JP2019515206A - 部分的な倍力のためのトルクフロー分割形態を備えたクラッチ - Google Patents

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Abstract

本発明は、トルク導入のために準備される入力側(2)と、少なくとも1つのトランスミッション入力軸(4)へのトルク転送のために準備される出力側(3)と、第1のマルチディスクアセンブリ(6)の一部としての第1の摩擦エレメント(5)と、第2のマルチディスクアセンブリ(8)の一部としての第2の摩擦エレメント(7)とを備えたクラッチ(1)であって、第1の摩擦エレメント(5)は、入力側(2)にトルクを伝達するように結合されており、第2の摩擦エレメント(7)は、出力側(3)にトルクを伝達するように結合されており、入力側(2)から出力側(3)にトルク(M)を伝達するために、第1の摩擦エレメント(5)と第2の摩擦エレメント(7)とは、圧着力(F)によって互いに摩擦係合することができ、圧着力(F)を倍力させるように形成されている少なくとも1つの板ばね(9)が設けられている、クラッチ(1)に関する。第2のマルチディスクアセンブリ(8)は、トランスミッション入力軸(4)へのトルクフローが、少なくとも1つの板ばね(9)を含む第1のトルク経路(DW1)と、第1のトルク経路(DW1)とは別個の第2のトルク経路(DW2)とを介して延びるように分割されており、第2のマルチディスクアセンブリ(8)の摩擦エレメント(7)は、互いに別個の2つのトルク転送装置(45,46)に結合されている。

Description

本発明は、例えばモータサイクル、乗用車、トラック、トラクタまたはその他の産業車両などの自動車のための、例えばシングルクラッチ、ダブルクラッチまたはハイブリッドクラッチの形式の、例えば湿式の多板クラッチまたはマルチディスククラッチなどのクラッチであって、トルク導入のために準備される入力側と、少なくとも1つのトランスミッション入力軸へのトルク転送のために準備される出力側と、第1のマルチディスクアセンブリの一部としての第1の摩擦エレメントと、第2のマルチディスクアセンブリの一部としての第2の摩擦エレメントとを備えており、第1の摩擦エレメントは、例えば(摩擦)薄板の形式で、入力側にトルクを伝達するように結合されており、第2の摩擦エレメントは、例えば(鋼)薄板の形式で、出力側にトルクを伝達するように結合されており、トルクを入力側から出力側に伝達するために、第1の摩擦エレメントと第2の摩擦エレメントとは、圧着力によって互いに摩擦係合することができ、圧着力を倍力させるように形成されている少なくとも1つの板ばねが設けられている、クラッチに関する。
従来技術に基づいて、マルチディスククラッチが既に十分に公知である。例えば出願番号PCT/独国第2016200043号を有する国際特許出願に開示されたクラッチ装置は、1つの回転軸線を中心にして回転可能に支持されているインナディスクキャリアおよびアウタディスクキャリアと、トルク結合式にかつ軸方向移動可能にインナディスクキャリアに固定されている第1の摩擦エレメントと、トルク結合式にかつ軸方向移動可能にアウタディスクキャリアに固定されている第2の摩擦エレメントと、摩擦エレメントへの軸方向における圧着力を準備する操作装置とを備えており、これによって、トルクをインナディスクキャリアとアウタディスクキャリアとの間で伝達することができるようになっている。さらに、ばねエレメントが設けられており、このばねエレメントは回転軸線の周りをコイル形状に延び、インナディスクキャリアとアウタディスクキャリアとの間で伝達されるトルクに関連して、軸方向における圧着圧を倍力するように作用する。圧着力は、ばねエレメントにその延在方向に沿って引張り荷重が加えられている場合に倍力される。
国際公開第2014/139526号に開示されたクラッチ装置は、1つの軸線を中心にして回転可能に配置された入力側および出力側と、少なくとも1つの第1の摩擦パートナおよび少なくとも1つの第2の摩擦パートナとを備えている。第1の摩擦パートナは、トルク結合式に入力側に結合されており、第2の摩擦パートナは、トルク結合式に出力側に結合されており、トルクを入力側と出力側との間で伝達するために、第1の摩擦パートナと第2の摩擦パートナとは、圧着力によって摩擦係合することができ、圧着力を倍力するように形成されている少なくとも1つのばね手段が設けられている。
