JP2019527380A - Euv投影リソグラフィのための投影光学ユニット - Google Patents

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Abstract

EUV投影リソグラフィのための投影光学ユニット(7)は、照明光(3)によって物体視野(4)を像視野(8)内に結像するための複数のミラー(M1からM10)を有する。ミラー(M1、M9、M10)のうちの少なくとも1つは、NIミラーとして具現化され、ミラー(M2からM8)のうちの少なくとも1つは、GIミラーとして具現化される。入射平面(yz)に垂直な広がり平面(xz)内の少なくとも1つのNIミラーのミラー寸法Dxは、以下の関係:4LLWx/IWPVmax<Dxを満足する。入射平面(yz)内の少なくとも1つのGIミラーのミラー寸法Dyは、以下の関係:4LLWy/(IWPVmaxcos(a))<Dyを満足する。ここで、LLWx及びLLWyは、広がり平面(xz)及び入射平面(yz)内の投影光学ユニット(7)のエタンデュを表し、IWPVmaxは、NIミラー(M1、M9、M10)の反射面上及びGIミラー(M2からM8)の反射面上での照明光(3)の最大入射角と最小入射角の間の最大差を表す。aは、GIミラー(M2からM8)の反射面上での中心視野点の主光線(16)の入射角を表す。これは、特に非常に短いEUV照明光波長に対して最適化可能である投影光学ユニットをもたらす。【選択図】図3

Description

ドイツ特許出願DE 10 2016 212 578.8の内容が、本明細書に引用によって組み込まれている。
本発明は、EUV投影リソグラフィ(EUV projection lithography)のための投影光学ユニットに関する。更に、本発明は、そのような投影光学ユニットを含む光学系、そのような光学系を含む投影露光装置、そのような投影露光装置を用いてマイクロ構造化(microstructured)又はナノ構造化構成要素(nanostructured component)を生成する方法、及びこの方法によって生成されるマイクロ構造化又はナノ構造化構成要素に関する。
冒頭に列挙したタイプの投影光学ユニットは、DE 10 2015 209 827 A1から、DE 10 2012 212 753 A1から、US 2010/0149509 A1から、及びUS 4,964,706から公知である。
DE 10 2015 209 827 A1 DE 10 2012 212 753 A1 US 2010/0149509 A1 US 4,964,706 WO 2012/126867 A DE 101 55 711 A US 2007 0 058 269 A1
冒頭に示したタイプの投影光学ユニットをこれが特に非常に短いEUV照明光波長に対して最適化可能である投影光学ユニットをもたらすように開発することが本発明の目的である。
本発明により、この目的は、請求項1に指定する特徴を有する投影光学ユニットによって達成される。
本発明によって認識されたことは、基礎理論的な光学要件に起因して、投影光学ユニットの少なくとも個々のミラーに関してある一定の寸法関係が満足されない限り、非常に短いEUV照明光波長の場合でさえも最適化のための反射コーティングを可能にする投影光学ユニットの光学設計を実現することは可能ではないということである。特に、ミラー最小寸法とミラー上への照明光の入射角帯域幅との間の関係が特定された。
NIミラーに関して指定される寸法関係は、このミラーによって反射される照明光の入射平面に垂直なNIミラー寸法に対する下界を与える。この関係を満足するNIミラーが使用される場合にのみ、非常に短いEUV波長での作動に必要とされる反射効率を有するこのミラーの反射コーティングを可能にする設計を見出すことが可能である。6.7nmのEUV使用波長に対して60%よりも高い、及び特に少なくとも65%の反射率が、少なくとも1つのNIミラーに対して現れる。指定される寸法関係は、投影光学ユニットのNIミラーのうちの少なくとも1つに適用することができる。指定される寸法関係はまた、投影光学ユニットの複数のNIミラーに及び特に全てのNIミラーに適用される場合がある。
ミラー上への照明光の最大入射角と最小入射角の間の最大差は、以下のように決定される。ミラー上の各場所に対して、照明光の最大入射角及び最低入射角が、このミラー場所で決定される。これは、ミラー上の全ての場所に対して実施される。ここで、ミラー上の各場所に対して、このミラー場所での照明光の最大入射角と最低入射角の間の差、すなわち、それぞれの極大入射角とそれぞれの極小入射角の間の差が形成される。このようにして見出されたそれぞれの極大入射角と極小入射角の間の最大差は、最大入射角差IWPVmaxである。すなわち、この値は、それぞれのミラー上で局所的に発生する全ての入射角差の最大値である。
請求項2に記載のミラー寸法は、この寸法関係を満足している。ミラー寸法は、少なくとも335mmとすることができる。ミラー寸法は、350mmよりも大きい場合があり、同じく400mmよりも大きい場合がある。
少なくとも1つのNIミラーに対する寸法関係に関して上記で行ったものに対応する考察は、請求項3に記載の少なくとも1つのGIミラーを含む投影光学ユニットにも適用される。
