JP2020005558A - 動物撮影装置、健康判定システム及びプログラム - Google Patents

動物撮影装置、健康判定システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】排泄中の動物を撮影できる動物撮影装置、健康判定システム及びプログラムを提供する。【解決手段】動物の排泄時間に関する排泄時間情報302を取得する取得部と、前記排泄時間情報302に基づいて、前記動物の排泄中301の所定のタイミングを決定する決定部305と、前記タイミングで前記動物を撮影する撮像部307と、を備えた。【選択図】図3

Description

本発明は、動物撮影装置、健康判定システム及びプログラムに関する。
現在、動物を飼育する家庭の増加に伴い、動物を撮影する機会が増加している。動物を撮像する技術として、例えば特許文献1に開示された技術がある。最近では、単に普段の動物の仕草を撮像するのではなく、特に排泄時の動物の表情が自然で可愛いという欲求があり、動物の排泄中の表情を撮影することが望まれている。
特開2018−7625号公報
しかしながら、動物の排泄の行動は、動物用トイレ内で行われるため、排泄のタイミングで動物を撮影することが難しい。そのため、排泄中の動物を撮影することが困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、排泄中の動物を撮影できる動物撮影装置、健康判定システム及びプログラムを提供することである。
本発明の一態様は、動物の排泄時間に関する排泄時間情報を取得する取得部と、前記排泄時間情報に基づいて、前記動物の排泄中の所定のタイミングを決定する決定部と、前記タイミングで前記動物を撮影する撮像部と、を備えた動物撮影装置である。
本発明の一態様は、上記の動物撮影装置であって、前記決定部は、前記動物状態情報から、前記動物が動物用トイレにおいて排泄直前に静止する時刻である静止時刻を前記タイミングとして決定する。
本発明の一態様は、上記の動物撮影装置であって、前記静止時刻は、自装置に設けられたネコの行動を測定する排泄行動測定装置の出力に基づき算出される。
本発明の一態様は、上記の動物撮影装置であって、前記動物の画像から前記動物の顔の位置を判定する判定部をさらに備え、前記撮像部は、前記判定部の判定結果に基づいて、前記タイミングで、前記動物の顔を撮影する。
本発明の一態様は、上記の動物撮影装置と、前記動物撮影装置で撮影された前記動物の画像に基づいて、前記動物の健康状態と、前記動物の感情と、の少なくとも一方を判定する判定部と、を備える健康判定システムである。
本発明の一態様は、コンピュータに、動物の排泄時間に関する排泄時間情報を取得する取得ステップと、前記排泄時間情報に基づいて、前記動物の排泄中の所定のタイミングを判定する判定ステップと、前記タイミングで前記動物を撮影する撮像ステップと、を実行させるためのプログラムである。
以上説明したように、この発明によれば、排泄中の動物を撮影できる動物撮影装置、健康判定システム及びプログラムを提供できる。
本発明の実施形態に係る動物状態判定装置を含む動物状態判定システム100の概略構成を示す図である。 ネコの飼い主宅におけるネットワーク構成を示す図である。 動物用トイレ20の構成を示すブロック図である。 ネコが動物用トイレ20に進入し、尿と便を排泄してから退出するまでの排泄行動測定値及び排泄測定値の変化を示す図である。 給餌装置22の構成を示すブロック図である。 携帯端末21の構成を示すブロック図である。 携帯端末21の記憶装置に記憶されるデータベース、及び判定情報を示す図である。 サーバ10の構成を示すブロック図である。 サーバ10の記憶装置に記憶されるデータベースを示す図である。 サーバ10の記憶装置に記憶される判定情報を示す図である。 ネコの排泄予備動作回数が多い場合の携帯端末21の表示例を示す図である。 ネコの排泄時間が長い場合の携帯端末21の表示例を示す図である。 ネコの感情判定及び健康状態判定を行った場合の携帯端末21の表示例を示す図である。 排泄中のネコを撮影する処理内容を示すフローチャートである。 排泄中のネコを撮影する処理内容を示すフローチャートである。 排泄中のネコを撮影する処理内容を示すフローチャートである。 ネコの感情判定及び健康状態判定を行う処理内容を示すフローチャートである。 ネコの撮影に失敗した場合の携帯端末21の表示例を示す図である。 動物撮影装置の処理を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。以下の説明では、本発明の動物状態判定装置を、ネコの状態を判定する携帯端末に適用した実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る動物状態判定装置を含む動物状態判定システム100の概略構成を示す図である。動物状態判定システム100は、サーバ10、ネットワーク30、及び動物用トイレ20−1、20−2、20−N、携帯端末21−1、21−2、21−N、給餌装置22−1、22−2、22−Nを含む。なお、“N”は1以上の整数である。以下、動物用トイレ20−1、20−2、20−Nのそれぞれを特に区別しない場合には任意の1台を動物用トイレ20と称する。携帯端末21−1、21−2、21−Nのそれぞれを特に区別しない場合には任意の1台を携帯端末21と称する。給餌装置22−1、22−2、22−Nのそれぞれを特に区別しない場合には任意の1台を給餌装置22と称する。
動物用トイレ20、及び給餌装置22は、ネコの飼い主宅に設けられている。携帯端末21は、飼い主の携帯端末である。動物用トイレ20は、携帯端末21と通信可能である。携帯端末21は、ネットワーク30を介してサーバ10と通信可能である。給餌装置22は、ネットワーク30を介してサーバ10と通信可能である。飼い主は、飼い主宅以外からも種々の通信装置を用いてサーバ10と通信可能である。例えば、図1に示されるように、飼い主は、携帯端末40及びPC(Personal Computer)41等の通信装置によって、飼い主宅以外からもサーバ10と通信可能である。ネットワーク30は、インターネットや一般電話回線等で構成される。
