JP2014506418A - マルチモード無線通信端末における相互変調歪みの低減 - Google Patents

マルチモード無線通信端末における相互変調歪みの低減 Download PDF

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Abstract

第1の無線アクセス技術(RAT)および第2のRATを用いて通信するマルチモード無線通信端末は、第1および第2のRATがアクティブ状態にあるかどうか判定し、無線通信端末が第1および第2のRAT上で同時に送信しているとき、スケジューリングされたPUSCH送信、または定期的CSI報告を示すアップリンク・スケジューリング許可がある場合、第1のRAT上のPUSCH上でUCIを送信し、無線通信端末が、第2および第1のRATを用いて同時に送信しておらず、第1のRAT上にスケジューリングされたPUSCHがあるときには、UCIは、場合によってはPUCCH上で送信される。

Description

本開示は、一般に、無線通信に関し、より詳細には、マルチモード無線通信端末における相互変調(IM)歪みの回避または低減、および対応する方法に関する。
新しい無線アクセス技術の導入は通常、財務およびロジスティクスについて考慮することにより、段階的に行われる。例えば、通例、拡張型の無線アクセス技術(RAT)インフラは、現行の無線アクセス技術インフラにおける人口密度の高い地域に最初に実装されることは一般的である。こうした実装には、各種の無線アクセス技術をサポートするマルチモードユーザ端末が必要となる。展開中の3GPP LTE無線アクセス技術は、隣接周波数帯域で同時に動作するOFDMおよびCDMA技術をサポートするマルチモードユーザ装置(UE)を用いて実装される可能性が高い。米国では、例えば850MHzで動作するCDMA RATと700MHzで動作するOFDM RATとが同時にアクティブになる(すなわち、アップリンク送信する)と、一方または他方の無線アクセス技術の感度が低下することがある。
展開中の3GPP LTEなどのブロードバンド無線ネットワークは、電力増幅器(PA:Power Amplifier)の電力消費(すなわち、最大および/または平均電流ドレイン)、新しいシステム動作モードに関連して特定の実施電力レベルを提供するのに必要な費用および複雑さを最小限に抑えるという問題を解決しなければならない。例えば、PAの性能は、無線アクセス技術の中でも特に、GSM(登録商標)、UMTS、WCDMA(登録商標)を含めて多くの様々な周波数または空間的に近接した無線アクセス技術、無認可型の送受信機が存在する中で、最適化されなければならない。
他の現行および将来世代のセルラ通信ネットワークのうち、典型的なセルラ通信ネットワークとしては、第2.5世代3GPP GSM(登録商標)ネットワーク、第3世代3GPP WCDMA(登録商標)ネットワーク、および3GPP2 CDMA通信ネットワークなどがある。将来世代のネットワークには、開発中のユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)ネットワーク、拡張ユニバーサル地上無線アクセス・ネットワーク(E−UTRA:Evolved Universal Terrestrial Radio Access)ネットワークなどがある。また、ネットワークは、将来のシステムとして関心の高い周波数分割多元接続(OFDM:Frequency Division Multiple Access)、DFT拡散OFDM(DFT−SOFDM:DFT−Spread−OFDM)、インタリーブド周波数分割多元接続(IFDMA:Interleaved Frequency Division Multiple Access)などの周波数分野指向多重搬送波伝送技術を実装するタイプのものとすることもできる。単一搬送波に基づく直交周波数分割方式(SC−FDMA)、特に、IFDMA、および、DFT−SOFDMとして知られているその周波数領域関連の変形物は、ピーク対平均電力比(PAPR:peak−to−average power ratio)またはいわゆる立方メトリック(CM:cubic metric)を含み得る最近の波形品質メトリックスを用いてアクセスした場合に性能が最適化されるという点で興味深い。
OFDMネットワークにおいて、時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)と周波数分割多重(FDM:Frequency Division Multiplexing)の双方は、チャネル符号化、インタリーブおよびデータ変調が施された情報を、OFDM時間/周波数シンボルへとマッピングするために用いられる。OFDMシンボルは、N個連続OFDMシンボルのM個の連続サブ・キャリアからなる、いくつかのリソース・ブロックとして編成可能であり、各シンボルは、ガード・インターバルまたは巡回プレフィックス(CP:cyclic prefix)を含むこともできる。通例、OFDM無線インタフェースは、例えば、5MHz、10MHzなど、様々な帯域幅の搬送波をサポートするように設計される。周波数次元におけるリソース・ブロックの大きさ、および使用可能リソース・ブロック数は、一般に、システムの帯域幅に依存する。
