも有する。なお、ソケット10が絶縁性を有する高熱伝導性樹脂(例えば、酸化アルミニウムからなるフィラーを含む高熱伝導性樹脂など)から形成される場合には、絶縁部32を省くことができる。この場合、ソケット10が複数の給電端子31を保持する。
絶縁部32は、絶縁性を有している。絶縁部32は、絶縁性を有する樹脂から形成することができる。
ここで、自動車に設けられる車両用照明装置1の場合には、使用環境の温度が、−40℃〜85℃となる。そのため、絶縁部32の材料の熱膨張係数は、ソケット10の材料の熱膨張係数となるべく近くなるようにすることが好ましい。この様にすれば、絶縁部32とソケット10との間に発生する熱応力を低減させることができる。例えば、絶縁部32の材料は、ソケット10に含まれる高熱伝導性樹脂としたり、この高熱伝導性樹脂に含まれる樹脂としたりすることができる。
絶縁部32は、例えば、ソケット10に設けられた孔10aに圧入したり、孔10aの内面に接着したりすることができる。また、インサート成形法により、ソケット10と、給電部30とを一体成形することもできる。
伝熱部40は、基板21と、凹部11aの底面11a1との間に設けられている。伝熱部40は、接着部を介して凹部11aの底面11a1に設けられている。すなわち、伝熱部40は、凹部11aの底面11a1に接着されている。伝熱部40と凹部11aの底面11a1とを接着する接着剤は、熱伝導率の高い接着剤とすることが好ましい。例えば、接着剤は、無機材料を用いたフィラーが混合された接着剤とすることができる。無機材料は、熱伝導率の高い材料(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス)とすることが好ましい。接着剤の熱伝導率は、例えば、0.5W/(m・K)以上、10W/(m・K)以下とすることができる。
また、伝熱部40は、インサート成形法により、凹部11aの底面11a1に埋め込むこともできる。また、伝熱部40は、熱伝導グリス(放熱グリス)からなる層を介して、凹部11aの底面11a1に取り付けることもできる。熱伝導グリスの種類には特に限定はないが、例えば、変性シリコーンに、熱伝導率の高い材料(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス)を用いたフィラーが混合されたものとすることができる。熱伝導グリスの熱伝導率は、例えば、1W/(m・K)以上、5W/(m・K)以下とすることができる。
伝熱部40は、発光モジュール20において発生した熱が、ソケット10に伝わりやすくするために設けられる。そのため、伝熱部40は、熱伝導率の高い材料から形成することが好ましい。伝熱部40は、板状を呈し、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金などの金属から形成することができる。
発光モジュール20は、基板21、発光素子22、抵抗23、制御素子24、枠部25、および封止部26を有する。また、発光モジュール20には、蓄光部27および蓄光部27aの少なくともいずれかを設けることができる。
基板21は、ソケット10の一方の端部側に設けられている。基板21は、接着部を介して伝熱部40に設けられている。すなわち、基板21は、伝熱部40に接着されている。接着剤は、例えば、伝熱部40と凹部11aの底面11a1とを接着する接着剤と同じとすることができる。
基板21は、板状を呈している。基板21の平面形状は、例えば、四角形とすることができる。基板21の材料や構造には特に限定はない。例えば、基板21は、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板21は、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものであってもよい。なお、金属板の表面を絶縁性材料で被覆する場合には、絶縁性材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。発光素子22の発熱量が多い場合には、放熱の観点から熱伝導率の高い材料を用いて基板21を形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料としては、例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、高熱伝導性樹脂、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものなどを例示することができる。また、基板21は、単層構造を有するものであってもよいし、多層構造を有するものであってもよい。
