JP2020001497A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人力駆動車の安定性を向上できる制御装置を提供する。【解決手段】制御装置は、人力駆動車に入力される人力駆動力に対応する駆動力を出力する動力補助装置、および、動力補助装置とは異なる少なくとも1つの第2コンポーネントを制御する制御部を備え、制御部は、人力駆動車の走行速度、および、人力駆動車の前後方向の傾きに基づいて、傾きに対応する駆動力を出力するように動力補助装置を制御し、かつ、第2コンポーネントを制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置に関する。
特許文献1には、道路の傾斜角度に応じた定常的なトルクを付与することにより、自転車の静止状態を安定させる電動アシスト自転車が開示されている。特許文献2には、走行路の傾斜に応じてアシスト装置および変速装置を制御することが開示されている。
特開2004−306818号公報 米国特許第8768585号明細書
本発明の目的は、人力駆動車の安定性を向上できる制御装置を提供することである。
本発明の第1側面に従う制御装置は、人力駆動車に入力される人力駆動力に対応する駆動力を出力する動力補助装置、および、前記動力補助装置とは異なる少なくとも1つの第2コンポーネントを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記人力駆動車の走行速度、および、前記人力駆動車の前後方向の傾きに基づいて、前記傾きに対応する駆動力を出力するように前記動力補助装置を制御し、かつ、前記第2コンポーネントを制御する。
上記第1側面の制御装置によれば、坂道等の傾きに対応する駆動力が出力されるので、人力駆動車の安定性が増すとともに、動力補助装置以外のコンポーネントが制御されるので、利便性が増す。
前記第1側面に従う第2側面の制御装置において、前記制御部は、前記走行速度が第1所定値以下であり、かつ、前記傾きが第2所定値以上であれば、前記動力補助装置および前記少なくとも1つの第2コンポーネントを制御する。
上記第2側面の制御装置によれば、坂道等の傾きに対応する駆動力が出力されるので、人力駆動車の安定性が増すとともに、動力補助装置以外のコンポーネントが制御されるので、利便性が増す。
前記第2側面に従う第3側面の制御装置において、前記第2コンポーネントは、サスペンションを含む。
上記第3側面の制御装置によれば、坂道等の傾きに対応する駆動力が出力されるので、人力駆動車の安定性が増すとともに、動力補助装置以外のコンポーネントが制御されるので、利便性が増す。
前記第3側面に従う第4側面の制御装置において、前記制御部は、前記走行速度が前記第1所定値よりも大きくなると、ロック状態となるように前記サスペンションを制御する。
上記第4側面の制御装置によれば、人力駆動車の漕ぎやすさが向上する。
前記第3または第4側面に従う第5側面の制御装置において、前記サスペンションは、フロントサスペンションを含み、前記制御部は、前記フロントサスペンションのストロークが短くなるように前記サスペンションを制御する。
上記第5側面の制御装置によれば、上り坂において、ライダーの姿勢が安定する。
前記第1〜第5側面のいずれか1つに従う第6側面の制御装置において、前記第2コンポーネントは、報知装置を含み、前記制御部は、前記動力補助装置の動作状態を報知するように前記報知装置を制御する。
上記第6側面の制御装置によれば、動力補助装置の動作状態を確認できるので利便性が増す。
前記第1〜第6側面のいずれか1つに従う第7側面の制御装置において、前記第2コンポーネントは、変速装置を含み、前記制御部は、前記人力駆動車の変速比が前記傾きに対応する変速比になるように前記変速装置を制御する。
上記第7側面の制御装置によれば、漕ぎ出しやすい変速比になるので利便性が増す。
前記第1〜第7側面のいずれか1つに従う第8側面の制御装置において、前記第2コンポーネントは、アジャスタブルシートポストを含み、前記制御部は、前記傾きに対応する高さになるように前記アジャスタブルシートポストを制御する。
上記第8側面の制御装置によれば、漕ぎ出しやすいシート高さになるので利便性が増す。
本発明の第9側面に従う制御装置は、人力駆動車の動きを制限する制限装置を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記人力駆動車の走行速度、および、前記人力駆動車の前後方向の傾きに基づいて、前記人力駆動車の動きを制限する制限状態となるように前記制限装置を制御する。
上記第9側面の制御装置によれば、坂道において人力駆動車の動きが制限されるので、人力駆動車の安定性が増す。
前記第9側面に従う第10側面の制御装置において、前記制御部は、前記走行速度が第1所定値以下であり、かつ、前記傾きが第2所定値以上であれば、前記制限状態となるように前記制限装置を制御する。
