JP2020012558A - 機械的変速機、特に、車両用変速機のためのシンクロナイザ - Google Patents
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Abstract
【課題】機械的変速機、具体的には、車両用変速機のためのシンクロナイザ。【解決手段】シンクロナイザ(10)は、ハブ(18)と、係合スリーブ(22)と、一対の係合リングギア(26a、26b)と、一対の同期リング(24a、24b)と、前記ハブ(18)と前記係合スリーブ(22)との間に介在させた予同期システムとを含み、前記予同期システムは、前記一対の同期リング(24a、24b)の間の軸方向に介在し、前記係合スリーブ(22)と前記ハブ(18)に対する軸方向の摺動動作に関して駆動的に接続され、かつ、少なくとも部分的に前記係合スリーブ(22)の内部環状溝(52)に受け入れられる単一の弾性リング(50)を含む。【選択図】図1
Description
本発明は、一般に機械的変速機、例えば、変速機のシャフトを、そのシャフトに遊びを持って取り付けられた一対の歯車うちのいずれかと選択的にねじれて接続するように設計した車両用変速機のためのシンクロナイザに関する。
より具体的には、本発明は、独立請求項1のプリアンブルに特定した予同期システムを備えたシンクロナイザに関する。上に特定したタイプのシンクロナイザは、DE1475333A1により知られている。
この知られている解決法によると、シンクロナイザは、
変速機のシャフトにねじれて接続するように配置されたハブと、
軸方向に摺動自在な、すなわちシャフトの回転軸に平行な係合スリーブと、
同期リングと歯車との間に摩擦トルクが生じることが可能なように、それぞれの歯車にそれぞれが関連し、その半径方向外側に係合スリーブの内側の歯と噛み合うように配置したそれぞれの外側の歯およびその半径方向内側にそれぞれの歯車の対応する摩擦面と係合するように配置した摩擦面(具体的には円錐面)を有している一対の同期リングと、
同期リングの間に軸方向に介在し、ハブに対する軸方向の摺動動作に関して係合スリーブと駆動的に接続し、かつ係合スリーブの内部環状溝に少なくとも部分的に受け入れられる単一の弾性リングを備えた予同期システムとを備える。
変速機のシャフトにねじれて接続するように配置されたハブと、
軸方向に摺動自在な、すなわちシャフトの回転軸に平行な係合スリーブと、
同期リングと歯車との間に摩擦トルクが生じることが可能なように、それぞれの歯車にそれぞれが関連し、その半径方向外側に係合スリーブの内側の歯と噛み合うように配置したそれぞれの外側の歯およびその半径方向内側にそれぞれの歯車の対応する摩擦面と係合するように配置した摩擦面(具体的には円錐面)を有している一対の同期リングと、
同期リングの間に軸方向に介在し、ハブに対する軸方向の摺動動作に関して係合スリーブと駆動的に接続し、かつ係合スリーブの内部環状溝に少なくとも部分的に受け入れられる単一の弾性リングを備えた予同期システムとを備える。
本発明の目的は、上に特定した従来技術に関連して、改良された機械的変速機のためのシンクロナイザを提供することである。
本目的およびその他の目的は、本発明によれば独立請求項1に記載の特徴を有する機械的変速機のためのシンクロナイザの利点によって完全に達成される。
本発明の有利な実施形態を独立請求項で特定するが、その主題は以下の説明の統合部分を形成するものと見なされる。
端的に言えば、本発明は、上述したタイプのシンクロナイザを提供するというアイデアに基づくもので、各同期リングは、それぞれの外側の歯から軸方向内側に延伸し、かつ相互に均等な角度を持って間隔が空いている複数のタブを一体的に形成し、各同期リングのタブは、係合スリーブがニュートラルな位置からいずれかの係合位置に移動した場合に、弾性リングがタブ上を軸方向に摺動することを可能にするように構成されている。そのような構成により、それぞれの同期リングと共に複数のタブが1つの部品として作製しているので、シンクロナイザの全体的な構成部品の数を低減させることができる。
ある実施形態によると、係合スリーブはその軸方向中央領域に外部環状溝を有する実質的にU字型の断面を有し、前述の外部環状溝は、制御部材が係合することで、係合スリーブを軸方向のいずれの方向にも移動させることを意図している。
他の実施形態によると、係合スリーブは実質的にT字型の断面を有し、その軸方向の中央領域、すなわち前述の内部環状溝の領域内は、より厚く(すなわち、より大きい半径寸法)なっている。
本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面を参照して、単に非限定的な例として提供される、以下の詳細な説明から、より明らかになるであろう。
第1に、図1、図1aおよび図2を参照して、本発明の実施形態による機械的変速機、具体的には車両用変速機のためのシンクロナイザを、一般に10で示す。
