JP2020011782A - 吊り具 - Google Patents

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藤井 賢二
Kenji Fujii
賢二 藤井
廉士 村上
Yasushi Murakami
廉士 村上
勝孝 安田
Katsutaka Yasuda
勝孝 安田
晃弘 阪本
Akihiro Sakamoto
晃弘 阪本
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Abstract

【課題】作業者の経験や習熟度に左右されることなく、変圧器など重量のある吊り上げ対象物の玉掛けを容易、確実、かつ安全に行うことができる吊り具を提供する。【解決手段】この吊り具100は、第1把持部110と、吊り部170と、により構成される。第1把持部110は、一対の第1アーム120と第2アーム130とにより構成される。第1アーム120の一端部121と第2アーム130の一端部131との間140が開閉自在となるように、第1アーム120の他端部122と第2アーム130の他端部132とが連結部150で連結される。第1アーム120の一端部121と第2アーム130の一端部131との間140を閉じることによって形成される第1把持部110の内周面で吊り上げ対象物を挟み込んでそれを把持する。また、一端部121と一端部131とを固定する固定部160が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、吊り上げ対象物を吊り上げるための吊り具に関し、たとえば重量のある変圧器を電柱上部に取り付ける作業を行う際に用いられる吊り具に関する。
一般に、クレーンやデリックなどを用いて対象物の吊り上げを行う場合、玉掛けと呼ばれる作業が行われる。玉掛けとは、クレーンやデリックなどのフックで対象物を吊る際に、ワイヤー、ロープ、チェーンなどを対象物に取り付ける作業のことである。今日まで、この玉掛けを行うための種々の技術が提案されている(たとえば、特許文献1〜4を参照。)。
特許文献1には、水平かつ平行に離間した同一直径の一対のドラムの回転軸に、直径および歯数が同一の従動ギヤを離間して固定し、これらの従動ギヤに回転軸と平行でかつ入力軸から伝達された外力によって回転する駆動軸に固定された駆動ギヤを合わせ、駆動軸と入力軸との間に、セルフロック機能を有するウォームギヤ伝動機構を設けた重量物吊下器に関する技術が開示されている。
また、特許文献2には、両端に小輪部を備えた複数のスリングロープ構成部材のうち隣り合う2つのスリングロープ構成部材どうしを小輪部において鎖状に連結したスリングロープに関する技術が開示されている。
また、特許文献3には、回転軸が水平面内において互いに略直交するような向きで上下に並ぶように配置された2個の滑車と、各滑車に掛けられて両端が吊上げ対象物に接続されるロープと、を備えた吊り具に関する技術が開示されている。
また、特許文献4には、変圧器を吊り上げるスリングベルトの両端側の輪状部に引っ掛けて係合させるフック部材と、このフック部材を両端側に配設されて間隔が拡開しないように牽引する伸縮材料よりなるベルト部材と、を備えた吊上補助具に関する技術が開示されている。
特開2013−67498号公報 特開2009−1360号公報 特開2007−331866号公報 特開2007−276975号公報
図13は、従来の玉掛けを説明するための図である。特許文献1〜3に開示されている技術は、図13(a)に示すように、いずれも、吊り上げ用のボルトを螺合させる部材などが形成されている変圧器500の突起部分501にスリングロープ1310を引っ掛ける構成であるため、吊り上げた際に、変圧器500が傾いたり、突起部分501からスリングロープ510が外れたりするなどの不具合が生じ、作業に支障をきたすおそれがある。
これを防止するためには、図13(b)に示すように、針金やバインド線を用いた外れ止め1320を施すことが必要になるため、作業が繁雑になるという問題がある。また、これらの作業は、作業員が直接スリングロープ1310などを操作する必要があり、安全、確実に変圧器500などの対象物の吊り上げ作業を行うためには、作業者の経験や習熟度が必要とされる。
