JP2019536040A - クランプオン式超音波流量計 - Google Patents
クランプオン式超音波流量計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019536040A JP2019536040A JP2019527917A JP2019527917A JP2019536040A JP 2019536040 A JP2019536040 A JP 2019536040A JP 2019527917 A JP2019527917 A JP 2019527917A JP 2019527917 A JP2019527917 A JP 2019527917A JP 2019536040 A JP2019536040 A JP 2019536040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- housing
- coupling element
- ultrasonic flowmeter
- type ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/66—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by measuring frequency, phase shift or propagation time of electromagnetic or other waves, e.g. using ultrasonic flowmeters
- G01F1/662—Constructional details
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/66—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by measuring frequency, phase shift or propagation time of electromagnetic or other waves, e.g. using ultrasonic flowmeters
- G01F1/663—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by measuring frequency, phase shift or propagation time of electromagnetic or other waves, e.g. using ultrasonic flowmeters by measuring Doppler frequency shift
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/66—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by measuring frequency, phase shift or propagation time of electromagnetic or other waves, e.g. using ultrasonic flowmeters
- G01F1/667—Arrangements of transducers for ultrasonic flowmeters; Circuits for operating ultrasonic flowmeters
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/74—Devices for measuring flow of a fluid or flow of a fluent solid material in suspension in another fluid
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F15/00—Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus
- G01F15/006—Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus characterised by the use of a particular material, e.g. anti-corrosive material
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F15/00—Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus
- G01F15/14—Casings, e.g. of special material
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K13/00—Thermometers specially adapted for specific purposes
- G01K13/02—Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K13/00—Thermometers specially adapted for specific purposes
- G01K13/02—Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow
- G01K13/026—Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow of moving liquids
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
クランプオン式超音波流量計が開示される。当該流量計は、成形された結合要素(9)を備える。
Description
本発明は、クランプオン式超音波流量計に関する。
管内の流体の流速は、体積流量などの流体の特性を決定するために使用することができる。
流体との直接的、機械的な接触を必要としない、非破壊検査装置が使用され得る。それにより、管構造の変更、計器本体の挿入の必要なく、または、流体の流れを妨げることなく、測定を行うことが可能になり得る。
