JP2019534686A - 散歩を自動的に検出および開始するためのシステムおよび方法 - Google Patents

散歩を自動的に検出および開始するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

散歩事象の開始を検出するシステム、方法、および装置である。この方法は、ウェアラブル装置の位置を識別する工程と、ウェアラブル装置がジオフェンスゾーンから出たか否かを決定する工程と、ウェアラブル装置がジオフェンスゾーンから出たこと、およびウェアラブル装置が無線ネットワークに接続されていないことが決定された場合に、ウェアラブル装置が散歩モードにあることを確認する工程と、GPS受信器をオンにする工程と、ウェアラブル装置が散歩モードにある間、GPS受信器から受信されたウェアラブル装置の位置を連続的に記録する工程と、ウェアラブル装置が散歩モードにある間、ウェアラブル装置の記録された位置を送信する工程とを含む。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2016年10月12日に出願された米国特許出願第15/291,882号による優先権を主張するものであり、その全体を参照して本明細書に組み込む。
本開示に記載される実施形態は、アクティビティまたは位置に基づくトラッキングの分野に関し、具体的には、ウェアラブルトラッキング装置の散歩事象の開始を自動的に検出することに関する。
便利なサイズを有する装置によって提供される多くの計算機能を利用するために、ウェアラブル装置を用いる人間のユーザが増えている。ウェアラブル装置は、しばしば、健康的なライフスタイルを維持するために、および、特定のフィットネス目標に向けての進捗をモニタリングするために、人間のアクティビティを測定および追跡するために用いられる。
近年、人間以外の着用者(例えば、家で飼われているペット等)の動きおよびアクティビティをモニタリングおよび解析するためのウェアラブル装置が作られている。ペットに配置されたウェアラブル装置は、動きおよびアクティビティのモニタリングも可能にすると共に、飼い主の不在中のペットのトラッキングも可能にする。
しかし、ペットは、しばしば、かなりの量の不活発な状態を示し、ウェアラブル装置を手動で(且つ意図的に)制御する能力は無い。従って、動物用に設計された現行のウェアラブル装置は、動物の位置およびアクティビティをトラッキングするために、動物の不活発な状態の相対的なレベルに関係なく、定常的なGPSのモニタリングを必要とする。そのような定常的なモニタリングは、ウェアラブル装置が、GPSのトラッキングが必要なときと不要なときとをインテリジェントに判定する手段を持たないがために、必要となる。
GPS受信器の定常的な使用は、ウェアラブル装置の電池寿命に大きく影響し、従って、装置を頻繁に(しばしば毎日、または1日に複数回)充電することが必要になる。更に、定常的なGPSのポーリング(およびサーバへの送信)は、帯域幅についてのかなりの出費を要するものであり、これは、ネットワークの使用量に応じて、コスト高であると共に非実用的となり得る。更に、不活発な状態が比較的長いことを所与として、動物についてのGPSデータを常時収集することは必要ではない。むしろ、GPSデータが必要なのは、動物の1日のうちの比較的短い期間中のみである。
従って、当該技術分野においては、ウェアラブル装置の位置をインテリジェントにモニタリングし、ウェアラブル装置のアクティビティに基づいて、高いGPSモニタリングが必要なときを決定するシステム、装置、および方法の必要性が存在する。
上述の不備を改善するために、本開示は、ウェアラブル装置の位置を自動的にモニタリングし、装置が散歩アクティビティに関わっていることの決定に応答して、装置のGPSトラッキングをオンにすることを選択するシステム、方法、および装置を呈示する。
一実施形態において、本開示は、散歩事象の開始を検出する方法を記載する。本方法は、ウェアラブル装置の位置を識別する工程と、ウェアラブル装置がジオフェンスゾーンから出たか否かを決定する工程と、ウェアラブル装置がジオフェンスゾーンから出たこと、およびウェアラブル装置が無線ネットワークに接続されていないことが決定された場合に、ウェアラブル装置が散歩モードにあることを確認する工程と、GPS受信器をオンにする工程と、ウェアラブル装置が散歩モードにある間、GPS受信器から受信されたウェアラブル装置の位置を連続的に記録する工程と、ウェアラブル装置が散歩モードにある間、ウェアラブル装置の記録された位置を送信する工程とを含む。
一実施形態において、本開示は、散歩事象の開始を検出する装置を記載する。この装置は、プロセッサと、GPS受信器と、コンピュータが実行可能な指示を格納した非一過性のメモリとを含む。これらの指示は、プロセッサによって実行されたときに、装置に、ウェアラブル装置の位置を識別する工程と、ウェアラブル装置がジオフェンスゾーンから出たか否かを決定する工程と、ウェアラブル装置がジオフェンスゾーンから出たこと、およびウェアラブル装置が無線ネットワークに接続されていないことが決定された場合に、ウェアラブル装置が散歩モードにあることを確認する工程と、GPS受信器をオンにする工程と、ウェアラブル装置が散歩モードにある間、GPS受信器から受信されたウェアラブル装置の位置を連続的に記録する工程と、ウェアラブル装置が散歩モードにある間、ウェアラブル装置の記録された位置を送信する工程とを行わせる。
本開示の上記および他の目的、特徴、および長所は、添付の図面に示されているような実施形態の以下の説明から自明であり、様々な図面を通して、参照番号はそれぞれ同じ部分を参照している。図面は必ずしも縮尺通りではなく、むしろ、本開示の原理を示すことを重視したものである。
本開示の幾つかの実施形態による、散歩事象の開始を検出するシステムを示すネットワーク図 本開示の幾つかの実施形態による、散歩事象の開始を検出するトラッキング装置を示す物理的な図 本開示の幾つかの実施形態による、散歩事象の開始を検出するトラッキング装置を示す論理的なブロック図 本開示の幾つかの実施形態による、散歩事象の開始を検出する方法を示すフロー図 本開示の幾つかの実施形態による、散歩事象の開始を確認する方法を示すフロー図
以下、本明細書において、本明細書の一部をなし、説明のための特定の例示的な実施形態を示している添付の図面を参照し、本開示をより完全に説明する。しかし、主題は、様々な異なる形態で具現化され得るものであり、従って、カバーされているまたは特許請求される主題は、本明細書において述べられるいずれの例示的な実施形態にも限定されないものと解釈されることが意図され、例示的な実施形態は、単に、説明を目的として提供されるものである。同様に、特許請求されるまたはカバーされている主題については、妥当に広い範囲が意図される。とりわけ、例えば、主題は、方法、装置、コンポーネント、またはシステムとして具現化され得る。従って、実施形態は、例えば、(ソフトウェア自体ではなく)ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せの形態をとってもよい。従って、以下の詳細な説明は、限定する意味で解釈されることは意図されない。
本明細書および請求項を通して、用語は、明示的に述べられている意味を超えた、文脈において示唆または暗示されるニュアンス的な意味を含み得る。同様に、本明細書において用いられる「一実施形態において」という語句は、必ずしも同じ実施形態を指すものではないく、本明細書において用いられる「別の実施形態では」という語句は、必ずしも異なる実施形態を指すものではない。例えば、特許請求される主題は、例示的な実施形態の全体的または部分的な組合せを含むことが意図される。