ここで思いがけず認識されたことは、寸法的最小サイズを入れる時に重要であるGIミラー寸法が、NIミラーに関して上記で議論した寸法関係におけるような入射平面に垂直な同じミラー寸法ではなく、入射平面内のミラー寸法であるということである。この発見は、エタンデュ及び同じく投影光学ユニットの視野寸法を考慮に入れて光案内条件を緊密に考察することから現れる。少なくとも1つのGIミラーに関して、75%よりも高く、80%よりも高く、特に少なくとも81%である反射率が、6.7nmのEUV使用波長に対して現れる。GIミラー寸法関係は、投影光学ユニットのGIミラーのうちの少なくとも1つに適用することができ、複数のGIミラーに適用することができ、特に、全てのGIミラーに適用することができる。
請求項4に記載のミラー寸法は、GIミラー寸法関係を満足する。入射平面内のGIミラーのミラー寸法は、少なくとも150mmとすることができ、少なくとも200mmとすることができ、少なくとも250mm及び同じく少なくとも270mmとすることができる。
投影光学ユニットは、NIミラーとGIミラーの組合せとして構成することができる。
請求項5に記載の投影光学ユニットは、NIミラー寸法関係及びGIミラー寸法関係を満足することに関して上記で議論した利点を統合する。
最大入射角帯域幅、すなわち、請求項6及び請求項8に記載の下界と請求項7及び請求項9に記載の上界とを有する照明光の最大入射角と最小入射角の間の最大差は、非常に短いEUV照明光波長に対してさえも非常に効率的に被覆することができるミラーを有する投影光学ユニットを実現するのに非常に適することが見出された。
請求項10に記載の物体側テレセントリック性は、物体視野に入射するとき、すなわち、投影光学ユニットがその構成要素である投影露光装置の作動中に、特に反射実施形態を有する物体、すなわち、例えば、レチクルでの照明光の有利に小さい入射角帯域幅をもたらす。
請求項11に記載の像視野アスペクト比は、非常に短いEUV照明光波長に対してさえもミラーを反射最適化方式で被覆することができる投影光学ユニットを実現するのに特に適することが見出された。x/yアスペクト比は、15よりも大きい場合があり、20よりも大きい場合があり、21.67である場合があり、30よりも大きい場合があり、50よりも大きい場合があり、80よりも大きい場合があり、86.67である場合があり、かつ100よりも大きい場合もある。物体変位方向又は走査方向に縮小された視野寸法は、特に投影光学ユニットのGIミラー上で入射角帯域幅の縮小をもたらすことができる。
請求項12に記載の光学系、請求項13に記載の投影露光装置、請求項14に記載の生成方法、及び請求項15に記載のマイクロ構造化又はナノ構造化構成要素の利点は、本発明による投影光学ユニットを参照して既に上述したものに対応する。投影露光装置のEUV光源は、最長で13.5nmであり、13.5nmよりも短く、10nmよりも短く、8nmよりも短く、7nmよりも短く、例えば、6.7nm又は6.9nmである使用波長が現れるように具現化することができる。6.7nmよりも短く、特に6nmの領域にある使用波長も可能である。
特に、半導体構成要素、例えば、メモリチップは、投影露光装置を用いて生成することができる。
本発明の例示的実施形態を図面に基づいて下記でより詳細に説明する。
EUVマイクロリソグラフィのための投影露光装置を示す概略図である。 複数の選択された視野点(field points)の主光線に対する及び上側コマ光線及び下側コマ光線に対する結像ビーム経路が描かれた子午断面に図1に記載の投影露光装置内の投影レンズとして使用することができる結像光学ユニットの実施形態を示す図である。 図2に記載の結像光学ユニットの斜視図である。 26mm×1.2mmの像視野サイズに関して示す、図2に記載の結像光学ユニットのミラー上で結像光による入射をそれぞれ受ける反射面の縁部輪郭(edge contours)を示し、同時にこれらの構成要素上又はその配置平面内の結像光の入射角帯域幅を縁部輪郭内にプロットし、各場合に縁部輪郭の右隣に示した値スケールによってスケーリングした平面図である。 26mm×1.2mmの像視野サイズに関して示す、図2に記載の結像光学ユニットのミラー上で結像光による入射をそれぞれ受ける反射面の縁部輪郭を示し、同時にこれらの構成要素上又はその配置平面内の結像光の入射角帯域幅を縁部輪郭内にプロットし、各場合に縁部輪郭の右隣に示した値スケールによってスケーリングした平面図である。 26mm×1.2mmの像視野サイズに関して示す、図2に記載の結像光学ユニットのミラー上で結像光による入射をそれぞれ受ける反射面の縁部輪郭を示し、同時にこれらの構成要素上又はその配置平面内の結像光の入射角帯域幅を縁部輪郭内にプロットし、各場合に縁部輪郭の右隣に示した値スケールによってスケーリングした平面図である。 26mm×1.2mmの像視野サイズに関して示す、図2に記載の結像光学ユニットのミラー上で結像光による入射を受ける反射面の縁部輪郭、絞り平面内の結像光全体ビームの縁部輪郭、及び結像光光線がそこから射出する結像光学ユニットの物体視野の縁部輪郭を示し、同時にこれらの構成要素上又はその配置平面内の結像光の入射角帯域幅を縁部輪郭内にプロットし、各場合に縁部輪郭の右隣に示した値スケールによってスケーリングした平面図である。 