JP2020009270A - 警備員管理システム及び該システムを用いた警備員管理方法 - Google Patents

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【課題】最適な警備員を異常発生位置に急行させることができる警備員管理システムを提供する。【解決手段】システムは、警備領域T内において各警備員Gが携帯する携帯端末1の位置を測定する屋内・屋外測位手段M1、M2と、各携帯端末とネットワーク10を通じて接続するサーバ2を備える。携帯端末又はサーバの少なくとも一方に、携帯端未の位置を把握する位置把握部を備えると共に、サーバに、異常事案発生位置情報を入力する入力部と、各携帯端末の位置の情報、警備領域の地図情報及び異常事案発生位置情報を記憶する記憶部と、地図情報に基づく地図上に各携帯端末の位置情報及び異常事案発生位置情報を表示する表示部と、異常事案発生位置に最短で到達できる位置に存する携帯端末を判断する判断部と、該判断部により選択された携帯端末に指示を行う指示通知部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の警備員の位置を迅速且つ的確に把握して、異常事案発生位置に適切な警備員を急行させることができる警備員管理システム及び該システムを用いた警備員管理方法に関する。
従来、警備業務においては、予め定めた警備領域内に複数の警備員を配置し、当該警備領域内で事件・事故等の異常事案が発生した場合には、センター施設が異常事案の通報を受け、該センター施設から通信手段を介して警備員と連絡をとって当該警備員の現在地を確認し、場合によってはこの確認作業を繰り返して、異常事案発生位置に駆けつけるのに最適な警備員を手配しなければならなかった。
よって、従来の警備業務にあっては、配置された各警備員の位置、特に巡回を行う警備員の位置を素早く把握することができず、異常事案に即応できない場合があるという問題点を有している。そのため、警備業界においては、複数の警備員の位置を迅速且つ的確に把握して、異常事案発生位置に駆けつけるのに最適な警備員を手配することができるシステムや方法が要望されている。
他方、人の位置を確認するシステムとして、下記特許文献1乃至3は、位置管理の対象者が所持する携帯端末にRFID(Radio Frequency Identification)システムとGPS(Global Positioning System)を利用できる機能を内蔵し、対象者が屋内にいても屋外にいても適切に位置を管理することができるシステムを開示している。
特開2008−109294号公報 特許第4926649号公報 特許第5105826号公報
上記特許文献1乃至3のシステムによれば、RFIDシステムにより屋内における対象者の位置を把握し、GPSにより屋外における対象者の位置を把握することができるが、上記特許文献1乃至3には、取得した位置情報を警備員の管理に活かす具体的な構成や方法については何ら開示も示唆もされていない。
また、上記特許文献1乃至3のシステムにあっては、RFIDシステムにより屋内における対象者の位置を把握できるとしても、正確に対象者の位置を把握するためには、対象者の携帯端末と通信を行い当該携帯端末の位置を検出するタグリーダ装置を高密度で多数配置せねばならず、コスト高となってしまうおそれがある。特に屋内領域が広域の場合や屋内領域に多数の障害物がある場合にはタグリーダ装置が多数必要となる。
本発明は屋内測位手段及び屋外測位手段により各携帯端末の位置情報、つまり各警備員の位置情報を的確且つ迅速に把握し、最適な警備員を異常発生位置に急行させることができる警備員管理システム及び該システムを用いた警備員管理方法を提供する。
要述すると、本発明にかかる警備員管理システムは、警備領域内において各警備員が携帯する携帯端末の位置を測定する屋内測位手段及び屋外測位手段と、上記各携帯端末とネットワークを通じて接続するサーバを備えた警備員管理システムであって、上記携帯端末又は上記サーバの少なくとも一方に、上記屋内測位手段が測定した第一測定位置と上記屋外測位手段が測定した第二測定位置を比較して上記携帯端未の位置を把握する位置把握部を備えると共に、上記サーバに、通報により把握した異常事案発生位置情報を入力する入力部と、上記位置把握部が把握した各携帯端末の位置の情報を時系列に沿って記憶すると共に警備領域の地図情報及び上記異常事案発生位置情報を記憶する記憶部と、上記地図情報に基づく地図上に上記各携帯端末の位置情報及び上記異常事案発生位置情報を表示する表示部と、上記異常事案発生位置に最短で到達できる位置に存する携帯端末を判断する判断部と、該判断部により選択された携帯端末に駆け付け指示を行う指示通知部を備える。よって、各携帯端末の位置を通じて各警備員の位置をリアルタイムに把握し、異常事案が発生した際には当該異常事案の発生位置に応じて最適な警備員に駆け付け指示を通知することができる。
