JP2019514571A - フェムトセカンドレーザ眼科手術におけるコーンのドッキング画像の処理及び提示 - Google Patents

フェムトセカンドレーザ眼科手術におけるコーンのドッキング画像の処理及び提示 Download PDF

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Abstract

本開示は、z方向における吸引コーンの位置が測定装置により測定されてデータが生成され、それが処理され、データに基づく画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを作るために使用される、フェムトセカンド眼科手術のためのシステムを提供する。画像表現は、少なくとも1つの閾値マーカを含んでもよい。本開示はさらに、測定装置で吸引コーンの位置を測定するステップと、位置に関するデータをプロセッサに送信するステップであって、プロセッサがデータを処理し、それを使って、ディスプレイ上に提示される画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを作るステップと、を含むフェムトセカンドレーザ眼科手術においてドッキングを行う方法を提供する。

Description

本開示は眼科手術と手術機器に関し、より詳しくは、フェムトセカンドレーザ眼科手術において眼球へのドッキング中に画像を処理及び提示するためのシステムと方法に関する。
眼科において、眼科手術は年間数万人の患者の視力を保持し、改善するために眼及び付属の視覚構造に対して施行されている。しかしながら、視力は眼の小さな変化によっても影響を受けることと多くの眼構造の微細で繊細な性質から、眼科手術は施行が難しく、ちょっとした、若しくは稀な外科的誤りを減らしたり、手術手技の精度をわずかに高めたりすることで、術後の患者の視力には劇的な差が出る可能性がある。
眼科手術の種類の1つである屈折力矯正眼科手術は、様々な視力の問題を矯正するために使用される。1つの一般的なこのような屈折力矯正手術はLASIK(laser−assisted in situ keratomileusis)と呼ばれ、近視・遠視、乱視、又はより複雑な屈折力異常の矯正に使用される。その他の眼科手術は、角膜の欠陥やその他の問題を矯正してもよい。例えば、エキシマレーザ治療的表層角膜切除術(PTK:phototherapeutic keratectomy)は、病変角膜組織又は角膜異常を除去するために、単独で、又はLASIKと組み合わせて使用されてもよい。他の一般的な眼科手術は、白内障摘出である。
LASIK、PTK、白内障手術、及びその他の眼科手術において、矯正処置は一般に、眼の表面ではなく眼の内側部分、例えば角膜基質又は水晶体に実行される。このやり方では、矯正処置の標的を眼の最も有効な部分に絞って行えるようにすることにより、角膜の外側の保護部分をほぼ無傷のままとすることにより、及びその他の理由により、術後が改善されるという傾向がある。
眼の内部には様々な方法でアクセスできるが、アクセスするために角膜にフラップを作成すること、又はそれ以外に角膜を切除することが関わることが多い。角膜切除はしばしば、集束させた超短パルスを生成するフェムトセカンドレーザにより行われ、より低速レーザによる周辺組織の付随的損傷とブレード等の機械的切除器具に関連する合併症が排除される。したがって、フェムトセカンドレーザは、組織を顕微鏡レベルで切除するために使用できる。
フェムトセカンドレーザ眼科手術は典型的に、ドッキング、画像化、解析、及びレーザ治療を含む。
ドッキングでは、患者の眼を吸引コーンにドッキングして、圧力をかけて患者の角膜を平坦にし(圧平と呼ばれる)、それをレーザ治療のために所定の位置に保持する。角膜を平坦にしない湾曲コーンもドッキングプロセスに使用してもよい。ドッキングは繊細なプロセスであり、吸引コーンの適正な配置は、フェムトセカンドレーザ眼科手術の成功にとって重要である。しかしながら、吸引コーンの正確な設置は現在、典型的には使用者の目視による検査を通じて導かれ、経験と認識に依存する。
本開示は、フェムトセカンドレーザ眼科手術のためのシステムを提供する。システムは、吸引コーンと、吸引コーンをz方向に上下に移動させるように動作可能な制御装置と、吸引コーンのz方向における位置を測定して、測定位置に関するデータを生成するように動作可能な測定装置と、吸引コーンの測定位置に関するデータを処理して、吸引コーンのz方向における位置に基づいて画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを作るように動作可能なプロセッサと、プロセッサから送信されたときに画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを受信して、フェムトセカンドレーザ眼科手術中に画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを提示するように動作可能なディスプレイと、を含む。
