JP2019532757A - 痔瘻の治療のための装置 - Google Patents

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Abstract

痔瘻の治療のための装置(100)が開示される。本装置は、第1の端部(112)とその反対側の第2の端部(114)とを備える中空ワイヤ(110)であって、第1及び第2の端部の両方が瘻管から突出して瘻管に受け入れられるように操作可能な中空ワイヤを備える。本装置は、中空ワイヤの第1の端部内に部分的に挿入され、かつ第1の端部から突出するように操作可能なインサート(120)も備える。本装置は、さらに、瘻管内に中空ワイヤが配置されたときに、中空ワイヤの第2の端部に取外し可能に配置されるように操作可能なアプリケータ(130)を備える。アプリケータは、第1の端部と第2の端部を取外し可能に連結して瘻管の周りで閉ループを形成するために突出したインサートを第2の端部内に挿入できるように、保持された状態で操作可能である。【選択図】図1

Description

本開示は、広義には医療機器、特に痔瘻の治療のための装置に関する。
多くの人々が痔瘻のようなクローン病に罹患している。痔瘻は、肛門周囲皮膚下に形成され、閉塞した感染腺を膿瘍とつなぐトンネルである。典型的には、痔瘻の治療は、肛門周囲皮膚で行われる外科的開放による膿瘍ドレナージを含む。概して、ほとんどの状況下では、瘻管はドレナージ後も残る傾向がある。さらに、外科的開放の皮膚が治癒したとしても、残存する瘻管は膿瘍の再発を引き起こしかねない。
典型的には、外科的開放の皮膚及び瘻管が適切に治癒できるように、外科的開放及び瘻管を開けたままにしておくためのシートン(seton)リングが瘻管内に配置される。従来、シートンリングは、瘻管内に配置されるように操作可能な糸とすることができ、しかる後シートンリングは外部(肛門周囲皮膚の上方)で縫合又は結ぶことができる。一般に、かかる外部の結び目は、患者に疼痛及び不快感を生じ、時間経過とともにほどける傾向を示すことがある。また、かかるシートンリングを配置する手順は、時間がかかり煩雑なプロセスである。例えば、シートンリングは、肛門周囲皮膚の上方でシートンリングのためのループとノットを作るための指使いを要する。さらに、正確な指使いは、かかるシートンリングの締め付け具合を測るのにも必要とされることがある。代替的に、瘻管の治癒のために滑らかで柔軟なシートンリングを使用することもある。具体的には、かかるシートンリングは、(結び目を用いる代わりに)シートンリングの2つの端部をつなぐためのコネクタを用いる。しかし、かかるシートンリングの柔軟な性状のため、かかるシートンリングを瘻管内に配置して、特にその2つの端部をつなぐ手順は依然として煩雑で時間がかかる。
以上の点から、痔瘻の治療に関連する上述の短所を解消することが必要とされている。
本開示は、痔瘻の治療のための装置を提供しようとするものである。本開示は、シートンリングを瘻管内に配置する煩雑で時間のかかるプロセスの既存の問題に対する解決策を提供しようとするものである。本開示の目的は、従来技術の問題を少なくとも部分的に解決するとともに、瘻管内へのシートリングの簡単で効率的な配置に役立つ解決策を提供することである。
一態様では、本開示の一実施形態は、痔瘻の治療のための装置であって、装置が、
第1の端部とその反対側の第2の端部とを備える中空ワイヤであって、第1及び第2の端部の両方が瘻管から突出して瘻管に受け入れられるように操作可能な中空ワイヤ、
中空ワイヤの第1の端部内に部分的に挿入され、かつ第1の端部から突出するように操作可能なインサート、及び
瘻管内に中空ワイヤが配置されたときに、中空ワイヤの第2の端部に取外し可能に配置されるように操作可能なアプリケータ
を備えており、第1の端部と第2の端部を取外し可能に連結して瘻管の周りで閉ループを形成するために、上記突出したインサートが第2の端部内に挿入されうるようにアプリケータが保持されるように操作可能であるところの、上記装置を提供する。
本開示の実施形態は、先行技術の上述の問題を実質的に解消或いは少なくとも部分的に対処するとともに、簡単な設置技術の痔瘻の治療装置を提供する。
アプリケータは、保持されるように操作可能な保持部分を含んでいてもよく、該保持部分は平面状であってもよい。アプリケータは、細長いタブを含んでいてもよい。細長いタブは、存在する場合、平面部の縁部に結合し得る。アプリケータは、中空ワイヤの第2の端部をその内部に取外し可能に収容するように操作可能なチャネルを含んでいてもよい。細長いタブがチャネルを含んでいてもよく、その場合チャネルは細長いタブの長さに沿って延在し得る。