1つのそのような非破壊検査装置に、クランプオン式超音波流量計がある。クランプオン式超音波流量計は、超音波の放出および検出が可能な少なくとも1つの超音波トランスデューサを有し、管の外側表面に固定される。各トランスデューサは、能動要素に隣接する結合要素を含む。結合要素は平らになる傾向があるが、管の外側表面の輪郭に沿う輪郭をもった表面をもたらすよう形作ることもできる。結合要素は、表面に入射する超音波を散乱させる輪郭をもった表面をもたらすよう形作ることができる。
現在、クランプオン式流量計用のトランスデューサは、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、または架橋ポリスチレンなどのハードポリマ材料を結合要素材料として使用する傾向がある。例えば、米国特許公開第2016/0116318(A1)号には、充填剤を含有しないポリエーテルイミドを含む結合要素を有する超音波トランスデューサについて記載されている。これらの材料を含む結合要素の製造は、当該材料の機械加工を必要とする傾向がある。これらの材料を使用するトランスデューサは、管の外側表面と接触した状態で保持される平坦表面またはプロファイル表面を有してよい。
しかしながら、この手法には1または複数の欠点がある場合がある。例えば、結合要素に使用される材料は、高価であり、かつ/または、機械加工にかなりの時間と費用を要する傾向がある。
欧州特許出願第1 248 081(A1)号には、超音波トランスデューサと、主に当該トランスデューサの平面に垂直な方向に当該トランスデューサが送った超音波を伝搬する超音波伝搬要素との複合物であって、管の中心線との成す角が鋭角である位置に配置された複合物、および、当該超音波伝搬要素と管との間に置かれた超音波伝搬層を備える超音波送受波装置について記載されている。
本発明の第1態様において、成形された結合要素、または任意で、液体充填チャンバの表面を形成するための軟質膜結合要素、を備えるクランプオン式超音波流量計が提供される。
これにより、クランプオン式流量計用のトランスデューサを安価に、また簡単に製造することが可能になり得る。結合要素材料の機械加工が必要ない場合がある。
結合要素または膜は、エラストマを含んでよい。結合要素は、成形可能材料を含んでよい。成形可能材料は、第1温度(例えば、90℃または110℃に等しいか、またはそれより高い温度)で流動可能であり、より低い第2の温度(例えば、80℃または60℃に等しいか、またはそれより低い温度)で流動可能ではない材料であってよい。成形可能材料は、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)を含んでよい。結合要素は、熱硬化性ポリマを含んでよい。結合要素は、エポキシエラストマ、例えばエラストマエポキシ樹脂、を含んでよい。
結合要素は、結合要素上に配置され、または、結合要素によって支持される能動要素を有してよい。結合要素と能動要素との間に受動層が介在してよい。
結合要素は通常、ベース面と、上面と、対向する第1端面および第2端面と、対向する第1側面および第2側面と、上面と第1端面との間に延びる面取り面とを有する、先端が切り落とされた楔形の形状であってよい。
結合要素は、少なくとも1つの成形された散乱要素を有してよい。成形された散乱要素と結合要素とは、単一部品であってよく、同じ材料を含んでよい。結合要素は、散乱要素の配列を有してよい。
結合要素は、筐体内に配置されてよい。筐体は、単一部品であってよく、または、2以上の接続可能部分を有してよい。
筐体は通常、中空の、先端が切り落とされた楔を有してよい。筐体は、上部と、対向する第1端部および第2端部と、対向する第1側部および第2側部と、上部と第1端部との間に延びる面取り部とを含む複数の部分(または「壁」)を備えてよい。筐体は、開口ベースを有してよい。換言すると、筐体は、ベース部を有さなくてよい。
筐体は、能動要素を収容するための開口部を、例えば面取り部に有してよい。能動要素は、開口部の中に配置されてよい。開口部は、能動要素を支持してよい。
筐体は、開口面を有してよい。すなわち、筐体は、当該面に筐体部分を有さなくてよい。これにより、結合要素と、被試験物、例えば管、との間における接触領域を設けることができる。
筐体は、内面、例えば、第2端部の内面、を有してよい。当該内面は、超音波トランスデューサ内での超音波の残響を低減するための、少なくとも1つの内側に突出した部材を含んでよい。当該内面は、内側に突出した部材の配列を含んでよい。内側に突出した当該部材は、楔であってよい。楔はピラミッド型であってよい。
クランプオン式流量計は、筐体の内面に当てて配置された挿入物をさらに備えてよい。挿入物は、対向する第1面および第2面を有してよい。挿入物の第1面は、少なくとも1つの突出部材、例えば、突出部材の配列、を含んでよい。突出部材は、楔であってよい。楔は、ピラミッド型であってよい。挿入物は、挿入物の第2面が筐体の内面に当てて配置され、挿入物の第1面が筐体の中へと内側を向くように、筐体の中に配置されてよい。
結合要素は、流量計の動作温度で屈曲性を呈する材料を含んでよい。結合要素は、流量計の動作温度で屈曲性を呈さない材料を含んでよい。流量計の動作温度は、−20℃以下、0℃以下、または20℃以下であってよい。流量計の動作温度は、少なくとも20℃、少なくとも50℃、少なくとも100℃、少なくとも150℃、または少なくとも200℃であってよい。流量計は、極低温環境で動作してよい。すなわち、流量計の動作温度は、−200℃以下または−160℃以下であってよい。
液体は、ミネラル油もしくはグリースなどの油、ゲル、または音響吸収性の低い、音響伝導性の他の液体であってよい。
本発明の第2態様において、本発明の第1態様に係るクランプオン式超音波流量計を備えるエネルギーメータが提供される。エネルギーメータは、少なくとも1つの温度プローブを備えてよい。
本発明の第3態様において、クランプオン式流量計で使用するための超音波トランスデューサを製造する方法が提供される。当該方法は、金型を提供する段階と、結合要素を形成するべく金型に成形可能材料または変形可能要素を配置する段階とを備える。
当該方法は、結合要素上に能動要素を配置する段階をさらに備えてよい。
金型は、筐体であってよい。金型に成形可能材料を配置する段階は、材料を射出する段階を有してよい。金型に成形可能材料を配置する段階は、材料を注ぐ段階を備えてよい。金型に成形可能材料を配置する段階は、真空条件下で金型に成形可能材料を配置する段階を有してよい。金型に成形可能材料を配置する段階は、金型に成形可能材料を配置する段階の前に、金型から空気を抜く段階を有してよい。成形可能材料は、金型に成形可能材料を配置するとき、液体であること(すなわち、流動可能であること)が好ましい。
