JP2019519989A - 情報下り送信方法、データ送信方法、装置及びシステム - Google Patents

情報下り送信方法、データ送信方法、装置及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2019519989A
JP2019519989A JP2018563702A JP2018563702A JP2019519989A JP 2019519989 A JP2019519989 A JP 2019519989A JP 2018563702 A JP2018563702 A JP 2018563702A JP 2018563702 A JP2018563702 A JP 2018563702A JP 2019519989 A JP2019519989 A JP 2019519989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
terminal
access network
path
uplink data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018563702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6781272B2 (ja
Inventor
偉 洪
偉 洪
▲ユエ▼嘉 周
▲ユエ▼嘉 周
明 張
明 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beijing Xiaomi Mobile Software Co Ltd
Original Assignee
Beijing Xiaomi Mobile Software Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Beijing Xiaomi Mobile Software Co Ltd filed Critical Beijing Xiaomi Mobile Software Co Ltd
Publication of JP2019519989A publication Critical patent/JP2019519989A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6781272B2 publication Critical patent/JP6781272B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/02Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/08Load balancing or load distribution
    • H04W28/082Load balancing or load distribution among bearers or channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/24Connectivity information management, e.g. connectivity discovery or connectivity update
    • H04W40/246Connectivity information discovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • H04W48/10Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using broadcasted information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/11Allocation or use of connection identifiers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/12Setup of transport tunnels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/15Setup of multiple wireless link connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/27Transitions between radio resource control [RRC] states
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling
    • H04W72/1215Wireless traffic scheduling for collaboration of different radio technologies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals

Abstract

本開示は、情報下り送信方法、データ送信方法、装置及びシステムを提供し、通信分野に関する。前記情報下り送信方法は、アクセスネットワーク機器が、端末のための経路情報を設定し、アクセスネットワーク機器と端末との間に、RRC接続が確立され、経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、送信経路が、モバイル通信リンク、又はWLANリンクを含むステップと、アクセスネットワーク機器が、端末に経路情報を下り送信し、端末が、経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定し、目標送信経路に基づいて、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成されるステップと、を含む。本開示の実施例は、端末がアクセスネットワーク機器によって設定される送信経路に基づいて、上りデータを送信し、モバイル通信リンク及びWLANリンクを十分に利用してデータ伝送を行うことを達成し、単一のリンクを利用することによる輻輳を回避し、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能を向上させる。
【選択図】図2