図2は、ネコの飼い主宅におけるネットワーク構成を示す図である。飼い主宅には、ネットワーク30と接続するルータ50が設けられている。携帯端末21とルータ50は、有線通信又は無線通信によって通信可能に接続される。携帯端末21とルータ50とは、例えば無線LANにより接続される。動物用トイレ20と携帯端末21は、有線通信又は無線通信によって通信可能に接続される。動物用トイレ20と携帯端末21とは、例えばBluetooth(登録商標) Low Energy(以下、「BLE」という)により接続される。給餌装置22と携帯端末21は、BLEにより接続される。
次に、動物用トイレ20、携帯端末21、給餌装置22、及びサーバ10の構成について説明する。図3は、動物用トイレ20の構成を示すブロック図である。動物用トイレ20は、排泄検出部301、排泄動作検出部302、ネコID取得部303、状態情報管理部305、状態情報出力部306、撮像部307及び撮像指示受信部308で構成される。動物用トイレ20には、ネコの排泄物を受けるシートとして吸収シートが設置される。吸収シートは、例えば水分を吸収する素材を用いて構成される。そのため、吸収シートは、ネコが排泄した尿を吸収することができる。動物用トイレ20には、ネコの便を受ける物体としてネコ砂が設置される。ネコ砂は、例えば便の表面に吸着して便の周囲を取り囲むような素材を用いて構成される。
また、動物用トイレ20は、演算装置(例えばCPU(Central Processing Unit))、記憶装置(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory))、RTC(Real Time Clock)、通信デバイス等を備える。動物用トイレ20が実行する処理は演算装置により実行される。記憶装置には、動物用トイレ20を制御するプログラムや、各種情報等が記憶される。
排泄検出部301は、動物用トイレ20に進入したネコの排泄の有無や、排泄の開始および終了を検出する。排泄検出部301によって検出された情報を、以下の説明では排泄検知情報と表現することがある。排泄検出部301は、例えば、動物用トイレ20に配置された液体センサやタッチセンサ、温度センサなどのセンシング装置や、動物用トイレ20内で排泄する動物や、動物の排泄物を撮影することで得られた画像を解析することにより排泄を検出する。排泄検出部301で検出された排泄検知情報は、ネコに一意に割り当てられたネコを識別するためのID(以下、「ネコID」という)と、RTCから取得された時刻情報とともに、状態情報管理部305に出力される。状態情報管理部305は、排泄検知情報、ネコID、及び時刻情報を紐付けて記憶装置に記憶する。なお、動物用トイレ20はカメラを備える構成であってもよい。
排泄動作検出部302は、ネコが動物用トイレ20に進入および退出したこと、または、ネコが動物用トイレ20に進入可能な個所を通過したか否かにより入退出を検出する。また、排泄動作検出部302は、ネコの動物用トイレ20内における排泄動作を検出する。排泄動作検出部302によって検出された情報を、以下の説明では排泄動作情報と表現することがある。排泄動作検出部302は、例えば、動物用トイレ20において動物が進入可能な個所や、動物用トイレ20内に取り付けられた赤外線センサ、タッチセンサ、光学センサ、温度センサなどのセンシング装置や、カメラで動物が進入可能な個所や動物用トイレ20内を撮影することで得られた画像を解析することにより、入退出や排泄動作を検出する。排泄動作検出部302で検出された排泄動作情報は、ネコIDと、RTCから取得された時刻情報とともに、状態情報管理部305に出力される。状態情報管理部305は、排泄動作情報、ネコID、及び時刻情報を紐付けて記憶装置に記憶する。
ネコID取得部303は、動物用トイレ20に接近したネコや、動物用トイレ20内に進入したネコからネコIDを取得する。ネコID取得部303は、例えばネコに予め取り付けられたネコ用デバイスから、ネコIDを取得する。または、ネコID取得部303は、動物用トイレ20に進入するネコをカメラで撮影することで得られる画像を解析することで進入したネコを特定し、特定されたネコのネコIDを取得してもよい。取得されたネコIDは、排泄検出部301及び排泄動作検出部302に出力される。
状態情報管理部305は、排泄検出部301及び排泄動作検出部302により出力された情報に基づき、ネコの動物用トイレ20への進入日時、動物用トイレ20からの退出日時、進入時排泄予備動作回数、排泄開始日時、排泄終了日時を判定する。そして、状態情報管理部305は、これらの判定結果を、ネコIDに紐付けて記憶装置に記憶する。
状態情報管理部305は、取得部、判定部として機能する。状態情報管理部305は、ネコの排泄時間に関する排泄時間情報を算出するため、行動情報を取得する。排泄時間情報とは、排泄における時間に関する情報である。行動情報とは、ネコの動物用トイレ20内での行動に関する情報である。例えば、行動情報は、進入、排泄前の徘徊、排泄直前の停止(以下「排泄予備動作」という。)、排泄開始、排泄終了及び退出などの行動を示す。
状態情報管理部305は、排泄時間情報及び判定情報に基づいて、ネコの健康状態を判定する。例えば、状態情報管理部305は、行動情報と、排泄検出部301で検出された排泄検知情報と、排泄動作検出部302で検出された排泄動作情報と、に基づき、排泄時間情報を算出する。排泄時間情報は、進入の時刻、排泄前の徘徊時間、排泄予備動作の時間、排泄開始の時刻、排泄終了の時刻及び退出の時刻である。状態情報管理部305は、排泄開始の時刻及び排泄終了の時刻に基づいて、排泄時間を算出する。状態情報管理部305は、排泄時間情報及び判定情報に基づいて、ネコの健康状態を判定する。
