JP2019536965A - 圧力システム - Google Patents

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Abstract

ボルトテンショニングのための加圧システムは、圧縮ガスを受容する入口と;ボルトテンショニング装置に接続される流体出口と;流体出口における圧力を上昇させるために流体を送るポンプであって、入口において受容された圧縮ガスによって駆動されるよう入口に連結されている、ポンプと;流体出口における圧力を低下させるために出口に連結された負圧発生器であって、入口において受容された圧縮ガスによって駆動されるよう入口に連結されている、負圧発生器と、を含む。

Description

開示の内容
〔背景〕
本発明は、油圧式ボルトテンショナーの後退を助ける加圧システムに関する。
部品が互いにボルトで固定される際、ボルトが張力下で保持されるようボルトに予荷重を加えることが一般的に望ましい。これにより、ボルトが緩む可能性が低くなり、ボルトにおける疲労の発生率も減少し得る。
ボルトが2つの部品を一緒に保持するのに使用されているとき、通常、ボルトは2つの部品の穴を通して挿入され、次に、ナットが、ボルトのねじ山付きステム上に締められて、それらの部品をナットとボルトのヘッドとの間に挟む。ナットは、部品のうちの一方の外向きの面を押し、ボルトのヘッドは、部品のうちのもう一方の外向きの面を押す。必要な予荷重をボルトに加えるため、ナットは、対応するトルクまで締められ得る。あるいは、ボルトは、特定の量の張力下に置かれてよく、次に、ナットは、ナットと隣接する外向きの面との間の間隙を閉じるように締められ得る。
ボルトに予荷重を加える1つの方法は、ボルト、またはボルト上に螺合したナットを、所定のトルクまで締めることである。このアプローチにはいくつかの問題がある。高い予荷重を達成するには、非常に大きいツールが必要である。加えられるトルクがナットまたはボルトを締める際の摩擦の影響を受けるので、正確な予荷重を達成することは困難である。複数のボルトを1つの継手上で同時に締めることは困難となり得、これによりオフセットを生じ得る。
これらの問題に対応するため、油圧式ボルトテンショナーを使用して、ボルトに張力を加えて、ナットなどのファスナをボルト上に締めるのを助ける。油圧式ボルトテンショナーは、ボルトが締められる部品からステムが延出しているボルトに作用する。ナットは、露出したボルトステムに螺合される。油圧式ボルトテンショナーは、2つの要素を有する。操作者は、第1の要素を、ナットの遠位でボルトステムに取り付ける。第2の要素は、ボルトステムが延出している構成要素の面に対して作用する。油圧がボルトテンショナーに加えられると、ボルトテンショナーに含まれる油圧式アクチュエータが、2つの要素を引き離す。これにより、張力がボルトに加えられる。いったんボルトが所望の張力まで引き伸ばされたら、ナットと構成要素の面との間の任意のエアギャップが、ナットを回すことにより閉じられる。これにより、予荷重をボルトに閉じ込める。油圧式ボルトテンショナーの例は、以下に開示されている:https://www.youtube.com/watch?v=BGdcHPf6lK4。
ボルトテンショニング動作(bolt tensioning operation)が完了した後で、次のテンショニング動作で使用され得るように、ボルトテンショナーをボルトから取り外す必要が生じる。油圧が、ボルトテンショナーのアクチュエータから解放される。ボルトテンショナーは、高レベルの力を加えているので、油圧が解放された場合でも、ボルトテンショナーが作用している構成要素の面に対してボルトテンショナーが押し付けられたままであることが起こり得る。これにより、ボルトテンショナーを取り外すのが困難になる。操作者は、プライバーなどの手動工具を手動で使用して、ボルトテンショナーの要素を共にレバーで動かし、ボルトテンショナーを構成要素から自由にしなければならなくなるかもしれない。これは、骨の折れる作業であり、反復性緊張外傷などの外傷を生じ得る。
例えば油圧式ボルトテンショニング装置を手動で後退させるのに必要な力を減少させることによって、ボルトから油圧式ボルトテンショニング装置を取り外すのを容易にすることが望ましい。
〔発明の概要〕
本発明の第1の態様によると、ボルトテンショニングのための加圧システムが提供され、これは、圧縮ガスを受容する入口と;ボルトテンショニング装置に接続される流体出口と;流体出口における圧力を上昇させるために流体を送るポンプであって、入口において受容された圧縮ガスによって駆動されるよう入口に連結されている、ポンプと;流体出口における圧力を低下させるために出口に連結された負圧発生器であって、入口において受容された圧縮ガスによって駆動されるよう入口に連結されている、負圧発生器と、を含む。
負圧発生器は、入口において受容された圧縮ガスによって駆動されるのに応じて負圧(例えば、気圧より低い圧力)に向けて流体貯蔵器の内部を促すように構成され得る。
