JP2020010391A - ワイヤレス通信における複数のアクティブ接続のモデム支援型競合ハンドリング - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のアクティブ接続とともに動作するように構成されたワイヤレス通信デバイスおよび方法を提供する。【解決手段】ユーザ機器が、第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立する。ユーザ機器はまた、第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立する。ユーザ機器は、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報をユーザ機器のオペレーティングシステムに与える。さらに、ユーザ機器は、モデム情報に基づいてオペレーティングシステムによって与えられた決定に従って第1のアクティブ接続または第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との間の競合を緩和する。【選択図】図5

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる、2014年5月21日に米国特許商標庁に出願された米国非仮特許出願第14/284,053号の優先権および利益を主張する。
[0002]以下で説明する技術は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、少なくとも2つのサブスクリプションと同時に動作する能力があるワイヤレス端末および同様の方法に関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。通常、多元接続ネットワークである、そのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN:UMTS Terrestrial Radio Access Network)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標):3rd Generation Partnership Project)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)の一部として定義された無線アクセスネットワーク(RAN)である。
[0004]概して、UMTSのために構成されたワイヤレスユーザ機器(UE)(様々な文献では移動局(MS)、モバイル端末(MT)、アクセス端末(AT)などとも呼ばれる)は、加入者識別情報を記憶するために、ならびに他のセキュリティおよび認証目的でユニバーサル集積回路カード(UICC:Universal Integrated Circuit Card)(一般にSIMカードと呼ばれる)を使用する。より最近では、いくつかのUEは、デバイスのユーザが2つまたはそれ以上のセルラーサブスクリプション上でボイス呼および/またはデータ呼に同時に関与することができるように、2つまたはそれ以上のUICCまたはSIMカードを有する。これらのサブスクリプションは同じネットワークまたは異なるネットワーク上にあり得る。
[0005]複数のSIMカードをもつUEは、一般にマルチSIMデバイスと呼ばれる。いくつかのマルチSIM UEは、複数のサブスクリプションに同時にアクセスするために無線周波数(RF)リソース(たとえば、モデム、トランシーバなど)を共有する。マルチSIMデバイスの1つのカテゴリーはデュアルSIMデュアルアクティブ(DSDA:dual-SIM dual active)デバイスと呼ばれる。DSDAデバイスは、トラフィックモードにおいて2つのサブスクリプション上で同時にアクティブであり得、したがって共存問題を呈し得る。
[0006]上述のように、本特許出願で説明する技術は、複数のアクティブ接続とともに動作するように構成されたワイヤレス通信デバイスおよび方法に関する。いくつかのシナリオでは、複数のアクティブ接続により競合問題が発生し得る。競合が発生したとき、デバイス性能が劣化し、それによりユーザエクスペリエンスに影響を及ぼし得る。本発明のいくつかの実施形態は、以下でより詳細に説明するように、競合影響を低下させ、および/または除去する方法として、ユーザまたは通信デバイス上のオペレーティングシステムが、1つまたは複数の様々なファクタに基づいて接続(またはサブスクリプション)に優先度を付けることを可能にし、提供する。
[0007]以下で、本開示の1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、本開示のすべての企図された特徴の包括的な概観ではなく、本開示のすべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、本開示のいずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
[0008]本発明の一実施形態では、ユーザ機器(UE)において動作可能なワイヤレス通信の方法が提供される。UEは、第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立し、第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立する。UEは、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報をUEのオペレーティングシステムに与え、モデム情報に基づいてオペレーティングシステムによって与えられた決定に従って第1のアクティブ接続または第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との間の競合を緩和する。
[0009]本発明の別の実施形態は、ユーザ機器(UE)において動作可能なワイヤレス通信の方法を提供する。UEは、第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立し、第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立する。UEは、UEのモデムによって決定された第1のアクティブ接続および第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、モデムによって行われた決定に従って第1のアクティブ接続または第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との間の競合を緩和する。
[0010]本発明の別の実施形態は、ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)を提供する。UEは、第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立するように構成された第1のサブスクリプションアクセス回路と、第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立するように構成された第2のサブスクリプションアクセス回路とを含む。UEは、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報をUEのオペレーティングシステムに与えるように構成されたモデム回路と、少なくとも1つのプロセッサとをさらに含む。少なくとも1つのプロセッサは、モデム回路からモデム情報を受信することと、モデム情報に基づいてオペレーティングシステムによって与えられた決定に従って第1のアクティブ接続または第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することとを行うように構成される。
[0011]本発明の別の実施形態は、ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)を提供する。UEは、第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立するように構成された第1のサブスクリプションアクセス回路と、第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立するように構成された第2のサブスクリプションアクセス回路とを含む。UEは、モデム回路によって決定された第1のアクティブ接続および第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、モデム回路によって行われた決定に従って第1のアクティブ接続または第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との間の競合を緩和するように構成されたモデム回路をさらに含む。
[0012]本発明の別の実施形態は、ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)に、第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立することと、第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立することとを行わせるためのコードを含むコンピュータ可読媒体を提供する。コードは、UEに、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報をUEのオペレーティングシステムに与えることと、モデム情報に基づいてオペレーティングシステムによって与えられた決定に従って第1のアクティブ接続または第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することとをさらに行わせる。
[0013]本発明の別の実施形態は、ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)に、第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立することと、第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立することとを行わせるためのコードを含むコンピュータ可読媒体を提供する。コードは、UEに、UEのモデムによって決定された第1のアクティブ接続および第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、モデムによって行われた決定に従って第1のアクティブ接続または第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することをさらに行わせる。
[0014]本発明のこれらおよび他の態様は、以下の発明を実施するための形態を検討すればより十分に理解されよう。本発明の特定の例示的な実施形態の以下の説明を添付の図と併せて検討すれば、当業者には、本発明の他の態様、特徴、および実施形態が明らかになろう。本発明の特徴が、以下のいくつかの実施形態および図に関連して説明され得るが、本発明のすべての実施形態は、本明細書で説明する有利な特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。言い換えれば、1つまたは複数の実施形態が、いくつかの有利な特徴を有するものとして説明され得るが、そのような特徴のうちの1つまたは複数は、本明細書で説明する本発明の様々な実施形態に従っても使用され得る。同様に、例示的な実施形態が、以下ではデバイス、システム、または方法の実施形態として説明され得るが、そのような例示的な実施形態は、様々なデバイス、システム、および方法で実装され得ることを理解されたい。
[0015]電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図。 [0016]アクセスネットワークの一例を示す概念図。 [0017]ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図。 [0018]本開示の態様による、複数のサブスクリプションとの同時接続を確立するためにモデム支援型競合ハンドリングを使用するように構成されたデュアルSIMおよびデュアルアクティブ(DSDA)ユーザ機器(UE)を示す概念図。 [0019]本開示の態様による、オペレーティングシステムによって与えられた決定に基づいて同時接続間の競合を緩和する方法を示すフローチャート。 [0020]本開示の一態様による、競合緩和技法の例を示すフローチャート。 [0021]本開示の一態様による、同時のデータ接続とボイス接続との間の競合を緩和するプロセスを示すフローチャート。 [0022]本開示の一態様による、UEのモデムによって行われた決定に基づいてUEにおいて同時接続間の競合を緩和するプロセスを示すフローチャート。 [0023]本開示の一態様による、デュアルボイス呼管理プロセスの一例を示す図。 [0024]本開示の一態様による、ボイス呼およびデータ呼管理プロセスの一例を示す図。 [0025]本開示の別の態様による、同時ボイス呼およびデータ呼管理プロセスの第1の例を示す図。 [0026]本開示の別の態様による、同時ボイス呼およびデータ呼管理プロセスの第2の例を示す図。 [0027]本開示の別の態様による、同時ボイス呼およびデータ呼管理プロセスの第3の例を示す図。 [0028]本開示の別の態様による、同時ボイス呼およびデータ呼管理プロセスの第4の例を示す図。 [0029]本開示の一態様による、処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示すブロック図。
[0030]本開示の1つまたは複数の態様は、共通RFリソースを共有するとき、2つまたはそれ以上のサブスクリプション上で同時接続を確立することができるUEを提供する。サブスクリプションは、GSM(登録商標)、W−CDMA(登録商標)、CDMA2000、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))など、同じまたは異なる無線アクセス技術(RAT)を使用していることがある。本開示の一態様では、UEはマルチSIMデバイス(たとえば、DSDAデバイス)であり得る。本開示の様々な態様では、UEは、通信アクティビティの劣化を緩和することができるインテリジェント様式でUEのRFリソースを共有することによって、複数のサブスクリプション上で通信アクティビティの同時動作を達成することができる。本開示のいくつかの態様では、ユーザまたはUEのオペレーティングシステムが、ユーザエクスペリエンスを著しく劣化させることなしに競合をハンドリングするために、モデムによって与えられたリンク情報に基づいて決定を行い得る。本開示の他の態様では、モデム自体が、ユーザエクスペリエンスを改善するか、または競合からのネットワークへの影響を緩和するために、検出された無線リンク情報に従って通信リンクの属性を制御し得る。
