JP2020002282A - 両面テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】湾曲凹面を有する第1構造体に、可撓性を有する第2構造体を接合した際に、第2構造体の戻り応力による剥がれを抑制し、信頼性を高めた両面テープを提供すること。【解決手段】本発明の両面テープは、ポリカーボネートシートで構成された試験用第1構造体に、長さが80mm、幅が40mmに切り出した当該両面テープの試験片のうち、第1粘着剤層を貼着し、第2粘着剤層に、長さが150mm、幅が40mm、厚さが0.35mmの可撓性を有する試験用第2構造体の一端部を貼着し、24時間後に、試験用第2構造体の他端部に、試験用第1構造体と90度の方向に、800g重の荷重を30分かけた後の、第1粘着剤層および第2粘着剤層のうちの、剥がれ量が多い方の粘着剤層の剥がれ量が、25mm以下であることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、両面テープに関する。
構造体同士を接合する際、両面テープを用いることが知られている(例えば、特許文献1参照)。この両面テープは、支持体の両面に粘着剤層が形成された構成である。2つの構造体の一方に両面テープを貼着し、露出している方の粘着剤層に他方の構造体を貼り合わせることにより、構造体同士が接合される。
しかしながら、湾曲凹面を有する構造体の湾曲凹面に対して、平板部材を湾曲させた状態で貼着する場合、平板部材が元の形状に戻ろうとする戻り応力により剥がれてしまうことがあり、信頼性を低下させる原因となっていた。
特開2012−077110号公報
本発明の目的は、湾曲凹面を有する第1構造体に、可撓性を有し、外力を付与しない自然状態で平板状をなす第2構造体を接合した際に、第2構造体の戻り応力による剥がれを抑制し、信頼性を高めた両面テープを提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(5)に記載の本発明により達成される。
(1) 曲率半径が50mm以上1000mm以下の湾曲凹面を有する第1構造体と、可撓性を有し、外力を付与しない自然状態で平板状をなす第2構造体とを接合する両面テープであって、
発泡体で構成され、厚さが500μm以上2000μm以下の支持体と、
前記支持体の一方の面側に積層された第1粘着剤層と、
前記支持体の他方の面側に積層された第2粘着剤層と、を備え、
前記第1粘着剤層が前記第1構造体の前記湾曲凹面に貼着され、前記第2粘着剤層が前記第2構造体に貼着されて用いられるものであり、
ポリカーボネートシートで構成された非可撓性の試験用第1構造体に、長さが80mm、幅が40mmに切り出した当該両面テープの試験片のうち、前記第1粘着剤層を貼着し、前記第2粘着剤層に、長さが150mm、幅が40mm、厚さが0.35mmの可撓性を有するポリカーボネートフィルムからなる試験用第2構造体の一端部を貼着し、24時間後に、前記試験用第2構造体の他端部に、前記試験用第1構造体と90度の方向に、800g重の荷重を30分かけた後の、前記第1粘着剤層および前記第2粘着剤層のうちの、剥がれ量が多い方の粘着剤層の剥がれ量が、25mm以下であることを特徴とする両面テープ。
(2) 前記支持体の発泡倍率は、2倍以上25倍以下である上記(1)に記載の両面テープ。
(3) 前記第1粘着剤層および前記第2粘着剤層は、主剤と、タッキファイヤーと、架橋剤とを含み、
前記タッキファイヤーの含有量は、前記主剤100質量部に対して22質量部以上58質量部以下である上記(1)または(2)に記載の両面テープ。
(4)前記タッキファイヤーは、軟化点が100℃以上160℃以下のものである上記(3)に記載の両面テープ。
(5) 前記第1粘着剤層および前記第2粘着剤層の厚さは、40μm以上70μm以下である上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の両面テープ。
本発明によれば、湾曲凹面を有する第1構造体に、可撓性を有する第2構造体を接合した際に、第2構造体の戻り応力による剥がれを抑制し、信頼性を高めた両面テープを提供することができる。