一般的に、用語は、少なくとも部分的に、文脈における使用法から理解され得る。例えば、本明細書において用いられる「および」、「または」、または「および/または」等の用語は、そのような用語が用いられている文脈に少なくとも部分的に依存し得る様々な意味を含み得る。典型的には、「または」が、例えば、「A、B、またはC」のように、リストを関連付けるために用いられる場合には、これは、ここでは排他的な意味で用いている「A、B、またはC」だけでなく、ここでは包含的な意味で用いている「A、B、およびC」も意味することが意図される。それに加えて、本明細書において用いられる「1以上」という用語は、文脈に少なくとも部分的に依存して、単数の意味で、任意の特徴、構造、または特性を記述するために用いられ得ると共に、複数の意味で、特徴、構造、または特性の組合せを記述するために用いられ得る。同様に、例えば、「a」、「an」、または「the」等の用語は、文脈に少なくとも部分的に依存して、単数の用法を伝えるものとして、または複数の用法を伝えるものとして理解され得る。それに加えて、「に基づいて」という用語は、文脈に少なくとも部分的に依存して、排他的な1組の要因を伝えることは必ずしも意図せず、むしろ、必ずしも明示的に記載されていない更なる要因の存在を認めるものと理解され得る。
以下に、本開示を、方法および装置のブロック図および動作的な図を参照して説明する。ブロック図または動作的な図の各ブロック、および、ブロック図または動作的な図の複数のブロックの組合せは、アナログまたはデジタルハードウェアおよびコンピュータプログラム指示を用いて実装され得ることが理解される。これらのコンピュータプログラム指示は、汎用コンピュータに供給されて、その機能を、本明細書において詳細を述べられるように変えてもよく、専用コンピュータ、ASIC、または他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサに供給されてもよく、コンピュータまたは他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサによって実行される指示が、ブロック図または動作的な1もしくは複数のブロックにおいて指定されている機能/動作を実装するようになっている。幾つかの別の実装例では、ブロックに記されている機能/動作は、動作的な図に記されている順序から外れて生じ得る。例えば、続けて示されている2つのブロックが、実際には略同時に実行されてもよく、または、それらのブロックが、含まれる機能/動作に応じて、逆の順序で実行される場合もあり得る。
これらのコンピュータプログラム指示は、汎用コンピュータ(その機能を専用に変えるために)、専用コンピュータ、ASIC、または他のプログラム可能デジタルデータ処理装置のプロセッサに供給されて、コンピュータまたは他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサによって実行される指示が、ブロック図または動作的な1もしくは複数のブロックにおいて指定されている機能/動作を実装することにより、それらの機能を、本明細書における実施形態に従って変換し得る。
本開示の目的で、コンピュータ可読媒体(またはコンピュータ可読ストレージ媒体)は、コンピュータデータを格納しており、このデータは、コンピュータによって実行可能な機械可読形態のコンピュータプログラムコード(またはコンピュータが実行可能な指示)を含み得る。限定するものではない例として、コンピュータ可読媒体は、データの有形のもしくは固定されたストレージのためのコンピュータ可読ストレージ媒体、または、コードを含む信号の過渡的な解釈のための通信媒体を含み得る。本明細書において用いられるコンピュータ可読ストレージ媒体は、(信号ではなく)物理的なまたは有形のストレージを指し、情報(例えば、コンピュータ可読指示、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータ等)の有形のストレージのための任意の方法または技術で実装される揮発性および不揮発性のリムーバブルおよび非リムーバブル媒体を含むが、それらに限定されない。コンピュータ可読ストレージ媒体は、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のソリッドステートメモリ技術、CD−ROM、DVD、もしくは他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、もしくは他の磁気ストレージ装置、または、所望の情報、データ、もしくは指示を有形で格納するために使用可能であり、コンピュータもしくはプロセッサによってアクセス可能な他の任意の物理的もしくは材料媒体を含むが、それらに限定されない。
本開示の目的で、「サーバ」という用語は、処理機能、データベース機能、および通信機能を提供するサービスポイントを指すものとして理解されるべきである。限定するものではない例として、「サーバ」という用語は、通信機能、データストレージ機能、およびデータベース機能が関連付けられた単一の物理的プロセッサを指す場合もあり、または、ネットワーク化もしくはクラスタ化されたプロセッサの複合体、それに関連付けられたネットワーク装置およびストレージ装置、並びに、サーバによって提供されるサービスをサポートするオペレーテイングソフトウェア、1以上のデータベースシステム、およびアプリケーションソフトウェアを指す場合もある。サーバは、構成または機能において様々であり得るが、一般的に、サーバは、1以上の中央処理装置およびメモリを含み得る。サーバは、1以上のマスストレージ装置、1以上の電源、1以上の有線または無線ネットワークインターフェース、1以上の入出力インターフェース、または1以上のオペレーティングシステム(例えば、Windowsサーバ、MacOS X、Unix、Linux(登録商標)、FreeBSD等)も含み得る。
本開示の目的で、「ネットワーク」は、例えば、サーバとクライアント装置または他のタイプの装置との間(例えば、無線ネットワークを介して結合された無線装置間を含む)において通信が交換され得るように装置を結合し得るネットワークを指すものとして理解されるべきである。ネットワークは、例えば、ネットワーク接続ストレージ(NAS)、ストレージエリアネットワーク(SAN)、または他の形態のコンピュータ可読媒体もしくは機械可読媒体等のマスストレージも含み得る。ネットワークは、インターネット、1以上のローカルエリアネットワーク(LAN)、1以上のワイドエリアネットワーク(WAN)、有線タイプ接続、無線タイプ接続、セルラー、またはそれらの任意の組合せを含み得る。同様に、異なるアーキテクチャを用い得るまたは異なるプロトコルに準拠もしくは適合し得る複数のサブネットワークが、より大きなネットワーク内で相互運用され得る。様々なタイプの装置は、例えば、異なるアーキテクチャまたはプロトコルのための相互運用可能な機能を提供するために使用可能にされ得る。説明的な一例として、ルータは、別様では別々の独立したLAN間におけるリンクを提供し得る。
通信リンクまたはチャネルは、例えば、ツイストペア線等のアナログ電話回線、同軸ケーブル、T1、T2、T3、もしくはT4タイプ回線を含む完全なまたは部分的デジタル回線、デジタル総合サービス網(ISDN)、デジタル加入者回線(DSL)、衛星リンクを含む無線リンク、または当業者に知られているような他の通信リンクもしくはチャネルを含み得る。更に、コンピューティング装置または他の関連電子機器は、例えば、有線または無線の回線またはリンク等を介して、ネットワークにリモートで結合され得る。
本開示の目的で、「無線ネットワーク」は、クライアント装置をネットワークと結合するものと理解されるべきである。無線ネットワークは、スタンドアロンのアドホックネットワーク、メッシュネットワーク、無線LAN(WLAN)ネットワーク、セルラーネットワーク等を用い得る。無線ネットワークは、ネットワークトポロジーが折に触れてより急速に変化し得るように、自由に、ランダムに、または自発的に組織化して動き得る、無線リンク等によって結合された端末、ゲートウェイ、ルータ等のシステムを更に含み得る。
無線ネットワークは、更に、Wi−Fi、ロング・ターム・エボリューション(LTE)、WLAN、無線ルータ(WR)メッシュ、または、第二世代、第三世代、もしくは第四世代(2G、3G、もしくは4G)セルラー技術等を含む複数のネットワークアクセス技術を用い得る。ネットワークアクセス技術は、例えば、様々な程度のモビリティを有するクライアント装置等の装置のための広域のサービス区域を可能にし得る。
