JP2019536231A - フィルムヒータ及びそれを作成する方法 - Google Patents

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Abstract

ヒータは、(a)フィルムと、(b)フィルムの1つ以上の側面に沿って延在する1つ以上の被膜と、(c)フィルムが熱くなるようにフィルムに電力を印加する1つ以上の電力印加部と、を含み、フィルムは、黒鉛フィルムである。【選択図】図2A

Description

本教示は一般に、フィルムヒータに関し、好ましくは、合成黒鉛フィルムヒータ及びそれを作成する方法に関する。
本教示は、改善されたヒータ、より好ましくは、車両における使用のための改善されたヒータを提供することに基礎が置かれる。概して、ヒータは、パターンで形成されたワイヤを含む。ワイヤは、電気がワイヤに印加されるときに熱を生じさせる。また、ワイヤが熱くなるにつれて熱がより大きな領域を加熱する炭素質材料に拡散されるように、ワイヤが炭素質材料に配置されることがある。しかしながら、それらの装置における均一な加熱を達成することは常には達成することができず、加熱ワイヤの周りでホットスポットが発生することがある。更に、加熱ワイヤが壊れた場合、ヒータは、加熱を停止することがある。また、電気が正特性材料を通じて1つの電極から他の電極に伝わり、熱が生じるように、ヒータは、正温度特性材料によって接続された電極を含むことがある。他のヒータは、複数の長形材料がヒータを形成するように共に織り込まれた織物構成を有する。それらのヒータは、それらの材料が1つのワイヤに沿って電流のドリフトを可能にできるように、長形材料のうちの1つ以上に沿ってホットスポットをもたらすことがある。加熱されることになる剛体面がフィルムヒータを支持するように、加熱されることになる剛体面にフィルムを直接接続することによって、フィルムヒータを生成する試みが行われてきた。ヒータの例は、米国特許第5,824,996号、第6,057,530号、第6,150,642号、第6,172,344号、第7,053,344号、及び第7,838,804号、米国特許出願第2003/155347号、第2004/0211772号、第2007/0278210号、第2010/0200558号、及び第2010/0282458号、欧州特許第2400814号、独国特許第10 2004 025 033号、ならびに日本国特許第2002−120039号において見出すことができ、それらの全てがあらゆる目的のために参照によって本明細書に組み込まれる。
乗員に適合し、乗員の動きに応じて皺のノイズなどを回避するために、高度の柔軟性を有するヒータを有することが魅力的である。組立における部品の個数を最小化し、それに対応して、組立工程を削減することが魅力的である。現在何が存在するかに関わらず、自動車製造者及びその他は、加熱表面を提供するのに低コスト、軽量、且つ簡易な製造方式を模索し続けている。この点について、1つの魅力的な特徴は、金、銀、または銅などの高需要の金属に対する価格変動に依存しないことである。表面への導電金属の接着結合の依存を回避することが魅力的である。
必要とされているものは、金、銀、及び銅を含まない、ならびに/または実質的に含まない柔軟性のあるシートヒータである。ヒータの全ての部分的な故障もしくは完全な故障、またはヒータの一部の部分的な故障もしくは完全な故障がなく、屈曲動作に従うことができるヒータを有することが魅力的である。液体、酸、及び塩基への高い耐性を有するヒータを有することが魅力的である。湿気に影響されないヒータを有することが魅力的である。更に必要とされているものは、いずれの加熱機能を失うことなく、切断することができ、湾曲することができ、成型することができ、形成することができ、またはそれらの組み合わせをすることができる柔軟性のあるシートヒータである。必要とされているものは、乗員の接触帯においてリードスルーが最小化されるような非常に薄型のヒータである。
本教示は、(a)フィルムと、(b)フィルムの1つ以上の側面に沿って延在する1つ以上の被膜と、(c)フィルムが熱くなるようにフィルムに電力を印加する1つ以上の電力印加部と、を含み、フィルムは、黒鉛フィルムである、ヒータを提供することによって、現在の必要性のうちの1つ以上(全てではない場合)を満たす。
本教示は、フィルムの第1の側面に被膜を接続することと、(a)フィルムに1つ以上の電力印加部を取り付けることと、(b)ヒータが形成されるように、フィルムの第1の側面からフィルムの第2の側面に1つ以上の電力印加部のタブを折り畳むことと、(c)フィルム、被膜、またはその両方を切断することと、を含み、フィルムは、電力が供給されるときに熱くなる黒鉛フィルムである、方法を提供する。
本明細書における教示は驚くほどに、金、銀、及び銅を含まない、ならびに/または実質的に含まない柔軟性のあるシートヒータを提供することによって、それらの問題のうちの1つ以上を解決する。本教示は、ヒータの全ての部分的な故障もしくは完全な故障、またはヒータの一部の部分的な故障もしくは完全な故障がなく、屈曲動作に従うことができるヒータを提供する。本教示は、液体、酸、及び塩基への高い耐性を有するヒータを提供する。本教示は、湿気に影響されないヒータを提供する。本教示は、いずれの加熱機能も失うことなく、切断することができ、湾曲することができ、成型することができ、形成することができ、またはそれらの組み合わせをすることができる柔軟性のあるシートヒータを提供する。本教示は、乗員の接触帯においてリードスルーが最小化されるような非常に薄型のヒータを提供する。
ホイルヒータのフィルムを例示する。 図1Aのフィルムを切断するためのステンシルである。 図1Aのフィルムを上張りする図1Bのステンシルである。 ラミネータ内の切断フィルムである。 フィルムに印加されている電極を例示する。 図1Eのホイルヒータの柔軟性を例示する。 図1Eのホイルヒータの熱画像である。 本明細書における教示のホイルヒータを組み立てている組立装置の正面図である。 図2Aの組立装置の背面図である。 ダイについてのパターンである。 ダイに切断された図3Aのパターンである。 切断機を形成する図3Bのダイに設置された刃を例示する。 ヒータの断面図である。 スリットを含むヒータを例示する。 スリットを含むヒータを例示する。 スリットを含むヒータを例示する。 スリットを含むヒータを例示する。 スリットを含むヒータを例示する。 スリットを含むヒータを例示する。 スリットを含むヒータを例示する。 スリットを含むヒータを例示する。 スリットを含むヒータを例示する。 スリットを含むヒータを例示する。 リベットの断面を例示する。 上部端子板を例示する。 下部端子板を例示する。 ワイヤを含む接続装置を例示する。 ヒータに接続されている電力印加部の分解図を例示する。 ヒータに接続された図6Eの電力印加部を例示する。 フィルムの原子構造である。 ヒータの上面図を例示する。 ヒータの上面図を例示する。 電力印加部の上面図である。 電力印加部の上面図である。
