JP2019506979A - 外部バルブを有する灌流バルーン - Google Patents

外部バルブを有する灌流バルーン Download PDF

Info

Publication number
JP2019506979A
JP2019506979A JP2018546421A JP2018546421A JP2019506979A JP 2019506979 A JP2019506979 A JP 2019506979A JP 2018546421 A JP2018546421 A JP 2018546421A JP 2018546421 A JP2018546421 A JP 2018546421A JP 2019506979 A JP2019506979 A JP 2019506979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
passage
valve
flow
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018546421A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7197360B2 (ja
Inventor
ゴメス,ギャレット
ヘッジ,アナント
クルニアワン,ジョナサン
モル,アンドリュー
ムーア,キャメロン
ラドチョンスキ,サミュエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CR Bard Inc
Original Assignee
CR Bard Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CR Bard Inc filed Critical CR Bard Inc
Publication of JP2019506979A publication Critical patent/JP2019506979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7197360B2 publication Critical patent/JP7197360B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M25/1018Balloon inflating or inflation-control devices
    • A61M25/10184Means for controlling or monitoring inflation or deflation
    • A61M25/10185Valves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M25/1002Balloon catheters characterised by balloon shape
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M25/104Balloon catheters used for angioplasty
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M29/00Dilators with or without means for introducing media, e.g. remedies
    • A61M29/02Dilators made of swellable material
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M25/1011Multiple balloon catheters
    • A61M2025/1013Multiple balloon catheters with concentrically mounted balloons, e.g. being independently inflatable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M2025/1043Balloon catheters with special features or adapted for special applications
    • A61M2025/1081Balloon catheters with special features or adapted for special applications having sheaths or the like for covering the balloon but not forming a permanent part of the balloon, e.g. retractable, dissolvable or tearable sheaths
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M2025/1043Balloon catheters with special features or adapted for special applications
    • A61M2025/1097Balloon catheters with special features or adapted for special applications with perfusion means for enabling blood circulation only while the balloon is in an inflated state, e.g. temporary by-pass within balloon
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2210/00Anatomical parts of the body
    • A61M2210/12Blood circulatory system
    • A61M2210/125Heart

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

流体の流れを移送するための管において医療処置(特に、大動脈弁形成術)を実施するための装置(10)。この装置は、膨張可能な灌流バルーン(12)を備える。灌流バルーンは、当該灌流バルーンが膨張状態にある状態で、管内の流体の流れを許容するための内部通路を有する。バルーンは、単一の断面において複数のセル(12a)を備える。バルーンは、セルを少なくとも部分的に覆うための被覆(18)を備える。バルーンに関連付けられたバルブ(20)が、通路内の流体の流れを制御する。バルブは、通路の外部に配置される。バルブは、被覆のチューブ状の延長部(18a)を形成してもよく、あるいは、被覆と別体であってもよく、フラップ(22,30a)を備えていてもよい。螺旋状被覆(28)がバルブを形成してもよい。
【選択図】図1

