JP2020010760A - ワイヤ接合体の製造方法およびワイヤ接合体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤの径、ワイヤの撚り方、ワイヤの本数に限らず、ワイヤ同士を高強度に接合することができるワイヤ接合体の製造方法およびワイヤ接合体を提供すること。【解決手段】ワイヤ接合体の製造方法は、導電性の複数のワイヤの端面同士を突き合わせて加圧および通電することにより、複数のワイヤを溶接し、複数のワイヤの溶接部および溶接部に隣接する領域を円筒部材によって覆い、円筒部材を塑性変形させることにより、溶接部に隣接する領域を覆う円筒部材の内径の少なくとも一部を、溶接部の外径よりも小さくする。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤ接合体の製造方法およびワイヤ接合体に関する。
従来、体腔内に挿入され、体腔内の組織を診断および処置する医療用処置具が知られている。このような医療用処置具には、多種のワイヤが用いられており、複数種類のワイヤ同士を接合することが行われている。
例えば、特許文献1では、ワイヤ同士の接合強度を高めるために、ロウ付けによってワイヤ同士を接合する方法が提案されている。しかしながら、ロウ付けは作業者の勘やコツが必要な技能作業であるため、品質が不安定になりやすい。また、ロウ付けではフラックスを使用するため、ロウ付け後の洗浄および乾燥が必要となり、工数およびリードタイムが長くなる。更に、ロウ付けでは、フラックスの洗い残しによる接合部の劣化も懸念される。従って、ロウ付けによるワイヤ同士の接合は、生産性が悪いという問題がある。
このような問題を解決するために、ロウ付けを用いず、スウェージングや接着を用いてワイヤ同士を接合する方法も提案されている。例えば特許文献2では、医療用ガイドワイヤにおいて、ワイヤ同士の接合強度を高めるために、ワイヤの端面をテーパ加工し、その端面に凹凸模様を形成して接着剤を塗布した後、その端面を円筒部材によって覆い、スウェージングによって円筒部材を縮径してワイヤ同士を接合する方法が提案されている。
特開2003−93395号公報 特開2005−177120号公報
しかしながら、特許文献2で提案された方法では、例えばワイヤが細径であったり、撚り線であったりした場合、ワイヤにテーパ加工や凹凸形成処理ができないという問題がある。また、接着剤の塗布作業は、ロウ付けと同様に技能作業であるため、品質が不安定になりやすい。更に、接着剤のはみ出しが生じた場合、ふき取り等の後処理が必要となり、工数が増加する上、接着剤の硬化時間も必要であるため、リードタイムが長くなる。このように、接着によるワイヤ同士の接合の場合でも、生産性が低下するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ワイヤの径、ワイヤの撚り方、ワイヤの本数に限らず、ワイヤ同士を高強度に接合することができるワイヤ接合体の製造方法およびワイヤ接合体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るワイヤ接合体の製造方法は、導電性の複数のワイヤの端面同士を突き合わせて加圧および通電することにより、前記複数のワイヤを溶接し、前記複数のワイヤの溶接部および前記溶接部に隣接する領域を円筒部材によって覆い、前記円筒部材を塑性変形させることにより、前記溶接部に隣接する領域を覆う前記円筒部材の内径の少なくとも一部を、前記溶接部の外径よりも小さくする。
また、本発明に係るワイヤ接合体の製造方法は、上記発明において、前記複数のワイヤの溶接部および前記溶接部に隣接する領域を、前記複数のワイヤよりもビッカース硬度の小さい材質からなる前記円筒部材によって覆ってもよい。
また、本発明に係るワイヤ接合体の製造方法は、上記発明において、前記円筒部材を塑性変形させることにより、前記溶接部に隣接する領域を覆う前記円筒部材の内径を、前記ワイヤの塑性変形前のワイヤ径よりも縮径してもよい。