例えば、ネットワークは、1以上のネットワークアクセス技術(例えば、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)、汎用パケット無線サービス(GPRS)、拡張データ「GSM」環境(EDGE)、3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)、LTEアドバンスト、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、Bluetooth(登録商標)、802.11b/g/n等)を用いたRFまたは無線タイプの通信を可能にし得る。無線ネットワークは、装置間(例えば、クライアント装置またはコンピューティング装置等)、ネットワーク間、またはネットワーク内等において信号が通信され得る実質的に任意のタイプの無線通信機構を含み得る。
コンピューティング装置は、例えば、有線または無線ネットワーク等を介して信号を送信または受信する機能を有し得るものであり、信号を処理または格納(例えば、メモリ内等に物理的なメモリ状態として)する機能を有し得るものであり、従って、サーバとして動作し得る。従って、サーバとして動作可能な装置は、例として、専用のラックマウント型サーバ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、セットトップボックス、様々な機能(例えば、上述の装置の2以上の機能)を組み合わせた統合型装置等を含み得る。サーバは、構成または機能において非常に様々であり得るが、一般的に、サーバは、1以上の中央処理装置およびメモリを含み得る。サーバは、1以上のマスストレージ装置、1以上の電源、1以上の有線もしくは無線ネットワークインターフェース、1以上の入出力インターフェース、または1以上のオペレーティングシステム(例えば、Windowsサーバ、MacOS X、Unix、「Linux」、FreeBSD等)も含み得る。
図1は、本開示の幾つかの実施形態による、散歩事象の開始を検出するシステムを示すネットワーク図である。図1に示されているように、システム100は、トラッキング装置102、モバイル装置104、サーバ106、およびネットワーク108を含む。
図1に示されているように、トラッキング装置102は、ユーザまたは他の存在物(例えば、動物等)によって着用または別様で携帯されるよう設計されたコンピューティング装置を含み得る。一実施形態において、トラッキング装置102は、図2に示されているハードウェアを含み得る。トラッキング装置102は、トラッキング装置102内に存在する様々なハードウェアコンポーネント(例えば、GPS受信器、加速度計、ジャイロスコープ、または、トラッキング装置102の動きまたはアクティビティに関するデータを記録する能力がある他の装置等)によって生成されたデータを収集するよう構成され得る。
本明細書においてより詳細に述べるように、トラッキング装置102は、モーションデータを受信して処理する能力がある処理論理(例えば、CPU)を更に含み得る。幾つかの実施形態では、トラッキング装置102は、具体的には、データを受信して、そのデータを送信前に前処理するよう構成され得る。データを記録および処理することに加えて、トラッキング装置102は、更に、位置データおよび事象データを含むデータを、ネットワーク108を介して他の装置に送信するよう構成され得る。データの処理および送信の特定の実施形態は、図4〜図5に関してより完全に説明される。
ネットワーク108は、単一のネットワークとして図示されているが、装置間における通信を容易にする複数のネットワークを含み得る。一実施形態において、ネットワーク108は、IEEE802.11標準または同等の標準によって定義されるワイヤレス・フィディリティー(「Wi−Fi」)ネットワークを含み得る。この実施形態では、ネットワーク108は、トラッキング装置102からサーバ106への位置データまたは事象データの転送を可能にし得る。それに加えて、ネットワーク108は、トラッキング装置102とモバイル装置104との間におけるデータの転送を容易にし得る。別の実施形態では、ネットワーク108は、例えば、セルラーネットワーク等のモバイルネットワークを含み得る。この実施形態では、データは、図示されている装置間において、ネットワーク108がWi−Fiネットワークである実施形態と類似の方法で転送され得る。しかし、ネットワーク108がモバイルネットワークを含む場合には、データ転送は、狭められ得る、即ち、ネットワークの帯域幅を減らす干渉を受け得ることに留意されたい。最後に、一実施形態において、ネットワーク108は、「Bluetooth」ネットワークを含み得る。この実施形態では、トラッキング装置102およびモバイル装置104は、それらの間でデータを転送する能力を有し得る。しかし、サーバ106は、トラッキング装置102およびモバイル装置104と通信できない場合がある。別々に記載したが、ネットワーク108は複数のネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク108は、トラッキング装置102とモバイル装置104との間におけるデータの転送を容易にする「Bluetooth」ネットワークと、Wi−Fiネットワークと、モバイルネットワークとを含み得る。
システム100は、モバイル装置104を更に含み得る。一実施形態において、モバイル装置104は、携帯電話またはタブレット装置を含み得る。別の実施形態では、システム100は、更に、モバイル装置104に関して記載される機能の一部を行うためのラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、または他のパーソナルコンピューティング装置を含み得る。先に述べたように、モバイル装置104は、Wi−Fiネットワークまたは「Bluetooth」ネットワークを介して、トラッキング装置102と通信し得る。これらの実施形態では、モバイル装置104は、本明細書においてより詳細に説明するように、トラッキング装置102から位置データまたは事象データを受信し得る。それに加えて、トラッキング装置102は、モバイル装置104からデータを受信し得る。一実施形態において、トラッキング装置102は、トラッキング装置102に対するモバイル装置104の近さに関するデータ、またはモバイル装置104と関連付けられたユーザの識別に関するデータを受信し得る。
それに加えて、モバイル装置104(または非モバイル装置)は、サーバ106と通信して、サーバ106からデータを受信し得る。例えば、サーバ106は、ネットワーク化アプリケーションまたはアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を提供する1以上のアプリケーションサーバを含み得る。一実施形態において、モバイル装置104には、APIを介してサーバ106と通信して、データを読み出してアプリケーション内において呈示するアプリケーションが設けられ得る。一実施形態において、サーバ106は、トラッキング装置102から受信された位置データまたは事象データの視覚化表現を提供し得る。例えば、視覚化データは、トラッキング装置102から受信されたデータのグラフ、チャート、または他の表現を含み得る。サーバ106からデータを受信するモバイルアプリケーションの例が図6に示されている。
図2は、本開示の幾つかの実施形態による、散歩事象の開始を検出するトラッキング装置を示す物理的な図である。装置200は、CPU202、メモリ204、不揮発性ストレージ206、加速度計208、GPS受信器210、セルラートランシーバ212、「Bluetooth」トランシーバ216、および無線トランシーバ214を含む。
