JP2019514274A - 5gフレキシブル無線アクセス技術におけるスタンドアロンl2処理および制御アーキテクチャ - Google Patents

5gフレキシブル無線アクセス技術におけるスタンドアロンl2処理および制御アーキテクチャ Download PDF

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Abstract

ワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)および対応する方法が開示される。WTRUは、ワイヤレス通信ネットワークと通信しており、WTRUは、メモリと、受信機であって、少なくとも、構成を受信するように構成され、構成は、WTRUの1つまたは複数の送信モード(TM)についての1つまたは複数の特性を含む、受信機と、プロセッサであって、少なくとも、アップリンクデータユニットの送信用に1つまたは複数のTMのうちの少なくとも1つのTMを、1つまたは複数のデータ転送要件および1つまたは複数のTM特性に基づいて動的に選択し、少なくとも1つのTMに関連付けられた少なくとも1つのトランスポートチャネルを識別し、アップリンクデータユニットを少なくとも1つのトランスポートチャネルにマッピングするように構成されたプロセッサと、送信機であって、少なくとも、アップリンクデータユニットの送信をワイヤレス通信ネットワークの1つまたは複数のデバイスに送るように構成された送信機とを備える。

Description

ワイヤレス送信/受信ユニット、およびワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレス送信/受信ユニットによって実行される方法に関する。
関連出願の相互参照
本出願は、その内容の全てがあらゆる目的で本明細書に完全に記載されているかのように参照により本明細書に組み込まれる、2016年3月30日に出願された米国特許仮出願第62/315,165号明細書の利益を主張する。
移動体通信は継続的に進化しており、既に第5世代すなわち5Gの入口に差し掛かっている。以前の世代と同様に、新しいユースケースが新しいシステムの要件の設定に大きく寄与している。5Gエアインターフェースは、改善された広帯域性能(IBB)、産業制御および通信(industrial control and communications:ICC)、車両アプリケーション(V2X、V2V)ならびに/または大規模マシンタイプ通信(mMTC)を可能にし得ることが期待される。
5Gネットワークの配備は、スタンドアロンシステムを含むことができ、ならびに/または、例えば既存の配備および/もしくは既存の技術(例えば、LTEおよび/もしくはその進化型など)と組み合わせた段階的手法を含むことができる。既存の技術との組み合わせは、無線アクセスネットワークコンポーネントおよび/またはコアネットワークコンポーネントを含むことができる。段階的手法を使用する初期の配備では、既存のLTEシステムの傘下で5Gシステムが配備され得ることが期待される。このLTE支援された配備シナリオにおいて、LTEネットワークは、LTEへ/からのモビリティなどの基本的セルラ機能、およびコアネットワーク機能などを提供することができる。商用の5G配備がさらに利用可能になるにつれて、5Gシステムが独立し、おそらくLTEに依存しないように配備が進化できることが予想され得る。この5Gの第2段階は、おそらくは厳しい信頼性および/またはレイテンシ要件を有する、新しい(例えば従来定義されていない)ユースケースを対象とすることが期待され得る。
5Gプロトコルスタックの機能性が提供されることができる。プロトコルスタックの機能は、ヘッダ圧縮、セキュリティ、完全性保護、暗号化、セグメンテーション、連結、(逆)多重化、自動再送要求(ARQ)、スペクトル動作モード(spectrum operating mode:SOM)へのマッピング、変調および/もしくは符号化、ハイブリッドARQ(HARQ)、ならびに/またはアンテナ/物理チャネルへのマッピングのうちの1つまたは複数を含むことができる。ワイヤレス送信および受信デバイス(WTRU)は、(例えば単一の)HARQエンティティおよび/または1つもしくは複数もしくは多数のSOMを用いて構成されてよい。WTRUは、SOMをまたいで受信されたHARQ信号を管理するための(例えば単一の)HARQバッファを有することができる。WTRUは、SOMにわたって様々な種類のトラフィックを送信/受信するように構成され得る。WTRUは、1つまたは複数または各々の構成されたSOMについて少なくとも1つのHARQエンティティを用いて構成され得る。論理チャネル(LCH)がSOMのいずれかに対して割り当てられ得る。
論理チャネルは、レイテンシ要件に基づいて一緒に多重化され得る。LCHのSOMに対するマッピングは、SOM能力および/またはLCH要件に基づくことができる。WTRUは、予め定義されたルールに基づいてマッピングを決定することができる。マッピングは、様々なタイプのトラフィックおよび/またはSOM能力の要件に基づくことができる。無線ベアラが1つまたは複数のSOMに対してマッピングされ得る。WTRUは、おそらく例えば1つまたは複数または各々の無線ベアラについて、それが使用し得るSOMのセットを用いて構成され得る。WTRUは、おそらく例えば、無線状態、バッファステータス、および/または他のパラメータに基づいて、使用するSOMを動的に決定することができる。LCHの不適合な多重化は、(例えば単一の)トランスポートブロック(TB)(例えば、データの比によって限定される)、および/または同じ物理層(PHY)へマッピングされた1つもしくは複数もしくは多数のTBを使用することに基づいて、低減および/または回避され得る。トラフィックは、おそらく例えばレイテンシ要件に基づいて、優先順位付けされ得る。
ワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)は、ワイヤレス通信ネットワークと通信していてもよい。WTRUは、メモリを備えることができる。WTRUは、受信機を備えることができる。受信機は、構成を受信するように構成され得る。構成は、WTRUの1つまたは複数の送信モード(TM)についての1つまたは複数の特性を含むことができる。WTRUは、プロセッサを備えることができる。プロセッサは、アップリンクデータユニットの送信用に1つまたは複数のTMのうちの少なくとも1つのTMを動的に選択するように構成され得る。動的選択は、1つもしくは複数のデータ転送要件および/または1つもしくは複数のTM特性に基づくことができる。プロセッサは、少なくとも1つのTMに関連付けられた少なくとも1つのトランスポートチャネルを識別するように構成され得る。プロセッサは、アップリンクデータユニットを少なくとも1つのトランスポートチャネルにマッピングするように構成され得る。WTRUは、送信機を備えることができる。送信機は、少なくとも、アップリンクデータユニットの送信をワイヤレス通信ネットワークの1つまたは複数のデバイスに送るように構成され得る。
例示的な通信システムのシステム図である。 図1Aに示されている通信システム内で使用され得る例示的なワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)のシステム図である。 図1Aに示されている通信システム内で使用され得る例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークのシステム図である。 図1Aに示されている通信システム内で使用され得る別の例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークのシステム図である。 図1Aに示されている通信システム内で使用され得る別の例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークのシステム図である。 例示的なLTEユーザプレーンプロトコルスタックを示す図である。 例示的なLTE媒体アクセス制御(MAC)アーキテクチャを示す図である。 例示的なシステム帯域幅を示す図である。 異なるサブキャリアが異なる動作モード(「SOM」)に少なくとも概念的に割り当てられ得る、例示的なスペクトル割り当てを示す図である。 時分割複信(TDD)の例示的なタイミング関係を示す図である。 周波数分割複信(FDD)の例示的なタイミング関係を示す図である。 LTEにより支援されたおよび/または支援されていない例示的な配備を示す図である。 高レベルでの5Gプロトコルスタックの例示的な機能性を示す図である。 論理チャネル(LCH)とSOMとの間の例示的な高レベルマッピングを示す図である。 完全なプロトコルスタックのコンテキスト、および/またはプロトコルスタックの全機能のコンテキストにおいて、WTRU技法ごとの例示的な(例えば単一の)HARQエンティティを示す図である。 LCHとSOMとの間の例示的な高レベルマッピングを示す図である。 完全なプロトコルスタックのコンテキスト、および/またはプロトコルスタックの全機能のコンテキストにおいて、SOM技法ごとの例示的な(例えば単一の)HARQエンティティを示す図である。 LCHとSOMとの間の例示的な高レベルマッピングを示す図である。 完全なプロトコルスタックのコンテキスト、例えば、プロトコルスタックの全機能のコンテキストにおいて、SOM技法ごとの例示的な(例えば単一の)HARQエンティティを示す図である。 データユニットのQoS要件を満たし得るTrCHに対してデータユニットを動的にマッチングするWTRUコントローラの例を示す図である。
次に、例示的実施形態の詳細な説明が様々な図を参照して説明される。この説明は、可能な実装形態の詳細な例を提供するが、これらの詳細は例であることが意図され、本出願の範囲を何ら限定しないことに留意されたい。
図1Aは、1つまたは複数の開示されている実施形態が実装され得る例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、映像、メッセージング、放送などのコンテンツを複数のワイヤレスユーザに提供する多元接続システムであり得る。通信システム100は、複数のワイヤレスユーザが、ワイヤレス帯域幅を含むシステムリソースの共有によってそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にすることができる。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、および/またはシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)などの1つまたは複数のチャネルアクセス方法を利用することができる。
図1Aに示されるように、通信システム100は、ワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、および/または102d(これらは全体的または集合的にWTRU102と呼ばれることがある)、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105、コアネットワーク106/107/109、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、ならびにその他のネットワーク112を含むことができるが、開示されている実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図することが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、ワイヤレス環境において動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスとし得る。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、ワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されてよく、ユーザ機器(WTRU)、移動局、固定もしくは移動体加入者ユニット、ページャ、セルラ電話機、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、および/または家庭用電化製品などを含み得る。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bを含むこともできる。基地局114a、114bのそれぞれは、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つとワイヤレスでインターフェースをとって、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、および/またはネットワーク112などの1つまたは複数の通信ネットワークに対するアクセスを促進するように構成された任意のタイプのデバイスとし得る。例として、基地局114a、114bは、無線基地局(BTS)、Node−B、eNode B、ホームNode B、ホームeNode B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、および/またはワイヤレスルータなどであり得る。基地局114a、114bはそれぞれ単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含み得ることが理解されよう。
基地局114aは、RAN103/104/105の一部であってよく、RAN103/104/105は、他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)、例えば、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなども含み得る。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれることがある特定の地理的領域内でワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成され得る。セルは、さらにセルセクタに分割され得る。例えば、基地局114aに関連付けられたセルが3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバ、例えば、セルの各セクタに対して1つのトランシーバを含むことができる。別の実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を採用することができ、したがって、セルの各セクタに対して複数のトランシーバを利用することができる。
基地局114a、114bは、任意の適切なワイヤレス通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)とし得るエアインターフェース115/116/117を介して、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信することができる。エアインターフェース115/116/117は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立され得る。
より具体的には、上記されたように、通信システム100は、多元接続システムとしてよく、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、および/またはSC−FDMAなどの1つまたは複数のチャネルアクセス方式を利用してよい。例えば、RAN103/104/105内の基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA)を使用してエアインターフェース115/116/117を確立することができるユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含み得る。
別の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を使用してエアインターフェース115/116/117を確立することができる進化型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)などの無線技術を実装することができる。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(例えば、マイクロ波アクセス用世界的相互運用(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、Interim Standard 2000(IS−2000)、Interim Standard 95(IS−95)、Interim Standard 856(IS−856)、移動体通信用グローバルシステム(GSM)、GSM進化型高速データレート(EDGE)、および/またはGSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装することができる。
図1Aにおける基地局114bは、例えば、ワイヤレスルータ、ホームNode B、ホームeNode B、またはアクセスポイントであってよく、事業所、家庭、車両、および/またはキャンパスなどの局所的エリアにおいてワイヤレス接続性を促進するために任意の適切なRATを利用してよい。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するためにIEEE802.11などの無線技術を実装することができる。別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するためにIEEE802.15などの無線技術を実装することができる。さらに別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するために、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用することができる。図1Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110に対する直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106/107/109を介してインターネット110にアクセスするように使用されなくてよい。
RAN103/104/105は、コアネットワーク106/107/109と通信していてもよく、コアネットワーク106/107/109は、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に対して音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)サービスを提供するように構成された任意のタイプのネットワークとし得る。例えば、コアネットワーク106/107/109は、呼制御、課金サービス、移動体位置ベースのサービス、プリペイド通話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供することができ、および/またはユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実行することができる。図1Aには示されていないが、RAN103/104/105および/またはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105と同じRATまたは異なるRATを利用する他のRANと直接的または間接的に通信していてもよいことが理解されよう。例えば、E−UTRA無線技術を利用中であり得るRAN103/104/105に接続されることに加えて、コアネットワーク106/107/109は、GSM無線技術を利用している別のRAN(図示せず)とも通信していてもよい。