状態情報管理部305は、排泄検出部301及び排泄動作検出部302により出力された情報に基づき、ネコの動物用トイレ20への進入日時、動物用トイレ20からの退出日時、進入時排泄予備動作回数、排泄開始日時、排泄終了日時を、ネコIDに紐付けて記憶装置に記憶する。
状態情報管理部305は、取得部、判定部として機能する。状態情報管理部305は、ネコの排泄時間に関する排泄時間情報を算出するため、行動情報を取得する。排泄時間情報とは、排泄における時間に関する情報である。行動情報とは、ネコの動物用トイレ20内での行動に関する情報である。例えば、行動情報は、進入、排泄前の徘徊、排泄直前の停止(以下「排泄予備動作」という。)、排泄開始、排泄終了及び退出などの行動を示す。
状態情報管理部305は、排泄時間情報及び判定情報に基づいて、ネコの健康状態を判定する。例えば、状態情報管理部305は、行動情報と、排泄検出部301で検出された排泄検知情報と、排泄動作検出部302で検出された排泄動作情報と、に基づき、排泄時間情報を算出する。排泄時間情報は、進入の時刻、排泄前の徘徊時間、排泄予備動作の時間、排泄開始の時刻、排泄終了の時刻及び退出の時刻である。状態情報管理部305は、排泄開始の時刻及び排泄終了の時刻に基づいて、排泄時間を算出する。状態情報管理部305は、排泄時間情報及び判定情報に基づいて、ネコの健康状態を判定する。
状態情報管理部305は、排泄直前の停止状態である時間に基づいて、撮像指示を送るタイミングを決定する。状態情報管理部305は、決定されたタイミングで撮像指示を撮像部307に送る。撮像部307は、撮像指示を受信し、撮影を開始する。状態情報管理部305は、排泄終了の時刻に基づいて、撮像を終了させる指示を送るタイミングを決定する。状態情報管理部305は、決定されたタイミングで撮像を終了させる指示を撮像部307に送る。撮像部307は、撮影終了指示を受信し、撮影を終了する。なお、状態情報管理部305は、停止状態が複数ある場合、都度撮像指示を送るタイミングを決定する。
状態情報管理部305は、判定情報に基づいて、排泄に要する所定の時間を判定に用いる閾値として算出する。状態情報管理部305は、排泄時間情報及び閾値に基づいて、現在のネコの健康状態を判定する。排泄時間情報の中で、排泄に要する時間(排泄前の徘徊時間、排泄直前の停止状態である時間、排泄時間)が閾値を超過する場合、状態情報管理部305は、ネコの健康でない可能性が高い(尿路結石や腎不全などの病気である可能性が高い)と判定する。排泄時間情報の中で、排泄に要する時間(排泄前の徘徊時間、排泄直前の停止状態である時間、排泄時間)が閾値以内である場合、状態情報管理部305は、ネコが健康である可能性が高いと判定する。以下では、状態情報管理部305が行う判定方法の具体例を図4を用いて説明する。
上記進入日時などの判定方法について説明する。図4は、ネコが動物用トイレ20に進入し、尿と便を排泄してから退出するまでの排泄行動情報及び排泄検知情報の変化を示す図である。図4のグラフの縦軸は、排泄動作検知装置によるネコの排泄行動の測定値(以下「排泄行動測定値」という。)および排泄情報検知装置によるネコの排泄の測定値(以下「排泄測定値」という。)である。図4のグラフの横軸は、時間を示している。また、図4のグラフでは、ネコの進入前の排泄行動測定値及び排泄測定値を零基準としている。本実施形態の排泄測定値は、排泄物の量ではなく、排泄の有無を示すフラグとして検出されるが、これに限定されず、排泄の有無が判定できれば他の測定方法であってもよい。
ネコが動物用トイレ20に進入したタイミングT1で、排泄行動測定値が増加する。状態情報管理部305は、排泄行動測定値が増加したタイミングT1をネコの動物用トイレ20への進入日時として記憶する。その後、タイミングT2まで排泄行動測定値は増加するが、タイミングT2からタイミングT3まで排泄行動測定値が増減する。この状態は、ネコが筐体内で所望の位置に移動している状態である。タイミングT3からタイミングT4では、排泄行動測定値はほぼ変化しない。この状態は、ネコは排泄を開始するために体を動かしていない停止状態である。状態情報管理部305は、排泄行動測定値がほぼ変化しない状態となったタイミングT3を停止開始日時として記憶する。
タイミングT4にて、排泄測定値が「無」から「有」に変化する。状態情報管理部305は、排泄測定値が「有」に変化したタイミングT4を排泄開始日時として記憶する。また、状態情報管理部305は、排泄開始日時または停止状態が終了したタイミングを停止終了日時として記憶する。タイミングT5から、排泄測定値は「無」に戻り、また排泄行動測定値が減少していく。タイミングT6にて、排泄行動測定値は下げ止まる。状態情報管理部305は、このタイミングT6を退出日時として記憶する。図4の場合、状態情報管理部305は、排泄時間情報及び判定情報に基づいて、ネコが健康である可能性が高いと判定する。
状態情報管理部305は、侵入日時から退出日時の間で、排泄測定値が変動しなかった場合には、排尿していないと判定する。また、排泄予備動作が検出されたにもかかわらず、排泄測定値に変動がなかった場合、排泄がなかったと判定する。
状態情報出力部306は、状態情報記憶部205により記憶された進入日時、退出日時、排泄開始日時、排泄終了日時、停止開始日時、停止終了日時、排泄有無、及び進入時排泄予備動作回数を携帯端末21に出力する。携帯端末21に出力された進入日時、退出日時、排泄開始日時、排泄終了日時、停止開始日時、停止終了日時、排泄有無、及び進入時の排泄予備動作の回数は、記憶装置から削除されてもよい。
動物用トイレ20が携帯端末21と通信可能な場合、進入日時、退出日時、排泄開始日時、排泄終了日時、停止開始日時、停止終了日時、排泄有無、及び進入時排泄予備動作回数は、リアルタイムで出力される。一方、動物用トイレ20が携帯端末21と通信不可能な場合、進入日時、退出日時、排泄開始日時、排泄終了日時、停止開始日時、停止終了日時、排泄有無、及び進入時排泄予備動作回数は、記憶装置にバッファリングされる。その後、携帯端末21と通信可能となったときにバッファリングされた進入日時、退出日時、排泄開始日時、排泄終了日時、停止開始日時、停止終了日時、排泄有無、及び進入時排泄予備動作回数が出力されてもよい。