アプリケータの少なくとも一部は、チャネルを開放できるように開放可能であってもよく、例えば、アプリケータの少なくとも一部は、アプリケータを中空ワイヤ、特に閉ループから簡単に取り外すために、ピンセット又はプライヤのような開放可能な把持部として形成される。開放可能な部分は、開放可能な部分を開放状態に付勢する弾性部分に接続していてもよい。開放可能な部分を有するアプリケータの開放可能な部分は、例えば2本の指でしっかりとつかむことによって開放可能な部分が閉じた状態に保持されているときに中空ワイヤを押圧するように形成されていてもよい。
チャネルは、幅狭部と幅狭部から延在する幅広部とを含んでいてよく、特に中空ワイヤを瘻管内に配置するときに、中空ワイヤの第2の端部にアプリケータが取外し可能に配置されて、中空ワイヤの第2の端部が幅狭部にぴったりと収まり、幅広部に隙間をもって収まるように、操作可能であってもよい。
開放可能な部分を有するアプリケータの開放可能な部分は、開放可能な部分が閉じた状態に保持されているときに幅狭部内の中空ワイヤを押圧するように構成し得る。幅広部は、第2の端部を収容することができ、突出したインサートが第2の端部内に挿入されて第2の端部を幅広部内で横に拡げることができるように操作可能とし得る。幅広部分は、第2の端部を安定させるため及び/又は突出したインサートの挿入に伴って横に拡がる際の第2の端部の座屈を防止するため、第2の端部を支持し得る。
本開示の追加の態様、利点、特徴及び目的は、添付の特許請求の範囲に関連して解釈される例示的な実施形態の図面及び詳細な説明から明らかになろう。
なお、本開示の複数の特徴は、添付の特許請求の範囲によって規定される本開示の範囲から逸脱せずに、様々な組合せで組み合わせることができる。
上述の本発明の概要並びに以下の例示的な実施形態についての詳細な説明は、添付の図面と併せて参照することによって理解を深めることができる。本開示の例示のため、本開示の例示的な構成を図面に示す。ただし、本開示は、本明細書に記載された特定の方法及び手段に限定されるものではない。さらに、図面が一定の縮尺ではないことは当業者には明らかであろう。同様の要素にはできるだけ同一の番号を付した。
以下、専ら例示を目的として、図面を参照しながら、本開示の実施形態について説明する。
図1は、本開示の一実施形態に係る痔瘻の治療のための装置の概略図である。 図2は、本開示の一実施形態に従って中空ワイヤの第2の端部に取外し可能に配置された図1の装置のアプリケータの断面図である。 図3は、本開示の一実施形態に係る図1の装置の植設状態の概略図である。 図4は、本開示の一実施形態に係る図1の装置の使用状態の概略図である。 図5及び図6は、本開示の一実施形態に従って中空ワイヤの第2の端部に取外し可能に配置された図1の装置のアプリケータの断面図である。 図5及び図6は、本開示の一実施形態に従って中空ワイヤの第2の端部に取外し可能に配置された図1の装置のアプリケータの断面図である。
図面において、下線を付した数字は、下線を付した数字が配置された項目又は下線を付した数字に隣接する項目を表すために用いられる。下線を付していない数字は、下線を付していない数字から引かれた線で同定される項目に関係する。数字に下線が付されておらず、矢印が付されている場合は、下線が付されていない数字は、矢印が指す全般的項目を示すために用いられる。
以下の詳細な説明で、本開示の様々な実施形態及びそれらを実施することのできるやり方を例示する。本開示を実施するためのいくつかのモードを開示するが、本開示を実施するための他の実施形態も可能であることは当業者には明らかであろう。
一態様において、本開示の一実施形態は、痔瘻の治療のための装置であって、装置が、
第1の端部とその反対側の第2の端部とを備える中空ワイヤであって、第1及び第2の端部の両方が瘻管から突出して瘻管に受け入れられるように操作可能な中空ワイヤ、
中空ワイヤの第1の端部内に部分的に挿入され、かつ第1の端部から突出するように操作可能なインサート、及び
瘻管内に中空ワイヤが配置されたときに、中空ワイヤの第2の端部に取外し可能に配置されるように操作可能なアプリケータ
を備えており、第1の端部と第2の端部を取外し可能に連結して瘻管の周りで閉ループを形成するために、上記突出したインサートが第2の端部内に挿入されうるようにアプリケータが保持されるように操作可能であるところの、上記装置を提供する。