シンクロナイザ10は、いわゆるダブルシンクロナイザ、すなわち、変速機のシャフト12の一対の歯車14および16の間に取り付けられ、かつシャフト12に遊びを持って取り付けられるように設計され、かつシャフト12と共に回転するように、前述の歯車14および16のいずれかと選択的に接続するように配置されたシンクロナイザである。シンクロナイザ10は、シャフト12と共に回転するための歯車14または歯車16のいずれとも接続しない(図1および1aに示した)ニュートラルな位置から開始し、そのそれぞれが、シャフト12と共に回転するために前述の歯車14および16のそれぞれのうちの1つを接続する2つの係合位置のいずれか一方へと移動可能である。
また、図3を参照すると、シンクロナイザ10は基本的に、
シャフト12に、例えばスプライン連結20によりねじれて接続したハブ18と、
制御部材(図示しないが、周知のタイプ)、例えば、フォーク状制御部材の制御下で、軸方向に(すなわち、図1および2でxとして示すように、シャフト12の長手軸に平行に)摺動自在な係合スリーブ22と、
歯車14および歯車16とそれぞれ関連した一対の同期リング24aおよび24bと、
歯車14および歯車16とそれぞれ関連した一対の係合リングギア26aおよび26bと、
ハブ18と係合スリーブ22との間に介在させた予同期システムとを含む。
シャフト12に、例えばスプライン連結20によりねじれて接続したハブ18と、
制御部材(図示しないが、周知のタイプ)、例えば、フォーク状制御部材の制御下で、軸方向に(すなわち、図1および2でxとして示すように、シャフト12の長手軸に平行に)摺動自在な係合スリーブ22と、
歯車14および歯車16とそれぞれ関連した一対の同期リング24aおよび24bと、
歯車14および歯車16とそれぞれ関連した一対の係合リングギア26aおよび26bと、
ハブ18と係合スリーブ22との間に介在させた予同期システムとを含む。
ハブ18は、係合スリーブ22の内側の歯30と噛み合っている外側の歯28を備えている。ハブ18に対して係合スリーブ22を軸方向に摺動可能にするために、ハブ18の外側の歯28と係合スリーブ22の内側の歯30は両方とも円筒状の直線的な歯である。
ハブ18の外側の歯28は、相互に均等な角度を持って間隔を空けたいくつかの無歯領域32によって、具体的には、相互に120度で間隔を空けた3カ所の無歯領域32により隔離されている。
同様に、係合スリーブ22の内側の歯30も、相互に均等な角度を持って間隔が空いた対応する数の無歯領域34(図3では、そのうちの1つのみを示す)によって隔離され、具体的には、相互に120度で間隔を空けた3カ所の無歯領域34により隔離されている。
同期リング24aおよび24bは、それぞれ外側の歯を備えており、同期リング24aについては36a、また24bについては36bで示す。同期リング24aおよび24bの外側の歯36aおよび36bは、係合スリーブ22の内側の歯30と噛み合い、かつ、また円筒状の直線的な歯として作製されている。
同期リング24aおよび24bのそれぞれは、その半径方向内側にそれぞれの摩擦面、具体的には円錐面を有しており、同期リング24aについては38a、また24bについては38bで示す。しかしながら、同期リング24aおよび24bのそれぞれは、1つより多い摩擦面を有していてもよい。
さらに、各同期リング24aおよび24bは、それぞれの外側の歯36aまたは36bから軸方向内側に延伸し、かつ、相互に角度を持って均等に間隔を空いている複数のタブを一体的に形成し、それぞれ40aおよび40bとして示す。各同期リング24aおよび24bのタブ40aおよび40bの数は、ハブ18の無歯領域32、すなわち、係合スリーブ22の無歯領域34の数と等しい(ここで提案されている実施形態では、この数は3である)。各同期リング24aおよび24bは、それぞれタブ40aおよび40bと併せて、例えば、金属薄板をもとにするか、あるいは焼結のような異なるプロセスによって得ることができる。
同期リングの24aの各タブ40aは、同期リングの24bの対応するタブ40bと併せて、ハブ18の無歯領域32により部分的に、かつ、係合スリーブ22の無歯領域34により部分的に形成されたシートまたは凹部にそれぞれ係合する。
タブ40aおよび40bの軸方向内側の端部間には定められた距離(図1aにDで示した)が与えられている。
更に、各タブ40aおよび40bは、その軸方向内側の端部およびその半径外側縁部に、それぞれ傾斜面または斜面を有しており、同期リング24aについては42a、および同期リング24bについては42bで示す。
係合リングギア26aおよび26bは、例えば、スプライン連結(それぞれ44aおよび44bで示す)により、それぞれ歯車14および16と接続されている。
