JP2020010571A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基本波制御機能と高調波制御機能を高精度で協調動作させることができる電力変換装置を提供する。【解決手段】基本波制御機能部(40)は、系統電流(IL)の基本波を制御するための第1aの電流指令値を生成する。高調波制御機能部(50)は、系統電流(IL)の高調波を制御するための第2aの電流指令値を生成する。電流指令値制限部(60、70、80)は、第1aの電流指令値と第2aの電流指令値に基づいて、出力可能電流制限演算と出力可能電圧制限演算の少なくとも一方を実行することにより、第1aの電流指令値と第2aの電流指令値の少なくとも一方を制限する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、電力系統に連系される電力変換装置に関する。
近年、再生可能エネルギーの普及が進んでおり、多くの風力発電機を備えた大規模なウィンドファーム(集合型風力発電所)も建設されている。風力発電機は、発電した電力を一旦直流に変換するAC−DCコンバータと、その直流を交流に変換するDC−ACインバータと、これらのインバータによって発生する高調波電流を除去する高調波フィルタとを備えている。
高調波フィルタを備えた風力発電機が電力系統に連系されると、高調波フィルタのキャパシタンス(静電容量)と、電力系統や変圧器のインダクタンス(誘導係数)とによる共振が発生し、出力電圧が不安定になる場合がある。
特許文献1には、高調波制御機能の1つとして共振抑制機能を備えた共振抑制装置が開示されている。この共振抑制装置は、高調波成分にゲインを乗算して電流指令値を演算し、電流指令値とインバータ出力電流との偏差を検出して電流制御部へ入力する。そして電流制御部が偏差に対応したインバータ電圧指令値を出力することで高調波を抑制する。
一方、風力発電機等の電力設備を電力系統に連系する場合、STATCOMや自励式SFC等の機器が利用されるが、これらの機器は基本波成分を目標波形に近づける制御が望まれる。基本波成分に関する制御(以下、基本波制御機能と呼ぶ)は、その要件が系統連系規程で厳密に定められていることが多く、一般的に高調波制御機能よりも優先度が高い。
国際公開第2014/175214号パンフレット
しかしながら、本発明者らの鋭意研究によれば、特許文献1を含んだ従来の電力変換装置(共振抑制装置)は、基本波制御機能と高調波制御機能を高精度で協調動作させることが難しく、この点で改良の余地があった。例えば、インバータ出力能力(出力可能電流、出力可能電圧)を超過する可能性があるときに、基本波制御機能と高調波制御機能を一律で制限すると、電力需要や動作環境に柔軟に対応することができず、インバータ出力能力を高効率で活用することができない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、基本波制御機能と高調波制御機能を高精度で協調動作させることができる電力変換装置を提供することを目的の1つとする。
本実施形態の電力変換装置は、一態様では、系統電流の基本波を制御するための第1aの電流指令値を生成する基本波制御機能部と、前記系統電流の高調波を制御するための第2aの電流指令値を生成する高調波制御機能部と、前記第1aの電流指令値と前記第2aの電流指令値に基づいて、出力可能電流制限演算と出力可能電圧制限演算の少なくとも一方を実行することにより、前記第1aの電流指令値と前記第2aの電流指令値の少なくとも一方を制限する電流指令値制限部と、を有することを特徴としている。
本実施形態の電力変換装置は、別態様では、系統電流の基本波を制御するための第1aの電流指令値を生成する基本波制御機能部と、前記系統電流の高調波を制御するための第2aの電流指令値を生成する高調波制御機能部と、前記第1aの電流指令値と前記第2aの電流指令値の少なくとも一方に基づいて、出力可能電流制限演算と出力可能電圧制限演算を実行することにより、前記第1aの電流指令値と前記第2aの電流指令値の少なくとも一方を制限する電流指令値制限部と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、基本波制御機能と高調波制御機能を高精度で協調動作させることができる電力変換装置を提供することができる。