特許文献4に開示されている技術は、針金やバインド線を用いる場合よりも容易に外れ止めを施すことが可能であるが、変圧器にスリングを掛ける作業の他に、吊り上げ補助具を取り付ける作業を行わなくてはならないため、作業がさらに繁雑になるという問題がある。また、これらの作業にも、作業者の経験や習熟度が必要とされる。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、作業者の経験や習熟度に左右されることなく、変圧器など重量のある吊り上げ対象物の玉掛けを容易、確実、かつ安全に行うことができる吊り具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる吊り具は、クレーンフックに吊り上げ対象物を玉掛けする際に用いる吊り具であって、前記吊り上げ対象物を把持する第1把持部と、前記第1把持部を前記クレーンフックに吊り下げる吊り部と、を備え、前記第1把持部は、一対の第1アームと第2アームとを有し、前記第1アームの一端部と前記第2アームの一端部との間が開閉自在になるように前記第1アームの他端部と前記第2アームの他端部とが連結され、前記第1アームの一端部と前記第2アームの一端部との間を閉じることによって形成される前記第1把持部の内周面で前記吊り上げ対象物を挟み込んで前記吊り上げ対象物を把持し、前記第1アームの一端部と前記第2アームの一端部とを固定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、作業者の経験や習熟度に左右されることなく、変圧器など重量のある吊り上げ対象物の玉掛けを容易、確実、かつ安全に行うことができる。
また、本発明にかかる吊り具は、上記発明において、前記吊り部は等しい長さの2本のワイヤーロープからなり、前記2本のワイヤーロープの端部はそれぞれ前記第1把持部の上面における同一円周上に等間隔で設けられた取付部に固定され、前記クレーンフックに前記2本のワイヤーロープを掛けた際、前記ワイヤーロープを介した前記クレーンフックから前記取付部までの距離がいずれも等しく、前記クレーンフックと前記第1把持部の内周面中心とを結ぶ線分が前記第1把持部の上面を延長した面に対して垂直に交わるようにした、ことを特徴とする。
本発明によれば、常に前記第1把持部を水平な状態に保つことが容易になり、吊り上げ対象物が傾くことを防止することができる。
また、本発明にかかる吊り具は、上記発明において、前記第1アームの一端部と前記第2アームの一端部との間を閉じることによって形成される前記第1把持部の内周面が略円弧状になっている、ことを特徴とする。
本発明によれば、変圧器など胴部が円柱形状である吊り上げ対象物の玉掛けをより容易、確実、かつ安全に行うことができる。
また、本発明にかかる吊り具は、上記発明において、前記第1アームの一端部と前記第2アームの一端部との間を閉じることによって形成される前記第1把持部の内周面が楕円弧状になっており、前記内周面には前記吊り上げ対象物に押し当てる押圧部材が設けられている、ことを特徴とする。
本発明によれば、吊り上げ対象物の胴部が円柱形状とは異なる形状であっても、かかる吊り上げ対象物の玉掛けを容易、確実、かつ安全に行うことができる。
また、本発明にかかる吊り具は、上記発明において、前記吊り上げ対象物を把持する、前記第1把持部と同形状に構成された第2把持部をさらに有し、前記第2把持部は、前記第1把持部に対して平行かつ真下の位置に配置され、前記第1把持部と連動した開閉動作が可能なように、複数の支柱によって前記第1把持部と連結されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、2つの把持部で吊り上げ対象物を把持することが可能になるため、作業者の経験や習熟度に左右されることなく、吊り上げ対象物の玉掛けをより容易、確実、かつ安全に行うことができる。
本発明にかかる吊り具によれば、作業者の経験や習熟度に左右されることなく、変圧器など重量のある吊り上げ対象物の玉掛けを容易、確実、かつ安全に行うことができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる吊り具の構成を示す斜視図である。 第1把持部110の連結部150の構成を説明するための部分拡大図である。 第1把持部110の固定部160の構成を説明するための部分拡大図である。 第1把持部110を上方から見た図である。 実施の形態1にかかる吊り具の使用例を示す図である。 実施の形態2にかかる吊り具の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態2にかかる吊り具の使用例を示す図である。 実施の形態3にかかる吊り具の構成を示す斜視図である。 第1把持部810の連結部850の構成を説明するための部分拡大図である。 第1把持部810の固定部860の構成を説明するための部分拡大図である。 第1把持部810を上方から見た図である。 実施の形態4にかかる吊り具の概略構成を示す斜視図である。 従来の玉掛けを説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明にかかる吊り具の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる吊り具の構成を示す斜視図である。図1に示すように、この吊り具100は、第1把持部110と、吊り部170と、により構成される。