また、本発明に係るワイヤ接合体の製造方法は、上記発明において、撚り線からなる前記複数のワイヤを溶接し、前記複数のワイヤの溶接部および前記溶接部に隣接する領域を、前記複数のワイヤとビッカース硬度が同じ、または前記複数のワイヤよりもビッカース硬度の大きい材質からなる前記円筒部材によって覆ってもよい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るワイヤ接合体は、端面同士が突き合わされて加圧および通電されることにより溶接された、導電性の複数のワイヤと、前記複数のワイヤの溶接部および前記溶接部に隣接する領域を覆う円筒部材と、を備え、前記溶接部に隣接する領域を覆う前記円筒部材の内径の少なくとも一部が、前記溶接部の外径よりも小さい。
本発明によれば、複数のワイヤの溶接部および溶接部に隣接する領域を覆う円筒部材を塑性変形させて複数のワイヤを接合することにより、ワイヤの径、ワイヤの撚り方、ワイヤの本数に限らず、ワイヤ同士を高強度に接合することができる。従って、品質が安定し、かつ工数およびリードタイムの短い、生産性の高いワイヤ接合体を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係るワイヤ接合体の製造方法の手順を示すフローチャートである。 図2は、本発明の実施の形態1に係るワイヤ接合体の製造方法におけるワイヤ溶接工程を説明するための概略図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係るワイヤ接合体の製造方法におけるワイヤ溶接工程によって溶接したワイヤを示す概略図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係るワイヤ接合体の製造方法におけるパイプ組付け工程を説明するための断面図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係るワイヤ接合体の製造方法におけるパイプ縮径工程を説明するための断面図である。 図6は、図5のA−A線断面図である。 図7は、本発明の実施の形態1に係るワイヤ接合体の製造方法におけるパイプ縮径工程を経て製造したワイヤ接合体を示す断面図である。 図8は、本発明の実施の形態2に係るワイヤ接合体の製造方法におけるワイヤ溶接工程を説明するための概略図である。 図9は、本発明の実施の形態2に係るワイヤ接合体の製造方法におけるワイヤ溶接工程によって溶接したワイヤを示す概略図である。 図10は、本発明の実施の形態2に係るワイヤ接合体の製造方法におけるパイプ組付け工程を説明するための断面図である。 図11は、本発明の実施の形態2に係るワイヤ接合体の製造方法におけるパイプ組付け工程を説明するための断面図である。 図12は、本発明の実施の形態2に係るワイヤ接合体の製造方法におけるパイプ縮径工程を説明するための断面図である。 図13は、本発明の実施の形態2に係るワイヤ接合体の製造方法におけるパイプ縮径工程を経て製造したワイヤ接合体を示す断面図である。 図14は、図13のP1部の拡大図である。 図15は、本発明の実施の形態3に係るワイヤ接合体の製造方法におけるパイプ縮径工程を経て製造したワイヤ接合体を示す断面図である。 図16は、図15のP2部の拡大図である。 図17は、図15のB−B線断面図である。 図18は、図15のC−C線断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るワイヤ接合体の製造方法およびワイヤ接合体について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、以下の実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものも含まれる。また、以下で参照する各図面において、同一部分には同一の符号を付して示している。また、以下で参照する一部の断面図では、ワイヤを除いた構成を断面で示している。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係るワイヤ接合体の製造方法について、図1〜図7を参照しながら説明する。本実施の形態に係るワイヤ接合体の製造方法は、複数のワイヤ同士を接合してワイヤ接合体を製造する方法であり、図1に示すように、ワイヤ溶接工程S1と、パイプ組付け工程S2と、パイプ縮径工程S3と、をこの順で行う。