本開示の一実施形態では、陰窩−腺(crypto-glandular)痔瘻のような痔瘻の治療のための装置は、瘻管の長さに沿って配置できるようにし得る。装置は、瘻管の周りで最小断面積となる閉ループを形成していてもよい。さらに、装置は、瘻管を開けたままに保って、肛門周囲膿瘍の形成を防ぐことができるようにし得る。また、開いた瘻管は、外科的開放を覆うように治癒した皮膚が形成されるのを防ぐことができる。さらに、膿瘍から排膿できるように装置を瘻管内にゆるく配置していてもよい。装置は、装置を瘻管の周りで締め付けることによって瘻管を治癒できるようにしてもよい。例えば、時間経過とともにに装置を徐々に締め付けて痔瘻を切開していてもよい。
装置は、第1の端部とその反対側の第2の端部とを備える中空ワイヤを備える。中空ワイヤは、第1の端部から第2の端部まで中空ワイヤの長さに沿って延在する開口を含んでいてもよい。或いは、中空ワイヤは少なくとも部分的に中実であってもよく、換言すると中空ワイヤの全長ではなく第1及び第2の端部だけに複数の開口部が形成されていてもよい。
一実施形態では、中空ワイヤは円形断面を含んでいてもよく、換言すると中空ワイヤは管状構造であってもよい。
或いは、中空ワイヤは、楕円形又は多角形断面のような他の断面を有するものであってもよい。
一実施形態では、中空ワイヤは1mm〜3mmの外径を有するものであってもよく、例えば、中空ワイヤの外径は1.2mm、1.5mm、2.2mm、2.5mmなどとすることができる。さもなければ、中空ワイヤの外径は1mm未満であってもよい。さらに、中空ワイヤは0.35mm〜2.5mmの内径を有するものであってもよく、例えば、中空ワイヤの内径は0.50mm、1mm、1.5mm、2mmなどとすることができる。或いは、中空ワイヤの内径は0.35mm未満であってもよい。
一実施形態では、中空ワイヤは、シリコーン又はポリウレタン製とすることができる。さらに、中空ワイヤは、瘻管の形状に適合するように、構造が柔らかく、非常に柔軟な性状のものとし得る。一実施形態では、中空ワイヤは、ショア30〜60の柔らかさを有することができる。例えば、中空ワイヤの柔らかさは、ショア35、40、45、50、55などとすることができる。或いは、中空ワイヤの柔らかさは、ショア30未満であってもよい。
中空ワイヤは、第1及び第2の端部の両方が瘻管から突出して瘻管に受け入れられるように操作可能である。一実施形態では、中空ワイヤは、瘻管を適切にカバーする又は閉じる長さを含んでいてもよい。例えば、中空ワイヤの長さは瘻管の長さを超える。
一実施形態では、中空ワイヤは、薬物を収容及び放出するための複数の横穴をさらに含んでいてもよい。横穴は中空ワイヤの外面に形成することができ、中空ワイヤの全長に沿って形成されていてもいなくてもよい。任意には、横穴は様々なサイズ及び形状を有し得る。或いは、中空ワイヤは、薬物を収容するために中空ワイヤの外面に形成された複数の凹部を含んでいてもよい。薬物適用は、瘻管の治癒過程を促進し得る。
装置は、中空ワイヤの第1の端部内に部分的に挿入され、かつ第1の端部から突出するように操作可能なインサートも備える。インサートは、中空ワイヤの第1の端部と第2の端部とを取外し可能に連結するように操作可能である。インサートは、尖った両端をもつ細長い本体を備えることができる。例えば、インサートはインサートの両端に円錐形の矢じりを含んでいてもよい。
一実施形態では、インサートは、尖った両端及びインサートの長さに沿って複数の突起を備えていてもよい。一例では、インサートは、インサートの長さに沿って2つの突起を含む。さらに、突起は様々な形状及びサイズを有していてもよく、例えば、突起は矢じりのような尖った先端であってもよい。一実施形態では、複数の突起は、中空ワイヤの第1の端部と第2の端部とを連結するための係止機構として作用し得る。具体的には、突起は、中空ワイヤの第1及び第2の端部に滑らかに滑り込むように操作可能であり、その尖った先端は中空ワイヤ内にインサートを保持できるようにする。
一実施形態では、インサート(その細長い本体)の外径は、中空ワイヤの内径よりも小さくすることができる。ただし、インサートの尖った両端及び突起は、中空ワイヤの内径よりも大きな外径(又は長さ)を含んでいてもよい。したがって、尖った両端及び突起は、中空ワイヤの第1及び第2の端部に滑らかに滑り込むことができるが、それらの尖った先端は、第1及び第2の端部内にインサートを保持できるようにする。
一実施形態では、インサートは、ポリウレタン、ポリプロピレン、熱可塑性樹脂及びこれらの任意の組合せからなる群から選択される材料で作られている。