本発明の両面テープの好適な実施形態を示す模式的な縦断面図である。 本発明の両面テープの好適な実施形態を示す模式的な縦断面図である。 本発明の両面テープを用いて第1構造体と第2構造体とを接合する方法を示す模式的な縦断面図である。 本発明の両面テープを用いて第1構造体と第2構造体とを接合する方法を示す模式的な縦断面図である。 本発明の両面テープにおいて、定荷重剥離試験の実施方法を示す模式的な縦断面図および平面図である。 本発明の両面テープにおいて、定荷重剥離試験の実施方法を示す模式的な縦断面図および平面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1および図2は、本発明の両面テープの好適な実施形態を示す模式的な縦断面図である。図3および図4は、本発明の両面テープを用いて第1構造体と第2構造体とを接合する方法を示す模式的な縦断面図である。また、図5および図6は、本発明の両面テープにおいて、定荷重剥離試験の実施方法を示す模式的な(a)縦断面図および(b)平面図である。
図1および図2に示すように、本発明の両面テープ1は、曲率半径が50mm以上1000mm以下の湾曲凹面21を有する第1構造体20と、可撓性を有し、外力を付与しない自然状態で平板状をなす第2構造体30とを接合する両面テープであって、発泡体で構成され、厚さが500μm以上2000μm以下の支持体10と、支持体10の一方の面側に積層された第1粘着剤層11と、支持体10の他方の面側に積層された第2粘着剤層12と、を備える。
図2に示すように、この両面テープ1は、第1粘着剤層11が第1構造体20の湾曲凹面21に貼着され、第2粘着剤層12が第2構造体30に貼着されて用いられる。
そして本発明の両面テープ1は、図5および図6に示すように、ポリカーボネートシートで構成された非可撓性の試験用第1構造体20’に、長さが80mm、幅が40mmに切り出した両面テープ1の試験片のうち、第1粘着剤層11を貼着し、第2粘着剤層12に、長さが150mm、幅が40mm、厚さが0.35mmの可撓性を有するポリカーボネートフィルムからなる試験用第2構造体30’の一端部を貼着し、24時間後に、試験用第2構造体30’の他端部に、試験用第1構造体20’と90度の方向に、800g重の荷重を30分かけた後(質量800gの錘を30分ぶら下げた後)の、第1粘着剤層11および第2粘着剤層12のうちの、剥がれ量が多い方の粘着剤層の剥がれ量tが、25mm以下であることを特徴とする。
本発明の両面テープ1では、試験用第1構造体20’と90度の方向に荷重をかけた後の粘着剤層の剥がれ量が小さく抑えられているので、湾曲凹面21を有する第1構造体20に、可撓性を有する第2構造体30を接合した場合であっても、第2構造体30の戻り応力による剥がれを抑制することができ、信頼性を高めることができる。
まず、本発明の両面テープによって接合される、第1構造体および第2構造体について説明する。
[第1構造体]
図2に示すように、第1構造体20は、本発明の両面テープ1によって接合される一方の被着体であり、湾曲凹面21を有する。
第1構造体20の少なくとも湾曲凹面21を構成する材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、またはこれらのアロイ、ステンレス鋼が好ましく、ポリカーボネートがより好ましい。
湾曲凹面21の表面に、各種表面処理が施されていてもよい。
湾曲凹面21は、均一な曲率半径を有する曲面であってもよいし、異なる曲率半径を有する曲面が組み合わせられたものであってもよい。
湾曲凹面21の曲率半径は、50mm以上1000mm以下であり、100mm以上500mm以下であることが好ましい。
曲率半径が前記下限値未満であると、第2構造体30を湾曲凹面21に沿って湾曲させたときに、ひずみ(戻り応力)が大きくなりヒビが入るなど損傷してしまう可能性がある。一方、曲率半径が前記上限値を超えると、本発明の効果が十分に発揮できない。湾曲凹面21の曲率半径が前記範囲であることにより、本発明の効果をより良好に発揮することができる。
[第2構造体]
第2構造体30は、本発明の両面テープ1によって接合される他方の被着体であり、所定の厚さで、可撓性を有し、外力を付与しない自然状態で平板状をなすシート状あるいはフィルム状の構造体である。図2に示すように、第2構造体30は、第1構造体20の湾曲凹面21の形状に合わせて湾曲させて、両面テープ1によって湾曲凹面21に接合される。
第2構造体30を構成する材料としては、所定の厚さとしたときに可撓性を有するものであれば特に限定されるものではないが、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、またはこれらのアロイ、トリアセチルセルロースが好ましく、ポリカーボネートがより好ましい。
