JP2020009315A - 工程監視装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

工程監視装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】識別子の付帯なくワークが必要に応じて生産ラインから排出される状況において、ユーザが再生すべき特定のワークの各組み付け工程の映像を容易に指定できる工程監視装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供する。【解決手段】組み付け機器制御装置100は、複数のワークが順次生産ラインに投入され、工程A〜Cの組み付けが行われている際に、工程A〜Cの各々においてワークが生産ラインから排除された(不良)か否かを示す組み付け結果を取得し、その複数のワークを、生産ラインに投入された順番(ワーク番号)及び取得した組み付け結果と関連づける組み付け結果記録表を用いて管理する。工程Bにおいてワークが不良の組み付け結果を取得した場合、組み付け結果記録表において、その不良のワークのワーク番号と関連づけられた、工程B以降の全ての工程の組み付け結果を不良とする。【選択図】図1

Description

本発明は、工場の生産ラインにおける組み付け工程監視のための映像を記録する工程監視装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
Factory Automationの分野では、ワーク(例えば、部品や材料)をベルトコンベア等の生産ラインに流し、ロボットアーム等の複数の組み付け機器により複数の組み付け工程に分けて組み付けを行うことがある。このように複数の組み付け工程に分けるのは、組み付け機器によって組み付け内容に得意不得意が存在する場合や、その複数の組み付け工程のうちの特定の工程の内容の変更に対応する場合があるためなどの理由からである。個々の組み付け機器は、自らが行った組み付け結果を確認し、次の組み付け工程を担当する組み付け機器にワークを引き渡す。かかる作業をその複数の組み付け工程の夫々において行うことで、ワークが完成品になる。
個々の組み付け機器は自らが行った組み付け結果の確認をするものの、ワークが完成品となってからの最終確認にて組み付け不良と判断されることもある。そのような場合に備え、生産ラインを流れるワークへの各組み付け工程を映像として記録し、特定のワークの組み付け過程映像を抜粋して再生する工程監視装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この工程監視装置では、ワークに対する各組み付け工程での組み付け時間差は、いずれのワークでも同じになることに着目し、特定のワークの組み付け過程映像の抜粋の際にその時間差を利用している。
また、ワークやワークを乗せたトレイにICタグやバーコードなどの個体識別のための識別子を付帯させ、その識別子を使って、各組み付け工程を撮影した映像の中から特定のワークの組み付け過程映像を抜粋する従来技術も存在する。
特開2016−122319号公報
しかしながら、識別子を使って特定のワークの組み付け映像を抜粋するという従来技術が利用できない場合がある。例えば、同一の外観を持つワークを作る必要がある場合や、個別の識別子を生成管理するコストを許容できない場合など、識別子を利用できない場合である。
また、ある組み付け工程での組み付け不良等により、必要に応じてワークを生産ラインから排出する場合がある。このような場合、あらかじめ決めておいた時間に次のワークが生産ラインに投入されると、特許文献1のように組み付け時間差を利用した特定のワークの映像の抜粋ができなくなる。
本発明の目的は、識別子の付帯なくワークが必要に応じて生産ラインから排出される状況において、ユーザが再生すべき特定のワークの各組み付け工程の映像を容易に指定できる工程監視装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
