JP2019220008A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019220008A
JP2019220008A JP2018118024A JP2018118024A JP2019220008A JP 2019220008 A JP2019220008 A JP 2019220008A JP 2018118024 A JP2018118024 A JP 2018118024A JP 2018118024 A JP2018118024 A JP 2018118024A JP 2019220008 A JP2019220008 A JP 2019220008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accident
vehicle
information
accident information
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018118024A
Other languages
English (en)
Inventor
友也 倉石
Tomoya Kuraishi
友也 倉石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2018118024A priority Critical patent/JP2019220008A/ja
Publication of JP2019220008A publication Critical patent/JP2019220008A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】より確実に事故情報を運転者に通知できる車両用表示装置を提供する。【解決手段】車両用表示装置104は、表示器104aと、車両100の外部に位置し事故情報Iaが蓄積される事故データベース502を有するサーバ500との間で携帯端末300を介して通信する第1の通信経路K1、及びサーバ500との間で携帯端末300を介さずに通信する第2の通信経路K2の何れかの経路を選択して事故データベース502から事故情報Iaを取得する事故情報取得部102aと、車両100の位置方向情報Ibを取得する位置方向情報取得部104cと、位置方向情報Ibと事故情報Iaに基づき、車両100が事故発生地点を通過するか否かを予測する予測部102bと、予測部102bにより車両100が事故発生地点を通過する旨予測されたとき、表示器104aを通じて事故情報Iaを示す事故情報画像を表示する表示処理部102cと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用表示装置に関する。
従来から、例えば、特許文献1に開示されるように、交通事故予測情報を提供する交通事故管理支援システムが知られている。この交通事故管理支援システムは、車両の走行情報等と過去の交通事故情報を比較しつつ分析することにより事故発生の確率を算出し、事故発生の確率がある場合には警告信号を送信する交通事故管理センタと、この警告信号を受信すると事故発生の確率がある旨の事故情報を音声又は画像により運転者に通知する車両と、を備える。
特開平11−120478号公報
上記特許文献1の構成では、車両は、交通事故管理センタとの間の通信が通信障害等により困難な場合には、警告信号を受信できず、事故情報を運転者に通知できなかった。
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、より確実に事故情報を運転者に通知できる車両用表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両用表示装置は、車両に搭載され、車両情報を表示する表示器と、前記車両の外部に位置し事故情報が蓄積される事故データベースを有するサーバとの間で携帯端末を介して通信する第1の通信経路、及び前記サーバとの間で前記携帯端末を介さずに通信する第2の通信経路の何れかの経路を選択して前記事故データベースから前記事故情報を取得する事故情報取得部と、前記車両の現在位置と進行方向に係る位置方向情報を取得する位置方向情報取得部と、前記位置方向情報と前記事故情報に基づき、前記車両が過去に事故の発生した事故発生地点を通過するか否かを予測する予測部と、前記予測部により前記車両が前記事故発生地点を通過する旨予測されたとき、前記表示器を通じて前記車両情報として前記事故発生地点に関連する前記事故情報を示す事故情報画像を表示する表示処理部と、を備える。
本発明によれば、車両用表示装置において、より確実に事故情報を運転者に通知できる。
本発明の一実施形態に係る車両事故抑制システムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る事故情報提供処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る取得方法選択処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る車両の模式図である。 本発明の一実施形態に係る過去の事故情報を示す図である。 本発明の一実施形態に係る現在位置、目的地及び事故発生地点を示す図である。 本発明の一実施形態に係る(a),(b)は事故情報画像としての動画を示す図である。 本発明の一実施形態に係る(a)は第1の通信経路を利用した場合の車両事故抑制システムの各部の動作を示すシーケンス図であり、(b)は第2の通信経路を利用した場合の車両事故抑制システムの各部の動作を示すシーケンス図である。