明らかに排他的である場合以外は相互に組み合わせてもよい追加的な実施形態において、測定装置は光バリア、スイッチ、距離測定装置、又はそれらの組合せを含み、ディスプレイはスクリーン、ヘッドアップディスプレイ、又はそれらの組合せを含み、プロセッサはリアルタイムで画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを作るように動作可能であり、ディスプレイはこれらを提示するように動作可能であり、プロセッサは、測定位置に関する情報データを処理して、吸引コーンのz方向における位置に基づいて画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフのうちの少なくとも2つを作るように動作可能であり、ディスプレイは画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフのうちの少なくとも2つを同時に表示するように動作可能であり、ディスプレイは、吸引コーンのz方向における少なくとも1つの閾値位置に対応する閾値マーカを含む画像表現を提示し、少なくとも1つの閾値位置は休止閾値位置、低接触閾値位置、高接触閾値位置、理想作業領域閾値位置、及びz方向停止限界閾値位置を含み、ディスプレイは、閾値位置のすべてに対応する閾値マーカを含む画像表現を提示し、ディスプレイは、吸引コーンがz方向停止閾値位置に到達したときに警告表示を提示し、プロセッサはさらに、吸引コーンがz方向停止閾値位置に到達したことを特定し、吸引コーンがz方向停止閾値位置に到達したら吸引コーンのz方向におけるそれ以上の上方移動を停止させるように動作可能であり、プロセッサはさらに、眼の圧平の画像表現を作るように動作可能であり、ディスプレイはさらに、眼の圧平の画像表現を提示するように動作可能であり、システムはさらに、吸引コーンの経時的な測定位置を記録するように動作可能であり、プロセッサはさらに、吸引コーンの経時的な測定位置のヒストグラムを作るように動作可能であり、ディスプレイはさらに吸引コーンの経時的な測定位置のヒストグラムを提示するように動作可能であり、プロセッサはさらに、吸引コーンの測定位置に応じた眼にかかる負荷を表す画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを作るように動作可能である。
本開示はさらに、フェムトセカンドレーザ眼科手術において吸引コーンをドッキングする方法を提供する。方法は、測定装置を使って吸引コーンのz方向における位置を測定するステップと、測定装置を使って吸引コーンの測定位置に関するデータを生成するステップと、プロセッサで吸引コーンの測定位置に関するデータを処理し、吸引コーンのz方向における位置の画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを作るステップと、画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフをプロセッサから、画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを提示するディスプレイへと送信するステップと、を含む。
明らかに排他的である場合以外は相互に組み合わせてもよい追加的な実施形態において、吸引コーンのz方向における位置は、吸引コーンのz方向における少なくとも1つの閾値位置において測定されてもよく、少なくとも1つの閾値位置は休止閾値位置、低接触閾値位置、高接触閾値位置、理想作業領域閾値位置、及びz方向停止限界閾値位置を含み、ディスプレイは、吸引コーンがz方向停止閾値位置に到達したときに警告表示を提示し、吸引コーンのz方向における上方移動は、吸引コーンがz方向閾値位置に到達したときに停止され、吸引コーンは経時的に位置を変化させ、プロセッサはさらに、吸引コーンの経時的測定位置に関するデータを処理して、吸引コーンの経時的な測定位置のヒストグラムを生成し、ディスプレイはヒストグラムを表示し、プロセッサは吸引コーンの測定位置に関するデータを使用して、眼にかかる吸引コーンの負荷を特定し、この負荷を表すグラフを作り、それがディスプレイに送信され、ディスプレイによって提示される。
上述のシステムは上述の方法と共に使用されてもよく、その逆もある。それに加えて、本明細書に記載されている何れのシステムも、本明細書に記載されている何れの方法と共に使用されてもよく、その逆もある。