本発明の第2の態様によると、ボルトテンショニングのための加圧システムが提供され、これは、圧縮ガスを受容する入口と;ボルトテンショニング装置に接続される流体出口と;ヘッド空間を有する流体貯蔵器と;流体出口における圧力を上昇させるよう貯蔵器から流体を送るポンプであって、入口において受容された圧縮ガスによって駆動されるよう入口に連結されている、ポンプと;貯蔵器の圧力を低下させることによって流体出口における圧力を低下させるよう貯蔵器のヘッド空間と連絡している負圧発生器と、を含む。
負圧発生器は、貯蔵器内および/または流体出口における圧力を気圧より下に低下させるように構成され得る。
加圧システムは、入口をポンプまたは負圧発生器に選択的に連結するように配列された弁を含み得る。
負圧発生器は、狭窄部を有する一次通路に沿って入口からガスの流れを受容し、それによって二次通路に負圧を発生させるように配列された、ベンチュリ管であってよく、二次通路は、流体出口に対して作用するように連結される。
加圧システムは、流体をポンプに供給するためにポンプに連結された流体貯蔵器を含み得、負圧発生器は、負圧を貯蔵器に加えるように貯蔵器と連絡する。
負圧発生器は、貯蔵器の上方領域と連絡し得る。
負圧発生器は、貯蔵器のヘッド空間と連絡し得る。
ベンチュリ管の二次通路は、貯蔵器の上方領域と連絡してよく、それによって、ベンチュリ管は、貯蔵器の通気口として機能し得る。
加圧システムはまた、貯蔵器と出口との間の第1の流体ルートであって、ポンプが第1の流体ルートに位置する、第1の流体ルートと;負圧を出口に運ぶための貯蔵器と出口との間の第2の流体ルートと、を含み得る。
加圧システムは、入口とポンプとの間で作用する、手動で調節可能な圧力調整器を含み得、それによって、ポンプへの圧縮ガスの圧力が調節され得る。
加圧システムは、入口と負圧発生器との間で作用するプリセット圧力調整器を含み得、それによって、負圧発生器への圧縮ガスの圧力を固定することができる。
ボルトテンショニングシステムはまた、ボルトに張力を加えるために流体を受容する入口を有する油圧式ボルトテンショナーと;前述したような加圧システムと、を含み得、加圧システムの流体出口は、油圧式ボルトテンショナーの入口に連結されている。
ボルトテンショニングシステムは、ボルトステムに接続されるように雌ねじ山を有するキャップと;シューと;ねじ山と係合されたボルトに張力を加えるためねじ山の軸方向にシューを動かすためにキャップとシューとの間に含められる(counted)油圧式アクチュエータと、を含み得、油圧式ボルトテンショナーの入口は、アクチュエータがボルトに張力を加えるように油圧式アクチュエータに連結されている。
本発明の第3の態様によると、ボルトテンショニングのための方法が提供され、この方法は、入口を通じて圧縮ガスを受容するステップと;圧力発生器の流体出口にボルトテンショニング装置を接続するステップと;流体出口における圧力を上昇させるためにポンプを用いて流体を送るステップであって、ポンプは、入口で受容される圧縮ガスによって駆動されるように入口に連結されている、ステップと;流体出口における圧力を低下させるために負圧発生器を出口に連結するステップであって、負圧発生器は、入口において受容される圧縮ガスによって駆動されるように入口に連結されている、ステップと、を含む。
入口は管継手であってよい。出口は管継手であってよい。
本発明の第4の態様によると、ボルトに張力を加える方法が提供され、この方法は、油圧を油圧式ボルトテンショナーに加えるステップであって、油圧は、流体貯蔵器から油圧式ボルトテンショナーへ流体を運ぶことによって加えられる、ステップと;油圧を低下させることによって油圧式ボルトテンショナーの作用を軽減するステップと、を含み、油圧式ボルトテンショナーの作用を軽減するステップは、負のガス圧力を流体貯蔵器のヘッド空間に加えるステップを含む。
この方法は、ナットをボルトのステムに付けるステップをオプションとして含み得る。
ボルトは、面を通って延びていてよい。
流体出口における圧力を上昇させるか、または、油圧式ボルトテンショナーに圧力を加えるステップにより、例えば、ボルトが通って延びる面に対して作用する油圧式ボルトテンショナーによって、ボルトは張力を受けることができる。
この方法は、油圧式ボルトテンショナーをボルトに取り付けるステップをオプションとして含み得る。
この方法は、圧力発生器の入口を通じて圧縮ガスを受容するステップをオプションとして含み得る。
この方法は、ボルトテンショニング装置を圧力発生器の流体出口に接続するステップをオプションとして含み得る。
この方法は、流体出口における圧力を上昇させるためにポンプを用いて流体を送るステップをオプションとして含み得、ポンプは、入口において受容された圧縮ガスによって駆動されるよう入口に連結され、それによって、油圧を油圧式ボルトテンショナーに加えることによりボルトに張力を加えて、油圧式ボルトテンショナーを面に対して作用させ、油圧は、流体貯蔵器から油圧式ボルトテンショナーに流体を運ぶことによって加えられる。
この方法は、ボルトのステムに沿ってナットを前進させるステップをオプションとして含み得る。
この方法は、油圧を低下させることによって面に対する油圧式ボルトテンショナーの作用を軽減するステップをオプションとして含み得る。