26mm×0.3mmの像視野サイズを有する結像光学ユニットの実施形態に関して示す縁部輪郭とそこに存在する入射角帯域幅とを示す図4と類似の図である。 26mm×0.3mmの像視野サイズを有する結像光学ユニットの実施形態に関して示す縁部輪郭とそこに存在する入射角帯域幅とを示す図4と類似の図である。 26mm×0.3mmの像視野サイズを有する結像光学ユニットの実施形態に関して示す縁部輪郭とそこに存在する入射角帯域幅とを示す図4と類似の図である。 26mm×0.3mmの像視野サイズを有する結像光学ユニットの実施形態に関して示す縁部輪郭とそこに存在する入射角帯域幅とを示す図4と類似の図である。 ミラー寸法Dyの定義を明らかにするために図1に記載の投影露光装置内で投影レンズとして使用可能である結像光学ユニットの更に別の実施形態のGIミラー(かすめ入射のためのミラー)の反射面の平面図を示す概略図である。
マイクロリソグラフィ投影露光装置1は、照明光又は結像光3のための光源2を有する。光源2は、例えば、5nmと30nmの間、特に5nmと15nmの間の波長範囲の光を生成するEUV光源である。特に、光源2は、13.5nmの波長を有する光源又は6.7nm又は6.9nmの波長を有する光源とすることができる。他のEUV波長も可能である。一般的に、投影露光装置1内で案内される照明光3に対しては任意の波長であっても可能であり、例えば、可視波長、又は他にマイクロリソグラフィにおいて用途を見つけることができてレーザ光源及び/又はLED光源がそれに対して利用可能である他の波長(例えば、DUV、深紫外)(例えば、365nm、248nm、193nm、157nm、129nm、109nm)も可能である。照明光3のビーム経路を図1に非常に概略的に示している。
照明光学ユニット6は、光源2から物体平面5内の物体視野(object field)4に照明光3を案内するように機能する。投影光学ユニット又は結像光学ユニット7を用いて、物体視野4は、像平面9内の像視野(image field)8内に事前決定された縮小スケールで結像される。投影光学ユニット7は、厳密に1つの物体視野4を有する。投影光学ユニット7は、厳密に1つの像視野8を有する。
投影露光装置1及び投影光学ユニット7の様々な実施形態の説明を容易にするために、図面内に直交xyz座標系を示し、この座標系から図内に例示する構成要素の位置関係が明らかになる。図1では、x方向は、作図面と垂直にかつその中に延びる。y方向は、左向きに延び、z方向は、上向きに延びる。
物体視野4及び像視野8は矩形である。これに代えて、物体視野4及び像視野8は、曲った又は湾曲した実施形態、すなわち、特に部分リング形状を有することも可能である。物体視野4及び像視野8は、1よりも大きいx/yアスペクト比を有する。すなわち、物体視野4は、x方向に長めの物体視野寸法を有し、y方向に短めの物体視野寸法を有する。これらの物体視野寸法は、視野座標x及びyに沿って延びる。
投影光学ユニット7はアナモルフィックであり、すなわち、y方向の縮小スケール(yz平面内の縮小スケール)とは異なるx方向縮小スケール(xz平面内の縮小スケール)を有する。x方向には、投影光学ユニット7は、4.8という縮小スケールβxを有する。y方向には、投影光学ユニット7は、−9.6という縮小スケールβyを有する。
x方向の縮小及びy方向の縮小に関して他の絶対縮小スケール、例えば、4×、5×、6×、8×、又は他に8×よりも大きい縮小スケールも可能である。第1にxz平面内に、第2にyz平面内にこれらと同じ縮小スケールを有する投影光学ユニット7の実施形態も可能である。
投影光学ユニット7を用いて結像されるのは、物体視野4に一致するレチクルとも呼ぶ反射マスク10のセクションである。レチクル10は、レチクルホルダ10aによって担持される。レチクルホルダ10aは、レチクル変位ドライブ10bによって変位される。
投影光学ユニット7を用いた結像は、基板ホルダ12によって担持されるウェーハの形態にある基板11の面上で実施される。基板ホルダ12は、ウェーハ変位ドライブ又は基板変位ドライブ12aによって変位される。
図1は、レチクル10と投影光学ユニット7の間にこの投影光学ユニット内に入射する照明光3の光線ビーム13を示し、投影光学ユニット7と基板11の間に投影光学ユニット7から出射する照明光3の光線ビーム14を示している。図1では、投影光学ユニット7の像視野側開口数(NA)を正確な縮尺で再現していない。
投影露光装置1は、スキャナタイプのものである。レチクル10と基板11の両方は、投影露光装置1の作動中にy方向に走査される。基板11の個々の露光の間にレチクル10及び基板11のy方向の段階的変位が達成されるステッパタイプの投影露光装置1も可能である。これらの変位は、変位ドライブ10b及び12aの適切な起動によって互いに同期して達成される。
図2及び図3は、投影光学ユニット7の第1の実施形態の光学設計を示している。図2は、各場合にこの図のy方向に互いに分離された複数の物体視野点から射出する3つの個々の光線15のビーム経路を示している。図示するのは、主光線16、すなわち、投影光学ユニット7の瞳平面にある瞳の中心を通過する個々の光線15、並びに各場合にこれら2つの物体視野点の上側コマ光線及び下側コマ光線である。物体視野4から進んで、中心物体視野点の主光線16は、物体平面5の法線との5.0°の角度CRAOを含む。
