JP2020013752A - 蓄電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】容量を増大させつつタブの破れを抑制できる蓄電装置の提供。【解決手段】金属箔24、27の少なくとも片面に活物質層25、28を有する電極が複数積層され、かつ電極の縁部の一部から突出した金属箔よりなるタブ26が積層されたタブ群15を有する電極組立体と、電極組立体を収容するケース本体及び開口部を閉塞する蓋を有するケースと、電極組立体と外部装置とを接続する端子構造と、タブ群と端子構造とを接合する溶接部20とを備え、タブ群は、タブが電極の積層方向の一端側で集箔された集箔部15aと、集箔部から積層方向に沿って積層方向の他端側に向けて延出する延出部15bとを有し、溶接部は延出部と端子構造とを溶接して形成された蓄電装置において、最外タブ26aの面方向に沿い、かつ活物質層28から溶接部までの最短距離の長さであるタブ長さが(1)式の範囲にある二次電池。【選択図】図4
Description
本発明は、タブ群と端子構造とを接合する溶接部を有する蓄電装置に関する。
従来から、EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、電動機などへの供給電力を蓄える蓄電装置としてリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池などが搭載されている。特許文献1に開示の二次電池は、複数の電極が積層され、かつ電極から突出したタブが積層されたタブ群を有する電極組立体と、電極組立体を収容するケース本体、及びケース本体の開口部を閉塞する蓋を有するケースと、電極組立体と外部装置とを接続する端子構造とを備える。
電極は、金属箔の両面に活物質層を備える。端子構造は、蓋の内面に沿うように配置された板状の導電部材と、導電部材に接続され、ケースの内外を接続する電極端子とを有する。二次電池は、タブ群と導電部材とが溶接された溶接部を備える。
特許文献1の二次電池において、タブ群は、複数のタブが積層方向中央で寄せ集められ、その寄せ集められた部分に全てのタブを溶接した第1溶接部が設けられている。タブ群は、第1溶接部より先端側は曲げられている。タブ群は、第1溶接部から積層方向一端に向けて延びる第1延設部と、第1延設部に連続し、タブ群を折り返す曲げ部と、曲げ部から積層方向他端に向けて延びる第2延設部とを備える。
ところが、特許文献1の二次電池においては、複数のタブが電極組立体の積層方向中央に寄せ集められ、その寄せ集められた部分に第1溶接部が設けられている。さらに、タブ群は、第1溶接部より先端側に第1延設部と、曲げ部と、第2延設部とを備える。このため、特許文献1の二次電池においては、電極組立体におけるタブ群が突出する端面と蓋の内面との間の空間について、高さ方向への寸法が大きくなり、容量の増大の妨げになっている。
電極組立体と蓋との間の空間を高さ方向に小さくするため、二次電池として、複数のタブが電極組立体の積層方向一端に寄せ集められたものがある。このような二次電池のタブ群は、寄せ集めた部分から積層方向他端に向けて延びる延出部を備え、その延出部に溶接部を備える。しかし、二次電池においては、充電時の膨脹に加え、電極の劣化等を原因として電極組立体の積層方向への寸法が増大する場合がある。電極組立体の寸法が積層方向に増大すると、タブが活物質層側へ引っ張られ、タブに破れが生じる虞がある。
一般に、二次電池の容量を増大させるために、電極密度を増やすと、充電時の膨脹の際の電極組立体の積層方向への増大量が増加する傾向がある。さらに、負極活物質として、黒鉛よりも容量の大きいシリコン系材料を使用すると、膨脹量が大きくなることが知られており、二次電池の容量増大化に伴いタブ破れの虞が高まる。
本発明の目的は、容量を増大させつつタブの破れを抑制できる蓄電装置を提供することにある。
