JP2020015395A - ラッチ機構、バックル及びチャイルドシート用固定手段 - Google Patents

ラッチ機構、バックル及びチャイルドシート用固定手段 Download PDF

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Atsuhiko Oigawa
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Abstract

【課題】装置の小型化及び製造コストの低廉化を図ることができる、ラッチ機構、バックル及びチャイルドシート用固定手段を提供する。【解決手段】バックル1は、乗員を座席に拘束するシートベルト装置のトング2と着脱可能に構成されており、開口部21を備えたトング2(被係合部材)と、開口部21に係合可能な爪部31を備えたラッチ3と、ラッチ3がトング2(被係合部材)に係合したとき及びラッチ3がトング2(被係合部材)から離脱したときの衝撃を電圧に変換して出力する導線4と、を備えたラッチ機構を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、ラッチ機構、バックル及びチャイルドシート用固定手段に関し、特に、衝撃を電圧に変換して出力する導線を備えたラッチ機構、バックル及びチャイルドシート用固定手段に関する。
自動車等の車両には、一般に、乗員が着座する腰掛部(シートボトム)と乗員の背面に位置する背もたれ部(シートバック)とを備えた座席に乗員を拘束するシートベルト装置が設けられている。かかるシートベルト装置は、乗員を拘束するウェビングと、ウェビングの巻き取りを行うリトラクタと、座席の側面に配置されたバックルと、ウェビングに配置されたトングと、を備え、トングをバックルに嵌着させることによって乗員を座席に拘束している。
近年では、乗員がシートベルトを装着しているか否かを検知するシステムが搭載されていることが多い。かかる検知システムは、一般に、トングがバックルに嵌着しているか否かを検知する構成を有している(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
例えば、特許文献1には、バックル本体の内部に設けられ、トングプレートが前記バックル本体に挿入されたときに前記トングプレートとともに移動するスライダを備え、前記スライダの移動に応じて可動部材が付勢部材に抗する方向に移動させられることにより、第1のスイッチ部の可動接点と固定接点との間が導通させられ、かつ、第2のスイッチ部の磁気検出手段の出力状態が切り換えられるように構成されたバックルスイッチが開示されている。
また、特許文献2には、バックルの内部に設置される基板と、前記基板上に形成された電極領域と、前記基板上にスライド可能に取付けられトングプレートの着脱動作に連動してスライドするスライダと、前記スライダが前記基板上をスライドすることで前記電極領域と接触又は非接触のいずれかの状態となるように構成された導電性の脚部を有する可動端子と、前記スライダのスライド時に前記可動端子を案内するガイド部と、を備えたバックルスイッチが開示されている。
国際公開2005/039943号 特開2016−159723号
上述した特許文献1,2に記載されたように、ラッチ機構を備えた装置(バックル)において、ラッチ機構が作動したか否かを検知するために、ケーシング内に回路基板や可動接点等を配置する必要があり、構造及び配線が複雑になってしまい、装置が大型化しやすく、製造コストも高価になってしまうという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、装置の小型化及び製造コストの低廉化を図ることができる、ラッチ機構、バックル及びチャイルドシート用固定手段を提供することを目的とする。
本発明によれば、開口部を備えた被係合部材と、前記開口部に係合可能な爪部を備えたラッチと、を含むラッチ機構において、前記ラッチが前記被係合部材に係合したとき及び前記ラッチが前記被係合部材から離脱したときの衝撃を電圧に変換して出力する導線を備える、ことを特徴とするラッチ機構が提供される。
また、本発明によれば、乗員を座席に拘束するシートベルト装置のトングと着脱可能に構成されたバックルであって、開口部を備えた被係合部材(トング)と、前記開口部に係合可能な爪部を備えたラッチと、前記ラッチが前記被係合部材(トング)に係合したとき及び前記ラッチが前記被係合部材(トング)から離脱したときの衝撃を電圧に変換して出力する導線と、を備えたラッチ機構を有する、ことを特徴とするバックルが提供される。
