JP2020015964A - 焼結用原料の造粒方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉄含有原料として微粉鉱石を用いた場合であっても、粒度の大きな造粒物を作製することが可能な、新規かつ改良された焼結用原料の造粒方法を提供する。【解決手段】上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、全焼結用原料のうち、粉鉱石、微粉鉱石、及びバインダを含む副焼結用原料を造粒する副造粒工程と、全焼結用原料のうち、副焼結用原料以外の主焼結用原料を造粒する主造粒工程と、を含み、副造粒工程は、微粉鉱石及びバインダを第1の高速撹拌ミキサーで混練することで、第1の混練物を作製する工程と、第1の混練物及び粉鉱石を第2の高速撹拌ミキサーで混練することで、第2の混練物を作製する工程と、第2の混練物を造粒することで、副焼結用原料の造粒物を作製する工程と、を含み、第2の高速撹拌ミキサーによる撹拌時間が90秒未満であることを特徴とする、焼結用原料の造粒方法が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、焼結用原料の造粒方法に関する。
焼結鉱の製造方法は概略以下の通りである。まず、焼結鉱の原料となる焼結用原料を所定の比率で配合した後、水とともに造粒する。ここに、焼結用原料は、主原料である鉄含有原料、焼結反応及び成分調整のために必要な副原料、熱源である炭材(固体燃料)、及び返鉱等で構成される。鉄含有原料は、例えば粉鉱石、微粉鉱石等の鉄鉱石、および製鉄ダスト(製鉄ダスト、製鋼ダスト、スケール等)等である。副原料は、石灰石、ドロマイト、転炉スラグ、蛇紋岩、珪石および橄欖岩等である。炭材は、例えばコークス粉および無煙炭等である。
ついで、焼結用原料の造粒物を焼結機の焼結パレットに層状に装入する。ついで、原料充填層の表面から原料充填層中の固体燃料に着火し、原料充填層の上から下の厚み方向に吸引通風する。これによって、原料充填層の燃焼ゾーンを順次下層側に移行させ、焼結反応を進行させる。焼成後の焼結パレット内の焼結ケーキは高炉用焼結鉱として適した所定粒度となるように解砕、整粒される。以上の工程により、焼結鉱が作製される。
焼結用原料を造粒物としてから焼結機に装入することで、原料充填層の空隙率及び気孔を大きくすることができる。したがって、原料充填層の通気性が向上するので、焼結鉱の生産性が向上することが期待される。
特開2015−203132号公報 特開2016−191122号公報 特開2016−194113号公報
ところで、近年、鉄鉱石に含まれる鉄分の低下、脈石成分の増加が進行しており、その対策として、選鉱処理によって鉄分を高めた微粉鉱石(ペレットフィード(PF)とも称される)の使用量を増加させていくことが有効と考えられている。しかし、微粉鉱石は造粒性に劣るため、微粉鉱石の使用量を増加させると、造粒物の粒度が小さくなる。この結果、上述した原料充填層の通気性が低下し、ひいては、焼結鉱の生産性が低下するという問題があった。特許文献1〜3には、微粉鉱石を用いた焼結鉱の生産性を改善する改善するための技術が開示されている。
特許文献1に開示された技術では、焼結用原料を分別造粒する技術が開示されている。具体的には、微粉鉱石を多く含む焼結原料Aを造粒することで造粒物AAを作製する。ついで、造粒物AAの表面に他の鉄含有原料(焼結原料B、混練ダスト)を付着させる。ここに、造粒物AAを造粒する際には、多くの水分を微粉鉱石とともに造粒する一方で、他の鉄含有原料に含まれる水分量を少なくする。これにより、造粒物AABを作製する。
特許文献1に開示された造粒物AABは、難造粒性の微粉鉱石を造粒するために、微粉鉱石の造粒に使用する水分量を多くしている。しかし、このままでは造粒物AAの分散性が悪くなる。造粒物AAの分散性が悪いまま原料充填層を形成すると、原料充填層内で水分量の偏在が起こり、焼成不良が生じうる。そこで、特許文献1では、造粒物AAの表面に水分量の少ない他の鉄含有原料を付着させることで、造粒物AABの分散性を高めている。
