JP2019534714A - 幼生及び/又は水生生物を収容するデバイス、それらを水性環境において維持かつ養殖するシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、概略的に、水産養殖の多様化を許容する、幼生又は水生生物の養殖のための収容デバイスに関する。前記デバイスは、連結可能かつ積層可能である。特に、本発明は、後時的に産業的な事前肥育の段階のための稚魚もしくは稚子となる、多様な海洋/水生生物の幼生の変態、成熟及び定着のプロセスを進展させるために、収容状態における前記幼生をそれらの自然生活環境中に維持することを許容する収容デバイスに関する。前記デバイスはまた、概略的に水生生物の収容を許容することで、養殖下でのそれらの発育も促進する。本発明はまた、斯かる収容デバイスを使用する段階を備えて成る養殖のシステム及び方法に関する。【選択図】図4

Description

本発明は、概略的に、水産養殖の多様化を許容する、幼生又は水生生物の養殖のための収容デバイスに関する。該デバイスは、連結可能かつ積層可能である。特に、本発明は、後時的に産業的な事前肥育の段階のための稚魚もしくは稚子(わかこ)となる、多様な海洋/水生生物の幼生の変態、成熟及び定着のプロセスを進展させるために、収容状態における該幼生をそれらの自然生活環境中に維持することを許容する収容デバイスに関する。上記デバイスはまた、概略的に水生生物の収容を許容することで、養殖下でのそれらの発育も促進する。本発明はまた、斯かる収容デバイスを使用する段階を備えて成る養殖のシステム及び方法に関する。
多様化に対する調査において世界的な水産養殖産業が直面する主な問題は、管理のためのテクノロジが未だ開発されていない(例えば、タコ、ロブスター、カニなどの)多くの種の幼生繁殖の管理段階に対応している、と言うのも、主として、斯かるテクノロジを開発するためには、相当な技能を有するチームと併せて、多大な資源の投資及び数年に亙る集中作業を必要とすることから、開発は困難で時間が掛かるからである。更に、情報及びテクノロジが欠如して知られていないので、関心対象となる種の幼生段階におけるそれらの発育に対する本質的な栄養学的見地が、このギャップの複雑さを大きくしている。
従来、水生生物の幼生飼育は、小型で簡素なものから、全ての形式及びサイズの近代的で複雑な研究室まで、水槽を用いて開発されてきた。更に詳細には、水産養殖産業において、この段階は、幼生の子を獲得するために親の再現に焦点を合わせる“孵化場”と称される研究室において実施されると共に、幼生飼育のこの時点から実施される。研究室において管理技術を開発するために、概略的には、10〜20年に亙る調査の間に一種類のみの養殖体が費やされる。資源及びエネルギを費やすその期間において、それらは非常に膨大であると共に、研究室の管理は極めて複雑なので、技能を有する人員が必要とされる。“孵化場”に対する多大な投資にも関わらず、これらは100%の食餌を適切に供与し得ない、と言うのも、海洋環境において自然に獲得された幼生を捕食する種々の対象物を再現することは非常に困難だからである。
その場合、幼生飼育は複雑で費用が嵩む、と言うのも、単に基本的に、適切に給餌され得ないからである。成長しつつある幼生の給餌は、費用が嵩み、技術的に困難で栄養学的に不十分であり、且つ、大規模で有益な養殖体に関するシステムの開発は達成されていない。
高品質の蛋白食品に対する大きな需要に対処するために、水産養殖では、発育する種々の形式の養殖体を多様化することが模索されている。水生生物の幼生段階の養殖であるなら、その養殖の開発が模索される(魚類、甲殻類、軟体動物などの)種に関わらず、上記の主な問題に直面する。一般的な水生の幼生段階において、それらの幼生は、非常に非効率的なプロセスで人工的に給餌し、複雑で、時間、資源、スペースを浪費する収容システム内に維持されることから、成長のプロセスを産業的利用の規模までもたらすことはできない。
概略的に、先行技術の特許文献1(米国特許第9113615号明細書)においては、例えば、給餌デバイスにより幼生に給餌する実験的な研究室型の“孵化場”、又は、一定の種の幼生又は稚魚を提供するために特に設計された収容システムが提案されている。一例として、成長しつつあるカキを肥育すべく射出プラスチックで作成されたバスケットが挙げられ、図15を参照されたい。