本明細書で提示される説明及び例示は、他の当業者に、本発明、その原理、及びその実用的な応用を知らせることを意図している。当業者は、特定の使用の要件に最良に適合されることができるように、その多くの形式においてその教示に順応及び適用することができる。したがって、示されるような本教示の特定の実施形態は、包括的であり、または教示を限定することを意図していない。したがって、教示の範囲は、上記説明を参照して判断されるべきではなく、代わりに、添付の特許請求の範囲が求めるのと同等物の完全な範囲に沿って、そのような特許請求の範囲を参照して判断されるべきである。特許出願及び特許出願公開を含む、全ての論文及び参考文献の開示は、あらゆる目的のために参照によって組み込まれる。以下で参照によって本明細書にも組み込まれる、以下の特許請求の範囲から探り出されるように、他の組み合わせも可能である。
本明細書で教示されるような装置は、ヒータとして有効であることができ、及び/または他の装置がヒータとして使用されることができるように別の装置に組み込まれてもよい。本明細書で教示されるような装置は、いずれかの既知の加熱の応用のために使用されてもよい。例えば、ヒータは、ベッド、プラントを加熱するために使用されてもよく、治療用ヒータ、車両シート、自動車のハンドル、ミラー、眼鏡、床、ボルスタ、アームレスト、ヘッドレスト、シフトノブ、ダッシュボード、ドア、天井、またはそれらの組み合わせであってもよい。好ましくは、車両シートが加熱されることができるように、本明細書で教示されるような装置は、車両シートに接続されてもよく、車両シートに組み込まれてもよく、もしくはその両方であってもよく、ならびに/または車両シートは、本明細書で教示される組成物を含んでもよい。本明細書で議論されるようなヒータは、車両シートのクッション(すなわち、バンまたは後部)にわたって置かれた別個の部品であってもよく、次いで、トリムカバーがヒータにわたって配置される。ヒータは、ヒータが実質的に車両シートの溝領域を加熱することを防止されることができるように、成型可能であってもよく、形成可能であってもよく、切断可能であってもよく、切り込みを入れることが可能であってもよく、またはそれらの組み合わせであってもよい。トリムカバーは、ヒータを通じて延在する取付機構を有してもよく、その結果、ヒータがトリムカバーに接続され、溝にわたって実質的に延在すると共に、取付機構がシートにトリムカバー及びヒータの両方を固定する役割を果たす。
ヒータは、機械的ファスナ、接着剤、1つ以上の隣接層からの圧力、またはそれらの組み合わせによって車両シート内で固定されてもよい。ヒータは、トリム層、シートのクッション(すなわち、バン、後部、もしくはその両方)、または両方の組み合わせに直接固定されてもよい。ヒータは、快適層に固定されてもよい。例えば、乗客センサ、ヒータ、挿入部(例えば、冷却するための)、またはそれらの組み合わせが乗員によって感じられることができるように、快適層は、トリム層とクッションとの間に追加されてもよい。乗員層は、乗員がトリム層とクッションとの間の層を感じることを防止する、発泡体、フリース、またはその両方であってもよい。ヒータがシート内で固着されることができるように、機械的ファスナは、ヒータを通じて延在してもよく、ヒータに接続されてもよく、ヒータ上に取り付けられてもよく、またはそれらの組み合わせであってもよい。固定接続が形成されるように、機械的ファスナは、ヒータ及びシートの一部、ならびに/またはトリム層を通じて孔が開けられたプラスチックタグであってもよい。機械的ファスナは、ホッグリング、ヒータの一部にわたって延在し、ヒータを引き付ける金属バー、クッションに近接近したトリム層、またはその両方であってもよい。本明細書における教示のヒータは、他の装置と併せて使用されてもよい。
ヒータは、乗客センサと共に使用されてもよい。ヒータは、乗客センサの上及び/または下に配置されてもよい。ヒータは、熱を提供し、及びセンサとして使用されることの両方であってもよい。乗客センサは、乗客の存在を検知するいずれかのタイプの乗客センサであってもよい。乗客センサは、容量センサ、圧力センサ、膜センサ、赤外線、受動、及び/もしくは能動超音波センサ、質量センサ、またはそれらの組み合わせであってもよい。ヒータ及び乗客センサは、能動冷却システム、能動加熱システム、換気システム、またはそれらの組み合わせと共に使用されてもよい。
ヒータは、能動加熱システム、能動冷却システム、換気システム、またはそれらの組み合わせと共に使用されてもよい。空気がヒータ及びヒータを覆う1つ以上の層(例えば、フリース層、接着剤、保護被膜層、またはそれらの組み合わせ)を直接通過するように、ヒータは、ヒータを覆う1つ以上の多孔質層、スリット、孔、またはそれらの組み合わせを含んでもよい。ヒータ、フィルム、またはその両方は、孔がなくてもよい。ヒータ、フィルム、またはその両方は、孔を含んでもよい。孔は、熱が生じ、隣接面、人間、アイテム、装置、またはそれらの組み合わせが加熱されるようないずれかの形状であってもよい。孔は、円形、卵形、正方形、十字状、長形且つ薄型、対称、非対称、幾何学形状、非幾何学形状、またはそれらの組み合わせであってもよい。ヒータ、フィルム、またはその両方は、側面の切り出しを含んでもよい。好ましくは、ヒータ、フィルム、またはその両方は、側面の切り出しがなくてもよい。ヒータ、フィルム、またはその両方は、形状において蛇状であってもよい。好ましくは、ヒータは、形状において蛇状でないが、フィルムが形状において蛇状である。フィルムは、「U」の字形状部分を含む「U」の字形状であってもよく、「S」の字形状部分を含む「S」の字形状であってもよく、起伏した同心円である部分を有してもよく、実質的に正方形の形状であってもよく、相互の左右対称の像である二等分を有してもよく、環状である部分を含んでもよく、波状(例えば、正弦波)、円形、楕円形、波形、またはそれらの組み合わせである部分を含んでもよい。ヒータの区画は、孔、スリット、またはその両方によって分離されてもよい。孔、切り出し、またはその両方は、材料の除去であってもよい。スリットは、いずれの材料を除去することがない材料の切断であってもよい。スリットは、材料を除去してもよい。