上記第10側面の制御装置によれば、坂道において人力駆動車の動きが制限されるので、人力駆動車の安定性が増す。
前記第9または第10側面に従う第11側面の制御装置において、前記制限装置は、制動装置を含み、前記制御部は、前記傾きに対応する制動力を出力するように前記制動装置を制御する。
上記第11側面の制御装置によれば、坂道において人力駆動車の動きが制限されるので、人力駆動車の安定性が増す。
前記第9〜第11側面のいずれか1つに従う第12側面の制御装置において、前記制限装置は、施錠装置を含み、前記制御部は、ロック状態となるように前記施錠装置を制御する。
上記第12側面の制御装置によれば、坂道において人力駆動車の動きが制限されるので、人力駆動車の安定性が増す。
本発明の第13側面に従う制御装置は、人力駆動車に入力される人力駆動力に対応する駆動力を出力する動力補助装置、および、人力駆動車の動きを制限する制限装置の少なくとも1つを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記人力駆動車が非乗車状態であれば、前記人力駆動車の走行速度、および、前記人力駆動車の前後方向の傾きに基づいて、前記傾きに対応する駆動力を出力するように前記動力補助装置を制御する、および/または、前記人力駆動車の動きを制限する制限状態となるように前記制限装置を制御する。
上記第13側面の制御装置によれば、人力駆動車を坂道で押し歩きしているときに、人力駆動車の安定性が増す。
前記第13側面に従う第14側面の制御装置において、前記制御部は、前記人力駆動車が非乗車状態であって、前記走行速度が第1所定値以下であり、かつ、前記傾きが第2所定値以上であれば、前記動力補助装置および前記制限装置の少なくともいずれか一方を制御する。
上記第14側面の制御装置によれば、人力駆動車を坂道で押し歩きしているときに、人力駆動車の安定性が増す。
前記第13または第14側面に従う第15側面の制御装置において、前記制御部は、前記人力駆動車が非乗車状態から乗車状態に変化すると、出力される駆動力が大きくなるように前記動力補助装置を制御する。
上記第15側面の制御装置によれば、人力駆動車の重みが増すため、駆動力を大きくすることで、人力駆動車の安定性が増す。
前記第1〜第8、および、第13〜第15側面のいずれか1つに従う第16側面の制御装置において、前記制御部は、前記傾き、および、前記人力駆動車の総重量に対応する駆動力を出力するように前記補助動力装置を制御する。
上記第16側面の制御装置によれば、人力駆動車を坂道で押し歩きしているときに、人力駆動車の安定性が増す。
前記第13〜第15側面のいずれか1つに従う第17側面の制御装置において、前記制限装置は、制動装置を含み、前記制御部は、前記傾きに対応する制動力を出力するように前記制動装置を制御する。
上記第17側面の制御装置によれば、人力駆動車を坂道で押し歩きしているときに、人力駆動車の安定性が増す。
前記第17側面に従う第18側面の制御装置において、前記制御部は、前記人力駆動車が非乗車状態から乗車状態に変化すると、制動力が大きくなるように前記制動装置を制御する。
上記第18側面の制御装置によれば、人力駆動車の重みが増すため制動力を大きくすることで、人力駆動車の安定性が増す。
前記第11、第17、および、第18側面のいずれか1つに従う第19側面の制御装置において、前記制御部は、前記傾き、および、前記人力駆動車の総重量に対応する制動力を出力するように前記制動装置を制御する。
上記第19側面の制御装置によれば、人力駆動車の重みが増すため制動力を大きくすることで、人力駆動車の安定性が増す。
前記第13〜第15、および、第17〜第19側面のいずれか1つに従う第20側面の制御装置において、前記制限装置は、施錠装置を含み、前記制御部は、ロック状態となるように前記施錠装置を制御する。
上記第20側面の制御装置によれば、人力駆動車を坂道で押し歩きしているときに、人力駆動車の安定性が増す。
本発明の制御装置によれば、人力駆動車の安定性を向上できる。
第1実施形態の制御装置が適用される人力駆動車の側面図。 第1実施形態の制御装置を示すブロック図。 車両制御の処理手順の一例を示すフローチャート。 第2実施形態の制御装置を示すブロック図。 車両制御の処理手順の一例を示すフローチャート。 第3実施形態の制御装置を示すブロック図。 車両制御の処理手順の一例を示すフローチャート。
<第1実施形態>
図1を参照して、制御装置30を含む人力駆動車Aについて説明する。
ここで、人力駆動車は、走行のための原動力に関して、少なくとも部分的に人力を用いる車両を意味し、電動で人力を補助する車両を含む。人力以外の原動力のみを用いる車両は、人力駆動車には含まれない。特に、内燃機関のみを原動力に用いる車両は、人力駆動車には含まれない。人力駆動車Aは、回転体FおよびハンドルバーHを搭載する車両である。図示される人力駆動車Aは、電気エネルギーを用いて人力駆動車Aの推進を補助する動力補助装置50を含む自転車である。具体的には、図示される人力駆動車Aは、トレッキングバイクである。人力駆動車Aは、フレームA1、フロントフォークA2、前輪WF、後輪WR、および、ドライブトレインBをさらに含む。