従来技術に基づいて公知のばね手段は、通常、板ばねとして形成されており、この板ばねは、その設置角に基づいて、圧着力の自己倍力作用を発生させることができる。板ばねによって伝達されるトルクが大きければ大きいほど、自己倍力作用は大きくなる。従来技術では、入力側を介してクラッチに導入される全トルクは、板ばねを介して伝達される。これによって確かに、極めて大きな自己倍力作用を、板ばねの小さな設置角によって得ることができるが、板ばねの荷重もまた極めて大きい。これには、衝撃時に板ばねの耐屈曲性が不十分になり得るかまたは板ばねが早期に機能しなくなるという欠点があり、これによってクラッチは滑ってしまう。このことは、板ばねの耐用寿命が短くなり、これによりクラッチの出力が制限されてしまうことを意味する。
本発明の課題は、従来技術における欠点を排除するかまたは少なくとも軽減することであり、したがって特に、板ばねが比較的小さなトルクしか伝達する必要がないクラッチを提供することである。
本発明の課題は、冒頭に述べた形式のクラッチにおいて、トランスミッション入力軸へのトルクフローが、少なくとも1つの板ばねを含む第1のトルク経路と、第1のトルク経路とは別個の第2のトルク経路とを介して延びるように、第2のマルチディスクアセンブリが分割されており、第2のマルチディスクアセンブリの摩擦エレメントが、互いに別個の2つのトルク転送装置に結合されることによって解決される。
好適な実施形態は、従属請求項に記載されており、これについては以下で述べる。
例えば好ましくは、第2のトルク経路は、板ばねなしに構成されている/構想されている/設計されている。このように構成されていると、第2のトルク経路を介して、入力トルクの一部を直接トランスミッション入力軸に伝達することができる。
第1のトルク転送装置は、好ましくは、互いにトルクを伝達するように結合されている圧着プレートと圧着ディスクとを有しており、少なくとも1つの板ばねを介してトルクを伝達するように圧着プレートおよび圧着ディスクに結合されている支持フランジをさらに有している。トルクを伝達するこれらの結合は、形状結合式、力結合式、および/または素材結合式であってよい。好ましくは、これらの結合はリベット結合である。
第2のトルク転送装置は、好ましくは、互いにトルクを伝達するように結合されているディスクキャリアとハブとを有している。この構成においても、リベット結合が好適あることが判明しているが、形状結合式、力結合式および/または素材結合式といった他の形式でも結合を実現することができる。
マルチディスクアセンブリのために、第1のマルチディスクアセンブリが、摩擦薄板として形成された少なくとも2つの摩擦エレメントを有しており、第2のマルチディスクアセンブリが、鋼薄板として形成された少なくとも2つの摩擦エレメントを有していると、好適であることが判明している。
さらに好ましくは、第1のトルク経路は、第2のマルチディスクアセンブリの第1の部分領域と第1のトルク転送装置とを通ってトランスミッション入力軸に延びており、第1のトルク転送装置は、圧着プレートを用いてトルクを伝達するように第2のマルチディスクアセンブリの第1の部分領域に結合されており、第2のトルク経路は、第2のマルチディスクアセンブリの第2の部分領域と第2のトルク転送装置とを通ってトランスミッション入力軸に延びており、第2のトルク転送装置は、ディスクキャリアを用いてトルクを伝達するように第2のマルチディスクアセンブリの第2の部分領域に結合されている。このように構成されていると、入力トルクの一部だけが、第1のトルク経路に位置する板ばねを介してトランスミッション入力軸に伝達され、これに対して入力トルクの残りの部分は、第2のトルク経路を介してトランスミッション入力軸に直接伝達されることが実現される。
さらに、板ばねは、少なくとも取り付けられた/組み付けられた状態で、0°よりも大きくかつ80°よりも小さい設置角、好ましくは2°〜65°、さらに好ましくは5°〜50°、さらには10°〜45°の設置角を有していると、好適であることが判明している。