Description

[0001]本明細書に記載される全ての公表文献および特許出願は、各公表文献または特許出願が参照によって組み入れられるように具体的かつ個別的に表示されるかのように同程度に参照によって本明細書に組み入れられる。
[0002]バルーンなどの拡張可能なデバイスが医療処置において広く使用されている。バルーンの場合、それは、典型的にはカテーテルの端部で、バルーンが対象領域に到達するまで体内に挿入される。バルーンに圧力を加えることによって、バルーンが膨張される。使用方法の1つのバリエーションでは、バルーンは、膨張するときに、体内に空間を作り出す。
[0003]バルーンは、心臓に関連する弁で使用することができ、それには、大動脈弁バルーン形成術(BAV)(原らの「経皮バルーン大動脈弁形成術再検討:再生時間?」発行2007;115:e334−8)中や経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)中が含まれる。そのような処置のために、膨張されるバルーンは、継続的な血流または灌流を可能にするように設計され得る。しかしながら、バルーンが膨張されたとき、心臓弁は必ず一時的に無効化される。これは、血流の阻害(望ましくない逆流を作り出すことによるものが含まれる)につながり得る。
[0004]したがって、処置中に、特に処置の結果または別の結果として無効化される弁を含む処置に関連して使用されるときに、流体の流れを調節するのに使用可能な灌流バルーンを提供することが望ましい。
[0005]開示される実施形態の技術的効果は、灌流バルーンの外部において弁での流れの調節を達成することを含むと捉えることができる。これは、バルブを開ける際に流体の流れを向上させ、バルブを閉じる際に流れの閉鎖を向上させ、および/または、バルーンを製造するためのより簡単な方法を作り出す(特に、バルーンのまわりに非コンプライアントシェルを備える場合)。一実施形態では、例えば通路への複数の入口を同時に閉塞させ、また、閉塞解除することによって、通路全体を通る流れを調節して灌流を可能にするために、単一のバルブが使用され得る。
[0006]本開示の一態様によれば、流体の流れを移送するための管において医療処置を実施するための装置が提供される。この装置は、膨張可能な灌流バルーンを備えている。灌流バルーンは、灌流バルーンが膨張状態にある状態で管内における流体の流れを許容するための複数の入口を有する内部通路を備えている。通路内での流体の流れを制御するために、バルブがバルーンに関連付けられる。このバルブは、通路中での流体の流れを制御するために、通路への入口を選択的に覆うためのものである。このため、バルブは、流体が内部通路内へ流れることを可能にするための、入口から離間した第1の状態または位置と、通路への流体の流れを制限するための、第1の状態または位置よりも入口に近い第2の状態または位置と、を備えている。
[0007]一実施形態では、バルブはチューブを備えている。このチューブは、略円形の連続的な断面を有していてもよい。バルーンは、略テーパ状の部分を備えていてもよく、チューブは、略テーパ状の部分に沿って延在する。バルーンは、単一の断面において複数のセルを備えていてもよく、また、これらのセルを覆うための被覆を備えていてもよい。チューブは、被覆の延長部であってもよい。各セルは、バルーンを支持するシャフトの膨張内腔に連通するネック部を備えており、チューブは、ネック部の上にあってもよい。チューブは、バルーンの近位端部分のところに位置していてもよい。
[0008]本開示のさらなる態様によれば、流体の流れを移送するための管において医療処置を実施するための装置が提供される。この装置は、膨張可能な灌流バルーンを備えている。灌流バルーンは、灌流バルーンが膨張状態にある状態で管内における流体の流れを許容するための内部通路を備えている。通路内での流体の流れを制御するために、バルーンに関連付けられたバルブが設けられる。このバルブは、入口を覆うための複数の細長いフラップを備えている。
[0009]一実施形態では、フラップは、通路への入口を選択的に覆って通路内での流体の流れを制御するために、近位端のところ(すなわち、バルーンを支持するシャフトに対応する端部のところ)に固定される。固定された近位端は、バルーンに接続され、フラップの各々は、バルーンに接続されない遠位端を備えている。バルーンは、略テーパ状の部分を備えていてもよく、フラップは、略テーパ状の部分に沿って延在していてもよい。フラップは、それぞれ、テザーによってバルーンに接続された遠位端を備えていてもよい。フラップは、固定された近位端のところが遠位端よりも狭くてもよい。例えばチューブの延長部、複数のフラップなどの本明細書で開示される任意のバルブを覆うためにシースが設けられてもよい。
[00010]本開示のさらなる態様は、流体の流れを移送するための管において医療処置を実施するための装置に関する。この装置は、膨張可能な灌流バルーンを備えている。灌流バルーンは、灌流バルーンが膨張状態にある状態で管内における流体の流れを許容するための内部通路を備えている。通路内での流体の流れを制御するために、バルブがバルーンに関連付けられる。このバルブは、縮んで、通路への、または、通路からの流体の流れを制限するとともに、拡張して、通路への、または、通路からの流体の流れを許容するように構成された螺旋状被覆を備えている。
