JP2020005888A

JP2020005888A - 寝具用スプリング

Info

Publication number: JP2020005888A
Application number: JP2018129742A
Authority: JP
Inventors: 貞信松山; Sadanobu Matsuyama
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2018-07-09
Filing date: 2018-07-09
Publication date: 2020-01-16

Abstract

【課題】持ち運びが簡単に行え、快適な寝心地かつ清潔性が得られる寝具用スプリングを提供する。【解決手段】平らな基面上に、クッション性、復元性がある２本の空洞ホースＡを左右平行に設け、その上部間に板状で、屈曲性を有する複数のスプリング板Ｂを、円弧形状の弾性体を有する脱着自在バンドＣを返し固定構成されている。スプリング板が屈曲自在に人の体形曲線に添うことにより、バランス良く荷重が分散される、上に敷くマットレスのクッション性に依存することなく、クッション性が弱い、薄くて軽いマットレスを、用いることが可能になり、持ち運びが簡単に行え、快適な寝心地かつ清潔性が得られる寝具用スプリング。【選択図】図２

Description

本発明は、寝具用スプリングに関するものである。

従来のベッドには、例えばベッドフレームの両側内部に液体が封入された弾性体よりなる１対のチューブ上に巾方向にわたり並設され、チューブを連結する多数の板部材上に敷設するマットレスにより構成された装置が特許文献１で開示されている。

実用新案出願公開番号昭和５７−７２９６７号

従来の主にスプリングを用いた寝具は、「マットレスにスプリングを備えた構造」と「ベッド本体＋マットレスにスプリングを備えた構造」の物が一般的であり、寝心地は両者共マットレスのクッション性に依存するウエイトが高く、そのためマットレスの厚みやスプリング構造が重要視されている。

しかしながら、厚みがあるマットレスは重く、支えるベッド本体は、それなりの強度が必要になり、重く、持ち運びや、移動は、簡単にできない問題があった。

またスプリング内臓マットレスは、ダニの繁殖やカビ、汚れた際に洗濯することができないことが問題であった。

本発明は、上述の課題を解決するものであり、本発明の請求項１にかかる寝具用スプリングは、平らな基面上に、クッション性、復元性がある２本の空洞ホース（Ａ）を左右平行に設け、その上部間に板状で、屈曲性を有する複数のスプリング板（Ｂ）を円弧形状の弾性体を有する脱着自在バンド（Ｃ）を返し固定構成されていることを特徴とする寝具用スプリングである。

本発明の請求項１にかかる寝具用スプリングは、板状で屈曲性を有するスプリング板（Ｂ）に荷重がかかっていない状態では平で、荷重がかかると中央を中心に基面方向に撓み、更に空洞ホース（Ａ）は、圧縮され、円形状が楕円形状になることでスプリング板（Ｂ）全体が下がることを特徴とするものである。

本発明の請求項１にかかる寝具用スプリングは、円弧形状の弾性体を有する脱着自在バンド（Ｃ）の片方をスプリング板（Ｂ）にネジ（Ｅ）で固定、反対側を、空洞ホース（Ａ）外周に巻き付くように配置され、空洞ホース（Ａ）の圧縮変形に応じて同じように変形し、スプリング板（Ｂ）と空洞ホース（Ａ）を圧縮自在に保持することを特徴とするものである。

本発明の請求項２にかかる寝具用スプリングは、長方形であるスプリング板（Ｂ）の長手方向の角形状を、空洞ホース（Ａ）に接する位置を半円形状にすることにより、スプリング板（Ｂ）の揺動巾を広げることを特徴とするものである。

本発明の請求項３にかかる寝具用スプリングは、複数あるスプリング板の内、長方形であるスプリング板（Ｂ）の長手方向の角形状が、表面半円、裏面直角形状のスプリング板（Ｂ）と両面半円形状のスプリング板（Ｄ）を組み合わせたことを特徴とするものである。

本発明の請求項１にかかる寝具用スプリングは、スプリング板（Ｂ）上部に敷くマットレスが、クッション性が弱く、薄くて軽く、洗濯が可能な樹脂製素材が適している。

請求項１記載の発明によれば、人がスプリング板（Ｂ）上に寝ると、スプリング板（Ｂ）中央が基面方向に撓み、更に空洞ホース（Ａ）は、圧縮され、円形状が楕円形状になることで、スプリング板（Ｂ）全体が下がる、更に複数あるスプリング板（Ｂ）は、屈曲自在に人の体形曲線に添うことにより、バランス良く体重が分散される、上に敷くマットレスのクッション性に依存することなく、薄くて軽いマットレスを敷くことが可能になり、持ち運びが簡単に行え、快適な寝心地かつ清潔性が得られる。

