JP2019521684A - オメガ−3多価不飽和脂肪酸組成物を含む動物飼料 - Google Patents

オメガ−3多価不飽和脂肪酸組成物を含む動物飼料 Download PDF

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Abstract

本発明は、オメガ−3多価不飽和脂肪酸組成物を含む動物飼料に関し、組成物は、(a)5%〜60%の藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸;及び/又は(b)5%〜80%のアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸を含む。オメガ−3多価不飽和脂肪酸で動物の肉を強化する動物飼料の使用及び動物飼料を動物に投与する工程を含むオメガ−3多価不飽和脂肪酸による動物の肉の強化方法もまた開示されている。【選択図】なし

Description

本発明は、少なくとも1種類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源を含む組成物及びオメガ−3多価不飽和脂肪酸による動物の肉の強化におけるその使用に関する。本発明の組成物を含む動物飼料、オメガ−3多価不飽和脂肪酸による動物の肉の強化におけるそれらの使用;及びオメガ−3多価不飽和脂肪酸による動物の肉の強化方法もまた開示されている。
オメガ−3脂肪酸は、炭素鎖の末端から3番目の炭素原子に二重結合(C=C)を有する多価不飽和脂肪酸(PUFA)である。ヒトの生理機能に関与する3種類のオメガ−3脂肪酸は、α−リノレン酸(ALA、18個の炭素原子及び3個の二重結合C18:3 n3)、エイコサペンタエン酸(EPA、20個の炭素原子及び5個の二重結合C20:5 n3)及びドコサヘキサエン酸(DHA、22個の炭素原子及び6個の二重結合C22:6 n3)である。
オメガ−3脂肪酸は、正常な代謝のために重要であるが、哺乳動物は、それらの体内でオメガ−3脂肪酸を合成できず、そのため食物を通してそれらを摂取しなければならない。体内において食物によるALAからより重要な長鎖オメガ−3脂肪酸、EPA及びDHAへの変換は非常に限定的であり、これは哺乳動物の必要性を満たすには不十分であり、そのため全ての3種類の脂肪酸は、食物で摂取されなければならない。
EPA及びDHAの1日あたりの推奨摂取量は、>250mg/日(欧州食品安全機関(European Food Safety Authority))である。脂肪分の多い魚は、食物中におけるEPA及びDHAの主な食物源であり、消費者は、少なくとも1週間に脂肪分の多い魚を1人前食べることが推奨される。しかし、脂肪分の多い魚を入手するのには限りがあり、コストがかかり、味が好まれず、メチル水銀、ポリ塩化ビフェニル及びダイオキシンを含むこのような魚の毒素についての懸念から、これらの推奨物を摂取するのでは不十分である。
多くの人々が魚を全く食べておらず、そのため、世界的に見て欠乏していることが一般的である。食品基準庁(Food Standards Agency)及び保健省(Department of Health)を代表して実施された調査によると、脂肪分の多い魚の摂取量が少ないことによる全ての年齢層にわたるEPA/DHAの欠乏が見られた。
オメガ−3脂肪酸の栄養補助食品は、脂肪分の多い魚と同じ利点を一貫して提供するわけではない。可能性のある説明として、追加の栄養補助食品が、バランスの取れた健康的な食事と同じではない、遵守されていない、開始が遅い、及びバイオアベイラビリティが違っていることが挙げられる。
アマニ、アマニ油及びキャノーラは、一般に家禽飼料に混ぜ込まれ、オメガ−3脂肪酸強化卵が生産される。これらの成分は、他の脂肪種子と比較して多量のα−リノレン酸(ALA)を含む。しかし、インビボにおけるそのような変換効率が低いため、産卵鶏用の飼料にALAを補っても、必要とするレベルのDHA又はEPAを含む卵を産むことはめったにない。そのため、哺乳動物飼料におけるオメガ−3脂肪酸の代替源を提供することが必要とされている。
本発明の第1の態様によれば、少なくとも1種類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源を含む組成物が提供される。
所望により、少なくとも1種類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、植物性多価不飽和脂肪酸源である。更に所望により、少なくとも1種類の植物性オメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、植物性多価不飽和脂肪酸である。
所望により、植物性オメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は植物性オメガ−3多価不飽和脂肪酸は、植物細胞又は植物細胞由来である。
所望により、植物性オメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は植物性オメガ−3多価不飽和脂肪酸は、植物性油又は植物性油由来である。
所望により、少なくとも1種類の植物性オメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、藻類の多価不飽和脂肪酸源である。更に所望により、少なくとも1種類の植物性オメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、藻類の多価不飽和脂肪酸である。
所望により、組成物は、少なくとも5%の藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸を含む。更に所望により、組成物は、5%〜60%の藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸を含む。また更に所望により、組成物は、5%、所望により6%、所望により7%、所望により8%、所望により9%、所望により10%、所望により11%、所望により12%、所望により13%、所望により14%、所望により15%、所望により16%、所望により17%、所望により18%、所望により19%、所望により20%、所望により21%、所望により22%、所望により23%、所望により24%、所望により25%、所望により26%、所望により27%、所望により28%、所望により29%、また更に所望により30%、また更に所望により40%、また更に所望により50%、また更に所望により60%の藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸を含む。
所望により、藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、藻類細胞又は藻類細胞由来である。所望により、藻類細胞は、任意の1種類以上のクロレラ、スピルリナ、シゾキトリウム、クリプテコディニウム(Crypthecodinium)、アルトロスピラ(Arthrospira)、ポルフィリジウム(Porphyridium)及びナンノクロロプシス(Nannochloropsis)から選択される。所望により、藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、任意の1種類以上のクロレラ、スピルリナ、シゾキトリウム、クリプテコディニウム(Crypthecodinium)、アルトロスピラ(Arthrospira)、ポルフィリジウム(Porphyridium)及びナンノクロロプシス(Nannochloropsis)藻類細胞;又は任意の1種類以上のクロレラ、スピルリナ、シゾキトリウム、クリプテコディニウム(Crypthecodinium)、アルトロスピラ(Arthrospira)、ポルフィリジウム(Porphyridium)及びナンノクロロプシス(Nannochloropsis)の藻類細胞由来である。