クラッチの自己倍力作用の大きさは、板ばねの設置角と、板ばねに導入されるかまたは板ばねによって伝達されるトルクとに関連している。このことは、設置角および/またはトルクが大きければ大きいほど、自己倍力作用が大きくなることを意味している。すなわち、同じ自己倍力作用を発生させるためには、例えば小さなトルクの場合に、板ばねの設置角は、比較的大きなトルクの場合に比べて大きくなくてならないということである。板ばねを介したトルク伝達中に、板ばねには引張り荷重が加えられる。
さらに、ディスクキャリアが、第2のマルチディスクアセンブリの第2の部分領域に形状結合式に結合されており、圧着プレートが、第2のマルチディスクアセンブリの第1の部分領域に形状結合式に結合されていると、好適であることが判明している。このように構成されていると、入力トルクの分割が、第2のマルチディスクアセンブリの部分領域を介して実現されるまたは変換される。
さらに好ましくは、ディスクキャリアは、形状結合式および/または力結合式に、例えばリベットを介してハブに結合されている。第2のマルチディスクアセンブリの第1の部分領域との圧着プレートの形状結合式の結合もまた、同様に好適であることが判明している。そのために、好ましくは、圧着プレートはエンボス加工部状の型押し部を有しており、これらの型押し部は、ディスクの切欠き内に進入しており、かつこれらの切欠きと形状結合部を形成している。さらに、ディスクキャリアおよびハブが軸方向において不動であることが好適である。
また、複数の板ばね、好ましくは1つまたは複数の板ばねセットとして配置されて/構成されて設けられていることが、特に好適であるということも判明している。圧着プレートおよび圧着ディスクは、好ましくは軸方向移動可能である。
クラッチはさらに、レリーズ装置を備えており、このレリーズ装置は、本明細書において例として示す実施形態では、「ノーマルクローズド」クラッチをレリーズするために準備される。「ノーマルオープン」クラッチの場合には、レリーズ装置は、対応してクラッチを閉鎖するように機能する。したがって、レリーズ装置は、「ノーマルオープン」クラッチの場合には、係合装置とも呼ばれる。
言い換えれば、本発明は、トルクの一部だけが倍力されることにある。このことは、ディスクキャリアを2つの部分に分離させることによって実現される。圧着プレートによって引き受けられるトルクだけが、倍力される。圧着プレートのトルクは、板ばねを介して伝達されるので、倍力作用を発生させるために、このトルクだけを使用することができる。そのために、少なくとも1つの鋼薄板、好ましくは複数の鋼薄板が、圧着プレートに回動不能に結合されている。他方では、圧着プレートは、板ばねを介して支持フランジに結合されている。支持フランジは、歯列を介して回動不能にかつ中央ナットを介して軸方向不動に、トランスミッション入力軸に結合されている。
残りの鋼薄板は、ディスクキャリアに回動不能に結合されている。ディスクキャリアは、ハブにリベット結合されている。ハブは、歯列を介して回動不能にかつ中央ナットを介して軸方向不動に、トランスミッション入力軸に結合されている。レリーズ力および圧着力の導入は、レリーズ力がレリーズリングを上方に向かって引っ張るように実現される。他方では、レリーズリングは、板ばねおよび圧着プレートに堅固に結合されている圧着ディスクを、上方に向かって引っ張る。つまり、ディスクキャリアは、軸方向力を引き受けない。これによって、板ばね力に抗して作用するレリーズ力の比較的直接的な導入が実現される。比較的小さな力またはトルクが板ばねを介して伝達されるので、板ばねは、比較的小さな剛性を有していればよく、これによって質量を減らすことができる。
言い換えれば、板ばねクラッチとして形成されたマルチディスククラッチ、特に湿式のモータサイクルクラッチが提案される。板ばねは、トルクフロー内に位置しており、かつ内燃機関のトラクションドライブにおいて圧着力を高め、出力側のディスクキャリアは二分割されており、伝達されるトルクの一部だけを、圧着力を高めるために使用する。出力側のディスクキャリアの第1の部分は、レリーズ装置が作用する圧着プレートと一体に形成されている。圧着力を倍力する板ばねは、出力側のディスクキャリアのこの第1の部分に配置されているので、この第1の部分に回動不能に結合されたディスクを介してもたらされるトルクだけを、圧着力を倍力するために使用することができる。出力側のディスクキャリアの第2の部分は、ハブに堅固に結合されているので、これらのディスクを介して伝達されるトルクは、圧着力を高めるためには使用されない。したがって、極めて高いトルクに基づく板ばねの屈曲を阻止することができる。