[0031]本開示全体にわたって提示する様々な概念は、多種多様な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。次に図1を参照すると、限定はしないが例示的な例として、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)ネットワーク100に関して本開示の様々な態様が示されている。UMTSネットワークは、3つの対話ドメイン、コアネットワーク104と、無線アクセスネットワーク(RAN)(たとえば、UMTS地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)102)と、ユーザ機器(UE)110とを含む。UTRAN102のために利用可能ないくつかのオプションの中で、この例では、図示されたUTRAN102は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを可能にするためのW−CDMAエアインターフェースを採用し得る。UTRAN102は、無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)106などのそれぞれのRNCによって各々が制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS:Radio Network Subsystem)107などの複数のRNSを含み得る。ここで、UTRAN102は、図示されたRNC106およびRNS107に加えて、任意の数のRNC106およびRNS107を含み得る。RNC106は、特に、RNS107内で無線リソースを割り当て、再構成し、解放することを担当する装置である。RNC106は、任意の好適なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、仮想ネットワークなど、様々なタイプのインターフェースを介してUTRAN102中の他のRNC(図示せず)と相互接続され得る。
[0032]本開示のいくつかの態様では、UTRANエアインターフェースは、W−CDMA規格を利用するものなど、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS−CDMA:Direct-Sequence Code Division Multiple Access)システムであり得る。スペクトラム拡散DS−CDMAは、チップと呼ばれる擬似ランダムビットのシーケンスによる乗算によって、ユーザデータを拡散する。UTRAN102のためのW−CDMAエアインターフェースは、そのようなDS−CDMA技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、ノードB108とUE110との間のアップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)に対して異なる搬送周波数を使用する。DS−CDMAを利用し、時分割複信(TDD)を使用する、UMTSのための別のエアインターフェースは、TD−SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明する様々な例はW−CDMAエアインターフェースに言及することがあるが、基礎をなす原理はTD−SCDMAエアインターフェースまたは他の好適なエアインターフェースに等しく適用可能であることを、当業者は認識されよう。
[0033]RNS107によってカバーされる地理的領域は、いくつかのセルに分割され得、無線トランシーバ装置が各セルをサービスし得る。無線トランシーバ装置は、UMTS適用例では一般にノードBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、基地トランシーバ局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。明快のために、各RNS107中に3つのノードB108が示されているが、RNS107は任意の数のワイヤレスノードBを含み得る。ノードB108は、任意の数のモバイル装置にコアネットワーク104へのワイヤレスアクセスポイントを与える。モバイル装置の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、スマートウォッチ、セッション開始プロトコル(SIP)フォン、ラップトップ、コンピューティングデバイス、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレットコンピュータ、エンターテインメントデバイス、車両構成要素、または任意の他の同様の機能デバイスがある。モバイル装置は、UMTS適用例では一般にユーザ機器(UE)と呼ばれるが、当業者によって、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE110は、加入者の識別情報を記憶し、ユーザのサブスクリプション情報をネットワークに与え、ならびに他のセキュリティおよび認証役割を実施する、汎用加入者識別モジュール(USIM:universal subscriber identity module)またはSIMをさらに含み得る。本開示の一態様では、UE110は、異なるサブスクリプションに関連付けられた第1のUSIM111Aと第2のUSIM111Bとを含む複数のUSIMを有し得る。本開示の一態様では、サブスクリプションは、ネットワーク100と同様のまたはそれとは異なる、様々なネットワークに関連付けられ得る。説明の目的で、同じまたは異なるサブスクリプションに関連付けられ得るいくつかのノードB108と通信している1つのUE110が示されている。順方向リンクとも呼ばれるダウンリンク(DL)は、ノードB108からUE110への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるアップリンク(UL)は、UE110からノードB108への通信リンクを指す。
[0034]コアネットワーク104は、UTRAN102など、1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースすることができる。図示のように、コアネットワーク104はUMTSコアネットワークである。ただし、当業者が認識するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、CDMA2000およびLTEネットワークなど、UMTSネットワーク以外のタイプのコアネットワークへのアクセスをUEに与えるために、RAN、または他の好適なアクセスネットワークにおいて実装され得る。
[0035]図示されたUMTSコアネットワーク104は回線交換(CS:circuit-switched)ドメインとパケット交換(PS:packet-switched)ドメインとを含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センター(MSC:Mobile services Switching Centre)、ビジターロケーションレジスタ(VLR:Visitor Location Register)、およびゲートウェイMSC(GMSC:Gateway MSC)である。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN:Serving GPRS Support Node)と、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN:Gateway GPRS Support Node)とを含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのような、いくつかのネットワーク要素は、回線交換ドメインとパケット交換ドメインの両方によって共有され得る。
[0036]図示された例では、コアネットワーク104は、MSC112およびGMSC114とともに回線交換サービスをサポートする。いくつかの適用例では、GMSC114はメディアゲートウェイ(MGW)と呼ばれることがある。RNC106などの1つまたは複数のRNCはMSC112に接続され得る。MSC112は、呼設定機能と、呼ルーティング機能と、UEモビリティ機能とを制御する装置である。MSC112はまた、UEがMSC112のカバレージエリア中にある持続時間の間の加入者関係情報を含んでいるビジターロケーションレジスタ(VLR)を含む。GMSC114は、UEが回線交換ネットワーク116にアクセスするために、MSC112を介したゲートウェイを与える。GMSC114は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータなどの加入者データを含んでいるホームロケーションレジスタ(HLR:home location register)115を含む。また、HLRは、加入者固有の認証データを含んでいる認証センター(AuC:authentication center)に関連付けられる。特定のUEのための呼が受信されると、GMSC114は、UEのロケーションを決定するためにHLR115に問い合わせ、そのロケーションをサービスする特定のMSCに呼をフォワーディングする。
[0037]図示されたコアネットワーク104は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)118およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)120とともにパケット交換データサービスをもサポートする。汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)は、標準の回線交換データサービスで利用可能な速度よりも速い速度で、パケットデータサービスを提供するように設計されている。GGSN120は、UTRAN102にパケットベースネットワーク122への接続を与える。パケットベースネットワーク122は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の好適なパケットベースネットワークであり得る。GGSN120の主要機能は、UE110にパケットベースネットワーク接続性を与えることである。データパケットは、SGSN118を通してGGSN120とUE110との間で転送され得、SGSN118は、主に、MSC112が回線交換ドメインで実施するのと同じ機能をパケットベースドメインで実施する。
[0038]図示されたUE110は、2つのUSIM111Aおよび111Bを含むが、これは本質的に例示にすぎず、UEは任意の好適な数のUSIMを含み得ることを当業者は理解されよう。USIMは、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組合せであり得る。複数のUSIMを有するUE110などのUEはマルチSIMデバイスと呼ばれることがあり、2つのUSIMをもつ1つの特定の例はDSDAデバイスと呼ばれる。DSDAデバイスは、UE110のRFリソース(たとえば、トランシーバ)を共有しながら、2つのネットワーク(またはサブスクリプション)との同時接続を確立することが可能である。このようにして、アクティブデータ呼および/またはボイス呼が、単一のDSDAデバイスを用いてネットワークまたはサブスクリプションの両方上で同時に確立され得る。
[0039]上記で説明したように、図示されたUE110は、UMTSネットワーク100および別のネットワークと同時に接続されることが可能なDSDAデバイスの一例である。本開示の範囲内で、2つ以上の無線アクセス技術(RAT)を利用して同様の機能が達成され得、ここにおいて、UEは、2つまたはそれ以上の異なるRATを使用して、2つまたはそれ以上のサブスクリプション上で同時接続を確立することができる。たとえば、本開示の様々な態様では、UE110は、任意の好適なRATを使用して、GSMネットワーク、UMTSネットワーク、LTEネットワーク、CDMA2000ネットワーク、Wi−MAXネットワークのうちの1つまたは複数上で同時接続を確立し得る。本開示内で、任意の1つまたは任意の複数のRAT上の2つまたはそれ以上のサブスクリプション上で同時接続を確立することが可能なデバイスは、一般にデュアルSIMデバイスまたはDSDAデバイスと呼ばれることがある。DSDAデバイスでは、たとえば、両方のアクティブ接続が、データ呼またはボイス呼のための情報を送信する際に同時にアクティブであり得る。
[0040]UTRAN102は、本開示に従って利用され得るRANの一例である。図2を参照すると、例として、および限定はしないが、UTRANアーキテクチャにおけるRAN200の簡略化された概略図が示されている。システムは、1つまたは複数のセクタを各々が含み得る、セル202、204、および206を含む、複数のセルラー領域(セル)を含む。セルは、(たとえば、カバレージエリアによって)地理的に定義され得、および/または周波数、スクランブリングコードなどに従って定義され得る。すなわち、図示された地理的に定義されたセル202、204、および206は各々、たとえば、異なるスクランブリングコードを利用することによって、複数のセルにさらに分割され得る。たとえば、第1のセルは第1のスクランブリングコードを利用し得、第2のセルは、同じ地理的領域中にあり、同じノードB244によってサービスされている間、第2のスクランブリングコードを利用することによって区別され得る。
[0041]セクタに分割されたセルにおいて、セル内の複数のセクタはアンテナのグループによって形成され得、各アンテナは、セルの一部分におけるUEとの通信を担当する。たとえば、セル202において、アンテナグループ212、214、および216は各々異なるセクタに対応し得る。セル204において、アンテナグループ218、220、および222は各々異なるセクタに対応し得る。セル206において、アンテナグループ224、226、および228は各々異なるセクタに対応し得る。