また、本発明によれば、チャイルドシートを座席に固定するコネクタと、前記座席に配置された固定金具と、を備え、前記コネクタと前記固定金具とが着脱可能に構成されたチャイルドシート用固定手段であって、開口部を備えた被係合部材(固定金具又はコネクタ)と、前記開口部に係合可能な爪部を備えたラッチと、前記ラッチが前記被係合部材(固定金具又はコネクタ)に係合したとき及び前記ラッチが前記被係合部材(固定金具又はコネクタ)から離脱したときの衝撃を電圧に変換して出力する導線と、を備えたラッチ機構を有する、ことを特徴とするチャイルドシート用固定手段が提供される。
前記導線は、露出した軸部が固定面に密着した状態で接着剤により固定されていてもよい。また、前記導線は、前記固定面に形成された溝に埋設されていてもよい。
前記ラッチ機構、前記バックル及び前記チャイルドシート用固定手段は、前記導線からの信号を受信する制御装置を備え、前記制御装置は、前記導線から受信した信号が所定の閾値を超えている場合に前記ラッチが作動したと認識するように構成されていてもよい。
また、前記制御装置は、前記ラッチの作動が1回目の場合に前記ラッチが前記被係合部材に係合したと認識し、前記ラッチの作動が2回目の場合に前記ラッチが前記被係合部材から離脱したと認識するように構成されていてもよい。
上述した本発明に係るラッチ機構、バックル及びチャイルドシート用固定手段によれば、ラッチ機構の係合時に生じる衝撃を電圧に変換して出力する導線を配置したことにより、回路基板や可動接点等を配置する必要がなく、構造及び配線を簡素化することができる。したがって、本発明によれば、装置の小型化及び製造コストの低廉化を図ることができる。
本発明の第一実施形態に係るバックルを示す部品展開図である。 導線の配置を示す図であり、(A)は第一実施形態、(B)は第一変形例、(C)は第二変形例、である。 導線の固定方法の一例を示す図であり、(A)は第一例、(B)は第二例、(C)は第三例、(D)は第四例、を示している。 制御装置の作用を示す図であり、(A)はラッチ機構の作動時における電圧の変化、(B)はバックル係合状態の切り替え処理、を示している。 本発明の第二実施形態に係るチャイルドシート用固定手段を示す全体構成図である。
以下、本発明の実施形態について図1〜図5を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の第一実施形態に係るバックルを示す部品展開図である。図2は、導線の配置を示す図であり、(A)は第一実施形態、(B)は第一変形例、(C)は第二変形例、である。
第一実施形態に係るバックル1は、図1に示したように、乗員を座席に拘束するシートベルト装置のトング2と着脱可能に構成されており、開口部21を備えたトング2(被係合部材)と、開口部21に係合可能な爪部31を備えたラッチ3と、ラッチ3がトング2(被係合部材)に係合したとき及びラッチ3がトング2(被係合部材)から離脱したときの衝撃を電圧に変換して出力する導線4と、を備えたラッチ機構を有している。
また、バックル1は、トング2の挿入口を備えたアッパーカバー11と、ラッチ3の係合を解除する操作ボタン12と、ラッチ3及び操作ボタン12を駆動可能に支持するベース13と、アッパーカバー11に接続されベース13を収容するロワーカバー14と、ベース13に支持されトング2に係合したラッチ3の係合解除方向の移動を拘束するロックピン15と、ベース13の長手方向に摺動可能に配置されトング2をバックル1から離脱させる方向に付勢可能なエジェクタ16と、エジェクタ16を付勢するエジェクタスプリング17と、ベース13に回動可能に支持されトング2とラッチ3との係合時にスライダ34の移動を拘束するレバー18と、を備えている。
なお、バックル1のラッチ機構以外の構成は、単なる一例であり、図示した構成に限定されるものではない。
ラッチ3は、挿入されたトング2に係合してトング2を拘束する部品である。具体的には、ラッチ3は、トング2の進入方向に対して略垂直な方向に回動してトング2の開口部21に係合する爪部31と、ベース13に回動可能に支持される一対のフランジ部32と、ラッチ3の両側面から外方に突出した一対のストッパ33と、を備えている。