ドライブトレインBは、チェーンドライブタイプに構成される。ドライブトレインBは、クランクC、フロントスプロケットD1、リアスプロケットD2、および、チェーンD3を含む。クランクCは、フレームA1に回転可能に支持されるクランク軸C1、および、クランク軸C1の両端部にそれぞれ設けられる一対のクランクアームC2を含む。各クランクアームC2の先端には、ペダルPDが回転可能に取り付けられる。なお、ドライブトレインBは、任意のタイプから選択でき、ベルトドライブタイプ、または、シャフトドライブタイプであってもよい。
フロントスプロケットD1は、クランク軸C1と一体に回転するようにクランクCに設けられる。リアスプロケットD2は、後輪WRのハブHRに設けられる。チェーンD3は、フロントスプロケットD1およびリアスプロケットD2に巻き掛けられる。人力駆動車Aに搭乗する搭乗者によってペダルPDに加えられる駆動力は、フロントスプロケットD1、チェーンD3、および、リアスプロケットD2を介して後輪WRに伝達される。
図2に示されるように、人力駆動車Aは、制御装置30、操作装置40、傾斜角センサ42、ホイール回転センサ44、クランク回転センサ46、動力補助装置50、第2コンポーネントCP、および、制動装置60をさらに含む。第2コンポーネントCPは、サスペンション52、報知装置54、変速装置56、および、アジャスタブルシートポスト58の少なくとも1つを含む。
制御装置30は、人力駆動車Aに入力される人力駆動力に対応する駆動力を出力する動力補助装置50、および、動力補助装置50とは異なる少なくとも1つの第2コンポーネントCPを制御する制御部32を備える。制御部32は、人力駆動車Aの走行速度、および、人力駆動車Aの前後方向の傾きに基づいて、傾きに対応する駆動力を出力するように動力補助装置50を制御し、かつ、第2コンポーネントCPを制御する。具体的には、制御部32は、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、動力補助装置50および少なくとも1つの第2コンポーネントCPを制御する。制御部32は、CPU(Central Processing Unit)およびMPU(Micro Processing Unit)等によって構成される。制御装置30は、記憶部34をさらに備える。記憶部34は、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等によって構成される。制御装置30は、制御部32が記憶部34に格納されるプログラムを実行することにより、車両制御を実現する。
操作装置40は、制動装置60を駆動するために手操作される。操作装置40は、例えばレバーを含む。操作装置40は、レバーの操作に応じた信号を制動装置60に送信できるように、制御装置30と通信可能に接続される。操作装置40は、PLC(Power Line Communication)が可能な電線、または、通信線によって、制御装置30と通信可能に接続される。なお、操作装置40は、無線通信が可能な無線通信ユニットによって制御装置30と通信可能に接続されてもよい。操作装置40が操作された場合、前輪WFおよび後輪WRを制動するための信号が制御部32に送信され、制御部32から出力される信号に応じて制動装置60が動作する。
傾斜角センサ42は、人力駆動車Aの前後方向の傾きを検出する。傾きは、人力駆動車Aが上り坂にあるときには正の値を示し、人力駆動車Aが下り坂にあるときには負の値を示す。傾斜角センサ42は、例えば人力駆動車AのフレームA1に設けられる。制御部32は、傾斜角センサ42の出力に基づいて、人力駆動車Aの前後方向の傾きを算出する。
ホイール回転センサ44は、人力駆動車Aの前輪WFおよび後輪WRの少なくともいずれか一方の回転速度を検出する。ホイール回転センサ44は、例えば人力駆動車AのフロントフォークA2に設けられる。ホイール回転センサ44は、前輪WFに取り付けられる磁石とホイール回転センサ44との相対位置の変化に応じた信号を制御部32に出力する。制御部32は、ホイール回転センサ44から出力される信号に基づいて人力駆動車Aの走行速度を算出する。ホイール回転センサ44は、後輪WRに取り付けられる磁石とホイール回転センサ44との相対位置の変化に応じた信号を制御部32に出力してもよい。
クランク回転センサ46は、クランク軸C1の回転速度および回転角度を検出する。クランク回転センサ46は、例えば人力駆動車AのフレームA1に設けられる。クランク回転センサ46は、磁界の強度に応じた信号を出力する磁気センサを含んで構成される。クランク回転センサ46は、クランク軸C1の回転速度および回転角度に応じた信号を制御部32に出力する。制御部32は、クランク回転センサ46から出力される信号に基づいて人力駆動車Aの走行速度を算出する。