以上のように、状態情報管理部305は、行動情報に基づいて、排泄前の徘徊時間、排泄開始日時、排泄終了日時、停止開始日時、停止終了日時、停止終了日時、排泄有無、及び進入時の排泄予備動作の回数を、を算出する。状態情報管理部305は、停止開始日時から停止終了日時の時間(停止状態の時間)と、排泄開始日時から排泄終了日時(排泄時間)と、排泄前の徘徊時間と、の少なくとも1つ以上に基づいて、ネコの健康状態を判定する。なお、本実施形態では、一例として状態情報管理部305が健康状態の判定をすると説明したが、状態情報管理部305と、サーバ10の全体ネコ情報管理部345と、携帯端末21の比較部325と、の内少なくとも1つの機能部が同様の判定を行ってもよい。
図3の説明に戻る。撮像部307は、撮像指示に基づいて、ネコを撮影する。具体的には、撮像部307は、状態情報管理部305又は後述する撮像指示受信部308の少なくとも一方から受け取る撮像指示に基づいて、ネコを撮影する。撮像部307は、撮影したネコの画像を状態情報出力部306へ送る。
状態情報出力部306は、撮像部307で撮影された画像を受け取り、健康状態及び感情の少なくとも一方を判定する。例えば、状態情報出力部306は、撮像部307から受け取ったネコの画像からネコの顔を抽出する。次に状態情報出力部306は、ネコの顔画像と、同一のネコの過去の顔画像と、に基づいて、健康状態を判定する。例えば、状態情報出力部306は、R(赤)、G(緑)、B(青)の色のパラメーターに基づいて、ネコの顔の特徴量を抽出する。状態情報出力部306は、ネコの顔の特徴量と、過去のネコの顔の特徴量とを比較し、健康状態を判定する。例えば、特徴量が所定の閾値より変化している場合、状態情報出力部306は、ネコが健康でないと判定する。特徴量が所定の閾値以下の場合、状態情報出力部306は、ネコが健康であると判定する。この場合の閾値は、任意に定められてよい。例えば、状態情報出力部306は、特徴量のRが所定の閾値より増加した場合、ネコが怪我をしている可能性があると判定する。
状態情報出力部306は、ネコの顔画像から感情を判定する。状態情報出力部306は、撮像部307で撮影されたネコの顔画像と、予め記憶された感情に関する顔画像とに基づいて、動物の感情を判定する。例えば、状態情報出力部306は、撮影したネコの顔画像から目の開き方や口角などの特徴量を算出し、特徴量に基づいて、ネコの感情を喜怒哀楽で判定する。
撮像指示受信部308は、携帯端末21などの情報処理装置からネットワーク30を介して撮像指示を受信する。撮像指示受信部308は、受信した撮像指示を撮像部307へ通知する。
図5は、給餌装置22の構成を示すブロック図である。給餌装置22は、フード重量検出部312、水重量検出部313、ネコID取得部314、給餌情報管理部316、及び給餌情報出力部317で構成される。
また、給餌装置22は、演算装置(例えばCPU)、記憶装置(例えば、ROM、RAM、RTC、通信デバイス等を備える。給餌装置22が実行する処理は演算装置により実行される。記憶装置には、給餌装置22を制御するプログラムや、各種情報等が記憶される。
ネコID取得部314は、給餌装置22に接近したネコからネコIDを取得する。このように構成されることによって、ネコID取得部314は、自装置において提供されるキャットフード又は水を飲食したネコのネコIDを取得する。取得されたネコIDは、フード重量検出部312及び水重量検出部313に出力される。フード重量検出部312は、自装置に蓄えられているキャットフードの重量を所定周期(例えば、100ミリ秒周期等)で検出する。自装置に蓄えられているキャットフードは、給餌装置22に接近したネコが摂食可能な状態となるようにネコに対して提供される。キャットフードの提供技術は、既知の技術を用いて実現可能である。フード重量は、ネコによってキャットフードが摂食されることによって減少する。フード重量検出部312によって検出された重量を、以下の説明ではフード重量と表現することがある。検出されたフード重量は、ネコIDと、RTCから取得された時刻情報とともに、給餌情報管理部316に出力される。給餌情報管理部316は、フード重量、ネコID、及び時刻情報を紐付けて記憶装置に記憶する。
水重量検出部313は、水の重量を所定周期(例えば、100ミリ秒周期等)で検出する。自装置に蓄えられている水は、給餌装置22に接近したネコが摂取可能な状態となるようにネコに対して提供される。水の提供技術は、既知の技術を用いて実現可能である。水の重量は、ネコによって水が摂取されることによって減少する。水重量検出部313によって検出された重量を、以下の説明では水重量と表現することがある。検出された水重量は、ネコIDと、RTCから取得された時刻情報とともに、状態情報管理部305に出力される。給餌情報管理部316は、水重量、ネコID、及び時刻情報を紐付けて記憶装置に記憶する。
給餌情報管理部316は、フード重量が変化したときに、変化前のフード重量と変化後のフード重量の差分をフード摂取量として記憶する。給餌情報管理部316は、水重量が変化したときに、変化前の水重量と変化後の水重量の差分を水摂取量として記憶する。また、給餌情報管理部316は、フード重量が変化したとき、または水重量が変化したときの日時を給餌日時として記憶する。給餌情報管理部316は、フード摂取量又は水摂取量と給餌日時とを対応付けて記憶する。以下の説明では、フード摂取量、水摂取量、給餌日時などの給餌(動物の飲食物)に関する情報を「飲食物情報」という。