当該方法は、成形可能材料を凝固または硬化させる段階をさらに備えてよい。成形可能材料は、室温、すなわち約22度で凝固または硬化させられてよい。当該方法は、成形可能材料に熱を加える段階を備えてよい。当該方法は、金型に熱を加える段階を備えてよい。当該方法は、金型から結合要素を取り出す段階をさらに備えてよい。
金型に変形可能要素を配置する段階は、金型に液体充填膜を配置する段階を有してよい。金型に変形可能要素を配置する段階は、金型に膜を配置する段階と、膜を油などの液体で充填する段階とを有してよい。当該方法は、膜から空気を抜く段階をさらに備えてよい。当該方法は、膜を密閉する段階をさらに備えてよい。
これより、以下の添付の図面を参照して、本発明の特定の実施形態を例として説明する。
管、および管を流れる流体の斜視図である。
管、管を流れる流体、ならびに、管の外側表面に固定された第1トランスデューサおよび第2トランスデューサの横断面図である。
超音波トランスデューサの斜視図である。
図3に示す超音波トランスデューサの、切断線A−A'における断面図である。
超音波トランスデューサの第1筐体の斜視図である。
図5に示す第1筐体の、切断線B−B'における断面図である。
第1筐体内に配置された超音波トランスデューサの断面図である。
超音波トランスデューサの第2筐体の斜視図である。
図8に示す第2筐体の、切断線C−C'における断面図である。
超音波トランスデューサの第3筐体の斜視図である。
図10に示す第3筐体の、切断線D−D'における断面図である。
筐体挿入物の斜視図である。
超音波トランスデューサの第3筐体、および、第3筐体の中に配置された筐体挿入物の斜視図である。
筐体挿入物の変形の斜視図である。
第1超音波トランスデューサの製造のプロセスフロー図である。
製造プロセス中の第1超音波トランスデューサの背面に平行な平面を通る断面図である。
製造プロセス中の第1超音波トランスデューサの背面に平行な平面を通る断面図である。
製造プロセス中の第1超音波トランスデューサの背面に平行な平面を通る断面図である。
第1筐体内に配置された第2超音波トランスデューサの断面図である。
第2超音波トランスデューサを製造する方法のプロセスフロー図である。
管と接触した流量計の断面図である。
管およびエネルギーメータの横断面図である。
以下では、同様の部分は、同様の参照番号で示される。
図1を参照すると、円筒管1が示されており、円筒管1を流体2が管1の長手方向軸Lに沿って流速vfで流れている。流速vfは、超音波を使用して、流体2と機械的に接触することなく測定することができる。
ここで、流体の流れを測定する通過時間法について説明する。
図2も参照すると、円筒管1は、内側表面4および外側表面5を有する壁3を備える。管1の外側表面5に第1超音波トランスデューサ61および第2超音波トランスデューサ62が固定され、それらは管1に沿って一列に間隔を空けて配置されている。第1トランスデューサ61と第2トランスデューサ62とは、管1に沿って間隔xだけ離れている。
第1トランスデューサ61および第2トランスデューサ62は、コントローラ7に電気的に接続されている。コントローラ7は、各トランスデューサ61、62にそれぞれの信号を送って各トランスデューサにそれぞれの超音波パルス81、82を放出させることができる。コントローラ7は、各トランスデューサが超音波パルスを検出したことを示す、各トランスデューサ61、62からのそれぞれの信号(図示せず)を受信することができる。流体2の流速vfの測定は、管1内を流体2の流れに沿って、または流体2の流れに逆らって伝搬する超音波パルスを、第1超音波トランスデューサ61および第2超音波トランスデューサ62に交互に放出および検出させることによって行われる。
第1トランスデューサ61は第1超音波パルス81を、および第2トランスデューサ62は第2超音波パルス82を、管1の長手方向軸Lに対して角度θの勾配をつけて管1に向かって放出する。第1パルス81および第2パルス82はそれぞれ、管壁3を通って流体2の中へと伝搬し、管壁3の内側表面4で反射し、流体2および管壁3を伝搬して戻り、第2トランスデューサ62および第1トランスデューサ61によって検出される。
第1パルス81および第2パルス82は、管1の軸に対してθの角度を成して流体2の中を伝搬する。流体2が管1の軸に沿った非ゼロの流速vfを有するとき、パルス81、82の速度は、流体2が静止しているときの当該流体中での音速に対して相対的に変化する。パルス81、82の速度は、流体2の流速に対して相対的に、パルス81、82の伝搬方向によって決まる。
第1パルス81は第1トランスデューサ61によって放出され、放出後の時間t1において第2トランスデューサ62によって検出される。第2パルス82は第2トランスデューサ62によって放出され、放出後の時間t2において第1トランスデューサ61によって検出される。
通過時間t1、t2を測定すること、および任意で、例えば管の輪郭または流体2の流量といったものに依存し得る補正係数を加えることによって、流体2の流速vfを決定することができる。
通過時間測定には、他の経路を使用することができる。
較正手順も行われてよい。さらに、または、それに代えて、クランプオン式流量計は、第1パルス81と第2パルス82との間の位相のずれを決定してよい。
クランプオン式流量計測定は、通過時間測定に限定されない。例えば、散乱粒子を含有する流体の特性の測定には、ドップラーシフトによる方法が適している場合がある。ドップラーシフト測定実行用の流量計は、少なくとも1つの超音波トランスデューサを含む。少なくとも1つの超音波トランスデューサは、超音波パルスを放出し、例えば泡であってよい散乱粒子によって当該パルスが散乱された後に、同じ超音波パルスを検出してよい。したがって、ドップラーシフト流量計の場合、超音波トランスデューサは1つだけしか必要ないと考えられる。ドップラーシフト測定実行用の流量計は、放出した超音波パルスと検出した超音波パルスとの間の周波数の差を決定してよい。
図3および図4を参照すると、クランプオン式流量計で使用できる第1超音波トランスデューサ6が示されている。第1トランスデューサ6は、結合要素9を備える。結合要素9は通常、先端が切り落とされた楔形の形状を有し、上面10および底面11と、前面12および背面13と、対向する第1側面14および第2側面15とを有する。上面10および前面12は、上面10の平面および前面12の平面に対してある角度傾けて配された傾斜面16(または「面取り面」)によってつながっている。