装置は、瘻管内に中空ワイヤが配置されたときに、中空ワイヤの第2の端部に取外し可能に配置されるように操作可能なアプリケータも備える。アプリケータは、第1の端部と第2の端部を取外し可能に連結して瘻管の周りで閉ループを形成するために突出したインサートを第2の端部内に挿入できるように保持することができる。
一実施形態では、アプリケータは、プラスチック、繊維強化プラスチック、熱可塑性樹脂及びこれらの任意の組合せからなる群から選択される材料で作られている。材料は弾性材料とすることができる。
一実施形態では、アプリケータは、保持操作可能な平面部を含んでいてもよい。平面部は、矩形、六角形又は多角形のような様々なサイズ及び形状をもつように構成し得る。一例では、平面部は矩形形状を含んでいてもよい。アプリケータの平面部は、アプリケータをしっかりと保持するために2本の指で保持される(挟まれる)領域を与える。
一実施形態では、アプリケータは、細長いタブを含んでいてもよい。細長いタブは、存在する場合、平面部の縁部に結合し得る。一実施形態では、細長いタブは、中空ワイヤの第2の端部に取外し可能に配置されるように操作可能な管状構造であってもよい。さらに、平面部の縁部に結合したときの細長いタブの長さは平面部の長さと等しくすることができる。
一実施形態では、細長いタブはチャネルを含んでいてもよく、チャネルは細長いタブの長さ(すなわち長手方向の長さ)に沿って延在し得る。チャネルは、中空ワイヤの第2の端部をその内部に取外し可能に収容するように操作可能である。具体的には、中空ワイヤの第2の端部を細長いタブのチャネルに押し付けたときに第2の端部が細長いタブのチャネルにぴったりと収まるようにしてもよい。
一実施形態では、チャネルは、幅狭部とチャネルの幅狭部から延在する幅広部のような2つの部分を含んでいてもよい。さらに、中空ワイヤの第2の端部は、幅狭部にぴったりと収まり、幅広部に隙間をもって収まる。一実施形態では、幅狭部のチャネルの直径は幅広部のチャネルの直径よりも小さくすることができる。さらに、中空ワイヤの第2の端部の直径は、チャネルの幅狭部の直径よりも大きくすることができ、チャネルの幅広部の直径よりも小さくすることができる。したがって、チャネルは、中空ワイヤの第2の端部を幅狭部ではぴったりと収容(すなわち、中空ワイヤをわずかに押圧)し、幅広部では隙間をもって(すなわち、押圧せずに)収容することができる。
一実施形態では、アプリケータは、第1の端部と第2の端部を連結して瘻管の周りで閉ループを形成するために、突出したインサートを第2の端部内に挿入できるように保持することができる。具体的には、瘻管内に中空ワイヤが挿通されると、アプリケータ(中空ワイヤの第2の端部に配置されている)をしっかりと保持(すなわち2本の指でしっかりと保持)することができ、突出したインサート(中空ワイヤの第1の端部で運搬される)を第2の端に挿入して閉ループを形成することができる。したがって、中空ワイヤの第2の端部に配置されたアプリケータは、(第1の端部の)突出したインサートを第2の端部内に挿入する際に第2の端部を安定させる。
一実施形態では、幅広部分の中空ワイヤの第2の端部は、突出したインサート(特に尖った両端及びインサートの突起)を受け入れて、第2の端部が横に広がるように操作可能である。さらに、幅広部は第2の端部を支持して、突出したインサートの挿入に伴って横に拡がる際の第2の端部の座屈を防止する。
例示的な使用では、本装置の中空ワイヤを瘻管に挿入するために、痔瘻を含む肛門周囲皮膚に外科的挿入を行ってもよい。一例では、瘻管に中空ワイヤを挿通するために、中空ワイヤの第2の端部にガイドワイヤを連結してもよい。ガイドワイヤは(中空ワイヤの第2の端部と共に)瘻管を通過し、肛門管から突出させることができる。さらに、(鉗子のような)外科用器具を用いて、ガイドワイヤを牽引することによって中空ワイヤの第2の端部を抜き出す(引き出す)ことができる。しかる後、ガイドワイヤを第2の端部から取り外して、中空ワイヤの第2の端部にアプリケータを取外し可能に配置すればよい。中空ワイヤの第1の端部はインサートをその内部に部分的に収容し得る。こうした場合、アプリケータ(特に平面部)は、第1の端部から突出したインサートを第2の端部に長手方向に挿入して閉ループを形成するために、中空ワイヤの第2の端部をしっかりと保持することができる。中空ワイヤの第1の端部と第2の端部がインサートで連結されたら(すなわち、インサートの尖った両端及び突起が第1及び第2の端部に収容されたら)、アプリケータを中空ワイヤの第2の端部から取り外すことができる。