給餌情報出力部317は、給餌情報管理部316により記憶されたフード摂取量、及び水摂取量を携帯端末21に出力する。出力されるフード摂取量、及び水摂取量は、ネコIDと時刻情報とともに携帯端末21に出力される。携帯端末21に出力されたフード摂取量、及び水摂取量は、紐付けられているネコIDや時刻情報とともに、給餌情報管理部316から削除されてもよい。
図6は、携帯端末21の構成を示すブロック図である。携帯端末21は、状態情報受信部321、給餌情報受信部322、判定情報取得部323、個別ネコ情報管理部324、比較部325、比較結果出力部326、ネコ情報出力部327、ユーザ情報登録部328、ユーザ情報出力部329、ネコ属性情報登録部330、ネコ属性情報出力部331、トイレ情報登録部332、及びトイレ情報出力部333で構成される。
また、携帯端末21は、演算装置(例えばCPU)、記憶装置(例えば、ROM、RAM)、RTC、通信デバイス、表示デバイス、入力デバイス等を備える。携帯端末21が実行する処理は演算装置により実行される。記憶装置は、携帯端末21を制御するプログラムや、各種情報等が記憶される。
状態情報受信部321は、動物用トイレ20から進入日時、退出日時、排泄開始日時、排泄終了日時、停止開始日時、停止終了日時、排泄測定値、生体情報測定値、および排泄行動測定値を受信し、個別ネコ情報管理部324に出力する。給餌情報受信部322は、給餌装置22からフード摂取量と水摂取量と、それらに紐付けられたネコIDと時刻情報とを受信し、個別ネコ情報管理部324に出力する。生体情報測定値とは、例えば、ネコの排泄中の撮影画像やネコの体長の推定値等、ネコの体に関する測定情報を表す。排泄行動測定値とは、例えば、ネコの入退出の検出値や、ネコのトイレ内における行動の光学的測定値や力学的測定値、温度測定値などの測定値であり、ネコの行動に関する測定情報を表す。排泄測定値とは、ネコの便の色やネコの尿の有無、ネコの尿の勢い、便か尿かを示す排泄種別などの、ネコの排泄に関する測定情報を表す。
図7は、携帯端末21の記憶装置に記憶されるデータベース(以下、「DB」という)、及び判定情報を示す図である。図7(A)は、排泄DBを示す図である。排泄DBは、上述した進入日時、退出日時、停止開始日時、排泄開始日時、排泄終了日時、排泄測定値、生体情報測定値、および排泄行動測定値で構成される。
図7(B)は、給餌DBを示す図である。給餌DBは、給餌日時、給餌種別、及び給餌量で構成される。このうち、給餌種別は、飲食物がキャットフードか水を示す。また、給餌量における単位は、水の場合にはml(ミリリットル)、キャットフードの場合にはg(グラム)を示す。
また、個別ネコ情報管理部324は、上記排泄DB及び給餌DBを用いて、動物の健康状態を判定するための判定情報(個別排泄、個別給餌)を生成する。図7(C)は、判定情報(個別排泄)を示し、図7(D)は、判定情報(個別給餌)を示す。図7(C)、図7(D)に示される判定情報は、排泄DB及び給餌DBに示されるパラメータの平均値であり、集計期間は、例えば3か月などが挙げられる。
判定情報(個別排泄)における各パラメータについて説明する。平均滞在時間は、集計期間における進入日時から退出日時までの平均時間を示す。平均停止時間は、集計期間における停止開始日時から停止終了日時までの平均時間を示す。平均排泄時間は、集計期間における排泄開始日時から排泄終了日時までの平均時間を示す。平均排泄回数は、集計期間における1日の排泄回数の平均値を示す。平均排泄行動測定値は、排泄回数および排泄時間とは異なる排泄行動測定値の各項目の集計期間における平均値を示す。平均排泄測定値は、排泄測定値の集計期間における平均値を示す。平均生体情報測定値は、集計期間における生体情報測定値の各項目の平均値を示す。
判定情報(個別給餌)は、ネコIDをキーにして、平均給餌量から平均給餌回数まで、4つのパラメータで構成されるが、1番目の平均給餌量と2番目の平均給餌回数は、飲食物がキャットフードの場合の判定情報であり、3番目の平均給餌量と4番目の平均給餌回数は、飲食物が水の場合の判定情報である。
判定情報(個別給餌)における各パラメータについて説明する。平均給餌量は、集計期間における1日の給餌量の平均値を示す。平均給餌回数は、集計期間における1日の給餌回数の平均値を示す。以上説明した判定情報(個別排泄)及び判定情報(個別給餌)をまとめて判定情報(個別)と表現する。
図6の説明に戻り、ネコ情報出力部327は、個別ネコ情報管理部324が記憶した、排泄DB及び給餌DBに示される各情報をサーバ10に出力する。判定情報取得部323は、サーバ10から判定情報(同種排泄)、判定情報(同種給餌)を取得し、個別ネコ情報管理部324から判定情報(個別)を取得する。判定情報(同種排泄)、判定情報(同種給餌)とは、他のネコの状態情報等に基づく判定情報である。判定情報(同種排泄)及び判定情報(同種給餌)をまとめて判定情報(同種)と表現する。判定情報(同種)についての詳細は後述する。
比較部325は、状態情報と判定情報とを比較し、比較結果を比較結果出力部326に出力する。比較結果出力部326は、比較部325が出力した比較結果を表示デバイスや他の装置に出力する。
ユーザ情報登録部328は、ユーザにより入力されたネコの飼い主の国籍、性別、生年月日、及び姓名を取得する。ユーザ情報出力部329は、ユーザ情報登録部328によって取得された各情報をサーバ10に出力する。ネコ属性情報登録部330は、ユーザにより入力されたネコの品種、性別、生年月日、及び名を取得する。品種IDは、ネコの品種に一意に割り当てられた品種を識別するためのIDである。性別は、ネコの性別を示す。生年月日は、ネコの生年月日を示す。名は、ネコの名を示す。
ネコ属性情報出力部331は、ネコ属性情報登録部330によって取得された各情報をサーバ10に出力する。トイレ情報登録部332は、ユーザにより入力されたトイレID、動物用トイレ20の使用開始日、及びシートの交換日時を取得する。トイレIDは、トイレに一意に割り当てられた識別情報である。交換日時は、トイレIDに示されるトイレでシートが交換された日時を示す。トイレ情報出力部333は、トイレ情報登録部332によって取得された各情報をサーバ10に出力する。シートの交換日時は、シートを交換するたびにユーザにより入力される。