投影光学ユニット7は、0.45という像側開口数NAを有する。この開口数は、像視野8上へのxz入射平面内で像視野8上へのyz入射平面内におけるのと厳密に同じサイズを有する(NAx=NAy=NA)。
投影光学ユニット7は、物体視野4から進んで個々の光線15のビーム経路の順番にM1からM10と番号を振った合計で10個のミラーを有する。投影光学ユニット7は、純粋反射性光学ユニットである。結像光学ユニット7は、異なる個数のミラー、例えば、4つのミラー、6つのミラー、又は8つのミラーを有することができる。投影光学ユニット7では、奇数個のミラーも可能である。
図2及び図3は、ミラーM1からM10の計算上の反射面を示しており、その縁部輪郭も図4及び図5に記載の平面図に示している。実際にはより大きい領域にわたって計算された反射面の一部分が使用される。実際のミラーM1からM10内には、実際に結像光3を反射するのに使用される反射面のこの領域しか存在せず、図3にはこの領域のみを示している。これらの使用反射面は、ミラー本体(図示せず)によって公知の方式で担持される。
投影光学ユニット7では、ミラーM1、M9、及びM10は、法線入射ミラー、すなわち、結像光3が45°よりも小さい入射角で入射するミラーとして具現化される。すなわち、投影光学ユニット7は、合計で3つの法線入射ミラーM1、M9、及びM10を有する。下記では、これらのミラーをNIミラーとも呼ぶ。それぞれのNIミラー上に入射する最大入射角は、40°よりも小さく、35°よりも小さく、30°よりも小さく、25°よりも小さく、20°よりも小さく、15°よりも小さい場合があり、10°よりも小さい場合もある。
ミラーM2からM8は、照明光3のかすめ入射のためのミラー、すなわち、照明光3が45°よりも大きい入射角で当たる(impinge)ミラーである。かすめ入射ミラーM2からM8上への結像光3の個々の光線15の典型的な入射角は80°の領域内である。全体的に、図2に記載の投影光学ユニット7は厳密に7つのかすめ入射ミラーを有する。下記では、これらのミラーをGIミラーとも呼ぶ。それぞれのGIミラー上に入射する最小入射角は、50°よりも大きく、55°よりも大きく、60°よりも大きく、65°よりも大きく、70°よりも大きく、75°よりも大きい場合があり、80°よりも大きい場合もある。
本明細書には示していない投影光学ユニットの実施形態では、NIミラー及びGIミラーに関して異なる個数分布も可能である。投影光学ユニットがNIミラーのみを有する構成、及び投影光学ユニットがGIミラーのみを有する構成も可能である。これらの極端な場合の間で、所与の全ミラー個数に対してNIミラー及びGIミラーの全ての想定可能な個数分布が可能である。すなわち、N個のミラーを有する投影光学ユニットの場合に、NIミラーは0とNの間の個数を取ることができ、相応にGIミラーはNと0の間の個数を取ることができる。
投影光学ユニット7のミラーM2からM8は、個々の光線15の入射角がそれぞれのミラーM2からM8において加算されるように結像光3を反射する。
ミラーM1からM10は、結像光3に対するこれらのミラーの反射率を最適化するコーティングを有する。特にGIミラーでは、このコーティングは、ランタンコーティング、ホウ素コーティング、又はランタンの最上位層を有するホウ素コーティングとすることができる。他のコーティング材料、特に窒化ランタン及び/又はB4Cを使用することができる。かすめ入射ミラーM2からM8では、例えば、ホウ素又はランタンの1つの層を有するコーティングを使用することができる。特に法線入射ミラーM1、M9、及びM10の高反射層は、連続する層を異なる材料から製造することができる多数重なった層として構成することができる。交替する材料層を使用することができる。典型的な多数重なった層は、それぞれホウ素層とランタン層とで構成される50個の二重層を有することができる。窒化ランタン及び/又はホウ素、特にB4Cを含有する層を使用することができる。
GIミラー(かすめ入射ミラー)での反射に関する情報は、WO 2012/126867 Aに見出すことができる。NIミラー(法線入射ミラー)の反射率に関する更に別の情報は、DE 101 55 711 Aに見出すことができる。
投影光学ユニット7の全てのミラーM1からM10までの反射率の積として現れる投影光学ユニット7の全反射率又は系伝達率は、約R=2.0%である。
ミラーM10、すなわち、結像ビーム経路内で像視野8の上流にある最後のミラーは、最後から3番目のミラーM8から最後から2番目のミラーM9に向けて反射される結像光3の通過のための通過開口部17を有する。ミラー10は、通過開口部17の周りの反射の方式で使用される。他のミラーM1からM9のいずれも通過開口部を持たず、これらのミラーは、間隙のない連続領域内の反射の方式で使用される。
ミラーM1からM10は、回転対称関数で説明することができない自由曲面として具現化される。ミラーM1からM10のうちの少なくとも1つが回転対称非球面として具現化される投影光学ユニット7の他の実施形態も可能である。全てのミラーM1からM10をそのような非球面として具現化することも可能である。