スリットは、ヒータに柔軟性を導入する働きをすることができる(すなわち、フィルム、上部被膜、下部被膜、またはそれらの組み合わせ)。スリットは、事実上いずれかの方向に延在してもよい。スリットは、或る角度において縦方向、長手方向に延在してもよく、スリットは、相互に交差してもよく、スリットは、他のスリットとの接触がなくてもよく、スリットは、「+」記号を形成してもよく、「‡」を形成してもよく、スリットは、厚みにおいて変化してもよく、スリットは、いずれの材料も除去することがない材料における切断であってもよく、スリットは、相互接続されてもよく、スリットは、直線状に延在してもよく、スリットは、弓型であってもよく、スリットは、線形であってもよく、スリットは、曲線であってもよく、スリットは、湾曲してもよく、またはそれらの組み合わせであってもよい。スリットは、相互接続されてもよい。スリットは、2つの相互接続されたプラス記号であってもよい。スリットは、フィルムの形状を反映してもよい。スリットは、被膜を通じて延在してもよく、フィルムの形状を反映してもよい。スリットは、フィルムを通じて延在しなくてもよい。ヒータは、ヒータを完全及び/または部分的に覆う1つ以上のカバーを含んでもよく、その結果、カバーは、接触されることがあるヒータの領域に流量を方向付けることを支援する。1つ以上のカバーは、存在するとき、空気が特定の所望の位置に方向付けられることができるようないずれかの構成において形成されてもよい。例えば、ヒータは、ヒータの中心の「U」の字形状部分を通じて実質的に多孔質であってもよく、「U」の字形状を囲む領域は、移動した流体が接触領域に方向付けられるように流体が通ることを防止することができる、非多孔質材料またはバリア材料を含んでもよい。空気がヒータを通じて移動することができるように、ヒータは、1つ以上の貫通孔を含んでもよい。ヒータは、ファン及び/もしくは送風機を含んでもよく、ならびに/またはファン及び/もしくは送風機と流体連結してもよく、送風機及び/またはファンに隣接してもよく、その結果、送風機及び/またはファンは、ヒータを通じて及び/またはヒータの周りで流体を移動させることができる。暖気及び/または冷気(すなわち、調整空気)が乗員に向かって移動することができるように、ヒータ、ファン、送風機、またはそれらの組み合わせは、ペルティエ素子、熱電素子、またはその両方を含んでもよい。ヒータは、ペルティエ素子、熱電素子、またはその両方を含む、ファン、送風機、またはその両方に間接的に接続されてもよい。
ヒータは、乗員に調整空気を分散させることを支援する挿入部(すなわち、バッグ)に接続されてもよい。ヒータは、挿入部内で孔を反映する1つ以上の孔またはスリットを有してもよい。ヒータは、孔を有しなくてもよく、バッグからの空気は、乗員への経路においてヒータを直接通過することができる。ヒータ層は、挿入部に直接接続されてもよい。ヒータ層の全てまたは一部は、挿入部に接続されてもよい。挿入部に方向付けられた空気が予め定められた領域に方向付けられるように、挿入部は、実質的な空気不浸透性層及び/または空気不浸透性層を形成する1つ以上の重合層であってもよい。挿入部は、1つ以上のスペーサ材料を含んでもよい。本明細書で教示されるようなヒータは、挿入部内で空間を形成するスペーサ材料及び/またはスペーサ層の部分としての役割を果たしてもよい。例えば、スペーサ層は、標準的なスペーサの高さの半分であってもよく、ヒータは、スペーサ層のもう半分を構成してもよく、その結果、空気が挿入部内で形成された空間全体を通じて分散されることができる。
ヒータは、フィルムである加熱層を含んでもよい。ヒータは、1つ以上の被膜層(例えば、上部被膜、下部被膜、またはその両方)によって覆われたヒータフィルムであってもよい。ヒータのフィルムは、熱を生じさせる層であってもよい。フィルムは、シートとして形成されてもよい。好ましくは、本明細書で教示されるようなフィルムは、非織物シートである。フィルムは、電気を伝え、熱を生じさせるいずれかの非織物材料から構成されてもよい。フィルムは、切断することができ、湾曲することができ、折り畳むことができ、貫通することができ、またはそれらの組み合わせとすることができ、電力が印加されるときに熱を生じさせることができるいずれかの非織物材料から構成されてもよい。加熱層(すなわち、フィルム)の材料は、或る厚みを有する。加熱層の厚みは、電力が印加されると、加熱層が熱を生じさせるようないずれかの厚みであってもよい。加熱層は、抵抗性が約2Ω毎スクウェアから約8Ω毎スクウェア、好ましくは、約3Ω毎スクウェアから約7Ω毎スクウェアであり、本明細書で教示される加熱層よりも低い加熱層と比較したときに、加熱層の加熱性能が改善されるような十分な薄型であってもよい。加熱層の厚みは、約0.001ミリメートル以上、約0.005ミリメートル以上、または好ましくは、約0.01ミリメートル以上であってもよい。加熱層の厚みは、約3ミリメートル以下、約1ミリメートル以下、約0.5ミリメートル以下、好ましくは、約0.25ミリメートル以下、より好ましくは、約0.2ミリメートル以下、またはより好ましくは、約0.15ミリメートル以下であってもよい。加熱層の厚みは、約0.001ミリメートル〜約1ミリメートル、好ましくは、約0.005ミリメートル〜約0.8ミリメートル、より好ましくは、約0.1ミリメートル〜約0.2ミリメートルであってもよい。
ヒータ層またはフィルムは、ヒータ層またはフィルムに電力が取り込まれると、熱を生じさせる働きをすることができる。ヒータ層は、炭素を含む。ヒータ層は、自立型であってもよい。ヒータ層は、ヒータ層がその上で形成され、またはヒータが機能するためのヒータを保持する基板がなくてもよい。例えば、ヒータ層は、熱を生じさせることを支援せず、加熱層を支持するために単に存在し、またはその上で形成されることになる加熱層に対して単に存在する、追加の材料がなくてもよい。ヒータ層は、異種材料から構成されてもよい。ヒータ層は、主として炭素から成ってもよい。ヒータ層は、約70重量パーセント以上の炭素、約80重量パーセント以上の炭素、約85重量パーセント以上の炭素、約90重量パーセント以上の炭素、好ましくは、約95重量パーセント以上の炭素、より好ましくは、約99重量パーセント以上の炭素、または更に好ましくは、約100重量パーセント以上の炭素を含んでもよい。ヒータ層は、黒鉛の形態で実質的に約100重量パーセントの炭素を含んでもよい。炭素は、剥片に圧縮された粉末であってもよい。炭素は、平板または層に圧縮された剥片であってもよい。平板は、ホイルまたはフィルムにプレスされてもよい。黒鉛フィルムの原子構造は、共に積み重ねられた1つ以上の層、好ましくは、2つ以上の層、より好ましくは、3つ以上の層、または更に好ましくは、4つ以上の層であってもよい。好ましくは、フィルムの炭素は、その原子構造にあり、炭素層は、共に共有結合される。ヒータ層は、炭素原子または炭素層を共に接続するための接着剤がなくてもよい。ヒータ層は、ヒータ構造を共に結合することができ、1つ以上の層を共に結合することができ、1つ以上の層にわたって保護層を形成することができ、またはそれらの組み合わせとすることができる接着剤を含んでもよい。