本発明に係る工程監視装置は、複数のワークが順次、生産ラインに投入され、複数の工程からなる組み付けが行われている際に、前記複数の工程の各々においてワークが前記生産ラインから排除されたか否かを示す組み付け結果を取得する第1の取得手段と、前記複数のワークを、前記生産ラインに投入された順番及び前記取得した組み付け結果と関連づけて管理する管理手段とを備え、前記管理手段は、前記第1の取得手段から前記複数の工程のうちの第1の工程においてワークが前記生産ラインから排除された旨を示す組み付け結果を取得した場合、前記生産ラインから排除されたワークが前記生産ラインに投入された順番と関連づけられた、前記複数の工程のうち前記第1の工程以降の全ての工程の組み付け結果を、その各工程においてワークが前記生産ラインから排除されたとして管理することを特徴とする。
本発明によれば、識別子の付帯なくワークが必要に応じて生産ラインから排出される状況において、ユーザが再生すべき特定のワークの各組み付け工程の映像を容易に指定できる。
本発明に係る工程監視装置としての組み付け機器制御装置を含む組み付け過程映像記録システムのブロック図である。 図1の組み付け過程映像記録システムの変形例を示すブロック図である。 図1の組み付け過程映像記録システムにおける、組み付け工程記録処理の手順を示すフローチャートである。 図3AのステップS305の工程Bの組み付け結果を受信・記録処理の手順を示すフローチャートである。 図3AのステップS302における組み付け工程映像記録システムの初期化方法を説明するための図である。 ステップS325で組み付け結果記録表を更新する方法を説明するための図である。 ステップS327で組み付け結果記録表を更新する方法を説明するための図である。 組み付け結果記録表の更新方法の変形例を説明するための図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る工程監視装置としての組み付け機器制御装置100を含む組み付け過程映像記録システムのブロック図である。
組み付け過程映像記録システムは、ロボット170を制御する組み付け機器制御装置100とカメラ190で撮影された映像を記録する映像記録装置150で構成される。
まずは、組み付け機器制御装置100の構成を説明する。
組み付け機器制御装置100は、CPU102、メインメモリ104、表示コントローラ103、ロボットI/F105、入力I/F106、ハードディスク107、及び通信I/F108を備える。
CPU102は、組み付け機器制御装置100に備わっている各機能を制御し、組み付け機器制御装置100と映像記録装置150を組み付け過程映像記録システムとして動作させる。
表示コントローラ103は、外部のディスプレイ160と接続し、CPU102によって実行したソフトウェアの実行結果を表示する。
メインメモリ104は、組み付け機器制御装置100の動作に必要な作業メモリとして用いる。
ロボットI/F105は、組み付け機器制御装置100が制御対象とする外部のロボットアーム等の組み付け機器であるロボット170の制御に用いる。ここでロボット170とは、図4において詳述するが、複数のワークが順次、投入される生産ラインの組み付け工程(以下単に「工程」という)の夫々に設けられるロボット170A〜170Cの総称である。各ロボット170A〜170Cは、ワークに対して各工程での組み付けを行う。また、ロボットI/F105は、各ロボット170A〜170Cからそのワークに対する各工程での組み付け結果を取得し、これをCPU102に送信する。
入力I/F106は、マウス180などのユーザ操作による入力を受け付ける。
ハードディスク107は、CPU102によって実行されるソフトウェアが記録される他、組み付け機器制御によって得られる組み付け結果が記録される。
通信I/F108は映像記録装置150との通信に用いる。
続いて、映像記録装置150の構成を説明する。
映像記録装置150は、CPU152、メインメモリ154、ハードディスク157、通信I/F158、及びカメラI/F159を備える。
CPU152は、映像記録装置150に備わっている各機能を制御し、映像の記録を行う。
メインメモリ154は、映像記録装置150の動作に必要な作業メモリとして用いる。
カメラI/F159は、映像記録装置150が制御対象とする外部のカメラ190の制御に用いる。ここでカメラ190とは、図4において詳述するがワークを流す生産ラインの各工程の映像を撮影するカメラ190A〜190Cの総称である。