本発明並びにその特徴及び利点をよりよく理解するために、ここで、以下の説明を下記のような添付の図面と共に参照するが、図面は正確な縮尺によらず、また図中、同様の番号は同様の特徴を示す。
図1は、フェムトセカンドレーザ眼科手術のためのドッキング装置の概略図である。 図2は、図1のそれのようなドッキング装置を含むフェムトセカンドレーザ眼科手術のためのシステムの要素の概略図である。 図3Aは、フェムトセカンドレーザ眼科手術における眼へのドッキング中の吸引コーンの概略図である。 図3Bは、フェムトセカンドレーザ眼科手術における眼へのドッキング中に図3Aに関してz方向に移動した図3Aの吸引コーンの概略図である。 図3Cは、フェムトセカンドレーザ眼科手術における眼へのドッキング中に図3Bに関してz方向に移動した図3Bの吸引コーンの概略図である。 図4は、フェムトセカンドレーザ眼科手術における眼へのドッキング中の吸引コーンの位置に対応する閾値マーカを示す画像表現である。 図5は、フェムトセカンドレーザ眼科手術における眼へのドッキング中の吸引コーンのz方向における位置を示すヒストグラムである。 図6は、フェムトセカンドレーザ眼科手術における眼へのドッキング中に変化する角膜形状を含む圧平の画像表現である。 図7は、フェムトセカンドレーザ眼科手術における眼へのドッキング中の吸引コーンのz方向における位置に応じた吸引コーンから眼への負荷の画像表現である。 図8は、フェムトセカンドレーザ眼科手術における眼へのドッキング中の吸引コーンのz方向における位置に応じた吸収コーンから眼への負荷を示すグラフである。 図9は、フェムトセカンドレーザ眼科手術における眼へのドッキング方法のフローチャートである。
以下の説明の中で、開示の主旨を説明しやすくするために、詳細事項が例として示されている。しかしながら、当業者にとっては、開示されている実施形態は例であり、考えうるすべての実施形態を網羅しているわけではないことが明らかであるはずである。
本開示は、フェムトセカンドレーザ眼科手術において眼に吸引コーンをドッキングするためのシステムと方法を提供する。システムは、ドッキング中に吸引コーンの位置を測定し、測定位置に関するデータを処理し、測定位置に基づいて画像表現又はヒストグラムを提示し、その両方が、ドッキング中の角膜の圧平のその他のグラフ又は画像表現等、他の表現を伴っていてもよい。
本開示において、z方向において「より下方」、「下」、及び「下方向」とは患者の眼に近付くこと、又は眼により近い位置を指す。z方向において「より上方」、「上」、及び「上方向」とは、患者の眼から遠ざかること、又は眼からより遠い位置を指す。
図1は、フェムトセカンドレーザ眼科手術のためのドッキング装置100の概略図である。図のように、典型的なドッキング装置100は患者の眼101に吸引される吸引リング103を含み、患者インタフェース104が吸引リング103の中に嵌まる。2つの真空の連続、すなわち第一の真空105と第二の真空106が吸引リングに取り付けられ、適時に患者の眼101に吸引を提供するために使用される。
ドッキング中、吸引リング103は患者の眼101へと吸引され、それによって吸引リングは眼101と接触する。吸引リング103が眼101上に適正に位置付けられると、第一の真空105がオンにされて初期吸引を行う。ドッキング装置100は吸引コーン107をさらに含み、これは吸引リング103に嵌る。吸引コーンは、平坦なガラス板102を含む。吸引コーン107は、制御装置108によってz方向において吸引リング103内の患者インタフェース104の中へと、平坦なガラス板102が眼101と接触するまで下げられてもよい。代替的に、吸引コーン107は静止したままとし、その間に患者の眼101を吸引コーン107に向かって上方に移動されてもよい。これは、例えば患者を吸引コーン107に向かって上方に移動させることによって行うことができる。吸引コーン107のガラス板102が眼101と接触したら、吸引コーン107はz方向において眼101と共に上方に移動されて、吸引コーン107がz方向における閾値地点に到達するまで患者の眼101との接触の程度を変更してもよい。この閾値地点に到達した後、第二の真空106がオンにされ、吸引コーン107が吸引リング103に吸引されることにより、眼101にしっかりと取り付けられる。このような眼101としっかり取り付けられることにより、角膜の全部又は一部が吸引リング103の中に入るため、患者の眼101の角膜を平坦にするのに十分な圧力を提供でき、これは角膜の圧平と呼ばれるプロセスである。圧平が起こると、ドッキングが完了する。