第1把持部110は、一対の第1アーム120と第2アーム130とにより構成される。第1アーム120、第2アーム130は、いずれも半円弧状に形成されており、第1アーム120の一端部121と第2アーム130の一端部131との間140が開閉自在となるように、第1アーム120の他端部122と第2アーム130の他端部132とが連結部150で連結されている。
この吊り具100では、第1アーム120の一端部121と第2アーム130の一端部131との間140を閉じることによって形成される第1把持部110の内周面で吊り上げ対象物を挟み込んで当該吊り上げ対象物を把持する。また、吊り上げ対象物を外れないように把持するため、第1アーム120の一端部121と第2アーム130の一端部131とを固定する固定部160が設けられている(詳細は後述)。
さらに、第1把持部110の上面(第1アーム120および第2アーム130のそれぞれ上面)には、後述するワイヤーロープを取り付けるための取付部123,133がそれぞれ2か所ずつ設けられている。取付部123,133は、第1把持部110の上面における同一円周上に、等間隔で設けられている。
吊り部170は、クレーンフック190に吊り具100を連結させるためのものであり、2本のワイヤーロープ180からなる。2本のワイヤーロープ180は、いずれも同じ長さであり、一方のワイヤーロープ180の端部はそれぞれ第1アーム120の取付部123に固定され、他方のワイヤーロープ180の端部はそれぞれ第2アーム130の取付部133に固定される。
2本のワイヤーロープ180をクレーンフック190に掛けることで、吊り具100で吊り上げ対象物を吊り上げ可能な状態になる。前述のように、取付部123,133が第1把持部110の上面における同一円周上に等間隔で設けられており、かつ2本のワイヤーロープ180の長さが等しい。このため、吊り具100がクレーンフック190に連結された際に、ワイヤーロープ180を介したクレーンフック190から取付部123,133までの距離が等しくなって、クレーンフック190と第1把持部110の内周面中心とを結ぶ線分が第1把持部110の上面を延長した面に対して垂直に交わるようになる。この結果、常に第1把持部110を水平な状態に保つことが容易になり、吊り上げ対象物が傾くことを防止することができる。
なお、吊り部170は、等しい長さの4本のワイヤーロープ180と、略『0』字状のOリング(不図示)と、により構成してもよい。この場合は、4本のワイヤーロープ180の一端をそれぞれ取付部123,133に固定し、4本のワイヤーロープ180の他端をそれぞれOリングに固定する。このようにしても、常に第1把持部110を水平な状態に保つことが容易になる。Oリングを用いる場合、当該Oリングの内径や長手方向の長さは、使用するクレーンフックの寸法等に対応するように決定される。
図2は、第1把持部110の連結部150の構成を説明するための部分拡大図である。図2は図1に示した第1把持部110を紙面奥から手前の方向に見た状態を示し、同図(a)は連結部150の構成を示す斜視図、同図(b)は連結部150の構成を説明するための分解図である。以下、図2に基づき、連結部150の構成を説明する。
第1アーム120の他端部122には、第1アーム120の上下面に対して平行になるように滑らかな段面201a,201bが設けられ、さらに段面201a,201bを上下方向に貫く孔201cが形成されている。一方、第2アーム130の他端部132には、段面201a,201bを他端部132の中央部に嵌合可能な切欠部202を形成するための、突起部202a,202bが設けられている。切欠部202の段面201a,201bに相対する面は、段面201a,201bに対して摺動可能なように滑らかに形成されている。また、それぞれ突起部202a,202bにおいて、切欠部202に段面201a,201bを嵌合した状態で孔201cに対応する位置に、孔202c,202dが形成されている。
そして、切欠部202に段面201a,201bを嵌合させて孔202c,201c、202dに回動軸203を貫入することで、第1アーム120の一端部121と第2アーム130の一端部131との間140が開閉自在となるように、回動軸203を中心として第1アーム120と第2アーム130とが回動可能に連結される。また、このとき第1アーム120の上面および第2アーム130の上面の高さが一致するように連結される。