<ワイヤ溶接工程>
ワイヤ溶接工程では、図2に示すように、導電性の複数のワイヤ11,12の端面11a,12a同士を突き合わせて加圧および通電することにより、複数のワイヤ11,12を溶接する。本工程で用いるワイヤ11,12は、具体的にはステンレス製の単線ワイヤである。また、ワイヤ11,12は、例えば外径が1mm以下の細径のワイヤである。
ワイヤ11,12は、図2では同径のものを示しているが、それぞれ外径が異なっていてもよい。また、ワイヤ11,12は、同図では撚り方が同じものを示しているが、それぞれ撚り方が異なっていてもよい。すなわち、ワイヤ11,12のうちの一方として単線ワイヤを用い、他方として撚り線ワイヤを用いてもよい。また、ワイヤ11,12は、同図では同じ本数(一本)で構成されているが、それぞれ本数が異なっていてもよい。すなわち、ワイヤ11,12のうちの一方を一本とし、他方を複数本として、本数の異なるワイヤ同士を接合してもよい。
ワイヤ溶接工程では、一対の電極21,22と、電源機構23と、加圧機構24と、を備える溶接装置2を用いて、バット溶接(抵抗溶接)によってワイヤ11,12を溶接する。具体的には、電極21,22にそれぞれワイヤ11,12を設置し、ワイヤ11の端面11aとワイヤ12の端面12aとを対向させる。次に、加圧機構24によって、電極22を電極21の方向に移動させ(図2の白抜き矢印参照)、ワイヤ12の端面12aをワイヤ11の端面11aに押し付けながら、電源機構23によって電極21,22に電圧を印加し、ワイヤ11およびワイヤ12に通電する。これにより、突き合わせた端面11a,12aが接触抵抗によって発熱して溶融し、ワイヤ11およびワイヤ12が溶接される。
溶接後のワイヤ11,12の接合部には、図3に示すように、ワイヤ11,12の端面11a,12aが溶融することにより、溶接部13が形成される。この溶接部13は、凸状のバリ13aを有している。このバリ13aの外径d1は、ワイヤ11,12の外径d2よりも大きい。これは、溶接時の抵抗熱によって溶かされたワイヤ11,12の端面11a,12aが、加圧機構24によって押し付けられ、ワイヤ11,12の外径方向に押し出されて固化するためである。
<パイプ組付け工程>
パイプ組付け工程では、図4に示すように、複数のワイヤ11,12の溶接部13および溶接部13に隣接する領域を金属製の円筒部材14によって覆う。本工程で用いる円筒部材14は、具体的にはステンレス製のパイプである。すなわち、本実施の形態におけるワイヤ11,12と円筒部材14とは、同じ材質からなり、例えばビッカース硬度も同じである。
円筒部材14の内径d3は、溶接部13のバリ13aの最大外径よりも大きい径に設定する。また、円筒部材14の外径は、後記するパイプ縮径工程で所望の形状に塑性変形させることができる肉厚となるように設定する。また、円筒部材14の長さは、溶接部13の長さに応じて決定し、当該溶接部13を十分に覆うことができる長さに設定する。
円筒部材14には、図4に示すように、溶接部13を覆う領域である溶接部被覆領域14aと、溶接部被覆領域14aの隣り合わせに位置し、後記するパイプ縮径工程で円筒部材14の内壁をワイヤ11に密着させる領域であるワイヤ密着領域14bと、後記するパイプ縮径工程で円筒部材14の内壁をワイヤ12に密着させる領域であるワイヤ密着領域14cと、を予め設定する。
パイプ組付け工程では、円筒部材14をワイヤ11またはワイヤ12の端から挿入し、溶接部13に溶接部被覆領域14aを位置させる。なお、溶接部13に対する溶接部被覆領域14aの位置決めは、ワイヤ11,12および円筒部材14の長さを予め測定した上で、例えばワイヤ11,12を台等に固定し、ワイヤ11またはワイヤ12の端からの距離を数えながら円筒部材14を挿入することにより、容易に行うことができる。