第2構造体30の第1構造体20(湾曲凹面21)と対向する側の表面に、各種表面処理が施されていてもよい。
第2構造体30の厚さは50μm以上1000μm以下であることが好ましく、100μm以上500μm以下であることがより好ましい。
第2構造体30の厚さが前記下限値未満であると、第1構造体20の湾曲凹面21に沿って湾曲させたり、両面テープ1によって接合する際の取り扱い性が困難となる可能性がある。また、第1構造体20と両面テープ1との間に気泡が残りやすくなる可能性もある。一方、厚さが前記上限値を超えると可撓性が低下し、第1構造体20の湾曲凹面21に沿って湾曲させることによりひずみ(戻り応力)が大きくなり、ヒビが入るなど損傷してしまう可能性がある。第2構造体30の厚さが前記範囲であることにより、取り扱い性が良く、第1構造体20の湾曲凹面21に沿って良好に接合することができる。
[両面テープ]
図1に示すように、本発明の両面テープ1は、発泡体で構成され、厚さが500μm以上2000μm以下の支持体10と、支持体10の一方の面側に積層された第1粘着剤層11と、支持体10の他方の面側に積層された第2粘着剤層12と、を備える。
<支持体>
支持体10は、第1粘着剤層11および第2粘着剤層12を支持する。
支持体10は発泡体からなる。支持体10が発泡していることで、両面テープ1を第1構造体20の湾曲凹面21に沿って湾曲させたときに、応力が集中することを緩和できる。さらに、耐衝撃性や形状追従性をより優れたものとすることができる。
支持体10(発泡体)を構成する材料としては特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂が好ましく、ポリエチレン系樹脂がより好ましい。
支持体10の発泡倍率は、2倍以上25倍以下であることが好ましく、5倍以上20倍以下であることがより好ましい。
ここで、本明細書において、発泡倍率は、JIS K 7222 (2005)(発泡プラスチックおよびゴム−見掛け密度の求め方)に準拠した方法により測定された見掛け密度を、発泡前の樹脂の密度で除した値である。
一般的に、支持体10の発泡倍率が大きいほど、第2構造体30が第1構造体20の湾曲凹面21から剥がれにくくなるが、発泡倍率が前記上限値よりも大きいと、支持体10自体の強度が弱くなり破断してしまう可能性がある。一方、発泡倍率が前記下限値よりも小さいと、応力集中を防ぐ効果が十分に得られない。支持体10の発泡倍率が前記範囲であることにより、十分な強度を有し、第1構造体20と第2構造体30とを剥がれることなくより良好に接合することができる。
支持体10の厚さは500μm以上2000μm以下であることが好ましく、700μm以上1300μm以下であることがより好ましい。
支持体10の厚さが前記下限値未満であると、上述したような支持体10が発泡体であることの効果が十分に得られないほか、第1構造体20と第2構造体30とを接合する際の取り扱い性が困難となる可能性がある。また、強度が低下し破断しやすくなる可能性もある。一方、厚さが前記上限値を超えると、第1構造体20の湾曲凹面21に第2構造体30を貼着する際に、曲部において応力がかかり、剥がれる可能性がある。また、第2構造体30を均一に貼着することが困難になり、皺が発生する可能性がある。支持体10の厚さが前記範囲であることにより、十分な強度を有し、第1構造体20と第2構造体30とを剥がれることなくより良好に接合することができる。
<粘着剤層>
両面テープ1は、支持体10の一方の面側に積層された第1粘着剤層11と、支持体10の他方の面側に積層された第2粘着剤層12と、を備える。
第1粘着剤層11が第1構造体20の湾曲凹面21に貼着され、第2粘着剤層12が第2構造体30に貼着されることにより、両面テープ1は、第1構造体20と第2構造体30とを接合する。
第1粘着剤層11と第2粘着剤層12とは、その組成および厚さは、同じであってもよいし、異なるものであってもよい。例えば、第1粘着剤層11と第2粘着剤層12がそれぞれ対向する第1構造体20の湾曲凹面21または第2構造体30の材料および表面形状に合わせて、第1粘着剤層11および第2粘着剤層12の組成および厚さを異なるものとしてもよい。