次に、種々異なる実施形態が示されている図面を用いて、本発明を詳説する。
クラッチを切断して示す斜視図である。 図1に示したクラッチを切断して、記入されたトルクフローと共に示す斜視図である。 トランスミッション入力軸および支持フランジの図示を省いて、クラッチを切断して示す斜視図である。 さらに板ばねコアを省いて、図3に示したクラッチを切断して示す斜視図である。 異なって構成された鋼薄板を明らかにするために、一部を拡大して示す図である。 圧着プレートを示す斜視図である。 ディスクキャリアを示す斜視図である。 支持フランジを示す斜視図である。 圧着ディスクを示す斜視図である。 レリーズリングを示す斜視図である。 支持リングを示す斜視図である。 ハブを示す斜視図である。 クラッチの主コンポーネントを示す分解図である。
図面は、単に概略的に示されており、かつ単に本発明の理解のためにのみ用いられる。同一のエレメントには、同一の符号が付されている。
図1には、クラッチ1が切断されて斜視図で示されている。入力側2を介してトルクMがクラッチ1に導入され、出力側3を介してトランスミッション入力軸4に伝達される。そのためにクラッチ1は、第1のマルチディスクアセンブリ6の一部としての第1の摩擦エレメント5と、第2のマルチディスクアセンブリ8の一部としての第2の摩擦エレメント7とを有している。第1の摩擦エレメント5と第2の摩擦エレメント7とは、交互にかつ互いに内外に入れ子式に配置されており、かつ圧着力Fによって互いに係合することができる。この圧着力Fは、板ばね9を介して倍力させることができる。
さらにこのクラッチ1は、第1のハブ10と第2のハブ11とを有しており、第2のハブ11は、支持フランジ12とも呼ぶことができる。
第2のマルチディスクアセンブリ8は、一例として本図面に示す実施形態では、9つの第2の摩擦エレメント7から成っており、これらの第2の摩擦エレメント7は、例えば鋼薄板13として形成されている。最上位の2つの鋼薄板13は、圧着プレート14にトルクを伝達するように結合されており、これに対して残りの7つの鋼薄板13は、内側のクラッチケージ18とも呼ぶことができるディスクキャリア15に回動不能に結合されている。これによって、第1のハブ10とディスクキャリア15とは、第2のトルク転送装置46を形成している。
図13には、クラッチ1の主コンポーネントが分解図で示されており、この分解図は、個々のコンポーネントの幾何学形状および個々のコンポーネントの組立てを明らかにする。特に、クラッチ1の最も重要な主コンポーネントまたは部材の幾何学形状は、対応するコンポーネントを個別に示す詳細図において、図6〜12に再度別個に示されている。
第1のマルチディスクアセンブリ6は、例えば摩擦薄板16から成っており、かつ外側のクラッチケージ17に回動不能に結合されている。圧着プレート14は、リベット19を介して、圧着ディスク20と板ばね9の一方の端部とに堅固に結合されている。これによって、圧着プレート14、圧着ディスク20、第2のハブ11および/または支持フランジ12は、第1のトルク転送装置45を形成している。本実施形態では、板ばね9は、複数の板ばね9から成る板ばねセット21として形成されている。板ばねセット21の他方の端部は、同様にリベット(本図面には図示せず)を介して、支持フランジ12に堅固に結合されている。この支持フランジ12は、他方では、従来技術の軸・ハブ結合部を介して、トランスミッション入力軸4にトルクを伝達するように結合されている。
これによって、両上側の鋼薄板13から伝達されたトルクは、全トルクMの一部として圧着プレート14に伝達される。他方では、圧着プレート14は、この伝達されたトルクを、リベット結合部19を用いて板ばねセット21に、ひいては支持フランジ12に伝達する。支持フランジ12を介して、トルクはトランスミッション入力軸4に伝達される。トルク伝達中における板ばねセット21の荷重によって、板ばねセット21は、圧着プレート14(および圧着ディスク20)を、軸方向Aで見て、下方に向かって押圧し、これによって圧着力Fは倍力され、これは、クラッチ1の自己倍力作用に相当する。