図3は、第1把持部110の固定部160の構成を説明するための部分拡大図である。図3は図1に示した第1把持部110を紙面手前から奥の方向に見た状態を示している。以下、図3に基づき、固定部160の構成を説明する。
第2アーム130の一端部131には、第2アーム130の上下面に対して平行になるように段面301a,301bが設けられ、さらに段面301a,301bを上下方向に貫く孔301cが形成されている。一方、第1アーム120の一端部121には、段面301a,301bを一端部121の中央部に嵌合可能な切欠部302を形成するための、突起部302a,302bが設けられている。また、それぞれ突起部302a,302bにおいて、切欠部302に段面301a,301bを嵌合した状態で孔301cに対応する位置に、孔302c,302dが形成されている。
そして、切欠部302に段面301a,301bを嵌合させて孔302c,301c、302dに対して孔302c側からボルト303aを貫入し、孔302d側でボルト303aの先端をナット303bで固定することで、第1アーム120の一端部121と第2アーム130の一端部131との固定が完了する。なお、固定時においても、第1アーム120の上面および第2アーム130の上面の高さがずれることなく一致する。
図4は、第1把持部110を上方から見た図である。図4に基づき、第1把持部110の内周側(吊り上げ対象物を把持する部分)の構成を説明する。図4に示すように、第1アーム120の一端部121と第2アーム130の一端部131とが固定された状態で、第1アーム120の内周面401と第2アーム130の内周面402とによって形成される第1把持部110の内周面は、略円弧状になる。
実施の形態1にかかる吊り具100では、第1把持部110の内周面が略円弧状、すなわち変圧器など特に胴部が円柱形状になっている吊り上げ対象物の胴部外周面に沿う形状になっている。このため、他の補助部材を用いることなく、第1把持部110の内周面で吊り上げ対象物の胴部外周面を挟み、固定部160で第1アーム120の一端部121と第2アーム130の一端部131とを固定するといった第1把持部110の操作のみで、容易に吊り上げ対象物を第1把持部110にしっかりと固定し、把持することができるようになる。
このため、吊り上げ対象物が第1把持部110から外れたり第1把持部110に対して傾いたりすることなく、安定した把持が可能となる。なお、第1把持部110の内周面における、吊り上げ対象物の胴部外周面に当接する部分にゴム材質などから形成されるストッパ部材を設ければ、吊り上げ対象物を第1把持部110により強く固定することができる。また、第1把持部110の内径は、吊り上げ対象物の寸法等に対応するように決定されるものである。
図5は、実施の形態1にかかる吊り具の使用例を示す図である。図5では、円柱形状の胴部を有するとともに、吊り上げ用のボルトを螺合させる部材などを有する突起部分501が形成された一般的な変圧器500を実施の形態1にかかる吊り具100を用いて吊り上げる様子を示したものである。
実施の形態1にかかる吊り具100において、2本のワイヤーロープ180をクレーンフック190にかけた状態で、変圧器500における突起部分501の直下の胴部外周面を第1把持部110の内周面で挟み、固定部160における固定処理を行うだけで、変圧器500が第1把持部110に固定される。加えて、突起部分501の下部が第1把持部110の上面に当接されて支えられることにもなるため、変圧器500が第1把持部110から外れたり第1把持部110に対して傾いたりすることを防ぎ、安定した変圧器500の把持が可能になる。
さらに、前述のように、吊り部170により常に第1把持部110を水平な状態に保つことができるため、変圧器500の吊り上げ作業全体を通して変圧器500を水平に保つことができる。
以上説明したように、実施の形態1にかかる吊り具100によれば、作業者の経験や熟練度に左右されることなく、変圧器500を安定して吊り上げることができる。特に、実施の形態1にかかる吊り具100によれば、前述のような変圧器500に対して第1把持部110の操作を行うといった簡易な作業だけで、変圧器500の突起部分501にスリングロープを掛けたうえにさらに外れ止めを行うといった従来のような煩雑な作業を行うことと同等以上の効果が得られるため、作業効率の向上を図ることができる。
さらに、実施の形態1にかかる吊り具100で変圧器500を吊り上げた場合、第1把持部110より下側の変圧器500の胴部周囲は何も覆われていない状態になる。よって、吊り具100で変圧器500を吊り上げた後であっても、第1把持部110より下側の変圧器500の胴部周囲に対する処理・作業を何の障害もなく行うことができる。