本発明に係る車両用表示装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、車両事故抑制システム1は、車両100と、携帯端末300と、車両100の外部に位置するサーバ500と、を備える。
サーバ500は、サーバ通信部501と、事故データベース502と、サーバ制御部503と、を備える。
サーバ通信部501は、インターネット400を介して車両100及び携帯端末300との間で通信を行う。
事故データベース502はROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリにより構成され、事故データベース502には過去の事故情報Iaが蓄積されている。図5に示すように、事故情報Iaは、例えば、事故発生地点、事故発生日時、事故発生状況及び事故発生原因を示す情報である。
図1に示すように、サーバ制御部503は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、サーバ500を制御する。サーバ制御部503は、サーバ通信部501を介して車両100を含む複数の車両又は図示しない事故情報源から事故情報Iaを含む情報信号を受信すると、この情報信号に含まれる事故情報Iaを事故データベース502に記憶する。サーバ制御部503は、定期的に情報信号を受信して、事故情報Iaを事故データベース502に記憶させることにより事故データベース502を最新の状態に保つ。また、サーバ制御部503は、車両100又は携帯端末300からサーバ通信部501を介して要求信号S2,S5(図8参照)を受信すると、事故データベース502に記憶された事故情報Iaを含む情報信号S3,S6をサーバ通信部501を介して車両100又は携帯端末300に返信する。
携帯端末300は、例えば、車両100の乗員、例えば運転者により携帯されるスマートフォン、携帯電話又はタブレット端末であり、ROM及びRAM等からなるメモリ301を備える。携帯端末300は、インターネット400を介して車両100及びサーバ500と無線通信可能に構成されるとともに、インターネット400を介さずに近距離無線通信を通じて車両100と無線通信可能に構成されている。
携帯端末300は、インターネット400を介してサーバ500に要求信号S2を送信すると、サーバ500から事故情報Iaを含む情報信号S3を受信する。そして、携帯端末300は、受信した情報信号S3に含まれる事故情報Iaをメモリ301に記憶させる。携帯端末300は、定期的に情報信号S3を受信して、事故情報Iaをメモリ301に記憶させることによりメモリ301に記憶される事故情報Iaを最新の状態に保つ。また、携帯端末300は、近距離無線通信又はインターネット400を通じて車両100からの要求信号S1を受信すると、メモリ301に蓄積された事故情報Iaを含む情報信号S4を車両100に送信する。すなわち、携帯端末300は、車両100とサーバ500の間を通信可能に繋ぐ中継通信器として機能する。
図1に示すように、車両100は、車両位置方向判断部101と、第1通信部111と、第2通信部112と、車両用表示装置104と、を備える。
車両位置方向判断部101は、例えば、図示しないカーナビゲーションシステムの一部であり、受信アンテナ101aと、電子コンパス101bと、判断処理部101cと、を備える。
受信アンテナ101aは、GNSS(Global Navigation Satellite System)の一例であるGPS(Global Positioning System)衛星200からのGPS信号を受信し、そのGPS信号を判断処理部101cに出力する。電子コンパス101bは、車両100の進行方向を検出し、その検出結果を判断処理部101cに出力する。判断処理部101cは、CPU等からなり、GPS信号と電子コンパス101bによる検出結果に基づき、車両100の位置と進行方向を示す位置方向情報IbをCAN(Controller Area Network)を介して車両用表示装置104に出力する。
第1通信部111は、インターネット400を介してサーバ500との間で通信を行う。第1通信部111は、インターネット400を介してサーバ500から事故情報Iaを含む情報信号S6(図8(b)参照)を受信し、その受信した情報信号S6を車両用表示装置104に出力する。
第2通信部112は、近距離無線通信を通じて携帯端末300との間で通信を行う。第2通信部112は、携帯端末300から事故情報Iaを含む情報信号S4(図8(a)参照)を受信し、その受信した情報信号S4を車両用表示装置104に出力する。
図1に示すように、車両用表示装置104は、制御部102と、表示器104aと、メモリ104bと、位置方向情報取得部104cと、を備える。
表示器104aは、本例では、ヘッドアップディスプレイ装置であり、図4に示すように、車両100のダッシュボード4に搭載される。表示器104aは、制御部102による制御のもと、表示光Lをフロントガラス2に照射することにより車両情報を示す虚像Vを表示する。
位置方向情報取得部104cは、車両位置方向判断部101から位置方向情報Ibを取得し、その位置方向情報Ibを制御部102に出力する。