[00011]一実施形態では、螺旋状被覆は、バルーンのまわりに螺旋状に巻かれた細長い一片の材料を備えている。螺旋状被覆は、螺旋状の切り欠きを有する円錐台を有する材料を備えている。バルーンは、略テーパ状の部分を備えていてもよく、螺旋状被覆は、略テーパ状の部分に沿って延在する。
[00012]バルーンは、単一の断面において複数のセルを備えていてもよく、また、これらのセルを覆うための被覆を備えていてもよい。螺旋状被覆は、被覆の延長部であってもよい。各セルは、バルーンを支持するシャフトの膨張内腔に連通するネック部を備えていてもよく、この場合、螺旋状被覆は、ネック部の上にある。螺旋状被覆は、バルーンの近位端部分のところに位置していてもよい。
[00013]本開示のさらなる態様は、流体の流れを移送するための管において医療処置を実施するための装置に関する。この装置は、膨張可能な灌流バルーンを備えている。灌流バルーンは、灌流バルーンが膨張状態にある状態で管内における流体の流れを許容するための内部通路を備えている。バルーンは、単一の断面において複数のセルを備えており、また、これらのセルを少なくとも部分的に覆うための被覆を備えている。バルーンに関連付けられたバルブが、通路内での流体の流れを制御するためにあり、このバルブは、通路の外部に配置され、被覆とは別体である。これは、非コンプライアントであってもよい。
[00014]一実施形態では、バルブは、略円錐台形状を有する材料であって、バルーンのテーパ状の部分に沿って延在する材料を備えている。この材料は、通路へ、または、通路から流体が流れることを可能にするために、複数の開口(例えば、スリットなど)を備えている。この開口は、フラップによって覆われてもよい。バルブは、バルーンのテーパ状の部分に沿って延在する螺旋状被覆を備えていてもよい。バルブは、通路への入口を選択的に覆って、通路内での流体の流れを制御するために、複数の細長いフラップを備えていてもよい。フラップは、固定された近位端を有している。上述したように、任意の実施形態が、バルブを少なくとも部分的に覆うシースを備えていてもよい。
[00015]拡張状態にある膨張可能なデバイスの斜視図である。 [00016]拡張状態にある膨張可能なデバイスの斜視図であり、外側被覆すなわちシェルを備えている。 [00017]バルブを形成する延長された被覆すなわちシェルを備える膨張可能なデバイスの斜視図である。 [00018]図3の線4−4に沿った断面図であり、バルブは、デバイスの中央通路を通る流れを許容するための第1の位置にある。 [00019]図4のデバイスの側断面図であり、バルブは、デバイスの中央通路を通る流れを制限するための第2の位置にある。 [00020]さらなる実施形態のバルブを備える膨張可能なデバイスの斜視図である。 [00021]図6の線7−7に沿った断面図であり、バルブは、デバイスの中央通路を通る流れを制限するための第1の位置にある。 [00022]図7のデバイスの側断面図であり、バルブは、デバイスの中央通路を通る流れを許容するための第2の位置にある。 [00023]さらなる実施形態のバルブを備える膨張可能なデバイスの斜視図である。 [00024]図9の線10−10に沿った断面図であり、バルブは、デバイスの中央通路を通る流れを制限するための第1の位置にある。 [00025]図9のデバイスの側断面図であり、バルブは、デバイスの中央通路を通る流れを許容するための第2の位置にある。 [00026]さらなる実施形態のバルブを備える膨張可能なデバイスの斜視図である。 [00027]図12の線13−13に沿った断面図であり、バルブは、デバイスの中央通路を通る流れを許容するための第1の位置にある。 [00028]図13のデバイスの側断面図であり、バルブは、デバイスの中央通路を通る流れを制限するための第2の位置にある。
[00029]開示される本発明は、本質的に灌流バルーンの範疇に入る膨張可能なデバイスに関する。本発明の新規の特徴は、後で記載される特許請求の範囲に詳細に記載されている。本発明の原理が使用される例示的な実施形態を説明する次の詳細な説明と、添付図面と、を参照することによって、本発明の特徴および利点がより良好に理解されるであろう。
[00030]図1は、膨張可能なデバイス10を示している。デバイス10は、処置に関して使用準備ができた膨張状態にある灌流バルーン12を備えている(ただし、このバルーンは、通常、選択された治療領域(例えば、大動脈弁)まで血管系を通って移送する目的で折り畳まれている)。膨張状態を見れば、デバイス10のバルーン12は、バルーンの少なくとも単一の断面において複数の膨張可能なセル12a(8つが図示されているが、任意の数が設けられ得る)を有していてもよいことを理解することができる。図2に示されるように、保持部(例えば、セルまたはジャケットを形成するチューブ状の可撓性シースまたは被覆18)が、図示される実施形態では略環状の形態でセル12aを保持するために、セル12aの中央部分の上に設けられてもよく、また、狭窄バルブ等と接触するときにセルを保護するようにも機能してもよい。被覆18は、セル12aが完全に膨張された後にさらなる拡張を防止するために、非コンプライアントであってもよい。