コアネットワーク106/107/109は、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして働くこともできる。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートにおける送信制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、インターネットプロトコル(IP)などの一般的通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスのグローバルシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される有線またはワイヤレス通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105と同じRATまたは異なるRATを利用し得る1つまたは複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数は、マルチモード能力を含んでよく、例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なるワイヤレスリンクを介して異なるワイヤレスネットワークと通信するための複数のトランシーバを含むことができる。例えば、図1Aに示されているWTRU102cは、セルラベースの無線技術を利用できる基地局114a、およびIEEE802無線技術を利用できる基地局114bと通信するように構成され得る。
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bに示されるように、WTRU102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取り外し不能メモリ130、取り外し可能メモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および他の周辺機器138を含むことができる。WTRU102は、実施形態と一致したままで、上述の要素の任意の部分的組み合わせを含み得ることが理解されよう。また、実施形態は、基地局114aおよび114b、ならびに/または基地局114aおよび114bが表し得るノード、例えば、以下に限定されないが、とりわけ、基地局トランシーバ(BTS)、Node−B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームnode−B、進化型ホームnode−B(eNodeB)、ホーム進化型node−B(HeNB)、ホーム進化型node−Bゲートウェイ、およびプロキシノードなどが、図1Bに示されまた本明細書に説明される要素の1つまたは複数を含み得ることを企図する。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、および/または状態機械などであり得る。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/または、WTRU102がワイヤレス環境で動作することを可能にする任意の他の機能性を実行し得る。プロセッサ118はトランシーバ120に結合されることができ、トランシーバ120は送信/受信要素122に結合されることができる。図1Bではプロセッサ118とトランシーバ120を別々のコンポーネントとして示しているが、プロセッサ118とトランシーバ120が電子的パッケージまたはチップに一緒に統合され得ることは理解されよう。
送信/受信要素122は、エアインターフェース115/116/117を介して基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するまたは基地局から信号を受信するように構成され得る。例えば、一実施形態では、送信/受信要素122は、無線周波数(RF)信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。別の実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR信号、UV信号、または可視光信号を送信および/または受信するように構成されたエミッタ/検出器とすることができる。さらに別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号と光信号の両方を送信および受信するように構成され得る。送信/受信要素122は、ワイヤレス信号の任意の組み合わせを送信および/または受信するように構成され得ることが理解されよう。
加えて、図1では送信/受信要素122は単一の要素として示されているが、WTRU102は任意の数の送信/受信要素122を含むことができる。より具体的には、WTRU102はMIMO技術を利用してよい。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース115/116/117を介してワイヤレス信号を送信および受信するために2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
トランシーバ120は、送信/受信要素122によって送信されることになる信号を変調し、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成され得る。上記されたように、WTRU102はマルチモード能力を有することができる。したがって、トランシーバ120は、WTRU102が例えばUTRAおよびIEEE802.11などの複数のRATを介して通信することを可能にするために複数のトランシーバを含み得る。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)ディスプレイユニットまたは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合されることができ、それらからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力することもできる。加えて、プロセッサ118は、取り外し不能メモリ130および/または取り外し可能メモリ132などの任意のタイプの適切なメモリの情報にアクセスし、そのようなメモリにデータを記憶することができる。取り外し不能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または他の任意のタイプのメモリストレージデバイスを含み得る。取り外し可能メモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、および/またはセキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含み得る。他の実施形態では、プロセッサ118は、WTRU102上に物理的に配置されていないサーバ上またはホームコンピュータ(図示せず)上などのメモリの情報にアクセスし、そのようなメモリにデータを記憶することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU102における他のコンポーネントに電力を供給し、および/またはそれらのコンポーネントに対する電力を制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の適切なデバイスとし得る。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、および/または燃料電池などを含み得る。
プロセッサ118は、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成され得るGPSチップセット136に結合されてもよい。GPSチップセット136からの情報に加えてまたは代えて、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース115/116/117を介して位置情報を受信し、および/または近くの2つ以上の基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、その位置を決定してもよい。WTRU102は、実施形態と一致したままで、任意の適切な位置決定方法によって位置情報を取得し得ることが理解されよう。
プロセッサ118は、他の周辺機器138にさらに結合されてよく、その周辺機器138は、追加的な特徴、機能性、および/または有線もしくはワイヤレス接続性を提供する1つまたは複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含み得る。例えば、周辺機器138は、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、(写真またはビデオ用)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、および/またはインターネットブラウザなどを含み得る。
図1Cは、実施形態によるRAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。上記されたように、RAN103は、UTRA無線技術を利用して、エアインターフェース115を介してWTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN103はまた、コアネットワーク106と通信していてもよい。図1Cに示されるように、RAN103は、Node−B140a、140b、140cを含むことができ、Node−B140a、140b、140cはそれぞれ、エアインターフェース115を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを含むことができる。Node−B140a、140b、140cは、それぞれがRAN103内の特定のセル(図示せず)に関連付けられ得る。RAN103は、RNC142a、142bを含むこともできる。RAN103は、実施形態と一致したままで、任意の数のNode−BおよびRNCを含み得ることが理解されよう。
図1Cに示されるように、Node−B140a、140bはRNC142aと通信していてもよい。加えて、Node−B140cはRNC142bと通信していてもよい。Node−B140a、140b、140cは、Iubインターフェースを介して対応するRNC142a、142bと通信することができる。RNC142a、142bは、Iurインターフェースを介して互いに通信していてもよい。RNC142a、142bのそれぞれは、それが接続された対応するNode−B140a、140b、140cを制御するように構成され得る。加えて、RNC142a、142bのそれぞれは、外側ループ電力制御、負荷制御、受け付け制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、および/またはデータ暗号化など、他の機能性を実行またはサポートするように構成され得る。
図1Cに示されているコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(MGW)144、移動交換局(MSC)146、サービング汎用パーセント無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)148、および/またはゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)150を含むことができる。上記の要素のそれぞれはコアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のうちの任意の要素が、コアネットワーク運用者以外のエンティティによって所有および/または運用され得ることは理解されよう。
RAN103におけるRNC142aは、IuCSインターフェースを介してコアネットワーク106におけるMSC146に接続され得る。MSC146はMGW144に接続され得る。MSC146およびMGW144は、WTRU102a、102b、102cにPSTN108などの回線交換ネットワークに対するアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cと陸線通信デバイスとの間の通信を促進することができる。
RAN103におけるRNC142aは、IuPSインターフェースを介してコアネットワーク106におけるSGSN148にも接続され得る。SGSN148はGGSN150に接続され得る。SGSN148およびGGSN150は、WTRU102a、102b、102cにインターネット110などのパケット交換ネットワークに対するアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を促進することができる。
上記されたように、コアネットワーク106は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される他の有線またはワイヤレスネットワークを含み得るネットワーク112にも接続され得る。
図1Dは、実施形態によるRAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。上記されたように、RAN104は、E−UTRA無線技術を利用して、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN103はまた、コアネットワーク106と通信することもできる。
RAN104はeNode−B160a、160b、160cを含むことができるが、RAN104は、実施形態と一致したままで、任意の数のeNode−Bを含み得ることが理解されよう。eNode−B160a、160b、160cはそれぞれ、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを含むことができる。一実施形態では、eNode−B160a、160b、160cは、MIMO技術を実装することができる。したがって、eNode−B160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aにワイヤレス信号を送信すること、およびWTRU102aからワイヤレス信号を受信することができる。
eNode−B160a、160b、160cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連付けられることが可能であり、無線リソース管理判断、ハンドオーバ判断、ならびに/またはアップリンクおよび/もしくはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリングなどを扱うように構成され得る。図1Dに示されるように、eNode−B160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信することができる。
図1Dに示されているコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(MME)162、サービングゲートウェイ164、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ166を含むことができる。上記の要素のそれぞれはコアネットワーク107の一部として示されているが、これらの要素のうちの任意の要素が、コアネットワーク運用者以外のエンティティによって所有および/または運用され得ることは理解されよう。
MME162は、S1インターフェースを介してRAN104におけるeNode−B160a、160b、160cのそれぞれに接続されることが可能であり、制御ノードとして働くことができる。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、および/またはWTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどを担うことができる。また、MME162は、RAN104と、GSMまたはWCDMAなど他の無線技術を利用するRAN(図示せず)との間で切り替えるための制御プレーン機能を提供することができる。
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェースを介してRAN104におけるeNode−B160a、160b、160cのそれぞれに接続され得る。サービングゲートウェイ164は、一般に、WTRU102a、102b、102cへ/からユーザデータパケットをルーティングおよび転送することができる。また、サービングゲートウェイ164は、eNode B間ハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカリングすること、WTRU102a、102b、102cにダウンリンクデータが利用可能であるときにページングをトリガすること、ならびに/またはWTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理および記憶することなど、他の機能を実行することもできる。
また、サービングゲートウェイ164は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を促進するために、WTRU102a、102b、102cにインターネット110などのパケット交換ネットワークに対するアクセスを提供することができる、PDNゲートウェイ166に接続され得る。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を促進することもできる。例えば、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、102cにPSTN108などの回線交換ネットワークに対するアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cと陸線通信デバイスとの間の通信を促進することができる。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108との間のインターフェースとして働くIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含んでよく、またはそのようなIPゲートウェイと通信してもよい。加えて、コアネットワーク107は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される他の有線またはワイヤレスネットワークを含み得るネットワーク112に対するアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図1Eは、実施形態によるRAN105およびコアネットワーク109のシステム図を示す。RAN105は、IEEE802.16無線技術を利用してエアインターフェース117を介してWTRU102a、102b、102cと通信するアクセスサービスネットワーク(ASN)であり得る。さらに以下に論じられるように、WTRU102a、102b、102c、RAN105、およびコアネットワーク109の異なる機能エンティティの間の通信リンクが、基準ポイントとして定義され得る。