好ましくは、上記屋内測位手段は、上記警備領域における屋内に固定配置された固定装置と上記携帯端末間で送受信するマルチパスを含めた電波の伝搬情報を解析して屋内測位を行う構成とし、固定装置の台数を可及的に減らしつつ、確実な屋内測位を実現する。
また、上記携帯端末と上記固定装置の一方に上記屋内測位手段に用いる電波を送信する送信部を設け、該送信部が送信した電波を受信する受信部を上記携帯端末と上記固定装置の他方に設けることができる。又は、上記携帯端末と上記固定装置の双方に上記屋内測位手段に用いる電波を送受信する送受信部を設けることができる。
また、上記屋外測位手段としてGNSS(Global Navigation Satellite System:全球測位衛星システム)を利用すると共に、該GNSSを構築する衛星からの電波を受信するGNSS用受信部を上記各携帯端末に設ける。
好ましくは、上記指示通知部を上記表示部における画面上で上記異常発生位置をクリック操作することによりオン動作する構成とすることにより、サーバの操作者が上記異常発生位置を地図上で確認した上で感覚的に素早く操作することができる。
本発明にかかる警備員管理方法は、上述した警備員管理システムを用いた警備員管理方法であって、上記位置把握部は、上記第一測定位置と上記第二測定位置が異なる場合に、該第一測定位置と該第二測定位置間の距離が所定値未満のときには両位置を含む領域を上記携帯端末の位置として把握する。又は、上記警備領域内を屋内測位優先領域と屋外測位優先領域とに区別し、上記位置把握部は、上記第一測定位置と上記第二測定位置が異なる場合に、該第一測定位置が上記屋内測位優先領域内のときには当該第一測定位置を上記携帯端末の位置として把握し、該第二測定位置が上記屋外測位優先領域内のときには当該第二測定位置を上記携帯端末の位置として把握する。何れにしても、複雑な演算処理をせずとも、駆け付け指示に必要最低限の位置情報を迅速に把握することができる。
本発明に係る警備員管理システムによれば、各携帯端末の位置を通じて各警備員の位置をリアルタイムに把握し、異常事案が発生した際には当該異常事案の発生位置に応じて最適な警備員の携帯端末に駆け付け指示を通知することができる。
また、本発明に係る警備員管理方法によれば、複雑な演算処理をせずとも、駆け付け指示に必要最低限の位置情報を迅速に把握することができる。
本発明に係る警備員管理システムの概略図である。 実施例におけるサーバの概略構成を示すブロック図である。 実施例における携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 実施例における固定装置の概略構成を示すブロック図である。 鉄道駅構内における屋内測位の状況を示す説明図である。 屋外領域における建物間の測位状況を示す説明図である。
以下、本発明に係る警備員管理システム及び該システムを用いた警備員管理方法の最適な実施例を図1乃至図6に基づき説明する。
本発明に係る警備員管理システムは、常駐型施設警備業務のように、定まった警備領域内に複数の警備員が常駐して出入管理や巡回を行い、事件・事故を防止する警備業務に用いられるものである。ここで、警備領域について説明すると、本書において警備領域とは警備対象となる領域をいい、たとえば、オフィスビル、マンション、商業施設等の建物内や鉄道駅構内等の屋内領域及び当該建物や鉄道駅の周りの屋外領域を含む。また、本書において、警備員には、警備を行う人間のみならず、カメラ機能や通信機能を備えた警備用ロボットを含む。
本発明に係る警備システムは、図1に示すように、警備領域T内において各警備員Gが携帯する携帯端末1の位置を測定する屋内測位手段M1及び屋外測位手段M2と、各携帯端末1とネットワーク10を通じて接続するサーバ2を備える基本構成を有している。なお、警備員Gとしては、固定配置される、つまり所定の位置に留まって警備を行う警備員(固定警備員Ga)と巡回を行う警備員(巡回警備員Gb)とが配置され、全ての警備員Gがそれぞれ携帯端末1を所持する。また、サーバ2は警備員Gを統合管理するセンター施設に配される。該センター施設は警備領域T内でも警備領域T外でも良い。
