JP2020011364A - 筋力補助装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
図1〜図4を参照して本発明の第1実施形態に係る筋力補助装置100の構成を説明する。図1は、筋力補助装置100を示す側面図である。この図は、着用者6に着用された状態の筋力補助装置100の右側面を示している。図2は、筋力補助装置100を示す別の側面図である。この図は、筋力補助装置100の左側面を示している。図1、図2に示すように、筋力補助装置100は左右対称形状を有している。以下、主に右側の部分を説明するが、この説明は左側の部分にも適用される。図3は、筋力補助装置100を示す斜視図である。この図では、左側の部分の記載を省略している。図4は、筋力補助装置100の腕装着部材37の周辺を示す平面図である。
第1装着具10は、装着ベルト16を介して着用者6の胴体7に取り付けられる装着本体部11と、装着本体部11から延出する第1連結アーム14と、を有する。
装着本体部11の形状は特に限定されないが、本実施形態の装着本体部11は、前後に薄い略直方体形状または箱形状を呈する。装着本体部11は、例えば金属製であってもよいし、一部または全部が樹脂製又は耐火用の革や布製であってもよい。図1の装着本体部11は、上下長が左右長よりやや長い略矩形の輪郭を有する。装着ベルト16は、装着本体部11の上部から伸び出し着用者6の肩を通り胴体7の前側に至る2本の肩ベルト16と、装着本体部11の側部から胴体7の側部を通り胴体7の前側に至る2本の体側部ベルト16と、を含む。肩ベルト16と体側部ベルト16とは胴体7の前側で相互に連結されることによって、第1装着具10は、胴体7の後側(背中)に固定的に支持される。
尚、肩ベルト16と体側部ベルト16とは相互に連結されていなくとも、リュックの様に肩ベルト16が肩回りを周回しかつ腹部を覆うベルトの様にしてもよく、その他着用者6にしっかり固定されるのであればその他の形態も考えられる。
本実施形態の第1連結アーム14は、装着本体部11の横方向側部から左右両側に延出するアーム状またはレバー状の部材である。図4の第1連結アーム14は、装着本体部11から略左右方向に延び、第1連結アーム14の中央近傍で徐々に前方に湾曲し、ブレーキ機構40に向かって略前方向に延びている。第1連結アーム14は、アルミニウム合金などの軽金属またはその他の金属製または、樹脂やカーボンファイバーであってもよい。第1連結アーム14は、連結部12を介して装着本体部11に連結されている。連結部12は支点を有し、第1連結アーム14は、連結部12の支点の回動軸線d2を中心に装着本体部11に対して回動可能に設けられている。回動軸線d2は、略上下方向に伸びる回転軸線であり、第1連結アーム14は、回動軸線d2に直交する面(略水平面)に沿って旋回することができる。
第2装着具20は、上肢8に装着される腕装着部材37と、回転部材41から延び出して回転部材41と腕装着部材37とを連結する連結アームと、を有する。本実施形態では、連結アームとして第2連結アーム30を例示している。回転部材41は、ブレーキ機構40に含まれる。
ブレーキ機構40は、第1連結アーム14に対する第2連結アーム30の回転を制御するためのものである。つまり、本実施形態では回転制御機構としてブレーキ機構40を例示している。ブレーキ機構40は、ケーシング50と、ケーシング50に対して回転可能に設けられる回転部材41とを含む。この例のケーシング50は、箱形状の筐体であり、この例の回転部材41は、出力軸とも称されるスピンドルである。ケーシング50には第1連結アーム14が結合され、回転部材41には、第2連結アーム30が結合される。本実施形態では、回転部材41の回転軸線(以下、「アシスト軸線d1」という)は、略水平方向に伸びており、第2連結アーム30はアシスト軸線d1に直交する面(略鉛直面)に沿って回動することができる。つまり、本実施形態では回転軸線としてアシスト軸線d1を例示している。
次に、第2連結アーム30は、ブレーキ機構40の回転部材41に接続されている。
第2連結アーム30は、回転部材41の回転にともなって、回転部材41のアシスト軸線d1を中心として回転する。図1に示すように、第2連結アーム30は、回転部材41と、上肢8に取り付けられる腕装着部材37とを連結する。第2連結アーム30は、回転部材41からアシスト軸線d1と非平行な方向に延び出している。第2連結アーム30には、回転部材41から筋力補助力が入力される。腕装着部材37は、第2連結アーム30と共に第1連結アーム14に対して回転する。
腕装着部材37は、着用者6の上肢8に取り付けられ、ブレーキ機構40から供給される力を上肢8に伝達するためのものである。本実施形態の腕装着部材37は、ブレーキ機構40が上肢8の持ち上げを補助する際に、上肢8の腕装着部材37に対する下方又は後方への相対移動を規制するように構成されている。腕装着部材37の構成は特に限定されないが、本実施形態の腕装着部材37は、上肢8が挿入される筒状部を形成する装着体38と、補助ベルト39とを有する。
肘の角度を保持する手段に制限はないが、本実施形態では、肘の角度を装着体38の形状で保持している。本実施形態の装着体38は、少なくとも前腕8bの一部を覆う前腕装着部38mと、少なくとも上腕8aの一部を覆う上腕装着部38nと、を有している。上腕装着部38nおよび前腕装着部38mは、それぞれ、上腕8aおよび前腕8bの外周面に沿う部分円筒形状を有している。上腕装着部38nに対する前腕装着部38mの角度は、肘の角度が所望の角度になるように設定されている。前腕装着部38mの内周面の延在方向は、上腕装着部38nの内周面の延在方向と略90°の角度で交差している。
図1の上腕装着部38nは、前方に伸ばした状態の上腕8aに下方から対面するように構成されている。補助ベルト39は、上腕装着部38nに設けられている。補助ベルト39は、例えば、柔軟性を有する帯状の部材を含む。図1の補助ベルト39は、前方に伸ばした状態の上腕8aに主として上方から対面するように構成されている。補助ベルト39は、その長さを調整可能に構成されている。補助ベルト39の長さを調節することにより、腕装着部材37が上腕8aを安定して保持することが可能となる。