一定の種類の幼生に対しては、稚子又は後期仔魚の自然収集の技術であって、水柱内で漂うことが見出される幼生に対する良好で代替的なシェルタ及び定着所を提供する(大寸のブラシ又は“かせ(skein)”のような)概略的に繊維状の物質から成る種々の収集要素を用いて達成されるという技術が開発されてきた。この技術は、イガイ(ムール貝)及びホタテ(カキ)の如き無脊椎動物に対して広く使用されるが、市場の要求を満足するには非効率的である。上記環境において幼生は自然に分散しているので、大きな面積の収集器を使用するために、海中での支持のための基礎設備が更に配備される。
更に関連する特許文献2(米国特許第8033250号明細書)において幼生の収容に対処した先行技術は無いが、組立てられた一つ以上のユニットであって、各々が、浮遊要素と、該浮遊要素に対して固定され且つこれの下方にて離間された複数の階層とから成るという一つ以上のユニットを備えて成る海洋生息環境のシステムに関するものが知られている。各階層の生息環境は、(カニ、ロブスター、カキなどの)種々の海洋生物が好適に子を繁栄させるために理想的な環境であるプラスチック繊維のネット基材で満たされた区画を有する一群のラックで構成される。擬態されたシステムは、上方に突出することで海洋生物が結合し得る付加的な繋止領域を提供する根部を有する。
さらに別の特許文献3(特開2003−052274号公報)は、周囲環境の付着性の魚類及び甲殻類を養殖しながら、可及的に生態環境に近く保持され得る生態的デバイス/有機ボックスを開示している。有機基材のボックスは、底部においてアワビなどの付着のための有孔ネット状要素と、外部からの空気の進入を許容する開口を有するカバーとを有する。上記デバイスは、それの中に収容される水の中に溶解される酸素を能動的に増加させて含ませることにより、水生生物の保持を許容する。
米国特許第9113615号明細書 米国特許第8033250号明細書 特開2003−052274号公報
本発明は、多様な水産養殖種の成長を許容すべく幼生を収容するデバイスに関する。故に、該デバイスは、複数の水産養殖種に関する養殖の幼生及び後期仔魚の段階を、自然の水域内に収容して維持することを許容する。特に、高価である新たな種の養殖、及び、乱獲された種の再増殖である。代替的かつ選択的に、上記デバイスは、多様な種の成体などの、稚魚生物を競合させるためにも使用され得る。
本発明は、後時的に産業的な事前肥育の段階のための稚魚もしくは稚子となる多様な海洋/水生生物の幼生の成長、変態及び定着を進展させるために、収容状態における該幼生をそれらの自然生活環境中に維持し得る収容デバイスに関する。
故に、本発明は、研究室の状態の非効率的な再現を試行するのではなく、自然な生息環境の幼生を取り込む収容デバイスを教示する。それを行う上で、それは、海洋を生態系の供給源として用いることで、天然の栄養源に対する追加的なコストなしで、幼生を自然的に給餌することを許容する。
本発明はまた、上述のデバイスを使用する段階を含む、収容のためのシステム及び方法にも関する。
水産養殖産業又は調査目的で使用される商的関心の遠洋的な幼生又は水生生物に対する本収容デバイスは、湖又は海の如き開放された水域内に直接的に、特に産業及び科学者の関心対象となる生物の天然の生息環境内へと直接的に設置され得る。
故に本発明は、当該収容デバイスの設計態様は、水の移動及び栄養物の透過を許容するネットを備えたウィンドウの広範な配置の故に、捕食者、光及び水循環に対するシェルタの適切な状態を維持しながら水流の死角を回避し得ることから、物理化学的な水塊条件の適切な維持を許容する収容デバイスを提供する。
本収容デバイスは、後時的に産業的な事前肥育の段階のための稚魚もしくは稚子となる、(タコ、ロブスター、カニなどの如き)多様な海洋/水生生物、及び/又は、動物プランクトンの幼生の成長、変態及び定着のプロセスを進展させるために、収容状態における該幼生をそれらの自然生活環境中に維持することを許容する。上記デバイスはまた、概略的に水生生物の収容を許容することで、養殖下でのそれらの発育も促進する。
異なる種の幼生及び生物の両方をそれらの自然環境に保有し得るべき本収容デバイスは、有害化学物質が水性環境に対して有する影響を決定することも許容し得る。これが何故かと言えば、本発明の収容デバイスは、生物をそれらの自然環境に維持することから、生物の生態学に対して所定の水域又は(例えば工場排水などの)流出物が有する影響の現場検証を可能とするからである。それ故に、本収容デバイスの設計態様は、他の要素の中でも、交換可能なネットを備えて成ると共に、河川、湖及び/又は海の態様の如き水塊の生態毒性監視プログラムにおける現場での多様な水塊に対して理想的である。