炭素は、剥片、ホイル、平板、フィルム、またはそれらの組み合わせにプレスされた水晶黒鉛であってもよい。黒鉛は、熱分解、自然発生、合成的に、またはそれらの組み合わせによって形成されてもよい。炭素は、プレスされている間に加熱されてもよい。炭素は、フィルムの形成の前、間、または後に酸浴槽に延在してもよい。酸性浸積炭素は、加熱されてもよく、広範囲な剥片、または平板に分解されてもよい。フィルムは、炭素板または剥片の複数の層であってもよい。炭素剥片または層は、剥片または層が共に結合するように加熱されてもよい。フィルムは、黒鉛板、剥片、またはその両方の2つ以上の層、3つ以上の層、または更には4つ以上の層であってもよい。平板、剥片、またはその両方は、機械方向、交差機械方向、またはその両方において位置合わせされてもよい。剥片、平板、またはその両方は、ランダムに方位付けられてもよい。剥片、平板、またはその両方は、フィルム内で正方形であってもよい。例えば、平板、剥片、またはその両方が延在する広がる方向がないように、平板、剥片、またはその両方は、機械方向及び交差機械方向の両方に延在してもよい。フィルムは、実質的に接着剤を使用しなくてもよい。フィルムは、フィルムを共に保持するいずれの結合剤も使用しなくてもよい。フィルムは、共有結合された炭素平板、剥片、またはその両方を含んでもよい。フィルム内の炭素、黒鉛、またはその両方は、共に共有結合されてもよい。
本明細書で議論されるような加熱層は、抵抗率及び表面電力密度を有する。加熱層は、抵抗率が十分に高く、その結果、電力が印加されるときに加熱層が熱くなるように、十分に厚く、広く、または長くてもよい。例えば、加熱層が厚くなるにつれて、抵抗率は下がり、加熱層が長くなるにつれて、抵抗率は上がる。加熱層の抵抗率は、約1Ω毎スクウェア以上、好ましくは、約2.5Ω毎スクウェア以上、より好ましくは、約4Ω毎スクウェア以上、またはより好ましくは、約5Ω毎スクウェア以上であってもよい。加熱層の抵抗率は、約20Ω毎スクウェア以下、約15Ω毎スクウェア以下、約10Ω毎スクウェア以下、または約8Ω毎スクウェア以下(すなわち、約4Ω毎スクウェアから約6Ω毎スクウェア(例えば、13.5ボルトにおける750W/mの適用では約5.2Ω毎スクウェア))であってもよい。
加熱層の表面電力密度は、約100W/m以上、約200W/m以上、約300W/m以上、または約400W/m以上であってもよい。表面電力密度は、約2000W/m以下、約1500W/m以下、約1000W/m以下、または約750W/m以下(すなわち、約600W/mから約450W/m)であってもよい。
ヒータ層は、加熱層に電気が加わるときに熱くなり、PTC(すなわち、正温度特性)特性を示し(例えば、自己規制することができる)、燃焼、炎、もしくはその両方への耐性を有し、複数回湾曲し、屈曲し、折り畳まれ、もしくはそれらの組み合わせに耐久性を有し、それらに耐えることができ、リードスルーへの耐性を有し、またはそれらの組み合わせである、合成物を包含するいずれかの炭素であってもよい。加熱層の材料は、化学薬品への耐性を有してもよい。概して、加熱層の材料は、化学薬品及び/または材料特性への耐性のうちの1つ以上を示すことがある。加熱層の材料は、強酸への良好な耐性を有してもよい。加熱層の材料は、弱酸への優れた耐性を有してもよい。加熱層の材料は、強塩基への乏しい耐性を有してもよい。加熱層の材料は、弱塩基への良好な耐性を有してもよい。加熱層の材料は、有機溶媒への優れた耐化学性を有してもよい。加熱層の材料は、低係数の弾性(すなわち、材料が伸縮しない)、非研磨性、非硬化性、自己潤滑性、またはそれらの組み合わせを示すことがある。材料への良好な耐性は、ヒータ層が薄い層に裂けず、崩壊せず、化学的に逆ボンディングされず、またはそれらの組み合わせであることを意味する。したがって、材料への良好な耐性は、加熱層が機能し続け、熱を生じさせ続け、その構造的整合性を維持することを意味する。加熱層の材料は、1つ以上の被膜層によって1つまたはその両方の側面上で覆われてもよい。
1つ以上の被膜層は、フィルムを支持する働きをすることができる。被膜は、フィルムに対する補強、保護剤、またはその両方としての働きをすることができる。1つ以上の被膜層は、フィルムが伸縮し、引き裂かれ、破壊され、折り畳まれ、皺になり、またはそれらの組み合わせから防止する働きをすることができる。1つ以上の被膜層は、基板でなくてもよく、ヒータ層が形成された後に追加されてもよい。1つ以上の被膜層は、フィルムを平面のままにする働きをすることができる。好ましくは、1つ以上の被膜層は、複数の被膜層である。1つ以上の被膜層は、フィルムに接着されてもよい。好ましくは、フィルムが環境(例えば、流体、湿気)との接触、及び物理的損傷から保護されるように、被膜のシートは、フィルムの第1の側面上(例えば、上部被膜)及び第2の側面上(例えば、下部被膜)に位置する。1つ以上の被膜層は、フィルムの縁の周りで密閉されてもよい。1つ以上の被膜層は、被膜が別の被膜とは反対にあるいずれかの位置において密閉してもよい。例えば、第1の側面上の被膜は、第2の側面上の被膜と接触するときに、密閉部または接続部を形成する。スリットは、密閉部を破壊することなく、密閉部または接続部を通じて延在してもよい。1つ以上の被膜層は、被膜層及び加熱層が実質的に同一になるように、加熱層について本明細書で議論される方法において切り込みを入れられてもよい。スリットが2つ以上の層を通じて延在するように、スリットは、被膜層が加熱層に追加された後に追加されてもよい。密閉部は、接着剤、積層(加熱もしくは冷却)、溶融、溶接、熱かしめ、超音波溶接、またはそれらの組み合わせによって形成されてもよい。1つ以上の被膜層は、流体、湿気、またはその両方がフィルムに接触し、ヒータに入り込むことを防止することができる。1つ以上の被膜層は、熱可塑性重合体フィルムであってもよい。1つ以上の被膜層は、プラスチック、ポリウレタン、Mylar(登録商標)、Tedlar(登録商標)、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、スチレン樹脂、ナイロン、ポリアミド、ビニル、アセテーセ、エラスティン、spandex(登録商標)、lycra(登録商標)、ポリエーテル−ポリ尿素共重合体、もしくはそれらの組み合わせから構成されてもよく、またはそれらを含んでもよい。1つ以上の被膜層は、フリースであってもよい。1つ以上の被膜層は、ヒータフィルムの伸縮を防止することができる。1つ以上の被膜層は、ヒータへの損傷なくヒータの伸縮を可能にすることができる。例えば、ヒータ及び被膜層がヒータフィルムへの損傷なく伸縮することができるように、ヒータは、弾性特性を有する2つの被膜層の間で積層されてもよく、被膜層は、切り込みを入れられてもよい。1つ以上の被膜層は、共に積層されてもよい。被膜層は、フィルムを挟んでもよい。単一の被膜層が使用されてもよく、単一の被膜層が折り畳まれてもよく、その結果、フィルムがそれらの間に位置する。被膜層は、フィルムの1つの側面のみに沿って延在してもよい。1つ以上の被膜層は、約1ミリメートル以上、約2ミリメートル以上、または約3ミリメートル以上の厚みを有してもよい。被膜層は、約1センチメートル以下、約7センチメートル以下、または約5センチメートル以下の厚みを有してもよい。被膜層は、ヒータに1つ以上の電力印加部を取り付けることを支援することができる。