[00031]セル12aは、個々の、すなわち、離散的な個別に膨張可能なバルーンであってもよい。各セル12aは、上述のようにネック部12bを介して、また、遠位端のところのネック部12cを介して、分離した膨張内腔を有しており、これは、バルーン12の略テーパ状の部分を形成する。セル12aは、遠位先端のところ(例えば、各ネック部12cの遠位端のところ)でシールされていてもよく、あるいは、単一のバルーンの一部分であってもよい。後者は、中央軸線Xに沿って延在する通路Pをセル12aに形成させる態様で折り畳まれた、セグメント化された細長い構造によって達成され得る。バルーン12が完全に膨張されたときであっても、流体(例えば、血液)が中央軸線Xに沿って流れ続けることができる(これは、単一の膨張内腔によって行われてもよく、あるいは、各バルーンは、それ自体の膨張内腔を有していてもよい)。このタイプのバルーンの完全な説明は、国際特許出願公開WO2012099979で見つけることができる。ただし、他の形態の灌流バルーンも使用され得る(例えば、チューブ状のバルーン、流体の流れが膨張中に生じることを可能にする目的で周囲(たとえば、螺旋状)チャネルを有するもの、または、これらの技術の任意の組み合わせなど)。
[00032]任意の場合において、デバイス10は、中央軸線Xに沿って延在する内腔Lを有する内側シャフトすなわちチューブ14を備えていてもよい。内側チューブ14は、デバイスを治療場所へ案内するためのガイドワイヤを受け入れるように構成されていてもよい。内側チューブ14は、カテーテルシャフトすなわちチューブ16の一部分を形成してもよく、チューブ16は、内側チューブ14が位置決めされる内腔Nを備えている。次いで、灌流バルーン12は、例えば、通路Pへの入口を形成する近位ネック部12bのところ、または、その近傍で、カテーテルシャフト16に取り付けられ、カテーテルシャフト16によって支持されてもよい。通路Pは、内腔Nを通る膨張流体を受け入れてもよい。
[00033]本開示の一態様によれば、バルーン12は、通路Pを通る流体の流れを選択的に調節するように構成される。開示される一実施形態では、これは、バルーン12の外部の(すなわち、通路P内に位置していないか、あるいは、ネック部12b,12cとシャフトすなわちチューブ14との間の内部空間内に位置していない)バルブ20を使用して達成される。バルブ20は、受動的な態様(例えば、被覆18の延長部18a)で選択的に動作する。延長部18aは、例えば、単一の延長部が通路への複数の入口を塞ぐように、非作動時(図3および図4)に第1の位置または状態において通路Pを通る流れを許容するように構成される。第2の位置または状態では、延長部18aによって形成されたバルブ20は、通路Pの入口(すなわち、セル12aのネック部12b同士の間の空間)を覆って、それを実質的に塞ぎ(図5の延長部18’に留意のこと)、ひいては、作動時に流体が流れることを妨害または防止してもよい(これは、循環によって生じる対応する管内の流体の流れの結果として受動的に達成されてもよい)。このようにして、バルブは、(例えば、大動脈弁を含む空間において、)バルーン12が膨張されているときに通路Pを通る流体の流れを繰り返し的かつ規則的に制限または許容してもよく、したがって、さもなければ無効化されるバルブの機能を再現する。したがって、延長部18(これは、通路Pへの1つ以上の入口を覆うにもかかわらず、本実施形態では単一の要素であってもよい)は、デバイス10を使用した処置中に一方向弁機能を提供する。
[00034]延長部18aは、略チューブ状形状を有する柔軟材料から形成されていてもよく、また、略円形の断面を有していてもよい。延長部18aを形成する材料は、連続的であってもよいが、バルブ機能を達成するために、2つ以上のセグメントで設けられてもよい(例えば、二尖弁を模した2つのセグメント、三尖弁を模した3つのセグメントなど)。延長部18aは、被覆18を有する単一構造を形成してもよいが、(被覆と並んで、または、その上または下の層として)バルーン12に取り付けられる別体構造であってもよい。延長部18aの長さは、折り畳まれたときに通路Pへの入口のための適切な被覆を提供するように選択されてもよい。これは、勿論、バルーン12のサイズおよび形状に依存するであろう。
[00035]バルブ18を形成する材料には、オプションとして、バルーン12がつぶれるときの優先的な折り畳み、および、その後の拡張が容易になる特性が付与されてもよい。これは、例えば、厚みが異なる材料を使用して、材料を何らかの方法で折り畳ませるリビングのヒンジまたは類似の構造を作り出すことによって達成されてもよい。弁体の材料には、所望のバルブ機能を達成するために、意図する態様でバルブ18が確実に拡張するか、または、つぶれるように、優先的な態様で折り畳みおよび折り畳み解除を生じさせる折り畳み線、プリーツまたは支持体が設けられてもよい。
[00036]上述したように、外部バルブ20は、バルーン12の中央部分のまわりに、ジャケットすなわち被覆18とは別体の構造として設けられてもよい。一例として、図6〜8を参照する。これらの図は、バルブ20が、通路Pへの入口を塞ぐための複数の構成部品(例えば、フラップ22)を備えている実施形態を示している。フラップ22は、例えばフラップの近位端(バルーン12の近位端に対応し、シャフト16への接続部を含む)のところに固定することによって、バルーン12(例えば、ネック部12b)またはシャフト16に部分的に取り付けられてもよいが、遠位端(バルーンの遠位端に対応し、例えば、先端を含む)のところに取り付けられてなくてもよい。この状況は、フラップ22がバルーン12の遠位端のところに位置する場合には逆にしてもよく、あるいは、フラップは、遠位端のところに同様に配置されてもよい。