[0042]セル202、204、および206は、各セル202、204、または206の1つまたは複数のセクタと通信していることがあるいくつかのUEを含み得る。たとえば、UE230および232はノードB242と通信していることがあり、UE234および236はノードB244と通信していることがあり、UE238および240はノードB246と通信していることがある。ここで、各ノードB242、244、および246は、それぞれのセル202、204、および206中のすべてのUE230、232、234、236、238、および240に1つまたは複数のコアネットワーク(たとえば、図1のコアネットワーク104)へのアクセスポイントを与えるように構成され得る。
[0043]UE230、232、234、236、238、および240のいずれかは図1のUE110であり得る。本開示のいくつかの態様では、図2のUEのいずれかは、異なるRATのうちの同じものを使用して、対応するネットワークにそれぞれ関連する複数のサブスクリプションと同時に接続することが可能なDSDAデバイスであり得る。
[0044]ソースセルとの呼中に、または任意の他の時間に、UE236は、ソースセルの様々なパラメータ、ならびに近隣セルの様々なパラメータを監視し得る。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE236は、近隣セルのうちの1つまたは複数との通信を維持し得る。この時間中に、UE236は、アクティブセット、すなわち、UE236が同時に接続されるセルのリストを維持し得る(すなわち、現在UE236にダウンリンク専用物理チャネル(downlink dedicated physical channel)DPCHまたはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネル(fractional downlink dedicated physical channel)F−DPCHを割り当てているUTRANセルはアクティブセットを構成し得る)。ワイヤレス電気通信システムでは、通信プロトコルアーキテクチャは、特定の適用例に応じて様々な形態をとり得る。たとえば、3GPP UMTSシステムでは、シグナリングプロトコルスタックは非アクセス層(NAS:Non-Access Stratum)とアクセス層(AS:Access Stratum)とに分割される。NASは、UE110とコアネットワーク104との間のシグナリング(図1参照)のための上位レイヤを与え、回線交換プロトコルとパケット交換プロトコルとを含み得る。ASは、UTRAN102とUE110との間のシグナリングのための下位レイヤを与え、ユーザプレーンと制御プレーンとを含み得る。ここで、ユーザプレーンまたはデータプレーンはユーザトラフィックを搬送し、制御プレーンは制御情報(すなわち、シグナリング)を搬送する。
[0045]図3は、図1、図2、図4、および/または図15のUEのいずれかにおいて適応され得る、ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。図3を参照すると、3つのレイヤ、レイヤ1(L1)、レイヤ2(L2)、およびレイヤ3(L3)をもつASが示されている。レイヤ1は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。レイヤ1は、本明細書では物理レイヤ306と呼ばれる。レイヤ2 308と呼ばれるデータリンクレイヤは、物理レイヤ306の上にあり、物理レイヤ306を介したUEとノードBとの間のリンクを担当する。
[0046]レイヤ3において、無線リソース制御(RRC:radio resource control)レイヤ316は、UEとノードBとの間の制御プレーンシグナリングをハンドリングする。RRCレイヤ316は、上位レイヤメッセージをルーティングすること、ブロードキャスト機能およびページング機能をハンドリングすること、無線ベアラを確立し、構成することなどのためのいくつかの機能エンティティを含む。
[0047]図示されたエアインターフェースでは、L2レイヤ308はサブレイヤに分割される。制御プレーンでは、L2レイヤ308は2つのサブレイヤ、媒体アクセス制御(MAC:radio link control)サブレイヤ310と無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ312とを含む。ユーザプレーンでは、L2レイヤ308は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)サブレイヤ314をさらに含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイにおいて終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含めてL2レイヤ308の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
PDCPサブレイヤ314は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ314はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するノードB間のハンドオーバサポートとを与える。
[0048]RLCサブレイヤ312は、概して、(確認応答および再送信処理が誤り訂正のために使用され得る)確認応答モード(AM:acknowledged mode)と、非確認応答モード(UM:unacknowledged mode)と、データ転送のための透過モードとをサポートし、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよびリアセンブリと、MACレイヤにおけるハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順が狂った受信を補正するためのデータパケットの並べ替えとを行う。確認応答モードでは、RNCおよびUEなどのRLCピアエンティティは、特に、RLCデータプロトコルデータユニット(PDU:protocol data unit)と、RLCステータスPDUと、RLCリセットPDUとを含む様々なRLC PDUを交換し得る。本開示では、「パケット」という用語は、RLCピアエンティティ間で交換される任意のRLC PDUを指すことがある。
[0049]MACサブレイヤ310は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ310はまた、UEの間で1つのセル中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ310はHARQ動作をも担当する。
[0050]図4は、本開示の態様による、複数のサブスクリプションとの同時アクティブ接続を確立するためにモデム支援型競合ハンドリングを使用するように構成されたDSDA UE402を示す概念図である。たとえば、UE402は、図1、図2、および/または図5のUEのいずれかであり得る。UE402は、それぞれ第1のサブスクリプション408および第2のサブスクリプション410との同時アクティブ接続404および406をサポートする。UE402は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、回路、またはそれらの組合せで実装され得る様々な構成要素を含む。たとえば、UE402は、複数のサブスクリプションとの同時アクティブ接続をサポートするように構成されたオペレーティングシステム412を含む。本開示の一態様では、オペレーティングシステム412は、UE402のハードウェアリソースを管理し、UE402上で実行するアプリケーションに様々なサービスを与えるソフトウェアである。オペレーティングシステム412の例としては、Android(登録商標)、iOS(登録商標)、Window Phone(登録商標)などがある。第1のサブスクリプションアクセス構成要素414は、第1のサブスクリプション408とのアクティブ接続404をサポートおよび確立するために与えられる。第2のサブスクリプションアクセス構成要素416は、第2のサブスクリプション410とのアクティブ接続406をサポートおよび確立するために与えられる。たとえば、両方のアクティブ接続404および406が、ユーザデータ(たとえば、ボイス呼またはデータ呼)を受信および/または送信するために同時にアクティブモードにあり得る。2つのアクティブ接続間のトラフィックタイプについてのいくつかの可能性は、一方の接続がボイス呼をサポートし、他の接続がデータアプリケーション(たとえば、インターネットウェブブラウジング、メディアストリーミング、またはファイルダウンロード)をサポートすること、あるいは両方の接続が2つの別個のボイス呼または2つの別個のデータアプリケーションをサポートすることを含む。
[0051]UE402は、オペレーティングシステム412にモデム情報420を与えるように構成され得るモデム418を含む。たとえば、モデムは、モデムアプリケーションプログラムインターフェース(API)421を介して、それの動作状態または接続品質に関する情報を与えることができる。モデム情報402は、アクティブ接続404および406(ならびに他の接続)に関するリンク情報を含み得る。限定ではなく例として、モデム情報420または接続品質は、エラーレート、チャネル品質(たとえば、チャネル品質インジケータ(CQI))、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、ラウンドトリップ時間などのうちの少なくとも1つを含み得る。モデム情報420は、必要に応じて他の好適なパラメータを含み得る。モデム情報420は競合緩和構成要素422に与えられ得る。
[0052]競合緩和構成要素422は、第1のアクティブ接続404と第2のアクティブ接続406との間の競合を緩和することができる。1つのシナリオでは、緩和は、接続404および接続406の少なくとも一方を劣化させることによって行われ得る。アクティブ接続を緩和すると決定することは、モデム情報420に基づいてオペレーティングシステム412によって与えられた決定に従って行われ得る。アクティブ接続を劣化させることは、ボイス呼を保留にすること、スロットリングする(データレートを減少させる)こと、データ呼を中断すること、あるいはデータ呼またはボイス呼を終了することのうちの少なくとも1つを含み得る。
[0053]本開示の一態様では、UE402はまた、第1の接続404と第2の接続406とに関する情報をUEのユーザに与えるユーザ制御構成要素424を含む。ユーザ制御構成要素424は、オペレーティングシステム412から情報を受信し得、その情報をユーザに与える。次いで、ユーザ制御構成要素424は、競合を緩和するために、第1の接続および第2の接続のいずれが劣化されるべきかに関するユーザからの入力を受信する。本開示の態様では、競合をどのように緩和するかに関する決定は、オペレーティングシステム412自体またはユーザによって行われ得る。本開示のいくつかの態様では、決定は、オペレーティングシステムまたはユーザを関与させることなしにモデム418自体によって行われ得る。
[0054]図5は、本開示の一態様による、オペレーティングシステムによって与えられた決定に基づいて同時アクティブ接続間の競合を緩和するプロセス500を示すフローチャートである。たとえば、プロセス500は、図1、図2、図4、および/または図15のUEのいずれかにおいて動作可能であり得る。ブロック502において、UE402が、第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立する。たとえば、UE402の第1のサブスクリプションアクセス構成要素414が、第1のサブスクリプション408との第1のアクティブ接続404を確立し得る(図4参照)。ブロック504において、UEは、第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立する。第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続とは、ユーザデータ(たとえば、データ呼データまたはボイス呼データ)を送信するために同時にアクティブモードに保たれる。たとえば、UEの第2のサブスクリプションアクセス構成要素416が、第1のアクティブ接続404と同時に、第2のサブスクリプション410との第2のアクティブ接続406を確立し得る。
[0055]ブロック506において、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報をオペレーティングシステムに与える。たとえば、モデム418は、モデムAPI421を介してモデム情報420をオペレーティングシステム412に与え得る。ブロック508において、UEの競合緩和構成要素422は、モデム情報に基づいてオペレーティングシステムによって与えられた決定に従って第1のアクティブ接続408または第2のアクティブ接続410の少なくとも一方を劣化させることによって、第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続との間の競合を緩和する。本開示の様々な態様では、決定は、ユーザによって行われるか、あるいはUEにおいて動作しているオペレーティングシステム412および/またはアプリケーションによって自律的に(すなわち、ユーザ入力なしに)行われ得る。両方の接続を同時にアクティブモードに保つために第1のアクティブ接続および第2のアクティブ接続の一方または両方を劣化させるための技法の例について以下で詳細に説明する。
図6は、本開示の態様による、競合緩和技法600の例を示すフローチャートである。たとえば、競合緩和技法600は、図1、図2、図4、および/または図15のUEのいずれかにおいて動作可能であり得る。一例では、UE402は、複数のサブスクリプション408および410との同時アクティブ接続404および406を確立し、ここで、接続は、ユーザデータを受信および/または送信するために両方ともアクティブモードに保たれる。アクティブ接続404および406の各々はデータ呼またはボイス呼であり得る。ブロック604において、UE402の競合緩和構成要素422は、同時の第1のアクティブ接続404と第2のアクティブ接続406との間の競合を決定する。接続間の競合が発生した場合、競合緩和構成要素422は、以下の技法のうちの1つまたは複数を使用することによって競合を緩和し得る。