ドッキング中の吸引コーンの適正な配置は、眼科手術の成功にとって重要である。しかしながら、先行技術のシステムでは、使用者は吸引コーンを適正にドッキングさせるのに経験と認識に頼らざるを得ず、これによって適正な配置を実現することがより難しくなり、配置エラーがより増える。本開示は、フェムトセカンドレーザ眼科手術のためのシステムを提供し、このシステムは上述のようなドッキング装置と、ドッキング中にz方向における吸引コーンの位置を測定する測定装置を含む。測定装置はプロセッサを含むか、それに接続されていてもよく、これは、測定位置を使ってz方向における、又は角膜若しくは眼上の他の参照点に関する吸引コーンの位置の、又は測定位置に関するデータ、例えば眼への吸引コーンの負荷若しくは角膜の圧平等の画像表現、ヒストグラム、又は他のグラフを作る。これらの画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフの1つ又は複数は、フェムトセカンドレーザ眼科手術中にリアルタイムで提示されてもよい。それに加えて、1つの画像又は表示は、これらの項目の2つ以上を含んでもよい。例えば、1つの画像は画像表現とヒストグラムの両方を含んでもよい。
次に図2を参照すると、図1のそれのようなドッキング装置100を含むフェムトセカンドレーザ眼科手術のためのシステム200の要素の概略図が示されている。このようなシステムは、z方向における吸引コーン107の位置を測定するために使用されてもよく、それは、測定位置を使って測定位置に基づく画像表現、ヒストグラム又はその他のグラフを提示してもよい。図のように、開示されているドッキング装置は、吸引コーン107と、吸引コーン107をz方向において上下に移動させるために使用される制御装置108と、吸引コーン107の位置を測定する測定装置201と、測定装置201に含まれるかそれに接続され、測定位置に関するデータを処理してz方向における吸引コーン107の位置に基づく画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを作り、画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフをディスプレイに送信するプロセッサ202、又はこれと同等にプログラムされた処理装置と、を含む。ディスプレイは、スクリーン203又はヘッドアップディスプレイ204の形態であってもよい。システムは、z方向における吸引コーン107位置に基づく画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを使用者に対してリアルタイムで提示してもよく、それによって使用者は制御装置108を使って吸引コーン107の位置を相応に調整してもよい。リアルタイムとは、1/2秒未満以内、1秒以内、又はそれ以外に視覚情報に基づく制御装置108の使用者の通常の反応時間以内であることを意味してもよい。
測定装置201は、光バリア、スイッチ、及びz方向における吸引コーン107の位置を測定する距離測定装置を含んでもよい。非限定的な例として、距離測定装置は高い解像度を有していてもよく、それは、z方向における吸引コーン107の全体としての容認可能な可動距離はミリメートル又はセンチメートルのオーダであるからである。非限定的な例として、光バリアとスイッチは、個別の位置において吸引コーンの位置を測定し、又はそれ以外に反応できるだけであってもよい。測定装置201はまた、眼、角膜、眼内のその他の参照点、又はさらには外部の参照点の位置を測定してもよい。するとプロセッサ202は、測定位置(複数の場合もある)を使って、眼101と比較したz方向における吸引コーン107の位置の画像表現を作るか、又は結果としてヒストグラム若しくはその他のグラフが得られる計算若しくはその他の処理機能を実行してもよい。
図3A、3B、及び3Cは、眼101へのドッキング中のz方向における吸引コーン107の位置301から一連の位置302、303、304、及び305の少なくとも幾つかまでの移動の概略図300を示す。図3Aにおいて、吸引コーン107は位置302にある。図3Bにおいて、吸引コーン107はz方向に位置303へと移動している。図3Cにおいて、吸引コーン107はz方向に位置305へと移動している。患者の眼101のA部分もz方向に上方に移動する。
図1、2、及び3を参照すると、吸引コーン107がまず吸引リング103の中へと下降されると、それは休止位置301へと移動され、そこでそれは眼101と接触する。吸引コーン107が休止位置301にあって眼101と接触すると、z方向における吸引コーンの位置が測定装置201により測定されてもよく、これはz方向における測定位置をプロセッサ202に送信し、するとこれはz方向における測定位置に関するデータを使ってz方向における吸引コーン107の位置の画像表現を作り、それが使用者のためにディスプレイ203/204で提示され、これについて図4を参照しながらさらに説明する。