以下の説明では、第1粘着剤層11と第2粘着剤層12とが、同じ組成および厚さを有する場合について説明する。なお、以下の説明では、第1粘着剤層11と第2粘着剤層12とを合わせて単に「粘着剤層」と称する場合がある。
第1粘着剤層11および第2粘着剤層12を構成する粘着剤組成物について説明する。
第1粘着剤層11および第2粘着剤層12は、アクリル系粘着剤からなる層であり、粘着剤組成物は、アクリル系ポリマー(主剤)、架橋剤およびタッキファイヤー(粘着付与剤)を含んで構成される。
(主剤)
主剤は、粘着性を与える主モノマーと、凝集性を与えるモノマーと、架橋点を与えるモノマーを含んで構成される。
主モノマーとしては、アクリル系モノマーが挙げられる。アクリル系モノマーとしては、例えば、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート等が好ましく、ブチルアクリレートまたは2−エチルヘキシルアクリレートがより好ましい。
凝集性を与えるモノマーとしては、エチル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル等が挙げられる。
架橋点を与えるモノマーとしては、水酸基、カルボキシル基、アミド基等の架橋性官能基を有するモノマーが挙げられる。
水酸基を有するモノマーとしては、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
カルボキシル基を有するモノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸が挙げられる。
アミド基を有するモノマーとしては、例えば、アクリルアミド、メタクリルアミドが挙げられる。
これらのモノマーは、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。特に、水酸基を有するモノマーとカルボキシル基を有するモノマーとを併用することにより、後述する定荷重剥離試験における剥がれ量を顕著に少なく抑えることができ、好ましい。
(架橋剤)
架橋剤としては、例えば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、アジリジン系架橋剤が挙げられる。凝集力を高めて粘着力をより向上させた粘着剤組成物とする観点から、イソシアネート系架橋剤が好ましい。
イソシアネート系架橋剤としては、例えば、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等のアダクト体、ビウレット体、ヌレート体等が挙げられる。
架橋剤の含有量は、粘着剤組成物に含まれる主剤(アクリル系ポリマー)が有する架橋性官能基の数により適宜調整されるが、主剤100質量部に対して、0.01〜10質量部であることが好ましく、0.03〜7質量部であることがより好ましい。
(タッキファイヤー)
タッキファイヤー(粘着付与剤)は、アクリル系ポリマー(主剤)が有する粘着力を補助的に向上させる。
特に、被着体(第1構造体20および第2構造体30)がポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィンを含む場合、ポリオレフィンの極性が比較的低いため、アクリル系ポリマーでは、高い粘着力で接合させることが難しい場合がある。しかしながら、アクリル系ポリマーと共に粘着付与剤を含有した粘着剤組成物とすることで、このような極性の低い被着体に対しても、良好な粘着力を発現させることができる。
タッキファイヤーとしては、例えば、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、石油由来樹脂、スチレン系樹脂が挙げられる。
ロジン系樹脂としては、例えば、ロジン樹脂、ロジンエステル樹脂、重合ロジンエステル樹脂、酸変性重合ロジンエステル樹脂、ロジン変性フェノール樹脂およびこれらの水素化物等が挙げられる。
テルペン系樹脂としては、例えば、テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、芳香族変性テルペン樹脂およびこれらの水素化物等が挙げられる。
石油由来樹脂としては、例えば、C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、C5−C9共重合系石油樹脂およびこれらの水素化物等が挙げられる。
スチレン系樹脂としては、ポリスチレン樹脂、α−メチルスチレン樹脂およびこれらの水素化物等が挙げられる。