図1に関して述べたように、装置200は、ユーザまたは他の存在物(例えば、動物等)によって着用または別様で携帯されるよう設計されたコンピューティング装置を含み得る。装置200は、加速度計208およびGPS受信器210を含み、これらは、装置200をモニタリングして、その位置(GPSトランシーバ210を用いて)およびその加速度(加速度計208を用いて)を識別する。加速度計208およびGPSトランシーバ210は、単一の構成要素として図示されているが、その代わりに、各々は、類似の機能を提供する複数の構成要素を含んでいてもよい。
速度計208およびGPS受信器210は、本明細書においてより詳細に説明するように、データを生成し、そのデータを、CPU202を介して他の構成要素に送信する。その代わりに、または上記に関して、加速度計208およびGPS受信器210は、データを、短期ストレージのためにメモリ204に送信し得る。一実施形態において、メモリ204は、ランダムアクセスメモリ装置または類似の揮発性ストレージ装置を含み得る。その代わりに、または上記に関して、加速度計208およびGPS受信器210は、データを不揮発性ストレージ206に直に送信し得る。この実施形態では、CPU202は、メモリ204からのデータ(例えば、位置および/または事象データ)にアクセスし得る。幾つかの実施形態では、不揮発性ストレージ206は、ソリッドステートストレージ装置(例えば、「フラッシュ」ストレージ装置)または従来のストレージ装置(例えば、ハードディスク)を含み得る。具体的には、GPS受信器210は、位置データ(例えば、緯度、経度等)を、類似の方法でCPU202、メモリ204、または不揮発性ストレージ206に送信し得る。幾つかの実施形態では、CPU202は、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはカスタマイズされた特定用途向け集積回路を含み得る。
図2に示されているように、装置200は、セルラートランシーバ212、無線トランシーバ214、および「Bluetooth」トランシーバ216を含む複数のネットワークインターフェースを含む。図1に関して述べたように、セルラートランシーバ212は、装置200が、CPU202によって処理された事象データまたは位置データを、モバイルネットワークまたは無線ネットワークを介してサーバに送信することを可能にする。それに加えて、CPU202は、セルラートランシーバ212、無線トランシーバ214、および「Bluetooth」トランシーバ216を用いて転送されるデータの形式およびコンテンツを、検出されたネットワーク条件に基づいて決定し得る。
図3は、本開示の幾つかの実施形態による、散歩事象の開始を検出するトラッキング装置を示す論理的なブロック図である。図3に示されているように、装置300は、GPS受信器302、ジオフェンス検出器304、環境プロファイラ306、ストレージ308、CPU310、およびネットワークインターフェース312を含む。
図示されている実施形態では、GPS受信器302は、時間の関数としての装置300の位置を表す多数のデータ点を含む、装置300と関連づけられた位置データを記録する。
一実施形態において、ジオフェンス検出器304は、既知のジオフェンスゾーンに関する詳細を格納する。例えば、ジオフェンス検出器304は、複数の多角形のジオフェンスについての複数の経緯度点を格納し得る。別の実施形態では、ジオフェンス検出器304は、図4および図5に関してより詳細に述べるように、既知のWi−FiネットワークSSIDの名称を格納して、各SSIDをジオフェンスと関連付け得る。一実施形態において、ジオフェンス検出器304は、SSIDに加えて、装置300がジオフェンスゾーンから出たときを決定するための1以上の閾値を格納し得る。別個の構成要素として図示されているが、幾つかの実施形態では、ジオフェンス検出器304は、CPU310内において、例えば、ソフトウェアモジュールとして実装され得る。
一実施形態において、GPS受信器302は、経緯度データを、ストレージ308を介してジオフェンス検出器304に送信してもよく、或いは、CPU310を介して間接的にストレージ308に送信してもよい。これらの実施形態では、ジオフェンス検出器304は、装置300の現在位置を表す経緯度データを受信して、装置300がジオフェンスゾーン内にあるか、またはジオフェンスゾーンから出たかを決定する。ジオフェンス検出器304が、装置300がジオフェンスゾーンから出たことを決定した場合には、ジオフェンス検出器304は、更なる処理のために、CPU310に通知を送信し得る。
或いは、ジオフェンス検出器304は、ネットワークインターフェース312をクエリして、装置がWi−Fiネットワークに接続されているか否かを決定し得る。この実施形態では、ジオフェンス検出器304は、現在のWi−FiのSSID(またはその不在)を既知のSSIDのリストと比較し得る。ジオフェンス検出器304が、装置300が現在既知のSSIDに接続されていることを検出しなかった場合には、ジオフェンス検出器304は、装置がジオフェンスゾーンから出たことの通知をCPU310に送信し得る。或いは、図4に関してより完全に説明されるように、ジオフェンス検出器304は、Wi−Fiネットワークの強度を受信して、Wi−Fiネットワークの現在の強度が所定の閾値以内であるか否かを決定し得る。
図3に示されているように、装置300は、環境プロファイラ306を更に含む。一実施形態において、環境プロファイラ306は、以前に散歩モードがオンにされたときの環境的条件に関する、過去の散歩の環境の詳細を格納する。例えば、過去の散歩の環境の詳細は、時間帯、トラッキング装置の位置、以前に散歩モードがオンにされた時間についての、装置と関連づけられた動きデータ(例えば、速度、加速度等)を含み得る。それに加えて、過去の散歩の環境の詳細は、散歩のスケジュール、散歩モードプロンプトに対する応答のリスト、および他の関連する詳細を含み得る。一実施形態において、環境プロファイラ306は、トラッキング装置上に存在するローカルストレージから、過去の散歩の環境の詳細を読み出し得る。その代わりに、または上記に関して、環境プロファイラ306は、サーバから、ネットワークインターフェース312を介して、過去の散歩の環境の詳細を読み出し得る。環境プロファイラ306によって行われる方法の実施形態は、図5に関してより完全に説明されており、明確のために本明細書では繰り返さない。別個の構成要素として図示されているが、幾つかの実施形態では、環境プロファイラ306は、CPU310内において、例えば、ソフトウェアモジュールとして実装され得る。
CPU310は、ストレージ308へのアクセスを制御する機能、ストレージ308からデータを読み出す機能、および、ネットワークインターフェース312を介してネットワークに接続された装置へとデータを送信する機能を有する。図4および図5に関してより完全に述べられるように、CPU310は、ジオフェンス検出器304から、ジオフェンスゾーンから出たことの指標を受信したら、ネットワークインターフェース312を用いてモバイル装置と通信し得る。それに加えて、CPU310は、環境プロファイラ306から、散歩モードがオンにされるべきであることの指標を受信したら、それに従って、散歩モードをオンにし得る。一実施形態において、散歩モードがオンにされたとき、CPU310は、GPS受信器302から位置データを受信して、その位置データをストレージ308に格納し得る。一実施形態において、位置データを格納することは、データにタイムスタンプを関連付けることを含み得る。幾つかの実施形態では、CPU310は、所定の間隔に従って、GPS受信器302から位置データを読み出し得る。幾つかの実施形態では、この間隔は、推定される散歩の長さ、または装置300の残りの電池寿命に基づいて動的に変更され得る。CPU310は、更に、ネットワークインターフェース312を介して、リモートの装置または位置へと位置データを送信する機能を有し得る。
図4は、本開示の幾つかの実施形態による、散歩事象の開始を検出する方法を示すフロー図である。