トランスデューサ6は、傾斜面16に配置された能動要素17を有する。能動要素17は、圧電要素18を含む。圧電要素18は、例えば、ジルコン酸チタン酸鉛などのセラミック、または、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などの圧電ポリマを含んでよい。圧電要素18は、対向する第1面191および第2面192を含む。対向する第1面191および第2面192に、それぞれ、矩形平板型の第1電極201および第2電極202が配置されている。
第1電極201は第1リード211に、および第2電極202は第2リード212に、電気的に接続されている。第1リード211および第2リード212は、コントローラ22に電気的に接続されている。コントローラ22は、第1リード211および第2リード212に電気信号を送信し、それらから電気信号を受信してよい。
能動要素17は、伝送モードおよび受取モードで動作してよい。伝送モードでは、能動要素17は、第1リード211および第2リード212を介して受信した電気信号、例えば印加電圧、を、機械的振動に変換する。受取モードでは、能動要素17は、機械的振動を電気信号に変換し、その後、電気信号は、第1リード211および第2リード212を介して送信される。
能動要素17は、第1電極201および第2電極202のうちの1つが傾斜面16と接触するように、傾斜面16に配置される。能動要素17は、幅がw1で長さがl1である。幅w1および長さl1は、矩形平板型の第1電極201および第2電極202の直角を成す二辺に沿って、第1電極201または第2電極202の平面内で測定される。
結合要素9は、成形可能材料を含む。成形可能材料は、エラストマ、例えばシリコーンエラストマ、を含んでよい。成形可能材料は、ゴム、シリコーンゴム、または、適した超音波特性を有する他のポリマ材料を含んでよい。例えば、成形可能材料は、ラテックスを含んでよい。成形可能材料は、(製造中に)流動可能であるのが好ましく、ゆえに、例えばゲル(流動可能ではない)は使用されない。
結合要素9の背面13は、散乱要素23を形成するよう形作られる。散乱要素23は、背面13から結合要素9の本体の中へと内側に突出している。散乱要素23の形はピラミッド形であってよいが、傾斜および/または湾曲した反射表面を有する他の形状を使用することができる。
結合要素9は、能動要素17から、結合要素9の底面11と接触した状態で置かれた物体(図示せず)に振動を伝達するのに役立ち得る。当該物体(図示せず)とは、管の外側表面または管の構造上の特徴であってよい。
図5および図6も参照すると、結合要素9は、第1筐体24に収容または含有されてよい。
第1筐体24は中空であり、外側表面25および内側表面31を有する、先端が切り落とされた楔形の形状をしている。筐体24は、適切な剛性材料、例えば、アルミニウムもしくはステンレス鋼などの金属もしくは金属合金、または、適当な硬さのプラスチックで形成される。外側表面25は、上部外面26と、前部外面27および背部外面28と、対向する第1側部外面29および第2側部外面30とを含む。内側表面31は、上部内面32(図6に最も分かり易く示されている)と、前部内面33および背部内面34(図6に最も分かり易く示されている)と、対向する第1側部内面35および第2側部内面36とを含む。筐体24は、開口部37をもつ開口底面42を有する。
上部外面26および前部外面27は、上部外面26の平面および前部外面27の平面に対してある角度傾けて配された傾斜外面38によってつながっている。上部内面32および前部内面33は、上部内面32の平面および前部内面33の平面に対してある角度傾けて配された傾斜内面39と交わっている。
傾斜外面38および傾斜内面39は、矩形開口部40によって接続される。矩形開口部40は、傾斜外面38の平面内で、直角を成す二方向で測定された幅w2および長さl2を有する。
第1筐体24の背部内面34は、背部内面34から離れる方向に内側に突出する突起41の配列を形成するよう形作られる。突起41はピラミッド形だが、他の形状を使用することができる。
図7も参照すると、いくつかの実施形態において、第1超音波トランスデューサ6が第1筐体24に収容されている。
結合要素9は、筐体24の内側表面31になじむ(換言すると、筐体24の内側表面31の形状に沿っている)。開口部40の幅w2は、能動要素17の幅w1と実質的に同じである。さらに、またはそれに代えて、当該開口部の長さl2は、能動要素17の長さl1と実質的に同じであってよい。このようにすることが、能動要素17を適切な位置に保持するのに役立ち得る。さらに、またはそれに代えて、能動要素17は、接着材(図示せず)を使用して、適所に保持されてよい。
後により詳細に説明するが、一体型のユニットを形成するべく、トランスデューサ6は筐体24内で製造されてよい。あるいは、トランスデューサ6は、製造後に筐体24から取り出されてよい。製造後にトランスデューサ6を筐体24から取り出せるよう、筐体24は、2以上の結合分離可能部分(図示せず)を有してよい。
結合要素9の底部11は、筐体24の底面42と面一である必要はない。例えば、結合要素9は、開口部37を突き出てよい。
図8および図9を参照すると、第2筐体24'が示されている。第2筐体24'は、開口部37(図6)がないこと以外は前述の第1筐体24(図6)と同じである。第2筐体24'の外側表面25'は、外側底面42'を含み、第2筐体24'の内側表面31'は、内側底面43を含む。
再び図5を参照すると、散乱部材41(例えばピラミッド形状の突起)は、筐体24と一体的に形成されている。しかしながら、散乱部材41は、別個に製造してから筐体の中に挿入されてよい。
図10および図11を参照すると、第3筐体24''が示されている。第3筐体24''は、第3筐体24''の背部内面34'が突起を形成するよう形作られていないこと以外は、前述の第1筐体24(図6)と同じである。第3筐体24''の背部内面34'は平坦(または「平面状」)である。
図12を参照すると、筐体挿入物44(本明細書では、単に「挿入物」とも称される)が示されている。挿入物44は、対向する第1面45および第2面46を有するシートの形をとる。筐体挿入物44は、第1面45全体に突起47の配列を形成するよう形作られる。
図13も参照すると、挿入物44は、挿入物44の第2面46が、第3筐体24''の背部内面34'に当てて配置された状態で筐体24''内に置かれてよい。したがって、突起47は、筐体24''の空洞の中へと内側を向いている。
図14を参照すると、挿入物の変形44'が示されている。挿入物の変形44'は、対向する第1面45'および第2面46'を有するシートの形をとる。挿入物の変形44'は、適切な音響散乱特性または音響吸収特性を有する1または複数の材料を含む。例えば、挿入物の変形44'は、第1相および第2相の混合物を含む複合材料を含んでよい。第1相は、ポリマ、例えばゴムまたはエラストマ、を含んでよい。第2相は、粒子状材料、例えば、ガラス玉、ガラス球、セラミック粒子、金属粒子、を含んでよい。