セルラ・ネットワーク内で動作するユーザ装置は、各状態に適用される動作によって一般に条件づけられるいくつかの「呼状態」または「プロトコル状態」で動作する。例えば、通例「アイドリング」モードと称するモードでは、UEは、例えば、定期的に位置更新してネットワークのページングの効率化を可能にすること以外には、必ずしもアップリンクまたはダウンリンク・トラフィックを開始または要請することなく、ネットワーク全域をローミングする。このようなプロトコル状態のうちの他の状態において、UEは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH:random access channel)などの特定の共有チャネルを通じて、ネットワーク・アクセスを開始可能であってもよい。UEが物理層リソースにアクセスする能力または必要性は、プロトコル状態に応じて条件づけられていてもよい。例えば、一部のネットワークでは、UEは、あるプロトコルに関連した条件に基づいてのみ、例えば、最初にネットワークに入る際にのみ、共有制御チャネルへのアクセスが許可されてもよい。あるいは、UEは、ハンドオーバ・リクエストや肯定応答メッセージなど、緊急を要するトラフィックを、より高い信頼性をもって伝達するという要件を有することがある。
本開示の1態様によるマルチモード無線通信端末に実装された方法のフローチャート。 マルチモード無線通信端末の概略ブロック図。 本開示の別の態様によるマルチモード無線通信端末に実装された方法のフローチャート。 本開示の別の態様によるマルチモード無線通信端末に実装された方法のフローチャート。 本開示の別の態様によるマルチモード無線通信端末に実装された方法のフローチャート。 本開示の別の態様によるマルチモード無線通信端末に実装された方法のフローチャート。 本開示のさらに別の態様によるマルチモード無線通信端末に実装された方法のフローチャート。
本発明の様々な側面、特徴および利点は、下記の詳細な説明および以下の図面を慎重に検討することにより、当業者には、充分に明らかとなるであろう。図面は、理解しやすいように簡略化されており、必ずしも縮尺どおりに描かれているわけではない。
様々な無線アクセス技術を含む無線通信システムにおいて、各RATは一般に、対応する無線アクセス・ネットワーク、および、一部の実装形態においては、対応するコア・ネットワークを含む。アクセス・ネットワークは、通例、対応するセルラ・エリアまたは領域内のユーザ端末にサービスを提供する1つまたは複数の基地局を含み、この1つまたは複数のアクセス・ネットワークは、制御装置に対して通信可能に接続している。コア・ネットワークは、一般に、ユーザ・トラフィックの切換およびルーティング機能を提供する。一部のシステムでは、複数のアクセス・ネットワークが共通のコア・ネットワークを共有してもよく、他のシステムでは、多重コア・ネットワークが共通のアクセス・ネットワークを共有してもよい。他のネットワークは、別の構成としてもよい。後述の1例において、一方のRATはOFDMに基づくもの、例えば3GPP LTEであって、他方のRATはCDMAに基づくもの、例えば1xRTT(CDMA 1x)である。ただし、より一般的には、これらの様々な無線アクセス技術は、ある周波数内、隣接周波数内、または重なりを有する周波数内で動作し、一方または他方の無線アクセス技術の感度低下をもたらす任意の技術であってもよい。例えば、一方のRATにおける送信機の動作が、他方のRATにおける受信機の感度低下をもたらすこともある。
一般に、無線通信ネットワーク・インフラの配置スケジューリング・エンティティは、無線通信ネットワーク内のスケジューリング可能な無線通信エンティティ、例えば移動端末に、無線リソースを分配したり割り当てたりする。図1では、各基地局は、対応するセルラ・エリア内の移動端末に、無線リソースをスケジューリングし割り当てるスケジューラを備えている。OFDM方式、マルチキャリア・アクセスまたはマルチチャネルCDMA無線通信プロトコルに基づくものなどの多重アクセス方式、例えば、IEEE−802.16e−2005、3GPP2でのマルチキャリアHRPD−A、および3GPPでのUTRA/UTRANの検討事項であるロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)(拡張UTRA/UTRAN(EUTRA/EUTRAN)としても知られている)では、スケジューリングは、周波数選択性(FS)スケジューラを用いて、時間および周波数次元にて実行されてもよい。スケジューラによるFSスケジューリングを可能にするため、一部の実施形態では、各移動端末が、周波数帯域ごとのチャネル品質指標(CQI:channel quality indicator)を、スケジューラに提供している。