次に、吸引コーン107は典型的に、患者の眼101と共にz方向に上方に移動される。吸引コーン107がz方向に上方へと移動しているときに到達するかもしれない多くの閾値位置がある。手術システム200は、各閾値位置に到達したことを測定し、閾値マーカ等の関連情報を画像表現300上に提示してもよい。提示はリアルタイムであってもよい。
具体的に、吸引コーン107が眼と共に上方に移動すると、それは位置302に到達し、そこでは眼101との接触は低いと考えられる。この位置が測定装置201を介して測定されると、ディスプレイ203/204は、吸引コーン107が眼101との低接触位置、すなわち“EC Low”にあることを示す。この閾値位置における吸引コーン107の概略図が図3Aに示されている。
次に、吸引コーン107は引き続きz方向に上方に、測定装置201が、吸引コーン107が眼との高接触位置303、すなわち“EC High”303に到達したことを測定するまで移動し、その位置も提示される。この閾値位置における吸引コーン107の概略図が図3Bに示されている。第二の真空106が自動的に、又は使用者がそれを作動させることによってオンにされ、吸引コーン107は、第一の真空105からの吸引によって眼101にすでに吸引されている吸引リング103に吸引することによって眼101にしっかりと付着する。吸引コーン107が位置303に到達し、第二の真空106が始動されると、角膜の圧平が起こる。その後、吸引コーン107は引き続き、その範囲内でのz方向の何れの位置も容認可能な位置であるため直線ではなく影付き領域として示されている位置304内で上方に移動してもよい。位置304は理想作業領域と呼ばれ、そこでは圧平のための十分な圧力が眼101にかかるが、眼を圧搾するほどの圧力はかからない。吸引コーン107が理想作業領域位置304内で引き続き上方に移動する間に、z方向における吸引コーン107の位置が使用者に対してリアルタイムで提示されてもよい。吸引コーン107がz方向に理想作業領域位置304を越えて移動すると、高すぎる圧力によって眼101が圧搾される危険性がある。したがって、z方向停止限界と呼ばれる閾値限界位置305がz方向の中で画定される。この閾値位置における吸引コーン107の概略図が図3Cに示されている。測定装置201が、吸引コーン107がこの位置305に到達したと測定すると、これも、しばしばリアルタイムで提示される。使用者又はシステムは、z方向へのそれ以上の上方への移動をすべて停止すべきである。特にプロセッサ202が制御装置108に接続されている場合、システム200はさらに、z方向への上方へのそれ以上の移動を防止してもよい。吸引コーン107がz方向停止限界位置305に到達したときにだけそれ以上の上方への移動を停止する代わりに、システムはまた、理想作業領域304内の画定された位置に吸引コーン107を静止したまま自動的に保持するように構成されてもよい。
図4は、図3に示されるようなフェムトセカンドレーザ眼科手術における眼101へのドッキング中の吸引コーン107の位置を示す画像表現の例示的スクリーン表示400である。図のように、スクリーン表示400は、吸引コーン107の画像表現401のほか、閾値位置302から305に対応する画像閾値マーカ403から406を提供する。吸引コーン107がドッキング中にz方向に上又は下に移動されると、吸引コーンの画像表現401は、対応する画像閾値マーカを介して実際の吸引コーン107が閾値位置に到達したことを示す。吸引コーン107が眼101との低接触の閾値位置302、“EC Low”に到達すると、ディスプレイ400は吸引コーンが閾値マーカ403にある画像表現401を示す。吸引コーン107が眼101との高接触閾値位置303、“EC High”に到達すると、ディスプレイ400は閾値マーカ404における吸引コーンの画像表現401を示す。この閾値位置において、吸引コーン107は理想作業領域304に到達しており、第二の真空106が始動されて角膜の圧平のための吸引を行う。吸引コーン107が理想作業領域304内に留まっている間、ディスプレイ400は閾値マーカ406内の吸引コーンの画像表現401を示す。吸引コーン107がz方向停止限界閾値位置305に到達すると、ディスプレイ400は閾値マーカ405における吸引コーンの画像表現401を示す。それに加えて、点滅ランプ、画像表現全部若しくはある構成要素の色の変化、又はディスプレイ400上のテキストメッセージ等の警告表示が行われてもよい。