また、基板21の表面には、配線パターン21aが設けられている。配線パターン21aは、例えば、銀を主成分とする材料から形成することができる。配線パターン21aは、例えば、銀や銀合金から形成することができる。ただし、配線パターン21aの材料は、銀を主成分とする材料に限定されるわけではない。配線パターン21aは、例えば、銅を主成分とする材料などから形成することもできる。
発光素子22は、基板21の、凹部11aの底面11a1側とは反対側に設けられている。発光素子22は、基板21の上に設けられている。発光素子22は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。発光素子22は、少なくとも1つ設けることができる。複数の発光素子22を設ける場合には、複数の発光素子22を互いに直列接続することができる。また、発光素子22は、抵抗23と直列接続されている。
発光素子22は、例えば、発光ダイオード、有機発光ダイオード、レーザダイオードなどとすることができる。ただし、後述する蓄光部27、27aの燐光輝度を高くするためには、発光素子22は、なるべく波長の短い光を照射するものとすることが好ましい。発光素子22は、例えば、ピーク波長が250nm以上、480nm以下の光を出射するものとすることが好ましい。発光素子22は、例えば、ピーク波長が380nm以上、480nm以下の光を出射する発光ダイオード(いわゆる青色発光ダイオード)や、ピーク波長が250nm以上、380nm以下の光を出射する発光ダイオード(いわゆる紫外線発光ダイオード)などとすることが好ましい。
発光素子22は、チップ状の発光素子とすることができる。チップ状の発光素子22は、COB(Chip On Board)により実装することができる。この様にすれば、狭い領域に多くの発光素子22を設けることができる。そのため、発光モジュール20の小型化、ひいては車両用照明装置1の小型化を図ることができる。チップ状の発光素子22は、例えば、上部電極型の発光素子、上下電極型の発光素子、フリップチップ型の発光素子などとすることができる。図1、図2に例示をした発光素子22は、上下電極型の発光素子である。上部電極型の発光素子の電極、または上下電極型の発光素子の上部電極は、配線21bにより配線パターン21aと電気的に接続することができる。発光素子22と配線パターン21aとは、例えば、ワイヤーボンディング法により電気的に接続することができる。フリップチップ型の発光素子22は、配線パターン21aの上に直接実装することができる。
抵抗23は、基板21の、凹部11aの底面11a1側とは反対側に設けられている。抵抗23は、基板21の上に設けられている。抵抗23は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。抵抗23は、例えば、表面実装型の抵抗器、リード線を有する抵抗器(酸化金属皮膜抵抗器)、スクリーン印刷法などを用いて形成された膜状の抵抗器などとすることができる。なお、図1に例示をした抵抗23は、膜状の抵抗器である。
膜状の抵抗器の材料は、例えば、酸化ルテニウム(RuO)とすることができる。膜状の抵抗器は、例えば、スクリーン印刷法および焼成法を用いて形成することができる。抵抗23が膜状の抵抗器であれば、抵抗23と基板21との接触面積を大きくすることができるので、放熱性を向上させることができる。また、複数の抵抗23を一度に形成することができる。そのため、生産性を向上させることができる。また、複数の抵抗23における抵抗値のばらつきを抑制することができる。
ここで、発光素子22の順方向電圧特性には、ばらつきがあるので、アノード端子とグランド端子との間の印加電圧を一定にすると、発光素子22から照射される光の明るさ(光束、輝度、光度、照度)にばらつきが生じる。そのため、発光素子22から照射される光の明るさが所定の範囲内に収まるように、抵抗23により、発光素子22に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。この場合、抵抗23の抵抗値を変化させることで、発光素子22に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。
抵抗23が表面実装型の抵抗器やリード線を有する抵抗器などの場合には、発光素子22の順方向電圧特性に応じて適切な抵抗値を有する抵抗23を選択する。抵抗23が膜状の抵抗器の場合には、抵抗23の一部を除去すれば、抵抗値を増加させることができる。例えば、抵抗23にレーザ光を照射すれば抵抗23の一部を容易に除去することができる。抵抗23の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、発光素子22の数や仕様などに応じて適宜変更することができる。
