JP2020014164A - 音楽再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】音質が悪化することなく、音楽再生を可能とすること。【解決手段】音楽再生装置1は、バランスヘッドホンジャック5と、アンバランスヘッドホンジャック6と、アンバランスヘッドホンジャック6に接続されたアナロググラウンドと、アナロググラウンド以外のグラウンドと、の間に接続されたコンデンサ7と、コンデンサ7とグラウンドとの間に接続されたMOSFET8と、アンバランスヘッドホンジャック6へのプラグの挿入を検出する検出回路と、を備える。MOSFET8は、検出回路がプラグの挿入を検出していない場合、オフとなる。【選択図】図1
Description
本発明は、音楽を再生する音楽再生装置に関する。
ヘッドホンに音声信号を出力する音楽再生装置において、ヘッドホン出力には、アンバランス、バランスと呼ばれる方式がある(例えば、特許文献1参照。)。アンバランス出力には、直径3.5mmの3極端子が用いられており、「ホット」、「コールド」の2種類で音声信号を伝送する。一方、バランス出力には、例えば、直径2.5mmの4極端子が用いられており、「ポジティブ」、「ネガティブ」の2種類で音声信号を伝送する。「ネガティブ」は、「ポジティブ」の逆相である。「ネガティブ」の位相を反転し、「ポジティブ」の信号とミックス(混合)することで、音声信号の振幅は、倍になる。また、出力電流をグラウンドに流さないため、グラウンド電位が安定し、音質を改善できる。
図2は、従来のバランス出力とアンバランス出力とを有する音楽再生装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、ヘッドホンアンプは、バランス出力とアンバランス出力とで共用されている。図2に示す回路においては、アナロググラウンドにヘッドホンDAC(D/Aコンバーター)用の発振子の高調波ノイズが乗っていることが多い。この場合、アンバランスヘッドホンジャックに、アンバランスヘッドホンが挿入されると、アナロググラウンドがヘッドホンケーブルにより、製品外に引き伸ばされ、コンデンサを設けないと、ヘッドホンケーブルからの輻射により、規格値オーバーとなってしまう。これに対し、バランスヘッドホンが使用される場合は、アナロググラウンドは、製品外に引き伸ばされないため、規格値オーバーにはならない。しかし、回路としてのアナロググランドは共通のため、バランスヘッドホン使用時も、コンデンサによる音質悪化の影響を受けてしまう。よって、このコンデンサは、バランスヘッドホン使用時においては、無駄な音質悪化要因となってしまっている。
このように、EMC(主に不要輻射)対策のため、アナロググラウンドとその他のグラウンドをコンデンサで結合すると、これにより、音質が悪化してしまうことが多い。
本発明の目的は、音質が悪化することなく、音楽再生を可能とすることである。
第1の発明の音楽再生装置は、バランスヘッドホンジャックと、アンバランスヘッドホンジャックと、前記アンバランスヘッドホンジャックに接続されたアナロググラウンドと、前記アナロググラウンド以外のグラウンドと、の間に接続されたコンデンサと、前記コンデンサと前記グラウンドとの間に接続されたスイッチと、前記アンバランスヘッドホンジャックへのプラグの挿入を検出する検出回路と、を備え、前記スイッチは、前記検出回路が前記プラグの挿入を検出していない場合、オフとなることを特徴とする。
本発明では、スイッチは、検出回路がプラグの挿入を検出していない場合、オフとなる。これにより、アンバランスヘッドホンが使用されていないときに、アナロググラウンドとグラウンドとの間に接続されたコンデンサが使用されないため、音質が悪化することがない。
第2の発明の音楽再生装置は、第1の発明の音楽再生装置において、前記スイッチは、前記検出回路が前記プラグの挿入を検出している場合、オンとなることを特徴とする。
本発明では、スイッチは、検出回路がプラグの挿入を検出している場合、オンとなる。これにより、アンバランスヘッドホンが使用されているときに、アナロググラウンドとグラウンドとの間に接続されたコンデンサが使用されるため、不要輻射が、規格値を超えることがない。
第3の発明の音楽再生装置は、第1又は第2の発明の音楽再生装置において、前記スイッチは、n型のMOSFETであることを特徴とする。
第4の発明の音楽再生装置は、第3の発明の音楽再生装置において、前記検出回路は、前記MOSFETのゲートに接続され、前記プラグの挿入を検出した場合、出力電位をハイとし、前記プラグの挿入を検出していない場合、出力電位をローとすることを特徴とする。
第5の発明の音楽再生装置は、第1〜第4のいずれかの発明の音楽再生装置において、 音声信号を増幅し、増幅した音声信号を、前記バランスヘッドホンジャックと、前記アンバランスヘッドホンジャックと、に出力する増幅器をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、音質が悪化することなく、音楽を再生することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る音楽再生装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、音楽再生装置1は、ヘッドホンDAC(D/Aコンバーター)2、発振子3、ヘッドホンアンプ4、バランスヘッドホンジャック5、アンバランスヘッドホンジャック6、コンデンサ7、MOSFET8、検出回路を備える。
ヘッドホンDAC2は、デジタル音声信号を、アナログ音声信号にD/A変換する。ヘッドホンDAC2によりD/A変換されたアナログ音声信号は、ヘッドホンアンプ4に出力される。発振子3は、ヘッドホンDAC2用の発振子である。