所望により、藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、脱水された藻類細胞又は脱水された藻類細胞由来である。所望により、脱水された藻類細胞は、任意の1種類のクロレラ、スピルリナ、シゾキトリウム、クリプテコディニウム(Crypthecodinium)、アルトロスピラ(Arthrospira)、ポルフィリジウム(Porphyridium)及びナンノクロロプシス(Nannochloropsis)から選択される。所望により、藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、脱水されたクロレラ、スピルリナ、シゾキトリウム、クリプテコディニウム(Crypthecodinium)、アルトロスピラ(Arthrospira)、ポルフィリジウム(Porphyridium)及び/若しくはナンノクロロプシス(Nannochloropsis)藻類細胞;又は脱水された任意の1種類以上のクロレラ、スピルリナ、シゾキトリウム、クリプテコディニウム(Crypthecodinium)、アルトロスピラ(Arthrospira)、ポルフィリジウム(Porphyridium)及び/若しくはナンノクロロプシス(Nannochloropsis)藻類細胞由来である。
所望により、藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、藻油又は藻油由来である。
所望により、藻油は、海藻の油である。所望により、藻油は、微少な海藻由来の海藻の油である。所望により、微少な海藻は、任意の1種類以上のクロレラ、スピルリナ、シゾキトリウム、クリプテコディニウム(Crypthecodinium)、アルトロスピラ(Arthrospira)、ポルフィリジウム(Porphyridium)及びナンノクロロプシス(Nannochloropsis)から選択される。あるいは、藻油は、肉眼で見える海藻由来の海藻の油である。所望により又は追加的に、藻油は、多細胞性海藻由来の海藻の油である。所望により、藻油は、紅藻、褐藻、緑藻又はそれらの組合せ由来の海藻の油である。
所望により、組成物は、少なくとも0.5%(w/w)の藻油を含む。更に所望により、組成物は、0.5〜25%(w/w)の藻油を含む。また更に所望により、組成物は、0.5%、所望により1%、更に所望により2%、また更に所望により3%、所望により4%、更に所望により5%、また更に所望により6%、また更に所望により7%、また更に所望により8%、また更に所望により9%、また更に所望により10%、また更に所望により11%、また更に所望により12%、また更に所望により13%、また更に所望により14%、また更に所望により15%、また更に所望により20%、また更に所望により25%の(w/w)藻油を含む。
所望により又は追加的に、少なくとも1種類の植物性オメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、アマニ(Linum usitatissimum)多価不飽和脂肪酸源である。更に所望により、少なくとも1種類の植物性オメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、アマニ(Linum usitatissimum)多価不飽和脂肪酸である。
所望により、組成物は、少なくとも5%のアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又はアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸を含む。更に所望により、組成物は、5%〜80%のアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又はアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸を含む。また更に所望により、組成物は、5%、所望により10%、更に所望により15%、また更に所望により20%、また更に所望により30%、また更に所望により40%、また更に所望により50%、また更に所望により60%、また更に所望により70%、また更に所望により80%のアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又はアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸を含む。
所望により、アマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又はアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、アマニ又はアマニ由来である。更に所望により、アマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又はアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、粉砕若しくは摩砕アマニ又は粉砕若しくは摩砕アマニ由来である。また更に所望により、アマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又はアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、微粉化アマニ又は微粉化アマニ由来である。
所望により、アマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又はアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、アマニ油又はアマニ油由来である。
所望により、組成物は、少なくとも0.5%(w/w)のアマニ油を含む。更に所望により、組成物は、0.5%〜25%(w/w)のアマニ油を含む。また更に所望により、組成物は、0.5%、所望により1%、更に所望により2%、また更に所望により3%、所望により4%、更に所望により5%、また更に所望により6%、また更に所望により7%、また更に所望により8%、また更に所望により9%、また更に所望により10%、また更に所望により11%、また更に所望により12%、また更に所望により13%、また更に所望により14%、また更に所望により15%、また更に所望により20%、また更に所望により25%のアマニ油を含む。
所望により、少なくとも1種類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、藻類の多価不飽和脂肪酸源及びアマニ多価不飽和脂肪酸源である。更に所望により、少なくとも1種類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、藻類の多価不飽和脂肪酸及びアマニ多価不飽和脂肪酸である。
所望により、組成物は、少なくとも5%の藻類の多価不飽和脂肪酸源又は藻類の多価不飽和脂肪酸及び60%までのアマニ多価不飽和脂肪酸源又はアマニ多価不飽和脂肪酸を含む。更に所望により、組成物は、5%〜60%の藻類の多価不飽和脂肪酸源又は藻類の多価不飽和脂肪酸及び5%〜80%のアマニ多価不飽和脂肪酸源又はアマニ多価不飽和脂肪酸を含む。また更に所望により、組成物は、5%、所望により6%、所望により7%、所望により8%、所望により9%、所望により10%、所望により11%、所望により12%、所望により13%、所望により14%、所望により15%、所望により16%、所望により17%、所望により18%、所望により19%、所望により20%、所望により21%、所望により22%、所望により23%、所望により24%、所望により25%、所望により26%、所望により27%、所望により28%、所望により29%、また更に所望により30%、また更に所望により40%、また更に所望により50%、また更に所望により60%の藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は藻類の多価不飽和脂肪酸;及び5%、所望により10%、更に所望により15%、更に所望により20%、更に所望により30%、更に所望により40%、また更に所望により50%、また更に所望により60%、また更に所望により70%、また更に所望により80%のアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又はアマニ多価不飽和脂肪酸を含む。
所望により、植物性油は、藻油及びアマニ油である。
所望により、組成物は、少なくとも0.5%(w/w)の藻油及び25%(w/w)までのアマニ油を含む。更に所望により、組成物は、0.5%〜25%(w/w)の藻油及び0.5%〜25%(w/w)のアマニ油を含む。また更に所望により、組成物は、0.5%、所望により1%、更に所望により2%、更に所望により3%、更に所望により4%、更に所望により5%、更に所望により6%、更に所望により7%、更に所望により8%、更に所望により9%、更に所望により10%、更に所望により15%、更に所望により20%、更に所望により25%の(w/w)藻油;及び25%、所望により20%、所望により15%、更に所望により10%、また更に所望により9%、また更に所望により8%、更に所望により7%、更に所望により6%、また更に所望により5%、また更に所望により4%、また更に所望により3%、また更に所望により2%、また更に所望により1%、また更に所望により0.5%(w/w)のアマニ油を含む。