ハードディスク157は、CPU152によって実行されるソフトウェアを記録する他、カメラI/F159を介して得られた、外部のカメラ190で撮影された映像を記録する。通信I/F158は組み付け機器制御装置100との通信に用いる。
尚、図1においては、組み付け工程映像記録システムは組み付け機器制御装置100と映像記録装置150という二つの装置から構成されたが、かかる構成に限定されない。例えば、図2に示すように組み付け機器制御装置100と映像記録装置150が一体となった一つの装置100Aとして組み付け工程映像記録システムを実現してもよい。
続いて、映像記録装置150のCPU152の制御により撮影・記録された、生産ラインの各工程の映像の中から特定のワークの各工程での組み付け映像を再生する際に用いられる組み付け結果記録表の作成及び更新の方法を、図3A,図3Bを用いて説明する。
図3Aは、図1の組み付け工程映像記録システムにおける、組み付け工程記録処理の手順を示すフローチャートである。
本処理は、組み付け機器制御装置100のCPU102がハードディスク107のソフトウェアを読み込み、組み付け工程映像記録システムを起動することにより開始する(ステップS301)。以下、本処理はCPU102により実行される。
次にステップS302に進み、組み付け工程映像記録システムの初期化を行う。具体的には、組み付け機器制御装置100と映像記録装置150の時刻同期などのペアリング、本処理の対象となる生産ライン(図4(a))での各ワークの組み付け結果管理表(図4(b))の用意や、カメラ190と生産ラインにおける各工程の紐づけを行う。
図4(a)に示すように、組み付け機器制御装置100には、三台のロボット170A〜170Cが接続されている。また、夫々のロボット170A〜170Cによるワークへの組み付けの各工程の映像がカメラ190A〜190Cにより撮影される。カメラ190A〜190Cのいずれも映像記録装置150に接続されており、夫々のカメラ190A〜190Cで撮影された映像は図4(d)のようにカメラ単位で動画として映像記録装置150が管理する。映像記録装置150は、カメラ190と生産ラインにおける各工程の紐づけ結果に基づき、図4(c)に示すカメラ190A〜190Cとその撮影対象工程の対応表を作成する。
図4(a)はステップS302の初期化の段階における生産ラインの状況を示す。図4(a)に示すように、ワークへの組み付けの工程は、ロボット170Aが最初に行う工程Aと、次にロボット170Bが行う工程Bと、最後にロボット170Cが行う工程Cから構成される。なお、ロボット170A〜170Cの夫々の間には、一時的にワークを貯めるバッファ401A,402Bが存在する。また、ロボット170A〜170Cは、各工程A〜Cにおける組み付け不良品を不良品格納箱402に格納し、生産ラインから組み付け不良品となったワークを排除する。なお、図4(a)に示す生産ラインにはまだワークは投入されておらず、従っていずれのワークに対する組み付けも生産ラインにおいて開始していない。よって、組み付け機器制御装置100で管理している組み付け結果記録表には図4(b)のように、いずれの工程の組み付け結果に結果が入力されていない。なお、本実施例では、初期化時に生産ラインに流す予定のワークの総数(N)が組み付け機器制御装置100にユーザにより入力される。CPU102は、このユーザ入力があると、予めワークが投入される順番を示すワーク番号を、1から1つずつインクリメントしてNまで順に組み付け結果記録表に入力する。尚、初期化時に係るユーザ入力を必要としない構成としてもよい。この場合は初期化時にN=0とし図4(b)に示す組み付け結果記録表の更新が後述するステップS304〜S306により行われる。これにより、生産ラインに投入される複数のワークが、組み付け結果記録表を用いて、ワーク番号及びその組み付け結果と関連づけて管理される。すなわち、組み付け結果記録表による管理内容には、ワーク番号及びその組み付け結果が含まれる。
初期化が完了するとステップS303へ進み、映像記録装置150のCPU152に対し、カメラ190A〜190Cを始動し、各工程A〜Cの映像の撮影を開始するよう指示する。図4(d)の映像記録装置150が管理する各カメラ190A〜190Cで撮影される動画はこの開始の指示が有った時点から計時される時刻と共に管理される。