メモリ104bは、ROM及びRAM等により構成され、事故情報Iaが記憶される。
制御部102は、CPU等により構成され、車両用表示装置104を制御する。制御部102は、機能ブロックとして、事故情報取得部102aと、予測部102bと、表示処理部102cと、を備える。
事故情報取得部102aは、事故情報Iaを取得する方法として、第1の通信経路K1を利用する方法、第2の通信経路K2を利用する方法、及びメモリ104bを利用する方法の3つの方法のうちから選択した方法により事故情報Iaを取得する。
第1の通信経路K1は、車両100とサーバ500の間で携帯端末300を介して通信する経路であり、第2通信部112、携帯端末300、インターネット400及びサーバ500を経る通信経路である。
具体的には、図8(a)に示すように、第1の通信経路K1を利用する場合、事故情報取得部102aは、第2通信部112を介して携帯端末300に事故情報Iaを要求する旨の要求信号S1を送信する。携帯端末300は、車両用表示装置104からの要求信号S1を受信すると、インターネット400を介してサーバ500に事故情報Iaを要求する旨の要求信号S2を送信する。サーバ500は、携帯端末300からの要求信号S2を受信すると、事故データベース502に記憶された事故情報Iaを含む情報信号S3を携帯端末300に送信する。携帯端末300は、サーバ500からの情報信号S3を受信すると、情報信号S3に含まれる事故情報Iaをメモリ301に記憶させるとともに、メモリ301に記憶される事故情報Iaを含む情報信号S4を車両100に送信する。車両100の事故情報取得部102aは、第2通信部112を介して携帯端末300からの情報信号S4を受信することにより、情報信号S4に含まれる事故情報Iaを取得し、取得した事故情報Iaをメモリ104bに記憶させる。
図1に示すように、第2の通信経路K2は、車両100とサーバ500の間で携帯端末300を介さずに通信する経路であり、第1通信部111、インターネット400及びサーバ500を経る通信経路である。
具体的には、図8(b)に示すように、第2の通信経路K2を利用する場合、事故情報取得部102aは、第1通信部111を介してサーバ500に事故情報Iaを要求する旨の要求信号S5を送信する。サーバ500は、車両100からの要求信号S5を受信すると、事故データベース502に記憶された事故情報Iaを含む情報信号S6を車両100に送信する。事故情報取得部102aは、第1通信部111を介してサーバ500からの情報信号S6を受信することにより、情報信号S6に含まれる事故情報Iaを取得し、取得した事故情報Iaをメモリ104bに記憶させる。
図1に示すように、予測部102bは、位置方向情報取得部104cからの位置方向情報Ibと事故情報取得部102aにより取得された事故情報Iaに基づき、車両100が過去に事故が発生した事故発生地点P1を通過するか否かを予測する。予測部102bは、例えば、図6に示すように、現在位置P3から目的地P2への経路R1を示す情報を図示しないナビゲーションシステムから取得し、その経路R1が事故発生地点P1を通過し、かつ車両100が事故発生地点P1に近づいたときに、車両100が事故発生地点P1を通過する旨予測する。また、予測部102bは、図示しないナビゲーションシステムにおいて目的地P2が設定されていない場合、車両100が事故発生地点P1に近づいたときに車両100が事故発生地点P1を通過する旨予測する。
表示処理部102cは、予測部102bにより車両100が事故発生地点P1を通過する旨予測されたとき、表示器104aを通じて、事故情報Iaを示す事故情報画像Vaを表示する。表示処理部102cは、図7(a),(b)に示すように、事故発生地点P1で過去に発生した事故を運転者に通知させるために、事故情報画像Vaとして事故発生地点P1で過去に発生した事故の様子を再現する動画を表示する。図7(a),(b)では、車両100が交差点を直進する際に、車両100の左側方に他車両100aが追突する様子を示している。
表示処理部102cは、例えば、メモリ301に予め記憶される複数の動画データのうち図5に示す事故情報Iaに含まれる事故発生状況に合う動画データを選択し、選択した動画データを再生する。
なお、これに限らず、事故情報Iaに動画データが含まれていてもよい。
次に、図2のフローチャートに従って制御部102が実行する事故情報提供処理の手順について説明する。制御部102は、車両100のイグニッション電源がオンされているとき、事故情報提供処理に係るフローチャートを繰り返し実行する。
まず、位置方向情報取得部104cは、車両位置方向判断部101から位置方向情報Ibを取得する(ステップS101)。
次に、事故情報取得部102aは、後述する取得方法選択処理を実行することにより事故情報Iaを取得する方法を選択し(ステップS102)、選択された方法にて事故情報Iaを取得する(ステップS103)。
そして、予測部102bは、取得した位置方向情報Ibと事故情報Iaを参照することにより、車両100が事故発生地点P1を通過するか否かを予測する(ステップS104)。予測部102bは、車両100が事故発生地点P1を通過しない旨予測した場合(ステップS104;NO)、上記ステップS101の処理に戻る。