第1実施形態による電力変換装置の全体構成を示すブロック図である。 図1の電流基準制限部の詳細構成を示すブロック図である。 図1の電圧基準制限部の詳細構成を示すブロック図である。 第2実施形態による電力変換装置の全体構成を示すブロック図である。 図4の電流基準制限部の詳細構成を示すブロック図である。 図4の電圧基準制限部の詳細構成を示すブロック図である。
≪第1実施形態≫
図1は、第1実施形態による電力変換装置10の全体構成を示すブロック図である。電力変換装置10は、その基本構成要素として、電圧形インバータ3と、電流指令値生成部20と、電流制御部30とを有している。図1において、電力設備としての風力発電機1が電力系統2に接続されている。高調波フィルタやケーブル(図示略)のキャパシタンスがCで示され、電力系統2や変圧器(図示略)のインダクタンスがL1、L2で示されている。電圧形インバータ3が、風力発電機1と電力系統2の接続点P1に対して、変圧器4を介して接続されている。系統電圧がVsで示されて、系統電流がILで示されている。なお、電力設備としては、風力発電機1に限定されず、例えば、水力発電機や動力発電機等の発電設備であってもよいし、鉄道用やアルミニウム製錬プラント用等の電源装置を持つ需要家設備であってもよい。
電力変換装置10は、電力系統2に連系されて、電力系統2に流れる系統電流ILの基本波(基本波成分)と高調波(高調波成分)を制御するものである。電力変換装置10は、基本波制御機能と高調波制御機能が協働した電流指令値を生成する電流指令値生成部20と、電流指令値生成部20が生成した電流指令値(基本波側における制限後の電流指令値と高調波側における制限後の電流指令値の総和)を電圧型インバータ3の出力電流Iinvと一致させるように制御する電流制御部30とを有している。
電流指令値生成部20は、基本波制御機能部40と、高調波制御機能部50とを有している。
基本波制御機能部40は、系統電流ILの基本波を制御するための第1aの電流指令値を生成する。基本波制御機能部40は、系統電圧(検出値)Vsに系統電圧指令値Vsが一致するように制御することで、無効電流指令値を生成する。基本波制御機能部40は、電圧形インバータ3の直流電圧(検出値)Edcに直流電圧指令値Edcが一致するように制御することで、有効電流指令値を生成する。基本波制御機能部40は、無効電流指令値から有効電流指令値を減算することにより、第1aの電流指令値を生成する。ここで、基本波制御機能部40が第1aの電流指令値を生成する態様には自由度があり、種々の設計変更が可能である。例えば、無効電流指令値と有効電流指令値を加算することにより第1aの電流指令値を生成してもよいし、無効電流指令値と有効電流指令値のいずれか一方のみを第1aの電流指令値としてもよい。つまり、基本波制御機能部40は、無効電流指令値及び/又は有効電流指令値を第1aの電流指令値として出力すればよい。
高調波制御機能部50は、系統電流ILの高調波を制御するための第2aの電流指令値を生成する。高調波制御機能部50は、系統電圧Vsから抽出した高調波に応じた高調波電流指令値を第2aの電流指令値として出力する。例えば、高調波制御機能部50は、系統電圧Vsの高調波成分が略ゼロになるように制御することにより、第2aの電流指令値を生成する。ここで、高調波制御機能部50が第2aの電流指令値を生成する態様には自由度があり、種々の設計変更が可能である。例えば、系統電圧Vs及び/又は系統電流ILを用いて抽出した高調波に応じた高調波電流指令値を第2aの電流指令値として出力してもよい。
電流指令値生成部20は、電流指令値制限部60として、電流基準制限部70と、電圧基準制限部80とを有している。
電流基準制限部70は、第1aの電流指令値と第2aの電流指令値に基づいて、出力可能電流制限演算を実行することにより、第1aの電流指令値と第2aの電流指令値を制限した第1bの電流指令値と第2bの電流指令値を生成する。出力可能電流制限演算は、電力需要や動作環境に応じて任意に設定される出力可能電流に基づく制限演算である。
図2は、図1の電流基準制限部70の詳細構成を示すブロック図である。