<パイプ縮径工程>
パイプ縮径工程では、パイプ組付け工程で組み付けられた円筒部材14を縮径させ、ワイヤ11,12に密着させる。本工程では、具体的には、円筒部材14を塑性変形させることにより、溶接部13に隣接する領域を覆う円筒部材14の内径の少なくとも一部を、溶接部13のバリ13aの外径よりも小さくする。
パイプ縮径工程では、円筒部材14を縮径させるために、圧着機構が設けられたインデントカシメ装置(図示省略)を用いる。このインデントカシメ装置には、図5および図6に示すように、円筒部材14の中心軸方向に向かう四つのポンチ3が設けられている。
パイプ縮径工程では、まず円筒部材14を組み付けたワイヤ11,12をインデントカシメ装置に配置する。この時、四つのポンチ3の内側にワイヤ密着領域14b,14cを位置させる。次に、インデントカシメ装置を稼働させ、四つのポンチ3を同期して円筒部材14のワイヤ密着領域14bの少なくとも一部に押し当てて、円筒部材14のワイヤ密着領域14bを押圧することにより、円筒部材14のワイヤ密着領域14bの内壁の少なくとも一部をワイヤ11に密着させる。同様に、四つのポンチ3を同期して円筒部材14のワイヤ密着領域14cの少なくとも一部に押し当てて、円筒部材14のワイヤ密着領域14cを押圧することにより、円筒部材14のワイヤ密着領域14cの内壁の少なくとも一部をワイヤ12に密着させる。なお、ワイヤ11,12に対するカシメ加工の順序は問わない。以上の工程を経て、図7に示すようなワイヤ接合体1を製造する。
押圧後の円筒部材14には、図7に示すように、複数の凹部141が形成される。この凹部141の内壁は、ワイヤ11,12に密着および係合している。これらの凹部141の内径は、溶接部13の最大外径よりも小さい。また、溶接部13は、複数の凹部141によって挟まれている。
以上のように、本実施の形態に係るワイヤ接合体の製造方法によれば、ワイヤ11とワイヤ12とを溶接した上で、溶接部13を跨いで円筒部材14を縮径させて当該円筒部材14とワイヤ11,12とを密着および係合させるため、ワイヤ11とワイヤ12の接合強度が高くなる。加えて、円筒部材14の凹部141の内径を溶接部13の最大外径より小さく縮径するため、溶接部13のバリ13aが円筒部材14の抜け止めとなり、ワイヤ11とワイヤ12とを高強度に固定することが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るワイヤ接合体の製造方法について、図8〜図14を参照しながら説明する。本実施の形態に係るワイヤ接合体の製造方法は、前記した実施の形態1と同様に、ワイヤ溶接工程S1と、パイプ組付け工程S2と、パイプ縮径工程S3と、をこの順で行う(図1参照)。
<ワイヤ溶接工程>
ワイヤ溶接工程では、図8に示すように、導電性の複数のワイヤ11A,12Aの端面11a,12a同士を突き合わせて加圧および通電することにより、複数のワイヤ11A,12Aを溶接する。本工程で用いるワイヤ11A,12Aは、具体的にはステンレス製の撚り線ワイヤである。また、ワイヤ11A,12Aは、例えば外径が1mm以下の細径のワイヤである。
ワイヤ11A,12Aは、図8では同径のものを示しているが、それぞれ外径が異なっていてもよい。また、ワイヤ11A,12Aは、同図では撚り方が同じものを示しているが、それぞれ撚り方が異なっていてもよい。すなわち、ワイヤ11A,12Aのうちの一方として単線ワイヤを用い、他方として撚り線ワイヤを用いてもよい。また、ワイヤ11A,12Aは、同図では同じ本数(一本)で構成されているが、それぞれ本数が異なっていてもよい。すなわち、ワイヤ11A,12Aのうちの一方を一本とし、他方を複数本として、本数の異なるワイヤ同士を接合してもよい。