一方、予測部102bにより車両100が事故発生地点P1を通過する旨予測された場合(ステップS104;YES)、表示処理部102cは事故情報Iaを示す事故情報画像Vaを表示する(ステップS105)。表示処理部102cは、車両100が事故発生地点P1を通過した場合、又は車両100が事故発生地点P1から離れた場合、事故情報画像Vaを消去する。以上で、事故情報提供処理が終了となる。
次に、図3を参照しつつ、上記ステップS102において実行される取得方法選択処理について説明する。
事故情報取得部102aは、第2の通信経路K2を介した通信が可能であるか否かを判別する(ステップS201)。そして、第2の通信経路K2を介した通信が可能である旨判別したとき(ステップS201;YES)、第1の通信経路K1を介した通信が可能であるか否かを判別する(ステップS202)。事故情報取得部102aは、第1の通信経路K1を介した通信が可能である旨判別したとき(ステップS202;YES)、第1の通信経路K1と第2の通信経路K2のうち通信負荷が小さい経路を選択し(ステップS203)、当該取得方法選択処理を終了し、上述したステップS103の処理に移行する。通信負荷は、通信において送受信されるデータ量が多くなるほど、大きくなる。ステップS203において、例えば、第1通信部111を通じてインターネット400から事故情報Iaとは無関係の動画データがダウンロードされている場合、第2の通信経路K2における通信負荷が第1の通信経路K1における通信負荷よりも大きいとして、通信負荷が小さい第1の通信経路K1が選択される。また、ステップS203において、事故情報取得部102aは、第1の通信経路K1と第2の通信経路K2の通信負荷が同等である場合には、携帯端末300を介さない第2の通信経路K2を選択する。これにより、携帯端末300における通信量が増えることが抑制される。
一方、事故情報取得部102aは、第1の通信経路K1を介した通信が可能でない旨判別したとき(ステップS202;NO)、事故情報Iaを取得する方法として第2の通信経路K2を選択し(ステップS204)、当該取得方法選択処理を終了し、上述したステップS103の処理に移行する。
ステップS201において、事故情報取得部102aは、第2の通信経路K2を介した通信が可能でない旨判別したとき(ステップS201;NO)、第1の通信経路K1を介した通信が可能であるか否かを判別する(ステップS205)。事故情報取得部102aは、第1の通信経路K1を介した通信が可能である旨判別したとき(ステップS205;YES)、事故情報Iaを取得する方法として第1の通信経路K1を選択し(ステップS206)、当該取得方法選択処理を終了し、上述したステップS103の処理に移行する。
一方、事故情報取得部102aは、第1の通信経路K1を介した通信が可能でない旨判別したとき(ステップS205;NO)、第1の通信経路K1と第2の通信経路K2の両方における通信ができないとして、事故情報Iaを取得する方法としてメモリ104bを選択し(ステップS207)、当該取得方法選択処理を終了し、上述したステップS103の処理に移行する。この場合、事故情報取得部102aは、図2のステップS103においてメモリ104bに記憶される事故情報Iaを取得する。
以上で、取得方法選択処理の説明を終了する。
(効果)
以上、説明した一実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)車両用表示装置104は、車両100に搭載され、車両情報を表示する表示器104aと、車両100の外部に位置し事故情報Iaが蓄積される事故データベース502を有するサーバ500との間で携帯端末300を介して通信する第1の通信経路K1、及びサーバ500との間で携帯端末300を介さずに通信する第2の通信経路K2の何れかの経路を選択して事故データベース502から事故情報Iaを取得する事故情報取得部102aと、車両100の現在位置と進行方向に係る位置方向情報Ibを取得する位置方向情報取得部104cと、位置方向情報Ibと事故情報Iaに基づき、車両100が過去に事故の発生した事故発生地点P1を通過するか否かを予測する予測部102bと、予測部102bにより車両100が事故発生地点P1を通過する旨予測されたとき、表示器104aを通じて車両情報として事故発生地点P1に関連する事故情報Iaを示す事故情報画像Vaを表示する表示処理部102cと、を備える。
この構成によれば、第1の通信経路K1と第2の通信経路K2の何れか一方に通信障害が生じた場合であっても、第1の通信経路K1と第2の通信経路K2の何れか他方を通じて事故情報Iaの取得が可能となる。よって、より確実に、最新の事故情報Iaを事故情報画像Vaとして運転者に通知できる。これにより、事故発生を抑制することができる。
(2)事故情報取得部102aは、第1の通信経路K1と第2の通信経路K2の何れの経路でもサーバ500と通信可能な場合、第1の通信経路K1と第2の通信経路K2のうち通信負荷が小さい経路を選択して事故データベース502から事故情報Iaを取得する。
この構成によれば、事故情報Iaを取得するための通信以外のその他の通信により第1の通信経路K1と第2の通信経路K2の何れか一方の通信負荷が大きい場合には、第1の通信経路K1と第2の通信経路K2の何れか他方により事故情報Iaが取得される。よって、事故情報Iaを取得するための通信が原因でその他の通信を妨げることが抑制される。
(3)表示器104aは、被投射部材の一例であるフロントガラス2に表示光Lを照射することにより虚像Vを表示するヘッドアップディスプレイ装置である。表示処理部102cは、予測部102bにより車両100が事故発生地点P1を通過する旨予測されたとき、事故情報画像Vaとして事故発生地点P1で過去に発生した事故の様子を示す動画を表示する。