しかし、特許文献1に開示された技術では、微粉鉱石を多く含む造粒物AAが核となっているので、造粒物AABの強度が弱いという問題があった。このため、造粒物AABは、ベルトコンベヤの乗継ぎや焼結機への装入といったハンドリング過程における衝撃などで崩壊しやすい。
特許文献2、3に開示された技術では、粉鉱石及び微粉鉱石を含む鉄含有原料にバインダを添加して混練することで混練物を作製する。ついで、混練物を造粒することで造粒物を作製する。特許文献2、3に開示された造粒物は、核となる粉鉱石の表面に微粉鉱石が付着した構造を有している。このため、特許文献2、3に開示された造粒物は、特許文献1に開示された造粒物AABよりも高い強度を有する。さらに、特許文献2、3に開示された技術によれば、微粉鉱石の造粒性の改善、すなわち造粒物の粒度の向上が期待できる。
特許文献2、3に開示された技術において、造粒物の粒度を十分に高めるためには、微粉鉱石とバインダとを十分に混練し、これらを近接させる必要がある。しかしながら、特許文献2、3に開示された技術では、粉鉱石、微粉鉱石及びバインダを1つのミキサーで混練する。このため、微粉鉱石とバインダとを十分に混練しようとすると、粉鉱石が攪拌羽根あるいは他の粉鉱石に衝突して破砕されてしまい、粉鉱石の粒度が小さくなってしまうという問題があった。粉鉱石は造粒物の核となるので、粉鉱石の粒度が小さくなると、造粒物の粒度も小さくなってしまう。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、鉄含有原料として微粉鉱石を用いた場合であっても、粒度の大きな造粒物を作製することが可能な、新規かつ改良された焼結用原料の造粒方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、全焼結用原料のうち、粉鉱石、微粉鉱石、及びバインダを含む副焼結用原料を造粒する副造粒工程と、全焼結用原料のうち、副焼結用原料以外の主焼結用原料を造粒する主造粒工程と、を含み、副造粒工程は、微粉鉱石及びバインダを第1の高速撹拌ミキサーで混練することで、第1の混練物を作製する工程と、第1の混練物及び粉鉱石を第2の高速撹拌ミキサーで混練することで、第2の混練物を作製する工程と、第2の混練物を造粒することで、副焼結用原料の造粒物を作製する工程と、を含み、第2の高速撹拌ミキサーによる撹拌時間が90秒未満であることを特徴とする、焼結用原料の造粒方法が提供される。
ここで、第1の高速撹拌ミキサーによる撹拌時間が30〜120秒であってもよい。
また、バインダは、粒度10μm未満のバインダ用鉄鉱石を含む鉄鉱石スラリーであってもよい。
本発明の上記観点によれば、予め微粉鉱石及びバインダを第1の高速撹拌ミキサーで混練することで、第1の混練物を作製する。これにより、微粉鉱石及びバインダを近接させることができるので、微粉鉱石の造粒性を高めることができる。ついで、第1の混練物及び粉鉱石を第2の高速撹拌ミキサーで混練する。ここに、第2の高速撹拌ミキサーによる2次撹拌時間は90秒未満とされる。つまり、第2の高速撹拌ミキサーによる2次撹拌時間を短くする。これにより、粉鉱石の破砕を抑制しつつ、粉鉱石の表面に微粉鉱石を付着させることができる。上述したように、微粉鉱石は予め第1の高速撹拌ミキサーによりバインダと十分に混練されているので、造粒性が改善されている。このため、2次撹拌時間が短くても微粉鉱石を粉鉱石の表面に付着させることができる。さらに、副造粒物(副焼結用原料の造粒物)の核は粉鉱石となるので、副造粒物の強度を高めることができる。さらに、粉鉱石の破砕が抑制される。それらの結果、副造粒物の粒度が大きくなる。
したがって、本発明によれば、鉄含有原料として微粉鉱石を用いた場合であっても、粒度の大きな造粒物を作製することが可能となる。
本発明の実施形態に係る造粒ラインの概要を示す説明図である。 比較例に係る造粒ラインの概要を示す説明図である。 粉鉱石添加後の2次撹拌時間(秒)と造粒物の平均粒度(mm)との対応関係を示すグラフである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.造粒システムの構成>