この方法は、油圧式ボルトテンショナーをボルトから取り外すステップをオプションとして含み得る。
油圧式ボルトテンショナーの作用を軽減するステップは、流体出口における圧力を低下させるために負圧発生器を出口に連結するステップをオプションとして含み得、負圧発生器は、入口において受容される圧縮ガスによって駆動されるよう入口に連結される。
本発明は、添付図面を参照して例として説明される。
〔詳細な説明〕
以下の説明は、ボルトテンショニングのための加圧システムに関する。システムは、油圧流体を流体貯蔵器から送ることによって油圧をボルトテンショニング装置に供給する。テンショニング動作が完了した後、油圧流体は、負圧を流体貯蔵器に加えることによって装置から出る。よって、ボルトテンショニング装置に加えられる静油圧は低下し、操作者が装置をより容易に取り外すことができる。
以下に記載するシステムは、面を通って延びるボルトに張力を加えるために使用され得る。張力が加えられた後、ボルトのステムとねじ係合されたナットは、ボルト上に前進させられてボルトを所定の場所で締めることができる。
図1は、油圧式ボルトテンショニング装置を加圧するためのシステムを示す。
図1の加圧システムは、流体出口17を介して油圧式ボルトテンショニング装置に連結され得る。油圧式ボルトテンショニング装置は、任意の適切な市販のタイプのものであってよい。典型的には、ボルトテンショナーは、第1の要素と、第2の要素と、油圧式アクチュエータと、を含む。第1の要素は、ボルトのステムに接続されるように構成される。第1の要素は、ボルトステムに嵌められる雌ねじ山を有し得る。油圧式アクチュエータは、これに油圧が加えられると第1および第2の要素を引き離すように第1の要素と第2の要素との間で作用する。第2の要素は、ボルトステムが通って延びる面を押し、油圧式アクチュエータの作用を受けて、ボルトステムに対して軸方向である方向において、その面に力を加え、それによって、ボルトに張力を加えるように構成されている。
圧縮ガス供給部(例えば、圧縮機、ポンプ、またはアキュムレーター)が、入口1を介して図1のシステムに取り付けられる。入口は、標準的なホース接続器によって終端し得る。この供給部は、パイプ2を通じてフィルタ3にガスを供給する。フィルタの出力は、手動で調節可能な圧力調整器4へと送られる。6で、圧力逃がし弁が、過度の圧力を大気へと通気し得る。吹き飛ばし圧が、約480kPa(約4.8バール)に設定され得る。
弁8により、入口からのガスが、(ライン9を介する)ポンプ10および(ライン19を介する)負圧発生器22のうちの選択された一方に向けられる。弁8は三方弁であってよい。弁8はボール弁であってよい。弁8は、圧縮ガス入口をポンプ10または負圧発生器22に選択的に連結するように配列される。
ポンプ10は、ガス駆動油圧式ポンプである。ポンプは、出口17に接続されたボルトテンショニング装置に加圧することができる。ポンプは、例えば50〜200MPa(500〜2000バール)の範囲の油圧を生じることができてよい。ポンプは、加えられた空気圧に比例する値の油圧を発生させる、比例式空気圧/油圧式ポンプであってよい。ポンプ10は、空気駆動ポンプであってよい。ポンプ10は、空気圧によって動作し得る。ポンプは、空気圧増圧器として知られるタイプのものであってよい。ポンプ10は、1:300の公称圧力比を有し得る。このようなポンプでは、定常状態において、チューブ14内の流体の圧力は、ポンプへの入力によって左右され:例えば、油圧の上昇は、ライン9を介してポンプに加えられる空気圧に比例し得る。ポンプの空気圧式入口は、ライン9を介して受容される。ポンプは、消費したガスを大気に通気する。ポンプは、消費したガスを、現場から離れたところに位置する通気ヘッダーへのパイプまたはチューブによって、大気に通気し得る。
ポンプ10の油圧式入口は、パイプ11を介して、流体貯蔵器12に接続される。流体貯蔵器12は、ポンプ10に供給され得る流体を収容する。流体は液体である。流体は、油圧オイルであってよい。貯蔵器は、流体の高さより上にヘッド空間13を有し、流体が占めていない貯蔵器の残部にはガス、例えば、空気が満たされる。流体貯蔵器12は、好ましくは、チューブ11、18、および23への接続部と、任意のフィラーキャップと、を除いてシールされる。このようにして、流体貯蔵器は、好ましくは、著しく変形せずに気圧より例えば50または80kPa(0.5または0.8バール)低い負圧に耐えることができる。
チューブ18は、流体貯蔵器12をマニホルド弁15に接続し、ボルトテンショニング動作が完了した後で流体を貯蔵器に戻すのを容易にする。チューブ18の、貯蔵器12への接続部は、貯蔵器の上方部分に位置する。チューブ18は、貯蔵器のヘッド空間上へと開口する。
ポンプ10の油圧出口は、チューブ14を介して、マニホルド弁15を介して、出口17まで進む。1つの構成では、マニホルド弁は、ポンプ出力ライン15を出力部17に連結し得る。第2の構成では、マニホルドはバイパスライン18を出力部17に連結する。流体出口17およびチューブ14における流体の圧力は、圧力計16によって示される。