ヒータは、電力印加部(例えば、電極)を含んでもよい。加熱層は、少なくとも2つの電力印加部に取り付けられてもよく、電気(例えば、電力)が印加されると、加熱層は熱を生じさせる。加熱層は、正電源及び負電源(すなわち、電力印加層)に接続されるときに、熱を生じさせることができる。好ましくは、加熱層は、加熱層にバス及び/または電極を接続する端子がない。例えば、加熱層は、1つ以上のタブ(例えば、端子)を介して電力印加部に直接接続される。電気が端子を通じて加熱層に入り、加熱層が熱を生じさせるように、端子は、いずれかの装置を使用して加熱層に直接及び/または間接的に取り付けてもよい。端子は、加熱層上で押し付けられてもよくまたは接着されてもよい。例えば、電力印加部は、電力印加部に電源を接続する端子またはタブを含んでもよい。端子は、裁縫、結合、粘着、接着、機械的ファスナ、1つ以上の層の間での端子のロック、リベット、またはそれらの組み合わせによって、加熱層、各々の電力印加層、またはその両方に接続されてもよい。ヒータは、ヒータに電源を取り付ける機械的ファスナがなくてもよい。例えば、加熱層は、加熱層を掴み、ヒータに1つ以上のワイヤを固定する機械的取付装置を有さなくてもよい。加熱層は、加熱層に電力を供給することを支援する2つ以上の電力印加部を含んでもよい。
2つ以上の電力印加部は、ヒータ上のいずれかの位置に位置してもよい。好ましくは、2つ以上の電力印加部は、離間している。電力が印加されるとヒータが部分的及び/または全体的に励起されるように、2つ以上の電力印加部は、十分な距離で間隔が空けられてもよい。より好ましくは、2つ以上の電力印加部は、ヒータの縁領域または終端領域に位置する。例えば、1つの電力印加部は、ヒータの1つの縁に沿って位置してもよく、または1つの終端に位置してもよく、2つ目の電力印加部は、反対の縁に沿って位置してもよく、または2つ目の終端に位置してもよく、その結果、電力が第1の縁または終端から2つ目の縁または終端に伝わるにつれて、電力がヒータを通じて伝わる。電力印加部は、ヒータ層の端または端領域に位置してもよい。電力印加部は、加熱層全体によって間隔が空けられてもよい。例えば、加熱層が形状において蛇状である場合、電力印加部は、反対端上に電気的に位置してもよいが、物理的には、電力印加部は、相互に隣接してもよい。各々の電力印加部は、電力を印加するための1つ以上の部分を含んでもよい。電力印加部は、上部端子板、下部端子板、リベット、ワイヤ、タブ、接着剤、接続部、取付装置、またはそれらの組み合わせを含んでもよい。
ヒータは、1つ以上の層を通じて延在するリベットを含んでもよい。リベットは、ヒータ層内で孔が開けられた1つ以上の孔を通じて延在してもよい。孔は、孔開けプレスにより生成されてもよいが、ヒータが形成されるのと同時に形成されてもよい。リベットは、被膜、フィルム、またはその両方を通じて延在してもよい。リベットは、1つ以上のワイヤに接続されてもよい。リベットは、1つ以上の端子板、取付装置、またはその両方に接続されてもよい。リベットは、フィルム、タブ、またはその両方と接触して、1つ以上の端子板、1つ以上の取付装置、またはその両方を適切な位置で保持してもよい。
1つ以上の端子板(例えば、上部端子板及び下部端子板)は、フィルム、ヒータ、またはその両方の第1の側面、第2の側面、またはその両方の側面上に位置してもよい。1つ以上の端子板は、リベットがヒータを通じて引き付けられることを防止することができる。1つ以上の端子は、フィルムに電力または電気的接続を提供することができる。1つ以上の端子板は、取付装置であってもよい。電力がフィルムに印加され、フィルムが熱くなるように、取付装置は、1つ以上のワイヤに接続されてもよい。取付装置は、ワイヤに接続された端子板であってもよい。取付装置及びワイヤは、半田、導電接着剤、溶接、機械的接続、押し付け、またはそれらの組み合わせを介して接続されてもよい。取付装置は、リベットがヒータに接続される前にリベット上に配置されてもよい。取付装置は、ファスナ、接着剤、またはそれらの組み合わせを介してリベットに接続されてもよい。取付装置は、電源と、ワイヤと、フィルムとの間の電気経路を提供することができる。取付装置は、取付装置、ワイヤ、またはその両方がヒータ層に接続された後、1つ以上のパッチによって覆われてもよい。1つ以上のパッチは、バリア層、フリース、上部バリア層、下部バリア層、またはそれらの組み合わせであってもよい。1つ以上のパッチは、上部バリア層または下部バリア層の上または下に追加されてもよい。1つ以上のパッチは、1つ以上の端子にわたって延在してもよい。好ましくは、取付装置は、タブと連結し、タブは、フィルムに電力を提供する。
1つ以上のタブは、ワイヤ、取付装置、またはその両方からフィルムに電力を伝達する働きをする。1つ以上のタブは、ヒータの1つ以上の層の周りで延在してもよい。1つ以上のタブは、タブがワイヤまたは取付装置と連通する層の第1の表面上で、及びタブがフィルムと連通する層の第2の表面上に延在してもよい。例えば、電力がヒータの外側からヒータの内部に向かってタブの経路を辿り、その結果、電力がフィルムに伝達されるように、タブは全体的に、「C」の字形状であってもよく、カバーの周りで折り畳まれてもよい。1つ以上のタブは、導電性材料であってもよい。1つ以上のタブは、金属であってもよい。1つ以上のタブは、銅、金、銀、鋼、タングステン、チタニウム、アルミニウム、ニッケル、もしくはそれらの組み合わせであってもよく、それらを含んでもよく、またはそれらにより被膜されてもよい。好ましくは、1つ以上のタブは、1つの層に接続される。1つ以上のタブは、複数の層に接続されてもよい。タブは、フィルム及び取付装置の両方に対向する第1の表面を有してもよい。タブは、被膜層の最上部及び底部の両方に対向する第2の表面を有してもよい。タブは、取付装置に対向する第1の表面及びフィルムに対向する第2の表面を有してもよく、その結果、電力が第1の表面を通じて入り、第2の表面を出る。1つ以上のタブは、1つ以上の取付層を介して接続されてもよい。