自由曲面は、以下の自由曲面式(式1)によって説明することができる。
(1)
この式(1)のパラメータには以下が適用される。
Zは、x2+y2=r2である点x,yでの自由曲面のサグである。式中のrは、自由曲面式の基準軸(x=0;y=0)からの距離である。
自由曲面式(1)内のC1、C2、C3...は、x及びyのべき乗での級数展開の係数を表している。
円錐底区域の場合に、cx、cyは、対応する非球面の頂点曲率に対応する定数である。すなわち、cx=1/Rx及びcy=1/Ryが成り立つ。式中のkx及びkyの各々は、対応する非球面の円錐定数に対応する。すなわち、式(1)は二重円錐自由曲面を説明するものである。
代替の可能な自由曲面は、回転対称基準面から発生させることができる。マイクロリソグラフィ投影露光装置の投影光学ユニットのミラーの反射面のためのそのような自由曲面は、US 2007 0 058 269 A1から公知である。
これに代えて、自由曲面は、2次元スプライン面を用いて説明することができる。2次元スプライン面の例は、ベジェ曲面又は不均一有理基底スプライン(NURBS)である。一例として、2次元スプライン面は、xy平面内の点格子と関連のz値とにより、又はこれらの点と関連の勾配とによって説明することができる。スプライン面のそれぞれのタイプに応じて、完全な面は、例えば、連続性及び微分可能性に関して特定の特性を有する多項式又は関数を用いた格子点の間の内挿によって得られる。この関数の例は解析関数である。
図4及び図5は、投影光学ユニット7のミラーM1からM10上で各場合に結像光3により当たる反射面の縁部輪郭、すなわち、ミラーM1からM10のいわゆるフットプリントを示している。これらの縁部輪郭は、各場合にそれぞれのミラーM1からM10の局所x座標及び局所y座標に対応するx/yグラフ内に示したものである。図は、ミリメートル単位で正確な縮尺のものである。更に、ミラーM10に関する図には通過開口部17の形態を示している。
更に、図4及び図5は、開口絞りASの縁部輪郭及びそれぞれ使用される像視野8の縁部輪郭も再現している。図4に記載の実施形態では、像視野は、26mm/1.2mmのx/y広がり(より大きい像視野)を有する。図5に記載の実施形態では、像視野8は、26mm/0.3mmのx/y広がり(小さめの像視野)を有する。
各場合に縁部輪郭の右隣に示すスケールを参照すると、図4(図4Aから図4D)及び図5(図5Aから図5D)は、入射角帯域幅IWPVを更に同じく示している。すなわち、大きい像視野及び小さい像視野に関する図4及び図5から明らかになることは、開口絞りASを通過するときにかつ物体視野8上で、ミラーM1からミラーM10上のどの場所に当該場所に当たる照明光3の最大入射角と最小入射角の間のどの程度の差IWPVが存在するかである。各場合にミラーM1からM10のうちの1つの反射面上、開口絞りAS上、及び物体視野8上の差IWPVから、各場合に考慮するミラー面上の厳密に1つの点で最大差IWPVmaxを決定することができる。投影光学ユニット7の場合に、NIミラーに限って考えるとIWPVmax=4°が適用され、GIミラーに限って考えるとIWPVmax=1.8°が適用される。像視野8上への照明光3の入射角帯域幅は、図4に記載の実施形態と図5に記載の実施形態の両方において像視野8全体にわたって事実上一定であり、像側開口数から現れる。
下記では、より大きい像視野8を有する投影光学ユニット7を使用する場合に関して詳細を説明する。小さめの像視野8の使用は、次に、物体視野4の相応に縮小された照明によって現れる。
以下の2つの表は、より大きい像視野8を有する投影光学ユニット7のミラーM1からM10に関するパラメータ「最大入射角」、「反射面のx方向広がり」、「反射面のy方向広がり」、及び「最大ミラー直径」を要約している。
(表)
(表)
像側開口数事前決定ミラーM10は、直径693.2mmの最も大きい最大ミラー直径を有する。他のミラーM1からM9のうちのいずれも、625mmよりも大きい最大直径を持たない。10個のミラーのうちの6つ、すなわち、M1からM4、M8、及びM9は、450mmよりも小さい最大ミラー直径を有する。
NIミラー上への最も大きい入射角はミラーM9上に存在し、18.0°である。GIミラー上への最も大きい入射角はミラーM4上に存在し、82.9°である。
NIミラーM1、M9、及びM10のミラー寸法Dx、すなわち、これらのミラーの反射面のx方向広がりは次の関係を満足する。
4LLWx/IWPVmax<Dx (2)
ここで、LLWxは、xz平面、すなわち、ミラー寸法Dxに対応する広がり平面(plane of extent)内の投影光学ユニット7のエタンデュである。
式LLWx=NAx・xbf/2が成り立つ。すなわち、エタンデュLLWxは、広がり平面xz内の開口数NAxと像視野のx方向広がりxbfの半分との積である。投影光学ユニット7にはLLWx=5.85mmが適用される。
IWPVmaxは、それぞれのNIミラーM1、M9、及びM10上の最大入射角帯域幅である。この最大入射角帯域幅IWPVmaxはミラーM9上に存在し、このミラー上では4°、すなわち、0.698radである。関係(2)に対して、これは次式をもたらす。