図8は、サーバ10の構成を示すブロック図である。サーバ10は、ネコ情報受信部341、ユーザ情報受信部342、ネコ属性情報受信部343、トイレ情報受信部344、全体ネコ情報管理部345、登録情報管理部346、判定情報提供部347、及びネコ情報提供部348で構成される。なお、サーバ10は、各飼い主の携帯端末21と通信するため、各飼主が飼っているネコの情報を受信する。
また、サーバ10は、演算装置(例えばCPU)、記憶装置(例えば、ROM、RAM、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive))、RTC、通信デバイス、表示デバイス、入力デバイス等)を備える。サーバ10が実行する処理は演算装置により実行される。記憶装置は、サーバ10を制御するプログラムや、各種情報等が記憶される。
ネコ情報受信部341は、携帯端末21のネコ情報出力部327により出力された情報を受信し、全体ネコ情報管理部345に出力する。なお、ネコ情報出力部327により出力された情報は、図7に示される排泄DB及び給餌DBに示される情報である。
全体ネコ情報管理部345は、ネコ情報受信部341に出力された情報を、記憶装置に記憶する。従って、図7で示した排泄DB、及び給餌DBは、サーバ10にも記憶される。全体ネコ情報管理部345は、上記排泄DB及び給餌DBを用いて、動物の健康状態を判定するための判定情報(同種排泄、同種給餌)を生成する。判定情報(同種排泄)及び判定情報(同種給餌)をまとめて判定情報(同種)と表現する。判定情報(同種)についての詳細は後述する。
ユーザ情報受信部342は、携帯端末21のユーザ情報出力部329により出力された情報を受信し、登録情報管理部346に出力する。ネコ属性情報受信部343は、携帯端末21のネコ属性情報出力部331により出力された情報を受信し、登録情報管理部346に出力する。トイレ情報受信部344は、携帯端末21のトイレ情報出力部333により出力された情報を受信し、登録情報管理部346に出力する。登録情報管理部346は、ユーザ情報受信部342、ネコ属性情報受信部343、及びトイレ情報受信部344が出力した情報を記憶装置に記憶する。
判定情報提供部347は、判定情報(同種)を携帯端末21、40、PC41等に提供する。ネコ情報提供部348は、サーバ10に記憶された排泄DB、及び給餌DBに示される情報を、携帯端末21、40、PC41等に提供する。
図9は、サーバ10の記憶装置に記憶されるデータベースを示す図である。図9(A)は、排泄DBを示す図である。図9(B)は、給餌DBを示す図である。排泄DB及び給餌DBは、図7の排泄DB及び給餌DBと同じ構成のため、説明を省略する。図9(C)は、ユーザDBを示す図である。ユーザDBは、ユーザに関する各種情報を記録するためのDBである。ユーザDBは、ユーザID、国籍、性別、生年月日、及び姓名で構成される。ユーザIDは、ユーザ登録時に、ユーザに一意に割り当てられたユーザを識別するためのIDである。
図9(D)は、品種DBを示す図である。品種DBは、品種ID、及び品種名で構成される。品種IDは、品種名(雑種も含む)に一意に割り当てられた品種名を識別するためのIDである。図9(E)は、ネコDBを示す図である。ネコDBは、ネコID、ユーザID、品種ID、性別、生年月日、及び名で構成される。ネコDBに示されるユーザIDは、ネコIDに対応するネコの飼い主のユーザIDである。
図9(F)は、トイレDBを示す図である。トイレDBは、トイレID、及びユーザIDで構成される。トイレIDに示されるユーザIDは、トイレIDに対応するトイレの所有者のユーザIDである。
全体ネコ情報管理部345は、上記排泄DB及び給餌DBを用いて、動物の健康状態を判定するための判定情報(同種)を生成する。図10は、サーバ10の記憶装置に記憶される判定情報を示す図である。図10(A)は、判定情報(同種排泄)を示し、図10(B)は、判定情報(同種給餌)を示す。図10(A)、図10(B)に示される判定情報は、排泄DB及び給餌DBに示されるパラメータの平均値であり、集計期間は、例えば3か月などが挙げられる。
判定情報(同種排泄)は、品種IDをキーにして、生年ごとに設けられる。従って、判定情報(同種排泄)は、各品種の生年ごとの判定情報である。
判定情報(個別排泄)における各パラメータについて説明する。平均滞在時間は、集計期間における進入日時から退出日時までの平均時間を示す。平均停止時間は、集計期間における停止開始日時から停止終了日時までの平均時間を示す。平均排泄時間は、集計期間における排泄開始日時から排泄終了日時までの平均時間を示す。平均排泄回数は、集計期間における1日の排泄回数の平均値を示す。平均排泄行動測定値は、停止時間、排泄回数および排泄時間とは異なる排泄行動測定値の各項目の集計期間における平均値を示す。平均排泄測定値は、集計期間における排泄測定値の各項目の平均値を示す。平均生体情報測定値は、集計期間における生体情報測定値の各項目の平均値を示す。
判定情報(同種給餌)は、品種IDをキーにして、生年ごとに設けられる。従って、判定情報(同種給餌)は、各品種の生年ごとの判定情報である。
判定情報(同種給餌)は、平均給餌量から平均給餌回数まで、4つのパラメータが含まれるが、1番目の平均給餌量と2番目の平均給餌回数は、飲食物がキャットフードの場合の判定情報であり、3番目の平均給餌量と4番目の平均給餌回数は、飲食物が水の場合の判定情報である。
判定情報(個別給餌)における各パラメータについて説明する。平均給餌量は、集計期間における1日の給餌量の平均値を示す。平均給餌回数は、集計期間における1日の給餌回数の平均値を示す。