本収容デバイスは、ネジ及び組立て時間なしで、楔止め及び締着の手段により組立てられると共に、水の内外の両方にて保管及び操作が容易である。
本収容デバイスはまた、水平及び垂直な形態のいずれかで積層されて順次に載置され得ると共に、一旦設置されたなら、ロープ、ブイ及び係留索により実用的で安価な様式で接続された連続物を形成する。
本収容デバイスは、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、又は、それらの誘導体から選択されたポリマ材料で構築され得る。特に、上記ポリマ材料は、射出された高密度ポリエチレン(HDPE)から選択される。水よりも低い密度を有する耐性材料は、海水及び淡水の両方において容易に取り扱われる僅かに正の浮力を提供する。
本収容デバイスは選択的に、検査部材を装備し得、これは、外生的食物の供給源の容易な付加を許容することから、それが収容し得る天然の食餌を補完し得る。
“延縄(はえなわ)”システムを示す図であり、いずれも幼生のためではない成長中の多様な種類の養殖体を示している。 “延縄(はえなわ)”システムを示す図であり、“延縄”システム上に配置された本発明の収容システムを示している。 高能率の作業及び耐久性のために堅固で頑丈な外観で組立てられた構造を形態的に提供する本収容システムの概観を示す図であり、(灰色である)前部及び側部のウィンドウは、種々の段階で必要とされ得る350ミクロン(0.35mm)〜2,000ミクロン(2.0mm)のネットの開口もしくは明かり孔を有するプラスチック・ネットに対応する。 本デバイスの積層可能な配置構成を示す図である。 本デバイスの分解図である。 本デバイスの事前形成部材同士の間における楔止め及び締着の手段を示す図である。 本デバイスの(内部の)中央支持体を示す図である。
本発明は、概略的に、多様な種の幼生の養殖又は水生生物の養殖のために組立て可能で積層可能であると共に、多様な水産養殖を許容する収容デバイスに関する。
特に、本発明は、後時的に産業的な事前肥育の段階のための稚魚もしくは稚子となる、多様な海洋/水生生物の幼生の変態、成熟及び定着のプロセスを進展させるために、収容状態における該幼生をそれらの自然生活環境中に維持することを許容する収容デバイスに関する。上記デバイスはまた、概略的に水生生物の収容を許容することで、養殖下でのそれらの発育も促進する。
本発明はまた、上記収容デバイスを備えて成る養殖のシステム及び方法にも関する。
同様に、上記デバイスは、その他の場合には実施され得ない生物のライフ・サイクルの観察を許容することにより、動物プランクトン生物又は海洋幼生の生態に関する調査を許容する。
研究室における状態で非効率的に自然条件を再現することを試行する代わりに、本デバイスは、何らの付加的コストを蒙らずに、天然生息環境において幼生が発育することを許容する。本デバイスは、困難さなしで、該デバイスの内部に収容された幼生の離脱を許容せずに、それの食物の進入を許容する。
故に、本発明は、商的及び科学的な両方の価値を有する水生由来の多様な種の幼生(早期の生命段階)の自然的な給餌を許容する収容デバイスであって、それらを収容しながら、簡素さ、低コスト及び信頼性の故に広く世界的に使用される“延縄”技術であって、アンカ及びブイの繋留の利用によりロープを張設するシステムから成るという“延縄”技術を使用することで配置され、海において吊下された養殖体を発育させる種々の要素の配備を許容し得るという収容デバイスに関する。図1Aを参照されたい。
図1A及び図1Bは、使用形式の“延縄”の概観を示している。図1Aは、本発明の収容システムとして、いずれも幼生のためではない成長中の多様な種類の養殖体を示している。図1Bは、“延縄”システム上に配置された本発明の収容システムを示している。本収容デバイスは、垂直方向に相互に積層された様式で水平に配置され得、多様な水生環境条件及び異なる種の要件に対して大きな融通性及び適合性を与える。
本収容デバイスの詳細は、利用可能である場合、周囲の自然環境における食物の進入を許容し、収容された幼生を自然環境条件内に維持することを許容するということである。故に、本収容デバイスは、動物プランクトン生物又は海洋幼生の生態に関する研究者に対し、ならびに、従来の水産養殖のシステム用に稚魚へと移行する幼生の収容と、新たな種の養殖体の開発とに対し、強力なツールとなる。