その後、ステップS304〜S306における各工程A〜Cの組み付け結果の受信・記録処理が平行して開始する。尚、本実施例では、ステップS304〜S304の処理の開始後に、生産ラインへのワークの投入が開始される。具体的には、ステップS304では、ロボット170Aでのワーク毎の組み付け結果をロボットI/F105を介して受信し、この受信した組み付け結果及びその受信時刻(組み付け時刻)を工程Aの組み付け結果として組み付け結果管理表に記録する。同様に、ステップS305では、ロボット170Bのワーク毎の組み付け結果を受信し、この受信した組み付け結果及びその受信時刻(組み付け時刻)を工程Bの組み付け結果として組み付け結果管理表に記録する。また、ステップS306では、ロボット170Cのワーク毎の組み付け結果を受信し、この受信した組み付け結果及びその受信時刻(組み付け時刻)を工程Cの組み付け結果として組み付け結果管理表に記録する。尚、ここでいう受信時刻とは、生産ラインへのワークの投入の開始時点から計時される時刻をさす。
ステップS304〜S306で実施される、各工程A〜Cの組み付け結果の受信・記録処理のうち、ステップS305の工程Bの組み付け結果を受信・記録処理を図3Bを用いて説明する。尚、ステップS304,S306の処理は以下図3Bにて説明する処理と同様であるため重複した説明は省略する。
まず、ステップS321において、ロボット170Bから1つのワークに対する工程Bの組み付け結果を受信する。
その後、ステップS322へ進み、組み付け結果記録表への工程Bに関する組み付け結果が未入力であるワークの中で、最小のワーク番号を持つワークを組み付け結果記録表から探す。尚、このワークは、組み付け結果記録表の更新時にその組み付け結果が入力されるワークであるため、以下「入力対象ワーク」と称す。
ステップS323で探した結果、入力対象ワークが見つかった場合、ステップS325へ進み、ステップS321で受信した組み付け結果をその入力対象ワークの工程Bの組み付け結果として組み付け結果記録表に入力する。
ステップS323で探した入力対象ワークが見つかった場合にステップS325で組み付け結果記録表を更新する方法を図5を用いて説明する。
図5(a)ではロボット170Bは、ワーク126の組み付けを完了し、その組み付け結果501Bを組み付け機器制御装置100のロボットI/F105に送信する。CPU102はロボットI/F105を介して組み付け結果501Bを受信すると、組み付け結果記録表から入力対象ワーク、すなわち、組み付け結果記録表への工程Bに関する組み付け結果が未入力であるワークの中で、最小のワーク番号を持つワークを探す。例えば、この時の組み付け結果記録表が図5(b)であった場合、ワーク番号126のワークが入力対象ワークに該当する。すなわち、結果入力欄502Bが入力対象ワークの工程Bの結果入力欄として特定される。その後、受信した組み付け結果501Bを組み付け結果記録表のその特定された結果入力欄502Bに入力する。組み付け結果501Bを組み付け結果記録表の結果入力欄502Bに入力した結果が、図5(c)の結果入力欄503Bである。
図3Bに戻り、一方、ステップS323で探した結果、入力対象ワークが見つからなかった場合、ステップS324へ進む。ステップS324では、工程Bに関する組み付け結果が入力済で、且つ最大のワーク番号を持つワークを探し、そのワークのワーク番号よりも一つ大きなワーク番号を持つワークの記録入力欄を入力対象ワークの結果入力欄として組み付け結果記録表に作成する。その後、ステップS325へ進み、ステップS321で受信した組み付け結果をその入力対象ワークの工程Bの組み付け結果として組み付け結果記録表に入力する。
ステップS323で探した入力対象ワークが見つからなかった場合にステップS324,S325で組み付け結果記録表を更新する方法を図5を用いて説明する。尚、かかる更新は、ステップS302の初期化の際にユーザが予定した投入ワークの総数より多くワークが生産ラインに投入されたとき、生産ラインの最初の工程(すなわち、工程A)の組み付け結果の受信・記録処理(ステップS304)において行われる。すなわち、工程B,Cの組み付け結果の受信・記録処理(ステップS305,S306)においては生じない。よって、入力対象ワークとして、組み付け結果記録表への工程Aに関する組み付け結果が未入力であるワークの中で、最小のワーク番号を持つワークを組み付け結果記録表から探す場合について説明する。