Description

本開示は、通信分野に関し、特に情報下り送信方法、データ送信方法、装置及びシステムに関する。
LWA(LTE-WLAN Aggregations)とは、LTE(Long Term Evolution)ネットワークと、WLAN(Wireless Local Area Networks)ネットワークとを同時に利用してデータ伝送を行う技術である。
アクセスネットワーク機器がLWAを利用して下りデータ伝送を行う場合、eNBは、LTEネットワークを介して一部の下りデータを端末に伝送するとともに、UEのMAC(Medium Access Control)アドレスに基づいて、WLANネットワークを介して残りの下りデータを端末に伝送し、端末は、受信した二つの部分のデータを集約して、データの下り伝送を実現する。
本開示は、情報下り送信方法、データ送信方法、装置及びシステムを提供する。前記技術案は、以下のようである。
第1の側面は、情報下り送信方法を提供する。当該情報下り送信方法は、
アクセスネットワーク機器が、端末のための経路情報を設定し、アクセスネットワーク機器と端末との間に、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)接続が確立され、経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、送信経路が、モバイル通信リンク、又はWLANリンクを含むステップと、
アクセスネットワーク機器が、端末に経路情報を下り送信し、端末が、経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定し、目標送信経路に基づいて、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成されるステップと、を含む。
好ましい実施例において、端末のための経路情報を設定するステップは、
アクセスネットワーク機器が、システム情報の指定されたシステム情報ブロック(System Information Block、SIB)において経路情報を設定し、指定されたSIBが、システム情報における既存のSIB又は新たに追加された追加SIBであるステップを含む。
好ましい実施例において、端末に経路情報を下り送信するステップは、
アクセスネットワーク機器が、各端末にシステム情報をブロードキャストし、端末が、システム情報における指定されたSIBに含まれる経路情報に基づいて、目標送信経路を決定し、目標送信経路を介してアクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成されるステップを含み、
異なる端末にブロードキャストしたシステム情報に含まれる経路情報が同一である。
好ましい実施例において、端末のための経路情報を設定するステップは、
アクセスネットワーク機器が、RRC接続再構成シグナリングに、経路情報を設定するステップを含む。
好ましい実施例において、端末に経路情報を下り送信するステップは、
アクセスネットワーク機器が、端末にRRC接続再構成シグナリングを送信するステップであって、端末が、RRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報に基づいて、目標送信経路を決定し、目標送信経路を介してアクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成され、
異なる端末に送信したRRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報が同一である又は異なるステップを含む。
好ましい実施例において、経路情報のデータタイプがブーリアン型(boolean)であり、
経路情報の値が真(true)である場合、目標送信経路は、モバイル通信リンクであり、経路情報の値が偽(false)である場合、目標送信経路は、WLANリンクであり、
又は、
経路情報の値がtrueである場合、目標送信経路は、WLANリンクであり、経路情報の値がfalseである場合、目標送信経路は、モバイル通信リンクである。
第2の側面は、データ送信方法を提供する。当該データ送信方法は、
端末が、アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報を受信し、アクセスネットワーク機器と端末との間に、RRC接続が確立され、経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、送信経路が、モバイル通信リンク、又はWLANリンクを含むステップと、
端末が、経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定するステップと、
端末が、目標送信経路に基づいて、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信するステップと、を含む。
好ましい実施例において、アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報を受信するステップは、
端末が、アクセスネットワーク機器によってブロードキャストされたシステム情報を受信し、システム情報の指定されたSIBに経路情報が含まれ、指定されたSIBが、システム情報における既存のSIB又は新たに追加された追加SIBであるステップを含む。
好ましい実施例において、アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報を受信するステップは、
端末が、アクセスネットワーク機器によって送信されたRRC接続再構成シグナリングを受信し、RRC接続再構成シグナリングに経路情報が含まれ、異なる端末に送信したRRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報が同一である又は異なるステップを含む。
好ましい実施例において、経路情報のデータタイプがbooleanであり、
経路情報の値がtrueである場合、端末は、目標送信経路がモバイル通信リンクであると決定し、経路情報の値がfalseである場合、端末は、目標送信経路がWLANリンクであると決定し、
又は、
経路情報の値がtrueである場合、端末は、目標送信経路がWLANリンクであると決定し、経路情報の値がfalseである場合、端末は、目標送信経路がモバイル通信リンクであると決定する。
好ましい実施例において、当該方法は、
端末が、アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在するか否かを検出するステップと、
アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在する場合、端末は、経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定するステップを実行するステップと、
アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在しない場合、端末は、モバイル通信リンクを介して上りデータを送信するステップと、をさらに含む。
第3の側面は、情報下り送信装置を提供する。当該情報下り送信装置は、
端末のための経路情報を設定するように構成され、アクセスネットワーク機器と端末との間に、RRC接続が確立され、経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、送信経路が、モバイル通信リンク、又はWLANリンクを含む情報設定モジュールと、
端末に経路情報を下り送信するように構成され、端末が、経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定し、目標送信経路に基づいて、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成される情報下り送信モジュールと、含む。
好ましい実施例において、情報設定モジュールは、
システム情報の指定されたSIBにおいて、経路情報を設定するように構成され、指定されたSIBが、システム情報における既存のSIB又は新たに追加された追加SIBである第1の設定サブモジュールを含む。
好ましい実施例において、情報下り送信モジュールは、
各端末にシステム情報をブロードキャストするように構成され、端末が、システム情報における指定されたSIBに含まれる経路情報に基づいて、目標送信経路を決定し、目標送信経路を介してアクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成される第1の下り送信サブモジュールを含み、
異なる端末にブロードキャストしたシステム情報に含まれる経路情報が同一である。
好ましい実施例において、情報設定モジュールは、
RRC接続再構成シグナリングに、経路情報を設定するように構成される第2の設定サブモジュールを含む。
好ましい実施例において、情報下り送信モジュールは、
端末にRRC接続再構成シグナリングを送信するように構成され、端末が、RRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報に基づいて、目標送信経路を決定し、目標送信経路を介してアクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成される第2の下り送信サブモジュールを含み、
異なる端末に送信されるRRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報が同一である又は異なる。
好ましい実施例において、経路情報のデータタイプがbooleanであり、
経路情報の値がtrueである場合、目標送信経路は、モバイル通信リンクであり、経路情報の値がfalseである場合、目標送信経路は、WLANリンクであり、
又は、
経路情報の値がtrueである場合、目標送信経路は、WLANリンクであり、経路情報の値がfalseである場合、目標送信経路は、モバイル通信リンクである。
第4の側面は、データ送信装置を提供する。当該データ送信装置は、
アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報を受信するように構成され、アクセスネットワーク機器と端末との間に、RRC接続が確立され、経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、送信経路が、モバイル通信リンク、又はWLANリンクを含む情報受信モジュールと、
経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定するように構成される経路決定モジュールと、
目標送信経路に基づいて、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成される第1のデータ送信モジュールと、を含む。
好ましい実施例において、情報受信モジュールは、
アクセスネットワーク機器によってブロードキャストされたシステム情報を受信するように構成され、システム情報の指定されたSIBに、経路情報が含まれ、指定されたSIBが、システム情報における既存のSIB又は新たに追加された追加SIBである第1の受信サブモジュールを含む。
好ましい実施例において、情報受信モジュールは、
アクセスネットワーク機器によって送信されたRRC接続再構成シグナリングを受信するように構成され、RRC接続再構成シグナリングに、経路情報が含まれ、異なる端末に送信されるRRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報が同一である又は異なる第2の受信サブモジュールを含む。
好ましい実施例において、経路情報のデータタイプがbooleanであり、
経路決定モジュールは、経路情報の値がtrueである場合、目標送信経路がモバイル通信リンクであると決定し、経路情報の値がfalseである場合、目標送信経路がWLANリンクであると決定するように構成され、
又は、
経路決定モジュールは、経路情報の値がtrueである場合、目標送信経路がWLANリンクであると決定し、経路情報の値がfalseである場合、目標送信経路がモバイル通信リンクであると決定するように構成される。
好ましい実施例において、当該装置は、
アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在するか否かを検出するように構成される検出モジュールと、
アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在する場合、経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定するように構成される経路決定モジュールと、
アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在しない場合、モバイル通信リンクを介して上りデータを送信するように構成される第2のデータ送信モジュールと、をさらに含む。