OFDMシステムでは、リソース割当は、スケジューラの決定どおりに特定のUEのための情報をリソース・ブロックにマッピングする、周波数および時間割当である。この割当は、例えば、UEがスケジューラに報告した周波数選択性チャネル品質指標(CQI)に基づく。チャネル符号化レートおよび変調方式は、リソース・ブロック毎に異なってもよく、スケジューラによっても決定され、報告されたCQIに基づいていてもよい。UEに対して、リソース・ブロック内の全サブ・キャリアを割り当てなくともよい。例えば、周波数の多様性を向上させるために、リソース・ブロックのQ番目の全サブ・キャリアを割り当てることもできる。このように割り当てられたリソースは、リソース・ブロックまたはその一部分であってもよい。より一般には、リソースは、複数のリソース・ブロックの一部分に割り当てられる。下位層制御信号方式の多重化は、時間、周波数および/または符号化多重に基づいていてもよい。
スケジューリング可能な無線通信エンティティに対して割り当てられた無線リソースは、この割り当てられた無線リソース上で動作するスケジューリング可能な無線通信エンティティの干渉の影響に基づいている。干渉の影響は、以下の要因のうちの1つまたは複数に基づき得る。すなわち、複数の要因のうち、特に、スケジューリング可能な無線通信エンティティの送信波形型、スケジューリング可能な無線通信エンティティの最大許容電力レベルおよび現在の電力レベル、スケジューリング可能な無線通信エンティティに割当可能な帯域幅、搬送波帯域内の割当可能な帯域幅の位置、他の無線通信エンティティを基準とした無線周波数距離(経路損失)、割り当てられた帯域幅についてのスケジューリング可能な無線通信エンティティの最大送信電力の変動、他の無線通信エンティティを基準とした割当帯域の分離、被害エンティティの受信帯域幅とこの被害エンティティの動作に必要な最小SN比、および受信多重アクセス処理(例えば、CDMA、OFDMまたはTDMA)である。最大送信電力の変動は、後述のように、無線通信エンティティの最大送信電力の軽減または再設定を含む。
所与の搬送波帯域および帯域分離について、占有帯域幅(OBW)を広くして通信すると、さらに帯域外放射が生じ、結果的に、隣接チャネルリーク比(ACLR:adjacent or neighbor channel leakage ratio)が、OBWを小さくして通信する場合よりも大きくなる。ACLRが相対的に増加することを防ぐため、一般に、干渉しているエンティティにより生じる送信電力を減少または軽減する必要がある。これは、一般に、最大電力低減(MPR:Maximum Power Reduction)および任意追加最大電力低減(A−MPR:optional additional Maximum Power Reduction)を、移動端末の最大電力に適用することにより達成される。PMAXを、移動端末が送信可能な最大電力とすると、MPRおよびA−MPRを適用することにより、端末がPMAX−MPR−AMPRに送信可能な最大電力を低減することになる。
スケジューラが、スケジューリング可能な無線通信エンティティの電力余力に基づいて帯域幅を割り当てることにより、干渉の影響に基づいて無線リソースを割り当てていることが知られている。特に、スケジューラは、スケジューリング可能な無線通信エンティティの現在の電力が動作最大電力(PMAX−MPR−AMPR)によって制限されないのに充分であるのに必要なMPRおよびA−MPRを低減させる帯域幅の広さを見いだすことが可能である。
また、スケジューラは、全搬送波帯域を占有する帯域幅割当、または搬送波帯域(例えば、5MHz UTRAまたはLTE搬送波)の端部にあるリソース・ブロック(RB)を含む帯域幅割当で、経路損失の観点において稼働中のセルに「近接」した移動端末をスケジューリングすることにより、隣接および非隣接近傍帯域へのリークを制御してもよい。これは、電力制御により、このような端末がPMAXまたはその近傍にて動作することはほぼあり得ないため、現在の電力レベルが動作最大電力(PMAX−MPR−AMPR)に制限されることはほぼあり得ないことによる。スケジューラは、電力に余裕がほとんどあるいは全くなく、端末の電力が動作最大電力に制限される可能性を低減させる搬送波帯域端部からリソース・ブロックを排除した帯域幅割当で、端末をスケジューリングしてもよい。CDMA 1xおよびLTEネットワークなど、独立して動作する様々なネットワークを有するシステム内で、1つのネットワーク内で1つの無線アクセス技術をサポートするスケジューラは、他のネットワーク内で他の無線アクセス技術をサポートするスケジューラからは、独立して動作する。そして、マルチモードUEは、2つの無線アクセス技術に亘って同時送信する必要がある。