[00037]したがって、図7と図8とを比較することによって理解され得るように、フラップ22は、非作動状態において通路Pへの入口を覆ってもよく、次いで、作動して(図8の22’)、流体が通路を通って流れることを可能にし、それによって、一方向弁を形成してもよい。フラップ22のうちの1つ以上が折り重なるか転倒することを防止するために、1つ以上のコネクタ(例えば、テザー(単数または複数)24)が設けられてもよい。テザー24は、バルブ20が開いているときに流体の流れを大きく妨げることを避けるために(これは、遠位端を例えばネック部12b、または、バルーン12の他の部分に取り付けることによっても達成され得る)薄い柔軟な構造(例えば、ワイヤ、ファイバ、リボンなど)であってもよい。
[00038]収縮されるときにバルーン12を引き出す目的でフラップ22の捕捉または保持を補助するために、オプションのシース26が設けられてもよい。そのようなシース26は、バルブ20およびバルーン12を引き出すこと、および/または、バルブ機能が確実に制御または調節されることを含む、開示される実施形態とは別のもの(例えば、延長部18aまたは後述する実施形態)に関連しても使用され得る。
[00039]外部バルブ20への別のアプローチが、図9〜11を参照して例示される。この構成では、バルブ20は、螺旋状被覆28を備えている。この被覆28は、例えば近位ネック部12bに沿って近位ネック部12b上に、バルーン12のまわりに螺旋状に巻かれた細長い一片の材料であってもよく、あるいは、螺旋状に切断された略円錐台状の一片の材料であってもよい。被覆28を形成する材料は、近位端部分および遠位端部分のところでバルーン12に(接着によって直接的に、または、テザーなどのコネクタによって)接続されてもよい。近位端は、代替的に、シャフト16に接続されてもよい。この材料は、被覆18の延長部を形成してもよい。
[00040]任意の場合において、このようにして、図示する実施形態において通路Pから近位方向への流体の流れを可能にする螺旋状被覆28の結果として、隙間または切り欠きが設けられる(図11の28’に留意のこと)。これは、螺旋状被覆28を形成する材料が軸線方向すなわち長手方向に移動することからも生じ得る。このため、結果として生じる開口は、流体流れ方向が逆になって、反対方向への流れを防止するときに(螺旋状被覆を形成する材料を長手方向に圧縮することによることが含まれ得る)、閉じられる。このようにして、一方向弁が得られる。上述のシース(図示せず)は、コネクタまたはテザーと同様に、この構成においても使用され得る。
[00041]さらに別の構成が図12〜14に示されている。この実施形態では、1つの円錐台状材料30が、ジャケットすなわち被覆を形成する材料とは別に、ネック部12bの上に適用される。この材料30には、材料の可動部品(例えば、フラップ30a)に関連付けられた戦略的に位置決めされる開口が設けられる。これらのフラップ30aは、流体が通路Pへ、または、通路Pから流れることを可能にするために、受動的に開いてもよく(図12および図13)、次いで、流れを制限するために閉じてもよい(図14の30a’)。6つのフラップ30aが図示されているが、所定程度のバルブ機能を達成するための必要性に応じて、バルーン12のテーパ状の部分の周囲全体に沿って任意の数が設けられてもよいことが理解され得る。フラップ18a同士は、図示されるように長手方向および周方向に略整合されてもよく、あるいは、これらの方向の一方または両方において不規則に離間されてもよい。
[00042]フラップ30aは、材料30を切断することによって形成されてもよい。材料30は、(膨張されたときにバルーン12を非コンプライアントにする態様でファイバから通常形成されるジャケットすなわち被覆18とは対照的に、)単純にヒンジから離れる態様の薄いフィルムであってもよい。したがって、フラップ30aは、流体の流れに応じて自由に開閉し、それによって、入口を実質的に塞ぎ、したがって、結果として通路Pを通る流れを調節する。フラップ30aの開閉は、任意の方向であってもよい。この構成は、魚のえらを模した態様で提供されてもよく、したがって、開口は、別体のフラップ30aによって覆われないが材料の撓みによって単純に開閉するスリットとして、単純に設けられてもよい。
[00043]様々な材料が、上述の構造を形成するために使用され得る。それには、国際特許出願公開WO2012099979で概説されているようなものが含まれる。
[00044]上述の説明は、本発明の概念の例示を提供することを意図しており、本発明を特定の態様または形態に限定することを意図するものではない。全ての実施形態において、バルブ20の位置および向きは経心尖処置のために逆にされてもよい(例えば、遠位位置または近位位置、あるいは、交互に対向する)。単数形として本明細書に記載された任意の要素は、複数になってもよく(すなわち、「1つ」として記載された任意のものは1つよりも多くなり得る)、複数の要素は、個別に使用されてもよい。要素、デバイス、方法またはそれらの組み合わせの単一のバリエーションの開示された特徴は、他のバリエーション、例えば、寸法、破裂圧力、形状、材料、または、それらの組み合わせに使用または適用されてもよい。族要素の任意の種要素は、当該族の任意の他の種要素の特徴または要素を有していてもよい。「略」または「実質的に」といった用語は、その値が状況に応じて(例えば、所与の条件の10%まで)変わり得ることを意味している。本発明の実施するための上述の構成、要素または完全な組立体および方法ならびにそれらの要素、ならびに、本発明の態様のバリエーションは、任意の自明な修正形態とともに、任意の組み合わせで互いに組み合わせたり修正したりすることができる。