[0056]ブロック606において、UE402(たとえば、競合緩和構成要素422)は、第1のアクティブ接続404および第2のアクティブ接続406の一方に、他方に勝る優先度を付ける。たとえば、一方の接続のユーザデータおよび/またはボイスデータは、他方の接続の優先度よりも高い優先度を与えられ得る。ブロック608において、UE402は、それらの相対的優先度に基づいて、第1のアクティブ接続404または第2のアクティブ接続406の少なくとも一方のデータをスロットリングまたは中断する。たとえば、より低い優先度をもつアクティブ接続のうちの1つまたは複数のデータレートが低減され得る。ブロック610において、UE402は、それらの相対的優先度に基づいて、第1のアクティブ接続および第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にする。たとえば、UE402は、より低い優先度をもつアクティブ接続のうちの1つ上のボイス呼を保留にし得る。本開示の一態様では、ボイス呼が接続上で保留にされたとき、UE402は、発呼者が保留にしていることを相手側に知らせるためにキープアライブ無音フレームまたは周期ビジートーンのみを送るなど、アクティブボイス呼中のレートよりも低いレートでトラフィックデータを送信し得る。より低いデータレートの一例は、保留のボイス呼について3〜5秒以下ごとに0.5msの全体的送信アクティビティを生じ得る。本開示のいくつかの態様では、図6の様々な競合緩和技法は、図5のブロック508において個々にまたは異なる組合せで適用され得る。
[0057]図7は、本開示の一態様による、同時のアクティブデータ接続とアクティブボイス接続との間の競合を緩和するプロセス700を示すフローチャートである。たとえば、プロセス700は、図1、図3、図4、および/または図15のUEのいずれかにおいて動作可能であり得る。ブロック702において、UE402は、異なるサブスクリプション上でボイス呼とデータ呼とを同時に確立する。たとえば、サブスクリプションは、図4の第1のサブスクリプション408および第2のサブスクリプション410であり得る。競合を緩和するために、UE402(たとえば、競合緩和構成要素422)は、ボイス呼およびデータ呼のいずれがフォアグラウンドアプリケーションであるかを決定し得る。ブロック704において、データ呼がボイス呼に対してフォアグラウンドアプリケーションであると決定された場合、UE402は、第1のアクティブ接続404および第2のアクティブ接続406のそれぞれの接続品質に基づいて、データ呼をスロットリングするかまたはボイス呼を保留にする。ブロック706において、ボイス呼がデータ呼に対してフォアグラウンドアプリケーションであると決定された場合、UE402は、第1のアクティブ接続404および第2のアクティブ接続406のそれぞれの接続品質に基づいて、データ呼を停止、中断、またはスロットリングする。
[0058]図8は、本開示の一態様による、UEのモデムによって行われた決定に基づいて同時アクティブ接続間の競合を緩和するプロセス800を示すフローチャートである。たとえば、プロセス800は、図1、図2、図4、および/または図15のUEのいずれかにおいて動作可能であり得る。ブロック802において、UE402(たとえば、第1のサブスクリプションアクセス構成要素414)が、第1のサブスクリプション408に関連する第1のアクティブ接続404を確立する。ブロック804において、UE402(たとえば、第2のサブスクリプションアクセス構成要素416)は、第1のアクティブ接続404と同時に、第2のサブスクリプション410に関連する第2のアクティブ接続406を確立する。第1のアクティブ接続404と第2のアクティブ接続406とは、UEのモデム418によって、ユーザデータを受信および/または送信するために同時にアクティブモードに保たれる。
[0059]ブロック806において、UE402(たとえば、競合緩和構成要素422)は、モデム418によって決定された第1のアクティブ接続404および第2のアクティブ接続406のそれぞれの接続品質に基づいて、モデム418によって行われた決定に従って第1のアクティブ接続404または第2のアクティブ接続406の少なくとも一方を劣化させることによって、第1のアクティブ接続404と第2のアクティブ接続406との間の競合を緩和する。第1のアクティブ接続と第2のアクティブ接続とを同時にアクティブモードに保つためにそれらの接続の一方または両方を劣化させるための技法の例について以下で詳細に説明する。本開示の様々な態様では、図6および/または図7で説明した緩和技法がブロック806において適用され得る。
DSDA接続管理実施形態の例
[0060]図9〜図14は、本開示のいくつかの態様による、図4〜図8に示された競合緩和技法によって緩和され得る同時アクティブ接続競合管理シナリオのいくつかの例を示す図である。これらの例は網羅的ではなく、本開示の発明的概念および技法は、図1、図2、図4、および/または図15に示されたいずれかのUEにおける他の呼管理シナリオにおいて適用され得る。
[0061]図9は、本開示の一態様による、デュアルボイス呼管理プロセス900の一例を示す図である。たとえば、プロセス900は、図1、図2、図4、および/または図15のUEのいずれかにおいて動作可能であり得る。UEは、異なるサブスクリプションとの第1のボイス呼902と第2のボイス呼904とを確立し得る。最初に、UEは第1のボイス呼のみを有し得る。ある時間に、たとえば、UEは、第1のボイス呼902がまだ進行している間に第2のボイス呼904をハンドリングすることが必要になり得る。ブロック906において、UEは、第1のボイス呼を続けるが、第2のボイス呼904を保留にし得る。ブロック908において、UEは、第1のボイス呼を保留にし、第2のボイス呼をアクティブにし得る。ブロック908から、第2のボイス呼が終了された場合、UEは第1のボイス呼にスイッチバックし得る。ブロック906から、第2のボイス呼が保留であるとき、UE402は、第2のボイス呼にスイッチし得、第1のボイス呼を終了する。保留にされたボイス呼について、UEは、アクティブボイス呼中のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、周期トーンを送信すること、またはキープアライブデータを除くデータ送信を控えることによって、アクティブ接続を存続させ得る。プロセス900では、一度にボイス呼の一方のみがアクティブに保たれる。本開示の態様では、ボイス呼間でスイッチすること、ボイス呼を保留にすること、および/またはボイス呼を終了することの決定は、オペレーティングシステム412によって行われるか、またはモデム情報420に基づいてユーザに呼の情報を与え得るオペレーティングシステムを通してUE402のユーザによって行われ得る。
[0062]図10は、本開示の一態様による、ボイス呼およびデータ呼管理プロセス1000の一例を示す図である。たとえば、方法1000は、図1、図2、図4、および/または図15のUEのいずれかにおいて動作可能であり得る。UEは、異なるサブスクリプションとのボイス呼1002とデータ呼1004とを確立し得る。最初に、UEは、進行中のアクティブボイス呼1002を有し得る。その後のある時間に、たとえば、UEは、ボイス呼1002がまだ進行している間にデータ呼1004をハンドリングすることが必要になり得る。たとえば、データ呼に関連するデータアプリケーション(データアプリ)が、ユーザによって開かれるか、またはフォアグラウンドアプリケーションになったとき、UEは、データ呼にスイッチし、ボイス呼を保留にし得る(ブロック1006)。ブロック1006において、ボイス呼が終了した(たとえば、リモート発呼者がハングアップまたは切断した)場合、データ呼のみがアクティブのままになる。しかしながら、ブロック1006において、電話アプリケーション(たとえば、ダイヤラーアプリ)が、ユーザによって開かれるか、またはUEにおいてフォアグラウンドアプリケーションになった場合、UEは、ボイス呼をアクティブにし、データ呼を終了または中断し得る。プロセス1000では、UEの状態は、データ呼またはボイス呼のいずれがフォアグラウンドタスクであるかに基づいて変更される。
[0063]図11は、本開示の一態様による、同時ボイス呼およびデータ呼管理プロセス1100の第1の例を示す図である。たとえば、プロセス1100は、図1、図2、図4、および/または図15のUEのいずれかにおいて動作可能であり得る。UEは、異なるサブスクリプションとのボイス呼1102とデータ呼1104とを確立し得る。最初に、UEは、進行中のボイス呼1102のみを有し得る。ある時間に、たとえば、UEは、ボイス呼1102がまだ進行している間にデータ呼1104をハンドリングすることが必要になり得る。データ呼がフォアグラウンドアプリケーションであるとき、ボイス呼およびデータ呼の管理はボイス呼接続とデータ呼接続との品質に基づき得る。たとえば、接続の品質は、モデム418によってモデムAPI421を介してUEのオペレーティングシステム412に報告され得る無線リンク品質に基づき得る。ブロック1106において、接続品質が十分に良好である場合、UEは、ボイス呼が進行している間、データ呼をスロットリングすることによってボイス呼とデータ呼の両方を同時にアクティブに保ち得る。たとえば、接続品質は、エラーレート、チャネル品質(たとえば、CQI)、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、ラウンドトリップ時間などのうちの少なくとも1つを含むモデム情報420に基づいて決定され得る。ブロック1108において、接続品質が不十分である場合、UEは、データ呼をアクティブに保ち、ボイス呼を保留にし得る。ブロック1108において、本開示のいくつかの態様では、UEは、ボイス呼が保留にされることになることを示すために、リモート発呼者に指示(たとえば、トーン)を送り得る。
[0064]図12は、本開示の一態様による、同時ボイス呼およびデータ呼管理プロセス1200の第2の例を示す図である。たとえば、方法1200は、図1、図2、図4、および/または図15のUEのいずれかにおいて動作可能であり得る。ブロック1202において、UEは、アクティブデータ呼とアクティブボイス呼とを同時に確立し得る。ユーザに一定のボイス呼品質を与えながら両方の呼をアクティブに保つために、データ呼はスロットリングされ得る。ブロック1206において、ボイス呼が終了した場合、UEはデータ呼を続け得る。ブロック1206において、ボイス呼が終了したので、データ呼はより高いデータレートを利用し得る。ブロック1204において、データ呼がフォアグラウンドアプリケーションになり、データ接続品質が不十分であるかまたは望ましくない場合、UEは、データ呼をアクティブに保ちながらボイス呼を保留にし得る。ブロック1208において、データ呼が終了した(または中断された)場合、UEはボイス呼をアクティブにし得る。さらに、電話アプリケーション(たとえば、ダイヤラーアプリ)がフォアグラウンドアプリケーションになり、データ接続品質が不十分であるかまたは望ましくない場合、UEは、データ呼を終了または中断し、ボイス呼のみをアクティブに保ち得る。
[0065]図13は、本開示の一態様による、同時ボイス呼およびデータ呼管理プロセス1300の第3の例を示す図である。たとえば、プロセス1300は、図1、図2、図4、および/または図15のUEのいずれかにおいて動作可能であり得る。ブロック1302において、UEは、データ呼をアクティブに保ち、ボイス呼を保留にし得る。ブロック1304において、電話アプリケーション(たとえば、ダイヤラー)がフォアグラウンドアプリケーションになり、データ接続品質が十分に良好である場合、UEは、データ呼をスロットリングし、ボイス呼をアクティブに保ち得る。ブロック1306において、しかしながら、データ接続品質が不十分であるかまたは望ましくない場合、UEは、データ呼を終了または中断し、ボイス呼のみをアクティブに保ち得る。ブロック1308において、ボイス呼が終了した場合、UEはデータ呼をアクティブに保ち得る。
[0066]図14は、本開示の一態様による、同時ボイス呼およびデータ呼管理プロセス1400の第4の例を示す図である。たとえば、方法1400は、図1、図2、図4、および/または図15のUEのいずれかにおいて動作可能であり得る。ブロック1402において、UEはアクティブデータ呼を有する。ある時間に、電話アプリケーション(たとえば、ダイヤラー)が開始されるかまたはフォアグラウンドになる。ブロック1404において、データ接続品質が十分に良好である場合、UEは、データ呼をスロットリングすることによってデータ呼とボイス呼の両方を同時にアクティブに保ち得る。ブロック1406において、しかしながら、データ接続品質が不十分であるかまたは望ましくない場合、UEは、データ呼を終了または中断し、ボイス呼のみをアクティブに保ち得る。
[0067]本開示の態様では、図1〜図14における、データ呼をスロットリング/終了/中断すること、および/あるいはボイス呼をアクティブまたは保留にすることの決定は、オペレーティングシステム412によって行われるか、またはモデム情報420に基づいてユーザに接続の情報を与え得るオペレーティングシステム412を通してUE402のユーザによって行われ得る。本開示のいくつかの他の態様では、決定は、オペレーティングシステムおよび/またはユーザを関与させることなしにモデム自体によって行われ得る。
[0068]図15は、処理システム1514を採用する装置1500のためのハードウェア実装形態の一例を示す概念図である。本開示の様々な態様によれば、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサ1504を含む処理システム1514を用いて実装され得る。たとえば、装置1500は、図1、図2、および/または図4のうちのいずれか1つまたは複数に示されているようなUEであり得る。別の例では、装置1500は、図1および/または図2に示されているような無線ネットワークコントローラ(RNC)であり得る。プロセッサ1504の例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実施するように構成された他の好適なハードウェアがある。すなわち、装置1500において利用されるプロセッサ1504は、図5〜図14において説明および図示したプロセスのうちのいずれか1つまたは複数を実装するために使用され得る。