本開示の一実施形態では、(アプリケータを用いて)中空ワイヤの第1の端部と第2の端部を連結して閉ループを形成するのに要する時間は平均1分である。さらに、アプリケータは、中空ワイヤの第1の端部と第2の端部の連結中にそれらを簡便に管理することができる。したがって、本開示の装置は、中空ワイヤを瘻管に刺入するプロセスの煩雑さを減らし、迅速化する。
一実施形態では、閉ループを解体又は開くのに、(横方向に)最大5Nの引張力に耐える接続が閉ループに必要とされる場合がある。さらに、1分以内に形成され、かつ最大5Nの引張力に耐える接続を有する閉ループは、少なくとも2週間接続不良を示さないであろう。
本開示は、痔瘻の効率的な治療のための装置を提供する。本装置は、中空ワイヤ、アプリケータ及びインサートを用いて瘻管の周りに閉ループを形成する。アプリケータは、瘻管を通過する中空ワイヤの両端部を接続するための簡単で便利な手段(接続)を提供する。一例では、中空ワイヤの第1の端部と第2の端部は1分未満で連結されて閉ループを形成し得る。さらに、形成された閉ループは、痔瘻を含む身体部分の周りの皮膚の輪郭に邪魔にならない。
図1を参照すると、本開示の一実施形態に係る痔瘻の治療のための装置100の概略図が記載されている。装置100は、中空ワイヤ110と、インサート120と、アプリケータ130とを備える。中空ワイヤ110は、第1の端部112と、第1の端部112と反対側の第2の端部114とを備える。中空ワイヤ110は、第1の端部112から第2の端部114までの長さに沿って延びる開口116も備える。インサート120は、尖った両端122及びインサート120の長さに沿って複数の突起部124を備える。アプリケータ130は、平面部132と、平面部の縁部136に結合した細長いタブ134とを備える。ここで、平面部132と細長いタブ134は等しい長さを有する。細長いタブ134は、細長いタブ134の長さに沿って延在するチャネル138を備える。
図2は、本開示の一実施形態に従って中空ワイヤ110の第2の端部114に取外し可能に配置された(図1の装置100の)アプリケータ130の断面図である。図に示すように、中空ワイヤ110の第2の端部114は、チャネル138内に収容される。チャネル138は、幅狭部202と、幅狭部202から延在する幅広部204とを含む。さらに、中空ワイヤ110の第2の端部114は幅狭部202にぴったりと収まり、幅広部204に隙間をもって収まる。
図3を参照すると、本開示の一実施形態に係る図1の装置100の植設状態の概略図が記載されている。図に示すように、中空ワイヤ110は瘻管300内に外科的に植設され、第1及び第2の端部112,114の両方が瘻管300から突出している。インサート120は、中空ワイヤ110の第1の端部112に部分的に挿入されていて、第1の端部112から突出している。アプリケータ130は、中空ワイヤ110の第2の端部114に取外し可能に配置される。したがって、アプリケータ130は、第1の端部112と第2の端部114を取外し可能に連結して瘻管300の周りで閉ループを形成するために、突出したインサート120を第2の端部114に挿入できるように保持することができる。
図4は、本開示の一実施形態に係る図1の装置100の使用状態の概略図である。図に示すように、中空ワイヤ110は瘻管300内に植設されて肛門管400の周りで閉ループを形成する。さらに、アプリケータ130(図1〜図3に示す)は、中空ワイヤ110から取り外されている。したがって、中空ワイヤ110で形成される閉ループは、肛門周囲皮膚402の輪郭に対して邪魔にならない。
図5は、本開示の一実施形態に従って中空ワイヤ110の第2の端部114に取外し可能に配置されたアプリケータ130の断面図である。図6は、図5のアプリケータの垂直断面図である。チャネル138は、幅狭部202と、幅狭部202から延在する幅広部204とを含む。アプリケータ130は開放可能な把持部として形成され、ここでは開放状態に付勢される弾性ピンセットの形態であり、アプリケータ130を中空ワイヤ110に容易に配置するために及び/又はアプリケータ130を閉ループから容易に取り外すためにチャネル138は開放可能である。図5は、チャネル138に収容された中空ワイヤ110の第2の端部114を示す。アプリケータ130は、中空ワイヤ110の第2の端部114が幅狭部202にぴったりと収まり、幅広部204に隙間をもって収まるように、閉じたアプリケータ130をしっかりと保持してチャネル138をワイヤ110に押圧するために2本の指で保持される(すなわち挟まれる)領域を提供する。さらに、図に示すアプリケータ130には、使用方向を示す(例えば幅狭部202又は幅広部204を示す)任意要素としてのマーク140が設けられている。