図1Eに示されるように、RAN105は基地局180a、180b、180cおよびASNゲートウェイを含むことができるが、RAN105は、実施形態と一致したままで、任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含み得ることが理解されよう。基地局180a、180b、180cは、それぞれがRAN105における特定のセル(図示せず)に関連付けられることが可能であり、それぞれエアインターフェース117を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバをそれぞれ含むことができる。一実施形態では、基地局180a、180b、180cはMIMO技術を実施することができる。したがって、基地局180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aにワイヤレス信号を送信すること、およびWTRU102aからワイヤレス信号を受信することができる。また、基地局180a、180b、180cは、ハンドオフのトリガ、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、および/またはサービス品質(QoS)ポリシー施行などのモビリティ管理機能を提供することができる。ASNゲートウェイ182は、トラフィック集約ポイントとして働くことができ、ページング、加入者プロファイルのキャッシング、および/またはコアネットワーク109へのルーティングなどを担うことができる。
WTRU102a、102b、102cとRAN105との間のエアインターフェース117は、IEEE802.16仕様を実装するR1基準ポイントとして定義され得る。加えて、WTRU102a、102b、102cのそれぞれは、コアネットワーク109との論理インターフェース(図示せず)を確立することができる。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク109との間の論理インターフェースは、認証、許可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティ管理のために使用され得るR2基準ポイントとして定義され得る。
基地局180a、180b、180cのそれぞれの間の通信リンクは、WTRUハンドオーバおよび基地局間のデータの転送を促進するためのプロトコルを含むR8基準ポイントとして定義され得る。基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182との間の通信リンクは、R6基準ポイントとして定義され得る。R6基準ポイントは、WTRU102a、102b、102cのそれぞれに関連付けられたモビリティイベントに基づいてモビリティ管理を促進するためのプロトコルを含んでよい。
図1Eに示されるように、RAN105はコアネットワーク109に接続され得る。RAN105とコアネットワーク109との間の通信リンクは、例えば、データ転送およびモビリティ管理能力を促進するためのプロトコルを含むR3基準ポイントとして定義され得る。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA)184、認証、許可、アカウンティング(AAA)サーバ186、およびゲートウェイ188を含むことができる。上記の要素のそれぞれはコアネットワーク109の一部として示されているが、これらの要素のうちの任意の要素が、コアネットワーク運用者以外のエンティティによって所有および/または運用され得ることは理解されよう。
MIP−HAは、IPアドレス管理を担うことができ、WTRU102a、102b、102cが、異なるASNおよび/または異なるコアネットワークの間でローミングすることを可能にすることができる。MIP−HA184は、WTRU102a、102b、102cにインターネット110などのパケット交換ネットワークに対するアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を促進することができる。AAAサーバ186は、ユーザ認証、およびユーザサービスをサポートすることを担うことができる。ゲートウェイ188は、他のネットワークとの網間接続を促進することができる。例えば、ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、および/または102cにPSTN108などの回線交換ネットワークに対するアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cと陸線通信デバイスとの間の通信を促進することができる。加えて、ゲートウェイ188は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される他の有線またはワイヤレスネットワークを含み得るネットワーク112に対するアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図1Eに示されていないが、RAN105は他のASNに接続されてもよく、コアネットワーク109は他のコアネットワークに接続されてもよいことが理解されよう。RAN105と他のASNとの間の通信リンクは、RAN105と他のASNとの間でWTRU102a、102b、102cのモビリティを調整するためのプロトコルを含むことができるR4基準ポイントとして定義され得る。コアネットワーク109と他のコアネットワークとの間の通信リンクは、ホームコアネットワークと訪問先コアネットワークとの間の網間接続を促進するためのプロトコルを含むことができるR5基準として定義され得る。
図1A〜図1E、および図1A〜図1Eの対応する説明に鑑みて、WTRU102a〜d、基地局114a〜b、Node B140a〜c、RNC142a〜b、MSC146、SGSN148、MGW144、GGSN150、eNode−B160a〜c、MME162、サービングゲートウェイ164、PDNゲートウェイ166、基地局180a〜c、ASNゲートウェイ182、AAA186、MIP−HA184、および/またはゲートウェイ188などのうちの1つまたは複数に関して、本明細書で説明されている機能の1つまたは複数または全てが、1つまたは複数のエミュレーションデバイス(図示せず)(例えば、本明細書で説明されている機能の1つまたは複数または全てをエミュレートするように構成された1つまたは複数のデバイス)によって行われ得る。
1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、1つまたは複数のモダリティにおいて1つまたは複数または全ての機能を実行するように構成され得る。例えば、1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、有線および/またはワイヤレス通信ネットワークの一部として完全または部分的に実装/配備されながら、1つまたは複数または全ての機能を実行してよい。1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、有線および/またはワイヤレス通信ネットワークの一部として一時的に実装/配備されながら、1つまたは複数または全ての機能を実行してよい。1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、有線および/またはワイヤレス通信ネットワークの一部として実装/配備されずに、(例えば、試験室における試験シナリオ、ならびに/または配備されていない(例えば試験の)有線および/もしくはワイヤレス通信ネットワーク、ならびに/または有線および/もしくはワイヤレス通信ネットワークの1つもしくは複数の配備されたコンポーネント上で実行される試験などにおいて、)1つまたは複数または全ての機能を実行してよい。1つまたは複数のエミュレーションデバイスはテスト機器であり得る。
限定ではなく例として、以下の頭字語の1つまたは複数が本明細書で参照され得る。
Δf サブキャリア間隔
5gFlex 5Gフレキシブル無線アクセス技術(5G Flexible Radio Access Technology)
5gNB 5GFlex NodeB
ACK 肯定応答
BLER ブロックエラー率
BTI 基本TI(1つまたは複数のシンボル期間の整数倍)
CB コンテンションベース(例えば、アクセス、チャネル、リソース)
CoMP 協調マルチポイント送信/受信
CP 巡回プレフィックス
CP−OFDM (巡回プレフィックスに依存する)従来のOFDM
CQI チャネル品質インジケータ
CN コアネットワーク(例えば、LTEパケットコア)
CRC 巡回冗長検査
CSI チャネル状態情報
CSG 限定加入者グループ
DC デュアル接続性
D2D デバイスツーデバイス送信(例えば、LTEサイドリンク)
DCI ダウンリンク制御情報
DL ダウンリンク
DM−RS 復調基準信号
DRB データ無線ベアラ
EPC 進化型パケットコア
FBMC フィルタされたバンドマルチキャリア(Filtered Band Multi-Carrier)
限定ではなく例として、以下の頭字語の1つまたは複数が本明細書において参照され得る。
FBMC/OQAM オフセット直交振幅変調を使用するFBMC技法
FDD 周波数分割複信
FDM 周波数分割多重化
HARQ ハイブリッド自動再送要求(ARQ)
ICC 産業制御および通信
ICIC セル間干渉除去
IP インターネットプロトコル
LAA ライセンス補助アクセス(License Assisted Access)
LBT リッスンビフォアトーク(Listen-Before-Talk)
LCH 論理チャネル
LCP 論理チャネル優先順位付け(Logical Channel Prioritization)
LLC 低レイテンシ通信(Low Latency Communications)
LTE (例えば、3GPP LTE R8以上の)ロングタームエボリューション
MAC 媒体アクセス制御
NACK 否定応答
MBB 大規模広帯域通信(Massive Broadband Communications)
MC マルチキャリア
MCS 変調および符号化方式
MIMO 多入力多出力
MTC マシンタイプ通信
NAS 非アクセス層
OFDM 直交周波数分割多重化
限定ではなく例として、以下の頭字語の1つまたは複数が本明細書で参照され得る。
OOB 帯域外(放射)
cmax 所与のTIにおける合計利用可能WTRU電力
PHY 物理層
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PDU プロトコルデータユニット
PER パケットエラー率
PL 経路損失(推定)
PLMN 公衆陸上移動網
PLR パケット損失率
PSS 一次同期信号
QoS (物理層の観点からの)サービス品質
QCI QoSクラス識別子
RAB 無線アクセスベアラ
RACH ランダムアクセスチャネル(または手順)
RF 無線フロントエンド
RNTI 無線ネットワーク識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 基準信号
RTT ラウンドトリップ時間
限定ではなく例として、以下の頭字語の1つまたは複数が本明細書で参照され得る。
SCMA シングルキャリア多元接続
SDU サービスデータユニット
SOM スペクトル動作モード
SS 同期信号
SSS 二次同期信号
SRB シグナリング無線ベアラ
SWG (自己完結型サブフレームにおける)スイッチングギャップ
TB トランスポートブロック
TBS トランスポートブロックサイズ
TDD 時分割複信
TDM 時分割多重化
TI 時間間隔(1つまたは複数のBTIの整数倍)
TTI 送信時間間隔(1つまたは複数のTIの整数倍)
TrCH トランスポートチャネル
TRP 送信/受信ポイント
TRx トランシーバ
UCI アップリンク制御情報(例えば、HARQフィードバック、CSI)
UFMC ユニバーサルフィルタマルチキャリア(Universal Filtered MultiCarrier)
UF−OFDM ユニバーサルフィルタOFDM(Universal Filtered OFDM)
UL アップリンク
URC 超高信頼通信(Ultra-Reliable Communications)
URLLC 超高信頼および低レイテンシ通信
V2V 車車間通信
V2X 車両通信
WLAN ワイヤレスローカルエリアネットワークおよび関係付けられた技術(IEEE802.xxドメイン)
図2は、例示的なLTEユーザプレーンプロトコルスタックを示す。図2に示されているLTEユーザプレーンのための無線プロトコルアーキテクチャは、PDCP、RLC MAC、および/または物理層(PHY)副層を含むことができる。1つまたは複数または各々の副層は、無線媒体を介してWTRUからeNBへ(および例えばその逆に)データを転送するために使用される機能のサブセットを担うことができる。
MAC副層は、トランスポートチャネル上の物理層へ/から送達されるトランスポートブロック(TB)内へ/からの1つまたは複数のまたは異なる論理チャネルに属するMACサービスデータユニット(SDU)の多重化/逆多重化、スケジューリング情報報告、HARQを介するエラー訂正、少なくとも1つのWTRUの論理チャネル間の優先処理、動的スケジューリングによるWTRU間の優先処理、MBMSサービス識別、トランスポートフォーマット選択、および/またはパディングを含むがこれらに限定されない、いくつかのサービスおよび/または機能を提供する。
図3は、例示的なLTE MACアーキテクチャを示す。図示されるように、様々な機能が互いに相互作用する。(アップリンクに対して指定される)論理チャネル優先順位付け、および/または多重化が、特定のTTIで送信されるデータのセット(MACプロトコルデータユニット(PDU))を決定および/または選択するために使用され得る。
ハイブリッドARQ(HARQ)機能性は、無線を介する高速再送信を制御することができる。HARQは、再送信が有用であるか否かを決定するために、物理層によって提供される高速肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックに依拠することができる。フィードバックの提供に関連付けられたLTEにおける固有の遅延(例えば、受信機がフィードバックをデコードおよび/または送信する場合がある)のため、1つまたは複数または多数の並列HARQプロセス(例えば、LTEにおいて最大8つ)が使用され得る。1つまたは複数または各々のHARQプロセスは、異なるMAC PDUを搬送することができ、ならびに/または送信および/もしくは再送信に関して独立して動作することができる。
LTEアップリンク上のHARQ再送信は、同期することができる。例えば、所与のMAC PDUの送信と再送信の間の固定された時間関係があり得る。LTEダウンリンク上で、HARQ動作は非同期、および/またはHARQプロセスIDは、ダウンリンクシグナリンググラントにおいて明示的にシグナリングされ得る。HARQ ACK/NACKは、関連付けられた送信に対して固定されたタイミング(例えば、4TT後)でWTRUによって送られ得る。
5Gフレキシブルエアインターフェースは、改善された広帯域性能(IBB)、産業制御および通信(ICC)、車両アプリケーション(V2X)ならびに/または大規模マシンタイプ通信(mMTC)を可能にするために提供され得る。5Gフレキシブルエアインターフェースは、超低送信レイテンシ(ultra-low transmission latency:LLC)に対するサポートを提供することができる。エアインターフェースレイテンシは、1msラウンドトリップ時間(RTT)と同じくらい短くてよく、および/または100μsと250μs(おそらく例えば250μs未満)との間のいずれかのTTIに対するサポートを提供することができる。5Gフレキシブルエアインターフェースは、対象となるが優先度が低い超低アクセスレイテンシ(例えば、初期システムアクセスから第1のユーザプレーンデータユニットの送信の完了までの時間)に対するサポートを提供することができる。5Gフレキシブルエアインターフェースは、10ms未満のエンドツーエンド(e2e)レイテンシに対するサポートを提供することができる。5Gフレキシブルエアインターフェースは、超高信頼送信(URC)に対するサポートを提供することができる。目標は、99.999%の送信成功および/またはサービス可用性とすることができる。
5Gフレキシブルエアインターフェースは、0〜500km/hの範囲の速度のモビリティに対するサポートを提供することができる。少なくともICおよび/またはV2Xは、10e−6未満のパケット損失率を有することができる。マシンタイプ通信(MTC)動作(狭帯域動作を含む)に対するサポートが提供され得る。エアインターフェースは、狭帯域動作(例えば、200kHz未満を使用する)、延長されたバッテリ寿命(例えば、最大15年の自律性)、ならびに/または、小さいおよび/もしくは低頻度な、例えば、数秒から数時間のアクセスレイテンシを有する1〜100kbpsの範囲の低データレートのデータ送信のための最小限の通信オーバヘッドをサポートすることができる。
フレキシブル無線アクセスシステムが提供され得る。OFDMは、LTEおよび/またはIEEE802.11でのデータ送信のための基本的信号フォーマットとして使用される。OFDMは、1つまたは複数または多数の並列直交サブバンドへスペクトルを分割することができる。1つまたは複数または各々のサブキャリアは、時間領域において矩形窓を使用して成形され、周波数領域においてシンク形状にされた(sinc-shaped)サブキャリアがもたらされる。OFDMAは、信号間の直交性を維持するために、および/またはキャリア間干渉を最小限にするために、完全な周波数同期および/または巡回プレフィックスの期間内のアップリンクタイミング整合の厳格な管理に関連付けられ得る。そのような厳格な同期は、WTRUが複数のアクセスポイントに(例えば同時に)接続されているシステムでは適合しない可能性がある。電力低減が、特にWTRUの送信のための断片化されたスペクトルのアグリゲーションの存在下で、隣接帯域に対するスペクトル放射要件に適合するようにアップリンク送信に適用され得る。
従来のOFDM(CP−OFDM)の欠点のいくつかは、実装のためのより厳格なRF要求によって、および/またはアグリゲーションを必要としない大量の連続スペクトルを使用して動作するときに解決され得る。CPベースのOFDM送信方式は、レガシーシステムのダウンリンク物理層と類似する5G用のダウンリンク物理層、例えば、主にパイロット信号密度および/または位置に対する修正をもたらし得る。
5G用のフレキシブルな無線アクセスの設計に適用可能な多くの原理が本明細書に説明される。本明細書における説明は、他のワイヤレス技術、および/または適用可能な場合に異なる原理を使用するワイヤレス技術に対して、本明細書でさらに説明される方法の適用可能性を何ら限定することは意図されていない。
5Gフレキシブル無線アクセス技術(5gFLEX)ダウンリンク送信方式は、高スペクトル閉じ込め(例えば、より低いサイドローブおよび/またはより低い帯域外(OOB)放射)によって特徴付けられるマルチキャリア波形に基づくことができる。5Gのためのマルチキャリア(MC)波形候補は、OFDM−OQAM(オフセット直交振幅変調)および/またはユニバーサルフィルタリングマルチキャリア(UFMC)(UF−OFDM)を含み得るが、これらに限定されない。
マルチキャリア変調波形は、チャネルをサブチャネルに分割し、および/またはこれらのサブチャネルにおけるサブキャリア上のデータシンボルを変調することができる。OFDM−OQAMでは、OOBを低減するために、フィルタがOFDM信号に対してサブキャリアごとに時間領域で適応され得る。