所望により又は代替的に、組成物は、植物性油、所望により藻油及びアマニを含む。
所望により、組成物は、少なくとも0.5%(w/w)の藻油及び80%(w/w)までのアマニを含む。更に所望により、組成物は、0.5%〜25%(w/w)の藻油及び5%〜80%(w/w)のアマニを含む。また更に所望により、組成物は、0.5%、所望により1%、更に所望により2%、更に所望により3%、所望により4%、更に所望により5%、更に所望により6%、更に所望により7%、更に所望により8%、更に所望により9%、更に所望により10%、更に所望により11%、更に所望により12%、また更に所望により13%、また更に所望により14%、また更に所望により15%、また更に所望により20%、また更に所望により25%の(w/w)藻油;及び5%、所望により6%、所望により7%、所望により8%、所望により9%、所望により10%、所望により11%、所望により12%、所望により13%、所望により14%、所望により15%、所望により16%、所望により17%、所望により18%、所望により19%、所望により20%、所望により21%、所望により22%、所望により23%、所望により24%、所望により25%、所望により26%、所望により27%、所望により28%、所望により29%、また更に所望により30%、また更に所望により40%、また更に所望により50%、また更に所望により60%の藻油;及び5%、所望により10%、更に所望により15%、更に所望により20%、更に所望により30%、更に所望により40%、また更に所望により50%、また更に所望により60%、また更に所望により70%、また更に所望により80%のアマニを含む。
所望により、アマニは、粉砕又は摩砕アマニである。更に所望により、アマニは、微粉化アマニである。
所望により、組成物は、少なくとも1種類の植物性多価不飽和脂肪酸源からなる。更に所望により、組成物は、少なくとも1種類の植物性多価不飽和脂肪酸からなる。所望により、植物性多価不飽和脂肪酸源又は植物性多価不飽和脂肪酸は、植物性細胞又は植物性細胞由来である。所望により、植物性多価不飽和脂肪酸源又は植物性多価不飽和脂肪酸は、植物性油又は植物性油由来である。
所望により、組成物は、任意の肉、魚、卵、イカ及びオキアミ由来の多価不飽和脂肪酸源を除外する。更に所望により、組成物は、任意の肉、魚、卵、イカ及びオキアミ由来の多価不飽和脂肪酸を除外する。所望により、オメガ−3多価不飽和脂肪酸源又はオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、肉、魚、卵、イカ及びオキアミの細胞を除外するか又は肉、魚、卵、イカ又はオキアミの細胞由来ではない。所望により、オメガ−3多価不飽和脂肪酸源又はオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、肉、魚、卵、イカ及びオキアミの油を除外するか又は肉、魚、卵、イカ又はオキアミの油由来ではない。
代替的に又は追加的に、組成物は、少なくとも1種類の魚の多価不飽和脂肪酸源を含む。更に所望により、組成物は、少なくとも1種類の魚の多価不飽和脂肪酸を含む。
所望により、組成物は、少なくとも5%の魚のオメガ−3多価不飽和脂肪酸を更に含む。更に所望により、組成物は、5%〜60%の魚のオメガ−3多価不飽和脂肪酸を更に含む。また更に所望により、組成物は、5%、所望により10%、更に所望により20%、更に所望により30%、また更に所望により40%、また更に所望により50%、また更に所望により60%の魚のオメガ−3多価不飽和脂肪酸を更に含む。
所望により、魚のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は魚のオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、魚の細胞又は魚の細胞由来である。所望により、魚の細胞は、イワシ、ニシン、アンチョビ、サケ、マス、マグロ、サバ、タラの肝臓及びオキアミから選択される。所望により、魚のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は魚のオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、イワシ、ニシン、アンチョビ、サケ、マス、マグロ、サバ、タラの肝臓若しくはオキアミの細胞;又はイワシ、ニシン、アンチョビ、サケ、マス、マグロ、サバ、タラの肝臓若しくはオキアミの細胞由来である。
所望により、魚のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源又は魚のオメガ−3多価不飽和脂肪酸は、魚油又は魚油由来である。
所望により、少なくとも1種類の魚油が、封入されている。更に所望により、少なくとも1種類の魚油は、ゼラチン、セルロース又はデンプンで封入されている。
所望により、組成物は、少なくとも0.5%(w/w)の魚油を更に含む。更に所望により、組成物は、0.5%〜50%(w/w)の魚油を更に含む。また更に所望により、組成物は、0.5%、所望により1%、所望により2%、所望により3%、所望により4%、所望により5%、所望により6%、所望により7%、所望により8%、所望により9%、所望により10%、所望により11%、所望により12%、所望により13%、所望により14%、所望により15%、所望により16%、所望により17%、所望により18%、所望により19%、更に所望により20%、更に所望により25%、所望により30%、所望により35%、また更に所望により40%、所望により45%、また更に所望により50%(w/w)の魚油を更に含む。
所望により、少なくとも1種類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、藻類の多価不飽和脂肪酸源、アマニ多価不飽和脂肪酸源及び魚の多価不飽和脂肪酸源である。更に所望により、少なくとも1種類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、藻類の多価不飽和脂肪酸、アマニ多価不飽和脂肪酸及び魚の多価不飽和脂肪酸である。
所望により、少なくとも1種類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、藻類細胞又は藻類細胞由来、アマニ又はアマニ由来及び魚の細胞又は魚の細胞由来である。所望により、少なくとも1種類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、藻油又は藻油由来、アマニ又はアマニ由来及び魚の細胞又は魚の細胞由来である。所望により、少なくとも1種類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、藻油又は藻油由来、アマニ又はアマニ由来及び魚油又は魚油由来である。所望により、少なくとも1種類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸源は、藻類細胞又は藻類細胞由来、アマニ又はアマニ由来及び魚油又は魚油由来である。
所望により、組成物は、少なくとも1種類の植物性油、所望により藻油;アマニ;及び魚油を含む。
所望により又は追加的に、組成物は、抗酸化剤を更に含む。所望により、組成物は、少なくとも0.5%(w/w)の抗酸化剤を更に含む。更に所望により、組成物は、0.5〜5.0%(w/w)の抗酸化剤を更に含む。また更に所望により、組成物は、0.5%、所望により1.0%、更に所望により1.5%、また更に所望により2%、また更に所望により2.5%、また更に所望により3%、また更に所望により3.5%、また更に所望により4%、また更に所望により4.5%、また更に所望により5.0%の抗酸化剤を更に含む。
所望により、抗酸化剤は、天然に生じる抗酸化剤である。所望により、抗酸化剤は、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カルシウム、パルミチン酸アスコルビル、植物油からのトコフェロール抽出物、植物油からのトコフェロールに富む抽出物、α−トコフェロール、植物性ポリフェノール、精油及びそれらの組合せから選択される。更に所望により、組成物は、0.5〜5%(w/w)の天然に生じる抗酸化剤を更に含む。