なお、これらのタッキファイヤーは、単独でまたは軟化点や構造が異なる2種以上を組み合わせて用いてもよい。
タッキファイヤーは、軟化点が100℃以上160℃以下のものであることが好ましく、130℃以上160℃以下のものであることがより好ましい。タッキファイヤーの軟化点が前記範囲であることにより、粘着剤組成物の粘着力をより向上させることができる。
なお、本明細書において、タッキファイヤーの「軟化点」は、JISK2207:1996に準拠して測定した値を意味する。
また、2種以上のタッキファイヤーを用いる場合、それら複数のタッキファイヤーの軟化点の加重平均が、前記範囲に属するように、複数のタッキファイヤーの含有量比が調整されることが好ましい。
タッキファイヤーの質量平均分子量(Mw)は、通常2万未満であるが、400〜10000が好ましく、500〜8000がより好ましい。
タッキファイヤーの含有量は、主剤100質量部に対して22質量部以上58質量部以下であることが好ましく、30質量部以上50質量部以下であることがより好ましい。
タッキファイヤーの含有量が前記範囲を外れると粘着力を向上させる効果が十分でなくなる。
(その他の成分)
粘着剤組成物は、必要に応じて、上述した成分以外の添加剤を含有してもよい。
添加剤としては、例えば、紫外線吸収剤、酸化防止剤、可塑剤、充填剤、界面活性剤、老化防止剤、着色剤等が挙げられる。これらの各添加剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
第1粘着剤層11および第2粘着剤層12の厚さは、20μm以上70μm以下であることが好ましく、40μm以上60μm以下であることがより好ましい。
第1粘着剤層11および第2粘着剤層12の厚さが前記下限値未満であると、粘着力が十分に得られず、第1構造体20と第2構造体30とを十分に接合させることが困難になり、剥がれる可能性がある。一方、厚さが前記上限値を超えると、粘着剤層がはみ出すおそれがある。
<剥離ライナー>
両面テープ1は、第1粘着剤層11および第2粘着剤層12の支持体10と対向する側とは反対側の面にそれぞれ積層された剥離ライナー13,14を有していてもよい。
剥離ライナー13,14は、製造時や保存時に、第1粘着剤層11および第2粘着剤層12を保護する。両面テープ1を被着体(第1構造体20および第2構造体30)へ貼着するときには第1粘着剤層11および第2粘着剤層12から剥離される。
剥離ライナー13,14としては、特に限定されず、両面テープ剥離ライナーとして用いられている、公知の剥離ライナーを適宜選択して用いることができる。
剥離ライナーとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフィルムや、上質紙、グラシン紙等の紙、これらの紙にポリエチレン等の熱可塑性樹脂をラミネートしたラミネート紙等の一方の面または両面に、シリコーン等を塗布することにより剥離処理したもの等が挙げられる。
剥離ライナー13,14の厚さは、特に限定されないが、10μm以上150μm以下であることが好ましく、20μm以上130μm以下であることがより好ましい。
そして本発明の両面テープ1は、図5および図6に示すように、ポリカーボネートシートで構成された非可撓性の試験用第1構造体20’に、長さが80mm、幅が40mmに切り出した両面テープ1の試験片のうち、第1粘着剤層11を貼着し、第2粘着剤層12に、長さが150mm、幅が40mm、厚さが0.35mmの可撓性を有するポリカーボネートフィルムからなる試験用第2構造体30’の一端部を貼着し、24時間後に、試験用第2構造体30’の他端部に、試験用第1構造体20’と90度の方向に、800g重の荷重を30分かけた後(質量800gの錘を30分ぶら下げた後)の、第1粘着剤層11および第2粘着剤層12のうちの、剥がれ量が多い方の粘着剤層の剥がれ量tが、25mm以下であることを特徴とする。
第1粘着剤層11および第2粘着剤層12のうちの、剥がれ量が多い方の粘着剤層の剥がれ量tが、前記範囲を超えると、第2構造体30の、第1構造体20の湾曲凹面21からの剥がれ量が大きく、十分な信頼性が得られない。剥がれ量が前記範囲であることで、第2構造体30の、第1構造体20の湾曲凹面21からの剥がれ量が抑えられたものとなり、信頼性がより向上したものとなる。
前記試験の具体的な試験方法については、後述する実施例にて説明する。
[両面テープの製造方法]