まず、図1に基づいて、本実施形態に係る造粒システム1の構成について説明する。造粒システム1は、主造粒ライン10、副造粒ライン20、及び焼結機30を備える。なお、図1では副造粒ライン20は1本であるが、副造粒ライン20は複数用意されても良い。このように、本実施形態に係る造粒システム1は、分別造粒を行う。分別造粒は、選択造粒、分割造粒等とも称される。
主造粒ライン10は、全焼結用原料のうち、主焼結用原料を造粒することで、主焼結用原料の造粒物、すなわち主造粒物を作製するラインである。ここに、焼結用原料は、主原料である鉄含有原料、焼結反応及び成分調整のために必要な副原料、熱源である炭材(固体燃料)、及び返鉱等で構成される。鉄含有原料は、例えば粉鉱石、微粉鉱石等の鉄鉱石、および製鉄ダスト(製鉄ダスト、製鋼ダスト、スケール等)等である。副原料は、石灰石、ドロマイト、転炉スラグ、珪石および橄欖岩等である。炭材は、例えばコークス粉および無煙炭等である。
粉鉱石は、掘り出した鉄鉱石から直接高炉に投入される塊鉱を回収した残部である。その粒度は、例えば10mm未満である。平均粒度でみると2〜3mm程度となる。本実施形態における粒度は、目開きの異なる篩によって測定される。例えば、粉鉱石を目開きがXmmの篩に掛けた場合に、篩に残った粒子の粒度はXmm以上となり、篩から落ちた粒子の粒度はXmm未満となる。粉鉱石の平均粒度は、例えば以下の方法で測定される。すなわち、粉鉱石を目開きの異なる複数種類の篩で篩分けする。ついで、各粒度区分の質量比率及び代表粒度(例えば粒度区分の中間値)に基づいて平均粒度を算出する。もちろん、本実施形態に適用可能な粉鉱石はこの例に限られず、焼結鉱の分野において粉鉱石と称される鉄鉱石は全て本実施形態に適用可能である。
微粉鉱石は、選鉱処理によって鉄分を高めた鉄鉱石である。その粒度は500μm未満程度である。上述したように、微粉鉱石は造粒性に劣っている。このため、本実施形態では、バインダ(詳細は後述するが、例えば粒度10μm未満のバインダ用鉄鉱石を含むスラリー)によって微粉鉱石を強固に粉鉱石に付着させる。
主焼結用原料は、全焼結用原料のうち、後述する副焼結用原料以外の焼結用原料を意味する。詳細は後述するが、副焼結用原料は、例えば粉鉱石、微粉鉱石、及びバインダを含む。主焼結用原料は、全焼結用原料の70〜90質量%に調整するのがよい。副焼結用原料の総質量に対する微粉鉱石の質量%は50〜85質量%であることが好ましく、全焼結用原料の総質量に対する微粉鉱石の質量%は10質量%以上であることが好ましい。したがって、これら以外の焼結用原料が主焼結用原料となる。
主造粒ライン10は、ドラムミキサー11、12を備える。ここに、主造粒ライン10にドラムミキサー11、12を配置したのは、ドラムミキサー11、12は単位時間当りの処理量が大きいからである。主造粒ライン10を用いた主焼結用原料の造粒方法は従来の造粒方法と同様であれば良い。すなわち、ドラムミキサー11には、主焼結用原料が投入される。主焼結用原料には、主焼結用原料の造粒性を改善するためのバインダとして生石灰を添加しても良い。これにより、主造粒物の粒度が大きくなり、ひいては、原料充填層の通気性が向上する。また、主焼結用原料には、原料充填層の通気性を悪化させない程度に微粉鉱石を添加しても良い。主焼結用原料に対する微粉鉱石の添加量は、主焼結用原料の総質量に対して概ね10質量%未満程度としてもよい。
ドラムミキサー11は、主焼結用原料及び添加物を水分とともに混練する。ドラムミキサー12は、ドラムミキサー11から排出された主焼結用原料の混練物を造粒することで、主造粒物を作製する。以上の工程により、主焼結用原料を造粒する。このように、ドラムミキサー11(1次ミキサー)は主焼結用原料を混練する機能を担い、ドラムミキサー12(2次ミキサー)は主焼結用原料を造粒する機能を担う。
ここに、ドラムミキサー11、12は、焼結用原料の造粒に使用されるものであればどのようなものであってもよい。また、本実施形態では、ドラムミキサー11、12によって主焼結用原料を造粒することとしたが、主焼結用原料を造粒することができる装置であればどのような装置を用いても良い。