画像表現401は、2つ以上の閾値マーカ403〜406を同時に提示してもよい。例えば、それは、図4に示されているように、すべての閾値マーカ403〜406を同時に提示してもよい。しかしながら、画像表現401はまた、吸引コーンの測定位置に最も近い閾値マーカ等、1つの閾値マーカだけを提示してもよい。画像表現401はまた、閾値マーカ403〜406の一部のみを同時に表示してもよい。例えば、それは直近に通過した閾値マーカと次に接近している閾値マーカを提示しても、又はそれは測定位置に最も近い閾値マーカと、z方向停止位置に対応する閾値マーカ405等、他の重要な閾値マーカを提示してもよい。すべての閾値マーカが同時に表示されない場合、表示されるもののうちの1つ又は複数は、手術中、吸引コーンがz方向に移動する間に経時的に変化してもよい。
測定装置201で行われた測定はまた、フェムトセカンドレーザ眼科手術における眼へのドッキング中のz方向の吸引コーンの位置を示す、図5に示されているもののようなヒストグラム500を構成するために使用されてもよい。このようなヒストグラムを構成するために、測定位置に関するデータが記録され、それによってヒストグラムはz方向への吸引コーン107の経時的な移動を示す。ヒストグラムは、リアルタイムで更新されても、治療終了時の静的ヒストグラムとして示されてもよい。
測定装置201により測定された位置は、角膜へのドッキング中のz方向における吸引コーン107の位置を提示するために使用されることに加えて、ドッキング中の角膜の湾曲した界面と、角膜の圧平の開始及びその程度を特定するために使用されてもよい。この情報はまた、リアルタイムで提示されてもよい。
次に図6を参照すると、フェムトセカンドレーザ眼科手術におけるドッキング中の角膜の圧平600が示されている。図のように、患者の眼101との初期接触の後、吸引コーン107がz方向に上方に移動する間に、吸引コーンがz方向に上方に移動するにつれて角膜の形状が変化し、より大きな圧力を眼にかける。眼が吸引コーン107と接触していないときは、角膜変形はなく、何れの画像表現も角膜変形がない状態の眼101を示す601。吸引コーン107が眼101と共に上方に移動すると、最小の角膜変形が生じたときに圧平が始まり602、これも提示されてもよい。完全な圧平が起こり603、角膜がフェムトセカンドレーザ治療を開始するのに十分に平坦となると、これも提示されてよい。図6に示されるように圧平の画像表現を提示する代替案として、ディスプレイはその代わりに、圧平が開始したという表示や完全な圧平が起こったという表示等、圧平の程度の別の表示を提示してもよい。
測定装置201により測定された吸引コーン107の位置はまた、プロセッサ202により、眼に関する他の情報を計算するために使用されてもよく、これは画像表現又はグラフの中で提示されてもよい。例えば、図7の例示的なディスプレイは、ドッキング中の吸引コーン107のz方向における位置に応じた、眼101にかかる負荷の画像表現700を示す。ドッキング中のz方向における吸引コーン107の位置の画像表現を提示することに加えて、測定装置201により測定された位置はまた、リアルタイムを含め、何れかの時点における眼101にかかる吸引コーン107からの眼101への負荷量701を特定するためにも使用されてよい。例えば、この負荷はグラム又は他の負荷単位で測定されてもよく、又はそれは、例えば色によって、容認可能、容認不能に近付きつつある、又は容認不能等の単純に相対的な量として、又は図8のそれのような棒グラフとして描かれてもよい。図7に示されるように、眼101との初期接触の後、吸引コーン107がz方向に上方に移動する間に、吸引コーン107のz方向位置の測定値は負荷量701に変換されてもよい。
次に図9を参照すると、本明細書に記載されているようにフェムトセカンドレーザ眼科手術においてドッキングする方法900がフローチャートとして示されている。方法900は、上述のシステム及び装置と共に使用されてもよい。
方法900は、吸引コーンが確実にフェムトセカンドレーザ眼科手術のための理想作業領域内にあるようにするために使用されてもよい。方法900に記載されている特定の動作は任意選択的であってもよく、又は本開示のシステム及び装置を使ったフェムトセカンドレーザ眼科手術の変形の中で配置しなおされてもよい。
方法900は、ステップ901で、吸引コーンを患者の眼の上方に位置付けることによって開始されてもよい。ステップ902で、吸引コーンは制御装置を使って、それが患者の眼と接触するまでz方向において下方に移動されてもよい。
ステップ903で、測定装置は吸引コーンの位置を測定し、位置に関する情報をディスプレイ上に提示し、それによって使用者は、吸引コーンが患者の眼と接触したか否かを検出してもよい。眼と接触した場合、方法はステップ904に進む。まだ眼と接触していない場合は、眼と接触するまでステップ902が続けられる。