係合リングギア26aは、摩擦面46a、具体的には円錐面を有し、同期リング24aと係合リングギア26aとの間、従って、同期リング24aと歯車14との間で摩擦トルクが生じことができるように、同期リングの24aの摩擦面38aと協働するように構成されている。同様に、係合リングギア26bは、摩擦面46b、具体的には、円錐面を有し、同期リング24bと係合リングギア26bとの間、従って、同期リング24aと歯車16との間に摩擦トルクが生じることができるように、同期リングの24bの摩擦面38bと協働するように構成されている。同期リング24aおよび24bのそれぞれが、1つより多い摩擦面を有する場合には、それぞれの係合リングギア26aおよび26bは、対応する数の摩擦面を必然的に有するであろう。
さらに、係合リングギア26aおよび26bは、それぞれ外側の歯48aおよび48bを備えており、具体的には、それらは、直線的な円筒状の歯として作製されており、かつ係合スリーブ22の内側の歯30と噛み合うように配置されている。
予同期システムは、2つの同期リング24aおよび24bの間の軸方向に介在し、かつ、同期リングの24aおよび24bのタブ40aおよび40bの軸方向内側の端部間の前述の距離Dよりも厚さが薄い単一の弾性リング50を含んでいる。
シンクロナイザ10がニュートラルな位置にある場合には、係合スリーブ22の内部環状溝52が部分的に(図1aに示す)、また、ハブ18の外部環状溝54(図3 に示す)が部分的に弾性リング50を受け入れる。
内部環状溝52は、内側の歯30内に形成され、かつ、好ましくは、前述の歯の高さと実質的に等しい深さを有している。更に、内部環状溝52は、シンクロナイザの10の係合位置にある前述のリングをその内部に完全に受け入れることができるように、前述の弾性リング50の厚さ(半径)以上の深さを有している(図2に示す)。
図1から3の実施形態では、係合スリーブ22は薄い中間部分22'(図1aに示す)および中間部分22'の反対側の軸方向端部から半径方向外側に延伸する一対の肩22"とを有する実質的にU字型の断面を有している。この結果、2つの肩22"の間にシート56が画定され、使用時に制御部材が係合して、スリーブ22のいずれの方向の軸方向の動きを制御する。内部環状溝52は係合スリーブ22の中間部分22'、好ましくは、前述した部分の中央に形成される。
外部環状溝54は、シンクロナイザ10がニュートラルな位置から係合位置のいずれかへと移動した場合に、弾性リング50を前述の溝から分離し、かつ、ハブ18に対して軸方向のいずれの方向に移動できるような方法で、ハブ18の外側の歯28内に形成され、かつ、前述の歯の高さより深さがかなり浅い。従って、弾性リング50が部分的に外部環状溝54に受け入れられるニュートラルな位置においては、そこに弾性リング50と内部環状溝52の間に特定の半径方向の遊びが存在しており、半径方向の遊びにより、シンクロナイザ10がいずれかの係合位置へと移動した場合に、弾性リング50が弾性的に拡大することが可能となる。
ここで、図1および図2を参照し、係合スリーブ22が、2つの係合リングギア26aおよび26bから実質的に等距離にある図1のニュートラルな位置、すなわち、ハブ18に対して実質的に中央の位置から開始し、シンクロナイザの10の操作について説明する。この位置では、内部環状溝52および外部環状溝54は実質的に、相互に位置合わせされ、弾性リング50を受容する環状間隙を相互に画定する。さらに、本位置では、係合スリーブ22の内側の歯30は、係合リングギア26aの外側の歯48a、または、係合リングギア26bの外側の歯48bのいずれとも噛み合わない。
シンクロナイザ10は、シャフト12と共に回転させるために歯車14と接続する必要が有ると仮定すると(しかし、シンクロナイザ10が、シャフト12に他の歯車16の回転を接続する必要が有る場合には、同様の推論が適用される)、係合スリーブ22は、関連する制御部材の制御下で係合リングギア26aに向かって軸方向に移動するであろう。弾性リング50は、係合スリーブ22の内部環状溝52に受け入れられるように、軸方向の摺動動作に関して係合スリーブ22と駆動的に接続されているので、弾性リング50は同期リング24aに対し、すなわち、前述のリングのタブ40aの軸方向内側の端部に対して付勢されるであろう。
従って、同期リングの24aの摩擦面38aを、係合リングギア26aの対応する摩擦面46aに接触させて、予同期トルクを生じさせることにより、同期リング24aを係合スリーブ22と同調させることができる。同期リング24aおよび係合リングギア26aの摩擦面38aおよび46aの間で係合することにより、同期リング24aは、同期リング24aの外側の歯36aにより係合スリーブ22が係合リングギア26aに向かってさらに軸方向にずれることを防止するような角度で係合スリーブ22に対して回転する。