上記問題点を解決するための蓄電装置は、金属箔の少なくとも片面に活物質層を有する電極が複数積層され、かつ前記電極の一辺に沿う縁部の一部から突出した前記金属箔よりなるタブが積層されたタブ群を有する電極組立体と、前記電極組立体を収容するケース本体、及び前記ケース本体の開口部を閉塞する蓋を有するケースと、前記電極組立体と外部装置とを接続する端子構造と、前記タブ群と前記端子構造とを接合する溶接部と、を備え、前記タブ群は、前記タブが前記電極の積層方向の一端側で集箔された集箔部と、前記集箔部から前記積層方向に沿って当該積層方向の他端側に向けて延出する延出部とを有し、前記溶接部は前記延出部と前記端子構造とを溶接して形成されている蓄電装置において、前記電極組立体における前記タブ群が突出する端面をタブ側端面とし、前記タブ側端面と前記蓋の内面とを最短距離で結ぶ直線の延びる方向と平行な方向を高さ方向とし、前記タブ群の前記タブのうち、前記積層方向一端に位置するタブを最外タブとし、前記端子構造において前記最外タブが接触する面を接触面とし、前記高さ方向に沿う前記接触面と前記タブ側端面との距離をhとし、前記積層方向に沿う前記電極組立体の厚さをDとし、前記電極組立体の前記積層方向へ膨張したときの膨脹量をdとし、前記電極組立体の積層方向中央と前記溶接部との前記積層方向への距離をaとし、前記電極組立体の積層方向の一端に位置する第1端面と前記溶接部とを最短距離で結ぶ面を第1平面とし、前記電極組立体の積層方向の他端に位置する第2端面と前記溶接部とを最短距離で結ぶ面を第2平面とし、前記タブ側端面と前記第1平面の間の角の大きさをθ1とし、前記タブ側端面と前記第2平面の間の角の大きさをθ2とすると、θ1>θ2が成立し、前記接触面に接触する前記最外タブの面での距離であり、前記活物質層と前記溶接部との最短距離をタブ長さとすると、前記タブ長さは、以下の(1)式の範囲にあることを要旨とする。
電極組立体の積層方向一端寄りに溶接部が配置された蓄電装置において、最外タブのタブ長さが(1)式の範囲にあるように設定した。電極組立体が積層方向へ膨張したとき、タブ群の各タブは、溶接部を固定端として活物質層側へ引っ張られる。ここで、最外タブのタブ長さの最小値として、電極組立体が膨張して最外タブが引っ張られたときに想定される最大長さが確保できていれば、それ以上、最外タブが引っ張られることがないため、最外タブに破れが生じることを抑制でき、その他のタブの破れも抑制できる。したがって、最外タブのタブ長さの最小値を、電極組立体が膨張して最外タブが引っ張られたときに想定される最大長さとし、その最小値を(1)式のように設定した。
一方、最外タブが撓んでいれば、電極組立体が膨張し、最外タブが引っ張られても、最外タブが突っ張らず、最外タブの破れが生じにくい。しかし、最外タブが撓み過ぎると、最外タブがケース本体に接触する虞がある。そこで、撓んだ最外タブがケース本体に接触しないときの最大値を(1)式のように設定した。このため、最外タブが撓んでもケース本体に接触することを抑制できる。
また、蓄電装置について、前記溶接部は、前記積層方向に沿う前記延出部の位置のうち、前記電極組立体の積層方向中央よりも前記集箔部寄りに形成されていてもよい。
これによれば、溶接部は、電極組立体と端子構造との間の通電経路の一部を形成する。溶接部の位置が電極組立体の積層方向中央から集箔部に近付くほど、電極組立体から端子構造への通電距離が短くなり、電気的な抵抗が小さくなる。よって、溶接部を集箔部寄りに近付けることで、電気的な抵抗を小さくできる。
これによれば、溶接部は、電極組立体と端子構造との間の通電経路の一部を形成する。溶接部の位置が電極組立体の積層方向中央から集箔部に近付くほど、電極組立体から端子構造への通電距離が短くなり、電気的な抵抗が小さくなる。よって、溶接部を集箔部寄りに近付けることで、電気的な抵抗を小さくできる。
また、蓄電装置について、前記集箔部は、前記最外タブが前記積層方向の一端側に向けて膨らむように湾曲する形状であってもよい。
これによれば、タブ長さの最小値は、最外タブが突っ張ったときである。よって、最外タブが湾曲する形状では、タブ長さは、(1)式で示される最小値より大きくなるように設定される。このため、電極組立体が積層方向へ膨張したとき、最外タブを撓ませた状態に維持でき、引っ張りによって各タブが破れることを抑制できる。
これによれば、タブ長さの最小値は、最外タブが突っ張ったときである。よって、最外タブが湾曲する形状では、タブ長さは、(1)式で示される最小値より大きくなるように設定される。このため、電極組立体が積層方向へ膨張したとき、最外タブを撓ませた状態に維持でき、引っ張りによって各タブが破れることを抑制できる。
本発明によれば、容量を増大させつつタブの破れを抑制できる。