所望により又は追加的に、抗酸化剤は、合成抗酸化剤である。所望により、抗酸化剤は、ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソール及びそれらの組合せから選択される。更に所望により、組成物は、0.5〜2.5%(w/w)合成抗酸化剤を更に含む。
所望により又は追加的に、抗酸化剤は、天然に生じる抗酸化剤及び合成抗酸化剤の組合せである。
本発明の第2の態様によれば、本発明の第1の態様による組成物を含む動物飼料もまた提供される。
所望により、動物飼料は、2.5〜20%(w/w)の組成物を含む。更に所望により、動物飼料は、2.5%、所望により5.0%、更に所望により7.5%、また更に所望により10.0%、また更に所望により12.5%、また更に所望により15.0%、また更に所望により17.5%、また更に所望により20%(w/w)の組成物を含む。
本発明の第3の態様によれば、本発明の第1の態様による組成物又はオメガ−3多価不飽和脂肪酸で動物の肉を強化するのに使用するための、本発明の第2の態様による動物飼料が提供される。
所望により、その使用は、組成物又は動物飼料を動物へ投与することを含む。
所望により、その使用は、組成物又は動物飼料を動物へ経口投与することを含む。
所望により、その使用は、組成物又は動物飼料を動物へ混餌投与することを含む。
所望により、その使用は、組成物又は動物飼料を動物へ混餌投与することを含み、その組成物量は、動物飼料又は動物の餌の2.5〜20%(w/w)に達する。
所望により、その使用は、組成物又は動物飼料を動物へ混餌投与することを含み、その組成物量は、動物飼料又は動物の餌の2.5%、所望により5.0%、更に所望により7.5.0%、また更に所望により10%、また更に所望により12.5.0%、また更に所望により15.0%、また更に所望により17.5%、また更に所望により20%(w/w)に達する。
所望により、オメガ−3多価不飽和脂肪酸は、C12:1(n−3)シス シス−9−ドデセン酸、C18:3(n−3)シス α−リノレン酸(ALA)、C18:4(n−3)シス ステアリンドン酸、C20:3(n−3)シス シス−11,14,17−エイコサトリエン酸、C20:4(n−3)シス シス−8,11,14,17−エイコサテトラエン酸、C20:5(n−3)シス エイコサペンテン酸(EPA)、C22:5(n−3)シス ドコサペンタエン酸(DPA)、ドコサペンタエン酸、C22:6(n−3)シスドコサヘキサエン酸(DHA)から選択される。
更に所望により、オメガ−3多価不飽和脂肪酸は、α−リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)及びそれらの組合せから選択される。
所望により、オメガ−3多価不飽和脂肪酸は、α−リノレン酸(ALA)である。
代替的に又は追加的に、オメガ−3多価不飽和脂肪酸は、ドコサヘキサエン酸(DHA)である。
更に代替的に又は追加的に、オメガ−3多価不飽和脂肪酸は、エイコサペンタエン酸(EPA)である。
また更に代替的に又は追加的に、オメガ−3多価不飽和脂肪酸は、エイコサペンタエン酸(EPA)及びドコサヘキサエン酸(DHA)の組合せから選択され、α−リノレン酸(ALA)である。
所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100gあたり少なくとも40mgのオメガ−3多価不飽和脂肪酸で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100gあたり40〜1500mgのオメガ−3多価不飽和脂肪酸で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。また更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100gあたり少なくとも50mg、所望により少なくとも60mg、更に所望により少なくとも70mg、また更に所望により少なくとも80mg、また更に所望により少なくとも90mg、また更に所望により少なくとも100mg、また更に所望により少なくとも200mg、また更に所望により少なくとも400mg、また更に所望により少なくとも600mg、また更に所望により少なくとも800mg、また更に所望により少なくとも1000mg、また更に所望により少なくとも1200mg、また更に所望により少なくとも1400mg、また更に所望により少なくとも1500mgのオメガ−3多価不飽和脂肪酸で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。
所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100kcal当量あたり、少なくとも40mgオメガ−3多価不飽和脂肪酸で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100kcal当量あたり、40〜1500mgのオメガ−3多価不飽和脂肪酸で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。また更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100kcal当量あたり、少なくとも50mg、所望により少なくとも60mg、更に所望により少なくとも70mg、また更に所望により少なくとも80mg、また更に所望により少なくとも90mg、また更に所望により少なくとも100mg、また更に所望により少なくとも200mg、また更に所望により少なくとも400mg、また更に所望により少なくとも600mg、また更に所望により少なくとも800mg、また更に所望により少なくとも1000mg、また更に所望により少なくとも1200mg、また更に所望により少なくとも1400mg、また更に所望により少なくとも1500mgのオメガ−3多価不飽和脂肪酸で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。
所望により又は追加的に、組成物又は方法は、動物の肉の100kcal当量あたり少なくとも40mgのドコサヘキサエン酸(DHA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100kcal当量あたり40〜200mgのドコサヘキサエン酸(DHA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。また更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100kcal当量あたり少なくとも50mg、所望により少なくとも60mg、更に所望により少なくとも70mg、また更に所望により少なくとも80mg、また更に所望により少なくとも90mg、また更に所望により少なくとも100mg、また更に所望により少なくとも200mgのドコサヘキサエン酸(DHA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。
所望により又は追加的に、組成物又は方法は、動物の肉の100gあたり少なくとも40mgのドコサヘキサエン酸(DHA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100gあたり40〜200mgのドコサヘキサエン酸(DHA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。また更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100gあたり少なくとも50mg、所望により少なくとも60mg、更に所望により少なくとも70mg、また更に所望により少なくとも80mg、また更に所望により少なくとも90mg、また更に所望により少なくとも100mg、また更に所望により少なくとも200mgのドコサヘキサエン酸(DHA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。