工程402において、方法400は、装置の位置をモニタリングする。一実施形態において、装置の位置をモニタリングすることは、装置のGPS位置を規則的な間隔でモニタリングすることを含み得る。例えば、方法400は、5秒毎にGPS受信器をポーリングして、装置の経緯度を読み出し得る。或いは、幾つかの実施形態では、GPS位置の連続的なポーリングは、装置の電池寿命を顕著に減らし得る。従って、これらの実施形態では、方法400は、装置の位置を推定するために、他の方法を用い得る。一実施形態において、方法400は、装置が既知のWi−Fiネットワークに接続されているか否かを決定し、Wi−Fiネットワークへの接続を装置の位置の推定として用いることによって、装置の位置をモニタリングし得る。別の実施形態では、装置は、「Bluetooth」ネットワークを介してモバイル装置にペアリングされ得る。この実施形態では、方法400は、ペアリングされている装置をクエリし、例えばモバイル装置のGPS座標を用いて、その位置を決定し得る。
工程404において、方法400は、装置がジオフェンスゾーンから出たか否かを決定する。先に述べたように、一実施形態において、方法400は、GPS受信器を連続的にポーリングして、装置の経緯度を決定し得る。この実施形態では、次に、方法400は、受信された経緯度を、既知のジオフェンスゾーンと比較し得る(ジオフェンスで囲まれた領域は、多角形領域を画成する1組の経緯度点を含む)。或いは、方法400が、Wi−Fiネットワークの存在を位置の指標として用いる実施形態では、方法400は、既知のWi−Fiネットワークの存在が検出されないときに、装置がジオフェンスゾーンから出たことを決定し得る。例えば、トラッキング装置は、ホームネットワークを(例えば、そのネットワークのSSIDを用いて)識別するよう構成され得る。装置がその家の中に存在するときには(例えば、ペットがその家の中にいるときには)、方法400は、装置がジオフェンスゾーンから出ていないことを決定し得る。しかし、装置が既知のWi−Fiネットワークの範囲から外に移動すると、方法400は、ジオフェンスゾーンから出たことを決定し得るものであり、従って、Wi−Fiネットワークの輪郭に基づいて黙示的にジオフェンスゾーンを構築する。
その代わりに、または上記に関して、方法400は、装置がジオフェンスゾーンから出たか否かを決定するために、連続的な検出方法を用いてもよい。具体的には、Wi−Fiネットワークは、一般的に、受信器が無線アクセスポイントから離れるほど、信号強度が低下する。一実施形態において、方法400は、無線トランシーバから、既知のWi−Fiネットワークの信号強度を受信し得る。この実施形態では、方法400は、装置がジオフェンスから出たか否かを決定するために、1以上の所定の閾値を設定し得る。
例えば、仮定上のWi−Fiネットワークは、10(最も強い)と0(不在)との間の信号強度を有し得る。第1の実施形態では、方法400は、単に、0の信号強度をモニタリングしてから、装置がジオフェンスゾーンから出たことを決定し得る。その代わりに、または上記に関して、方法400は、3の閾値信号強度値を設定してもよく、これは、ビーコンゾーン(即ち、3と10との間の信号強度)を定めると共に、黙示的に第2の閾値(即ち、0と3との間)をジオフェンス領域の境界として設定する。この例では、方法400は、Wi−Fiネットワークの信号強度が3の値より低くなったときに、装置がジオフェンスから出たことを決定し得る。幾つかの実施形態では、方法400は、Wi−Fi信号強度が所定の閾値より高い値まで戻る可能性を許容するために、タイマーを用い得る。この実施形態では、方法400は、Wi−Fi信号強度の一時的な途絶を許容して、誤検出を回避する。
方法400が、装置がジオフェンスゾーンから出ていないことを決定した場合には、方法400は、工程402において装置位置のモニタリングを継続する。或いは、方法400が、装置がジオフェンスゾーンから出たことを決定した場合には、方法400は、工程406において、ユーザに、散歩モードがオンにされるべきであることを確認するようプロンプトする。一実施形態において、散歩モードの確認のためにプロンプトを行うことは、更に、図5に関してより完全に説明されるように、装置が既知のユーザと一緒であるか否かを決定することを含み得る。
一実施形態において、ユーザに散歩モードを確認するようプロンプトすることは、ユーザのモバイル装置に通知することを含み得る。例えば、トラッキング装置は、「Bluetooth」接続を介してモバイル装置とペアリングされ得る。この実施形態では、方法400は、「Bluetooth」接続を介して、装置に、散歩モードが検出されたことを警報すること、および、(例えば、画面上において通知を提供することによって)ユーザがそれを確認することを可能にすることを含み得る。或いは、ユーザは、トラッキング装置が散歩モードの検出をサーバに通信したことに基づいて生成された通知をサーバから受信することによって、通知されてもよい。
別の実施形態では、方法400は、工程406をバイパスして、様々な技術を用いて、散歩モードの開始を推論してもよい。一実施形態において、方法400は、散歩モードと関連づけられている既知の装置の存在を識別し得る。例えば、方法400は、犬の散歩担当者によって携帯されている装置の存在を検出してもよく、装置と犬の散歩担当者の装置とが同時にジオフェンス領域から出たときに、散歩モードが開始したことを推論してもよい。
その代わりに、または上記に関して、方法400は、時間帯に基づいて、散歩の開始を推論してもよい。例えば、ユーザは、1日のうちの特定の時間(例えば、朝、午後、または夜)に散歩をスケジュールしている場合がある。装置がジオフェンスゾーンから出たか否かを検出することの一部として、方法400は、更に、既知の散歩のスケジュールを調べて、ジオフェンスが出たタイミングが、予期される散歩の時間(またはそこからの許容可能なずれの範囲内)に生じたか否かを決定してもよい。
その代わりに、または上記に関して、方法400は、上述のユーザからの入力を必要とせずに、散歩の開始を推論するために、機械学習技術を用いてもよい。例えば、散歩モードの検出の最初の数例において、方法400は、ユーザに、散歩モードが開始したことを確認するようプロンプトすることを続けてもよい。方法400が、ユーザからの、散歩モードが開始したことを確認または否定する入力を受信するにつれ、方法400は、学習機械を、散歩と関連づけられる条件を識別するようトレーニングし得る。例えば、数例のプロンプトによる確認の後、方法400は、週日の7:00AMと7:30AMとの間に、トラッキング装置が繰り返し散歩モードをオンにしていることを決定し得る(即ち、ペットの朝の散歩に一致する)。それに関連して、方法400は、同じ事象(例えば、朝の散歩)が、週末にはより遅く(例えば、8:00AMと8:30AMとの間に)生じる場合があることを学習し得る。
このようにして、方法400は、ユーザに対して明示的なプロンプトを行うことをバイパスし、単に、散歩モードが確認されたことを推測し得る。この実施形態では、方法400は、ユーザが散歩モードをオフにすること、または、散歩モードの自動検出を更に洗練するために、遡及的に散歩モードをキャンセルすることを可能にし得る。
ユーザが、散歩モードがオンにされるべきであることを確認しない場合には、方法400は、工程402において装置位置のモニタリングを継続し得る。或いは、ユーザが、散歩モードがオンにされるべきであることを確認した場合には、方法400は、工程410において、装置のGPS位置の記録を開始する。
一実施形態において、方法400は、散歩モードがオンにされている間に装置が遭遇する複数の「ブレッドクラム」を設けるために、装置のGPS位置を連続的にポーリングし得る。幾つかの実施形態では、GPS装置のポーリング間隔は、装置の電池レベルに基づいて調節され得る。別の実施形態では、ポーリング間隔は、散歩モードの予期される長さに基づいて調節され得る。即ち、(例えば、犬の散歩中に)散歩モードが30分間続くことが予期される場合には、方法400は、電池寿命に基づいて、最適なポーリング間隔を算出し得る。上述のように、散歩の長さは、ユーザによって手動で入力されてもよく、または、機械学習アルゴリズムを用いて、以前の散歩に基づいて決定されてもよい。