以下、蓄電装置を二次電池に具体化した一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図1に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、ケース11と、ケース11に収容された電極組立体12とを備える。ケース11は、直方体状のケース本体13と、ケース本体13の開口部13aを閉塞する矩形平板状の蓋14とを有する。
図1に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、ケース11と、ケース11に収容された電極組立体12とを備える。ケース11は、直方体状のケース本体13と、ケース本体13の開口部13aを閉塞する矩形平板状の蓋14とを有する。
ケース本体13は、矩形状の底板の一対の長縁部それぞれから立設された長側壁13bと、底板の一対の短縁部それぞれから立設された短側壁13cとを有する。ケース本体13において、一対の長側壁13bが対向する方向を短手方向とする。
蓋14は、ケース11の内側に臨む面に内面14aを有し、ケース11の外側に臨む面に外面14bを有する。ケース11を構成するケース本体13と蓋14は、何れも金属製(例えば、ステンレスやアルミニウム)である。また、本実施形態の二次電池10は、その外観が角型をなす角型電池である。また、本実施形態の二次電池10は、リチウムイオン電池である。図示しないが、複数の二次電池10は、長側壁13b同士を対向させた状態で並設され、電池パックとして使用される。複数の二次電池10は、拘束治具によって並設方向に荷重が付与された状態に拘束される。
図2又は図3に示すように、電極組立体12は、複数の電極としての正極電極21と、複数の電極としての負極電極22と、複数のセパレータ23とを備える。電極組立体12は、正極電極21と負極電極22との間にセパレータ23を介在させ、かつ相互に絶縁させた状態で積層した層状構造を有する。正極電極21と負極電極22とが積層された方向を積層方向とする。電極組立体12は、積層方向の一端に第1端面121を備え、積層方向の他端に第2端面122を有する。なお、第1端面121及び第2端面122は負極電極22によって形成されている。
正極電極21は、矩形シート状の正極の金属箔(例えばアルミニウム箔)24と、正極の金属箔24の両面に存在する正極の活物質層25とを有する。正極の活物質層25が含有する正極活物質はリチウムを含む複合酸化物である。正極電極21は、一対の長辺に沿う縁部のうちの一方の縁部の一部から突出した矩形状の正極のタブ26を有する。正極のタブ26は、正極の活物質層25が存在せず、正極の金属箔24そのもので構成されている。
負極電極22は、矩形シート状の負極の金属箔(例えば銅箔)27と、負極の金属箔27の両面に存在する負極の活物質層28とを有する。負極の活物質層28が含有する負極活物質は、例えば、Siを有する化合物であるシリコン系材料が挙げられる。シリコン系材料としては、SiOV(0≦V≦2)である。例えば、SiB4、SiB6、Mg2Si、Ni2Si、TiSi2、MoSi2、CoSi2、NiSi2、CaSi2、CrSi2、Cu5Si、FeSi2、MnSi2、NbSi2、TaSi2、VSi2、WSi2、ZnSi2、SiC、Si3N4、Si2N2O、SiOV(0<V≦2)、SnSiO3、LiSiOが挙げられる。
負極電極22は、一対の長辺に沿う縁部のうちの一方の縁部の一部から突出した矩形状の負極のタブ26を有する。負極のタブ26は、負極の活物質層28が存在せず、負極の金属箔27そのもので構成されている。セパレータ23は、矩形シート状の絶縁性材料からなる。セパレータ23は、正極電極21と負極電極22とを絶縁する。
図1に示すように、電極組立体12は、各正極電極21の正極のタブ26が積層された正極のタブ群15と、各負極電極22の負極のタブ26が積層された負極のタブ群15とを備える。正極のタブ群15と負極のタブ群15とは、タブ26が突出する縁部に沿う方向において間隔を置いて並べて配置されている。電極組立体12は、正極のタブ群15及び負極のタブ群15が存在する端面にタブ側端面12aを有する。なお、タブ側端面12aは、負極電極22の縁部及びセパレータ23の縁部が寄せ集められて構成されている。
図3に示すように、各タブ群15において、各タブ26は、積層方向の一端側に集箔されて積層される。このため、積層方向の一端側に位置する正極電極21のタブ26の先端は、積層方向の他端側に位置する正極電極21のタブ26の先端よりも突出している。同様に、積層方向の一端側に位置する負極電極22のタブ26の先端は、積層方向の他端側に位置する負極電極22のタブ26の先端よりも突出している。よって、各タブ群15の先端側では、タブ26の先端がタブ26の長手方向において段状に並ぶ。