また、ラッチ機構は、ラッチ3の上面部でスライド可能に配置されたスライダ34と、スライダ34をフランジ部32側から爪部31側に向かって付勢するスライダスプリング35と、を備えていてもよい。スライダ34は、バックル1の側面方向に延出された一対の腕部34aを有し、腕部34aは操作ボタン12に係止可能に構成されている。
トング2をアッパーカバー11の挿入口に挿入するとエジェクタ16がトング2によって押し込まれ、エジェクタ16がフランジ部32に接触し、ラッチ3をトング2に係合する方向に回動させる。ラッチ3の回動に伴ってスライダ34も回動し、ロックピン15の側面部により拘束されていたスライダ34がスライダスプリング35の付勢力によってロックピン15の下側に滑り込む。かかる操作によって、ラッチ3の爪部31がトング2の開口部21に係合し、バックル1によってトング2を拘束することができる。
一方、トング2を離脱させる場合には、操作ボタン12を押し込むことによって、スライダ34が押し込まれ、スライダスプリング35の付勢力によって、スライダ34はロックピン15の下側から側面部に押し出される。それに伴ってラッチ3が係合解除方向に回動し、トング2の開口部21はラッチ3の爪部31から解放される。そして、トング2は、エジェクタスプリング17の付勢力によって、エジェクタ16を介してバックル1の外部に放出される。
ここで、ベース13は、ラッチ3を回動可能に支持する一対の側面部13aと、一対の側面部13aを連結する底面部13bと、を備えている。底面部13bには、ラッチ3の爪部31との干渉を回避するための開口部13cが形成されている。また、側面部13aには、スライダ34の移動を許容するスライダ通路、ロックピン15を支持するロックピン支持部、操作ボタン12の移動を案内するガイド孔、レバー18を回動可能に支持するレバー支持部等が形成されていてもよい。
トング2をラッチ3に係合させるとき及びトング2をラッチ3から離脱させるときには、ラッチ3が回動した後、元の状態に戻る際に、ラッチ3のストッパ33がベース13に形成された開口部13cの縁部に衝突し、ラッチ3の係合方向の回動が規制される。
本実施形態に使用される導線4は、例えば、軸芯を構成する内部導体、内部導体を被覆する圧電材料及び圧電材料を被覆する外部導体により構成される軸部41と、軸部41を被覆する絶縁体42と、により構成される。
導線4の先端は、軸部41が絶縁体42から露出するように剥き出されており、この軸部41に衝撃が負荷されると圧電材料から電圧が発生するしくみを有している。導線4は、制御装置5であるECU(Electronic control unit:電子制御ユニット)に電気的に接続されており、制御装置5は、導線4からの信号を受信するように構成されている。
導線4は、例えば、図2(A)に示したように、先端がL字形状に曲げられており、露出した軸部41が、ベース13の開口部13cを形成する底面部13bの短辺部に沿って配置される。導線4は、例えば、ラッチ3との干渉を回避するために、底面部13bの外面(ラッチ3と反対側の面)に固定される。なお、導線4は、ラッチ3と干渉しない領域であれば、底面部13bの内面(ラッチ3と同じ側の面)に固定してもよい。
また、導線4は、例えば、図2(B)に示したように、露出した軸部41が、ベース13の開口部13cを形成する底面部13bの長辺部に沿ってI字形状に配置されていてもよい。また、導線4は、例えば、図2(C)に示したように、露出した軸部41が、ベース13の開口部13cを囲うように、底面部13bの長辺部及び短辺部に沿ってU字形状に配置されていてもよい。
導線4は、ラッチ3のストッパ33がベース13に形成された開口部13cの縁部に衝突したときの衝撃を検知するためのものであるため、図2(A)〜図2(C)に示したように、開口部13cの縁部に沿って配置される。
ここで、図3は、導線の固定方法の一例を示す図であり、(A)は第一例、(B)は第二例、(C)は第三例、(D)は第四例、を示している。
図3(A)に示したように、導線4は、ベース13の底面部13b(固定面)に形成された溝13dに埋設されていてもよい。溝13dは、例えば、ベース13をプレス成形することによって形成される。また、導線4は、露出した軸部41が底面部13b(固定面)に密着した状態で接着剤43により固定される。
かかる構成により、軸部41とベース13との間に介在物が存在しないことから、ベース13に生じる衝撃を高感度に検知することができる。なお、図3(B)に示したように、ベース13の底面部13b(固定面)に溝を形成せずに、導線4を接着剤43で固定するようにしてもよい。