図5(a)ではロボット170Aは、ワーク129の組み付けを完了し、その組み付け結果501Aを組み付け機器制御装置100のロボットI/F105に送信する。CPU102はロボットI/F105を介して組み付け結果501Aを受信すると、組み付け結果記録表から入力対象ワーク、すなわち、組み付け結果記録表への工程Aに関する組み付け結果が未入力のワークの中で、最小のワーク番号を持つワークを探す。例えば、この時の組み付け結果記録表が図5(b)であった場合、ワーク番号と紐付けられた工程Aに対する記録入力欄は全て組み付け結果が入力済である。すなわち、入力対象ワークは図5(b)の組み付け結果記録表には存在しない。この場合、まず、工程Aに関する組み付け結果が入力済で、且つ最大のワーク番号を持つワークを探す。図5(b)の組み付け結果記録表においては、ワーク番号128のワークがこのワークに該当する。次に、図5(c)に示すように、そのワーク番号128に1つ加えたワーク番号129のワークの工程A〜Bの記録入力欄を作成する。その後、その作成した記録入力欄のうち、工程Aの記録入力欄503Aに受信した組み付け結果501Aを入力する。
図3Bに戻り、ステップS325にて受信した組み付け結果の組み付け結果記録表への入力を終えると、ステップS326へ進み、その入力した組み付け結果が良なのか不良なのかを確認する。ここで、組み付け結果が不良とは、入力対象ワークは組み付け不良品として生産ラインから排除されたことを指す。一方、組み付け結果が良とは、入力対象ワークに対する工程Bでの組み付けが全て完了し、次の工程Cに引き渡されたことを指す。
確認した結果、良であった場合は、ステップS328へ直接進む。一方、不良であった場合は、ステップS327へ進み、ステップS321で組み付け結果を受信した工程以降の工程についての入力対象ワークの組み付け結果として組み付け結果記録表に全て不良と入力する。すなわち、図3BにおいてはステップS321で工程Bの組み付け結果を受信するため、工程B,Cについての入力対象ワークの組み付け結果は、組み付け結果記録表において全て不良と入力される。その後、ステップS328へ進む。
ステップS327で組み付け結果記録表を更新する方法を図6を用いて説明する。
図6(a)ではロボット170Bは、ワーク126の組み付け時に不良を起こし、組み付け不良となる組み付け結果601Bを組み付け機器制御装置100のロボットI/F105に送信する。なお、本実施例では、ロボット170による組み付け結果の判定は、ロボット170が予め決まっている組み付けの全てを完了した場合を良とし、その予め決まっている組み付けの全てを完了できず、不良品格納箱402にワークを格納した場合を不良とする。但し、かかる方法での判定に限定されるわけでない。例えば、ロボット170Bにカメラ190Bとは別のカメラを設け、ロボット170Bによるワークの組み付けが行われる毎にその別のカメラにより撮像されたその組み付けの映像がロボットI/F105に送信するようにしてもよい。この場合、組み付け機器制御装置100の不図示の画像解析部において、その映像が解析され、その解析結果が組み付け結果として判定される。
CPU102は、ロボットI/F105を介して組み付け結果601Bを受信すると、組み付け結果記録表から入力対象ワークを探す。例えば、この時の組み付け結果記録表が図5(b)であった場合、ワーク番号126のワークが入力対象ワークに該当する。すなわち、結果入力欄502Bが入力対象ワークの工程Bの結果入力欄として特定される。よって、CPU102は、図6(b)の結果入力欄602Bに示すように、その特定された結果入力欄502Bに対し組み付け結果を「不良」と入力する。なお、ロボット170Bは、ワーク126の組み付け不良が起きたと判定した場合、ワーク126を生産ラインから排除すべく不良品格納箱402に格納する。よって、ワーク126に対してロボット170Cによる工程Cの組み付けは実施されない。よって、ワーク126の工程Cで行われる組み付け結果の判定をロボットCは行うことができない。しかし、CPU102は、図6(c)に示すように、組み付け機器制御装置100は、結果入力欄602Bに不良と入力すると、ワーク126の工程B以降の工程である工程Cの組み付け結果も図6(c)の結果入力欄613Bに示すように「不良」と入力する。