制御素子24は、基板21の、凹部11aの底面11a1側とは反対側に設けられている。制御素子24は、基板21の上に設けられている。制御素子24は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。制御素子24は、逆方向電圧が発光素子22に印加されないようにするため、および、逆方向からのパルスノイズが発光素子22に印加されないようにするために設けられている。制御素子24は、例えば、ダイオードとすることができる。制御素子24は、例えば、表面実装型のダイオードや、リード線を有するダイオードなどとすることができる。図1に例示をした制御素子24は、表面実装型のダイオードである。
その他、発光素子22の断線の検出や、誤点灯防止などのために、プルダウン抵抗を設けることもできる。また、配線パターン21aや膜状の抵抗器などを覆う被覆部を設けることもできる。被覆部は、例えば、ガラス材料を含むものとすることができる。
枠部25は、基板21の、凹部11aの底面11a1側とは反対側に設けられている。枠部25は、基板21の上に接着されている。枠部25は、枠状を呈するものとすることができる。枠部25に囲まれた領域には発光素子22が配置されるようになっている。例えば、枠部25は、複数の発光素子22を囲んでいる。枠部25は、樹脂から形成することができる。樹脂は、例えば、PBT(polybutylene terephthalate)、PC(polycarbonate)、PET、ナイロン(Nylon)、PP(polypropylene)、PE(polyethylene)、PS(polystyrene)などの熱可塑性樹脂とすることができる。
また、樹脂に酸化チタンなどの粒子を混合して、発光素子22から出射した光に対する反射率を向上させることができる。なお、酸化チタンの粒子に限定されるわけではなく、発光素子22から出射した光に対する反射率が高い材料からなる粒子を混合させるようにすればよい。また、枠部25は、例えば、白色の樹脂から形成することもできる。
また、枠部25の内面25aの少なくとも一部は、基板21から離れるに従い枠部25の中心軸から離れる方向に傾斜する斜面とすることもできる。枠部25の内面25aが斜面となっていれば、内面に入射した光を車両用照明装置1の正面側に向けて出射するのが容易となる。すなわち、枠部25は、封止部26の形成範囲を規定する機能と、リフレクタの機能とを有することができる。
封止部26は、枠部25に囲まれた領域に設けられている。封止部26は、枠部25に囲まれた領域を覆うように設けられている。すなわち、封止部26は、枠部25に囲まれた領域に設けられ、発光素子22や配線21bなどを覆っている。封止部26は、透光性を有する材料から形成することができる。封止部26は、例えば、枠部25に囲まれた領域に樹脂を充填することで形成することができる。樹脂の充填は、例えば、ディスペンサなどの液体定量吐出装置を用いて行うことができる。充填する樹脂は、例えば、シリコーン樹脂などとすることができる。
また、封止部26には、蛍光体を含めることができる。蛍光体は、例えば、YAG系蛍光体(イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体)とすることができる。ただし、蛍光体の種類は、車両用照明装置1の用途などに応じて所定の発光色が得られるように適宜変更することができる。
また、枠部25を設けずに封止部26のみを設けることもできる。封止部26のみを設ける場合には、ドーム状の封止部26が基板21の上に設けられる。
ここで、車両用照明装置1にはバッテリーなどの電源から電力が供給されるが、電源の故障や電気回路の不具合などにより通電が停止される場合がある。通電が停止されると、車両用照明装置1から光が照射されなくなるので、車両用照明装置1が設けられた車両の存在が認識しづらくなる。そのため、夜間やトンネル内などの薄暗い環境においては、衝突などが発生するおそれがある。また、駐車をする場合にも、車両用照明装置1への通電が停止される。そのため、夜間に駐車を行う場合や、薄暗い環境に駐車を行う場合にも衝突などが発生するおそれがある。