第5の側面は、アクセスネットワーク機器を提供する。当該アクセスネットワーク機器は、
プロセッサと、
プロセッサが実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を含み、
プロセッサは、
端末のための経路情報を設定し、
端末に経路情報を下り送信するように構成され、
アクセスネットワーク機器と端末との間に、RRC接続が確立され、経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、送信経路が、モバイル通信リンク、又はWLANリンクを含み、
端末が、経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定し、目標送信経路に基づいて、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成される。
第6の側面は、端末を提供する。当該端末は、
プロセッサと、
プロセッサが実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を含み、
プロセッサは、
アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報を受信し、
経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定し、
目標送信経路に基づいて、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成され、
アクセスネットワーク機器と端末との間に、RRC接続が確立され、経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、送信経路が、モバイル通信リンク、又はWLANリンクを含む。
第7の側面は、モバイル通信システムを提供する。当該システムは、アクセスネットワーク機器と、少なくとも一つの端末と、を含み、端末とアクセスネットワーク機器との間にRRC接続が確立され、
アクセスネットワーク機器は、第3の側面に記載の情報下り送信装置を含み、端末は、第4の側面に記載のデータ送信装置を含み、
又は、
アクセスネットワーク機器は、第5の側面に記載のアクセスネットワーク機器を含み、端末は、第6の側面に記載の端末を含む。
本開示の実施例が提供する技術案は、以下の有益効果を含む。
アクセスネットワーク機器が、RRC接続が確立される端末のための経路情報を設定し、端末に当該経路情報を下り送信することにより、経路情報を受信した端末が、当該経路情報が示す送信経路に基づいて、上りデータ送信を行うことができる。関連技術において、端末がモバイル通信リンクのみを介して上りデータを送信することにより、モバイル通信リンクが輻輳になり、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能に影響を及ぼす問題を解決し、端末がアクセスネットワーク機器によって設定される送信経路に基づいて、上りデータを送信し、モバイル通信リンク及びWLANリンクを十分に利用してデータ伝送を行うことを達成し、単一のリンクを利用することによる輻輳を回避し、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能を向上させる。
なお、以上の一般的な説明及び後述の詳細な説明は、単なる例示的なものであり、本開示を制限するものではない。
ここの図面は、本明細書に組み込まれて本明細書の一部を構成し、本開示に適する実施例を示しており、明細書と共に、本開示の原理を説明するために用いられる。
図1は例示的な一実施例が提供するモバイル通信システムの構造概略図を示す。 図2は例示的な一実施例が提供するデータ伝送方法のフローチャートを示す。 図3Aは他の例示的な一実施例が提供するデータ伝送方法のフローチャートを示す。 図3Bは他の例示的な一実施例が提供するデータ伝送方法のフローチャートを示す。 図4Aはさらに他の例示的な一実施例が提供するデータ伝送方法のフローチャートを示す。 図4Bはさらに他の例示的な一実施例が提供するデータ伝送方法のフローチャートを示す。 図5は例示的な一実施例が提供する情報下り送信装置の構造概略図を示す。 図6は例示的な一実施例が提供するデータ送信装置の構造概略図を示す。 図7は例示的な一実施例が提供するアクセスネットワーク機器110の構造概略図を示す。 図8は例示的な一実施例が提供する端末140の構造概略図を示す。
ここで例示的な実施例を詳細に説明し、その例が図面に示される。以下の説明が図面に関わる場合、他の示しがない限り、異なる図面における同一の数字が、同一又は類似の要素を示す。以下の例示的な実施例に記載される実施形態は、本出願と一致する全ての実施形態を表すものではない。むしろそれらは、単に特許請求の範囲に詳述されている、本開示の一部の側面と一致する装置及び方法の例である。
本文で言及される「ユニット」は、メモリに記憶される、いくつかの機能を実現できるプログラム又は命令であり、本文で言及される「モジュール」は、ロジックによって区画した機能的な構成である。上記「モジュール」は、ハードウェアのみによって実現されてもよいし、或いは、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。
本文で言及される「複数」は、二つ以上を意味する。「及び/或は」は、関連対象の関連関係を説明し、三つの状況が存在する可能性があることを意味する。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在する場合、A及びBが同時に存在する場合、Bのみが存在する場合、これら三つの場合を意味することができる。記号である「/」は、一般的に、前後の関連対象が、「又は」の関係にあることを意味する。
理解の便宜上、以下に本開示の実施例に係る用語を解釈する。
アクセスネットワーク機器とは、移動通信システムにおいて、移動通信ネットワークにアクセス機能を提供するためのネットワーク構成要素である。
異なる移動通信システムにおいて、アクセスネットワーク機器は同一又は類似する機能を有するが、異なる名称又は具体的な実現形態を有してもよい。好ましくは、アクセスネットワーク機器は汎欧州デジタル移動電話方式(Global System for Mobile communication、GSM(登録商標))又は符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)における基地局(BTS、Base Transceiver Station)である。好ましくは、アクセスネットワーク機器は、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)における基地局(NodeB)である。好ましくは、アクセスネットワーク機器は、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)におけるLTE無線基地局(evolutional Node B、eNB又はe−NodeB)である。実際のネットワークにおいて、アクセスネットワーク機器の具体的な実現形態はマクロ基地局、マイクロ基地局、ピコ基地局、リピーターなどであってもよい。
端末とは、移動通信システムにおいてユーザが使用する電子機器である。
異なる移動通信システムにおいて、端末は同一又は類似する機能を有するが、異なる名称又は具体的な実現形態を有してもよい。好ましくは、端末は加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者ステーション(Subscriber Station)、モバイルステーション(Mobile Station)、モバイル(Mobile)、リモートステーション(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザデバイス(User Device)、又はユーザ機器(User Equipment、UE)であってもよい。実際のネットワークにおいて、端末の具体的な実現形態は携帯電話、タブレットパソコン、スマート家電、インテリジェント計器、モノのインターネット機器、車のインターネット装置などであってもよい。本開示の実施例は、端末の具体的な数と具体的な取付け位置を限定するものではない。
無線ローカルエリアネットワークターミネーション(WLAN Termination、WT)とは、LWAシステムにおいて定義される論理ネットワーク構成要素であって、WLAN無線アクセスポイント(Access Point、AP)に対する管理機能を有する。
LWAシステムにおいて、WTはeNBと一対一に接続され、通常は一体的に固設されている。1つのWTは複数のWLAN APに同時に接続され、それに接続される各WLAN APを監視し、管理する役割を果たしている。LWAシステムにおいて、アクセスネットワーク機器は、WLANリンクを介して端末に下りリンクデータパケットを伝送するか、又は、WLANリンクを介して端末から伝送される上りリンクデータパケットを受信するときに、当該下りリンクデータパケットと上りリンクデータパケットはいずれも、アクセスネットワーク機器に接続されるWTを通過する。
APとは、WLANにおいて、端末に無線ローカルエリアネットワークアクセス能力を提供するためのノードである。
説明の便宜上、本開示の各実施例は、アクセスネットワーク機器がeNBであり、アクセスネットワーク機器と端末との間に、LTEリンク及びWLANリンクが含まれることを例として、例示的な説明をするが、本開示を限定するものではない。
図1は、例示的な一実施例が提供するモバイル通信システムの構造概略図を示す。当該モバイル通信システムは、アクセスネットワーク機器110、WT120、WLAN AP130及び端末140を含む。
好ましくは、アクセスネットワーク機器110は、LTEにおけるeNBである。当該アクセスネットワーク機器110は、LTEリンクとWLANリンクを介して下りリンクデータを送信する機能を有し、当該アクセスネットワーク機器110は、さらに、LTEリンクとWLANリンクを介して上りリンクデータを受信する機能を有する。LTEリンクを介して伝送されるのが第1の下りリンクデータと第1の上りリンクデータであり、WLANリンクを介して伝送されるのが第2の下りリンクデータと第2の上りリンクデータであると仮定する場合、アクセスネットワーク機器110は、コアネットワークからのデータを、第1の下りリンクデータと第2の下りリンクデータとしてカプセリングし、LTEリンクを介して第1の下りリンクデータを端末に送信し、WLANリンクを介して第2の下りリンクデータを端末に送信することができる。アクセスネットワーク機器110は、さらに、LTEリンクを介して第1の上りリンクデータを受信し、WLANリンクを介して第2の上りリンクデータを受信し、受信した第1の上りリンクデータと第2の上りリンクデータを集約し、集約した後の上りリンクデータをコアネットワークに送信することができる。
アクセスネットワーク機器110は、WT120と一対一に接続され、通常の場合、アクセスネットワーク機器110は、WT120と一体的に固設することができ、例えば、同一マザーボードに形成されるか、又は、アクセスネットワーク機器110がWT120と光ファイバーを介して接続される。図1に示すように、アクセスネットワーク機器110は、WT120と対応して接続される。
WT120は、第2の下りリンクデータを送信する機能と、第2の上りリンクデータを受信する機能と、を有する。WT120は、複数のWLAN AP130に同時に接続され、各WLAN AP130が送信する第2の上りリンクデータを受信するか又は接続されたWLAN AP130に第2の下りリンクデータを伝送することができる。本開示の実施例は、WT120に接続されるWLAN AP130の数を限定するものではない。
WLAN AP130は、第2の下りリンクデータを送信する機能と、第2の上りリンクデータを受信する機能と、を有する。実際のネットワークにおいて、WLAN AP130は無線ルータ、無線ゲートウェイのような電子機器であってもよい。WLAN AP130は、複数のWT120と同時に接続することができる。
端末140は、第1の上りリンクデータと第2の上りリンクデータを送信する機能と、第1の下りリンクデータと第2の下りリンクデータを受信する機能を有する。また、端末140は、さらに、LWA機能を有し、すなわち、受信した下りリンクデータに第1の下りリンクデータと第2の下りリンクデータとが含まれる場合、端末140は、第1の下りリンクデータと第2の下りリンクデータとを集約することができる。端末140は、上りリンクデータを第1の上りリンクデータと第2の上りリンクデータに区分し、LTEリンクを介してアクセスネットワーク機器110に第1の上りリンクデータを送信し、WLANリンクを介してアクセスネットワーク機器110に第2の上りリンクデータを送信する機能をさらに有する。本開示の実施例は、端末140の具体的な数と具体的な位置を限定するものではない。