335mm<Dx
すなわち、NIミラーに関する広がりDxは、全て335mmよりも大きくなければならず、これは、投影光学ユニット7では満足されている。
GIミラーM2からM8では、入射平面yz内のミラー寸法Dyに関して次の関係が成り立つ。
4LLWy/(IWPVmaxcos(a))<Dy (3)
ここで、LLWyは、入射平面yz内の投影光学ユニット7のエタンデュである。aは、それぞれのGIミラーの折り返し角である。この折り返し角aは、GIミラー上の中心視野点への主光線の入射角に対応する。
像視野8の1.2mmのy広がりybfを有する投影光学ユニット7にLLWy=NAy・ybf/2=0.27mmが適用される。
IWPVmaxは、ミラーM2からM8のうちの1つの上の最も大きい入射角帯域幅である。この最も大きい入射角帯域幅は、GIミラーM4上に存在し、1.8°=0.0314radである。
75°の折り返し角及び0.0314radの最大入射角帯域幅IWPVmaxの場合に、上述の関係(3)への代入によって次式が現れる。
133mm<Dy
すなわち、全てのGIミラーは、133mmよりも大きいDy広がりを持たなければならず、これは、投影光学ユニット7のGIミラーでは満足されている。
IWPVmax1.0°の入射角帯域幅を仮定し、それ以外はパラメータが不変である場合に、Dy広がりに対して240mmの下限がもたらされる。
この関係を満足させることは、小さいy広がりybf=0.3mmを有する像視野の使用にも適用される。この場合に、GIミラーは、約1°=0.0174radの最大入射角帯域幅を有する(図5に記載のGIミラーM4を参照されたい)。この場合に、エタンデュは、0.0675mmである。a=83°の場合に、これらの値を上述の式(3)に代入することにより、広がりDyに対して127mmの下界がもたらされ、この下界も同じく投影光学ユニットのGIミラーの場合に満足されている。
図6に基づいて、鎌形の対称湾曲実施形態を有するミラーMの反射面20の広がりDyのための明確な定義が依然として存在する。Dyは、ミラーMの子午平面内、すなわち、x=0での反射面の広がりを表している。反射面のこの広がりDyは、ミラーM全体にわたって見られる反射面のy広がりDy,gesよりも小さい。上述の関係(3)にはDy,gesではなく、Dyを代入しなければならない。
26mm/0.3mmのx/y寸法を有する小さい像視野を有する投影光学ユニット7に関して、ミラー寸法に関する対応する表が現れる。
(表)
(表)
小さい像視野(26mm×0.3mm)を有する投影光学ユニットでは、ミラー寸法Dyは、大きい像視野を有する投影光学ユニットよりも若干小さい傾向を有する。
投影光学ユニット7のミラーM1からM10の反射面の光学設計データを以下の表から収集することができる。これらの光学設計データは、各場合に像平面9から進行し、すなわち、それぞれの投影光学ユニットを像平面9と物体平面5との間で結像光3の逆伝播方向で説明する。
これらの表のうちの第1のものは、投影光学ユニット7の設計データの概要を提供しており、開口数NA、結像光に対する計算上の設計波長、x方向及びy方向の像視野寸法、像視野曲率、及び絞りの場所を要約している。この曲率は、視野の曲率半径の逆数として定められる。
像視野8は、2×13mmのx広がりと1.2mmのy広がりとを有する。投影光学ユニット7は、照明光3の6.7nmの作動波長に対して最適化される。
これらの表のうちの第2のものは、光学構成要素の光学面に関する頂点半径(半径_x=Rx、半径_y=Ry)及び屈折力値(パワーx、パワー_y)を提供している。負の半径値は、それぞれの湾曲方向を有する頂点(x,y)において表面法線によって張られる着目平面(xz,yz)によるそれぞれの面の断面内で入射照明光3に向けて凹である曲面を意味する。2つの半径である半径_x、半径_yは、異なる符号を明示的に有することができる。
各光学面での頂点は、物体視野中心から像視野8に対称平面x=0、すなわち、図2の作図面(子午平面)に沿って進行する規準光線の入射点として定められる。
頂点での屈折力であるパワー_x(Px)、パワー_y(Py)は次式として定められる。
式中のAOIは、表面法線に対する規準光線の入射角を表している。
第3の表は、ミラーM1からM10に関してmmを単位として円錐定数kx及びky、頂点半径Rx(=半径_x)、及び自由曲面係数Cnを指定している。表内に列記していない係数Cnは、各々0という値を有する。
第4の表は、基準面から進んでそれぞれのミラーがy方向に偏心された大きさ(DCY)及びz方向に変位した大きさ(DCZ)、及び傾斜された大きさ(TLA、TLB、TLC)を更に指定している。これらは、自由曲面設計法の場合の平行シフト及び傾斜に対応する。ここでは、変位は、y方向及びz方向にmmを単位として実施され、傾斜は、x軸、y軸、及びz軸の周りに実施される。この場合に、回転角は、度を単位として指定している。偏心が最初に実施され、傾斜が続けられる。偏心中の基準面は、各場合に指定している光学設計データの最初の面である。物体平面5内のy方向及びz方向の偏心も、物体視野4に関して指定している。個々のミラーに割り当てられる面に加えて、第4の表は、像平面を最初の面として列記し、物体平面を最後の面として列記し、かつ絞り面(絞りラベル「AS」を有する)を列記している。