UEにより隣接周波数帯域へと放射された電力、およびUEにより他のUEに対してもたらされた歪みは、移動端末送信機の実装に関するいくつかの設計基準により管理される。特に、歪には、振動位相ノイズ、デジタル・アナログ変換(DAC)ノイズ、電力増幅器(PA)の直線性(そして、電力増幅器モード、費用、電力消費などにより制御される)がある。
しかしながら、一般に、多項式冪級数に項展開可能なほとんどの非線形変換に共通して、UEの電力増幅器は、所与のPA設計について、PA入力に与えられる平均電力に広く比例して、望ましくない隣接帯域干渉を生じさせる。多項式の第3または第5次項の結果として、干渉が生じる周波数は、入力信号成分またはその調和関数の周波数の3倍または5倍で生じる。また、帯域外成分の電力は、一般に、入力電力レベルの3倍または5倍の割合で増加する。
したがって、移動端末は、PAへの電力を制限することにより、その帯域外放射レベルを制御してもよい。隣接周波数帯域への所与のレベルの干渉を達成するために設計された特定の定格最大出力(または入力)電力レベル、すなわち帯域内歪みレベルが与えられると、移動端末は、例えば、このような望ましくない効果を低減するために、その入力、電力レベルを低減するなど、決定して調整してもよい。また、移動端末は、その電力を所与のレベルに保つものの、その動作点(負荷、バイアス、供給など)を調整して放射レベルを調整してもよい。他で述べるように、ここで、PA電力の入力または出力を増加または低減する決定は、複数の考慮要素のうち特に、波形帯域幅、周波数帯域内の位置、波形品質メトリックなど、他の基準に基づいてもよい。
両RAT上の二重(dual)RAT UE同時送信において、UEは常に、大幅に最大電力低減を適用する必要があるであろう。CDMA 1x送信機がLTE受信機に干渉している場合、両RAT(例えば、850MHz帯域でのCDMA、および700MHz帯域でのLTE)がアクティブであるときに(例えば、両RATでの同時アップリンク送信)、LTE受信機の感度低下を避けるために、このような低減がLTE RATに必要となることがある。本開示の1態様における図1では、第1の無線アクセス技術(RAT)および第2のRATを用いて通信するマルチモード無線通信端末は、110において、第1のRATおよび第2のRATがアクティブ状態にあるかどうか判断する。RAT上のネットワークと通信するために、対応するUEに一時的識別子が割り当てられている場合、あるいは、UEが基地局内にコンテキストを有する場合、RATはアクティブ状態にある。コンテキストは、基地局内のUEの一時的識別子、および、プロトコル・スタック構成など、基地局を通じてサポートされるトラフィックに関する情報を含む。
図1では、120において、第1のRATおよび第2のRATの双方が同時にアクティブ状態にあるとき、無線通信端末は、第2のRAT上の音声通信の音声コーデックレートに基づいて第1のRATの最大送信電力制限を変更し、第2のRATは、アクティブ状態において音声通信を実行する。そして、無線通信端末は、変更された最大送信電力制限に基づき、送信電力レベルにて第1のRAT上で送信する。例えば、音声通信を第2のRATで実行するとき、端末は、変更された送信電力レベルで送信する。
図2は、制御装置230に通信可能に接続した、第1のRAT送信機210および第2のRAT送信機220からなるマルチモード端末またはUE200を示す。送信機は、上述のように、任意の無線通信プロトコルを実装してもよく、回路またはパケット切換通信またはその双方を実行可能であってもよい。また、UEは、通例、無線通信端末に関連づけられた他の機能を実行するための他の構成要素を備えていてもよい。これには、ユーザインタフェース要素が含まれてもよいが、それに限定されるものではない。このような端末のこれらの要素または他の要素は、当業者には周知であり、ここではこれ以上説明しない。
図2のマルチモード端末において、制御装置は、端末を構成するメモリ装置に格納された命令を実行することにより、RAT状態決定機能232を実行するように構成されている。特に、制御装置は、第1および第2のRATがここに定義されたようにアクティブ状態にあるかどうか判定する。あるいは、RAT状態決定機能は、同等のハードウェア回路を実装することにより、またはソフトウェア制御ハードウェア要素の他の組み合わせを実装することにより、実行されてもよい。また、制御装置は、一般に、最大送信電力変更234を実行するように構成されている。図2の実施形態において、第1のRATおよび第2のRATが同時にアクティブ状態にあるときに、制御装置は、第2のRAT上の音声通信の音声コーデックレートに基づき、第1のRATの最大送信電力を変更する。