眼と接触すると、ステップ904で、吸引コーンは制御装置を使って患者の眼と共にz方向の上方に移動される。ステップ905で、測定装置はz方向の吸引コーンの位置を測定する。ステップ906で、測定装置は測定位置に関するデータをプロセッサに送信し、これはそのデータを使ってデータに基づく画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを作り、それがディスプレイ上で、任意選択によりリアルタイムで表示される。画像表現はまた、1つ又は複数の閾値マーカも提示し、これらの閾値マーカに関するドッキングコーンの位置を示してもよい。閾値マーカは、眼との低接触閾値位置、眼との高接触閾値位置、理想作業領域閾値位置、及びz方向停止限界閾値位置のうちの少なくとも1つに対応する閾値マーカを含んでもよい。
ステップ907で吸引コーンが眼との高接触閾値位置に到達したら、ステップ908で第二の真空によって吸引がかけられ、患者の角膜の圧平が始まる。この程度にまだ到達していない場合、眼との高接触閾値位置に到達するまでステップ904〜906が繰り返される。圧平が始まると、ステップ909で、吸引コーンは、それがz方向停止限界閾値位置に到達するまで、理想作業領域内でz方向に上方に移動されてもよい。ステップ910で、吸引コーンがz方向停止限界閾値位置に到達すると、ステップ911で、吸引コーンのz方向のそれ以上の上方移動はすべて停止される。
吸引コーンの位置の測定に加えて、測定装置はまた、眼の、又は他の参照点の位置も測定してよい。これらの位置に関するデータはまた、データに基づく画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを提示するために使用されてもよい。
上で開示した主旨は、限定的ではなく例示的と考えられるものとし、付属の特許請求の範囲は、本開示の実際の趣旨と範囲に含まれる変更、改良、及びその他の実施形態のすべてをカバーすることが意図される。それゆえ、法により可能な最大限まで、本開示の範囲は以下の特許請求の範囲及びその等価物を可能な限り最も広く解釈することによって特定され、上述の詳細な説明により制限又は限定されないものとする。

Claims (20)

  1. フェムトセカンドレーザ眼科手術のためのシステムであって、
    吸引コーンと、
    前記吸引コーンをz方向に上下に移動させるように動作可能な制御装置と、
    前記吸引コーンの前記z方向における位置を測定して、測定位置に関するデータを生成するように動作可能な測定装置と、
    前記吸引コーンの前記測定位置に関するデータを処理して、前記吸引コーンの前記z方向における前記位置に基づいて画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを作るように動作可能なプロセッサと、
    前記プロセッサから送信されたときに前記画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを受信して、フェムトセカンドレーザ眼科手術中に前記画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを提示するように動作可能なディスプレイと、
    を含むシステム。
  2. 前記測定装置は光バリア、スイッチ、距離測定装置、又はそれらの組合せを含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ディスプレイはスクリーン、ヘッドアップディスプレイ、又はそれらの組合せを含む、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記プロセッサはリアルタイムで前記画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを作るように動作可能であり、前記ディスプレイはこれらを提示するように動作可能である、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記プロセッサは、前記測定位置に関する情報データを処理して、前記吸引コーンの前記z方向における前記位置に基づいて画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフのうちの少なくとも2つを作るように動作可能であり、前記ディスプレイは前記画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフのうちの少なくとも2つを同時に表示するように動作可能である、