第1aの電流指令値に基づいて第1bの電流指令値を演算する方法は、以下の通りである。絶対値演算部71Aにおいて、入力する各相の第1aの電流指令値(基本波成分)の絶対値を求めて、最大値演算部71Bにおいて、絶対値演算部71Aで求めた各相の絶対値の中から最大値を抽出して、一次遅れフィルタ71Cにおいて、最大値演算部71Bで抽出した最大値を平準化する。絶対値演算部71Aと最大値演算部71Bと一次遅れフィルタ71Cによってローパスフィルタ71が構成されている。除算器72において、出力可能電流が、ローパスフィルタ71で平準化された第1aの電流指令値で除算され、上限値リミッタ73において、除算器72による除算結果が制限されることで、ゲイン補正係数が演算される。そして、乗算器74において、第1aの電流指令値に上記ゲイン補正係数を乗算することにより、第1bの電流指令値が演算される。
このようにして、高調波側より基本波側を優先して(高調波側より基本波側が先立って)、出力可能電流以下に制限された第1bの電流指令値が生成される。例えば、出力可能電流が100%で、第1aの電流指令値が120%の場合、上記ゲイン補正係数は0.83(=100%÷120%)とすることができる。そして、上記ゲイン補正係数を第1aの電流指令値に乗算すると、第1bの電流指令値は100%(=120%×0.83)となり,出力可能電流値以下に制限することができる。
第2aの電流指令値に基づいて第2bの電流指令値を演算する方法は、以下の通りである。絶対値演算部75Aにおいて、入力する各相の第2aの電流指令値(高調波成分)の絶対値を求めて、最大値演算部75Bにおいて、絶対値演算部75Aで求めた各相の絶対値の中から最大値を抽出して、一次遅れフィルタ75Cにおいて、最大値演算部75Bで抽出した最大値を平準化する。絶対値演算部75Aと最大値演算部75Bと一次遅れフィルタ75Cによってローパスフィルタ75が構成されている。除算器76には、出力可能電流からローパスフィルタ71で平準化された第1aの電流指令値を減算した差分電流(基本波補償の余力で高調波補償するための差分電流)と、ローパスフィルタ75で平準化された第2aの電流指令値とが入力される。除算器76において、上記差分電流が、ローパスフィルタ75で平準化された第2aの電流指令値で除算され、上限値リミッタ77において、除算器76による除算結果が制限されることで、ゲイン補正係数が演算される。そして、乗算器78において、第2aの電流指令値に上記ゲイン補正係数を乗算することにより、第2bの電流指令値が演算される。
極性判定部79は、上記差分電流が正負いずれの値をとるかを判定して、正の値をとるときは切換スイッチ79Aをオン(正)にして第2bの電流指令値を出力可能とし、負の値をとるときは切換スイッチ79Aをオフ(負)にして第2bの電流指令値として0を出力する。上記差分電流が負の極性を示すことは、基本波が電流制限されており、電圧型インバータ3の能力を基本波補償に100%使用していることを意味しているため、高調波補償に用いる第2bの電流指令値をゼロにする。
このように、電流基準制限部70は、第1aの電流指令値と第2aの電流指令値の加算値を出力可能電流により制限することで、第1bの電流指令値と第2bの電流指令値を生成する。具体的に、電流基準制限部70は、第1aの電流指令値が出力可能電流を超過しないようなゲイン補正係数を演算し、ゲイン補正係数を第1aの電流指令値に乗じることで、第1bの電流指令値を演算する。また、電流基準制限部70は、第1aの電流指令値と出力可能電流の差分電流を演算し、第2aの電流指令値が差分電流を超過しないようなゲイン補正係数を演算し、ゲイン補正係数を第2aの電流指令値に乗じることで、第2bの電流指令値を演算する。すなわち、電流基準制限部70は、出力可能電流を超過しない範囲内で、基本波側で第1aの電流指令値から第1bの電流指令値を優先的に演算した結果としての残余リソース(マージン)を利用して、高調波側で第2aの電流指令値から第2bの電流指令値を演算する。
電圧基準制限部80は、第1bの電流指令値と第2bの電流指令値に基づいて、出力可能電圧制限演算を実行することにより、第2bの電流指令値を制限した第2cの電流指令値を生成する。出力可能電圧制限演算は、電力需要や動作環境に応じて任意に設定される出力可能電圧に基づく制限演算である。なお、一般的に、インバータは基本波の出力可能電流を流すだけの電圧を出力できるように設計するため、ここでは、第2bの電流指令値(高調波)を制限した第2cの電流指令値を生成する一方、第1bの電流指令値(基本波)は制限しないものとする。