同様に、本デバイスは、螺着キャップであって、収容された幼生に対する外生的食物(生体食物又はマイクロペレット)の進入と、該デバイスを海洋環境から取出さずにスキューバダイビングによるプローブもしくは機器の迅速な投入とを許容するという螺着キャップも有する。
本収容デバイスは、六角柱形態の本体と、ユーザ定義に依るネットの開口又は明かり孔を以て組立てられ得るべく設計された一連の周縁部及び側部のウィンドウとを有する。一方、この一群のウィンドウは、周囲の食物の進入を許容し、これは、内部への保持ネット手段の付加により補完され得る。この保持ネット手段は、底部又は粒状物質の沈降領域からデバイスの内部の物理的スペースを分離し得ることで、二重底部として作用し、本デバイスの内部の関心対象となる幼生が、原虫及び分解生物が支配的である底部上に位置されることが阻止され得る。図6を参照されたい。
本収容デバイスは、射出された高密度ポリエチレン(HDPE)の材料で構成され得る。水よりも低い密度を有する耐性材料は、海水及び淡水の両方において容易に取り扱われる僅かに正の浮力を提供する。
HDPEにより融着された本デバイスのウィンドウ(前部、後部、側方上部、及び、側方下部)は、好適には350ミクロン〜2mmのサイズの開口を備えた、ナイロン、ステンレス鋼、天然繊維などのネットから選択されたネットを有する。
図2は、高能率の作業及び耐久性のために堅固で頑丈な外観で組立てられた構造を形態的に提供する本収容システムの概観を示している。(灰色である)前部及び側部のウィンドウは、種々の段階で必要とされ得る350ミクロン(0.35mm)〜2,000ミクロン(2.0mm)のネットの開口もしくは明かり孔を有するプラスチック・ネットに対応する。これは、多様な種の養殖体、及び、特定種の多様な成長段階の維持を許容する。ウィンドウ又はネットは交換可能であることから、迅速な保守性が許容されると共に、上記デバイスは必要に応じて適合化される。
図3は、積層様式の一群のデバイスを示している。上記設計態様によれば、それらは、相互に重なり合い又は着座するときに各デバイス間の嵌合システムに依り、容易に安全に集積又は保管され得る。
図4は、本収容システムの分解図を示している。対称的な部材を作成すると、上記デバイスの製造は、好適にはHDPEであるプラスチックの射出のために7個のみのテンプレートもしくは成形型を要することが許容される。また、この様に分割すると、販売のためのデバイスの包装が許容され、スペースの節約と、コンテナにおける更に多数のデバイスの載置とが許容される。
図5は、本収容システムの事前形成部材同士の間における楔止め及び締着の手段を示している。本システムは、苛酷な使用及び取り扱いの条件に耐えるべく設計された。
図6は、本収容システムの(内部の)中央支持体を示している。此処に示されたこの中央システムは、特定実施例である。但し、上記中央システムは、食物を引き付けるためだけでなく、シェルタと、このデバイス内で成長され得る多様な種の発育生息環境に特有の特性とを提供するためにも、養殖されるべき種に依存して変更され得る。一方、(水平な)基部プレートは、上記デバイスの底部に自然に沈降する粒状の有機物から幼生を分離することで、他の分解生物がそれらの作用を行う二重壁部において生成された環境を分離して、これらの分解生物に対して我々の幼生が直接接触することを回避し得る。
本デバイスに対する水生種の養殖の適用は、商的関心対象となるチリの底生性の頭足類動物を考慮して行われ、主として、チリ北部における職業漁業において、腹足綱アクキガイ科アワビモドキである“ロコ貝(Loco)”の後に、最も重要な資源であるタコOctopus mimusに焦点が合わせられた。Octopus mimusは、便宜的な種であって、多様な捕食に応え得る多様な捕食者挙動を行い得る種であり、水産養殖における可能性を高める(Zuniga, O., Olivares Paz, A., & Torres, I. (2011))。チリ北部の一般的なタコであるOctopus mimusの成長評価は、調製された食餌を提供した。Latin American Journal of Aquatic Research, 39 (3), 584-592)。但し、幼生養殖は、現時点において、この種の商的養殖に対して制限要因を呈している。
養殖に由来する稚魚を準備することが不可能であるということは、一切の初期の肥育は漁業により捕獲された保有物が必要であることを意味し、このことは一定の場合、保有物はその身体に対する損傷を回避するために最大限の注意を以て捕獲されるべきことを考慮すると、この種において実施される抽出法に依れば不都合であり得る。故に、稚仔に対する新たな養殖システムによる設計態様及び実験が必要とされる。