Claims (31)

  1. 流体の流れを移送するための管において医療処置を実施するための装置であって、
    膨張可能な灌流バルーンであって、該灌流バルーンが膨張状態にある状態で、前記管内の前記流体の流れを許容するための複数の入口を有する内部通路を備える灌流バルーンと、
    前記通路内での前記流体の流れを制御するために前記バルーンに関連付けられたバルブであって、前記通路内での前記流体の流れを制御するために前記通路への前記入口を選択的に覆うためのバルブと
    を備える装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    前記バルブは、略円形の連続的な断面を有するチューブを備える
    装置。
  3. 請求項2に記載の装置であって、
    前記チューブは、前記バルーンの近位端部分のところに位置する
    装置。
  4. 請求項2に記載の装置であって、
    前記バルーンは、略テーパ状の部分を備え、
    前記チューブは、前記略テーパ状の部分に沿って延在する
    装置。
  5. 請求項2に記載の装置であって、
    前記バルーンは、単一の断面において複数のセルを備え、
    前記バルーンは、前記セルを覆うための被覆を備え、
    前記チューブは、前記被覆の延長部である
    装置。
  6. 請求項5に記載の装置であって、
    前記セルの各々は、前記バルーンを支持するシャフトの膨張内腔に連通するネック部を備え、
    前記チューブは、前記ネック部の上に位置する
    装置。
  7. 流体の流れを移送するための管において医療処置を実施するための装置であって、
    膨張可能な灌流バルーンであって、該灌流バルーンが膨張状態にある状態で、前記管内の前記流体の流れを許容するための内部通路を有する灌流バルーンと、
    前記通路内での前記流体の流れを制御するために前記バルーンに関連付けられたバルブであって、複数の細長いフラップを有するバルブと
    を備え、
    前記フラップの各々は、前記通路内での前記流体の流れを制御するために前記通路への入口を選択的に覆うために設けられ、
    前記フラップの各々は、固定された近位端を備える
    装置。
  8. 請求項7に記載の装置であって、
    前記フラップの各々は、前記バルーンに接続されない遠位端を備える
    装置。
  9. 請求項7に記載の装置であって、
    前記バルーンは、略テーパ状の部分を備え、
    前記フラップは、前記略テーパ状の部分に沿って延在する
    装置。
  10. 請求項7に記載の装置であって、
    前記フラップの各々は、テザーによって前記バルーンに接続される遠位端を備える
    装置。
  11. 請求項7に記載の装置であって、
    前記フラップは、遠位端よりも前記固定された近位端のところで狭い
    装置。
  12. 請求項7に記載の装置であって、
    さらに、前記複数のフラップを覆うためのシースを備える
    装置。
  13. 流体の流れを移送するための管において医療処置を実施するための装置であって、
    膨張可能な灌流バルーンであって、該灌流バルーンが膨張状態にある状態で、前記管内の前記流体の流れを許容するための内部通路を有する膨張可能な灌流バルーンと、
    前記通路内での前記流体の流れを制御するために前記バルーンに関連付けられたバルブであって、縮んで、前記通路への、または、前記通路からの流体の流れを制限するように構成されるとともに、拡張して、前記通路への、または、前記通路からの流体の流れを許容するように構成された螺旋状被覆を有するバルブと
    を備える装置。
  14. 請求項13に記載の装置であって、
    前記螺旋状被覆は、前記バルーンの上に螺旋状に巻かれる細長い材料片を備える
    装置。
  15. 請求項13に記載の装置であって、
    前記螺旋状被覆は、螺旋状の切り欠きが形成された円錐台形状の材料を備える
    装置。
  16. 請求項13に記載の装置であって、
    前記バルーンは、略テーパ状の部分を備え、
    前記螺旋状被覆は、前記略テーパ状の部分に沿って延在する
    装置。
  17. 請求項13に記載の装置であって、
    前記バルーンは、単一の断面において複数のセルを備え、
    前記バルーンは、前記セルを覆うための被覆を備え、
    前記螺旋状被覆は、前記被覆の延長部である
    装置。
  18. 請求項17に記載の装置であって、
    前記セルの各々は、前記バルーンを支持するシャフトの膨張内腔に連通するネック部を備え、
    前記螺旋状被覆は、前記ネック部の上に位置する
    装置。
  19. 請求項17に記載の装置であって、
    前記螺旋状被覆は、前記バルーンの近位端部分のところに位置する
    装置。
  20. 流体の流れを移送するための管において医療処置を実施するための装置であって、
    膨張可能な灌流バルーンであって、該灌流バルーンが膨張状態にある状態で、前記管内の前記流体の流れを許容するための内部通路を有する膨張可能な灌流バルーンを備え、
    前記バルーンは、単一の断面において複数のセルを備え、
    前記バルーンは、前記セルを少なくとも部分的に覆うための被覆を備え、
    前記装置は、さらに、前記通路内での前記流体の流れを制御するために前記バルーンに関連付けられたバルブであって、前記通路の外部に配置され、前記被覆とは別体のバルブを備える
    装置。
  21. 請求項20に記載の装置であって、
    前記バルブは、略円錐台状の形状を有するとともに前記バルーンのテーパ状の部分に沿って延在する材料を備え、
    前記材料は、選択的に開いて、前記通路への、または、前記通路からの流体の流れを可能にするための複数の開口を備える
    装置。
  22. 請求項21に記載の装置であって、
    前記開口は、フラップによって覆われる
    装置。
  23. 請求項20に記載の装置であって、
    前記バルブは、前記バルーンのテーパ状の部分に沿って延在する螺旋状被覆を備える
    装置。
  24. 請求項20に記載の装置であって、
    前記バルブは、前記通路への入口を選択的に覆って前記通路内での前記流体の流れを制御するための複数の細長いフラップを備え、
    前記フラップは、固定された近位端を備える
    装置。
  25. 請求項20に記載の装置であって、
    前記被覆は、非コンプライアント被覆である
    装置。
  26. 請求項1に記載の装置であって、
    さらに、前記バルブを少なくとも部分的に覆うためのシースを備える
    装置。
  27. 請求項13に記載の装置であって、
    さらに、前記バルブを少なくとも部分的に覆うためのシースを備える
    装置。
  28. 請求項17に記載の装置であって、
    さらに、前記バルブを少なくとも部分的に覆うためのシースを備える
    装置。
  29. 請求項20に記載の装置であって、
    さらに、前記バルブを少なくとも部分的に覆うためのシースを備える
    装置。
  30. 請求項21に記載の装置であって、
    さらに、前記バルブを少なくとも部分的に覆うためのシースを備える
    装置。
  31. 流体の流れを移送するための管において医療処置を実施するための装置であって、
    膨張可能な灌流バルーンであって、該灌流バルーンが膨張状態にある状態で、前記管内の前記流体の流れを許容するための通路を有する膨張可能な灌流バルーンと、
    前記通路内での前記流体の流れを制御するために前記バルーンに関連付けられたバルブであって、前記通路の外部に配置されたバルブと、
    前記バルブを少なくとも部分的に覆うためのシースと
    を備える装置。
JP2018546421A 2016-03-04 2017-02-28 外部バルブを有する灌流バルーン Active JP7197360B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/061,802 US10625058B2 (en) 2016-03-04 2016-03-04 Perfusion balloon with external valve
US15/061,802 2016-03-04
PCT/US2017/019872 WO2017151574A1 (en) 2016-03-04 2017-02-28 Perfusion balloon with external valve