第5の表は、ミラーM1からM10の伝達率データ、すなわち、それぞれのミラー上で中心に入射する照明光光線の入射角に対するこれらのミラーの反射率を指定している。全伝達率は、入射強度からの投影光学ユニット内の全てのミラーでの反射後に残る比率として指定している。
第6の表は、絞りASの縁部を多角形チェーンとして局所座標xyzで指定している。この絞りは、ミラーM9とミラーM10の間の結像光ビーム経路に配置される。上述のように、絞りは偏心され、かつ傾斜される。開口絞り縁部は、投影光学ユニット7の瞳の外側限界を定めるように機能する。開口絞りASに加えて、投影光学ユニット7は、本明細書では記載しない更に別の開口絞りを有することもできる。開口絞りASに加えて、投影光学ユニット7は、瞳結像光学ユニット7に位置する掩蔽領域を定める少なくとも1つの掩蔽絞りを有することができる。投影光学ユニット7内には2つの掩蔽絞りが設けられる。これらの掩蔽絞りの一方は、ミラーM9上に位置し、他方は、ミラーM10上に位置する。これに代えて又はこれに加えて、そのような掩蔽絞りは、開口絞りASが、第1の縁部輪郭を有する瞳の外側境界と第2の縁部輪郭を有する瞳の内側境界との両方を定めるように、開口絞りASの配置平面に位置することが可能である。
絞りASの絞り面の縁部(表も参照されたい)は、像側での選択視野点で絞り面の方向に完全な像側テレセントリック開口を用いて伝播する照明光3の全ての光線の絞り面上の交点から現れる。絞りASの絞り面の縁部を事前決定するために、像側で視野中心点から絞り面の方向に完全な像側テレセントリック開口を用いて伝播する照明光3の全ての光線の絞り面上の交点が使用される。原理的に、絞りを定める時に使用される像側視野点の異なる選択が存在することも可能である。上記で指定した「視野中心点」及び「全体視野」の選択は、この場合に可能な極端な状況である。
絞りが開口絞りとして具現化される場合に、縁部は内側縁部である。掩蔽絞りとしての実施形態の場合に、縁部は外側縁部である。
絞りASは、平面に位置するか又は他に3次元実施形態を有することができる。絞りASの広がりは、走査方向(y)に交差走査方向(x)よりも小さいとすることができる。
系瞳内の非照明掩蔽領域は、丸形、楕円形、正方形、又は矩形とすることができる。更に、系瞳内で照明することができないこの面は、系瞳の中心に対してx方向及び/又はy方向に偏心させることができる。
表1
表2

表3a
表3b
表3c
表3d
表4a
表4b
表5
表6
投影光学ユニット7のエタンデュは6.32mm2である。エタンデュは、像視野面×NA2として定められる。
投影光学ユニット7の瞳掩蔽は、投影光学ユニット7の開口数の18%である。従って、投影光学ユニット7の瞳の0.182の面部分が掩蔽される。投影光学ユニット7は、物体側及び像側でテレセントリックである。すなわち、主光線16は、一方で物体視野4とミラーM1の間で、他方でミラーM10と像視野の間で互いに平行に延び、視野全域にわたる角度偏差は無視することができる程小さく、特に0.1°よりも小さい。物体−像オフセットdOISは、約3000mmである。投影光学ユニット7のミラーは、693mm×3285mm×2292mmのxyz辺長を有する直方体に含むことができる。
物体平面5は、像平面9に対して0.4°の角度で延びる。
ウェーハに最も近いミラーM9と像平面9の間の作動距離は102mmである。平均波面収差rmsは15.74mλであり、すなわち、設計波長に依存して定められる。
ミラーM1、M4、M5、M7、及びM10は、半径に関して負の値を有し、すなわち、それらは、原理的に凹ミラーである。ミラーM2は、半径に関して正の値を有し、すなわち、それは、原理的に凸ミラーである。
ミラーM3、M6、M8、及びM9は、それらのx半径値とy半径値に関して異なる符号を有し、すなわち、それらは、鞍形基本形態を有する。
マイクロ構造化又はナノ構造化構成要素を生成するために、投影露光装置1は以下のように使用される。最初に、反射マスク10又はレチクルと基板又はウェーハ11とが与えられる。その後に、投影露光装置1を用いてレチクル10上の構造がウェーハ11の感光層の上に投影される。次に、感光層を現像することにより、ウェーハ11上のマイクロ構造又はナノ構造、及び従ってマイクロ構造化構成要素が生成される。

Claims (15)

  1. EUV投影リソグラフィのための投影光学ユニット(7)であって、
    照明光(3)を用いて物体視野(4)を像視野(8)内に結像するための複数のミラー(M1からM10)を含み、
    前記ミラー(M1、M9、M10)のうちの少なくとも1つは、NIミラーとして具現化され、かつ該NIミラー(M1、M9、M10)の反射面が中心視野点の主光線(16)の最大入射角(AOI)で当たるように配置され、該最大入射角は45°よりも小さく、該反射面上に入射する該主光線(16)の光線部分及び該反射面から出射する該主光線(16)の光線部分は、入射平面(yz)に位置し、