挿入物の変形44'は、第3筐体24''の背部内面34'を覆うように、筐体24''内に配置されてよい。筐体挿入物の変形44'は、挿入物の変形44'に入射する音波の散乱または吸収に役立ち得る。
あるいは、第3筐体24''には、筐体挿入物44も筐体挿入物の変形44'も提供されなくてよい。
ここで、図15を参照して、超音波トランスデューサ6の製造方法を説明する。
事前に製造された筐体24、24'、24''が提供される(段階S1501)。結合要素材料が筐体24、24'、24''内に配置される(段階S1502)。例えば、結合要素材料は、筐体24、24'、24''に注ぎ込まれてよい。結合要素材料は、開口面から筐体24、24''の中に導入されてよい。あるいは、結合要素材料は、開口部から筐体24、24'、24''の中に導入されてもよい。
結合要素材料を、凝固または硬化させる(段階S1503)。凝固または硬化中、結合要素材料に熱が加えられてよく、さらに、またはそれに代えて、筐体24、24'、24''に熱が加えられてよい。このことが、硬化の開始および/または加速を促し得る。
結合要素材料は、結合要素材料を筐体24、24'、24''内に配置する前に、真空中に置かれてよい。そうすることで、結合要素材料からの気泡の除去を促すことができる。さらに、またはそれに代えて、筐体および結合要素材料は、結合要素材料を筐体24、24'、24''内に配置した後であり、かつ、いずれの凝固または硬化の段階よりも前に、真空中に置かれてよい。そうすることで、結合要素材料からの気泡の除去を促すことができる。
結合要素材料を凝固もしくは硬化させる前(すなわち、段階S1503の前)か、または、結合要素材料を凝固もしくは硬化させた後に、能動要素17(図4)、例えば圧電要素、が、結合要素材料上に、または結合要素材料に当てて配置されてよい。
図16aから図16cを参照すると、当該方法は、結合要素材料を成形する段階をさらに備えてよい。
図16aに示すように、結合要素材料が筐体24、24''内に配置された後、図16bに示すように、ブランキングプレート48が筐体24、24''の開口部37に置かれてよい。ブランキングプレート48は、トランスデューサ6を固定したい管1の表面の輪郭と同じまたは類似していてよい輪郭をもつ表面49を有する。表面49は、筐体24、24''の開口部37を通して結合要素材料と接触する。図16cに示すように、結合要素材料が凝固または硬化した後、ブランキングプレート48が除去される。
当該方法は、結合要素材料を筐体24''内に配置する前に、筐体24''内に筐体挿入物44(図12)、44'(図14)を配置する段階をさらに備えてよい。
図17を参照すると、クランプオン式流量計に使用することができる第2超音波トランスデューサ6'が示されている。
第2超音波トランスデューサ6'は、前述の筐体24を備える。図17では第1筐体24が例示されているが、第2筐体24'(図8)または第3筐体24''(図10)を使用してもよい。油、グリース、ゲル、または、音響吸収性の低い、音響伝導性の他の適した液体などの液体51で充填された膜50を含む結合要素が、筐体24内に配置される。膜50は、エラストマ、ゴム、ポリマ、または、超音波の伝搬を可能にする他の適した材料を含んでよい。液体51は、水、油、または別の液体を含んでよい。
液体51で充填された膜50は、筐体24の内側表面31になじむ。
ここで、図18を参照して、超音波トランスデューサ6'の製造方法を説明する。
筐体24(図6)、24'(図9)、24''(図11)が提供される(段階S1801)。筐体24、24'、24''内に膜50が配置される(段階S1802)。膜50が液体51で充填される(段階S1803)。膜50から空気を抜く(段階S1804)。膜50を密閉する(段階S1805)。
あるいは、膜50は、膜50が筐体24、24'、24''内に置かれる前に、液体51で充填されてよい。すなわち、段階S1803は段階S1802の前に行われてよい。膜50は、膜50が筐体24、24'、24''内に配置される前に、液体51で充填され、空気が抜かれてよい。すなわち、段階S1803およびS1804は段階S1802の前に行われてよい。膜50は、膜50が筐体24、24'、24''内に配置される前に、液体51で充填され、空気が抜かれ、密閉されてよい。すなわち、段階S1803、S1804、およびS1805は、段階S1802の前に行われてよい。
当該方法は、膜50が筐体24''内に配置される前に、筐体24''内に筐体挿入物44、44'を配置する段階をさらに備えてよい。
図19を参照すると、超音波トランスデューサ6、6'が管1の外側表面5に固定されている。結合要素9は、管1の外側表面5になじんでいる。結合要素9は、トランスデューサ6、6'の動作温度で屈曲性を呈する材料を含んでよい。結合要素9は、管の外側表面の輪郭に沿う輪郭をもった表面をもたらすよう形作られた材料を含んでよい。例えば、結合要素9は、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)を含んでよい。
図20を参照すると、エネルギーメータ52は、第1超音波トランスデューサ61および第2超音波トランスデューサ62と、第1温度プローブ531および第2温度プローブ532とを備える。第1超音波トランスデューサ61および第2超音波トランスデューサ62は、管1の外側表面4に固定され、管1に沿って一列に間隔を空けて配置されている。第1温度プローブ531および第2温度プローブ532は、管1の外側表面4と熱的に接触しており、管1に沿って一列に間隔を空けて配置されている。
第1超音波トランスデューサ61および第2超音波トランスデューサ62、ならびに、第1温度プローブ531および第2温度プローブ532は、コントローラ7に電気的に接続されている。第1温度プローブ531および第2温度プローブ532によって測定された温度間の差を算出することと、先述したように管1を流れる流体2の流量を算出することとによって、流体2の熱流量が決定されてよい。
エネルギーメータ52は、ビルなどのユニット(図示せず)の中を通っている管に出入りする流体の熱流量を決定するために使用されてよい。例えば、第1温度プローブ531が、ユニットの入口地点で管と接触して置かれてよく、第2温度プローブ532が、ユニットの出口地点で管と接触して置かれてよい。
前述の実施形態に対して様々な変更が施され得ることを理解されたい。
散乱要素は、任意の適した形状であってよい。すなわち、散乱要素は、断面が三角形である必要はない。例えば、散乱要素は、断面が円形または矩形であってよい。