請求項１記載の発明によれば、空洞ホース（Ａ）と脱着自在バンド（Ｃ）は互いの表面の静電気と脱着自在バンド（Ｃ）の曲がり形状復元力により、密着性があり、脱着自在バンド（Ｃ）は、スプリング板（Ｂ）の揺動を妨げることなくスプリング板（Ｂ）を空洞ホース（Ａ）に固定することが可能であり、更にベッド等の基台上設置面に空洞ホース（Ａ）を固定する事無く置くことが可能であり、直接床に置くことも可能である、また脱着自在に空洞ホース（Ａ）を取り外すことも可能である。

請求項３記載の発明によれば、複数あるスプリング板の内、長方形であるスプリング板（Ｂ）の長手方向の角形状が、表面半円、裏面直角形状のスプリング板（Ｂ）と両面半円形状のスプリング板（Ｄ）を組み合わせ、更に各々の間隔を変えて構成することが自由であり、寝る人の好みに合わせてスプリング力を変えることが可能である。

請求項１記載の発明によれば、簡易寝具として、マットレス無しで直接スプリング板（Ｂ）上に寝ることが可能であり、簡単に分解、収納することが可能であることから、屋外や館内での使用が可能であり、長尺物のホースを使用することで、複数の人が直線状に寝ることも可能である。

図１は寝具用スプリング全体平面から見た説明図である。図２は寝具用スプリング裏側面から見た説明図である。図３は寝具用スプリング実施方法１を示した説明図である（実施例１）。図４は図３の矢印ａ−ａから見た断面図であり、荷重がかかっていない状態の寝具用スプリング実施方法１を示した説明図である（実施例１）。図５は図３の矢印ａ−ａから見た断面図であり、荷重がスプリング板（Ｂ）の中央にかかった状態の寝具用スプリング実施方法１を示した説明図である（実施例１）。図６は図３の矢印ａ−ａから見た断面図であり、荷重がスプリング板（Ｂ）の端にかかった状態の寝具用スプリング実施方法１を示した説明図である（実施例１）。図７はスプリング板（Ｂ）の上から荷重がかかっている状態の断面である。

図面を参照しながら、本発明の実施するための形態を更に説明する。図１〜図７はこの発明に適用した寝具用スプリング一実施例の形態にかかり、空洞ホース（Ａ）と、スプリング板（Ｂ）と、脱着自在バンド（Ｃ）と、スプリング板（Ｄ）とネジ（Ｅ）から構成されている。またスプリング板（Ｂ）とスプリング板（Ｄ）は厚みと幅は同じであるが板の長手方向角形状が角と丸の違いで断面強度をかえることにより、スプリング撓みを変える。またスプリング板の組み合わせと間隔を変えて配置されている。

この寝具用スプリング、空洞ホース（Ａ）は、適度な柔軟性があり屈曲性に強い塩ビ系材質で、繊維編み込みホースを用いている。

スプリング板（Ｂ）は、軽くて屈曲性に強い材質で適度な厚みをもつ、木や樹脂で形成されている。

また脱着自在バンド（Ｃ）は、適度な柔軟性があり屈曲性に強い塩ビ系材質であり、静電気により、空洞ホース（Ａ）と床に密着して固定される。

Ａ空洞ホース
Ｂスプリング板
Ｃ脱着自在バンド
Ｄ４隅半円形状のスプリング板
Ｅネジ
１半円形状
２表面半円裏面直角形状

Claims

平らな基面上に、クッション性、復元性がある２本の空洞ホース（Ａ）を左右平行に設け、その上部間に板状で屈曲性を有する複数のスプリング板（Ｂ）を円弧形状の弾性体を有する脱着自在バンド（Ｃ）を返し固定構成され、スプリング板（Ｂ）の脱着を自在にしたことを特徴とする寝具用スプリング。
長方形であるスプリング板（Ｂ）の長手方向の角形状を、空洞ホース（Ａ）に接する位置（１）が半円形状であることを特徴とする請求項１に記載の寝具用スプリング。
複数あるスプリング板の内、長方形であるスプリング板（Ｂ）の長手方向の角形状が、表面半円、裏面直角形状のスプリング板（Ｂ）と両面半円形状のスプリング板（Ｄ）（２）を組み合わせたことを特徴とする請求項１に記載の寝具用スプリング。