    前記入射平面(yz)に垂直な広がり平面(xz)内の前記少なくとも1つのNIミラー(M1、M9、M10)のミラー寸法Dxは、以下の関係:
    4LLWx/IWPVmax<Dx、
    を満足し、ここで以下が適用される:
    LLWx:前記広がり平面(xz)内の投影光学ユニット(7)のエタンデュ、
    IWPVmax:それぞれ同じ場所での及び前記NIミラー(M1、M9、M10)の反射面全体上で決定された前記照明光(3)の最大入射角と最小入射角の間の最大差、
    投影光学ユニット(7)。
  2. 前記NIミラー(M1、M9、M10)の前記ミラー寸法Dxは、少なくとも200mmであることを特徴とする請求項1に記載の投影光学ユニット(7)。
  3. EUV投影リソグラフィのための投影光学ユニット(7)であって、
    照明光(3)を用いて物体視野(4)を像視野(8)内に結像するための複数のミラー(M1からM10)を含み、
    前記ミラー(M2からM8)のうちの少なくとも1つは、GIミラーとして具現化され、かつ該ミラー(M2からM8)の反射面が中心視野点の主光線(16)の最大入射角(AOI)で当たるように配置され、該最大入射角は45°よりも大きく、該反射面上に入射する該主光線(16)の光線部分及び該反射面から出射する該主光線(16)の光線部分は、入射平面(yz)に位置し、
    前記入射平面(yz)内の前記少なくとも1つのGIミラー(M2からM8)のミラー寸法Dyは、以下の関係:
    4LLWy/(IWPVmaxcos(a))<Dy、
    を満足し、ここで以下が適用される:
    LLWy:前記入射平面(yz)内の投影光学ユニット(7)のエタンデュ、
    IWPVmax:前記GIミラー(M2からM8)の前記反射面上での前記照明光(3)の最大入射角と最小入射角の間の最大差、
    a:前記GIミラー(M2からM8)の前記反射面上での前記中心視野点の主光線(16)の入射角、
    投影光学ユニット(7)。
  4. 前記少なくとも1つのGIミラー(M2からM8)の前記ミラー寸法Dyは、少なくとも100mmであることを特徴とする請求項3に記載の投影光学ユニット(7)。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の少なくとも1つのNIミラーを含み、
    請求項3又は請求項4に記載の少なくとも1つのGIミラーを含む、
    投影光学ユニット(7)。
  6. 前記入射平面(yz)内の前記少なくとも1つのNIミラー(M1、M9、M10)の前記反射面上での前記照明光(3)の最大入射角と最小入射角の間の少なくとも3°の最大差IWPVmaxを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の投影光学ユニット(7)。
  7. 前記入射平面(yz)内の前記少なくとも1つのNIミラー(M1、M9、M10)の前記反射面上での前記照明光(3)の最大入射角と最小入射角の間の最大で10°の最大差IWPVmaxを特徴とする請求項6に記載の投影光学ユニット。
  8. 前記入射平面(yz)内の前記少なくとも1つのGIミラー(M2からM8)の前記反射面上での前記照明光(3)の最大入射角と最小入射角の間の少なくとも0.25°の最大差IWPVmaxを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の投影光学ユニット。
  9. 前記入射平面(yz)内の前記少なくとも1つのGIミラー(M2からM8)の前記反射面上での前記照明光(3)の最大入射角と最小入射角の間の最大で4°の最大差IWPVmaxを特徴とする請求項8に記載の投影光学ユニット。
  10. 投影光学ユニット(7)が、物体側でテレセントリックであることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の投影光学ユニット。
  11. 入射平面(yz)に垂直な座標x及びそれに垂直な座標yによって張られた像視野(8)であって、該像視野(8)のアスペクト比xbf/ybfが13よりも大きい像視野(8)を特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の投影光学ユニット。
  12. 結像光(3)を用いて物体視野(4)を照明するための照明光学ユニット(6)を含み、
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の結像光学ユニット(7)を含む、
    光学系。
  13. 請求項12に記載の光学系を含み、
    EUV光源(2)を含む、
    投影露光装置。
  14. 構造化構成要素を生成する方法であって、
    レチクル(10)及びウェーハ(11)を与える段階と、
    請求項13に記載の投影露光装置を用いて前記レチクル(10)上の構造を前記ウェーハ(11)の感光層の上に投影する段階と、
    前記ウェーハ(11)上にマイクロ構造又はナノ構造を生成する段階と、
    を含む方法。
  15. 請求項14に記載の方法に従って生成された構造化構成要素。
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