本発明の両面テープ1の製造方法としては、特に制限はなく、例えば、剥離ライナー13,14上に、粘着剤組成物を塗布して塗膜を形成し、当塗膜を乾燥させて、粘着剤層を形成し、それぞれ支持体に転写する工程を有する製造方法が挙げられる。
まず、第1粘着剤層11を形成する粘着剤組成物を適当な溶媒に溶解して、第1粘着剤層形成用塗工液を調製する。
溶媒(有機溶媒)としては、例えば、メチルエチルケトン、アセトン、酢酸エチル、シクロヘキサン、n−ヘキサン、トルエン、キシレン、n−プロパノール、イソプロパノール等が挙げられる。
第1粘着剤層形成用塗工液の固形分濃度としては、好ましくは5〜60質量%、より好ましくは10〜45質量%、更に好ましくは15〜30質量%である。
次に、剥離ライナー13の剥離処理面に、第1粘着剤層形成用塗工液を、例えばナイフコート法、ロールコート法、バーコート法、ブレードコート法、ダイコート法、グラビアコート法等の公知の方法で塗工したのち、乾燥処理して第1粘着剤層11を形成する。そして、第1粘着剤層11の剥離ライナー13に対向する側とは反対側の面に、支持体10を積層して第1積層体を作製する。
同様にして第2粘着剤層形成用塗工液を調製し、剥離ライナー14の剥離処理面に、第2粘着剤層形成用塗工液を、塗工したのち、乾燥処理して第2粘着剤層12を形成し第2積層体を作製する。
次に、この第1積層体の支持体10と、第2積層体の第2粘着剤層12とを対向させて、貼合することにより、両面に剥離ライナー13,14が積層されてなる本発明の両面テープ1を作製することができる。
[両面テープの使用方法]
本発明の両面テープ1は、その使用の際に、第1粘着剤層11が先に表出するように、剥離ライナー13を先に剥離してもよいし、第2粘着剤層12が先に表出するように剥離ライナー14を先に剥離してもよい。以下、第1粘着剤層11を先に表出させる場合を具体例として説明を行う。
被着体である、湾曲凹面21を有する第1構造体20、可撓性を有する第2構造体30を用意する。まず第1粘着剤層11に積層されている剥離ライナー13を剥離し、第1粘着剤層11を表出させる。そして図3に示すように、第1構造体20の湾曲凹面21に、表出させた第1粘着剤層11を貼着する。
次に、第2粘着剤層12に積層されている剥離ライナー14を剥離し、第2粘着剤層12を表出させる。そして第2粘着剤層12に、第2構造体30を貼着する。このとき、図4に示すように、第2構造体30は湾曲凹面21の形状に沿って湾曲させられる。このようにして、第1構造体20と第2構造体30とが、両面テープ1を介して接合される。
本発明の両面テープ1では、上述した試験において試験用第1構造体20’と90度の方向に荷重をかけた後の粘着剤層の剥がれ量が小さく抑えられているので、本発明の粘着テープを用いることで、湾曲凹面21を有する第1構造体20に、可撓性を有する第2構造体30を接合した場合であっても、第2構造体30の戻り応力による剥がれを抑制することができ、信頼性を高めることができる。
本発明の両面テープ1は、湾曲凹面を有する第1構造体と、可撓性を有する第2構造体とを接合する際に用いられて特に好適であるが、これに限定されることはなく、本発明の両面テープ1は、構造体の平面同士を接合する場合や、湾曲凸面を有する構造体に、可撓性を有する構造体とを接合する場合に用いられても、剥がれを抑制することができ、信頼性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
以下に具体的な実施例をあげて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。なお、以下の説明において、特に温度条件を示していない処理は、室温(23℃)、相対湿度50%において行ったものである。また、各種測定条件についても特に温度条件を示していないものは、室温(23℃)、相対湿度50%における数値である。
(実施例,比較例)
以下のようにして粘着剤層組成物を調製し、両面テープを作製した。
1.アクリル系ポリマー(主剤)の調製
ブチルアクリレートを85質量部と、メチルアクリレートを10質量部と、さらにアクリル酸と、ヒドロキシエチルアクリレートとを表1に示す配合量で共重合させて、アクリル系ポリマー(主剤)を調製した。
2.粘着剤層形成用塗工液の調製