チューブ19は、弁8の出口を負圧発生器22に連結する。チューブ19は、圧力調整器20に接続される。圧力調整器20の下流で、チューブ21は負圧発生器22に接続される。負圧発生器22は、ライン23によって流体貯蔵器13のヘッド空間に連結される。ライン23は好ましくは、貯蔵器の上で、最も好ましくはその最高地点で、流体貯蔵器に入り、そのため、このラインは、貯蔵器のヘッド空間上に確実に開口し得る。ライン23は、負圧発生器が、貯蔵器との空気圧の連絡を介して貯蔵器のヘッド空間に負圧を加えることを可能にする。これを達成するため、ラインは、(ヘッド空間上に開口することによって)直接、または(この高さより下で貯蔵器上に開口することによって)間接的に、貯蔵器のヘッド空間と連絡し得る。
負圧発生器は、弁8が適切な位置にあるときに1にある空気供給部からのガスの流れの作用を受けて、ライン23に負圧を生じるように構成される。この実施例では、負圧発生器はベンチュリ装置である。空気供給部1からのガスの流れは、ベンチュリ装置の狭窄部を通過する。ライン23は、狭窄部においてベンチュリ装置に通じる。これにより、負圧がライン23の中に生じる。
ボルトテンショニング動作を実行するため、まず、ボルトが、互いに接合された2つの部品を通過する。ボルトがヘッド付きのボルトである場合、これは、ヘッドが部品のうちの第1の部品の外面上で露出した状態で、両方の部品を完全に通過する。ボルトがスタッドボルトである場合、これは、部品のうちの第1の部品とねじ係合される。いずれの場合も、ボルトは、部品のうちの第2の部品を自由に通過し、その部品の外面から延出する。ナットが、ボルトの露出したシャフトに付けられる。ボルトテンショナーは、ナットの遠位でボルトシャフトに取り付けられる。次に、加圧システムは、張力付加が行われるように動作する。弁8は、チューブ2および7に沿って流れる入口1からの圧縮ガスがポンプ10に向けられるように構成される。圧縮ガスは、圧縮空気、窒素、または任意の他の適切なガスであってよい。ポンプの動作により、流体は、貯蔵器から、チューブ11に沿って、ポンプ10を通ってチューブ14内へと送られ、そこで、流体は次に出口17に供給され、ボルトテンショニング装置に入る。流体がボルトテンショナーに移動すると、空気が、大気からベンチュリ装置22を通り、ライン23に沿って、流体貯蔵器のヘッド空間13へと流れる。このように、ベンチュリ装置は、流体貯蔵器の通気口として作用する。通気口および負圧発生器の両方と同じ装置を使用することは特に有効である。
出口17における圧力は、流体出口17を介して所与の静油圧をボルトテンショナーに加えるように選択され得る。このように、貯蔵器からの流体は、静油圧をボルトテンショニング装置に加えるのに使用される。出口圧力は、調整器4を用いて設定され得る。
いったんボルトテンショニング動作が完了したら、テンショニング装置をボルトから取り外すことが必要となり得る。操作者によるボルトテンショニング装置の取り外しを容易にするため、以下のステップを行う。これらのステップは、いずれの順に行ってもよい。
1. マニホルド弁15が操作されて、バイパスライン18を出力部17に連結する。これにより、出力部17における圧力を、流体貯蔵器12内の圧力にする。負圧発生器22が負圧を生じるよう現在動作中でなければ、流体貯蔵器がチューブ23を通じて大気に通気されるので、流体貯蔵器内の圧力は、周囲気圧である。
2. 入口1からの圧縮ガスがチューブ9ではなくチューブ19に沿って導かれるように三方弁8が動作する。弁8が三方ボール弁である場合、これは、弁のボールを回転させることによって行うことができる。弁のボールは、90°回転し得る。ガスは次に、圧力調整器20を通過し、チューブ21に沿って負圧発生器22まで続けて進む。圧力調整器20は、負圧発生器への圧縮ガスの圧力を固定することができる。負圧発生器への圧縮ガスの圧力は、200kPa(2バール)に固定され得る。負圧発生器が動作中である場合、流体貯蔵器内の圧力を、周囲気圧より低い負圧へと低下させる。
これらのステップの両方が行われたら、出口17は、負圧発生器22の作用によって負圧に近づけられる。これは、ボルトテンショナー内部で作用する圧力を低下させ、それによって、ボルトテンショナーを後退させるか、または少なくとも緩める傾向があり、操作者がボルトテンショナーを後退させてボルトから取り外すのがさらに容易になる。
本実施例では、ステップ2の間、ベンチュリ管は、弁8が適宜調節されると、チューブ2、7、19、および21を介して入口1からガスの流れを受け取る。ベンチュリ管の内部には狭窄部があり、これにより、ベンチュリ管の直径は縮小される。装置の直径、よって断面積が縮小すると、ガスが狭窄部を通って流れるときのガスの速度が上がる。これにより負圧が作り出され、この負圧により、負圧または真空が流体貯蔵器12のヘッド空間13内に作り出される。ヘッド空間は、ライン23によってベンチュリ管の栓に連結される。負圧が加えられると、空気がヘッド空間13からチューブ23内に吸い込まれる。このシステムは、ベンチュリ管が負圧を生成するように動作中であるときに、タンクのヘッド空間内の圧力が75kPa(0.75バール)の絶対圧力となるように、構成され得る。貯蔵器がより高い負圧に耐えるように設計されている場合、より大きい負圧が生成され得る。