携帯端末21で動作するアプリケーション(以下「ネコアプリ」という。)の動作について説明する。動物用トイレ20は、動物状態情報を検出し、携帯端末21に送信する。携帯端末21は、ネコアプリによって、受信した動物状態情報を表示する。図11は、ネコの排泄予備動作回数が多い場合の携帯端末21の表示例を示す図である。aの表示例は、動物用トイレ20に入室した時刻と、排泄中のネコの画像が表示される。bの表示例は、動物用トイレ20に入室した時刻と、排泄予備動作の回数と、排泄回数と、排泄予備動作の回数に応じた枚数分のネコの画像と、提示情報とが表示される。また、病気の可能性が高いと判定された場合、アプリケーションは、「近くの動物病院」や「いつものかかりつけの病院」などの動物の健康に関する提示情報を出力する。
図12は、ネコの排泄時間が長い場合の携帯端末21の表示例を示す図である。aの表示例は、動物用トイレ20に入室した時刻と、排泄中のネコの画像が表示される。bの表示例は、動物用トイレ20に入室した時刻と、排泄するまでの時間と、他の動物用トイレ20を利用しているネコの進入から排尿するまでの時間の平均時間と、ネコの画像と、提示情報とが表示される。また、病気の可能性が高いと判定された場合、アプリケーションは、「近くの動物病院」や「いつものかかりつけの病院」などの動物の健康に関する提示情報を出力する。
図13は、ネコの感情判定及び健康状態判定を行った場合の携帯端末21の表示例を示す図である。aの表示例は、動物用トイレ20に入室した時刻と、排泄中のネコの画像と、状態情報出力部306で判定された判定結果(ネコの感情)が表示される。例えば、アプリケーションは、撮影されたネコの顔画像と、予め記憶された感情に関する顔画像とに基づいて、判定結果を表示する。bの表示例は、動物用トイレ20に入室した時刻と、排泄中のネコの画像と、状態情報出力部306で判定された判定結果(健康状態)が表示される。例えば、アプリケーションは、特徴量のRが所定の閾値より増加した場合、ネコが怪我をしている可能性があると表示する。
図14は、排泄中のネコを撮影する処理内容を示すフローチャートである。排泄動作検出部302は、ネコが入室したことを検出する(ステップS101)。状態情報管理部305は、排泄行動測定値に基づいて排泄予備動作を行ったかを検知する(ステップS102)。ネコが排泄予備動作を行わない場合(ステップS102:NO)、再度ステップS102を繰り返す。ネコが排泄予備動作を行った場合(ステップS102:YES)、状態情報管理部305は、撮像部307に撮像指示を送る(ステップS103)。撮像部307は、撮影を開始する(ステップS104)。状態情報管理部305は、排泄検出部301から取得した排泄測定値に基づいて、ネコが排泄を終了したか否かを検出する(ステップS105)。ネコが排泄を終了していない場合(ステップS105:NO)、再度ステップS105を繰り返す。ネコが排泄を終了した場合(ステップS105:YES)、撮像部307は撮影を終了する(ステップS106)。
図15は、排泄中のネコを撮影する処理内容を示すフローチャートである。なお、図14で説明したステップに関しては、説明を省略する。まず、ステップS101〜ステップS104を行う。状態情報管理部305は、排泄動作検出部302から取得した排泄行動測定値に基づいて、ネコが動物用トイレ20から退出したか否かを判定する(ステップS201)。ネコが動物用トイレ20から退出していない場合(ステップS201:NO)、再度ステップS201を繰り返す。ネコが動物用トイレ20から退出した場合(ステップS201:YES)、ステップS106を行う。
図16は、排泄中のネコを撮影する処理内容を示すフローチャートである。なお、図14で説明したステップに関しては、説明を省略する。まず、ステップS101を行う。状態情報出力部306は、ネコの顔を検知したか否かを判定する(ステップS301)。ネコの顔を検知しない場合(ステップS301:NO)、ステップS301を再度行う。ネコの顔を検知した場合(ステップS301:YES)、ステップS103〜ステップS106を行う。
図17は、ネコの感情判定及び健康状態判定を行う処理内容を示すフローチャートである。状態情報出力部306は、ネコの顔の特徴量に基づいて、撮影された画像を解析する(ステップS401)。状態情報出力部306は、特徴量が所定の閾値より変化しているか否かを判定する(ステップS402)。特徴量が所定の閾値より変化している場合(ステップS402:YES)、アプリケーションは、撮像部307の位置を調整するようメッセージを表示する(ステップS403)。特徴量が所定の閾値より変化していない場合(ステップS402:NO)、特徴量に基づいて、撮影された画像と、過去に撮影された画像とを比較する(ステップS404)。
特徴量が所定の閾値より変化している場合(ステップS405:YES)、アプリケーションは、健康状態のメッセージを表示する(ステップS405)。その後、状態情報出力部306は、撮像部307で撮影されたネコの顔画像と、予め記憶された感情に関する顔画像とに基づいて、動物の感情を判定する(ステップS406)。特徴量が所定の閾値より変化していない場合(ステップS405:NO)、ステップS406に移行する。アプリケーションは、感情の判定結果のメッセージを表示する(ステップS407)。
図18は、ネコの撮影に失敗した場合の携帯端末21の表示例を示す図である。図18のaの表示例は、図17のステップS403で表示されるメッセージである。aの表示例は、動物用トイレ20に入室した時刻と、撮影に失敗したネコの画像と、撮像部307の調整メッセージとが表示される。