図3は、図1の電圧基準制限部80の詳細構成を示すブロック図である。電圧基準制限部80は、基本波出力電圧推定部81と、高調波出力電圧推定部82とを有している。
基本波出力電圧推定部81において、電圧形インバータ3が第1bの電流指令値に従った電流を出力するための電圧指令値が演算される。この電圧指令値は、以下の式(1)により演算される。
(1)電圧指令値=系統電圧Vs+(第1bの電流指令値×R)+(Δ第1bの電流指令値/dt×L)
ここで、
R:電圧形インバータ3と風力発電機1と電力系統2の接続点P1との間の抵抗値、
L:電圧形インバータ3と風力発電機1と電力系統2の接続点P1との間のインダクタンス値、
である。
さらに、絶対値演算部83Aにおいて、式(1)で求めた電圧指令値の絶対値を求めて、最大値演算部83Bにおいて、絶対値演算部83Aで求めた絶対値の中から最大値を抽出して、一次遅れフィルタ83Cにおいて、最大値演算部83Bで抽出した最大値を平準化する。絶対値演算部83Aと最大値演算部83Bと一次遅れフィルタ83Cによってローパスフィルタ83が構成されている。ローパスフィルタ83から出力されるのは、第1bの電流指令値に基づく電圧推定値(基本波出力電圧推定値)である。減算器84において、出力可能電圧から、第1bの電流指令値に基づく電圧推定値(基本波出力電圧推定値)が減算されることで、高調波電流を出力するための電圧余裕が出力される。
高調波出力電圧推定部82において、電圧形インバータ3が第2bの電流指令値に従った電流を出力するための電圧指令値が演算される。この電圧指令値は、以下の式(2)により演算される。なお、系統電圧Vsについては、基本波出力電圧推定部81において式(1)で加算しているので、重複を避けるため、式(2)では加算していない。
(2)電圧指令値=(第2bの電流指令値×R)+(Δ第2bの電流指令値/dt×L)
ここで、
R:電圧形インバータ3と風力発電機1と電力系統2の接続点P1との間の抵抗値、
L:電圧形インバータ3と風力発電機1と電力系統2の接続点P1との間のインダクタンス値、
である。
さらに、絶対値演算部85Aにおいて、式(2)で求めた電圧指令値の絶対値を求めて、最大値演算部85Bにおいて、絶対値演算部85Aで求めた絶対値の中から最大値を抽出して、一次遅れフィルタ85Cにおいて、最大値演算部85Bで抽出した最大値を平準化する。絶対値演算部85Aと最大値演算部85Bと一次遅れフィルタ85Cによってローパスフィルタ85が構成されている。ローパスフィルタ85から出力されるのは、第2bの電流指令値に基づく電圧推定値(高調波出力電圧推定値)である。
除算器86において、減算器84から出力された電圧余裕が、高調波出力電圧推定部82から出力された第2bの電流指令値に基づく電圧推定値(高調波出力電圧推定値)によって除算される。上限値リミッタ87において、除算器86による除算結果が制限されることで、ゲイン補正係数が演算される。そして、乗算器88において、第2bの電流指令値に上記ゲイン補正係数を乗算することにより、第2cの電流指令値が演算される。
このように、電圧基準制限部80は、第1bの電流指令値と第2bの電流指令値に基づく電圧推定値を出力可能電圧により制限することで、第2cの電流指令値を生成する。具体的に、電圧基準制限部80は、第1bの電流指令値に基づく電圧推定値と出力可能電圧の差分電圧(電圧余裕)を演算し、第2bの電流指令値に基づく電圧推定値が差分電圧(電圧余裕)を超過しないようなゲイン補正係数を演算し、ゲイン補正係数を第2bの電流指令値に乗じることにより、第2cの電流指令値を演算する。すなわち、電圧基準制限部80は、出力可能電圧を超過しない範囲内で、かつ基本波側を優先した結果としての高調波側の残余リソース(マージン)を利用して、第2bの電流指令値を制限した第2cの電流指令値を生成する。
以上の第1実施形態によれば、基本波制御機能と高調波制御機能を高精度で協調動作させるとともに、基本波制御機能を優先的に動作させることができる。しかも、電力需要や動作環境によって基本波制御機能に要するリソースが増大した場合であっても、インバータ能力(装置能力)を最大限活用することができる。
≪第2実施形態≫
図4は、第2実施形態による電力変換装置10の全体構成を示すブロック図である。図5は、図4の電流基準制限部70の詳細構成を示すブロック図である。図6は、図4の電圧基準制限部80の詳細構成を示すブロック図である。第1実施形態の電力変換装置10と共通する部分については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