この構成によれば、事故情報画像Vaが動画により表示されるため、運転者は過去に発生した事故の様子をイメージし易く、事故発生をより抑制することができる。また、表示器104aはヘッドアップディスプレイ装置であるため、運転者は運転中に視点を大きく動かすことなく、事故情報画像Vaを視認できる。
(変形例)
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
上記実施形態においては、事故情報取得部102aは、図3のステップS207において、事故情報Iaを取得する方法として車両用表示装置104のメモリ104bを選択し、メモリ104bに記憶される事故情報Iaを取得していた(ステップS103)。しかしながら、これに限らず、事故情報取得部102aは、図3のステップS207において、携帯端末300との間で近距離無線通信が可能な場合、携帯端末300のメモリ301を選択し、要求信号S1及び情報信号S4を通じて携帯端末300のメモリ301に記憶される事故情報Iaを取得してもよい(ステップS103)。これにより、より最新の事故情報Iaを取得できる。また、事故情報取得部102aは、車両用表示装置104のメモリ104bと携帯端末300のメモリ301の何れに最新の事故情報Iaが記憶されているかを判別し、最新の事故情報Iaが記憶されているメモリ104b,301を選択してもよい。
上記実施形態においては、表示処理部102cは、事故情報画像Vaを動画として表示していたが、図5に示すように、事故情報画像Vaを文字により表示してもよいし、事故情報画像Vaをアイコンにより表示してもよい。また、表示処理部102cは、事故情報画像Vaを運転者の設定に応じて文字、動画又はアイコンの何れかにて表示させてもよい。
上記実施形態においては、表示光Lが照射される被投射部材は、フロントガラス2であったが、これに限らず、専用のコンバイナであってもよい。
上記実施形態においては、表示器104aは、ヘッドアップディスプレイ装置であったが、これに限らず、メータのディスプレイ又はナビゲーションシステムのディスプレイ等であってもよい。
上記実施形態においては、車両100の第2通信部112は、携帯端末300との間で近距離無線通信可能に構成されていたが、これに限らず、携帯端末300との間で有線通信可能に構成されてもよい。
上記実施形態においては、情報信号S3,S4,S6には、全ての事故情報Iaが含まれていたが、車両100の現在位置に近い位置で発生した事故に関する事故情報Iaのみが含まれていてもよい。この場合、要求信号S1,S2,S5には、車両100の現在位置に関する情報が含まれる。そして、サーバ500は、要求信号S2,S5を受信すると、車両100の現在位置に近い位置で発生した事故に関する事故情報Iaのみを抽出し、その抽出した事故情報Iaを情報信号S3,S6に含ませて送信する。これにより、車両事故抑制システム1において、車両100の現在位置とは無関係な事故情報Iaが送受信されることが抑制され、通信データ量を低減することができる。
上記実施形態において、事故情報取得部102aは、第1の通信経路K1と第2の通信経路K2の何れか一方を通じて事故情報Iaを取得している途中で通信が遮断されたときには、第1の通信経路K1と第2の通信経路K2の何れか他方を通じて事故情報Iaの取得を再開してもよい。
1 車両事故抑制システム
2 フロントガラス
100 車両
101 車両位置方向判断部
102 制御部
102a 事故情報取得部
102b 予測部
102c 表示処理部
104 車両用表示装置
104a 表示器
104b メモリ
104c 位置方向情報取得部
111 第1通信部
112 第2通信部
200 GPS衛星
300 携帯端末
301 メモリ
400 インターネット
500 サーバ
502 事故データベース
503 サーバ制御部
L 表示光
K1 第1の通信経路
K2 第2の通信経路
P1 事故発生地点
V 虚像
Ia 事故情報
Ib 位置方向情報
Va 事故情報画像

Claims (3)

  1. 車両に搭載され、車両情報を表示する表示器と、
    前記車両の外部に位置し事故情報が蓄積される事故データベースを有するサーバとの間で携帯端末を介して通信する第1の通信経路、及び前記サーバとの間で前記携帯端末を介さずに通信する第2の通信経路の何れかの経路を選択して前記事故データベースから前記事故情報を取得する事故情報取得部と、
    前記車両の現在位置と進行方向に係る位置方向情報を取得する位置方向情報取得部と、
    前記位置方向情報と前記事故情報に基づき、前記車両が過去に事故の発生した事故発生地点を通過するか否かを予測する予測部と、
    前記予測部により前記車両が前記事故発生地点を通過する旨予測されたとき、前記表示器を通じて前記車両情報として前記事故発生地点に関連する前記事故情報を示す事故情報画像を表示する表示処理部と、を備える、
    車両用表示装置。
  2. 前記事故情報取得部は、前記第1の通信経路と前記第2の通信経路の何れの経路でも前記サーバと通信可能な場合、前記第1の通信経路と前記第2の通信経路のうち通信負荷が小さい経路を選択して前記事故データベースから前記事故情報を取得する、