副造粒ライン20は、全焼結用原料のうち、副焼結用原料を造粒することで、副造粒物を作製するラインである。ここに、副焼結用原料は、例えば粉鉱石、微粉鉱石、及びバインダを含む。副焼結用原料は、微粉鉱石を、副焼結用原料の総質量に対して50〜85質量%含むことが好ましい。つまり、微粉鉱石が副焼結用原料の過半を占めることが好ましい。このように、比較的造粒し難い鉄鉱石を主造粒ライン10から分離して造粒することで、造粒を効率的に行うことができる。つまり、造粒しにくい微粉鉱石を副造粒ライン20に集中させることで、バインダを副造粒ライン20に集中して添加すればよいことになる。
副焼結用原料は、微粉鉱石を含むので、造粒性が劣る。そこで、本実施形態では、予め(すなわち、微粉鉱石を粉鉱石と混練する前に)、微粉鉱石及びバインダを十分に混練することで、微粉鉱石及びバインダを近接させる。その後、微粉鉱石及びバインダの混練物(第1の混練物)と粉鉱石とを混練する。これにより、微粉鉱石及びバインダを十分に混練しつつ、粉鉱石の破砕を抑制する。詳細は後述する。
バインダの種類は特に制限されず、微粉鉱石のバインダとして使用可能なものであれば本実施形態でも好適に使用される。バインダとしては、例えば生石灰、鉄鉱石スラリー等があげられる。
鉄鉱石スラリーは、バインダ用鉄鉱石を含むスラリーである。バインダ用鉄鉱石は、粒度が10μm未満の鉄鉱石であり、例えば破砕鉱石である。鉄鉱石スラリーは、例えば鉄鉱石を湿式粉砕することで作製される。具体的な製造方法は、例えば国際公開第2013/054471号、特許第5644955号、及び特開2016−79467号公報等に開示されている。鉄鉱石スラリーの原料となる鉄鉱石は、結晶水を多く含むものであることが好ましい。このような鉄鉱石としては、豪州マラマンバ鉱、ピソライト鉱等が挙げられる。
ここに、バインダ用鉄鉱石は、副焼結用原料の総質量に対して3質量%以上7質量%未満であることが好ましい。バインダ用鉄鉱石の質量%が3質量%未満である場合には、バインダとしての効果が小さくなる可能性があり、バインダ用鉄鉱石の質量%が7質量%以上になる場合、副造粒物(副焼結用原料の造粒物)が過剰に粗大化する可能性がある。この場合、焼成時に十分に溶融同化が進行しない可能性がある。
スラリー濃度(鉄鉱石スラリーの総質量(水分含む)に対するバインダ用鉄鉱石の質量%)は特に制限されないが、40質量%以上80質量%未満であることが好ましい。微粉鉱石は保水能力が高く、鉄鉱石ヤードから造粒ラインに持ち込まれる時点で他の粉鉱石と比較して水分を多く含んでおり、特に水分量の多い銘柄では、水分量は微粉鉱石の総質量に対して10質量%程度に達している。なお、本実施形態において、特に説明がない限り、各水分量は所謂外数となる。
このため、スラリー濃度は比較的高い値、すなわち40質量%以上とされることが好ましい。これにより、バインダ用鉄鉱石の質量%を3質量%以上7質量%未満とすることができる。スラリー濃度が40質量%未満となる場合、スラリー中に占めるバインダ用鉄鉱石の割合が少なく、バインダ用鉄鉱石の質量%を3質量%以上7質量%未満とすることが困難となる可能性がある。また、スラリー濃度が80質量%以上となる場合、スラリーは、スラリーとしての流動性をほぼ失い固体に近い状態となる、つまり流動性がいわゆる流動限界値に達すると判断される可能性がある。
副造粒ライン20は、第1の高速撹拌ミキサー21、第2の高速撹拌ミキサー22及びパンペレタイザ23を備える。副焼結用原料は、微粉鉱石を多量に含むため、造粒されにくい。このため、ドラムミキサーでは副焼結用原料を十分混練することができない場合がある。そこで、本実施形態では、副焼結用原料を混練する装置として、第1の高速撹拌ミキサー21及び第2の高速撹拌ミキサー22を使用する。
第1の高速撹拌ミキサー21は、微粉鉱石及びバインダを混練することで、第1の混練物を作製する。このように、本実施形態では、微粉鉱石及びバインダを予め十分に混練することで、微粉鉱石とバインダを近接させる。