[0069]この例では、処理システム1514は、バス1502によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1502は、処理システム1514の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1502は、(プロセッサ1504によって概略的に表される)1つまたは複数のプロセッサと、メモリ1505と、(コンピュータ可読媒体1506によって概略的に表される)コンピュータ可読媒体とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1502はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。バスインターフェース1508は、バス1502とトランシーバ1510との間のインターフェースを与える。トランシーバ1510は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。たとえば、トランシーバ1510は、複数のサブスクリプションとのDSDA接続をサポートするための、1つまたは複数のモデム、RFフロントエンド回路などを含み得る。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース1512(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティック、タッチパッド、またはタッチスクリーン)も与えられ得る。
[0070]プロセッサ104は、バス1502を管理することと、コンピュータ可読媒体1506に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理とを担当する。たとえば、ソフトウェアは、プロセッサ1504によって実行されたとき、処理システム1514に、特定の装置のための図5〜図14で説明した様々な機能を実施させる。たとえば、ソフトウェアは、プロセッサ1504によって実行されたとき、UEに、図4〜図14に関して説明した様々な方法、機能、およびプロセスを実施させる競合緩和ソフトウェア1515であり得る。コンピュータ可読媒体1506はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1504によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。
[0071]処理システム中の1つまたは複数のプロセッサ1504はソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体1506上に常駐し得る。コンピュータ可読媒体1506は非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気ストレージデバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、またはキードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM(登録商標))、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびにコンピュータによってアクセスされ、読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の好適な媒体を含む。コンピュータ可読媒体はまた、例として、搬送波、伝送線路、ならびにコンピュータによってアクセスされ、読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の好適な媒体を含み得る。コンピュータ可読媒体1506は、処理システム1514中に常駐するか、処理システム1514の外部にあるか、または処理システム1514を含む複数のエンティティにわたって分散され得る。コンピュータ可読媒体1506はコンピュータプログラム製品において実施され得る。例として、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料中にコンピュータ可読媒体を含み得る。特定の適用例および全体的なシステムに課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって提示する記載の機能をどのようにしたら最も良く実装することができるかを、当業者は認識されよう。
[0072]W−CDMAシステムに関して電気通信システムのいくつかの態様を提示した。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明した様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャおよび通信規格に拡張され得る。
[0073]例として、様々な態様は、TD−SCDMAおよびTD−CDMAなど、他のUMTSシステムに拡張され得る。様々な態様はまた、(FDD、TDD、または両モードでの)ロングタームエボリューション(LTE)、(FDD、TDD、または両モードでの)LTEアドバンスト(LTE−A)、CDMA2000、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、ウルトラワイドバンド(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の好適なシステムを採用するシステムに拡張され得る。採用される実際の電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、特定の適用例およびシステムに課される全体的な設計制約に依存することになる。
[0074]開示した方法におけるステップの特定の順序または階層は、例示的なプロセスの一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、本方法におけるステップの特定の順序または階層は並べ替えられ得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示しており、方法クレーム中で特に具陳されていない限り、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[0075]以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実施することができるようにするために提供したものである。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつか(some)」という用語は1つまたは複数を指す。項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、個々のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、ならびにa、bおよびcを包含するものとする。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。その上、本明細書で開示したいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という句を使用して明確に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ためのステップ」という句を使用して具陳されていない限り、米国特許法第112条第6項の規定の下で解釈されるべきではない。
[0075]以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実施することができるようにするために提供したものである。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつか(some)」という用語は1つまたは複数を指す。項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、個々のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、ならびにa、bおよびcを包含するものとする。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。その上、本明細書で開示したいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という句を使用して明確に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ためのステップ」という句を使用して具陳されていない限り、米国特許法第112条第6項の規定の下で解釈されるべきではない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)において動作可能なワイヤレス通信の方法であって、
第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立することと、
前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立することと、
前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報を前記UEのオペレーティングシステムに与えることと、
前記モデム情報に基づいて前記オペレーティングシステムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することと
を備える、方法。
[C2]
前記接続品質が、前記第1の接続または前記第2の接続に対応するエラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続に関する情報を前記UEのユーザに与えることと、
前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のいずれが劣化されるべきかに関する前記ユーザからの入力を受信することと、
前記ユーザからの前記入力に従って、競合を緩和するための前記決定を行うことと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
競合を前記緩和することが、
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けること、
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方のデータをスロットリングすること、または
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にすること
のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続が第2のボイス呼を備え、
ここにおいて、競合を前記緩和することが、
アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
周期トーンを送信すること、または
キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にすることを備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記第1のアクティブ接続がボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続がデータ呼を備え、
ここにおいて、競合を前記緩和することは、
前記データ呼が前記ボイス呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼をスロットリングするかまたは前記ボイス呼を保留にすることと、 前記ボイス呼が前記データ呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼を中断またはスロットリングすることと
を備える、C1に記載の方法。
[C7]
ユーザ機器(UE)において動作可能なワイヤレス通信の方法であって、
第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立することと、
前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立することと、
前記UEのモデムによって決定された前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記モデムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することと
を備える、方法。
[C8]
前記接続品質が、エラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、C7に記載の方法。
[C9]
競合を前記緩和することが、
前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けること、
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方をスロットリングすること、または
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にすること
のうちの少なくとも1つを備える、C7に記載の方法。
[C10]
前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続が第2のボイス呼を備え、
ここにおいて、競合を前記緩和することが、
アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
周期トーンを送信すること、または
キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にすることを備える、C7に記載の方法。
[C11]
前記モデムによって行われた前記決定が、前記UEのオペレーティングシステムまたはユーザによって行われない、C7に記載の方法。