屋内測位手段としては、既知のRFIDシステムやビーコンを使用した測位手段を用いることができるが、好ましくは屋内領域Taに固定配置された固定装置3と携帯端末1間で送受信するマルチパスを含めた電波の伝搬情報を解析、すなわち複数の電波の到達時間や到達角度等を解析して屋内測位を行う。活用する電波は、無線通信用の電波であればよく、たとえばWi-Fi(登録商標)、LTE(Long term evolution)(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)等の無線通信に用いる電波であり、広範囲で送受信できると共にマルチパスを含めて解析することで電波を遮る障害物の影響も少ないため、固定装置3の台数を可及的に減らしつつ、確実な屋内測位を実現することができる。なお、固定装置3として、たとえば既知のアクセスポイントやネットワークルータを用い、携帯端末1として、たとえば既知のスマートフォンやタブレットコンピュータを用い、屋内測位用電波を通信手段として用いることもできる。
図2,図4に示すように、固定装置3に上述した屋内測位用電波を送信する送信部31を設け、該送信部31から送信した電波を受信する受信部11を携帯端末1に設け、当該固定装置3及び携帯端末1で屋内測位手段M1を構成する。当該受信部11は電波の伝搬情報に基づき第一測定位置情報51を生成し、該第一測定位置情報51を通信インターフェイス等から成る通信部13を通じてサーバ2に送信する。また、本発明においては、具体的には図示しないが、固定装置3側に受信部を設け携帯端末1側に送信部を設けることや、固定装置3及び携帯端末1の双方に送受信部を設けることも実施に応じ任意である。固定装置3及び携帯端末1の双方に送受信部を設けた場合、固定警備員Gaの携帯端末1と巡回警備員Gbの携帯端末1間で電波を送受信し、屋内測位を行うことも可能となる。なお、固定装置3も通信インターフェイス等から成る通信部32を備え、該通信部32を通じてネットワーク10と接続している。
固定装置3は、図1に示すように、屋内領域Ta内の要所に設置する。たとえば、固定警備員Gaの携帯端末1の測位のために、該固定警備員Gaの配置位置の近傍に設置し、巡回警備員Gbの携帯端末1の測位のために、巡回開始箇所、巡回終了箇所の他、巡回経路に沿って設置する。また、図5に示すように、鉄道駅構内におけるホームのように、屋根のみで壁がないような半屋内領域においても、電波が屋根やホーム上面に反射するように固定装置3を配置すれば、該固定装置3から送信された電波が反射を繰り返して携帯端末1の受信部11まで到達し、屋内測位を行うことができる。逆に、図6に示すように、屋外領域Tbであっても、たとえば建物の壁面で囲まれている領域においては、対面する壁面を利用して固定装置3から送信する電波を反射させて携帯端末1の位置を測位することができる。
屋外測位手段としては、既知のGNSS、たとえばGPS、GLONASS(Global Navigation Satellite System)等の衛星測位システム又はこれらの衛星測位システムを併用して用いることができる。また、計画されているGalileo、QZSS(Quasi-Zenith Satellite System:準天頂衛星システム)、北斗衛星導航系統等の衛星測位システムの利用も期待できる。本実施例においては、GNSS用の衛星40と、該衛星40からの電波を受信するGNSS用受信部12を内蔵した各携帯端末1により屋外測位手段M2を構成する。そして当該屋外測位手段M2は第二測定位置情報52を生成する。
次にサーバ2について説明する。サーバ2としては既知のサーバ装置を用いることができるが、当該サーバ2には、図3に示すように、屋内測位手段M1が測定した第一測定位置と屋外測位手段M2が測定した第二測定位置を比較、すなわち各携帯端末1の第一測定位置情報51と第二測定位置情報52を比較して各携帯端末1の位置を把握する位置把握部22を備える。なお、本実施例においては、サーバ2のみに位置把握部を設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、携帯端末1のみに位置把握部を設け、位置情報をサーバ2へ送信することや、携帯端末1とサーバ2の双方に位置把握部を備え、それぞれに位置情報を得ることも実施に応じ任意である。
また、サーバ2には、事件・事故の発見者等からの通報により把握した異常事案発生位置情報55を入力する入力部21と、位置把握部22が把握した各携帯端末1の位置情報53を時系列に沿って記憶すると共に警備領域Tの地図情報54及び異常事案発生位置情報55を記憶する記憶部23を備える。