動力補助装置50は、人力駆動車Aの推進力がアシストされるように動作する。動力補助装置50は、例えばペダルPDに加えられる駆動力に応じて動作する。動力補助装置50は、電気モータを含む。動力補助装置50は、人力駆動車Aに搭載されるバッテリBTから供給される電力によって駆動される。なお、制御部32が人力駆動車Aの走行速度および人力駆動車Aの前後方向の傾きに基づいて傾きに対応する駆動力を出力するように動力補助装置50を制御する場合、動力補助装置50から出力される駆動力は、人力駆動車Aに入力される人力駆動力には対応しない。
第2コンポーネントCPは、サスペンション52を含む。本実施形態において、サスペンション52は、フロントサスペンションを含む。制御部32は、フロントサスペンションのストロークが短くなるようにサスペンション52を制御する。一例では、制御部32は、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、フロントサスペンションのストロークが短くなるようにサスペンション52を制御する。また、制御部32は、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値よりも大きくなると、ロック状態となるようにサスペンション52を制御する。
第2コンポーネントCPは、報知装置54を含む。報知装置54は、振動、光、および、音等を発生させる。報知装置54は、例えばサイクルコンピュータ、アイウェア、スマートフォン、スマートウォッチ、ランプ、および、スピーカの少なくとも1つを含む。本実施形態において、報知装置54は、ハンドルバーHに取り付けられるサイクルコンピュータを含む。制御部32は、動力補助装置50の動作状態を報知するように報知装置54を制御する。一例では、制御部32は、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、動力補助装置50の動作状態を報知するように報知装置54を制御する。具体的には、制御部32は、動力補助装置50が人力駆動車Aの前後方向の傾きに対応する駆動力を出力する状態であることを報知するように報知装置54を制御する。
第2コンポーネントCPは、変速装置56を含む。変速装置56は、後輪WRのハブHRに設けられる内装変速装置を含む。制御部32は、人力駆動車Aの変速比が人力駆動車Aの前後方向の傾きに対応する変速比になるように変速装置56を制御する。一例では、制御部32は、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、人力駆動車Aの変速比が、人力駆動車Aの前後方向の傾きに対応する変速比になるように変速装置56を制御する。
第2コンポーネントCPは、アジャスタブルシートポスト58を含む。アジャスタブルシートポスト58は、電気モータを含み、人力駆動車AのシートSの高さを変化させるように構成される。制御部32は、人力駆動車Aの前後方向の傾きに対応する高さになるようにアジャスタブルシートポスト58を制御する。一例では、制御部32は、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、人力駆動車Aの前後方向の傾きに対応する高さになるようにアジャスタブルシートポスト58を制御する。
人力駆動車Aは、前輪WFに対応する制動装置60、および、後輪WRに対応する制動装置60を備える。2つの制動装置60は、互いに同じ構成を有する。本実施形態では、制動装置60は、人力駆動車Aの回転体Fを制動するディスクブレーキ装置である。回転体Fは、人力駆動車Aの前輪WFおよび後輪WRのそれぞれに設けられる摩擦板DRである。なお、制動装置60は、リムブレーキ装置であってもよい。この場合、回転体FはリムRである。
図3を参照して、車両制御の一例について説明する。第2コンポーネントCPは、少なくともサスペンション52を含んでいるものとする。制御部32は、ステップS11において、ホイール回転センサ44またはクランク回転センサ46の出力に基づいて、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であるか否かを判定する。ステップS11における判定結果が肯定判定の場合、制御部32は、ステップS12において、傾斜角センサ42の出力に基づいて、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であるか否かを判定する。ステップS12における判定結果が肯定判定の場合、制御部32は、ステップS13において、人力駆動車Aの前後方向の傾きに対応する駆動力を出力するように動力補助装置50を制御する。また、制御部32は、ステップS14において、第2コンポーネントCPを制御する。具体的には、制御部32は、フロントサスペンションのストロークが短くなるようにサスペンション52を制御する。また、制御部32は、ステップS15において、ホイール回転センサ44またはクランク回転センサ46の出力に基づいて、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値よりも大きいか否かを判定する。ステップS15における判定結果が肯定判定の場合、制御部32は、ステップS16において、ロック状態となるようにサスペンション52を制御し、車両制御を終了する。制御部32は、ステップS11、ステップS12、および、ステップS15のいずれか1つにおける判定結果が否定判定の場合、車両制御を終了する。