ワイヤ溶接工程の内容は、前記した実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。溶接後のワイヤ11A,12Aの接合部には、図9に示すように、ワイヤ11A,12Aの端面11a,12aが溶融することにより、溶接部13Aが形成される。この溶接部13Aは、凸状のバリ13aを有している。このバリ13aの外径は、前記した実施の形態1と同様に、ワイヤ11A,12Aの外径よりも大きい。これは、溶接時の抵抗熱によって溶かされたワイヤ11A,12Aの端面11a,12aが、加圧機構24によって押し付けられ、ワイヤ11A,12Aの外径方向に押し出されて固化するためである。
<パイプ組付け工程>
パイプ組付け工程では、図10に示すように、複数のワイヤ11A,12Aの溶接部13Aおよび溶接部13Aに隣接する領域を、複数のワイヤ11A,12Aよりもビッカース硬度の小さい材質からなる金属製の円筒部材14Aによって覆う。本工程で用いる円筒部材14Aは、具体的には真鍮製のパイプである。すなわち、本実施の形態における円筒部材14Aは、ワイヤ11A,12Aとは異なる材質からなり、当該ワイヤ11A,12Aよりもビッカース硬度が小さい。
円筒部材14Aの内径は、溶接部13Aのバリ13aの最大外径よりも大きい径に設定する。また、円筒部材14Aの外径は、後記するパイプ縮径工程で所望の形状に塑性変形させることができる肉厚となるように設定する。また、円筒部材14Aの長さは、溶接部13Aの長さに応じて決定し、当該溶接部13Aを十分に覆うことができる長さに設定する。また、円筒部材14Aには、前記した実施の形態1と同様に、溶接部被覆領域14aと、ワイヤ密着領域14bと、ワイヤ密着領域14cと、を予め設定する。
パイプ組付け工程では、円筒部材14Aをワイヤ11Aまたはワイヤ12Aの端から挿入し、溶接部13Aに溶接部被覆領域14aを位置させる。なお、溶接部13Aに対する溶接部被覆領域14aの位置決めの方法は、前記した実施の形態1と同様である。
<パイプ縮径工程>
パイプ縮径工程では、パイプ組付け工程で組み付けられた円筒部材14Aを縮径させ、ワイヤ11A,12Aに密着させる。本工程では、具体的には、円筒部材14Aを塑性変形させることにより、円筒部材14Aの内径全体を、溶接部13Aのバリ13aの外径よりも小さくする。
パイプ縮径工程では、円筒部材14Aを縮径させるために、スウェージング加工を利用する。スウェージング加工は、スウェージング装置(図示省略)の回転機構によって一対の成形金型を回転させ、往復動させながら、丸棒やパイプ材を成形金型に挿入し、丸棒やパイプ材の外径を縮径させる冷間鍛造加工である。
パイプ縮径工程では、成形金型として、図12に示すように、円筒部材14Aを縮径させるための溝部41が形成されたダイス4を用いる。このダイス4の溝部41の径は、円筒部材14Aの外径よりも小さく、ワイヤ11A,12Aの外径よりも大きい径に設定する。また、ダイス4の溝部41の両端には、円筒部材14Aを挿入する際に、円筒部材14Aの端部をダイス4の溝部41にスムーズに挿入するためのテーパ部42が形成されている。また、複数のダイス4は、スウェージング装置(図示省略)に回転軸対称な配置で設置される。
パイプ縮径工程では、まず、ダイス4に円筒部材14Aを送り込む際に、パイプ組付け工程でワイヤ11A,12Aに組み付けた円筒部材14Aの位置がずれないように、ワイヤ11A,12Aと円筒部材14Aとを仮固定する。本実施の形態では、円筒部材14Aのワイヤ密着領域14bを圧着工具で圧着し、ワイヤ11Aと円筒部材14Aが動かないよう仮固定した。これにより、図11に示すように、ワイヤ密着領域14bに凹部142が形成される。なお、仮固定の方法は、ワイヤ11A,12Aと円筒部材14Aとが固定できれば、例えば接着等の別の方法を用いてもよい。また、円筒部材14Aを仮固定する位置は、円筒部材14Aの溶接部被覆領域14a以外であれば、どの領域で仮固定しても良い。
次に、スウェージング装置(図示省略)を稼働して縮径加工を行う。スウェージング装置を稼働すると、一対のダイス4が、回転軸に沿って回転し、回転軸と直行する方向へ所定の範囲で同期して往復動する。この状態で、円筒部材14Aを仮固定したワイヤ11A,12Aを、ダイス4の溝部41の中心軸に沿って、円筒部材14Aの全長がダイス4を通過する位置まで挿入する。これにより、円筒部材14Aが冷間鍛造されて縮径し、ワイヤ11A,12Aと円筒部材14Aの内壁とが密着する。以上の工程を経て、図13に示すようなワイヤ接合体1Aを製造する。