ここに、第1の高速撹拌ミキサー21は、内部に撹拌羽根(アジテータ)やそれに類する機構を有しており、試料に大きな混合、撹拌、せん断力を作用させるミキサーである。通常、攪拌羽根(アジテータ)の周速は、3〜30m/秒に調整される(遊佐郁生:『粉体技術の基礎と応用』、化学装置9月号別冊、工業通信社、2005年)。第1の高速撹拌ミキサー21としては、例えば、ミキサー容器と内部の撹拌羽根(アジテータ)が、それぞれ逆方向に回転することで大きな混合撹拌力を発生させる竪型の高速撹拌ミキサー(日本アイリッヒ社製)等が挙げられる。また、第1の高速撹拌ミキサー21の他の例として、レディゲミキサー/プロシェアミキサー(太平洋機工社製)、ダウミキサー等が挙げられる。もちろん、第1の高速撹拌ミキサー21はこれらの例に限られず、焼結鉱の分野において高速撹拌ミキサーと称されるものであれば本実施形態に適用可能である。
第1の高速撹拌ミキサー21の駆動方式は、バッチ式であっても、連続式であっても良い。第1の高速撹拌ミキサー21がバッチ式となる場合、以下の処理が行われる。すなわち、ミキサー投入口に原料(ここには、微粉鉱石及びバインダ)を投入し、蓋をする。ついで、第1の高速撹拌ミキサー21内で微粉鉱石及びバインダが混練される。そして、第1の混練物が同じミキサー投入口から排出される。
第1の高速撹拌ミキサー21が連続式となる場合、以下の処理が行われる。すなわち、混練前の微粉鉱石及びバインダが第1の高速撹拌ミキサー21の一端、例えば上部から投入され、第1の混練物がもう一端、例えば底部から排出される。
第1の高速撹拌ミキサー21による撹拌時間(言い換えれば、第1の高速撹拌ミキサー21内の滞留時間)は、後述する副造粒物の粒度が所望の値以上になるように調整されればよいが、例えば30〜120秒であることが好ましく、50〜70秒であることがより好ましい。以下、第1の高速撹拌ミキサー21による撹拌時間を「1次撹拌時間」とも称する。1次撹拌時間が30秒未満となる場合、副造粒物の粒度が十分に大きくならない可能性がある。1次撹拌時間が120秒を超えても、副造粒物の粒度はほとんど変動しない。
ここに、1次撹拌時間は、第1の高速撹拌ミキサー21の駆動方式に応じて異なる。第1の高速撹拌ミキサー21がバッチ式の場合、1次撹拌時間は、第1の高速撹拌ミキサー21を運転した時間となる。すなわち、1次撹拌時間には、投入および排出作業にかかる時間は含まれない。したがって、第1の高速撹拌ミキサー21の運転時間を調整することで、1次撹拌時間を調整可能である。
一方、第1の高速撹拌ミキサー21が連続式となる場合、微粉鉱石及びバインダが第1の高速撹拌ミキサー21に投入されてから排出されるまで、すなわち微粉鉱石及びバインダが第1の高速撹拌ミキサー21内に存在していた時間が1次撹拌時間となる。すなわち、連続式の第1の高速撹拌ミキサー21は、いわゆる定常状態で運転される。定常状態では、原料供給量と排出量がほぼ一定となる。供給量が排出量を上回ると第1の高速撹拌ミキサー21から原料が溢れ、逆だと第1の高速撹拌ミキサー21内が空になる為、第1の高速撹拌ミキサー21が機能しない。第1の高速撹拌ミキサー21を定常状態で運転するには、原料供給量、ミキサー装置条件、及び運転条件等を適宜調整すれば良い。
第1の高速撹拌ミキサー21が定常状態で運転されている場合、第1の高速撹拌ミキサー21内では、概ね一定量の原料が滞留して混合されている。
したがって、原料供給量及びミキサー内の原料滞留量から1次撹拌時間が計算される。例えば、原料供給量および排出量が1t/minで滞留量が2tの場合、2minで原料が入れ替わる計算となる。このため為、1次撹拌時間は2minとなる。なお、実際には一部の原料はより長時間ミキサー内に留まり、また一部は素通りしてしまう等のばらつきは存在する。このため、1次撹拌時間は平均値とされることが好ましい。例えば、ある期間内で複数回1次撹拌時間を測定し、これらの算術平均値を1次撹拌時間とする。1次撹拌時間は、例えば、原料投入速度及び原料排出速度を調整する、ミキサー容量を調整すること等によって調整可能である。