本実施形態の作用を説明する。人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下である場合、人力駆動車Aが停止したと判断する。また、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上である場合、上り坂の勾配が車両制御を必要とすると判断する。そして、動力補助装置50および第2コンポーネントCPが制御されることにより、上り坂における人力駆動車Aの後退が抑制される。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る制御装置130は、電気的な接続関係以外の点で、第1実施形態に係る制御装置30と同様であるので、第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図4に示されるように、本実施形態に係る人力駆動車Aは、制御装置130および制限装置RSを備える。制御装置130は、人力駆動車Aの動きを制限する制限装置RSを制御する制御部132を備える。制御部132は、人力駆動車Aの走行速度、および、人力駆動車Aの前後方向の傾きに基づいて、人力駆動車Aの動きを制限する制限状態となるように制限装置RSを制御する。制御部132は、CPUおよびMPU等によって構成される。一例では、制御部132は、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、人力駆動車Aの動きを制限する制限状態となるように制限装置RSを制御する。制御装置130は、記憶部134をさらに備える。記憶部134は、RAMおよびROM等によって構成される。制御装置130は、制御部132が記憶部134に格納されるプログラムを実行することにより、車両制御を実現する。
制限装置RSは、制動装置60を含む。制御部132は、人力駆動車Aの前後方向の傾きに対応する制動力を出力するように制動装置60を制御する。一例では、制御部132は、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、人力駆動車Aの前後方向の傾きに対応する制動力を出力するように制動装置60を制御する。制御部132は、人力駆動車Aの前後方向の傾きが大きいほど、出力される制動力を大きくするように制動装置60を制御する。
制限装置RSは、施錠装置62を含む。施錠装置62は、後輪WRの回転を規制するロック状態、および、後輪WRの回転を規制しないアンロック状態を切り替え可能に構成される。施錠装置62は、例えば人力駆動車AのフレームA1に取り付けられる。施錠装置62は、ロック状態およびアンロック状態において現在の状態に応じた信号を制御部132に出力する。制御部132は、ロック状態となるように施錠装置62を制御する。一例では、制御部132は、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、ロック状態となるように施錠装置62を制御する。
図5を参照して、車両制御の一例について説明する。制御部132は、ステップS21において、ホイール回転センサ44またはクランク回転センサ46の出力に基づいて、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であるか否かを判定する。ステップS21における判定結果が肯定判定の場合、制御部132は、ステップS22において、傾斜角センサ42の出力に基づいて、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であるか否かを判定する。ステップS22における判定結果が肯定判定の場合、制御部132は、ステップS23において、制限装置RSを制御する。具体的には、制御部132は、傾きに対応する制動力を出力するように制動装置60を制御するか、ロック状態となるように施錠装置62を制御して、車両制御を終了する。制御部132は、ステップS21およびステップS22のいずれか1つにおける判定結果が否定判定の場合、車両制御を終了する。
本実施形態の作用を説明する。人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下である場合、人力駆動車Aが停止したと判断する。また、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上である場合、上り坂の勾配が車両制御を必要とすると判断する。そして、制動装置60および施錠装置62の少なくとも一方が制御されることにより、上り坂における人力駆動車Aの後退が抑制される。