ヘッドホンアンプ4(増幅器)は、アナログ音声信号を増幅する。ヘッドホンアンプ4により増幅された、正(+)のアナログ音声信号と、負(−)のアナログ音声信号とは、バランスヘッドホンジャック5に出力される。また、ヘッドホンアンプ4により増幅された、正(+)のアナログ音声信号は、アンバランスヘッドホンジャック6に出力される。バランスヘッドホンジャック5には、バランスヘッドホンが接続される。アンバランスヘッドホンジャック6には、アンバランスヘッドホンが接続される。
アンバランスヘッドホンジャック6は、アナロググラウンドに接続されている。コンデンサ7は、アナロググラウンドと、デジタルグラウンド又はシャーシグラウンド(アナロググラウンド以外のグラウンド)と、の間に接続されている。MOSFET8(スイッチ)は、コンデンサ7とデジタルグラウンド又はシャーシグラウンドとの間に接続されている。MOSFET8は、n型のMOSFETである。検出回路は、アンバランスヘッドホンジャック6へのプラグの挿入を検出する。
MOSFET8は、検出回路がプラグの挿入を検出していない場合、オフとなる。また、MOSFET8は、検出回路がプラグの挿入を検出している場合、オンとなる。具体的には、検出回路は、MOSFET8のゲートに接続されている。検出回路は、プラグの挿入を検出した場合、出力電位をハイとする。従って、MOSFET8のゲートの電位がハイとなるため、MOSFET8がオンとなる。検出回路は、プラグの挿入を検出していない場合、出力電位をローとする。従って、MOSFET8のゲートの電位がローとなるため、MOSFET8がオフとなる。
なお、EMC対策用のコンデンサは、MOSFETを介することで、コンデンサの効き目が弱くなる。このため、EMCの抑えたいレベルに応じて、低いオン抵抗のMOSFETを使用する必要がある。
以上説明したように、本実施形態では、MOSFET8は、検出回路がプラグの挿入を検出していない場合、オフとなる。これにより、アンバランスヘッドホンが使用されていないときに、アナロググラウンドとシャーシグラウンド又はデジタルグラウンドとの間に接続されたコンデンサ7が使用されないため、音質が悪化することがない。
また、本実施形態では、MOSFET8は、検出回路がプラグの挿入を検出している場合、オンとなる。これにより、アンバランスヘッドホンが使用されているときに、アナロググラウンドとシャーシグラウンド又はデジタルグラウンドとの間に接続されたコンデンサ7が使用されるため、不要輻射が、規格値を超えることがない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
本発明は、音楽を再生する音楽再生装置に関する。
1 音楽再生装置
2 ヘッドホンDAC
3 発振子
4 ヘッドホンアンプ
5 バランスヘッドホンジャック
6 アンバランスヘッドホンジャック
7 コンデンサ
8 MOSFET(スイッチ)
2 ヘッドホンDAC
3 発振子
4 ヘッドホンアンプ
5 バランスヘッドホンジャック
6 アンバランスヘッドホンジャック
7 コンデンサ
8 MOSFET(スイッチ)
Claims (5)
- バランスヘッドホンジャックと、
アンバランスヘッドホンジャックと、
前記アンバランスヘッドホンジャックに接続されたアナロググラウンドと、前記アナロググラウンド以外のグラウンドと、の間に接続されたコンデンサと、
前記コンデンサと前記グラウンドとの間に接続されたスイッチと、
前記アンバランスヘッドホンジャックへのプラグの挿入を検出する検出回路と、を備え、
前記スイッチは、前記検出回路が前記プラグの挿入を検出していない場合、オフとなることを特徴とする音楽再生装置。 - 前記スイッチは、前記検出回路が前記プラグの挿入を検出している場合、オンとなることを特徴とする請求項1に記載の音楽再生装置。
- 前記スイッチは、n型のMOSFETであることを特徴とする請求項1又は2に記載の音楽再生装置。
- 前記検出回路は、
前記MOSFETのゲートに接続され、
前記プラグの挿入を検出した場合、出力電位をハイとし、
前記プラグの挿入を検出していない場合、出力電位をローとすることを特徴とする請求項3に記載の音楽再生装置。 - 音声信号を増幅し、増幅した音声信号を、前記バランスヘッドホンジャックと、前記アンバランスヘッドホンジャックと、に出力する増幅器をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の音楽再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018136368A JP2020014164A (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | 音楽再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018136368A JP2020014164A (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | 音楽再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020014164A true JP2020014164A (ja) | 2020-01-23 |
Family
ID=69170127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018136368A Pending JP2020014164A (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | 音楽再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020014164A (ja) |
-
2018
- 2018-07-20 JP JP2018136368A patent/JP2020014164A/ja active Pending
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