第2の高速撹拌ミキサー22は、第1の混練物及び粉鉱石を混練することで、第2の混練物を作製する。第2の高速撹拌ミキサー22の具体的な構成は第1の高速撹拌ミキサー21と同様である。
第2の高速撹拌ミキサー22の撹拌時間、すなわち2次撹拌時間は90秒未満とされる。これにより、粉鉱石の破砕を抑制しつつ、粉鉱石の表面に微粉鉱石を付着させることができる。上述したように、微粉鉱石は予め第1の高速撹拌ミキサー21によりバインダと十分に混練されているので、造粒性が改善されている。このため、2次撹拌時間が短くても微粉鉱石を粉鉱石の表面に付着させることができる。2次撹拌時間は、60秒以下であることが好ましく、30秒以下であることがより好ましい。
一方で、第2の高速撹拌ミキサー22による2次撹拌時間が短すぎても第1の混練物と粉鉱石との混練が十分に進行しない可能性がある。そこで、2次撹拌時間は、10秒以上であることが好ましい。なお、2次撹拌時間の定義は第1の高速撹拌ミキサー21と同様である。
パンペレタイザ23は、第2の高速撹拌ミキサー21から排出された第2の混練物を造粒することで、副造粒物を作製する。なお、第2の混練物を造粒する装置はパンペレタイザ23に限られない。すなわち、第2の混練物を造粒できる装置であれば、どのような装置であっても良い。
副造粒物に含まれる水分量は、副造粒物の総質量に対して9〜12質量%程度とされることが好ましい。したがって、副造粒物に含まれる水分量が上述した範囲内の値となるように、スラリー濃度、スラリー添加量を決定すれば良い。水分量が足りない場合には、第1の高速撹拌ミキサー21あるいは第2の高速撹拌ミキサー22での混練時に水分を添加すればよい。
副焼結用原料には、本実施形態の効果を損なわない範囲で、添加物を添加しても良い。例えば、融液源となるCa分や熱源となるC分に乏しい場合、融液源及び熱源を補填するために、副原料やダストやスラグ類を副焼結用原料に添加しても良い。
副造粒物が作製された後、副造粒ライン20は、主造粒ライン10と合流する。これにより、主造粒物に副造粒物が合わされる。その後、主造粒物及び副造粒物は焼結機30に装入される。焼結機30は、主造粒物及び副造粒物を焼成することで、焼結鉱を作製する。
<3.焼結用原料の造粒方法>
つぎに、上述した造粒システム1を用いた焼結用原料の造粒方法について説明する。焼結用原料の造粒方法は、主焼結用原料を造粒する主造粒工程と、副焼結用原料を造粒する副造粒工程とを含む。主造粒工程は主造粒ライン10で行われ、副造粒工程は副造粒ライン20で行われる。主造粒工程は、従来と同様であればよい。
副造粒工程は、微粉鉱石及びバインダを第1の高速撹拌ミキサー21で混練することで、第1の混練物を作製する工程と、第1の混練物及び粉鉱石を第2の高速撹拌ミキサー22で混練することで、第2の混練物を作製する工程と、パンペレタイザ23で第2の混練物を造粒することで、副造粒物を作製する工程と、を含む。ここに、第1の高速撹拌ミキサー21による1次撹拌時間は30〜120秒であることが好ましい。第2の高速撹拌ミキサー22による2次撹拌時間は90秒未満とされる。
このように、本実施形態では、予め微粉鉱石及びバインダを第1の高速撹拌ミキサー21で混練することで、第1の混練物を作製する。これにより、微粉鉱石及びバインダを近接させることができるので、微粉鉱石の造粒性を高めることができる。ついで、第1の混練物及び粉鉱石を第2の高速撹拌ミキサー22で混練する。ここに、第2の高速撹拌ミキサー22による2次撹拌時間は90秒未満とされる。つまり、第2の高速撹拌ミキサー22による2次撹拌時間を短くする。これにより、粉鉱石の破砕を抑制しつつ、粉鉱石の表面に微粉鉱石を付着させることができる。上述したように、微粉鉱石は予め第1の高速撹拌ミキサー21によりバインダと十分に混練されているので、造粒性が改善されている。このため、2次撹拌時間が短くても微粉鉱石を粉鉱石の表面に付着させることができる。さらに、副造粒物の核は粉鉱石となるので、副造粒物の強度を高めることができる。さらに、粉鉱石の破砕が抑制される。これらの結果、副造粒物の粒度が大きくなる。また、本実施形態では、微粉鉱石及びバインダを予め混練するので、バインダの機能を十分に発揮させることができる。このため、造粒物の粒度を所定の値にするために必要なバインダの量を低減することができる。