主剤として前記アクリル系ポリマーと、タッキファイヤーとしてテルペンフェノール樹脂(ヤスハラケミカル社製,製品名「YSポリスターT」)と、架橋剤としてイソシアネート系架橋剤(東ソー社製,製品名「コロネートL」)1.5質量部とを配合し(固形分換算)、さらに溶剤としてメチルエチルケトンを加えて十分に撹拌混合することにより固形分濃度20質量%の粘着剤層形成用塗工液を調製した。なお、表1に示す配合量は、主剤100質量部に対する質量部割合である。タッキファイヤーの軟化点も表1中に併せて示す。
3.両面テープの作製
次に、剥離ライナーの剥離処理面に、粘着剤層形成用塗工液を、ナイフコート法で塗工したのち、90℃で1分間加熱乾燥処理して、表1に示す厚さの第1粘着剤層を形成した。そして、第1粘着剤層の剥離ライナーに対向する側とは反対側の面に、表1に示す支持体を積層して第1積層体を作製した。なお、支持体の材料、発泡倍率および厚さも表1中に併せて示す。
一方で、別の剥離ライナーを用意し、その剥離処理面に、粘着剤層形成用塗工液を、ナイフコート法で塗工したのち、90℃で1分間加熱乾燥処理して、表1に示す厚さの第2粘着剤層を形成して第2積層体を作製した。
そして、この第1積層体の支持体と、第2積層体の第2粘着剤層とを対向させて貼合し、23℃、50%RHの条件下で7日間養生することにより、両面に剥離ライナーが積層されてなる両面テープを作製した。
以上のようにして作製された両面テープに対して、定荷重剥離試験を行った
[定荷重剥離試験]
まず、作製された両面テープ1を、長さが80mm、幅が40mmに切り出して試験片とした。また、試験用第1構造体20’として、非可撓性を有し、厚さ3mmのポリカーボネートシートで構成された構造体を用意した。試験用第2構造体30’として、ポリカーボネートフィルムで構成され、長さが150mm、幅が40mm、厚さが0.35mmの、可撓性を有し、外力を付与しない自然状態で平板状をなす構造体を用意した。
そして図5に示すように、試験用第1構造体20’に、両面テープ1の試験片の第1粘着剤層11を貼着した。このとき、試験用第1構造体20’の長手方向の一端部と、両面テープ1の試験片の長手方向の一端部とを揃えて貼着した。
次に、第2粘着剤層12に、試験用第2構造体30’を貼着した。このとき、両面テープ1の試験片の長手方向の一端部(すなわち試験用第1構造体20’の長手方向の一端部)と、試験用第2構造体30’の長手方向の一端部とを揃えて重ね合わせ、JIS Z0237に規定する質量2kgのローラを一往復させて貼着した。この状態で24時間静置した。
その後、図6に示すように、試験用第1構造体20’を水平に保ち、試験用第2構造体30’の他端部に、試験用第1構造体20’と反対側に向って(試験用第1構造体20’の面に対して90度の方向に)、800g重の荷重をかけ(質量800gの錘をぶら下げ)、その状態で30分間静置した。
その後、図6に示すように、両面テープ1の試験片について、第1粘着剤層11の試験用第1構造体20’からの剥がれ量、および、第2粘着剤層12の試験用第2構造体30’からの剥がれ量を測定した。
試験片の剥がれ量が幅方向で均一でない場合(幅方向に対し略平行ではなく斜めに剥がれたような場合)を、最も多い剥がれ量とする。なお、図6(b)では、粘着剤層の剥がれた部分に影をつけている。
そして、第1粘着剤層11の剥がれ量と第2粘着剤層12の剥がれ量のうち、多いほうを、両面テープの試験片についての剥がれ量tとした。
試験結果を表1に示す。
Figure 2020002282
定荷重剥離試験後の両面テープは、第1粘着剤層側のほうが剥がれやすい傾向があった。
実施例7〜10を比較すると、支持体の厚さが厚くなるほど(500μm〜2000μm)、剥がれ量tが少なくなる傾向があった。
実施例11〜13を比較すると、支持体の発泡倍率が大きくなるほど(5%〜20%)、剥がれ量tが少なくなる傾向があった。
また、支持体としてポリエチレンフォームに代えてアクリルフォームを用いた実施例15、ウレタンフォームを用いた実施例16でも、剥がれ量tを少なく抑えることができた。
一方、支持体として非発泡体を用いた比較例4では、剥がれ量tが最も大きい結果となった。
比較例1,2および実施例4を比較すると、粘着剤層において、タッキファイヤーの含有量が少ない(20質量部)比較例1では、剥がれ量tが30mmであったが、タッキファイヤーの含有量を40質量部とした実施例4では、剥がれ量tが25mmに抑えられた。しかし、タッキファイヤーの含有量が60質量部と多い比較例2では、支持体と粘着剤層との界面で剥がれてしまった。