UFMC(UF−OFDM)では、OOBを低減するために、フィルタがOFDM信号に対して時間領域で適応され得る。スペクトル断片を使用するためにフィルタリングがサブバンドごとに適用され、それにより、複雑さを低減し、および/またはUF−OFDMを実装するためにいくらか実用的にすることができる。
しかしながら、本明細書に説明される方法は、本明細書に説明される波形に限定されず、および/または他の波形に適用可能であり得る。本明細書に説明される波形はさらに例示目的で使用される。
そのような波形は、複雑な干渉除去受信機を必要とせずに、非直交特性(例えば、異なるサブキャリア間隔など)を有する信号の周波数における多重化、および/または非同期信号の共存を可能にすることができる。それは、ベースバンド処理におけるスペクトルの断片化された部分のアグリゲーションを、RF処理の一部としてその実装をするよりも低コストの代替策として促進することができる。
異なる波形が同じ帯域内に共存し得る。mMTC狭帯域動作は、例えば、シングルキャリア多元接続(SCMA)を使用してサポートされ得る。同じ帯域内の異なる波形、例えば、CP−OFDM、OFDM−OQAM、および/またはUF−OFDMの組み合わせが、全ての態様ならびに/またはダウンリンク送信および/もしくはアップリンク送信についてサポートされ得る。そのような共存は、例えば、時間領域において同時に、何らかの重複を伴いおよび/または連続して、異なるWTRU間および/または同じWTRUからの送信間の異なるタイプの波形を使用する送信を含んでよい。
ハイブリッドタイプの波形がサポートされ得る。例えば、波形および/または送信は、場合によって(例えば送信ごとに)変わる巡回プレフィックス(CP)期間、CPと低電力テール(例えばゼロテール)の組み合わせ、および/または(例えば、低電力CPおよび適応的低電力テールを使用する)ハイブリッドガイドインターバルの形態などのうちの少なくとも1つをサポートし得る。そのような波形は、さらなる態様の動的変動および/または制御、例えば、どのようにフィルタリングを適用するかなど(例えば、所与のキャリア周波数についての任意の送信を受信するのに使用されるスペクトルの端において、および/または特定のSOMに関連付けられた送信を受信するのに使用されるスペクトルの端において、および/またはサブバンドごとに、および/またはそのグループごとに、フィルタリングが適用されるかどうか)をサポートすることができる。
アップリンク送信は、ダウンリンク送信と同じまたは異なる波形をしてよい。同じセル内の異なるWTRUへの送信およびそれからの送信の多重化は、FDMAおよび/またはTDMAに基づくことができる。
5gFLEX無線アクセスシステムは、異なる特徴を有する異なる周波数帯域での配備を可能にする非常に高度なスペクトル柔軟性によって特徴付けられることができ、そのような異なる特徴は、異なる二重配置、同じまたは異なる帯域における連続および/または非連続スペクトル割り当てを含む利用可能なスペクトルの異なるおよび/または可変サイズを含む。それは、1つもしくは複数もしくは多数のTTI長のサポート、および/または非同期送信のサポートを含む、可変タイミング態様をサポートすることができる。
5gFLEX無線アクセスシステムは、二重化配置の柔軟性を提供することができる。TDDおよび/またはFDD二重化方式がサポートされ得る。FDD動作に関して、補助的ダウンリンク動作が、スペクトルアグリゲーションを使用してサポートされ得る。FDD動作は、全二重FDDおよび/または半二重FDD動作をサポートすることができる。TDD動作に関して、ダウンリンク(DL)/アップリンク(UL)割り当ては動的であり得る。DL/UL割り当ては、固定されたDL/ULフレーム構成に基づかなくてよい。DLおよび/またはUL送信間隔の長さは、送信機会ごとに設定され得る。
5gFLEX無線アクセスシステムは、帯域幅の柔軟性を提供することができ、例えば、公称システム帯域幅からそのシステム帯域幅に対応する最大値までのいずれかとなるアップリンクおよび/またはダウンリンク上の異なる送信帯域幅の可能性を実現する。
シングルキャリア動作に関して、サポートされるシステム帯域幅は、例えば、5、10、20、40、および/または80MHzなどを含み得る。場合によっては、サポートされるシステム帯域幅は、例えば数MHzから160MHzまでの所与の範囲内の任意の帯域幅であってよい。公称帯域幅は、場合によっては、1つまたは複数の固定された可能な値であってよい。200kHzまでの狭帯域送信が、MTCデバイスのための動作帯域幅内でサポートされ得る。
本明細書で使用されるシステム帯域幅は、所与のキャリアについてネットワークにより管理され得るスペクトルの最大部分を含み得る。そのようなキャリアに関して、WTRUがセル獲得、測定、および/またはネットワークに対する初期アクセスを最小限サポートする部分は、公称システム帯域幅に対応することができる。WTRUは、システム帯域幅全体の範囲内のチャネル帯域幅を用いて構成され得る。図4は、例示的なシステム帯域幅を示す。WTRUの構成されたチャネル帯域幅は、図4に示されるようにシステム帯域幅の公称部分を含んでも含まなくてもよい。
帯域幅柔軟性が達成できる理由は、帯域内の所与の最大動作帯域幅について適用可能なRF要件のセットが、周波数領域波形のベースバンドフィルタリングの効率的なサポートのために、その動作帯域に対する追加の許容されたチャネル帯域幅の導入なしに満たされることが可能なためである。
シングルキャリア動作のためにWTRUのチャネル帯域幅を構成、再構成、および/または動的に変更する方法、ならびに、公称システム、システム、および/または構成されたチャネル帯域幅内で狭帯域送信に対するスペクトルを割り当てる方法が企図される。
5Gエアインターフェースの物理層は、帯域に依存しなくてよく、ならびに/または5GHz未満のライセンスされた帯域での動作、および5〜6GHzの範囲内のライセンスされていない帯域での動作をサポートすることができる。ライセンスされていない帯域での動作のために、LTEライセンス支援アクセス(LAA)と同様のリッスンビフォアトーク(LBT)Cat4ベースのチャネルアクセスフレームワークがサポートされ得る。
任意のスペクトルブロックサイズに対するセル固有および/またはWTRU固有チャネル帯域幅のスケーリングおよび/または管理(例えば、スケジューリング、リソースのアドレス指定、ブロードキャストされた信号、測定)をする方法が企図される。
5gFLEX無線アクセスシステムは、フレキシブルスペクトル割り当てを提供することができる。ダウンリンク制御チャネルおよび/または信号がFDM動作をサポートする。WTRUは、システム帯域幅の公称部分を使用して送信を受け取ることによってダウンリンクキャリアを獲得することができる。例えば、WTRUは、当初、当該キャリアのためにネットワークにより管理されている帯域幅全体をカバーする送信を受け取ることを必要とされなくてよい。
ダウンリンクデータチャネルは、WTRUの構成されたチャネル帯域幅内であること以外の制限なしに、公称システム帯域幅に対応するまたは対応しないことがある帯域幅にわたって割り当てられ得る。例えば、ネットワークは、5MHz公称帯域幅を使用する12MHzシステム帯域幅を有するキャリアを動作させて、最大5MHzの最大RF帯域幅をサポートするデバイスがシステムを取得しおよび/またはシステムにアクセスすることを可能にすると共に、場合によっては、最大20MHz相当のチャネル帯域幅をサポートする他のWTRUに対してキャリア周波数の+10〜−10MHzを割り当てることができる。
図5は、異なるサブキャリアが異なる動作モード(スペクトル動作モード(SOM))に少なくとも概念的に割り当てられ得る、例示的なスペクトル割り当てを示す。異なるSOMが、異なる動作に対する異なる要件を満たすために使用され得る。SOMは、サブキャリア間隔、TTI長、1つまたは複数の信頼性態様、例えばHARQ処理態様、および/または2次制御チャネルのうちの少なくとも1つを含み得る。SOMは、特定の波形を含むことができ、ならびに/または、例えば、FDMおよび/もしくはTDMを使用する同じキャリア内の異なる波形の共存をサポートする処理態様を含むことができる。TDD帯域内のFDD動作の共存は、例えば、TDM様式および/または類似様式でサポートされ得る。
WTRUは、1つまたは複数のSOMに従って送信を実行するように構成され得る。例えば、SOMは、特定のTTI期間、特定の初期電力レベル、特定のHARQ処理タイプ、HARQ受信/送信の特定の上限、WTRU動作のリソース(例えば、管理されたネットワーク)のセットの特定の構成、特定の物理チャネル(アップリンクおよび/もしくはダウンリンク)、特定の動作周波数、帯域および/もしくはキャリア、特定の波形タイプ、ならびに/または特定のRATに従う送信(例えば、レガシーLTE、および/もしくは5G送信方法に従う)のうちの少なくとも1つを使用できる送信に対応し得る。SOMは、QoSレベル、ならびに/または関係付けられた態様、例えば、最大/目標レイテンシ、および/もしくは最大/目標ブロックエラー率(BLER)などのうちの1つまたは複数に対応し得る。
SOMは、スペクトル領域、ならびに/または特定の制御チャネルおよび/もしくはその態様(例えば、探索空間および/もしくはダウンリンク制御チャネル(DCI)タイプなど)に対応し得る。例えば、WTRUは、URCタイプのサービス、LLCタイプのサービス、および/またはMBBタイプのサービスのうちの1つまたは複数または各々を用いて構成され得る。WTRUは、例えば、本明細書に説明されるような公称システム帯域幅などにおけるシステムに関連付けられたスペクトルの部分において、システムアクセスのため、および/またはL3制御シグナリング(例えば、無線リソース制御(RRC)シグナリング)の送信/受信のためのSOMに関する構成を有することができる。
本明細書に説明されているように、SOMは、時間、空間、および/または周波数の物理リソースのブロックの特性付けであり得る。SOMは、動作の適用可能なセットを含むことができる。送信モード(TM)は、おそらく例えば特定の構成の観点から、SOM特性付けのインスタンス(例えば、特定のインスタンス)に対応し得る。例えば、特定の構成は、適用可能なTTI期間、物理リソースブロックのセット、波形のタイプなどのうちの1つまたは複数を含むことができる。送信モード(TM)は制御シグナリングにも対応し得る。例えば、TMは、制御チャネル上のダウンリンク制御シグナリングによって参照され得る。送信モード(TM)は、WTRUの構成に対応してもよく、それにより、WTRUは、おそらく例えばWTRUが1つまたは複数のリソースの割り当てを受信したとき、送信(ULまたはDL)の処理のために適用可能な1つまたは複数のパラメータを決定することができる。TM(例えば、適用可能なTM)の構成は、WTRU固有の基準信号をどのように受信するか、PDCCH上で受信されたダウンリンク制御シグナリングをどのように解釈するか、および/またはプリコーディングビットをどのように解釈するかなどをWTRUに示すことができる。
シングルキャリア動作のためにスペクトルアグリゲーションがサポートされてよく、それにより、WTRUは、同じ動作帯域内で連続的および/または非連続的なセットの物理リソースブロック(PRB)にわたって1つまたは複数または多数のトランスポートブロックの送信および/または受信をサポートすることができる。(例えば単一の)トランスポートブロックが、別個のPRBセットにマッピングされ得る。異なるSOM要件に関連付けられた同時送信に対するサポートが提供され得る。
マルチキャリア動作は、同じ動作帯域内でおよび/または2つ以上の動作帯域にわたって、連続的および/または非連続的なスペクトルブロックを使用してサポートされ得る。異なるモード、例えばFDDおよび/もしくはTDDを使用する、ならびに/または異なるチャネルアクセス方法(例えば、ランセンスされたおよび/もしくはライセンスされていない6GHz未満の帯域動作)を使用するスペクトルブロックのアグリゲーションがサポートされ得る。WTRUのマルチキャリアアグリゲーションを構成、再構成、および/または動的に変更する方法に対するサポートが提供され得る。
フレキシブルなフレーミング、タイミング、および/または同期がサポートされ得る。ダウンリンクおよび/またはアップリンク送信は、いくつかの固定された態様(例えば、ダウンリンク制御情報の位置)および/またはいくつかの変化する態様(例えば、送信タイミング、サポートされる送信タイプ)によって特徴付けられた無線フレームに編成され得る。
基本時間間隔(BTI)は、1つもしくは複数のシンボルの整数、ならびに/または時間/周波数リソースに適用可能なサブキャリア間隔の関数であり得るシンボル期間で表現され得る。FDDに関して、サブキャリア間隔は、所与のフレームについてアップリンクキャリア周波数fULとダウンリンクキャリア周波数fDLとで異なり得る。
送信時間間隔(TTI)は、連続した送信間のシステムによってサポートされる最小時間であり得る。連続した送信は、おそらくは例えば、(例えば適用可能な場合に)いかなるプリアンブルも排除し、および/またはおそらくは任意の制御情報(例えば、ダウンリンクに関するDCIおよび/またはアップリンクに関するアップリンク制御情報(UCI))を含んで、アップリンクトランシーバ(UL TRx)に関して、ダウンリンク(TTIDL)についての異なるトランスポートブロック(TB)に関連付けられ得る。TTIは、1つまたは複数のBTIの整数で表現され得る。BTIは、固有であり、および/または所与のSOMに関連付けられ得る。
サポートされるフレーム期間は、従来のLTEタイミング構造との整合を可能にするために、以下に限定されないが、100μs、125μs(1/8ms)、142.85μs(1/7msは2nCP LTE OFDMシンボルである)、および1msを含むことができる。
フレームは、関連するキャリア周波数(TDDに関するfUL+DLおよびFDDに関するfDL)についての任意のダウンリンクデータ送信(DL TRx)に先行する固定された時間期間tdciのダウンリンク制御情報(DCI)で開始することができる。TDD二重化(例えば、TDD二重化のみ)のために、フレームは、ダウンリンク部分(DCIおよび/もしくはDL TRx)ならびに/またはアップリンク部分(UL TRx)を含むことができる。スイッチングギャップ(swg)は、存在する場合、フレームのアップリンク部分に先行することができる。
FDD二重化(例えば、FDD二重化のみ)のために、フレームは、ダウンリンク基準TTIおよび/またはアップリンク用の1つもしくは複数のTTIを含むことができる。アップリンクTTIの開始は、アップリンクフレームの開始と重複し得るダウンリンク基準フレームの開始から適用されるオフセット(toffset)を使用して導出され得る。
TDDに関して、5gFLEXは、DCI+DL TRx部分(例えば、それぞれのリソースの準静的割り当てが使用される場合)、および/もしくはDL TRx部分(例えば、その部分のみ)(例えば、動的割り当ての場合)において、それぞれのダウンリンク制御および/もしくは順方向送信を含めることによって、ならびに/またはUL TRx部分においてそれぞれの逆方向送信を含めることによって、フレームにおけるデバイスツーデバイス送信(D2D)/車両通信(V2X)/サイドリンク動作をサポートすることができる。
FDDに関して、5gFLEXは、(例えば、それぞれのリソースの動的割り当てが使用され得る)UL TRx部分においてそれぞれのダウンリンク制御、順方向、および/または逆方向送信を含めることによって、フレームのUL TRx部分におけるD2D/V2X/サイドリンク動作をサポートすることができる。
図6は、TDD複信についての例示的なフレーム構造および/またはフレームタイミング関係を示す。図7は、FDD複信についての例示的なフレーム構造および/またはフレームタイミング関係を示す。
WTRUは、ワイヤレス通信ネットワークの1つまたは複数のデバイスのうちの少なくとも1つのデバイスからダウンリンク制御情報(DCI)を受信することができる。WTRUは、アップリンクデータユニットの送信用にDCIにより示されたリソース割り当てを識別することができる。WTRUは、アップリンクデータユニットの送信に対するサービス品質(QoS)要件を決定することができる。WTRUは、アップリンクデータユニットの送信用にDCIにより示されたリソース割り当てがQoS要件を少なくとも満たすか満たせないかを決定することができる。WTRUは、おそらく例えば、DCIにより示されたリソース割り当てがQoS要件を満たせない(例えば、満たせないと決定された)とき、アップリンクデータユニットの送信用にDCIにより示されたリソース割り当てを利用しないと決定することができる。
WTRUは、アップリンクデータユニットの送信用に1つまたは複数のTMのうちの少なくとも1つのTMに対応するリソース割り当てを識別することができる。WTRUは、おそらく例えば、DCIにより示されたリソース割り当てがQoS要件を満たせない(例えば、満たせないと決定された)とき、(例えば、アップリンクデータユニットの送信用にDCIにより示されたリソース割り当ての代わりに、)アップリンクデータユニットの送信用に1つまたは複数のTMのうちの少なくとも1つのTMに対応するリソース割り当てを利用すると決定することができる。
スケジューリング機能がMAC層においてサポートされ得る。スケジューリングモードが選択され得る。利用可能なスケジューリングモードは、リソースに関して厳格なスケジューリングのためのネットワークベースのスケジューリング、ダウンリンク送信および/もしくはアップリンク送信のタイミングおよび/もしくは送信パラメータ、ならびに/またはタイミングおよび/もしくは送信パラメータに関してよりフレキシブルなWTRUベースのスケジューリングを含むことができる。スケジューリング情報は、単一および/または1つもしくは複数もしくは多数のTTIについて有効であり得る。
ネットワークベースのスケジューリングは、ネットワークが、異なるWTRUに割り当てられた利用可能な無線リソースを厳格に管理して、例えば、そのようなリソースの共有を最適化することを可能にすることができる。動的スケジューリングがサポートされ得る。
WTRUベースのスケジューリングは、WTRUが、ネットワークにより(例えば、動的および/または非動的に)割り当てられた共有および/または専用アップリンクリソースのセット内で必要に応じて最小限のレイテンシでアップリンクリソースに日和見的にアクセスすることを可能にすることができる。同期されたおよび/または同期されていない日和見送信がサポートされ得る。コンテンションベースの送信および/またはコンテンションのない送信がサポートされ得る。
論理チャネル優先順位付けは、送信に利用可能なデータ、および/またはアップリンク送信に利用可能なリソースに基づいて実行され得る。同じトランスポートブロック内での異なるQoS要件を有するデータの多重化が提供され得る。
順方向エラー訂正(FEC)および/またはブロック符号化が実行され得る。送信は、いくつかの異なるエンコード方法を使用してエンコードされ得る。異なるエンコード方法は、異なる特性を有してよい。例えば、エンコード方法は、情報ユニットのシーケンスを生成することができる。1つまたは複数または各々の情報ユニットおよび/またはブロックは自己完結され得る。例えば、第1のブロックの送信におけるエラーは、特に、第2のブロックがエラーフリーである場合、ならびに/または第2のブロックおよび/もしくは少なくとも一部が成功裏に復号された別のブロックに十分な冗長性が見つけられた場合、第2のブロックを成功裏に復号する受信機の能力を損なわなくてよい。