縮径後の円筒部材14Aの外径は、図13に示すように、ダイス4の溝部41の径とほぼ同一の径に加工される。また、円筒部材14Aは、ワイヤ11A,12Aより柔らかい材質であるため、図14に示すように、撚り線ワイヤであるワイヤ11A,12Aの各素線の形状に倣って塑性変形してワイヤ11A,12Aに密着し、円筒部材14Aの内壁がワイヤ11A,12Aに係合する。更に、円筒部材14Aは、ワイヤ11A,12Aより柔らかい材質であるため、円筒部材14Aを縮径した際に、図13に示すように、溶接時に形成された溶接部13Aのバリ13aにも円筒部材14Aの内壁が密着して係合する。
以上のように、本実施の形態に係るワイヤ接合体の製造方法によれば、ワイヤ11Aとワイヤ12Aとを溶接した上で、溶接部13Aを跨いで円筒部材14Aを縮径させて当該円筒部材14Aとワイヤ11A,12Aとを密着および係合させるため、ワイヤ11Aとワイヤ12Aの接合強度が高くなる。また、円筒部材14Aの全長を縮径するため、円筒部材14Aとワイヤ11A,12Aとの接触面積が増え、摩擦力が増加して、円筒部材14Aとワイヤ11A,12Aとの接合強度が増加する。
更に、円筒部材14Aは、ワイヤ11A,12Aよりも柔らかい材質であり、かつワイヤ11A,12Aは撚り線ワイヤであるため、円筒部材14Aの内壁が塑性加工によってワイヤ11A,12Aに強固に係合し、円筒部材14Aとワイヤ11A,12Aとの接合強度が増加する。加えて、円筒部材14Aの内壁が溶接部13Aのバリ13aに密着し、バリ13aが円筒部材14Aの抜け止めとなるため、円筒部材14Aとワイヤ11A,12Aを高強度に固定することが可能となる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3係るワイヤ接合体の製造方法について、図15〜図18を参照しながら説明する。本実施の形態に係るワイヤ接合体の製造方法は、前記した実施の形態1,2と同様に、ワイヤ溶接工程S1と、パイプ組付け工程S2と、パイプ縮径工程S3と、をこの順で行う(図1参照)。
<ワイヤ溶接工程>
ワイヤ溶接工程では、導電性の複数のワイヤ11A,12Aの端面11a,12a同士を突き合わせて加圧および通電することにより、複数のワイヤ11A,12Aを溶接する。本工程で用いるワイヤ11A,12Aは、前記した実施の形態2と同様に、ステンレス製の撚り線ワイヤである。また、ワイヤ11A,12Aは、例えば外径が1mm以下の細径のワイヤである。
ワイヤ11A,12Aは、図15では同径のものを示しているが、それぞれ外径が異なっていてもよい。また、ワイヤ11A,12Aは、同図では撚り方が同じものを示しているが、それぞれ撚り方が異なっていてもよい。すなわち、ワイヤ11A,12Aのうちの一方として単線ワイヤを用い、他方として撚り線ワイヤを用いてもよい。また、ワイヤ11A,12Aは、同図では同じ本数(一本)で構成されているが、それぞれ本数が異なっていてもよい。すなわち、ワイヤ11A,12Aのうちの一方を一本とし、他方を複数本として、本数の異なるワイヤ同士を接合してもよい。
ワイヤ溶接工程の内容は、前記した実施の形態1,2と同様であるため、説明を省略する。溶接後のワイヤ11A,12Aの接合部には、ワイヤ11A,12Aの端面11a,12aが溶融することにより、溶接部13Aが形成される。この溶接部13Aは、凸状のバリ13aを有している。このバリ13aの外径は、前記した実施の形態1と同様に、ワイヤ11A,12Aの外径よりも大きい。これは、溶接時の抵抗熱によって溶かされたワイヤ11A,12Aの端面11a,12aが、加圧機構24によって押し付けられ、ワイヤ11A,12Aの外径方向に押し出されて固化するためである。
<パイプ組付け工程>