工程412において、方法400は位置の詳細を送信する。一実施形態において、方法400は、散歩モードがオンにされている間、GPS位置の詳細をサーバに連続的に送信する。上述のように、方法400は、ポーリング間隔を用いて、データを送信する頻度を決定し得る。一実施形態において、方法400は、セルラーネットワークまたは他の無線ネットワークを用いて、位置データを送信し得る。セルラーネットワークを介して位置データを送信する方法は、本願と同じ所有者の「System and Method for Compressing High Fidelity Motion Data for Transmission Over a Limited Bandwidth Network」という名称の米国仮特許出願15/287,544により完全に記載されており、その全体を参照して本明細書に組み込む。
最後に、方法400は、工程414において、散歩が終了したか否かを決定する。肯定された場合には、方法400は、装置の位置のモニタリングに戻る。否定された場合には、方法400は、装置のGPS位置の記録を継続する。
一実施形態において、方法400は、先に述べたように、装置のGPS位置を用いて、装置が再びジオフェンスゾーンに入ったことを検出することによって、散歩モードが終了したことを決定し得る。その代わりに、または上記に関して、方法400は、先に述べたように、既知のWi−Fiネットワークの存在を検出することによって、散歩モードが終了したことを決定し得る。その代わりに、または上記に関して、方法400は、ユーザから、散歩モードが終了したことの通知を受信し得る。
図5は、本開示の幾つかの実施形態による、散歩事象の開始を確認する方法を示すフロー図である。
工程502において、方法500は、装置がジオフェンスゾーンから出たか否かを検出する。ジオフェンスゾーンから出たことの検出については、図4に関してより詳細に述べられており、明確のために本明細書では繰り返さない。
工程504において、方法500は、モバイル装置を識別する。一実施形態において、モバイル装置を識別することは、「Bluetooth」ネットワークを介してトラッキング装置に接続されているモバイル装置を識別することを含み得る。例えば、ジオフェンスから出たことを検出したら、方法500は、既知の装置(例えば、以前にトラッキング装置とペアリングされた装置)を識別するために、装置を探して「Bluetooth」ネットワークの範囲内をスキャンする。その代わりに、または上記に関して、方法500は、既知の装置がネットワーク(例えば、インターネット等)に接続されているか否かを決定することによって、モバイル装置を識別し得る。この実施形態では、方法500は、セルラーネットワークを介してサーバに通知を送信し得る。次に、サーバは、いずれかの既知の装置がサーバからの通信を受信できるか(例えば、「オンライン」であるか)否かを識別し得る。このようにして、方法500は、短距離無線ネットワークの範囲外にある既知の装置を識別して、トラッキング装置からリモートにある装置を識別し得る。例えば、方法500は、現在、トラッキング装置を装着したペットからリモートにいるペットの飼い主(例えば、仕事中の飼い主)を識別し得る。このようにして、方法500は、飼い主(またはアカウント管理者)が、散歩モードがオンにされるべきか否かを制御することを可能にし得る。或いは、ローカルネットワーク(例えば、「Bluetooth」)を用いることは、装置の最も近くにいる人が散歩モードをオンにすることを可能にする。幾つかの実施形態では、両方の技術が、互いを認証するために組み合わせて用いられ得る。
装置が見出された場合には(工程506)、方法500は、工程508において、装置の正体を確認する。
先に述べたように、装置の正体を確認することは、「Bluetooth」ネットワーク上に存在する既知の装置を識別することを含み得る。例えば、方法500は、ペット散歩担当者、飼い主等と関連づけられている既知の装置を探してクエリし得る。この実施形態では、方法500は、その装置が以前にトラッキング装置とペアリングされたことがあることを決定することによって、装置の正体を確認し得る。或いは、方法500は、装置がその正体を確認することを(例えば、通知またはプロンプトによって)能動的に要求し得る。別の実施形態では、方法500は、時間帯に基づいて、その装置が既知の装置に対応することを検出することによって、正体を検証し得る。例えば、方法500は、散歩モードが(先に述べたように)特定の時間帯に規則的にオンにされることを認識して、その時間またはその時間の前後に装置が検出された場合に、装置の正体を自動的に検証し得る。
方法500が、工程510において、装置の正体を確認した場合には、方法500は、工程512において、ユーザに、散歩モードをオンにするようプロンプトする。散歩モードの実装を記載した実施形態は図4に関してより完全に述べられており、明確のために本明細書では繰り返さない。本明細書において述べたように、或いは、方法500は、散歩モードがオンにされるべきであることを断定的に決定できる場合には、工程512において散歩モードについてプロンプトすることをスキップしてもよい。例えば、方法500は、既知の装置のリストおよび過去の散歩と関連づけられた時間を格納していてもよく、特定の時間に既知の装置の正体が確認されたら、散歩モードが自動的にトリガされるべきであることを断定的に決定してもよい。幾つかの実施形態では、方法500は、散歩モードを自動的に検出した際、方法500によって自動検出された散歩モードが誤検出であった場合に、装置の所有者が散歩モードをオフにすることを可能にし得る。
方法500がモバイル装置を識別しなかった場合(工程506)、または、方法500がモバイル装置の正体を確認できなかった場合(工程510)には、方法500は、工程514〜工程520に示されているように、散歩モードがオンにされるべきであることを推論し得る。
工程514において、方法500は、現在の環境の詳細を読み出す。
図示されている実施形態では、現在の環境の詳細は、ジオフェンスから出た事象が生じたときに、トラッキング装置の状態に関するデータを含み得る。例えば、現在の環境の詳細は、時間帯、トラッキング装置の位置、装置と関連づけられた動きデータ(例えば、速度、加速度等)を含み得る。択一的に図示されているが、それに加えて、工程506において装置が見出された場合、または、工程510において正体が確認された場合には、現在の環境の詳細が収集され得る。先に述べたように、方法500の精度を向上させるために、工程514〜工程518は、これらの確認に関係なく実行されてもよい。
工程516において、方法500は、過去の散歩の環境の詳細を読み出す。
図示されている実施形態では、過去の散歩の環境の詳細は、過去の散歩事象に関する現在の環境の詳細(例えば、時間、位置、動き等)と同じデータを含んでもよく、および/または、将来に関する詳細(即ち、スケジュールされている事象)を含んでもよい。例えば、それに加えて、過去の散歩の環境の詳細は、散歩のスケジュール、散歩モードのプロンプトに対する応答のリスト(例えば、図4の工程406において収集されたもの)、および他の関連する詳細を含み得る。一実施形態において、方法500は、トラッキング装置上に存在するローカルストレージから、過去の散歩の環境の詳細を読み出し得る。別の実施形態では、方法500は、サーバから、セルラー接続またはWi−Fi接続を介して、過去の散歩の環境の詳細を読み出し得る。
工程518において、方法500は、現在の環境の詳細と過去の散歩の環境の詳細との間に一致があるか否かを決定する。