エンコード方法の例は、送信機がN個のラプタ(raptor)符号のシーケンスを含むことができるラプタ/ファウンテン(fountain)符号を含み得る。1つまたは複数のそのような符号は、時間的に1つまたは複数の送信「シンボル」にマッピングされ得る。「シンボル」は、情報ビットの1つまたは複数のセット、例えば1つまたは複数のオクテットに対応し得る。そのようなエンコードは、FECを送信に加えるために使用されることができ、それにより、N+1および/もしくはN+2個のラプタ符号(ならびに/または、おそらく例えば1つのラプタ符号シンボル関係を仮定して、シンボル)を送信が使用し得る。これにより、例えば、時間的に重複する別の送信による干渉および/またはパンクチャによる、1つの「シンボル」の損失に対して、送信をより弾性的にすることができる。
WTRUは、1つまたは複数のシステム署名を受信および/または検出することができる。システム署名は、シーケンスを使用して信号構造を含むことができる。そのような信号は、同期信号と同様、例えば、LTE一次同期信号(PSS)および/または二次同期信号(SSS)と同様であってよい。そのような署名は、所与の領域内で特定のノード(および/または送信/受信ポイント(TRP))に固有であってよく、またはそれは領域内で複数のそのようなノード(および/またはTRP)に共通であってもよい。そのような態様は、WTRUに知られていない、および/または関連していないことがある。WTRUは、システム署名シーケンスを決定および/もしくは検出し、ならびに/またはシステムに関連付けられた1つもしくは複数のパラメータをさらに決定することができる。例えば、WTRUは、そこからインデックスを導出することができ、および/またはそのようなインデックスを使用して、例えば後述されるアクセステーブルのようなテーブル内で、関連付けられたパラメータを検索することができる。例えば、WTRUは、それがシステムの適用可能なリソースを使用してアクセス(および/または送信)することができるとWTRUが決定した場合、例えば初期送信電力を設定する目的で、開ループ電力制御のために署名に関連付けられた受け取られた電力を使用することができる。例えば、WTRUは、それがシステムの適用可能なものを使用してアクセス(および/または送信)することができるとWTRUが決定した場合、例えば送信のタイミングを設定する目的で、受信された署名シーケンスのタイミング(例えば、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース上のプリアンブル)を使用することができる。
WTRUは、1つまたは複数のエントリのリストを用いて構成され得る。そのようなリストは、アクセステーブルと呼ばれることがある。そのようなリストはインデックス付けされ得る。1つまたは複数または各々のエントリは、システム署名および/またはそのシーケンスに関連付けられ得る。そのようなアクセステーブルは、1つまたは複数のエリアについての初期アクセスパラメータを提供することができる。1つまたは複数または各々のそのようなエントリは、システムに対する初期アクセスを実行するために有用であり得る1つまたは複数のパラメータを提供することができる。そのようなパラメータは、1つもしくは複数のランダムアクセスパラメータのセット(例えば、時間および/もしくは周波数での適用可能な物理層リソース(例えばPRACHリソース)を含む)、初期電力レベル、ならびに/または応答の受信のための物理層リソースのうちの少なくとも1つを含み得る。そのようなパラメータは、例えば、公衆陸上移動網(PLMN)アイデンティティおよび/または限定加入者グループ(CSG)情報を含む、アクセス制限を含み得る。そのようなパラメータは、適用可能なルーティングエリアなどのルーティングに関係付けられた情報を含み得る。1つまたは複数または各々のそのようなエントリは、システム署名に関連付けられ、および/またはシステム署名によってインデックス付けされ得る。言い換えれば、1つのそのようなエントリは、場合によっては、複数のノード(および/またはTRP)に共通であり得る。WTRUは、専用リソースを使用する送信によって、例えば、RRC構成によって、および/またはブロードキャストされたリソースを使用する送信によって、そのようなアクセステーブルを受信することができる。後者の場合、アクセステーブルの送信の周期性は、比較的長く(例えば、10240msまで)することができ、例えば、それは(例えば、100msの範囲における)署名の送信の周期性よりも長くてよい。
図8は、LTEにより支援されたおよび/または支援されていない例示的な配備を示す。段階的手法を使用する初期の配備では、既存のLTEシステムの傘下で5Gシステムが配備され得る。このLTE支援された配備シナリオにおいて、LTEネットワークは、LTEへ/からのモビリティなどの基本的セルラ機能、およびコアネットワーク機能などを提供することができる。5Gシステムが独立しLTEに依存しない、例えば支援されなくなることが可能なように、配備が進化することができる。
5gFLEXシステムのためのプロトコルアーキテクチャおよび/または関連付けられた機能が実装され得る。5G RATのコンテキストで説明されるが、説明される解決策は、LTEおよび/またはWi−Fiのような他のRATの進化にも適用可能であり得る。
スタンドアロン5gFLEX無線アクセスネットワークが提供され得る。例えば、スタンドアロン5gFLEX無線アクセスネットワークは、LTEネットワークによって支援されなくてよい。スタンドアロン5G配備アーキテクチャに基づく解決策がここでは説明されるが、ここで与えられる解決策は、LTE支援されたアーキテクチャにも適用可能であり得る。
5Gプロトコルスタックは、ワイヤレス媒体を介してソースノードから宛先ノードへのIPパケットのトランスポートサービスを提供することができる。図9は、高レベルでの5Gプロトコルスタックの例示的な機能性を示す。プロトコルスタックの機能は、実装形態および/または構成に応じて、ヘッダ圧縮、セキュリティ、完全性保護、暗号化、セグメンテーション、連結、多重化、ARQ、スペクトル動作モード(SOM)へのマッピング、変調および/もしくは符号化、HARQ、ならびに/またはアンテナ/物理チャネルへのマッピングのうちの1つまたは複数を含むことができる。
論理チャネル(LCH)は、データパケットおよび/またはPDUの間の論理的関連付けを表すことができる。LCHは、LTEシステムなど先行世代の同様の用語とは異なるおよび/またはそれより広い意味を有することがある。例えば、論理的関連付けは、同じベアラに関連付けられている、ならびに/または同じSOMおよび/もしくはスライスに関連付けられているデータユニットに基づくことがある(例えば、物理リソースのセットを使用する処理経路)。例えば、関連付けは、処理機能の連鎖、適用可能な物理的データ(および/もしくは制御)チャネル(および/もしくはそのインスタンス)、ならびに/またはプロトコルスタックのインスタンス化のうちの1つまたは複数によって特徴付けられてよく、それは、集中化された部分、例えばPDCP(例えばPDCPのみ)および/もしくは物理層処理の部分(例えば、無線フロント(RF)エンド)を超えた何らかの部分、ならびに/または、フロントホーリングインターフェース(front hauling interface)によって分離され得るエッジにより近い別の部分(例えば、TRPにおけるMAC/PHYおよび/もしくはRFのみ)のうちの1つまたは複数を含み得る。
論理チャネルグループ(LCG)は、LCHのグループおよび/または(例えば上述されたような)等価物を含み得る。LCGは、LTEシステムなど先行世代の同様の用語とは異なるおよび/またはそれより広い意味を有することがある。グループ分けは、1つまたは複数の基準に基づくことができる。例えば、基準は、(レガシーと同様の)同じLCG、同じSOM(および/もしくはそのタイプ)、ならびに/または同じスライス(および/もしくはそのタイプ)の1つもしくは複数もしくは全てのLCHのうちの1つまたは複数に適用可能である(および/または関連付けられた)同様の優先レベルを、1つまたは複数のLCHが有することであってよい。例えば、関連付けは、処理機能の連鎖、適用可能な物理的データ(および/もしくは制御)チャネル(および/もしくはそのインスタンス)、ならびに/またはプロトコルスタックのインスタンス化のうちの1つまたは複数によって特徴付けられてよく、それは、集中化された部分(例えばPDCPのみおよび/もしくはRF以外の何らかの部分)、ならびに/または、フロントホーリングインターフェースによって分離され得るエッジにより近い別の部分(例えば、TRPにおけるMAC/PHY、および/もしくはRFのみ)を含み得る。
トランスポートチャネル(TrCH)は、処理ステップの(例えば特定の)セット、および/または無線インターフェースを介して1つもしくは複数の送信特性に影響し得るデータ情報に適用される機能のセットを含むことができる。
TrCHは、ユーザプレーンデータを搬送するまたはしないことがある、ブロードキャストチャネル(BCH)、ページングチャネル(PCH)、ダウンリンク共有チャネル(DL−SCH)、マルチキャストチャネル(MCH)、アップリンク共有チャネル(UL−SCH)および/またはランダムアクセスチャネルなどの1つまたは複数または多数のタイプのTrCHで(例えばLTEに関して)定義され得る。ユーザプレーンデータを搬送するための主なトランスポートチャネルは、例えば、それぞれダウンリンクおよび/またはアップリンクのためのDL−SCHおよび/またはUL−SCHであり得る。
TrCHは、1つまたは複数のWTRUデバイスについての(例えば、ユーザおよび/または制御プレーンデータ用の)1つまたは複数または多数のトランスポートチャネルのためのインターフェースおよび/またはサポートによってサポートされる要件の拡張されたセットを含み得る。TrCHは、LTEシステムなど先行世代の同様の用語とは異なるおよび/またはそれより広い意味を有することがある。例えば、URLLC(例えばURLLCH)、移動体広帯域(MBBCH)、および/またはマシンタイプ通信(MTCCH)のためのトランスポートチャネルが、ダウンリンク送信(例えば、DL−URLLCH、DL−MBBCH、および/もしくはDL−MTCCH)ならびに/またはアップリンク送信(例えば、UL−URLLCH、UL−MBBCH、および/もしくはUL−MTCCH)について定義され得る。
例えば、1つまたは複数または多数のTrCHが、同じSOMに属する物理リソース(例えばPhCH)の異なるセットにマッピングされ得る。このマッピングは、例えば、同じSOMにわたり異なる要件を有するトラフィックの同時送信をサポートするために有利であり得る。例えば、URLLCHは、例えばWTRUがSOM(例えば単一SOM)を用いて構成され得るときに、同時にMTCCHに沿って送信され得る。
WTRUは、データがどのように送信され得るかの特性付けに関連付けられた1つまたは複数のパラメータを用いて構成され得る。特性付けは、WTRUが適合および/または実施することが期待され得る制約および/または要件を表すことができる。WTRUは、特性付けに基づくデータに関連付けられた状態に応じて、異なる動作を実行し、および/またはその挙動を調整することができる。パラメータは、例えば、時間に関係付けられた態様(例えば、パケットの(例えばパケットごとの)有効時間(TTL)(これは、それより前にパケットが満たすように送信されることが可能な時間を表す)、および/またはレイテンシ要件を満たすことの肯定応答など)、レートに関係付けられた態様、および/または構成に関係付けられた態様(例えば絶対優先度)を含むことができる。パラメータは、例えばパケットおよび/またはデータが送信のために保留中であり得る間に、時間と共に変更されてよい。
いくつかのプロトコルアーキテクチャは、リストされた機能をサポートすることができる。例えば、HARQ再送信が取り扱われてよい。1つまたは複数のSOMが、再送信を実行するために選択され得る。SOMは、同じおよび/もしくは異なる帯域における異なるキャリア、異なるRAT、ならびに/または5G PHYの異なるモードを含んでよい。さらに、以下での論理チャネル(LCH)という用語は、従来の論理チャネルに関連付けられないことがある。
WTRUは、(例えば単一の)HARQエンティティを用いて構成されてよい。WTRUは、SOMをまたいで受信されたHARQ信号を管理するための(例えば単一の)HARQバッファを有することができる。WTRUは、任意のSOMにわたって任意の種類のトラフィックを送信/受信するように構成され得る。図10は、LCHと1つまたは複数のSOMとの間の例示的なマッピングを高レベルで示す。例えば、図10では、WTRUごとに1つ(例えば少なくとも1つの)HARQエンティティが存在し得る。再送信は任意のSOM上で行うことができる。
図11は、完全なプロトコルスタックのコンテキスト、および/またはプロトコルスタックの全機能のコンテキストにおいて、WTRU技法ごとの例示的な(例えば単一の)HARQエンティティを示す。ここの例示的なプロトコルスタックは、(この例は、M個のIPパケットフロー(および/または無線ベアラ)ならびにN個のSOMを想定し、)ヘッダ圧縮および/もしくはセキュリティ機構、セキュリティ、セグメンテーション/連結/ARQ、(逆)多重化/優先順位付け、HARQ/SOM/キャリアへのマッピング、ならびに/または変調、物理チャネル(PhCH)/SOMへのマッピングを含むことができる。ヘッダ圧縮および/またはセキュリティ機構は、IPパケットを入力として受け取り、ならびに/または構成に応じて、ヘッダ圧縮を実行し、および/もしくはセキュリティ(例えば、完全性保護、暗号化)を適用する。無線ベアラが存在するのと同数のブロックが存在し得、この例ではM個である。セキュリティは、例えば5Gセル/TRPから遠い、別のネットワークノードにあってよい。
セグメンテーション/連結/ARQは、利用可能な無線リソースに応じてPDUをセグメンテーションおよび/または連結することを担うことができる。ARQ機能性は、送達を確実にすることができる。送信側(例えば、WTRUに対するアップリンク)の逆多重化/優先順位付けは、ルールに応じて1つもしくは複数の無線ベアラPDUを一緒に多重化すること、および/または送信の優先順位付けを担うことができる。多重化および/または優先順位付けルールは、上位層によって構成され得る。逆多重化/優先順位付けの出力は、送信のためにSOMにマッピングされ得る。再セグメンテーションは、必要とされるときに実行され得る。受信側(例えば、WTRUに対するダウンリンク)では、逆多重化/優先順位付けは、SDUを逆多重化し、および/またはそれらを適切なセグメンテーション/連結/ARQエンティティにプッシュする。HARQ/SOM/キャリアへのマッピングは、HARQプロトコルを制御し、および/または適切なSOMへのルーティングをする。HARQエンティティは、物理層再送信を実行することができ、および/またはPDUを1つもしくは複数もしくは任意のSOMへルーティングすることができる。変調では、PhCH/SOMへのマッピングは、選択されたSOM(1・・・N)のうちの少なくとも1つの物理チャネル上の適切なリソースにマッピングされた適切なシンボルに対して、符号化されたビットをマッピングすることができる。
WTRUは、1つまたは複数または各々の構成されたSOMに対するHARQエンティティを用いて構成され得る。論理チャネルが、任意のSOMに割り当て/マッピングされ得る。再送信は、1つまたは複数または任意のSOM上で行わないことがある。図12は、LCHと1つまたは複数のSOMとの間の例示的な高レベルマッピングを示す。1つまたは複数または各々の論理チャネルは、SOMにマッピングされ得る。SOMは、少なくとも1つの(例えば専用)HARQエンティティに関連付けられ得る。WTRUは、元の送信の同じSOMにおいてHARQ再送信を実行するように構成され得る。ARQ再送信は、異なるSOM上で行われてよい。WTRUは、所与のPDUの1つまたは複数または各々の瞬間に(おそらく例えば、予め定義された基準に従って)(例えば最良の)SOMを選択することができる。図13は、完全なプロトコルスタックのコンテキスト、および/またはプロトコルスタックの全機能のコンテキストにおいて、SOM技法ごとの(例えば単一の)HARQエンティティの例を示す。この例示的なプロトコルスタックは、(この例は、M個のIPパケットフロー(および/または無線ベアラ)ならびにN個のSOMを想定し、)ヘッダ圧縮および/もしくはセキュリティ機構、セキュリティ、セグメンテーション/連結/ARQ、(逆)多重化/優先順位付け、HARQ/SOM/キャリアへのマッピング、ならびに/または変調、PhCH/SOMへのマッピングのうちの1つまたは複数を含むことができる。図11に関連して本明細書に説明されているように同様の機能が実行され得る。SOM/キャリアへのマッピングは、HARQエンティティの前に行われ得る。N個のHARQエンティティ、例えば、1つまたは複数または各々のSOMに対して少なくとも1つが存在し得る。1つまたは複数のHARQ再送信が、同じSOMにおいて行われてよい。
LCHは、予め定義されたルールを使用してSOMにマッピングされ得る。マッピングは、様々なタイプのトラフィックおよび/または1つまたは複数のSOM能力の要件に基づくことができる。例えば、10msのTTI SOMは、1msのレイテンシ要件に達することができなくてよく、および/またはそのトラフィックを搬送するチャネルに割り当てられなくてよい。図14は、LCHとSOMとの間の例示的な高レベルマッピングを示す。例えば、少なくとも1つのHARQエンティティがSOMごとに割り当てられ得る。LCHは、1つまたは複数または単一のSOMにマッピングされ得る。
図15は、完全なプロトコルスタックのコンテキスト、および/またはプロトコルスタックの全機能のコンテキストにおいて、SOM技法ごとの(例えば単一の)HARQエンティティの例を示す。図示されるように、例示的なプロトコルスタックは、(この例は、M個のIPパケットフロー(および/または無線ベアラ)ならびにN個のSOMを想定し、)ヘッダ圧縮および/もしくはセキュリティ機構、セキュリティ、セグメンテーション/連結/ARQ、(逆)多重化/優先順位付け、HARQ/SOM/キャリアへのマッピング、ならびに/または変調、PhCH/SOMへのマッピングを含むことができる。図11に関連して本明細書説明されているように同様の機能が実行され得る。セグメンテーション/連結/ARQの下に配置されているが、SOM/キャリアへのマッピングブロックは、ヘッダ圧縮/セキュリティの前であってもスタック内でより高く配置されてもよい。SOM/キャリアへのマッピングの後、WTRUは、1つまたは複数または各々のSOMに対して1つまたは複数または各々のブロックの少なくとも1つのセットを用いて構成され得る。WTRUは、SOMごとに優先順位付けを行うことができる。WTRUは、(例えば、1つまたは複数または各々の)SOMに対するトラフィック優先度を独立して決定することができる。ARQ再送信は、同じSOMにおいて行われてよい。WTRUは、(例えば、1つまたは複数または各々の)無線ベアラについてSOMを用いて上位層(例えば、RRCシグナリングおよび/またはその他)によって構成され得る。
無線ベアラは、1つまたは複数のSOMにマッピングされ得る。WTRUは、1つまたは複数または各々の無線ベアラについて、それが使用し得るSOMのセットを用いて構成され得る。WTRUは、無線状態、バッファステータス、および/または他のパラメータに基づいて、使用するSOMを動的に決定することができる。
LCHの一時的なアップグレードおよび/またはダウングレードが実行され得る。LCHおよび/または無線ベアラは、その一般的な特性(例えば、優先度および/または帯域幅要件など)を維持することができるが、例えば一時的な時間期間に、より高い優先度および/またはより低いレイテンシのSOMにアップグレードされ得る。具体的には、サービスは特定の特性を一般に有することができるが、そのサービスを「一時的にアップグレード」させることができる。論理チャネルは、それが一時的にアップグレードされる時間期間に、異なるSOMに移動され得る。同じ無線ベアラ/論理チャネルの基礎となるPHY処置が変更され得る。