一般的なタコを成長させる上での大きな困難性は、後胚期間の第1段階において生ずる高い死亡率である。これらの個体は、高い代謝活動及び極めて貧欲な摂食挙動を示すと共に、食物が無ければ早期に飢餓状態に入り得る(Igarashi, MA (2010))。ブラジルにおけるタコ養殖の現在の状況及び開発に対する可能性。学術雑誌Agricultural Sciences and Ambientals, 8 (4), 417-427)。稚仔のプランクトン期間の時的間隔は、水温及び地理的領域に依存して、30〜60日の期間であると推定される。これらの生物は生涯の最初の日から能動的な捕食者であるが、それらは、数日にわたり食物が無くても生存を許容する体内の卵黄貯蔵物を有する。O. vulgarisの稚仔の養殖の研究所における研究からは、それらが更に成長するにつれ、外套に対する腕の割合は増大し、一定サイズに到達したなら、海底における定着を実施し、成体の如き形態の底生性の稚仔になることが知られる。
幼生の大きな死亡率は、3つの要因に由来し得る。サイズ及び栄養組成が適切である生体食餌が入手できないこと、養殖技術の標準化が欠けていること、及び、最後に、これらの早期段階における上記種の生態に関する知見が不足する結果、それらの基本的な栄養要件が欠けていることである(Moxica, C, Linares, F., Otero, JJ, Iglesias, J., & Sanchez, FJ2002. intensive culture of paralarvae of octopus, Octopus vulgaris Cuvier(マダコであるタコの稚仔の集中養殖), 1797, in 9m3 tanks. Bull. Inst. Esp. Oceanogr, 18 (1 -4), 31 -36))。スペインの海洋養殖に関する国家的計画であるタコ養殖というJACUMAR, 2004による研究において示された如く、O. vulgarisによる稚仔の消化腺に関する組織学的な分析は、幼生の高い死亡率は主として、栄養要因に依ることを示した。Dominguez, P., Cortes, G. Vazquez, CR, & Cruz Suarez, LE (2004)。頭足類軟体動物の食物及び栄養。最近の進歩及び将来の展望。水産養殖の栄養面の進歩VII。水産養殖の栄養に関する国際シンポジウムVII、Hermosillo, Sonora, 16-19)の記録は、稚仔及び最新の孵化体の胃の内容物の分析により、これらの動物はそのライフ・サイクルの始めから肉食性であることを示し;稚仔の消化酵素における高い蛋白質分解活性もまた、早期の日々からの高蛋白の食餌を示唆している。
本デバイスによるロコ貝(LOCO)(アワビモドキ)の養殖。
400ミクロンの平均サイズのロコ貝の幼生を成長させるために、海中に12個のデバイスが配置された。各デバイスは、60リットル/デバイス、及び、100幼生/リットルの容量を示した。上記デバイスは、各ウィンドウ上で200ミクロンのネットを有していた。故に、デバイス毎に合計で6,000匹の幼生が、養殖用“延縄”からの索であって海面から1.5mに配置されたという索上に水平かつ連続的に配列されて、其処に4週間の期間にわたり留められた。その後、各デバイス内に収容された幼生の内の生存体の追尾が実施された。追尾は、各サンプルの複製を獲得する様式で、1週間毎に、3個のデバイスに付き1個のデバイスを回収するものとされた。
1週間後、幼生は、成長体及び生存体のカウントのために、3個のデバイスから回収された。アワビモドキの幼生の100%が生存していなかったが、甲殻類、軟体動物、棘皮(きょくひ)動物、及び、環形動物の如き種々の生物が各デバイス内で生存していた。おそらく、ロコ貝の幼生は、他の種、特に原生動物の食物とされたことが結論付けられる。
上記結果は、ロコ貝の幼生は、それらの形状、及び、プランクトン中における給餌の様式の故に、上記デバイス内で展開される条件に対して理想的な特性を呈さないことを示している。しかし、観察によれば、海洋プランクトンの高い捕食性の特性に適合する他の幼生は、生存し得るなら、系内に見出され得る他の種から給餌され得ると推定することが許容される。これらの結果は、確定的であるとは考慮され得ないことに注目すべきである、と言うのも、それらは、季節、場所及び深さに依り異なり得るからである。
本デバイスによるタコの幼生の養殖