図2は例示的な一実施例が提供するデータ伝送方法のフローチャートを示す。本実施例は、当該データ伝送方法を、図1に示されるモバイル通信システムに適用することを例として説明し、当該方法は以下のステップを含む。
ステップ201:アクセスネットワーク機器が、端末のための経路情報を設定し、アクセスネットワーク機器と端末との間に、RRC接続が確立され、経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、送信経路が、LTEリンク、又はWLANリンクを含む。
アクセスネットワーク機器がコアネットワークからのデータを受信して、当該データを端末に下り送信する場合、現在のリンク状況及びあらかじめ設定された送信ポリシーに基づいて、どんなデータがLTEリンクを介して伝送され、どんなデータがWLANリンクを介して伝送されるかを決定することができる。本実施例において、端末がLTEリンク及びWLANリンクを十分に利用することができるように、アクセスネットワーク機器は、RRC接続が確立される端末のそれぞれの経路情報を設定して、端末がどのタイプのリンクを介して上りデータ伝送を行うかを指示する。
ステップ202:アクセスネットワーク機器が、端末に経路情報を下り送信する。
端末は、アクセスネットワーク機器によってカバーされるセルに入った後、直ちに当該アクセスネットワーク機器とRRC接続を確立し、アクセスネットワーク機器によってブロードキャストされたシステム情報、又は送信(ユニキャスト)されるRRCシグナリングを受信する。
好ましい実施例において、アクセスネットワーク機器は、生成される経路情報をシステム情報に追加し、ブロードキャストの方式によりRRC接続が確立される各端末にシステム情報を送信することができる。
好ましい実施例において、アクセスネットワーク機器は、さらに、生成される経路情報をRRCシグナリングに追加し、端末との間のRRC接続により送信することができる。
ステップ203:端末が、アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報を受信する。
好ましい実施例において、端末は、アクセスネットワーク機器によってブロードキャストされたシステム情報を受信し、システム情報から当該経路情報を取得する。
好ましい実施例において、端末は、アクセスネットワーク機器が送信したRRCシグナリングを受信し、当該RRCシグナリングから当該経路情報を取得する。
ステップ204:端末が、経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定する。
端末は、取得される経路情報に基づいて、上りデータを送信する場合に採用される目標送信経路を決定する。
ステップ205:端末が、目標送信経路に基づいて、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信する。
なお、端末がアクセスネットワーク機器に送信した上りデータは、LWAアグリゲーションにより伝送される上りデータであり、すなわち、アクセスネットワーク機器が端末によってアップロードされるLTE上りデータ及びWLAN上りデータを受信した後、LTE上りデータと、WLAN上りデータとを集約する必要があり、集約された後のデータをコアネットワークに送信する。
関連技術において、端末がLTEリンクのみを介してアクセスネットワーク機器に上りデータを送信することとの相違点は、アクセスネットワーク機器によって設定される経路情報に基づいて、端末は、LTEリンク及びWLANネットワークを介して上りデータ伝送を行うことができ、すなわち、上りデータを分割送信して、LTEリンクのみを介して上りデータを送信することによるLTEリンクの輻輳を回避する。同時に、WLANリンクを利用して一部のデータを伝送することにより、データの伝送効率を向上させる。
以上により、本実施例が提供するデータ伝送方法は、アクセスネットワーク機器が、RRC接続が確立される端末のための経路情報を設定し、端末に当該経路情報を下り送信することにより、経路情報を受信した端末が、当該経路情報が示す送信経路に基づいて、上りデータ送信を行うことができる。関連技術において、端末がモバイル通信リンクのみを介して上りデータを送信することにより、モバイル通信リンクが輻輳になり、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能に影響を及ぼす問題を解決し、端末がアクセスネットワーク機器によって設定される送信経路に基づいて、上りデータを送信し、モバイル通信リンク及びWLANリンクを十分に利用してデータ伝送を行うことを達成し、単一のリンクを利用することによる輻輳を回避し、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能を向上させる。
なお、上記ステップ201及びステップ202は、単独でアクセスネットワーク機器側の情報下り送信方法を実現することができ、上記ステップ203〜ステップ205は、単独で端末側のデータ送信方法を実現することができ、本実施例は、ここで詳しく説明しない。
図1に示すように、モバイル通信システムにおけるアクセスネットワーク機器110は、ブロードキャストの形式により、セル内の各端末140にシステム情報を送信し、当該システム情報により、端末140は、所属しているセルのネットワーク特徴などの情報を直ちに得ることができる。
したがって、可能な実施形態において、アクセスネットワーク機器は、セル内の各端末に同一経路情報を統一して設定し、ブロードキャストの方式により、当該システム情報を各端末に送信することができる。以下、例示的な一実施例で説明する。
図3Aは、他の例示的な一実施例が提供するデータ伝送方法の方法フローチャートを示す。本実施例は、当該データ伝送方法を、図1に示されるモバイル通信システムに適用することを例として説明し、当該方法は以下のステップを含む。
ステップ301:アクセスネットワーク機器が、システム情報の指定されたSIBにおいて、経路情報を設定し、指定されたSIBが、システム情報における既存のSIB又は新たに追加された追加SIBである。
アクセスネットワーク機器によってブロードキャストされたシステム情報には、一つのMIB(Master Information Block、マスター情報ブロック)及び複数のSIBが含まれる。MIBには、限られた数の最も重要かつ最も通常な伝送パラメータが含まれ、PBCH(Physical Broadcast Channel、物理ブロードキャストチャンネル)を介して伝送され、SIBは、SI(System Information、システム情報)を載せて、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel、物理下りシェアドチャンネル)を介して伝送するためのものであり、SIBとSIとの間のマッピング関係は、自由に設定してもよい。本実施例において、システム情報におけるSIBには、端末のために設定される経路情報が含まれる。
アクセスネットワーク機器は、基準信号を送信することにより、LTEリンク及びWLANリンクのリンク状況と、データ伝送品質とをリアルタイムに取得して、端末がどのタイプの経路を介して上りデータを送信するかの指示を決定することができる。例えば、LTEリンクのリンク状況が悪く(又は、データ伝送品質が悪い)、WLANリンクのリンク状況が良い(又は、データ伝送品質が良い)場合、アクセスネットワーク機器は、端末がWLANリンクを介して上りデータを送信する指示を決定する。なお、他の可能な実施形態において、アクセスネットワーク機器は、さらに、あらかじめ設定される送信ポリシー(即時性に対する要求が高いデータは、LTEリンクで伝送され、即時性に対する要求が低いデータは、WLANリンクで伝送される)に基づいて、端末の上りデータの送信経路を決定することができる。本実施例は、これについて限定しない。
アクセスネットワーク機器は、決定される送信経路に基づいて、対応する経路情報を生成し、当該経路情報をシステム情報における指定されたSIBに追加する。当該指定されたSIBは、システム情報における既存SIB(例えば、SIB1)であってもよいし、システム情報における追加SIB(例えば、SIB19、SIB20など)であってもよい。
可能な一実施形態において、当該経路情報のデータタイプがbooleanであり、経路情報の値がtrueである場合、上りデータの送信経路がLTEリンクであり、経路情報の値がfalseである場合、上りデータの送信経路がWLANリンクであり、又は、経路情報の値がtrueである場合、目標送信経路がWLANリンクであり、経路情報の値がfalseである場合、目標送信経路がLTEリンクである。
例えば、アクセスネットワーク機器は、上りデータの送信経路を示すために、SIB1に識別ビット(Indication)を追加することができる。当該識別ビットの値がtrueである場合、上りデータの送信経路がLTEリンクであると示し、当該識別ビットの値がfalseである場合、上りデータの送信経路がWLANリンクであると示す。
なお、本実施例は、単に上記可能な実施形態を例として例示的な説明をするので、経路情報を設定する具体的な方法について限定するものではない。
ステップ302:アクセスネットワーク機器が、各端末に当該システム情報をブロードキャストし、異なる端末にブロードキャストされるシステム情報に含まれる経路情報が同一である。
経路情報の設定が完成した後、アクセスネットワーク機器は、直ちにブロードキャストの方式により、RRC接続が確立される各端末に当該システム情報を送信し、異なる端末にブロードキャストされるシステム情報に含まれる経路情報が同一であり、すなわち、アクセスネットワーク機器によってカバーされるセルにおいて、各端末が受信した経路情報は同一である。
ステップ303:端末が、アクセスネットワーク機器によってブロードキャストされたシステム情報を受信する。
それに応じて、端末は、当該システム情報を受信し、当該システム情報に含まれる経路情報を取得する。
可能な一実施形態において、端末は、指定されたSIBが当該システム情報に含まれるか否かを検出し、指定されたSIBが当該システム情報に含まれる場合、さらに、当該SIBに含まれる経路情報を取得する。
ステップ304:端末が、当該システム情報に含まれる経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定する。
端末は、取得される経路情報に基づいて、さらに、上りデータの目標送信経路を決定する。
可能な一実施形態において、システム情報に含まれる経路情報が採用するデータタイプがbooleanであり、経路情報の値がtrueである場合、端末は、目標送信経路がLTEリンクであると決定し、経路情報の値がfalseである場合、端末は、目標送信経路がWLANリンクであると決定し、又は、
経路情報の値がtrueである場合、端末は、目標送信経路がWLANリンクであると決定し、経路情報の値がfalseである場合、端末は、目標送信経路がLTEリンクであると決定する。
他の可能な実施形態において、他のデータタイプでシステム情報における経路情報が記憶される場合、端末は、対応の解読方法で、それが示す目標送信経路を決定し、本実施例は、これについて限定しない。
ステップ305:端末が、目標送信経路に基づいて、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信する。
端末が、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信する必要がある場合、上りデータに対してカプセリング処理を行った後、対応する送信経路を介して送信して、上りデータの分割伝送を実現する。
例えば、経路情報が、端末がLTEリンクを介して即時性に対する要求が高い上りデータを送信し、WLANリンクを介して即時性に対する要求が低い上りデータを送信すると示す場合、端末は、即時性の要求が高い上りデータをLTEデータパケットとしてカプセリングし、LTEリンクを介してアクセスネットワーク機器に当該LTEデータパケットを送信し、それと同時に、端末は、即時性の要求が低い上りデータをWLANデータパケットとしてカプセリングし、WLANリンクを介してアクセスネットワーク機器に当該WLANデータパケットを送信する。
以上により、本実施例が提供するデータ伝送方法は、アクセスネットワーク機器が、RRC接続が確立される端末のための経路情報を設定し、端末に当該経路情報を下り送信することにより、経路情報を受信した端末が、当該経路情報が示す送信経路に基づいて、上りデータ送信を行うことができる。関連技術において、端末がモバイル通信リンクのみを介して上りデータを送信することにより、モバイル通信リンクが輻輳になり、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能に影響を及ぼす問題を解決し、端末がアクセスネットワーク機器によって設定される送信経路に基づいて、上りデータを送信し、モバイル通信リンク及びWLANリンクを十分に利用してデータ伝送を行うことを達成し、単一のリンクを利用することによる輻輳を回避し、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能を向上させる。