異なる論理チャネルからのデータの多重化、優先順位付け、および/またはSOM/TrCHへのマッピングが実行され得る。MAC PDUの作成および/または優先順位付けプロセスは、1つまたは複数のトリガに基づいて開始され得る。
WTRUは、他の進行中の(セルスケジュールされた)送信に優先するタイムクリティカルなデータがWTRUに到着したときなど、特定の状況下で自律送信を実行することができる。WTRUは、セルによって使用されるサイズおよび/またはトランスポートブロックパラメータを提供されない可能性がある。MAC層内および/またはより上の層からのトリガに応答して、WTRUは、送信のためにPHY層に送られる1つまたは複数のMAC PDU内へ即時送信を必要とし得る1つまたは複数の上位層SDUを多重化することができる。トランスポートブロックの自律作成は、タイムクリティカルなパケットのMAC層および/もしくは上位層への到着、1つもしくは複数のパケットおよび/もしくは閾値未満のデータに関連付けられたQoSベースのパラメータ、周期的(例えば、タイマーの終了のとき)、レイテンシクリティカルなおよび/もしくは他のサービスの作成および/もしくは(再)構成ならびに/またはSOMの作成および/もしくは(再)構成、MAC層および/もしくは上層からのそのバッファのうちの1つがもはや空ではないという標識に基づくこと、ならびに/またはMAC層および/もしくは上位層からのバッファ占有情報に基づくこと、ならびに/または、MAC PDUの再送信が有用であり得ることを示すHARQエンティティのうちの1つまたは複数によってトリガされ得る。
WTRUは、現時点でそのバッファ内の低レイテンシSDUが特定の閾値より短くなり得るその有効時間(TTL)を有する1つまたは複数または各々の時間に、トリガを受信することができる。MAC PDU作成の時に、WTRUは、TTLが閾値未満であるSDUを選択し、および/またはそれらを同じMAC PDU内に多重化することができる。トランスポートチャネルへの論理チャネルのマッピングに関係付けられた制限が存在する場合、それらの制限を遵守しながら、PHY層に送るために個別のMAC PDUを作成することができる。WTRUは、(例えば、周期的、おそらくはタイマーに基づいて)TTLが閾値未満であるSDUを選択し、および/または1つもしくは複数のMAC PDU上へのこれらのSDUの多重化を実行することができる。
TrCH/SOMに対するLCHのマッピングおよび/または多重化が実行され得る。WTRUは、アップリンクにおいて異なるSOM上で異なる論理チャネルからデータを送信するように構成され得る。1つまたは複数または多数の論理チャネルが、(例えば単一の)トランスポートチャネル(TrCH)で一緒に送信され得る。WTRUは、どの論理チャネルを1つまたは複数または各々のTrCHおよび/またはSOMにマッピングするかを示す、ネットワークからのスケジューリング情報を受信するように構成され得る。WTRUは、(SOMおよび/または多重化を含む)送信パラメータを(例えば自律的に)動的に決定することができる。
1つまたは複数または各々のTrCH/SOMに対する1つまたは複数または多数のLCHの多重化および/または優先順位付けが実行され得る。少なくとも1つのLCHが、少なくとも1つのSOMに関連付けられる。SOMおよびTrCHという用語は、本明細書で交換可能に使用され得る。TrCHは、同じSOMに関連付けられ得る。SOMへのLCHの関連付けまたはマッピングのコンテキストでいくつかの技法が説明されているが、1つまたは複数または多数のLCHの多重化のために類似の技法も適用可能であり得る。
WTRUは、予め決定されたトランスポートおよび/またはサービスタイプに基づいて送信パラメータを決定することができる。WTRUのMAC層は、論理チャネルおよび/またはサービスのセットが特定のトランスポートチャネルにマッピングされること(例えば、それのみ)が可能なように、論理チャネルおよび/またはサービスタイプの特定のセットを異なるトランスポートチャネルのセットへ多重化することができる。次いで、WTRUは、所与のトランスポートチャネルが、そのトランスポートチャネルおよび/またはそのSOMに対してマッピングできる論理チャネルに関連付けられたデータを受信(例えば、受信のみ)することができるように、PHY層に転送されるトランスポートブロックおよび/またはデータブロックを作成することができる。
論理チャネルと関連付けられたトランスポートチャネルとの間のマッピングは、標準化されたマッピングに基づいて静的に定義され得る。例えば、トランスポートチャネルT1、T2、・・・TNのセットは、PHY層により提供された異なるサービスレベル、サービス品質、および/またはサービス保証に対応し得る。論理チャネルL1、L2、・・・LMのセットが定義され得る。WTRU MAC層は、特定のサービスタイプS1、S2、・・・SMの一部として識別され得る上位層からの1つまたは複数のパケットを受信することができる。WTRUは、標準化されたマッピングに基づいて、いくつかの特定の論理チャネルを特定のトランスポートチャネルに多重化することができる。例えば、L1、L2がT1上に多重化されてよく、L3がT3上に多重化されてよい。サービスタイプS1、S2を有するパケットがT1に送られ、サービスタイプS3を有するパケットがT2に送られるなどしてよい。
WTRUは、サービスタイプ、例えば、超高信頼および/または低レイテンシ通信(URLLC)、MTC、eMBBなどに基づいて、送信パラメータを決定することができる。1つまたは複数の特定のトランスポートチャネルは、超高信頼通信に関連付けられた論理チャネル/フロー/サービスに関連付けられてよい。特定のトランスポートチャネルは、低レイテンシ通信に関連付けられてよい。特定のトランスポートチャネルは、マシンタイプ通信(MTC)に関連付けられてよい。特定のトランスポートチャネルは、移動体広帯域通信(MBB)に関連付けられてよい。特定のトランスポートチャネルは、WTRU制御情報に関連付けられてよく、および/または特定のトランスポートチャネルの最後のセットが、1つもしくは複数もしくは全ての他の通信に関連付けられてよい。論理チャネル/フロー/サービスとトランスポートチャネルとの間のマッピングは、関連付けのルールに従うことができる。
WTRUは、SOMごとにマッピング構成に基づいて送信パラメータを決定することができる。トランスポートチャネルへの論理チャネルおよび/またはサービスタイプのマッピングは、例えば、ブロードキャストもしくは専用シグナリング、および/またはWTRUによるアクセステーブルの使用を通じて、ネットワークによって構成可能であり得る。
多重化リストのマッピングは、SOMごとに実行され得る。例えば、多重化リストはSOMにマッピングされ得る。1つまたは複数または各々のSOMにおける1つまたは複数または各々のLCHについて、多重化リスト構成が生成され得る。WTRUは、多重化ルールのセットを用いて(例えば、上位層および/またはRRCシグナリングを介して)構成され得る。WTRUは、1つまたは複数または各々のLCHについてそれがマッピングされ得る先の(例えば、可能にされた)SOMのセットを用いて構成され得る。WTRUは、1つもしくは複数もしくは各々のSOMおよび/または1つもしくは複数もしくは各々のLCHについて、TrCHにおいてそれが共に多重化され得る(例えば他の)1つまたは複数のLCHのセットを用いて構成され得る。ネットワークは、1つまたは複数(例えば特定)のLCHがSOMにおいて多重化されることを可能にし得るが、おそらく例えば、いくつかのシナリオでは異なるSOMにおいてはできない。
WTRUは、シナリオの中でも特に、おそらく例えばLCH要件を満たすことに基づいて、送信パラメータ/データ転送パラメータを決定することができる。WTRUは、1つまたは複数または各々のLCHに対する要件のセットを用いて構成され得る。これらの要件は、例えば、レイテンシおよび/もしくは最大遅延、信頼性、平均ビットレート、保証されたビットレート、トラフィックおよび/もしくはサービスタイプ(例えば、超低レイテンシ/超高信頼性、MTC、eMBB、音声、ビデオストリーミング、制御情報など)、ならびに/またはQCIなどのうちの1つまたは複数を含み得る。
WTRUは構成され、および/またはそれ自体で、構成されたSOMの特性/能力のセットを決定することができる。これらの特性は、例えば、TTI期間、帯域幅、シンボルレート、符号化特性(例えば、レートおよび/もしくは信頼性など)、サポートされる変調および符号化方式(MCS)のセット、HARQパラメータ(例えば、再送信の最大数、増分冗長性対チェイス結合)、サブキャリア間隔、波形および/もしくは関連付けられたパラメータ(例えば、巡回プレフィックス長、ガード、プリアンブルなど)、スペクトルライセンスモード(例えば、ライセンスされた、ライセンスされていない、簡易的にライセンスされた(lightly licensed))、接続性のタイプ(例えば、デバイスツーデバイス(D2D)および/もしくは広域ネットワーク(WAN))、中継もしくは直接、宛先および/もしくはTRP受信機ポイント、サポートされたトラフィックタイプのセット、ならびに/またはサポートされたQCIのセットなどのうちの1つまたは複数を含み得る。
WTRUは、所与のSOMにおいて所与のトランスポートブロックに一緒に多重化され得るLCHのセットを決定することができる。例えば、WTRUは、おそらくはLCH要件および/またはSOM特性に基づいて、SOMへの1つまたは複数または各々のLCHのマッピングを決定することができる。WTRUは、LCHについて、特定のSOMの特性がLCH要件を満たすかどうかを決定することができる。WTRUは、(例えば1つまたは複数または各々の)LCHについて(例えば単一の)SOMを決定することができる。WTRUは、1つまたは複数または各々のLCHについて、1つまたは複数のLCH要件を満たし得るSOMのセットを決定することができる。
例えば、WTRUは、例えば、TTI長、HARQフィードバック遅延、および/もしくは他のパラメータに基づいて、LCHのレイテンシ要件とSOMの最小レイテンシとを比較し、ならびに/またはSOMがレイテンシ要件を満たすかどうかを決定することができる。そのようなシナリオでは、特に、WTRUは、LCHがその特定のSOMにマッピングされ得ることを決定することができる。例えば、WTRUは、(例えば、最大MCSならびに/または利用可能なおよび/もしくは構成された帯域幅により、)特定のLCHのビットレート要件を、SOMにより達成可能な最大ビットレートと比較することができ、ならびに/または、おそらく例えばそれが要件を満たす場合に、LCHをSOMにマッピングすることができる。
WTRUは、LCH、SOMの適合する属性に基づいてSOMへのLCHのマッピングを決定することができる。WTRUは、例えば本明細書に説明されている要件/特性のうちの1つまたは複数を使用して、適合するLCH要件および/または1つもしくは複数のSOM特性に基づいて、SOMへのLCHのマッピングを決定することができる。WTRUは、宛先に基づいて、LCHを同じSOMに多重化することができる。
WTRUは、1つまたは複数または各々の論理チャネルに関連付けた宛先に基づいて、SOMへのLCHのマッピングを決定することができる。例えば、いくつかの論理チャネルは、特定のデバイス(例えばL2アドレス)へのD2D送信に関連付けられ得る。例えば、LCHは、特定のTRPに関連付けられ得る。WTRUは、関連付けられたSOMに対する同じ宛先(例えば、D2D、TRP、および/またはその他)に関連付けられたLCHを構成することができる。
WTRUは、サポートされたQoSクラス識別子(QCI)のセットに基づいて、SOMへのLCHのマッピングを決定することができる。WTRUは、(例えば、1つまたは複数または各々のSOMについての)サポートQCIのセットを用いて構成され得る。WTRUは、おそらく例えば構成されたLCH QCIに基づいて、1つまたは複数または各々のLCHに対するSOMのセットを決定することができる。WTRUは、正確なQCIマッチがあるとき(例えば、そのときのみ)、LCHがSOMにマッピングされ得ると決定することができる。WTRUは、LCHのQCIを少なくとも満たすSOMのセットを決定するように構成され得る。
WTRUは、サポートされたトラフィックタイプに基づいて、SOMへのLCHのマッピングを決定することができる。WTRUは、1つまたは複数または各々のSOMについてサポートされたトラフィックタイプのセットを用いて構成され得る。WTRUは、おそらく例えばLCHトラフィックタイプに基づいて、SOMへの1つまたは複数または各々のLCHのマッピングを決定することができる。例えば、SOMは、ベストエフォートトラフィック(例えば、60GHz、ライセンスされていない)をサポートするように構成され得る。WTRUは、ベストエフォートLCHをそのSOMにマッピングし、および/または他のタイプのトラフィック(例えば、従来の音声、超高信頼性、および/またはその他)を(例えば、2GHz帯域で)異なるSOMにマッピングすることができる。
SOM/TrCHへのLCHのマッピングは、動的に実行され得る。トランスポートチャネルは、トランスポート層状態/属性情報に基づいて選択され得る。WTRUは、特定の論理チャネルがマッピングされ得る、および/または特定の上位層パケットが送信され得る1つまたは複数の(例えば、利用可能な)トランスポートチャネル(例えば、T1および/またはT2)から選択することができる。WTRUは、(例えば、所与の時間での)トランスポートチャネルの動的状態、および/またはMACエンティティ情報に基づいて、そのような決定を行うことができる。その情報は、考慮されている論理チャネルの現在の占有(および/もしくは、1つもしくは複数もしくは各々の論理チャネルに関連付けられたキュー)、所与の論理チャネルにおけるデータに関連付けられたQoSベースのパラメータ、例えば、パケットのTTL、パケットのセットのTTL、および/もしくは閾値に対するTTL、ならびに/またはパケットのサイズおよび/もしくはパケットのグループのうちの1つまたは複数を含むことができる。
図16は、データユニットのQoS要件を満たし得るTrCHに対してデータユニットを動的にマッチングするWTRU(例えば、WTRUプロセッサおよび/またはコントローラ)の例を示す。1つまたは複数または各々のデータユニットは、それ自体のQoS要件(QoS_1、QoS_2など)を有することができる。いくつかのシナリオでは、1つまたは複数のデータユニットは同じQoS要件を有することができる。データユニット要件は、レイテンシ、信頼性、データレートおよび/もしくはトランスポートブロックサイズ、ならびに/またはQCIなどのうちの1つまたは複数を含むことができる。WTRUは、ヌメロロジ(例えば、サブキャリア間隔および/または関連付けられたシンボル期間を含み得る)、MCS、符号化レート、TTI期間、信頼性、HARQ再送信、および/または遅延のうちの1つまたは複数に関して、1つまたは複数または各々のそれら自体の特性を有する1つまたは複数または多数のトランスポートチャネルを用いて構成され得る。
WTRUは、要件をTrCH能力とマッチングすることによって、1つまたは複数または各々のデータユニットについて目標TrCHを決定することができる。これは、おそらく少なくとも満足な程度に、データユニットの要件が確実に満たされることを確実にする。図16では、LCHMからのデータユニットがTrCHNにマッピングされ得る。QoS2を有するLCH1の(例えば特定の)データユニットが、例えば、このシナリオではそのQoS要件(例えば、QoS2)がTrCH1によって満たされないことがあるため、TrCHNへルーティングされてもよい。LCH1およびLCHMデータユニット(例えば、TrCHNへマッピングされたもの)は、おそらく例えば、データユニットが(例えば、決定されたおよび/または予め構成された許容差および/または閾値内で)十分に適合するQoS要件を有する場合、一緒に多重化され得る。
WTRUは、1つまたは複数または多数のアップリンクデータユニットの送信を送ることができる。例えば、WTRUは、第1のアップリンクデータユニットおよび第2のアップリンクデータユニットの送信を送ることができる。WTRUは、第1のアップリンクデータユニットの送信用の第1のサービス品質を識別することができる。WTRUは、第1のアップリンクデータユニットの送信用の第2のQoSを識別することができる。WTRUは、第1のQoSと第2のQoSの差/間の差が、予め構成された閾値内または予め構成された閾値外であることを決定することができる。WTRUは、おそらく例えば第1のQoSと第2のQoSの間の差が予め構成された閾値内であるとき、送信において第1のアップリンクデータユニットと第2のアップリンクデータユニットを多重化することができる。第2のアップリンクデータユニットは、おそらく例えば(本明細書に説明されているように)予め構成された多重化比まで、送信において第1のアップリンクデータユニットと多重化され得る。
WTRUは、そのような動的トランスポート層状態情報をPHY層から受信することができる。例えば、PHY層により動的に提供され、ならびに/または特定のトランスポートチャネルおよび/もしくはトランスポートチャネルタイプに静的に関連付けられた情報に基づいて、MAC層は、マッピングのその決定を行うことができる。そのような情報は、特定のトランスポートチャネルに利用可能なPHYリソースの量、トランスポートチャネルに利用可能なPHYリソースのタイプ(例えば、コンテンションベース対専用、および/もしくはトランスポートチャネルにより使用されるTTI)、HARQプロセスタイプ、数、もしくはプロセスなどのHARQ情報、1つもしくは複数もしくは各々のプロセスの占有、関連付けられたトランスポートチャネルの利用可能なHARQプロセスのステータス(例えば、保留中の送信もしくは再送信)、トランスポートチャネルがマッピングされるSOM、ならびに/またはトランスポートチャネルのためにサポートされたおよび/もしくはトランスポートチャネルのために現在許可された最大トランスポートブロックサイズのうちの1つまたは複数を含むことができる。
1つまたは複数の送信チャネルが、再送信のために予約され得る。1つまたは複数の特別なトランスポートチャネルが、特にWTRUによる再送信の目的で予約され得る。WTRUは、層(例えば、MAC/RLC/その他)でPDUの送信が失敗したとき、予約されたトランスポートチャネルの少なくとも1つを使用してそのPDUを再送信することができる。これらのトランスポートチャネルは、より短いTTI、ならびに/またはより短い時間期間内のより多くのHARQ送信、より高い符号化レート、より低い変調方式、および/もしくはより大きい送信電力を可能にするHARQプロセスタイプを含む、特定のPHY/MAC属性を有することができる。
LCHの不適合な多重化が回避または低減され得る。WTRUは、可能にされたLCHのセットのうちのどのLCHのセットが、実際のトランスポートチャネルにおいて一緒に多重化され得るかを動的に決定することができる。本明細書で使用される場合、用語「多重化」は用語「セグメンテーション/アセンブリ」と同等とされてよく、交換可能に使用されてよい。
大量のデータの送信特性は、少量のデータに関連付けられたレイテンシ要件に基づいて決定され得る。例えば、低レイテンシ要件を有するLCHが、はるかに大きいレイテンシ要件を有する論理チャネルと多重化され得る。非常に異なる信頼性要件に関連付けられたLCHが多重化されてもよい。