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記ディスプレイは、前記吸引コーンの前記z方向における少なくとも1つの閾値位置に対応する閾値マーカを含む画像表現を提示する、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記少なくとも1つの閾値位置は休止閾値位置、低接触閾値位置、高接触閾値位置、理想作業領域閾値位置、及びz方向停止限界閾値位置を含む、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記ディスプレイは、前記閾値位置のすべてに対応する閾値マーカを含む画像表現を提示する、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記ディスプレイは、前記吸引コーンが前記z方向停止閾値位置に到達したときに警告表示を提示する、請求項7に記載のシステム。
  10. 前記プロセッサはさらに、前記吸引コーンが前記z方向停止閾値位置に到達したことを特定し、前記吸引コーンが前記z方向停止閾値位置に到達したら前記吸引コーンの前記z方向におけるそれ以上の上方移動を停止させるように動作可能である、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記プロセッサはさらに、眼の圧平の画像表現を作るように動作可能であり、前記ディスプレイはさらに、眼の圧平の画像表現を提示するように動作可能である、請求項1に記載のシステム。
  12. 前記システムはさらに、前記吸引コーンの経時的な前記測定位置を記録するように動作可能であり、前記プロセッサはさらに、前記吸引コーンの経時的な前記測定位置のヒストグラムを作るように動作可能であり、前記ディスプレイはさらに前記吸引コーンの経時的な前記測定位置のヒストグラムを提示するように動作可能である、請求項1に記載のシステム。
  13. 前記プロセッサはさらに、前記吸引コーンの前記測定位置に応じた眼にかかる負荷を表す画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを作るように動作可能である、請求項1に記載のシステム。
  14. フェムトセカンドレーザ眼科手術において吸引コーンをドッキングする方法であって、
    測定装置を使って前記吸引コーンのz方向における位置を測定するステップと、
    前記測定装置を使って前記吸引コーンの測定位置に関するデータを生成するステップと、
    プロセッサで前記吸引コーンの前記測定位置に関する前記データを処理し、前記吸引コーンの前記z方向における前記位置の画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを作るステップと、
    前記画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを前記プロセッサから、前記画像表現、ヒストグラム、又はその他のグラフを提示するディスプレイへと送信するステップと、を含む方法。
  15. 前記吸引コーンの前記z方向における前記位置は、前記吸引コーンの前記z方向における少なくとも1つの閾値位置において測定されてもよい、請求項14に記載の方法。
  16. 前記少なくとも1つの閾値位置は休止閾値位置、低接触閾値位置、高接触閾値位置、理想作業領域閾値位置、及びz方向停止限界閾値位置を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記ディスプレイは、前記吸引コーンが前記z方向停止閾値位置に到達したときに警告表示を提示する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記吸引コーンの前記z方向における上方移動は、前記吸引コーンが前記z方向閾値位置に到達したときに停止される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記吸引コーンは経時的に位置を変化させ、前記プロセッサはさらに、前記吸引コーンの経時的な前記測定位置に関するデータを処理して、前記吸引コーンの経時的な前記測定位置のヒストグラムを生成し、前記ディスプレイは前記ヒストグラムを表示する、請求項14に記載の方法。
  20. 前記プロセッサは前記吸引コーンの前記測定位置に関するデータを使用して、眼にかかる前記吸引コーンの負荷を特定し、この負荷を表すグラフを作り、それが前記ディスプレイに送信され、前記ディスプレイによって提示される、請求項14に記載の方法。
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