ヒータは、1つ以上の取付層を含んでもよい。取付層は、単一の側面の接着剤層または2つの側面の接着剤層であってもよい。取付層は、電力印加部を取り付けるための本明細書で議論される接着剤と同一の材料から構成されてもよい。取付層は、接着剤層(例えば、粘着剤、ペースト、接着剤上の噴霧、接着剤フィルム、剥離及び貼付、またはフック及びループなど)であってもよい。好ましくは、取付層は、剥離及び貼付フィルムであってもよい。接着剤は、導電性粘着剤であってもよい。接着剤は、熱硬化性樹脂粉末を含んでもよい。熱硬化性樹脂粉末は、接着剤が塗布され、乾燥し、連結接続部を形成し、またはそれらの組み合わせがされると、接着剤が再溶融し、軟化し、液化し、またはそれらの組み合わせを防止することができる。熱硬化性樹脂粉末は、ヒータが熱を生じさせている間に接着剤が軟化せず、または溶融しないような十分な量で存在してもよい。熱硬化性樹脂粉末は、接着剤の全質量の約5パーセント以上、約10パーセント以上、約15パーセント以上、または約20パーセント以上の量で存在してもよい。熱硬化性樹脂粉末は、接着剤の全質量の約60パーセント以下、約40パーセント以下、または約30パーセント以下の量で存在してもよい。熱硬化性樹脂粉末は、エポキシ、ヒドロキシルもしくはカルボキシル、アクリル、シリコン基、またはそれらの組み合わせを含んでもよい。熱硬化性樹脂粉末は、混合または混成材料を形成するように反応性酸化ポリエステルと架橋されてもよい。熱硬化性樹脂粉末は、硬化するときに架橋を形成してもよい。熱硬化性樹脂粉末は、エポキシ、ポリウレタン、フェノール、またはそれらの組み合わせであってもよい。取付層は、タブのサイズ及び形状を反映してもよい。取付層は、被膜層、フィルム、またはその両方にタブを接続してもよい。取付層は、本明細書で議論されるような保護特性を示すことがある。ヒータは、取付層がなくてもよい。
本明細書で議論されるようなヒータ(例えば、加熱層(すなわち、フィルム)、前方カバー層、後方カバー層、接着剤層、取付層、またはそれらの組み合わせ)は、高耐折性を有してもよい。ヒータは、シートに配置されるときに、ヒータが約5年以上、好ましくは、約7年以上、またはより好ましくは、約10年以上、摩耗に耐えることができるような十分な耐折性(例えば、5ミリメートルの半径の耐屈曲性)を有してもよい。ヒータは、ヒータがいずれの機能も失うことなく、ヒータが、Z方向において50000サイクル以上、好ましくは、100000サイクル以上、またはより好ましくは、約200000サイクル以上、耐えることができる十分な耐折性を有してもよい。
本明細書で議論されるようなヒータは、工程を使用して生成されてもよい。工程は、事実上いずれかの順序で生成される以下のステップのうちの1つ以上を含んでもよい。被膜にわたった1つ以上のロールが、装置に装着されてもよい。1つ以上のロールは、上部被膜及び下部被膜を含んでもよい。装置は、下部被膜、上部被膜、またはその両方を延在させてもよい。1つ以上のタブは、下部被膜、上部被膜、またはその両方に接続されてもよい。タブは、単一の位置において、下部被膜、上部被膜、またはその両方に接続されてもよい。フィルムは、下部被膜、上部被膜、またはその両方上に配置されてもよい。フィルム、及び上部被膜、下部被膜、またはその両方は、折り畳みステーションまで進んでもよい。タブの1つの表面がフィルムと連通するように、折り畳みステーションは、タブを折り畳んでもよい。1つ以上のタブは、フィルム、被膜の第1の表面(例えば、上部被膜もしくは下部被膜)、被膜の第2の表面、またはそれらの組み合わせに接着されてもよい。接着剤は、タブが塗布されるとき、タブが折り畳まれるとき、またはその両方のときに塗布されてもよい。タブ塗布器、折り畳み器、またはその両方は、接着剤を塗布してもよい。接着剤は、タブ上にあってもよい。リベットは、ヒータ、タブ、またはその両方を通じて延在してもよい。1つ以上の端子板、取付装置、またはその両方は、ワイヤに接続されてもよい。1つ以上の端子板、取付装置、またはその両方は、リベットに接続されてもよい。1つ以上の端子板、取付装置、またはその両方は、ヒータ、被膜、フィルム、またはそれらの組み合わせの第1の側面、第2の側面、またはその両方に接続されてもよい。タブが固定されるように、剥離及び貼付層は、タブから除去されてもよい。折り畳み器は、被膜層がフィルムの第1の表面及び第2の表面の両方の上で延在するようにわたって被膜層を折り畳んでもよい。フィルムは、フィルムが追加される前、フィルムが追加された後、フィルムの追加の間、タブの追加の間、タブが折り畳まれるとき、またはそれらの組み合わせのときに切断されてもよい。1つ以上の被膜、ヒータ、フィルム、またはそれらの組み合わせは、切断されてもよく、切り込みを入れられてもよく、またはその両方であってもよい。工程は、同時に切断及び切り込みを入れるステップを含んでもよい。工程は、同時に切断及び切り込みを入れる切断機を使用することを含んでもよい。切断装置は、ステンシル、刃、切断機、またはそれらの組み合わせを含んでもよい。
切断装置及び切断機は、ヒータを切断し、スリットを切断し、またはその両方のために、ヒータ上で型打ちされてもよい。切断装置は、標準的な位置において切断及び切り込みを入れる刃を有してもよい。切断装置は、ロールから個々のヒータを分離してもよく、次いで、スリットが発生してもよい。切断装置は、ギロチン型の切断機であってもよい。切断装置は、1つ以上のダイ切断機を含んでもよい。ヒータは、主要切断部及び二次的切断部を有してもよい。例えば、ヒータは、第1の切断部においてロールから切断されてもよく、第2の切断部において切り込みを入れられてもよく、または逆もまた同様である。切断装置は、加熱されない領域を生成するために、フィルムからの縁または部品を切断する剥ぎ取り刃を使用してもよい。切断装置は、フィルム、ヒータ、またはその両方を切断するレーザであってもよい。切断装置は、プラズマ切断機であってもよい。切断機は、ステンシルをトレースしてもよい。
1つ以上のステンシルは、標準的なヒータを引き受け、特定の応用のためにヒータを転換する働きをすることができる。ステンシルは、スリットに対する配置を提供することができる。ステンシルは、フィルムが切断機の型打ちに起因して損傷することを防止することができる。ステンシルは、ロボットが辿るための輪郭を提供することができる。ステンシルは、ダイの中の刃内のスリット、ヒータ内のスリット、またはその両方が存在することができる場所を表すステンシルスリットを含んでもよい。ステンシルは、ダイ、刃、切断機、またはそれらの組み合わせを生成するために使用されてもよい。
ダイは、切断機を生成する働きをすることができる。ダイは、陰極が形成されることができるように陽極であってもよく、または逆もまた同様である。ダイは、1つ以上の刃を受ける切断機内の空洞に対する突出部を含んでもよい。ダイは、ステンシルを使用して形成されてもよい。ダイは、ヒータ、被膜、またはその両方を切断し、切り込みを入れ、またはその両方を行うために、刃を保持してもよく、移動されてもよい。ダイは、1つ以上の空洞を含んでもよい。空洞は、1つ以上の刃を保持することができる。切断機は、ロールを形成するヒータを切断し、切り込みを入れ、またはその両方のための切断装置に統合されてもよい。