この場合、車両用照明装置1が取り付けられる車両用灯具100に蓄光材料を含む部材を設ければ、車両用照明装置1への通電が停止された際に、蓄光材料を含む部材において発生した光(燐光)を目印にすることができる。しかしながら、車両用灯具100に蓄光材料を含む部材を設けると、発光素子22と蓄光材料を含む部材との間の距離が長くなる。そのため、蓄光材料を含む部材に入射する光の強度が弱くなり、燐光輝度が低くなったり、残光時間が短くなったりするおそれがある。また、車両用灯具100に入射した光が蓄光材料を含む部材に入射すると、外部に照射されるはずの光の一部が吸収されることになる。そのため、車両用灯具100から照射される光の強度が低下するおそれがある。
そこで、本実施の形態に係る車両用照明装置1においては、蓄光部27、27aを発光モジュール20に設けるようにしている。
図3は、蓄光部27、27aを例示するための模式断面図である。
図3に示すように、蓄光部27は、枠部25の内面25aに設けることができる。蓄光部27は、膜状を呈するものとすることができる。蓄光部27は、枠部25の内面25aに蓄光材料を塗布することで形成することができる。蓄光部27は、例えば、アルミン酸ストロンチウムを含むものとすることができる。発光素子22から出射した光は、主に、車両用照明装置1の正面側に照射される。しかしながら、発光素子22から出射した光の一部、枠部25に囲まれた領域に露出する基板21の表面で反射された光、および、封止部26と外気との界面で反射された光などが、枠部25の内面25aに入射する。そのため、枠部25の内面25aに蓄光部27が設けられていれば、蓄光部27は入射した光のエネルギーを吸収することができる。
この場合、発光素子22と蓄光部27との間の距離を短くすることができるので、蓄光部27に直接入射する光(一次光)の強度が強くなる。また、蓄光部27には反射光(二次光)も入射する。そのため、蓄光部27に吸収される光のエネルギーが多くなるので、燐光輝度を高くしたり、残光時間を長くしたりするのが容易となる。
ここで、封止部26の内部に蓄光材料を分散させると、照明に用いるための直接光の吸収量が多くなり過ぎる。そのため、車両用灯具100から照射される光の強度が弱くなるおそれがある。これに対して、蓄光部27に直接入射する光の量は、発光素子22から車両用照明装置1の正面側に直接照射される光の量に比べて格段に少ない。また、反射光は車両用照明装置1の外部に出射し難いので、照明として利用するのが難しい。そのため、蓄光部27に直接入射する光と、反射光が蓄光部27に吸収されたとしても、車両用灯具100から照射される光の強度にはほとんど影響がない。
また、蓄光部27が斜面に設けられていれば、車両用灯具100を正面側から見た場合に、発光領域の面積を大きくすることができる。そのため、車両用照明装置の存在を認識するのが容易となる。
また、図3に示すように、蓄光部27aは、枠部25に囲まれた領域に露出する基板21の表面に設けることができる。蓄光部27aは、膜状を呈するものとすることができる。蓄光部27aは、枠部25に囲まれた領域であって、発光素子22が設けられていない領域を覆うように設けることができる。蓄光部27aは、枠部25に囲まれた領域に蓄光材料を塗布することで形成することができる。蓄光部27aは、例えば、アルミン酸ストロンチウムを含むものとすることができる。
蓄光部27aには、枠部25の内面25aで反射された光、封止部26と外気との界面で反射された光などが入射する。前述したように、反射光は車両用照明装置1の外部に出射し難いので、照明として利用するのが難しい。そのため、反射光が蓄光部27aに吸収されたとしても、車両用灯具100から照射される光の強度にはほとんど影響がない。
この場合、蓄光部27aは発光素子22の近傍に設けられているので、入射する反射光の強度が強くなる。そのため、蓄光部27aに吸収される光のエネルギーが多くなるので、燐光輝度を高くしたり、残光時間を長くしたりするのが容易となる。ただし、前述した蓄光部27には反射光と直接光が入射するので、吸収されるエネルギーは蓄光部27aよりも蓄光部27の方が大きくなる。
また、蓄光部27aが、枠部25に囲まれた領域に露出する基板21の表面に設けられていれば、車両用灯具100を正面側から見た場合に、発光領域の面積を大きくすることができる。そのため、車両用照明装置の存在を認識するのが容易となる。なお、車両用灯具100を正面側から見た場合に、発光領域の面積は、蓄光部27よりも蓄光部27aの方が大きくなる。
また、蓄光部27、27aは、封止部26により覆われるので、蓄光部27、27aが外力などにより損傷するのを抑制することができる。
蓄光部27および蓄光部27aは、少なくともいずれかが設けられるようにすることができる。蓄光部27および蓄光部27aを設ける場合には、蓄光部27および蓄光部27aを一体に形成することができる。