能動要素の電極は、矩形以外の形状であってよい。例えば、能動要素の電極は、円盤形状をしていてよい。能動要素の電極は、正方形であってよい。筐体の開口部は、能動要素を受け入れるよう形作られてよい。例えば、能動要素の電極が円盤形状である場合、開口部は円形であってよい。
能動要素は、適切な音響特性を有する接着材を使用して、または、適切な配置用もしくは固定用の装置もしくはコンポーネントによって、適所に保持されてよい。能動要素は、カプラント、例えば、ポリテトラフルオロエチレンなどのグリースカプラント、プロピレングリコールなどの液体カプラント、グリセリンなどのゲルカプラント、シアノアクリレートなどの接着用カプラントを使用して管に音響的に結合されてよい。
クランプオン式の流れ測定は、円筒管を流れる流体の測定に限定されない。流体が中を流れる管は、円形ではない断面を有する場合がある。例えば、断面は、矩形または正方形であってよい。
第1電極および第2電極のうちの1つは、両電極の接続が能動要素の同じ側から、例えば、結合要素に隣接していない側からとられ得るように、圧電材料に巻き付けられてよい。
結合要素は、凹部を含んでよく、能動要素は、当該凹部に配置されてよい。
筐体24、24'、24''は、金属を含む必要はない。筐体24、24'、24''は、音響特性が結合要素と著しく異なる任意の剛性材料を含んでよい。
能動要素は、結合要素と直に接触する必要はない。例えば、能動要素と結合要素との間に中間材が配置されてよい。
中間材は、アルミニウムなどの金属、セラミック、ガラス、ポリマ、グリースの層、または油の層であってよい。中間材は、能動要素と結合要素との間での音響エネルギーの伝達を最大にするよう選ばれた厚さと音響特性とを有する材料であってよい。
Claims (25)
- 成形された結合要素を備えるクランプオン式超音波流量計。
- 前記成形された結合要素はエラストマを含む、
請求項1に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 前記結合要素上に配置された能動要素を備える、
請求項1または2に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 前記成形された結合要素は、成形された少なくとも1つの散乱要素を有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 前記成形された少なくとも1つの散乱要素および前記結合要素は、同じ材料を含む、
請求項4に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 前記結合要素は筐体内に配置される、
請求項1から5のいずれか一項に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 前記筐体は開口部を有する、
請求項6に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 能動要素は、前記開口部内に配置される、
請求項7に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 前記開口部は、能動要素を支持する、
請求項7または8に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 前記筐体は、開口した面を有する、
請求項6から9のいずれか一項に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 前記筐体は、内面を有し、前記内面は、前記内面から離れる方向に延在する少なくとも1つの突起部を含む、
請求項6から10のいずれか一項に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 前記筐体は内面を有し、前記クランプオン式超音波流量計は筐体挿入物をさらに備え、前記筐体挿入物の第1面は、前記第1面から離れる方向に延在する少なくとも1つの突起部を有し、前記筐体挿入物は、前記筐体挿入物の第2面が前記筐体の平坦な前記内面と直に接するように前記筐体内に配置される、
請求項6から10のいずれか一項に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 前記結合要素は、前記クランプオン式超音波流量計の動作温度で屈曲性を呈する材料を含む、
請求項1から12のいずれか一項に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 前記結合要素は、前記クランプオン式超音波流量計の動作温度で屈曲性を呈さない材料を含む、
請求項1から12のいずれか一項に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 前記結合要素は、熱硬化性プラスチックを含む、
請求項1から14のいずれか一項に記載のクランプオン式超音波流量計。 - 請求項1から15のいずれか一項に記載のクランプオン式超音波流量計を備えるエネルギーメータ。
- 少なくとも1つの温度プローブをさらに備える、
請求項16に記載のエネルギーメータ。 - 超音波トランスデューサを製造するための方法であって、
金型を提供する段階と、
結合要素を形成するよう、前記金型に成形可能材料または変形可能要素を配置する段階と
を備える
方法。 - 前記結合要素上に能動要素を配置する段階
をさらに備える
請求項18に記載の方法。 - 前記金型は筐体である、
請求項18または19に記載の方法。 - 前記金型に前記成形可能材料を配置する前記段階は、前記成形可能材料を射出する段階を有する、
請求項18から20のいずれか一項に記載の方法。 - 前記金型に前記成形可能材料を配置する前記段階は、前記成形可能材料を注ぐ段階を有する、
請求項18から20のいずれか一項に記載の方法。 - 前記成形可能材料を凝固または硬化させる段階
をさらに備える
請求項18から22のいずれか一項に記載の方法。 - 前記成形可能材料および/または前記金型に熱を加える段階
をさらに備える
請求項18から23のいずれか一項に記載の方法。 - 前記金型から前記結合要素を取り出す段階
をさらに備える
請求項18から24のいずれか一項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB1619907.7A GB2556904A (en) | 2016-11-24 | 2016-11-24 | Ultrasonic clamp-on flow meter |