この第1のトルク経路DW1は、図2中に太い矢印によって概略的に示されている。入力トルクMの残りの部分は、残りの7つの鋼薄板13を介して、第1のハブに回動不能に結合されているディスクキャリア15に伝達される。他方では、第1のハブ10は、軸・ハブ結合部を介してトランスミッション入力軸にトルクを伝達するように結合されており、これによって、第2のトルク経路を介して到来するトルクは、第1のハブ10を介してトランスミッション入力軸4に伝達される。この第2のトルク経路DW2は、図2中に細い矢印によって示されている。
さらに、クラッチ1は、レリーズ体23、レリーズリング24および支持リング25を有するレリーズ装置22を有している。レリーズ装置22が操作されると、レリーズ体23は、軸方向Aで見て上方に向かって移動し、これによってレリーズリング24を同様に上方に向かって引っ張る。レリーズリング24は、上方に向かってのレリーズリング24の移動が、圧着ディスク20を同様に上方に向かって引っ張るように、圧着ディスク20に結合されている(本図面には図示せず)。圧着ディスク20は他方において圧着プレート14に堅固に結合されているので、圧着プレートは、圧着力Fの方向とは逆向きに上方に向かって移動し、これによってクラッチ1の自己倍力作用が消滅し、さらに第1の摩擦エレメント5と第2の摩擦エレメント7との間の摩擦接触が解除され、これにより、この状態では、トルクはもはや入力側2から出力側3へと伝達されなくなる。
図3には、レリーズ体23、トランスミッション入力軸4および支持フランジ12なしにクラッチ1が断面図で示されている。本図面では、一方ではレリーズリング24と圧着ディスク20との間の結合を認識することができる。レリーズリング24は、成形エレメント26を用いて、圧着プレート14のそのために設けられた切欠き27内に係合している。さらに、本図面において良好に認識できるように、板ばね9または板ばねセット21は、一方の端部において、リベット19を介して圧着プレート14にトルクを伝達するように結合されており、リベット19は、さらに圧着ディスク20をも圧着プレート14または板ばね9に結合している。
板ばね9の他方の(本図面では上方に位置している)端部は、リベット28を介して、支持リング25における支持フランジ12(本図面には図示せず)に固定されている。本図面において同様に良好に認識できるように、板ばね9の一方の端部と板ばね9の他方の端部との間には、高さのずれHが存在している。この高さのずれHは、通常、板ばね9の設置角αと呼ばれる、水平に対する角度によって表される。
図4には、図3に示したクラッチ1が、さらにレリーズ装置22および板ばねコアなしに断面図で示されている。本図面において認識できるように、ディスクキャリア15は切欠き29を有しており、これらの切欠き29は、最上位の両鋼薄板13が圧着プレート14と共に形状結合部を作り出すように形成されている。さらに、ディスクキャリア15は、半径方向で見て外方に向かって突出する型押し部30を有している(図7も参照)。
ディスクキャリア15にトルクを伝達するように結合されている鋼薄板13は、これらの鋼薄板13が周方向に突出部31を有しており、これらの突出部31が半径方向Rで見て内方に向かって突出するように形成されている。これらの突出部31は、それぞれ2つの突出部31がディスクキャリア15の型押し部30をその間に形状結合式に収容するように、または型押し部30が2つの突出部31の間の領域に形状結合式に係合するように、形成されている。ディスクキャリア15は、リベット結合部32を介してハブ10に堅固に結合されている。
図5では、は下側の縁部において、突出部31がディスクキャリア15の型押し部30の外側に接触していることを認識することができる。さらに、本図面において良好に認識できるように、両上側の鋼薄板13は、ディスクキャリア15の切欠き29内に突出または進入しており、また同様に突出部33を有している。この突出部33は、半径方向内側に向かって延びており、かつその中間室内で圧着プレート14の型押し部34(図6参照)に形状結合式に係合している。