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019506979A true JP2019506979A (ja) 2019-03-14
JP7197360B2 JP7197360B2 (ja) 2022-12-27

Family

ID=58489389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018546421A Active JP7197360B2 (ja) 2016-03-04 2017-02-28 外部バルブを有する灌流バルーン

Country Status (8)

Country Link
US (2) US10625058B2 (ja)
EP (1) EP3423144A1 (ja)
JP (1) JP7197360B2 (ja)
CN (1) CN108601928B (ja)
AU (1) AU2017227554B2 (ja)
CA (1) CA3009368A1 (ja)
RU (1) RU2737627C2 (ja)
WO (1) WO2017151574A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3519033A1 (en) 2016-09-30 2019-08-07 Boston Scientific Limited Pouch forming catheter
US11077287B2 (en) * 2017-10-02 2021-08-03 Anlvr, Llc Non-occluding balloon for cardiovascular drug delivery
CN109938893A (zh) * 2017-12-18 2019-06-28 上海微创医疗器械(集团)有限公司 球囊扩张导管及其药物球囊
CN110123489A (zh) * 2018-02-02 2019-08-16 上海微创心通医疗科技有限公司 扩张球囊以及球囊扩张导管
KR102635372B1 (ko) 2018-02-05 2024-02-08 메디노테크 인코포레이티드 기도 확장 장치 및 관련된 전개 방법
US20200069391A1 (en) * 2018-08-29 2020-03-05 Boston Scientific Scimed, Inc. Multi-balloon pouch forming device
CN109999247A (zh) * 2019-04-26 2019-07-12 山东省千佛山医院 一种双向血流动脉插管
CN111298274B (zh) * 2020-05-14 2020-09-22 上海脉全医疗器械有限公司 一种药物球囊及其使用方法
CN112169123B (zh) * 2020-10-29 2023-03-10 重庆市人民医院 气管导管
CN113069254A (zh) * 2021-03-30 2021-07-06 哈尔滨医科大学 一种球囊和医疗介入器械
US20230157716A1 (en) * 2021-11-19 2023-05-25 Accumed Radial Systems, Llc System, apparatus, and method for creating a lumen

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008504067A (ja) * 2004-06-23 2008-02-14 ボストン サイエンティフィック リミテッド 血管内拡張注入カテーテル
US20090228093A1 (en) * 2008-02-29 2009-09-10 Edwards Lifesciences Corporation Expandable member for deploying a prosthetic device
JP2014509218A (ja) * 2011-01-18 2014-04-17 ロマ ヴィスタ メディカル、インコーポレイテッド 膨張式医療用デバイス