図3Bに戻り、ステップS328では生産ラインへ投入したワークの全てに対して、工程Bの組み付け結果の組み付け結果記録表への入力を終えたか確認する。確認の結果、全ての投入したワークに対する工程Aの組み付け結果の入力を終えた場合、ステップS328へ進み、ロボット170Aからの工程Aの組み付け結果の受信と記録を終了し、本処理を終了する(ステップS329)。一方、投入ワークのうち、まだ工程Aの組み付け結果が未入力のワークがあれば、ステップS321へ戻る。
図3Aに戻り、ステップS304〜S306における工程A〜Cの組み付け結果を受信・記録処理のいずれもが完了すると、ステップS307に進み録画を終了し、本処理を終了する(ステップS308)。
以上の処理により、組み付け結果記録表は図6(d)のようになる。組み付け不良により工程Bで排出されたワーク126については工程Bだけでなく、工程B以降の工程である工程Cの組み付け結果を不良と入力する。これにより、生産ラインへ投入したワークの夫々に識別のための個体情報を持たせることなく、ワーク127以降のワークの組み付け結果をワーク番号に紐づけて記録することができる。
なお、本実施例ではロボット170から組み付け結果を組み付け機器制御装置100に送信しているが、生産ラインの各工程を監視しているカメラ190により組み付け結果の判定を行ってもよい。カメラ190で不良を検出した場合、組み付け不良情報は映像記録装置150を経由して組み付け機器制御装置100に届く。カメラ190が発した組み付け不良情報がロボット170による該当ワークの次工程への移動の前に組み付け機器制御装置100に届いた場合は、該当ワークをロボット170によって生産ラインから排出させてもよい。かかる排出ができた場合は、該当ワークの以降の工程を全て不良とする。一方、かかる排出が間に合わず、該当ワークが次以降の工程にも投入された場合は、組み付け不良とカメラ190によって判断された工程のみ該当ワークの組み付け結果を不良とする。
図3Aの処理が終了した後、カメラ190により撮影された、生産ラインに投入された特定のワークの組み付け映像の再生は以下のように行われる。
まず、CPU102は、図6(d)の組み付け結果記録表を組み付け機器制御装置100のディスプレイ160に表示する。この表示された組み付け結果記録表から、利用者によりマウス180にて再生すべき特定のワークが指定されると、CPU102はその特定のワークの組み付け過程映像をディスプレイ160にて再生する。
以下、利用者が、組み付け機器制御装置100のディスプレイ160に表示された図6(d)の組み付け結果記録表から、ワーク126を再生すべき特定のワークとして指定した場合について説明する。
この場合、まず、CPU102は、図6(d)の組み付け結果記録表からワーク126の各工程の組み付け時刻を取得する。続いて、図4(c)のカメラ名と撮影対象工程を紐付ける対応表を参照し、カメラ190A〜190Cのどれによりいつ撮影された映像なのか、特定する。そして、特定できた映像をディスプレイ160上に再生する。尚、ワーク126は前述の通り、工程Bで組み付け不良と判定された時点で、不良品格納箱402に格納される。よって、まず、時刻12:15:20から時刻12:15:50までカメラ190Aが工程Aを撮影した映像がワーク126の組み付け映像としてディスプレイ160に再生される。その後、時刻12:15:50から次のワークの工程Bでの組み付けが開始される時刻12:16:00までカメラ190Bが工程Bを撮影した映像がワーク126の組み付け映像としてディスプレイ160に再生される。しかし、カメラCが工程Cを撮影した映像がワーク126の組み付け映像としてディスプレイ160に再生されることはない。
ここまでの実施例では、生産ラインに投入された各ワークの組み付け時刻も組み付け結果記録表に記録したが、各ワークの組み付け映像がワーク番号と紐付けられるのであれば、これに限定されない(紐付手段)。例えば、カメラ190側がワークの個数をカウントできる機能を有している場合、ワークの組み付け時刻を記録する必要はない。この場合、図7に示すように、組み付け時刻の代わりにカウント数を記録し、各ワークの組み付け映像はワーク番号に連動したファイル名を持った別ファイルとして保存される。これにより、組み付け時刻が無くとも組み付け映像を特定することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 組み付け機器制御装置