正極及び負極のタブ群15は、それぞれの全てのタブ26が積層方向の一端側で集箔された集箔部15aと、集箔部15aから積層方向の他端側に向けて延出する延出部15bとを有する。
図1に示すように、二次電池10は、電極組立体12と、図示しない外部装置としてのバスバーとを接続する各極性の端子構造16を備える。正極の端子構造16は、蓋14の長手方向の一端側に配置され、負極の端子構造16は、蓋14の長手方向の他端側に配置される。正極の端子構造16は、矩形板状の正極の導電部材17と、正極の導電部材17に接続された正極の電極端子18とを有する。同様に、負極の端子構造16は、矩形板状の負極の導電部材17と、負極の導電部材17に接続された負極の電極端子18とを有する。
正極の端子構造16は、正極のタブ群15を介して電極組立体12と電気的に接続され、負極の端子構造16は、負極のタブ群15を介して電極組立体12と電気的に接続されている。また、各電極端子18の先端部は、蓋14の貫通孔14cを貫通してケース11外に突出する。各電極端子18には、蓋14と絶縁するための絶縁リング19がそれぞれ取り付けられている。
図4に示すように、二次電池10は、同じ極性のタブ群15と端子構造16の導電部材17とが重ねられた状態でレーザ溶接された溶接部20を備える。タブ群15を構成する複数のタブ26のうち、積層方向の一端に位置するタブ26は、導電部材17における電極端子18とは反対側の端面と接触している。導電部材17において、積層方向一端のタブ26と接触する端面を接触面17aとする。また、積層方向の一端に位置するタブを最外タブ26aとする。タブ群15を構成する複数のタブ26のうち、積層方向の他端に位置するタブ26は、導電部材17から最も離れている。この積層方向の他端に位置するタブを最内タブ26bとする。
正極の溶接部20は、正極のタブ26の全てが導電部材17と重なる位置に設けられ、負極の溶接部20は、負極のタブ26の全てが導電部材17と重なる位置に設けられている。溶接部20は、電極組立体12の積層方向の中央よりも一端寄りに配置されており、延出部15bのうち、積層方向に沿って集箔部15aに接近させた位置に配置されている。
電極組立体12において、タブ側端面12aと第1端面121とが交差する位置を第1交差部T1とし、タブ側端面12aと第2端面122とが交差する位置を第2交差部T2とする。導電部材17の接触面17aでの溶接部20の位置のうち、積層方向に沿う一端縁をPで表す。
そして、一端縁Pと第1交差部T1とを最短距離で結ぶ面を第1平面H1とし、一端縁Pと第2交差部T2とを最短距離で結ぶ面を第2平面H2とする。タブ側端面12aと第1平面H1の間の角の大きさをθ1とし、タブ側端面12aと第2平面H2の間の角の大きさをθ2とする。本実施形態において、溶接部20を積層方向一端寄りに設けているため、θ1の方がθ2より大きくなっている(θ1>θ2)。
積層方向に沿う電極組立体12の厚さをDとする。厚さDは、電極組立体12の第1端面121と第2端面122とを最短距離で結ぶ直線の長さである。次に、電極組立体12が積層方向へ最大に膨張したときの膨張量をdとする。電極組立体12が積層方向へ膨張する場合としては、拘束治具によって加えられる荷重が低下したことに伴う膨張、正極電極21及び負極電極22の劣化を原因とした膨張、満充電時の膨張、及び電極組立体12の温度上昇に伴う膨張が挙げられる。そして、膨張量dは、複数存在する膨張を原因として考えられる全ての膨張のうち、最も膨張した時の値として設定される。電極組立体12が膨張したときの積層方向への寸法は、D+dで表される。また、電極組立体12は、積層方向の両側へ膨張するため、積層方向一端側及び他端側の膨張量は、それぞれ2/dで表される。
また、電極組立体12の積層方向中央と溶接部20の一端縁Pまでの積層方向への距離をaとする。さらに、タブ側端面12aと蓋14の内面14aとを最短距離で結ぶ直線と平行な方向を高さ方向とする。高さ方向に沿う接触面17aとタブ側端面12aとの距離を高さhとする。
最外タブ26aの面上での距離であり、活物質層25,28における最外タブ26a寄りの縁部と、溶接部20の一端縁Pとの最短距離をタブ長さとする。