[C12]
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立するための手段と、 前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立するための手段と、
前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報を前記UEのオペレーティングシステムに与えるための手段と、
前記モデム情報に基づいて前記オペレーティングシステムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和するための手段と
を備える、ユーザ機器。
[C13]
前記接続品質が、前記第1の接続または前記第2の接続に対応するエラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、C12に記載のユーザ機器。
[C14]
前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続に関する情報を前記UEのユーザに与えるための手段と、
前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のいずれが劣化されるべきかに関する前記ユーザからの入力を受信するための手段と、
前記ユーザからの前記入力に従って、競合を緩和するための前記決定を行うための手段と
をさらに備える、C12に記載のユーザ機器。
[C15]
競合を緩和するための前記手段が、
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けるための手段、
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方のデータをスロットリングするための手段、または
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にするための手段
のうちの少なくとも1つを備える、C12に記載のユーザ機器。
[C16]
前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続が第2のボイス呼を備え、
ここにおいて、競合を緩和するための前記手段が、
アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
周期トーンを送信すること、または
キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にするように構成された、C12に記載のユーザ機器。
[C17]
前記第1のアクティブ接続がボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続がデータ呼を備え、
ここにおいて、競合を緩和するための前記手段は、
前記データ呼が前記ボイス呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼をスロットリングするかまたは前記ボイス呼を保留にすることと、 前記ボイス呼が前記データ呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼を中断またはスロットリングすることと
を行うように構成された、C12に記載のユーザ機器。
[C18]
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立するための手段と、 前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立するための手段と、
前記UEのモデムによって決定された前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記モデムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和するための手段と
を備える、ユーザ機器。
[C19]
前記接続品質が、エラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、C18に記載のユーザ機器。
[C20]
競合を緩和するための前記手段が、
前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けるための手段、
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方をスロットリングするための手段、または
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にするための手段
のうちの少なくとも1つを備える、C18に記載のユーザ機器。
[C21]
前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2の接続が第2のボイス呼を備え、
ここにおいて、競合を緩和するための前記手段が、
アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
周期トーンを送信すること、または
キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にするように構成された、C18に記載のユーザ機器。
[C22]
前記モデムによって行われた前記決定が、前記UEのオペレーティングシステムまたはユーザによって行われない、C18に記載のユーザ機器。
[C23]
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立するように構成された第1のサブスクリプションアクセス回路と、
前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立するように構成された第2のサブスクリプションアクセス回路と、
前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報を前記UEのオペレーティングシステムに与えるように構成されたモデム回路と、 前記モデム回路から前記モデム情報を受信することと、
前記モデム情報に基づいて前記オペレーティングシステムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ユーザ機器。
[C24]
前記接続品質が、前記第1の接続または前記第2の接続に対応するエラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、C23に記載のユーザ機器。
[C25]
前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続に関する情報を前記UEのユーザに与えることと、
前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のいずれが劣化されるべきかに関する前記ユーザからの入力を受信することと
を行うように構成されたユーザ制御回路をさらに備え、
ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記ユーザからの前記入力に従って、競合を緩和するための前記決定を行う
ようにさらに構成された、C23に記載のユーザ機器。
[C26]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けること、
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方のデータをスロットリングすること、または
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にすること
のうちの少なくとも1つによって競合を緩和するようにさらに構成された、C23に記載のユーザ機器。
[C27]
前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続が第2のボイス呼を備え、
ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが、
アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
周期トーンを送信すること、または
キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にするようにさらに構成された、C23に記載のユーザ機器。
[C28]
前記第1のアクティブ接続がボイス呼を備え、前記第2の接続がデータ呼を備え、
ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記データ呼が前記ボイス呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼をスロットリングするかまたは前記ボイス呼を保留にすることと、 前記ボイス呼が前記データ呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼を中断またはスロットリングすることと
を行うようにさらに構成された、C23に記載のユーザ機器。
[C29]
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立するように構成された第1のサブスクリプションアクセス回路と、
前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立するように構成された第2のサブスクリプションアクセス回路と、
モデム回路によって決定された前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記モデム回路によって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和するように構成された前記モデム回路と
を備える、ユーザ機器。
[C30]
前記接続品質が、エラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、C29に記載のユーザ機器。
[C31]
前記モデム回路が、
前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けること、
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方をスロットリングすること、または
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にすること
のうちの少なくとも1つによって競合を緩和するようにさらに構成された、C29に記載のユーザ機器。
[C32]
前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2の接続が第2のボイス呼を備え、
ここにおいて、前記モデム回路が、
アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
周期トーンを送信すること、または
キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にするようにさらに構成された、C29に記載のユーザ機器。
[C33]
前記モデム回路によって行われた前記決定が、前記UEのオペレーティングシステムまたはユーザによって行われない、C29に記載のユーザ機器。
[C34]
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)に、
第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立することと、
前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立することと、
前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報を前記UEのオペレーティングシステムに与えることと、
前記モデム情報に基づいて前記オペレーティングシステムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することと
を行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体。
[C35]
前記接続品質が、前記第1の接続または前記第2の接続に対応するエラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、C34に記載のコンピュータ可読媒体。
[C36]
前記コードが、前記UEに、
前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続に関する情報を前記UEのユーザに与えることと、
前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のいずれが劣化されるべきかに関する前記ユーザからの入力を受信することと、
前記ユーザからの前記入力に従って、競合を緩和するための前記決定を行うことと
をさらに行わせる、C34に記載のコンピュータ可読媒体。
[C37]
前記コードが、前記UEに、
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けること、
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方のデータをスロットリングすること、または
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にすること
のうちの少なくとも1つによって競合を緩和することをさらに行わせる、C34に記載のコンピュータ可読媒体。
[C38]
前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続が第2のボイス呼を備え、
ここにおいて、前記コードが、前記UEに、
アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
周期トーンを送信すること、または
キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にすることをさらに行わせる、C34に記載のコンピュータ可読媒体。