所望により又は追加的に、組成物又は方法は、動物の肉の100kcal当量あたり少なくとも40mgのエイコサペンタエン酸(EPA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100kcal当量あたり40〜200mgのエイコサペンタエン酸(EPA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。また更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100kcal当量あたり少なくとも50mg、所望により少なくとも60mg、更に所望により少なくとも70mg、また更に所望により少なくとも80mg、また更に所望により少なくとも90mg、また更に所望により少なくとも100mg、また更に所望により少なくとも200mgのエイコサペンタエン酸(EPA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。
所望により又は追加的に、組成物又は方法は、動物の肉の100gあたり少なくとも40mgのエイコサペンタエン酸(EPA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100gあたり40〜200mgのエイコサペンタエン酸(EPA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。また更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100gあたり少なくとも50mg、所望により少なくとも60mg、更に所望により少なくとも70mg、また更に所望により少なくとも80mg、また更に所望により少なくとも90mg、また更に所望により少なくとも100mg、また更に所望により少なくとも200mgのエイコサペンタエン酸(EPA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。
所望により又は追加的に、組成物又は方法は、動物の肉の100gあたり少なくとも250mgのα−リノレン酸(ALA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100gあたり250〜1500mgのα−リノレン酸(ALA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。また更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100gあたり少なくとも300mg、所望により少なくとも400mg、更に所望により少なくとも600mg、また更に所望により少なくとも800mg、また更に所望により少なくとも1000mg、また更に所望により少なくとも1200mg、また更に所望により少なくとも1400mg、また更に所望により少なくとも1500mgのα−リノレン酸(ALA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。
所望により又は追加的に、組成物又は方法は、動物の肉の100kcal当量あたり少なくとも250mgのα−リノレン酸(ALA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100kcal当量あたり250〜1500mgのα−リノレン酸(ALA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。また更に所望により、組成物又は方法は、動物の肉の100kcal当量あたり少なくとも300mg、所望により少なくとも400mg、更に所望により少なくとも600mg、また更に所望により少なくとも800mg、また更に所望により少なくとも1000mg、また更に所望により少なくとも1200mg、また更に所望により少なくとも1400mg、また更に所望により少なくとも1500mgのα−リノレン酸(ALA)で動物の肉を強化するのに使用するためのものである。
本発明の更なる態様によれば、オメガ−3多価不飽和脂肪酸で動物の肉を強化する方法が提供され、本方法は、本発明の第1の態様による組成物又は本発明の第2の態様による動物飼料を動物に投与する工程を含む。
実施例
本発明の実施形態を以下の非限定的な実施例を参照して説明する。
実施例1−研究1.DHA及びEPAによる家禽肉の強化
家禽飼料における様々な供給源及びレベルのEPA及びDHAを使用した後の家禽肉におけるEPA及びDHAの強化レベルを評価するために試験を実施した。またブロイラー肉の食味も調べた。
分割して収容され、性別で区別された972匹のRoss 308のトリをこの試験で使用した。初生雛は、商業孵化場から配達された。ホッパー及びニップルドリンカーを備えたチューブ状の給餌機でそれらに自由に飼料を与えた。全てのトリは、0日〜7日まで1日あたり23時間、光があてられ、その群れに対してその後は18時間、光があてられた。トリは18日目に予防接種を受けた。
3種類の飼料のうち、1種類を家禽の3つのグループに与えた:
・対照飼料(T1)
・対照飼料と本発明の7.5%(w/w)の組成物(T2)
・対照飼料と本発明の15.0%(w/w)の組成物(T3)
Figure 2019521684
本発明の組成物は以下を含む。%(w/w):
Figure 2019521684
本発明の組成物は、製造時に7.5%及び15%で直接飼料に加え、実験飼料T2及びT3をそれぞれ得た。
肉の部位の脂肪酸分析は、メチルエステルを介したガスクロマトグラフィーを用いて実施した。脂肪酸を加水分解するための方法は、英国規格(British Standard)4401 Pt 4:1970である。試験は、UKASのBS ENO/IE17025:2005に認定されている。試料は、スコットランド、DundeeのMylnefield Research Services Ltdで分析した。Mylnefield Research Services Ltdは、ISO:17025の認定を受けた研究所である。
官能試験は、Wirral Sensory Services Ltdによって実施された。100人の典型的な消費者(年齢及び性別が混在し、社会経済的な人口統計の、鶏全部に関する通常の消費者)によるセントラルロケーションテストを実施した。回答者にシークエンシャルモナディック順序で製品を提示した;回答者に示す前に製品のブランド名をとり、いずれの先入観も防ぐために提示順序を変えた。次に、回答者は、0〜10ポイントのし好尺度で幾つかの重要なパラメーターについて製品のそれぞれの得点をつけること、並びに任意のある種の好き嫌いについて書き留めることを求めた。また、理解を深めるために、あるパラメーターに関して5ポイントの診断スケールで製品に得点をつけることも回答者に求めた。脂肪酸分析の結果を表2に示し、官能試験の結果を表3に示す。
Figure 2019521684
Figure 2019521684
a、b、c値はP<0.05で有意に異なり、同じ上付き文字を共有することは互いに有意に異なることを意味する。
高レベルのオメガ脂肪酸による補給(飼料中15%までの本発明の組成物)によって、肉の栄養価を強化した。加熱肉の分析では、3つの処理間でテクスチャー又は風味に有意な差は示されなかった。しかし、本発明の7.5%の組成物で補給された強化肉は、全体的に最も許容できる製品であり、多汁性、しっとり感、柔らかさ及び視覚的な得点の処理間で違いを示した(表3参照)。またこの肉は最も好まれた肉だった。
実施例2−飼料、トリの性能及びヒト健康上の利益に関する最適化
飼料製造に関する検討、トリの性能に関する検討、ヒトの臨床試験について試験を実施した。その目的は、本発明の組成物の配合を最適化し、トリの生産能力に関して本発明の組成物を有する栄養補助飼料の効果を評価し、鶏肉由来オメガ−3PUFAのヒトにおける吸収及び蓄積の時間経過を研究し、心血管の健康について危険因子減少の臨床的測定値に関するオメガ強化鶏肉の効果を調べることだった。本発明の組成物は、魚油の量を増加し、アマニの量を減少することによって最適化した(表5)。
分割して収容され、性別で区別された22,800匹のRossのトリを試験で使用した。初生雛は、商業孵化場から配達された。自動給餌器及びニップルドリンカーで、それらに飼料及び水を自由に与えた。全てのトリは、0日〜7日まで1日あたり23時間、光があてられ、その群れに対してその後は18時間、光があてられた。トリは18日目に予防接種を受けた。表4に記載の通り、トリに標準のスターター飼料及び育成飼料(対照であるスターター飼料及び育成飼料と同じ)を与え、次に、21日から約20日間(屠殺まで)、10%(w/w)の本発明の組成物を含む仕上げ飼料を与えた。

Figure 2019521684
Figure 2019521684