電極組立体12が積層方向へ膨張したとき、最外タブ26aは、溶接部20を固定端として活物質層25,28側へ引っ張られる。このとき、最外タブ26aのタブ長さの最小値として、最外タブ26aが引っ張られたときに想定される最大長さが確保できていれば、それ以上、最外タブ26aが引っ張られることがないため、最外タブ26aに破れが生じることを抑制でき、その他のタブ26の破れも抑制できる。つまり、電極組立体12が積層方向へ最大に膨張したときに最外タブ26aが突っ張った状態になれば、それ以上最外タブ26aに引っ張り力は作用しないため、最外タブ26aの破れが抑制できる。
電極組立体12が積層方向へ膨張したとき、最外タブ26aは、溶接部20を固定端として活物質層25,28側へ引っ張られる。このとき、最外タブ26aのタブ長さの最小値として、最外タブ26aが引っ張られたときに想定される最大長さが確保できていれば、それ以上、最外タブ26aが引っ張られることがないため、最外タブ26aに破れが生じることを抑制でき、その他のタブ26の破れも抑制できる。つまり、電極組立体12が積層方向へ最大に膨張したときに最外タブ26aが突っ張った状態になれば、それ以上最外タブ26aに引っ張り力は作用しないため、最外タブ26aの破れが抑制できる。
そこで、電極組立体12の膨張時の最外タブ26aの破れを抑制するため、最外タブ26aのタブ長さの最小値を以下の(2)式で表される値以上に設定した。
まず、溶接部20の一端縁Pから高さ方向に延びる平面を第3平面H3とし、上記第1平面H1と、タブ側端面12aと、第3平面H3で囲まれる最小値用直角三角形30を設定する。この最小値用直角三角形30において、底辺の長さは、(D+d)/2−aで表される。また、最小値用直角三角形30の高さはhで表される。そして、最外タブ26aが突っ張ったときの長さは、最小値用直角三角形30の斜辺、すなわち第1平面H1の長さである。したがって、最小値用直角三角形30の斜辺の長さは三平方の定理により、(2)式で表され、最外タブ26aの最小値は(2)式で表される。
一方、最外タブ26aが撓んでいれば、電極組立体12が膨張し、最外タブ26aが引っ張られても、最外タブ26aが突っ張らず、最外タブ26aの破れが生じにくい。しかし、最外タブ26aが撓み過ぎると、最外タブ26aがケース本体13の長側壁13bに接触する虞がある。そこで、撓んだ最外タブ26aがケース本体13の長側壁13bに接触しないように設定した。
最外タブ26aが長側壁13bに接触しないときの最大値は、最外タブ26aが、溶接部20から長側壁13bに向けて直線状に延び、かつ第1端面121に沿って高さ方向に延びる状態のときである。つまり、溶接部20の一端縁Pから積層方向一端に向けて延びる平面を第4平面H4とし、第4平面H4に直交し、かつ第1端面121に沿う面を第5平面H5とした場合、上記第4平面H4と、第5平面H5と、第1平面H1で囲まれる最大値用直角三角形31を設定する。
そして、最外タブ26aが長側壁13bに接触しないときのタブ長さの最大値は、最大値用直角三角形31における底辺の長さと高さの和で表され、(3)式で表される。
まず、最大値用直角三角形31の底辺の長さは、最小値用直角三角形30の底辺の長さと同じであるため、(D+d)/2−aで表される。最大値用直角三角形31の高さはhで表される。したがって、タブ長さの最大値は、底辺の長さと高さの和で表され、(3)式のように表される。
したがって、タブ長さは、最小値と最大値の範囲に設定され、以下の(4)式で表される。
上記実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)導電部材17とタブ群15との溶接部20を、電極組立体12の積層方向の中央より積層方向の一端寄りに配置した(θ1>θ2)。このため、積層方向の中央に溶接部20が位置する場合と比べて、溶接部20の位置をタブ側端面12a寄りに配置でき、タブ群15を配置するための空間の高さhを低くできる。その結果、同じ容量のケース11に収容できる電極組立体12の高さを高さ方向に大きくでき、二次電池10の容量を増大させることができる。
(1)導電部材17とタブ群15との溶接部20を、電極組立体12の積層方向の中央より積層方向の一端寄りに配置した(θ1>θ2)。このため、積層方向の中央に溶接部20が位置する場合と比べて、溶接部20の位置をタブ側端面12a寄りに配置でき、タブ群15を配置するための空間の高さhを低くできる。その結果、同じ容量のケース11に収容できる電極組立体12の高さを高さ方向に大きくでき、二次電池10の容量を増大させることができる。