[C39]
前記第1のアクティブ接続がボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続がデータ呼を備え、
ここにおいて、前記コードは、前記UEに、
前記データ呼が前記ボイス呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼をスロットリングするかまたは前記ボイス呼を保留にすることと、 前記ボイス呼が前記データ呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼を中断またはスロットリングすることと
をさらに行わせる、C34に記載のコンピュータ可読媒体。
[C40]
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)に、
第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立することと、
前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立することと、
前記UEのモデムによって決定された前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記モデムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することと
を行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体。
[C41]
前記接続品質が、エラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、C40に記載のコンピュータ可読媒体。
[C42]
前記コードが、前記UEに、
前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けること、
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方をスロットリングすること、または
前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にすること
のうちの少なくとも1つによって競合を緩和することをさらに行わせる、C40に記載のコンピュータ可読媒体。
[C43]
前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続が第2のボイス呼を備え、
ここにおいて、前記コードが、前記UEに、
アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
周期トーンを送信すること、または
キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にすることをさらに行わせる、C40に記載のコンピュータ可読媒体。
[C44]
前記モデムによって行われた前記決定が、前記UEのオペレーティングシステムまたはユーザによって行われない、C40に記載のコンピュータ可読媒体。

Claims (44)

  1. ユーザ機器(UE)において動作可能なワイヤレス通信の方法であって、
    第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立することと、
    前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立することと、
    前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報を前記UEのオペレーティングシステムに与えることと、
    前記モデム情報に基づいて前記オペレーティングシステムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することと
    を備える、方法。
  2. 前記接続品質が、前記第1の接続または前記第2の接続に対応するエラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続に関する情報を前記UEのユーザに与えることと、
    前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のいずれが劣化されるべきかに関する前記ユーザからの入力を受信することと、
    前記ユーザからの前記入力に従って、競合を緩和するための前記決定を行うことと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 競合を前記緩和することが、
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けること、
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方のデータをスロットリングすること、または
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にすること
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続が第2のボイス呼を備え、
    ここにおいて、競合を前記緩和することが、
    アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
    周期トーンを送信すること、または
    キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
    によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にすることを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のアクティブ接続がボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続がデータ呼を備え、
    ここにおいて、競合を前記緩和することは、
    前記データ呼が前記ボイス呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼をスロットリングするかまたは前記ボイス呼を保留にすることと、 前記ボイス呼が前記データ呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼を中断またはスロットリングすることと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  7. ユーザ機器(UE)において動作可能なワイヤレス通信の方法であって、
    第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立することと、
    前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立することと、
    前記UEのモデムによって決定された前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記モデムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することと
    を備える、方法。
  8. 前記接続品質が、エラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、請求項7に記載の方法。
  9. 競合を前記緩和することが、
    前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けること、
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方をスロットリングすること、または
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にすること
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項7に記載の方法。
  10. 前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続が第2のボイス呼を備え、
    ここにおいて、競合を前記緩和することが、
    アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
    周期トーンを送信すること、または
    キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
    によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にすることを備える、請求項7に記載の方法。
  11. 前記モデムによって行われた前記決定が、前記UEのオペレーティングシステムまたはユーザによって行われない、請求項7に記載の方法。
  12. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
    第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立するための手段と、 前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立するための手段と、
    前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報を前記UEのオペレーティングシステムに与えるための手段と、
    前記モデム情報に基づいて前記オペレーティングシステムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和するための手段と
    を備える、ユーザ機器。
  13. 前記接続品質が、前記第1の接続または前記第2の接続に対応するエラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、請求項12に記載のユーザ機器。
  14. 前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続に関する情報を前記UEのユーザに与えるための手段と、
    前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のいずれが劣化されるべきかに関する前記ユーザからの入力を受信するための手段と、
    前記ユーザからの前記入力に従って、競合を緩和するための前記決定を行うための手段と
    をさらに備える、請求項12に記載のユーザ機器。
  15. 競合を緩和するための前記手段が、
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けるための手段、
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方のデータをスロットリングするための手段、または
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にするための手段
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項12に記載のユーザ機器。
  16. 前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続が第2のボイス呼を備え、
    ここにおいて、競合を緩和するための前記手段が、
    アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
    周期トーンを送信すること、または
    キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
    によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にするように構成された、請求項12に記載のユーザ機器。
  17. 前記第1のアクティブ接続がボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続がデータ呼を備え、
    ここにおいて、競合を緩和するための前記手段は、
    前記データ呼が前記ボイス呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼をスロットリングするかまたは前記ボイス呼を保留にすることと、 前記ボイス呼が前記データ呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼を中断またはスロットリングすることと
    を行うように構成された、請求項12に記載のユーザ機器。
  18. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
    第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立するための手段と、 前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立するための手段と、
    前記UEのモデムによって決定された前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記モデムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和するための手段と
    を備える、ユーザ機器。
  19. 前記接続品質が、エラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、請求項18に記載のユーザ機器。
  20. 競合を緩和するための前記手段が、
    前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けるための手段、
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方をスロットリングするための手段、または
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にするための手段