本実施例において、アクセスネットワーク機器は、システム情報に経路情報を追加し、当該システム情報を各端末にブロードキャストして、セル内のすべての端末の画一的な設定を実現し、設定の効率が高く、モバイル通信システム全体のアップグレードコストを低減する。
他の可能な実施形態において、受信したシステム情報に、経路情報が設定されていない場合、端末は、デフォルト経路(例えば、LTEリンク)に基づいて、上りデータを送信し、受信したシステム情報に、経路情報が設定される場合、端末は、当該経路情報が示す送信経路に基づいて、上りデータ伝送を行う。好ましい実施例において、図3Bに示すように、当該方法は、以下のようなステップをさらに含んでもよい。
ステップ306:端末が、アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在するか否かを検出する。
端末は、アクセスネットワーク機器によってブロードキャストされたシステム情報に、指定されたSIBが含まれるか否かを検出し、システム情報に指定されたSIBが含まれていない場合、下記ステップ307を実行し、システム情報に指定されたSIBが含まれる場合、さらに、当該指定されたSIBに指定の識別ビット(経路情報を示すためのものである)が含まれるか否かを検出し、指定されたSIBに指定の識別ビットが含まれる場合、上記ステップ304を実行し、指定されたSIBに指定の識別ビットが含まれていない場合、下記ステップ307を実行する。
ステップ307:アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在しない場合、端末が、LTEリンクを介して上りデータを送信する。
システム情報に経路情報が含まれていないことを検出する場合、端末は、LTEリンク(デフォルト経路)を介して上りデータを送信する。
なお、上記ステップ301及びステップ302は、単独でアクセスネットワーク機器側の情報下り送信方法を実現することができ、上記ステップ303〜ステップ307は、単独で端末側のデータ送信方法を実現することができ、本実施例は、ここで詳しく説明しない。
他の可能な実施形態において、異なる端末に対して異なる送信経路を設定するために、アクセスネットワーク機器は、端末にそれぞれ異なる経路情報を設定し、RRCシグナリングをユニキャストすることにより対応する端末に送信する。以下、例示的な一実施例で説明する。
図4Aは、さらに他の例示的な一実施例が提供するデータ伝送方法の方法フローチャートを示す。本実施例は、当該データ伝送方法を、図1に示されるモバイル通信システムに適用することを例として説明し、当該方法は以下のステップを含む。
ステップ401:アクセスネットワーク機器が、RRC接続再構成シグナリングに、経路情報を設定する。
RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)シグナリングは、アクセスネットワーク機器と端末との間のRRC接続を変更するためのものであり、具体的には、測定設定の変更、無線ベアラの切り替え、無線ベアラや、データ無線ベアラ、伝送チャンネル、物理チャンネルなどの設定を実現する。本実施例において、アクセスネットワーク機器は、RRC接続再構成シグナリングに、経路情報を設定する。
差別化設定を実現するために、アクセスネットワーク機器は、セル内の各端末のデータ通信量の使用状況、ネットワークのサポート状況などの情報に基づいて、異なる端末に応じて異なる経路情報を設定し、当該経路情報をRRC接続再構成シグナリングに追加して、後続の対応端末への送信を便利にする。
可能な一実施形態において、当該経路情報のデータタイプがbooleanであり、経路情報の値がtrueに設定される場合、上りデータの送信経路がLTEリンクであり、経路情報の値がfalseに設定される場合、上りデータの送信経路がWLANリンクであり、又は、経路情報の値がtrueに設定される場合、目標送信経路がWLANリンクであり、経路情報の値がfalseに設定される場合、目標送信経路がLTEリンクである。
例えば、アクセスネットワーク機器は、端末のデータ通信量の使用状況を取得することができる。データ通信量の使用状況が、端末のデータ残量が閾値より大きいと示す場合、上りデータの送信安定性及び信頼性を向上させるために、アクセスネットワーク機器は、端末の目標送信経路をLTEリンクに設定し、RRC接続再構成シグナリングにおける経路情報の値をtrueに設定する。データ通信量の使用状況が、端末のデータ残量が閾値より小さいと示す場合、アクセスネットワーク機器は、端末の目標送信経路をWLANリンクに設定し、RRC接続再構成シグナリングにおける経路情報の値をfalseに設定する。
なお、本実施例は、単に上記可能な実施形態を例として例示的な説明をするので、経路情報を設定する具体的な方法について限定するものではない。
ステップ402:アクセスネットワーク機器が、端末に当該RRC接続再構成シグナリングを送信し、異なる端末に送信されるRRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報が、同一である又は異なる。
RRC接続再構成シグナリングにおいて、経路情報の設定が完成した後、アクセスネットワーク機器は、ユニキャストの方式により、対応する端末にRRC接続再構成シグナリングを送信する。異なる端末に送信されるRRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報は、同一又は異なり、すなわち、アクセスネットワーク機器によって設定されるセル内の各端末の上りデータの送信経路は、同一である又は異なる。
なお、アクセスネットワーク機器は、さらに、ブロードキャストとユニキャストとの二つの方式を組み合わせることができる。ブロードキャストの方式により、セル内の多数の端末に経路情報を画一的に設定し、また、ユニキャストの方式により、セル内の少数の端末に、単独で経路情報を設定する(ユニキャストにより設定される経路情報の優先度は、ブロードキャストにより設定される経路情報より高く、すなわち、端末は、優先的にユニキャストにより設定される経路情報に基づいて上りデータを伝送する)ことができるが、本開示は、これについて限定しない。
ステップ403:端末が、アクセスネットワーク機器によって送信されたRRC接続再構成シグナリングを受信する。
それに応じて、端末は、アクセスネットワーク機器によって送信されたRRC接続再構成シグナリングを受信し、当該RRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報を取得する。
ステップ404:端末が、RRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定する。
さらに、端末は、取得した経路情報に基づいて、上りデータの送信経路を決定する。
可能な一実施形態において、RRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報が採用するデータタイプがbooleanであり、経路情報の値がtrueである場合、端末は、目標送信経路がLTEリンクであると決定し、経路情報の値がfalseである場合、端末は、目標送信経路がWLANリンクであると決定し、又は、
経路情報の値がtrueである場合、端末は、目標送信経路がWLANリンクであると決定し、経路情報の値がfalseである場合、端末は、目標送信経路がLTEリンクであると決定する。
他の可能な実施形態において、RRC接続再構成シグナリングにおける経路情報が他のデータタイプで記憶される場合、端末は、対応の解読方法で、それが示す目標送信経路を決定し、本実施例は、これについて限定しない。
ステップ405:端末が、目標送信経路に基づいて、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信する。
上記ステップ305と同様に、端末が、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信する必要がある場合、上りデータに対してカプセリング処理を行った後、対応する送信経路を介して送信して、上りデータの分割伝送を実現する。
以上により、本実施例が提供するデータ伝送方法は、アクセスネットワーク機器が、RRC接続が確立される端末のための経路情報を設定し、端末に当該経路情報を下り送信することにより、経路情報を受信した端末が、当該経路情報が示す送信経路に基づいて、上りデータ送信を行うことができる。関連技術において、端末がモバイル通信リンクのみを介して上りデータを送信することにより、モバイル通信リンクが輻輳になり、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能に影響を及ぼす問題を解決し、端末がアクセスネットワーク機器によって設定される送信経路に基づいて、上りデータを送信し、モバイル通信リンク及びWLANリンクを十分に利用してデータ伝送を行うことを達成し、単一のリンクを利用することによる輻輳を回避し、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能を向上させる。
本実施例において、アクセスネットワーク機器は、RRC接続再構成シグナリングに経路情報を追加し、ユニキャストの方式によりRRC接続再構成シグナリングを対応する端末に送信して、セル内の端末に対する指向性のある設定を実現する。
他の可能な実施形態において、受信したRRC接続再構成シグナリングに経路情報が設定されていない場合、端末は、デフォルト経路(例えば、LTEリンク)に基づいて、上りデータを送信し、受信したRRC接続再構成シグナリングに経路情報が設定される場合、端末は、当該経路情報が示す送信経路に基づいて、上りデータ伝送を行う。好ましい実施例において、図4Bに示すように、当該方法は、以下のようなステップをさらに含んでもよい。
ステップ406:端末が、アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在するか否かを検出する。
端末は、アクセスネットワーク機器によって送信されたRRC接続再構成シグナリングに経路情報が含まれるか否かを検出し、RRC接続再構成シグナリングに経路情報が含まれる場合、上記ステップ404を実行し、RRC接続再構成シグナリングに経路情報が含まれていない場合、下記ステップ407を実行する。
ステップ407:アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在しない場合、端末が、LTEリンクを介して上りデータを送信する。
RRC接続再構成シグナリングに経路情報が含まれていないことを検出する場合、端末は、LTEリンク(デフォルト経路)を介して上りデータを送信する。
なお、上記ステップ401及びステップ402は、単独でアクセスネットワーク機器側の情報下り送信方法を実現することができ、上記ステップ403〜ステップ407は、単独で端末側のデータ送信方法を実現することができ、本実施例は、ここで詳しく説明しない。
下記は、本開示の装置実施例であり、本開示の方法実施例を実行することができる。本開示の装置実施例に開示されていない詳細については、本開示の方法実施例を参照のこと。
図5は、例示的な一実施例が提供する情報下り送信装置の構造概略図を示す。当該情報下り送信装置は、専用ハードウェア回路、又は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより、図1におけるアクセスネットワーク機器110の全部又は一部を実現することができる。当該情報下り送信装置は、
端末のための経路情報を設定するように構成され、アクセスネットワーク機器と端末との間に、RRC接続が確立され、経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、送信経路が、モバイル通信リンク、又はWLANリンクを含む情報設定モジュール510と、
端末に経路情報を下り送信するように構成され、端末が、経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定し、目標送信経路に基づいて、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成される情報下り送信モジュール520と、を含む。
好ましい実施例において、情報設定モジュール510は、
システム情報の指定されたSIBにおいて、経路情報を設定するように構成され、指定されたSIBが、システム情報における既存のSIB又は新たに追加された追加SIBである第1の設定サブモジュール511を含む。