第1実施形態の電力変換装置10では、基本波制御機能を優先的に動作させて、基本波側で第1aの電流指令値から第1bの電流指令値を優先的に演算した結果としての残余リソース(マージン)を利用して、高調波側で第2aの電流指令値から第2bの電流指令値さらに第2cの電流指令値を生成する。これとは逆に、第2実施形態の電力変換装置10では、高調波制御機能を優先的に動作させて、高調波側で第2aの電流指令値から第2bの電流指令値を優先的に演算した結果としての残余リソース(マージン)を利用して、基本波側で第1aの電流指令値から第1bの電流指令値さらに第1cの電流指令値を生成する。このため、図4〜図6では、図1〜図3と比較して、基本波側の電流指令値と高調波側の電流指令値の流れ(位置関係)が逆になっている。
図5を参照して、高調波側の第2aの電流指令値に基づいて第2bの電流指令値を演算する方法、及び、基本波側の第1aの電流指令値に基づいて第1bの電流指令値を演算する方法を説明する。
第2aの電流指令値に基づいて第2bの電流指令値を演算する方法は、以下の通りである。絶対値演算部71Aにおいて、入力する各相の第2aの電流指令値(高調波成分)の絶対値を求めて、最大値演算部71Bにおいて、絶対値演算部71Aで求めた各相の絶対値の中から最大値を抽出して、一次遅れフィルタ71Cにおいて、最大値演算部71Bで抽出した最大値を平準化する。絶対値演算部71Aと最大値演算部71Bと一次遅れフィルタ71Cによってローパスフィルタ71が構成されている。除算器72において、出力可能電流が、ローパスフィルタ71で平準化された第2aの電流指令値で除算され、上限値リミッタ73において、除算器72による除算結果が制限されることで、ゲイン補正係数が演算される。そして、乗算器74において、第2aの電流指令値に上記ゲイン補正係数を乗算することにより、第2bの電流指令値が演算される。
第1aの電流指令値に基づいて第1bの電流指令値を演算する方法は、以下の通りである。絶対値演算部75Aにおいて、入力する各相の第1aの電流指令値(高調波成分)の絶対値を求めて、最大値演算部75Bにおいて、絶対値演算部75Aで求めた各相の絶対値の中から最大値を抽出して、一次遅れフィルタ75Cにおいて、最大値演算部75Bで抽出した最大値を平準化する。絶対値演算部75Aと最大値演算部75Bと一次遅れフィルタ75Cによってローパスフィルタ75が構成されている。除算器76には、出力可能電流からローパスフィルタ71で平準化された第2aの電流指令値を減算した差分電流(高調波補償の余力で基本波補償するための差分電流)と、ローパスフィルタ75で平準化された第1aの電流指令値とが入力される。除算器76において、上記差分電流が、ローパスフィルタ75で平準化された第1aの電流指令値で除算され、上限値リミッタ77において、除算器76による除算結果が制限されることで、ゲイン補正係数が演算される。そして、乗算器78において、第1aの電流指令値に上記ゲイン補正係数を乗算することにより、第1bの電流指令値が演算される。
極性判定部79は、上記差分電流が正負いずれの値をとるかを判定して、正の値をとるときは切換スイッチ79Aをオン(正)にして第1bの電流指令値を出力可能とし、負の値をとるときは切換スイッチ79Aをオフ(負)にして第1bの電流指令値として0を出力する。上記差分電流が負の極性を示すことは、高調波が電流制限されており、電圧型インバータ3の能力を高調波補償に100%使用していることを意味しているため、基本波補償に用いる第1bの電流指令値をゼロにする。
このように、電流基準制限部70は、第1aの電流指令値と第2aの電流指令値の加算値を出力可能電流により制限することで、第1bの電流指令値と第2bの電流指令値を生成する。具体的に、電流基準制限部70は、第2aの電流指令値が出力可能電流を超過しないようなゲイン補正係数を演算し、ゲイン補正係数を第2aの電流指令値に乗じることで、第2bの電流指令値を演算する。また、電流基準制限部70は、第2aの電流指令値と出力可能電流の差分電流を演算し、第1aの電流指令値が差分電流を超過しないようなゲイン補正係数を演算し、ゲイン補正係数を第1aの電流指令値に乗じることで、第1bの電流指令値を演算する。すなわち、電流基準制限部70は、出力可能電流を超過しない範囲内で、高調波側で第2aの電流指令値から第2bの電流指令値を優先的に演算した結果としての残余リソース(マージン)を利用して、基本波側で第1aの電流指令値から第1bの電流指令値を演算する。