論理チャネル基づいて多重化制約が課せられ得る。例えば、WTRUは、特定の論理チャネル/サービスタイプ/優先度に関連付けられたMAC SDUにわたって(例えば、それらのみにわたって)MACセグメンテーション/アセンブリを実行することができる。例えば、MAC層は、超低レイテンシに関連付けられた論理チャネルおよび/または上層サービスから来るSDUに対する別個のセグメンテーション/アセンブリ動作、ならびに高信頼性送信に関連付けられたSDUに対する異なるセグメンテーション/アセンブリ動作を実行することができる。
制御情報の送信のためのSOM/トランスポートチャネルが選択および/または多重化され得る。MAC層は、異なる基礎となるトランスポートチャネルおよび/またはPHYリソースタイプにわたって異なるタイプの制御情報を送信することができる。例えば、MAC CEは、異なるタイプであってよい。おそらく例えばMAC CEタイプに応じて、WTRUは、所与のトランスポートチャネル上でそのようなMAC CEを送信するかどうかを決定し、ならびに/またはMAC SDUおよび/またはSDUセグメントの特定のセットとMAC CEを多重化することができる。
例えば、WTRUは、その低レイテンシ論理チャネルに関連付けられたバッファステータスレポート(BSR)の送信のための異なるMAC CEを有することができる。WTRUは、(例えば、ULL MAC PDUを含むトランスポートブロック上でMAC CEをピギーバックすることによって、)専用ULLトランスポートチャネルを介して(例えば、それを介してのみ)「ULL MAC CE」などのCEを送信することができる。しかしながら、そのような制限は、非ULL MAC CEがULLリソースと共に送られることを可能にし、および/または、それらが非ULLトランスポートブロックリソースを使用して(例えば、それらを使用してのみ)送られることを必要とし得る。
例えば、高優先度のMAC CEは、そのような情報の送信に専用のトランスポートチャネルに(例えば、排他的に)関連付けられ得る。トランスポートチャネルは、例えば専用PHYリソースに関連付けられ得る。
WTRUは、一次LCHの特定の割合までの要求によりLCHを多重化することができる。例えば、WTRUは、一緒に多重化されることが可能な変化する要件のデータの量を制御するパラメータのセットを用いて構成され得る。
WTRUは、一次LCHおよび関連付けられた一次LCHセットを決定することができる。一次LCHは、優先度に基づいて(例えば、本明細書に説明されている技法を使用して)WTRUによって選択され得る。WTRUは、一次LCHと同じまたは類似する要件を有するLCHを含むことができ、および/またはWTRU構成に従ってそれと共に多重化され得る、関連付けられた一次LCHセットを決定することができる。一次LCHセットは、(例えば、多重化リストと同様の)ネットワークによって構成されてよく、および/またはLCHに対する要件に基づいてWTRUによって決定されてよい。一次LCHは、一次LCHセットに属することができる。WTRUは、一次LCHの一部でなくてよいLCHのセットを含むことができ、および/または一次LCHと共に多重化されることが可能な非一次(non-primary)LCHセットを決定することができる。
WTRUは、所与のトランスポートブロックにおける選択された一次LCHセットと共に多重化されることが可能にされ得る非一次LCHセットからのデータの最大量を示す、比ρを用いて構成され得る。例えば、WTRUが、一次LCHセットからのNpビットが特定のトランスポートブロックで送信されるべきと決定した場合、WTRUは、非一次LCHからの最大Nnon−p<ρ×Npビットを同じトランスポートブロックにおいて多重化することができる。実施形態では、非一次LCHおよび/または一次LCHは、関連付けられたバッファにおいてデータが利用可能なLCHを含む(例えば、それのみ含む)ことができる。
WTRUは、多重化LCHをそれらの関連付けられたデータタイプに基づいて多重化することができる。WTRUは、データタイプの差が最小限にされることが可能なようにLCHを多重化することができる。WTRUは、MAC PDUが、最小割合の特定のタイプ(例えば、論理チャネルタイプ、サービスタイプ、レイテンシ要件など)のデータを有して、MAC PDUがそのタイプに関連付けられ得るように、アセンブリのためにMAC SDUを選択することができる。例えば、WTRUは、最大可能数の低レイテンシSDUおよび/もしくはSDUセグメントが一緒にアセンブルされることを確実にし、ならびに/または低レイテンシセグメントと一緒にアセンブルされる非低レイテンシセグメントの数を最小限にすることができる。
WTRUは、論理チャネル、MAC SDU、および/またはSDUセグメントを、特定の多重化カテゴリおよび/またはクラスと関連付けることができる。カテゴリおよび/またはクラスは、論理チャネル、データのタイプ(タイムクリティカル対高信頼性要件対高効率要件)、関連付けられたデータのレイテンシ要件の厳密性、および/またはデータに関係付けられたQoSベースのパラメータの任意の組み合わせに関連付けられ得る。WTRUは、PDU内のデータの特定の最小割合がそのカテゴリおよび/またはクラスに関連付けられる(例えば、データの60%がタイムクリティカルデータに関連付けられ、ここで、TTLは特定の閾値未満であり得る)ように、MAC PDUを作成することができる。低レイテンシMAC SDUセグメントは、主に低レイテンシデータから構成されるPDU内にほとんど配置され得る。基礎となるPHY層は、高い優先度でそのようなMAC PDUを扱うことができる。カテゴリおよび/またはクラスは、動的な様式で定義され得る。例えば、送信される現在のデータに基づいて、WTRUは、クラスを定義し得る特定の状態を作成することができる。
WTRUは、レイテンシ特性(例えばTTL範囲)に基づいてLCHおよび/またはSDUを多重化することができる。WTRUは、SDUに関連付けられたレイテンシ特性を考慮に入れ、および/または特定のQoSベースの特性を満たすことができるMAC SDUを一緒に関連付けることによって、MAC SDUの多重化を実行することができる。
例えば、WTRUは、おそらくはMAC PDUを作成するときに、同じTTLを有することができるMAC SDUおよび/またはMAC SDUセグメントをアセンブルすることができる。WTRUは、MAC PDUを作成するときに、互いの間の閾値以下で異なり得るTTLを有することができるMAC SDUおよび/またはMAC SDUセグメントをアセンブルすることができる。結果として得られるMAC PDU(および/または実質的にトランスポートブロック)は、TTLおよび/またはTTL範囲の観点から配列され得る。
WTRUは、レイテンシ要件の差を用いてLCHを多重化することができる。例えば、WTRUは、レイテンシ要件がΔLatency以上離れたデータパケットを同じトランスポートブロックで多重化および/または送信することができる。パラメータ/変数ΔLatencyは、ネットワークにより構成された固定された値であってよく、および/または仕様で固定されてよい。パラメータ/変数ΔLatencyは、WTRUへ動的および/または準動的にシグナリングされ得る。
WTRUは、PHY層で利用されるようにTTI期間に基づいて多重化LCHおよび/またはSDUに基づいて多重化することができる。WTRUは、PHY層上での送信に利用されるようにTTI期間に基づいてMAC SDUのセグメンテーション/アセンブリを行うことができる。WTRUは、MAC SDUおよび/または論理チャネル/フロー/サービスを(例えば特定の)TTIに関連付けることができる。SDUは、MAC PDUを作成する際に使用される(例えば1つまたは複数または全ての)SDUセグメントが同じTTI値を利用することができるように、アセンブル/セグメンテーションされ得る。SDUセグメントは、実質的に、PHY層がPDUを送信するTTI期間であり得る。特定のMAC SDUに関連付けられるTTIは、WTRUによって決定され得る。例えば、TTIは、セルによるシグナリングを介して、および/またはWTRUのある内部状態に基づいて、MAC SDUにおける論理チャネル/サービスタイプのデータと、静的および/または動的に関連付けられ得る。例えば、特定の論理チャネルおよび/または任意の論理チャネルが、特定のTTI値を利用するように構成され得る。例えば、利用されるTTIは、(例えば、潜在的に他の方法と組み合わせて)PHY層情報によって定義され得る。例えば、PHY層は、所与の時点および/または時間期間中に、0.5msのTTIが利用可能であること、ならびに/またはインデックスxを有しおよび/もしくはより大きい論理チャネルグループに使用され得ることを示すことができる。例えば、TTIは、論理チャネルに関連付けられたQoSベースのパラメータによって定義され得る。例えば、SDUのためのTTLが閾値x未満である場合、WTRUは、2シンボルTTIを利用することができる。TTLが閾値xより大きいが閾値y未満である場合、WTRUは、TTI0.5msなどを利用することができる。現在のTTI値を有する保留中のSDUが含まれると、WTRUは、関連付けられたグラントにおいて異なるTTIに関連付けられたSDUを含むことができる。
WTRUは、1つまたは複数または多数のTrCHを使用して異なる要件を有するLCHの1つまたは複数または多数のトランスポートブロック(TB)を送ることができる。大きく変化する要件のデータが同時に送信され得る。WTRUは、1つまたは複数または多数のトランスポートブロックをそれぞれ自身のTrCH上で(例えば同時に)送信することができる。
WTRUにより行われた特定のスケジューリング判断(例えば、そのようなルールのTTL、論理チャネル優先順位付け(LCP)、および/またはバッファ占有)に基づいて、WTRUは、非常に変化する特性付けを有するならびに/または非常に変化するサービスタイプおよび/もしくは要件などを有する、データの2つ以上のセットをスケジュールすることができる。WTRUは、異なるトランスポートフォーマットを使用して、そのような異なるサービスタイプに関連付けられたMAC PDUを送信することができる。WTRUは、セルからの同じグラント、および/またはWTRUに提供された同じ準静的リソースを使用して、異なるトランスポートブロックを送信することができる。
WTRUは、利用可能なPHYリソースのセット(トランスポートブロックの数など)を示すことができるグラントを(動的および/または準静的に)受信することができる。WTRUは、例えばダウンリンクチャネル状態情報(CSI)フィードバックを介して、そのようなリソースの無線品質に関する標識を受信することができる。WTRUは、(例えば、これらのリソースに関連付けられた無線品質に基づいて)これらのリソース上で送信するときに利用するトランスポートフォーマットに関する自律的判断を行うことができる。
WTRUは、1つまたは複数または各々のTrCHのためにグラントスペクトルを分割することができる。WTRUは、送信されるトランスポートブロックの1つまたは複数または各々に関連付けられるようにPHYリソースを別個の部分へ分割する。WTRUは、キャリアまたはリソースブロックなどの特定の関連付けに関連付けられた特定のルールに基づいて、分割を制限することができる。例えば、WTRUは、送信する2つの異なるトランスポートブロックの間でリソースブロックを分割することを許容されないことがある。WTRUは、異なるトランスポートフォーマット(MCS、HARQタイプ、TTI、再送信ルールなど)を、同時に送信されることになるトランスポートブロックの1つまたは複数または各々に関連付けることができる。WTRUは、送信で利用される特定のトランスポートフォーマットをセルに示すことができる。そのようなシグナリングは、(例えば、本明細書に説明されている方法に基づいて)送信それ自体の内に含まれてよい。WTRUは、UL PHYシグナリングに使用される専用制御チャネルにそのようなシグナリングを含めてよい。
トラフィックタイプは、ULの送信のためにMACにおいて優先順位付けされ得る。トラフィックは、異なるレイテンシ要件に関連付けられてよく、異なるSOMにマッピングされてよく、および/または異なる信頼性要件を有してよい。
WTRUは、関連付けられたレイテンシ要件に基づいてトラフィックを優先順位付けすることができる。例えば、WTRUは、データのタイムクリティカル性、および/またはデータがそのタイミング要件を逸したと考えられる前のMAC PDUにおいてデータに利用可能な時間に基づいて、送信用にスケジューリングされるようにMAC PDUを選択することができる。例えば、WTRUは、QoSベースのパラメータ値、ならびに/またはMAC PDUに関連付けられ、および/もしくは潜在的にWTRUによりそのMAC PDUに割り当てられた範囲に基づいて、送信用のMAC PDUを選択することができる。
特定のスケジューリング時点および/もしくはTTIにおいて、ならびに/またはPHYリソースがWTRUに利用可能になる特定の時間において、WTRUは、保留中のMAC PDUのうちで最小のTTLおよび/またはTTL範囲を有する保留中のMAC PDUを選択することができる。WTRUは、おそらく例えば、同じ時点に、および/または実質的に同じ時間に、送信のための1つまたは複数または多数の利用可能なPDUを選択することができる。WTRUは、バッファされたPDUのうちから最小のTTLおよび/またはTTL範囲を有するものを選択することができる。
WTRUは、本明細書に説明されているスケジューリング基準と組み合わせてアセンブリを実行することができる。例えば、WTRUは、送信のためのグラントおよび/または利用可能なリソースを満足させる際に、最小のTTLを有するMAC SDUを選択し、および/または、おそらく例えば、保留中のMAC SDUの最小TTLを有するMAC SDUを含めるために、多重化/アセンブリを実行することができる。
WTRUは、トランスポートチャネルのサブセットおよび/またはSOMなどに関するそのようなスケジューリング判断を実行することができる。例えば、WTRUは、サブセットおよび/またはTRPに対する送信における(例えば、それのみにおける)そのようなスケジューリング判断を実行することができる。WTRUは、特定のトランスポートチャネルおよび/またはSOM(例えば、ULLRC送信に関連付けられる)上でリソースのグラントが与えられているとき(例えば、そのときのみ)、そのようなスケジューリング判断を実行することができる。
WTRUは、グラントのTTIを提供するPHY層に基づいてトラフィックを優先順位付けすることができる。例えば、MAC層は、PHY層によって提供され得るTTIに基づいて、そのスケジューリング判断を実行することができる。MAC層は、MAC層は、送信を行い得るTTIを送信グラントの情報と共に受信することができる。WTRUは、このTTIの知識に基づいてMAC PDU上に多重化されるMAC SDUを選択することができる。例えば、短いTTIグラントが提供された場合、WTRUは、低レイテンシ送信用であり得る論理チャネルに関連付けられたMAC SDUを選択することができる。WTRUは、TTLが特定の閾値未満であり得るMAC SDUを選択することができる。WTRUは、異なるTTIおよび/または異なるTTI長に適用し得る1つまたは複数または多数のグラントを受信することができる。
MAC層は、MAC PDUを送信するために使用されるTTI長を動的に選択および/または決定することができる。そのような決定は、TTI上および/またはスケジューリング時点それ自体でWTRUによって行われ得る。この決定は、TTIに先立つあるときに、時間期間にわたって、および/またはWTRU MACが利用可能なリソースを通知されたリソースのセットに関して行われ得る。
WTRUは、MAC層がTTIを選択することができる特定のリソースおよび/またはリソースセットの標識を受信することができる。WTRUは、スケジューリング判断および/または優先順位付けルールに基づいて、短縮されたTTIを有するリソース上で送信されるデータを選択することができる。この決定は、潜在的な再送信を考慮に入れたときに必要とされる時間内にタイムクリティカルな要件を有するデータが送信されることが可能なようにされ得る。例えば、MAC層は、短縮されたTTIが利用され得るリソースの位置および/または量の(潜在的にはPHY層からの情報の)標識を受信することができる。MAC層は、送信される現在のデータおよび/またはこのデータに関連付けられたTTLの標識を受信することができる。MAC層は、レイテンシクリティカルな送信が成功裏に実行されることを確実にすることによって、この情報に基づいて送信をスケジューリングすることができる。特定のMAC PDUに使用するための特定のTTIは制限されないことがある。そのような計画された送信のためのトランスポートブロックサイズは、次のサブフレーム、フレーム、および/またはより長い時間期間における短縮されたTTIに関連付けられ得るリソースの量によって駆動され得る。
論理チャネル優先順位付けは、部分的にレガシーLCPを使用して、タイムクリティカルなデータをタイムクリティカルでないデータと多重化するために実行され得る。異なる論理チャネルタイプ(例えば、低レイテンシ、超高信頼性、MBBなど)が、同じMAC PDU上に多重化されることができ、WTRUは、レガシーLCP手順を実行する前に、MAC PDUに含めるためにタイムクリティカルであり得るMAC SDUを最初に選択することができる。
具体的には、WTRUは、タイムクリティカルであるとみなされるMAC SDUを決定することができる。この決定は、SDUに関連付けられたTTLが閾値未満であること、閾値未満であるSDUに関連付けられたTTLが満了したこと、WTRUによりレイテンシクリティカルであると識別された特定の論理チャネルおよび/もしくはフローからSDUが来ること、SDUのサイズが特定の閾値未満であること、ならびに/またはSDUが、以前に送信されたPDUにおいて既に送信され(例えば成功せず)再送信を表示し得ることのうちの1つまたは複数に基づくことができる。
WTRUは、選択されたSDUを送信するMAC PDU内に含めることができる。WTRUは、QoSベースのパラメータ、サイズ、および/または論理チャネル優先度など、いくつかの特定の基準の順序でSDUを含むことができる。MAC PDUのサイズがタイムクリティカルなSDUを含むのには不十分な場合、WTRUは、含む潜在的順序を考慮することによりMAC PDUに収まるまでの数のSDUを含むこと、PHY層をトリガして、さらなるリソースの要求を送信するようにし、および/もしくはさらなるリソースの要求(例えば、より多くのリソースのPHY層標識)をこのMAC PDUの送信に含めること、MAC PDUにBSRおよび/もしくは類似のMAC CEを含めて、この状態をセルに示すこと、追加のタイムクリティカルなSDUを含む、および/もしくはリソースの要求を含むことができる、WTRUにおける自律的送信をトリガすること、ならびに/またはこのMAC PDUの送信のための短縮されたTTIを利用するようにPHY層をトリガすることのうちの1つまたは複数を行うことができる。
WTRUは、PBRまで論理チャネルをサービングするためにレガシーLCPを実行することができる。WTRUは、論理チャネルがそのPBRまでサービングされているかどうかを検討するときに既に使用されているものとして第2のステップで選択されたデータを考慮することができる。
WTRUは、レガシーLCPごとに、論理チャネル優先度の1つまたは複数に従って、MAC PDUの残りについてのMAC SDUを選択することができる。WTRUは、第2のレベルのタイムクリティカル性(例えば、第1の閾値より大きいが第2の閾値未満であるTTL)を有し得る1つまたは複数のSDUを選択することができる。