タンクのヘッド空間内の負圧の結果、流体は、チューブ18に沿ってボルトテンショニング装置から貯蔵器12に向けて戻され、よって、ボルトテンショニング装置によってボルトに加えられる油圧が低下する。これは、操作者がボルトテンショニング装置をボルトから取り外すのに役立つ。装置をこのように後退させることにより、装置を取り外すために操作者が必要とする力が約30%少なくなり得ることが分かっている。これは、反復性緊張外傷などの外傷を軽減するのに役立ち得る。これは、ボルトテンショニング装置の後退を加速させることもでき、その結果、動作時間を節約できる。
流体貯蔵器は、負圧下で変形に耐性がなくてはならない。そのように、発生器22により形成された負圧は、ボルトテンショナーに加えられ得る。
ポンプ10および負圧装置22は、別々のガス供給源によって駆動され得る。ポンプ10は、代わりに、別の供給源によって駆動されてもよい。例えば、それは電気ポンプであってよい。
負圧は、他の方法で出口に加えられ得る。例えば、ライン23が、ライン18内で減圧を引くことができるピストンおよびシリンダに連結され得る。逆止め弁は、減圧が貯蔵器に加えられるのを防ぐことができる。
弁8が圧縮ガスをベンチュリ管に流させない場合、ベンチュリ管は、貯蔵器の通気口として役立ち得る。ベンチュリ管は、流体がボルトテンショニング装置に供給されるときに流体レベルが枯渇するにつれてヘッド空間内の空気量を調節させることによって、貯蔵器に呼吸させることができる。
貯蔵器は、ベンチュリ管以外の装置を通じて呼吸することができる。
流体貯蔵器の真空は、ポンプ10とは別個のポンプによって、またはタンクのヘッド空間に、もしくはライン18に直接作用する空気圧アクチュエータによって、供給され得る。
出願人はここに、本明細書に記載する各個別の特徴、および2つ以上のそのような特徴の任意の組み合わせを、そのような特徴または特徴の組み合わせが本明細書に開示する任意の問題を解決するかどうかに関わらず、また、特許請求の範囲に制限せずに、当業者の共通の一般知識から見て全体として本明細書に基づいてそのような特徴または組み合わせが実行される範囲で、分離して開示する。出願人は、本発明の態様が任意のそのような個別の特徴または特徴の組み合わせからなり得ることを示す。前述の説明を鑑みると、さまざまな改変を本発明の範囲内で行い得ることが、当業者には明らかであろう。
〔実施の態様〕
(1) ボルトテンショニングのための加圧システムにおいて、
圧縮ガスを受容する入口と、
ボルトテンショニング装置に接続される流体出口と、
前記流体出口における圧力を上昇させるために流体を送るポンプであって、前記入口において受容された前記圧縮ガスによって駆動されるよう前記入口に連結されている、ポンプと、
前記流体出口における前記圧力を低下させるために前記出口に連結された負圧発生器であって、前記入口において受容された前記圧縮ガスによって駆動されるよう前記入口に連結されている、負圧発生器と、
を含む、加圧システム。
(2) 実施態様1に記載の加圧システムにおいて、
前記入口を前記ポンプまたは前記負圧発生器に選択的に連結するように配列された弁を含む、加圧システム。
(3) 実施態様1に記載の加圧システムにおいて、
前記負圧発生器は、狭窄部を有する一次通路に沿って前記入口からガスの流れを受容し、それによって二次通路に負圧を発生させるように配列された、ベンチュリ管であり、前記二次通路は、前記流体出口に対して作用するように連結されている、加圧システム。
(4) 実施態様1〜3のいずれかに記載の加圧システムにおいて、
前記流体を前記ポンプに供給するために前記ポンプに連結された流体貯蔵器を含み、
前記負圧発生器は、負圧を前記貯蔵器に加えるように前記貯蔵器と連絡する、加圧システム。
(5) 実施態様4に記載の加圧システムにおいて、
前記負圧発生器は、前記貯蔵器の上方領域と連絡する、加圧システム。
(6) 実施態様4に記載の加圧システムにおいて、
前記負圧発生器は、前記貯蔵器のヘッド空間と連絡する、加圧システム。
(7) 実施態様3に従属する実施態様4〜6のいずれかに記載の加圧システムにおいて、
前記ベンチュリ管の前記二次通路は、前記貯蔵器の前記上方領域と連絡し、それによって、前記ベンチュリ管は、前記貯蔵器の通気口として機能し得る、加圧システム。
(8) 実施態様4〜7のいずれかに記載の加圧システムにおいて、
前記貯蔵器と前記出口との間の第1の流体ルートであって、前記ポンプが前記第1の流体ルートに位置する、第1の流体ルートと、
負圧を前記出口に運ぶための前記貯蔵器と前記出口との間の第2の流体ルートと、
を含む、加圧システム。
(9) 実施態様1〜8のいずれかに記載の加圧システムにおいて、
前記入口と前記ポンプとの間で作用する、手動で調節可能な圧力調整器を含み、それによって、前記ポンプへの前記圧縮ガスの前記圧力が調節され得る、加圧システム。
(10) 実施態様1〜9のいずれかに記載の加圧システムにおいて、
前記入口と前記負圧発生器との間で作用するプリセット圧力調整器を含み、それによって、前記負圧発生器への前記圧縮ガスの前記圧力が固定され得る、加圧システム。