図1を参照して筋力補助装置100の動作を説明する。まず、筋力補助装置100を着用者6が着用する。具体的には、装着本体部11を胴体7の後面(背中)に背負い、装着ベルト16を用いて、装着本体部11を胴体7に装着する。また、腕装着部材37の装着体38及び補助ベルト39を用いて、腕装着部材37を上肢8に装着する。この状態で着用者6が、上肢8を屈伸または伸展運動させると、上肢8に取り付けられた腕装着部材37および第2連結アーム30は、アシスト軸線d1を中心として、胴体7側の第1連結アーム14に対して相対回転する。上述したように、アシスト軸線d1回りの運動に対しては、ブレーキ機構40による回転制御により、拘束状態と非拘束状態とを切り換えることができる。
次に、図5を参照して、本発明の第2実施形態に係る筋力補助装置200の構成を説明する。図5は、第2実施形態に係る筋力補助装置200の腕装着部材37の周辺を示す正面図である。第2実施形態の筋力補助装置200は、第1実施形態に対して、装着体38の構成が異なる点で相違し、他の構成は同様である。したがって、重複する説明を省略し、主に相違点を説明する。
次に、図6を参照して、本発明の第3実施形態に係る筋力補助装置300の構成を説明する。図6は、第3実施形態に係る筋力補助装置300を着用者6とともに示す側面図であり、図1に対応する。なお、この図では、前腕補助ベルト39mなど説明に重要でない要素の記載を省いている。第3実施形態の筋力補助装置300は、第1実施形態に対して、第2連結アーム30に接続されるためのボス38aの位置が異なる点で相違し、他の構成は同様である。したがって、重複する説明を省略し、主に相違点を説明する。
次に、図7を参照して、本発明の第4実施形態に係る筋力補助装置400の構成を説明する。図7は、第4実施形態に係る筋力補助装置400を着用者6とともに示す側面図であり、図1に対応する。なお、この図では、前腕補助ベルト39mなど説明に重要でない要素の記載を省いている。第4実施形態の筋力補助装置400は、第1実施形態に対して、第2連結アーム30に接続されるためのボス38aの位置が異なる点で相違し、他の構成は同様である。したがって、重複する説明を省略し、主に相違点を説明する。
次に、図8を参照して、本発明の第5実施形態に係る筋力補助装置500の構成を説明する。図8は、第5実施形態に係る筋力補助装置500の腕装着部材37を示す斜視図である。第5実施形態の筋力補助装置500は、第4実施形態に対して、腕装着部材37の構成が異なる点で相違し、他の構成は同様である。したがって、重複する説明を省略し、主に相違点を説明する。
次に、図9を参照して、本発明の第6実施形態に係る筋力補助装置600の構成を説明する。図9は、第6実施形態に係る筋力補助装置600の腕装着部材37を示す斜視図である。第6実施形態の筋力補助装置600は、第5実施形態に対して、腕装着部材37の構成が異なる点で相違し、他の構成は同様である。したがって、重複する説明を省略し、主に相違点を説明する。
以下、変形例について説明する。変形例の説明では、実施の形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施の形態と重複する説明を適宜省略し、実施の形態と相違する構成について重点的に説明する。
Claims (5)
- 着用者の胴体に取り付けられる第1装着具と、
前記着用者の上肢に取り付けられる第2装着具と、
前記第1装着具に対して回転軸線を中心として回転制御可能に支持され且つ前記第2装着具に接続された回転部材と、を備え、
前記第2装着具は、前記上肢に装着される腕装着部材と、
前記回転部材から延び出して前記回転部材と前記腕装着部材とを連結する連結アーム部と、を有し、
前記腕装着部材は、前記連結アーム部に対して回転可能に接続されることを特徴とする筋力補助装置。 - 前記腕装着部材は、少なくとも前腕の一部を覆う前腕装着部と、少なくとも上腕の一部を覆う上腕装着部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の筋力補助装置。
- 前記前腕装着部および前記上腕装着部は、その一方が他方に対して脱着自在に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の筋力補助装置。
- 前記腕装着部材は、前記上腕装着部に対する前記前腕装着部の角度を変更可能に構成されることを特徴とする請求項2または3に記載の筋力補助装置。
- 前記腕装着部材は、脱着自在に構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の筋力補助装置。
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JP2016002123A (ja) * | 2014-06-13 | 2016-01-12 | 国立大学法人 筑波大学 | 装着式動作補助装置 |
JP2017146479A (ja) * | 2016-02-18 | 2017-08-24 | セイコーエプソン株式会社 | 電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器 |
WO2018097301A1 (ja) * | 2016-11-28 | 2018-05-31 | 国立大学法人 香川大学 | 筋力補助装置 |
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CN116616922B (zh) * | 2023-07-25 | 2023-10-20 | 北京大学人民医院 | 一种助力外骨骼 |
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