本明細書で議論されるように、ヒータは、構成要素の構築の間に別の構成要素に統合されてもよく、その結果、ヒータ及び構成要素が1つの単一の部品を形成する。例えば、品目が鋳造された部分である場合、最終品目が作成されるとき、ヒータ層が品目全体を通じ、電気が加えられるときに品目全体が加熱するように、加熱層を形成する熱媒体は、鋳型に追加されてもよい。熱媒体は、シートまたはフィルムであってもよい。熱媒体は、シートとして鋳型に切断及び配置されてもよく、鋳造材料及び鋳型に追加された両方の材料に共に混合されてもよく、またはそれらの組み合わせであってもよい。
本明細書で議論されるようなヒータは、本明細書で議論されるいずれかの方法を使用して制御されてもよい。好ましくは、ヒータは、ヒータの温度を測定するサーミスタまたは負特性温度センサ、及び測定された温度に基づいて、ヒータの温度を制御するコントローラ、換気システム、空調システム、またはその両方を含む。ヒータ、空調システム、換気システム、またはその両方は、パルス幅変調を使用して制御されてもよい。
図1Aは、本明細書における教示のフィルム4を例示する。フィルム4は、電力が印加されると、熱を生じさせる。
図1Bは、ステンシルスリット42を含むステンシル40を例示する。
図1Cは、スリット(図示せず)がフィルム4内で切断されることができるようにフィルム4を上張りするステンシル40を例示する。
図1Dは、ラミネータ100によってフィルム4にわたって塗布された被膜60を例示する。ヒータは、図1Cのステンシルを使用してヒータに施されたスリット6を含む。
図1Eは、フィルム4に塗布された電力印加部80を含む複数のヒータ2を例示する。フィルムはまた、スリット6を含む。
図1Fは、フィルム4、被膜60、及び電力印加部80を含むヒータ2、ならびにスリット6を含むことに起因したヒータ2の柔軟性を例示する。
図1Gは、ヒータ2の熱画像である。フィルム4内のスリット6は、熱の低スポットであり、電力印加部80がフィルム4上で視認可能である。
図2Aは、本明細書で教示されるヒータを生成する装置200の前面斜視図である。装置200は、下部被膜106にタブ88を塗布するタブ塗布器102を超えて機械方向に延在する下部被膜106を含む。下部被膜106は、下部被膜106にフィルム4を塗布するフィルムロール112の下に延在する。フィルムロール112は、予め定められた形状及び構成のフィルム4を生成するプレス及び/またはスリッタ114を通じて延在する。電力が印加されると、フィルム4が熱を生じさせるように、タブ88は、フィルム4に接触する。上部被膜104は、フィルム4にわたって層を塗布し、最終的に、フィルム4及び被膜は、折り畳み器108を超えて、切断機110を通じて延在する。
図2Bは、装置200の後面斜視図を例示する。装置200は、フィルム4が成型され、次いで、フィルム4が上部被膜104と下部被膜106との間に延在する、プレス及び/またはスリッタを通じてフィルム4を延在させるフィルムロール112を含む。下部被膜106は、タブ塗布器102を超えて延在する。被膜及びフィルム4は、組み合わされると、折り畳み器108を通り、次いで、切断機110を通過する。
図3Aは、予め定められた形状を有するダイまたは切断機を形成するステンシル40を例示する。
図3Bは、図3Aのステンシル40を使用して形成された空洞を有するダイ44を例示する。
図3Cは、切断機が図3Aのステンシルに基づいて形成されるように、図3Cの空洞に延在する刃46を例示する。
図4は、ヒータ2及び電力印加部80の断面図を例示する。ヒータ2は、上部被膜104と下部被膜106との間に位置するフィルム4を含む。電力印加部は、フィルム4、上部被膜104、及び下部被膜106を通じて延在するリベット84を含む。リベット84は、ワイヤ86に接続された上部端子板82を含む。上部端子板82は、接着剤90を介して接続されたタブ88と接触する。リベット84の底部側面上に下部端子板92が存在する。
図5Aは、柔軟性をもたらすスリット6を有するフィルム4及び電力印加部80を含むヒータ2である。
図5Bは、柔軟性をもたらすスリット6を有するフィルム4を含み、各々の端において電力印加部80を有するヒータ2(すなわち、車両のハンドル)である。
図5Cは、ボルスタに対するヒータ2を例示する。
図5Dは、アームレストに対するヒータ2を例示する。
図5Eは、ヘッドレストに対するヒータ2を例示する。
図5Fは、シフトノブに対するヒータ2を例示する。
図5Gは、ダッシュボードに対するヒータ2を例示する。
図5Hは、ドアに対するヒータ2を例示する。
図5Iは、天井に対するヒータ2を例示する。
図5Jは、床に対するヒータ2を例示する。
図6Aは、リベット84の断面図である。
図6Bは、リベット84の最上部の上面図及び側面図である。
図6Cは、リベット84の底部の上面図及び側面図である。
図6Dは、接続部94によってワイヤ86に接続された取付装置96(上部端子板82)の上面図である。
図6Eは、フィルム4に接続された上部端子板82を含む電力印加部80である。
図6Fは、完成した電力印加部80である。
図7は、フィルム4の原子構造の層を例示する。
図8は、フィルム4、フィルム4とフィルム4の端においてタブ88を有する電力印加部80との間のスリットを含むヒータ2である。
図9は、フィルム4の部分の間でスリット6を有するフィルム4を含むヒータ2である。電力印加部80及びタブ88は、フィルム4に接続される。
図10は、電力印加部80のワイヤ86である。
図11は、織り込まれた電力印加部80を例示する。
本明細書で記載されたいずれかの数値は、いずれかの下限値と上限値との間に少なくとも2の単位の間隔がある場合、1の単位の増分での下限値から上限値への全ての値を含む。例として、構成要素の数、または例えば、温度、圧力、及び時間などのプロセス変数の値が、例えば、1〜90、好ましくは、20〜80、より好ましくは、30〜70であると述べられる場合、15〜85、22〜68、43〜51、30〜32などの値が、本明細書において明確に列挙されることを意図している。1未満の値について、1の単位は、必要に応じて0.0001、0.001、0.01、または0.1であると見なされる。それらは、特に意図されるものの例にすぎず、列挙される下限値と上限値との間の数値の全ての可能な組み合わせが、同様の方式において本出願で明確に述べられると見なされることになる。
他に述べられない限り、全ての範囲は、両方の端点及び端点の間の全ての数字を含む。範囲と併せた「約」または「おおよそ」の使用は、範囲の両方の端に適用される。よって、「約20〜30」は、少なくとも指定された端点及を含む、「約20〜約30」に及ぶことを意図している。