蓄光部27および蓄光部27aの少なくともいずれかが設けられていれば、車両用照明装置1への通電が停止された際に、蓄光部において光(燐光)が発生するので、発生した光を目印にすることができる。そのため、夜間やトンネル内などの薄暗い環境において、車両用照明装置の存在、ひいては車両の存在を容易に認識することができる。
図4は、他の実施形態に係る蓄光部27b、蓄光部27c、および蓄光材料27dを含む枠部25を例示するための模式断面図である。
図4に示すように、蓄光部27bは、枠部25の頂部25bに設けることができる。蓄光部27bは、膜状を呈するものとすることができる。蓄光部27bは、枠部25の頂部25bに蓄光材料を塗布することで形成することができる。蓄光部27bは、例えば、アルミン酸ストロンチウムを含むものとすることができる。蓄光部27bには、車両用灯具100の内部において反射した光が入射する。車両用灯具100の内部において反射した光は、車両用灯具100の外部に出射し難いので、照明として利用するのが難しい。そのため、反射光が蓄光部27bに吸収されたとしても、車両用灯具100から照射される光の強度にはほとんど影響がない。
また、枠部25の外面25cに蓄光部27cを設けることができる。蓄光部27cは、膜状を呈するものとすることができる。蓄光部27cは、枠部25の外面25cに蓄光材料を塗布することで形成することができる。蓄光部27cは、例えば、アルミン酸ストロンチウムを含むものとすることができる。蓄光部27cには、車両用灯具100の内部において反射した光と、枠部25を透過した光が入射する。車両用灯具100の内部において反射した光と、枠部25を透過した光は、車両用灯具100の外部に出射し難いので、照明として利用するのが難しい。そのため、これらの光が蓄光部27cに吸収されたとしても、車両用灯具100から照射される光の強度にはほとんど影響がない。
前述したように、枠部25は樹脂から形成されている。そのため、枠部25の内面25aに入射した光の一部は、枠部25の内部に侵入する。この場合、枠部25の肉厚が1mm程度であれば、枠部25の内面25aに入射した光の一部は、枠部25を透過することができる。そのため、蓄光材料27dを含む枠部25とすれば、枠部25に蓄光部の機能を持たせることができる。例えば、蓄光材料27dが分散した樹脂を射出成形することで、蓄光材料27dを含む枠部25を形成することができる。枠部25の内部に侵入した光は、車両用灯具100の外部に出射し難いので、照明として利用するのが難しい。そのため、枠部25の内部に侵入した光が蓄光材料27dに吸収されたとしても、車両用灯具100から照射される光の強度にはほとんど影響がない。
この場合、蓄光部27b、蓄光部27c、および蓄光材料27dを含む枠部25は、発光素子22の近傍に設けられているので、入射する光の強度が強くなる。そのため、蓄光部27b、蓄光部27c、および蓄光材料27dを含む枠部25に吸収される光のエネルギーが多くなるので、燐光輝度を高くしたり、残光時間を長くしたりするのが容易となる。ただし、これらに入射する光の強度は、蓄光部27、27aに入射する光の強度よりも弱くなる。
蓄光部27b、蓄光部27c、および蓄光材料27dを含む枠部25は、少なくともいずれかが設けられるようにすることができる。蓄光部27bおよび蓄光部27cを設ける場合には、蓄光部27bおよび蓄光部27cを一体に形成することができる。
蓄光部27b、蓄光部27c、および蓄光材料27dを含む枠部25の少なくともいずれかが設けられていれば、車両用照明装置1への通電が停止された際に、光(燐光)が発生するので、発生した光を目印にすることができる。そのため、夜間やトンネル内などの薄暗い環境において、車両用照明装置の存在、ひいては車両の存在を容易に認識することができる。
図5は、他の実施形態に係る蓄光部27eを例示するための模式断面図である。
図5に示すように、蓄光部27eは、枠部25の外側に設けることができる。蓄光部27eは、膜状を呈するものとすることができる。蓄光部27eは、枠部25の外側の全領域を覆うように設けることもできるし、枠部25の外側の一部の領域を覆うように設けることもできる。枠部25の外側の全領域を覆うように蓄光部27eを設ければ、膜状の抵抗器や配線パターン21aの保護を図ることができる。そのため、腐食やマイグレーションなどが発生するのを抑制することができる。蓄光部27eは、枠部25の外側に蓄光材料を塗布することで形成することができる。蓄光部27eは、例えば、アルミン酸ストロンチウムを含むものとすることができる。
蓄光部27eには車両用灯具100の内部において反射した光が入射する。車両用灯具100の内部において反射した光は、車両用灯具100の外部に出射し難いので、照明として利用するのが難しい。そのため、反射光が蓄光部27eに吸収されたとしても、車両用灯具100から照射される光の強度にはほとんど影響がない。