タコの幼生を成長させるために、12個のデバイスが海中に配置された。各デバイスは、60リットル/デバイス及び5幼生/リットルの容量を示した。上記デバイスは、上記デバイスは、各ウィンドウ上で1,000ミクロンのネットを有していた。故に、デバイス毎に合計で30匹の幼生が、養殖用“延縄”からの索であって海面から1.5mに配置されたという索上に水平かつ連続的に配列されて、其処に4週間の期間にわたり留められた。その後、各デバイス内に収容された幼生の内の生存体の追尾が実施された。追尾は、各サンプルの複製を獲得する様式で、1週間毎に、3個のデバイスを回収するものとされた。
1週間後、幼生は、成長体及び生存体のカウントのために、3個のデバイスから回収された。第1週においては、デバイスの幼生の46%が生存した。第2週においては、デバイスの幼生の15.9%が生存した。第3週においては、デバイスの幼生の8.3%が生存した。第4週においては、残りのデバイスが高波により喪失されたので、評価は無かった。
監視の最後の週においては、デバイス毎に25匹の幼生の平均生存数が得られた。デバイス毎に17〜31匹の幼生の範囲があった。
上記結果は、上記収容システムは、各デバイス内で観察された状態に対して理想的な特性を有することを示した。このことを単一の理論的説明として認めることなく、タコの幼生は、非常に捕食的であり、デバイス内で観察される食物連鎖の頂点にさえ位置すると結論付けられる。それ故に、デバイス内で検出された生物の大部分は、タコの幼生の獲物に変わることになる。
これらの結果は、確定的であるとは見做され得ないことに注目すべきである、と言うのも、それらは季節、場所及び深さに依り異なり得るからである。

Claims (6)

  1. 幼生又は水生生物の養殖のための収容デバイスにおいて、
    前記収容デバイスは、頑丈な構造及び六角柱形態を有すると共に、楔止め及び締着の手段により積層可能及び連結可能であり、
    前記収容デバイスは、水よりも低い密度を有することで海水及び淡水の両方において容易に取り扱われる僅かに正の浮力を前記デバイスに対して提供する、射出された高密度ポリエチレン(HDPE)を含む、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、又は、それらの誘導体から選択されたポリマ材料で構成され、
    前記収容デバイスは、前部、後部、側方の上部及び下部の壁部を備えて成り、各側方壁部は、開口もしくは明かり孔を備えたネットを備えた交換可能なウィンドウを有し、各ネットは、前記ポリマ材料に対して融着されると共に、350ミクロン〜2,000ミクロンにサイズ設定された開口を備えるナイロン・ネット、金属ネット、又は、天然繊維ネットの内の一つ以上から選択され、前記ネットは周囲の栄養物の進入を許容し、
    前記収容デバイスは更に、内部に保持ネット手段を備えて成り、前記手段は取外し可能であると共に、前記手段は、底部又は粒状物質の沈降領域からデバイスの内部の物理的スペースを分離し得ることで、前記幼生が前記底部上に位置されることを阻止し得、且つ、
    前記収容デバイスは更に、螺着キャップであって、生体食物又はマイクロペレットなどの外生的食物の進入と、前記収容デバイスを海洋環境から取出さずにプローブもしくは機器の迅速な投入とを許容するという螺着キャップを備えて成ることを特徴とする、収容デバイス。
  2. 収容状態における幼生をそれらの自然生活環境中に維持することを許容することを特徴とする、請求項1に記載の収容デバイス。
  3. 幼生に対し、早期の生命段階から、自然的な給餌を許容することを特徴とする、請求項1に記載の収容デバイス。
  4. 稚仔へと移行する幼生の収容を許容することを特徴とする、請求項1に記載の収容デバイス。
  5. 幼生又は水生生物のために延縄システムに対して係合可能である養殖システムにおいて、
    前記養殖システムは一台以上の請求項1に記載のデバイスを備えて成り、各デバイスは、水平、垂直又は両方の方向において直列に配置されることを特徴とする、養殖システム。
  6. 幼生又は水生生物を養殖する方法において、
    一台以上の請求項1に記載のデバイスを、水平、垂直又は両方の形態で、且つ、養殖用延縄からの索上に連続的に配置する段階であって、各デバイスは海面から異なる深さに配置され、所定期間にわたり沈められたままとされ得るという段階を備えて成ることを特徴とする、方法。
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