1実装形態では、第2のRATが、比較的低い音声コーデック・データレートで音声通信を実施するとき、第1のRATの最大送信電力制限は、第1のRATの最大送信電力制限を引き上げることにより、第2のRATの音声コーデックレートに基づいて変更される。他の実装形態では、第2のRATが比較的高い音声コーデック・データレートで音声通信を実施するとき、第1のRATの最大送信電力制限を低減する。
他の実施形態では、無線通信端末は、第1のRATの最大送信電力制限を変更するとき、第1のRATおよび第2のRATが同時にアクティブ状態にあるとき、第2のRATの最大送信電力制限を変更する。
他の実施形態では、第1のRATおよび第2のRATが同時にアクティブ状態にあるとき、無線通信端末は、音声通信の無音時間中、音声通信の非無音時間を基準として、第1のRATの最大送信電力制限を変更する。さらに特定の実装形態では、第1のRATの最大送信電力制限は、音声通信の無音時間中、高くなっていく。代替の実装形態では、端末は、音声通信の無音時間中、第2のRATの最大送信電力制限を引き下げる。
無音時間は、UEが擬似アイドリング状態(例えば、LTEでのDRX状態)となることにより、通信がなされないことを特徴としている。この状態は、例えば音声通信などのある種のパケット通信において生じる。また、無音時間は、例えば、話者または他の発呼者に対して聴取(リスニング)中の話者による休止により、発話間に生ずる無音声を反映したものであってもよい。ある種のコーデック(例えば、AMR)は、無音情報記述子(SID:Silence Information Descriptor)の音声パケットを、通例2万ビット以上を搬送する発話(音声活動)に対応する通常の音声パケットに比べて相対的に僅かのビット(例えば、パケット・オーバーヘッドを含む39ビット)で送信することにより、この無活動を特徴づけている。音声活動および話者の発話に含まれる発話情報量に基づいて動的にレートを切り換える他のコーデック(EVRCなど)において、活動期間(例えば、9600bps)と比較して、無音または無活動期間には、さらに低い符号化レート(例えば、1200bps)が用いられる。
通例、端末は、基地局内のスケジューラを支援してリソースを適切に割り当てるために、使用可能な電力の余力を示すレポートを送信するように構成されている。新規の情報を提供するため、レポート本来の意図から明らかなように、あるレポート・フィールド値もしくは状態またはこれらの組み合わせを各様に解釈する新規の合意があってもよい。その他の状態として、UE状態または呼状態または構成モードまたは電力状態またはバッファ状態または現在送信されているサブ・フレーム/フレームタイプ(例えば、第8レートのフレームに対する最大速フレーム、またはデータや制御が送信されているかどうか)または送信された同一サブ・フレームもしくはフレームにおけるレポートまたはレポートタイプが複数回生じることなどがあってもよい。
図3では、本開示の他の態様によると、あるRATを用いて通信するとともに第2のRATを用いて通信するマルチモード無線通信端末は、310において、ここで述べるように、第1のRATおよび第2のRATがアクティブ状態にあるかどうか判定する。図3では、320において、第1のRATおよび第2のRATの双方が同時にアクティブ状態にあるとき、無線通信端末は、第2のRATの送信電力状態に基づき、あるいは第1のRATおよび第2のRATの双方が同時にアクティブ状態にあるときの第1のRATの送信タイプに基づき、第1のRATの最大送信電力制限を変更する。
図2では、制御装置230は、メモリに記憶された命令を実装するかあるいは等価な回路を使用することにより、本実施形態による最大送信電力変更を実行するように構成されている。そして、第1のRATおよび第2のRATが同時にアクティブ状態にあるときに、端末は、変更された最大送信電力制限に基づき、第1のRAT上の電力レベルで送信してもよい。図3の本実施形態において、最大送信電力が変更される基準は、図1の変更基準とは異なる。一般に、制御装置は、図1および図3の実施形態に用いられた1つまたは複数の基準、すなわち、音声コーデックレート、もしくは送信電力状態、もしくは送信タイプ、またはこれらの要素の組み合わせに基づき、最大送信電力を変更するようにプログラムされていてもよい。
1実施形態において、第1のRAT上の送信タイプは、制御送信でもよく、データ送信でもよい。また、第1のRAT上の送信タイプは、周波数ホッピング送信でもよく、非周波数ホッピング送信でもよい。他の実施形態において、第1のRATの送信タイプが制御送信である場合、端末は、第1のRATの最大送信電力制限を引き上げる。関連する実施形態において、第1のRATの送信タイプが制御送信である場合、第1のRATの最大送信電力制限が引き上げられ、第2のRATの最大送信電力制限が引き下げられる。1実施形態において、第1のRATの送信タイプがデータ送信である場合、第1のRATの最大送信電力制限が引き下げられ、第2のRATの最大送信電力制限が引き上げられる。