図6では、図3の基本波出力電圧推定部81と高調波出力電圧推定部82の位置関係が逆となり、高調波出力電圧推定部81’と基本波出力電圧推定部82’が設けられている。
高調波出力電圧推定部81’において、電圧形インバータ3が第2bの電流指令値に従った電流を出力するための電圧指令値が演算される。この電圧指令値は、以下の式(3)により演算される。
(3)電圧指令値=系統電圧Vs+(第2bの電流指令値×R)+(Δ第2bの電流指令値/dt×L)
ここで、
R:電圧形インバータ3と風力発電機1と電力系統2の接続点P1との間の抵抗値、
L:電圧形インバータ3と風力発電機1と電力系統2の接続点P1との間のインダクタンス値、
である。
さらに、絶対値演算部83Aにおいて、式(3)で求めた電圧指令値の絶対値を求めて、最大値演算部83Bにおいて、絶対値演算部83Aで求めた絶対値の中から最大値を抽出して、一次遅れフィルタ83Cにおいて、最大値演算部83Bで抽出した最大値を平準化する。絶対値演算部83Aと最大値演算部83Bと一次遅れフィルタ83Cによってローパスフィルタ83が構成されている。ローパスフィルタ83から出力されるのは、第2bの電流指令値に基づく電圧推定値(高調波出力電圧推定値)である。減算器84において、出力可能電圧から、第2bの電流指令値に基づく電圧推定値(高調波出力電圧推定値)が減算されることで、基本波電流を出力するための電圧余裕が出力される。
基本波出力電圧推定部82’において、電圧形インバータ3が第1bの電流指令値に従った電流を出力するための電圧指令値が演算される。この電圧指令値は、以下の式(4)により演算される。なお、系統電圧Vsについては、高調波出力電圧推定部81’において式(3)で加算しているので、重複を避けるため、式(4)では加算していない。
(4)電圧指令値=(第1bの電流指令値×R)+(Δ第1bの電流指令値/dt×L)
ここで、
R:電圧形インバータ3と風力発電機1と電力系統2の接続点P1との間の抵抗値、
L:電圧形インバータ3と風力発電機1と電力系統2の接続点P1との間のインダクタンス値、
である。
さらに、絶対値演算部85Aにおいて、式(4)で求めた電圧指令値の絶対値を求めて、最大値演算部85Bにおいて、絶対値演算部85Aで求めた絶対値の中から最大値を抽出して、一次遅れフィルタ85Cにおいて、最大値演算部85Bで抽出した最大値を平準化する。絶対値演算部85Aと最大値演算部85Bと一次遅れフィルタ85Cによってローパスフィルタ85が構成されている。ローパスフィルタ85から出力されるのは、第1bの電流指令値に基づく電圧推定値(基本波出力電圧推定値)である。
除算器86において、減算器84から出力された電圧余裕が、基本波出力電圧推定部82’から出力された第1bの電流指令値に基づく電圧推定値(基本波出力電圧推定値)によって除算される。上限値リミッタ87において、除算器86による除算結果が制限されることで、ゲイン補正係数が演算される。そして、乗算器88において、第1bの電流指令値に上記ゲイン補正係数を乗算することにより、第1cの電流指令値が演算される。
このように、電圧基準制限部80は、第1bの電流指令値と第2bの電流指令値に基づく電圧推定値を出力可能電圧により制限することで、第1cの電流指令値を生成する。具体的に、電圧基準制限部80は、第2bの電流指令値に基づく電圧推定値と出力可能電圧の差分電圧(電圧余裕)を演算し、第1bの電流指令値に基づく電圧推定値が差分電圧(電圧余裕)を超過しないようなゲイン補正係数を演算し、ゲイン補正係数を第1bの電流指令値に乗じることにより、第1cの電流指令値を演算する。すなわち、電圧基準制限部80は、出力可能電圧を超過しない範囲内で、かつ高調波側を優先した結果としての基本波側の残余リソース(マージン)を利用して、第1bの電流指令値を制限した第1cの電流指令値を生成する。
以上の第2実施形態によれば、基本波制御機能と高調波制御機能を高精度で協調動作させるとともに、高調波制御機能を優先的に動作させることができる。しかも、電力需要や動作環境によって高調波制御機能に要するリソースが増大した場合であっても、インバータ能力(装置能力)を最大限活用することができる。