(実施の形態2)
図6は、実施の形態2にかかる吊り具の概略構成を示す斜視図である。本実施の形態は、実施の形態1の変形例である。よって、本実施の形態では、実施の形態1と同様な部材には同一の符号を付すとともに、それらについての詳細な説明は省略する。図6に示すように、実施の形態2にかかる吊り具600は、第1把持部110と、第2把持部610と、吊り部170と、を有し、第1把持部110と第2把持部610とは、複数の支柱620によって連結されている。
すなわち、実施の形態2にかかる吊り具600では、実施の形態1に示した吊り具100に対して、第1把持部110と同形状に構成され同じ機能を有する第2把持部610を、さらに第1把持部110に対して平行かつ真下の位置に配置する。そして、第2把持部610を第1把持部110と連動した開閉動作を可能にするために、複数の支柱620によって第1把持部110と第2把持部610とを連結する。
図7は、実施の形態2にかかる吊り具の使用例を示す図である。図7においても、円柱形状の胴部を有するとともに、吊り上げ用のボルトを螺合させる部材などを有する突起部分501が形成された一般的な変圧器500を実施の形態2にかかる吊り具600を用いて吊り上げる様子を示したものである。
実施の形態2にかかる吊り具200において、2本のワイヤーロープ180をクレーンフック190にかけた状態で、変圧器500における突起部分501の直下の胴部外周部を第1把持部110の内周面で挟み、固定部160における固定処理を行って、変圧器500を第1把持部110に固定する。同様に、第1把持部110よりも下方位置の変圧器500の胴部外周部を第2把持部610の内周面で挟み、固定部160における固定処理を行って、変圧器500を第2把持部610に固定する。このように、吊り具600は、同じ機能を備えた第1把持部110と第2把持部610で変圧器500の胴部の上方部および下方部をしっかりと固定することになるため、実施の形態1の吊り具100よりも変圧器500の強固な把持が可能になる。
なお、この吊り具600においても、実施の形態1と同様に、突起部分501の下部が第1把持部110の上面に当接されて支えられることになるため、変圧器500が第1把持部110から外れたり第1把持部110に対して傾いたりすることを防ぎ、安定した変圧器500の把持が可能である。
以上説明したように、実施の形態2にかかる吊り具600では、第2把持部610の処理を行うことが必要になる分、実施の形態1の吊り具100よりも作業量は増すが、それでも従来の玉掛けよりは少ない作業量で従来方法と同等以上の効果は得られる。
さらに、実施の形態2にかかる吊り具600で変圧器500を吊り上げた場合、第2把持部610がある分、実施の形態1の吊り具100を用いた場合よりも変圧器500の胴部周囲の空き空間は狭まるが、第2把持部610や支柱620で覆われる空間はさほど広くはないため、変圧器500の胴部周囲に対する処理・作業が妨げられるおそれは少ない。
(実施の形態3)
図8は、実施の形態3にかかる吊り具の構成を示す斜視図である。図8に示すように、この吊り具800は、第1把持部810と、吊り部870と、により構成される。
第1把持部810は、一対の第1アーム820と第2アーム830とにより構成される。第1アーム820、第2アーム830は、いずれも半楕円弧状に形成されており,第1アーム820の一端部821と第2アーム830の一端部831との間840が開閉自在となるように、第1アーム820の他端部822と第2アーム830の他端部832とが連結部850で連結されている。
この吊り具800では、第1アーム820の内周面827には複数の押圧部材827aが、第2アーム830の内周面838には複数の押圧部材838aが設けられている。このため、第1アーム820の一端部821と第2アーム830の一端部831との間840を閉じることによって、押圧部材827a,838aが吊り上げ対象物の胴部外周面に押し当てられ、当該吊り上げ対象物を把持する。また、吊り上げ対象物を外れないように把持するため、第1アーム820の一端部821と第2アーム830の一端部831とを固定する固定部860が設けられている(詳細は後述)。
さらに、第1把持部810の上面(第1アーム820および第2アーム830のそれぞれ上面)には、後述するワイヤーロープを取り付けるための取付部823,833がそれぞれ2か所ずつ設けられている。取付部823,833は、第1把持部810の上面における同一楕円周上に、等間隔で設けられている。