試験用に雄のトリを選択した。トリを処理した。これには、通常気絶させること、出血させること、卵巣の洗浄、羽毛の除去、熱湯消毒、頭/足の除去、内臓摘出、屠体検査、スプレー洗浄、1次冷却、計量及び2次冷却を含む。次にトリを必要に応じて小分けし、研究の参加者によって必要とされるまで凍結するか又は脂肪酸プロファイル用にミンチにして研究所に送った。
家禽の性能結果として本発明の組成物を与えられたトリは、標準的な市販の飼料を与えられたトリと比較して、同様の成長速度、飼料の有効性及び死亡率であることを示した:
Figure 2019521684
Figure 2019521684
肉の全ての部位で高レベルの強化を達成した。
実施例3−最大限に強化するための最適化−魚油からの置き換え及び官能試験
胸肉を含む肉の全ての部位において強化を最大限に達成するために本発明の飼料組成物を更に改良するための試験を実施した。動物由来成分が許可されていないトリにおける必要性を満たすために、飼料を更に改良し、魚油を使用せずに家禽肉の強化を達成するための試みを行った。
分割して収容され、性別で区別された2268匹のRoss 308を試験で使用した。初生雛は、商業孵化場から配達された。ホッパー及びニップルドリンカーを備えたチューブ状の給餌機でそれらに自由に飼料を与えた。全てのトリは、0日〜7日まで1日あたり23時間、光があてられ、その群れに対してその後は18時間、光があてられた。トリは18日目に予防接種を受けた。トリを7つの処理用に分けた。処理は、以下である。
T1.対照、標準飼料
T2.仕上げ及び休薬期間中にオメガプレミックスAを供給
T3.仕上げ及び休薬期間中にオメガプレミックスBを供給
T4.仕上げ及び休薬期間中にオメガプレミックスCを供給
T5.仕上げ及び休薬期間中にオメガプレミックスDを供給
T6.仕上げ及び休薬期間中にオメガプレミックスEを供給
T7.育成、仕上げ及び休薬期間中にオメガプレミックスAを供給
Figure 2019521684
使用した本発明の組成物を表10に示す。本発明の組成物を、全飼料の10%で最終飼料に添加した。トリの性能を試験の研究者によって毎日及び屠殺時に記録した。
30の複合試料を肉の分析用に送った。これは、気絶させること、出血させること、卵巣の洗浄、羽毛の除去、熱湯消毒、頭/足の除去、内臓摘出、屠体検査、スプレー洗浄、1次冷却、計量及び2次冷却を含む。次にトリを必要に応じて小分けし、脂肪酸プロファイル用に北アイルランド、BelfastのAgri−Food and BioSciences Institute(AFBI)に送った。肉の部位の脂肪酸分析は、メチルエステルを介したガスクロマトグラフィーを用いて実施した。測定した脂肪酸は:C10:0カプリン酸、C10:1(n−1)シス シス−9−デセン酸、C12:0ラウリン酸、C12:1(n−1)シス シス−11−ドデセン酸、C12:1(n−3)シス シス−9−ドデセン酸、C13:0トリデカン酸、C14:0アンテ−イソ11−メチルトリデカン酸、C14:0イソ12−メチルトリデカン酸、C14:0ミリスチン酸、C14:1(n−5)シスミリストレイン酸、C15:0アンテ−イソ12−メチルテトラデカン酸、C15:0イソ13−メチルミリスチン酸、C15:0ペンタデカン酸、C15:1(n−5)シス シス−10−ペンタデセン酸、C16:0イソ14−メチルペンタデカン酸、C16:0パルミチン酸、C16:1(n−5)シス シス−11−ヘキサデセン酸、C16:1(n−7)シスパルミトレイン酸、C16:1(n−9)シス シス−5−ヘキサデセン酸、C17:0アンテ−イソ14−メチルヘキサデカン酸、C17:0ヘプタデカン酸、C17:0イソ15−メチルパルミチン酸、C17:1(n−7)シス シス−10−ヘプタデセン酸、C18:0アンテ−イソ15−メチルヘプタデカン酸、C18:0イソ16−メチルヘプタデカン酸、C18:0ステアリン酸、C18:1(n−11)トランス トランス−7−オクタデセン酸、C18:1(n−6)シス シス−12−オクタデセン酸、C18:1(n−6)トランス トランス−12−オクタデセン酸、C18:1(n−7)シス シス−バクセン酸、C18:1(n−7)トランス トランス−バクセン酸、C18:1(n−9)シスオレイン酸、C18:1(n−9)トランスエライジン酸、C18:2(n−6)シスリノール酸、C18:2(n−6)トランスリノレライド酸、C18:2共役の全共役リノール酸(CLA)、C18:3(n−3)シス α−リノレン酸(ALA)、C18:3(n−6)シスγ−リノレン酸(GLA)、C18:4(n−3)シス ステアリンドン酸、C20:0アラキジン酸、C20:1(n−11)ガドレイン酸、C20:1(n9)シス シス−11−エイコセン酸、C20:2(n−6)シス シス−11,14−エイコサジエン酸、C20:3(n−3)シス シス−11,14,17−エイコサトリエン酸、C20:3(n−6)シス シス−8,11,14エイコサトリエン酸、C20:4(n−3)シス シス−8,11,14,17−エイコサテトラエン酸、C20:4(n−6)シスアラキドン酸、C20:5(n−3)シス エイコサペンテン酸(EPA)、C22:0ベヘン酸、C22:1(n−11)シスセトレイン酸、C22:1(n−9)シスエルカ酸、C22:2(n−6)シスドコサジエン酸、C22:4(n,6)シスドコサテトラエン酸、C22:5(n−3)シス ドコサペンタエン酸(DPA)、C22:5(n−6)シス シス4,7,10,13,16ドコサペンタエン酸、C22:6(n−3)シスドコサヘキサエン酸(DHA)、C24:0リグノセリン酸、C24:1(n−9)シスネルボン酸、C25:0ペンタコサン酸、C4:0酪酸、C5:0吉草酸、C6:0カプロン酸、C7:0ヘプタン酸、C8:0カプリル酸、C9:0ノナン酸である。脂肪酸を加水分解するための方法は、英国規格(British Standard)4401 Pt 4:1970である。試験は、UKASのBS ENO/IE17025:2005に認定されている。試料は、ISO:17025の認定を受けた研究所のEurofins Scientificで分析した。
加えて、官能試験は、(盲検化コードの)鶏を用いて実施した。最小限の深さの大腿筋温度が86℃に達するまで、鶏肉を190℃のオーブンで加熱調理した。官能試験は、Wirral Sensory Services Ltdによって実施された。109人の典型的な消費者(年齢及び性別が混在し、社会経済的な人口統計の、鶏全部に関する通常の消費者)によるセントラルロケーションテストを実施した。回答者にシークエンシャルモナディック順序で製品を提示した;回答者に示す前に製品のブランド名をとり、いずれの先入観も防ぐために提示順序を変えた。次に、回答者は、0〜10ポイントのし好尺度で幾つかの重要なパラメーターについて製品のそれぞれの得点をつけること、並びに任意のある種の好き嫌いについて書き留めることを求めた。また、理解を深めるために、あるパラメーターに関して5ポイントの診断スケールで製品に得点をつけることも回答者に求めた。
Figure 2019521684
トリの性能の結果を表11及び12に示す。
Figure 2019521684
Figure 2019521684
2つの異なる実験室の鶏肉の脂肪分析を表13に示し、一方、味覚パネルの結果を表14及び15に示す:
Figure 2019521684
Figure 2019521684
Figure 2019521684
調理時の外観、香り又は多汁性に関して、ホワイトミート(white meat)又はダークミート(dark meat)試料に対する処理間で有意差はなかった。ホワイトミート(white meat)のテクスチャー及び全体的な許容度に関し、藻油を多く与えたトリ及び魚油を全く与えなかったトリは、これらの属性の双方に対して、対照のトリより高い得点を示し、わずかな有意差が認められた。ダークミート(dark meat)の味、後味及び全体的な許容度に関して、多量の魚油及び多量の藻油によって処理したものを与えられたトリは、味、後味及び全体的な許容度に対して低い得点を示し、わずかな有意差が認められた。
実施例4−本発明の組成物の改良及びオメガ3源の代替源の評価
本発明の組成物を改良するための試験を実施し、オメガ3源の代替源(微粉化アマニ、脱水された藻及び藻油)を評価した。972匹のRoss 308のトリを性別で区別し、1つの檻あたり324羽のトリで3つの檻に入れた。初生雛は、商業孵化場から配達された。ホッパー及びニップルドリンカーを備えたチューブ状の給餌機でそれらに自由に飼料を与えた。全てのトリは、0日〜7日まで1日あたり23時間、光があてられ、その群れに対してその後は18時間、光があてられた。トリは18日目に予防接種を受けた。それらに標準的な市販のスターター飼料及び育成飼料を与えた。オメガ強化飼料を、全飼料の10%で22日から与えた。トリを35日に間引きし最終的な屠殺は39日に行った。