GB1619907.7 | 2016-11-24 | ||
PCT/GB2017/053526 WO2018096338A1 (en) | 2016-11-24 | 2017-11-23 | Ultrasonic clamp-on flow meter |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019536040A true JP2019536040A (ja) | 2019-12-12 |
Family
ID=58073396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019527917A Pending JP2019536040A (ja) | 2016-11-24 | 2017-11-23 | クランプオン式超音波流量計 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20190331512A1 (ja) |
EP (1) | EP3545270A1 (ja) |
JP (1) | JP2019536040A (ja) |
CN (1) | CN110088578A (ja) |
CA (1) | CA3044793A1 (ja) |
GB (1) | GB2556904A (ja) |
WO (1) | WO2018096338A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2572802A (en) * | 2018-04-11 | 2019-10-16 | Disonics Ltd | Flowmeter |
US11110488B1 (en) * | 2021-05-05 | 2021-09-07 | Rafaela Frota | Systems and methods to eliminate bubbles using ultrasonic energy |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4118983A (en) * | 1975-08-04 | 1978-10-10 | Nikolai Ivanovich Brazhnikov | Method of and device for controlling gas-liquid or liquid-liquid interface in monolayer reservoirs |
US4373401A (en) * | 1980-05-05 | 1983-02-15 | Joseph Baumoel | Transducer structure and mounting arrangement for transducer structure for clamp-on ultrasonic flowmeters |
DE3147421A1 (de) * | 1981-11-30 | 1983-06-09 | Interatom Internationale Atomreaktorbau Gmbh, 5060 Bergisch Gladbach | "verfahren und vorrichtung zum nachweis von blasen in einer fluessigkeit" |
US4467659A (en) * | 1982-08-12 | 1984-08-28 | Joseph Baumoel | Transducer having metal housing and employing mode conversion |
EP0128049B1 (en) * | 1983-06-07 | 1990-09-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ultrasonic probe having a backing member |
AU7492287A (en) * | 1986-04-30 | 1988-01-07 | Commonwealth Of Australia, The | Ultrasonic transducer |
DE4230773C2 (de) * | 1992-09-15 | 2000-05-04 | Endress Hauser Gmbh Co | Ultraschallwandler |
JP4782327B2 (ja) * | 2001-02-14 | 2011-09-28 | 一正 大西 | クランプオン型超音波流量計 |
JP2002365106A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-12-18 | Kazumasa Onishi | 流量測定装置及びクランプオン型超音波流量計 |
JP2003075219A (ja) * | 2001-09-06 | 2003-03-12 | Kazumasa Onishi | クランプオン型超音波流量計 |
JP3949982B2 (ja) * | 2002-03-07 | 2007-07-25 | 一正 大西 | クランプオン型超音波流量計 |
US7162930B2 (en) * | 2003-04-28 | 2007-01-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ultrasonic sensor |
US7194919B2 (en) * | 2003-05-29 | 2007-03-27 | Transonic Systems, Inc. | Acoustically coupled ultrasonic transit time flow sensors |
DE102006000693A1 (de) * | 2006-01-02 | 2007-07-05 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Vorrichtung zur Bestimmung und/oder Überwachung des Volumen- oder des Massedurchflusses eines Mediums |
DE102009046146A1 (de) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Robert Bosch Gmbh | Ultraschallwandler zum Einsatz in einem fluiden Medium |