この場合、蓄光部27eは、発光素子22の近傍に設けられているので、入射する光の強度が強くなる。そのため、蓄光部27eに吸収される光のエネルギーが多くなるので、燐光輝度を高くしたり、残光時間を長くしたりするのが容易となる。ただし、蓄光部27eに入射する光の強度は、蓄光部27、27aに入射する光の強度よりも弱くなる。
蓄光部27eが、枠部25の外側に設けられていれば、車両用灯具100を正面側から見た場合に、発光領域の面積を大きくすることができる。そのため、車両用照明装置の存在を認識するのが容易となる。
蓄光部27eが設けられていれば、車両用照明装置1への通電が停止された際に、光(燐光)が発生するので、発生した光を目印にすることができる。そのため、夜間やトンネル内などの薄暗い環境において、車両用照明装置の存在、ひいては車両の存在を容易に認識することができる。
また、蓄光部27、蓄光部27a、蓄光部27b、蓄光部27c、蓄光部27e、および蓄光材料27dを含む枠部25は、少なくともいずれかが設けられるようにすることができる。すなわち、蓄光部は、枠部25の内面25a、枠部25の頂部25b、枠部25の外面25c、枠部25に囲まれた領域に露出する基板21の表面、および、枠部25の外側の基板21の表面の少なくともいずれかに設けることができる。また、蓄光材料27dを含む枠部25を設けることができる。この場合、前述したそれぞれが有する利点、あるいは車両用照明装置1の用途や大きさなどに応じて適宜選択したり、組み合わせたりすることができる。
なお、枠部25が設けられず、封止部26のみが設けられる場合には、蓄光材料を含む蓄光部が、基板21の、発光素子22が設けられていない領域に設けられる。この場合、蓄光部は、基板21の全領域または基板21の一部の領域を覆うように設けることができる。例えば、基板21の、封止部26により覆われる領域に蓄光部を設けることができる。この様にすれば、蓄光部の保護を図ることができる。また、封止部26の内部に閉じ込められた光(反射光)の有効利用を図ることができる。
図6は、他の実施形態に係る枠部125を例示するための模式断面図である。
図6に示すように、枠部125の内面125aは、基板21の面に略垂直な面とすることもできる。例えば、枠部125は、直筒状を呈するものとすることができる。この様な枠部125とすれば、枠部125の製造が容易となる。また、枠部125が占める面積を小さくすることができる。枠部125を設ける場合であっても、蓄光部27、蓄光部27a、蓄光部27b、蓄光部27c、蓄光部27e、および蓄光材料27dを含む枠部125の少なくともいずれかを設けることができる。
(車両用灯具)
次に、車両用灯具100について例示する。
なお、以下においては、一例として、車両用灯具100が自動車に設けられるフロントコンビネーションライトである場合を説明する。ただし、車両用灯具100は、自動車に設けられるフロントコンビネーションライトに限定されるわけではない。車両用灯具100は、自動車や鉄道車両などに設けられる車両用灯具であればよい。
図7は、車両用灯具100を例示するための模式部分断面図である。
図7に示すように、車両用灯具100には、車両用照明装置1、筐体101、カバー102、光学要素部103、シール部材104、およびコネクタ105が設けられている。
筐体101には車両用照明装置1が取り付けられる。筐体101は、装着部11を保持する。筐体101は、一方の端部側が開口した箱状を呈している。筐体101は、例えば、光を透過しない樹脂などから形成することができる。筐体101の底面には、装着部11のバヨネット12が設けられた部分が挿入される取付孔101aが設けられている。取付孔101aの周縁には、装着部11に設けられたバヨネット12が挿入される凹部が設けられている。なお、筐体101に取付孔101aが直接設けられる場合を例示したが、取付孔101aを有する取付部材が筐体101に設けられていてもよい。
車両用照明装置1を車両用灯具100に取り付ける際には、装着部11のバヨネット12が設けられた部分を取付孔101aに挿入し、車両用照明装置1を回転させる。すると、取付孔101aの周縁に設けられた嵌合部にバヨネット12が保持される。この様な取り付け方法は、ツイストロックと呼ばれている。
カバー102は、筐体101の開口を塞ぐようにして設けられている。カバー102は、透光性を有する樹脂などから形成することができる。カバー102は、レンズなどの機能を有するものとすることもできる。