    請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記表示器は、被投射部材に表示光を照射することにより前記事故情報画像を虚像として表示するヘッドアップディスプレイ装置であり、
    前記表示処理部は、前記予測部により前記車両が前記事故発生地点を通過する旨予測されたとき、前記事故情報画像として前記事故発生地点で過去に発生した事故の様子を示す動画を表示する、
    請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
JP2018118024A 2018-06-21 2018-06-21 車両用表示装置 Pending JP2019220008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018118024A JP2019220008A (ja) 2018-06-21 2018-06-21 車両用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018118024A JP2019220008A (ja) 2018-06-21 2018-06-21 車両用表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019220008A true JP2019220008A (ja) 2019-12-26

Family

ID=69097277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018118024A Pending JP2019220008A (ja) 2018-06-21 2018-06-21 車両用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019220008A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7491059B2 (ja) 2020-05-28 2024-05-28 株式会社デンソー 運転支援制御装置、運転支援制御プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7491059B2 (ja) 2020-05-28 2024-05-28 株式会社デンソー 運転支援制御装置、運転支援制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9969405B2 (en) Alarm apparatus, alarm system, alarm method and portable terminal
US10126430B2 (en) Automated driving control apparatus and automated driving control method
EP2665051B1 (en) Information providing method for mobile terminal and apparatus thereof
US11087291B2 (en) Action planning and execution support device
US7783416B2 (en) Navigation server
JP5432534B2 (ja) 位置情報通知システム及び位置情報通知方法、並びに、情報センタ装置及び車載装置
US20150304817A1 (en) Mobile communication device and communication control method
JP4973331B2 (ja) 情報提供装置
WO2017110002A1 (ja) 予測装置、予測システム、予測方法および予測プログラム
JP2007011558A (ja) 渋滞予測装置および方法
WO2008020517A1 (fr) DISPOSITIF DE navigation, serveur DE NAVIGATION, et système de navigation
JP2006277165A (ja) 交通事故発生予測システム及びカーナビゲーション装置
JP2017078605A (ja) ナビゲーションシステム
JP2007093260A (ja) ナビゲーション装置、そのナビゲーション装置に格納されている地図データの更新システムおよび地図データ更新方法
JP2019220008A (ja) 車両用表示装置
JP6243943B2 (ja) 保険条件決定装置、保険条件決定方法、プログラム、端末装置、および情報処理装置
JP2017010482A (ja) 車載装置、及び、情報処理システム
JP2007263755A (ja) 通信装置、通信中継装置、通信方法、通信プログラムおよび記録媒体
JP6186467B1 (ja) 端末装置、プログラム、および保険条件決定装置
JP2020126474A (ja) 基地局及び車載装置
JP2007080030A (ja) 道路交通情報配信システム、配信サーバ、端末機
KR101488677B1 (ko) 네비게이션 시스템의 경로 안내 방법
JP2005165809A (ja) 経路探索装置、および経路探索方法
CN113928246B (zh) 信息处理装置、信息处理系统、车辆以及计算机可读取的介质
KR20160104817A (ko) 실시간 버스 위치 조회 시스템