吊り部870は、クレーンフック190に吊り具800を連結させるためのもので、2本のワイヤーロープ880からなる。2本のワイヤーロープ880は、いずれも同じ長さであり、一方のワイヤーロープ880の端部はそれぞれ第1アーム820の取付部823に固定され、他方のワイヤーロープ880の端部はそれぞれ第2アーム830の取付部833に固定される。
2本のワイヤーロープ880をクレーンフック190に掛けることで、吊り具800で吊り上げ対象物を吊り上げ可能な状態になる。前述のように、取付部823,833が第1把持部810の上面における同一楕円周上に等間隔で設けられており、かつ2本のワイヤーロープ880の長さが等しい。このため、吊り具800がクレーンフック190に連結された際に、ワイヤーロープ880を介したクレーンフック190から取付部823,833までの距離が等しくなって、クレーンフック190と第1把持部810の内周面中心とを結ぶ線分が第1把持部810の上面を延長した面に対して垂直に交わるようになる。この結果、常に第1把持部810を水平な状態に保つことが容易になり、吊り上げ対象物が傾くことを防止することができる。
なお、吊り部870は、等しい長さの4本のワイヤーロープ880と、略『0』字状のOリング(不図示)と、により構成してもよい。この場合は、4本のワイヤーロープ880の一端をそれぞれ取付部823,833に固定し、4本のワイヤーロープ880の他端をそれぞれOリングに固定する。このようにしても、常に第1把持部810を水平な状態に保つことが容易になる。Oリングを用いる場合、当該Oリングの内径や長手方向の長さは、使用するクレーンフックの寸法等に対応するように決定される。
図9は、第1把持部810の連結部850の構成を説明するための部分拡大図である。図9は図8に示した第1把持部810を紙面奥から手前の方向に見た状態を示し、同図(a)は連結部850の構成を示す斜視図、同図(b)は連結部850の構成を説明するための分解図である。以下、図9に基づき、連結部850の構成を説明する。
第1アーム820の他端部822には、第1アーム820の上下面に対して平行になるように滑らかな段面901a,901bが設けられ、さらに段面901a,901bを上下方向に貫く孔901cが形成されている。一方、第2アーム830の他端部832には、段面901a,901bを他端部832の中央部に嵌合可能な切欠部902を形成するための、突起部902a,902bが設けられている。切欠部902の段面901a,901bに相対する面は、段面901a,901bに対して摺動可能なように滑らかに形成されている。また、それぞれ突起部902a,902bにおいて、切欠部902に段面901a,901bを嵌合した状態で孔901cに対応する位置に、孔902c,902dが形成されている。
そして、切欠部902に段面901a,901bを嵌合させて孔902c,901c、902dに回動軸903を貫入することで、第1アーム820の一端部821と第2アーム830の一端部831との間840が開閉自在となるように、回動軸903を中心として第1アーム820と第2アーム830とが回動可能に連結される。また、このとき第1アーム820の上面および第2アーム830の上面の高さが一致するように連結される。
図10は、第1把持部810の固定部860の構成を説明するための部分拡大図である。図10は図8に示した第1把持部810を紙面手前から奥の方向に見た状態を示している。以下、図10に基づき、固定部860の構成を説明する。
第2アーム830の一端部831には、第2アーム830の上下面に対して平行になるように段面1001a,1001bが設けられ、さらに段面1001a,1001bを上下方向に貫く孔1001cが形成されている。一方、第1アーム820の一端部821には、段面1001a,1001bを一端部821の中央部に嵌合可能な切欠部1002を形成するための、突起部1002a,1002bが設けられている。また、それぞれ突起部1002a,1002bにおいて、切欠部1002に段面1001a,1001bを嵌合した状態で孔1001cに対応する位置に、孔1002c,1002dが形成されている。
そして、切欠部1002に段面1001a,1001bを嵌合させて孔1002c,1001c、1002dに対して孔1002c側からボルト1003aを貫入し、孔1002d側でボルト1003aの先端をナット1003bで固定することで、第1アーム820の一端部821と第2アーム830の一端部831との固定が完了する。なお、固定時においても、第1アーム820の上面および第2アーム830の上面の高さがずれることなく一致する。