1実施形態において、第2のRATの送信電力状態は、第2のRATの送信電力の余力、第2のRATの送信電力レベル、および第2のRATの最大送信電力制限からなるグループから選択される。本実施形態によると、第2のRATの送信電力状態は、第2のRATの送信電力レベルであってもよく、第2のRATの送信電力の余力であってもよく、第2のRATの最大送信電力制限であってもよい。
1実装形態では、第1のRATの最大送信電力制限の変更は、サブ・フレームの単一のスロットにおいてのみ生じる。ここで、単一のスロットのみが、第2のRATの感度が低下する周波数リソースでの送信を含むものの、サブ・フレームにおける1つまたは複数の他のスロットは、第2のRATの感度が低下する周波数リソースでの送信を含まない。
図4において、本開示の他の態様によると、第1の無線アクセス技術(RAT)および第2のRATを用いて通信するマルチモード無線通信端末は、410にて、第1のRATおよび第2のRATがアクティブ状態にあるかどうか判定する。420では、無線通信端末が第1のRATおよび第2のRAT上で同時に送信中であるとき、この端末は、スケジューリングされたPUSCH送信がある場合には、第1のRAT上のPUSCH上でアップリンク制御情報(UCI)を送信する。無線通信端末が第2のRATを用いた送信を実行中ではないものの、第1のRAT上で送信しており、第1のRAT上にスケジューリングされたPUSCHがある場合には、このUCIは、PUCCH上で送信されることになる。
PUCCHは、アップリンク制御情報(UCI)をネットワークに送信するのに用いられる。PUCCHは、CQI情報、ACK/NACK情報などを伝達するのに用いられる。同一のサブ・フレームにPUCCHおよびPUSCHが同時に割り当てられている場合、UCIは、PUSCHに便乗して伝送されてもよい。これは、アップリンク波形の単一搬送波としての性質を保つのに必要である。個別のアップリンク割当にて、PUCCHおよびPUSCH送信を同時に実行することが、一般的に可能である。二重RATサポート端末の場合に、この端末が両RATを同時送信していると、2つのRAT上でのアップリンク送信は、PUCCHへのリソース割当に入るIM歪み成分を生ずることがある。両RATが同時にアクティブ状態にある二重RAT端末の場合、通例、一方のRATでサポートされたサービスは、他方のRATでサポートされたサービスよりも優先度が高い。例えば、音声セッションには、一方のRATで対応しており、他方のRATは、非音声セッションに対応している。このような場合、データ・セッションの通信を制御可能で、音声セッションが優先されることが有用である。これにより、非音声パケットが時々切り捨てられ、その代わりに音声セッションが優先されることがある。
その他の場合には、UCIを、データ・セッションをサポートしている一方のRATで伝送して、音声セッションのコーデックレートを低減させ、同時送信により生じたIM歪み成分の影響を管理しつつ、両RATでの送信に同時にサポート可能とすることが望ましいことがある。これにより、状況に応じて、制御情報をユーザ・データよりも優先させること、あるいは、音声トラフィックなどの優先度の高いトラフィックを、非音声(例えば、ファイル転送、電子メールなど)のような優先度の低いトラフィックよりも優先させることが有用となり得る。
図2では、236において、制御装置は、メモリに格納された命令を実行すること、あるいは等価の回路を用いることにより、本実施形態によるUCI送信制御機能を備えている。1実施形態において、UCIは、UCI送信のためのPUSCHの割当が第1のRAT上で感度の低下したリソース・ブロックと重なり合っていないときにのみ、PUSCH上で送信される。図4の実施形態の実装は、図1および図3の実施形態から独立していてもよい。このように、端末が最大送信電力を変更しない実施形態では、図2の制御装置は、機能234を実行する必要がない。しかしながら、他の実施形態では、本開示における最大送信電力変更およびUCI送信制御の態様は、特定の端末において実施されてもよい。
図4に示す実施形態に関連する態様では、無線通信端末は、第1のRATおよび第2のRATが同時にアクティブであることを示すインジケータ(indication)を送信する。このような送信は、第1または第2のRAT上で端末にサービスを提供する基地局に対してなされる。1実装形態では、このインジケータは、第1のRATおよび第2のRATが同時にアクティブであることを示すビット・フィールドを含む。基地局は、このようなインジケータを受信すると、端末を適切にスケジューリングすることができる。例えば、感度の低下したRB外の端末をスケジューリングすることができる。