加えて、記憶部23から呼び出した地図情報54に基づく地図上に位置把握部22が把握した各携帯端末1の位置情報53及び入力部21にて入力された異常事案発生位置情報55を表示する表示部24と、異常事案発生位置に最短で到達できる位置に存する携帯端末を判断する判断部25と、該判断部25により選択された携帯端末1に駆け付け指示を行う指示通知部26を備える。なお、図中の27は通信インターフェイス等から成る通信部であり、該通信部を通じて各携帯端末1と通信を行う。なお、記憶部23及び判断部25は、クラウドコンピューティング上のリモート装置に配しても良い。また、記憶部23には各携帯端末1の固有情報や、該固有情報に基づく警備員Gの情報(名前、スキル等)、各固定装置3の固有情報等をも記憶する。
指示通知部26による駆け付け指示は、判断部25による判断に基づいて自動的に行うこともできるが、好ましくは、指示通知部26を表示部24における画面上で異常発生位置をクリック操作することによりオン動作する構成とすることにより、サーバの操作者が異常発生位置を地図上で確認した上で感覚的に素早く操作することができるようにし、誤った駆け付け指示や不必要な駆け付け指示を抑止する。
なお、本発明に係る警備員管理システムにおいて、第一測定位置情報51、第二測定位置情報52、各携帯端末の位置情報53及び異常事案発生位置情報55の各位置情報には、当該位置の緯度や経度の他、フロアの階数や場所名等を含む。
上記のとおり、本発明に係る警備員管理システムによれば、各携帯端末1の位置を通じて各警備員Gの位置をリアルタイムに把握し、異常事案が発生した際には当該異常事案の発生位置に応じて最適な警備員Gの携帯端末1に駆け付け指示を通知することができる。
次いで、本発明に係る警備員管理システムによる警備員管理方法について説明する。
本発明に係る警備員管理方法は、上述した本発明に係る警備員管理システム、すなわち屋内測位手段M1及び屋外測位手段M2と、各携帯端末1とネットワークを通じて接続するサーバ2を備え、サーバ2に、入力部21、位置把握部22、記憶部23、表示部24、判断部25及び指示通知部26を備えた警備員管理システムにおける警備員管理方法であって、常時、屋内測位手段M1及び屋外測位手段M2により得た第一測定位置情報51及び第二測定位置情報52を位置把握部22で比較して各携帯端末1の位置を把握し、各携帯端末1の位置情報53を時系列に沿って記憶部23に記憶し、当該位置情報53は表示部24によってリアルタイムで警備領域Tの地図上に表示されている。これにより、各警備員Gの位置状況を常時把握することができ、特に巡回警備員Gbが定められた巡回経路を辿っているか、巡回開始から完了までにどのくらいの時間がかかっているか等をも把握することができる。
位置把握部22による第一測定位置情報51と第二測定位置情報52との比較においては、第一測定位置情報51が示す位置(第一測定位置)と第二測定位置情報52の示す位置(第二測定位置)が一致する場合には、当然に当該一致した位置を携帯端末1の位置として把握する。
他方、第一測定位置情報51が示す位置(第一測定位置)と第二測定位置情報52の示す位置(第二測定位置)が異なる場合に、該第一測定位置と該第二測定位置間の距離が所定値未満のときには両位置を含む領域を携帯端末1の位置として把握する。又は、予め警備領域T内を屋内測位優先領域と屋外測位優先領域とに区別しておき、第一測定位置が屋内測位優先領域内のときには当該第一測定位置を携帯端末1の位置として把握し、第二測定位置が屋外測位優先領域内のときには当該第二測定位置を上記携帯端末の位置として把握する。何れにしても、複雑な演算処理をせずとも、駆け付け指示に必要最低限の位置情報を迅速に把握することができる。なお、屋内測位優先領域は単に屋内領域Taに限らず、固定装置3の設置状態に基づいて適宜設定すると共に、屋外測位優先領域も単に屋外領域Tbに限らず、屋内であっても衛星40からの電波が確実に届く領域であれば屋内領域Ta内であっても設定することができる。
そして、異常事案が発生したときには、センター施設で異常事案の発見者等から通報を受け、該通報により得た異常事案発生位置情報55を入力部21にてサーバ2に入力すれば、当該異常事案発生位置情報55が記憶部23に記憶されると共に、表示部24を介して当該異常事案発生位置情報55に基づく異常事案発生位置が地図上に表示される。同時に判断部25は異常事案発生位置に急行させるのに最適な警備員Gを、各警備員Gと異常事案発生位置との距離や移動経路、各警備員Gのスキル等に基づき判断する。
あとは、サーバの操作者が表示部24により表示された異常事案発生位置をクリック操作すれば、判断部25により選択された警備員Gが所持する携帯端末1に駆け付け指示が通知され、当該警備員Gが実際の異常事案発生位置へと急行する。