処理は、以下である。
・対照
・T1:10%プレミックス1、22日〜最後(仕上げ及び休薬)
・T2 10%プレミックス2、22日〜最後(仕上げ及び休薬)
プレミックスの配合を表21に示す。
Figure 2019521684
結果:性能の結果を表22及び23に示す。
Figure 2019521684
Figure 2019521684
Figure 2019521684
藻油及びアマニは、鶏肉を強化することができる。
実施例5−魚を含まない組成物
魚油又は藻油の有無で鶏のオメガ3強化の結果を比較するために試験を実施した。
分割して収容され、性別で区別された972匹のRoss 308を試験で使用した。初生雛は、商業孵化場から配達された。ホッパー及びニップルドリンカーを備えたチューブ状の給餌機でそれらに自由に飼料を与えた。全てのトリは、0日〜7日まで1日あたり23時間、光があてられ、その群れに対してその後は18時間、光があてられた。トリは18日目に予防接種を受けた。トリを3つの処理用に分けた。処理は、以下である。
・T1.対照、標準飼料
・T2.仕上げ及び休薬期間中にオメガプレミックスAを供給
・T3.仕上げ及び休薬期間中にオメガプレミックスBを供給

本発明による組成物を以下の表26に示されているように調製した。
Figure 2019521684
Figure 2019521684
本発明の組成物を全飼料の10%で最終飼料に添加した。トリの性能を試験の研究者によって毎日及び屠殺時に記録した。
30の複合試料を肉の分析用に送った。これは、気絶させること、出血させること、卵巣の洗浄、羽毛の除去、熱湯消毒、頭/足の除去、内臓摘出、屠体検査、スプレー洗浄、1次冷却、計量及び2次冷却を含む。次にトリを必要に応じて小分けし、脂肪酸プロファイル用に北アイルランド、BelfastのAgri−Food and BioSciences Institute(AFBI)に送った。肉の部位の脂肪酸分析は、メチルエステルを介したガスクロマトグラフィーを用いて実施した。測定した脂肪酸は:C10:0カプリン酸、C10:1(n−1)シス シス−9−デセン酸、C12:0ラウリン酸、C12:1(n−1)シス シス−11−ドデセン酸、C12:1(n−3)シス シス−9−ドデセン酸、C13:0トリデカン酸、C14:0アンテ−イソ11−メチルトリデカン酸、C14:0イソ12−メチルトリデカン酸、C14:0ミリスチン酸、C14:1(n−5)シスミリストレイン酸、C15:0アンテ−イソ12−メチルテトラデカン酸、C15:0イソ13−メチルミリスチン酸、C15:0ペンタデカン酸、C15:1(n−5)シス シス−10−ペンタデセン酸、C16:0イソ14−メチルペンタデカン酸、C16:0パルミチン酸、C16:1(n−5)シス シス−11−ヘキサデセン酸、C16:1(n−7)シスパルミトレイン酸、C16:1(n−9)シス シス−5−ヘキサデセン酸、C17:0アンテ−イソ14−メチルヘキサデカン酸、C17:0ヘプタデカン酸、C17:0イソ15−メチルパルミチン酸、C17:1(n−7)シス シス−10−ヘプタデセン酸、C18:0アンテ−イソ15−メチルヘプタデカン酸、C18:0イソ16−メチルヘプタデカン酸、C18:0ステアリン酸、C18:1(n−11)トランス トランス−7−オクタデセン酸、C18:1(n−6)シス シス−12−オクタデセン酸、C18:1(n−6)トランス トランス−12−オクタデセン酸、C18:1(n−7)シス シス−バクセン酸、C18:1(n−7)トランス トランス−バクセン酸、C18:1(n−9)シスオレイン酸、C18:1(n−9)トランスエライジン酸、C18:2(n−6)シスリノール酸、C18:2(n−6)トランスリノレライド酸、C18:2共役の全共役リノール酸(CLA)、C18:3(n−3)シス α−リノレン酸(ALA)、C18:3(n−6)シスγ−リノレン酸(GLA)、C18:4(n−3)シス ステアリンドン酸、C20:0アラキジン酸、C20:1(n−11)ガドレイン酸、C20:1(n9)シス シス−11−エイコセン酸、C20:2(n−6)シス シス−11,14−エイコサジエン酸、C20:3(n−3)シス シス−11,14,17−エイコサトリエン酸、C20:3(n−6)シス シス−8,11,14エイコサトリエン酸、C20:4(n−3)シス シス−8,11,14,17−エイコサテトラエン酸、C20:4(n−6)シスアラキドン酸、C20:5(n−3)シス エイコサペンテン酸(EPA)、C22:0ベヘン酸、C22:1(n−11)シスセトレイン酸、C22:1(n−9)シスエルカ酸、C22:2(n−6)シスドコサジエン酸、C22:4(n,6)シスドコサテトラエン酸、C22:5(n−3)シス ドコサペンタエン酸(DPA)、C22:5(n−6)シス シス4,7,10,13,16ドコサペンタエン酸、C22:6(n−3)シスドコサヘキサエン酸(DHA)、C24:0リグノセリン酸、C24:1(n−9)シスネルボン酸、C25:0ペンタコサン酸、C4:0酪酸、C5:0吉草酸、C6:0カプロン酸、C7:0ヘプタン酸、C8:0カプリル酸、C9:0ノナン酸である。脂肪酸を加水分解するための方法は、英国規格(British Standard)4401 Pt 4:1970である。試験は、UKASのBS ENO/IE17025:2005に認定されている。試料は、ISO:17025の認定を受けた研究所のEurofins Scientificで分析した。
ブロイラーの肉における、DHA+EPA(mg)の合計平均/100gの肉の結果を表27に示す。
Figure 2019521684
実施例6−オメガ3脂肪酸による豚肉の強化
この研究の目的は、豚肉のオメガ3強化について最良の方法を決定することだった。
60kg(屠殺前50日)及び90kg(屠殺前25日)で開始したブタの体重、性別についてバランスをとり(それぞれの檻につき、少なくとも8頭の雌ブタ)、処理グループに割り当てた。檻ごとに15頭のブタを割り当て、屠殺まで同じグループで飼育したそれぞれの処理について、複製した2つの檻を用意した。試験開始時及びその後4週間ごとにブタの体重を測定した。飼料の摂取、成長速度及びFCRなどの性能のパラメーターを計算し、枝肉歩留り(KO%)及び背脂肪(P2)を含む屠体性能データを、それぞれの処理に関するブタに対して記録できるようにブタを工場へ連れて行った。双方の開始体重のブタ全てを同日に屠殺した。この研究では、4種類の飼料を2つの供給期間にわたって試験した(8種類の飼料を与えた)。
4つの処理は、以下を含んでいた:
T1=対照、25日
T2=対照、50日
T3=プレミックス1、25日
T4=プレミックス1、50日
T5=プレミックス2、25日
T6=プレミックス2、50日
T7=プレミックス3、25日
T8=プレミックス3、50日
Figure 2019521684
屠殺日には、標準的な商習慣にしたがって雌ブタから肉を回収した。それぞれの試料を分析用に採取して調製できるように、屠体の処理として腰部、肩及び腹部にラベルをつけた。ロース肉、ロースの脂肪、豚バラ、肩及び皮から脂肪酸プロファイルを分析した。使用した研究所は、ダブリンのEurofins Scientificだった。脂肪の少ないロース試料用に皮及び全ての目に見える脂肪を取り除いた。ロースの脂肪試料用に皮を脂肪から取り除いた。皮の試料は、腹部から採取した。腹部及び肩の試料用に皮を取り除いた。
屠殺前50日間の結果
処理T4のブタについて、統計的に有意な差ではなかったが、他の処理グループ(T2、T6又はT8)と比較して仕上げ体重が重いことが報告された(表29)。対照グループのブタと比較して、プレミックス1について最も高い飼料の摂取が報告され、数値的に全ての処理で飼料の摂取が増加した。追加的に、プレミックス1は、他の処理と比較して最も速い成長速度を示し、プレミックス2及び3は、対照飼料のブタより遅い成長速度が報告された。対照処理のうち0〜28日のブタでは、他の3つの処理グループと比較した場合、統計的に有意に(P<0.05)改善されたFCRを示した。0〜50日にわたって、対照飼料のブタは、数値的に改善されたFCRを示したのに対して、プレミックス3の処理のブタでは、性能が劣ることが、報告された(表29)。