102,152 CPU
103 表示コントローラ
104,154 メインメモリ
105 ロボットI/F
106 入力I/F
107,157 ハードディスク
108,158 通信I/F
150 映像記録装置
159 カメラI/F
170 ロボット
190 カメラ

Claims (8)

  1. 複数のワークが順次、生産ラインに投入され、複数の工程からなる組み付けが行われている際に、前記複数の工程の各々においてワークが前記生産ラインから排除されたか否かを示す組み付け結果を取得する第1の取得手段と、
    前記複数のワークを、前記生産ラインに投入された順番及び前記取得した組み付け結果と関連づけて管理する管理手段とを備え、
    前記管理手段は、前記第1の取得手段から前記複数の工程のうちの第1の工程においてワークが前記生産ラインから排除された旨を示す組み付け結果を取得した場合、前記生産ラインから排除されたワークが前記生産ラインに投入された順番と関連づけられた、前記複数の工程のうち前記第1の工程以降の全ての工程の組み付け結果を、その各工程においてワークが前記生産ラインから排除されたとして管理することを特徴とする工程監視装置。
  2. 前記第1の取得手段は、前記複数の工程の夫々に設けられているワークの組み付けを行う組み付け機器より前記組み付け結果を取得することを特徴とする請求項1記載の工程監視装置。
  3. 前記組み付け機器は前記ワークを前記生産ラインから排除した場合に、その旨を組み付け結果として前記第1の取得手段に送信することを特徴とする請求項2記載の工程監視装置。
  4. 前記複数の工程の夫々に設けられているワークの組み付けを行う組み付け機器に撮像装置が設けられており、前記組み付け機器によるワークの組み付けが行われる毎に前記撮像装置により撮像された前記組み付けの映像を取得する第2の取得手段と、
    前記取得された映像を解析する解析手段とをさらに備え、
    前記第1の取得手段は、前記解析手段による前記映像の解析結果を前記組み付け結果として取得することを特徴とする請求項1記載の工程監視装置。
  5. 前記第1の取得手段は、前記組み付け結果を取得した時刻を更に取得し、
    前記管理手段は、前記取得された時刻もさらに関連づけて管理することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の工程監視装置。
  6. 前記管理手段による管理内容を表示する第1の表示手段と、
    前記複数のワークの夫々が前記生産ラインに投入された順番と、前記複数の工程の夫々が撮影・記録された映像を紐付ける紐付手段と、
    前記複数のワークの1つが、前記表示された管理内容に基づきユーザにより指定された場合、当該ワークが前記生産ラインに投入された順番に基づき、前記紐付けられた映像から前記指定されたワークの前記複数の工程における組み付け映像を特定する特定手段と、
    前記特定された組み付け映像を表示する第2の表示手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の工程監視装置。
  7. 工程監視装置の制御方法において、
    複数のワークが順次、生産ラインに投入され、複数の工程からなる組み付けが行われている際に、前記複数の工程の各々においてワークが前記生産ラインから排除されたか否かを示す組み付け結果を取得する第1の取得ステップと、
    前記複数のワークを、前記生産ラインに投入された順番及び前記取得した組み付け結果と関連づけて管理する管理ステップとを備え、
    前記管理ステップにおいて、前記第1の取得ステップで前記複数の工程のうちの第1の工程においてワークが前記生産ラインから排除された旨を示す組み付け結果が取得された場合、前記生産ラインから排除されたワークが前記生産ラインに投入された順番と関連づけられた、前記複数の工程のうち前記第1の工程以降の全ての工程の組み付け結果は、その各工程においてワークが前記生産ラインから排除されたとして管理されることを特徴とする制御方法。
  8. 請求項7に係る制御方法を実行することを特徴とするプログラム。
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