≪第3実施形態≫
図示は省略するが、第1実施形態(図1〜図3)と第2実施形態(図4〜図6)を組み合わせて、電流指令値制限部60(電流基準制限部70、電圧基準制限部80)が、第1aの電流指令値及び第2aの電流指令値、並びに、第1bの電流指令値及び第2bの電流指令値を制限することにより、第1cの電流指令値及び第2cの電流指令値を生成する態様も可能である。
≪第4実施形態≫
図示は省略するが、第1実施形態(図1〜図3)と第2実施形態(図4〜図6)において、電流基準制限部70と電圧基準制限部80のいずれか一方を省略する態様も可能である。この場合であっても、電流基準制限部70において第1aの電流指令値と第2aの電流指令値を用いた出力可能電流制限演算を実行し、又は、電圧基準制限部80において第1bの電流指令値と第2bの電流指令値を用いた出力可能電圧制限演算を実行することで、基本波制御機能と高調波制御機能を高精度で協調動作させることが可能になる。
≪第5実施形態≫
図示は省略するが、第1実施形態(図1〜図3)と第2実施形態(図4〜図6)において、電流基準制限部70と電圧基準制限部80の一方では、基本波用と高調波用の電流指令値の双方を用いて制限演算を行い、電流基準制限部70と電圧基準制限部80の他方では、基本波用と高調波用の電流指令値の一方を用いて制限演算を行う態様も可能である。この場合であっても、電流基準制限部70と電圧基準制限部80の一方において基本波用と高調波用の電流指令値の双方を用いて制限演算を行うことで、且つ/又は、電流基準制限部70による出力可能電流制限演算と電圧基準制限部80による出力可能電圧制限演算を併用することで、基本波制御機能と高調波制御機能を高精度で協調動作させることが可能になる。
以上のように、本実施形態による電力変換装置10では、電流指令値制限部60(電流基準制限部70、電圧基準制限部80)が、第1aの電流指令値と第2aの電流指令値に基づいて、出力可能電流制限演算と出力可能電圧制限演算の少なくとも一方を実行することにより、第1aの電流指令値と第2aの電流指令値の少なくとも一方を制限する。また、電流指令値制限部60(電流基準制限部70、電圧基準制限部80)が、第1aの電流指令値と第2aの電流指令値の少なくとも一方に基づいて、出力可能電流制限演算と出力可能電圧制限演算を実行することにより、第1aの電流指令値と第2aの電流指令値の少なくとも一方を制限する。これにより、基本波制御機能と高調波制御機能を高精度で協調動作させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている構成要素の大きさや形状、機能などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
本発明は、例えば、電力系統に連系される電力変換装置に適用することができる。
1 風力発電機(電力設備)
2 電力系統
3 電圧形インバータ
4 変圧器
10 電力変換装置
20 電流指令値生成部
30 電流制御部
40 基本波制御機能部
50 高調波制御機能部
60 電流指令値制限部
70 電流基準制限部
71 ローパスフィルタ
71A 絶対値演算部
71B 最大値演算部
71C 一次遅れフィルタ
72 除算器
73 上限値リミッタ
74 乗算器
75 ローパスフィルタ
75A 絶対値演算部
75B 最大値演算部
75C 一次遅れフィルタ
76 除算器
77 上限値リミッタ
78 乗算器
79 極性判定部
79A 切換スイッチ
80 電圧基準制限部
81 基本波出力電圧推定部
81’ 高調波出力電圧推定部
82 高調波出力電圧推定部
82’ 基本波出力電圧推定部
83 ローパスフィルタ
83A 絶対値演算部
83B 最大値演算部
83C 一次遅れフィルタ
84 減算器
85 ローパスフィルタ
85A 絶対値演算部
85B 最大値演算部
85C 一次遅れフィルタ
86 除算器
87 上限値リミッタ
88 乗算器
C キャパシタンス
L1 L2 インダクタンス
Vs 系統電圧
Vs 系統電圧指令値
IL 系統電流
Edc インバータ直流電圧(検出値)
Edc インバータ直流電圧(指令値)
Iinv インバータ出力電流

Claims (8)

  1. 系統電流の基本波を制御するための第1aの電流指令値を生成する基本波制御機能部と、