LCPを実行している間にMAC PDUに含まれるデータの量は、現在のLCPと異なり得る。WTRUは、タイムクリティカル性の順序で(例えば、論理チャネル、フロー、サービスなどに関連付けられた)潜在的に異なるバッファからMAC PDUを選択することによって、MAC PDUの作成のためのMAC SDUを選択することができる。タイムクリティカル性は、例えばTTLによって測定され得る。言い換えれば、WTRUは、最小のTTLから開始しおよび/またはMAC PDUが満たされるまでのTTLの順序で、SDUを選択し得る。
WTRUは、特定のタイムクリティカル性を有するMAC SDUが対処されるまで任意のQoSベースのパラメータ(例えば、閾値未満のTTL)に基づいて、タイムクリティカル性(例えば、例えば最小から最大のTTL)および/または重要性の順序でMAC SDUを選択することによって、MAC PDUの作成のためのMAC SDUを選択することができる。MAC PDUサイズの残部は、制御データ(MAC CE)を埋め込み、ならびに/または符号化および/もしくは冗長性を増大させために使用され得る。
WTRUは、それが選択する論理チャネル/フロー/サービスに対するいくつかの追加された制限を伴うMAC PDUの作成のためにMAC SDUを選択することができる。例えば、選択は、他の論理チャネルが考慮され得る前に、論理チャネルの1つまたは複数、おそらく例えば特定の閾値までに限定され得る。
WTRUは、1つまたは複数または各々のLCHについて、優先度インデックスを用いて構成され得る。優先度インデックスは、例えば、同じ時間遅延要件のPDUがスケジューリングされる順序を決定するために使用され得る。優先度インデックスは、同じタイプおよび/またはクラス(例えば、ベストエフォート)のPDUがスケジューリングされる順序を示すことができる。
WTRUは、そのレイテンシ要件を満たさないPDUが廃棄され得る順序を決定することができる。より具体的には、WTRUは、PDUの遅延要件に従って(例えば、最初に従って)および/または優先順位に従ってPDUが送信される順序を決定するように構成され得る。PDUを送信するために十分なリソースがない場合、WTRUは、より低い優先度インデックスを有するPDUを廃棄する(例えば、パケットが期限切れになると、バッファからPDUを削除し、および/または送信を試行しない)ように決定することができる。
WTRUは、送信パラメータを(例えば自律的に)選択することができる。トランスポートフォーマットが選択され得る。例えば、WTRUは、トラフィックタイプ、LCH、および/またはSOMに関連付けられた予め構成されたリストからトランスポートフォーマットを選択することができる。
WTRU(例えばMAC層)は、特定のグラントに使用可能であり得るトランスポートフォーマットの標識を受信することができる。例えば、WTRUは、セルにより提供されたグラント上で使用されるトランスポートフォーマットの選択肢を提供されることができ、ならびに/またはWTRUは、WTRUが送信するのを計画しているデータの特性(例えば、タイムクリティカル、信頼性、高効率など)、データの1つもしくは複数もしくは各々のタイプに潜在的に関連付けられた、WTRUにおけるバッファステータス、ならびに/または選択されている1つもしくは複数もしくは各々のパケットに関連付けられたQoSベースのパラメータのうちの1つまたは複数に基づいて、適切なトランスポートフォーマットおよび/または対応するMAC PDUサイズを選択することができる。
異なるトランスポートフォーマットは、サービスおよび/またはサービスタイプ(例えば、ULRRCトランスポートフォーマット(TF)、および/またはeMBB TFなど)に関連付けられ得る。トランスポートフォーマットは、異なるレベルの信頼性(例えばエラー確率)および/または送信レートに関連付けられ得る。
WTRUは、サービスおよび/またはサービスタイプを有するセルによってシグナリングされた1つのおよび/または複数または各々のトランスポートフォーマットに関連付けられ得る。関連付けは、例えばインデックスおよび/または特別なフィールドを介して、トランスポートフォーマット自体の一部としてシグナリングされ得る。関連付けは、固定/静的であってよく、ならびに/またはeNBおよび/もしくはWTRUによって以前から知られていてもよい。WTRUは、それ自体の関連付けを、1つまたは複数または各々のTFの特性に基づいて選ぶことができる(例えば、より多くの符号化がより信頼性のある通信に関連付けられ得る)。WTRUは、それが所与のTFを関連付けし得るサービスの範囲および/またはサービスタイプを与えられ得る。
WTRUは、1つまたは複数または各々のSOMについてトランスポートフォーマットのセットを用いて構成され得る。WTRUは、送信のために使用されるSOMに基づいて使用するトランスポートフォーマットのセットを決定することができる。WTRUは、構成に基づいて、送られるデータのタイプにマッチするTFを選択することができる。具体的には、MAC PDUにおけるデータ(および/または大分部のデータ)に関連付けたサービスに基づいて、WTRUは、TF選択を行うことができる。
トランスポートフォーマットの選択に続いて、WTRUは、選択されたフォーマットを送信においてセルに示すことができる。WTRUは、この情報を、PUCCHおよび/または5G制御チャネルなどのPHY層アップリンク制御チャネル上で送信されたインデックスとして提供することができる。
WTRUは、予め定義されたおよび/または固定された機構を使用してエンコードされ得るインデックスを、アップリンク送信(グラントされたリソース自体)の前に付加/後に付加することができる。WTRUからのそのようなトランスポートフォーマット標識は、UL送信と共に存在してよい。WTRUは、そのような標識を提供しないことがあり、および/またはセルは、選択されたTFを決定するために先にブラインドデコードを必要とされ得る。
WTRUは、グラントにおける特定のTFの標識を受信することができるが、TFを動的に変更することを決定し、および/またはこの決定をセルに通知することができる。WTRUは、特定の論理チャネルおよび/または特定のサービスからのデータを含むことができるMAC PDU上のグラント(例えば、それのみ)のTFを変更するように制限され得る。WTRUは、TFを、現在シグナリングされたTFから、元のTFに対してある特定の関係を有し得る「導出された」TFの有限セットに変更するように制限され得る(したがって、導出されたTFのセルへのシグナリングを促進する)。
WTRUは、例えばロバスト性を増大させるために、スケジュールされているデータに追加の符号化を追加するために、TFを変更することができる。追加の符号化を追加するための判断は、送られる必要があるデータに関連付けられた信頼性および/もしくはレイテンシ要件、送られるデータおよび/もしくは送信を保留する他のデータに関連付けられたQoSベースのパラメータ、バッファ占有もしくはその欠如、ならびに/またはMAC PDUが再送信されているかどうか、もしくはそれがPDUの初期送信であるかどうかのうちの1つまたは複数に基づくことができる。
WTRUは、おそらく例えば、特定の数の論理チャネル(例えば、優先ビットレート(Prioritized Bit Rate:PBR)まで)、および/またはレイテンシクリティカル要件を考慮に入れた特定の数のMAC SDUを処理した後、追加のSDUをMAC PDUに含めないと決定することができる。WTRUは、特定のMAC PDUに関連付けられた冗長性を(例えば、符号レートを低減させることによって)増大させるようにPHY層に示すことができる。例えば、閾値未満のTTLを有するMAC SDUがMAC PDUに含められた、および/または論理チャネルがPRBまでサービングされた後、WTRUは、MAC PDU内への送信に備えた追加のMAC SDUを含まないことがあり、結果のMAC PDUの(PHY層における)符号化レートを低減し得る。
WTRUは、おそらく例えばトランスポートフォーマットの再選択に続いて、(例えば、本明細書に説明されている技法の少なくとも1つを使用して)選択されたフォーマットを送信において示すことができる。
特徴および要素が特定の組み合わせで上記に説明されているが、各特徴または要素は単独でまたは他の特徴および要素との任意の組み合わせで使用され得ることは、当業者には理解されよう。加えて、本明細書で説明された方法は、コンピュータまたはプロセッサによる実行のためにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実装されてもよい。コンピュータ可読媒体の例は、(有線またはワイヤレス接続を介して送信される)電子信号およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクまたは取り外し可能ディスクなどの磁気メディア、光磁気メディア、ならびにCD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、これらに限定されない。ソフトウェアに関連するプロセッサが、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータで使用する無線周波数トランシーバを実装するために使用され得る。

Claims (24)

  1. ワイヤレス通信ネットワークと通信するワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)であって、
    メモリと、
    受信機であって、少なくとも、
    構成を受信するように構成され、前記構成は、前記WTRUの1つまたは複数の送信モード(TM)についての1つまたは複数の特性を含む、受信機と、
    プロセッサであって、少なくとも、
    アップリンクデータユニットの送信用に前記1つまたは複数のTMのうちの少なくとも1つのTMを動的に選択することであって、動的選択は、1つまたは複数のデータ転送要件および前記1つまたは複数のTM特性に基づいて行われる、選択することと、
    前記少なくとも1つのTMに関連付けられた少なくとも1つのトランスポートチャネルを識別することと、
    前記アップリンクデータユニットを前記少なくとも1つのトランスポートチャネルにマッピングすることと
    を行うように構成されたプロセッサと、
    送信機であって、少なくとも、
    前記アップリンクデータユニットの前記送信を前記ワイヤレス通信ネットワークの1つまたは複数のデバイスに送るように構成された送信機と
    を備えるWTRU。
  2. 前記1つまたは複数の送信モードの前記1つまたは複数の特性は、TTI期間、帯域幅、シンボルレート、1つもしくは複数の符号化特性、サポートされる変調および符号化方式(MCS)のセット、またはヌメロロジのうちの1つまたは複数を含む請求項1に記載のWTRU。
  3. 前記1つまたは複数の符号化特性は、レートまたは信頼性のうちの少なくとも1つを含む請求項2に記載のWTRU。
  4. 前記ヌメロロジは、サブキャリア間隔または関連付けられたシンボル期間のうちの少なくとも1つを含む請求項2に記載のWTRU。
  5. 前記プロセッサは、前記アップリンクデータユニットの前記送信用の前記1つまたは複数のTMのうちの前記少なくとも1つのTMの前記動的選択がパケットごとに行われるようにさらに構成された請求項1に記載のWTRU。
  6. 前記1つまたは複数のデータ転送要件は、サービスのレベル、レイテンシ、信頼性、ピークレート、平均レート、優先度、またはサービス品質(QoS)クラス識別子(QCI)のうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載のWTRU。
  7. 前記プロセッサは、
    前記少なくとも1つのトランスポートチャネルまたは前記少なくとも1つのTMのうちの少なくとも1つに関連付けられたハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスを識別し、
    前記アップリンクデータユニットの前記送信用に前記HARQプロセスを選択するようにさらに構成された請求項1に記載のWTRU。
  8. 前記受信機は、
    前記ワイヤレス通信ネットワークの前記1つまたは複数のデバイスのうちの少なくとも1つのデバイスから、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信するようにさらに構成された請求項1に記載のWTRU。
  9. 前記プロセッサは、
    前記アップリンクデータユニットの送信用に前記DCIにより示された第1のリソース割り当てを識別し、
    前記アップリンクデータユニットの前記送信に対するサービス品質(QoS)要件を決定し、
    前記アップリンクデータユニットの送信用に前記DCIにより示された前記第1のリソース割り当てが前記QoS要件を少なくとも満たすか満たせないかを決定し、
    前記DCIにより示された前記第1のリソース割り当てが前記QoS要件を満たせないと決定されると、前記アップリンクデータユニットの前記送信用に前記DCIにより示された前記第1のリソース割り当てを利用しないと決定するようにさらに構成された請求項8に記載のWTRU。
  10. 前記プロセッサは、
    前記アップリンクデータユニットの前記送信用に前記1つまたは複数のTMのうちの前記少なくとも1つのTMに対応する第2のリソース割り当てを識別し、
    前記DCIにより示された前記第1のリソース割り当てが前記QoS要件を満たせないと決定されると、前記アップリンクデータユニットの前記送信用に前記1つまたは複数のTMのうちの前記少なくとも1つのTMに対応する前記第2のリソース割り当てを利用すると決定するようにさらに構成された請求項9に記載のWTRU。
  11. 前記アップリンクデータユニットは、第1のアップリンクデータユニットであり、前記プロセッサは、
    送信のための第2のアップリンクデータユニットを識別し、
    前記第1のアップリンクデータユニットの前記送信用の第1のサービス品質を識別し、
    前記第2のアップリンクデータユニットの前記送信用の第2のQoSを識別し、
    前記第1のQoSと前記第2のQoSとの差が事前構成された閾値内であると決定し、
    前記送信において前記第2のアップリンクデータユニットを前記第1のアップリンクデータユニットと多重化するようにさらに構成された請求項1に記載のWTRU。
  12. 前記プロセッサは、前記第2のアップリンクデータユニットが、事前構成された多重化比まで前記送信において前記第1のアップリンクデータユニットと多重化されるようにさらに構成された請求項11に記載のWTRU。
  13. ワイヤレス通信ネットワークと通信するワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される方法であって、
    構成を受信するステップであって、前記構成は、前記WTRUの1つまたは複数の送信モード(TM)についての1つまたは複数の特性を含む、ステップと、
    アップリンクデータユニットの送信用に前記1つまたは複数のTMのうちの少なくとも1つのTMを動的に選択するステップであって、動的選択は、1つまたは複数のデータ転送要件および前記1つまたは複数のTM特性に基づく、ステップと、
    前記少なくとも1つのTMに関連付けられた少なくとも1つのトランスポートチャネルを識別するステップと、
    前記アップリンクデータユニットを前記少なくとも1つのトランスポートチャネルにマッピングするステップと、
    前記アップリンクデータユニットの前記送信を前記ワイヤレス通信ネットワークの1つまたは複数のデバイスに送るステップと
    を含む方法。
  14. 前記1つまたは複数の送信モードの前記1つまたは複数の特性は、TTI期間、帯域幅、シンボルレート、1つもしくは複数の符号化特性、サポートされる変調および符号化方式(MCS)のセット、またはヌメロロジのうちの1つまたは複数を含む請求項13に記載の方法。
  15. 前記1つまたは複数の符号化特性は、レートまたは信頼性のうちの少なくとも1つを含む請求項14に記載の方法。
  16. 前記ヌメロロジは、サブキャリア間隔または関連付けられたシンボル期間のうちの少なくとも1つを含む請求項14に記載の方法。
  17. 前記アップリンクデータユニットの前記送信用の前記1つまたは複数のTMのうちの前記少なくとも1つのTMの前記動的選択がパケットごとに行われる請求項13に記載の方法。
  18. 前記1つまたは複数のデータ転送要件は、サービスのレベル、レイテンシ、信頼性、ピークレート、平均レート、優先度、またはサービス品質(QoS)クラス識別子(QCI)のうちの少なくとも1つを含む請求項13に記載の方法。
  19. 前記少なくとも1つのトランスポートチャネルまたは前記少なくとも1つのTMのうちの少なくとも1つに関連付けられたハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスを識別するステップと、
    前記アップリンクデータユニットの前記送信用に前記HARQプロセスを選択するステップと
    をさらに含む請求項13に記載の方法。
  20. 前記ワイヤレス通信ネットワークの前記1つまたは複数のデバイスのうちの少なくとも1つのデバイスから、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信するステップをさらに含む請求項13に記載の方法。
  21. 前記アップリンクデータユニットの送信用に前記DCIにより示された第1のリソース割り当てを識別するステップと、
    前記アップリンクデータユニットの前記送信に対するサービス品質(QoS)要件を決定するステップと、
    前記アップリンクデータユニットの送信用に前記DCIにより示された前記第1のリソース割り当てが前記QoS要件を少なくとも満たすか満たせないかを決定するステップと、
    前記DCIにより示された前記第1のリソース割り当てが前記QoS要件を満たせないと決定すると、前記アップリンクデータユニットの前記送信用に前記DCIにより示された前記第1のリソース割り当てを利用しないと決定するステップと
    をさらに含む請求項20に記載の方法。
  22. 前記アップリンクデータユニットの前記送信用に前記1つまたは複数のTMのうちの前記少なくとも1つのTMに対応する第2のリソース割り当てを識別するステップと、
    前記DCIにより示された前記第1のリソース割り当てが前記QoS要件を満たせないと決定すると、前記アップリンクデータユニットの前記送信用に前記1つまたは複数のTMのうちの前記少なくとも1つのTMに対応する前記第2のリソース割り当てを利用すると決定するステップと
    をさらに含む請求項21に記載の方法。
  23. 前記アップリンクデータユニットは、第1のアップリンクデータユニットであり、前記方法は、
    送信のための第2のアップリンクデータユニットを識別するステップと、
    前記第1のアップリンクデータユニットの前記送信用の第1のサービス品質を識別するステップと、
    前記第2のアップリンクデータユニットの前記送信用の第2のQoSを識別するステップと、
    前記第1のQoSと前記第2のQoSとの差が事前構成された閾値内であると決定するステップと、
    前記送信において前記第2のアップリンクデータユニットを前記第1のアップリンクデータユニットと多重化するステップと
    をさらに含む請求項13に記載の方法。
  24. 前記第2のアップリンクデータユニットは、事前構成された多重化比まで前記送信において前記第1のアップリンクデータユニットと多重化される請求項23に記載の方法。
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