図19は、動物撮影装置の処理を示すシーケンス図である。なお、図19では、データの解析は、状態情報管理部305ではなく、サーバ10の全体ネコ情報管理部345が行う場合を説明する。動物用トイレ20は、排泄測定値及び排泄行動測定値のデータを測定する(ステップS501)。次に動物用トイレ20は、測定したデータに基づいて撮像部307でネコを撮影する(ステップS502)。動物用トイレ20は、測定データ及び撮影した画像をサーバ10に送る(ステップS503)。サーバ10は、取得したデータを記憶する(ステップS504)。携帯端末21は、リクエストを10に送る(ステップS505)。サーバ10は、受け取ったデータをリクエストに基づいて、全体ネコ情報管理部345で解析する(ステップS506)。サーバ10は、比較結果を出力する(ステップS507)。サーバ10は、解析結果に対応付けられた提示情報を特定する(ステップS508)。サーバ10は、提示情報を携帯端末21に送る(ステップS509)。携帯端末21は、ユーザに解析結果及び提示情報の少なくとも一方を表示する(ステップS510)。携帯端末21は、情報表示指示を受信した場合(ステップS511)、表示リクエスト通知をサーバ10に送る(ステップS512)。サーバ10は、表示リクエストを受信すると、表示リクエストに対応付けられた提示情報を特定する(ステップS513)。サーバ10は、特定した提示情報を表示データとして携帯端末21に送る(ステップS514)。携帯端末21は受信した表示データをユーザに表示する(ステップS515)。
このように構成された動物撮影装置によれば、状態情報管理部305を備えることで、行動情報と、排泄検出部301で検出される排泄測定値と、排泄動作検出部302で検出される排泄行動測定値とを取得する。状態情報管理部305は、行動情報と、排泄測定値と、排泄行動測定値とに基づき、排泄時間情報を算出する。したがって、状態情報管理部305は、例えば、排泄時間情報に含まれる動物が排泄を開始するために体を動かしていない停止状態を表す時間を検知すると、撮像部307に撮像指示を送る。撮像部307は、撮像指示のタイミングに基づいて撮影することで、排泄中の動物の画像を撮影することができる。
[変形例]
状態情報管理部305は、排泄行動測定値の増減の変化を偏微分することで、侵入の時間、排泄前の徘徊時間、排泄直前の停止状態の時間、排泄開始の時間、排泄終了の時間及び退出の時間の閾値を算出してもよい。
状態情報管理部305は、算出した排泄開始の時刻及び排泄終了の時刻に基づいて、排泄時間を算出してもよい。
状態情報管理部305は、行動情報及び排泄時間情報の少なくとも一方を記憶してもよい。
状態情報管理部305は、排泄動作検出部302から取得した排泄行動測定値の情報が所定の閾値を超える異常な値である場合、排泄時間情報の算出時に異常な値を排除してもよい。
撮像部307は、動物の全身画像を撮影できるように設置してもよいし、動物の表情を撮影できるように設置されてもよい。撮像部307は、動物用トイレ20に、1または複数設けられてもよい。
状態情報出力部306は、ネコの顔画像と、他のネコの顔画像及び他のネコの過去の顔画像の少なくとも一方と、に基づいて、健康状態を判定してもよい。
状態情報出力部306が取得する感情に関する顔画像は、学習済みモデル、予測モデル、統計的手法による分類結果(クラスタリング等)などの手法で定められた画像であってもよい。
上述した実施形態における動物撮影装置の処理をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10 サーバ
20 動物用トイレ
21、40 携帯端末
22 給餌装置
30 ネットワーク
41 PC
100 動物状態判定システム
301 排泄検出部
302 排泄動作検出部
303 ネコID取得部
305 状態情報管理部
306 状態情報出力部
307 撮像部
308 撮像指示受信部
312 フード重量検出部
313 水重量検出部
314 ネコID取得部
316 給餌情報管理部
317 給餌情報出力部
321 状態情報受信部
322 給餌情報受信部
323 判定情報取得部
324 個別ネコ情報管理部
325 比較部
326 比較結果出力部
327 ネコ情報出力部
328 ユーザ情報登録部
329 ユーザ情報出力部
330 ネコ属性情報登録部
331 ネコ属性情報出力部
332 トイレ情報登録部
333 トイレ情報出力部
341 ネコ情報受信部
342 ユーザ情報受信部
343 ネコ属性情報受信部
344 トイレ情報受信部
345 全体ネコ情報管理部
346 登録情報管理部
347 判定情報提供部
348 ネコ情報提供部

Claims (6)

  1. 動物の排泄時間に関する排泄時間情報を取得する取得部と、
    前記排泄時間情報に基づいて、前記動物の排泄中の所定のタイミングを決定する決定部と、
    前記タイミングで前記動物を撮影する撮像部と、
    を備えた動物撮影装置。
  2. 前記決定部は、前記動物が動物用トイレにおいて排泄直前に静止する時刻である静止時刻を前記タイミングとして決定する
    請求項1に記載の動物撮影装置。
  3. 前記静止時刻は、自装置に設けられたネコの行動を測定する排泄行動測定装置の出力に基づき算出される
    請求項2に記載の動物撮影装置。
  4. 前記動物の画像から前記動物の顔の位置を判定する判定部をさらに備え、
    前記撮像部は、前記判定部の判定結果に基づいて、前記タイミングで、前記動物の顔を撮影する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の動物撮影装置。
  5. 請求項1から3のいずれか一項に記載の動物撮影装置と、
    前記動物撮影装置で撮影された前記動物の画像に基づいて、前記動物の健康状態と、前記動物の感情と、の少なくとも一方を判定する判定部と、
    を備える健康判定システム。
  6. コンピュータに、
    動物の排泄時間に関する排泄時間情報を取得する取得ステップと、
    前記排泄時間情報に基づいて、前記動物の排泄中の所定のタイミングを判定する判定ステップと、
    前記タイミングで前記動物を撮影する撮像ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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