図5において、本開示の他の態様によると、第1の無線アクセス技術(RAT)および第2のRATを用いて通信するマルチモード無線通信端末は、510にて、第2のRAT上で音声通信がなされている際に、第1のRATがアクティブ状態にあるとき、割り当てられた第2のRATのリソースおよび第1のRAT上の任意のリソース割当により、第1のRATの物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)リソース周波数位置上に、許容不能な相互変調(IM)歪み成分が生じるかどうかを判定する。図2において、制御装置は、238にて、本実施形態によるIM歪み成分受容機能を、メモリに格納された命令を実行すること、あるいは等価の回路を用いることにより判定する。1実施形態において。IM歪み成分の受容可能性または受容不能性は、歪み成分を閾値と比較することにより判定されてもよい。
図5では、520にて、端末は、割り当てられた第2のRATリソースおよび第1のRAT上の任意のリソース割当により第1のRATのPUCCHリソース周波数位置上に許容不能なIM歪み成分が生じたと判定すると、第1のRAT上の通信を中止する一方で、第2のRAT上の音声通信は継続する。図2において、制御装置は、本実施形態によるRAT制御240機能を、メモリに格納された命令を実行することにより、あるいは等価の回路を用いることにより実現する。
図6では、本開示の他の態様によると、第1の無線アクセス技術(RAT)および第2のRATを用いて通信するマルチモード無線通信端末は、610にて、端末の第1のRATの状態を判定する。特に、第1のRATがアクティブ状態にあるかどうか判定する。620では、端末は、第1のRATの状態のインジケータを、予め定義されたメッセージの事前定義値を用いて、第2のRATをサポートしたネットワーク・エンティティへ送信する。このメッセージは、第2のRATをサポートしたネットワークに対し、端末が他のRATでアクティブであることを示す。例えば、CDMA 1x/LTEマルチモード端末は、端末のLTE RATが非音声セッションを実行中のLTEネットワークに対し、端末も音声通話またはCDMA 1xRAT上のセッションを継続中であることを示すことになる。ある種の実施形態では、このインジケータを送信することは、予め定義されたメッセージを、共通アップリンク送信サブ・フレームにより複数回送信して、第1のRATの状態を示すことを含む。630にて、端末は、予め定義されたメッセージの事前定義値に基づいて、第1のRATまたは第2のRATの最大送信電力制限を調節する。
他の実施形態によると、第1および第2のRATの双方で送信中の場合、UCI情報がPUSCH上に送信されて、PUCCHのRBの感度低下を回避する。通常、UCIは、PUCCH上に送信される。図7では、本開示の本態様によると、第1の無線アクセス技術(RAT)および第2のRATを用いて通信するマルチモード無線通信端末は、710にて、第1のRATおよび第2のRATがアクティブ状態にあるかどうか判定する。図2のマルチモード端末において、制御装置は、メモリ装置に格納された命令を実行するか、あるいは等価のハードウェア回路により、RAT状態決定機能232を実現するように構成されている。
図7では、720にて、第1のRATおよび第2のRATの双方がアクティブ状態にあって、第2のRATがアクティブ状態にて音声通話を実行している場合、スケジューリングされたPUSCH送信なしでは、アップリンク制御情報(UCI)を第1のRATに送信することはない。このように本実施形態によると、以前のサブ・フレーム、例えば、サブ・フレームn−4において、対応してスケジューリングされたPUSCH許可が受信されない場合、端末は、サブ・フレームn上のUCI通信を欠落させたり中止したりする。本実施形態によると、第1のRATおよび第2のRATが同時に動作しているとき、PUSCHは、UCIがPUSCH上を送信される前に、スケジューリングされるべきである。ある種の実装において、UCI送信のためのPUSCHリソース割当がPUCCH上の感度低下したRBに重なり合っていないときのみ、UCIは、スケジューリングされたPUSCH送信で送信される。
一部のネットワーク実装形態において、無線通信端末は、第1のRATおよび第2のRATの双方がアクティブであることを示すインジケータを、第1のRATをサポートするネットワークへ送信する。例えば、CDMA 1x/LTEマルチモード端末において、この端末は、このようなインジケータを、LTE RATをサポートするネットワーク・インフラ・エンティティへ送信することがある。このインジケータは、なぜUCI情報が送信されていないのかを、LTEネットワークに対して説明してもよい。