(11) ボルトテンショニングのための加圧システムにおいて、
圧縮ガスを受容する入口と、
ボルトテンショニング装置に接続される流体出口と、
ヘッド空間を有する流体貯蔵器と、
前記流体出口における圧力を上昇させるよう前記貯蔵器から流体を送るポンプであって、前記入口において受容された前記圧縮ガスによって駆動されるよう前記入口に連結されている、ポンプと、
前記貯蔵器の前記圧力を低下させることによって前記流体出口における前記圧力を低下させるよう前記貯蔵器の前記ヘッド空間と連絡している負圧発生器と、
を含む、加圧システム。
(12) 実施態様11に記載の加圧システムにおいて、
前記入口を前記ポンプまたは前記負圧発生器に選択的に連結するように配列された弁を含む、加圧システム。
(13) 実施態様11に記載の加圧システムにおいて、
前記負圧発生器は、狭窄部を有する一次通路に沿って前記入口からガスの流れを受容し、それによって二次通路に負圧を発生させるように配列された、ベンチュリ管であり、前記二次通路は、前記流体出口に対して作用するように連結されている、加圧システム。
(14) 実施態様11〜13のいずれかに記載の加圧システムにおいて、
前記流体貯蔵器は、前記流体を前記ポンプに供給するために前記ポンプに連結され、
前記負圧発生器は、負圧を前記貯蔵器に加えるように前記貯蔵器と連絡する、加圧システム。
(15) 実施態様14に記載の加圧システムにおいて、
前記負圧発生器は、前記貯蔵器の上方領域と連絡する、加圧システム。
(16) 実施態様13に従属する実施態様14または15に記載の加圧システムにおいて、
前記ベンチュリ管の前記二次通路は、前記貯蔵器の前記上方領域と連絡し、それによって、前記ベンチュリ管は、前記貯蔵器の通気口として機能し得る、加圧システム。
(17) 実施態様14〜16のいずれかに記載の加圧システムにおいて、
前記貯蔵器と前記出口との間の第1の流体ルートであって、前記ポンプが前記第1の流体ルートに位置する、第1の流体ルートと、
負圧を前記出口に運ぶための前記貯蔵器と前記出口との間の第2の流体ルートと、
を含む、加圧システム。
(18) 実施態様11〜17のいずれかに記載の加圧システムにおいて、
前記入口と前記ポンプとの間で作用する、手動で調節可能な圧力調整器を含み、それによって、前記ポンプへの前記圧縮ガスの前記圧力が調節され得る、加圧システム。
(19) 実施態様11〜18のいずれかに記載の加圧システムにおいて、
前記入口と前記負圧発生器との間で作用するプリセット圧力調整器を含み、それによって、前記負圧発生器への前記圧縮ガスの前記圧力が固定され得る、加圧システム。
(20) ボルトテンショニングシステムにおいて、
ボルトに張力を加えるために流体を受容する入口を有する油圧式ボルトテンショナーと、
実施態様1〜19のいずれかに記載の加圧システムと、
を含み、
前記加圧システムの前記流体出口は、前記油圧式ボルトテンショナーの前記入口に連結されている、ボルトテンショニングシステム。
(21) 実施態様20に記載のボルトテンショニングシステムにおいて、
前記油圧式ボルトテンショナーは、
ボルトステムに接続されるように雌ねじ山を有するキャップと、
シューと、
前記ねじ山と係合されたボルトに張力を加えるため前記ねじ山の軸方向に前記シューを動かすために前記キャップと前記シューとの間に含められる油圧式アクチュエータと、
を含み、
前記油圧式ボルトテンショナーの前記入口は、前記アクチュエータが前記ボルトに張力を加えるように前記油圧式アクチュエータに連結されている、ボルトテンショニングシステム。
(22) ボルトテンショニングのための方法において、
ボルトのステムにナットを付けるステップと、
油圧式ボルトテンショナーを前記ボルトに取り付けるステップと、
圧力発生器の入口を通じて圧縮ガスを受容するステップと、
ボルトテンショニング装置を前記圧力発生器の流体出口に接続するステップと、
前記流体出口における圧力を上昇させるためにポンプを用いて流体を送るステップであって、前記ポンプは、前記入口において受容された前記圧縮ガスによって駆動されるように前記入口に連結され、それによって、油圧を前記油圧式ボルトテンショナーに加えることにより前記ボルトに張力を加えて、前記油圧式ボルトテンショナーを面に対して作用させ、前記油圧は、流体貯蔵器から前記油圧式ボルトテンショナーに流体を運ぶことによって加えられる、ステップと、
前記ボルトの前記ステムに沿って前記ナットを前進させるステップと、
前記油圧を低下させることによって前記面に対する前記油圧式ボルトテンショナーの作用を軽減するステップと、
前記油圧式ボルトテンショナーを前記ボルトから取り外すステップと、
を含み、
前記油圧式ボルトテンショナーの作用を軽減するステップは、前記流体出口における前記圧力を低下させるために負圧発生器を前記出口に連結するステップを含み、前記負圧発生器は、前記入口において受容される前記圧縮ガスによって駆動されるよう前記入口に連結される、方法。
(23) 面を通って延びるボルトに張力を加える方法において、
前記ボルトのステムにナットを付けるステップと、
油圧式ボルトテンショナーを前記ボルトに取り付けるステップと、