(2)電極組立体12が積層方向へ膨張したとき、タブ群15の各タブ26は、溶接部20を固定端として活物質層25,28側へ引っ張られる。最外タブ26aのタブ長さの最小値を(2)式で表される値以上に設定した。このため、最外タブ26aのタブ長さとして、電極組立体12が膨張して最外タブ26aが引っ張られたときに想定される最大長さを確保でき、電極組立体12の膨脹時に最外タブ26aが引っ張られることがない。よって、電極組立体12の膨張時、最外タブ26aに破れが生じることを抑制でき、その他のタブ26の破れも抑制できる。
(3)タブ群15の最外タブ26aが撓んだとき、最外タブ26aが長側壁13bに接触しないようにタブ長さの最大値を(3)式のように設定した。このため、最外タブ26aの破れを抑制しつつ、最外タブ26aがケース本体13の長側壁13bに接触することを抑制できる。
(4)溶接部20を集箔部15aに近付けて配置した。溶接部20は、電極組立体12と導電部材17との間の通電経路の一部を形成する。電極組立体12の積層方向中央から集箔部15aに近付くほど、電極組立体12から導電部材17への通電距離が短くなり、電気的な抵抗が小さくなる。よって、溶接部20を集箔部15a寄りに近付けることで、電気的な抵抗を小さくできる。
(5)タブ群15は、積層方向一端に向けて膨らむように湾曲する形状であり、タブ長さが(4)式で示される最小値より長くなるように設定されている。このため、タブ群15を撓ませることができ、電極組立体12が積層方向へ膨張してもタブ群15を撓ませた状態に維持でき、引っ張りによって各タブ26が破れることを抑制できる。
(6)タブ群15は、積層方向一端に向けて膨らむように湾曲する形状であり、タブ長さが(4)式で示される最大値より短くなるように設定されている。このため、最外タブ26aがケース本体13に接触することをより一層抑制できる。
(7)最外タブ26aのタブ長さの最小値を(4)式で表される値以上に設定したことにより、負極の活物質として膨脹量の大きいシリコン系材料を用いても、電極組立体12の膨張時、最外タブ26aに破れが生じることを抑制できる。
実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ 最外タブ26aのタブ長さは、(4)式の範囲内で変更してもよい。例えば、最外タブ26aのタブ長さは、(4)式で示される最小値と同じにしてもよいし、(4)式で示される最大値と同じにしてもよい。
○ 最外タブ26aのタブ長さは、(4)式の範囲内で変更してもよい。例えば、最外タブ26aのタブ長さは、(4)式で示される最小値と同じにしてもよいし、(4)式で示される最大値と同じにしてもよい。
○ 延出部15bにおける溶接部20の位置は、実施形態よりも積層方向の中央寄りであってもよい。
○ タブ群15は、延出部15bよりも先端側が、電極組立体12のタブ側端面12aに向けて折り曲げられていてもよい。
○ タブ群15は、延出部15bよりも先端側が、電極組立体12のタブ側端面12aに向けて折り曲げられていてもよい。
○ 正極電極21において、正極の活物質層25は正極の金属箔24の片面に存在してもよい。同様に、負極電極22において、負極の活物質層28は負極の金属箔27の片面に存在してもよい。
○ 正極電極21は、タブ26が突出する長縁部に沿って正極の金属箔24が露出し、正極の活物質層25が存在しない未塗工部を有していてもよい。同様に、負極電極22は、タブ26が突出する長縁部に沿って負極の金属箔27が露出し、負極の活物質層28が存在しない未塗工部を有していてもよい。
○ 溶接部20を形成する方法は、レーザ溶接に限定されない。例えば、超音波溶接や抵抗溶接によって溶接部20を形成してもよい。
○ 負極の活物質層28が含有する負極活物質は、シリコン系材料以外でもよく、例えば、黒鉛であってもよい。
○ 負極の活物質層28が含有する負極活物質は、シリコン系材料以外でもよく、例えば、黒鉛であってもよい。
○ 二次電池10は、リチウムイオン二次電池でもよいし、他の二次電池であってもよい。要は、正極用の活物質と負極用の活物質との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