好ましい実施例において、情報下り送信モジュール520は、
各端末にシステム情報をブロードキャストするように構成され、端末が、システム情報における指定されたSIBに含まれる経路情報に基づいて、目標送信経路を決定し、目標送信経路を介してアクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成される第1の下り送信サブモジュール521を含み、
異なる端末にブロードキャストされるシステム情報に含まれる経路情報が、同一である。
好ましい実施例において、情報設定モジュール510は、
RRC接続再構成シグナリングに、経路情報を設定するように構成される第2の設定サブモジュール512を含む。
好ましい実施例において、情報下り送信モジュール520は、
端末にRRC接続再構成シグナリングを送信するように構成され、端末が、RRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報に基づいて、目標送信経路を決定し、目標送信経路を介してアクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成される第2の下り送信サブモジュール522を含み、
異なる端末に送信されるRRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報が、同一である又は異なる。
好ましい実施例において、経路情報のデータタイプがbooleanであり、
経路情報の値がtrueである場合、目標送信経路がモバイル通信リンクであり、経路情報の値がfalseである場合、目標送信経路がWLANリンクであり、
又は、
経路情報の値がtrueである場合、目標送信経路がWLANリンクであり、経路情報の値がfalseである場合、目標送信経路がモバイル通信リンクである。
以上により、本実施例が提供する情報下り送信装置は、アクセスネットワーク機器が、RRC接続が確立される端末のための経路情報を設定し、端末に当該経路情報を下り送信することにより、経路情報を受信した端末が、当該経路情報が示す送信経路に基づいて、上りデータ送信を行うことができる。関連技術において、端末がモバイル通信リンクのみを介して上りデータを送信することにより、モバイル通信リンクが輻輳になり、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能に影響を及ぼす問題を解決し、端末がアクセスネットワーク機器によって設定される送信経路に基づいて、上りデータを送信し、モバイル通信リンク及びWLANリンクを十分に利用してデータ伝送を行うことを達成し、単一のリンクを利用することによる輻輳を回避し、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能を向上させる。
本実施例において、アクセスネットワーク機器は、システム情報に経路情報を追加し、当該システム情報を各端末にブロードキャストして、セル内のすべての端末の画一的な設定を実現し、設定の効率が高く、モバイル通信システム全体のアップグレードコストを低減する。
本実施例において、アクセスネットワーク機器は、RRC接続再構成シグナリングに経路情報を追加し、ユニキャストの方式により、RRC接続再構成シグナリングを対応する端末に送信して、セル内の端末に対する指向性のある設定を実現する。
図6は、例示的な一実施例が提供するデータ送信装置の構造概略図を示す。当該データ送信装置は、専用ハードウェア回路、又は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより、図1における端末140の全部又は一部を実現することができる。当該データ送信装置は、
アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報を受信するように構成され、アクセスネットワーク機器と端末との間に、RRC接続が確立され、経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、送信経路が、モバイル通信リンク、又はWLANリンクを含む情報受信モジュール610と、
経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定するように構成される経路決定モジュール620と、
目標送信経路に基づいて、アクセスネットワーク機器に上りデータを送信するように構成される第1のデータ送信モジュール630と、を含む。
好ましい実施例において、情報受信モジュール610は、
アクセスネットワーク機器によってブロードキャストされたシステム情報を受信するように構成され、システム情報の指定されたSIBに経路情報が含まれ、指定されたSIBが、システム情報における既存のSIB又は新たに追加された追加SIBである第1の受信サブモジュール611を含む。
好ましい実施例において、情報受信モジュール610は、
アクセスネットワーク機器によって送信されたRRC接続再構成シグナリングを受信するように構成され、RRC接続再構成シグナリングに経路情報が含まれ、異なる端末に送信されるRRC接続再構成シグナリングに含まれる経路情報が同一である又は異なる第2の受信サブモジュール612を含む。
好ましい実施例において、経路情報のデータタイプがbooleanであり、
経路決定モジュール620は、経路情報の値がtrueである場合、目標送信経路がモバイル通信リンクであると決定し、経路情報の値がfalseである場合、目標送信経路がWLANリンクであると決定するように構成され、
又は、
経路決定モジュールは、経路情報の値がtrueである場合、目標送信経路がWLANリンクであると決定し、経路情報の値がfalseである場合、目標送信経路がモバイル通信リンクであると決定するように構成される。
好ましい実施例において、当該装置は、
アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在するか否かを検出するように構成される検出モジュール640と、
アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在する場合、経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定するように構成される経路決定モジュール820と、
アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報が存在しない場合、LTEリンクを介して上りデータを送信するように構成される第2のデータ送信モジュール650と、をさらに含む。
以上により、本実施例が提供するデータ送信装置において、アクセスネットワーク機器は、RRC接続が確立される端末のための経路情報を設定し、端末に当該経路情報を下り送信することにより、経路情報を受信した端末は、当該経路情報が示す送信経路に基づいて、上りデータ送信を行うことができる。関連技術における、端末がモバイル通信リンクのみを介して上りデータを送信するため、モバイル通信リンクが輻輳になり、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能に影響を及ぼすという問題を解決し、端末がアクセスネットワーク機器によって設定される送信経路に基づいて、上りデータを送信し、モバイル通信リンク及びWLANリンクを十分に利用してデータ伝送を行うことを達成し、単一のリンクを利用することによる輻輳を回避し、上りデータの伝送効率及びモバイル通信システムの性能を向上させる。
本実施例において、アクセスネットワーク機器は、システム情報に経路情報を追加し、当該システム情報を各端末にブロードキャストして、セル内のすべての端末の画一的な設定を実現し、設定の効率が高く、モバイル通信システム全体のアップグレードコストを低減する。
本実施例において、アクセスネットワーク機器は、RRC接続再構成シグナリングに経路情報を追加し、ユニキャストの方式により、RRC接続再構成シグナリングを対応する端末に送信して、セル内の端末に対する指向性のある設定を実現する。
図7は、例示的な一実施例が提供するアクセスネットワーク機器110の構造概略図を示す。当該アクセスネットワーク機器110は、プロセッサ71と、メモリ72と、送信器73と、受信器74と、を含む。
プロセッサ71は、メモリ72に接続される。
プロセッサ71は、1つ以上の処理コアを含み、プロセッサ71はソフトウェアプログラム及びユニットを実行することにより、各種機能の応用及び情報処理を実行する。
メモリ72は、1つ以上のプログラム命令を記憶するためのものであり、当該1つ以上のプログラム命令は、少なくとも1つのソフトウェアプログラム及びモジュールを実現するために用いられる。メモリ72は、オペレーティングシステム74と、少なくとも1つの機能を実現するためのアプリケーションモジュール75と、を記憶することができる。プロセッサ71は、メモリ72におけるプログラム命令を実行して、上記方法の実施例においてアクセスネットワーク機器110によって実行されるステップを実現する。
また、メモリ72は、如何なる種類の揮発性又は不揮発性メモリ又はそれらの組み合わせ、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスクにより実現することができる。
送信器73は、モデムユニットと、マルチアンテナポートの送受信をサポートするアンテナであるマイモ(Multiple Input Multiple Output、MIMO)アンテナと、を含む。好ましくは、MIMOアンテナは、少なくとも2つの送信アンテナを含む。好ましくは、送信器73は、データ及びシグナリングの伝送を実現するためのものである。
受信器76は、送信器73と同一又は類似する構造を含む。好ましくは、受信器76は、モデムユニットと、少なくとも2つの受信アンテナを含むMIMOアンテナと、を含む。
図7に示されるアクセスネットワーク機器110の構造は、アクセスネットワーク機器110を限定するものではなく、図示よりも多い若しくは少ない部品を含んだり、いくつかの部品を組み合わせたり、又は異なる部品を配置したりすることは、当業者であれば、理解すべきである。
図8は、例示的な一実施例が提供する端末140の構造概略図を示す。当該端末140は、プロセッサ81と、メモリ82と、送信器83と、受信器84と、を含む。
プロセッサ81は、メモリ82に接続される。
プロセッサ81は、1つ以上の処理コアを含み、プロセッサ81はソフトウェアプログラム及びユニットを実行することにより、各種機能の応用及び情報処理を実行する。
メモリ82は、1つ以上のプログラム命令を記憶するためのものであり、当該1つ以上のプログラム命令は少なくとも1つのソフトウェアプログラム及びモジュールを実現するために用いられる。メモリ82は、オペレーティングシステム84と、少なくとも1つの機能を実現するためのアプリケーションモジュール85と、を記憶することができる。プロセッサ81は、メモリ82におけるプログラム命令を実行して、上記方法の実施例において端末140によって実行されるステップを実現する。
また、メモリ82は、如何なる種類の揮発性又は不揮発性メモリ又はそれらの組み合わせ、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスクにより実現することができる。
送信器83は、モデムユニットと、マルチアンテナポートの送受信をサポートするアンテナであるマイモ(Multiple Input Multiple Output、MIMO)アンテナと、を含む。好ましくは、MIMOアンテナは、少なくとも2つの送信アンテナを含む。好ましくは、送信器83は、データ及びシグナリングの伝送を実現するためのものである。
受信器86は、送信器83と同一又は類似する構造を含む。好ましくは、受信器86は、モデムユニットと、少なくとも2つの受信アンテナを含むMIMOアンテナと、を含む。
図8に示される端末140の構造は、端末140を限定するものではなく、図示よりも多い若しくは少ない部品を含んだり、いくつかの部品を組み合わせたり、又は異なる部品を配置したりすることは、当業者であれば、理解すべきである。
当業者は、明細書を考慮してここに開示された発明を実践した後、本開示の他の実施例を容易に想到する。本出願は、本開示の任意の変形、用途又は適宜な変化を含むことを意図しており、これらの変形、用途又は適宜な変化は、本開示の一般的な原理に従うものであるとともに、本開示に開示されていない当技術分野における一般知識又は通常の技術手段を含む。明細書及び実施例は単なる例示的なものとみなされ、本開示の本当の範囲及び趣旨は以下の特許請求の範囲によって示される。
なお、本開示は、以上に既に説明され、図面に示された精確な構造に限定されるものではなく、本開示の範囲から逸脱しない限り、様々な修正及び変更をすることができる。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲のみによって限定される。

Claims (25)

  1. 情報下り送信方法であって、
    アクセスネットワーク機器が、端末のための経路情報を設定し、前記アクセスネットワーク機器と前記端末との間に、無線リソース制御RRC接続が確立され、前記経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、前記送信経路が、モバイル通信リンク、又は無線ローカルエリアネットワークWLANリンクを含むステップと、
    前記アクセスネットワーク機器が、前記端末に前記経路情報を下り送信し、前記端末が、前記経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定し、前記目標送信経路に基づいて、前記アクセスネットワーク機器に前記上りデータを送信するように構成されるステップと、を含む、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記端末のための経路情報を設定するステップは、
    前記アクセスネットワーク機器が、システム情報の指定されたシステム情報ブロック(SIB)において前記経路情報を設定し、前記指定されたSIBが、前記システム情報における既存のSIB又は新たに追加されたSIBであるステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記端末に前記経路情報を下り送信するステップは、
    前記アクセスネットワーク機器が、各端末に前記システム情報をブロードキャストし、前記端末が、前記システム情報における前記指定されたSIBに含まれる前記経路情報に基づいて、前記目標送信経路を決定し、前記目標送信経路を介して前記アクセスネットワーク機器に前記上りデータを送信するように構成されるステップを含み、
    異なる端末にブロードキャストされる前記システム情報に含まれる前記経路情報が同一である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記端末のための経路情報を設定するステップは、
    前記アクセスネットワーク機器が、RRC接続再構成シグナリングに、前記経路情報を設定するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記端末に前記経路情報を下り送信するステップは、
    前記アクセスネットワーク機器が、前記端末に前記RRC接続再構成シグナリングを送信するステップであって、前記端末が、前記RRC接続再構成シグナリングに含まれる前記経路情報に基づいて、前記目標送信経路を決定し、前記目標送信経路を介して前記アクセスネットワーク機器に前記上りデータを送信するように構成され、
    異なる端末に送信される前記RRC接続再構成シグナリングに含まれる前記経路情報が同一である又は異なるステップを含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記経路情報のデータタイプがブーリアン型であり、
    前記経路情報の値が真(true)である場合、前記目標送信経路は、前記モバイル通信リンクであり、前記経路情報の値が偽(false)である場合、前記目標送信経路は、前記WLANリンクであり、
    又は、
    前記経路情報の値がtrueである場合、前記目標送信経路は、前記WLANリンクであり、前記経路情報の値がfalseである場合、前記目標送信経路は、前記モバイル通信リンクである、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. データ送信方法であって、
    端末が、アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報を受信し、前記アクセスネットワーク機器と前記端末との間に、無線リソース制御RRC接続が確立され、前記経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、前記送信経路が、モバイル通信リンク、又は無線ローカルエリアネットワークWLANリンクを含むステップと、
    前記端末が、前記経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定するステップと、
    前記端末が、前記目標送信経路に基づいて、前記アクセスネットワーク機器に前記上りデータを送信するステップと、を含む、
    ことを特徴とする方法。
  8. 前記アクセスネットワーク機器によって下り送信された前記経路情報を受信するステップは、
    前記端末が、前記アクセスネットワーク機器によってブロードキャストされたシステム情報を受信し、前記システム情報の指定されたシステム情報ブロックSIBに前記経路情報が含まれ、前記指定されたSIBが、前記システム情報における既存のSIB又は新たに追加されたSIBであるステップを含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報を受信するステップは、
    前記端末が、前記アクセスネットワーク機器によって送信されたRRC接続再構成シグナリングを受信し、前記RRC接続再構成シグナリングに前記経路情報が含まれ、異なる端末に送信される前記RRC接続再構成シグナリングに含まれる前記経路情報が同一である又は異なるステップを含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 前記経路情報のデータタイプがブーリアン型であり、
    前記経路情報の値がtrueである場合、前記端末は、前記目標送信経路が前記モバイル通信リンクであると決定し、前記経路情報の値がfalseである場合、前記端末は、前記目標送信経路が前記WLANリンクであると決定し、
    又は、
    前記経路情報の値がtrueである場合、前記端末は、前記目標送信経路が前記WLANリンクであると決定し、前記経路情報の値がfalseである場合、前記端末は、前記目標送信経路が前記モバイル通信リンクであると決定する、
    ことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 当該方法は、
    前記端末が、前記アクセスネットワーク機器によって下り送信された前記経路情報が存在するか否かを検出するステップと、
    前記アクセスネットワーク機器によって下り送信された前記経路情報が存在する場合、前記端末は、前記経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定するステップを実行するステップと、
    前記アクセスネットワーク機器によって下り送信された前記経路情報が存在しない場合、前記端末は、前記モバイル通信リンクを介して前記上りデータを送信するステップと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 情報下り送信装置であって、
    端末のための経路情報を設定するように構成され、前記アクセスネットワーク機器と前記端末との間に、無線リソース制御RRC接続が確立され、前記経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、前記送信経路が、モバイル通信リンク、又は無線ローカルエリアネットワークWLANリンクを含む情報設定モジュールと、
    前記端末に前記経路情報を下り送信するように構成され、前記端末が、前記経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定し、前記目標送信経路に基づいて、前記アクセスネットワーク機器に前記上りデータを送信するように構成される情報下り送信モジュールと、含む、
    ことを特徴とする装置。
  13. 前記情報設定モジュールは、
    システム情報の指定されたシステム情報ブロックSIBにおいて、前記経路情報を設定するように構成され、前記指定されたSIBが、システム情報における既存のSIB又は新たに追加されたSIBである第1の設定サブモジュールを含む、
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記情報下り送信モジュールは、
    各端末に前記システム情報をブロードキャストするように構成され、前記端末が、前記システム情報における前記指定されたSIBに含まれる前記経路情報に基づいて、前記目標送信経路を決定し、前記目標送信経路を介して前記アクセスネットワーク機器に前記上りデータを送信するように構成される第1の下り送信サブモジュールを含み、
    異なる端末にブロードキャストされる前記システム情報に含まれる前記経路情報が同一である、
    ことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記情報設定モジュールは、
    RRC接続再構成シグナリングに、前記経路情報を設定するように構成される第2の設定サブモジュールを含む、
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  16. 前記情報下り送信モジュールは、
    前記端末に前記RRC接続再構成シグナリングを送信するように構成され、前記端末が、前記RRC接続再構成シグナリングに含まれる前記経路情報に基づいて、前記目標送信経路を決定し、前記目標送信経路を介して前記アクセスネットワーク機器に前記上りデータを送信するように構成される第2の下り送信サブモジュールを含み、
    異なる端末に送信される前記RRC接続再構成シグナリングに含まれる前記経路情報が同一である又は異なる、
    ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記経路情報のデータタイプがブーリアン型であり、
    前記経路情報の値がtrueである場合、前記目標送信経路は、前記モバイル通信リンクであり、前記経路情報の値がfalseである場合、前記目標送信経路は、前記WLANリンクであり、
    又は、
    前記経路情報の値がtrueである場合、前記目標送信経路は、前記WLANリンクであり、前記経路情報の値がfalseである場合、前記目標送信経路は、前記モバイル通信リンクである、
    ことを特徴とする請求項12〜16のいずれか1項に記載の装置。
  18. データ送信装置であって、
    アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報を受信するように構成され、前記アクセスネットワーク機器と前記端末との間に、無線リソース制御RRC接続が確立され、前記経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、前記送信経路が、モバイル通信リンク、又は無線ローカルエリアネットワークWLANリンクを含む情報受信モジュールと、
    前記経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定するように構成される経路決定モジュールと、
    前記目標送信経路に基づいて、前記アクセスネットワーク機器に前記上りデータを送信するように構成される第1のデータ送信モジュールと、を含む、
    ことを特徴とする装置。
  19. 前記情報受信モジュールは、
    前記アクセスネットワーク機器によってブロードキャストされたシステム情報を受信するように構成され、前記システム情報の指定されたシステム情報ブロックSIBに、前記経路情報が含まれ、前記指定されたSIBが、前記システム情報における既存のSIB又は新たに追加されたSIBである第1の受信サブモジュールを含む、
    ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記情報受信モジュールは、
    前記アクセスネットワーク機器によって送信されたRRC接続再構成シグナリングを受信するように構成され、前記RRC接続再構成シグナリングに、前記経路情報が含まれ、異なる端末に送信される前記RRC接続再構成シグナリングに含まれる前記経路情報が同一である又は異なる第2の受信サブモジュールを含む、
    ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  21. 前記経路情報のデータタイプがブーリアン型であり、
    前記経路決定モジュールは、前記経路情報の値がtrueである場合、前記目標送信経路が前記モバイル通信リンクであると決定し、前記経路情報の値がfalseである場合、前記目標送信経路が前記WLANリンクであると決定するように構成され、
    又は、
    前記経路決定モジュールは、前記経路情報の値がtrueである場合、前記目標送信経路が前記WLANリンクであると決定し、前記経路情報の値がfalseである場合、前記目標送信経路が前記モバイル通信リンクであると決定するように構成される、
    ことを特徴とする請求項18〜20のいずれか1項に記載の装置。
  22. 前記装置は、
    前記アクセスネットワーク機器によって下り送信された前記経路情報が存在するか否かを検出するように構成される検出モジュールと、
    前記アクセスネットワーク機器によって下り送信された前記経路情報が存在する場合、前記経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定するように構成される前記経路決定モジュールと、
    前記アクセスネットワーク機器によって下り送信された前記経路情報が存在しない場合、前記モバイル通信リンクを介して前記上りデータを送信するように構成される第2のデータ送信モジュールと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項18〜21のいずれか1項に記載の装置。
  23. アクセスネットワーク機器であって、
    プロセッサと、
    プロセッサが実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を含み、
    前記プロセッサは、
    端末のための経路情報を設定し、
    前記端末に前記経路情報を下り送信するように構成され、
    前記アクセスネットワーク機器と前記端末との間に、無線リソース制御RRC接続が確立され、前記経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、前記送信経路が、モバイル通信リンク、又は無線ローカルエリアネットワークWLANリンクを含み、
    前記端末が、前記経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定し、前記目標送信経路に基づいて、前記アクセスネットワーク機器に前記上りデータを送信するように構成される、
    ことを特徴とする機器。
  24. 端末であって、
    プロセッサと、
    プロセッサが実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を含み、
    前記プロセッサは、
    アクセスネットワーク機器によって下り送信された経路情報を受信し、
    前記経路情報に基づいて、上りデータの目標送信経路を決定し、
    前記目標送信経路に基づいて、前記アクセスネットワーク機器に前記上りデータを送信するように構成され、
    前記アクセスネットワーク機器と前記端末との間に、無線リソース制御RRC接続が確立され、前記経路情報が、上りデータの送信経路を示すためのものであり、前記送信経路が、モバイル通信リンク、又は無線ローカルエリアネットワークWLANリンクを含む、
    ことを特徴とする端末。
  25. モバイル通信システムであって、
    アクセスネットワーク機器と、少なくとも一つの端末と、を含み、前記端末と前記アクセスネットワーク機器との間に無線リソース制御RRC接続が確立され、
    前記アクセスネットワーク機器は、請求項12〜17のいずれか1項に記載の装置を含み、前記端末は、請求項18〜22のいずれか1項に記載の装置を含み、
    又は、
    前記アクセスネットワーク機器は、請求項23に記載のアクセスネットワーク機器を含み、前記端末は、請求項24に記載の端末を含む、
    ことを特徴とするモバイル通信システム。
JP2018563702A 2016-06-29 2016-06-29 情報下り送信方法、データ送信方法、装置及びシステム Active JP6781272B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2016/087581 WO2018000221A1 (zh) 2016-06-29 2016-06-29 信息下发方法、数据发送方法、装置及系统