<第3実施形態>
第3実施形態に係る制御装置230は、電気的な接続関係以外の点で、第2実施形態に係る制御装置130と同様であるので、第2実施形態と共通する構成については、第2実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図6に示されるように、本実施形態に係る人力駆動車Aは、制御装置230および荷重センサ48を備える。
制御装置230は、人力駆動車Aに入力される人力駆動力に対応する駆動力を出力する動力補助装置50、および、人力駆動車Aの動きを制限する制限装置RSの少なくとも1つを制御する制御部232を備える。制御部232は、人力駆動車Aが非乗車状態であれば、人力駆動車Aの走行速度、および、人力駆動車Aの前後方向の傾きに基づいて、傾きに対応する駆動力を出力するように動力補助装置50を制御する、および/または、人力駆動車Aの動きを制限する制限状態となるように制限装置RSを制御する。制御部232は、CPUおよびMPU等によって構成される。制御装置230は、記憶部234をさらに備える。記憶部234は、RAMおよびROM等によって構成される。制御装置230は、制御部232が記憶部234に格納されるプログラムを実行することにより、車両制御を実現する。
荷重センサ48は、人力駆動車Aの総重量を検出する。人力駆動車Aの総重量は、人力駆動車Aの重量、および、人力駆動車Aの搭乗者の重量を含む、荷重センサ48は前輪WFおよび後輪WRの荷重を検出する。荷重センサ48は、例えば前輪WFのハブ軸、または、後輪WRのハブ軸に設けられる。荷重センサ48は、例えばロードセルである。荷重センサ48は、人力駆動車AのシートSから荷重センサ48に加えられる圧力に応じた信号を制御部232に出力する。なお、荷重センサ48を用いて、人力駆動車AのハンドルバーH、ペダルPD、および、シートSの荷重を検出するようにしてもよい。この場合、予め規定される人力駆動車Aの重量と、荷重センサ48によって検出されるハンドルバーHの荷重、ペダルPDの荷重、および、シートSの荷重との和を人力駆動車Aの総重量と規定できる。制御部232は、荷重センサ48からの出力に基づいて、人力駆動車Aが乗車状態または非乗車状態のいずれに該当するかについて判定する。
制御部232は、人力駆動車Aが非乗車状態であって、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、動力補助装置50および制限装置RSの少なくともいずれか一方を制御する。制御部232は、人力駆動車Aが非乗車状態から乗車状態に変化すると、出力される駆動力が大きくなるように動力補助装置50を制御する。
制御部232は、人力駆動車Aの前後方向の傾き、および、人力駆動車Aの総重量に対応する駆動力を出力するように動力補助装置50を制御する。一例では、制御部232は、人力駆動車Aが非乗車状態であって、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、人力駆動車Aの前後方向の傾き、および、人力駆動車Aの総重量に対応する駆動力を出力するように動力補助装置50を制御する。制御部232は、人力駆動車Aの前後方向の傾きが大きいほど、大きな駆動力を出力するように動力補助装置50を制御する。制御部232は、人力駆動車Aの総重量が重いほど、大きな駆動力を出力するように動力補助装置50を制御する。
制限装置RSは、制動装置60を含む。制御部232は、人力駆動車Aの前後方向の傾きに対応する制動力を出力するように制動装置60を制御する。一例では、制御部232は、人力駆動車Aが非乗車状態であって、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、人力駆動車Aの前後方向の傾きに対応する制動力を出力するように制動装置60を制御する。制御部232は、人力駆動車Aの前後方向の傾きが大きいほど、大きな制動力を出力するように制動装置60を制御する。制御部232は、人力駆動車Aが非乗車状態から乗車状態に変化すると、制動力が大きくなるように制動装置60を制御する。
制御部232は、人力駆動車Aの前後方向の傾き、および、人力駆動車Aの総重量に対応する制動力を出力するように制動装置60を制御する。一例では、制御部232は、人力駆動車Aが非乗車状態であって、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、人力駆動車Aの前後方向の傾き、および、人力駆動車Aの総重量に対応する制動力を出力するように制動装置60を制御する。制御部232は、人力駆動車Aの総重量が重いほど、大きな制動力を出力するように制動装置60を制御する。