<1.前提条件>
以下に説明する実施例、比較例1、2では、副造粒ライン20を模擬した試験を行った。すなわち、全焼結用原料の80質量%を主焼結用原料とし、20質量%を副焼結用原料とした。主焼結原料には、本来は通常の粉鉱石、副原料、炭材からなる原料が配合されるが、本実施例にかかる実験では原料準備、造粒実験共に実施しなかった。副焼結用原料の内訳は、粉鉱石24質量%、微粉鉱石71質量%、鉄鉱石スラリー(バインダ用鉄鉱石5質量%)とした。鉄鉱石スラリーは、鉄鉱石を水とともにボールミルで破砕することで作製した。鉄鉱石スラリーに含まれるバインダ用鉄鉱石の粒度は10μm未満であった。鉄鉱石スラリーを除く副焼結用原料は全て事前に乾燥処理し、水分0質量%にしてから用いた。
<2.実施例>
実施例では、まず、副焼結用原料のうち、粉鉱石を除く微粉鉱石および鉄鉱石スラリーを、第1の高速撹拌ミキサー21で混練した。これにより、第1の混練物を作製した。第1の高速撹拌ミキサー21による1次撹拌時間は60秒とした。撹拌中には、微粉鉱石およびバインダ用鉄鉱石に含まれる水分量が11.5質量%となるように第1の高速撹拌ミキサー21に水分を添加した。これは、副造粒物の水分量を9.0質量%とするための調整である。
第1の混練物を第1の高速撹拌ミキサー21から排出し、第1の混練物に粉鉱石を添加した。ついで、粉鉱石及び第1の混練物を第2の高速撹拌ミキサー22で混練した。第2の高速撹拌ミキサー22による2次撹拌時間は、30秒、60秒、120秒の何れかとした。これにより、第2の混練物を作製した。ついで、第2の混練物をパンペレタイザ23で300秒造粒した。これにより副造粒物を作製した。副造粒物の水分量は9.0質量%であった。
造粒された副造粒物について、平均粒度を測定し、平均粒度を評価指標とした。ここで、平均粒度は以下の工程で測定した。(1)造粒物約500gを採取し、105℃に保持された乾燥機に5−10分間保持した。これは、後に篩分けする際に、造粒物が網に付着して篩分けを困難にするのを抑制する為に造粒物表面の水分を低下させる操作である。(2)乾燥機から取り出した造粒物を幾つかの目開きの篩にかけて篩分けした。(9.5,8.0,4.75,2.8,2.0,1.0mmのJIS規格準拠200mmφ丸篩使用)(3)各粒度区分の質量比率及び代表値(粒度区分の中間値)から算術平均粒度を求めた。このように、実施例では、2次撹拌時間を変更し、各々の2次撹拌時間に対応する平均粒度を求めた。
(比較例1)
比較例1では、図2に示す造粒システム100を想定した試験を行った。造粒システム100は造粒システム1から第2の高速撹拌ミキサー22を除去したものである。比較例1では、副焼結用原料の全量を、副造粒物水分が9.0質量%となる様に水分を添加しつつ第1の高速撹拌ミキサー21で混練した。ここで、第1の高速撹拌ミキサー21による撹拌時間を30秒、60秒、120秒のいずれかとした。ここでの撹拌時間は、実施例の2次撹拌時間に相当するものである。つまり、比較例1では、1次撹拌時間が0秒、2次撹拌時間が30秒、60秒、120秒のいずれかであると考えることができる。
第1の高速撹拌ミキサー21で作製された混練物をパンペレタイザ23で300秒間造粒した。これにより、副造粒物を作製した。副造粒物の水分量は9.0質量%であった。副造粒物について、平均粒度を測定し、評価指標とした。つまり、比較例1では、第1の高速撹拌ミキサー21による撹拌時間を変更し、各々の撹拌時間に対応する平均粒度を求めた。平均粒度の測定方法は実施例と同様とした。
(比較例2)