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019519989A true JP2019519989A (ja) 2019-07-11
JP6781272B2 JP6781272B2 (ja) 2020-11-04

Family

ID=57271672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018563702A Active JP6781272B2 (ja) 2016-06-29 2016-06-29 情報下り送信方法、データ送信方法、装置及びシステム

Country Status (11)

Country Link
US (1) US10798610B2 (ja)
EP (1) EP3481098B1 (ja)
JP (1) JP6781272B2 (ja)
KR (1) KR102201514B1 (ja)
CN (1) CN106134247A (ja)
BR (1) BR112018077070A2 (ja)
ES (1) ES2928551T3 (ja)
PL (1) PL3481098T3 (ja)
RU (1) RU2718236C1 (ja)
SG (1) SG11201811581VA (ja)
WO (1) WO2018000221A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108990125B (zh) 2017-06-01 2020-12-22 华为技术有限公司 数据传输的方法、终端设备和网络设备
US11916646B2 (en) 2018-08-30 2024-02-27 Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. Method for providing flight path of unmanned aerial vehicle, obtaining method, apparatus, and system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016084865A1 (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 京セラ株式会社 ユーザ端末及びアクセスポイント

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7219158B2 (en) * 2000-07-21 2007-05-15 Hughes Network Systems Llc Method and system for improving network performance using a performance enhancing proxy
RU2378776C2 (ru) * 2005-07-07 2010-01-10 Квэлкомм Инкорпорейтед Способы и устройства для взаимодействия глобальных беспроводных сетей и локальных беспроводных сетей или персональных беспроводных сетей
CN101299696B (zh) * 2007-04-30 2013-06-05 华为技术有限公司 移动局域网及其实现业务连续性的方法
US8774005B2 (en) * 2008-09-26 2014-07-08 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Congestion control method and devices
US9794848B2 (en) * 2011-07-25 2017-10-17 Ethertronics, Inc. Method and system for priority-based handoff
KR20130074901A (ko) * 2011-12-27 2013-07-05 한국전자통신연구원 해상 통신 시스템 및 방법
US9801163B2 (en) * 2012-09-10 2017-10-24 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Uplink configuration and transmission control in inter-site carrier aggregation
KR101698704B1 (ko) * 2012-12-20 2017-01-20 엘지전자 주식회사 다중 액세스 네트워크를 지원하는 무선 통신 시스템에서 통신 방법 및 이를 지원하는 장치
US10716097B2 (en) * 2013-08-09 2020-07-14 Qualcomm Incorporated Disjoint bearer routing
US9560645B2 (en) * 2014-01-31 2017-01-31 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) UE, a secondary ENB and a master ENB and respective method performed thereby for providing system information of a communication system to the UE
US9609566B2 (en) * 2014-06-03 2017-03-28 Intel Corporation Radio resource control (RRC) protocol for integrated WLAN/3GPP radio access technologies
US9942944B2 (en) * 2014-12-29 2018-04-10 Intel IP Corporation Network-initiated discovery and path selection procedures for multi-hop underlay networks
WO2016143560A1 (ja) * 2015-03-06 2016-09-15 京セラ株式会社 無線端末及び基地局

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016084865A1 (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 京セラ株式会社 ユーザ端末及びアクセスポイント

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CATT: "Flow Control for LTE-WLAN Aggregation[online]", 3GPP TSG-RAN WG2#90 R2-152127, JPN6020013479, 29 May 2015 (2015-05-29), ISSN: 0004250516 *
CATT: "Procedures of LTE-WLAN Interworking Enhancements[online]", 3GPP TSG-RAN WG2#93 R2-161094, JPN6019040823, 19 February 2016 (2016-02-19), ISSN: 0004250517 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP3481098A4 (en) 2020-03-11
US10798610B2 (en) 2020-10-06
KR102201514B1 (ko) 2021-01-12
CN106134247A (zh) 2016-11-16
PL3481098T3 (pl) 2023-01-30
US20190132770A1 (en) 2019-05-02
EP3481098B1 (en) 2022-09-28
EP3481098A1 (en) 2019-05-08
ES2928551T3 (es) 2022-11-21
WO2018000221A1 (zh) 2018-01-04
SG11201811581VA (en) 2019-01-30
RU2718236C1 (ru) 2020-03-31
BR112018077070A2 (pt) 2019-04-02
JP6781272B2 (ja) 2020-11-04
KR20180132842A (ko) 2018-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10973000B2 (en) Message sending method and apparatus
US10070455B2 (en) Method and apparatus for prioritizing D2D transmission and D2D reception in wireless communication system
RU2753572C1 (ru) Беспроводное устройство, узел радиосети и способы, выполняемые в них
TW202013921A (zh) 發送上行信號的方法和設備
US11259362B2 (en) Method for repeatedly transmitting data and device
US10681774B2 (en) Electronic device and communication method
WO2021056564A1 (zh) 直连通信操作处理方法、装置及存储介质
WO2020069182A1 (en) Sidelink synchronization methods for v2x in nr
US10798610B2 (en) Information issuing method, data sending method, apparatus and system
JP7295264B2 (ja) 通信方法及び通信装置
US20200413376A1 (en) Method for carrier selection in vehicle to everything system and terminal device
CN112423393B (zh) 数据传输方法及装置
WO2020087212A1 (zh) 侧行链路中确定传输模式的方法、终端设备和网络设备
WO2018054336A1 (zh) 消息的发送方法和装置
US10979105B2 (en) Data transmission method in WLAN and LTE aggregation system
US20220312437A1 (en) Scheduling request prioritization
WO2024100924A1 (ja) 端末、基地局、及び、通信方法
US20240163040A1 (en) Systems and methods for handling serving and non-serving cells having different frequency domain reference points for reference signal sequence generation
EP4167649A1 (en) Communication system, communication terminal, and management device
WO2024026082A1 (en) Method and apparatus for enabling n3gpp communication between remote wtru and relay wtru
CN115988473A (zh) 一种通信方法、通信装置及通信系统
CN117545042A (zh) 一种通信方法、通信装置及通信系统
CN115884288A (zh) Ran共享方法及装置、计算机可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191029

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6781272

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250