制限装置RSは、施錠装置62を含む。制御部232は、ロック状態となるように施錠装置62を制御する。一例では、制御部232は、人力駆動車Aが非乗車状態であって、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であり、かつ、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であれば、ロック状態となるように施錠装置62を制御する。
図7を参照して、車両制御の一例について説明する。制御部232は、ステップS31において、荷重センサ48の出力に基づいて、人力駆動車Aが非乗車状態であるか否かを判定する。ステップS31における判定結果が肯定判定の場合、制御部232は、ステップS32において、ホイール回転センサ44またはクランク回転センサ46の出力に基づいて、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下であるか否かを判定する。ステップS32における判定結果が肯定判定の場合、制御部232は、ステップS33において、傾斜角センサ42の出力に基づいて、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上であるか否かを判定する。ステップS33における判定結果が肯定判定の場合、制御部232は、ステップS34において、動力補助装置50を制御する。また、制御部232は、ステップS35において、制限装置RSを制御する。具体的には、制御部232は、傾きに対応する制動力を出力するように制動装置60を制御したり、ロック状態となるように施錠装置62を制御したりする。その後、制御部232は、ステップS36において、荷重センサ48の出力に基づいて、人力駆動車Aが非乗車状態から乗車状態に変化したか否かを判定する。ステップS36における判定結果が肯定判定の場合、制御部232は、ステップS37において、動力補助装置50の駆動力を増大させる。また、制御部232は、ステップS38において、制動力が増大するように制動装置60を制御して、車両制御を終了する。制御部232は、ステップS31〜ステップS33、および、ステップS36のいずれか1つにおける判定結果が否定判定の場合、車両制御を終了する。
本実施形態の作用を説明する。荷重センサ48の出力に基づいて人力駆動車Aが非乗車状態であるか否かを判断する。また、人力駆動車Aの走行速度が第1所定値以下である場合、人力駆動車Aが停止したと判断する。また、人力駆動車Aの前後方向の傾きが第2所定値以上である場合、上り坂の勾配が車両制御を必要とすると判断する。そして、動力補助装置50、制動装置60、および、施錠装置62の少なくとも1つが制御されることにより、上り坂における人力駆動車Aの後退が抑制される。
ユーザが上り坂を手押しで進んでいる最中に人力駆動車Aに乗車した直後は、人力駆動車Aの姿勢の安定が望まれる。本実施形態においては、荷重センサ48の出力に基づいて人力駆動車Aが非乗車状態から乗車状態に変化したか否かを判断する。そして、動力補助装置50および制動装置60を制御することにより、上り坂における人力駆動車Aの姿勢を安定させる。
<変形例>
上記各実施形態に関する説明は、本発明に従う制御装置の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う制御装置は、例えば以下に示される上記各実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わされた形態を取り得る。以下の変形例において、各実施形態と共通する部分については、各実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
・制御装置30、130、230は、人力駆動車Aの走行速度、および、人力駆動車Aの前後方向の傾きの各々に閾値を設定するのではなく、各パラメータの組み合わせが所定条件を満たすか否かに基づいて、人力駆動車Aのコンポーネントを制御してもよい。
・人力駆動車Aの種類は、任意に変更可能である。第1例では、人力駆動車Aは、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、シティサイクル、カーゴバイク、または、リカンベントである。第2例では、人力駆動車Aは、キックスケータである。
A…人力駆動車、CP…第2コンポーネント、RS…制限装置、30…制御装置、32…制御部、50…動力補助装置、52…サスペンション、54…報知装置、56…変速装置、58…アジャスタブルシートポスト、60…制動装置、62…施錠装置、130…制御装置、132…制御部、230…制御装置、232…制御部。

Claims (20)

  1. 人力駆動車に入力される人力駆動力に対応する駆動力を出力する動力補助装置、および、前記動力補助装置とは異なる少なくとも1つの第2コンポーネントを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動車の走行速度、および、前記人力駆動車の前後方向の傾きに基づいて、前記傾きに対応する駆動力を出力するように前記動力補助装置を制御し、かつ、前記第2コンポーネントを制御する、制御装置。