図11は、第1把持部810を上方から見た図である。図11に基づき、第1把持部810の内周側(吊り上げ対象物を把持する部分)の構成を説明する。図11に示すように、第1アーム820の一端部821と第2アーム830の一端部831とが固定された状態で、第1アーム820の内周面827と第2アーム830の内周面838とによって形成される第1把持部810の内周面は、楕円弧状になっている。さらに、第1アーム820の内周面827には複数の押圧部材827aが、第2アーム830の内周面838には複数の押圧部材838aが設けられている。押圧部材827a,838aは、吊り上げ対象物の胴部外周面に押し当てられ、第1把持部810による吊り上げ対象物の把持を補助するものである。押圧部材827a,838aは、弾性のある材質で形成されることが好ましく、たとえばゴム材質で形成するとよい。また、第1把持部810の内径や長手方向の長さは、吊り上げ対象物の寸法等に対応するように決定されるものである。
実施の形態3にかかる吊り具800では、第1把持部810の内周面が略楕円弧状になっているため、胴部が円柱形状になっている吊り上げ対象物に限らず他の形状の吊り上げ対象物にも対応できる。すなわち、固定部860で第1アーム820の一端部821と第2アーム830の一端部831とを固定するといった第1把持部810の操作のみで、円柱形状ではない胴部を有する吊り上げ対象物であっても、当該吊り上げ対象物の胴部外周面を把持部810の内周面に設けられた押圧部材827a,838aで押圧して挟み、容易に吊り上げ対象物を第1把持部810に固定することができ、安定した吊り上げ対象物の把持が可能になる。
さらに、前述のように、吊り部870により常に第1把持部810を水平な状態に保つことができるため、作業全体を通して吊り上げ対象物を水平に保つことができる。
実施の形態3にかかる吊り具800によれば、2本のワイヤーロープ880をクレーンフック190にかけた状態で、固定部860における固定処理を行うだけで、吊り上げ対象物の把持処理が終了する。しかも、円柱形状ではない胴部を有する吊り上げ対象物に対しても、従来のような吊り上げ対象物に対してスリングロープを掛けたうえにさらに外れ止めを行うといった煩雑な作業ではなく、実施の形態1の吊り具100と同様な単純な操作で対応することが可能である。
また、図5に示した変圧器500のように突起部分501がある吊り上げ対象物であっても、突起部分501の下部が第1把持部810の上面に当接されて支えられることになるため、吊り上げ対象物が第1把持部810から外れたり第1把持部810に対して傾いたりすることを防ぎ、安定した作業が可能になる。
また、実施の形態3にかかる吊り具800においても、実施の形態1に示した吊り具100と同様、第1把持部810より下側の吊り上げ対象物の胴部周囲は何も覆われていない状態になる。よって、吊り具800で吊り上げ対象物を吊り上げた後であっても、第1把持部810より下側の吊り上げ対象物の胴部周囲に対する処理・作業を何の障害もなく行うことができる。
以上説明したように、実施の形態3にかかる吊り具800によれば、胴部が円柱形状になっている吊り上げ対象物は云うに及ばず、円柱形状ではない胴部を有する吊り上げ対象物に対しても、作業者の経験や熟練度に左右されることなく、単純な作業で、吊り上げ対象物を安定して吊り上げることができるため、より有益である。
(実施の形態4)
図12は、実施の形態4にかかる吊り具の概略構成を示す斜視図である。本実施の形態は、実施の形態3の変形例である。よって、本実施の形態では、実施の形態3と同様な部材には同一の符号を付すとともに、それらについての詳細な説明は省略する。図12に示すように、実施の形態4にかかる吊り具1200は、第1把持部810と、第2把持部1210と、吊り部870と、を有し、第1把持部810と第2把持部1210とは、複数の支柱1220によって連結されている。
すなわち、実施の形態4にかかる吊り具1200では、実施の形態3に示した吊り具800に対して、第1把持部810と同形状に構成され同じ機能を有する第2把持部1210を、第1把持部810に対して平行かつ真下の位置に配置する。そして、第2把持部1210を第1把持部810と連動した開閉動作を可能にするために、複数の支柱1220によって第1把持部810と第2把持部1210とを連結する。
実施の形態4にかかる吊り具1200によれば、2本のワイヤーロープ180をクレーンフック190にかけた状態で、吊り上げ対象物の上方胴部外周面を第1把持部810の内周面に設けられた押圧部材827a,838aで押圧して挟み、固定部860における固定処理を行って、吊り上げ対象物を第1把持部810に固定する。同様に、第1把持部810よりも下方位置の吊り上げ対象物の胴部外周面を第2把持部1210の内周面に設けられた押圧部材827a,838aで押圧して挟み、固定部860における固定処理を行って、吊り上げ対象物を第2把持部1210に固定する。このように、吊り具1200は、同じ機能を備えた第1把持部810と第2把持部1210で吊り上げ対象物の胴部の上方部および下方部をしっかりと固定することになるため、実施の形態3の吊り具800よりも吊り上げ対象物の強固な把持が可能になる。