油圧を前記油圧式ボルトテンショナーに加えることにより前記ボルトに張力を加えて、前記油圧式ボルトテンショナーを前記面に対して作用させるステップであって、前記油圧は、流体貯蔵器から前記油圧式ボルトテンショナーに流体を運ぶことによって加えられる、ステップと、
前記ボルトの前記ステムに沿って前記ナットを前進させるステップと、
前記油圧を低下させることによって前記面に対する前記油圧式ボルトテンショナーの作用を軽減するステップと、
前記油圧式ボルトテンショナーを前記ボルトから取り外すステップと、
を含み、
前記面に対する前記油圧式ボルトテンショナーの作用を軽減するステップは、負のガス圧力を前記流体貯蔵器のヘッド空間に加えるステップを含む、方法。
ボルトテンショニングのための加圧システムの図を示す。

Claims (23)

  1. ボルトテンショニングのための加圧システムにおいて、
    圧縮ガスを受容する入口と、
    ボルトテンショニング装置に接続される流体出口と、
    前記流体出口における圧力を上昇させるために流体を送るポンプであって、前記入口において受容された前記圧縮ガスによって駆動されるよう前記入口に連結されている、ポンプと、
    前記流体出口における前記圧力を低下させるために前記出口に連結された負圧発生器であって、前記入口において受容された前記圧縮ガスによって駆動されるよう前記入口に連結されている、負圧発生器と、
    を含む、加圧システム。
  2. 請求項1に記載の加圧システムにおいて、
    前記入口を前記ポンプまたは前記負圧発生器に選択的に連結するように配列された弁を含む、加圧システム。
  3. 請求項1に記載の加圧システムにおいて、
    前記負圧発生器は、狭窄部を有する一次通路に沿って前記入口からガスの流れを受容し、それによって二次通路に負圧を発生させるように配列された、ベンチュリ管であり、前記二次通路は、前記流体出口に対して作用するように連結されている、加圧システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の加圧システムにおいて、
    前記流体を前記ポンプに供給するために前記ポンプに連結された流体貯蔵器を含み、
    前記負圧発生器は、負圧を前記貯蔵器に加えるように前記貯蔵器と連絡する、加圧システム。
  5. 請求項4に記載の加圧システムにおいて、
    前記負圧発生器は、前記貯蔵器の上方領域と連絡する、加圧システム。
  6. 請求項4に記載の加圧システムにおいて、
    前記負圧発生器は、前記貯蔵器のヘッド空間と連絡する、加圧システム。
  7. 請求項3に従属する請求項4〜6のいずれか一項に記載の加圧システムにおいて、
    前記ベンチュリ管の前記二次通路は、前記貯蔵器の前記上方領域と連絡し、それによって、前記ベンチュリ管は、前記貯蔵器の通気口として機能し得る、加圧システム。
  8. 請求項4〜7のいずれか一項に記載の加圧システムにおいて、
    前記貯蔵器と前記出口との間の第1の流体ルートであって、前記ポンプが前記第1の流体ルートに位置する、第1の流体ルートと、
    負圧を前記出口に運ぶための前記貯蔵器と前記出口との間の第2の流体ルートと、
    を含む、加圧システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の加圧システムにおいて、
    前記入口と前記ポンプとの間で作用する、手動で調節可能な圧力調整器を含み、それによって、前記ポンプへの前記圧縮ガスの前記圧力が調節され得る、加圧システム。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の加圧システムにおいて、
    前記入口と前記負圧発生器との間で作用するプリセット圧力調整器を含み、それによって、前記負圧発生器への前記圧縮ガスの前記圧力が固定され得る、加圧システム。
  11. ボルトテンショニングのための加圧システムにおいて、
    圧縮ガスを受容する入口と、
    ボルトテンショニング装置に接続される流体出口と、
    ヘッド空間を有する流体貯蔵器と、
    前記流体出口における圧力を上昇させるよう前記貯蔵器から流体を送るポンプであって、前記入口において受容された前記圧縮ガスによって駆動されるよう前記入口に連結されている、ポンプと、
    前記貯蔵器の前記圧力を低下させることによって前記流体出口における前記圧力を低下させるよう前記貯蔵器の前記ヘッド空間と連絡している負圧発生器と、
    を含む、加圧システム。
  12. 請求項11に記載の加圧システムにおいて、
    前記入口を前記ポンプまたは前記負圧発生器に選択的に連結するように配列された弁を含む、加圧システム。
  13. 請求項11に記載の加圧システムにおいて、
    前記負圧発生器は、狭窄部を有する一次通路に沿って前記入口からガスの流れを受容し、それによって二次通路に負圧を発生させるように配列された、ベンチュリ管であり、前記二次通路は、前記流体出口に対して作用するように連結されている、加圧システム。
  14. 請求項11〜13のいずれか一項に記載の加圧システムにおいて、