添付の特許請求の範囲によって規定される本開示の技術的範囲から逸脱することなく、上述の本開示の実施形態に様々な修正を行うことができる。本明細書及び特許請求の範囲で用いられる「含む」、「備える」、「有する」、「である」などの表現は、非排他的に解釈すべきであり、明示的に記載されていない項目、部品又は構成要素も存在し得ると解釈すべきである。単数形で記載したものであっても、複数のものを含むと解釈すべきである。

Claims (11)

  1. 痔瘻の治療のための装置(100)であって、装置が、
    第1の端部(112)とその反対側の第2の端部(114)とを備える中空ワイヤ(110)であって、第1及び第2の端部の両方が瘻管から突出して瘻管に受け入れられるように操作可能な中空ワイヤ(110)、
    中空ワイヤの第1の端部内に部分的に挿入され、かつ第1の端部から突出するように操作可能なインサート(120)、及び
    瘻管内に中空ワイヤが配置されたときに、中空ワイヤの第2の端部に取外し可能に配置されるように操作可能なアプリケータ(130)
    を備えており、第1の端部と第2の端部を取外し可能に連結して瘻管の周りで閉ループを形成するために、上記突出したインサートが第2の端部内に挿入されうるようにアプリケータ(130)が保持されるように操作可能であるところの、上記装置(100)。
  2. アプリケータ(130)が、
    保持されるように操作可能な平面部(132)、及び
    平面部の縁部に結合した細長いタブ(134)
    を備えており、該細長いタブが、細長いタブの長手方向に沿って延在するチャネル(138)を有しており、該チャネルが、中空ワイヤ(110)の第2の端部(114)を取外し可能に収容するように操作可能である、請求項1に記載の装置(100)。
  3. アプリケータ(130)が、中空ワイヤ(110)の第2の端部(114)を取外し可能に収容するように操作可能なチャネル(138)を有しており、該チャネルが、
    幅狭部(202)、及び
    該幅狭部から延在する幅広部(204)
    を備えており、中空ワイヤの第2の端部が幅狭部にぴったりと収まり、かつ幅広部に隙間をもって収まる、請求項1又は請求項2に記載の装置(100)。
  4. 幅広部(204)内の第2の端部(114)が、突出したインサート(120)を受け入れて第2の端部を横に拡げることができるように操作可能である、請求項3に記載の装置(100)。
  5. 幅広部(202)が第2の端部(114)を支持して、突出したインサート(120)の挿入に伴って横に拡がる際の第2の端部の座屈を防止する、請求項3又は請求項4に記載の装置(100)。
  6. 中空ワイヤ(110)がシリコーン又はポリウレタンで作られている、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の装置(100)。
  7. 中空ワイヤ(110)が薬物を収容及び放出するための複数の横穴をさらに有する、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の装置(100)。
  8. インサート(120)が、インサートの長手方向に沿って尖った両端(122))及び複数の突起(124)を含む、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の装置(100)。
  9. インサート(120)が、ポリウレタン、熱可塑性樹脂及びこれらの任意の組合せからなる群から選択される材料で作られている、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の装置(100)。
  10. アプリケータ(130)が、プラスチック、繊維強化プラスチック、熱可塑性樹脂及びこれらの任意の組合せからなる群から選択される材料で作られている、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の装置(100)。
  11. アプリケータ(130)の少なくとも一部が開放可能であり、例えば、アプリケータの少なくとも一部が開放可能な把持部として形成されている、請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の装置(100)。
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