本開示およびその最良の形態は、実施可能かつ当業者が作製して使用可能となるように説明され、ここに開示された例示的な実施形態と等価な例が存在し、本発明の範囲および趣旨から逸脱することなく、そこに修正や変形がなされ得ることが、理解されるであろう。本発明は、例示的な実施形態によるのではなく、添付の請求の範囲によって限定される。

Claims (10)

  1. 第1の無線アクセス技術(RAT)を用いて通信するとともに第2のRATを用いて通信するマルチモード無線通信端末での方法であって、
    第1のRATおよび第2のRATがアクティブ状態にあるかどうかを判定する工程と、
    無線通信端末が第1のRATおよび第2のRAT上で同時に送信するとき、第1のRAT上にスケジューリングされたPUSCH送信がある場合には第1のRAT上でPUSCH上でアップリンク制御情報(UCI)を送信する工程とからなり、
    無線通信端末が第1のRAT上での送信中に第2のRATを用いて送信しておらず、かつ第1のRAT上にスケジューリングされたPUSCHが存在するとき、UCIはPUCCH上で送信される、方法。
  2. UCI送信のためのPUSCHの割当が、第1のRAT上の感度低下したリソース・ブロックに重なり合っていないときにのみ、PUSCH上でUCIを送信する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第1のRATおよび第2のRATが同時にアクティブであることを示すインジケータを送信する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. インジケータを送信する工程は、第1のRATおよび第2のRATが同時にアクティブであることを示すビット・フィールドを送信する工程を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 第1の無線アクセス技術(RAT)および第2のRATを用いて通信するマルチモード無線通信端末での方法であって、
    第2のRAT上の音声通信中に第1のRATがアクティブ状態であるとき、割り当てられた第2のRATリソースおよび第1のRAT上の任意のリソース割当により第1のRATのPUCCHリソース周波数位置上に許容不能な相互変調(IM)歪み成分が生じたかどうかを判定する工程と、
    割り当てられた第2のRATリソースおよび第1のRAT上の任意のリソース割当により第1のRATのPUCCHリソース周波数位置上に許容不能なIM歪み成分が生じたと判定されるとき、第1のRAT上の送信を中止し、第2のRAT上の音声通信を継続する工程とからなる方法。
  6. 第1の無線アクセス技術(RAT)および第2のRATを用いて通信するマルチモード無線通信端末での方法であって、
    第1のRATの状態を判定する工程と、
    予め定義されたメッセージの事前定義値を用いて、第2のRATをサポートするネットワーク・エンティティに対し、第1のRATの状態を示すインジケータを送信する工程と、
    前記予め定義されたメッセージの事前定義値に基づいて、第1のRATまたは第2のRATの最大送信電力制限を調節する工程とからなる方法。
  7. インジケータを送信する工程は、予め定義されたメッセージを共通アップリンク送信サブ・フレームにより複数回送信して、第1のRATの状態を示す工程を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 第1の無線アクセス技術(RAT)および第2のRATを用いて通信するマルチモード無線通信端末での方法であって、
    第1のRATおよび第2のRATがアクティブ状態にあるかどうかを判定する工程と、
    第1のRATおよび第2のRAT双方がアクティブ状態にあり、第2のRATがアクティブ状態にて音声通話を実行しているとき、スケジューリングされたPUSCH送信が存在しない場合には第1のRATを通じてUCIを送信しない工程とからなり、
    第1のRATおよび第2のRATが同時にアクティブであるとき、UCIは、スケジューリングされたPUSCHを通じて送信される方法。
  9. 送信のためのPUSCHリソース割当が感度低下したRBに重なり合っていないときにのみ、スケジューリングされたPUSCH送信上でUCIを送信する工程をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 第1のRATをサポートするネットワークに対し、第1のRATおよび第2のRATの双方がアクティブであることを示すインジケータを、送信する工程をさらに含む、請求項8に記載の方法。
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