    前記流体貯蔵器は、前記流体を前記ポンプに供給するために前記ポンプに連結され、
    前記負圧発生器は、負圧を前記貯蔵器に加えるように前記貯蔵器と連絡する、加圧システム。
  15. 請求項14に記載の加圧システムにおいて、
    前記負圧発生器は、前記貯蔵器の上方領域と連絡する、加圧システム。
  16. 請求項13に従属する請求項14または15に記載の加圧システムにおいて、
    前記ベンチュリ管の前記二次通路は、前記貯蔵器の前記上方領域と連絡し、それによって、前記ベンチュリ管は、前記貯蔵器の通気口として機能し得る、加圧システム。
  17. 請求項14〜16のいずれか一項に記載の加圧システムにおいて、
    前記貯蔵器と前記出口との間の第1の流体ルートであって、前記ポンプが前記第1の流体ルートに位置する、第1の流体ルートと、
    負圧を前記出口に運ぶための前記貯蔵器と前記出口との間の第2の流体ルートと、
    を含む、加圧システム。
  18. 請求項11〜17のいずれか一項に記載の加圧システムにおいて、
    前記入口と前記ポンプとの間で作用する、手動で調節可能な圧力調整器を含み、それによって、前記ポンプへの前記圧縮ガスの前記圧力が調節され得る、加圧システム。
  19. 請求項11〜18のいずれか一項に記載の加圧システムにおいて、
    前記入口と前記負圧発生器との間で作用するプリセット圧力調整器を含み、それによって、前記負圧発生器への前記圧縮ガスの前記圧力が固定され得る、加圧システム。
  20. ボルトテンショニングシステムにおいて、
    ボルトに張力を加えるために流体を受容する入口を有する油圧式ボルトテンショナーと、
    請求項1〜19のいずれか一項に記載の加圧システムと、
    を含み、
    前記加圧システムの前記流体出口は、前記油圧式ボルトテンショナーの前記入口に連結されている、ボルトテンショニングシステム。
  21. 請求項20に記載のボルトテンショニングシステムにおいて、
    前記油圧式ボルトテンショナーは、
    ボルトステムに接続されるように雌ねじ山を有するキャップと、
    シューと、
    前記ねじ山と係合されたボルトに張力を加えるため前記ねじ山の軸方向に前記シューを動かすために前記キャップと前記シューとの間に含められる油圧式アクチュエータと、
    を含み、
    前記油圧式ボルトテンショナーの前記入口は、前記アクチュエータが前記ボルトに張力を加えるように前記油圧式アクチュエータに連結されている、ボルトテンショニングシステム。
  22. ボルトテンショニングのための方法において、
    ボルトのステムにナットを付けるステップと、
    油圧式ボルトテンショナーを前記ボルトに取り付けるステップと、
    圧力発生器の入口を通じて圧縮ガスを受容するステップと、
    ボルトテンショニング装置を前記圧力発生器の流体出口に接続するステップと、
    前記流体出口における圧力を上昇させるためにポンプを用いて流体を送るステップであって、前記ポンプは、前記入口において受容された前記圧縮ガスによって駆動されるように前記入口に連結され、それによって、油圧を前記油圧式ボルトテンショナーに加えることにより前記ボルトに張力を加えて、前記油圧式ボルトテンショナーを面に対して作用させ、前記油圧は、流体貯蔵器から前記油圧式ボルトテンショナーに流体を運ぶことによって加えられる、ステップと、
    前記ボルトの前記ステムに沿って前記ナットを前進させるステップと、
    前記油圧を低下させることによって前記面に対する前記油圧式ボルトテンショナーの作用を軽減するステップと、
    前記油圧式ボルトテンショナーを前記ボルトから取り外すステップと、
    を含み、
    前記油圧式ボルトテンショナーの作用を軽減するステップは、前記流体出口における前記圧力を低下させるために負圧発生器を前記出口に連結するステップを含み、前記負圧発生器は、前記入口において受容される前記圧縮ガスによって駆動されるよう前記入口に連結される、方法。
  23. 面を通って延びるボルトに張力を加える方法において、
    前記ボルトのステムにナットを付けるステップと、
    油圧式ボルトテンショナーを前記ボルトに取り付けるステップと、
    油圧を前記油圧式ボルトテンショナーに加えることにより前記ボルトに張力を加えて、前記油圧式ボルトテンショナーを前記面に対して作用させるステップであって、前記油圧は、流体貯蔵器から前記油圧式ボルトテンショナーに流体を運ぶことによって加えられる、ステップと、
    前記ボルトの前記ステムに沿って前記ナットを前進させるステップと、
    前記油圧を低下させることによって前記面に対する前記油圧式ボルトテンショナーの作用を軽減するステップと、
    前記油圧式ボルトテンショナーを前記ボルトから取り外すステップと、
    を含み、
    前記面に対する前記油圧式ボルトテンショナーの作用を軽減するステップは、負のガス圧力を前記流体貯蔵器のヘッド空間に加えるステップを含む、方法。
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