また、実施例1〜3を比較すると、タッキファイヤーの軟化点が高くなるほど(100℃〜160℃)、剥がれ量tが少なくなる傾向があった。
実施例2,14および比較例3を比較すると、粘着剤層において主剤の凝集力を調節するモノマーとして、アクリル酸とヒドロキシエチルアクリレートのどちらか一方しか使用しなかった実施例14,比較例3では、剥がれ量tが大きいが、双方を併用した実施例2では、剥がれ量tを顕著に少なく抑えることができた。
実施例2,4,5,6を比較すると、粘着剤層が厚くなるほど(40μm〜70μm)、剥がれ量tが少なくなる傾向があった。
以上の結果より、支持体の厚さや発泡倍率、粘着剤層におけるタッキファイヤーの軟化点や含有量、凝集力調節モノマー、粘着剤層の厚さを適宜調整することにより、前記定荷重剥離試験において、粘着剤層の剥がれ量tが、25mm以下である両面テープが得られることがわかった。特に、実施例6では、剥がれをほぼ完全に抑えることができた(t=0)。
特に、支持体の発泡倍率が、2倍以上25倍以下であることが好ましく、タッキファイヤーの含有量が主剤100質量部に対して22質量部以上58質量部以下であることが好ましく、タッキファイヤーの軟化点が100℃以上160℃以下のものであることが好ましく、第1粘着剤層および第2粘着剤層の厚さが20μm以上70μm以下であることが好ましいことがわかった。
そして、前記定荷重剥離試験において、粘着剤層の剥がれ量tが、25mm以下である実施例の両面テープを用いて、湾曲凹面を有する第1構造体に、可撓性を有する第2構造体を接合した場合に、第2構造体の戻り応力による剥がれを抑制することができるものと推察される。これにより実施例の両面テープは、高い信頼性を有するものとなる。
本発明による両面テープを用いることで湾曲凹面を有する第1構造体に、可撓性を有する第2構造体を接合した場合であっても、第2構造体の戻り応力による剥がれを抑制することができ、信頼性を高めることができるものとなり、湾曲凹面を有する第1構造体と、可撓性を有する第2構造体とを接合する両面テープとして広く利用することができる。
1…両面テープ
10…支持体
11…第1粘着剤層
12…第2粘着剤層
13…剥離ライナー
14…剥離ライナー
20…第1構造体
21…湾曲凹面
30…第2構造体
20’…試験用第1構造体
30’…試験用第2構造体

Claims (5)

  1. 曲率半径が50mm以上1000mm以下の湾曲凹面を有する第1構造体と、可撓性を有し、外力を付与しない自然状態で平板状をなす第2構造体とを接合する両面テープであって、
    発泡体で構成され、厚さが500μm以上2000μm以下の支持体と、
    前記支持体の一方の面側に積層された第1粘着剤層と、
    前記支持体の他方の面側に積層された第2粘着剤層と、を備え、
    前記第1粘着剤層が前記第1構造体の前記湾曲凹面に貼着され、前記第2粘着剤層が前記第2構造体に貼着されて用いられるものであり、
    ポリカーボネートシートで構成された非可撓性の試験用第1構造体に、長さが80mm、幅が40mmに切り出した当該両面テープの試験片のうち、前記第1粘着剤層を貼着し、前記第2粘着剤層に、長さが150mm、幅が40mm、厚さが0.35mmの可撓性を有するポリカーボネートフィルムからなる試験用第2構造体の一端部を貼着し、24時間後に、前記試験用第2構造体の他端部に、前記試験用第1構造体と90度の方向に、800g重の荷重を30分かけた後の、前記第1粘着剤層および前記第2粘着剤層のうちの、剥がれ量が多い方の粘着剤層の剥がれ量が、25mm以下であることを特徴とする両面テープ。
  2. 前記支持体の発泡倍率は、2倍以上25倍以下である請求項1に記載の両面テープ。
  3. 前記第1粘着剤層および前記第2粘着剤層は、主剤と、タッキファイヤーと、架橋剤とを含み、
    前記タッキファイヤーの含有量は、前記主剤100質量部に対して22質量部以上58質量部以下である請求項1または2に記載の両面テープ。
  4. 前記タッキファイヤーは、軟化点が100℃以上160℃以下のものである請求項3に記載の両面テープ。
  5. 前記第1粘着剤層および前記第2粘着剤層の厚さは、40μm以上70μm以下である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の両面テープ。
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