DE102011087215A1 (de) * | 2011-11-28 | 2013-05-29 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Verfahren zur Wärmemengenmessung mit einem Ultraschall-Durchflussmessgerät |
DE102013104542B4 (de) * | 2013-05-03 | 2015-04-09 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Koppelelement, Ultraschallwandler und Ultraschall- Durchflussmessgerät |
DE102013111319B4 (de) * | 2013-10-14 | 2019-10-10 | Ge Sensing & Inspection Technologies Gmbh | Ultraschallprüfkopf mit neuartiger elektrischer Kontaktierung eines umfassten Ultraschallwandlers sowie Verfahren zur Herstellung eines erfindungsgemäßen Prüfkopfs |
-
2016
- 2016-11-24 GB GB1619907.7A patent/GB2556904A/en not_active Withdrawn
-
2017
- 2017-11-23 CA CA3044793A patent/CA3044793A1/en not_active Abandoned
- 2017-11-23 EP EP17805245.2A patent/EP3545270A1/en not_active Withdrawn
- 2017-11-23 JP JP2019527917A patent/JP2019536040A/ja active Pending
- 2017-11-23 WO PCT/GB2017/053526 patent/WO2018096338A1/en unknown
- 2017-11-23 CN CN201780078244.3A patent/CN110088578A/zh active Pending
- 2017-11-23 US US16/463,843 patent/US20190331512A1/en not_active Abandoned
-
2021
- 2021-07-26 US US17/385,135 patent/US20210364332A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2018096338A1 (en) | 2018-05-31 |
CN110088578A (zh) | 2019-08-02 |
GB201619907D0 (en) | 2017-01-11 |
CA3044793A1 (en) | 2018-05-31 |
GB2556904A (en) | 2018-06-13 |
US20190331512A1 (en) | 2019-10-31 |
EP3545270A1 (en) | 2019-10-02 |
US20210364332A1 (en) | 2021-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9297681B2 (en) | Ultrasonic measurement apparatus having transducers arranged within a bulge of the channel wall protruding into the flow channel | |
US20210364332A1 (en) | Ultrasonic clamp-on flow meter | |
JP2002365106A (ja) | 流量測定装置及びクランプオン型超音波流量計 | |
CN102439435B (zh) | 用于确定流体或软性材料形式的介质的特性的装置 | |
KR101878273B1 (ko) | 초음파 탐침 | |
KR101919872B1 (ko) | 도관에 흐르는 유체의 유동 속도를 판정하기 위한 측정 장치 및 방법 | |
CN103868556A (zh) | 超声波换能器和用于产生和/或吸收超声波的方法 | |
US4279167A (en) | Liquid coupling for doppler sonic flowmeter | |
KR20170013342A (ko) | 초음파 장치 및 이 초음파 장치를 이용하는 유체 유동 측정 방법 | |
US10571325B2 (en) | Ultrasonic flow meter | |
JP2004521367A (ja) | 超音波流量計用測定ヘッド | |
JP2011127996A (ja) | 超音波探触子及び超音波探傷装置 | |
CN113454427B (zh) | 用于夹持式流量计量的联接构件 | |
JP2009109299A (ja) | 流量測定装置 | |
Massaad et al. | Design and Proof-of-Concept of a Matrix Transducer Array for Clamp-On Ultrasonic Flow Measurements | |
JP2013231718A (ja) | 検知デバイスを取り付けるための装置、システム、および方法 | |
PT103565A (pt) | Sensor de fluxo baseado em polímero piezoeléctrico | |
JP4496258B2 (ja) | 超音波流量計 | |
JP2002221440A (ja) | 超音波流量計及びその製造方法 | |
US11982559B2 (en) | Coupling member for clamp on flow metering | |
JP4179896B2 (ja) | 超音波流量計 | |
JP4775006B2 (ja) | 超音波送受波器および超音波流量計 | |
JP2003247873A (ja) | 管状体の内部を移動する流体の流量測定方法 | |
CN111624361A (zh) | 超声波流量检测装置及对射流量传感机构 | |
RU2243628C2 (ru) | Устройство для определения акустических параметров приемников градиента давления |