図示されている実施形態では、方法500は、現在の詳細(例えば、時間帯)を過去の既知の散歩と比較して、散歩モードがオンにされるべきであるか否か、および、黙示的に散歩が行われていることを、推論し得る。例えば、過去の散歩の環境の詳細は、散歩が週日の正午に行われることが多いことを示す一貫したデータを含み得る。一実施形態において、方法500は、現在の環境の詳細(例えば、時間帯、曜日)を、記録されている過去の散歩の環境の詳細と比較し、現在の日時が、既知の履歴の散歩のスケジュールに対応するので、散歩が行われていることを決定する。幾つかの実施形態では、方法500は、そのような比較に対して、二値の答えを計算し得る。別の実施形態では、方法500は、散歩が行われている尤度を示す確率的な値を算出し得る。
別の実施形態では、方法500は、機械学習技術を用いて、散歩が行われているか否かを現在の環境の詳細に基づいて決定するための予測関数を生成し得る。一実施形態において、方法500は、そのような関数をローカルに生成してもよく、別の実施形態では、方法500は、リモートデータソース(例えば、サーバ)から関数(またはその結果)を読み出してもよい。幾つかの実施形態では、方法500は、決定木または類似の機構を用いて、散歩が行われていることを確率的に決定してもよい。先に述べたように、これらの機械学習技術は、ユーザの手動プロンプトを用いて洗練され得る。別の実施形態では、方法500は更に、予測関数を洗練するために、他の装置からの入力を用い得る。
方法500が、工程518において、一致が存在することを決定した場合には、先に述べたように、方法500は散歩モードをオンにする(工程512)。否定された場合には、方法500は、必要に応じて、トラッキング装置がジオフェンスゾーンから出たことを警報する。
図5に示されているように、方法500は、散歩が開始したか否かを決定するための手段の全てまたは略全てを網羅した後、工程520に到達し得る。上記にかかわらず、方法500は、既に、トラッキング装置がジオフェンスゾーンから出たことを検出しているものとする。この実施形態では、方法500は、例えば、トラッキング装置を装着した動物が、ジオフェンスゾーンを侵した際に、ジオフェンスゾーンから迷い出たことを決定し得る。この実施形態では、方法500は、ユーザ(例えば、飼い主)に、トラッキング装置を装着した動物が、所望のジオフェンスに囲まれたゾーンから迷い出ている可能性があることを警告し得る。幾つかの実施形態では、方法500は更に、散歩モードが生じているべきではないことをユーザが確認することを可能にするプロンプトを、ユーザに提供し得る。先に述べたように、方法500は、この応答を格納し、この応答を、工程516および工程518において用いられる過去の散歩の環境の詳細の一部として組み込み得る。
本開示の目的で、モジュールは、本明細書に記載された(人による介入または増強を含むまたは含まない)処理、特徴、および/または機能を行うまたは容易にする、ソフトウェア、ハードウェア、またはファームウェア(またはそれらの組合せ)のシステム、処理もしくは機能、またはそれらの構成要素である。モジュールは複数のサブモジュールを含み得る。モジュールの複数のソフトウェアコンポーネントは、プロセッサによって実行されるためにコンピュータ可読媒体に格納され得る。モジュールは、1以上のサーバの不可欠な要素であるか、または、1以上のサーバによってロードされて実行され得る。1以上のモジュールは、エンジンまたはアプリケーションとしてグループ化され得る。
本開示の目的で、「ユーザ」、「加入者」「消費者」、または「顧客」という用語は、本明細書に記載される1または複数のアプリケーションのユーザ、および/または、データプロバイダによって供給されるデータの消費者を指すものとして理解されるべきである。限定するものではない例として、「ユーザ」または「加入者」という用語は、データプロバイダまたはサービスプロバイダによってインターネットを介してブラウザのセッションにおいて提供されるデータを受け取る人を指し得るか、または、データを受信し、そのデータを格納または処理する自動化されたソフトウェアアプリケーションを指し得る。
本開示の方法およびシステムは、多くのやり方で実装され得るものであり、従って、上述の例示的な実施形態および例によって限定されないことが、当業者には認識されよう。換言すれば、ハードウェアおよびソフトウェアまたはファームウェアの様々な組合せで、単一または複数の構成要素によって行われる機能的要素、および個々の機能は、クライアントレベル、サーバレベル、またはそれらの両方で、ソフトウェアアプリケーションに分配され得る。この点に関して、本明細書に記載される複数の異なる実施形態の任意の数の特徴は、単一または複数の実施形態として組み合わされ得るものであり、本明細書に記載された特徴の全てより少ないまたは多い特徴を有する別の実施形態も可能である。
また、機能は、全体的にまたは部分的に、現在知られている方法、またはこれから知られる方法で、複数の構成要素に分配され得る。従って、本明細書に記載された機能、特徴、インターフェース、および優先選択を達成する際に、多数のソフトウェア/ハードウェア/ファームウェアの組合せが可能である。更に、本開示の範囲は、記載された特徴、機能、およびインターフェースを実施するための従来公知の方法、並びに、現在および今後において当業者によって理解される、本明細書に記載されたハードウェアコンポーネント、ソフトウェアコンポーネント、またはファームウェアコンポーネントに対して行われ得る変形および変更をカバーするものである。
更に、本開示においてフローチャートとして呈示および記載された方法の実施形態は、本技術のより完全な理解を提供するために例として提供されたものである。本開示の方法は、本明細書において呈示された動作および論理的フローに限定されない。様々な動作の順序が変えられた別の実施形態、および、より大きな動作の一部として記述されたサブ動作が、それぞれ独立して行われる別の実施形態が考えられる。
本開示の目的で様々な実施形態を説明したが、そのような実施形態は、本開示の教示をそれらの実施形態に限定するものであると見なされるべきではない。本開示において記載されたシステムおよび処理の範囲内に留まる結果を得るために、上述の要素および動作に対して様々な変更および変形が行われ得る。
著作権表示
本願は、著作権保護の対象となり得る材料を含む。本著作権者は、米国特許商標庁のファイルまたは記録内において現れる本開示の複製に対しては異議を唱えないが、それ以外については無断複写・転載を禁じる。
100 システム
102 トラッキング装置
104 モバイル装置
106 サーバ
108 ネットワーク
200 トラッキング装置
202 CPU
204 メモリ
206 不揮発性ストレージ
208 加速度計
210 GPS受信器
212 セルラートランシーバ
216 「Bluetooth」トランシーバ
214 無線トランシーバ
トラッキング装置300
302 GPS受信器
304 ジオフェンス検出器
306 環境プロファイラ
308 ストレージ
310 CPU
312 ネットワークインターフェース

Claims (20)

  1. 散歩事象の開始を検出する方法であって、
    ウェアラブル装置の位置を識別する工程と、
    前記ウェアラブル装置がジオフェンスゾーンから出たか否かを決定する工程と、
    前記ウェアラブル装置が前記ジオフェンスゾーンから出たこと、および前記ウェアラブル装置が無線ネットワークに接続されていないことが決定された場合に、前記ウェアラブル装置が散歩モードにあることを確認する工程と、
    GPS受信器をオンにする工程と、
    前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにある間、前記GPS受信器から受信された前記ウェアラブル装置の位置を連続的に記録する工程と、
    前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにある間、前記ウェアラブル装置の記録された前記位置を送信する工程と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記ウェアラブル装置の位置を識別する前記工程が、
    前記ウェアラブル装置が現在接続されているアクティブな無線ネットワークを識別する工程と、