特許出願及び特許出願公開を含む、全ての論文及び参考文献の開示は、あらゆる目的のために参照によって組み込まれる。組み合わせを記述する用語「から実質的に構成される」は、識別された要素、成分、構成要素、またはステップ、ならびに組み合わせの基本的な特性及び新規な特性に著しくは影響を与えない他の要素、成分、構成要素、またはステップを含むものとする。本明細書における要素、成分、構成要素、またはステップを記述するための用語「備える(comprising)」または「含む(including)」の使用はまた、要素、成分、構成要素、またはステップを実質的に構成する実施形態を考慮している。本明細書における「してもよい(may)」の使用によって、含まれて「もよい」いずれかの記述された属性が任意選択であることを意図している。
複数の要素、成分、構成要素、またはステップは、単一の統合された要素、成分、構成要素、またはステップによって提供されることができる。代わりに、単一の統合された要素、成分、構成要素、またはステップは、別個の複数の要素、成分、構成要素、またはステップに分割されてもよい。要素、成分、構成要素、またはステップを記述するための「a」または「1つの(one)」の開示は、追加の要素、成分、構成要素、またはステップを排除することを意図していない。
上記説明は、例示的であり、非限定的であることを意図していることが理解されよう。多くの実施形態と共に、提供される実施例以外の多くの応用が、上記説明を読むと当業者にとって明らかであろう。したがって、教示の範囲は、上記説明を参照して判断されるべきではなく、代わりに、添付の特許請求の範囲が求めるのと同等物の完全な範囲に沿って、そのような特許請求の範囲を参照して判断されるべきである。特許出願及び特許出願公開を含む、全ての論文及び参考文献の開示は、あらゆる目的のために参照によって組み込まれる。本明細書で開示される主題のいずれかの態様の以下の特許請求の範囲における省略は、そのような主題の権利放棄ではなく、発明者らがそのような主題を開示された発明的主題の一部であると見なしていないと扱われるべきでもない。
2 ヒータ
4 フィルム
6 スリット
8 原子構造の層
40 ステンシル
42 ステンシルスリット
44 ダイ
46 刃
48 切断機
60 被膜
80 電力印加部
82 上部端子板
84 リベット
86 ワイヤ
88 タブ
90 接着剤
92 下部端子板
94 接続部
96 取付装置
100 ラミネータ
102 タブ塗布器
104 上部被膜
106 下部被膜
108 折り畳み器
110 切断機
112 フィルムロール
114 プレス及びスリッタ
200 装置

Claims (15)

  1. a.フィルムと、
    b.前記フィルムの1つ以上の側面に沿って延在する1つ以上の被膜と、
    c.前記フィルムが熱くなるように前記フィルムに電力を印加する1つ以上の電力印加部と、
    を含み、前記フィルムは、黒鉛フィルムである、
    ヒータ。
  2. 前記黒鉛フィルムは、1つ以上の層を有する、請求項1に記載のヒータ。
  3. 前記黒鉛フィルムは、熱分解を通じて形成された合成黒鉛または黒鉛を含む、請求項1または2に記載のヒータ。
  4. 前記黒鉛フィルムは、約0.25ミリメートル以下、好ましくは、約0.20ミリメートル以下、またはより好ましくは、約0.15ミリメートル以下の厚みを有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のヒータ。
  5. 前記1つ以上の被膜は、少なくとも部分的に前記フィルムに沿って延在する1つ以上のスリットを含み、前記スリットは、前記フィルムが前記1つ以上の被膜内で密閉されるように密閉される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のヒータ。
  6. 前記電力印加部は、前記フィルムと接触するタブを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のヒータ。
  7. 前記電力印加部は、ワイヤに接続され、前記電力印加部に電力を提供する上部端子板を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のヒータ。
  8. 前記電力印加部は、前記フィルム、前記1つ以上の被膜、前記タブ、またはそれらの組み合わせを通じて延在する1つ以上のリベットを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のヒータ。
  9. 前記1つ以上の被膜は、前記フィルムの両方の側面に沿って延在し、前記フィルムは、前記1つ以上の被膜の間で挟まれ、前記1つ以上の被膜は、前記フィルムが前記1つ以上の被膜内で密閉されるように、縁に沿って密閉される、請求項1〜8のいずれか一項に記載のヒータ。
  10. 前記1つ以上の被膜は、プラスチックから構成され、弾力的に変形可能である、請求項1〜9のいずれか一項に記載のヒータ。
  11. a.フィルムの第1の側面に被膜を接続することと、
    b.前記フィルムに1つ以上の電力印加部を取り付けることと、
    c.ヒータが形成されるように、前記フィルムの第1の側面から前記フィルムの第2の側面に前記1つ以上の電力印加部のタブを折り畳むことと、
    d.前記フィルム、前記被膜、またはその両方を切断することと、
    を含み、前記フィルムは、電力が供給されるときに熱くなる、黒鉛フィルムである、
    方法。
  12. 前記方法は、前記フィルム、前記被膜、またはその両方に切り込みを入れるステップを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記方法は、前記フィルムの第2の側面に被膜を塗布し、または前記フィルムの前記第1の側面から前記フィルムの前記第2の側面に前記被膜を折り畳むステップを含み、前記第1の側面上の前記被膜及び前記第2の側面上の前記被膜は、共に接続される、請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記方法は、前記ヒータを或る形状に切断し、前記ヒータにスリットを追加し、またはその両方のための切断機を生成することを含む、請求項11〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記切断機は、切断機を保持する空洞を含むダイを含み、前記切断機は、前記被膜を切断し、前記被膜内のスリットを切断し、またはその両方を行う、請求項14に記載の方法。
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