    前記系統電流の高調波を制御するための第2aの電流指令値を生成する高調波制御機能部と、
    前記第1aの電流指令値と前記第2aの電流指令値に基づいて、出力可能電流制限演算と出力可能電圧制限演算の少なくとも一方を実行することにより、前記第1aの電流指令値と前記第2aの電流指令値の少なくとも一方を制限する電流指令値制限部と、
    を有することを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記電流指令値制限部は、
    前記第1aの電流指令値と前記第2aの電流指令値の加算値を出力可能電流により制限することで、第1bの電流指令値と第2bの電流指令値を生成する電流基準制限部と、
    前記第1bの電流指令値と前記第2bの電流指令値に基づく電圧推定値を出力可能電圧により制限することで、第1cの電流指令値と第2cの電流指令値の少なくとも一方を生成する電圧基準制限部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記電流基準制限部は、
    前記第1aの電流指令値が前記出力可能電流を超過しないようなゲイン補正係数を演算し、前記ゲイン補正係数を前記第1aの電流指令値に乗じることにより前記第1bの電流指令値を演算し、
    前記第1aの電流指令値と前記出力可能電流の差分電流を演算し、前記第2aの電流指令値が前記差分電流を超過しないようなゲイン補正係数を演算し、前記ゲイン補正係数を前記第2aの電流指令値に乗じることにより前記第2bの電流指令値を演算する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記電圧基準制限部は、
    前記第1bの電流指令値に基づく電圧推定値と前記出力可能電圧の差分電圧を演算し、前記第2bの電流指令値に基づく電圧推定値が前記差分電圧を超過しないようなゲイン補正係数を演算し、前記ゲイン補正係数を前記第2bの電流指令値に乗じることにより前記第2cの電流指令値を演算する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記電流基準制限部は、
    前記第2aの電流指令値が前記出力可能電流を超過しないようなゲイン補正係数を演算し、前記ゲイン補正係数を前記第2aの電流指令値に乗じることにより前記第2bの電流指令値を演算し、
    前記第2aの電流指令値と前記出力可能電流の差分電流を演算し、前記第1aの電流指令値が前記差分電流を超過しないようなゲイン補正係数を演算し、前記ゲイン補正係数を前記第1aの電流指令値に乗じることにより前記第1bの電流指令値を演算する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  6. 前記電圧基準制限部は、
    前記第2bの電流指令値に基づく電圧推定値と前記出力可能電圧の差分電圧を演算し、前記第1bの電流指令値に基づく電圧推定値が前記差分電圧を超過しないようなゲイン補正係数を演算し、前記ゲイン補正係数を前記第1bの電流指令値に乗じることにより前記第1cの電流指令値を演算する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の電力変換装置。
  7. 前記基本波制御機能部は、無効電流指令値及び/又は有効電流指令値を前記第1aの電流指令値として出力し、
    前記高調波制御機能部は、前記系統電流及び/又は系統電圧から抽出した高調波に応じた高調波電流指令値を前記第2aの電流指令値として出力する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の電力変換装置。
  8. 系統電流の基本波を制御するための第1aの電流指令値を生成する基本波制御機能部と、
    前記系統電流の高調波を制御するための第2aの電流指令値を生成する高調波制御機能部と、
    前記第1aの電流指令値と前記第2aの電流指令値の少なくとも一方に基づいて、出力可能電流制限演算と出力可能電圧制限演算を実行することにより、前記第1aの電流指令値と前記第2aの電流指令値の少なくとも一方を制限する電流指令値制限部と、
    を有することを特徴とする電力変換装置。
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