    既知の無線ネットワークのリストを識別する工程と、
    前記アクティブな無線ネットワークが前記既知の無線ネットワークのリスト内にあるか否かを決定する工程と
    を含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記ウェアラブル装置が前記ジオフェンスゾーンから出たか否かを決定する前記工程が、前記ウェアラブル装置が前記アクティブな無線ネットワークから切断されたことを検出することを含む、請求項2記載の方法。
  4. 前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることを確認する前記工程が、前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることの確認のためにユーザに対してプロンプトを行うことを更に含む、請求項1記載の方法。
  5. 前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることを確認する前記工程が、前記ウェアラブル装置に対する所定の近接範囲内における既知の装置の存在を検出することと、前記既知の装置の正体を確認することとを更に含む、請求項1記載の方法。
  6. 前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることを確認する前記工程が、
    前記ウェアラブル装置と関連づけられている現在の環境の詳細を読み出す工程と、
    前記ウェアラブル装置と関連づけられている過去の散歩の環境の詳細を読み出す工程と、
    前記現在の環境の詳細を前記過去の散歩の環境の詳細と比較して、前記現在の環境の詳細と前記過去の散歩の環境の詳細との間の少なくとも1つの類似点を識別する工程と、
    前記現在の環境の詳細と前記過去の散歩の環境の詳細との間の少なくとも1つの類似点を識別したら、前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることを確認する工程と
    を更に含む、請求項1記載の方法。
  7. 前記現在の環境の詳細が、前記ウェアラブル装置が前記ジオフェンスゾーンから出たことが決定された日時および前記ウェアラブル装置の位置を含む、請求項6記載の方法。
  8. 過去の散歩の環境の詳細が、過去の散歩の日付、時間、および位置、スケジュールされている散歩のリスト、並びに、散歩モードプロンプトに対する1以上の以前の応答を含む、請求項7記載の方法。
  9. 前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることを確認する前記工程が、前記過去の散歩の環境の詳細に基づいて予測関数を生成することを更に含み、該予測関数が、前記現在の環境の詳細を受信して、前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることをユーザの確認なしに確認する、請求項8記載の方法。
  10. 前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることが確認されない場合に、前記ウェアラブル装置がジオフェンスゾーンから出たことをユーザに警報する工程を更に含む、請求項1記載の方法。
  11. 散歩事象の開始を検出する装置であって、
    プロセッサと、
    GPS受信器と、
    コンピュータが実行可能な指示を格納した非一過性のメモリと
    を含み、
    前記指示が、前記プロセッサによって実行されたときに、前記装置に、
    ウェアラブル装置の位置を識別する工程と、
    前記ウェアラブル装置がジオフェンスゾーンから出たか否かを決定する工程と、
    前記ウェアラブル装置が前記ジオフェンスゾーンから出たこと、および前記ウェアラブル装置が無線ネットワークに接続されていないことが決定された場合に、前記ウェアラブル装置が散歩モードにあることを確認する工程と、
    GPS受信器をオンにする工程と、
    前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにある間、前記GPS受信器から受信された前記ウェアラブル装置の位置を連続的に記録する工程と、
    前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにある間、前記ウェアラブル装置の記録された前記位置を送信する工程と
    を行わせることを特徴とする装置。
  12. 前記ウェアラブル装置の位置を識別する前記工程が、
    前記ウェアラブル装置が現在接続されているアクティブな無線ネットワークを識別する工程と、
    既知の無線ネットワークのリストを識別する工程と、
    前記アクティブな無線ネットワークが前記既知の無線ネットワークのリスト内にあるか否かを決定する工程と
    を含む、請求項11記載の装置。
  13. 前記ウェアラブル装置が前記ジオフェンスゾーンから出たか否かを決定する前記工程が、前記ウェアラブル装置が前記アクティブな無線ネットワークから切断されたことを検出することを含む、請求項12記載の装置。
  14. 前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることを確認する前記工程が、を更に含むウェアラブル装置が前記散歩モードにあることの確認のためにユーザに対してプロンプトを行う、請求項11記載の装置。
  15. 前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることを確認する前記工程が、前記ウェアラブル装置に対する所定の近接範囲内における既知の装置の存在を検出することと、前記既知の装置の正体を確認することとを更に含む、請求項11記載の装置。
  16. 前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることを確認する前記工程が、
    前記ウェアラブル装置と関連づけられている現在の環境の詳細を読み出す工程と、
    前記ウェアラブル装置と関連づけられている過去の散歩の環境の詳細を読み出す工程と、
    前記現在の環境の詳細を前記過去の散歩の環境の詳細と比較して、前記現在の環境の詳細と前記過去の散歩の環境の詳細との間の少なくとも1つの類似点を識別する工程と、
    前記現在の環境の詳細と前記過去の散歩の環境の詳細との間の少なくとも1つの類似点を識別したら、前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることを確認する工程と
    を更に含む、請求項11記載の装置。
  17. 前記現在の環境の詳細が、前記ウェアラブル装置が前記ジオフェンスゾーンから出たことが決定された日時および前記ウェアラブル装置の位置を含む、請求項16記載の装置。
  18. 過去の散歩の環境の詳細が、過去の散歩の日付、時間、および位置、スケジュールされている散歩のリスト、並びに、散歩モードプロンプトに対する1以上の以前の応答を含む、請求項17記載の装置。
  19. 前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることを確認する前記工程が、前記過去の散歩の環境の詳細に基づいて予測関数を生成することを更に含み、該予測関数が、前記現在の環境の詳細を受信して、前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることをユーザの確認なしに確認する、請求項18記載の装置。
  20. 前記ウェアラブル装置が前記散歩モードにあることが確認されない場合に、前記ウェアラブル装置がジオフェンスゾーンから出たことをユーザに警報する工程を更に含む、請求項11記載の装置。
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