なお、この吊り具1200においても、実施の形態3と同様に、上方部に突起部分を有する吊り上げ対象物の玉掛けを行う場合、当該突起部分の下部が第1把持部810の上面に当接されて支えられることになるため、吊り上げ対象物が第1把持部810から外れたり第1把持部810に対して傾いたりすることを防ぎ、安定した吊り上げ対象物の把持が可能である。
以上説明したように、実施の形態4にかかる吊り具1200では、第2把持部1210の処理を行うことが必要になる分、実施の形態3の吊り具800よりも作業量は増すが、それでも従来の玉掛けよりは少ない作業量で従来方法と同等以上の効果は得られる。
さらに、実施の形態4にかかる吊り具1200で吊り上げ対象物を吊り上げた場合、第2把持部1210がある分、実施の形態3の吊り具800を用いた場合よりも吊り上げ対象物の胴部周囲の空き空間は狭まるが、第2把持部1210や支柱1220で覆われる空間はさほど広くはないため、吊り上げ対象物の胴部周囲に対する処理・作業が妨げられるおそれは少ない。
以上のように、本発明にかかる吊り具は、吊り上げ対象物の玉掛けを確実かつ安全に行うために有用であり、特に、変圧器など重量のある吊り上げ対象物の玉掛けに適している。
100,600,800,1200 吊り具
110,810 第1把持部
120,820 第1アーム
130,830 第2アーム
170,870 吊り部
180,880 ワイヤーロープ
190 クレーンフック
610,1210 第2把持部
620,1220 支柱
500 変圧器
501 突起部分

Claims (5)

  1. クレーンフックに吊り上げ対象物を玉掛けする際に用いる吊り具であって、
    前記吊り上げ対象物を把持する第1把持部と、
    前記第1把持部を前記クレーンフックに吊り下げる吊り部と、
    を備え、
    前記第1把持部は、
    一対の第1アームと第2アームとを有し、
    前記第1アームの一端部と前記第2アームの一端部との間が開閉自在になるように前記第1アームの他端部と前記第2アームの他端部とが連結され、
    前記第1アームの一端部と前記第2アームの一端部との間を閉じることによって形成される前記第1把持部の内周面で前記吊り上げ対象物を挟み込んで前記吊り上げ対象物を把持し、
    前記第1アームの一端部と前記第2アームの一端部とを固定する、ことを特徴とする吊り具。
  2. 前記吊り部は等しい長さの2本のワイヤーロープからなり、
    前記2本のワイヤーロープの端部はそれぞれ前記第1把持部の上面における同一円周上に等間隔で設けられた取付部に固定され、
    前記クレーンフックに前記2本のワイヤーロープを掛けた際、前記ワイヤーロープを介した前記クレーンフックから前記取付部までの距離がいずれも等しく、
    前記クレーンフックと前記第1把持部の内周面中心とを結ぶ線分が前記第1把持部の上面を延長した面に対して垂直に交わるようにした、ことを特徴とする請求項1に記載の吊り具。
  3. 前記第1アームの一端部と前記第2アームの一端部との間を閉じることによって形成される前記第1把持部の内周面は略円弧状になっている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の吊り具。
  4. 前記第1アームの一端部と前記第2アームの一端部との間を閉じることによって形成される前記第1把持部の内周面は楕円弧状になっており、
    前記内周面には前記吊り上げ対象物に押し当てる押圧部材が設けられている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の吊り具。
  5. 前記吊り上げ対象物を把持する、前記第1把持部と同形状に構成された第2把持部をさらに有し、
    前記第2把持部は、前記第1把持部に対して平行かつ真下の位置に配置され、前記第1把持部と連動した開閉動作が可能なように、複数の支柱によって前記第1把持部と連結されている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の吊り具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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