パイプ組付け工程では、複数のワイヤ11A,12Aの溶接部13Aおよび溶接部13Aに隣接する領域を、複数のワイヤ11A,12Aとビッカース硬度が同じ、または複数のワイヤ11A,12Aよりもビッカース硬度の大きい材質からなる円筒部材14によって覆う。本工程で用いる円筒部材14は、前記した実施の形態1と同様に、ステンレス製のパイプである。すなわち、本実施の形態におけるワイヤ11A,12Aと円筒部材14とは、同じ材質からなり、例えばビッカース硬度も同じである。
円筒部材14の内径は、溶接部13Aのバリ13aの最大外径よりも大きい径に設定する。また、円筒部材14の外径は、後記するパイプ縮径工程で所望の形状に塑性変形させることができる肉厚となるように設定する。また、円筒部材14の長さは、溶接部13Aの長さに応じて決定し、当該溶接部13Aを十分に覆うことができる長さに設定する。また、円筒部材14には、前記した実施の形態1,2と同様に、溶接部被覆領域14aと、ワイヤ密着領域14bと、ワイヤ密着領域14cと、を予め設定する。
パイプ組付け工程では、円筒部材14をワイヤ11Aまたはワイヤ12Aの端から挿入し、溶接部13Aに溶接部被覆領域14aを位置させる。なお、溶接部13Aに対する溶接部被覆領域14aの位置決めの方法は、前記した実施の形態1と同様である。
<パイプ縮径工程>
パイプ縮径工程では、パイプ組付け工程で組み付けられた円筒部材14を縮径させ、ワイヤ11A,12Aに密着させる。本工程では、具体的には、円筒部材14を塑性変形させることにより、溶接部13Aに隣接する領域を覆う円筒部材14の内径を、複数のワイヤ11A,12Aの塑性変形前のワイヤ径よりも縮径する。
パイプ縮径工程では、円筒部材14を縮径させるために、前記した実施の形態2と同様にスウェージング加工を利用する。パイプ縮径工程の内容は、前記した実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。以上の工程を経て、図15に示すようなワイヤ接合体1Bを製造する。
縮径後の円筒部材14の外径は、図15に示すように、前記したダイス4の溝部41の径とほぼ同一の径に加工される。また、円筒部材14は、図16に示すように、ワイヤ11A,12Aに密着し、円筒部材14の内壁がワイヤ11A(12A)に係合する。更に、スウェージング加工による冷間鍛造によって、ワイヤ11A(12A)にも円筒部材14を介して向心方向の力が加わるため、図17および図18に示すように、ワイヤ密着領域14b,14cのワイヤ11A(12A)の各素線111同士が密着し、縮径前のワイヤ11A(12A)の素線111同士の間にあった隙間Clがなくなる。従って、図16に示すように、ワイヤ密着領域14b,14cのワイヤ11A(12A)の外径d4は、塑性変形前の外径d5よりも小さくなる。更に、円筒部材14を縮径した際に、溶接時に形成された溶接部13Aのバリ13aにも円筒部材14の内壁が密着する。
以上のように、本実施の形態に係るワイヤ接合体の製造方法によれば、ワイヤ11Aとワイヤ12Aとを溶接した上で、溶接部13Aを跨いで円筒部材14を縮径させて当該円筒部材14とワイヤ11A,12Aとを密着および係合させるため、ワイヤ11Aとワイヤ12Aの接合強度が高くなる。また、円筒部材14の全長を縮径するため、円筒部材14とワイヤ11A,12Aとの接触面積が増え、摩擦力が増加して、円筒部材14とワイヤ11A,12Aとの接合強度が増加する。
更に、ワイヤ密着領域14b,14cのワイヤ11A,12Aの外径は、スウェージング加工により素線同士の隙間Clが埋まることによって、接合前のワイヤ11A,12Aの外径よりも小さくなる。従って、溶接部13Aのバリ13aの最大外径との差が大きくなり、溶接部13Aの抜け止め機能が向上して、円筒部材14とワイヤ11A,12Aを高強度に固定することが可能となる。