図6には、圧着プレート14が斜視図で示されている。この圧着プレート14は、既に上記したように型押し部34を有しており、これらの型押し部34は、全周にわたって好ましくは等しく分配されており、かつ本図面に示す実施形態では、例えばエンボス加工部35の形態で形成されている。さらに、圧着プレート14は、縁部領域36を有しており、この縁部領域36は、クラッチ1の組立て状態で、マルチディスクアセンブリ6,8への接触面として機能する。さらに、圧着プレート14は、複数の固定フランジ37を有しており、これらの固定フランジ37は、板ばね9または圧着ディスク20への結合のために機能する(図1参照)。
図7には、ディスクキャリア15が単独で斜視図で示されている。本図面において良好に認識できるように、型押し部30は、全周にわたって好ましくは等しく分配されている。それぞれの型押し部30の間には、圧着プレート14にトルクを伝達するように上側の鋼薄板13を結合できるようにするのに必要な切欠き29が設けられている。さらに、ディスクキャリア15は、1つの、好ましくは複数の固定フランジ38を有しており、これらの固定フランジ38を介して、ディスクキャリア15は、リベット結合部を用いてハブ10に堅固に結合されている(図12も参照)。
図12で分かるように、ハブ10は、その真ん中に、内方に向かって歯を備えた幾何学形状39を有しており、この幾何学形状39は、トランスミッション入力軸4の、この幾何学形状39に適合するネガの幾何学形状に、従来の軸/ハブ結合部の原理に基づいて係合し、これによってトルクをトランスミッション入力軸4に伝達する。ハブ10は、中央ナット40(図1参照)を介して軸方向で固定されており、このようにしてまた対応プレートの機能を果たす。これによって、(別体の)対応プレートは、本図面に示した実施形態では省略される。
図8には、支持フランジ12が斜視図で示されている。この支持フランジ12は、全周にわたって等しく分配された固定フランジ41を有しており、これらの固定フランジ41を用いて支持フランジ12は、リベット結合部を介して、板ばね9または板ばねセット21および支持リング25に結合されている(図11も参照)。支持フランジ12のメインボディ42は、鍋形状に形成されており、真ん中にハブ10と同様に(図12も参照)歯を備えた幾何学形状43を有している。この幾何学形状43を介して、メインボディ42は、従来技術の軸・ハブ結合部を用いて、トランスミッション入力軸4にトルクを伝達するように結合されている。
図9には、圧着ディスク20が単独で斜視図で示されている。圧着ディスクは、ほぼリング状に形成されており、その全周にわたって等しく分配された、半径方向外側に向かって突出する固定フランジ44を有している。これらの固定フランジ44を介して、圧着ディスク20は、リベット結合部を用いて圧着プレート14または板ばね9に結合されている。さらに、圧着ディスク20は、方形の切欠き27を有しており、これらの切欠き27内には、レリーズリング24の成形エレメント26(図10も参照)が形状結合式に係合する。
1 クラッチ
2 入力側
3 出力側
4 トランスミッション入力軸
5 第1の摩擦エレメント
6 第1のマルチディスクアセンブリ
7 第2の摩擦エレメント
8 第2のマルチディスクアセンブリ
9 板ばね
10 第1のハブ
11 第2のハブ
12 支持フランジ
13 鋼薄板
14 圧着プレート
15 ディスクキャリア
16 摩擦薄板
17 外側のクラッチケージ
18 内側のクラッチケージ
19 リベット
20 圧着ディスク
21 板ばねセット
22 レリーズ装置
23 レリーズ体
24 レリーズリング
25 支持リング
26 成形エレメント
27 切欠き
28 リベット
29 切欠き
30 型押し部
31 突出部
32 リベット
33 突出部
34 型押し部
35 エンボス加工部
36 縁部領域
37 固定フランジ
38 固定フランジ
39 歯を備えた幾何学形状
40 中央ナット
41 固定フランジ
42 メインボディ
43 歯を備えた幾何学形状
44 固定フランジ
45 第1のトルク転送装置
46 第2のトルク転送装置
M トルク
F 圧着力
A 軸方向
R 半径方向
DW1 トルク経路1
DW2 トルク経路2
H 高さのずれ
α 設置角

Claims (9)