○ 溶接によってタブ群15と接合されるのは、電極端子18であってもよい。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(1)前記最外タブのタブ長さは、(1)式で表される最小値より長い蓄電装置。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(1)前記最外タブのタブ長さは、(1)式で表される最小値より長い蓄電装置。
(2)前記最外タブのタブ長さは、(1)式で表される最大値より短い蓄電装置。
D…厚さ、d…膨張量、h…高さ、H1…第1平面、H2…第2平面、11…ケース、12…電極組立体、12a…タブ側端面、13…ケース本体、13a…開口部、14…蓋、14a…内面、15…タブ群、15a…集箔部、15b…延出部、16…端子構造、17a…接触面、20…溶接部、21…正極電極、22…負極電極、24,27…金属箔、25,28…活物質層、26…タブ、26a…最外タブ、121…第1端面、122…第2端面。
Claims (3)
- 金属箔の少なくとも片面に活物質層を有する電極が複数積層され、かつ前記電極の一辺に沿う縁部の一部から突出した前記金属箔よりなるタブが積層されたタブ群を有する電極組立体と、
前記電極組立体を収容するケース本体、及び前記ケース本体の開口部を閉塞する蓋を有するケースと、
前記電極組立体と外部装置とを接続する端子構造と、
前記タブ群と前記端子構造とを接合する溶接部と、を備え、
前記タブ群は、前記タブが前記電極の積層方向の一端側で集箔された集箔部と、前記集箔部から前記積層方向に沿って当該積層方向の他端側に向けて延出する延出部とを有し、前記溶接部は前記延出部と前記端子構造とを溶接して形成されている蓄電装置において、
前記電極組立体における前記タブ群が突出する端面をタブ側端面とし、前記タブ側端面と前記蓋の内面とを最短距離で結ぶ直線の延びる方向と平行な方向を高さ方向とし、
前記タブ群の前記タブのうち、前記積層方向一端に位置するタブを最外タブとし、
前記端子構造において前記最外タブが接触する面を接触面とし、
前記高さ方向に沿う前記接触面と前記タブ側端面との距離をhとし、
前記積層方向に沿う前記電極組立体の厚さをDとし、
前記電極組立体が前記積層方向へ膨脹したときの膨張量をdとし、
前記電極組立体の積層方向中央と前記溶接部との前記積層方向への距離をaとし、
前記電極組立体の積層方向の一端に位置する第1端面と前記溶接部とを最短距離で結ぶ面を第1平面とし、
前記電極組立体の積層方向の他端に位置する第2端面と前記溶接部とを最短距離で結ぶ面を第2平面とし、
前記タブ側端面と前記第1平面の間の角の大きさをθ1とし、
前記タブ側端面と前記第2平面の間の角の大きさをθ2とすると、
θ1>θ2が成立し、
前記接触面に接触する前記最外タブの面での距離であり、前記活物質層と前記溶接部との最短距離をタブ長さとすると、
前記タブ長さは、以下の(1)式の範囲にあることを特徴とする蓄電装置。
- 前記溶接部は、前記積層方向に沿う前記延出部の位置のうち、前記電極組立体の積層方向中央よりも前記集箔部寄りに形成されている請求項1に記載の蓄電装置。
- 前記集箔部は、前記最外タブが前記積層方向の一端側に向けて膨らむように湾曲する形状である請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
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JP2018136815A JP2020013752A (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | 蓄電装置 |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021164594A1 (zh) * | 2020-02-21 | 2021-08-26 | 比亚迪股份有限公司 | 电池序列、电池包及车辆 |
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-
2018
- 2018-07-20 JP JP2018136815A patent/JP2020013752A/ja active Pending
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