以上説明した本発明の実施の形態1〜3に係るワイヤ接合体の製造方法によれば、図7、図13および図15に示すように、端面同士が突き合わされて加圧および通電されることにより溶接された、導電性の複数のワイヤ11,12(11A,12A)と、複数のワイヤ11,12(11A,12A)の溶接部13(13A)および溶接部13(13A)に隣接する領域を覆う円筒部材14(14A)と、を備え、溶接部13(13A)に隣接する領域を覆う円筒部材14(14A)の内径の少なくとも一部が、溶接部13(13A)の外径よりも小さいワイヤ接合体1(1A,1B)を製造することができる。
また、本発明の実施の形態1〜3に係るワイヤ接合体の製造方法によれば、複数のワイヤ11,12(11A,12A)の溶接部13(13A)および溶接部13(13A)に隣接する領域を覆う円筒部材14(14A)を塑性変形させて複数のワイヤ11,12(11A,12A)を接合することにより、ワイヤの径、ワイヤの撚り方、ワイヤの本数に限らず、例えば細径のワイヤや撚り線のワイヤ、あるいは接合するワイヤ同士の本数が異なる場合であっても、ワイヤ同士を高強度に接合することができる。また、従来のようなロウ付け、接着等の技能作業やワイヤの前処理が不要であるため、組立品質が安定し、かつ工数およびリードタイムの短い、生産性の高いワイヤ接合体を提供することができる。
以上、本発明に係るワイヤ接合体の製造方法およびワイヤ接合体について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば、前記した実施の形態1では、ステンレス製の単線ワイヤからなるワイヤ11,12を用いたが、それに代えて、ステンレス製の撚り線ワイヤからなるワイヤ11A,12Aを用いてもよい。また、前記した実施の形態1では、ステンレス製のパイプからなる円筒部材14を用いたが、それに代えて、真鍮製のパイプからなる円筒部材14Aを用いてもよい。
また、前記した実施の形態2では、ステンレス製の撚り線ワイヤからなるワイヤ11A,12Aを用いたが、それに代えて、ステンレス製の単線ワイヤからなるワイヤ11,12を用いてもよい。
1,1A,1B ワイヤ接合体
11,12 ワイヤ
11A,12A ワイヤ
111 素線
11a,12a 端面
13,13A 溶接部
13a バリ
14,14A 円筒部材
14a 溶接部被覆領域
14b,14c ワイヤ密着領域
141,142 凹部
2 溶接装置
21,22 電極
23 電源機構
24 加圧機構
3 ポンチ
4 ダイス
41 溝部
42 テーパ部
Cl 隙間

Claims (5)

  1. 導電性の複数のワイヤの端面同士を突き合わせて加圧および通電することにより、前記複数のワイヤを溶接し、
    前記複数のワイヤの溶接部および前記溶接部に隣接する領域を円筒部材によって覆い、
    前記円筒部材を塑性変形させることにより、前記溶接部に隣接する領域を覆う前記円筒部材の内径の少なくとも一部を、前記溶接部の外径よりも小さくする、
    ワイヤ接合体の製造方法。
  2. 前記複数のワイヤの溶接部および前記溶接部に隣接する領域を、前記複数のワイヤよりもビッカース硬度の小さい材質からなる前記円筒部材によって覆う請求項1に記載のワイヤ接合体の製造方法。
  3. 前記円筒部材を塑性変形させることにより、前記溶接部に隣接する領域を覆う前記円筒部材の内径を、前記ワイヤの塑性変形前のワイヤ径よりも縮径する請求項1または請求項2に記載のワイヤ接合体の製造方法。
  4. 撚り線からなる前記複数のワイヤを溶接し、
    前記複数のワイヤの溶接部および前記溶接部に隣接する領域を、前記複数のワイヤとビッカース硬度が同じ、または前記複数のワイヤよりもビッカース硬度の大きい材質からなる前記円筒部材によって覆う請求項3に記載のワイヤ接合体の製造方法。
  5. 端面同士が突き合わされて加圧および通電されることにより溶接された、導電性の複数のワイヤと、
    前記複数のワイヤの溶接部および前記溶接部に隣接する領域を覆う円筒部材と、
    を備え、
    前記溶接部に隣接する領域を覆う前記円筒部材の内径の少なくとも一部が、前記溶接部の外径よりも小さいワイヤ接合体。
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