  1. トルク導入のために準備される入力側(2)と、少なくとも1つのトランスミッション入力軸(4)へのトルク転送のために準備される出力側(3)と、第1のマルチディスクアセンブリ(6)の一部としての第1の摩擦エレメント(5)と、第2のマルチディスクアセンブリ(8)の一部としての第2の摩擦エレメント(7)とを備えたクラッチ(1)であって、前記第1の摩擦エレメント(5)は、前記入力側(2)にトルクを伝達するように結合されており、前記第2の摩擦エレメント(7)は、前記出力側(3)にトルクを伝達するように結合されており、前記入力側(2)から前記出力側(3)にトルク(M)を伝達するために、前記第1の摩擦エレメント(5)と前記第2の摩擦エレメント(7)とは、圧着力(F)によって互いに摩擦係合することができ、前記圧着力(F)を倍力させるように形成されている少なくとも1つの板ばね(9)が設けられている、クラッチ(1)において、
    前記第2のマルチディスクアセンブリ(8)は、前記トランスミッション入力軸(4)へのトルクフローが、前記少なくとも1つの板ばね(9)を含む第1のトルク経路(DW1)と、該トルク経路(DW1)とは別個の第2のトルク経路(DW2)とを介して延びるように分割されており、前記第2のマルチディスクアセンブリ(8)の前記摩擦エレメント(7)は、互いに別個の2つのトルク転送装置(45,46)に結合されていることを特徴とする、クラッチ(1)。
  2. 前記第2のトルク経路(DW2)は、板ばねなしに構成されている、請求項1記載のクラッチ(1)。
  3. 前記第1のトルク転送装置(45)は、互いにトルクを伝達するように結合されている圧着プレート(14)と圧着ディスク(20)とを有しており、前記少なくとも1つの板ばね(9)を介してトルクを伝達するように前記圧着プレート(14)および前記圧着ディスク(20)に結合されている支持フランジ(11;12)をさらに有している、請求項1または2記載のクラッチ(1)。
  4. 前記第2のトルク転送装置(46)は、互いにトルクを伝達するように互いに結合されている、ディスクキャリア(15)とハブ(10)とを有している、請求項1から3までのいずれか1項記載のクラッチ(1)。
  5. 前記第1のマルチディスクアセンブリ(6)は、摩擦薄板(16)として形成された少なくとも2つの摩擦エレメント(5)を有しており、前記第2のマルチディスクアセンブリ(8)は、鋼薄板(13)として形成された少なくとも2つの摩擦エレメント(7)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載のクラッチ(1)。
  6. 前記第1のトルク経路(DW1)は、前記第2のマルチディスクアセンブリ(8)の第1の部分領域と前記第1のトルク転送装置(45)とを通って前記トランスミッション入力軸(4)に延びており、前記第1のトルク転送装置(45)は、前記圧着プレート(14)を用いてトルクを伝達するように前記第2のマルチディスクアセンブリ(8)の前記第1の部分領域に結合されており、前記第2のトルク経路(DW2)は、前記第2のマルチディスクアセンブリ(8)の第2の部分領域と前記第2のトルク転送装置(46)とを通って前記トランスミッション入力軸(4)に延びており、前記第2のトルク転送装置(46)は、前記ディスクキャリア(15)を用いてトルクを伝達するように前記第2のマルチディスクアセンブリ(8)の前記第2の部分領域に結合されている、請求項4または5記載のクラッチ(1)。
  7. 前記板ばね(9)は、少なくとも取り付けられた状態で、0°よりも大きくかつ80°よりも小さい設置角(α)を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載のクラッチ(1)。
  8. 前記ディスクキャリア(15)は、前記第2のマルチディスクアセンブリ(8)の前記第2の部分領域に形状結合式に結合されている、請求項6または7記載のクラッチ(1)。
  9. 前記圧着プレート(14)は、前記第2のマルチディスクアセンブリ(8)の前記第1の部分領域に形状結合式に結合されている、請求項6から8までのいずれか1項記載のクラッチ(1)。
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