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項18に記載のユーザ機器。
  21. 前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2の接続が第2のボイス呼を備え、
    ここにおいて、競合を緩和するための前記手段が、
    アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
    周期トーンを送信すること、または
    キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
    によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にするように構成された、請求項18に記載のユーザ機器。
  22. 前記モデムによって行われた前記決定が、前記UEのオペレーティングシステムまたはユーザによって行われない、請求項18に記載のユーザ機器。
  23. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
    第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立するように構成された第1のサブスクリプションアクセス回路と、
    前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立するように構成された第2のサブスクリプションアクセス回路と、
    前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報を前記UEのオペレーティングシステムに与えるように構成されたモデム回路と、 前記モデム回路から前記モデム情報を受信することと、
    前記モデム情報に基づいて前記オペレーティングシステムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
    を備える、ユーザ機器。
  24. 前記接続品質が、前記第1の接続または前記第2の接続に対応するエラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、請求項23に記載のユーザ機器。
  25. 前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続に関する情報を前記UEのユーザに与えることと、
    前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のいずれが劣化されるべきかに関する前記ユーザからの入力を受信することと
    を行うように構成されたユーザ制御回路をさらに備え、
    ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記ユーザからの前記入力に従って、競合を緩和するための前記決定を行う
    ようにさらに構成された、請求項23に記載のユーザ機器。
  26. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けること、
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方のデータをスロットリングすること、または
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にすること
    のうちの少なくとも1つによって競合を緩和するようにさらに構成された、請求項23に記載のユーザ機器。
  27. 前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続が第2のボイス呼を備え、
    ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
    周期トーンを送信すること、または
    キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
    によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にするようにさらに構成された、請求項23に記載のユーザ機器。
  28. 前記第1のアクティブ接続がボイス呼を備え、前記第2の接続がデータ呼を備え、
    ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記データ呼が前記ボイス呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼をスロットリングするかまたは前記ボイス呼を保留にすることと、 前記ボイス呼が前記データ呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼を中断またはスロットリングすることと
    を行うようにさらに構成された、請求項23に記載のユーザ機器。
  29. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
    第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立するように構成された第1のサブスクリプションアクセス回路と、
    前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立するように構成された第2のサブスクリプションアクセス回路と、
    モデム回路によって決定された前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記モデム回路によって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和するように構成された前記モデム回路と
    を備える、ユーザ機器。
  30. 前記接続品質が、エラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、請求項29に記載のユーザ機器。
  31. 前記モデム回路が、
    前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けること、
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方をスロットリングすること、または
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にすること
    のうちの少なくとも1つによって競合を緩和するようにさらに構成された、請求項29に記載のユーザ機器。
  32. 前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2の接続が第2のボイス呼を備え、
    ここにおいて、前記モデム回路が、
    アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
    周期トーンを送信すること、または
    キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
    によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にするようにさらに構成された、請求項29に記載のユーザ機器。
  33. 前記モデム回路によって行われた前記決定が、前記UEのオペレーティングシステムまたはユーザによって行われない、請求項29に記載のユーザ機器。
  34. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)に、
    第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立することと、
    前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立することと、
    前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との接続品質に対応するモデム情報を前記UEのオペレーティングシステムに与えることと、
    前記モデム情報に基づいて前記オペレーティングシステムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することと
    を行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体。
  35. 前記接続品質が、前記第1の接続または前記第2の接続に対応するエラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、請求項34に記載のコンピュータ可読媒体。
  36. 前記コードが、前記UEに、
    前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続に関する情報を前記UEのユーザに与えることと、
    前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のいずれが劣化されるべきかに関する前記ユーザからの入力を受信することと、
    前記ユーザからの前記入力に従って、競合を緩和するための前記決定を行うことと
    をさらに行わせる、請求項34に記載のコンピュータ可読媒体。
  37. 前記コードが、前記UEに、
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けること、
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方のデータをスロットリングすること、または
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にすること
    のうちの少なくとも1つによって競合を緩和することをさらに行わせる、請求項34に記載のコンピュータ可読媒体。
  38. 前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続が第2のボイス呼を備え、
    ここにおいて、前記コードが、前記UEに、
    アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
    周期トーンを送信すること、または
    キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
    によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にすることをさらに行わせる、請求項34に記載のコンピュータ可読媒体。
  39. 前記第1のアクティブ接続がボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続がデータ呼を備え、
    ここにおいて、前記コードは、前記UEに、
    前記データ呼が前記ボイス呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼をスロットリングするかまたは前記ボイス呼を保留にすることと、 前記ボイス呼が前記データ呼に対してフォアグラウンドアプリケーションである場合、前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記データ呼を中断またはスロットリングすることと
    をさらに行わせる、請求項34に記載のコンピュータ可読媒体。
  40. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)に、
    第1のサブスクリプションに関連する第1のアクティブ接続を確立することと、
    前記第1のアクティブ接続と同時に、第2のサブスクリプションに関連する第2のアクティブ接続を確立することと、
    前記UEのモデムによって決定された前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続のそれぞれの接続品質に基づいて、前記モデムによって行われた決定に従って前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を劣化させることによって、前記第1のアクティブ接続と前記第2のアクティブ接続との間の競合を緩和することと
    を行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体。
  41. 前記接続品質が、エラーレート、チャネル品質、要求されたデータレート、利用可能なデータレート、受信電力、送信電力ヘッドルーム、またはラウンドトリップ時間のうちの少なくとも1つを備える、請求項40に記載のコンピュータ可読媒体。
  42. 前記コードが、前記UEに、
    前記第1のアクティブ接続および前記第2のアクティブ接続の一方に、他方に勝る優先度を付けること、
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方をスロットリングすること、または
    前記第1のアクティブ接続または前記第2のアクティブ接続の少なくとも一方を保留にすること
    のうちの少なくとも1つによって競合を緩和することをさらに行わせる、請求項40に記載のコンピュータ可読媒体。
  43. 前記第1のアクティブ接続が第1のボイス呼を備え、前記第2のアクティブ接続が第2のボイス呼を備え、
    ここにおいて、前記コードが、前記UEに、
    アクティブボイス呼のデータレートよりも低いデータレートで送信すること、
    周期トーンを送信すること、または
    キープアライブデータを除くデータの送信を控えること
    によって前記第1のボイス呼または前記第2のボイス呼の一方を保留にすることをさらに行わせる、請求項40に記載のコンピュータ可読媒体。
  44. 前記モデムによって行われた前記決定が、前記UEのオペレーティングシステムまたはユーザによって行われない、請求項40に記載のコンピュータ可読媒体。
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