また、図3(C)に示したように、導線4の軸部41を一対の接着フィルム44で挟み込み、接着フィルム44を接着剤又は両面テープでベース13の底面部13b(固定面)に固定するようにしてもよい。かかる構成によれば、導線4の先端に平板部を形成することができ、導線4を固定しやすくすることができる。
また、図3(D)に示したように、導線4の軸部41を樹脂45でモールドすることによって、ベース13の底面部13b(固定面)に固定するようにしてもよい。かかる構成によれば、導線4を直にベース13にモールドしていることから、接着剤や両面テープと比較して経年劣化を抑制し、固定状態を長期間に亘って保持することができる。
ここで、図4は、制御装置の作用を示す図であり、(A)はラッチ機構の作動時における電圧の変化、(B)はバックル係合状態の切り替え処理、を示している。なお、図4(B)において、上段は導線4からの信号波形、下段はバックル係合状態(ON/OFF)を示している。
上述したように、ラッチ3が作動したとき(係合時及び離脱時)は、ラッチ3がベース13に衝突することによって衝撃を生じることから、図4(A)において実線で示したように、導線4からの電圧信号は瞬間的に閾値αを超える大きな振幅を示し、速やかに減衰する波形を示すこととなる。なお、電圧信号はプラス側及びマイナス側に振れることから、プラス側に+αの閾値を設定し、マイナス側に−αの閾値を設定してもよい。
一方、ラッチ作動時以外、例えば、車両走行時等の場合には、車体の振動によってバックル1も振動を生じ、図4(A)において点線で示したように、導線4からの電圧信号は閾値αを超えない大きさの振幅を繰り返す波形を示すこととなる。
したがって、ラッチ作動時における導線4からの信号波形を試験又はシミュレーションによって予め取得しておき、最大振幅時の電圧値に基づいて閾値αを設定することにより、ラッチ3が作動したか否かを判断することができる。すなわち、制御装置5は、導線4から受信した信号が所定の閾値αを超えている場合にラッチ3が作動したと認識するように構成されている。
また、乗員がトング2をバックル1に係合させてシートベルトを装着し、一定時間経過後にトング2をバックル1から離脱させてシートベルトを解除した場合を想定すれば、図4(B)の上段に示したように、導線4からの信号は、時間t1(ラッチ係合時)に閾値αを超え、その後、時間t2(ラッチ離脱時)に再び閾値αを超えることとなる。
このとき、制御装置5は、ラッチ3の作動が1回目の場合にラッチ3がトング2(被係合部材)に係合したと認識し、ラッチ3の作動が2回目の場合にラッチ3がトング2(被係合部材)から離脱したと認識する。したがって、図4(B)の下段に示したように、ラッチ係合状態は、時間t1にON(係合)に切り替えられ、時間t2にOFF(離脱)に切り替えられる。時間t1から時間t2までの間はON状態が継続される。
このように、導線4をバックル機構の所定の箇所に配置するだけで、いわゆるバックルスイッチを構成することができる。したがって、本実施形態に係るバックル1によれば、ラッチ機構の係合時に生じる衝撃を電圧に変換して出力する導線4を配置したことにより、回路基板や可動接点等を配置する必要がなく、構造及び配線を簡素化することができ、バックル1の小型化及び製造コストの低廉化を図ることができる。
次に、本発明の第二実施形態に係るチャイルドシート用固定手段について、図5を参照しつつ説明する。ここで、図5は、本発明の第二実施形態に係るチャイルドシート用固定手段を示す全体構成図である。
図5に示した第二実施形態に係るチャイルドシート用固定手段100は、乳幼児を収容するチャイルドシート101と、チャイルドシート101を座席Sに固定するコネクタ102と、座席Sに配置された固定金具103と、を備え、コネクタ102と固定金具103とが着脱可能に構成されており、開口部(図示省略)を備えた固定金具103(被係合部材)と、開口部に係合可能な爪部を備えたラッチ104と、ラッチ104が固定金具103(被係合部材)に係合したとき及びラッチ104が固定金具103(被係合部材)から離脱したときの衝撃を電圧に変換して出力する導線105と、を備えたラッチ機構を有している。