屠体体重、枝肉歩留り又はP2について統計的に有意な差は認められなかった(表30)。プレミックス3は数値的に、81.13%の最も高い枝肉歩留り及び13.69mmの背脂肪が報告され、対照グループは、最も低い枝肉歩留り及び最も少ない背脂肪量が報告された(表30)。
Figure 2019521684
Figure 2019521684
屠殺前25日間
4つの処理のうち、ブタの最終体重に対して統計的に有意な差は認められなかった。対照のブタは、115.96kgで最も重い最終体重を示し、一方、プレミックス1の処理では、112.87kgで最も低い最終体重が報告されたが、この処理は、最も軽い開始体重だった(表31)。処理グループ間における飼料の摂取、成長速度及びFCRに統計的に有意な差はなかった。プレミックス2の処理は数値的に、プレミックス1及びプレミックス3の処理と比較して、最も高い飼料の摂取と対照の処理と同様の最も高い成長率が報告され、FCRの改善が見られた。しかし、対照の処理では、処理全体において、2.81の値を有し、FCRが最も改善されていた(表31)。
4つの処理全ての間において、屠体体重、枝肉歩留り及びP2に統計的に有意な差は認められなかった(表32)。数値の上では、プレミックス3は、最も低い枝肉歩留りを有し、プレミックス2では、最も多い背脂肪量が報告された。
Figure 2019521684
Figure 2019521684
オメガ3強化について、屠殺前の50日間と25日間の性能データの比較
それらオメガ3強化を屠殺前25日から開始したブタは、典型的には屠殺時に最終体重が重かった。更に、飼料の摂取は、50日とは対照的に、屠殺前の25日にそれらの処理飼料を開始した豚が高かったが、通常、成長速度は、50日間処理のブタに対してFCRの改善が報告され、50日間の処理におけるブタが優れていた。0〜25日の強化期間と50日間処理の後期(29〜50日)の比較によって、29〜50日の強化期間は数値的に、プレミックス3の処理について高い飼料の摂取、プレミックス1及びプレミックス3について速い成長速度、及び全ての状況(対照、プレミックス1、2及び3)においてFCRの改善をもたらした。


Figure 2019521684
T6は、ALAの最も高い濃縮を示し、全ての処理において、ALAは、主に皮に濃縮した。T8は、DHAの最も高い濃縮を示し、全ての処理において、DHAは、主にロースの脂肪に濃縮した。T8は、EPAの最も高い濃縮を示し、全ての処理において、DHAは、主に皮に濃縮した。ALA、DHA及びEPAは、全ての処理において腹部及び肩に同様に蓄積した。
25日及び50日の仕上げ期にわたる、4つの処理(対照、プレミックス1、2及び3)全ての間で、生存に関する性能及び屠体に関する性能パラメーターに統計的に有意な差は認められなかった。50日間にわたるオメガ3の強化は、屠殺前25日の強化期間とは対照的に、動物の性能により有益であることが証明された。
したがって、本発明は、家禽又はブタなどの動物に所望により抗酸化剤、流動化剤及び界面活性剤と一緒に、異なるオメガ−3脂肪酸源に基づく組成物を提供し、動物において所望のオメガ−3脂肪酸のレベルを達成する。得られたオメガ−3脂肪酸で強化された肉は、例えば、消費者の健康的な特性が生じ得る閾値を上回るレベルの範囲のオメガ−3脂肪酸を有する家禽の肉及びブタ肉部分を提供する。本発明の組成物及び方法によって高レベルのオメガ−3脂肪酸を与えることにより、肉の官能品質又は動物の性能に有害な影響を与えることなく動物の肉の強化が可能になる。

Claims (18)

  1. オメガ−3多価不飽和脂肪酸組成物を含む動物飼料であって、前記組成物が、(a)5%〜60%の藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸;及び/又は(b)5%〜80%のアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸を含む、動物飼料。
  2. 前記藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸が、任意の1種類以上のクロレラ、スピルリナ、シゾキトリウム、クリプテコディニウム(Crypthecodinium)、アルトロスピラ(Arthrospira)、ポルフィリジウム(Porphyridium)、ナンノクロロプシス(Nannochloropsis)、紅藻、褐藻及び緑藻から選択される藻類細胞由来である、請求項1に記載の動物飼料。
  3. 前記藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸が、脱水された藻類細胞由来である、請求項1又は2に記載の動物飼料。
  4. 前記藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸が、任意の1種類のクロレラ、スピルリナ、シゾキトリウム、クリプテコディニウム(Crypthecodinium)、アルトロスピラ(Arthrospira)、ポルフィリジウム(Porphyridium)、ナンノクロロプシス(Nannochloropsis)、紅藻、褐藻及び緑藻由来の藻油である、請求項1に記載の動物飼料。
  5. 前記アマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸が、粉砕、摩砕又は微粉化アマニ由来である、請求項1に記載の動物飼料。
  6. 前記アマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸が、アマニ油由来である、請求項1に記載の動物飼料。
  7. 前記組成物が、5%〜60%の藻類のオメガ−3多価不飽和脂肪酸及び5%〜80%のアマニオメガ−3多価不飽和脂肪酸を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の動物飼料。
  8. 前記組成物が、任意の肉、魚、卵、イカ及びオキアミ由来の多価不飽和脂肪酸を除外する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の動物飼料。
  9. 前記組成物が、5%〜60%の魚のオメガ−3多価不飽和脂肪酸を更に含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の動物飼料。
  10. 前記魚のオメガ−3多価不飽和脂肪酸が、イワシ、ニシン、アンチョビ、サケ、マス、マグロ、サバ、タラの肝臓及びオキアミから選択される魚の細胞由来である、請求項9に記載の動物飼料。
  11. 前記魚のオメガ−3多価不飽和脂肪酸が、魚油由来である、請求項9に記載の動物飼料。
  12. 前記魚油が、ゼラチン、セルロース又はデンプンで封入されている、請求項11に記載の動物飼料。
  13. 前記組成物が、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カルシウム、パルミチン酸アスコルビル、植物油からのトコフェロール抽出物、植物油からのトコフェロールに富む抽出物、α−トコフェロール、植物性ポリフェノール、精油、ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソール及びそれらの組合せから選択される、0.5〜5.0%(w/w)の抗酸化剤を更に含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の動物飼料。
  14. 前記動物飼料が、2.5〜20%(w/w)の前記組成物を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の動物飼料。
  15. オメガ−3多価不飽和脂肪酸で動物の肉を強化するのに使用するための、請求項1〜14のいずれか一項に記載の動物飼料。
  16. 前記使用が、前記動物飼料を動物に混餌投与することを含む、請求項15にしたがって使用するための、請求項1〜14のいずれか一項に記載の動物飼料。
  17. 動物の肉の100gあたり少なくとも40mgのオメガ−3多価不飽和脂肪酸で動物の肉を強化するのに使用するための、請求項1〜14のいずれか一項に記載の動物飼料。
  18. 前記オメガ−3多価不飽和脂肪酸が、α−リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)及びそれらの組合せから選択される、請求項15〜17のいずれか一項にしたがって使用するための、請求項1〜14のいずれか一項に記載の動物飼料。
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