  2. 前記制御部は、前記走行速度が第1所定値以下であり、かつ、前記傾きが第2所定値以上であれば、前記動力補助装置および前記少なくとも1つの第2コンポーネントを制御する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第2コンポーネントは、サスペンションを含む、請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記走行速度が前記第1所定値よりも大きくなると、ロック状態となるように前記サスペンションを制御する、請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記サスペンションは、フロントサスペンションを含み、
    前記制御部は、前記フロントサスペンションのストロークが短くなるように前記サスペンションを制御する、請求項3または4に記載の制御装置。
  6. 前記第2コンポーネントは、報知装置を含み、
    前記制御部は、前記動力補助装置の動作状態を報知するように前記報知装置を制御する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記第2コンポーネントは、変速装置を含み、
    前記制御部は、前記人力駆動車の変速比が前記傾きに対応する変速比になるように前記変速装置を制御する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 前記第2コンポーネントは、アジャスタブルシートポストを含み、
    前記制御部は、前記傾きに対応する高さになるように前記アジャスタブルシートポストを制御する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 人力駆動車の動きを制限する制限装置を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動車の走行速度、および、前記人力駆動車の前後方向の傾きに基づいて、前記人力駆動車の動きを制限する制限状態となるように前記制限装置を制御する、制御装置。
  10. 前記制御部は、前記走行速度が第1所定値以下であり、かつ、前記傾きが第2所定値以上であれば、前記制限状態となるように前記制限装置を制御する、請求項9に記載の制御装置。
  11. 前記制限装置は、制動装置を含み、
    前記制御部は、前記傾きに対応する制動力を出力するように前記制動装置を制御する、請求項9または10に記載の制御装置。
  12. 前記制限装置は、施錠装置を含み、
    前記制御部は、ロック状態となるように前記施錠装置を制御する、請求項9〜11のいずれか一項に記載の制御装置。
  13. 人力駆動車に入力される人力駆動力に対応する駆動力を出力する動力補助装置、および、人力駆動車の動きを制限する制限装置の少なくとも1つを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動車が非乗車状態であれば、前記人力駆動車の走行速度、および、前記人力駆動車の前後方向の傾きに基づいて、前記傾きに対応する駆動力を出力するように前記動力補助装置を制御する、および/または、前記人力駆動車の動きを制限する制限状態となるように前記制限装置を制御する、制御装置。
  14. 前記制御部は、前記人力駆動車が非乗車状態であって、前記走行速度が第1所定値以下であり、かつ、前記傾きが第2所定値以上であれば、前記動力補助装置および前記制限装置の少なくともいずれか一方を制御する、請求項13に記載の制御装置。
  15. 前記制御部は、前記人力駆動車が非乗車状態から乗車状態に変化すると、出力される駆動力が大きくなるように前記動力補助装置を制御する、請求項13または14に記載の制御装置。
  16. 前記制御部は、前記傾き、および、前記人力駆動車の総重量に対応する駆動力を出力するように前記動力補助装置を制御する、請求項1〜8、および、13〜15のいずれか一項に記載の制御装置。
  17. 前記制限装置は、制動装置を含み、
    前記制御部は、前記傾きに対応する制動力を出力するように前記制動装置を制御する、請求項13〜15のいずれか一項に記載の制御装置。
  18. 前記制御部は、前記人力駆動車が非乗車状態から乗車状態に変化すると、制動力が大きくなるように前記制動装置を制御する、請求項17に記載の制御装置。
  19. 前記制御部は、前記傾き、および、前記人力駆動車の総重量に対応する制動力を出力するように前記制動装置を制御する、請求項11、17、および、18のいずれか一項に記載の制御装置。
  20. 前記制限装置は、施錠装置を含み、
    前記制御部は、ロック状態となるように前記施錠装置を制御する、請求項13〜15、および、17〜19のいずれか一項に記載の制御装置。
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