上記のとおり、本発明に係る警備員管理方法によれば、複雑な演算処理をせずとも、駆け付け指示に必要最低限の位置情報を迅速に把握することができる。したがって各警備員Gの位置を容易に把握できると共に、異常事案が発生した際に最適な警備員を異常事案発生位置に急行させることができる。
1…携帯端末、11…受信部、12…GNSS用受信部、13…通信部、2…サーバ、21…入力部、22…位置把握部、23…記憶部、24…表示部、25…判断部、26…指示通知部、27…通信部、3…固定装置、31…送信部、32…通信部、10…ネットワーク、40…GNSS用衛星、51…第一測定位置情報、52…第二測定位置情報、53…各携帯端末の位置情報、54…地図情報、55…異常事案発生位置情報、T…警備領域、Ta…屋内領域、Tb…屋外領域、G…警備員、Ga…固定警備員、Gb…巡回警備員、M1…屋内測位手段、M2…屋外測位手段。
本発明にかかる警備員管理方法は、上記警備領域内を屋内測位優先領域と屋外測位優先領域とに区別し、上記位置把握部は、上記第一測定位置と上記第二測定位置が異なる場合に、該第一測定位置が上記屋内測位優先領域内のときには当該第一測定位置を上記携帯端末の位置として把握し、該第二測定位置が上記屋外測位優先領域内のときには当該第二測定位置を上記携帯端末の位置として把握する。よって、複雑な演算処理をせずとも、駆け付け指示に必要最低限の位置情報を迅速に把握することができる。

Claims (8)

  1. 警備領域内において各警備員が携帯する携帯端末の位置を測定する屋内測位手段及び屋外測位手段と、上記各携帯端末とネットワークを通じて接続するサーバを備えた警備員管理システムであって、上記携帯端末又は上記サーバの少なくとも一方に、上記屋内測位手段が測定した第一測定位置と上記屋外測位手段が測定した第二測定位置を比較して上記携帯端未の位置を把握する位置把握部を備えると共に、上記サーバに、通報により把握した異常事案発生位置情報を入力する入力部と、上記位置把握部が把握した各携帯端末の位置の情報を時系列に沿って記憶すると共に警備領域の地図情報及び上記異常事案発生位置情報を記憶する記憶部と、上記地図情報に基づく地図上に上記各携帯端末の位置情報及び上記異常事案発生位置情報を表示する表示部と、上記異常事案発生位置に最短で到達できる位置に存する携帯端末を判断する判断部と、該判断部により選択された携帯端末に駆け付け指示を行う指示通知部を備えたことを特徴とする警備員管理システム。
  2. 上記屋内測位手段は、上記警備領域における屋内に固定配置された固定装置と上記携帯端末間で送受信するマルチパスを含めた電波の伝搬情報を解析して屋内測位を行うことを特徴とする請求項1記載の警備員管理システム。
  3. 上記携帯端末と上記固定装置の一方に上記屋内測位手段に用いる電波を送信する送信部を設け、該送信部が送信した電波を受信する受信部を上記携帯端末と上記固定装置の他方に設けたことを特徴とする請求項2記載の警備員管理システム。
  4. 上記携帯端末と上記固定装置の双方に上記屋内測位手段に用いる電波を送受信する送受信部を設けたことを特徴とする請求項2記載の警備員管理システム。
  5. 上記屋外測位手段としてGNSSを利用すると共に、該GNSSを構築する衛星からの電波を受信するGNSS用受信部を上記各携帯端末に設けたことを特徴とする請求項1記載の警備員管理システム。
  6. 上記指示通知部は上記表示部における画面上で上記異常発生位置をクリック操作することによりオン動作することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の警備員管理システム。
  7. 上記請求項1乃至請求項6に記載の警備員管理システムを用いた警備員管理方法であって、上記位置把握部は、上記第一測定位置と上記第二測定位置が異なる場合に、該第一測定位置と該第二測定位置間の距離が所定値未満のときには両位置を含む領域を上記携帯端末の位置として把握することを特徴とする警備員管理方法。
  8. 上記請求項1乃至請求項6に記載の警備員管理システムを用いた警備員管理方法であって、上記警備領域内を屋内測位優先領域と屋外測位優先領域とに区別し、上記位置把握部は、上記第一測定位置と上記第二測定位置が異なる場合に、該第一測定位置が上記屋内測位優先領域内のときには当該第一測定位置を上記携帯端末の位置として把握し、該第二測定位置が上記屋外測位優先領域内のときには当該第二測定位置を上記携帯端末の位置として把握することを特徴とする警備員管理方法。
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