光学要素部103には、車両用照明装置1から出射した光が入射する。光学要素部103は、車両用照明装置1から出射した光の反射、拡散、導光、集光、所定の配光パターンの形成などを行う。
例えば、図7に例示をした光学要素部103はリフレクタである。この場合、光学要素部103は、車両用照明装置1から出射した光を反射して、所定の配光パターンが形成されるようにする。
シール部材104は、フランジ13と筐体101の間に設けられている。シール部材104は、環状を呈するものとすることができる。シール部材104は、ゴムやシリコーン樹脂などの弾性を有する材料から形成することができる。
車両用照明装置1が車両用灯具100に取り付けられた際には、シール部材104は、フランジ13と筐体101との間に挟まれる。そのため、シール部材104により、筐体101の内部空間が密閉される。また、シール部材104の弾性力により、バヨネット12が筐体101に押し付けられる。そのため、車両用照明装置1が、筐体101から脱離するのを抑制することができる。
コネクタ105は、孔10bの内部に露出している複数の給電端子31の端部に嵌め合わされる。コネクタ105には、図示しない電源などが電気的に接続されている。そのため、コネクタ105を複数の給電端子31の端部に嵌め合わせることで、図示しない電源などと、発光素子22とが電気的に接続される。
また、コネクタ105は、段差部分を有している。そして、シール部材105aが、段差部分に取り付けられている。シール部材105aは、孔10bの内部に水が侵入するのを防ぐために設けられている。シール部材105aを有するコネクタ105が孔10bに挿入された際には、孔10bが水密となるように密閉される。
シール部材105aは、環状を呈するものとすることができる。シール部材105aは、ゴムやシリコーン樹脂などの弾性を有する材料から形成することができる。コネクタ105は、例えば、接着剤などを用いてソケット10側の要素に接合することもできる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 車両用照明装置、10 ソケット、11 装着部、12 バヨネット、13 フランジ、14 放熱フィン、20 発光モジュール、21 基板、22 発光素子、25 枠部、25a 内面、25b 頂部、25c 外面、26 封止部、27 蓄光部、27a 蓄光部、27b 蓄光部、27c 蓄光部、27d 蓄光材料、27e 蓄光部、100 車両用灯具、101 筐体、125 枠部

Claims (6)

  1. ソケットと;
    前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;
    前記基板の上に設けられた少なくとも1つの発光素子と;
    前記基板の上に設けられ、前記発光素子を囲む枠部と;
    前記枠部に囲まれた領域に設けられ、前記発光素子を覆う封止部と;
    前記枠部の内面、前記枠部の頂部、前記枠部の外面、前記枠部に囲まれた領域に露出する前記基板の表面、および、前記枠部の外側の前記基板の表面の少なくともいずれかに設けられ、蓄光材料を含む蓄光部と;
    を具備した車両用照明装置。
  2. 前記枠部は、前記蓄光材料を含んでいる請求項1記載の車両用照明装置。
  3. ソケットと;
    前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;
    前記基板の上に設けられた少なくとも1つの発光素子と;
    前記基板の上に設けられ、前記発光素子を囲み、蓄光材料を含む枠部と;
    前記枠部に囲まれた領域に設けられ、前記発光素子を覆う封止部と;
    を具備した車両用照明装置。
  4. ソケットと;
    前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;
    前記基板の上に設けられた少なくとも1つの発光素子と;
    前記基板の上に設けられ、前記発光素子を覆う封止部と;
    前記基板の、前記発光素子が設けられていない領域に設けられ、蓄光材料を含む蓄光部と;
    を具備した車両用照明装置。
  5. 前記蓄光部は、前記基板の、前記封止部により覆われる領域に設けられている請求項4記載の車両用照明装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用照明装置と;
    前記車両用照明装置が取り付けられる筐体と;
    を具備した車両用灯具。
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