比較例2でも、図2に示す造粒システム100を想定した試験を行った。比較例2では、副焼結用原料のうち、粉鉱石を除く微粉鉱石および鉄鉱石スラリーを第1の高速撹拌ミキサー21で混練した。撹拌時間は60秒とした。ここでの撹拌時間は、実施例の1次撹拌時間に相当するものである。撹拌中には、副造粒物の水分量が9.0質量%となるように水分を添加した。すなわち、この時点では粉鉱石は含まれていないため、微粉鉱石およびバインダ用鉄鉱石の水分量は一時的に11.5質量%となっている。第1の高速撹拌ミキサー21で作製された混練物に粉鉱石を加え、パンペレタイザで300秒間造粒した。これにより、副造粒物を作製した。つまり、比較例2では、1次撹拌時間が60秒、2次撹拌時間が0秒であると考えることができる。副造粒物の水分量は9.0質量%であった。副造粒物について、平均粒度を測定し、評価指標とした。平均粒度の測定方法は実施例と同様とした。
(考察)
図3に結果をまとめて示す。図3の横軸は粉鉱石添加後の2次撹拌時間(秒)を示し、縦軸は副造粒物の平均粒度(mm)を示す。点P1は実施例における2次撹拌時間と副造粒物の平均粒度との対応関係を示し、グラフL1は点P1の近似直線(最小二乗法による)である。点P2は比較例1における2次撹拌時間と副造粒物の平均粒度との対応関係を示し、グラフL2は点P2の近似直線(最小二乗法による)である。点P3は比較例2における2次撹拌時間と副造粒物の平均粒度との対応関係を示す。
比較例1では、2次撹拌時間の増加に伴い、副造粒物の平均粒度は低下した。比較例1では、全ての副焼結用原料を一括して混練しているため、2次撹拌時間の増加に伴い、粉鉱石の破砕が進み、核粒子、すなわち造粒物の数は増加するが、平均粒度は低下したと思われる。
比較例2では、パンペレタイザでの造粒工程にてはじめて粉鉱石が微粉鉱石と混練される。比較例2では、副造粒物の平均粒度は比較例1よりも増大したが、実施例より低下した。また、比較例2では、微粉鉱石及びバインダの混練物が核となった副造粒物も作製されていた。そして、評価過程(すなわち平均粒度の測定過程)において混練物からなる核が崩壊する現象も観察された。したがって、比較例2では、微粉鉱石と粉鉱石との混練が不十分であったこと、強度が不十分な混練物が副造粒物の核になったこと等の理由により、副造粒物の平均粒度が実施例よりも低下したと考えられる。
一方、実施例では、比較例1、2よりも副造粒物の平均粒度が増大した。実施例では、第1の高速撹拌ミキサー21によって予め微粉鉱石及びバインダが十分に混練されるので、微粉鉱石及びバインダが近接したと考えられる。これにより、微粉鉱石の造粒性が改善されたと考えられる。ただし、2次撹拌時間の増加に伴う副造粒物の平均粒度低下は、比較例1と同様であった。図3によると、2次撹拌時間が90秒で副造粒物の平均粒度が比較例2と同等となり、優位性が消失すると推定される。従って好ましい2次撹拌時間は90秒未満となる。第2の高速撹拌ミキサー22による2次撹拌時間を90秒未満とすることで、粉鉱石の破砕が抑制され、副造粒物の平均粒度が増大する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 造粒システム
10 主造粒ライン
11、12 ドラムミキサー
20 副造粒ライン
21 第1の高速撹拌ミキサー
22 第2の高速撹拌ミキサー
23 パンペレタイザ

Claims (3)

  1. 全焼結用原料のうち、粉鉱石、微粉鉱石、及びバインダを含む副焼結用原料を造粒する副造粒工程と、
    前記全焼結用原料のうち、前記副焼結用原料以外の主焼結用原料を造粒する主造粒工程と、を含み、
    前記副造粒工程は、前記微粉鉱石及びバインダを第1の高速撹拌ミキサーで混練することで、第1の混練物を作製する工程と、
    前記第1の混練物及び前記粉鉱石を第2の高速撹拌ミキサーで混練することで、第2の混練物を作製する工程と、
    前記第2の混練物を造粒することで、前記副焼結用原料の造粒物を作製する工程と、を含み、
    前記第2の高速撹拌ミキサーによる撹拌時間が90秒未満であることを特徴とする、焼結用原料の造粒方法。
  2. 前記第1の高速撹拌ミキサーによる撹拌時間が30〜120秒であることを特徴とする、請求項1記載の焼結用原料の造粒方法。
  3. 前記バインダは、粒度10μm未満のバインダ用鉄鉱石を含む鉄鉱石スラリーであることを特徴とする、請求項1または2に記載の焼結用原料の造粒方法。
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