ひとたび、(すなわち、ハブ18および係合スリーブ22の)同期リング24aおよび係合リングギア26aの角速度が互いに等しくなった場合、すなわち、同期リング24aと係合リングギア26aが同期した場合には、係合スリーブ22は、係合リングギア26aに向かって軸方向にさらに移動させられ、その内側の歯30が係合リングギア26aの外側の歯48aと噛み合うようにしてもよい。係合スリーブ22のこのさらなる軸方向の移動により、弾性リング50は、複数のタブ40aの斜面42a上、次に前述の複数のタブの外径上で移動することにより、係合スリーブ22が係合プロセスを完了することを可能にする。
本発明によるシンクロナイザの他の実施形態を図4で示し、図1から3のものと同一または対応する部分および要素は同一の参照数字を付与している。
このさらなる実施形態は、前述したものと係合スリーブ22の形状のみが実質的に異なり、本件においては、係合スリーブ22は内部環状溝52の領域においてより厚く(すなわち、より大きい半径寸法)、実質的にT字型の断面を有している。これにより、前述した実施形態と比較して、明確に係合スリーブ22の強度をより高くすることができる。
当然ながら、本発明の原理が変わらない限り、添付の請求項で規定した本発明の範囲を逸脱することなく、実施形態および構造上の詳細は、単に非限定的な例として説明かつ示したものから大きく変化していてもよい。
Claims (6)
- 機械的な変速機のためのシンクロナイザであって、前記シンクロナイザは、前記変速機のシャフトに、前記シャフトに遊びを持って取り付けられた一対の歯車の間に取り付けられるように配置され、前記一対の歯車のいずれかを選択的に接続することで前記シャフトと共に回転し、
前記シャフトに対しねじれて接続するように配置され、かつ外側の歯を備えたハブと、
前記ハブの前記外側の歯と噛み合っている内側の歯を備え、かつ、ニュートラルな位置と前記ニュートラルな位置の反対側にある一対の係合位置との間に、前記ハブに対して前記シャフトの長手軸の方向に摺動自在に取り付けられている係合スリーブと、
前記ハブのそれぞれの側面に各々配置され、かつ、それぞれの歯車にねじれて接続されるそれぞれの接続手段を有する一対の係合リングギアであって、各係合リングギアが、半径方向外側に面した少なくとも1つの摩擦面および、前記係合スリーブが前記一対の係合位置のいずれかにある場合に、前記係合スリーブの前記内側の歯と噛み合わさる外側の歯を有する一対の係合リングギアと、
前記ハブのそれぞれの側面に各々配置されてそれぞれの係合リングギアと協働する一対の同期リングであって、各同期リングは、関連する前記係合リングギアのそれぞれの前記摩擦面と協働して、前記一対の同期リングとそれぞれの前記係合リングギアとの間に摩擦トルクを生じさせるように配置される、半径方向内側に面する少なくとも1つの摩擦面と前記係合スリーブの前記内側の歯と噛み合う外側の歯とを含む、一対の同期リングと、
前記ハブと前記係合スリーブとの間に介在させた予同期システムであって、前記予同期システムは、前記一対の同期リングの間に軸方向に介在し、前記ハブに対する軸方向の摺動動作に関して駆動的に前記係合スリーブと接続され、かつ、少なくとも部分的に前記係合スリーブの内部環状溝に受け入れられる単一の弾性リングを含む、予同期システムとを備え、
各同期リングは、一体的に複数のタブを形成し、それぞれの前記外側の歯から軸方向内側に延伸し、かつ、相互に均等な角度を持って間隔が空いており、各同期リングの前記複数のタブは、前記係合スリーブが前記ニュートラルな位置から前記一対の係合位置のいずれかに移動した場合に、前記単一の弾性リングが前記複数のタブ上を軸方向に摺動することを可能にするように構成される、
シンクロナイザ。 - 前記内部環状溝は、前記係合スリーブの前記内側の歯に設けられる、
請求項1に記載のシンクロナイザ。 - 前記内部環状溝は、前記係合スリーブの前記内側の歯の高さと実質的に等しい深さを有する、
請求項1または請求項2に記載のシンクロナイザ。 - 前記内部環状溝は、前記単一の弾性リングの前記半径方向の厚さ以上の深さを有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載のシンクロナイザ。 - 前記ハブは、前記シンクロナイザの前記ニュートラルな位置において、前記単一の弾性リングが受け入れられる環状シートを画定するように前記内部環状溝に位置合わせされている、外部環状溝を有する、
請求項1から4のいずれか一項に記載のシンクロナイザ。 - 機械的な変速機であって、シャフトと、前記シャフトに遊びを持って取り付けられた一対の歯車と、前記シャフトと共に回転するように前記一対の歯車のいずれかを選択的に接続するために、前記一対の歯車の間で前記シャフトに取り付けられた請求項1から5のいずれか一項に記載のシンクロナイザとを含む機械的な変速機。
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