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4909252A (en) 1988-05-26 1990-03-20 The Regents Of The Univ. Of California Perfusion balloon catheter
US5360403A (en) 1990-05-16 1994-11-01 Lake Region Manufacturing Co., Inc. Balloon catheter with lumen occluder
US5181911A (en) 1991-04-22 1993-01-26 Shturman Technologies, Inc. Helical balloon perfusion angioplasty catheter
CA2074304C (en) 1991-08-02 1996-11-26 Cyril J. Schweich, Jr. Drug delivery catheter
US5226888A (en) 1991-10-25 1993-07-13 Michelle Arney Coiled, perfusion balloon catheter
US5257974A (en) * 1992-08-19 1993-11-02 Scimed Life Systems, Inc. Performance enhancement adaptor for intravascular balloon catheter
US5599306A (en) 1994-04-01 1997-02-04 Localmed, Inc. Method and apparatus for providing external perfusion lumens on balloon catheters
WO1995028983A1 (en) 1994-04-20 1995-11-02 Solar Ronald J Active perfusion dilatation catheter
US5470314A (en) 1994-07-22 1995-11-28 Walinsky; Paul Perfusion balloon catheter with differential compliance
WO1999004845A2 (en) 1997-07-22 1999-02-04 Chase Medical Inc. Catheter having a lumen occluding balloon and method of use thereof
US6547760B1 (en) * 1998-08-06 2003-04-15 Cardeon Corporation Aortic catheter with porous aortic arch balloon and methods for selective aortic perfusion
US6210363B1 (en) * 1999-02-23 2001-04-03 Cardeon Corporation Methods and devices for occluding a vessel and performing differential perfusion
AU2003278858A1 (en) * 2002-09-20 2004-04-08 Flowmedica, Inc. Method and apparatus for selective drug infusion via an intraaortic flow diverter delivery catheter
US6945957B2 (en) 2002-12-30 2005-09-20 Scimed Life Systems, Inc. Valve treatment catheter and methods
US20050015048A1 (en) * 2003-03-12 2005-01-20 Chiu Jessica G. Infusion treatment agents, catheters, filter devices, and occlusion devices, and use thereof
US7300429B2 (en) * 2003-03-18 2007-11-27 Catharos Medical Systems, Inc. Methods and devices for retrieval of a medical agent from a physiological efferent fluid collection site
US7744620B2 (en) 2003-07-18 2010-06-29 Intervalve, Inc. Valvuloplasty catheter
US20050209674A1 (en) * 2003-09-05 2005-09-22 Kutscher Tuvia D Balloon assembly (V)
US20060224115A1 (en) * 2005-03-30 2006-10-05 Boston Scientific Scimed, Inc. Balloon catheter with expandable wire lumen
DE102005034529A1 (de) 2005-07-23 2007-01-25 Qualimed Innovative Medizinprodukte Gmbh Ballondilatationskatheter
US7938799B2 (en) * 2006-08-10 2011-05-10 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device for vessel compatibility during high pressure infusion
CA2673006A1 (en) 2006-12-19 2008-06-26 Cytyc Corporation Asymmetric radiation dosing devices and methods for brachytherapy
US8118784B2 (en) * 2007-10-30 2012-02-21 Cook Medical Technologies Llc Haemostatic valve
WO2009061969A2 (en) 2007-11-06 2009-05-14 Daniel Gelbart In vivo inflatable structures, for example to expand stents
US20090264820A1 (en) * 2008-04-16 2009-10-22 Abiomed, Inc. Method and apparatus for implanting an endoluminal prosthesis such as a prosthetic valve
US7951111B2 (en) 2008-10-10 2011-05-31 Intervalve, Inc. Valvuloplasty catheter and methods
CN201394277Y (zh) * 2009-02-26 2010-02-03 黄锦平 一种用于气囊导管上箍紧单向阀的弹性体防滑套
EP2241284B1 (en) * 2009-04-15 2012-09-19 National University of Ireland, Galway Intravasculature devices and balloons for use therewith
US8828040B2 (en) 2009-07-07 2014-09-09 Thomas G. Goff Device and methods for delivery and transfer of temporary radiopaque element
US20110144742A1 (en) 2009-12-15 2011-06-16 Edwards Lifesciences Corporation Expansion Device for Treatment of Vascular Passageways
EP3552655B1 (en) * 2010-07-13 2020-12-23 Loma Vista Medical, Inc. Inflatable medical devices
CN201744061U (zh) * 2010-08-20 2011-02-16 上海中山医疗科技发展公司 一种气囊引流管
US20120209375A1 (en) 2011-02-11 2012-08-16 Gilbert Madrid Stability device for use with percutaneous delivery systems
US20130226287A1 (en) 2012-02-23 2013-08-29 Boston Scientific Scimed, Inc. Valvuloplasty device
ES2811798T3 (es) 2012-06-06 2021-03-15 Loma Vista Medical Inc Dispositivos médicos inflables
WO2014063039A1 (en) 2012-10-18 2014-04-24 Loma Vista Medical, Inc. Reinforced inflatable medical devices
CA2902353C (en) * 2013-05-13 2019-07-09 Edwards Lifesciences Corporation Aortic occlusion device
US10561496B2 (en) * 2015-09-16 2020-02-18 Edwards Lifesciences Corporation Perfusion balloon designs

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008504067A (ja) * 2004-06-23 2008-02-14 ボストン サイエンティフィック リミテッド 血管内拡張注入カテーテル
US20090228093A1 (en) * 2008-02-29 2009-09-10 Edwards Lifesciences Corporation Expandable member for deploying a prosthetic device
JP2014509218A (ja) * 2011-01-18 2014-04-17 ロマ ヴィスタ メディカル、インコーポレイテッド 膨張式医療用デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
US20200206484A1 (en) 2020-07-02
RU2737627C2 (ru) 2020-12-01
AU2017227554B2 (en) 2021-11-04
AU2017227554A1 (en) 2018-08-09
WO2017151574A1 (en) 2017-09-08
EP3423144A1 (en) 2019-01-09
CA3009368A1 (en) 2017-09-08
US11517727B2 (en) 2022-12-06
NZ744538A (en) 2024-03-22
RU2018134785A (ru) 2020-04-06
JP7197360B2 (ja) 2022-12-27
US20170252544A1 (en) 2017-09-07
CN108601928A (zh) 2018-09-28
US10625058B2 (en) 2020-04-21
RU2018134785A3 (ja) 2020-07-02
CN108601928B (zh) 2022-05-17
KR20180124016A (ko) 2018-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11517727B2 (en) Perfusion balloon with external valve
JP6868020B2 (ja) 選択的に作動可能なバルブを有する灌流バルーン
JP7423699B2 (ja) 内部バルブを有する灌流バルーン
US8475522B2 (en) Transapical delivery system for heart valves
SG177591A1 (en) Transapical delivery system for heart valves
JP2008500142A (ja) カテーテル用の折畳みバルーン
JP2023530646A (ja) インプラントを拡張させるための膨張可能体、システム、および方法
KR102728364B1 (ko) 외부 밸브가 달린 관류 풍선
JP7189863B2 (ja) 選択的に作動可能なバルブを有する灌流バルーン
NZ741735B2 (en) Perfusion balloon with a selectively actuatable valve
WO2024186557A1 (en) Hemostatic valve for catheter applications
EP3860531A1 (en) Expandable introducer sheath

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210121

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210420

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20210518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211227

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20211227

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220106

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220107

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20220304

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20220308

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220510

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220721

C302 Record of communication

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C302

Effective date: 20221013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221017

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20221102

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20221206

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20221206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7197360

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150