本実施形態に係るチャイルドシート用固定手段100は、座席Sに固定する際にシートベルトを使用しない、いわゆるISOFIX固定方式を採用したものである。規格化されたISOFIX固定方式は、チャイルドシート101に取り付けられた一対の平行に延設されたロッド状のコネクタ102と、座席Sのシートバックとシートボトムとの間に配置された一対の平行に延設されたロッド状の固定金具103(アンカー)と、を備え、コネクタ102側にラッチ104が配置され、固定金具103側に開口部(図示省略)が形成されている。
導線105は、上述した第一実施形態と同様に、制御装置106であるECU(Electronic control unit:電子制御ユニット)に電気的に接続されており、制御装置106は、導線105からの信号を受信するように構成されている。制御装置106の作用については、上述した第一実施形態と実質的に同じであるため、ここでは詳細な説明を省略する。
本実施形態では、制御装置106は車体側に配置されていることから、導線105も車体側に配置されている固定金具103に配置される。導線105の配置や固定方法は、上述した第一実施形態と実質的に同じであるため、ここでは詳細な説明を省略する。
なお、規格変更等により、固定金具103側にラッチが配置され、コネクタ102側に開口部が形成された場合であっても、導線105は車体側に配置される固定金具103に配置される。
上述した本実施形態に係るチャイルドシート用固定手段100によれば、ラッチ機構の係合時に生じる衝撃を電圧に変換して出力する導線105を配置したことにより、回路基板や可動接点等を配置する必要がなく、構造及び配線を簡素化することができ、チャイルドシート用固定手段100(特に、固定金具103)の小型化及び製造コストの低廉化を図ることができる。
上述した第一実施形態及び第二実施形態では、衝撃を電圧に変換して出力する導線4,105を有するラッチ機構をバックル1及びチャイルドシート用固定手段100に適用した場合について説明しているが、上述したラッチ機構は、それ以外の製品又は部品にも適用することができるし、車両用の製品又は部品に限定されるものでもない。
本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 バックル
2 トング
3 ラッチ
4 導線
5 制御装置
11 アッパーカバー
12 操作ボタン
13 ベース
13a 側面部
13b 底面部
13c 開口部
13d 溝
14 ロワーカバー
15 ロックピン
16 エジェクタ
17 エジェクタスプリング
18 レバー
21 開口部
31 爪部
32 フランジ部
33 ストッパ
34 スライダ
34a 腕部
35 スライダスプリング
41 軸部
42 絶縁体
43 接着剤
44 接着フィルム
45 樹脂
100 チャイルドシート用固定手段
101 チャイルドシート
102 コネクタ
103 固定金具
104 ラッチ
105 導線
106 制御装置

Claims (7)

  1. 開口部を備えた被係合部材と、前記開口部に係合可能な爪部を備えたラッチと、を含むラッチ機構において、
    前記ラッチが前記被係合部材に係合したとき及び前記ラッチが前記被係合部材から離脱したときの衝撃を電圧に変換して出力する導線を備える、ことを特徴とするラッチ機構。
  2. 前記導線は、露出した軸部が固定面に密着した状態で接着剤により固定されている、請求項1に記載のラッチ機構。
  3. 前記導線は、前記固定面に形成された溝に埋設されている、請求項2に記載のラッチ機構。
  4. 前記導線からの信号を受信する制御装置を備え、前記制御装置は、前記導線から受信した信号が所定の閾値を超えている場合に前記ラッチが作動したと認識するように構成されている、請求項1に記載のラッチ機構。
  5. 前記制御装置は、前記ラッチの作動が1回目の場合に前記ラッチが前記被係合部材に係合したと認識し、前記ラッチの作動が2回目の場合に前記ラッチが前記被係合部材から離脱したと認識するように構成されている、請求項3に記載のラッチ機構。
  6. 乗員を座席に拘束するシートベルト装置のトングと着脱可能に構成されたバックルであって、請求項1〜5の何れか一項に記載されたラッチ機構を有する、ことを特徴とするバックル。
  7. チャイルドシートを座席に固定するコネクタと、前記座席に配置された固定金具と、を備え、前記コネクタと前記固定金具とが着脱可能に構成されたチャイルドシート用固定手段であって、請求項1〜5の何れか一項に記載されたラッチ機構を有する、ことを特徴とするチャイルドシート用固定手段。

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